(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-15
(45)【発行日】2024-02-26
(54)【発明の名称】ポイント管理システムとポイント管理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0207 20230101AFI20240216BHJP
D06F 93/00 20060101ALI20240216BHJP
G07G 1/12 20060101ALN20240216BHJP
【FI】
G06Q30/0207
D06F93/00
G07G1/12 321L
(21)【出願番号】P 2020007870
(22)【出願日】2020-01-21
【審査請求日】2023-01-12
(73)【特許権者】
【識別番号】519336182
【氏名又は名称】ランドスケープ・ソフトウェア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108497
【氏名又は名称】小塚 敏紀
(72)【発明者】
【氏名】清水 勇吉
【審査官】佐藤 敬介
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-150536(JP,A)
【文献】特開2005-334150(JP,A)
【文献】特開2005-334151(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
D06F 93/00
G07G 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するポイント管理システムであって、
顧客が操作する情報端末であって端末アプリケーションをインストールされた複数の情報端末と、
顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する機器であって機器アプリケーションをインストールされた複数のサービス機器と、
サーバアプリケーションをインストールされたサーバと、
を備え、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、
前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する、
ことを特徴とするポイント管理システム。
【請求項2】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報、若しくは該サービス機器IDと該情報端末IDと顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報とを含む端末情報のうちのどちらか一方の端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報、若しくは該サービス機器IDと該サービス情報とサービスを提供した時刻に対応する時刻情報とを含む機器情報のうちのどちらか一方の機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、
前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前
記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項3】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項2に記載のポイント管理システム。
【請求項4】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項3に記載のポイント管理システム。
【請求項5】
前記サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である、
ことを特徴とする請求項4に記載のポイント管理システム。
【請求項6】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サーバから前記サービス情報を含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新するポイント更新機能を実現させ、前記情報端末が前記ポイントを記録する、
ことを特徴とする請求項5に記載のポイント管理システム。
【請求項7】
前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDであり、
前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記
端末アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶し、
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られた情報であるサーバ情報を送信する機能を実現させる、
ことを特徴とした請求項6に記載のポイント管理システム。
【請求項8】
前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマー
クを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択でき、
前記
機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しないマーク表示/非表示機能を実現させる、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、表示された前記マークをを解読して前記サービス機器IDを取得するマーク解読機能を、実現させる、
ことを特徴とした請求項7に記載のポイント管理システム。
【請求項9】
前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである、
ことを特徴とした請求項8に記載のポイント管理システム。
【請求項10】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項11】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれる
顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項12】
前記サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項13】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サーバから前記サービス情報を含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新するポイント更新機能を実現させ、前記情報端末が前記ポイントを記録する、
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項14】
前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDであり、
前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記
端末アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶し、
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られた情報であるサーバ情報を送信する機能を実現させる、
ことを特徴とした請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項15】
前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択でき、
前記
機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しないマーク表示/非表示機能を実現させる、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、表示された前記マークをを解読して前記サービス機器IDを取得するマーク解読機能を、実現させる、
ことを特徴とした請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項16】
前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである、
ことを特徴とした請求項1に記載のポイント管理システム。
【請求項17】
サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するポイント管理プログラムであって、
顧客が操作する複数の情報端末に各々にインストールされた複数の端末アプリケーションと、
顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する複数のサービス機器に各々にインストールされた複数の機器アプリケーションと、
サーバにインストールされたサーバアプリケーションと、
を備え、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、
前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する、
ことを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項18】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報、若しくは該サービス機器IDと該情報端末IDと顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報とを含む端末情報のうちのどちらか一方の端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報、若しくは該サービス機器IDと該サービス情報とサービスを提供した時刻に対応する時刻情報とを含む機器情報のうちのどちらか一方の機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、
前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、
前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する、
ことを特徴とする請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項19】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項18に記載のポイント管理プログラム。
【請求項20】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項19に記載のポイント管理プログラム。
【請求項21】
前記サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である、
ことを特徴とする請求項20に記載のポイント管理プログラム。
【請求項22】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サーバから前記サービス情報を含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新するポイント更新機能を実現させ、前記情報端末が前記ポイントを記録する、
ことを特徴とする請求項21に記載のポイント管理プログラム。
【請求項23】
前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末
アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDであり、
前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記
端末アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶し、
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られた情報であるサーバ情報を送信する機能を実現させる、
ことを特徴とした請求項22に記載のポイント管理プログラム。
【請求項24】
前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択でき、
前記
機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しないマーク表示/非表示機能を実現させる、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、表示された前記マークをを解読して前記サービス機器IDを取得するマーク解読機能を、実現させる、
ことを特徴とした請求項23に記載のポイント管理プログラム。
【請求項25】
前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである、
ことを特徴とした請求項24に記載のポイント管理プログラム。
【請求項26】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項27】
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれる
顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる、
ことを特徴とする請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項28】
前記サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である、
ことを特徴とする請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項29】
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サーバから前記サービス情報を含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新するポイント更新機能を実現させ、前記情報端末が前記ポイントを記録する、
ことを特徴とする請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項30】
前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDであり、
前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記
端末アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶し、
前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られた情報であるサーバ情報を送信する機能を実現させる、
ことを特徴とした請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項31】
前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択でき、
前記
機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しないマーク表示/非表示機能を実現させる、
前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、表示された前記マークをを解読して前記サービス機器IDを取得するマーク解読機能を、実現させる、
ことを特徴とした請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【請求項32】
前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである、
ことを特徴とした請求項17に記載のポイント管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するポイント管理システムとポイント管理プログラムに係る。
【背景技術】
【0002】
ビジネスにおいてポイント管理システムが用いられる。
例えば、ポイント管理システムは、ポイント管理プログラムをインストールされたコンピュータシステムで運用される。
【0003】
消費者がものを購入するとき、またはサービスの提供を受けるとき、支払った対価に対応するポイントを付与される。
消費者はポイントを貯めて、貯めたポイントを次の商取引において支払いの一部に充当できる。
この様にすると商品を購入、またはサービスの提供を受けた消費者に、再度商品を購入し、サービスの提供を受けようとするインセンティブを与えることができる。
また、消費者はポイントを貯めて、貯めたポイントを希望のものに交換できる。
【0004】
例えば、コインランドリー店において、顧客がコインランドリーを利用したとき、顧客に利用した対価に応したポイントを付与する。
顧客は、ポイントを溜めて、貯めたポイントに対応する貨幣価値を、次の消費活動において用いる。
例えば、顧客は、貯めたポイントをに対応する貨幣価値を次のコインランドリーを利用する際に支払う費用に充当できる。
また、ポイントが特定の商グループに属する店で用いることのできるものである場合、顧客は、貯めたポイントに対応する貨幣価値を特定の商グループに属する店における次の商取引きを利用する際に支払う費用に充当できる。
【0005】
コインランドリーが、手軽に洗濯できる施設として利用される。
