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特許7434247ゲームサービスを提供するための装置、その方法及び該コンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-09
(45)【発行日】2024-02-20
(54)【発明の名称】ゲームサービスを提供するための装置、その方法及び該コンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/49 20140101AFI20240213BHJP
   A63F 13/52 20140101ALI20240213BHJP
   A63F 13/533 20140101ALI20240213BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20240213BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20240213BHJP
   G06T 13/80 20110101ALI20240213BHJP
   G06T 19/00 20110101ALI20240213BHJP
【FI】
A63F13/49
A63F13/52
A63F13/533
A63F13/79 500
G06F3/0484
G06T13/80 B
G06T19/00 300A
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2021172420
(22)【出願日】2021-10-21
(62)【分割の表示】P 2019109242の分割
【原出願日】2019-06-12
(65)【公開番号】P2022023894
(43)【公開日】2022-02-08
【審査請求日】2022-06-07
(31)【優先権主張番号】10-2018-0068320
(32)【優先日】2018-06-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】511062575
【氏名又は名称】ネクソン コリア コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】金 東建
【審査官】宮本 昭彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-217274(JP,A)
【文献】特開2004-070821(JP,A)
【文献】特開2017-182603(JP,A)
【文献】特開2001-084209(JP,A)
【文献】特開平10-303838(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 13/00 - 13/98
G06F 3/0484
G06T 13/00 - 13/80
G06T 19/00 - 19/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームサービス提供装置がゲームサービスを提供する方法であって、
ゲーム内で映像録画アイテムを示すオブジェクトを表示する段階と、
前記オブジェクトを選択する入力が受信されれば、映像録画の実行のための第1インターフェースを表示する段階と、
前記第1インターフェースを介して受信された入力に基づいて、前記映像録画に含ませる少なくとも一つのキャラクタを決定する段階と、
前記第1インターフェースを介して前記映像録画を開始するための入力が受信されれば、前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得する段階と、
前記映像録画が完了すれば、前記オブジェクトを前記映像録画が完了したことを示す映像録画完了状態に表示する段階と、
前記映像録画完了状態のオブジェクトを選択する入力が受信されれば、前記映像録画が完了した映像を編集または提供するための第2インターフェースを表示する段階とを含む、ゲームサービス提供方法。
【請求項2】
前記映像録画アイテムを示す前記オブジェクトを表示する段階は、
複数アイテムの中で前記映像録画アイテムを示す前記オブジェクトを選択する入力を受信する段階をさらに含む、請求項1に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項3】
前記映像録画アイテムは、録画すべき映像の長さによる複数等級の映像録画アイテムを含む、請求項2に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項4】
前記映像録画が完了すれば、前記オブジェクトを前記映像録画完了状態に表示する段階は、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得することを中止する入力を受信する段階と、
前記オブジェクトを映像編集の可能な状態であることを知らせる前記映像録画完了状態に表示する段階とを含む、請求項1に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項5】
前記映像録画に含ませる前記少なくとも一つのキャラクタを決定する段階は、
使用者の友達の中で前記ゲームに接続した友達を推薦友達リストに表示する段階と、
前記推薦友達リストに表示された友達の中で、前記少なくとも一つのキャラクタを選択する入力を受信する段階と、
前記少なくとも一つのキャラクタを選択する入力に基づいて映像録画に含ませる前記少なくとも一つのキャラクタを決定する段階とを含む、請求項1に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項6】
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得する段階は、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を含むスクリプトを獲得する段階を含む、請求項1に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項7】
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得する段階は、
前記獲得されたスクリプトに基づいて前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を含む映像を獲得する段階をさらに含む、請求項6に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項8】
前記映像録画が完了した映像を編集または提供するための前記第2インターフェースを表示する段階は、
前記映像録画が完了した映像を編集する入力が受信されれば、前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集するための編集画面を表示する段階と、
前記編集画面を介して入力された使用者の編集入力に基づいて前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集する段階とをさらに含む、請求項1に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項9】
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集する段階は、
前記少なくとも一つのキャラクタの中で第1アイテムが装着された第1キャラクタの外形を変更させる段階を含む、請求項8に記載のゲームサービス提供方法。
【請求項10】
メモリと、
プロセッサと、
通信部とを含み、
前記プロセッサは、
ゲーム内で映像録画アイテムを示すオブジェクトを表示し、
前記オブジェクトを選択する入力が受信されれば、映像録画の実行のための第1インターフェースを表示し、
前記第1インターフェースを介して受信された入力に基づいて、前記映像録画に含ませる少なくとも一つのキャラクタを決定し、
前記第1インターフェースを介して前記映像録画を開始するための入力が受信されれば、前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得し、
前記映像録画が完了すれば、前記オブジェクトを前記映像録画が完了したことを示す映像録画完了状態に表示し、
前記映像録画完了状態のオブジェクトを選択する入力が受信されれば、前記映像録画が完了した映像を編集または提供するための第2インターフェースを表示する、ゲームサービス提供装置。
【請求項11】
前記プロセッサは、
前記映像録画アイテムを示す前記オブジェクトを表示する動作で、
複数アイテムの中で前記映像録画アイテムを示す前記オブジェクトを選択する入力を受信する、請求項10に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項12】
