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特許7434300使用済みカプセルを放出するための機構を有する水パイプ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-09
(45)【発行日】2024-02-20
(54)【発明の名称】使用済みカプセルを放出するための機構を有する水パイプ
(51)【国際特許分類】
   A24F 1/30 20060101AFI20240213BHJP
【FI】
A24F1/30
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2021518849
(86)(22)【出願日】2018-06-15
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-12-02
(86)【国際出願番号】 DE2018100564
(87)【国際公開番号】W WO2019238149
(87)【国際公開日】2019-12-19
【審査請求日】2021-06-03
(73)【特許権者】
【識別番号】519398652
【氏名又は名称】エーエフ ディベロップメント ホールディング リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】ハーゲン、クラウス
【審査官】川口 聖司
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/080545(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0099873(US,A1)
【文献】特開2004-208678(JP,A)
【文献】実公昭31-016692(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 1/00-47/00
A61M 15/00-15/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体媒体で満たされることが意図され、少なくとも1つの吸引ホース(6)を備えたレセプタクル(3)と、前記吸引ホース(6)を介して前記レセプタクル(3)に接続された加熱チャンバー(4)とが一体化されたハウジング(2)を有する水パイプ(1)であって、前記加熱チャンバー(4)は、喫煙媒体を保持する役割を果たすカプセル(10)のための受容部(5)を備え、前記ハウジング(2)の電子ユニットは前記レセプタクル(3)に着脱可能に接続され、前記レセプタクル(3)に開口する前記吸引ホース(6)の一部のための弁が設けられ、
前記カプセル(10)を挿入方向とは反対の方向に押すことにより、使用済みの前記カプセル(10)を前記受容部(5)内の座部から出する機構を有することを特徴とする、
水パイプ。
【請求項2】
前記機構は加熱チャンバー(4)の外部から操作可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項3】
前記吸引ホース(6)は、その長手軸線(8)の方向に前記加熱チャンバー(4)に対して摺動可能に支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項4】
前記吸引ホース(6)はバネ(7)の力に抗して前記加熱チャンバー(4)に対して摺動可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項5】
前記吸引ホース(6)は、直径の異なる2つの部分(11、12)を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項6】
前記吸引ホース(6)の上流には直径の異なる2つの部分(11、12)を有する内管(14)が配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項7】
前記2つの部分(11,12)のうちの直径が小さい部分(12)は、圧縮バネ(7)によって取り囲まれている、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の水パイプ。
【請求項8】
前記2つの部分(11,12)が接続する部分が、前記吸引ホース(6)が変位するときにバネ(7)に作用する肩部(13)を形成する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の水パイプ。
【請求項9】
前記バネ用のシャフト(18)は、前記レセプタクル(3)の方を向いている前記加熱チャンバー(4)の壁(17)に一体化されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の水パイプ。
【請求項10】
