(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-15
(45)【発行日】2024-02-26
(54)【発明の名称】駐車支援装置、駐車支援システム、および駐車支援方法
(51)【国際特許分類】
G08G 1/14 20060101AFI20240216BHJP
B60R 99/00 20090101ALI20240216BHJP
B60W 30/06 20060101ALI20240216BHJP
【FI】
G08G1/14 A
B60R99/00 360
B60R99/00 330
B60W30/06
(21)【出願番号】P 2020144753
(22)【出願日】2020-08-28
【審査請求日】2022-12-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000237592
【氏名又は名称】株式会社デンソーテン
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 亮
【審査官】佐々木 佳祐
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-153145(JP,A)
【文献】特開2019-109652(JP,A)
【文献】特開2015-075899(JP,A)
【文献】特開平05-040900(JP,A)
【文献】特開2008-217835(JP,A)
【文献】特開2019-015570(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00-99/00
B60W 10/00-10/30
B60W 30/00-60/00
B60R 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駐車場における各駐車スペースの4隅に設けられたUWB(Ultra Wide Band)センサから、車両の誘導先となる駐車スペースまでの経路沿いに設けられたUWBセンサと、前記誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサとを選択
し、前記選択
したUWBセンサを特定可能な情報を
送信する
情報処理部を備え、
前記情報処理部は、
前記車両に設けられる、前記情報によって特定される前記UWBセンサを、車両に設けられるUWBセンサによって検知しながら、前記経路に沿って車両を走行させ、前記駐車スペースに車両を駐車させる自動駐車装置に、前記情報を送信する
ことを特徴とする駐車支援装置。
【請求項2】
前記情報処理部は、
前記駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサによって検知される、前記駐車スペースに駐車される車両の4隅に設けられたUWBセンサの検知状況に基づいて、空き状態の駐車スペースを特定す
る
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
【請求項3】
前記情報処理部は、
駐車場の入口に設けられたUWBセンサによって、前記入口から入場する車両の大きさを計測
し、
特定した空き状態の駐車スペースから、前
記計測
した大きさの車両が収まる大きさの駐車スペースを前記誘導先とする駐車スペースとして特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の駐車支援装置。
【請求項4】
駐車場における各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサから、車両の誘導先となる駐車スペースまでの経路沿いに設けられたUWBセンサと、前記誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサとを選択
し、前
記選択
したUWBセンサを特定可能な情報を前記車両に通知す
る駐車支援装置と、
前記駐車支援装置から通知される前記情報によって特定される前記UWBセンサを、車両の4隅に設けられるUWBセンサによって検知しながら、前記経路に沿って車両を走行させ、前記駐車スペースに車両を駐車させる自動駐車装置と
を含む駐車支援システム。
【請求項5】
コンピュータによって実行される駐車支援方法であって、
駐車場における各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサから、車両の誘導先となる駐車スペースまでの経路沿いに設けられたUWBセンサと、前記誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサとを選択
して、前
記選択
したUWBセンサを特定可能な情報を前記車両に
送信し、
受信した前記情報によって特定される前記UWBセンサを、車両に設けられるUWBセンサによって検知しながら、前記経路に沿って車両を走行させ、前記駐車スペースに車両を駐車させる
