IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ファナック株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-モータ駆動装置 図1
  • 特許-モータ駆動装置 図2
  • 特許-モータ駆動装置 図3
  • 特許-モータ駆動装置 図4
  • 特許-モータ駆動装置 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-13
(45)【発行日】2024-02-21
(54)【発明の名称】モータ駆動装置
(51)【国際特許分類】
   H05K 7/20 20060101AFI20240214BHJP
   H02K 11/30 20160101ALI20240214BHJP
【FI】
H05K7/20 K
H02K11/30
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020027119
(22)【出願日】2020-02-20
(65)【公開番号】P2021132486
(43)【公開日】2021-09-09
【審査請求日】2022-12-19
(73)【特許権者】
【識別番号】390008235
【氏名又は名称】ファナック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【弁理士】
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【弁理士】
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【弁理士】
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【弁理士】
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】内藤 玄造
【審査官】小林 大介
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-041609(JP,A)
【文献】特開2013-042122(JP,A)
【文献】特開2008-091783(JP,A)
【文献】特開2010-205826(JP,A)
【文献】特開2010-086053(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/20
H02K 11/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータを駆動するアンプ装置と、
前記アンプ装置に接続され、前記アンプ装置の熱を放熱する、ヒートシンクと、
前記ヒートシンクを冷却するファンと、
前記アンプ装置に形成され、前記ヒートシンクおよび前記ファンの一方に達する、第1貫通孔と
備え
前記第1貫通孔は、前記アンプ装置の前面に配置される第1開口と、前記アンプ装置の背面に配置される第2開口とを有し、
前記第1貫通孔が達する前記ヒートシンクおよび前記ファンの一方は、前記第2開口に対向して配置される、モータ駆動装置。
【請求項2】
請求項1に記載のモータ駆動装置において、
前記ヒートシンクは、冷却用流体が流れる流路と、前記第1貫通孔と前記流路を連通する第2貫通孔と、を有する、モータ駆動装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のモータ駆動装置において、
前記ファンは、羽根と、前記羽根を覆う筐体と、前記筐体に形成され、前記第1貫通孔と前記羽根を連通する第3貫通孔と、を有する、モータ駆動装置。
【請求項4】
請求項1~のいずれか1項に記載のモータ駆動装置において
記第1貫通孔に対して着脱可能な封止部材をさらに備え
前記封止部材が前記第1貫通孔に対して装着された場合、前記封止部材は前記第1貫通孔を塞ぐ、モータ駆動装置。
【請求項5】
請求項1~のいずれか1項に記載のモータ駆動装置において、
前記第1貫通孔に配置され、開閉可能な弁をさらに備え、
前記は、前記第1貫通孔を塞ぐ弁を有する、モータ駆動装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータを駆動するモータ駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
モータを駆動するモータ駆動装置として、冷却用のヒートシンクを有するアンプが用いられている。モータ駆動装置は、切削液のミストや切粉が飛散する環境下で用いられることが多い。このため、モータ駆動装置のヒートシンク等のクリーニングが必要となる。クリーニングを怠ると、ヒートシンク(あるいはヒートシンクを冷却するファン)が汚れて、冷却用の流体の流れが悪くなり、ヒートシンクの冷却性能が低下する。
【0003】
