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特許7437519コンテンツ配信ネットワーク処理方法、装置、電子機器、コンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-14
(45)【発行日】2024-02-22
(54)【発明の名称】コンテンツ配信ネットワーク処理方法、装置、電子機器、コンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/02 20220101AFI20240215BHJP
   H04L 41/06 20220101ALI20240215BHJP
   H04L 43/0805 20220101ALI20240215BHJP
   H04L 43/16 20220101ALI20240215BHJP
   H04L 67/1095 20220101ALI20240215BHJP
【FI】
H04L67/02
H04L41/06
H04L43/0805
H04L43/16
H04L67/1095
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2022549030
(86)(22)【出願日】2021-12-08
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-09
(86)【国際出願番号】 CN2021136408
(87)【国際公開番号】W WO2022267366
(87)【国際公開日】2022-12-29
【審査請求日】2022-08-12
(31)【優先権主張番号】202110690036.7
(32)【優先日】2021-06-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514322098
【氏名又は名称】ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】2/F Baidu Campus, No.10, Shangdi 10th Street, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】弁理士法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】王 雪蓮
(72)【発明者】
【氏名】呉 紹梅
(72)【発明者】
【氏名】梁 富文
【審査官】前田 健人
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第110162424(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0219933(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/02
H04L 41/06
H04L 43/08
H04L 43/16
H04L 67/1095
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツ配信ネットワーク処理方法であって、
検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのコンテンツ配信ネットワークCDNノードから送信された応答データを取得し、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含むことと、
前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算することと、
前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算することと、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断することとを含む、コンテンツ配信ネットワーク処理方法。
【請求項2】
前記検出端の数はN(Nは1より大きい整数)個であり、前記検出失敗率は目標検出端に対応する検出失敗率であり、前記目標検出端はN個の前記検出端のうちのいずれか1つであり、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断することは、
前記目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードを検出する検出失敗率を取得するし、N個の前記検出端における各検出端は予め設定された数のネットワークリクエストを送信するために用いられ、1つの前記ネットワークリクエストは前記少なくとも1つのCDNノードが送信した応答データに対応することと、
前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードに対応する検出失敗率における失敗率の最小値を取得することと、
前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記目標検出端に対応する検出失敗数は目標検出失敗数であり、
前記失敗率の最小値が前記第1目標閾値以下である場合、前記応答データに基づいてN個の前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出失敗総数を取得することと、
前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との間の第1比率を取得することと、
前記第1比率が第2目標閾値より大きい場合、目標CDNノードに対応する目標検出失敗率を取得し、前記目標CDNノードは前記少なくとも1つのCDNノードのうちのいずれの1つであり、前記目標CDNノードに対応する目標検出失敗率は、前記目標検出端による目標CDNノードの検出に対応する目標検出失敗率であることと、
前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定した後、
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第3目標閾値を更新するか又は前記第1目標閾値を更新することをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第3目標閾値は次回の前記目標検出失敗率との比較に用いられ、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との間の第1比率を取得した後、
前記第1比率が第2目標閾値以下である場合、予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障したと検出した場合、前記第2目標閾値を更新することをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第2目標閾値は次回の前記第1比率との比較に用いられる、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定した後、
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第1目標閾値を更新することをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断した後、
前記比較結果に基づいて前記検出端が故障したと判定する場合、故障した検出端に廃棄処理又は修復処理を行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
コンテンツ配信ネットワーク処理装置であって、
検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのコンテンツ配信ネットワークCDNノードから送信された応答データを取得し、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む取得モジュールと、
前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算する第1計算モジュールと、
