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  • 特許-アンカーボルト固定用治具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-16
(45)【発行日】2024-02-27
(54)【発明の名称】アンカーボルト固定用治具
(51)【国際特許分類】
   E02D 27/00 20060101AFI20240219BHJP
【FI】
E02D27/00 B
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020061984
(22)【出願日】2020-03-31
(65)【公開番号】P2021161660
(43)【公開日】2021-10-11
【審査請求日】2023-02-28
(73)【特許権者】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】520112896
【氏名又は名称】西山 弘人
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】弁理士法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大関 剛
(72)【発明者】
【氏名】西山 弘人
【審査官】五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-248469(JP,A)
【文献】特開2019-002167(JP,A)
【文献】特開2000-190139(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 27/00-27/52
E04G 21/00
E04G 21/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
建造物の基礎の施工時に仮設される基礎型枠上のアンカープレートに、アンカーボルトを所定の高さにナットで固定するためのアンカーボルト固定用治具において、
外側に、レーザ光を受光するレーザ受光器が取り付けられる筒状の本体と、
前記本体の内部に設けられ前記本体に沿って移動自在とされた回転部材と、
前記回転部材の上端部に設けられ、電動工具のチャックに取付けるためのビット部と、
前記回転部材の下端部に設けられ、前記アンカーボルトに嵌められた前記ナットに係合するソケット部と、
前記回転部材の前記ソケット部の近傍に設けられた軸方向に延びるガイド孔と、
前記ソケット部および前記回転部材の内部で前記回転部材の軸方向に沿って前記回転部材とは別個に移動可能とされ、下端部が前記アンカーボルトの上端部に当接する昇降部材と、
前記昇降部材に一体に設けられ前記ガイド孔を貫通して前記回転部材の外部に延びて前記本体の下端部に当接するガイドピンと、
前記本体の上端部に設けられ、前記回転部材と前記本体との共回りを規制する規制部材と、
を備えていることを特徴とするアンカーボルト固定用治具。
【請求項2】
前記回転部材の外周側に、前記ガイドピンの上側と前記本体の下端との間に位置する昇降リングが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト固定用治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンカーボルト固定用治具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、住宅などの建造物を施工する際、コンクリートの基礎には、柱などの上部構造体を固定或いは当該固定を補強するためのアンカーボルトが設置されている。このアンカーボルトは、基礎の内部から基礎の上方に所定長さ突出する形で設置されている。
【0003】
アンカーボルトは、例えば、通常コンクリートの基礎が打設される前に、基礎の型枠の上部に仮設されたアンカープレートに固定され、アンカープレートは、コンクリートの基礎が打設された後、アンカーボルトを残して取り外される。
【0004】
アンカーボルトは、基礎天端からの突出部分を長くしすぎると、基礎コンクリートに埋設される部分の長さが短くなり、コンクリートに対するアンカーボルトの付着長さが確保されずに柱等の上部構造体と基礎との接合強度が弱くなる。また、逆にコンクリートに埋設される部分の長さを必要以上に長くしてアンカーボルトの基礎天端からの突出部分を短くしすぎると、基礎上に上部構造体を固定する際に用いられるナットの嵌め込む部分の長さが短くなり、アンカーボルトに対するナットの係り代が確保されずに上部構造体と基礎との固定強度を十分に確保できなくなる。
そのため、アンカーボルトのアンカープレートへの固定時には、突出長さを適正にするためのアンカーボルトの高さ調整が行われる。
【0005】
従来、アンカーボルトの高さ調整と固定の作業は、アンカーボルトの高さを水準器等で確認して調整し、その後レンチでナットを締めることにより行っていた。この場合、作業中に道具を持ち替える必要があり、また順次アンカーボルトを固定していく際にそれらの道具を持ち運ぶ必要がある。このため、作業に手間や時間がかかり、作業性がよくなかった。
【0006】
