(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-13
(45)【発行日】2024-02-22
(54)【発明の名称】ダイレクトメッセージングインスタンス生成
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/10 20230101AFI20240214BHJP
H04L 51/56 20220101ALI20240214BHJP
H04L 51/07 20220101ALI20240214BHJP
H04L 67/141 20220101ALI20240214BHJP
【FI】
G06Q10/10
H04L51/56
H04L51/07
H04L67/141
(21)【出願番号】P 2023150092
(22)【出願日】2023-09-15
(62)【分割の表示】P 2022555123の分割
【原出願日】2021-04-13
【審査請求日】2023-10-04
(32)【優先日】2020-04-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-02-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】506332063
【氏名又は名称】セールスフォース インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】デルプ シャナン
(72)【発明者】
【氏名】サリバン クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】ムーア ジャロン
(72)【発明者】
【氏名】マーシャル ケヴィン
【審査官】牧 裕子
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/139977(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0068390(US,A1)
【文献】米国特許第07707249(US,B2)
【文献】米国特許出願公開第2013/0298006(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0100503(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2007/0192410(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
H04L 51/56
H04L 51/07
H04L 67/141
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体と、
を備えるシステムであって、
前記媒体は、実行される時に前記システムに処理を実行させる命令を記憶し、
前記処理は、
コミュニケーションプラットフォームの共有コミュニケーションチャンネルを介して第1ユーザーが外部組織の第2ユーザーとコミュニケートできるようにするための招待を生成するリクエストを、前記第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから受け取ることであって、
前記招待は、第2コンピューティングデバイスを介して前記第2ユーザーがアクセス可能である、
招待を生成するリクエストを、第1コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記招待に関連付けられた識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1ユーザーとコミュニケートするための前記招待の承諾を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記第2コンピューティングデバイスからの前記承諾に少なくとも部分的に基づいて、前記第1ユーザー及び前記第2ユーザーの間に前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することであって、
前記共有コミュニケーションチャンネルのインスタンスが、共有チャンネルとして前記外部組織のインターフェイスに表示され、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1コンピューティングデバイス及び前記第2コンピューティングデバイスの間でコミュニケーションがやりとりされることを可能にする、
前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することと、
を含む、システム。
【請求項2】
前記処理は、
前記第1ユーザーに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームアカウントの管理者からの承認を受け取ることなく、前記リクエストを受け取ること
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記リクエストは、第1リクエストであって、
前記処理は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に少なくとも部分的に基づいて、情報を求める第2リクエストを前記第2コンピューティングデバイスに送ることと、
前記第2コンピューティングデバイスから前記情報を受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記情報に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記インターフェイスは、第1インターフェイスであり、
前記処理は、
前記第1ユーザーに関連付けられた第2インターフェイスを、前記共有コミュニケーションチャンネルを含むように改変することと、
改変されたインターフェイスが前記第1コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記処理は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペース選択インターフェイスが前記第2コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
前記ワークスペース選択インターフェイスを介してワークスペースの選択の表示を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記ワークスペースの選択の前記表示に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記招待を生成する前記リクエストは、第1時刻において受け取られ、
前記処理は、
前記第1時刻よりも前の第2時刻において、管理者に関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、前記第1ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームを介して少なくとも1人の他のユーザーとコミュニケートすることを可能にする招待を生成する承認を受け取ることと、
前記招待についての前記承認及び前記リクエストを受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、前記招待を生成することと、
をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
1つ以上のプロセッサと、命令を記憶する1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体とを備えるシステムによって実行される方法であって、
前記命令は、実行される時に、前記システムに処理を実行させ、
前記処理は、
コミュニケーションプラットフォームの共有コミュニケーションチャンネルを介して第1ユーザーが外部組織の第2ユーザーとコミュニケートできるようにするための招待を生成するリクエストを、前記第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから受け取ることであって、
前記招待は、第2コンピューティングデバイスを介して前記第2ユーザーがアクセス可能である、
招待を生成するリクエストを、第1コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記招待に関連付けられた識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1ユーザーとコミュニケートするための前記招待の承諾を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記第2コンピューティングデバイスからの前記承諾に少なくとも部分的に基づいて、前記第1ユーザー及び前記第2ユーザーの間に前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することであって、
前記共有コミュニケーションチャンネルのインスタンスが、共有チャンネルとして前記外部組織のインターフェイスに表示され、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1コンピューティングデバイス及び前記第2コンピューティングデバイスの間でコミュニケーションがやりとりされることを可能にする、
前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することと、
を含む、方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記第1ユーザーに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームアカウントの管理者からの承認を受け取ることなく、前記リクエストを受け取ること
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記リクエストは、第1リクエストであって、
前記方法は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に少なくとも部分的に基づいて、情報を求める第2リクエストを前記第2コンピューティングデバイスに送ることと、
前記第2コンピューティングデバイスから前記情報を受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記情報に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記インターフェイスは、第1インターフェイスであり、
前記方法は、
前記第1ユーザーに関連付けられた第2インターフェイスを、前記共有コミュニケーションチャンネルを含むように改変することと、
改変されたインターフェイスが前記第1コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペース選択インターフェイスが前記第2コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
前記ワークスペース選択インターフェイスを介してワークスペースの選択の表示を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記ワークスペースの選択の前記表示に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記第2コンピューティングデバイスは、前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたアプリケーションのインスタンスに関連付けられておらず、
前記方法は、
前記第2コンピューティングデバイスに関連付けられたディスプレイ上に、ダウンロード選択可能なオプションが表示されるようにすることであって、
前記ダウンロード選択可能なオプションは、前記第2ユーザーが前記第2コンピューティングデバイス上で前記アプリケーションの前記インスタンスをダウンロードすることを可能にする、
ダウンロード選択可能なオプションが表示されるようにすることと、
前記ダウンロード選択可能なオプションの選択の指示を受信することと、
前記選択の指示に少なくとも部分的に基づいて、前記アプリケーションの前記インスタンスが前記第2コンピューティングデバイスにダウンロードされるようにすることと、
前記アプリケーションの前記インスタンスを介してユーザー入力を受信することと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することは、前記ユーザー入力に少なくとも部分的に基づいている、
請求項7に記載の方法。
【請求項13】
前記招待を生成する前記リクエストは、第1時刻において受け取られ、
前記方法は、
前記第1時刻よりも前の第2時刻において、管理者に関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、前記第1ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームを介して少なくとも1人の他のユーザーとコミュニケートすることを可能にする招待を生成する承認を受け取ることと、
前記招待についての前記リクエストを受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、前記招待を生成することと、
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項14】
コンピュータにより実行可能な命令を記憶する1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記命令は、コンピューティングデバイスの1つ以上のプロセッサによって実行される時、前記コンピューティングデバイスに処理を実行させ、
前記処理は、
コミュニケーションプラットフォームの共有コミュニケーションチャンネルを介して第1ユーザーが外部組織の第2ユーザーとコミュニケートできるようにするための招待を生成するリクエストを、前記第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから受け取ることであって、
前記招待は、第2コンピューティングデバイスを介して前記第2ユーザーがアクセス可能である、
招待を生成するリクエストを、第1コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記招待に関連付けられた識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1ユーザーとコミュニケートするための前記招待の承諾を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記第2コンピューティングデバイスからの前記承諾に少なくとも部分的に基づいて、前記第1ユーザー及び前記第2ユーザーの間に前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することであって、
前記共有コミュニケーションチャンネルのインスタンスが、共有チャンネルとして前記外部組織のインターフェイスに表示され、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第1コンピューティングデバイス及び前記第2コンピューティングデバイスの間でコミュニケーションがやりとりされることを可能にする、
前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することと、
を含む、1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項15】
前記処理は、
前記第1ユーザーに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームアカウントの管理者からの承認を受け取ることなく、前記リクエストを受け取ること
をさらに含む、請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項16】
前記リクエストは、第1リクエストであって、
前記処理は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に少なくとも部分的に基づいて、情報を求める第2リクエストを前記第2コンピューティングデバイスに送ることと、
前記第2コンピューティングデバイスから前記情報を受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記情報に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項17】
前記インターフェイスは、第1インターフェイスであり、
前記処理は、
前記第1ユーザーに関連付けられた第2インターフェイスを、前記共有コミュニケーションチャンネルを含むように改変することと、
改変されたインターフェイスが前記第1コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
をさらに含む、請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項18】
前記処理は、
前記第2ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペース選択インターフェイスが前記第2コンピューティングデバイスのディスプレイに表示されるようにすることと、
前記ワークスペース選択インターフェイスを介してワークスペースの選択の表示を前記第2コンピューティングデバイスから受け取ることと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルは、前記ワークスペースの選択の前記表示に少なくとも部分的に基づいて生成される、
請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項19】
前記第2コンピューティングデバイスは、前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたアプリケーションのインスタンスに関連付けられておらず、
前記処理は、
前記第2コンピューティングデバイスに関連付けられたディスプレイ上に、ダウンロード選択可能なオプションが表示されるようにすることであって、
前記ダウンロード選択可能なオプションは、前記第2ユーザーが前記第2コンピューティングデバイス上で前記アプリケーションの前記インスタンスをダウンロードすることを可能にする、
ダウンロード選択可能なオプションが表示されるようにすることと、
前記ダウンロード選択可能なオプションの選択の指示を受信することと、
前記選択の指示に少なくとも部分的に基づいて、前記アプリケーションの前記インスタンスが前記第2コンピューティングデバイスにダウンロードされるようにすることと、
前記アプリケーションの前記インスタンスを介してユーザー入力を受信することと、
をさらに含み、
前記共有コミュニケーションチャンネルを生成することは、前記ユーザー入力に少なくとも部分的に基づいている、
請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項20】
前記招待を生成する前記リクエストは、第1時刻において受け取られ、
前記処理は、
前記第1時刻よりも前の第2時刻において、管理者に関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、前記第1ユーザーが前記コミュニケーションプラットフォームを介して少なくとも1人の他のユーザーとコミュニケートすることを可能にする招待を生成する承認を受け取ることと、
前記招待についての前記リクエストを受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、前記招待を生成することと、
をさらに含む、請求項14に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権
本出願は、2020年4月17日に出願され、「ダイレクトメッセージングインスタンス生成(Direct Messaging Instance Generation)」と題する米国特許出願第16/852202号(現米国特許番号10951564号)、及び2021年2月08日に出願され、「組織横断的なコミュニケーションの促進(Facilitating Cross-Organization Communications)」と題する米国特許出願第17/170639号の継続出願であり、両出願の優先権を主張し、これらの内容全体は参照により本明細書に援用される。
【0002】
技術分野
コミュニケーションプラットフォームは、単一の組織内及び2つ以上の組織にまたがるプロジェクトコラボレーションなど、仕事に関連したコミュニケーションを促進するためにますます人気が高まっている。多くのコミュニケーションプラットフォームは、適切な人々がプロジェクトで協働することを確実にするために、組織横断的なコミュニケーションに対して管理者の承認を必要とする。しかしながら、管理者の承認プロセスには長い時間がかかることがあり、コミュニケーションの遅れにつながることがある。例えば、ある組織の管理者は、その組織のメンバーが他の組織の人々とコミュニケーションをとるための要求をすべて評価することがある。この評価プロセスには時間を要することがあり、組織のメンバーと他の組織の人々との間のコミュニケーションが遅れることがある。こうしたコミュニケーションの遅れにより、プロジェクトの作業時間が失われたり、メンバーが電子メールなどの安全性の低い代替的な通信手段を求めたりする可能性がある。
【0003】
さらに、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたメンバーは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていない他の人々と協働することを望むかもしれない。しかしながら、いくつかのコミュニケーションプラットフォームへのオンボーディングプロセスは、煩雑で時間を要することがある。潜在的な協働者との最初のコンタクトでは、メンバー及び/又は潜在的な協働者は、コミュニケーションプラットフォームを介した長期的な通信リンクを確立するために追加の時間を費やすことを望まないかもしれない。したがって、メンバーは、最初のコンタクト時に、代替的な軽量の通信手段を再び求める可能性がある。
【0004】
詳細な説明は、添付の図を参照して説明される。図において、参照番号の最も左の桁は、その参照番号が最初に現れる図を特定する。異なる図における同じ参照番号の使用は、類似又は同一のコンポーネント又は特徴を示す。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】本明細書に記載される例示的な技術を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステムを示すブロック図を示す。
【
図2】異なる組織に関連付けられたユーザー間でダイレクトメッセージングインスタンスを確立するために使用可能な例示的なシステムの概略図である。
【
図3】第1ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたアクセスコードを提供するための例示的なプロセスを示す図である。
【
図4A】
図4Aは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザーがダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取ることに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図4B】
図4Bは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザーがダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取ることに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図4C】
図4Cは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザーがダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取ることに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図5A】
図5Aは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられておりかつ当該コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図5B】
図5Bは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられておりかつ当該コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図5C】
図5Cは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられておりかつ当該コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図6A】ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するために他のユーザーからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図6B】ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するために他のユーザーからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図6C】ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するために他のユーザーからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図7A】別のユーザーとダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するためにコミュニケーションプラットフォームからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図7B】別のユーザーとダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するためにコミュニケーションプラットフォームからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図7C】別のユーザーとダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するためにコミュニケーションプラットフォームからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図7D】別のユーザーとダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するためにコミュニケーションプラットフォームからの招待を受け取るユーザーに対応する例示的なインターフェイスを示す。
【
図8】本明細書に記載される技術を利用して、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセスを示す。
【
図9】本明細書に記載される技術を利用して、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を取り消すための例示的なプロセスを示す。
【
図10】本明細書に記載される技術を利用して、一定期間後にダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するための例示的なプロセスを示す。
【
図11】本明細書に記載される技術を利用して、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1ユーザーとコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていない第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセスを示す。
【
図12】本明細書に記載される技術を利用して、第1ユーザーと第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセスを示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
詳細な説明
本出願は、異なる組織に関連付けられた2人の間のダイレクトメッセージングインスタ
