(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-14
(45)【発行日】2024-02-22
(54)【発明の名称】照明器具
(51)【国際特許分類】
F21V 23/00 20150101AFI20240215BHJP
F21V 21/30 20060101ALI20240215BHJP
F21V 23/04 20060101ALI20240215BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240215BHJP
F21Y 115/15 20160101ALN20240215BHJP
【FI】
F21V23/00 113
F21V21/30 300
F21V23/04 500
F21V23/00 120
F21V23/00 170
F21Y115:10
F21Y115:15
(21)【出願番号】P 2020060231
(22)【出願日】2020-03-30
【審査請求日】2022-11-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092565
【氏名又は名称】樺澤 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100112449
【氏名又は名称】山田 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100062764
【氏名又は名称】樺澤 襄
(72)【発明者】
【氏名】山崎 誠
【審査官】塩治 雅也
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-021650(JP,A)
【文献】特開2019-083102(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 23/00
F21V 21/30
F21V 23/04
F21Y 115/10
F21Y 115/15
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源部
および電源ユニットを有する器具本体と;
角度調整部を有し、前記器具本体を支持するとともに、前記角度調整部を介して前記器具本体の光照射方向を調整可能とするアームと;
前記器具本体の光照射方向から視認可能な位置に配置されたセンサユニットと;
を備え、
前記電源ユニットは、電源筐体、およびこの電源筐体の入力側の側面に配置される端子台を有し、
前記センサユニットは、前記電源筐体の前記端子台が配置される入力側の側面とは異なる側面に配置されている
ことを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記
電源ユニットは、前記光源部よりも上方に配置され
る
ことを特徴とする請求項1記載の照明器具
。
【請求項3】
前記電源ユニットは、前記電源筐体内で前記端子台が配置される入力側の側面とは反対側に配置され前記光源部に点灯電力を供給する主電源部、および前記電源筐体内で前記主電源部よりも前記端子台が配置される入力側の側面に近い位置に配置され前記センサユニットに動作電力を供給するセンサ電源部を有し、
前記センサユニットは、前記電源筐体の前記端子台が配置される入力側の側面に交差しかつ前記センサ電源部から離れた側面で、前記電源筐体の前記端子台が配置される入力側の側面に近い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項
1または2記載の照明器具。
【請求項4】
前記センサユニットは、前記アームの前記角度調整部よりも前記器具本体側に設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし
3いずれか一記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、施設等の天井が高い空間の照明に用いられる高天井用の照明器具がある。この照明器具は、光源部を有する器具本体が設置面に対してアームを介して設置され、設置面が傾斜している場合でもアームに設けられた角度調整部によって器具本体の角度つまり光照射方向を調整可能としている。
【0003】
また、一般の照明器具では、例えば受光部で光信号を受光して調光制御する場合がある。
【0004】
しかし、器具本体の光照射方向を調整可能とした照明器具では、器具本体の光照射方向の調整に伴い、受光部で光信号を受光できない不都合が生じるおそれがある。そのため、器具本体の光照射方向の調整に伴う不具合を防止できる照明器具が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、器具本体の光照射方向の調整に伴う不具合を防止できる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の照明器具は、器具本体、アームおよびセンサユニットを備える。器具本体は、光源部を有する。アームは、角度調整部を有し、器具本体を支持するとともに、角度調整部を介して器具本体の光照射方向を調整可能とする。センサユニットは、器具本体の光照射方向から視認可能な位置に配置される。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の照明器具によれば、器具本体の光照射方向の調整に伴う不具合を防止することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】第1の実施形態を示す照明器具の一部を分解した斜視図である。
