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特許7439203家庭内で話されている言語に対応するコンテンツを識別するためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-16
(45)【発行日】2024-02-27
(54)【発明の名称】家庭内で話されている言語に対応するコンテンツを識別するためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/482 20110101AFI20240219BHJP
   G10L 15/10 20060101ALN20240219BHJP
   G10L 15/00 20130101ALN20240219BHJP
【FI】
H04N21/482
G10L15/10 500Z
G10L15/00 200G
【請求項の数】 20
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022155064
(22)【出願日】2022-09-28
(62)【分割の表示】P 2021025177の分割
【原出願日】2016-07-19
(65)【公開番号】P2022173427
(43)【公開日】2022-11-18
【審査請求日】2022-09-28
(31)【優先権主張番号】14/804,529
(32)【優先日】2015-07-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】518345664
【氏名又は名称】ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】シュチタ メーラ
【審査官】醍醐 一貴
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-057887(JP,A)
【文献】特開2015-022060(JP,A)
【文献】特開2014-066791(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2004/0193426(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06F 16/00-16/958
G10L 15/00-17/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
言語に対応するコンテンツを識別するための方法であって、前記方法は、
一期間にわたって複数の口頭入力を受信することと、
自動的に、音声認識回路を使用して、前記複数の口頭入力の個別の言語を決定することと、
前記個別の言語の各々に対して、前記言語に対応する前記一期間にわたって受信された前記複数の口頭入力の総計持続時間を決定することと、
前記決定された総計持続時間に基づいて、最も頻繁に話される言語を識別することと、
前記最も頻繁に話される言語を識別することに応答して、
前記識別された言語におけるコンテンツを識別すること、および、
前記識別されたコンテンツの表現を表示のために生成すること
を行うことと
を含む、方法。
【請求項2】
前記最も頻繁に話される言語を識別することに応答して、
コンテンツソースのデータベースを検索することにより、前記識別された言語において前記コンテンツを伝送するコンテンツソースを識別すること、および、
前記識別されたコンテンツソースの表現を表示のために生成すること
を行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記識別されたコンテンツソースの前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記識別されたコンテンツソースの前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツ上のオーバーレイ内に含まれる、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
加入プランを記憶デバイスから読み出すことと、
前記識別されたコンテンツソースの前記表現を表示のために生成することに先立って、前記最も頻繁に話される言語において言語コンテンツを伝送する前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プランに含まれないことを決定することと、
前記コンテンツソースのデータベースを相互参照することにより、前記最も頻繁に話される言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別することと、
前記識別された第2のコンテンツソースの表現を表示のために生成することと
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
それぞれ、前記言語と関連付けて前記決定された総計持続時間をメモリに記憶することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記言語のうちの少なくとも1つに対して、前記言語に対応する受信された口頭入力の更新された総計持続時間を決定することと、
前記言語と関連付けて記憶された前記総計持続時間を上書きすることによって、前記言語と関連付けて前記更新された総計持続時間を前記メモリに記憶することと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記最も頻繁に話される言語が前記更新された総計持続時間に対応する言語に変化したことを識別することと、
前記最も頻繁に話される言語が前記更新された総計持続時間に対応する言語に変化したことを識別することに応答して、
前記更新された総計持続時間に対応する言語における更新されたコンテンツを識別すること、および、
前記識別された更新されたコンテンツの表現を表示のために生成すること
を行うことと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記自動的に決定された個別の言語を表す双方向一覧を表示のために生成することと、
前記双方向一覧から言語を選択する入力を受信することと、
前記最も頻繁に話される言語の代わりに、前記選択された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツを識別することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記最も頻繁に話される言語を識別することは、前記決定された総計持続時間の中で最も大きな総計持続時間を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
言語に対応するコンテンツを識別するためのシステムであって、前記システムは、
制御回路と、
音声認識回路と
を備え、
前記制御回路は、一期間にわたって複数の口頭入力を受信するように構成され、
前記音声認識回路は、自動的に前記複数の口頭入力の個別の言語を決定するように構成され、
前記制御回路はさらに、
前記個別の言語の各々に対して、前記言語に対応する前記一期間にわたって受信された前記複数の口頭入力の総計持続時間を決定することと、
前記決定された総計持続時間に基づいて、最も頻繁に話される言語を識別することと、
前記最も頻繁に話される言語を識別することに応答して、