前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算する第2計算モジュールと、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断する判断モジュールとを含む、コンテンツ配信ネットワーク処理装置。
【請求項9】
前記検出端の数はN(Nは1より大きい整数)個であり、前記検出失敗率は目標検出端に対応する検出失敗率であり、前記目標検出端はN個の前記検出端のうちのいずれか1つであり、
前記判断モジュールはさらに、
前記目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードを検出する検出失敗率を取得するし、N個の前記検出端における各検出端は予め設定された数のネットワークリクエストを送信するために用いられ、1つの前記ネットワークリクエストは前記少なくとも1つのCDNノードが送信した応答データに対応することと、
前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードに対応する検出失敗率における失敗率の最小値を取得することと、
前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとに用いられる、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記目標検出端に対応する検出失敗数は目標検出失敗数であり、前記判断モジュールは、
前記失敗率の最小値が前記第1目標閾値以下である場合、前記応答データに基づいてN個の前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出失敗総数を取得することと、
前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との間の第1比率を取得することと、
前記第1比率が第2目標閾値より大きい場合、目標CDNノードに対応する目標検出失敗率を取得し、前記目標CDNノードは前記少なくとも1つのCDNノードのうちのいずれの1つであり、前記目標CDNノードに対応する目標検出失敗率は、前記目標検出端による目標CDNノードの検出に対応する目標検出失敗率であることと、
前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとにさらに用いられる、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第3目標閾値を更新するか又は前記第1目標閾値を更新する第1更新モジュールをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第3目標閾値は次回の前記目標検出失敗率との比較に用いられ、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記第1比率が第2目標閾値以下である場合、予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障したと検出した場合、前記第2目標閾値を更新する第2更新モジュールをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第2目標閾値は次回の前記第1比率との比較に用いられる、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第1目標閾値を更新する第3更新モジュールをさらに含み、
ここで、
更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる、請求項9に記載の装置。
【請求項14】
前記比較結果に基づいて前記検出端が故障したと判定する場合、故障した検出端に廃棄処理又は修復処理を行う処理モジュールをさらに含む、請求項8に記載の装置。
【請求項15】
電子機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続されたメモリとを含み、
ここで、
前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な指令が記憶され、前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実行することができる、電子機器。
【請求項16】
コンピュータに請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実行させるために用いられるコンピュータ指令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
プロセッサによって実行される際に、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インターネット技術分野に関し、特に分散型ネットワーク技術分野におけるコンテンツ配信ネットワーク処理方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
コンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network、CDN)は従来のネットワークベースに構築されたインテリジェント仮想ネットワークであり、各地に配置されたエッジサーバに依存し、中央プラットフォームの負荷均衡、コンテンツ配信、スケジューリングなどの機能モジュールにより、ユーザが近くで必要なコンテンツを取得し、ネットワーク混雑を低下させ、ユーザアクセスの応答速度及びヒット率を向上させる。現在、ユーザはサードパーティプラットフォームを介してハイパーテキストトランスファープロトコル(hypertext transfer protocol、http)リクエストを送信することにより、各メーカのCDNノードリソースを検出し、各メーカのCDN性能を比較することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、コンテンツ配信ネットワーク処理方法、装置及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一態様によれば、コンテンツ配信ネットワークの処理方法を提供し、
検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのコンテンツ配信ネットワークCDNノードから送信された応答データを取得し、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含むことと、
前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算することと、
前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算することと、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断することとを含む。
【0005】
本開示の別の態様によれば、コンテンツ配信ネットワーク処理装置を提供し、
検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのコンテンツ配信ネットワークCDNノードから送信された応答データを取得し、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む取得モジュールと、
前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算する第1計算モジュールと、
前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算する第2計算モジュールと、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断する判断モジュールとを含む。
【0006】
本開示のまた別の態様によれば、電子機器を提供し、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続されたメモリとを含み、
ここで、前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な指令が記憶され、前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサが前記いずれか1つの態様に記載のコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実行することができる。