前記2つの部分(11,12) のうちの直径が小さい部分(12)が前記加熱チャンバー(4)内に延びている、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の水パイプ。
【請求項11】
前記吸引ホース(6)及び/又は内管(14)は、前記加熱チャンバー(4)に連結されたガイドボルト(15)内に摺動可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の水パイプ。
【請求項12】
前記機構は、手動で、または水パイプの電子制御装置を介して操作可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の水パイプ。
【請求項13】
前記吸引ホース(6)は、前記ハウジングの前記電子ユニット通って前記レセプタクル(3)に入る、請求項に記載の水パイプ。
【請求項14】
使用時に前記受容部に挿入された前記カプセルのカラーに接触して、前記カプセルが前記受容部に確実に着座するようにするための閉鎖リングを備える、請求項1に記載の水パイプ。
【請求項15】
前記カプセルおよび前記受容部は、堅固に嵌合する、請求項1に記載の水パイプ。
【請求項16】
前記受容部の側壁は円錐状にテーパし、前記カプセルは対応するテーパを有する、請求項15に記載の水パイプ。
【請求項17】
前記受容部の前記側壁は前記カプセルの側壁と堅固に嵌合し、前記受容部は端壁を有し、前記カプセルが前記受容部の前記側壁と堅固に嵌合した際に、前記受容部の前記端壁と前記カプセルの端との間に自由空間が存在する、請求項16に記載の水パイプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液体媒体で満たされることが意図され、少なくとも1つの吸引接続部を備えるレセプタクルが中に組み込まれるハウジングと、吸引ホースを介してレセプタクルに接続される加熱チャンバとを有する水パイプに関し、加熱チャンバは、喫煙媒体を保持する役割を果たすカプセルのための受容部を備える。
【背景技術】
【0002】
シシャまたはフックとも呼ばれる水パイプは中東に由来する。このような水パイプは、とりわけ、米国特許第4031906号または米国特許出願公開第2012/0042884号から知られている。特に若者や青少年の間で、特にタバコの代替品として、人気が高まっている。このような水パイプは、水または他の液体媒体で部分的に満たされるように設計されたレセプタクル(容器)を有する。マウスピースで吸引すると、このレセプタクル内で減圧が発生する。水中に距離を延ばして、その上端に、その上に置かれた木炭によって加熱されたタバコを保持するための頂部セクションを有する煙柱もある。タバコを加熱することによって形成された空気、蒸気および煙粒子の混合物は、次いで喫煙者によって取り込まれる。この点に関して、一酸化炭素中毒、偶発的な火傷、または極端な場合には、火災の発生さえも、輝く木炭による加熱によって起こり得ることは明らかである。シシャの定性的かつ法的に準拠した装備は、その手動充填のために保証されない。したがって、原則として、今日知られているシシャは、外気の供給が保証された屋外または部屋でのみ操作されるべきである。さらに、最新技術に従って構築されたシシャは非常に重く、かさばり、いくつかの構成要素から組み立てる必要があり、個々の構成要素で輸送するのに不便である。
【0003】
電子シシャは米国特許第4,133,318号明細書又は米国特許出願公開第12/0,199,572号明細書から知られており、これらを通じて、前述の問題のうちのいくつかを低減することができるが、まだ満足できるものではない。最後に、国際公開第2017/080545号パンフレットの主題は、固体または液体の喫煙媒体を保持するためのカプセルが装置の一部である受容部に入れられる電子式シシャである。この受容部分はレセプタクルに向かって狭くなり、側部でカプセルを囲む壁部分を含み、それによって、受容部分は、同時にカプセルのための加熱要素として設計される。200℃まで加熱されたシシャカプセルの従来の除去は、特に火傷の大きな危険を伴うので、危険であることが証明されている。さらに、カプセル原料は加熱段階中に膨張し、完全に冷却された後にのみ通常の大きさに収縮して戻るので、除去も困難である。しかしながら、冷却されたカプセルであっても、カプセルがカプセルのためのエンドストップとして意図された肩部を把持し、受容部から引き出されなければならないため、取り出すことが比較的困難である。最後に、しかし特に重要なことではないが、これらの全ては面倒である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の課題は、使用済みカプセルを加熱チャンバーおよび/または受容部から容易に取り出すことができる水パイプを作り出すことである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題は使用済みカプセルを、その挿入方向とは反対の方向に、収容部分内のその座部から排出する機構によって解決される。