ンスの生成を迅速化して、通信及び協働を促進し、その結果、他の通信手段への依存を減らし、通信セキュリティ及び/又はプライバシーを高めるための技術について説明する。例えば、第1の人が、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていてもよく、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を生成するために、要求をコミュニケーションプラットフォームに送信してもよい。第1の人は、この招待を第2の人に直接(例えば、直接若しくは電子メールを介して)又はコミュニケーションプラットフォームを介して提供することができる。第2の人が招待を受け取ったという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1の人と第2の人との間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザーに関連付けられた第1ユーザーインターフェイス及び第2ユーザーに関連付けられた第2ユーザーインターフェイスをダイレクトメッセージングインスタンスで更新させることができる。コミュニケーションプラットフォームは、それぞれのユーザーインターフェイスに含まれるダイレクトメッセージングインスタンスを介して、第1の人と第2の人との間のメッセージを処理することができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスは、持続期間が制限されていてもよく、一定期間後に失効してもよい。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスがダイレクトメッセージング通信に対して有効になっている期間中、第1ユーザー及び/又は第2ユーザーは、持続期間が無制限の共有通信チャンネルにダイレクトメッセージングインスタンスをアップグレードすることを要求することができる。
【0007】
本明細書に記載される技術は、マルチパーティプロジェクトコラボレーションのために、ユーザーコンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーション及び/又はプログラムの数を減らすことによって、そのパフォーマンスを向上させる。上述したように、多くの人々は、コミュニケーションプラットフォームを利用して、2つ以上の組織にまたがる他の人々と協働する。プロジェクトで協働する人々は、コミュニケーションプラットフォームによって管理される通信アプリケーションを介して通信することができる。通信アプリケーションは、プロジェクトに関連する情報を通信し、保存するための効率的で安全な手段を提供し得る。時には、プロジェクトで協働している人々は、異なる組織に関連付けられた人々など、他の人々からの入力を求めることがある。しかしながら、事前に精査されていない外部の組織の人々と通信アプリケーションを介して通信することに関連する煩雑な管理承認及び/又はオンボーディングプロセスに起因して、当事者は、少なくとも共同的な活動の開始時に、電子メール(eメール)、テキストメッセージ、ソーシャルネットワーキングメッセージなどの代替的な通信手段を求めることがある。代替的な通信手段は、通信アプリケーションと同時にユーザーコンピューティングデバイス上で継続的に更新するための処理能力及びメモリを必要とする場合がある。異なる組織の当事者間で新しいダイレクトメッセージングインスタンスを確立することが簡単であることに起因して、本明細書に記載される技術は、プロジェクトで協働するために必要な処理能力及びメモリの量を減らすことによって、ユーザーコンピューティングデバイスを向上させることができる。
【0008】
さらに、本明細書に記載される技術は、新しい人々とのメッセージングに関連するプライバシー及びセキュリティを向上させる。上記のように、事前に精査されていない外部の組織の人々との通信アプリケーションに関連する承認及び/又はオンボーディングプロセスに一部起因して、当事者は代替的な通信手段を求めることがある。これらの代替的な通信手段、例えば電子メール(eメール)、テキストメッセージ、ソーシャルネットワーキングメッセージなどは、通信アプリケーションに関連するものなど、強化されたセキュリティ及び/又はプライバシープロトコルを含まない場合がある。そのため、代替的な通信手段は、通信アプリケーションを介した通信ほど安全でない場合がある。したがって、安全な通信アプリケーションを介して通信を確立することができる迅速かつ効率的な手段を可能にすることで、ユーザー間で伝送される情報に関連するプライバシー及びセキュリテ
ィを向上させることができる。
【0009】
さらに、本明細書に記載される技術は、ネットワーク上で送信されるコンテンツの量を減らすことによって、1つ以上のコンピューティングデバイスの性能を向上させる。例えば、従来のコミュニケーションプラットフォームシステムにおいて、精査されていない協働者(例えば、管理者によって承認されていない)から入力を受け取るために、ユーザーは、電子メールを送信したり、又は別の通信方法を介して入力の要求を送信したりすることができる。次に、ユーザーは、プロジェクトで協働しているグループの他のメンバーと共有するためなど、情報をコミュニケーションプラットフォームにアップロードすることができる。電子メールを介して1回、さらにコミュニケーションプラットフォームを介して1回、少なくとも2回ネットワークを介してデータを送信する必要がある従来の方法とは異なり、本明細書に記載される技術は、コミュニケーションプラットフォームを介して1回データを転送するためなど、新しい協働者が、プロジェクトに取り組む人とコミュニケーションプラットフォームを介して容易に接続することができる手段を提供する。したがって、本明細書に記載される技術は、ネットワーク上で送信されるコンテンツ(例えば、電子メールメッセージなど)の量を減らすことができる。そのため、ネットワーク上で送信されるデータの量を減らすことができ、利用可能な帯域幅の量を増やすことができる。
【0010】
さらに、本明細書に記載される技術は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザーにより良いユーザー体験を提供する。上述したように、従来、管理承認及び/又はオンボーディング(例えば、コミュニケーションプラットフォームへの参加、関連付け)プロセスは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた人々にとって、場合によっては、コミュニケーションプラットフォームにオンボーディングする人々にとって、長くて時間を要する可能性がある。本明細書に記載される技術は、ダイレクトメッセージングインスタンスを確立する迅速な手段を提供し、上述した長くて時間を要するプロセス無しにコミュニケーションプラットフォームを介した通信を可能にする。少なくともダイレクトメッセージングインスタンスの確立が迅速化されるため、本明細書に記載される技術は、強化されたユーザーエクスペリエンスを提供することができる。
【0011】
これら及び他の態様は、添付の図面を参照して以下にさらに説明される。図面は、単なる例示的な実装形態であり、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。例えば、いくつかの例は、モバイルデバイス用のユーザーインターフェイスの文脈で示されているが、任意のコンピューティングデバイスを使用して同じ又は類似の技術が実装されていてもよく、ユーザーインターフェイスは、特定のコンピューティングデバイスのサイズ、形状及び設定に適合されていてもよい。
【0012】
図1は、本明細書に記載される例示的な技術を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステム100を示すブロック図である。例えば、
図1は、ネットワーク上で相互作用するコミュニケーションプラットフォームサーバー102と、1つ以上の第1コンピューティングデバイス104と、1つ以上の第2コンピューティングデバイス106とを含む、例示的なコンピューティングデバイスを示す。限定ではなく例示として、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、コミュニケーションプラットフォームシステムを実装するために使用されるサーバーを表していてよく、第1コンピューティングデバイス104は、第1ユーザーに関連付けられた第1ユーザーデバイスを表していてよく、第2コンピューティングデバイス106は、第2ユーザーに関連付けられた第2ユーザーデバイスを表していてよい。
【0013】
コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、1つ以上の個々のサーバー又は他のコンピューティングデバイスを含むことができ、これらは単一の中央ロケーション
に物理的に配置されていてもよいし、複数の異なるロケーションに分散されていてもよい。コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、通信ネットワークの全部又は一部を管理するエンティティ(例えば、公益事業会社、政府機関、流通業者、小売業者、製造業者など)によってプライベートにホストされていてよく、又はクラウド環境でホストされていてもよく、又はプライベートにホストされたサービスとクラウドホスト型サービスとの組み合わせでホストされていてもよい。
【0014】
本明細書に記載されるコンピューティングデバイスの各々は、1つ以上のプロセッサ及び/又はメモリを含むことができる。具体的には、図示された例では、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、1つ以上のプロセッサ108及びメモリ110を含み、第1コンピューティングデバイス104は、1つ以上のプロセッサ112及びメモリ114を含み、第2コンピューティングデバイス106は、1つ以上のプロセッサ116及びメモリ118を含む。限定ではなく例示として、プロセッサは、1つ以上の中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)、又は電子データを処理してその電子データをレジスタ及び/又はメモリに格納できる他の電子データに変換する任意の他のデバイス若しくはデバイスの一部を含むことができる。いくつかの例では、集積回路(例えば、ASICなど)、ゲートアレイ(例えば、FPGAなど)、及び他のハードウェアデバイスも、これらがエンコードされた命令を実装するように構成されている限り、プロセッサと見なすことができる。
【0015】
メモリは、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を含むことができ、オペレーティングシステムと、本明細書に記載される方法及びさまざまなシステムに帰属する機能を実装するための1つ以上のソフトウェアアプリケーション、命令、プログラム及び/又はデータを格納することができる。さまざまな実装形態において、メモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、同期式ダイナミックRAM(SDRAM)、不揮発性/フラッシュ型メモリ、又は情報を格納できる任意の他の種類のメモリなど、任意の適切なメモリ技術を使用して実装することができる。本明細書に記載されるアーキテクチャ、システム及び個々の要素は、他の多くの論理的、プログラム的及び物理的なコンポーネントを含むことができ、そのうち添付の図に示されるものは、本明細書の議論に関連する単なる例である。
【0016】
図1に示すように、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、通信アプリケーション120を含み、第1コンピューティングデバイス104は、通信クライアントアプリケーション122を含み、第2コンピューティングデバイス106は、コミュニケーションプラットフォームサーバー102を介してコンピューティングデバイス間のコンテンツの対話を可能にする通信クライアントアプリケーション124を含む。例えば、コンテンツ(例えば、テキスト、画像、音声、ビデオなどを含むメッセージ)は、コミュニケーションプラットフォームシステムによって提供されるオンライン通信ネットワークのユーザーアカウントに関連付けられたユーザー間で共有され得、例えばアカウントの種類、組織プリファレンスなどに基づいて、制限されているユーザーアカウントに従ってコンテンツを共有することを含み得る。いくつかの例では、通信クライアントアプリケーションは、例えば
図4A~
図7Dを参照して説明されるように、インターフェイスがコンテンツにアクセスし、コンテンツを閲覧し、コンテンツを生成することを可能にする。特定の例では、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、
図4A~
図7Dを参照して説明されるように、コンテンツを提示、送信及び受信するための命令を送出する。
【0017】
図1はさらに、メッセージ、写真などのコンテンツをコンピューティングデバイス間で共有できるようにするコード生成コンポーネント126及びメッセージングコンポーネント128を含むものとしてコミュニケーションプラットフォームサーバー102を示す。さまざまな例において、コード生成コンポーネント126は、第1コンピューティングデ
バイス104に関連付けられた第1ユーザーなどからのアクセスコードの要求を受信し、アクセスコードを生成するように構成されていてもよい。アクセスコードは、アクセスコードを第1ユーザー及び/又はこれに関連付けられた第1ユーザープロファイルにリンクするトークンを含むことができる。さまざまな例において、アクセスコードは、コードの生成に関連付けられた最初のタイムスタンプを含むことができる。いくつかの例では、アクセスコードは、予め定められた有効期間(例えば、3日、7日など)にわたって有効(例えば、アクティブ)であってよい。かかる例では、有効期間は、コードの生成に関連付けられた最初のタイムスタンプで開始し得る。いくつかの例では、有効期間は、アクセスコードを第1コンピューティングデバイス104又は第2コンピューティングデバイス106の少なくとも1つに配信することに関連付けられた第2タイムスタンプで開始し得る。
【0018】
さまざまな例において、コード生成コンポーネントは、アクセスコードを第1コンピューティングデバイス104に送信するように構成されていてもよい。かかる例では、第1ユーザーは、直接、電子メール、テキストメッセージなどを介して、アクセスコード及び/又は関連するダイレクトメッセージへの招待を第2ユーザーに分配することができる。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、アクセスコードを第2コンピューティングデバイス106に送信するように構成されていてもよい。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、第1ユーザーから受信した命令に応答して、アクセスコード及び/又は関連するダイレクトメッセージへの招待を第2コンピューティングデバイス106に送信することができる。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータ(例えば、電子メールアドレス、電話番号、ソーシャルネットワーキングハンドルなど)の受信に基づいて、アクセスコード及び/又は関連するダイレクトメッセージへの招待を第2コンピューティングデバイス106に送信することができる。
【0019】
さまざまな例において、コード生成コンポーネント126は、予め生成された招待及び/又はアクセスコードを取り消すように構成されていてもよい。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、予め生成された招待及び/又はアクセスコードを、これらに関連付けられた有効期間の満了に基づいて、予め生成された招待及び/又はアクセスコードを取り消すことができる。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、第1コンピューティングデバイス104を介して第1ユーザーから受信した取り消しの命令に基づいて、予め生成された招待及び/又はアクセスコードを取り消すことができる。
【0020】
さまざまな例において、(有効期間の満了又は第1ユーザーからの命令に基づいて)予め生成された招待及び/又はアクセスコードを取り消すという判定に応答して、コード生成コンポーネント126は、第1ユーザーを招待及び/又はアクセスコードに関連付けるトークンを変更及び/又は削除することができる。いくつかの例では、予め生成された招待及び/又はアクセスコードを取り消すという判定に基づいて、コード生成コンポーネント126は、無効の指示を招待及び/又はアクセスコードに関連付けることができる。かかる例では、メッセージングコンポーネントを介するなどして、アクセスコードをアクティブ化しようとする指示を受信することに応答して、コード生成コンポーネント126は、招待及び/又はアクセスコードがもはや有効ではないことを判定することができる。
【0021】
さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、第2コンピューティングデバイス106から、第1ユーザー(例えば、アクセスコードに関連付けられたユーザー)とのダイレクトメッセージングを可能にする要求を受信するように構成されていてもよい。要求は、アクセスコードのアクティブ化及び/又は選択を含むことができる。いくつかの例では、要求を受信することに応答して、メッセージングコンポーネント128
は、アクセスコードに関連付けられたトークンを交換処理し、第1ユーザーがアクセスコードに関連付けられたと特定することができる。さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、アクセスコードが有効であることを検証することができる(例えば、アクセスコードのアクティブ化に関連付けられた期間が満了していない、アクセスコードが取り消されていないなど)。
【0022】
さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、要求に関連付けられた第2ユーザーを特定することができる。いくつかの例では、第2ユーザーは、招待に関連付けられたトークンに基づいて特定することができる。いくつかの例では、第1ユーザーは、アクセスコードの要求に第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータを含むことができる。かかる例では、コード生成コンポーネント126は、第2ユーザーとアクセスコードとを関連付けるトークンを含むことができる。いくつかの例では、第2ユーザーは、要求に関連付けられたインターネットプロトコルアドレス、要求に関連付けられたユーザーデバイス(例えば、識別子)などに基づいて特定することができる。
【0023】
いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定することができる。いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、第2ユーザーに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームのユーザーアカウントに基づいて、関連付けを判定することができる。いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイス106に格納されている通信クライアントアプリケーション124のインスタンスに基づいて、関連付けを判定することができる。
【0024】
さまざまな例において、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、コミュニケーションプラットフォームに参加するための招待を第2コンピューティングデバイス106に送信することができる。招待は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して第1ユーザーと通信するためなど、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに迅速かつ効率的に関連付けることができる手段を含むことができる。
【0025】
いくつかの例では、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウント及び/又は第2ユーザーに関連付けられた組織がアクセスコードに基づいてダイレクトメッセージングインスタンスを承認していることを検証することができる。さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、第2ユーザーに関連付けられたユーザー及び/又は組織プロファイル130にアクセスして、アカウント及び/又は組織がダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしていることを検証することができる。ユーザーアカウント及び/又は組織がダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしていないという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、アカウント及び/又は組織の制限を第2ユーザーに知らせるエラー通知を提示することができる。
【0026】
ユーザーアカウント及び/又は組織がダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしているという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して第1ユーザーと通信する第2ユーザーの意図を検証することができる。いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、選択可能なコントロールに、第2コンピューティングデバイス106のディスプレイ上に提示する意図を検証させることができる。招待の承諾の指示(ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付ける意図の指示)を受信することに応答して、メッセージングコンポーネ
ント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、通信クライアントアプリケーション122を介してダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた第1ユーザーインターフェイス132を表示させ、通信クライアントアプリケーション124を介してダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた第2ユーザーインターフェイス134を表示させることで、例えばこれらの間の通信を促進することができる。
【0027】
さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して第1ユーザーと第2ユーザーとの間のメッセージを、これらに関連付けられた期間にわたって処理するように構成されていてもよい。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスは、無制限の期間を含むことができる。かかる例では、メッセージングコンポーネント128は、第1ユーザー又は第2ユーザーの少なくとも一方がダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するまで、ダイレクトメッセージングインスタンスを介してメッセージを処理することができる。
【0028】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンスは、アクティブ化の期間を含むことができる。いくつかの例では、この期間は、予め定められた期間(例えば、14日、30日など)を含むことができる。さまざまな例において、予め定められた期間は、第1ユーザー及び/又は第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウントに基づいて決定されてもよい。かかる例では、メッセージングコンポーネント128は、予め定められた期間を決定するために、ユーザーに関連付けられたユーザー及び/又は組織プロファイル130にアクセスすることができる。例えば、第2ユーザーアカウントは、ダイレクトメッセージングインスタンスが15日間アクティブであることを許可することができる。いくつかの例では、予め定められた期間は、第1ユーザーに関連付けられた第1組織及び/又は第2ユーザーに関連付けられた第2組織に対応する組織プリファレンスに基づいて決定されてもよい。かかる例では、メッセージングコンポーネント128は、第1組織及び/又は第2組織に関連付けられたユーザー及び/又は組織プロファイル130にアクセスして、予め定められた期間を決定することができる。
【0029】
いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスの生成に関連付けられたタイムスタンプ(例えば、第1ユーザー又は第2ユーザーの少なくとも一方に対する関連付けられたユーザーインターフェイスの作成及び/又は配信に関連する時間)を決定することができる。メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスの非アクティブ化に関連する第2時間を決定することができる。第2時間は、ダイレクトメッセージングインスタンスの生成及び/又は配信後の予め定められた期間の経過に関連する時間(例えば、生成、配信などに関連するタイムスタンプ)を含むことができる。
【0030】
現在時刻が第2時刻に関連付けられているという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスを非アクティブ化することができる。さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた第1ユーザーインターフェイス132及び/又は第2ユーザーインターフェイス134の1つ以上の機能を無効化することができる。いくつかの例では、無効化された機能は、メッセージの起案、メッセージの送信、及び/又はダイレクトメッセージングインスタンスを介したファイル及び/又は他の添付ファイルの送信に関連付けられた機能を含むことができる。
【0031】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンスのアクティブ化の期間は、第1ユーザーと第2ユーザーとが関連付けられた特定のプロジェクトに対応していてもよい。いくつかの例では、第1ユーザーは、特定のアクセスコードが特定のプロジェク
トに関連付けられているという指示をコード生成コンポーネント126に提供することができる。いくつかの例では、コード生成コンポーネント126は、特定のプロジェクトに関する情報をアクセスコードに関連付けることができる。
【0032】
いくつかの例では、第2ユーザーによるアクセスコードのアクティブ化時に、メッセージングコンポーネント128は、アクセスコードに基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスと特定のプロジェクトとの関連付けを判定することができる。さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、特定のプロジェクトに関連付けられた終了時刻を決定するためなど、特定のプロジェクトに関連付けられた格納データにアクセスすることができる。かかる例では、メッセージングコンポーネント128は、特定のプロジェクトに関連付けられた終了時刻に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化する時間を決定することができる。
【0033】
いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、現在時刻が特定のプロジェクトの終了時刻に関連付けられるまで、ダイレクトメッセージングインスタンスを介してメッセージを処理することができる。いくつかの例では、メッセージングコンポーネント128は、第1コンピューティングデバイス104又は第2コンピューティングデバイス106から特定のプロジェクトが完了したという指示を受信するまで、ダイレクトメッセージングインスタンスを介してメッセージを処理することができる。いくつかの例では、この指示は、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化する指示を含むことができる。
【0034】
さまざまな例において、メッセージングコンポーネント128は、ユーザーインターフェイス132及び/又は第2ユーザーインターフェイス134を介して、第1ユーザーの第1組織と第2ユーザーの第2組織との間で共有通信チャンネルを生成する要求を受信するように構成されていてもよい。ダイレクトメッセージ及び/又はアクセスコードを送信するための招待を受信することに応答して、第2ユーザーが通信チャンネルに関連付けられている例では、メッセージングコンポーネント128は、共有通信チャンネルを生成するための要求を受信することに応答して第2ユーザーに追加の情報を要求することができる。かかる例では、追加の情報は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介したメッセージングよりも多くの機能を有効にするフルアカウントなど、ユーザーのアカウントのアップグレードに関連付けられたユーザーデータを含むことができる。
【0035】
共有通信チャンネルは、直接メッセージが送られてこなくてもチャンネル内の全員がメッセージを見ることができるチャンネルで2つの組織の人々と通信することなど、ダイレクトメッセージングインスタンスでは許可されていない追加の通信機能を含むことができる。例えば、共有通信チャンネルは、第1組織に関連付けられた複数のユーザーと、第2組織に関連付けられた複数のユーザーとの間の通信を許可することができる。
【0036】
いくつかの例では、共有通信チャンネルは、持続期間が無制限の通信チャンネルを含むことができる。いくつかの例では、共有通信チャンネルを生成することに応答して、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間を無制限の期間に変更することができる。