【0007】
本開示のさらに別の態様によれば、前記コンピュータに前記いずれか1つの態様に記載のコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実行させるために用いられるコンピュータ指令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0008】
本開示のさらにまた別の態様によれば、プロセッサによって実行される際に、前記いずれか1つの態様に記載のコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されている、コンピュータプログラム製品を提供する。
【0009】
本開示の提供する解決手段により検出端が故障したか否かを判断することにより、CDNノードのネットワーク性能が低いことは検出端が故障するためであるか、又はCDNノードが故障したためであるかを確定し、さらに検出端が故障することによるCDNネットワーク性能が低いか否かを迅速で効果的に排除し、このようにCDNノードのネットワーク性能検出の正確性を向上させることができ、作業者が解決手段を意図的に取ることを容易にする。
【0010】
理解すべきことは、本部分に記載の内容は本開示の実施例の重要な特徴又は重要な特徴を識別することを意図するものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の他の特徴については、以下の明細書の記載から容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面は本解決手段をよりよく理解するために用いられ、本開示を限定するものではない。
図1】本開示の一実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の別の実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートである。
図3】本開示の別の実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートである。
図4】本開示の一実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理装置の構成図である。
図5】本開示の実施例に係るコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実現するための電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に図面を参照しながら本開示の例示的な実施例を説明し、ここで本開示の実施例の様々な詳細を含むことにより理解しやすく、それらを例示的なものに過ぎないと考えられるべきである。したがって、当業者であれば、ここで説明された実施例に対して様々な変更及び修正を行うことができ、本開示の範囲及び精神から逸脱しないことを理解すべきである。同様に、明確かつ簡潔にするために、以下の説明において公知の機能及び構造に対する説明を省略する。
【0013】
本開示は、コンテンツ配信ネットワーク処理方法を提供する。
【0014】
図1を参照する。図1は本開示の一実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートである。図1に示すように、前記方法は、ステップS101~ステップS104を含む。
【0015】
ステップS101において、検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのCDNノードから送信された応答データを取得する。
【0016】
ここで、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む。
【0017】
なお、本開示の提供する方法は携帯電話、コンピュータ等の電子機器に適用されてもよく、前記電子機器は第三者検出システムがインストールされてもよく、該第三者検出システムは複数のネットワークリクエスト端をシミュレーションして目標ネットワークにネットワークリクエストを送信することに用いることができ、例えばビデオウェブサイトにビデオ取得リクエストを送信することであってもよく、又は検索ウェブサイトに検索リクエストを送信することであってもよい。理解できるように、目標ネットワークはネットワークリクエストを取得した後、各地に配置されたエッジサーバに基づいてネットワークリクエスト端にフィードバックすることができ、コンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network、CDN)は、異なる領域に分布するエッジサーバで構成された分散型ネットワークである。
【0018】
好ましくは、前記少なくとも1つのCDNノードはCDNサービスを提供できる異なるメーカのCDNノードであってもよく、少なくとも1つのCDNノードの数が5つであると仮定し、この5つのCDNノードは5つの異なるメーカに対応して提供されたCDNノードであってもよい。
【0019】
本開示の実施例において、電子機器は第三者検出システムに基づいてN個の検出端により目標ネットワークにネットワークリクエストを送信することができ、例えば予め設定された周波数及びパラメータに応じて目標ネットワークにハイパーテキストトランスファープロトコル(hypertext transfer protocol、http)リクエストを送信し、さらに目標ネットワークが少なくとも1つのCDNノードによりフィードバックされた応答データを取得し、該応答データに前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む。例えば、前記応答データはフィールドErrolDを含むことができ、該フィールドの数値が0であれば、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功したことを特徴付け、該フィールドの数値が1であれば、前記ネットワークリクエストのリクエストが失敗したことを特徴付ける。ここで、検出端は前記第三者検出システムにおけるリクエスト端をシミュレーションするための仮想ノードを指してもよく、例えば設定プログラムであってもよく、検出端によりネットワークリクエストを送信し、さらに各メーカのCDNノードリソース又はCDNネットワーク性能を検出する。
【0020】
ステップS102、前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算する。
【0021】
理解できるように、電子機器は第三者検出システムに基づいて検出端をシミュレーションして目標ネットワークにネットワークリクエストを送信することができ、目標ネットワークは前記ネットワークリクエストを受信した後、異なるメーカのCDNノードにより前記ネットワークリクエストに対する応答データを送信し、リクエストが失敗してもリクエストが成功しても、いずれも前記応答データに基づいて検出端のリクエスト行為に応答することができ、さらに電子機器は受信した応答データに基づいてリクエストが成功した数及びリクエストが失敗した数を取得することができる。
【0022】
本ステップにおいて、電子機器はCDNノードからフィードバックされた応答データを取得した後、前記応答データに含まれたリクエスト成功情報及びリクエスト失敗情報に基づいてそのうちのいずれか1つの検出端が前記少なくとも1つのCDNノードを検出する検出成功数及び検出失敗数を計算することができる。
【0023】
例えば、前記少なくとも1つのCDNノードの数は5つであり、前記検出端の数は3つであり、電子機器はこの3つの検出端によりリクエスト端をシミュレーションしネットワークリクエストを送信し、さらに5つのCDNノードが各検出端から送信したネットワークリクエストに対してフィードバックされた応答データを取得する。そのうちのある検出端に対して、第1検出端と仮定し、該第1検出端から送信されたあるネットワークリクエストに対して、この5つのCDNノードからフィードバックされた応答データはいずれもリクエストが成功したと特徴付けると、該第1検出端の該ネットワークリクエストに対する検出成功数は5であり、検出失敗数0である。このように、CDNノードから送信された応答データに基づいて、各検出端に対応する検出成功数と検出失敗数を計算することができ、全ての検出端の検出成功総数と検出失敗総数を計算することもできる。