【
図2】同上照明器具の一部を省略した斜視図である。
【
図5】第2の実施形態を示す照明器具の斜視図である。
【
図6】同上照明器具の一部を省略した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、第1の実施形態を、
図1ないし
図4を参照して説明する。
【0011】
照明器具10は、例えば施設等の天井が高い空間の正面に用いられる高天井用照明器具である。
【0012】
照明器具10は、器具本体11、およびこの器具本体11を角度調整可能に支持するアーム12を備えている。
【0013】
器具本体11は、複数の光源部15、およびこれら光源部15よりも上方に配置される電源ユニット16を備えている。本実施形態の照明器具10は、2つの光源部15を備えた2灯用モデルである。2つの光源部15が光照射方向を下方の同一方向として並んだ状態でアーム12に取り付けられるとともに、電源ユニット16がアーム12に取り付けられ、2つの光源部15と電源ユニット16がアーム12を介して一体的に設けられている。
【0014】
光源部15は、複数の発光モジュール19、およびこれら発光モジュール19を取り付けた放熱器20、発光モジュール19に対向して配光を制御する反射体21、発光モジュール19および反射体21を覆うカバー22を備えている。
【0015】
発光モジュール19は、基板24、およびこの基板24に実装された発光素子25を備えている。発光素子25は、LEDや有機EL等の半導体発光素子が用いられている。基板24には、例えば略四角形状の基板24の4隅位置に対応して複数の発光素子25が実装された4つの発光部26が形成されている。
【0016】
放熱器20は、金属製で、下面に発光モジュール19の基板24が熱的に接続された状態に取り付けられる放熱板28、およびこの放熱板28の上面から突設された複数の放熱フィン29を有している。複数の放熱フィン29は、所定のフィン並設方向に所定の間隔をあけて平行状に配設されている。放熱板28は四角形状に形成され、放熱板28のフィン並設方向の両側辺でかつその幅方向の中央域に連結部30が立ち上げ形成され、放熱板28のフィン並設方向と交差する方向の両側辺でその幅方向の全域に縁部31が立ち上げ形成されている。
【0017】
反射体21は、発光モジュール19の4つの発光部26に対応して設けられた4つの反射体部33を有している。反射体部33は、上下方向に開口し、下方へ向けて拡開され、発光部26の光を光照射方向である下方へ向けて反射させるとともに所定の配光に制御する。
【0018】
カバー22は、全体または少なくとも下面側に透光性を有し、発光モジュール19および反射体21を覆って放熱器20の下面側に取り付けられている。カバー22は、4辺に放熱板28の連結部30および縁部31の外側に嵌合する位置決め部35を有し、4つの角部が放熱板28にねじ止めされている。
【0019】
また、電源ユニット16は、電源筐体38、この電源筐体38に配置された端子台39、および複数の主電源部40を有している。さらに、電源ユニット16には、センサユニット41および無線ユニット42が設けられている。
【0020】
電源筐体38は、2つの光源部15が並ぶ方向に対応して長尺の長方形箱状に形成されている。電源筐体38は、上面側が開口された電源ケース44と、この電源ケース44の上面側を覆う電源カバー45を有している。電源筐体38の長手方向の一端側は外部電源からの電力が入力する入力側である。電源筐体38の長手方向の一端面であって入力側の側面38aには、端子台39が配置される端子台配置部46が設けられている。端子台配置部46は、入力側の側面38aに開口されている。電源筐体38の短手方向の一側面であって入力側の側面38aに交差する一方の側面38bでかつ入力側の側面38aに近い位置に、センサユニット41および無線ユニット42がそれぞれ配置される開口部47,48が設けられている。なお、電源筐体38の入力側の側面38aはアーム12によって器具本体11が角度調整される軸と平行な面であり、入力側の側面38aに交差する一方の側面38bは器具本体11が角度調整される軸に直角な面である。
【0021】
端子台39は、電源筐体38の入力側の側面38aに配置され、つまり端子台配置部46に配置され、外部電源からの電力を供給する電源線が接続される。端子台39は、外部電源からの電力を主電源部40に供給するように、内部配線により主電源部40と接続されている。
【0022】
主電源部40は、電源筐体38内で、端子台39が配置される入力側の側面38a側とは反対側に離れた位置に配置されている。主電源部40は、外部電源からの電力を所定の点灯電力に変換して発光モジュール19に供給し、発光モジュール19の発光素子25を点灯する。主電源部40は、センサユニット41および無線ユニット42から調光信号等の信号を入力し、発光モジュール19の点灯、消灯、調光を制御する。
【0023】
センサユニット41は、例えばリモコン等からの赤外線等を媒体とした光信号を受光し、受光した光信号に応じた信号を主電源部40に送る。光信号には、例えば複数の照明器具10をシーンに応じて制御するためのグループを設定する設定信号や、照明器具10を調光するための調光信号等が含まれる。
【0024】