【0037】
さまざまな例において、共有通信チャンネルを生成する要求を受信することに応答して、メッセージングコンポーネント128は、共有通信チャンネルを承認する要求を、第1組織に関連付けられた第1管理者及び第2組織に関連付けられた第2管理者に送信することができる。第1管理者又は第2管理者のいずれかからの不承認の受信に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、チャンネルを作成できなかったことを示すメッセージを、第1ユーザーインターフェイス132及び/又は第2ユーザーインターフェイス1
34を介して提示させることができる。第1管理者及び第2管理者からの承認の受信に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、共有通信チャンネルを生成することができる。メッセージングコンポーネント128は、通信クライアントアプリケーション122に第1ユーザーインターフェイス132を更新させ、通信クライアントアプリケーション124に第2ユーザーインターフェイス134を更新させて、第1組織と第2組織との間の共有通信チャンネルを反映させることができる。
【0038】
いくつかの例では、メモリ110は、1人若しくは複数のユーザー及び/又は組織プロファイル130を含むことができる。ユーザー及び/又は組織プロファイル130は、上述したように、ユーザーデータ及び組織データを含むことができる。さまざまな例において、コード生成コンポーネント126及び/又はメッセージングコンポーネント128は、ユーザー及び/又は組織プロファイル130にアクセスして、それぞれのアカウントによってサポートされる機能、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたプリファレンスなどを決定することができる。さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンスは、ユーザー及び/又は組織プロファイル130に少なくとも部分的に基づいて生成されることができる。例えば、組織プリファレンスは、アクセスコードを介して生成されたダイレクトメッセージングインスタンスを介してファイルを転送することをユーザーに制限してもよい。メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスに対応する第1ユーザーインターフェイス132及び/又は第2ユーザーインターフェイス134に関連付けられた添付機能を無効化することができる。
【0039】
さまざまな例において、ユーザー及び/又は組織プロファイル130は、関連付けられたアカウントに対応する管理者データ及び/又はセキュリティ許可を含むことができる。いくつかの例では、管理者データ及び/又はセキュリティ許可は、アカウントに関連付けられた管理者のアイデンティティを含むことができる。いくつかの例では、管理者データ及び/又はセキュリティ許可は、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージングインスタンスが、関連付けられたアカウントで承認されているかどうかを含むことができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスが第1組織によって承認されているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、メッセージングコンポーネント128を介するなどして、第1ユーザーに関連付けられた第1ユーザーインターフェイス132上の機能を有効にしてアクセスコードを要求することができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスが第1組織によって承認されていない判定及び/又は第1ユーザーに対して承認されていないという判定に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、第1ユーザーインターフェイス132上の機能を無効化することができる。
【0040】
さらに、メモリ110は、データストア136を含むことができる。さまざまな例において、データストア136は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して送信されたメッセージ及び/又は追加のデータを格納することができる。さまざまな例において、データストア136は、組織情報、ポリシー、ユーザーなどの、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して作成された共有通信チャンネルに関する任意の情報を格納することができる。さまざまな例において、データストア136は、アクティブ及び非アクティブなダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータを含むことができる。例えば、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過することがある。経過期間に基づいて、メッセージングコンポーネント128は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して追加のメッセージが送信又は受信されることがないように、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化することができる。ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータは、無効化されたダイレクトメッセージングインスタンスのアーカイブなど、データストア136に格納することができる。
【0041】
図1に示すように、コミュニケーションプラットフォームサーバー102は、通信コネクション138を含み、第1コンピューティングデバイス104は、通信コネクション140を含み、第2コンピューティングデバイス106は、少なくともコミュニケーションプラットフォームサーバー102と、第1コンピューティングデバイス104及び第2コンピューティングデバイス106のうちの1つ又は複数との間の通信を可能にする通信コネクション142を含む。
【0042】
通信コネクション138、140及び/又は142は、コミュニケーションプラットフォームサーバー102、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第2コンピューティングデバイス106を、別のコンピューティングデバイス又はネットワーク114などのネットワークに接続するための物理及び/又は論理インターフェイスを含むことができる。例えば、通信コネクション138、140及び/又は142は、IEEE 802.11規格によって定義される周波数、Bluetooth(登録商標)などの短距離無線周波数、セルラー通信(例えば2G、2G、4G、4G LTE、5Gなど)を介するなどしたWi-Fiベースの通信、又はそれぞれのコンピューティングデバイスが他のコンピューティングデバイスとインターフェイスできるようにする任意の適切な有線若しくは無線通信プロトコルを可能にし得る。
【0043】
さらに、第1コンピューティングデバイス104は、ディスプレイ144を含むことができ、第2コンピューティングデバイス106は、ディスプレイ146を含むことができる。第1コンピューティングデバイス104及び/又は第2コンピューティングデバイス106として使用されるコンピューティングデバイスの種類に応じて、ディスプレイ144及び146は、任意の適切なディスプレイ技術を採用することができる。例えば、ディスプレイ144及び146は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、電子ペーパーディスプレイ、又はその上にデジタルコンテンツを提示できる任意の他の適切な種類のディスプレイを含むことができる。いくつかの例では、ディスプレイ144及び146は、ディスプレイ144及び146上に提示されるグラフィカルユーザーインターフェイスとの対話を可能にするためのタッチ入力を受け取るように構成されたタッチスクリーンディスプレイを提供するために、これに関連付けられたタッチセンサを有することができる。したがって、本明細書の実装は、いかなる特定のディスプレイ技術にも限定されない。
【0044】
図1は、本明細書に記載される技術を実装するために使用できる例示的なシステム100として提供されるが、記載され特許請求された技術は、システム100によって実行されることに限定されず、またシステム100は、本明細書に記載される技術を実行することに限定されない。
【0045】
図2は、通信アプリケーション120などの通信アプリケーション202に関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスの生成をシステム200を介して迅速化するための、本明細書に記載される技術を実装するために使用可能な例示的なシステム200の概略図である。いくつかの例では、本システムは、1人又は複数人の第1ユーザー208に関連付けられた1つ以上の第1ユーザーコンピューティングデバイス206(例えば、第1ユーザーデバイス206)と、1人又は複数人の第2ユーザー212に関連付けられた1つ以上の第2ユーザーコンピューティングデバイス210(例えば、第2ユーザーデバイス210)との間のメッセージングの手段を提供するためなど、通信アプリケーション202を管理するように構成されたコミュニケーションプラットフォーム204を含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、チャンネルベースのメッセージングプラットフォームである。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、コミュニケーションプラットフォームサー
バー102などの1つ以上のコミュニケーションプラットフォームサーバーを含むことができる。第1ユーザーデバイス206は、通信クライアントアプリケーション122など、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンスを含むことができる。いくつかの例では、第2ユーザーデバイス210は、通信クライアントアプリケーション124など、通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを含むことができる。かかる例では、第2ユーザー212は、コミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられていてもよい。第2ユーザー212は、第1時間(例えば、コミュニケーションプラットフォームを介した第1ユーザー208との通信を確立する前)にコミュニケーションプラットフォームに関連付けられてもよいし、関連付けられなくてもよい。第2ユーザー212が第1時間にコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられていない例では、第2ユーザーコンピューティングデバイス210は、通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを最初に含まなくてもよい。例えば、第1ユーザー208は、第2ユーザー212を招待して、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信することができる。第2ユーザー212は、通信するための招待を受け取ると、通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを第2ユーザーコンピューティングデバイス210にダウンロードすることができるか、又はウェブインターフェイスを介して通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスにアクセスすることができる。
【0046】
第1ユーザーコンピューティングデバイス206及び第2ユーザーデバイス210の各々は、それぞれのコンピューティングデバイスに起因する本明細書で議論される機能を実装するための1つ以上のプロセッサ及びコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリを含む。いくつかの例では、第1ユーザーデバイス206及び第2ユーザーデバイス210は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、モバイルデバイス(例えば、スマートフォン若しくは他の携帯電話機若しくは移動電話機、モバイルゲーミングデバイス、ポータブルメディアデバイスなど)、又は他の適切なコンピューティングデバイスを含むことができる。第1ユーザーデバイス206及び第2ユーザーデバイス210は、1つ以上のクライアントアプリケーション、例えばウェブブラウザ(例えば、Microsoft Windows Internet Explorer、Mozilla Firefox、Apple Safari、Google Chrome、Operaなど)又はネイティブ若しくは専用のクライアントアプリケーション(例えば、通信アプリケーション、メッセージングアプリケーション、メールアプリケーション、ゲームなど)を実行して、1つ以上のネットワーク214を介してコンテンツにアクセスし、閲覧することができる。
【0047】
1つ以上のネットワーク214は、第1ユーザーデバイス206及び第2ユーザーデバイス210がコミュニケーションプラットフォーム204にアクセスし、かつ/又は互いに通信し得るネットワーク又はネットワークの集まり(例えばインターネット、企業イントラネット、仮想プライベートネットワーク(VPN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、セルラーネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、又はかかるネットワークの2つ以上の組み合わせ)を表すことができる。
【0048】
コミュニケーションプラットフォーム204は、1つ以上のサーバー又は他のコンピューティングデバイスを含むことができ、そのいずれか又はすべてが、通信ネットワーキングシステム又はデジタルプラットフォームに起因する本明細書で議論される機能を実装するための1つ以上のプロセッサ及びコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリを含むことができる。コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208及び第2ユーザー212が、第1ユーザーデバイス206上の通信アプリケーション202(1)の第1インスタンス及び第2ユーザーデバイス210上の通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを介して互いに通信することを可能にし得る。コミュニケーシ
ョンプラットフォーム204は、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンス及び通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを含む通信アプリケーション202を管理して、第1ユーザー208と第2ユーザー212との間の通信を促進することができる。
【0049】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208及び第2ユーザー212に関連付けられたユーザーデータを、これらに関連付けられたアカウントなどに格納することができる。ユーザーデータは、ユーザーのタイプ(例えば、管理者、基本メンバーなど)、ユーザーに関連付けられたアカウントのタイプ(例えば、無料サブスクリプション、制限付きアクセス、無制限のアクセスなど)、ユーザーに関連付けられた組織、ユーザープリファレンス(例えば、ニックネーム、写真など)、ユーザーに関連付けられた識別子(例えば、電話番号、IPアドレス、メールアドレスなど)、以前のダイレクトメッセージングスレッド、チャンネルを介した他の会話などを含むことができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208及び/又は第2ユーザー212に関連付けられた1つ以上の組織に関連付けられた組織データを格納することができる。組織データは、管理者識別子(例えば、名前、アカウントデータなど)、組織プリファレンス(例えば、承認されたダイレクトメッセージングコード、承認されていないダイレクトメッセージングコード、コードを生成することを許可された関連ユーザーなど)、組織に関連付けられたユーザー、組織に関連付けられたデータベースなどを含むことができる。
【0050】
図2は、操作216において、第1ユーザー208が、ダイレクトメッセージングインスタンスの生成に関連付けられたアクセスコードを要求することができる例を示す。アクセスコードは、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングインスタンスの生成に関連付けられた一意の識別子を含むことができる。アクセスコードは、クイックレスポンス(QR)コード、マイクロQRコード、ユニフォームリソースロケータ(URL)、バーコード、又は第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた任意の他のタイプの離散コードを含むことができる。さまざまな例において、要求は、生成されるコードのタイプ(例えば、QRコード、マイクロQRコード、URL、バーコード、他の機械可読コードなど)を含むことができる。
【0051】
さまざまな例において、要求は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して1人又は複数人の他のユーザーと通信する第1ユーザー208に関連付けられたアクセスコードを生成する汎用要求を含むことができる。かかる例では、要求は、アクセスコードの意図された受信者についての特定情報を含まなくてもよい(例えば、他の潜在的な通信相手は特定されない)。例えば、第1ユーザー208は、名刺に印刷するためにアクセスコードを要求することができる。
【0052】
さまざまな例において、要求は、アクセスコード(及び関連するダイレクトメッセージへの招待)が意図される特定の第2ユーザー212に関連付けられた第2ユーザーデータを含むことができる。第2ユーザーデータは、名前、関連する組織、連絡先情報(例えば、電子メールアドレス、電話番号など)、又はアクセスコードを特定及び/又は提供するために使用可能な任意の他のデータを含むことができる。例えば、第1ユーザー208は、第2ユーザー212に関連付けられた名前及び電子メールアドレスを要求に含めることができる。コミュニケーションプラットフォーム204は、例えば、第2ユーザーデータ(例えば、名前及び電子メールアドレス)に基づいて、又は割り当てられたユーザー名若しくは識別子に基づいて、第2ユーザー212を特定することができる。
【0053】
いくつかの例では、要求は、アクセスコードが第2ユーザー212に提供されることになる手段を含むことができる。その手段は、電子メール、ソーシャルネットワーキングメ
ッセージなどを介して含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコードが提供されることになる手段に基づいて、アクセスコードの種類を決定することができる。例えば、第1ユーザー208は、第2ユーザー212に関連付けられた電子メールに要求を送信するようコミュニケーションプラットフォーム204に要求することができる。電子メールの配信に部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、URLアクセスコードを生成することを決定することができる。
【0054】
さまざまな例において、第1ユーザー208は、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンスに関連付けられたユーザーインターフェイス上の選択可能なコントロールを介してアクセスコードを要求することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、組織及び/又は第1ユーザー208に関連付けられた組織データ又はユーザーデータに部分的に基づいて、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンス上で選択可能なコントロールを有効にすることができる。かかる例では、選択可能なコントロールを有効にする前に、コミュニケーションプラットフォーム204は、本明細書に記載される迅速なダイレクトメッセージングインスタンス生成が組織によって承認されていること、及び/又はユーザーアカウントがその機能を含んでいることを決定する。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー208に関連付けられた組織が、迅速なダイレクトメッセージングインスタンス生成を承認することを決定することができる。したがって、コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208がダイレクトメッセージングインスタンスの生成に関連付けられたアクセスコードを要求し得る選択可能なコントロールを有効にすることができる。
【0055】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、要求に基づいてアクセスコードを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、2つ以上の異なるタイプのアクセスコードを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、要求において提供されたデータ(例えば、通信手段、要求されたコードのタイプなど)に基づいて、特定のタイプのアクセスコードを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、デフォルト設定に基づいてコードを生成することができる。例えば、コミュニケーションプラットフォーム204は、要求を受信することに応答してURLアクセスコードを生成することをデフォルトにしてもよい。別の例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、要求を受信することに応答して、QRコードを生成することをデフォルトにしてもよい。
【0056】
操作218において、アクセスコードを生成することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコードを第1ユーザー208に送信することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザーインターフェイス220を介してアクセスコードを送信することができる。説明に役立つ例では、ユーザーインターフェイス220は、第1アクセスコード222(1)(例えば、URL)及び第2アクセスコード222(2)(QRコード)を含む。他の例では、ユーザーインターフェイス220は、追加の又は代替のアクセスコード222を含むことができる。
【0057】
さまざまな例において、第1ユーザーデバイス206は、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンスを介して、1つ以上のアクセスコード222を受信することができる。操作224において、第1ユーザー208は、アクセスコード222を第2ユーザー212に提供することができる。いくつかの例では、第1ユーザー208は、第1ユーザーデバイス206のディスプレイを介してアクセスコード222を提示させることができ、表示されたアクセスコード222を第2ユーザー212に示すことができる。かかる例では、第2ユーザーは、第2ユーザーコンピューティングデバイス210を介するな
どして、表示されたアクセスコード222をスキャンするか、あるいはコピーしてもよい。例えば、第1ユーザー208は、第2アクセスコード222(2)を第1ユーザーデバイス206のディスプレイ上に提示させてもよく、ディスプレイを第2ユーザー212に提示させてもよい。第2ユーザー212は、(例えば、QRコードを起動することによって)第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にするよう要求するためなど、第2ユーザーデバイス210のカメラを利用して第2アクセスコード222(2)をスキャンしてもよい。
【0058】
さまざまな例において、第1ユーザー208は、アクセスコード222(2)などのアクセスコード222を含むダイレクトメッセージ226への招待を第1ユーザーデバイス206のディスプレイ上に印刷又は提示し、ダイレクトメッセージ226への招待を第2ユーザー212に直接提供することができる。かかる例では、第2ユーザー212は、第2ユーザーデバイス210を利用して、印刷又は提示されたアクセスコード222に基づいて、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージング通信を可能にするよう要求することができる。例えば、ダイレクトメッセージ226への招待は、第1アクセスコード222(1)など、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングに関連付けられたURLを有する名刺に含まれていてもよい。第2ユーザー212は、URLを第2ユーザーデバイス210に入力して、ダイレクトメッセージング通信を可能にすることができる。別の例では、ダイレクトメッセージ226への招待は、第2アクセスコード222(2)などのQRコードを含むことができる。第2ユーザーは、第2ユーザーデバイス210のカメラを利用して第2アクセスコード222(2)をスキャンして、第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることができる。
【0059】
いくつかの例では、アクセスコード222は、シングルユースコードを含むことができる。かかる例では、第2ユーザーがアクセスコード222をアクティブ化した(例えば、スキャン、URLへのアクセス、ダイレクトメッセージングインスタンスの確立など)という指示を受信したことに応答して、アクセスコード222を非アクティブ化(例えば、後で使用するために無効化)することができる。いくつかの例では、アクセスコード222は、マルチユースコードを含むことができる。かかる例では、第1ユーザー208は、アクセスコード222を複数の異なる第2ユーザー212に提供して、第2ユーザー212の各々とダイレクトメッセージングインスタンスを確立することができる。例えば、第1ユーザー208は、第2アクセスコード222(2)を複数の名刺に印刷してもよい。第1ユーザー208は、複数の第2ユーザー212の各々と個別のダイレクトメッセージングインスタンスを確立するためなど、複数の第2ユーザー212に複数の名刺を配ってもよい。
【0060】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコード222などのアクセスコードを、第2ユーザー212に関連付けられた第2ユーザーデバイスに直接提供するように構成されていてもよい。操作228において、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコードを第2ユーザーデバイス210に送信され得る。いくつかの例では、アクセスコードは、操作216で説明されたアクセスコードの要求において提供された指示及び/又は情報に基づいて、第2ユーザーデバイス210に直接送信され得る。例えば、第1ユーザー208からのアクセスコードの要求は、第1ユーザー208がダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するのに招待したいと希望する第2ユーザーにアクセスコードを提供する命令を含むことができる。要求は、第2ユーザー212に関連付けられた名前及び電子メールアドレスを含むことができる。コミュニケーションプラットフォーム204は、要求に応答してアクセスコードを生成することができ、命令に基づいてアクセスコードを第2ユーザーデバイス210に送信することができる。
【0061】
操作230において、コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を受信することができる。いくつかの例では、要求は、アクセスコードのアクティブ化を含むことができる。アクティブ化は、コードをスキャンすること、URLをクリックすること、URLに関連付けられたウェブサイトにアクセスすることなど含むことができる。要求は、第1ユーザー208から及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204から直接アクセスコードを受信することに応答して送信され得る。例えば、要求は、第1ユーザー208によって提供されたダイレクトメッセージ226への招待に関するアクセスコード222(2)のアクティブ化を含むことができる。別の例では、要求は、コミュニケーションプラットフォームから電子メールを介して送信されたURLなどのアクセスコードのアクティブ化を含むことができる。
【0062】