【0024】
なお、検出端は予め設定された周波数及びパラメータに応じて目標ネットワークにネットワークリクエストを送信することができ、例えば検出端がネットワークリクエストを送信する周波数は3秒ごとに1つのネットワークリクエストを送信し、電子機器は前記少なくとも1つのCDNノードが各ネットワークリクエストに対してフィードバックした応答データを取得することができ、すなわち前記少なくとも1つのCDNノードにおいて、どのCDNノードが該ネットワークリクエストに対してリクエストが成功するか、どのCDNノードがリクエストが失敗するか。さらに、同じ検出端に対して、電子機器は該検出端から送信された全てのネットワークリクエストにおいて、前記少なくとも1つのCDNノードの各ネットワークリクエストに対する応答データを取得することができる。
【0025】
ステップS103、前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算する。
【0026】
なお、本開示の実施例において、検出端の数が1より大きい場合、前記検出成功数と検出失敗数はそのうちのいずれか1つの検出端の検出成功数と検出失敗数を指すことができる。この場合、そのうちのある検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数に基づいて、該検出端の検出失敗率を計算することができる。例えば、第1検出端に対応する検出成功数が7であり、検出失敗数が3であれば、該第1検出端の検出失敗率は3/(7+3)=0.3である。
【0027】
又は、検出端の数が1より大きい場合、前記検出成功数及び検出失敗数は全ての検出端のあるネットワークリクエストに対する検出成功数及び検出失敗数を指すことができる。例えば、検出端の数が3つであり、1番目の検出端のあるネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数がそれぞれ7と3であり、2番目の検出端のあるネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数がそれぞれ6と4であり、3番目の検出端のあるネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数がそれぞれ5と5であると仮定すると、該ネットワークリクエストに対して、全ての検出端の検出成功数と検出失敗数がそれぞれ18と12であり、検出失敗率が0.4である。
【0028】
又は、検出端の数が1より大きい場合、前記検出成功数及び検出失敗数はそのうちのいずれか1つの検出端から送信された全てのネットワークリクエストに対応する検出成功数及び検出失敗数であってもよい。例えば、検出端が第1検出端であると仮定し、該第1検出端は3つのネットワークリクエストを送信し、1番目のネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数はそれぞれ7と3であり、2番目のネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数はそれぞれ8と2であり、3番目のネットワークリクエストに対する検出成功数と検出失敗数はそれぞれ5と5であると、該第1検出端に対応する検出成功数と検出失敗数はそれぞれ20と10であり、検出失敗率は0.33である。
【0029】
ステップS104、前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断する。
【0030】
本開示の実施例において、検出端の検出失敗率及び検出失敗数を取得した後、検出失敗率及び検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて目標検出端が故障したか否かを判断することができる。
【0031】
例えば、そのうちのある検出端に対して、該検出端に対応する検出失敗率が0.3であり、目標閾値が0.2であり、検出失敗率が目標閾値より大きい場合、該検出端が故障したと考えられ、該検出端の検出失敗率が0.1であり、該検出失敗率が目標閾値より小さい場合、該検出端が故障していないと考えられる。
【0032】
又は、検出失敗率は全ての検出端の合計の検出失敗率を指してもよく、該合計の検出失敗率が第1閾値より大きい場合、検出端に故障が発生したと考えられ、次にそのうちの各検出端に対応する検出失敗率をさらに取得し、各検出端に対応する検出失敗率と第2閾値の大きさを比較し、単一の検出端に対応する検出失敗率が第2閾値よりも大きい場合、該検出端が故障したと判定する。
【0033】
好ましくは、検出端に対応する検出失敗数に基づいて目標閾値と比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断してもよく、又は検出失敗率及び検出失敗数がいずれも目標閾値と比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断してもよい。その実行可能な判断方式は、後続の実施例において例を挙げて説明し、ここで1つずつ列挙しない。
【0034】
本開示の実施例において、検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのCDNノードから送信された応答データを取得し、応答データに基づいて検出端の検出成功数と検出失敗数を計算し、検出成功数と検出失敗数に基づいて検出端の検出失敗率を計算し、検出失敗率と検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて目標検出端が故障したか否かを判断する。このように、検出端がCDNノードのネットワーク性能が低いと検出した場合、本開示の提供する解決手段により検出端が故障したか否かを判断することにより、CDNノードのネットワーク性能が低いのは検出端が故障するためであるか、又はCDNノードが故障するためであるかを確定し、さらに検出端が故障することによるCDNネットワーク性能が低いか否かを迅速で効果的に排除し、このようにCDNノードのネットワーク性能検出の正確性を向上させることができ、作業者が解決手段を意図的に取ることに役立つ。
【0035】
好ましくは、前記検出端の数はN(Nは1より大きい整数)個であり、本開示の一実施形態において、前記検出失敗率は目標検出端に対応する検出失敗率であり、前記目標検出端はN個の前記検出端のうちのいずれか一つであり、前記ステップS104は、
前記目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードを検出する検出失敗率を取得し、ここで、N個の前記検出端における各検出端は予め設定された数のネットワークリクエストを送信するために用いられ、1つの前記ネットワークリクエストは前記少なくとも1つのCDNノードが送信した応答データに対応することと、
前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードに対応する検出失敗率における失敗率の最小値を取得することと、
前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することを含むことができる。
【0036】
本開示の実施例において、各検出端は、リクエスト端が予め設定された周波数に基づいて目標ネットワークに予め設定された数のネットワークリクエストを送信することをシミュレーションすることができ、さらに前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードの予め設定された数のネットワークリクエストに対する応答データを取得することができ、該応答データはリクエストが成功するか又はリクエストが失敗するという情報を含む。
【0037】