前記映像録画アイテムは、録画すべき映像の長さによる複数等級の映像録画アイテムを含む、請求項11に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項13】
前記プロセッサは、
前記映像録画が完了すれば、前記オブジェクトを前記映像録画が完了したことを示す動作で、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得することを中止する入力を受信し、
前記オブジェクトを映像編集の可能な状態であることを知らせる前記映像録画完了状態に表示する、請求項10に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項14】
前記プロセッサは、
前記映像録画に含ませる前記少なくとも一つのキャラクタを決定する動作で、
使用者の友達の中で前記ゲームに接続した友達を推薦友達リストに表示し、
前記推薦友達リストに表示された友達の中で、前記少なくとも一つのキャラクタを選択する入力を受信し、
前記少なくとも一つのキャラクタを選択する入力に基づいて映像録画に含ませる前記少なくとも一つのキャラクタを決定する、請求項10に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項15】
前記プロセッサは、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を獲得する動作で、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を含むスクリプトを獲得し、
前記獲得されたスクリプトに基づいて前記決定されたキャラクタの活動記録を含む映像を獲得する、請求項10に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項16】
前記プロセッサは、
前記映像録画が完了した映像を編集または提供するための前記第2インターフェースを表示する動作で、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集するための編集画面を表示するように制御し、前記編集画面を介して入力された使用者の編集入力に基づいて前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集する、請求項10に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項17】
前記プロセッサは、
前記少なくとも一つのキャラクタの活動記録を編集する動作で、
前記少なくとも一つのキャラクタの中で第1アイテムが装着された第1キャラクタの外形を変更させる、請求項16に記載のゲームサービス提供装置。
【請求項18】
請求項1~9のいずれか一項に記載の方法を実行させるためにコンピュータ可読の媒体に保存されたコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームサービスを提供する装置、その方法及び該コンピュータプログラムに係り、さらに詳細には、ユーザがゲーム内で多様な活動を遂行し、それに係わる記録を映像に残すことができる環境を支援するゲームサービスを提供するための装置、その方法及び該コンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザは、個人用コンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレットPCのような多様な有無線通信機器を含むユーザデバイスにおいて、ゲームを行うためのプログラムをインストールし、オンラインゲームをプレイすることができる。PC以外にも、モバイル通信機器を利用し、空間及び時間の制約から離れ、ゲームを楽しむユーザが増加している。
【0003】
ユーザは、他のユーザと共にゲームプレイをしながら、ゲーム内において、多様な活動を遂行することができる。例えば、ユーザは、オンラインゲーム内において、他のユーザと戦闘などを行う以外にも、演劇公演、状況劇、楽器演奏などの活動を、ゲーム内で行うことができる。
【0004】
ユーザは、ゲーム内で行うことができる多様な活動を映像に残し、そのような活動を他のユーザにも共有したいと願うために、ゲーム内活動を映像に記録したり、ゲーム画面をキャプチャして編集するために、別途のプログラムを利用するというように、多様な方法を使用している。
【0005】
一方、ユーザの入力によって、ゲームサービス提供サーバにおいて、ゲーム内映像を録画して保存して編集するために、映像を編集してレンダリングする別途のプログラムを利用することは、不都合であるばかりではなく、既存には、ゲーム内の映像を保存する場合、オンラインゲームがプレイされるときのユーザデバイスに表示される画面をそのまま保存する場合がほとんどであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ゲーム内映像を録画するために映像を編集してレンダリングする別途のプログラムを利用せず、ゲーム内の機能を介して映像を編集し、面白味を与える効果を付与することを容易にすることである。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、また、録画される映像をスクリプト形式で保存することにより、人物、時点、効果を編集することを容易にし、映像録画時、保存空間を節約させることである。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、また、録画された映像をゲーム内で鑑賞する場合には、実際にゲーム上でプレイしたように感じることができ、開示された実施形態によって録画される映像を、実際にレンダリングして保存する場合、高品質映像を獲得させることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示されたゲームサービスを提供する方法は、映像録画を行うための入力を受信する段階、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定する段階、映像録画を始めるための入力を受信する段階、及び入力を受信すれば、選択された少なくとも1つのキャラクタの活動記録を獲得する段階を含んでもよい。
【0010】
一実施形態によて、映像録画を行うための入力を受信する段階は、複数個のアイテムのうち映像録画アイテムを選択する入力を受信する段階を含んでもよい。
【0011】
一実施形態による映像録画アイテムは、録画する映像の長さによる複数個の等級の映像録画アイテムを含んでもよい。
【0012】
一実施形態によって、複数個のアイテムのうち映像録画アイテムを選択する入力を受信する段階は、複数個のアイテムを表示するリストから、映像録画アイテムを示すオブジェクトを選択する入力を受信する段階、及びオブジェクトを、映像録画が実行されていることを知らせる第1状態にディスプレイする段階を含んでもよい。
【0013】
一実施形態による、ゲームサービスを提供する方法は、キャラクタの活動記録を獲得することを中止する入力を受信する段階、及び映像録画を示すオブジェクトを、映像編集が可能な状態であることを知らせる第2状態にディスプレイする段階を含んでもよい。
【0014】
一実施形態によって、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定する段階は、ユーザの友達のうち接続した友達、及びユーザの近くの友達を推薦友達リストに表示する段階、推薦友達リストに表示された友達のうち、少なくとも1つのキャラクタを選択する入力を受信する段階、及び少なくとも1つのキャラクタを選択する入力に基づいて、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定する段階を含んでもよい。
【0015】
一実施形態によって、選択されたキャラクタの活動記録を獲得する段階は、選択されたキャラクタの活動記録を含むスクリプトを獲得する段階を含んでもよい。
【0016】
一実施形態による、ゲームサービスを提供する方法は、獲得されたスクリプトに基づいて選択されたキャラクタの活動記録を含む映像を獲得する段階をさらに含んでもよい。
【0017】
一実施形態による、ゲームサービスを提供する方法は、キャラクタの活動記録を編集するための編集画面をディスプレイする段階、及びキャラクタの活動記録を編集する段階をさらに含んでもよい。
【0018】
一実施形態によって、少なくとも1つのキャラクタの活動記録を編集する段階は、少なくとも1つのキャラクタのうち、第1アイテムが装着された第1キャラクタの外形を変更させる段階を含んでもよい。
【0019】