さまざまな例において、要求は、アクセスコードに関連付けられたデータを含むことができる。例えば、アクセスコードをスキャンすること、リンク(URL)をアクティブ化することなどに応答して、第2ユーザーデバイス210は、アクセスコードに関連付けられたデータをコミュニケーションプラットフォーム204に送信することができる。コミュニケーションプラットフォーム204はデータを受信し、アクセスコードを第1ユーザー208に関連付けられたものとして特定することができる。さまざまな例において、データは、第1ユーザー208に関連付けられたトークンを含むことができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、トークンに基づいて、アクセスコードに関連付けられた第1ユーザー208を特定することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、トークンを受信することができ、第2ユーザーデバイス210に関連付けられたディスプレイ上にメッセージを提示させることができる。メッセージは、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングインスタンスの確認(例えば、承諾)を含むことができる。
【0063】
シングルユースアクセスコードの例では、要求を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー208及び第2ユーザー212をアクセスコードに関連付けることができる。マルチユースの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー208及び第2ユーザー212をアクセスコードの第1インスタンスに関連付けることができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコードの複数のインスタンスを処理して、第1ユーザー208に関連付けられた複数のダイレクトメッセージングインスタンスを生成するように構成されていてもよい。
【0064】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコードが有効であるか、又は取り消されたかどうかを判定することができる。アクセスコードが無効であるか、又は取り消されたという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、無効又は取り消しの通知を第2ユーザーデバイスのディスプレイ上に提示させることができる。例えば、第1ユーザー208は、アクセスコードを要求することができ、コミュニケーションプラットフォーム204が第2ユーザー212にアクセスコードを提供することを要求することができる。しかしながら、第2ユーザー212によるアクセスコードのアクティブ化前に、第1ユーザー208は、アクセスコードを取り消す(ダイレクトメッセージへの招待を取り消す)ことができる。その後、第2ユーザー212が、コミュニケーションプラットフォーム204によって提供されるリンクをクリックするなどして、第1ユーザーとのダイレクトメッセージ通信を可能にするように要求すると、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザーデバイス210を介して、取り消しの通知を表示させることができる。
【0065】
さまざまな例において、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージング通信を可能
にする要求を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212がコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられているかどうかを判定することができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212が確立されたアカウントを有するかどうか、かつ/又は第2ユーザーデバイス210が通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを含むかどうかを判定することができる。
【0066】
第2ユーザー212がコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられていないという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212に関連付けられたユーザーデータなどの追加の情報を要求することができる。いくつかの例では、追加の情報は、第2ユーザー212とのダイレクトメッセージングインスタンスを確立するためにコミュニケーションプラットフォーム204によって要求される最小量の情報を含むことができる。いくつかの例では、最小量の情報は、第1ユーザー208の第1組織に関連付けられた組織プリファレンス、規則などの組織データに基づいていてもよい。追加の情報を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212をコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けることができる。
【0067】
いくつかの例では、追加の情報は、コミュニケーションプラットフォーム204を介して通信することに関連付けられた諸条件の承諾を含むことができる。いくつかの例では、追加の情報は、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングインスタンスを確立するための肯定的な合意を含むことができる。
【0068】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212に通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスをダウンロードさせるための命令を第2ユーザーデバイス210に送信することができる。いくつかの例では、通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスは、第2ユーザーが第1ユーザー208との1対1の会話でメッセージを送受信することができるユーザーインターフェイスを含むことができる。コミュニケーションプラットフォーム及び/又はダイレクトメッセージングインスタンスにアクセスする第2ユーザーに関連付けられたさまざまな例示的なインターフェイスが、少なくとも
図4A~
図7Dに示され、以下に説明される。
【0069】
第2ユーザー212がコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212に関連付けられたアカウントタイプが、アクセスコードに関連付けられたダイレクトメッセージング通信を可能にするかどうかを判定することができる。いくつかの例では、アカウントタイプは、ユーザープロファイルに格納されているものなど、第2ユーザー212に関連付けられた第2ユーザーデータに基づいて決定されてもよい。例えば、コミュニケーションプラットフォーム204への無料サブスクリプションは、アクセスコードを使用して確立されたダイレクトメッセージング通信には不適格であり得る。
【0070】
さまざまな例において、第2ユーザーに関連付けられたアカウントタイプが迅速なダイレクトメッセージング通信をサポートしていないという判定に応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザーデバイス210のディスプレイ上に通知を提示させることができる。通知は、第2ユーザー212が、迅速なダイレクトメッセージング通信のためのアクセスコードを引き換える資格がないという指示を含むことができる。例えば、第2ユーザー212が無料サブスクリプションアカウントに関連付けられているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212が第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングに不適格であることを判定することができる。コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212が
迅速なダイレクトメッセージング通信のためのアクセスコードを引き換える資格がないことを示す通知を第2ユーザーデバイス210に表示することができる。
【0071】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212に関連付けられた組織が、アクセスコードに関連付けられたダイレクトメッセージング通信を可能にするかどうかを判定することができる。いくつかの例では、第2ユーザー212がコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられていることを判定することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212に関連付けられた組織データにアクセスすることができる。組織データは、第2ユーザー212に関連付けられた組織が、迅速なダイレクトメッセージング通信をサポート(許可)するかどうかの指示を含むことができる。いくつかの例では、指示は、組織に関連付けられた組織プリファレンスに含まれていてもよい。かかる例では、組織に関連付けられた管理者は、プライバシー、セキュリティ、集中制御などの所望のレベルに基づいて、組織プリファレンスを設定することができる。
【0072】
さまざまな例において、組織プリファレンスは、迅速なダイレクトメッセージング通信に関連付けられた制限を含むことができる。いくつかの例では、制限は、アクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスを介して伝送されることが承認されたデータの量及び/又は種類を含むことができる。例えば、第1ユーザー208に関連付けられた組織は、アクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスを承認することができるが、ダイレクトメッセージングインスタンスを介してファイル(例えば、添付ファイル)を転送することは許可しない場合がある。したがって、第1ユーザー208は、アクセスコードを要求し、これを第2ユーザー212に提供することができるが、ダイレクトメッセージング通信の当事者は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介した添付ファイルの送信が制限される場合がある。
【0073】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージ通信を可能にする要求、追加の情報、及び/又は第2ユーザー212に関連付けられたアカウントタイプ及び/又は組織プリファレンスが、迅速なダイレクトメッセージ通信をサポートしているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム204は、第1ユーザー208と第2ユーザー212との間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。ダイレクトメッセージングインスタンスは、第1ユーザー208と第2ユーザー212との間の1対1の会話を可能にし得る。さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して伝送されることが承認されるデータの量及び/又はタイプは、第1ユーザー208及び/又は第2ユーザー212に関連付けられた組織プリファレンスに基づいていてもよい。
【0074】
操作232において、コミュニケーションプラットフォーム204は、第2ユーザー212が第1ユーザー208との1対1の会話でメッセージを送受信するために、ダイレクトメッセージングインスタンスへのアクセスを付与することができる。いくつかの例では、第2ユーザー212は、通信アプリケーション202(2)の第2インスタンスを介してメッセージを送受信することができる。操作234において、第1ユーザー208は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介してメッセージを送受信することができる。第1ユーザー208は、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンスを介してメッセージを送受信することができる。
【0075】
いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスは、第1ユーザー208と第2ユーザー212との間の通信を、無期限に、又は第1ユーザー208若しくは第2ユーザー212の一方が他のユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスからオプトアウトするまで可能にし得る。いくつかの例では、アクセスコードに基づいて生成され
たダイレクトメッセージングインスタンスは、制限された使用期間(例えば、7日、14日など)を含むことができる。かかる例では、ダイレクトメッセージングインスタンスは、期間が経過した後に無効化され得る。
【0076】
さまざまな例において、アクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスは、特定のプロジェクトに関連付けられていてもよい。いくつかの例では、第1ユーザー208は、アクセスコードを要求する際に、コミュニケーションプラットフォーム204に特定のプロジェクトに関する情報を提供することができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、アクセスコード(及び関連するダイレクトメッセージングインスタンス)を特定のプロジェクトに関連付けることができる。さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンスは、特定のプロジェクトの終了時に無効化され得る。かかる例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、プロジェクトの終了を決定するように構成されていてもよく、かつ/又は第1ユーザー208からその指示を受信してもよい。
【0077】
さまざまな例において、第1ユーザー208及び/又は第2ユーザー212は、コミュニケーションプラットフォーム204にプロジェクト完了の指示を提供することができる。かかる例では、プロジェクト完了の指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化することができる。ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム204は、追加のメッセージ及び/又はデータが会話に追加されるのを制限することができる。そのため、第1ユーザー208及び第2ユーザー212は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して追加のメッセージを送受信することが制限され得る。
【0078】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム204は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して伝送されたメッセージ及び/又はデータ(例えば、転送されたファイル、添付ファイルなど)を格納することができる。コミュニケーションプラットフォーム204は、第1組織に関連付けられたデータシャード及び/又は第2組織に関連付けられたデータシャードにメッセージ及び/又はデータを格納することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム204は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータシャードにメッセージ及び/又はデータを格納することができる。
【0079】
さまざまな例において、第1ユーザー208及び/又は第2ユーザー212は、ダイレクトメッセージングインスタンスが無効化されているかどうかにかかわらず、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージ及び/又はデータにアクセスすることができる。ダイレクトメッセージングインスタンスが無効化されている例では、メッセージ及び/又はデータは閲覧することができる、新しいメッセージ及び/又はデータはそこに追加され得ない。例えば、第1ユーザー208は、通信アプリケーション202(1)の第1インスタンスを介して、無効化されたダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージにアクセスして、例えば別のユーザーとの以前の会話を参照することができる。
【0080】
図3は、第1ユーザー208とのダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたアクセスコードを提供するための例示的なプロセス300を示す。プロセス300は、コミュニケーションプラットフォーム204などのコミュニケーションプラットフォームに関連付けられた1つ以上のコンピューティングデバイスによって実行され得る。
【0081】
操作302において、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザーとのダイ
レクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードの要求を受信する。さまざまな例において、要求は、通信アプリケーション202のインスタンスを介して受信され得る。さまざまな例において、通信アプリケーション202は、ダイレクトメッセージングのためのアクセスコードの要求に関連付けられた選択可能なコントロール306を含むユーザーインターフェイス304を含むことができる。
【0082】
さまざまな例において、第1ユーザー208が選択可能なコントロール306を選択することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザーインターフェイス304上にウィンドウ308を表示させることができる。いくつかの例では、ウィンドウ308は、アクセスコードに関連付けられた追加の情報の要求を含むことができる。説明に役立つ例では、ウィンドウ308は、ユーザー108がアクセスコードの受信者に関連付けられた電子メールアドレスを含めるための第1オプション310と、第1ユーザー208がアクセスコードを受信するための第2オプション312とを含む。他の例では、ウィンドウ308は、第2ユーザーに関連付けられた名前、組織、又は他の情報の入力など、追加の又は代替のオプションを含むことができる。
【0083】
さまざまな例において、第1ユーザー208が第1オプションを選択する(受信者の電子メールを入力する)ことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコードを生成し、
図2の操作228で説明したように、アクセスコードを含む招待を第2ユーザーに直接送信することができる。
【0084】
説明に役立つ例では、第1ユーザー208は、第2オプション312を選択する。操作314において、第2選択肢312の選択の指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード316を生成することができる。
図3の説明に役立つ例では、アクセスコード316は、第1ユーザーとのダイレクトメッセージへの招待に関連付けられたリンク(URL)を含む。他の例では、アクセスコードは、新しいダイレクトメッセージングインスタンスを確立するために、少なくとも第1ユーザー及び/又は第1ユーザープロファイルを特定するQRコード又は他のタイプの離散コードを含むことができる。
【0085】
操作318において、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード316を、第1ユーザーデバイス206など、第1ユーザー208に関連付けられた第1コンピューティングデバイスに送信することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、通信アプリケーション202に関連付けられたユーザーインターフェイス304を介したものとして、第2ウィンドウ320を表示させることができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザーインターフェイス304を介してアクセス可能な、第1ユーザー208に関連付けられたユーザープロファイルにアクセスコード316を記憶させることができる。さまざまな例において、1つ以上のアクセスコード316は、ユーザーインターフェイス304を介して記憶され、かつ/又はアクセス可能であり得る。かかる例では、第1ユーザー208は、自身が迅速かつ効率的に通信することを望む他の人とコードを共有することができる。
【0086】
さまざまな例において、第2ウィンドウ320は、アクセスコード316をコピーするための選択可能なコントロール322を含むことができる。かかる例では、第1ユーザー208は、アクセスコード316を、別の文書又はアプリケーションなどにコピーして貼り付けることができる。次に、第1ユーザー208は、アクセスコード316を第2ユーザーに提供し、例えばその人との通信を迅速に確立することができる。例えば、第1ユーザー208は、アクセスコード316をコピーし、そのコードを名刺テンプレートに貼り付けてもよい。次に、第1ユーザー208は、名刺を直接又は電子メールに添付するなど電子的に共有することによって、選択された人々とコミュニケーションプラットフォーム
を介したプライベートで安全な通信を迅速かつ効率的に可能にすることができる。別の例では、第1ユーザー208は、電子メールの署名にアクセスコード316をコピーして貼り付けることができる。したがって、第1ユーザー208は、電子メールを介して選択された人々とコミュニケーションプラットフォームを介したプライベートで安全な通信を迅速かつ効率的に可能にすることができる。
【0087】
本明細書に記載される技術を利用することによって、第1ユーザー208は、コミュニケーションプラットフォームを介したプライベートで安全な1対1の通信を、従来のシステムが可能にするよりも迅速かつ効率的な方法で確立することができる。したがって、本明細書に記載される技術は、既存の通信システムを改善する。さらに、コミュニケーションプラットフォームは、有効であるか無効であるかにかかわらず、各ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータを格納する。したがって、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー208が複数の異なる人との通信に関連付けられた格納データに迅速かつ容易にアクセスすることができる単一のソースを提供し得る。したがって、本明細書に記載される技術は、複数の会話に関連付けられたデータに単一の記憶ソースを提供することによって、既存の通信システムを改善することができる。
【0088】
例示的なユーザーインターフェイス
図4A~
図7Dは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための、本明細書に記載される技術を実装するために使用可能な例示的なユーザーインターフェイスを示す概略図である。インターフェイスは、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイス(例えば、コミュニケーションプラットフォームサーバー102、コミュニケーションプラットフォーム204など)によって生成され、提示するために1つ以上のユーザーコンピューティングデバイス(例えば、第1コンピューティングデバイス104、第1ユーザーデバイス206、第2コンピューティングデバイス106、及び/又は第2ユーザーデバイス210)に送信されてもよい。追加的又は代替的に、インターフェイスは、コミュニケーションプラットフォームから受信した指示に少なくとも部分的に基づいて、ユーザーコンピューティングデバイスによって生成されてもよい。上述したように、このセクションで説明されるインターフェイスは、システム100又は200の文脈で実装されていてよいが、必ずしもそうでなくてもよい。
【0089】
図4A~
図4Cは、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待404を受け取るコミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザー402(例えば、第2ユーザー212などの第2ユーザー402)に対応する例示的なインターフェイスを示す。
図4Aに示すインターフェイス400Aは、ユーザーコンピューティングデバイス410のカメラ408を使用して招待404に関連付けられたアクセスコード406をスキャンすることを示す。説明に役立つ例では、
図2の第2アクセスコード222(2)などのアクセスコード406は、QRコードを含む。他の例では、アクセスコード406は、URL、バーコードなど、迅速なダイレクトメッセージング通信を可能にするためのコミュニケーションプラットフォームによって生成される任意の他のタイプのコードを含むことができる。
【0090】
上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームによって管理される通信アプリケーションのインスタンスを介するなどして、第1組織414に関連付けられた第1ユーザー412、例えば第1ユーザー208からの要求に応答して、アクセスコード406を生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード406を、第2ユーザー402などの別のユーザーに直接提供することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード406を第1ユーザー412に提供することができる。かかる例では、第1ユーザー412は、第1ユーザー412がダイレクトメッセ
ージングインスタンスを介して通信するように招待する、第2ユーザー402などの選択された個人とアクセスコードを共有することができる。
【0091】
いくつかの例では、アクセスコード406は、シングルユースコードを含むことができる。かかる例では、アクセスコード406は、第1ユーザー412と、第2ユーザー402などの第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するために1回使用されてもよい。いくつかの例では、アクセスコード406は、マルチユースコードを含むことができる。かかる例では、アクセスコード406は、第1ユーザー412と、第2ユーザー402などの他のユーザーとの間で1つ以上のダイレクトメッセージングインスタンスを生成するために1回以上使用されてもよい。
【0092】
さまざまな例において、第1ユーザー412は、電子メール、ソーシャルネットワーキングメッセージなどを介して、第2ユーザー402にアクセスコード406を電子的に提供することができる。説明に役立つ例では、第1ユーザー412は、名刺416からアクセスコード406をユーザーに提供する。例えば、第1ユーザー412であるTony氏は、したがって、要求に応答してコミュニケーションプラットフォームからアクセスコード406を受信してもよく、名刺416にアクセスコードを印刷してもよい。次に、Tony氏は、招待404を有する名刺を第2ユーザー402であるFrank氏に提供することができる。
【0093】
図4Aに示されているように、第2ユーザー402は、カメラ408を利用してアクセスコード406をスキャンしてもよい。アクセスコード406がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていることを判定することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス410は、通信アプリケーションを立ち上げるオプション及び/又は通信アプリケーションで招待404を開くオプションを含むウィンドウ418を表示することができる。
【0094】
さまざまな例において、ウィンドウ418に関連付けられたキャンセルオプション420の選択を受信することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス410は、通信アプリケーションを開かなくてもよい。かかる例では、ユーザーコンピューティングデバイス410は、コンピューティングデバイス410のユーザー使用に関連付けられた以前のアプリケーションに戻り、かつ/又はカメラ408によって取り込まれたデータの提示を継続することができる。
【0095】
さまざまな例において、ウィンドウ418に関連付けられた開くオプション422の選択を受信することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス410は、
図4Bに示されるインターフェイス400Bに図示されているように、通信アプリケーション424を開くか、あるいは立ち上げてもよい。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード406に関連付けられたトークンを処理して、これに関連付けられた第1ユーザー412を決定することができる。