ことを特徴とする駐車支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、駐車支援装置、駐車支援システム、および駐車支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車載カメラによって車両の周囲を撮像し、撮像画像に写る駐車スペースの駐車枠を画像認識して、駐車枠内に車両を自動駐車させる自動駐車装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、車載カメラの撮像画像を使用する自動駐車は、夜間や降雨等といった環境の変化によって、自動駐車の精度が左右される。
【0005】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、環境の変化によらず、車両を駐車スペースまで誘導して、正確に車両を自動駐車させることができる駐車支援装置、駐車支援システム、および駐車支援方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る駐車支援装置は、選択部と、通知部とを備える。選択部は、駐車場における各駐車スペースの4隅に設けられたUWB(Ultra Wide Band)センサから、車両の誘導先となる駐車スペースまでの経路沿いに設けられたUWBセンサと、前記誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサとを選択する。通知部は、前記選択部によって選択されるUWBセンサを特定可能な情報を前記車両に通知する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態に係る駐車支援装置は、環境の変化によらず、車両を駐車スペースまで誘導して、正確に車両を自動駐車させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、本実施形態に係る駐車支援方法の概要を示す説明図である。
【
図2】
図2は、本実施形態に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、本実施形態に係るセンサ識別情報の一例を示す説明図である。
【
図4】
図4は、本実施形態に係る駐車支援装置の動作説明図である。
【
図5】
図5は、本実施形態に係る駐車支援装置の動作説明図である。
【
図6】
図6は、本実施形態に係る駐車支援装置の情報処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、駐車支援装置、駐車支援システム、および駐車支援方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る駐車支援方法の概要を示す説明図である。
図1に示すように、実施形態に係る駐車支援システム100は、駐車支援装置1と、車両10とを含む。駐車支援装置1は、駐車場に入場する車両10を空き状態の駐車スペースまで誘導して、車両10による自動駐車を支援する装置である。
【0011】
駐車場は、普通車用駐車場101と小型車用駐車場102とを備える。各駐車スペースは、4隅にUWB(Ultra Wide Band)センサS1~S24が設けられる。また、駐車場における入場ゲートGには、UWBセンサS31,S32が設けられる。また、車両10には、4隅にUWBセンサS41~S44が設けられる。
【0012】
各UWBセンサS1~S24,S41~S44は、UWB無線通信方式による通信を行うことによって、近距離(例えば、1m圏内)に存在する他のUWBセンサS1~S24,S41~S44までの距離を測距することができるセンサである。以下では、UWBセンサS1~S24を区別せずに、任意のUWBセンサを指す場合には、UWBセンサSと記載することがある。
【0013】
駐車支援装置1は、駐車場に車両10が入場する場合、駐車場における各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサS1~S24から、車両10の誘導先となる誘導先駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSを選択する。
図1に示す例では、駐車支援装置1は、UWBセンサSを示す丸内にPを記載したUWBセンサS6,S7,S10,S11を選択する。
【0014】
さらに、駐車支援装置1は、各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサS1~S24から、誘導先駐車スペースまでの誘導経路(
図1に示す破線矢印参照)沿いに設けられたUWBセンサSを選択する。
【0015】
図1に示す例では、駐車支援装置1は、UWBセンサSを示す丸内にRを記載したUWBセンサS23,S22,S21,S17,S13,S14,S9、誘導経路沿いに設けられたUWBセンサSとして選択する。
【0016】
そして、駐車支援装置1は、選択したUWBセンサSを特定可能な情報を車両10に通知する。このとき、誘導経路に出現する順にUWBセンサS23,S22,S21,S17,S13,S14,S9を特定可能な情報を車両10に通知する。その後、駐車支援装置1は、UWBセンサS6,S7,S10,S11を車両10に通知する。
【0017】
車両10は、駐車支援装置1から順次通知されるUWBセンサSを特定し、特定したUWBセンサを、車体のl4隅に設けられたUWBセンサS41~S44によって、探索して検知しながら誘導経路を走行させ、誘導先駐車スペースに自動駐車させる。
【0018】