一実施形態によるゲームサービス提供装置は、メモリとプロセッサとを含み、一実施形態によるプロセッサは、映像録画を行うための入力を受信し、該映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定し、映像録画を始めるための入力を受信し、入力を受信すれば、選択された少なくとも1つのキャラクタの活動記録を獲得することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、ゲーム内映像を録画するために、映像を編集してレンダリングする別途のプログラムを利用せず、ゲーム内の機能を介して映像を編集し、面白味を与える効果を付与することを容易にする。
【0021】
本発明によれば、録画される映像をスクリプト形式に保存することにより、人物、時点、効果を編集することが容易になり、映像録画時、保存空間を節約することができる。
【0022】
また、本発明によって録画された映像をゲーム内で鑑賞する場合には、実際にゲーム上でプレイしたように感じることができる効果があり、開示された実施形態によって録画される映像を、実際にレンダリングして保存する場合、高品質映像を獲得することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】一実施形態による、ユーザデバイス及びサーバを含むオンラインゲーム提供システムを図示する図面である。
図2】一実施形態によるゲームサービス提供サーバについて説明するための図面である。
図3】一実施形態によるユーザデバイスの細部的な構成について説明するための図面である。
図4】一実施形態による、ゲームサービスを提供するための方法のフローチャートである。
図5】一実施形態によって、ゲームサービス提供サーバが、映像録画のための入力を受信することについて説明するための図面である。
図6】一実施形態によって、ゲームサービス提供サーバが、登場人物登録のための入力を受信することについて説明するための図面である。
図7】一実施形態によって、ゲームサービス提供装置が、映像録画を行うことについて説明するための図面である。
図8】一実施形態による、ゲームサービス提供サーバが、映像編集機能を提供するための方法のフローチャートである。
図9】一実施形態によって、ゲームサービス提供サーバが、映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
図10】一実施形態によって、ゲームサービス提供サーバが、映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
図11】一実施形態による、ゲームサービス提供サーバが、編集された映像を保存して伝送する方法を提供するための方法のフローチャートである。
図12】一実施形態によって、ゲームサービス提供装置が映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付された図面に記載された内容を参照し、本発明による例示的実施形態について詳細に説明する。また、添付された図面に記載された内容を参照し、本発明の実施形態による電子装置を構成して使用する方法について詳細に説明する。各図面で提示された同一参照番号または符号は、実質的に同一機能を遂行する部品または構成要素を示す。
【0025】
第1、第2のように序数を含む用語は、多様な構成要素についての説明に使用されるが、該構成要素は、用語によって限定されるものではない。該用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。例えば、本発明の権利範囲を外れずに、第1構成要素は、第2構成要素とも命名され、類似して、第2構成要素も、第1構成要素と命名される。「及び/または」という用語は、複数の関連項目の組み合わせ、または複数の関連項目のうちいずれか1つの項目を含む。
【0026】
本明細書で使用された用語は、実施形態について説明するために使用されたものであり、本発明を制限及び/または限定する意図ではない。単数の表現は、文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願書において、「含む」または「有する」というような用語は、明細書上に記載された特徴、数、段階、動作、構成要素、部品、またはそれらの組み合わせが存在するということを指定するものであり、1またはそれ以上の他の特徴、数、段階、動作、構成要素、部品、またはそれらの組み合わせの存在または付加の可能性をあらかじめ排除するものではないと理解されなければならない。
【0027】
明細書全体において、ある部分が他の部分と連結されているとするとき、それは、直接に連結されている場合だけではなく、その中間に、他の素子を挟んで電気的に連結されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を含むとするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるものでもあり、ハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されるものでもある。
【0028】
以下の本明細書において、非プレイヤキャラクタ NPC(non-player character)は、ユーザによってプレイされるキャラクタであるプレイヤキャラクタ(player character)ではない全てのキャラクタを意味する。非プレイヤキャラクタは、一定レベル以上の相互作用が可能なキャラクタ以外に、相互作用をせず、単純戦闘だけのためのモンスタを含んでもよい。
【0029】
以下の本明細書において、ゲーム進行モードとは、ゲーム進行難易度、ゲーム進行段階(例えば、ステージ選択)、ゲーム進行時の使用アイテム、チュートリアル進行いかんなどを意味するが、前記例示に制限されるものではない。
【0030】
以下の本明細書において、ゲーム統計情報とは、所定ゲームに対する所定期間の間、ゲーム内データを多様な基準によって分析しておいた情報を意味する。例えば、ゲーム統計情報は、ゲーム内のユーザ情報を分析したものでもある。ユーザ情報は、ゲーム接続情報、プレイ成績、攻撃ポイント情報、成長情報、使用されたアイテム情報、保有したアイテム情報、レベル情報、完了した業績情報、達成したクエスト情報、熟練度情報、操作能情報、友達情報、ギルド情報及び非プレイキャラクタ(NPC)との相互作用情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。また、ユーザが保有したキャラクタが属したグループ、個人技、速力、被害量、体力、攻撃参与度、守備参与度、累積財貨量、ユーザの累積ゲーム時間、使用したアイテム種類、及び等級のように、多くのデータを所定基準によって解釈したものでもある。
【0031】
また、該ゲーム統計情報は、ユーザ自身に係わるゲーム統計情報、及び他ユーザのゲーム統計情報を含んでもよい。また、該ゲーム統計情報は、当該ゲームに係わるゲーム統計情報だけではなく、当該ゲームのテストバージョンでのゲーム統計情報、及び交差ゲームに係わる統計情報を含んでもよい。
【0032】
以下の本明細書において、攻撃ポイント情報とは、ゲームごとに異なるが、キル、デス、ゴール、アシストなどに係わる情報を含んでもよいが、前記例示に制限されるものではない。成長情報とは、プレイタイム、レベルアップ、財貨程度、クエストクリア回数などに係わる情報を含むが、前記例示に制限されるものではない。
【0033】
以下の本明細書において、交差ゲームとは、所定ゲームと同一ゲームサービス提供者によって提供される他のゲームサービス、または同一ジャンルに分類されるゲームのうち少なくとも一つを意味するが、前記例示に制限されるものではない。
【0034】
以下の本明細書において、ゲームテストバージョンは、ゲームの正式発売開始以前のテストのためのバージョンであり、クローズドベータ、オープンベータバージョン、アルファバージョンなどが存在するが、それらに制限されるものではなく、ゲームバージョンにおいて、テストのためのバージョンをいずれも意味する。
【0035】
以下の本明細書において、操作能情報とは、ユーザがキャラクタ制御のために、インターフェースを操作する能力に係わる情報を含んでもよい。例えば、操作能情報とは、瞬発力、正確度のように、ユーザがキャラクタの動きを制御する能力に係わる情報でもある。該操作能情報は、ユーザインターフェースの認知能またはユーザインターフェース操作能のうち少なくとも一つを含んでもよい。ここで、前記例示に制限されるものではないということは言うまでもない。
【0036】
以下の本明細書において、ユーザインターフェースの認知能とは、ユーザがボタンの形態や配置を参照し、ボタンの使途を認知する能力を意味するが、前記例示に制限されるものではない。
【0037】
以下の本明細書において、ユーザインターフェースの操作能とは、インターフェースを利用し、いかに迅速にキャラクタを制御するかということに係わる能力であり、例えば、マウスを利用し、いかに迅速に照準するかということ、いかに正確に照準するかということに係わる情報、ボタンをいかに正確にクリックするということ、ボタンをいかに迅速にクリックするということを含すが、前記例示に制限されるものではない。