コインランドリーには、複数のコインランドリー機器が設置される。
コインランドリー機器は、自動洗濯機とコントローラとで出来ている。
顧客は、洗濯したい衣服をコインランドリーに持ち込み、自動洗濯機に入れ、コインをコントローラに投入する。
コインランドリーは、入れた衣服を洗濯し、洗濯完了すると顧客に知らせる。
顧客は、自動洗濯機から衣服を取りだし、持ち帰る。
顧客がコインをコントローラに投入したときに、ポイントを付与される。
例えば、顧客は顧客カードをコントローラに差込むと、顧客カードにポイントが記録される。
顧客カードは事前に発行されてもよい。
【0006】
一方、近年に携帯電話等の情報端末が普及している。
発明者は、顧客の携帯電話等の情報端末をポイント管理システムの運用に利用することを検討した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開2005-334150号
【文献】特開2002-342845号
【文献】特開平6-266970号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述の検討結果から、顧客の携帯電話等の情報端末を運用に利用したポイント管理システムを提供しようする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するポイント管理システムを、顧客が操作する情報端末であって端末アプリケーションをインストールされた複数の情報端末と、顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する機器であって機器アプリケーションをインストールされた複数のサービス機器と、サーバアプリケーションをインストールされたサーバと、を備え、前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する、ものとした。
【0010】
上記本発明の構成において、複数の情報端末が、顧客が操作する情報端末であって端末アプリケーションをインストールされたものである。複数のサービス機器が、顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する機器であって機器アプリケーションをインストールされたものである。サーバが、サーバアプリケーションをインストールされたものである。前記端末アプリケーションにより、前記情報端末が、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する。前記機器アプリケーションにより、前記サービス機器が、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する。前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する。前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判定されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0011】
上記目的を達成するため、サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられる貨幣価値と交換可能なポイントを管理するポイント管理用プログラムを、顧客が操作する複数の情報端末に各々にインストールされた複数の端末アプリケーションと、顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する複数のサービス機器に各々にインストールされた複数の機器アプリケーションと、サーバにインストールされたサーバアプリケーションと、を備え、前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能を実現させる、ものとした。
【0012】
上記本発明の構成において、複数の端末アプリケーションが、顧客が操作する複数の情報端末に各々にインストールされたものである。複数の機器アプリケーションが、顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する複数のサービス機器に各々にインストールされたものである。サーバアプリケーションが、サーバにインストールされたものである。前記端末アプリケーションにより、前記情報端末が、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報を前記サーバに送信する。前記機器アプリケーションにより、前記サービス機器が、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報を前記サーバに送信する。前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する。前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能を実現させる。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0013】
以下に、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムを説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれかまたはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0014】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報、若しくは該サービス機器IDと該情報端末IDと顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報とを含む端末情報のうちのどちらか一方の端末情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報、若しくは該サービス機器IDと該サービス情報とサービスを提供した時刻に対応する時刻情報とを含む機器情報のうちのどちらか一方の機器情報を前記サーバに送信する機能を実現させ、前記サーバアプリケーションが、前記サーバに、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する判定機能を、実現させ、前記判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能を実現させる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記端末アプリケーションにより、前記情報端末が、前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと前記情報端末を識別可能なIDである情報端末IDとを含む端末情報、若しくは該サービス機器IDと該情報端末IDと顧客から要求があった時刻に対応する情報である時刻情報とを含む端末情報のうちのどちらか一方の端末情報を前記サーバに送信する。前記機器アプリケーションにより、前記サービス機器が、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき前記サービス機器を識別可能なIDであるサービス機器IDと提供したサービスに対応する情報であるサービス情報とを含む機器情報、若しくは該サービス機器IDと該サービス情報とサービスを提供した時刻に対応する時刻情報とを含む機器情報のうちのどちらか一方の機器情報を前記サーバに送信する。前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、複数の前記情報端末から各々に受信した複数の前記端末情報のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器から各々に受信した複数の前記機器情報のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致するか否かを判定する。