【0096】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、通信アプリケーション424に関連付けられたインターフェイス400B上にウィンドウ426を表示させることができる。いくつかの例では、ウィンドウ426は、第2ユーザー402が第1ユーザー412とのダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けることを意図しているという確認を含むことができる。ウィンドウ426は、招待404に関連付けられた情報を含むことができる。説明に役立つ例では、ウィンドウ426は、第1組織414からの第1ユーザー412が第2ユーザー402と直接メッセージを希望することを示すメッセージ428と、第1ユーザー412に関連付けられた画像430とを含むことができる。さまざまな例において、画像430は、第2ユーザー402が第1ユーザー412を特定
することをサポートし得る。いくつかの例では、画像430は、第1ユーザー412のアバター又は他の描写を含むことができる。説明に役立つ例は、メッセージ428及び画像430を含むが、これは単なる例であり、ウィンドウは、追加の又は代替の情報を含むことができる。
【0097】
さまざまな例において、ウィンドウ426は、続行オプション432を含むことができる。いくつかの例では、第2ユーザー402が続行オプション432を選択したという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、インターフェイス400B上に第2ウィンドウ434を通信アプリケーション424に表示させることができる。第2ウィンドウ434は、第2ユーザー402が、第1ユーザー412とのダイレクトメッセージングインスタンスを関連付けるワークスペースを選択することを可能にし得る。
【0098】
さまざまな例において、ワークスペースの選択の指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3ウィンドウ436を表示させることができる。いくつかの例では、通信アプリケーション424は、第2ユーザー402が続行オプション432を選択したという指示を受信することに応答して、第3ウィンドウ436を表示することができる。かかる例では、ユーザーは、ダイレクトメッセージングインスタンスを関連付けるための単一のワークスペースを含むことができ、かつ/又はユーザーに関連付けられたユーザープロファイルは、アクセスコード406に関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスを関連付けるためのデフォルトワークスペースを含むことができる。
【0099】
説明に役立つ例では、第3ウィンドウ436は、コミュニケーションプラットフォームによって生成されるダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた詳細のレビューを含む。さまざまな例において、第3ウィンドウ436は、閉じるオプション438を含むことができ、これを介して、第2ユーザー402は、第3ウィンドウを閉じ、保留中の招待404の承諾を取り消すことができる。かかる例では、閉じるオプション438の選択の指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成しないであろう。さまざまな例において、アクセスコード406は、無期限に、又は第1ユーザー412によって取り消されるまで、アクティブなままであってもよい。いくつかの例では、アクセスコード406は、関連するアクティブ化期間(例えば、7日、10日、14日など)を含むことができる。かかる例では、アクセスコード406は、アクティブ化期間中、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成するためにアクティブかつ選択可能なままであってもよい。例えば、アクセスコード406は、7日間のアクティブ化期間を含むことができる。したがって、Frank氏は、アクセスコード406をスキャンし、通信アプリケーション424を開いた後の第1時間に、閉じるオプション438を選択することができる。その後、2回目に、Frank氏は、アクセスコード406を再スキャンし、通信アプリケーション424を開き、承諾オプション440を介するなどして、招待を承諾することができる。
【0100】
図示されているように、第3ウィンドウ436は、承諾オプション440を介するなどして、招待の最終的な承諾を含むことができる。さまざまな例において、承諾オプション440は、第1ユーザー412とのダイレクトメッセージングインスタンスに入るための第2ユーザー402による承認を含むことができる。さまざまな例において、第3ウィンドウ436は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための諸条件に関連付けられたハイパーリンクを含むことができる。かかる例では、承諾オプション440は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための諸条件の承諾を表すことができる。
【0101】
承諾オプション440の選択の指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、通信アプリケーション424に、
図4Cに示されるインターフェイス400Cを表示させることができる。インターフェイス400Cは、第2ユーザー402と第1ユーザー412との間のメッセージングインターフェイスを示す。説明に役立つ例では、インターフェイス400Cは、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた相手側(例えば、第1ユーザー412)の第1表示442と、第1ユーザー412が第2ユーザー402に関連付けられた組織とは異なる組織に関連付けられているという第2表示444とを含む。説明に役立つ例では、第2表示444は、正方形を含む。しかしながら、これは単なる例示であり、第2表示444は、第2ユーザー402の異なる組織を表すために使用される任意の他の形状若しくは記号、色指標、又は組合せを含むことができる。
【0102】
追加的又は代替的に、インターフェイス400Cは、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた相手側が第2ユーザー402の組織とは異なる組織に関連付けられていることを示すための警告446を含むことができる。
【0103】
さまざまな例において、インターフェイス400Cは、起案ウィンドウ448を含むことができる。起案ウィンドウ448は、第2ユーザー402が第1ユーザー412にメッセージを起案することができる手段を提供し得る。例えば、Frank氏は、第1メッセージ450を起案することによって、Tony氏との会話を開始することができる。第1メッセージ450の送信に応答して、通信アプリケーション424は、メッセージングウィンドウ452に第1メッセージ450を提示することができる。メッセージングウィンドウ452は、Frank氏とTony氏との間のダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージの表示を含むことができる。
【0104】
図5A~
図5Cは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられ、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待504を受け取るユーザー502(例えば、第2ユーザー212などの第2ユーザー502)に対応する例示的なインターフェイスを示す。
図5Aに示すインターフェイス500Aは、第2ユーザー502が、ユーザーコンピューティングデバイス510のカメラ508を使用して、招待504に関連付けられたアクセスコード506をスキャンすることを図示している。説明に役立つ例では、
図2の第2アクセスコード222(2)などのアクセスコード506は、QRコードを含む。他の例では、アクセスコード506は、URL、バーコードなど、迅速なダイレクトメッセージング通信を可能にするためのコミュニケーションプラットフォームによって生成される任意の他のタイプのコードを含むことができる。
【0105】
上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームによって管理される通信アプリケーションのインスタンスを介するなどして、第1組織514に関連付けられた第1ユーザー512、例えば第1ユーザー208からの要求に応答して、アクセスコード506を生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード506を、第2ユーザー502などの別のユーザーに直接提供することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード506を第1ユーザー512に提供することができる。かかる例では、第1ユーザー512は、第1ユーザー512がダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するように招待する、第2ユーザー502などの選択された個人とアクセスコードを共有することができる。
【0106】
いくつかの例では、アクセスコード506は、シングルユースコードを含むことができる。かかる例では、アクセスコード506は、第1ユーザー512と、第2ユーザー50
2などの第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するために1回使用されてもよい。いくつかの例では、アクセスコード506は、マルチユースコードを含むことができる。かかる例では、アクセスコード506は、第1ユーザー512と、第2ユーザー502などの他のユーザーとの間で1つ以上のダイレクトメッセージングインスタンスを生成するために1回以上使用されてもよい。例えば、第1ユーザー512であるTony氏は、マルチユースアクセスコード506を含む複数の名刺516を印刷してもよい。名刺516上のアクセスコード506の各々は、Tony氏とのダイレクトメッセージングインスタンスを確立するために、異なるユーザーによって引き換えられることができる。別の例では、Tony氏は、シングルユースアクセスコード506を含む単一の名刺516を印刷してもよい。シングルユースアクセスコード506は、第2ユーザー502であるFrank氏などの1人の人間によって引き換えられて、Tony氏とのダイレクトメッセージングインスタンスを確立することができる。
【0107】
図5Aに示されているように、第2ユーザー502は、カメラ508を利用してアクセスコード506をスキャンしてもよい。いくつかの例では、ユーザーコンピューティングデバイス510は、アクセスコード506を処理し、アクセスコード506がコミュニケーションプラットフォーム及び/又はユーザーコンピューティングデバイス510にインストールされていない通信アプリケーションに関連付けられていることを判定することができる。通信アプリケーションがインストールされていないという判定に基づいて、ユーザーコンピューティングデバイス510は、コードが通信アプリケーションに関連付けられていることを第2ユーザー502に知らせるウィンドウ518を表示することができる。いくつかの例では、ウィンドウ518は、第2ユーザーがダイレクトメッセージング通信を可能にするためのアプリケーションをダウンロードすることを希望するかどうかについての問い合わせを含むことができる。
【0108】
さまざまな例において、ウィンドウ518に関連付けられたキャンセルオプション520の選択を受信することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス510は、通信アプリケーションをダウンロードしてもよい。かかる例では、ユーザーコンピューティングデバイス510は、コンピューティングデバイス510の第2ユーザー502の使用に関連付けられた以前のアプリケーションに戻り、かつ/又はカメラ508によって取り込まれたデータの提示を継続することができる。
【0109】
さまざまな例において、ウィンドウ518に関連付けられたダウンロードオプション522の選択を受信することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス510は、通信アプリケーションをダウンロードしてもよい。いくつかの例では、ダウンロードオプション522の選択を受信することに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス510は、第2ユーザー502が通信アプリケーションをダウンロードすることができるアプリケーションストア又は他の手段を立ち上げてもよい。いくつかの例では、通信アプリケーションをダウンロードすることに応答して、ユーザーコンピューティングデバイス510は、通信アプリケーションを立ち上げてもよい。
【0110】
図5Bに示すインターフェイス500Bは、ユーザーコンピューティングデバイス510上の通信アプリケーション524の最初の立ち上げに関連付けられたユーザーインターフェイスを示す。さまざまな例において、最初の立ち上げは、通信アプリケーション524を紹介するウェルカムページ526を含むことができる。いくつかの例では、最初の立ち上げは、サインインウィンドウ528を含むことができる。説明に役立つ例では、サインインウィンドウ528は、クイックサインインオプションを含むことができる。クイックサインインオプションは、第2ユーザー502がコミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するためにユーザーデータが入力され得る入力ボックス530を含むことができる。説明に役立つ例では、ユーザーデータは、第2ユーザー502に関連付
けられた電子メールアドレスを含む。しかしながら、これは単に例示として使用されており、追加の及び/又は代替の情報が、1つ以上の入力ボックス530を介して要求されてもよい。
【0111】
さまざまな例において、クイックサインインを介して確立されたアカウントは、第2ユーザー502がコミュニケーションプラットフォームを介した通信を体験するための試用アカウントを含むことができる。いくつかの例では、試用アカウントは、一時的なアカウントを含むことができる。かかる例では、アカウントは、予め定められた期間だけ有効であってもよい。いくつかの例では、予め定められた期間は、ダイレクトメッセージングインスタンスの持続期間を含むことができる。例えば、ダイレクトメッセージングインスタンスは、14日間の期間を含むことができる。期間が経過した後、ダイレクトメッセージングインスタンスは、第2ユーザー502に関連付けられた一時的なアカウントと同様に、無効化され得る。
【0112】
いくつかの例では、通信アプリケーションは、第2ユーザー502がコミュニケーションプラットフォームで試用アカウントを正規の(例えば、非試用)アカウントにアップグレードすることができる手段を提供し得る。かかる例では、コミュニケーションプラットフォームは、正規のアカウントを確立するために第2ユーザー502から追加のユーザーデータを要求することができる。
【0113】
さまざまな例において、入力ボックス530を介して入力を受信すること、及び/又は第2ユーザー502とのアカウントを確立することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード506に関連付けられたトークンを処理して、これに関連付けられた第1ユーザー512を決定することができる。
【0114】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、通信アプリケーション524に関連付けられたインターフェイス500C(
図5Cに示す)上にウィンドウ532を表示させることができる。いくつかの例では、ウィンドウ532は、第2ユーザー502がダイレクトメッセージングインスタンスを使用して第1ユーザー512と通信することを意図しているという確認を含むことができる。ウィンドウ532は、招待504に関連付けられた情報を含むことができる。説明に役立つ例では、ウィンドウ532は、第1組織514からの第1ユーザー512が第2ユーザー502と直接メッセージを希望することを示すメッセージ534と、第1ユーザー512に関連付けられた画像536とを含むことができる。さまざまな例において、画像536は、第2ユーザー502が第1ユーザー512を特定することをサポートし得る。いくつかの例では、画像536は、第1ユーザー512のアバター又は他の描写を含むことができる。説明に役立つ例は、メッセージ534及び画像536を含むが、これは単なる例であり、ウィンドウは、追加の又は代替の情報を含むことができる。
【0115】
さまざまな例において、ウィンドウ532は、続行オプション538を含むことができる。いくつかの例では、続行オプション538は、招待の最終的な承諾を含むことができる。かかる例では、続行オプション538は、第2ユーザー502が第1ユーザー512とのダイレクトメッセージングインスタンスに入ることを承認するという表示を提供することができる。
【0116】
続行オプション538の選択の指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、通信アプリケーション524に、第2ユーザー502と第1ユーザー512との間のメッセージングインターフェイス540を表示させることができる。説明に役立つ例では、メッセージングインターフェイス540は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた相手側(例えば、第1ユーザー512
)の第1表示542と、第1ユーザー512が第2ユーザー502に関連付けられた組織とは異なる組織に関連付けられているという第2表示544とを含む。説明に役立つ例では、第2表示544は、正方形を含む。しかしながら、これは単なる例示であり、第2表示544は、第2ユーザー502とは異なる組織を表すために使用される任意の他の形状又は記号を含むことができる。
【0117】
追加的又は代替的に、メッセージングインターフェイス540は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた相手側が第2ユーザー502の組織とは異なる組織に関連付けられていることを示すための警告546を含むことができる。
【0118】
さまざまな例において、メッセージングインターフェイス540は、起案ウィンドウ548を含むことができる。起案ウィンドウ548は、第2ユーザー502が第1ユーザー512にメッセージを起案することができる手段を提供し得る。例えば、Frank氏は、第1メッセージ550を起案することによって、Tony氏との会話を開始することができる。第1メッセージ550の送信に応答して、通信アプリケーション524は、メッセージングウィンドウ552に第1メッセージ550を提示することができる。メッセージングウィンドウ552は、Frank氏とTony氏との間のダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージの表示を含むことができる。
【0119】
図6A~
図6Cは、ユーザー602(例えば、第2ユーザー212などの第2ユーザー602)が、第1ユーザー208などの第1ユーザー606から、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待604を受け取ることに対応する例示的なインターフェイスを示す。
図6Aに示すインターフェイス600Aは、電子メールアプリケーション(例えば、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーションなど)を介して閲覧可能な、コミュニケーションプラットフォームを介して第1ユーザー606と通信するための招待604を示す。招待604は、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーコンピューティングデバイス210などのモバイル又はデスクトップのユーザーコンピューティングデバイスを介して第2ユーザー602によってアクセスされ得る。説明に役立つ例では、招待604は、アクセスコード610を有する電子メールメッセージ608を含む。他の例では、招待604は、ソーシャルネットワーキングメッセージ、テキストメッセージ、紙上、又は第1ユーザー606が第2ユーザー602にアクセスコード610を伝達し得る任意の他の手段によって提供されてもよい。
【0120】
説明に役立つ例では、アクセスコード610は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたウェブサイトに対応するURLを含む。上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー606からアクセスコード610の要求を受信することに応答して、URLを生成することができる。いくつかの例では、要求は、コミュニケーションプラットフォームがアクセスコードを第2ユーザー602に直接送信するための要求を含むことができる。説明に役立つ例では、第1ユーザー606は、コミュニケーションプラットフォームからアクセスコード610を受信し、第2ユーザー602にアクセスコードを提供する。かかる例では、第1ユーザー606は、アクセスコード610について第2ユーザー602に知らせる件名612及び/又はメッセージ614を含むことができる。件名612及び/又はメッセージ614は、第2ユーザー602に招待604を受け取るように促すためなど、第1ユーザーが個人的な接触を含むことができる手段を提供し得る。
【0121】
さまざまな例において、第2ユーザー602がアクセスコード610をアクティブ化又は選択したという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード610に関連付けられたトークンを処理することができる。トークンは、アクセスコード610が第1ユーザー606に関連付けられているという指示を含む
ことができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、第2ユーザー602に関連付けられたアイデンティティを追加的に決定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられている(例えば、アカウントを有する)かどうかを判定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード610のアクティブ化又は選択に関連付けられたインターネットプロトコルアドレス、ユーザー識別子、デバイス識別子、及び/又はコミュニケーションプラットフォームにデジタル伝送され得る他の情報に基づいて、第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定することができる。
【0122】
第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていない(例えば、伝送された情報が既存のアカウントにリンクしていない)という判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、
図6Bのインターフェイス600Bに図示されているように、ウェルカムページ616をユーザーコンピューティングデバイス上に起動させることができる。さまざまな例において、ウェルカムページ616は、ユーザーコンピューティングデバイス上の通信アプリケーション618(ウェブアプリケーション)の最初の立ち上げに関連付けられていてよい。いくつかの例では、ウェルカムページ616は、サインインウィンドウ620を含むことができる。説明に役立つ例では、サインインウィンドウ620は、クイックサインインオプションを含むことができる。クイックサインインオプションは、第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するためにユーザーデータを入力することができる入力ボックス622を含むことができる。説明に役立つ例では、ユーザーデータは、第2ユーザー602に関連付けられた電子メールアドレスを含む。しかしながら、これは単なる例示であり、追加の及び/又は代替の情報が、1つ以上の入力ボックス622を介して要求されてもよい。
【0123】
さまざまな例において、クイックサインインオプションを介して確立されたアカウントは、第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームを介した通信を体験するための試用アカウントを含むことができる。いくつかの例では、試用アカウントは、一時的なアカウントを含むことができる。かかる例では、アカウントは、予め定められた期間だけ有効であってもよい。いくつかの例では、予め定められた期間は、ダイレクトメッセージングインスタンスの持続期間を含むことができる。例えば、ダイレクトメッセージングインスタンスは、30日の期間を含むことができる。期間が経過した後、ダイレクトメッセージングインスタンスは、第2ユーザー602に関連付けられた一時的なアカウントと同様に、無効化され得る。
【0124】
いくつかの例では、通信アプリケーション618は、第2ユーザー602がコミュニケーションプラットフォームで試用アカウントを正規の(例えば、非試用)アカウントにアップグレードすることができる手段を提供し得る。かかる例では、コミュニケーションプラットフォームは、正規のアカウントを確立するために第2ユーザー602から追加のユーザーデータを要求することができる。
【0125】
さまざまな例において、第2ユーザー602は、要求された情報(例えば、電子メールアドレス)を入力ボックス622に入力し、招待を受け取るオプション624を選択することによって、第1ユーザー606とのダイレクトメッセージ通信を可能にするよう要求することができる。第2ユーザー602が招待を受け取るオプション624を選択したという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、サインインウィンドウ620及び/又は入力ボックス622に入力された電子メールアドレス及び/又は他の情報など、要求を通じて送信された情報を処理することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、ダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を通じて送信された情報に基づいて第2ユーザー602に関連付けられた
アカウントを生成することができる。
【0126】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー606とのダイレクトメッセージ通信を可能にする要求を受信し、第1ユーザー606と第2ユーザー602との間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー606に関連付けられた第1コンピューティングデバイス及び/又は第2ユーザー602に関連付けられた第2コンピューティングデバイスにユーザーインターフェイスを送信してもよい。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ダイレクトメッセージングインスタンスを表示するために、第1コンピューティングデバイス及び/又は第2コンピューティングデバイスに関連付けられた通信アプリケーション618に命令を送信してもよい。
【0127】
図6Cのインターフェイス600Cは、ダイレクトメッセージングインスタンス626を表示する通信アプリケーション618を示す。ダイレクトメッセージングインスタンス626は、コミュニケーションプラットフォームを介した第1ユーザー606と第2ユーザー602との間の1対1の会話を促進し得る。説明に役立つ例では、通信アプリケーション618は、インターフェイス600Cに関連付けられたアカウント情報628を表示することができる。アカウント情報628は、第2ユーザー602及び/又はこれに関連付けられた組織の特定など、提示されたアカウント及び/又はダイレクトメッセージングインスタンス626に関する情報を提供することができる。例えば、第2ユーザー602であるFrank氏は、組織Bに関連付けられている。Frank氏は、第1ユーザー606であるTony氏からの招待を受け取って、ダイレクトメッセージングインスタンス626に入る。通信アプリケーション618は、アカウント情報628をインターフェイス600C上に提示して、アカウント及び/又はダイレクトメッセージングインスタンス626が組織BのFrank氏に関連付けられていることを示す。
【0128】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス626は、第2ユーザー602が通信することのできる第1ユーザー606に関連付けられた第1ユーザー情報630を含む。第1ユーザー情報630は、第2ユーザー602が第1ユーザー606及び/又は第1ユーザー606に関する情報を迅速かつ容易に特定することができる手段を提供し得る。説明に役立つ例では、第1ユーザー情報630は、第1ユーザー606のアイデンティティ、第1ユーザー606が通信する好ましい相手として特定されているかどうかの表示(例えば、好ましい状態を示す選択可能な星)、第1ユーザー606がアクティブか又は不在である(例えば、第1ユーザー606に関連付けられた通信アプリケーションのインスタンスが使用中ではない)かどうかの表示、第1ユーザー606に関連付けられたユーザー名(例えば、ハンドル)、及び第1ユーザーに関連付けられた組織を含む。これは単なる例示であり、追加の及び/又は代替の情報が第1ユーザー情報630に含まれていてもよい。
【0129】
さまざまな例において、インターフェイス600Cは、ダイレクトメッセージングインスタンス632のリストを含むことができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンス632のリストは、選択可能なリストを含んでいてよく、これを介して、第2ユーザー602は、ダイレクトメッセージングインスタンス626から別のダイレクトメッセージングインスタンスに移行することができる。