例えば、検出端の数が3つであり、CDNノードの数が4つであると仮定し、この3つの検出端のうちの各検出端は予め設定された周波数に基づいて目標ネットワークに予め設定された数のネットワークリクエストを送信することができ、送信されたネットワークリクエストの数が5つであると仮定する。そのうちのある検出端(又は目標検出端)に対して、該検出端から送信された5つのネットワークリクエストに対して、4つのCDNノードはこの5つのネットワークリクエストに対していずれも応答を行いかつ応答データを送信し、応答データにリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む。例えば1番目のCDNノードに対して、該CDNノードはこの5つのネットワークリクエストのうちの2つに対する応答が成功し、3つの応答が失敗すれば、該CDNノードに対応する検出成功数は2であり、検出失敗数は3であり、検出失敗率は0.6である。類似の方法に基づいて、2番目のCDNノードに対応する検出成功数は3であり、検出失敗数は2であり、検出失敗率は0.4であることを計算する。3番目のCDNノードに対応する検出成功数は4であり、検出失敗数は1であり、検出失敗率は0.2であることを計算する;4番目のCDNノードに対応する検出成功数は3であり、検出失敗数は2であり、検出失敗率は0.4であることを計算する。このようにして目標検出端がこの4つのCDNノードのうちの各CDNノードを検出する検出失敗率を計算することができ、検出失敗率を比較することによって、そのうちの検出失敗率が最も小さい失敗率の最小値を取得することができ、前記例のように、失敗率の最小値は0.2である。
【0038】
さらに、失敗率の最小値を第1目標閾値と比較し、失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、該目標検出端が各CDNノードを検出する検出失敗率がいずれも第1目標閾値より大きいことを示し、すなわち目標検出端の検出失敗率が高くて、該目標検出端が故障したと判定する。
【0039】
このように、目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードを検出する検出失敗率を取得し、かつそのうちの検出失敗率が最も小さい失敗率の最小値を第1目標閾値と比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断し、さらに検出端の故障によるCDNネットワーク性能が低くくなるかを迅速で効果的に排除することができ、CDNノードのネットワーク性能検出の正確性を向上させることができる。
【0040】
好ましくは、前記目標検出端に対応する検出失敗数は目標検出失敗数であり、前記方法は、
前記失敗率の最小値が前記第1目標閾値以下である場合、前記応答データに基づいてN個の前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出失敗総数を取得することと、
前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との第1比率を取得することと、
前記第1比率が第2目標閾値より大きい場合、目標CDNノードに対応する目標検出失敗率を取得し、前記目標CDNノードは前記少なくとも1つのCDNノードのうちのいずれの1つであることと、
前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとをさらに含む。
【0041】
本開示の実施例において、目標検出端が検出された各CDNノードに対応する検出失敗率において、失敗率の最小値が前記第1目標閾値以下であれば、この時に目標検出端が故障したか否かを判断することができない場合がある。
【0042】
さらに、前記少なくとも1つのCDNノードから送信された応答データに基づいて、全ての検出端に対応する検出失敗総数を取得し、かつ目標検出端に対応する目標検出失敗数が全ての検出端に対応する検出失敗数に占める割合を計算することができる。例えば、送信されたネットワークリクエストの数を1回とし、検出端の数が3つであり、CDNノードの数が4つであると仮定し、そのうちのある検出端(すなわち目標検出端)に対応する目標検出失敗数が3であり、この3つの検出端の検出失敗総数が6であると、該目標検出端の検出失敗数が全ての検出端に対応する検出失敗数の合計に占める割合は0.5であり、すなわち第1比率は0.5である。
【0043】
さらに、該第1比率と第2目標閾値の大きさを比較し、該第1比率が第2目標閾値より大きい場合、検出失敗が目標検出端に集中することを示し、第1比率が第2目標閾値以下である場合、検出失敗が各検出端に分散することを示し、目標検出端が故障したと判定することができない。
【0044】
第1比率が第2目標閾値より大きい場合、さらに該目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードを検出する検出失敗率における目標CDNノードに対応する目標検出失敗率を取得する。例えばCDNノードの数が4つであり、目標検出端から送信されたネットワークリクエストの数が5つであれば、目標検出端によるそのうちのあるCDNノード(すなわち目標CDNノード)の検出に対応する目標検出失敗率を取得することができ、例えば目標検出端による目標CDNノードの検出に対応する目標検出失敗率が0.4であり、該目標検出失敗率と第3目標閾値の大きさを比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断する。好ましくは、目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、目標検出端が故障したと判定し、目標検出失敗率が第3目標閾値以下である場合、目標検出端が故障したと判断することができない。
【0045】
このように、複数のCDNノードのそれぞれに対応する検出失敗率における失敗率の最小値が第1目標閾値以下である場合、さらに目標検出端の検出失敗数と全ての検出端に対応する検出失敗総数との比率と第2目標閾値の大きさにより、検出端の故障が目標検出端に集中するか否かを判断し、かつ比率が第2目標閾値より大きい場合、目標CDNノードに対応する目標検出失敗率と第3目標閾値の大きさを比較することにより、目標検出端が故障したか否かを確定する。このように、複数の目標閾値の比較により、検出端が故障したか否かに対する判断正確性をさらに向上させることができる。
【0046】
好ましくは、検出失敗率と検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較することにより、検出端が故障したか又は故障していないかの結果を得ることができる。本開示の実施例において、前記ステップS104の後に、前記比較結果に基づいて前記検出端が故障したと判定する場合、故障した検出端に廃棄処理又は修復処理を行うことをさらに含む。
【0047】
理解できるように、比較結果に基づいて検出端が故障したと判定する場合、故障した検出端を廃棄するか又は修復する。例えば、比較結果に基づいて目標検出端の故障を取得すれば、目標検出端を廃棄し、すなわち後続は目標検出端からネットワークリクエストを送信せず、さらに故障した目標検出端がCDNノードの性能検出に影響を与えることを回避する。又は、目標検出端を修復してもよく、例えば人工修復を行い、故障原因を検出し、目標検出端の故障を意図的に修復処理し、修復が成功すれば、目標検出端を正常に使用することができ、修復が失敗すれば、目標検出端を廃棄し、CDNノードの性能検出に影響及び誤判断を与えることを回避する。
【0048】
本開示の実施例において、故障した検出端に廃棄処理又は修復処理を行うことにより、故障した検出端がCDNノードの性能検出に影響を与えることを回避し、検出誤差を回避することができる。
【0049】
本開示の実施例において、検出端が故障した否かの判断に対して、第1目標閾値、第2目標閾値及び第3目標閾値を適用する必要があり、さらにこの3つの目標閾値の大きさは検出端が故障したか否かの判断に影響を与える。さらに、本開示の実施例は前記3つの目標閾値に対して自己適応性調整を行うことにより、目標閾値を更新することができる。
【0050】
好ましくは、前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定した後、前記方法は、予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第3目標閾値を更新するか又は前記第1目標閾値を更新することをさらに含み、ここで、更新後の前記第3目標閾値は次回の前記目標検出失敗率との比較に用いられ、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる。