このような問題点を解決するため従来から、アンカーボルト固定用治具として、アンカーボルトに嵌め込まれたナットを保持する保持部が下端部に設けられ、当該下端部からアンカーボルトを内部に挿入可能な筒状部と、高さ調整ためのレーザ光を受光するレーザ受光器が上部に取り付けられ、下部が筒状部の内部に上下動自在に挿入された棒状部と、を有し、筒状部には、筒状部を回転させるためのハンドルを設けるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開2011-106228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来の技術では、複数のアンカーボルトの高さ調整を比較的容易に行うことができるものの、ハンドルにより筒状部を手作業で回転させる必要があり、アンカーボルトを上昇させる作業に非常に手間がかかるという問題がある。
【0009】
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、アンカーボルト固定の作業性を高めることができ、各アンカーボルトの突出高さを正確に調整することのできるアンカーボルト固定用治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するために、本発明は、建造物の基礎の施工時に仮設される基礎型枠上のアンカープレートに、アンカーボルトを所定の高さにナットで固定するためのアンカーボルト固定用治具において、外側に、レーザ光を受光するレーザ受光器が取り付けられる筒状の本体と、前記本体の内部に設けられ前記本体に沿って移動自在とされた回転部材と、前記回転部材の上端部に設けられ、電動工具のチャックに取付けるためのビット部と、前記回転部材の下端部に設けられ、前記アンカーボルトに嵌められた前記ナットに係合するソケット部と、前記回転部材の前記ソケット部の近傍に設けられた軸方向に延びるガイド孔と、前記ソケット部および前記回転部材の内部で前記回転部材の軸方向に沿って前記回転部材とは別個に移動可能とされ、下端部が前記アンカーボルトの上端部に当接する昇降部材と、前記昇降部材に一体に設けられ前記ガイド孔を貫通して前記回転部材の外部に延びて前記本体の下端部に当接するガイドピンと、前記本体の上端部に設けられ、前記回転部材と前記本体との共回りを規制する規制部材と、を備えていることを特徴とする。
【0012】
上記構成において、前記回転部材の外周側に、前記ガイドピンの上側と前記本体の下端との間に位置する昇降リングが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、電動工具により回転部材を回転させてソケット部に係合されたナットを回転させ、アンカーボルトを上昇させる際に、アンカーボルトの上昇量を、昇降部材のガイドピンにより回転部材の外側に取り出して本体の上昇量とすることで、アンカーボルトの上昇量を外部から容易に確認することができる。その結果、本体の外側にレーザ受光器を取り付け、レーザ受光器により、レーザ発光器から照射されるレーザ光を検出することで、本体の上昇量を検出することができ、アンカーボルトの突出高さの調整作業を容易にかつ、迅速に行うことができる。さらに、回転部材を手作業ではなく、電動工具を動作させるだけで回転させ、作業中に道具を持ち替えたりする必要がないので、作業性を飛躍的に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態に係るアンカーボルト固定用治具を示す正面図である。
図2】本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す側面図である。
図3】本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す背面図である。
図4】本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す一部の断面図である。
図5図5(a)は、アンカーボルトの固定方法を示す建物の基礎部分の説明図、図5(b)は、アンカーボルトの突出長さを調整する前の状態を示す説明図、図5(c)は、アンカーボルトの突出長さを調整した後の状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るアンカーボルト固定用治具を示す正面図である。図2は、本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す側面図である。図3は、本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す背面図である。図4は、本実施形態のアンカーボルト固定用治具を示す一部の断面図である。
アンカーボルト固定用治具1は、建造物の基礎の施工時に基礎型枠上に仮設されるアンカープレートに、アンカーボルトをナットで固定するためのものである。
【0016】
図1から図4に示すように、アンカーボルト固定用治具1は、筒状の本体10を備えている。本体10は、断面形状略正方形に形成されており、本体10の一端部には、規制部材11が設けられている。
規制部材11は、本体10に連結される基板部12と、この基板部12の互いに対向する辺からそれぞれ立設される一対の規制板13と、を備えている。