このとき、車両10は、駐車支援装置1から順次通知されるUWBセンサSが発する電波を頼りに、車体のl4隅に設けられたUWBセンサS41~S44によって、駐車支援装置1から順次通知されるUWBセンサSを探索する。
【0019】
そして、車両10は、車体の4隅に設けられたUWBセンサS41~S44からUWBセンサS23,S22,S21,S17,S13,S14,S9,S6,S7,S10,S11までの距離を測距しながら、UWBセンサSに接触しないように走行して駐車する。
【0020】
このように、駐車支援システム100によれば、車両10は、車載カメラの撮像画像ではなく、駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSから発せられる電波を頼りに、駐車場内を走行して駐車する。これにより、駐車支援装置1は、夜間や降雨等といった環境の変化に左右されることなく、車両10を駐車スペースまで誘導して、正確に車両10を自動駐車させることができる。
【0021】
次に、
図2を参照し、実施形態に係る駐車支援装置の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、駐車支援装置1は、入場ゲートGに設けられるUWBセンサS31,S32、および各駐車スペースの4隅に設けられるUWBセンサS1~S24と接続される。また、駐車支援装置1は、車両10が備える自動駐車装置11と無線通信可能に接続される。
【0022】
駐車支援装置1は、情報処理部2と記憶部3とを備える。記憶部3は、例えば、データフラッシュ等の情報記憶デバイスであり、センサ識別情報31を記憶する。ここで、
図3を参照し、センサ識別情報31の一例について説明する。
【0023】
図3は、本実施形態に係るセンサ識別情報の一例を示す説明図である。
図3に示すように、センサ識別情報31は、各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSを識別可能なセンサIDと、各UWBセンサの駐車場内における位置を示す駐車場内座標とが対応付けられた情報である。
図3に示すセンサIDは、
図1に示すUWBセンサSの符号におけるS以降の数字に対応している。
【0024】
図2へ戻り、情報処理部2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。情報処理部2は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する計測部21と、特定部22と、選択部23と、通知部24とを備える。
【0025】
なお、情報処理部2が備える計測部21、特定部22、選択部23、および通知部24は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
【0026】
情報処理部2が備える計測部21、特定部22、選択部23、および通知部24は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、情報処理部2の内部構成は、
図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0027】
計測部21は、車両10の4隅に設けられたUWBセンサS41~S44を、入場ゲートGに設けられたUWBセンサS31,S32によって検知して、車両10のサイズ(全長および全幅)を計測し、計測結果を特定部22へ出力する。かかる計測部21の動作については、
図4を参照して後述する。
【0028】
特定部22は、各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサS1~S24によって検知される、駐車スペースに駐車される車両10の4隅に設けられたUWBセンサS41~S44の検知状況に基づいて、空き状態の駐車スペースを特定する。かかる特定部22の動作については、
図5を参照して後述する。
【0029】
さらに、特定部22は、特定した空き状態の駐車スペースから、計測部21によって計測された大きさの車両10が収まる大きさの駐車スペースを誘導先とする駐車スペースとして特定する。
【0030】
これにより、駐車支援装置1は、例えば、空き状態の駐車スペースを特定するために、別途専用のセンサや監視カメラ等が設けられなくても、車両10が収まる大きさの誘導先とする空き状態の駐車スペースを特定することができる。特定部22は、特定した車両10の誘導先とする空き状態の駐車スペースを示す情報を選択部23へ出力する。
【0031】
選択部23は、特定部22によって特定された車両10の誘導先とする空き状態の駐車スペースの4隅に設けられたセンサIDをセンサ識別情報31から選択する。さらに、選択部23は、センサ識別情報31に含まれる駐車場内座標に基づいて、入場ゲートGから誘導先とする空き状態の駐車スペースまでの誘導経路を導出し、誘導経路沿いに設けられたUWBセンサSのセンサIDを選択する。
【0032】
そして、選択部23は、選択したセンサIDを通知部24へ出力する。通知部24は、選択部23から入力されるセンサIDを入場する車両10の自動駐車装置11へ送信して通知する。
【0033】
次に、
図4および
図5を参照し、駐車支援装置1の動作について説明する。
図4および
図5は、本実施形態に係る駐車支援装置の動作説明図である。