【0006】
この機構により、使用済みカプセルは、使用者が高温に曝される可能性のある水パイプまたはカプセルの部分と接触することなく、加熱区画側の受容部内のシートから排出されることができる。加熱されたシシャカプセルがとり得る200℃までの高温によるこのような健康障害は、それによって排除され、引っ張られたときのカプセルの詰まりも排除される。
【0007】
カプセルは、特にレセプタクル方向から効果的に受容部から排出されることができるので、カプセルの任意の可能な膨張プロセスも無視できる。
【0008】
機構が加熱チャンバの外側から動作可能であるという事実はこの同じ方向、すなわち、良好な取扱い、および、例えば、火傷を排除するために、オペレータの手と加熱チャンバおよび/またはその中に位置するカプセルとの間に適切な距離を作り出すことを目的とする。
【0009】
この点において、本発明の有利な実施形態は、吸引ホースがその長手方向軸線の方向に摺動可能に支持されることを提供する。これは、いかなる場合にも存在する吸引ホースに追加の機能、すなわちカプセルを放出する機構として作用する機能が与えられるという意味で、この種の機構にとって特に最適な解決策である。実際、これは、加熱チャンバ内の使用済みカプセルの高温に対する完全に危険でない距離から行われる。吸引ホースを単に押すだけで、カプセルが挿入された方向とは反対の方向にカプセルに力が加えられる。その結果、カプセルは必然的に、加熱チャンバ側の受容部内のその座部から解放され、容易に持ち上げることができる。
【0010】
さらに優れたハンドリングを行うためには、吸引ホースをバネの力に抗して摺動可能に支持することを意図しているため、カプセルを解放するために使用された後、吸引ホースは初期位置に戻り、運転中の吸引ホースの遊びが制限される。
【0011】
吸引ホースが直径の異なる2つのセクションを表示するという提案も、この意味で理解される。それは、吸引ホースまたは別の機構のためのバネシャフトの形成をもたらす。
【0012】
吸引ホースの前に異なる直径の2つの区分を有する内管の配置は、異なる直径の2つの区分を有する単一吸引ホースの代替物として理解されるべきである。
【0013】
この目的のために、吸引ホースには、内側チューブを作動させる標準的な吸引ホースを使用できるように、異なる直径の2つのセクションを順番に示す内側チューブが割り当てられている。したがって、本発明の第1の実施形態は異なる直径の2つのセクションを有する片吸引ホースに関し、第2の実施形態は吸引ホースに内側チューブを加えたものに関し、内側チューブは、異なる直径の2つのセクションを有する。
【0014】
この点において、インナーチューブ/ホース部分が圧縮ばねで囲まれている場合には次いで有利である。したがって、ばね軸受はこの遷移領域に形成される。
【0015】
具体的に言えば、この外観は、加熱チャンバに面する吸引ホースまたは内側管の管部分がレセプタクルに面する吸引ホースまたは内側管の外側管部分の直径よりも小さい直径を有し、したがって、吸引ホースが移動するときにばねが作用する肩部を形成することである。このグラデーションまたはエンドストップにより、吸引ホースを対応して作動させてカプセルを解放し、その初期位置に戻すと、スプリングの圧縮が可能になる。
【0016】
本発明の特に適切な変形例は、スプリングシャフトをレセプタクルに向いている加熱チャンバの壁に一体化することによって実施される。壁に一体化されたスプリングハウジングは、それによって、スプリングの自由変位を制限する。
【0017】
吸引ホースまたは別の機構の機能は、すでに数回議論されている。したがって、吸引ホースが具体的には、ホースの内側部分または内側管が加熱チャンバ内に延び、吸引ホース上の圧力に応じて、加熱チャンバの内部に向かってさらに摺動し、最終的にカプセルを受け入れ部分内のその座から押し出すことができるようにすることが理にかなっている。
【0018】
これを補完するために、吸引ホース及び/又は内管が、加熱チャンバに固定して取り付けられたガイドボルト内に摺動可能に支持されるようになっている。このスリーブ状のガイドボルトは加熱チャンバーに、より正確にはレセプタクルの方を向く壁に取り付けられる。設置された状態では例えば、このボルトは電子ユニットおよび/またはフック用のコントローラによって取り囲まれている。
【0019】
本発明のさらなる有利な実施形態は、手動で、および/または水パイプの電子制御装置を介して作動される機構を提供する。第1の手動変形例はすでに包括的に説明されており、第2の実施形態としての電子コントローラの場合、プリント回路基板は、最終的にカプセルをその座部から排出する吸引ホースまたは別個のロッドを動かす圧縮ダイに匹敵する機構を電子的に制御する。
【0020】