【0017】
また、本体10の一側面には、上下方向に延在する長穴状の本体ガイド孔14が形成されている。
規制部材11の基板部12には、本体10の本体ガイド孔14が形成された側面に沿って下方に延在する本体ガイド板15が取り付けられている。本体ガイド板15の下端部略中央部には、本体ガイド孔14に係合されるガイド爪16が形成されている。
すなわち、本体ガイド孔14にガイド爪16が係合されることで、本体10は、ガイド爪16に沿って昇降動作可能とされている。
【0018】
本体10の内部には、回転部材20が本体10の長手方向に沿って移動自在に設けられている。回転部材20の上部は、規制部材11の基板部12に、回転自在に支持されている。
回転部材20の規制部材11側の端部には、電動工具のチャック(図示せず)に取り付けるための、ビット部21が形成されている。ビット部21は、一対の規制板13の間に配置され、ビット部21に電動工具を取り付けた場合に、規制板13が電動工具の一部に当たることにより、回転部材20と規制板13、本体10との共回りを規制することができるように構成されている。
【0019】
回転部材20は、本体10の内部を通って規制部材11の反対側から露出されており、回転部材20の他端部には、アンカーボルト50のナット51に係合されるソケット部22が設けられている。
ソケット部22および回転部材20の内部は、中空とされており、回転部材20のソケット部22の近傍には、軸方向に延在する長穴状のガイド孔23が形成されている。
【0020】
ソケット部22および回転部材20の内部には、回転部材20の軸方向に移動可能とされた昇降部材30が収容されている。
昇降部材30の外側には、ガイド孔23を貫通して回転部材20の外側に延びるガイドピン31が一体に設けられている。回転部材20の外周側には、ガイドピン31の上側と本体10の下端との間に位置する昇降リング32が設けられている。
【0021】
昇降リング32は、昇降部材30が上昇した場合に、昇降部材30と一体に設けられたガイドピン31により上方に押し上げられ、ガイドピン31は、その上昇に伴って本体10を上方に押し上げる。すなわち、昇降部材30が上昇する際に、昇降部材30の上昇量と同一量だけ本体10を上昇させるように構成されている。これにより、ソケット部22の内部に位置するアンカーボルト50の突出長さを本体10の上昇量により、外部から確認することができるように構成されている。
【0022】
このとき、回転部材20を支持する規制部材11の高さ方向の位置は、所定位置に保持されており、ガイドピン31の上昇により本体10に上方に向かう力が加わった場合に、本体10のみが、本体ガイド孔14によりガイド爪16に沿って昇降可能とされている。
【0023】
また、本体10の外側には、レーザ発光器40から照射される高さ位置を調整するためのレーザ光42を受光するレーザ受光器41が取り付けられている(図4を参照)。レーザ受光器41は、例えば、クランプによって本体10の任意の高さに取り付けられている。
レーザ受光器41は、施工現場に設置されるレーザ発光器40から照射された所定高さのレーザ光42を検出するものであり、レーザ受光器41は、レーザ発光器40から照射されたレーザ光42を検出した際に、検出した旨の表示または音により報知することができるように構成されている。
これにより、本体10を昇降させる際に、レーザ受光器41によりにレーザ発光器40からのレーザ光42を検出させることにより、本体10の高さを基準となる高さ位置に調整することが可能となる。
【0024】
次に、アンカーボルト固定用治具1を用いたアンカーボルト50の固定方法について説明する。
図5は、アンカーボルトの固定方法を示す説明図であり、図5(a)は、アンカーボルトの固定方法を示す建物の基礎部分の説明図、図5(b)は、アンカーボルトの突出長さを調整する前の状態を示す説明図、図5(c)は、アンカーボルトの突出長さを調整した後の状態を示す説明図である。
【0025】
アンカーボルト50の固定作業時には、図5(a)に示すように、建造物の基礎52のコンクリートが打設される前の基礎型枠53上に、アンカープレート54が仮設されている。このアンカープレート54には、アンカーボルト50を挿入する孔55が形成されている。また、施工現場には、レーザ発光器40が設置され、水平に発光されるレーザ光42が、アンカーボルト50の高さ調整のための所定の高さに設定されている。
【0026】
図5(a)に示すように、アンカープレート54の孔55にアンカーボルト50が挿入され、アンカーボルト50のアンカープレート54を挟んだ上下にナット51,51を螺合して嵌め込まれる。
このとき、アンカーボルト50は、自重により上側のナット51がアンカープレート54の上面に当接し、アンカープレート54に垂下された状態に保持される。
【0027】
まず、基準となる1本のアンカーボルト50の突出高さを正確に測定して基準となる位置に固定する。
この状態で、アンカーボルト固定用治具1のソケット部22を上側のナット51に係合させ、レーザ発光器40を用いて、レーザ発光器40から照射されるレーザ光42が検出される高さ位置に受光器を本体10の外側に固定する。