【0051】
ここで、前記予め設定された手段は人工再検出であってもよく、又は特定の機器検出であってもよく、又は検出端の自己検出プログラムにより実現されてもよい。例えば、前記方式で目標検出端が故障したと判定する場合、例えば目標検出失敗率と第3目標閾値との比較により目標検出端が故障したと判定した後、目標検出端に人工再検出を行うことにより、目標検出端が真に故障したか否かを確定することができる。人工再検出の結果は目標検出端が故障していないことを示すと、前記判定方式に偏差が存在することを示し、第3目標閾値の設定が十分に正確ではないと考えられ、前記第3目標閾値の大きさを調整することにより、前記第3目標閾値を更新することができる。この場合、第3目標閾値を小さすぎ設定したと考えられ、前記第3目標閾値を上向きに調整することができ、例えば第3目標閾値に予め設定された誤差値を加算することにより、更新後の第3目標閾値を取得することができる。
【0052】
さらに、第3目標閾値を更新した後、次回に目標検出失敗率に基づいて第3目標閾値と比較し、更新後の第3目標閾値に基づいて目標検出失敗率と比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断する。このように、予め設定された手段により目標検出端が故障したか否かを再検出し、さらに判断が失敗した場合に第3目標閾値をタイムリーに更新することができ、後続の検出端の故障判断に対するミス率を低減することができる。
【0053】
理解できるように、目標検出端の故障の判定結果は前記失敗率の最小値と第1目標閾値との比較により得られてもよい。例えば、前記失敗率の最小値と第1目標閾値との比較により、目標検出端の故障と判定し、人工再検出の結果が目標検出端が故障していないことを示すと、前記判定方式に偏差が存在することを示し、第1目標閾値の設定が十分に正確ではないと考えられ、前記第1目標閾値を更新する必要があり、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられ、検出端の故障判断のミス率を低下させる。
【0054】
このように、前記方式に基づいて目標検出端の故障を確定する場合、さらに予め設定された手段により目標検出端が故障したか否かを検出し、さらに検出端の故障に対する判断正確性をさらに向上させることができる。かつ、目標検出端の故障を確定する場合、予め設定された手段に基づいて目標検出端が故障していないことを検出すると、前記第3目標閾値又は第1目標閾値による判断方式に誤差が存在することを示し、第3目標閾値又は第1目標閾値を更新することにより、後続の検出端に対する判断の正確性を向上させ、判断ミス率を低下させる。
【0055】
又は、第1目標閾値の更新は失敗率の最小値との比較により更新することであってもよい。好ましくは、前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定した後、
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第1目標閾値を更新することをさらに含み、ここで、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられることをさらに含む。
【0056】
本開示の実施例において、目標検出端による各CDNノードの検出に対応する検出失敗率を取得することにより、これらの検出失敗率における失敗率の最小値が第1目標閾値より大きいか否かを判断し、大きければ、目標検出端が故障したと確定する。さらに、予め設定された手段に基づいて目標検出端が故障していないと検出すれば、前記失敗率の最小値と第1目標閾値との判断方式が正確ではなく、第1目標閾値の設定が正確ではないと説明し、第1目標閾値を更新することができる。この場合、第1目標閾値を小さすぎ設定したと考えられ、前記第1目標閾値を上向きに調整する必要があり、例えば第1目標閾値に予め設定された誤差値を加算することにより、更新後の第1目標閾値を得ることができる。
【0057】
さらに、第1目標閾値を更新した後、次回に失敗率最小値に基づいて第1目標閾値と比較するとは、更新後の第1目標閾値に基づいて失敗率最小値と比較することにより、目標検出端が故障したか否かを判断する。このように、予め設定された手段により目標検出端が故障したか否かを検出し、さらに判断が誤った場合に第1目標閾値をタイムリーに更新することにより、検出端の故障判断の正確率を確保することができる。
【0058】
好ましくは、前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との第1比率を取得した後、
前記第1比率が第2目標閾値以下である場合、予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障したと検出した場合、前記第二目標閾値を更新することをさらに含む。
【0059】
本開示の実施例において、目標検出端に対応する目標検出失敗数と全ての検出端に対応する検出失敗総数との第1比率を取得した後、第1比率が第2目標閾値以下であれば、目標検出端が故障していないと判定することができ、この時に予め設定された手段に基づいて前記目標検出故障を検出すれば、第2目標閾値と第1比率との判別が不正確であることを示し、この時に第2目標閾値の設定が正確でないと考えられ、前記第2目標閾値を更新し、更新後の前記第2目標閾値は次回の前記第1比率との比較に用いられ、さらに検出端故障判断のミス率を低下させる。
【0060】
本開示の実施例において、各パラメータと目標閾値との比較により、検出端が故障したか又は故障していないと判定する場合、さらに予め設定された手段により検出端が故障したか否かを再検出し、このように検出端の故障に対する検出正確率を向上させることができ、また目標閾値の設定が正確で合理的であるか否かを判定することができ、かつ目標閾値の設定が合理的でない場合、目標閾値をタイムリーに更新することができ、それにより更新後の目標閾値を次回の判断に用いることができ、検出端の故障判断のミス率を低下させ、検出端が故障するか否かに対する判断が正確であることを確保する。
【0061】
図2を参照する。図2は本開示の別の実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートであり、該方法は電子機器に適用することができる。図2に示すように、該方法は以下のフローを含む。電子機器はhttpデータを取得し、かつ取得されたhttpデータに基づいてネットワークリクエストを送信することにより、検出端によn個のメーカCDNノードのそれぞれの検出に対応する失敗率(x1、x2、…xn)を算出し、検出失敗率の計算方式は前記図1に記載の方法の実施例における説明を参照することができ、ここで説明を省略する。さらに、n個のメーカCDNノードのそれぞれに対応する失敗率における失敗率の最小値が閾値th1より大きいか否か、すなわちMin(x1、x2、…xn)が閾値th1より大きいか否かを判断し、そうであれば、検出端の故障と判定する。そうでなければ、さらに目標検出端に対応する検出失敗数が全ての検出端に対応する検出失敗総数に占める比率y1を取得し、該比率y1が閾値th2より大きいか否かを判断し、そうでなければ、検出端の故障を確定することができず、そうであれば、さらに目標メーカCDNノードに対応する失敗率x1が閾値th3より大きいか否かを判断し、そうであれば、検出端の故障を判定し、そうでなければ、検出端の故障を判定することができない。
【0062】
なお、本開示の実施例が提供する方法に係る失敗率、検出失敗数等のパラメータの計算、及び具体的な判断方式は前記図1に記載の方法の実施例における説明を参照することができ、かつ前記実施例における同じ技術的効果を達成することができ、ここで説明を省略する。
【0063】