前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器と前記特定機器情報に含まれる前記サービス機器IDで識別される前記サービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0015】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0016】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記判定機能と該判定機能により前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信するサーバ情報送信機能とを、実現させる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、前記特定端末情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と前記特定機器情報に含まれる前記時刻情報に対応する時刻、若しくは前記特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ前記特定端末情報に含まれるサービス機器IDにより識別されるサービス機器と前記特定機器情報に含まれるサービス機器IDに識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、前記特定端末情報に含まれる前記情報端末IDで識別される前記情報端末である特定情報端末に前記特定機器情報に含まれる前記サービス情報を含むサーバ情報を送信する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0017】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記サービス情報が顧客に提供されたサービスに必要な対価に対応するサービス対価情報である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記サービス情報が顧客に提供されたサービスに必要な対価に対応するサービス対価情報である。
その結果、サービスの対価を基にポイントを特定できる。
【0018】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、前記サーバから前記サービス情報を含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する前記加算ポイントを加算してポイントを更新するポイント更新機能を実現させ、前記情報端末が前記ポイントを記録する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記端末アプリケーションにより、前記情報端末が、前記サーバから前記サービス情報ヲ含むサーバ情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する前記加算ポイントを加算してポイントを更新する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。前記情報端末が前記ポイントを記録する。
【0019】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDであり、前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶し、前記サーバアプリケーションは、前記サーバに、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られたサーバ情報を送信する機能を実現させる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記情報端末を識別可能な前記情報端末IDが該情報端末にインストールされた前記端末アプリケーションに与えられたIDであるアプリケーションIDである。前記サーバがアプリケーションIDと該アプリケーションIDを与えられた前記アプリケーションをインストールされた情報端末に与えられたIDであるデバイスIDとを関連ずけて記憶する。前記サーバアプリケーションにより、前記サーバが、前記特定端末情報に含まれる前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末に前記判定機能を実現した結果として得られた情報であるサーバ情報を送信する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0020】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択でき、前記サービス機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しないマーク表示/非表示機能を実現させ、前記端末アプリケーションが、前記情報端末に、表示された前記マークを解読して前記サービス機器IDを取得するマーク解読機能を、実現させる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記サービス機器が該サービス機器を識別可能な前記サービス機器IDを特定可能なマークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択できる。前記サービス機器アプリケーションが、前記サービス機器に、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけ前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示しない。前記端末アプリケーションにより、前記情報端末が、表示された前記マークを解読して前記サービス機器IDを取得する。
その結果、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
【0021】
また、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムは、前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである。
その結果、他の者が顧客に替わってサーバにサービス機器IDを送信することを抑制できる。
【発明の効果】
【0022】
以上説明したように、本発明に係るポイント管理システムとポイント管理プログラムは、その構成により、以下の効果を有する。
前記サーバが前記情報端末と前記サービス機器と通信して端末情報と機器情報とを受け取り、複数の前記情報端末から前記サーバに送信された前記端末情報のうちの特定の端末情報に係る前記サービス機器と複数の前記サービス機器から前記サーバに送信された前記機器情報のうちの特定の機器情報のもつ前記サービス機器とが一致するとき、前記特定端末情報の係る前記情報端末の持ち主のポイントにサービスに対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
前記サーバが前記情報端末と前記サービス機器と通信して端末情報と機器情報とを受け取り、複数の前記情報端末から前記サーバに送信された前記端末情報のうちの特定の端末情報に係る時刻または特定の端末情報を受信した時刻と特定の機器情報に係る時刻または特定の機器情報を受信した時刻とが関連し、且つ前記サービス機器と複数の前記サービス機器から前記サーバに送信された前記機器情報のうちの特定の機器情報のもつ前記サービス機器とが一致するとき、前記特定端末情報の係る前記情報端末の持ち主のポイントにサービスに対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
前記サーバが前記情報端末と前記サービス機器と通信して端末情報と機器情報とを受け取り、複数の前記情報端末から前記サーバに送信された前記端末情報のうちの特定の端末情報に係る前記サービス機器と複数の前記サービス機器から前記サーバに送信された前記機器情報のうちの特定の機器情報のもつ前記サービス機器とが一致するとき、前記特定端末情報に係る特定情報端末にサービス情報に対応する加算ポイントを送信する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
前記サーバが前記情報端末と前記サービス機器と通信して端末情報と機器情報とを受け取り、複数の前記情報端末から前記サーバに送信された前記端末情報のうちの特定の端末情報に係る時刻または特定の端末情報を受信した時刻と特定の機器情報に係る時刻または特定の機器情報を受信した時刻とが関連し、且つ前記サービス機器と複数の前記サービス機器から前記サーバに送信された前記機器情報のうちの特定の機器情報のもつ前記サービス機器とが一致するとき、前記特定端末情報に係る特定情報端末にサービス情報に対応する加算ポイントを送信する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
前記サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である様にしたので、サービスの対価を基にポイントを特定できる。
前記情報端末が、前記サーバから前記サービス情報を受信したとき前記情報端末に記録されるポイントに前記サービス情報に対応する前記加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