【0038】
以下の本明細書において、ゲーム熟練度とは、所定ゲームにいかに慣れ親しんでいるかということに係わる情報であり、所定ゲームを進めるユーザの水準、レベル、能力、等級などを意味するが、前記例示に制限されるものではない。
【0039】
以下の本明細書において、チュートリアルとは、新規ユーザにゲームを進行させるために必要な知識を提供するために提供される段階であり、ゲーム構成の全般的な理解を提供するために提供される操作法、戦闘などに係わる説明、及び実習機会を意味する。一般的に、新規ユーザにチュートリアル機会が提供される。
【0040】
本明細書においてクエストとは、依頼、ミッションでも言い、ゲーム内で提供される任務を意味する。言い替えれば、クエストは、ゲームにおいて与えられた目的を達成するための行為を意味する。各クエストは、難易度が異なり、ユーザのキャラクタは、クエストの成功により、経験値、財貨、アイテムなどを獲得することもでき、クエスト失敗により、キャラクタが保有した経験値、財貨、アイテムのうち一部を失うこともある。
【0041】
以下の本明細書においてアイテムとは、品物、商品、コンテンツなどをいずれも含み、武器、防御具、服、水晶のようなゲーム内キャラクタが装着する装備;ゲーム内キャラクタが乗る乗り物、食べ物、ポーションのような消費物;経験値、バフのように、ゲーム内でユーザが獲得することができる全てのデジタルコンテンツ、サイバー目的物などを意味するが、前記例示に制限されるものではない。
【0042】
以下の本明細書において、キャラクタの特性情報は、キャラクタの種類、キャラクタのレベル、キャラクタの外貌、キャラクタの服装、キャラクタの性別、キャラクタの職業・クラス・スキルツリー、キャラクタが保有している装備、現在キャラクタが着用している装備のうち少なくとも一つを含んでもよい。職業、クラスとは、ユーザがゲームの進行時、選択することができるユーザキャラクタの能力による分類を意味する。スキルツリーとは、職業、クラスによって使用することができるスキルの組み合わせ、スキルの成長順序に係わる情報を意味する。
【0043】
以下の本明細書において、ゲームキャッシュは、ゲームで交換手段として可能になるように考案されたデジタル貨幤を意味する。
【0044】
以下の本明細書においてパーティーとは、ゲーム内において、少なくとも1つのユーザキャラクタが1つのグループを形成し、所定活動を共に行うことを意味しながら、それは、当業者に自明であるので、詳細な説明は、省略する。クラブ、ギルドも、パーティーのように、ゲーム内において、少なくとも1つのユーザキャラクタが1つのグループを形成し、所定活動を共に行うことにより、臨時に、あるいは永久にグループを形成するキャラクタの数によって区分されるが、それも、当業者に自明であるので、詳細な説明は、省略する。
【0045】
以下の本明細書において、ユーザは、ユーザ、ゲーマを意味し、新規ユーザは、所定のゲームを進めたことがないユーザを意味し、既存ユーザと区分される概念として使用されるものである。ここで、前記例示に制限されるものではないということは言うまでもない。
【0046】
図1は、一実施形態による、サーバ及びユーザデバイスを含むオンラインゲーム提供システム100を図示する。
【0047】
本発明のオンラインゲーム提供システム100は、サーバ20と、少なくとも1つの1つのユーザデバイス11ないし15と、を含んでもよい。サーバ20は、ネットワーク網を介して、オンラインゲームサービスを提供することができる。サーバ20は、少なくとも1つのユーザデバイス11ないし15に、同時にオンラインゲームを提供することができ、該オンラインゲームは、多数のユーザがネットワークに接続して楽しむゲームを意味する。
【0048】
一実施形態によれば、サーバ20とは、単一サーバ、サーバの集合体、クラウドサーバなどを含んでもよいが、前記例示に制限されるものではない。また、サーバ20は、ユーザデータを保存するデータベースを含んでもよい。
【0049】
少なくとも1つのユーザデバイス11ないし15は、ゲームのインストール及び駆動が可能な電子機器(device)であり、サーバ20と、ネットワークを介して通信可能な機器でもある。少なくとも1つのユーザデバイス11ないし15は、PC(personal computer)11、タブレット(tablet)12、ノート型パソコン13、スマートフォン14、TV(television)15だけではなく、PDA(personal digital assistants)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、MP3プレイヤ、デジタルカメラ、冷蔵庫、洗濯機、清掃機などの多様な電子デバイスを含んでもよい。また、少なくとも1つのユーザデバイス11ないし15は、それらに制限されるものではなく、通信機能及びデータプロセッシング機能を具備したウェアラブルデバイスを含んでもよい。
【0050】
少なくとも1つのユーザデバイス11ないし15は、ネットワーク網を利用し、サーバ20を介して、ゲームサービスを提供される。ネットワーク網を利用してゲームサービスを提供されるという意味は、多様な通信方式を介して、ゲームサーバと端末との通信が行われるという意味を含む。
【0051】
一実施形態によれば、ネットワークとは、所定の通信方式を利用して設立(または、形成)された連結を意味し、端末と端末との間、または端末とサーバとの間のデータを送受信する通信網を意味する。
【0052】
通信方式は、所定の通信規格、所定の周波数帯域、所定のプロトコル、または所定のチャネルを介した通信などの通信方式を含んでもよい。例えば、ブルートゥース(Bluetooth)、BLE(Bluetooth low energy)、Wi-Fi(wireless fidelity)、Zigbee、3G(3rd generation)、LTE(long-term evolution)、超音波を介した通信方式などを含み、近距離通信、遠距離通信、無線通信及び有線通信をいずれも含んでもよい。ここで、前記例示に制限されるものではないということは言うまでもない。
【0053】
一実施形態によれば、近距離通信方式というのは、通信を行うデバイス(端末またはサーバ)が所定の範囲内にあるときにのみ通信が可能な通信方式を意味し、例えば、ブルートゥース、NFC(near field communication)などを含んでもよい。遠距離通信方式というのは、通信を行うデバイスが、距離と関係なく、通信が可能な通信方式を意味する。例えば、該遠距離通信方式は、AP(access point)のような中継器を介して通信を行う2つのデバイスが、所定距離以上であるときにも、通信することができる方式を意味し、SMS(short message service)、電話のようなセルラネットワーク(3G、LTE)を利用した通信方式を含んでもよい。ここで、前記例示に制限されるものではないということは言うまでもない。
【0054】
一実施形態によれば、オンラインゲームは、スポーツ、MMORPG(massively multiplayer online role-playing game)、AOS、FPS、TCG、CCGのような多様なジャンルを含んでもよい。また、該オンラインゲームは、ユーザとユーザとの対決方式のゲームでもあり、ユーザとコンピュータ(例えば、人工知能)との対決方式でもある。ここで、前記例示に制限されず、オンラインゲームの形態には、制限がないということは言うまでもない。
【0055】
一実施形態によれば、サーバ20は、ゲーム内でのカットシーン、ゲーム内でユーザが録画する映像を獲得するための機能を含んでもよい。
【0056】
図2は、一実施形態によるゲームサービス提供装置200について説明するための図面である。
【0057】
ゲームサービス提供装置200は、ゲームサービスを提供するサーバ装置でもあり、例えば、図1に図示されたサーバ20を含んでもよい。また、ゲームサービス提供装置200は、ユーザの入力によって、ゲーム内映像を録画して保存することができる機能を提供するサーバ装置でもある。
【0058】
ゲームサービス提供装置200において、ゲーム内映像を「録画」すること、または「映像録画」を行うことは、ユーザがオンラインゲームをするとき、ゲーム画面を介してディスプレイされる映像を、特定画角を利用して記録することを意味する。ゲーム画面を介してディスプレイされる映像は、特定キャラクタが特定場所で遂行する多様な活動を含んでもよい。例えば、該キャラクタは、オンラインゲーム内において、他のユーザと戦闘などを行う以外にも、演劇公演、状況劇、楽器演奏などの活動を、ゲーム内で行うことができる。クラブ、ギルドも、パーティーのように、ゲーム内で複数のユーザキャラクタが1つのグループを形成し、グループ内のキャラクタと共に、ゲーム内で活動を遂行することもできる。