しかし、そのクリーニングは必ずしも容易ではない。モータ駆動装置は、強電盤の内外に設置される。アンプ自体は強電盤内に設置されるが、ヒートシンクは強電盤外に設置されることが多く、アクセスが容易ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-021900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、クリーニングの容易化を図ったモータ駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様に係るモータ駆動装置は、モータを駆動するアンプ装置と、前記アンプ装置に接続され、前記アンプ装置の熱を放熱する、ヒートシンクと、前記ヒートシンクを冷却するファンと、前記アンプ装置に形成され、前記ヒートシンクおよび前記ファンの一方に達する、第1貫通孔と、前記第1貫通孔を塞ぐ封止部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、クリーニングの容易化を図ったモータ駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態に係るモータ駆動装置の斜視図である。
図2】実施形態に係るモータ駆動装置の側面図である。
図3】弁を封止部材として用いたモータ駆動装置の側面図である。
図4】変形例1に係るモータ駆動装置の側面図である。
図5】変形例2に係るモータ駆動装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら実施形態に係るモータ駆動装置を説明する。図1は、実施形態に係るモータ駆動装置10の斜視図である。図2は、モータ駆動装置10の側面図である。
【0010】
図1に示すように、一般に、モータ駆動装置10は、強電盤20内に配置される。モータ駆動装置10は、アンプ装置12、ヒートシンク14、ファン16に区分できる。アンプ装置12の背面にヒートシンク14、ファン16が配置される。強電盤20は、その背面側に開口20aを有し、開口20aの前方側にアンプ装置12が、開口20aの後方側にヒートシンク14、ファン16が配置される。
【0011】
なお、図示しないが、通常、強電盤20の前面側には、開閉可能な扉が設けられる。この扉を開けることで、アンプ装置12のメンテナンス、保守点検を容易に行うことができる。
【0012】
アンプ装置12は、大電流をモータに供給して駆動させるための装置であり、発熱量が大きい。このため、アンプ装置12は、ヒートシンク14と接続され、冷却(放熱)される。
【0013】
アンプ装置12は、電子部品121、筐体122、貫通孔123を有する。
【0014】
電子部品121は、モータを駆動するためのものである。
【0015】
筐体122は、略直方体形状(前面、背面、上下面、左右の側面)を有し、電子部品121を覆うカバーである。
【0016】
貫通孔123は、ヒートシンク14およびファン16にクリーニング用流体(例えば、エア、洗浄剤)を供給する流路である。
【0017】
ここでは、貫通孔123は、筐体122の上下の中心軸付近に配置しているが、左右寄りでも差し支えない。貫通孔123は、ヒートシンク14に達すればよく、その配置の自由度は大きい。
【0018】
貫通孔123は、柱形状を有する。図1では、貫通孔123を円柱形状としているが、角柱形状、直方体形状等種々の形状とすることができる。
【0019】
貫通孔123は、筐体122を貫通し、その前面と背面に開口123a、123bを有する。開口123bはヒートシンク14に接する。この結果、貫通孔123からヒートシンク14にクリーニング用流体を供給できる。
【0020】
貫通孔123の周囲は、筒状体124で覆われ、貫通孔123内のクリーニング用流体が、筐体122内に漏れることが防止される。筒状体124は、中空の筒形状を有し、その内部空間が貫通孔123に対応する。
【0021】
貫通孔123は、取り外し可能(着脱可能)な封止部材125で塞ぐことができる。すなわち、通常時には、貫通孔123を封止部材125で塞ぎ、ヒートシンク14側から切削液のミストや切粉等を含む冷却用流体が強電盤20内に流入することを防止する。一方、クリーニング時には、貫通孔123から封止部材125を取り外して、クリーニング用流体を流すことができる。
【0022】
封止部材125は、棒状部126、蓋部127、取手128を有する。
【0023】
棒状部126は、貫通孔123に対応する棒状の形状を有し、貫通孔123内に配置される。棒状部126が貫通孔123と対応する長さを有すると、棒状部126によって貫通孔123を完全に塞ぐことが容易となる。
【0024】
蓋部127は、貫通孔123の開口123aに配置され、封止部材125が貫通孔123から後方に抜けてしまうことを防止する。
【0025】
取手128は、作業員の手による、貫通孔123からの封止部材125の取り出しを容易とする。
【0026】
ここでは、取り外し可能な封止部材125によって貫通孔123の封止、開放を行っている。これに替えて、弁129を封止部材として用いてもよい(上位概念としての封止部材が弁129を有する)。
【0027】