情報端末をアプリケーションに与えられたアプリケーションIDで識別し、アプリケーションIDと情報端末に与えられたデバイスIDとを関連づけて記憶し、特定端末情報に係る前記アプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末にサービス情報を送信する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけサービス機器IDを特定可能な前記マークを表示し、それ以外の時間に前記マークを表示せず、前記情報端末が表示されたバイクを解読して前記サービス機器IDを取得する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
前記サービス機器IDが該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである様にしたので、他の者が顧客に替わってサーバにサービス機器IDを送信することを抑制できる。
その結果、顧客の携帯電話等の情報端末を運用に利用したポイント管理システムとポイント管理プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本発明の第一の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
【
図2】本発明の第一の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
【
図3】本発明の第二の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
【
図4】本発明の第二の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
【
図5】本発明の第三の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
【
図6】本発明の第三の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
【
図7】本発明の実施形態に係るポイントの運用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
【0025】
最初に、本発明の実施形態に係るポイント管理システムとポイント管理プログラムとを、図を基に、説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図2は、本発明の第一の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
図3は、本発明の第二の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図4は、本発明の第二の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
図5は、本発明の第三の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図6は、本発明の第三の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
【0026】
ポイント管理システムは、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するシステムである。
ポイント管理用プログラムは、サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するプログラムである。
サービスは、役務を提供する態様であってもよい。このとき、例えば、サービス機器は役務を提供する機器である。
サービスは、商品を販売する態様であってもよい。このとき、例えば、サービス機器は、精算機器である。
ポイントは、貨幣価値と交換可能であってもよい。
ポイントは、希望するサービスと交換可能であってもよい。
ポイントは、希望する品物と交換可能であってもよい。
【0027】
ポイント管理システムは、複数の情報端末100と複数のサービス機器200とサーバ300とで構成される。
情報端末100は、顧客が操作する情報端末である。
例えば、情報端末100は携帯電話である。
端末アプリケーションP10は、情報端末100にインストールされる。
サービス機器200は、顧客によりサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する機器である。
サービス機器200は、顧客により対価を支払ってサービスを要求されたとき所定のサービスを提供する機器であってもよい。
機器アプリケーションP20は、サービス機器200にインストールされる。
サーバ300は、複数の情報端末100と複数のサービス機器200と通信可能な電子機器である。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300にインストールされる。
【0028】
以下では、情報端末100が携帯電話であって、サービス機器200がコインランドリーを有する場合を例に、説明する。
サービス機器200は、ランドリー機器210とIoT220とデータ中継機器230とで構成されてもよい。
ランドリー機器210は、コインを投入され、洗濯物を洗濯する機器である。
IoT220は、ランドリー機器210に設置され、ランドリー機器210の状態を検知する電子機器である。
例えば、IoT220は、ランドリー機器210に設置され、投入された硬貨の数である硬貨カウントと硬貨種類とを検知する。
IoT220は、検知した硬貨カウントと硬貨種類とをデータ中継機器230に伝送する。
データ中継機器230は、IoT220から伝送されたデータをサーバ300に送信する機器である。
データ中継機器230は、複数のIoT220から伝送されたデータをサーバ300に送信してもよい。
データ中継機器230は、IoT220から伝送されたデータを通信網を経由してサーバ300に送信してもよい。
例えば、データ中継機器230は、サービス機器IDとIoT220から伝送された硬貨カウントと硬貨種類に対応すると情報を通信網を経由してサーバ300に送信する。
【0029】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0030】
マーク解読機能F11は、サービス機器200に表示されたマークを解読してサービス機器IDを取得する機能である。
マーク解読機能F11は、サービス機器200に表示されたマークを撮影して撮影したマークを解読してサービス機器IDを取得してもよい。
例えば、マークは、バーコードである。
例えば、マークは、2次元バーコードである。
【0031】
端末情報送信機能F12は、端末情報S10をサーバに送信する機能である。
端末情報送信機能F12は、顧客から要求があったとき端末情報S10をサーバに送信する機能であってもよい。
端末情報送信機能F12は、顧客からサービス提供の要求があったとき端末情報S10をサーバに送信する機能であってもよい。
端末情報送信機能F12は、マークを解読したとき端末情報S10をサーバに送信する機能であってもよい。
端末情報S10は、サービス機器IDと情報端末IDとを含む。
端末情報S10は、サービス機器IDと情報端末IDと時刻情報とを含んでもよい。
サービス機器IDは、サービス機器を識別可能なIDである。
サービス機器IDは、マーク解読機能F11により取得したものであってもよい。
サービス機器IDは、顧客が情報端末100にマニュアル入力したものであってもよい。
情報端末IDは、情報端末を識別可能なIDである。
情報端末IDは、携帯電話の電話番号であってもよい。
情報端末IGは、携帯端末にインストールされる端末インストールのIDであるアプリIDであってもよい。
例えば、情報端末IDは、携帯電話のデバイスに与えられるデバイスIDであってもよい。
時刻情報は、顧客から要求があった時刻に対応する情報である。
時刻情報は、顧客からサービス提供の要求があった時刻に対応する情報である。
時刻情報は、端末情報S10をサーバに送信する時刻に対応する情報であってもよい。
【0032】
ポイント更新機能F13は、サーバ情報S30を受信したときサーバ情報S30に含まれる情報をもとに情報端末100に記録されるポイントを更新する機能である。
ポイント更新機能F13は、サーバ300からサービス情報を含むサーバ情報S30を受信したとき情報端末100に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能であってもよい。
ポイント更新機能F13は、サーバ300から加算ポイント情報を含むサーバ情報S30を受信したとき情報端末100に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能であってもよい。
ポイント更新機能F13は、サーバ300からポイント情報を含むサーバ情報S30を受信したとき情報端末100に記録されるポイントをポイント情報に対応するポイントになるようにポイントを更新する機能であってもよい。
【0033】
機器アプリケーションP20は、サービス機器200に、機器情報送信機能F21を実現させる。