【0059】
ゲームサービス提供装置200において、ゲーム内映像を「録画」して「保存」するというのは、ユーザデバイスの画面にディスプレイされる映像を、別途のプログラムで再生するために、レンダリングして保存することの意味だけではなく、オンラインゲーム内において映像を提供するために、ゲーム画面にディスプレイされる映像をスクリプト形式で保存することの意味を含む。
【0060】
ゲームサービス提供装置200は、データベース(図示せず)からユーザ情報を獲得することができる。
【0061】
一実施形態によるデータベースは、ゲームをプレイするユーザに係わる情報を保存して管理することができる。一実施形態によるデータベースは、ユーザ情報、例えば、ゲーム接続情報、プレイ成績、攻撃ポイント情報、成長情報、使用されたアイテム情報、保有したアイテム情報、レベル情報、完了した業績情報、達成したクエスト情報、熟練度情報、操作能情報、友達情報及びギルド情報のうち少なくとも一つを保存することができる。一実施形態によれば、データベースは、ゲームサービス提供装置200にも含まれる。
【0062】
一実施形態によるメモリ210は、ゲームサービス提供装置200を駆動して制御するための多様なデータ、プログラムまたはアプリケーションを保存することができる。メモリ210に保存されるプログラムは、1以上のインストラクションを含んでもよい。メモリ210に保存されたプログラム(1以上のインストラクション)またはアプリケーションは、プロセッサ220によっても実行される。
【0063】
プロセッサ220は、ゲームサービス提供装置200の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ220は、ゲームサービス提供装置200のメモリ210に保存されたプログラムを実行することにより、ゲームサービス提供装置200の動作を制御することができる。
【0064】
プロセッサ220は、ゲーム駆動のための機能を提供することができる。例えば、プロセッサ220は、ゲーム内で提供するためのコンテンツを生成する機能を遂行することができる。ここで、コンテンツを生成する機能は、ゲームサービス提供装置200内に保存されたプログラムコード(program code)を実行することによっても遂行される。ゲームサービス提供装置200内に保存されたプログラムコードは、製造社によってもアップデートされる。
【0065】
一実施形態によるプロセッサ220は、メモリ210に保存される1以上のプログラムを実行することができる。プロセッサ220は、シングルコア、デュアルコア、トリプルコア、クアッドコア、及びその倍数のコアを含んでもよい。また、プロセッサ220は、複数のプロセッサを含んでもよい。
【0066】
一実施形態によるプロセッサ220は、映像録画を行うための入力を受信することができる。例えば、プロセッサ220は、複数個のアイテムのうち映像録画アイテムを選択する入力を受信することができる。一実施形態による映像録画アイテムは、録画する映像の長さによる複数個の等級の映像録画アイテムを含んでもよい。例えば、映像録画アイテムは、映像録画時間が短い場合、SNSアップロード用にも利用される、それより長い映像を録画するためのもの(例えば、2分、5分、10分など)もある。
【0067】
また、一実施形態によるプロセッサ220は、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定することができる。
【0068】
一実施形態によるプロセッサ220は、映像録画を始めるための入力を受信し、映像録画を始めるための入力を受信すれば、選択された少なくとも1つのキャラクタの活動記録を獲得することができる。プロセッサ220は、映像録画を始めるための入力が受信されれば、活動記録をスクリプト形式で獲得することができる。
【0069】
一実施形態によるプロセッサ220は、複数個のアイテムを表示するリストから、映像録画アイテムを示すオブジェクトを選択する入力を受信し、該オブジェクトを、映像録画が実行されていることを知らせる第1状態にディスプレイすることができる。
【0070】
一実施形態によるプロセッサ220は、キャラクタの活動記録を獲得することを中止する入力を受信し、映像録画を示すオブジェクトを、映像編集が可能な状態であることを知らせる第2状態にディスプレイすることができる。
【0071】
一実施形態によるプロセッサ220は、ユーザの友達のうち接続した友達、及びユーザの近くの友達を推薦友達リストに表示し、推薦友達リストに表示された友達のうち、少なくとも1つのキャラクタを選択する入力を受信することができる。
【0072】
プロセッサ220は、少なくとも1つのキャラクタを選択する入力に基づいて、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定することができる。
【0073】
一実施形態によるプロセッサ220は、キャラクタの活動記録を編集するための編集画面をディスプレイするように制御し、ユーザの編集入力に基づいて、キャラクタの活動記録を編集することができる。
【0074】
一実施形態によるプロセッサ220は、少なくとも1つのキャラクタのうち、第1アイテムが装着された第1キャラクタの外形を変更させることができる。
【0075】
通信部230は、プロセッサ220の制御により、ネットワークを介して、ユーザデバイス11ないし15(図1)及びデータベースと、データまたは信号を送受信することができる。
【0076】
通信部230は、無線通信及び有線通信のうち少なくとも一つを利用し、ユーザデバイスと通信することができる。一実施形態によれば、通信部230は、プロセッサ220の制御により、ゲームプレイ中に決定されたコンテンツをユーザに提供するために、ユーザデバイスと通信することができる。また、通信部230は、プロセッサ220の制御により、データベース(図示せず)から、ゲームをプレイするユーザのユーザ情報を受信することができる。通信部230は、プロセッサ220の制御により、ユーザデバイスからゲームをプレイするユーザのユーザ情報を受信することもできる。
【0077】
通信部230は、例えば、プロセッサ220の制御により、ゲームをプレイしようとするユーザデバイスに、ゲーム内で録画されてレンダリングされた映像を送信することができる。また、通信部230は、プロセッサ220の制御により、レンダリングされた映像を外部ネットワークに送信することができる。
【0078】
通信部230は、ネットワークインターフェースカード(network interface card)、ネットワークインターフェースチップ(network interface chip)及びネットワーキングインターフェースポート(network interface port)のようなハードウェアモジュール(hardware module)でもあり、ネットワークデバイスドライバ(network device driver)またはネットワーキングプログラム(networking program)のようなソフトウェアモジュール(software module)でもある。
【0079】
ゲームサービス提供装置200は、図2に図示された構成要素よりさらに多くの構成要素を含んでもよい。
【0080】
図3は、一実施形態によるユーザデバイス300の細部的な構成について説明するための図面である。
【0081】
また、ユーザデバイス300は、ゲームサービス提供サーバの制御により、ユーザがゲームをプレイするためのデバイスでもある。
【0082】
ユーザデバイス300は、メモリ310、プロセッサ320、ユーザインターフェース330及び通信部340を含んでもよい。
【0083】
一実施形態により、ユーザデバイス300は、ユーザのPCを含んでもよい。また、ユーザデバイス300は、ユーザのPCに制限されず、他の場所(例えば、PCルーム)にあるPC、ユーザのモバイルデバイス(スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイスなど)などを含んでもよい。
【0084】