図6A~
図6Cに提示された説明に役立つ例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー606とのダイレクトメッセージへの招待に基づいて第2ユーザー602のためのアカウントを生成した。そのため、ダイレクトメッセージングインスタンス632のリストは、第1ユーザー606であるTony氏とのダイレクトメッセージの表示、及び第2ユーザー602が通信アプリケーション618の機能に関する質問をし、通信アプリケーション618の変
更に関する情報などを受信し得るヘルプボットに関連付けられたダイレクトメッセージを含む。追加のメッセージングインスタンスは、第2ユーザー602がこれに関連付けられるようになると、ダイレクトメッセージングインスタンス632のリストに追加され得る。
【0130】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス626は、第1ユーザー606と第2ユーザー602との間の会話634の開始の表示を提供し得る。説明に役立つ例では、会話634の開始の表示は、第1ユーザー606と第2ユーザー602との2人だけが会話に参加していること、及び他の誰もコンテンツを閲覧することができないことなど、ダイレクトメッセージングインスタンス626に関する情報を含む。他の例では、会話634の開始の表示は、第1ユーザー606が第2ユーザー602の組織とは異なる組織に関連付けられているという追加の警告など、他の情報を含むことができる。かかる例では、追加の警告は、ダイレクトメッセージングインスタンス626を介して第1ユーザー606に提供される文書及び他の情報に留意するような指示を含むことができる。
【0131】
さまざまな例において、インターフェイス600Cは、起案ウィンドウ636を含むことができる。起案ウィンドウ636は、第2ユーザー602が第1ユーザー606にメッセージを起案することができる手段を提供し得る。例えば、Frank氏は、第1メッセージを起案することによってTony氏との会話を開始することができる。起案ウィンドウ636を介して第1メッセージを送信することに応答して、通信アプリケーション618は、会話634の開始の表示の下のメッセージングウィンドウに第1メッセージを提示することができる。メッセージングウィンドウは、Frank氏とTony氏の間のダイレクトメッセージングインスタンス626に関連付けられたメッセージの表示を、例えば時系列順で含むことができる。
【0132】
さまざまな例において、インターフェイス600Cは、ダイレクトメッセージングインスタンス626を無効化(例えば、終了)するための選択可能なコントロール638を含むことができる。説明に役立つ例では、選択可能なコントロール638は、「DISABLE DM」と表示されているが、これは単なる例示であり、選択可能なコントロール638は、ダイレクトメッセージングインスタンスからの切断又は終了を示す任意の他のラベルを含むことができる。いくつかの例では、第2ユーザー602が選択可能なコントロール638を選択するという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ダイレクトメッセージングインスタンス626を無効化することができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォームは、インターフェイス600Cが、起案ウィンドウ636を介するなどして、入力を受信することを無効化することができる。
【0133】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、データストアにダイレクトメッセージングインスタンス626をアーカイブすることができる。かかる例では、ダイレクトメッセージングインスタンス626に関連付けられたメッセージは、通信アプリケーションの関連するインスタンスを介して第1ユーザー606に、かつ/又は通信アプリケーション618を介して第2ユーザー602に見えるようにすることができる。
【0134】
図7A~
図7Dは、ユーザー702(第2ユーザー212などの第2ユーザー702)が、第1ユーザー208などの第1ユーザー708とダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するために、コミュニケーションプラットフォーム706(通信Appとラベル表示されている)から招待704を受け取ることに対応する例示的なインターフェイスを示す。
図7Aに示すインターフェイス700Aは、電子メールアプリケーション(例えば、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーションなど)を介して閲覧可能
な、コミュニケーションプラットフォームを介して第1ユーザー708と通信するための招待704を示す。招待704は、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーコンピューティングデバイス210などのモバイル又はデスクトップのユーザーコンピューティングデバイスに関連付けられたモバイルアプリケーション又はデスクトップアプリケーションを介して第2ユーザー702によってアクセスされ得る。説明に役立つ例では、招待704は、アクセスコード712を有する電子メールメッセージ710を含む。他の例では、招待704は、ソーシャルネットワーキングメッセージ、テキストメッセージ、紙上、又はコミュニケーションプラットフォーム706がアクセスコード712を第2ユーザー702に伝達し得る任意の他の手段によって提供されてもよい。
【0135】
アクセスコード712は、QRコード、マイクロQRコード、バーコード、URLなど、第1ユーザー708をダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けるために使用可能な任意のタイプのコードを含むことができる。いくつかの例では、アクセスコード712は、第1ユーザー708を、アクセスコード生成及び/又は結果として生じるダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたユーザーとして特定するために使用可能なトークンを含むことができる。説明に役立つ例では、アクセスコード712は、コミュニケーションプラットフォーム706に関連付けられたウェブサイトに対応するURLを含む。上述したように、コミュニケーションプラットフォーム706は、第1ユーザー708からのアクセスコード712の要求を受信することに応答してURLを生成することができる。
【0136】
いくつかの例では、要求は、コミュニケーションプラットフォーム706がアクセスコードを第2ユーザー702に直接送信するための要求を含むことができる。かかる例では、第1ユーザー708は、第2ユーザー702に関連付けられた電子メールアドレス、電話番号、ソーシャルネットワーキングハンドル、又は他の識別子など、第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータを提供することができる。要求及びユーザーデータに基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、アクセスコード712を生成して第2ユーザー702に送信することができる。例えば、第1ユーザー708であるTony氏は、コミュニケーションプラットフォーム706が、第2ユーザー702であるFrank氏にアクセスコードを送信するよう要求することができる。Tony氏は、Frank氏の電子メールアドレスなど、Frank氏に関連付けられたユーザーデータをコミュニケーションプラットフォーム706に送信することができる。要求及び電子メールアドレスを受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォーム706は、アクセスコード712を生成し、電子メールを介してこれをFrank氏に送信することができる。
【0137】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、電子メールメッセージ710の件名714を生成するように構成されていてもよい。件名714は、電子メールメッセージ710の内容についての簡単な説明を提供することができる。例えば、件名714は、電子メールメッセージ710がTony氏とのダイレクトメッセージへのリンクを含んでいるという説明を含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム706は、アクセスコード712を説明するメッセージ716を生成し、かつ/又は第2ユーザー702が招待704を受け取るための指示を提供するように追加的に構成されていてもよい。
【0138】
さまざまな例において、第2ユーザー702がアクセスコード712をアクティブ化又は選択したという指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコード712に関連付けられたトークンを処理することができる。上述したように、トークンは、アクセスコード712が第1ユーザー708に関連付けられているという指示を含むことができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフ
ォーム706は、第2ユーザー702がコミュニケーションプラットフォーム706に関連付けられている(例えば、アカウントを有している)ことを追加的に決定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザー708によって提供されたユーザーデータ、アクセスコード712のアクティブ化又は選択に関連付けられたインターネットプロトコルアドレス、ユーザー識別子、デバイス識別子、及び/又はアクセスコード712の選択又はアクティブ化時にコミュニケーションプラットフォーム706にデジタル伝送され得る他の情報に基づいて、第2ユーザー702がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられたているかどうかを判定することができる。
【0139】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、第2ユーザー702に関連付けられたユーザーアカウントが、アクセスコード712を介して生成されたダイレクトメッセージング通信をサポートしているかどうかを判定することができる。ユーザーアカウントがダイレクトメッセージング通信をサポートしていないという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信がサポートされていないことを示す通知を表示することができる。
【0140】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、第2ユーザー702に関連付けられた組織が、アクセスコード712を介して生成されたダイレクトメッセージング通信を許可しているかどうかを判定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォーム706は、アクセスコード712を介して生成されたダイレクトメッセージング通信が許可されているかどうかを判定するために、組織に関連付けられた組織プリファレンスにアクセスすることができる。例えば、組織は、厳格なセキュリティプロトコルを含む組織プリファレンスをこれに関連付けることができる。厳格なセキュリティプロトコルは、管理者の承認無しに、組織外の個人との通信を許可しない場合がある。
【0141】
第2ユーザー702がコミュニケーションプラットフォーム706に関連付けられており、かつ/又は第2ユーザー702に関連付けられたユーザーアカウント及び/又は組織がダイレクトメッセージング通信をサポートしているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、第2ユーザー702に関連付けられたユーザーコンピューティングデバイス上にインターフェイス700Bを表示させることができる。
図7Bのインターフェイス700Bは、第2ユーザー702に対応する通信アプリケーション720のインスタンスに関連付けられたワークスペース選択インターフェイス718を図示している。ワークスペース選択インターフェイス718は、第2ユーザー702が、第1ユーザー708とのダイレクトメッセージングインスタンスを関連付けるワークスペースを選択することができる手段を提供し得る。
【0142】
説明に役立つ例では、第2ユーザー702は、Bravoワークスペース722を選択する。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、ワークスペース選択インターフェイス718を介して、Bravoワークスペース722(又は別のワークスペース)の選択の指示を受信してもよい。選択の指示に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、インターフェイス700Bを介してレビューウィンドウ724を表示させることができる。
【0143】
図7Bに示されているように、レビューウィンドウ724は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けるワークスペース722の詳細と、第1ユーザー708に関連付けられた名前とを含むことができる。他の例では、レビューウィンドウ724は、第1ユーザー708に関連付けられた組織、又はそこからの招待を受け取る決定を知らせるための他の情報など、追加の又は代替の情報を含むことができる。
【0144】
さまざまな例において、レビューウィンドウ724は、招待を受け取る選択可能なコントロール726を含むことができる。招待を受け取る選択可能なコントロール726は、第2ユーザー702が第1ユーザー708とのダイレクトメッセージングインスタンスを可能にするよう迅速かつ容易に要求することができる手段を提供し得る。
【0145】
招待を受け取る選択可能なコントロール726の選択の指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、第1ユーザー708と第2ユーザー702との間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
図7Cのインターフェイス700Cは、第2ユーザー702に関連付けられた通信アプリケーション720のインスタンスを介して表示されるダイレクトメッセージングインスタンス728を図示している。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、インターフェイス700Cを介してダイレクトメッセージングインスタンス728を提示するように通信アプリケーション720に命令を送信してもよい。
【0146】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス728は、メッセージング制限の通知730を含むことができる。メッセージング制限の通知730は、ダイレクトメッセージングインスタンス728に関連付けられた1つ以上の制限を含むことができる。制限は、ダイレクトメッセージングインスタンス728を介して伝送され得るデータの制限(例えば、ファイル、ファイルに関連付けられたサイズ(例えば、10メガバイトを超えるファイルの禁止など)、写真など)、所定の期間に送信され得るメッセージの数(例えば、1時間当たり、1日当たり、1週間当たりなど)、ダイレクトメッセージングインスタンス728の有効期限に関連付けられた期間(例えば、カウントダウンタイマ、有効期限までの残り日数、残り時間など)などを含み得る。
【0147】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、第2ユーザー702に関連付けられたユーザーアカウント及び/又は第1ユーザー708に関連付けられた第1組織に関連付けられた組織プリファレンス及び/又は第2ユーザー702に関連付けられた第2組織に関連付けられた組織プリファレンスに基づいて制限を決定することができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォーム706は、ユーザーアカウント情報及び/又は第1組織及び/又は第2組織に関連付けられた組織プリファレンスにアクセスして、ダイレクトメッセージングインスタンス728に対する制限(ある場合)を決定することができる。例えば、組織Bは、アクセスコード712に基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンス728を介したファイル共有をサポートしない場合がある。したがって、コミュニケーションプラットフォーム706は、ダイレクトメッセージングインスタンス728を介してファイルを共有することができないことを第2ユーザー702に知らせるために、メッセージング制限の通知730をダイレクトメッセージングインスタンス728を介して提示させることができる。別の例として、アクセスコード712に基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンス728は、30日などの有限の使用期間を含むことができる。したがって、ダイレクトメッセージングインスタンス728を使用して、30日の期間、第1ユーザー708と第2ユーザー702との間の通信を促進することができる。コミュニケーションプラットフォーム706は、ダイレクトメッセージングインスタンス728にアクセスする第2ユーザー702に関連付けられた現在時刻を決定することができ、有効期限までの残り時間を決定することができる。コミュニケーションプラットフォーム706は、メッセージング制限の通知730に残りの時間(28日として示されている)を含むことができる。
【0148】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス728は、表示されているダイレクトメッセージングインスタンス728の表示732を含むことができる。表
示732は、第2ユーザー702が、インターフェイス700Cを介して表示されている特定のダイレクトメッセージングインスタンス728を容易に評価することができる手段を提供し得る。例えば、表示732は、Tony氏とのダイレクトメッセージングインスタンスが通信アプリケーション720上で現在表示されていること、及び/又はアクティブであることを示す。
【0149】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス728は、第2ユーザー702が通信することのできる第1ユーザー708に関連付けられた情報734を含む。情報734は、第2ユーザー702が第1ユーザー708を迅速かつ容易に特定し、かつ/又は第1ユーザー708に関する情報を確認することができる手段を提供し得る。説明に役立つ例では、情報734は、第1ユーザー708のアイデンティティ、第1ユーザー708が通信する好ましい相手として特定されているかどうかの表示(例えば、好ましいと示す選択可能な星)、第1ユーザー708がアクティブか又は不在である(例えば、第1ユーザー708に関連付けられた通信アプリケーションのインスタンスが使用中ではない)かどうかの表示、第1ユーザー708に関連付けられたユーザー名(例えば、ハンドル)、及び第1ユーザー708に関連付けられた組織を含む。これは単なる例示であり、追加の及び/又は代替の情報が情報734に含まれていてもよい。
【0150】
さまざまな例において、ダイレクトメッセージングインスタンス728は、第1ユーザー708と第2ユーザー702との間の会話736の開始の表示を提供し得る。説明に役立つ例では、会話736の開始の表示は、第1ユーザー708と第2ユーザー702との2人だけが会話に参加していること、及び他の誰もコンテンツを閲覧することができないことなど、ダイレクトメッセージングインスタンス728に関する情報を含む。他の例では、会話の開始の表示は、第1ユーザー708が第2ユーザー702の組織とは異なる組織に関連付けられているという追加の警告など、他の情報を含むことができる。かかる例では、追加の警告は、ダイレクトメッセージングインスタンス728を介して第1ユーザー708に提供される文書及び他の情報に留意するようにという表示を含むことができる。
【0151】
さまざまな例において、インターフェイス700Cは、起案ウィンドウ738を含むことができる。起案ウィンドウ738は、第2ユーザー702が第1ユーザー708にメッセージを起案することができる手段を提供し得る。例えば、Frank氏は、第1メッセージを起案することによって、Tony氏との会話を開始することができる。起案ウィンドウ738を介して第1メッセージを送信することに応答して、通信アプリケーション720は、会話736の開始の表示の下のメッセージングウィンドウに第1メッセージを提示することができる。メッセージングウィンドウは、Frank氏とTony氏との間のダイレクトメッセージングインスタンス728に関連付けられたメッセージの表示を、例えば時系列順で含むことができる。
【0152】
さまざまな例において、インターフェイス700Cは、第1ユーザー708に関連付けられた第1組織と第2ユーザー702に関連付けられた第2組織との間の共有通信チャンネルを開くための選択可能なコントロール740を含むことができる。共有通信チャンネルは、複数の個人とのインスタントメッセージング、複数の個人間のデータ共有などの追加的な機能を有する通信ツールを含むことができる。いくつかの例では、共有通信チャンネルは、無制限の持続時間を有する通信ツールを含むことができる。いくつかの例では、共有通信チャンネルは、追加のセキュリティ、データ保持、及び各組織によって指定され得る組織固有のポリシーを提供する。例えば、組織は、共有通信チャンネルに1週間前までのメッセージのみを保持することを選択することができる。かかる例では、共有通信チャンネルは、ダイレクトメッセージングインスタンス728に関連付けられた期間が満了した後、少なくとも第1ユーザーと第2ユーザーとの間の通信のために持続することがで
きる。さまざまな例において、共有通信チャンネルを生成することに応答して、第1ユーザー708と第2ユーザー702との間のダイレクトメッセージングインスタンスは、無制限の持続期間を含むように変更されてもよい。
【0153】
いくつかの例では、共有通信チャンネルは、第1組織に関連付けられた1人又は複数人のユーザーが第2組織に関連付けられた1人又は複数人のユーザーと通信することができる手段を提供し得る。かかる例では、共有通信チャンネルは、第1ユーザー708、第2ユーザー702、並びに第1組織及び/又は第2組織に関連付けられた追加のユーザーとのグループ協働のための手段を提供し得る。さまざまな例において、選択可能なコントロール740は、複数のユーザー間のロバストな協働ツールを生成するための簡略化された高速な手段を提供し得る。かかる例では、共有通信チャンネルの簡略化された高速な生成は、既存のコミュニケーションプラットフォーム及び関連付けられたインターフェイスを改善し得る。
【0154】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォーム706は、選択可能なコントロール740の選択の指示を受信してもよく、共有通信チャンネルを承認する要求を第1組織に関連付けられた管理者及び第2組織に関連付けられた管理者に送信してもよい。例えば、コミュニケーションプラットフォーム706は、組織Aに関連付けられた第1管理者に共有通信チャンネル生成承認の第1要求を送信し、組織Bに関連付けられた第2管理者に共有通信チャンネル生成承認の第2要求を送信してもよい。
【0155】
いくつかの例では、第1管理者又は第2管理者のいずれかから不承認を受信することに基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、共有通信チャンネルを生成しなくてもよい。いくつかの例では、不承認に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、通信アプリケーション720を介して不承認の通知を提示してもよい。かかる例では、コミュニケーションプラットフォーム706は、通信アプリケーション720を介して通知を表示させることができる。
【0156】
第1管理者及び第2管理者からの承認の受信に基づいて、コミュニケーションプラットフォーム706は、第1組織と第2組織との間で共有通信チャンネルを生成することができる。
図7Dのインターフェイス700Dは、生成された共有チャンネル742を有する通信アプリケーション720を示す。さまざまな例において、通信アプリケーション720は、共有チャンネル742が異なる組織からの人々を含むという表示744を提示することができる。
図7Dに示す表示744は二重の黒菱形を含むが、これは単なる例示であり、限定することを意図していない。表示は、共有チャンネル742が異なる組織からの人々を含むことを示すように、任意の他のタイプの文字、記号、数字などを含むことができる。
【0157】
対照的に、チャンネル746は、第2ユーザー702に関連付けられた第2組織内のメンバーを含む。チャンネル746は、第2ユーザー702が第2組織に関連付けられた選択された人々(例えば、チャンネル746に参加している人々)と通信することができる手段を提供し得る。共有チャンネル742は、第2ユーザー702が第2組織及び第1組織の選択された人々(例えば、共有チャンネル742に参加している人々)と通信することができる手段を提供し得る。
【0158】
例示的な方法
図3及び
図8~
図12は、本開示の実施形態に従った例示的なプロセスを示す。これらのプロセスは、論理フローグラフとして図示されており、その各操作は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実装され得る操作のシーケンスを表す。ソフトウェアの文脈では、操作は、1つ以上のプロセッサによって実行される際に、言及された
操作を実行する、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令を表す。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行し、特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。操作が記載される順序は、限定として解釈されることを意図しておらず、記載された操作の任意の数は、処理を実装するために任意の順序で、かつ/又は並行して組み合わされてもよい。
【0159】
図8は、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセス800を示す。いくつかの例では、プロセス800の一部又は全部は、システム100又は200内の1つ以上のコンポーネントによって実行されてもよい。限定ではなく例示として、プロセス800で言及されるコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームサーバー102及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられたコンピューティングデバイスを表していてもよく、プロセス800で言及される第1ユーザーデバイスは、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第1ユーザーデバイス206を表していてもよく、プロセス800で言及される第2ユーザーデバイスは、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーデバイス210を表していてもよく。しかしながら、プロセス800は、システム100又は200によって実行されることに限定されない。
【0160】
操作802において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードの要求を受信する。アクセスコードは、第1ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスを生成することに関連付けられた一意の識別子を含むことができる。アクセスコードは、アクセスコードを第1ユーザーにリンクするトークンを含むことができる。アクセスコードは、QRコード、マイクロQRコード、URL、又は第1ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた任意の他のタイプの離散コードを含むことができる。
【0161】
いくつかの例では、アクセスコードは、制限された持続期間だけアクティブであってもよい。かかる例では、アクセスコードを使用して、予め定められた期間(例えば、7日、10日など)だけ、第1ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスを生成してもよい。いくつかの例では、アクセスコードは、無制限の持続期間にわたってアクティブであってもよい。かかる例では、アクセスコードを使用して、アクセスコードが第1ユーザー及び/又は第1ユーザーの組織に関連付けられた管理者によって取り消されるまで、第1ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスを生成してもよい。
【0162】
さまざまな例において、要求は、シングルユースアクセスコードの要求を含むことができる。かかる例では、アクセスコードは、ダイレクトメッセージング通信を可能にするよう第2ユーザーによって1回だけ使用され得る。いくつかの例では、要求は、マルチユースするアクセスコードの要求を含むことができる。かかる例では、マルチユースアクセスコードは、第1ユーザーとの個別の(1対1の)ダイレクトメッセージング通信を可能にするよう複数の個人によって使用され得る。