目的は加熱チャンバと、加熱チャンバ内に挿入されたカプセルとの間の非常に効率的な熱交換を確実にすることであり、これは、一方ではこの受容部の1つまたは複数の受容部と、他方ではカプセルとの間の正確に嵌合する着座によって可能になる。コーンまたはテーパは、正確にフィットする座に関して決定的に重要である。これは、カプセルの側面を取り囲む受容部の壁とカプセル自体との間の正確に適合する着座により、特に良好に集束された熱伝達を可能にする。実際には、カプセルが受入部分内によりしっかりと着座するほど、外部から、すなわち加熱チャンバからカプセルに向かって熱がより効果的に到達する。このような正確に嵌合する着座のための特に有利な変形例は受容部の側壁が加熱チャンバの内部に向かって円錐状に先細りになることを提供し、それによって、円錐または先細りは、約5°~10°、好ましくは約7°の角度を有する。理想的な幾何学的形状は、受容部の前部と後部との間の受容部の直径がそれぞれ、約1.1~1.25倍、好ましくは約1.17倍、絶えず増加するときに達成される。
【0021】
本発明の1つの発展形態によれば、収容部はその外側に、ハウジングの長手方向軸に対して直角に延在し、カプセルのための収容部がその中に一体化される閉鎖リングを有することが提供され、すなわち、閉鎖リングおよび加熱チャンバは、閉鎖リングがカプセルが収容部内に着座する中央開口部を有するように、互いに対応するように配置され、成形される。同時に、レセプタクル、加熱チャンバ等の配置に応じて、閉鎖リングは、ハウジング又は加熱チャンバの上側又は下側終端部をそれぞれ形成する。さらに、閉鎖リングはカプセルが加熱チャンバ内に挿入されるときに、カプセル側のカラーのためのエンドストップとして機能する。したがって、密閉リングは、特にカプセルが密閉リングに接触するカラーを有するという点で、カプセルが加熱チャンバ内に着座することを保証する。
【0022】
また、電子ユニットを収容するハウジングの一部とレセプタクルとを着脱自在に連結し、吸引ホースの開口部からレセプタクル内にバルブを設けるようにしている。水パイプのハウジングは、ハウジングの第1の部分としてのレセプタクルと、電子機器および吸引ホースを収容するハウジングの第2の部分と、カプセルのための加熱チャンバを収容するハウジングの第3の部分とから本質的に構成され、上から下への上述の順序が好都合である。この点に関し、レセプタクル及び電子ユニットを収容するハウジングの部分は追加のシールを保証するバルブによって互いに着脱可能に且つ追加的に接続され、これは本発明によるシールを特にバイパス空気の逃がしに対して効果的に防護する。好ましくは弁は弁の中央に配置され、弁の一部は必要であれば、レセプタクルの内部に延びる。バルブは、ハウジング部分から上方に延びる吸引ホースに正確に嵌合するように取り付けられている。下端が加熱チャンバーに開口し、収納部を通る吸引ホースは、その下端でバルブに正確に嵌合して接続されているため、この全域でバイパス空気が逃げることはない。具体的には、吸引ホースが下からレセプタクル基部に開くように見え、これにより、基部はバルブおよびパイプの端部のために、ここで安定した支持体を形成するような、このような巨大な設計の全体でなければならない。
【0023】
この点に関して、本発明の好都合な実施形態は、レセプタクルの基部が吸引ホースを固定するための一体化された中央取り付けプレートを有する中空キャビティを有するものである。かくして、別の方法では比較的塊状の基部の中空キャビティの中央に配置された取付板は、吸引ホースの支持体として機能する。
【0024】
特に、本発明は使用済みであるが、おそらく極めて高温のカプセルを放出して、そこに配置された加熱チャンバおよび/または受容部から喫煙媒体を保持するために、特に適切な機構が作り出されることを特徴とする。手、ナイフ等を使用して、カラーを引っ張ることによって、そのようなカプセルを受け入れ部分のその座から不便に分離する代わりに、いずれの場合にも存在する吸引ホース、または別のロッド状構造要素が、二重の機能で使用されて、カプセルが受け入れ部分のその座から押し出されることをさらに可能にする。この目的のために、吸引ホースはスプリングの力に抗して摺動可能に支持され、それによって、スプリングハウジングはレセプタクルに向いている加熱チャンバの壁に一体化される。この機械的解決策の代替案はカプセルを押し出すために、そのような機構の対応する移動を確実にするコントローラを前提とする。
【0025】
本発明の主題のさらなる詳細および利点は、好ましい実施形態の例がこの目的のために必要な詳細および個々の部品とともに示される、関連する図面の以下の説明から生じる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1図1は、送水管の立面図である。
図2図2は吸引ホース付き加熱チャンバーの平面図である。
図3図3は、図2に関する斜視図である。
図4図4は、加熱チャンバーおよび吸引ホースを通る縦断面である。
図5図5は、図4の詳細図である。
図6図6は、受容部の平面図である。
図7図7は、カプセルが挿入された受容部を示す図である。
図8図8は、図9の詳細図である。
図9図9は、閉鎖リング、受容部、およびカプセルを示す図である。