メモリ310は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であり、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)及びディスクドライブのような非消滅性大容量記録装置(permanent mass storage device)を含んでもよい。また、メモリ310には、オペレーションシステム(OS)と、少なくとも1つのプログラムコード(例えば、ユーザデバイスで駆動されるゲームプログラムを駆動するためのコード)とが保存されもする。そのようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)を利用し、メモリ310とは別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からもローディングされる。そのような別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、DVD(digital versatile disc)/CD-ROM(compact disc read only memory)ドライブ、メモリカードのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含んでもよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない通信部340を介して、メモリ310にローディングされる。例えば、少なくとも1つのプログラムは、開発者またはゲームのインストールファイルまたはパッチファイルを配布するゲームサーバ20(図1)で提供するファイルによってインストールされるプログラムに基づいてもメモリ310にローディングされる。
【0085】
一実施形態によるプロセッサ320は、メモリ310に保存される1以上のプログラムまたは通信部340を介して提供される命令を実行することができる。プロセッサ320は、シングルコア、デュアルコア、トリプルコア、クアッドコア、及びその倍数のコアを含んでもよい。また、プロセッサ320は、複数のプロセッサを含んでもよい。
【0086】
一実施形態によるユーザインターフェース330は、ユーザ入力を受信することができる。ユーザインターフェース330は、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどがあるが、それらに限定されるものではない。
【0087】
通信部340は、ネットワークを介し、てユーザデバイス300とゲームサーバ20(図1)とが互いに通信するための機能を提供することができる。例えば、ユーザデバイス300のプロセッサ320が、メモリ310のような記録装置に保存されたプログラムコードによって生成した要請が、通信部340の制御により、ゲームサーバ20にも伝達される。また、ゲームサーバ20で提供される制御信号や命令、コンテンツ、ファイルなどが、ユーザデバイス300の通信部340を介して、ユーザデバイス300にも受信される。例えば、通信部340を介して、ゲームサーバ20の制御信号や命令などは、プロセッサ320やメモリ310に伝達され、コンテンツやファイルなどは、ユーザデバイス300の別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体にローディングされることができる。
【0088】
ユーザデバイス300は、図3に図示された構成要素よりさらに多くの構成要素を含んでもよい。例えば、ユーザデバイス300は、ディスプレイ(図示せず)をさらに含んでもよい。該ディスプレイは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、三次元ディスプレイ(3D display)、電気泳動ディスプレイ(electrophoretic display)のうち少なくとも一つを含んでもよい。ディスプレイとタッチパッドとがレイヤ構造をなしてタッチスクリーンとして構成される場合、該ディスプレイは、出力装置以外に、入力装置としても使用される。
【0089】
図4は、一実施形態による、ゲームサービスを提供するための方法のフローチャートである。
【0090】
具体的には、図4に図示されたゲームサービス提供方法は、ユーザの入力によって、ゲーム内映像が録画されて保存される機能を提供するための方法でもある。また、図4に図示されたゲームサービス提供方法は、図2のゲームサービス提供装置200でも遂行される。
【0091】
段階S410において、ゲームサービス提供装置200は、映像録画を行うための入力を受信することができる(S410)。映像録画を行うための入力は、複数個のアイテムのうち映像録画アイテムを選択する入力を含んでもよい。
【0092】
段階S420において、ゲームサービス提供装置200は、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを決定することができる(S420)。ユーザは、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを初めに選択した後、追って映像を編集するときに登場人物を編集することも可能である。
【0093】
段階S430において、ゲームサービス提供装置200は、映像録画を始めるための入力を受信することができる(S430)。
【0094】
段階S440において、ゲームサービス提供装置200は、選択された少なくとも1つのキャラクタの活動記録を獲得することができる(S440)。
【0095】
ここで、キャラクタの活動記録は、オンラインゲーム内において、他のユーザと遂行する戦闘以外にも、演劇公演、状況劇、楽器演奏などの活動に係わる記録を意味し、その活動が遂行される場所、活動遂行時間、映像録画時の画角などについての付加情報が共に保存されもする。また、該映像録画に含めるように選択された少なくとも1つのキャラクタに係わる活動記録でもある。
【0096】
図5は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が映像録画のための入力を受信することについて説明するための図面である。
【0097】
ゲームサービス提供装置200は、一実施形態により、ユーザデバイス300を介して、複数のアイテムのリストを含むアイテムリスト510から、映像録画アイテム511を選択する入力を受信することができる。アイテムリスト510は、インベントリとも称することができる。
【0098】
映像録画アイテム511は、録画可能な映像の長さ(フィルム長)による複数個の等級の映像録画アイテムを含んでもよい。映像録画アイテム511は、例えば、スレート状にも表示される。映像録画アイテム511は、映像に含めるキャラクタの数、録画後の映像編集可能回数、特殊効果付与可能いかんにより、多種を含んでもよい。
【0099】
ゲームサービス提供装置200は、映像録画アイテム511以外に、映像録画時、特殊効果を付与するために必要な衣装アイテムなどを選択する入力を、ユーザデバイス300から受信することができる。
【0100】
ゲームサービス提供装置200は、アイテムリスト510から、映像録画アイテム511を選択する入力を受信した後、ユーザから、登場人物登録メニュー513を提供することができる。
【0101】
図5に図示されたユーザデバイス300は、ユーザが所有している機器で認証することが可能なユーザのスマートフォン、タブレットPC、ウォッチだけではなく、通信機能及びデータプロセッシング機能を具備した多様なウェアラブルデバイスを含んでもよい。
【0102】
図6は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が、登場人物登録のための入力を受信することについて説明するための図面である。
【0103】
ゲームサービス提供装置200は、ユーザから、映像録画アイテム611を選択する入力を受信した後、登場人物登録メニュー613を選択する入力を受信することができる。
【0104】
ゲームサービス提供装置200は、ユーザから、登場人物登録メニュー613を選択する入力を受信した後、映像録画に含める少なくとも1つのキャラクタを、登場人物リスト620に登録させる入力を受信することができる。
【0105】
例えば、ゲームサービス提供装置200は、登場人物リスト620に、既定数のキャラクタを登録させることができる。
【0106】
ゲームサービス提供装置200は、登場人物リスト620に登場人物を登録するために、登場人物リスト620のうち1つのセル621を選択する入力を受信することができる。ユーザから、1つのセル621を選択する入力を受信すれば、登場人物を選択させるドロップダウンリスト623を提供することができる。ドロップダウンリスト623は、ユーザの友達のうち接続した友達、及びユーザの近くの友達を推薦友達リストとして提供することができる。また、ドロップダウンリスト623内には、最も最近の映像録画時に含まれた登場人物が優先的に表示される。
【0107】
ゲームサービス提供装置200は、ドロップダウンリスト623において、所望登場人物631を選択する入力を受信した後、登録完了633入力を受信すれば、映像録画に登場させる登場人物の登録を完了することができる。
【0108】
ゲームサービス提供装置200は、登場人物リスト620に含まれた友達に対応するキャラクタを映像録画に含めるように決定することができる。
【0109】
図7は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が映像録画を行うことについて説明するための図面である。
【0110】