機器アプリケーションP20は、サービス機器200に、機器情報送信機能F21とサービス機器ID生成機能F22とを実現させてもよい。
機器アプリケーションP20は、サービス機器200に、機器情報送信機能F21とサービス機器ID生成機能F22とマーク表示/非表示機能F23とを実現させてもよい。
【0034】
機器情報送信機能F21は、顧客からの要求に応じてサービスを提供したとき機器情報S20をサーバ300に送信する機能である。
機器情報S20は、サービス機器IDを含む。
機器情報S20は、サービス機器IDとサービス情報とを含んでもよい。
機器情報S20は、サービス機器IDとサービス情報と時刻情報とを含んでもよい。
サービス機器IDは、サービス機器を識別可能なIDである。
サービス情報は、提供したサービスに対応する情報である。
サービス情報が、顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報であってもよい。
例えば、サービス情報は、サービス機器200に投入された硬貨カウントと硬貨種類でに対応する情報である、
例えば、サービス情報は、サービス機器200に投入された硬貨カウントと硬貨種類とから算出される投入された貨幣価値に対応する情報である。
時刻情報は、顧客の要求に応じてサービスを提供した時刻に対応する情報である。
【0035】
サービス機器ID生成機能F22は、サービス機器IDを生成する機能である。
サービス機器IDが、サービス機器を特定するために一時的に生成されたIDであってもよい。
サービス機器IDが、サービスの提供を要求された際に該サービス機器を特定するために一時的に生成されたIDであってもよい。
【0036】
マーク表示/非表示機能F23は、所定の時間だけマークを表示し、それ以外の時間にマークを表示しない機能である。
マーク表示/非表示機能F23は、顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけマークを表示し、それ以外の時間にマークを表示しない機能であってもよい。
マークは、サービス機器ISを特定できるものである。
サービス機器200が、マークを表示するまたは表示しないのうちの一方を選択してできてもよい。
例えば、サービス機器200が、マークを表示するモニタを備えていてもよい。
【0037】
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、判定機能F32を実現させる。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とを実現させてもよい。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とサーバ情報送信機能F33を実現させてもよい。
【0038】
情報受信機能F31は、情報端末100から端末情報S10を受信し、サービス機器200から機器情報S20を受信する機能である。
情報受信機能F31は、情報端末100から端末情報S10を受信し、サービス機器200から機器情報S20を受信して、端末情報S10を端末情報テーブルに追記し、機器情報S20を機器情報テーブルに追記してもよい。
端末情報テーブルは、複数の端末情報S10を記録したテーブルである。
端末情報テーブルは、複数の端末情報S10を時系列に記録したテーブルであってもよい。
端末情報テーブルは、複数の端末情報S10を時系列に記録し、旧くなった端末情報S10を削除したテーブルである。
機器情報テーブルは、複数の機器情報S20を記録したテーブルである。
機器情報テーブルは、複数の機器情報S20を時系列に記録したテーブルであってもよい。
機器情報テーブルは、複数の機器情報S20を時系列に記録し、旧くなった機器情報を削除したテーブルである。
【0039】
判定機能F32は、複数の情報端末100から各々に受信した複数の端末情報S10のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器200から各々に受信した複数の機器情報S20のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致するか否かを判定する機能である。
判定機能F32は、複数の情報端末100から各々に受信した複数の端末情報S10のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器200から各々に受信した複数の機器情報S20のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻若しくは特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻若しくは特定機器情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致するか否かを判定する機能であってもよい。
時刻は、月日と時分を含んでいてもよい。
所定の関係は、比較する2つの時刻の時間差が予め設定された一定の時間内である関係であってもよい。
所定の関係は、比較する2つの時刻のうち一方の時刻が他方の時刻を中心とする予め設定した前後の時間巾に入る関係であってもよい。
【0040】
サーバ情報送信機能F33は、判定機能を実施した結果得られた情報をサーバ情報として情報端末100に送信する機能である。
サーバ情報通信機能F33は、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末である特定情報端末にサーバ情報を送信してもよい。
サーバ情報は、特定機器情報に含まれるサービス情報を含んでもよい。
サーバ情報は、特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイント情報を含んでいてよい。
加算ポイント情報は、加算ポイントに対応する情報である。
サーバ情報は、特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイントを加算して得られたポイントに対応する情報であるポイント情報を含んでいてもよい。
【0041】
ポイント管理プログラムは、ポイント管理システムに、判定機能F32により特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末100を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能を、実現させる。
ポイント管理プログラムは、ポイント管理システムに、判定機能F32により特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻若しくは特定端末情報を受信した時刻のうちのどちらか一方の時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻若しくは特定機器情報を受信した時刻のどちらか一方の時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判断されると、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末を持つ顧客である特定顧客のもつポイントに特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能を、実現させてもよい。
【0042】
次に、本発明の第一乃至第三の実施形態にかかるポイント管理システムとポイント管理ソフトウエアを説明する。
最初に、本発明の第一の実施形態にかかるポイント管理システムとポイント管理ソフトウエアを、図を基に、説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図2は、本発明の第一の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
本発明の第一の実施形態では、判定機能が情報端末とサービス機器とから受信した時刻情報とサービス機器IDとを基に判定し、判定結果を基に情報端末がポイント更新する。
【0043】
ポイント管理システムは、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するシステムである。
ポイント管理用プログラムは、サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するプログラムである。
ポイント管理プログラムは、端末アプリケーションP10と機器アプリケーションP20とサーバアプリケーションP30とで構成される。
以下において、前述した事項と同じものの説明を省略し、異なる点を説明する、
【0044】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0045】
マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とは、前述したものと同じなので、説明を省略する。
【0046】