図3は、弁129を封止部材として用いたモータ駆動装置10の側面図である。封止部材125に替えて、貫通孔123の開口123a、123bの近傍それぞれに弁129を配置している。これらの弁129は、通常(流体圧の無印加時)は閉じているが、流体圧の印加によって開くものとする。これによって、通常時には閉じた弁129で貫通孔123を塞ぎ、クリーニング時にはクリーニング用流体の流体圧によって、弁129を開き、貫通孔123を開放することができる。開口123a、123b側の弁129によって、貫通孔123全体を封止できる。
【0028】
ここでは、2つの弁129を用いているが、その個数は1つのみ、3つ以上としてもよい。また、弁129の配置箇所も開口123a、123b近傍に限る必要はない。例えば、貫通孔123の半ばに、弁を配置してもよい。
【0029】
なお、アンプ装置12は、その筐体122内の、例えば、上側に冷却用のファン(羽根、モータ)を有してもよい。
【0030】
ヒートシンク14は、アンプ装置12に接続され、その熱を放熱する。ヒートシンク14は、ヒートシンク本体141、流路142、貫通孔143を有する。
【0031】
ヒートシンク本体141は、アンプ装置12と接続される複数の冷却用フィンを有し、アンプ装置12(例えば、電子部品121)の熱を放熱する。
【0032】
流路142は、ヒートシンク本体141を冷却する冷却用流体(例えば、大気)が流れる通路であり、例えば、ヒートシンク本体141の複数の冷却用フィンの間に形成される。流路142に冷却用流体が流れることで、流路142に面したヒートシンク本体141が冷却される。
【0033】
流路142は、ヒートシンク本体141に面し、冷却用流体が流れる空間であればよく、その周囲を完全に封鎖する必要はない。すなわち、流路142周囲への多少の冷却用流体の漏れは許容される。なお、冷却用フィンとは別個に、部材を設け、流路142を形成してもよい。
【0034】
貫通孔143は、貫通孔123と流路142を連通し、貫通孔123から流路142へのクリーニング用流体の供給を可能とする。
【0035】
ファン16は、ヒートシンク14に冷却用流体を供給し、ヒートシンク14を冷却するものであり、羽根161、モータ162、筐体163を有する。
【0036】
ここでは、ファン16は、ヒートシンク14の上部に配置され、ヒートシンク14の下部から上部に向かう冷却用流体の流れを形成する。ファン16は、ヒートシンク14の上部から下部に向かう冷却用流体の流れを形成してもよい。また、ファン16をヒートシンク14の下部に配置してもよい。
【0037】
羽根161は、モータ162によって回転され、冷却用流体の流れを形成する。ここでは、冷却用流体は、ヒートシンク14の下方から吸い込まれて、流路142を通り、ファン16の上方(筐体163の上部の開口)から排出される。
【0038】
筐体163は、略直方体形状(前面、背面、上下面、左右の側面)を有し、その下面、上面それぞれに、冷却用流体の入口、出口となる開口が形成される。
【0039】
(ヒートシンク14およびファン16のクリーニング)
ヒートシンク14およびファン16は、定期的なクリーニングが必要である。強電盤20の中は比較的クリーンな環境だが、ヒートシンク14およびファン16が配置される強電盤20の外は切削液のミストや切粉等が舞う比較的汚い環境であることが多い。すなわち、ファン16が吸い込む冷却用流体が、切削液のミストや切粉等を含む可能性がある。このため、ファン16が吸い込む冷却用流体中の切削液のミストや切粉等によって、ヒートシンク14(特に、流路142)やファン16(特に、羽根161)が汚れる可能性がある。その結果、ヒートシンク14やファン16が目詰まりして、冷却用流体が通りにくくなり、放熱性能が落ちるおそれがある。ファン16に汚れが堆積すると、汚れによって固着し、羽根161が回転しなくなることもある。
【0040】
貫通孔123を用いることによって、ヒートシンク14およびファン16を強電盤20の前面側からクリーニングすることが容易となる。貫通孔123を通して、クリーニング用流体をヒートシンク14に導く。
【0041】
クリーニング用流体は、気体、液体、粉体のいずれを用いてもよい。エアガン(エアーコンプレッサ)からの圧縮されたエア(空気)を用いて汚れを吹き飛ばすことができる。液体または粉体の洗浄剤を用いて汚れを取り除くことができる。
【0042】
貫通孔123からヒートシンク14(流路142)に供給されたクリーニング用流体は、ヒートシンク14の上下に流れ、他の箇所をもクリーニングする。すなわち、クリーニング用流体は、流路142の上下に流れ、流路142自体のみならず、羽根161にも到達する。このように、貫通孔123を用いて、ヒートシンク14、ファン16双方をクリーニングできる。
【0043】
従来は、流路142や羽根161が汚れると、強電盤20からアンプ装置12を外して、クリーニングする必要があった。これに対して、本実施形態では、貫通孔123を用いることで、モータ駆動装置10の前面(すなわち、強電盤20の内部)から流路142や羽根161をクリーニングでき、その機能の確保および寿命の延長が容易となる。
【0044】
(変形例1)
以下、変形例1を説明する。図4は、変形例1に係るモータ駆動装置10aの側面図である。
【0045】