ゲームサービス提供装置200は、映像録画アイテム711を選択する入力を受信すれば、映像録画アイテム711を示すアイコンを、映像録画機能が実行されていることを知らせる第1状態にディスプレイすることができる。例えば、映像録画アイテム711は、スレート状にも表示され、第1状態は、スレートが開かれた状態でもある。
【0111】
ゲームサービス提供装置200は、ユーザから登場人物登録が完了すれば、登場人物登録メニュー713に登録可能な登場人物数と、登録された登場人物数とを共に表示することができる。登場人物登録が完了した後、ゲームサービス提供装置200は、録画モード進入入力715を受信することができる。録画モード進入入力715は、映像録画を始めるための入力でもある。ゲームサービス提供装置200は、録画モード進入入力715を受信した後、録画ボタン721を介して録画入力が受信されれば、映像録画を行うことができる。録画ボタン721を介して映像録画が始まれば、ゲーム画面の枠723は、映像録画中であるということを知らせる枠にも変更される。該ゲーム画面には、録画が進められた時間725がディスプレイされる。
【0112】
録画ボタン721は、映像録画が始まれば、中止ボタン727に変更され、ゲームサービス提供装置200は、中止ボタン727を選択する入力が受信されれば、映像録画を中止することができる。
【0113】
ゲームサービス提供装置200は、映像録画が完了すれば、映像録画アイテム731を第2状態にディスプレイすることができる。該第2状態は、録画された映像が編集可能状態であるということを知らせる形態でもある。例えば、映像録画アイテム731は、スレート状にも表示され、該第2状態はスレートが閉じた状態でもある。
【0114】
ゲームサービス提供装置200は、第2状態の映像録画アイテム731が選択されれば、プレビュー733、編集735、削除737及びSNSアップロード739を含むメニューを提供することができる。
【0115】
図8は、一実施形態による、ゲームサービスを提供するための方法のフローチャートである。
【0116】
具体的には、図8に図示されたゲームサービス提供方法は、ユーザの入力によって、ゲーム内映像を録画して編集して保存することができる機能を提供するための方法でもある。また、図8に図示されたゲームサービス提供方法は、図2のゲームサービス提供装置200でも遂行される。
【0117】
段階S810において、ゲームサービス提供装置200は、録画が完了した映像であることを示す第2状態のオブジェクトを表示することができる(S810)。
【0118】
第2状態のオブジェクトは、映像が編集可能状態であるということを知らせる形態に表示される映像録画アイテムを示すアイコンでもある。例えば、該映像録画アイテムは、スレート状にも表示され、第2状態は、スレートが閉じた状態でもある。
【0119】
段階S820において、ゲームサービス提供装置200は、第2状態のオブジェクトを選択する入力を受信することができる(S820)。ゲームサービス提供装置200は、ユーザが、第2状態の映像録画アイテムを示すアイコンを選択すれば、プレビュー、編集、削除及びSNSアップロードなどを含むメニューを提供することができる。
【0120】
段階S830において、ゲームサービス提供装置200は、録画が完了した映像を編集するための入力を受信することができる(S830)。例えば、ゲームサービス提供装置200は、プレビュー、編集、削除及びSNSアップロードなどを含むメニューから、編集メニューを選択する入力を受信することができる。
【0121】
段階S840において、ゲームサービス提供装置200は、映像編集のためのユーザインターフェースを提供することができる(S840)。
【0122】
一実施形態によるゲームサービス提供装置200は、キャラクタの活動記録をスクリプト形式で保存するので、録画された映像の編集は、スクリプトを編集することを含んでもよい。
【0123】
段階S850において、ゲームサービス提供装置200は、編集された映像を保存することができる(S850)。編集された映像の保存は、スクリプトを保存すること、またはスクリプト形式を映像に変換させて保存することを含んでもよい。
【0124】
ゲームサービス提供装置200は、スクリプトを編集して保存するので、登場人物のうち少なくとも一つを特定シーンから除外させるというように、登場人物、背景、場所を変更して編集することが容易でがある。また、ゲームサービス提供装置200は、映像編集時、キャラクタの活動記録の内容により、多様な画面効果を追加することができ、サウンド効果、時点変更効果、場所変更効果、カメラのズームイン効果及びズムアウト効果などを容易に付与することができる。
【0125】
図9は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
【0126】
ゲームサービス提供装置200は、アイコンが編集可能状態であるということを知らせる形態である第2状態の映像録画アイテム901が選択されれば、録画された映像を編集するようにするメニューを提供することができる。例えば、ゲームサービス提供装置200は、プレビュー、編集、削除及びSNSアップロードなどを含むメニューから、編集メニュー903を選択する入力を受信することができる。
【0127】
ゲームサービス提供装置200は、編集画面910と共に録画された映像に、多様な効果を付与するためのアイコンを提供することができる。例えば、ゲームサービス提供装置200は、時点移動効果アイコン911、音響効果アイコン913、照明効果アイコン915、及び次の映像に移動のためのアイコン917などをディスプレイすることができる。ゲームサービス提供装置200は、時点移動効果、音響効果、照明効果、カメラのズームイン効果及びズームアウト効果以外にも、ユーザ入力による、描写効果、キャラクタ作り効果、テキストなどの多様な効果を追加することができる。
【0128】
また、ゲームサービス提供装置200は、編集された映像において、効果が付与された部分を知らせるために、全体映像長を示すバー921上に、音響効果が付与された部分923、及び時点変更効果が付与された部分925などを表示することができる。例えば、音響効果が付与された部分923において、第1マーカー927は、全体映像長を示すバー921の音響効果が付与された時点に対応する位置にも表示される。
【0129】
また、ゲームサービス提供装置200は、現在編集中の映像の時点を示すために、全体映像長を示すバー921上に、現在位置929をディスプレイすることができる。
【0130】
図10は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
【0131】
図10を参照すれば、ゲームサービス提供装置200は、キャラクタが装着することができる複数のアイテム(衣装)を含むアイテムリスト1010をディスプレイすることができる。例えば、ゲームサービス提供装置200は、少なくとも1つのキャラクタのうち第1キャラクタ1020が第1アイテム1011を装着して映像録画を進める場合、映像録画が完了したとき、第1キャラクタ1020の外形を変更することが可能である。
【0132】
例えば、第1アイテム1011は、モーションキャプチャ衣装でもあり、第1キャラクタ1020が第1アイテム1011を着用した状態で映像を録画する場合、ゲームサービス提供装置200は、ユーザが保有した他のキャラクタや特定キャラクタの外形に第1キャラクタ1020の外形を変更させて(1021)映像を編集することができる。
【0133】
一実施形態によれば、第1キャラクタ1020が映像を録画した全体時間において、第1アイテム1011を特定時間帯にだけ着用した場合、第1アイテム1011を着用した時間台だけ外形を変更することができる。
【0134】
図11は、一実施形態による、ゲームサービスを提供するための方法のフローチャートである。
【0135】
具体的には、図11に図示されたゲームサービス提供方法は、ユーザの入力によって、ゲーム内映像を録画して編集して保存することができる機能を提供するための方法でもある。また、図11に図示されたゲームサービス提供方法は、図2のゲームサービス提供装置200でも遂行される。
【0136】
段階S1110において、ゲームサービス提供装置200は、録画が完了した映像であること示す第2状態のオブジェクトを表示することができる(S1110)。第2状態は、録画が完了した映像が編集可能状態であるということを知らせる形態でもある。
【0137】
段階S1120において、ゲームサービス提供装置200は、第2状態のオブジェクトを選択する入力を受信することができる(S1120)。ゲームサービス提供装置200は、ユーザが、第2状態の映像録画アイテムを示すアイコンを選択すれば、プレビュー、編集、削除及びSNSアップロードなどを含むメニューを提供することができる。
【0138】