これにより、基準となるアンカーボルト50の初期設定が完了する。
【0028】
次に、図5(b)に示すように、電動工具のチャックにビット部21を取り付けた状態で、隣接するアンカーボルト50のナット51にソケット部22を係合させる。
この状態で、電動工具を駆動することで、回転部材20を回転駆動させ、ソケット部22を介してナット51を回転させる。これにより、アンカーボルト50をアンカープレート54に対して上昇させる。
アンカーボルト50が上昇すると、昇降部材30の下端部がアンカーボルト50の上端部によって上方に向けて押され、昇降部材30が上昇される。
【0029】
そして、図5(c)に示すように、アンカーボルト50が所定の高さに上昇すると、受光器によりレーザ発光器40から照射されるレーザ光42が検出される。受光器によりレーザ光42が検出されると、アンカーボルト50が所定の高さに上昇したことを確認することができるので、電動工具を停止させる。
他のアンカーボルト50に対しても、同様の工程を行うことで、容易にアンカーボルト50の突出長さ調整を行うことができる。
【0030】
本実施形態において、発明者らが作業全体時間を計測した結果、作業全体時間を30%以上削減することができた。ここで、作業全体時間とは、アンカーボルト50のセットにかかった時間÷アンカーボルト本数である。
また、アンカーボルト50の1本当たりの施工時間についても、作業時間を50%以上削減することが確認できた。
【0031】
以上述べたように、本実施形態においては、外側に、レーザ光42を受光するレーザ受光器41が取り付けられる筒状の本体10と、本体10の内部に設けられ本体10に沿って移動自在とされた回転部材20と、回転部材20の上端部に設けられ、電動工具のチャックに取付けるためのビット部21と、回転部材20の下端部に設けられ、アンカーボルト50に嵌められたナット51に係合するソケット部22と、回転部材20のソケット部22の近傍に設けられた軸方向に延びるガイド孔23と、ソケット部22および回転部材20の内部で回転部材20の軸方向に沿って移動可能とされ、下端部がアンカーボルト50の上端部に当接する昇降部材30と、昇降部材30に一体に設けられガイド孔23を貫通して回転部材20の外部に延びて本体10の下端部に当接するガイドピン31と、を備えている。
【0032】
これにより、電動工具により回転部材20を回転させてソケット部22に係合されたナット51を回転させ、アンカーボルト50を上昇させる際に、アンカーボルト50の上昇量を、昇降部材30のガイドピン31により回転部材20の外側に取り出して本体10の上昇量とすることで、アンカーボルト50の上昇量を外部から容易に確認することができる。その結果、本体10の外側にレーザ受光器41を取り付け、レーザ受光器41により、レーザ発光器40から照射されるレーザ光42を検出することで、本体10の上昇量を検出することができ、アンカーボルト50の突出高さの調整作業を容易にかつ、迅速に行うことができる。さらに、回転部材20を手作業ではなく、電動工具を動作させるだけで回転させ、作業中に道具を持ち替えたりする必要がないので、作業性を飛躍的に向上することができる。
【0033】
また、本実施形態においては、本体10の上端部には、回転部材20と本体10との共回りを規制する規制部材11が設けられている。
これにより、電動工具により回転部材20を回転させる際に、規制部材11により本体10との供回りを規制することができ、その結果、レーザ受光器41の位置を適正に保持することができ、アンカーボルト50の上昇量を正確に検出することができる。
【0034】
また、本実施形態においては、回転部材20の外周側に、ガイドピン31の上側と本体10の下端との間に位置する昇降リング32が設けられている。
これにより、昇降リング32を設けることで、ガイドピン31の上昇に応じて確実に本体10を上昇させることができる。
【0035】
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様の例示であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において任意に変形、及び応用が可能である。
本実施形態においては、昇降部材30が上昇した場合に昇降リング32を介して本体10を上昇させるようにしたが、本発明はこれに限定されない。
前記実施形態において、断面形状略正方形の本体10の角部にガイドピン31が位置した場合に、ガイドピン31が本体10の角部から本体10の内部に位置するおそれがあるため、昇降リング32を用いるようにしたものである。そのため、例えば、本体10の断面形状が円形状の場合であれば、ガイドピン31が本体10の内側に入り込むおそれはなくなるので、昇降リング32を省略してもよい。
【符号の説明】
【0036】
1 アンカーボルト固定用治具
10 本体
11 規制部材
12 基板部
13 規制板
14 本体ガイド孔
15 本体ガイド板
16 ガイド爪
20 回転部材
21 ビット部
22 ソケット部
23 ガイド孔
30 昇降部材
31 ガイドピン
32 昇降リング
40 レーザ発光器
41 レーザ受光器
42 レーザ光
50 アンカーボルト
51 ナット
52 基礎
54 アンカープレート
図1
図2
図3
図4
図5