モータ駆動装置10aにおいて、アンプ装置12は、ファン16に達する貫通孔123を有し、ファン16は、貫通孔164を有する。貫通孔123は、筐体122を貫通し、その前面と背面に開口123a、123bを有する。開口123aはファン16(羽根161)に対向する。貫通孔164は、筐体163の前面側に形成され、貫通孔123と羽根161を連通する。
【0046】
貫通孔164を介して、貫通孔123から羽根161にクリーニング用流体を供給できる。ファン16(羽根161)に達したクリーニング用流体は、その下部からヒートシンク14にも達し、ファン16(羽根161)のみならず、ヒートシンク14をもクリーニングできる。
【0047】
なお、後述の変形例2のように、貫通孔123に替えて、筐体122の背面板122aのみに貫通孔123cを設けてもよい。貫通孔123cから羽根161にクリーニング用流体を供給できる。
【0048】
(変形例2)
以下、変形例2を説明する。図5は、変形例2に係るモータ駆動装置10bの斜視図である。なお、図5では、判り易さのために、背面板122aを除き、筐体122を仮想線で表している。
【0049】
モータ駆動装置10bにおいて、アンプ装置12は、その筐体122の背面を構成する背面板122aに貫通孔123cが形成され、図1に示す前面側の開口123a、筒状体124を有しない。貫通孔123cは、第1貫通孔として機能し、モータ駆動装置10と同様、ヒートシンク14およびファン16にクリーニング用流体を供給する流路として機能する。
【0050】
この変形例2では、強電盤20の前面扉に加え、筐体122の前面を構成する前面扉を開くことで、貫通孔123cにアクセスし、貫通孔123cからヒートシンク14およびファン16にクリーニング用流体を供給できる。
【0051】
貫通孔123cは、封止部材125aによって封止される。封止部材125aは、棒状部126、蓋部127、取手128を有する。封止部材125aの棒状部126は、実施形態に係る封止部材125の棒状部126より短い。
【0052】
ここで、棒状部126、取手128がなくてもよい。蓋部127のみでも、貫通孔123cを封止できる。また、この封止部材125aを図3に示す弁129に替えてもよい。これらは、既述の変形例1において、貫通孔123に替えて、筐体122の背面板のみに貫通孔123cを形成した場合も同様である。
【0053】
以上の変形例2では、モータ駆動装置10bの前面扉を開き、貫通孔123cから封止部材125aを取り外して、ヒートシンク14およびファン16をクリーニングできる。他の点は、実施形態と実質的な違いはないので、詳細な説明を省略する。
【0054】
上記実施形態および変形例をまとめると以下のような発明を把握できる。
【0055】
[1]一態様に係るモータ駆動装置10は、モータを駆動するアンプ装置12と、前記アンプ装置12に接続され、前記アンプ装置12の熱を放熱する、ヒートシンク14と、前記ヒートシンク14を冷却するファン16と、前記アンプ装置12に形成され、前記ヒートシンク14および前記ファン16の一方に達する、第1貫通孔123、123cと、前記第1貫通孔123、123cを塞ぐ封止部材125、125aと、を備える。これにより、第1貫通孔123、123cを用いて、ヒートシンク14およびファン16をクリーニングできる。
【0056】
[2]前記ヒートシンク14は、冷却用流体が流れる流路142と、前記第1貫通孔123と前記流路142を連通する第2貫通孔143と、を有する。これにより、ヒートシンク14の流路142を効果的にクリーニングできる。
【0057】
[3]前記ファン16は、羽根161と、前記羽根161を覆う筐体163と、前記筐体163に形成され、前記第1貫通孔123と前記羽根161を連通する第3貫通孔164と、を有する。これにより、ファン16の羽根161を効果的にクリーニングできる。
【0058】
[4]前記第1貫通孔123は、前記アンプ装置12の前面に配置される第1開口123aと、前記アンプ装置12の背面に配置される第2開口123bと、を有し、前記ヒートシンク14および前記ファン16の一方は前記第2開口123bに対向して配置される。これにより、ヒートシンク14およびファン16を前面側からクリーニングできる。
【0059】
[5]前記封止部材125、125aは、前記第1貫通孔123、123cに対して着脱可能である。これにより、クリーニングしないときの第1貫通孔123、123c内の汚れを防止できる。
【0060】
[6]前記封止部材は、前記第1貫通孔123、123cを塞ぐ弁129を有する。これにより、封止部材125、125aを取り外すこと無く、ヒートシンク14およびファン16を前面側からクリーニングできる。
【0061】
なお、本発明に係るモータ駆動装置は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。
【符号の説明】
【0062】
10、10a、10b…モータ駆動装置 12…アンプ装置
14…ヒートシンク 16…ファン
20…強電盤 20a、123a、123b…開口
121…電子部品 122、163…筐体
123、143、164…貫通孔 124…筒状体
125…封止部材 126…棒状部
127…蓋部 128…取手
129…弁 141…ヒートシンク本体
142…流路 161…羽根
162…モータ
図1
図2
図3
図4
図5