ポイント更新機能F13は、サーバ300からサービス情報を受信したとき情報端末100に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能である。
ポイント更新機能F13は、サーバ300からサービス情報を含むサーバ情報S30を受信したとき情報端末に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能であってもよい。
情報端末がポイントを記録する。
【0047】
機器アプリケーションP20は、前述したものと同じなので、説明を省略する。
【0048】
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、判定機能F32を実現させる。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とを実現させてもよい。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とサーバ情報送信機能F33を実現させてもよい。
情報受信機能F31は、前述したものと同じなので、説明を省略し、異なる点を説明する。
【0049】
判定機能F32は、複数の情報端末100から各々に受信した複数の端末情報S10のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器200から各々に受信した複数の機器情報S20のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致するか否かを判定する機能である。
【0050】
サーバ情報送信機能F33は、判定機能F32を実施した結果、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判定すると、得られた情報を含むサーバ情報S30を特定情報端末に送信する機能である。
特定情報端末は、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末100である。
サーバ情報S30は、特定機器情報に含まれるサービス情報を含んでもよい。
サービス情報は、顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報であってもよい。
サーバ情報S30は、特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイント情報を含んでいてもよい。
加算ポイント情報は、加算ポイントに対応する情報である。
【0051】
以下に、本発明の第二の実施形態にかかるポイント管理システムとポイント管理ソフトウエアを、図を基に、説明する。
図3は、本発明の第二の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図4は、本発明の第二の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
本発明の第二の実施形態では、判定機能が情報端末とサービス機器とから情報を受信した時刻とサービス機器とを基に判定し、判定結果を基に情報端末がポイント更新する。
【0052】
ポイント管理システムは、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するシステムである。
ポイント管理用プログラムは、サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するプログラムです。
以下において、前述したものと同じものの説明を省略し、異なる点を説明する、
【0053】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0054】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0055】
マーク解読機能F11と端末情報送信機能F12とは前述したものと同じなので、説明を省略する。
【0056】
ポイント更新機能F13は、サーバ300からサービス情報を受信したとき情報端末に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能である。
ポイント更新機能F13は、サーバ300からサービス情報を含むサーバ情報を受信したとき情報端末に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する機能であってもよい。
情報端末がポイントを記録する。
【0057】
機器アプリケーションP20は、前述したものと同じであるので、説明を省略する。
【0058】
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、判定機能F32を実現させる。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とを実現させてもよい。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とサーバ情報送信機能F33を実現させてもよい。
情報受信機能F31は、前述したものと同じなので、説明を省略すし、異なる点を説明する。
判定機能F32は、複数の情報端末100から各々に受信した複数の端末情報S10のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器200から各々に受信した複数の機器情報S20のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、特定端末情報を受信した時刻と特定機器情報を受信した時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致するか否かを判定する機能である。
【0059】
サーバ情報送信機能F33は、判定機能F32を実施した結果、特定端末情報を受信した時刻と特定機器情報を受信した時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判定すると、得られた情報をサーバ情報として特定情報端末に送信する機能である。
特定情報端末は、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末100である。
サーバ情報通信機能F33は、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末である特定情報端末にサーバ情報を送信してもよい。
サーバ情報S30は、特定機器情報に含まれるサービス情報を含んでもよい。
サービス情報は、顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報であってもよい。
サーバ情報S30は、特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイント情報を含んでいてもよい。
加算ポイント情報は、加算ポイントに対応する情報である。
【0060】
以下に、本発明の第三の実施形態にかかるポイント管理システムとポイント管理ソフトウエアを、図を基に、説明する。
図5は、本発明の第三の実施形態に係るポイント管理システムのシステム概念図である。
図6は、本発明の第三の実施形態に係るポイント管理ソフトウエアの機能ブロック図である。
本発明の第三の実施形態では、判定機能が情報端末とサービス機器とから受信した時刻情報に対応する時刻とサービス機器IDとを基に判定し、判定結果を基にサーバがポイント更新する。
【0061】
ポイント管理システムは、サービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するシステムである。
ポイント管理用プログラムは、サービス機器の提供するサービスを利用する顧客に与えられるポイントを管理するプログラムです。
ポイント管理用プログラムは端末アプリケーションP10と機器アプリケーションP20とサーバアプリケーションP30とで構成される。
以下において、前述したものと同じものの説明を省略し、異なる点を説明する、
【0062】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0063】
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、端末情報送信機能S12を実現させる。
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とを実現させてもよい、
端末アプリケーションP10は、情報端末100に、マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とポイント更新機能F13を実現させてもよい。
【0064】
マーク解読機能F11と端末情報送信機能S12とは、前述したものと同じなので、説明を省略する。
【0065】