図3を参照する。図3は本開示のまた別の実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理方法のフローチャートであり、該方法は電子機器に適用することができる。図3に示すように、該方法は以下のフローを含む。検出端によるn個のメーカCDNノードのそれぞれの検出に対応する失敗率(x1、x2、…xn)を算出し、失敗率を検出する計算方式は前記図1の前記方法の実施例における説明を参照することができ、ここで説明を省略する。さらに、n個のメーカCDNノードのそれぞれ対応する失敗率における失敗率の最小値が閾値th1より大きいか否かを判断し、すなわちMin(x1、x2、…xn)が閾値th1より大きいか否かを判断し、そうであれば、予め設定された手段に基づいて検出端が故障したか否かを確認し、そうであれば、閾値th1を更新せず、そうでなければ、閾値th1を更新する。Min(x1、x2、…xn)が閾値th1より大きくなければ、さらに検出端が故障したか否かを判別し、そうであれば、閾値th1を更新し、そうでなければ、閾値th1を更新しない。なお、前記閾値の更新方式は、具体的には前記図1の前記方法の実施例における説明を参照することができ、ここで説明を省略する。
【0064】
本開示の実施例によれば、本開示はさらにコンテンツ配信ネットワーク検出端の故障検出装置を提供する。
【0065】
図4を参照する。図4は本開示の実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理装置の構造図である。図4に示すように、コンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、
検出端からネットワークリクエストを送信することによって、少なくとも1つのコンテンツ配信ネットワークCDNノードから送信された応答データを取得し、前記応答データには、前記ネットワークリクエストのリクエストが成功するか又はリクエストが失敗することを特徴付けるための情報を含む取得モジュール401と、
前記応答データに基づいて前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出成功数と検出失敗数を計算する第1計算モジュール402と、
前記検出成功数と前記検出失敗数に基づいて前記検出端の検出失敗率を計算する第2計算モジュール403と、
前記検出失敗率と前記検出失敗数のうちの少なくとも1つを目標閾値と比較し、比較結果に基づいて前記検出端が故障したか否かを判断する判断モジュール404とを含む。
【0066】
好ましくは、前記検出端の数はN(Nは1より大きい整数)個であり、前記検出失敗率は目標検出端に対応する検出失敗率であり、前記目標検出端はN個の前記検出端のうちのいずれか1つである。前記判断モジュール404は、
前記目標検出端が前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードを検出する検出失敗率を取得し、N個の前記検出端における各検出端は予め設定された数のネットワークリクエストを送信するために用いられ、1つの前記ネットワークリクエストは前記少なくとも1つのCDNノードが送信した応答データに対応することと、
前記少なくとも1つのCDNノードにおける各CDNノードに対応する検出失敗率における失敗率の最小値を取得することと、
前記失敗率の最小値が第1目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとにさらに用いられる。
【0067】
好ましくは、前記目標検出端に対応する検出失敗数は目標検出失敗数であり、前記判断モジュール404は、
前記失敗率の最小値が前記第1目標閾値以下である場合、前記応答データに基づいてN個の前記検出端による前記少なくとも1つのCDNノードの検出に対応する検出失敗総数を取得することと、
前記目標検出失敗数と前記検出失敗総数との第1比率を取得することと、
前記第1比率が第2目標閾値より大きい場合、目標CDNノードに対応する目標検出失敗率を取得し、前記目標CDNノードは前記少なくとも1つのCDNノードのうちのいずれの1つであることと、
前記目標検出失敗率が第3目標閾値より大きい場合、前記目標検出端が故障したと判定することとにさらに用いられる。
【0068】
好ましくは、前記コンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第3目標閾値を更新するか又は前記第1目標閾値を更新する第1更新モジュールをさらに含み、
ここで、更新後の前記第3目標閾値は次回の前記目標検出失敗率との比較に用いられ、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる。
【0069】
好ましくは、前記コンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、
前記第1比率が第2目標閾値以下である場合、予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障したと検出した場合、前記第二目標閾値を更新する第2更新モジュールをさらに含み、ここで、更新後の前記第2目標閾値は次回の前記第1比率との比較に用いられる。
【0070】
好ましくは、前記コンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、
予め設定された手段に基づいて前記目標検出端が故障していないと検出した場合、前記第1目標閾値を更新する第3更新モジュールをさらに含み、ここで、更新後の前記第1目標閾値は次回の前記失敗率の最小値との比較に用いられる。
【0071】
好ましくは、前記コンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、
前記比較結果に基づいて前記検出端が故障したと判定する場合、故障した検出端に廃棄処理又は修復処理を行う処理モジュールをさらに含む。
【0072】
なお、本実施例が提供するコンテンツ配信ネットワーク処理装置400は、前記コンテンツ配信ネットワーク処理方法の実施例の全ての技術的解決手段を実現することができるため、少なくとも前記全ての技術的効果を実現することができ、ここで説明を省略する。
【0073】
本開示の技術的解決手段において、関連するユーザの個人情報の取得、記憶及び応用等は、いずれも関連する法令の規定に合致し、かつ公的な良食に違反しない。
【0074】
本開示の実施例によれば、本開示はさらに電子機器、可読記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。
【0075】
図5は、本開示の実施の実施例を実現するために利用可能な電子機器500の一例を示す概略ブロック図である。電子機器の目的は様々な形式のデジタルコンピュータ、例えば、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、作業台、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、及び他の適切なコンピュータを示すことである。電子機器はさらに様々な形式の移動装置、例えば、個人デジタル処理、携帯電話、スマートフォン、着用可能な装置及び他の類似する計算装置を示すことができる。本明細書に示されたコンポーネント、それらの接続及び関係、並びにそれらの機能は単なる例示であり、かつ本明細書に記載された及び/又はリクエストされた本開示の実現を制限することを意図しない。
【0076】
図5に示すように、電子機器500は計算ユニット501を含み、それはリードオンリーメモリ(ROM)502に記憶されたコンピュータプログラム又は記憶ユニット508からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503において、さらに電子機器500の操作に必要な様々なプログラム及びデータを記憶することができる。計算ユニット501、ROM502、およびRAM503は、バス504を介して相互に接続されている。バス504には、さらに、入出力(I/O)インタフェース505が接続されている。
【0077】
電子機器500における複数のコンポーネントがI/Oインタフェース505に接続され、キーボード、マウスなどの入力ユニット506と、様々なタイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット507と、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット508と、及びネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット509とを含む。通信ユニット509は、電子機器500がインターネット等のコンピュータネットワーク及び/または各種通信網を介して他の機器との間で情報・データの送受信を行うためのものである。