前記識別された言語におけるコンテンツを識別すること、および、
前記識別されたコンテンツの表現を表示のために生成すること
を行うことと
を行うように構成される、システム。
【請求項12】
前記制御回路はさらに、
前記最も頻繁に話される言語を識別することに応答して、
コンテンツソースのデータベースを検索することにより、前記識別された言語においてコンテンツを伝送するコンテンツソースを識別すること、および、
前記識別されたコンテンツソースの表現を表示のために生成すること
を行うように構成される、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記識別されたコンテンツソースの前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記識別されたコンテンツソースの前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツ上のオーバーレイ内に含まれる、請求項12に記載のシステム。
【請求項15】
記憶回路をさらに備え、
前記制御回路はさらに、
加入プランを前記記憶回路から読み出すことと、
前記識別されたコンテンツソースの前記表現を表示のために生成することに先立って、前記最も頻繁に話される言語において言語コンテンツを伝送する前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プランに含まれないことを決定することと、
前記コンテンツソースのデータベースを相互参照することにより、前記最も頻繁に話される言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別することと、
前記識別された第2のコンテンツソースの表現を表示のために生成することと
を行うように構成される、請求項12に記載のシステム。
【請求項16】
記憶回路をさらに備え、
前記記憶回路は、
それぞれ、前記言語と関連付けて前記決定された総計持続時間を記憶するように構成される、請求項11に記載のシステム。
【請求項17】
前記制御回路はさらに、
前記言語のうちの少なくとも1つに対して、前記言語に対応する受信された口頭入力の更新された総計持続時間を決定するように構成され、
前記記憶回路はさらに、
前記言語と関連付けて記憶された前記総計持続時間を上書きすることによって、前記言語と関連付けて前記更新された総計持続時間を記憶するように構成される、請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記制御回路はさらに、
前記最も頻繁に話される言語が前記更新された総計持続時間に対応する言語に変化したことを識別することと、
前記最も頻繁に話される言語が前記更新された総計持続時間に対応する言語に変化したことを識別することに応答して、
前記更新された総計持続時間に対応する言語における更新されたコンテンツを識別すること、および、
前記識別された更新されたコンテンツの表現を表示のために生成すること
を行うことと
を行うように構成される、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記制御回路はさらに、
前記自動的に決定された個別の言語を表す双方向一覧を表示のために生成することと、
前記双方向一覧から言語を選択する入力を受信することと、
前記最も頻繁に話される言語の代わりに、前記選択された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツを識別することと
を行うように構成される、請求項11に記載のシステム。
【請求項20】
前記制御回路はさらに、
前記決定された総計持続時間の中で最も大きな総計持続時間を決定することによって、前記最も頻繁に話される言語を識別するように構成される、請求項11に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本願は、参照することによって本明細書に組み込まれる、2015年7月21日に出願された米国実用特許出願第14/804,529号の優先権および利益を主張するものである。
【0002】
従来のシステムでは、ユーザは、多数のメディアコンテンツへのアクセスを有する。あまりに多くのコンテンツが利用可能であるため、ユーザは、多くの場合、コンテンツ選択の支援を要求し、コンテンツプロバイダは、多くの場合、ユーザに提供すべきコンテンツ選択の支援を要求する。コンテンツ選択を支援するために、システムは、ユーザが、所望するコンテンツの言語等、選好を手動で規定することを可能にする。しかしながら、そのようなシステムは、ユーザに推奨すべきコンテンツを識別する際、特に、コンテンツ言語に関して、そのような選好をシームレスかつ自動的に導出することができない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
故に、世帯内で話される言語に対応するコンテンツを識別するための方法およびシステムが、本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、第1のユーザによって話される言語が、第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、自動的に、音声認識回路を用いて、判定される。例えば、世帯内の会話が、会話の言語を判定するために監視および処理されてもよい。いくつかの実装では、ある持続時間の話される言語が、測定および記憶されてもよい。
【0004】
いくつかの実施形態では、コンテンツソースのデータベースが、第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために相互参照される。データベース内の言語フィールドは、関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する。
【0005】
いくつかの実施形態では、識別されたコンテンツソースの表現が、表示のために、第1のユーザに生成される。いくつかの実装では、識別されたコンテンツソースの表現は、識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む。いくつかの実装では、表現は、識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む。特に、メディアガイドアプリケーションは、世帯内で話される全言語の双方向一覧を提示してもよい。ユーザは、言語の所与の1つを選択してもよく、それに応答して、メディアガイドアプリケーションは、選択された言語においてコンテンツを伝送するコンテンツソースの一覧(例えば、チャンネル)を提示してもよい。いくつかの実施形態では、コンテンツソースの一覧および/または言語の一覧は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に提示されてもよい。
【0006】