ポイント更新機能F13は、サーバ300からポイント情報を受信したとき情報端末に記録されるポイントをポイント情報に対応するポイントに置き換えてポイントを更新する機能である。
ポイント更新機能F13は、サーバ300からポイント情報を含むサーバ情報を受信したとき情報端末に記録されるポイントをポイント情報に対応するポイントに置き換えてポイントを更新する機能であってもよい。
情報端末100がポイントを記録する。
【0066】
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、判定機能F32を実現させる。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とを実現させてもよい。
サーバアプリケーションP30は、サーバ300に、情報受信機能F31と判定機能F32とサーバ情報送信機能F33を実現させてもよい。
【0067】
情報受信機能F31は、前述したものと同じなので、説明を省略し、異なる点を説明する。
【0068】
判定機能F32は、複数の情報端末100から各々に受信した複数の端末情報S10のうちの特定の端末情報である特定端末情報と複数のサービス機器200から各々に受信した複数の機器情報S20のうちの特定の機器情報である特定機器情報とを比べ、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致するか否かを判定する機能である。
【0069】
サーバ情報送信機能F33は、判定機能F32を実施した結果、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判定すると、特定情報端末をもつ顧客に対応して記録されるポイントに加算ポイントを加算してポイントを更新する機能である。
サーバ情報送信機能F33は、判定機能F32を実施した結果、特定端末情報に含まれる時刻情報に対応する時刻と特定機器情報に含まれる時刻情報に対応する時刻とが所定の関係を持ち、且つ特定端末情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器と特定機器情報に含まれるサービス機器IDで識別されるサービス機器とが一致すると判定すると、特定情報端末をもつ顧客に対応して記録されるポイントに加算ポイントを加算して顧客のもつポイントを更新し、得られた情報をサーバ情報として特定情報端末に送信する機能であってもよい。
特定情報端末は、特定端末情報に含まれる情報端末IDで識別される情報端末100である。
サーバ情報S30は、ポイント情報を含んでもよい。
ポイント情報は、特定機器情報に含まれるサービス情報に対応する加算ポイント情報を特定端末情報に対応する顧客に関連づけて記録されるポイントに加算して有られた新たなポイントに対応する情報である。
サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報であってもよい。
サーバ300は、顧客毎に顧客のもつポイントを記録する。
サーバ300は、顧客毎に顧客のもつポイントを記録するアプリID/ポイントテーブルを持っていてもよい。
【0070】
以下に、本発明の実施形態に係るポイント管理システムまたはポイント管理プログラムで管理されたポイントを運用する方法の一例を、図を基に、説明する。
図7は、本発明の実施形態に係るポイントの運用説明図である。
説明の便宜上、顧客である利用者がスマートホンとポイントカードを持っていることを前提として、説明する。
利用者が、スマートホンに記録されるポイントをABCカード管理会社の運用するABVカードのポイントに交換しようとする。
利用者は、ポイント交換会社にカスタマーID、セキュリティーコード、会社コード、交換ポイント数、交換希望のポイント種別の情報を送信する。
この事例では、会社コードはABC株式会社のコードであり、交換希望のポイント種別はABCカードである。
ポイント交換会社の運用するポイント交換サービスがABCカード管理会社の運用するポイント交換処理システムにポイント数、カードIDを送信する。
ポイント交換処理システムは、利用者のABCカードに交換したポイントを与える。
その結果、利用者は、ABCカードのポイントを得る。
【0071】
本発明の実施形態にかかるポイント管理システムとポイント管理ソフトウエアとは、その構成により、以下の効果を有する。
サーバ300が情報端末100とサービス機器200と通信して端末情報S10と機器情報S20とを受け取り、複数の情報端末100からサーバ300に送信された端末情報S10のうちの特定端末情報に係るサービス機器200と複数のサービス機器200からサーバ300に送信された機器情報S20のうちの特定機器情報のもつサービス機器200とが一致するとき、特定端末情報の係る情報端末100の持ち主のポイントにサービスに対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末100を利用してポイント管理システムを運用できる。
サーバ300が情報端末100とサービス機器200と通信して端末情報S10と機器情報S20とを受け取り、複数の情報端末S10からサーバ300に送信された端末情報S10のうちの特定端末情報に係る時刻または特定端末情報を受信した時刻と特定機器情報に係る時刻または特定機器情報を受信した時刻とが関連し、且つサービス機器200と複数のサービス機器200からサーバに送信された機器情報S20のうちの特定機器情報の含むサービス機器200とが一致するとき、特定端末情報の係る情報端末100の持ち主のポイントにサービスに対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末100を利用してポイント管理システムを運用できる。
サーバ300が情報端末100とサービス機器200と通信して端末情報S10と機器情報S20とを受け取り、複数の情報端末S10からサーバに送信された端末情報S10のうちの特定端末情報に係るサービス機器200と複数のサービス機器200からサーバ300に送信された機器情報S20のうちの特定機器情報の含むサービス機器200とが一致するとき、特定端末情報に係る特定情報端末にサービス情報に対応する加算ポイントを送信する様にしたので、情報端末100を利用してポイント管理システムを運用できる。
サーバ300が情報端末100とサービス機器200と通信して端末情報S10と機器情報S20とを受け取り、複数の情報端末100からサーバ300に送信された端末情報S10のうちの特定端末情報に係る時刻または特定端末情報を受信した時刻と特定機器情報に係る時刻または特定機器情報を受信した時刻とが関連し、且つサービス機器200と複数のサービス機器200からサーバに送信された機器情報S20のうちの特定機器情報のもつサービス機器200とが一致するとき、特定端末情報に係る特定情報端末にサービス情報に対応する加算ポイントを送信する様にしたので、情報端末100を利用してポイント管理システムを運用できる。
サービス情報が顧客に提供されたサービスの対価に対応するサービス対価情報である様にしたので、サービスの対価を基にポイントを特定できる。
情報端末100が、サーバ300からサービス情報を受信したとき情報端末100に記録されるポイントにサービス情報に対応する加算ポイントを加算してポイントを更新する様にしたので、情報端末100を利用してポイント管理システムを運用できる。
情報端末100をアプリケーションに与えられたアプリケーションIDで識別し、アプリケーションIDと情報端末に与えられたデバイスIDとを関連づけて記憶し、特定端末情報に係るアプリケーションIDに関連づけられるデバイスIDを与えられた情報端末100にサービス情報を送信する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
顧客からサービスを要求されたとき所定の時間だけサービス機器IDを特定可能なマークを表示し、それ以外の時間にマークを表示せず、情報端末が表示されたバイクを解読してサービス機器IDを取得する様にしたので、情報端末を利用してポイント管理システムを運用できる。
サービス機器IDがサービスの提供を要求された際に該サービス機器に与えるために一時的に生成されたIDである様にしたので、他の者が顧客に替わってサーバにサービス機器IDを送信することを抑制できる。
【0072】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
【符号の説明】
【0073】
100 情報端末
200 サービス機器
210 ランドリー機器
220 IoT
230 データ中継機器
300 サーバ
P10 機器アプリケーション
F11 マーク解読機能
F12 端末情報送信機能
F13 ポイント更新機能
P20 機器アプリケーション
F21 機器情報送信機能
F22 サービス機器ID生成機能
F23 マーク表示/非表示機能
P30 サーバアプリケーション
F31 情報受信機能
F32 判定機能
F33 サーバ情報送信機能
S10 端末情報
S20 機器情報
S30 サーバ情報