【0163】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームは、第1ユーザーに関連付けられた第1ユーザーデバイスから要求を受信することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームによって管理される通信アプリケーションのインスタンスを介して要求を受信することができる。
【0164】
さまざまな例において、要求は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して1人又は複数人の他のユーザーと通信する第1ユーザーに関連付けられたアクセスコードを生
成する汎用要求を含むことができる。かかる例では、要求は、アクセスコードの意図された受信者に関する特定情報を含まなくてもよい(例えば、他の潜在的な通信相手は特定されない)。例えば、第1ユーザーは、名刺に印刷するために、又は将来に選択した個人に電子メールを送信するためにアクセスコードを要求することができる。
【0165】
いくつかの例では、要求は、アクセスコード(及び関連するダイレクトメッセージへの招待)が意図される第2ユーザーに関連付けられた第2ユーザーデータを含むことができる。第2ユーザーデータは、名前、関連する組織、連絡先情報(例えば、電子メールアドレス、電話番号など)、又はアクセスコードを特定及び/又は提供するために使用可能な任意の他のデータを含むことができる。例えば、第1ユーザーは、第2ユーザーに関連付けられた名前及び電子メールアドレスを要求に含めることができる。コミュニケーションプラットフォームは、第2ユーザーデータ(例えば、名前及び電子メールアドレス)に基づいて、第2ユーザーを特定することができる。
【0166】
さまざまな例において、要求は、生成されるコードの種類(例えば、QRコード、マイクロQRコード、URLなど)を含むことができる。いくつかの例では、要求は、アクセスコードが第2ユーザーに提供されることになる手段を含むことができる。その手段は、電子メール、テキストメッセージ、ソーシャルネットワーキングメッセージなどを介して含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコードが提供されることになる手段に基づいて、アクセスコードの種類を決定することができる。例えば、第1ユーザーは、第2ユーザーに関連付けられた電子メールに要求を送信するようコミュニケーションプラットフォームに要求することができる。電子メールの配信に部分的に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコードとしてQRコードを生成することを決定することができる。
【0167】
操作804において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、少なくとも部分的に要求に基づいて、アクセスコードを第1コンピューティングデバイスに送信してもよい。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、要求に基づいてアクセスコードを生成し、アクセスコードを第1コンピューティングデバイスに送信してもよい。いくつかの例では、要求において提供されたデータ(例えば、通信手段、要求されたコードのタイプなど)に基づいて、特定のタイプのアクセスコードを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、デフォルト設定に基づいてコードを生成することができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、要求を受信することに応答してQRコードを生成することをデフォルトにしてもよい。
【0168】
追加的又は代替的に、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、アクセスコードを、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスに送信してもよい。上述したように、第1ユーザーは、要求において第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータを提供することができる。ユーザーデータに基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2ユーザーを特定し、かつ/又はアクセスコードを第2ユーザーデバイスに送信してもよい。
【0169】
操作806において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を受信することができる。いくつかの例では、要求は、アクセスコードに関連付けられた選択、アクティブ化、スキャン、又は他のアクションを含むことができる。さまざまな例において、要求は、第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータを含むことができる。ユーザーデータは、名前、電子メールアドレス、インターネットプロトコルアドレス、ユーザーデバイス識別子、又は第2ユーザーが特定され得る他の手段を含むことができる。さまざま
な例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ユーザーデータ及び/又はアクセスコードの選択(例えば、アクティブ化、スキャンなど)の指示を受信してもよく、これに関連付けられた第1ユーザーを決定することができる。
【0170】
さまざまな例において、要求は、第1ユーザーとのダイレクトメッセージへの招待の承諾を含むことができる。いくつかの例では、第2ユーザーがアクセスコードを選択(例えば、アクティブ化、スキャンなど)することに応答して、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、特定された第1ユーザーと通信するための招待を受け取る選択を第2ユーザーデバイス上に提示させることができる。かかる例では、ダイレクトメッセージング通信を可能にする要求は、招待を受け取るための選択の表示を含むことができる。
【0171】
操作808において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、要求及びアクセスコードに基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウント及び第2ユーザーに関連付けられた組織プリファレンスがアクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしているという判定に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。ユーザーアカウント及び組織プリファレンスが、迅速で改善されたダイレクトメッセージングインスタンスの生成をサポートしているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0172】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、最初に(ダイレクトメッセージングインスタンスを生成する前に)、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定することができる。第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0173】
第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、最初に、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウントを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーからの最小限の情報を利用してユーザーアカウントを生成することができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられた名前及び電子メールアドレスを用いてアカウントを生成することができる。少なくとも、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1ユーザーと第2ユーザーとの間の迅速な通信を促進するために、迅速かつ最小限の情報でユーザーアカウントを生成することができるので、本明細書に記載される技術は、煩雑で時間を要するオンボーディングプロセスを伴う既存の通信システムを改善することができる。
【0174】
図9は、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を取り消すための例示的なプロセス900を示す。いくつかの例では、プロセス900の一部又は全部は、システム100又は200内の1つ以上のコンポーネントによって実行されてもよい。限定ではなく例示として、プロセス900で言及されるコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームサーバー102及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられたコンピ
ューティングデバイスを表していてもよく、プロセス900で言及される第1ユーザーデバイスは、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第1ユーザーデバイス206を表していてもよく、プロセス900で言及される第2ユーザーデバイスは、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーデバイス210を表していてもよい。しかしながら、プロセス900は、システム100又は200によって実行されることに限定されない。
【0175】
操作902において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1時間に、第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を生成する第1命令を受信する。ダイレクトメッセージングインスタンスは、コミュニケーションプラットフォームによって管理され得る。命令は、上述したようにアクセスコードの要求を含むことができる。さまざまな例において、招待はアクセスコードを含むことができる。
【0176】
さまざまな例において、命令は、第2ユーザーに招待を送信する要求を含むことができる。かかる例では、命令は、第2ユーザーに関連付けられた識別子(例えば、名前、電子メールアドレス、電話番号、ソーシャルネットワーキングハンドルなど)を含むことができる。
【0177】
操作904において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1命令に少なくとも部分的に基づいて招待を生成する。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、トークンを介するなどして、招待に関連付けられたアクセスコードを第1ユーザーにリンクしてもよい。
【0178】
操作906において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスに招待を送信する。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、命令において提供された情報に基づいて、招待を送信してもよい。例えば、命令は、第2ユーザーに関連付けられた電話番号を提供することができる。コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、電話番号にテキストメッセージを介して招待を送信してもよい。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、命令において指定された手段を介して招待を送信してもよい。かかる例では、第1ユーザーは、招待が通信される手段を示すことができ、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、その手段を介して招待を送信してもよい。例えば、第1ユーザーは、電子メールを介して第2ユーザーへのダイレクトメッセージの招待を送信するようにコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスに命令することができる。命令に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、招待(アクセスコードを含む)を生成し、これを第2ユーザーに電子メールで送信してもよい。
【0179】
操作908において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1時間の後の第2時間に、第1コンピューティングデバイスから、招待を取り消す第2命令を受信する。さまざまな例において、招待を取り消す第2命令を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、アクセスコードと第1ユーザーとの間の関連性を取り除くためなど、アクセスコードに関連付けられたトークンを変更することができる。いくつかの例では、招待を取り消す第2命令を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、アクセスコード及び/又は第1ユーザーに関連付けられたユーザーアカウントに関連付けられた許可及び/又は設定を変更する。いくつかの例では、招待を取り消す第2命令を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームコンピューティ
ングデバイスは、無効の表示をアクセスコードに関連付ける。かかる例では、第2ユーザーなどによる、アクセスコードをアクティブ化する試行の指示を受信することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、アクセスコードがもはや有効ではないことを判定することができる。
【0180】
操作910において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2時間の後の第3時間に、第2コンピューティングデバイスから、第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を受信する。いくつかの例では、要求は、招待に含まれるアクセスコードに関連付けられた選択、アクティブ化、スキャン、又は他のアクションを含むことができる。さまざまな例において、要求は、第2ユーザーに関連付けられたユーザーデータを含むことができる。ユーザーデータは、名前、電子メールアドレス、インターネットプロトコルアドレス、ユーザーデバイス識別子、又は第2ユーザーが特定され得る他の手段を含むことができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ユーザーデータ及び/又はアクセスコードの選択(例えば、アクティブ化、スキャンなど)の指示を受信してもよく、これに関連付けられた第1ユーザーを特定することができる。
【0181】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1ユーザーが第2時間に招待を取り消したことを判定することができる。かかる例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、招待がもはや有効ではない(例えば、招待が無効である)ことを判定することができる。
【0182】
操作912において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、招待が取り消されたという通知を、第2コンピューティングデバイスに関連付けられたディスプレイ上に提示させる。いくつかの例では、通知は、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスによって管理される通信アプリケーションを介して表示されてもよい。いくつかの例では、通知はプッシュ通知を含むことができる。いくつかの例では、通知は、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスが以前に招待を送信した通信手段を介して送信されてもよい。
【0183】
図10は、一定期間後にダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するための例示的なプロセス1000を示す。いくつかの例では、プロセス1000の一部又は全部は、システム100又は200内の1つ以上のコンポーネントによって実行され得る。限定ではなく例示として、プロセス1000で言及されるコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームサーバー102及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられたコンピューティングデバイスを表していてよく、プロセス1000で言及される第1ユーザーデバイスは、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第1ユーザーデバイス206を表していてよく、プロセス1000で言及される第2ユーザーデバイスは、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーデバイス210を表していてよい。しかしながら、プロセス1000は、システム100又は200によって実行されることに限定されない。
【0184】
操作1002において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードが第2ユーザーによってアクティブ化されたという指示を受信する。この指示は、第2ユーザーがアクセスコードをスキャンすること、アクセスコードをクリックすること、又は第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を示す別のアクションを実行することに基づいて提供され得る。
【0185】
操作1004において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、指示及びアクセスコードに少なくとも部分的に基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウント及び第2ユーザーに関連付けられた組織プリファレンスがアクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしているという判定に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。ユーザーアカウント及び組織プリファレンスがアクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信をサポートしているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0186】
さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、最初に(ダイレクトメッセージングインスタンスを生成する前に)、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定することができる。第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0187】
第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、最初に、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウントを生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーからの最小限の情報を利用してユーザーアカウントを生成することができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられた名前及び電子メールアドレスを用いてアカウントを生成することができる。少なくとも、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第1ユーザーと第2ユーザーとの間の迅速な通信を促進するために、迅速かつ最小限の情報でユーザーアカウントを生成することができるので、本明細書に記載される技術は、煩雑で時間を要するオンボーディングプロセスを伴う既存の通信システムを改善することができる。
【0188】
操作1006において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを含むインターフェイスを、第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスと、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスとに送信する。インターフェイスは、
図4C、
図5C、
図6C、
図7C、及び
図7Dに関して上述したインターフェイス400C、500C、600C、700C、及び/又は700Dのいずれか1つを含むことができる。インターフェイスは、第2ユーザーが、第1ユーザーに彼との1対1の会話でメッセージ、ファイル、リアクション(例えば、絵文字による)などを起案し、送信することができる手段を提供する。さらに、第2ユーザーが第1ユーザーからのメッセージを読むことができる手段を提供する。
【0189】
操作1008において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して、第1コンピューティングデバイスと第2コンピューティングデバイスとの間のダイレクトメッセージを処理する。いくつかの例では、インターフェイスを介して生成されたメッセージは、メッセージをダイレクトメッセージングインスタンスに関連付ける一意の識別子を含むことができる。いくつかの例では、一意の識別子は、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスが、メッセージを適切な受信者にルーティングすることを可能にし得る。いくつ
かの例では、一意の識別子は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージが格納され得るデータシャードに関連付けられ得る。
【0190】
操作1010において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したかどうかを判定する。いくつかの例では、アクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスは、アクティブ化の期間(例えば、5日、8日、1ヶ月、3ヶ月など)を含むことができる。この期間は、ダイレクトメッセージングインスタンスがこれを通じてメッセージの送受信することができる時間であり得る。
【0191】
いくつかの例では、ダイレクトメッセージングインスタンスは、特定のプロジェクトに関連付けられ得る。いくつかの例では、第1ユーザーは、ダイレクトメッセージングインスタンスが特定のプロジェクトに関連付けられているという指示を、これに関連付けられたアクセスコードを要求するときなどに提供することができる。指示に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを特定のプロジェクトに関連付け、特定のプロジェクトに基づいて期間を決定することができる。例えば、プロジェクトは、開始日及び終了日を含むことができる。コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、プロジェクトに関連付けられた終了日に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間を決定することができる。
【0192】
さまざまな例において、第1ユーザーは、プロジェクトが完了したという指示をコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスに提供することができる。プロジェクト完了の指示に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したことを判定することができる。
【0193】
ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過していないという判定に基づいて(操作1010において「ノー」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1008に関して説明したように、ダイレクトメッセージングインスタンスを介して第1コンピューティングデバイスと第2コンピューティングデバイスとの間のダイレクトメッセージを処理し続けることができる。
【0194】
ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したという判定に基づいて(操作1010において「イエス」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1012において、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化することができる。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスの無効化を、これに関連付けられたインターフェイスを介した入力を無効化することによって行うことができる。かかる例では、第1ユーザー及び第2ユーザーは、ダイレクトメッセージングインスタンスにおいて追加のメッセージを起案及び/又は送信することが制限されている場合がある。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージをデータストア(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス専用のデータシャード)に格納することができる。かかる例では、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージは、通信アプリケーションのインスタンスを介するなどして、第1ユーザー及び/又は第2ユーザーが閲覧するためにアクセス可能であり得る。
【0195】
図11は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられている第1ユーザーと、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられていない第2ユーザーとの間でダ
イレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセス1100を示す。いくつかの例では、プロセス1100の一部又は全部は、システム100又は200内の1つ以上のコンポーネントによって実行され得る。限定ではなく例示として、プロセス1100で言及されるコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームサーバー102及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられたコンピューティングデバイスを表していてよく、プロセス1100で言及される第1ユーザーデバイスは、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第1ユーザーデバイス206を表していてよく、プロセス1100で言及される第2ユーザーデバイスは、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーデバイス210を表していてよい。しかしながら、プロセス1100は、システム100又は200によって実行されることに限定されない。
【0196】
操作1102において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームを介した第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードが第2ユーザーによってアクティブ化されたという指示を受信する。この指示は、第2ユーザーがアクセスコードをスキャンすること、アクセスコードをクリックすること、又は第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を示す別のアクションを実行することに基づいて提供され得る。
【0197】
操作1104において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定する。さまざまな例において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた1つ以上のユーザープロファイル及び/又はユーザーアカウントにアクセスして、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられているかどうかを判定する。かかる例では、第2ユーザーがユーザープロファイル及び/又はユーザーアカウントに関連付けられているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていると判定する。
【0198】