段階S1130において、ゲームサービス提供装置200は、録画が完了した映像を外部ネットワークにアップロードするための入力を受信することができる(S1130)。ゲームサービス提供装置200は、ユーザからSNSアップロードを選択する入力を受信することができる。
【0139】
段階S1140において、ゲームサービス提供装置200は、キャラクタの活動記録を含むスクリプトに基づいて、映像をレンダリングすることができる(S1140)。
【0140】
ゲームサービス提供装置200は、映像録画アイテムを利用して映像録画が行われれば、録画された映像をスクリプトで保存するために、映像を保存するための空間消耗が少なくなる。ゲームサービス提供装置200は、外部ネットワークにアップロードするための入力を受信すれば、スクリプト形式に保存されたキャラクタの活動記録を映像にレンダリングして提供することができる。
【0141】
段階S1150において、ゲームサービス提供装置200は、レンダリングされた映像を外部ネットワークにアップロードすることができる(S1150)。
【0142】
一実施形態によってレンダリングされた映像は、ゲーム仕様による最大解像度の映像としても提供され、ユーザ選択によって調節された容量、または調節された解像度を有する映像としても保存される。
【0143】
図12は、一実施形態により、ゲームサービス提供装置200が映像編集機能を提供することについて説明するための図面である。
【0144】
ゲームサービス提供装置200は、映像録画アイテムを利用して映像録画が行われれば、録画された映像をスクリプトで保存することができ、ユーザ要請により、録画された映像をゲーム内で提供することができる。ゲームサービス提供装置200は、保存されたスクリプトに基づいて、映像を提供することができるために、ユーザの選択によって決定される解像度の映像を提供することができる。
【0145】
例えば、ユーザは、録画が完了して編集が可能な状態である第2状態に表示される映像録画アイテム1201を選択して、表示されるメニューのうち、プレビュー1203を選択することができる。
【0146】
ゲームサービス提供装置200は、プレビュー1203入力により、録画された映像を再生するプレビュー画面1211を提供することができる。
【0147】
ユーザは、プレビュー画面1211を確認した後、映像録画アイテム1201をさらに選択し、外部ネットワークにアップロードすることができる。ゲームサービス提供装置200は、スクリプト形式に保存されたキャラクタの活動記録を映像にレンダリングして提供し、レンダリングされた映像を外部ネットワークにアップロードすることができる。
【0148】
ゲームサービス提供装置200は、録画された映像に対応するスクリプト形態で映像を保存するので、映像録画時、保存空間を節約することができる。
【0149】
また、一実施形態によるゲームサービス提供装置200によって録画された映像をゲーム内でプレビューして鑑賞する場合には、実際のゲーム上でプレイしたように感じることができる。また、開示された実施形態によって、録画される映像を実際にレンダリングして保存する場合、ゲームサービス提供装置200は、ゲームのグラフィック仕様によって決定される最大解像度の映像を提供することができる。
【0150】
以上で説明された装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、及び/またはハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合わせによっても具現される。例えば、実施形態で説明された装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令(instruction)を実行して応答することができる他のある装置のように、1以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用しても具現される。処理装置は、オペレーションシステム、及びオペレーションシステム上で遂行される1以上のソフトウェアアプリケーションを実行することができる。また、該処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを保存、操作、処理及び生成することもできる。理解の便宜のために、該処理装置は、一つが使用されるようにも説明されたが、当該技術分野で当業者であるならば、該処理装置が複数個の処理要素(processing element)、及び/または複数類型の処理要素を含んでもよいということを理解することができるであろう。例えば、該処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサ、及び1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0151】
該ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、またはそれらうち1以上の組み合わせを含み、所望通り動作するように該処理装置を構成したり、独立的または結合的に(collectively)該処理装置に命令したりすることができる。ソフトウェア及び/またはデータは、該処理装置によって解釈されたり、該処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある類型の機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ記録媒体または装置、または伝送される信号波(signal wave)に、永久にまたは一時的に具体化される(embody)。該ソフトウェアは、ネットワークに連結されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法によって保存されたり実行されたりもする。該ソフトウェア及びデータは1、以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体にも保存される。
【0152】
実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して遂行されるプログラム命令形態に具現され、コンピュータで読み取り可能な媒体にも記録される。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。該媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものでもあり、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでもある。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピィーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media);CD-ROM、DVDのような光記録媒体(optical media);フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気・光媒体(magneto-optical media);及びROM、RAM、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。該プログラム命令の例には、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用し、コンピュータによって実行される高級言語コードを含む。前述のハードウェア装置は、実施形態の動作を遂行するために、1以上のソフトウェアモジュールとして作動するようにも構成され、その逆も、同様である。
【0153】
以上のように、実施形態が、たとえ限定された実施形態と図面とによって説明されたにしても、当該技術分野において当業者であるならば、前述の記載から多様な修正及び変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法と異なる順序によって遂行され、かつ/または説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法と異なる形態で結合または組み合わせされたり、他の構成要素または均等物によって代置されたり置き換えられたりしても、適切な結果が達成されるのである。
従って、他の具現、他の実施形態及び特許請求の範囲と均等なものも、特許請求の範囲の範囲に属するのである。
【産業上の利用可能性】
【0154】
本発明の、ゲームサービスを提供するための装置、その方法及び該コンピュータプログラムは、例えば、娯楽創出関連の技術分野に効果的に適用可能である。
【符号の説明】
【0155】
11,12,13,14,15 ユーザデバイス
20 ゲームサーバ
100 オンラインゲーム提供システム
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