図10図10は、吸引ホースの開口部を通る断面である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図1は、シシャ(shisha)またはフック(hookah)とも呼ばれる水パイプ1を示す。その細長いハウジング2を有し、そのモジュール設計を有する水管1の構造は、特にコンパクトである。レセプタクル3は、カバー21によって上部で閉じられている。吸引ホース22の一体端部は、カバー21の一部として接続片23に接続され、他端部には交換可能なマウスピース24が取り付けられている。複数のホースの接続部が考えられる。レセプタクル3の部分的な充填のみが完全に好都合であるので、レセプタクル3内に保持された水の水位は25で示されている。シシャ1を作動させるためのオン、オフ及びスタンバイスイッチは26で示されている。穿孔27を有し、喫煙媒体を保持する2つのカプセルは、10、10’で示されている。幾つかの空気スロットの形態の空気入口は、基準マーキング28を担持する。
【0028】
また、図2および図3は、スリーブ状のガイドボルト15に担持された吸入管6を備えた加熱チャンバー4の平面図を示している。
【0029】
図4図2のA-Aに沿った断面を示しており、参照符号6は長手方向軸線8の方向に摺動可能な吸引ホースを示しており、この目的のために、手又はコントローラによって矢印40の方向に吸引ホース6に圧力を参考。吸引ホース6は、異なる直径の2つのパイプセクション11および12を有する。この点に関して、加熱チャンバ4に面する吸引ホース6の部分12はここでは図示されていないレセプタクルに面する部分11の直径よりも小さい直径を有し、その結果、吸引ホース6が移動されるときに、ばね7に抗して作用するショルダまたはエンドストップ13が形成される。したがって、第2のパイプ部12はその端部16が第1のパイプ部11に向かっている圧縮ばね7によって包囲され、ばね軸18はレセプタクルに向かっている加熱チャンバー4の壁17に一体化されている。
【0030】
第2のパイプ部12の前端19が加熱チャンバー4内に延びていることは容易に認識可能である。
【0031】
図5は、吸引ホース6及び内管14を図解して図4から詳細を示す拡大図である。後者はその前端部がその後端部よりも小さい直径を有する内管14によって形成された肩部13を有し、したがって、スプリングシャフト18を形成する。ばねが壁17に収容され、次いで、ばね軸18の外側閉鎖を表すという事実も、図5において容易に認識可能である。
【0032】
次に、図6および図7はこの結果を示す。図2は、カプセル10のための受容部5を示す。同時に、受容部5の側壁30(外側)とカプセル10の壁31との間の正確に嵌合する座部は、容易に認識可能である。両壁30、31は、円錐33の形状、すなわち約7°の好ましい角度αで加熱チャンバー4の内部32に向かって延びている。収容部5はその内側に、開口部を有し、ハウジング2の長手方向軸線8に対して、従って収容部5の長手方向軸線に対して本質的に直角に延びる端壁34を有する。自由空間36は、受容部5の端壁34とカプセル10の端壁35との間に残ることができる。次に、受容部5の外側側で縦軸8に対して直角に走るカラー37も容易に認識可能である。閉止リング38はハウジングに一体化されている。
【0033】
図7図6を参照して、後者の断面A-Aを示し、一方、外部から内部に向かって、構成要素閉鎖リング38、カラー37、壁30、31(円錐)、端壁34および開口部39を示す。
【0034】
図8は、図9に囲まれた細部を、受容部を閉鎖リング41に一体化した形態で示している。閉止リング41は、受け側のカラー42に連結されている。同時に、カプセル10は、そのカラー43を受け入れ部分5内に位置させ、約7°の均一な円錐/先細のために特に緊密に位置させる。
【0035】
閉鎖リング41に嵌合するために、カプセル10はカラー43とその実際の壁44との間に、カプセル10の壁が長手方向軸線46に正確に平行に延びる部分45を有することにも言及しなければならない。
【0036】
これを補うものとして、図10に送水管1を通る断面を示す。中央にはハウジング部分があり、その下には、カプセルのための受け入れ部分と取り外し可能なベースプレートとを備えた加熱チャンバがある。これら2つの構成要素が一緒に組み合わされると、スレッドが自動的に中央に位置決めされた弁48の位置決めを保証し、これはレセプタクルの基部54内に位置し、レセプタクル内部53内にある程度の距離を延びる。図10は、レセプタクル3の基部54の塊状の多層構造を示す。吸引ホース6の開口部57は、Oリング49、50、51の形態の3つのシールによって固定されている。弁48および吸引ホース6は、共通の縦軸52内に存在する。基部54に一体化され、55で示される中空キャビティは、吸引ホース6が次いで実際に開く中央締結プレート56を収容する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10