第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連しているという判定に基づいて(操作1104において「イエス」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1106において、指示及びアクセスコードに少なくとも部分的に基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成する。ダイレクトメッセージングインスタンスは、第1ユーザーと第2ユーザーとが1対1の会話で互いにメッセージを送受信することができる手段を含むことができる。
【0199】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウント及び第2ユーザーに関連付けられた組織プリファレンスがアクセスコードに基づいて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスをサポートしているという判定に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。ユーザーアカウント及び組織プリファレンスがアクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信をサポートしているという判定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0200】
第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないという判定に基づいて(操作1104において「ノー」)、コミュニケーションプラットフォーム
コンピューティングデバイスは、操作1108において、コミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するために情報の要求を送信する。この情報は、第2ユーザーに関連付けられた名前、電子メールアドレス、電話番号、ソーシャルネットワーキングハンドル、又は他のユーザーデータを含むことができる。いくつかの例では、情報は、第2ユーザーとのダイレクトメッセージングインスタンスを確立するためにコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスによって要求される最小限の情報を含むことができる。いくつかの例では、最小量の情報は、第1ユーザーの第1組織に関連付けられた組織プリファレンス、規則などの組織データに基づいていてもよい。いくつかの例では、この情報は、コミュニケーションプラットフォームを介した通信に関連付けられた諸条件の承諾を含むことができる。
【0201】
操作1110において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーに関連付けられた情報を受信する。
【0202】
操作1112において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付ける。いくつかの例では、この関連付けは、第2ユーザーに関連付けられたユーザーアカウントを生成するステップを含むことができる。さまざまな例において、この関連付けは、第2ユーザー及び/又はユーザーアカウントに関連付けられたユーザープロファイルにユーザーデータを格納するステップを含むことができる。
【0203】
さまざまな例において、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けた後、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1106に関して上述したように、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0204】
図12は、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを生成するための例示的なプロセス1200を示す。いくつかの例では、プロセス1200の一部又は全部は、システム100又は200内の1つ以上のコンポーネントによって実行され得る。限定ではなく例示として、プロセス1200で言及されるコミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームサーバー102及び/又はコミュニケーションプラットフォーム204に関連付けられたコンピューティングデバイスを表していてよく、プロセス1200で言及される第1ユーザーデバイスは、第1コンピューティングデバイス104及び/又は第1ユーザーデバイス206を表していてよく、プロセス1200で言及される第2ユーザーデバイスは、第2コンピューティングデバイス106及び/又は第2ユーザーデバイス210を表していてよい。しかしながら、プロセス1200は、システム100又は200によって実行されることに限定されない。
【0205】
操作1202において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームを介した第1組織に関連付けられた第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードが、第2組織に関連付けられた第2ユーザーによってアクティブ化されたという指示を受信する。この指示は、第2ユーザーがアクセスコードをスキャンすること、アクセスコードをクリックすること、又は第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を有効にする要求を示す他の操作を行うことに基づいて提供され得る。少なくとも1つの例において、第1組織及び第2組織は、異なる別個の組織である。例えば、第1組織は第1事業を含んでいてよく、第2組織は第2事業を含んでいてよい。
【0206】
操作1204において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバ
イスは、ダイレクトメッセージング通信が第2組織によって承認されているかどうかを判定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、ダイレクトメッセージング通信が第2組織によって承認されているかどうかを判定するために、第2組織に関連付けられた1つ以上の組織プリファレンスにアクセスすることができる。
【0207】
ダイレクトメッセージング通信が第2組織によって承認されていないという判定に基づいて(操作1204において「ノー」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1206において、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスのディスプレイ上にエラー通知を提示させる。エラー通知は、通信アプリケーションを介して提示されてもよい。いくつかの例では、エラー通知は、プッシュ通知、ヘルプボットメッセージ、テキストメッセージ、又は通知が第2ユーザーに提示され得る他のメッセージとして送信されてもよい。
【0208】
さまざまな例において、エラー通知は、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信が承認されていないことを示すことができる。いくつかの例では、エラー通知は、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信を防止する、第2組織に関連付けられた組織プリファレンスを提供することができる。いくつかの例では、エラー通知は、システム管理者に連絡するようにメッセージを提供することができる。
【0209】
ダイレクトメッセージング通信が第2組織によって承認されているという判定に基づいて(操作1204において「イエス」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1208において、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージングインスタンスを介した通信を許可する前に第2組織によって管理承認が必要であるかどうかを判定することができる。
【0210】
管理承認が必要でないという判定に基づいて(操作1208において「ノー」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1210において、上述したように、第1ユーザーと第2ユーザーとの間にダイレクトメッセージングインスタンスを生成する。
【0211】
管理承認が必要であるという判定に基づいて(操作1208において「イエス」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1212において、管理承認の要求を第2組織に関連付けられた管理者に送信する。コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、第2組織に関連付けられた組織データに基づいて、管理者を特定することができる。
【0212】
操作1214において、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、管理者が、アクセスコードに基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のダイレクトメッセージングインスタンスを承認するかどうかを判定する。
【0213】
管理者がダイレクトメッセージングインスタンスを承認しないという判定に基づいて(操作1214において「ノー」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1206に関して説明したように、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスのディスプレイ上にエラー通知を提示させる。
【0214】
管理者がダイレクトメッセージングインスタンスを承認するという判定に基づいて(操作1214で「イエス」)、コミュニケーションプラットフォームコンピューティングデバイスは、操作1216において、上述したように、第1ユーザーと第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成する。
【0215】
上記のように、操作が記載される順序は、限定として解釈されることを意図しておらず、記載された操作の任意の数は、処理を実装するために任意の順序で、かつ/又は並行して組み合わされてもよい。いくつかの実施形態では、上述した方法の1つ以上の操作が完全に省略されてもよい。限定ではなく例示として、操作1002~1008は、操作1010~1012無しに実行されてもよく、かつ/又は操作1102、1104、及び1112は、操作1106~1110無しに実行されてもよい。さらに、本明細書に記載される方法は、全体的に又は部分的に、互いに又は他の方法と組み合わせることができる。
【0216】
本明細書に記載されるさまざまな技術は、コンピュータ可読記憶装置に格納され、図示されているような1つ以上のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令又はソフトウェアの文脈で実装され得る。一般に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み、特定のタスクを実行するための操作ロジックを定義し、特定の抽象データ型を実装する。
【0217】
他のアーキテクチャを使用して、記載した機能を実装してもよく、これも本開示の範囲内であることが意図される。さらに、議論のために特定の責任分担が上記で定義されているが、さまざまな機能及び責任は、状況に応じて異なる方法で分担及び分割される場合がある。
【0218】
同様に、ソフトウェアは、さまざまな方法で、異なる手段を用いて記憶及び分配されてよく、上述した特定のソフトウェアの記憶及び実行設定は、多くの異なる方法で変更され得る。したがって、上述した技術を実装するソフトウェアは、具体的に記載されたメモリの形態に限らず、さまざまな種類のコンピュータ可読媒体に分配されていてよい。
【0219】
例示的な条項(Example Clauses)
A:コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたサーバーコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実装される方法であって、当該方法は、第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームによって管理されるダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を生成する命令を受信するステップであって、招待が第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードを含む、ステップと、命令に少なくとも部分的に基づいて招待を生成するステップであって、招待がアクセスコードを含む、ステップと、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスに招待を送信するステップであって、第2ユーザーが第1ユーザーに関連付けられた第1組織とは異なる第2組織に関連付けられている、ステップと、アクセスコードが第2ユーザーによって選択されたという指示を受信するステップと、受信された指示及びアクセスコードに少なくとも部分的に基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するステップであって、ダイレクトメッセージングインスタンスが第1コンピューティングデバイスと第2コンピューティングデバイスとの間でメッセージを伝送することを可能にするステップと、ダイレクトメッセージングインスタンスを含むインターフェイスを第1コンピューティングデバイス及び第2コンピューティングデバイスに送信するステップとを含む、方法。
【0220】
B:方法が、さらに、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したことを判定するステップと、期間が経過したという判定に少なくとも部分的に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するステップとを含む、A項に記載の方法。
【0221】
C:方法が、さらに、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないことを判定するステップと、第2コンピューティングデバイスに、コミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するための情報の要求を送信するステップと、第2コンピューティングデバイスから、アカウントに関連付けられた情報を受信するステップと、情報に少なくとも部分的に基づいて、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けるステップであって、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けることに少なくとも部分的に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスが生成されるステップとを含む、A項又はB項のいずれかに記載の方法。
【0222】
D:アクセスコードが、クイックレスポンスコード又はユニフォームリソースロケータの少なくとも1つを含む、A項-C項のいずれか1項に記載の方法。
【0223】
E:方法が、さらに、第1コンピューティングデバイス又は第2コンピューティングデバイスの少なくとも1つから、第1ユーザーに関連付けられた第1組織と第2ユーザーに関連付けられた第2組織との間の共有通信チャンネルの生成に関連付けられた選択可能なコントロールの選択の第2指示を受信するステップであって、共有通信チャンネルがコミュニケーションプラットフォームによって管理され、無限の持続期間を含む、ステップと、第2指示に少なくとも部分的に基づいて、共有通信チャンネルの承認の第1要求を第1組織に関連付けられた第1管理者に送信し、共有通信チャンネルの承認の第2要求を第2組織に関連付けられた第2管理者に送信するステップと、第1管理者から第1承認を受信し、第2管理者から第2承認を受信するステップと、共有通信チャンネルによって、第1組織に関連付けられた1つ以上の第1コンピューティングデバイスと第2組織に関連付けられた1つ以上の第2コンピューティングデバイスとの間の通信を可能にするステップとを含む、A項-D項のいずれか1項に記載の方法。
【0224】
F:方法が、さらに、第1時間に第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームによって管理される第2ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための第2招待を生成する第2命令を受信するステップと、第2命令に少なくとも部分的に基づいて第2招待を生成するステップと、第1時間の後の第2時間に第1コンピューティングデバイスから、第2招待を取り消す第3命令を受信するステップと、第2時間の後の第3時間に第3ユーザーに関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、第2招待が第3ユーザーによって受け入れられたという第2指示を受信するステップと、第2招待が取り消されたという通知を、第3コンピューティングデバイスに関連付けられたディスプレイ上に提示させるステップとを含む、A項-E項のいずれか1項に記載の方法。
【0225】
G:プロセッサと、実行される際に、A項-F項のいずれか1項に記載されるようなコンピュータ実装方法をプロセッサに実行させるための命令を格納する非一時的なコンピュータ可読媒体とを含む、システム又はデバイス。
【0226】
H:処理するための手段と、処理するための手段に結合された格納するための手段とを備え、該手段がA項-F項のいずれか1項に記載されるようなコンピュータ実装方法を実行するために1つ以上のデバイスを構成するための命令を含む、システム又はデバイス。
【0227】
I:システムであって、1つ以上のプロセッサと、実行される際に、システムに、以下を含む操作であって、第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームを介した第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードの要求を受信するステップと、要求に少なくとも部分的に基づいて第1コンピューティングデバイスにアクセスコー
ドを送信するステップと、第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスから、アクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を受信するステップであって、第2ユーザーが第1ユーザーに関連付けられた第1組織とは異なる第2組織に関連付けられている、ステップと、第2コンピューティングデバイスからの要求及びアクセスコードに少なくとも部分的に基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するステップであって、ダイレクトメッセージングインスタンスがコミュニケーションプラットフォームを介して第1コンピューティングデバイスと第2コンピューティングデバイスとの間でメッセージを伝送することを可能にするステップとを含む操作を実行させるための命令を格納するコンピュータ可読媒体とを含む、システム。
【0228】
J:操作がさらに、ダイレクトメッセージングインスタンスを含むインターフェイスを第1コンピューティングデバイス及び第2コンピューティングデバイスに送信するステップを含む、I項に記載のシステム。
【0229】
K:アクセスコードが、クイックレスポンスコード又はユニフォームリソースロケータの少なくとも1つを含む、I項又はJ項のいずれか1項に記載のシステム。
【0230】
L:操作がさらに、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したことを判定するステップと、期間が経過したという判定に少なくとも部分的に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するステップとを含む、I項-K項のいずれか1項に記載のシステム。
【0231】
M:操作がさらに、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないことを判定するステップと、第2コンピューティングデバイスに、コミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するための情報の要求を送信するステップと、第2コンピューティングデバイスから、アカウントに関連付けられた情報を受信するステップと、情報に少なくとも部分的に基づいて、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けるステップであって、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けることに少なくとも部分的に基づいてダイレクトメッセージングインスタンスが生成されるステップとを含む、I項-L項のいずれか1項に記載のシステム。
【0232】
N:アクセスコードの要求が、第1アクセスコードの第1要求であり、当該操作がさらに、第1時間に第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームによって管理される第2ダイレクトメッセージングインスタンスを介して第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられた第2アクセスコードの第2要求を受信するステップと、第2要求に少なくとも部分的に基づいて第2アクセスコードを生成するステップと、第1時間の後の第2時間に第1コンピューティングデバイスから、第2アクセスコードに関連付けられたダイレクトメッセージング通信を無効化する命令を受信するステップと、第2時間の後の第3時間に第3ユーザーに関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、第2アクセスコードに基づくダイレクトメッセージング通信を可能にするという第3ユーザーによる試行の第2指示を受信するステップと、第2アクセスコードが無効化されたという通知を第3コンピューティングデバイスに関連付けられたディスプレイ上に提示させるステップとを含む、I項-M項のいずれか1項に記載のシステム。
【0233】
O:操作がさらに、第1コンピューティングデバイス又は第2コンピューティングデバイスの少なくとも1つから、第1ユーザーに関連付けられた第1組織と第2ユーザーに関連付けられた第2組織との間の共有通信チャンネルを生成することに関連付けられた選択
可能なコントロールの選択の第2指示を受信するステップであって、共有通信チャンネルがコミュニケーションプラットフォームによって管理され、無限の持続期間を含む、ステップと、第2指示に少なくとも部分的に基づいて、共有通信チャンネルの承認の第1要求を第1組織に関連付けられた第1管理者に送信し、共有通信チャンネルの承認の第2要求を第2組織に関連付けられた第2管理者に送信するステップと、第1管理者から第1承認を受信し、第2管理者から第2承認を受信するステップと、共有通信チャンネルによって、第1組織に関連付けられた1つ以上の第1コンピューティングデバイスと第2組織に関連付けられた1つ以上の第2コンピューティングデバイスとの間の通信を可能にするステップとを含む、I項-N項のいずれか1項に記載のシステム。
【0234】
P:ダイレクトメッセージングインスタンスが制限された持続期間を有し、共有通信チャンネルが無制限の持続期間を有する、O項に記載のシステム。
【0235】
Q:コンピューティングデバイスの1つ以上のプロセッサによって実行される際に、コンピューティングデバイスに、以下を含む操作であって、第1ユーザーに関連付けられた第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームによって管理されるダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための招待を生成する命令を受信するステップであって、招待が第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にすることに関連付けられたアクセスコードを含む、ステップと、命令に少なくとも部分的に基づいて招待を生成するステップであって、招待がアクセスコードを含む、ステップと、第1コンピューティングデバイス又は第2ユーザーに関連付けられた第2コンピューティングデバイスの少なくとも1つに招待を送信するステップであって、第2ユーザーが第1ユーザーに関連付けられた第1組織とは異なる第2組織に関連付けられている、ステップと、第2コンピューティングデバイスから、アクセスコードに基づいてダイレクトメッセージング通信を可能にする要求を受信するステップと、第2コンピューティングデバイスからの受信された要求及びアクセスコードに少なくとも部分的に基づいて、第1ユーザーと第2ユーザーとの間でダイレクトメッセージングインスタンスを生成するステップであって、ダイレクトメッセージングインスタンスがコミュニケーションプラットフォームを介して第1コンピューティングデバイスと第2コンピューティングデバイスとの間でメッセージを伝送することを可能にするステップとを含む操作を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を格納する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0236】
R:操作がさらに、ダイレクトメッセージングインスタンスを含むインターフェイスを第1コンピューティングデバイス及び第2コンピューティングデバイスに送信するステップを含む、Q項に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0237】
S:操作がさらに、第1時間に第1コンピューティングデバイスから、コミュニケーションプラットフォームによって管理される第2ダイレクトメッセージングインスタンスを介して通信するための第2招待を生成する第2命令を受信するステップと、第2命令に少なくとも部分的に基づいて第2招待を生成するステップと、第1時間の後の第2時間に第1コンピューティングデバイスから、第2招待を取り消す第3命令を受信するステップと、第2時間の後の第3時間に第3ユーザーに関連付けられた第3コンピューティングデバイスから、第2招待に基づいて第1ユーザーとのダイレクトメッセージング通信を可能にする第2要求を受信するステップと、第3コンピューティングデバイスに、ディスプレイを介して、第2招待が取り消されたという通知を提示させるステップとを含む、Q項又はR項のいずれか1項に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0238】
T:操作がさらに、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた期間が経過したことを判定するステップと、期間が経過したという判定に少なくとも部分的に基づいて、ダイレクトメッセージングインスタンスを無効化するステップとを含む、Q項-S
項のいずれか1項に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0239】
U:操作がさらに、第2ユーザーがコミュニケーションプラットフォームに関連付けられていないことを判定するステップと、第2コンピューティングデバイスに、コミュニケーションプラットフォームとのアカウントを確立するための情報の要求を送信するステップと、第2コンピューティングデバイスから、アカウントに関連付けられた情報を受信するステップと、情報に少なくとも部分的に基づいて、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けるステップであって、第2ユーザーをコミュニケーションプラットフォームに関連付けることに少なくとも部分的に基づいてダイレクトメッセージングインスタンスが生成されるステップとを含む、Q項-T項のいずれか1項に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0240】
V:アクセスコードが、クイックレスポンスコード又はユニフォームリソースロケータの少なくとも1つを含む、Q項-U項のいずれか1項に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0241】
上述した例示的な条項は1つの特定の実現形態に関して記載されているが、本書の文脈において、例示的な条項の内容は、方法、デバイス、システム、コンピュータ可読媒体、及び/又は別の実装を介して実現され得ることも理解されるべきである。さらに、例A-Vのいずれも、単独で、又は他の1つ以上の例A-Vと組み合わせて実現され得る。
【0242】
結論
上記の議論は、記載した技術の例示的な実現形態を示すが、他のアーキテクチャを、記載した機能の実現のために使用してもよく、これも本開示の範囲内であることが意図される。さらに、主題を、構造的特徴及び/又は方法論的動作に固有の言語で説明してきたが、添付の請求項に定義された主題は、必ずしも説明した特定の特徴又は動作に限定されないことが理解される。むしろ、特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。