センサユニット41は、センサケース50、およびこのセンサケース50内に配置されたセンサ本体としてのセンサ基板51を有している。センサケース50は、箱状で、電源筐体38の側面38bに設けられた開口部47に取り付けられ、電源筐体38内に連通されている。センサケース50の下面には、センサ孔52が形成されている。センサ基板51には、光信号を受光するセンサ素子としての受光部53、およびこの受光部53で受光した信号を処理する信号処理部を有している。受光部53は、センサケース50のセンサ孔52に対向され、センサ孔52を通じて所定の受光範囲内のリモコン等から送信される光信号を受信する。なお、センサユニット41は、リモコン等に対して光信号を送信する発光部を備えていてもよい。
【0025】
センサユニット41は、器具本体11の光照射方向から視認可能な位置に配置されている。この場合、少なくともセンサ孔52および受光部53の位置が器具本体11の光照射方向から視認可能な位置に配置されている。センサ孔52および受光部53の位置は、受光部53での受光範囲の一部が光源部15で遮られる位置とされている。
【0026】
センサユニット41は、電源筐体38内に配置されるセンサ電源部54から動作電力が供給されて動作する。センサ電源部54は、電源筐体38内で、主電源部40よりも入力側の側面38aに近い位置に位置されている。すなわち、端子台39と主電源部40との間に配置されている。さらに、センサ電源部54は、センサユニット41が配置される側面38bとは離反した反対側に配置されている。すなわち、センサユニット41は、電源筐体38の端子台39が配置される入力側の側面38aに交差しかつセンサ電源部から離れた側面38aで、電源筐体38の端子台39が配置される入力側の側面38aに近い位置に配置されている。
【0027】
無線ユニット42は、少なくとも他の照明器具10の無線ユニット42と通信可能としている。この無線ユニット42を備えることにより、複数の照明器具10で構成されるグループ毎にシーンに応じて調光するようなグループ制御またはシーン制御を可能としている。無線ユニット42は、電源筐体38の側面38bに設けられた開口部48に、一部が電源筐体38から突出する状態に取り付けられている。なお、無線ユニット42は、センサ電源部54から動作電力を入力してもよいし、専用の電源を用いて動作電力を入力してもよい。
【0028】
次に、アーム12は、アーム本体56、器具本体11側に取り付けられるアーム取付部材57、およびアーム本体56とアーム取付部材57とを角度調整可能に連結する角度調整部58を有している。なお、アーム取付部材57は、アーム12の一部を構成するものであってもよいし、器具本体11側が備えるものであってもよいし、アーム12および器具本体11側とは別構成であってもよい。
【0029】
アーム12のアーム本体56は、金属板によって形成されている。アーム本体56は、横長のアーム上面部59、このアーム上面部59の長手方向の両端から下方に向けて折曲された両側のアーム側面部60を有している。アーム上面部59には、天井構造物に設置するための設置孔59aや電源線を通す配線孔59b等が設けられている。両側のアーム側面部60は、器具本体11の両側に取り付けられるアーム取付部材57の外側に配置され、角度調整部58によって角度調整可能に連結されている。
【0030】
アーム取付部材57は、金属板によって形成されている。アーム取付部材57は、上下方向に沿って長く、下部側が放熱器20の連結部30の外側に配置されて固定され、上部側がアーム側面部60の内側に配置されて角度調整部58によって連結されている。アーム取付部材57の下部側は、ボルトおよびナット等の締結具を用いて放熱器20の連結部30に固定されている。アーム取付部材57の下部側の先端には、カバー22の落下防止用の支持片61が内側に向けて折曲されている。両側のアーム取付部材57の間には、放熱器20から上方に離反した位置に、電源ユニット16の電源ケース44が取り付けられている。
【0031】
角度調整部58は、回動軸62を中心としてアーム本体56に対してアーム取付部材57を回動可能に連結し、固定軸63を介してアーム本体56に対してアーム取付部材57を所定の各角度調整位置にて固定する。
【0032】
回動軸62に対応してアーム本体56のアーム側面部60およびアーム取付部材57にそれぞれ挿通孔60a,57aが設けられ、これら挿通孔60a,57aに連結具が挿通される。連結具は、例えば挿通孔60a,57aに挿通されるボルト、挿通されたボルトに螺着されるナット、およびボルトとナットとの間に介在される回動可能なカラー等が用いられ、アーム本体56に対してアーム取付部材54を回動可能に連結する。
【0033】
固定軸63に対応してアーム本体56のアーム側面部60に回動軸62を中心とする円弧状の角度調整孔60bが設けられているとともにアーム取付部材57に固定孔57bが設けられ、これら角度調整孔60bおよび固定孔57bに締結具が挿通される。締結具は、例えば、角度調整孔60bおよび固定孔57bを挿通するボルト、および挿通したボルトに螺着されるナット等が用いられ、アーム本体56に対してアーム取付部材57を所定の各角度調整位置にて締め付け固定する。
【0034】
そして、照明器具10の施工時には、アーム12のアーム本体56のアーム上面部59を天井等の設置面に設置し、また、設置面側から引き出される電源線を、電源ユニット16の電源筐体38の入力側の側面38aから端子台39に接続する。