図4に示すように、駐車支援装置1は、入場ゲートGに設けられたUWBセンサS31,S32によって、駐車場に入場する車両10を検知し、さらに、UWBセンサS31,S32によって、車両10のサイズを計測する。
【0034】
図4に示す例では、入場する車両10のサイズが普通車のサイズである。このため、駐車支援装置1の特定部22は、車両10の誘導先とする駐車場を普通車用駐車場101と特定する。駐車支援装置1は、車両10が車両10のサイズを記憶している場合には、車両10から車両10のサイズを取得することも可能である。
【0035】
その後、特定部22は、空き状態の駐車スペースを特定する。特定部22は、駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSによって検知される、駐車スペースに駐車される車両の4隅に設けられたUWBセンサの検知状況に基づいて、空き状態の駐車スペースを特定する。
【0036】
具体的には、駐車支援装置1は、各UWBセンサSから、所定距離(例えば、50cm圏内)に存在する車両側のUWBセンサの検知個数を取得する。
図5に示すUWBセンサSを示す丸内には、各UWBセンサSから、所定距離に存在する車両側のUWBセンサの検知個数を記載している。
【0037】
図5に示すように、駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSのうち、車両側のUWBセンサを1つも検知しない(検知個数が0の)UWBセンサSが1つでもある駐車スペースは、空き状態の駐車スペースである。
【0038】
そこで、特定部22は、車両側のUWBセンサを1つも検知しない(検知個数が0の)UWBセンサSがある駐車スペースを空き状態の駐車スペースとして特定する。このように、駐車支援装置1は、各駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSを、車両の誘導用、および空き状態の駐車スペースの特定用として併用する。
【0039】
これにより、駐車支援装置1は、例えば、空き状態の駐車スペースを特定するために、別途専用のセンサや監視カメラ等が設けられなくても、誘導先とする空き状態の駐車スペースを特定することができる。
【0040】
その後、駐車支援装置1は、誘導経路沿いに設けられたUWBセンサS、および誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSを特定可能なセンサIDを入場する車両10に通知することによって、車両10による自動駐車を支援する(
図1参照)。
【0041】
次に、
図6を参照し、実施形態に係る駐車支援装置の情報処理部が実行する処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る駐車支援装置の情報処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【0042】
図6に示すように、情報処理部2は、まず、駐車場に入場する車両10を検知したか否かを判定する(ステップS101)。そして、情報処理部2は、入場する車両10を検知ないと判定した場合(ステップS101,No)、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。
【0043】
また、情報処理部2は、入場する車両10を検知したと判定した場合(ステップS101,Yes)、検知した車両10のサイズを計測する(ステップS102)。そして、情報処理部2は、計測したサイズの車両が収まる大きさの空き状態の駐車スペースを特定する(ステップS103)。
【0044】
続いて、情報処理部2は、特定した誘導先となる駐車スペースの4隅に設けられたUWBセンサSを選択する(ステップS104)。さらに、情報処理部2は、誘導先となる駐車スペースまでの誘導経路沿いのUWBセンサSを選択する(ステップS105)。
【0045】
その後、情報処理部2は、ステップS104およびステップS105において選択したUWBセンサSを特定可能な情報(センサID)を車両10に通知して(ステップS106)、処理を終了する。
【0046】
これにより、車両10に設けられる自動駐車装置11は、駐車支援装置1から通知されるセンサIDによって特定されるUWBセンサSを、車両10の4隅に設けられたUWBセンサS41~S44によって順次検知しながら、誘導経路に沿って車両10を走行させ、誘導先の駐車スペースに車両10を駐車させることができる。
【0047】
このとき、自動駐車装置11は、夜間や降雨等といった環境の変化に影響を受けることがないUWBセンサSおよびUWBセンサS41~S44が発する電波を利用するので、環境の変化によらず、正確に車両10を駐車スペースに自動駐車させることができる。
【0048】
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
【符号の説明】
【0049】
100 駐車支援システム
101 普通車用駐車場
102 小型車用駐車場
10 車両
11 自動駐車装置
1 駐車支援装置
2 情報処理部
21 計測部
22 特定部
23 選択部
24 通知部
3 記憶部
31 センサ識別情報
S1~S24,S31,S32,S41~S44 UWBセンサ