【0078】
計算ユニット501は、処理および計算能力を有する各種の汎用及び/または専用の処理コンポーネントであってよい。計算ユニット501としては、例えば、中央処理装置(CPU)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、各種専用人工知能(AI)計算チップ、各種機械学習モデルアルゴリズムを実行する計算ユニット、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等が挙げられるが、これらに限定されない。計算ユニット501は前記各方法及び処理、例えばコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実行する。例えば、いくつかの実施例において、コンテンツ配信ネットワーク処理方法はコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよく、それは機械可読媒体、例えば記憶ユニット508に有体的に含まれる。いくつかの実施例において、コンピュータプログラムの一部又は全部はROM502及び/又は通信ユニット509を介して装置500にロード及び/又はインストールされてもよい。コンピュータプログラムがRAM503にロードされ、かつ計算ユニット501により実行される場合、前記コンテンツ配信ネットワーク処理方法の1つ又は複数のステップを実行することができる。代替的に、他の実施例において、計算ユニット501は他の任意の適切な方式(例えば、ファームウェアにより)によりコンテンツ配信ネットワーク処理方法を実行するように構成されてもよい。
【0079】
ここで説明したシステム及び技術の様々な実施形態はデジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、チップオンシステムのシステム(SOC)、ロードプログラマブルロジック装置(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/又はそれらの組み合わせにおいて実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムにおいて実施され、該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行及び/又は解釈することができ、該プログラマブルプロセッサは専用又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び指令を受信し、かつデータ及び指令を該記憶システム、該少なくとも1つの入力装置、及び該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
【0080】
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせを採用してプログラミングすることができる。これらのプログラムコードは汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供することができ、それによりプログラムコードはプロセッサ又はコントローラにより実行される時にフローチャート及び/又はブロック図に規定された機能/操作が実施される。プログラムコードは完全に機械で実行され、部分的に機械で実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして部分的に機械で実行されかつ部分的に遠隔機械で実行されるか又は完全に遠隔機械又はサーバで実行される。
【0081】
本開示のコンテキストにおいて、機械可読媒体は有体の媒体であってもよく、それは指令実行システム、装置又は装置が使用するか又は指令実行システム、装置又は装置と組み合わせて使用するためのプログラムを含むか又は記憶することができる。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は電子的、磁性的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は装置、又は前記内容の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は1つ又は複数の線による電気的接続、可搬型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯式コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は前記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0082】
ユーザとの対話を提供するために、コンピュータでここで説明されたシステム及び技術を実施することができ、該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティング装置(例えば、マウス又はトラックボール)とを備え、ユーザは該キーボード及び該ポインティング装置により入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置はさらにユーザとの対話を提供するために用いられ、例えば、ユーザに提供されたフィードバックは任意の形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、かつ任意の形式(音響入力、音声入力又は、触覚入力を含む)でユーザからの入力を受信することができる。
【0083】
ここで説明されたシステム及び技術をバックグラウンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは該グラフィカルユーザインタフェース又は該ウェブブラウザを介してここで説明されたシステム及び技術の実施形態と対話することができる)、又はこのようなバックグラウンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント、又はフロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムに実施することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によりシステムのコンポーネントを互いに接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネットを含む。
【0084】
コンピュータシステムはクライアント及びサーバを含むことができる。クライアントとサーバは一般的に互いに離れかつ一般的に通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータ上で動作し、互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生成される。サーバはクラウドサーバであってもよく、分散型システムのサーバであってもよく、又はブロックチェーンを結合したサーバであってもよい。
【0085】
理解すべきことは、以上に示した様々な形式のフローを使用して、ステップを改めてソートし、追加するか又は削除することができる。例えば、本開示に記載の各ステップは並列的に実行されてもよく順序的に実行されてもよく異なる順序で実行されてもよく、本開示に開示された技術的解決手段の所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。
【0086】
前記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者に理解されるように、設計要件及び他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブ組み合わせ及び代替を行うことができる。任意の本開示の精神及び原則内で行われた修正、同等置換及び改良等は、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
【0087】
本願は2021年6月22日に中国で提出された中国特許出願No.202110690036.7の優先権を主張し、その全ての内容は引用によりここに含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5