【0035】
仮に設置面が傾斜している場合には、アーム12のアーム本体56のアーム上面部59を天井等の設置面に設置した後、固定軸63の締結具を緩めた状態で、回動軸62を中心としてアーム本体56に対して器具本体11の角度つまり光照射方向の向きを下方である例えば直下方向に調整する。調整後に、固定軸63の締結具を締め付け、アーム本体56にアーム取付部材57を介して器具本体11を固定する。
【0036】
この器具本体11の角度調整により、器具本体11側に取り付けられているセンサユニット41が一体に角度調整され、センサユニット41の受光部53の受光軸と器具本体11の光照射方向とが一致する状態が保たれている。
【0037】
また、外部電源からの電力が電源ユニット16に供給されることにより、電源ユニット16の主電源部40が外部電源からの電力を所定の点灯電力に変換して発光モジュール19に供給し、発光モジュール19の発光素子25が点灯し、発光素子25からの光がカバー22を透過して光照射方向に照射される。
【0038】
発光モジュール19の発光素子25が点灯時に発生する熱は、放熱器20に伝達され、この放熱器20から空気中に放熱される。
【0039】
また、センサユニット41の受光部53では、受光範囲内で操作されたリモコン等から送信される光信号を受光する。例えば、複数の照明器具10をシーンに応じて制御するためのグループを設定する設定信号をセンサユニット41が受信すると、センサユニット41および無線ユニット42にグループが設定される。また、調光信号をセンサユニット41が受信すると、主電源部40により発光モジュール19の発光素子25を調光する。また、グループ毎のシーン制御信号をセンサユニット41が受信すると、無線ユニット42からグループ信号と紐付けられたシーン制御信号を他の照明器具10に向けて送信し、そのシーン制御信号を受信した他の照明器具10はさらに他の照明器具10に向けて送信し、グループ内の複数の照明器具10がシーンに応じた照明状態に制御する。
【0040】
そして、センサユニット41は、器具本体11の光照射方向から視認可能な位置に配置されているため、器具本体11の光照射方向を調整したとしても、センサユニット41は適正に動作でき、器具本体11の光照射方向の調整に伴う不具合を防止することができる。
【0041】
また、センサユニット41は、光源部15よりも上方に配置される電源ユニット16に設けられるため、光源部15からの光の影響を受けて誤動作するのを防止できる。しかも、光源部15によりセンサユニット41の検知可能とする範囲が限定されるため、隣り合う他の照明器具10のセンサユニット41が誤動作するのを防止できる。
【0042】
また、センサユニット41が電源ユニット16に設けられる場合、電源ユニット16の側面に設けられるが、電源ユニット16のどの側面に設けられてもよい。
【0043】
この場合、センサユニット41は、電源筐体38の端子台39が配置される入力側の側面38aとは異なる側面38bに配置されることにより、端子台39に接続される電源線等の影響を防止できる。
【0044】
さらに、電源ユニット16が、電源筐体38内で端子台39が配置される入力側の側面38aとは反対側に配置され光源部15に点灯電力を供給する主電源部40、および電源筐体38内で主電源部40よりも端子台39が配置される入力側の側面38aに近い位置に配置されセンサユニット41に動作電力を供給するセンサ電源部54を有する場合、センサユニット41は、電源筐体38の端子台39が配置される入力側の側面38aに交差しかつセンサ電源部54から離れた側面38bで、電源筐体38の端子台39が配置される入力側の側面38aに近い位置に配置されるため、主電源部40やセンサ電源部54からノイズの影響を低減することができる。
【0045】
また、センサユニット41は、アーム12の角度調整部58よりも器具本体11側に設けられているため、器具本体11を角度調整しても、器具本体11の光照射方向とセンサユニット41との関係を一定に保つことができる。
【0046】
【0047】
第2の実施形態の照明器具10は1つの光源部15を備えた1灯用モデルである。この照明器具10は、第1の実施形態の照明器具10に対して、光源部15を1つとすることに伴う電源ユニット16およびアーム取付部材57の構成が異なる以外は、センサユニット41等の構成を含めて同様の構成となっている。
【0048】
したがって、第2の実施形態の照明器具10においても、センサユニット41は器具本体11の光照射方向から視認可能な位置に配置されているため、器具本体11の光照射方向を調整したとしても、センサユニット41は適正に動作でき、器具本体11の光照射方向の調整に伴う不具合を防止することができる。
【0049】
なお、センサユニット41は、光信号を受光したり送信するユニットに限らず、人感センサ、マイク、あるいはカメラ等を有するユニットであってもよい。
【0050】
また、センサユニット41は、アーム12に取り付けられてもよい。この場合、アーム12のアー取付部材57の外面側にセンサユニット41が取り付けられる。
【0051】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0052】
10 照明器具
11 器具本体
12 アーム
15 光源部
16 電源ユニット
38 電源筐体
38a,38b 側面
39 端子台
40 主電源部
41 センサユニット
54 センサ電源部