いくつかの実施形態では、世帯内で話される言語においてコンテンツを伝送する、ユーザに提示されるコンテンツソースの一覧は、現在提示されているコンテンツの言語に基づいてもよい。具体的には、ユーザに示される、世帯内で話される言語の一覧は、現在提示されているコンテンツの言語を除外してもよい。例えば、ユーザ入力が、所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するために受信され、所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツの表示が、生成されてもよい。所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドが、識別されてもよく、第1のユーザによって話される言語が所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかの判定が、行われてもよい。所与のコンテンツソースの言語フィールドの値に対応しない、言語の一覧が、ユーザに提示されてもよい。同様に、識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、第1のユーザによって話される言語が所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される。
【0007】
いくつかの実施形態では、第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であってもよい。第2のユーザによって話される第2の言語が、第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、自動的に、判定されてもよく、第2のユーザは、第1のユーザと同一世帯である。いくつかの実施形態では、言語またはコンテンツソースの一覧は、世帯内で最も頻繁に話される言語に基づいてもよい。具体的には、音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信された口頭入力に基づいて、第2の言語が第1の言語より頻繁に話されるかどうかについて、判定が行われてもよい。第2の言語が第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、相互参照が、第1の言語の代わりに、第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために行われてもよい。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1および第2の言語を表す双方向一覧が、第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために生成されてもよい。双方向一覧から第2の言語を選択するユーザからの入力が、受信されてもよい。相互参照が、第1の言語の代わりに、ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために行われてもよい。
【0009】
いくつかの実施形態では、世帯内で話される言語においてコンテンツを伝送する、コンテンツソースの一覧は、世帯またはユーザの加入プランに基づいてもよい。具体的には、第1のユーザと関連付けられた加入プランが、記憶デバイスから読み出されてもよい。表示のために識別されたコンテンツソースの表現を生成するのに先立って、世帯内で話される言語に対応する言語フィールドを有する、識別されたコンテンツソースが、読み出された加入プラン内に含まれるかどうか、判定が行われてもよい。識別されたコンテンツソースが、加入プラン内に含まれない場合、コンテンツソースのデータベースは、第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために相互参照されてもよい。識別された第2のコンテンツソースの表現が、表示のために生成されてもよい。
【0010】
いくつかの実施形態では、世帯内でユーザによって話される言語に対応する言語においてコンテンツを伝送する、コンテンツソースの一覧は、コンテンツソースの人気度に基づいてもよい。いくつかの実装では、あまり人気のないコンテンツは、表示から省略される、またはより人気のあるソースより顕著に表示されなくてもよい(例えば、一覧内でより下位にある)。特に、コンテンツソースのデータベースは、第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために相互参照されてもよい。複数のコンテンツソース毎に、複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値が、識別されてもよい。識別されたコンテンツソースの表現は、識別された人気度値に基づいて、表示のために生成されてもよい。
【0011】
前述のシステムおよび/または方法は、他のシステム、方法、および/または装置に適用され、もしくはそれらに従って使用され得ることに留意されたい。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
ある言語に対応するコンテンツを識別するための方法であって、
自動的に、音声認識回路を用いて、第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第1のユーザによって話される言語を判定するステップと、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するためにコンテンツソースのデータベースを相互参照するステップであって、前記データベース内の言語フィールドは、前記関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、ステップと、
表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を前記第1のユーザに生成するステップと、
を含む、方法。
(項目2)
前記識別されたコンテンツソースの表現は、前記識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するユーザ入力を受信するステップと、
前記所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツのディスプレイを生成するステップと、
前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドを識別するステップと、
前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかを判定するステップと、
をさらに含み、前記識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であって、自動的に、前記音声認識回路を用いて、前記第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第2のユーザによって話される第2の言語を判定するステップをさらに含み、前記第2のユーザは、前記第1のユーザと同一世帯である、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信される口頭入力に基づいて、前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されるかどうかを判定するステップと、
前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、前記第1の言語の代わりに、前記第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うステップと、をさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために、前記第1および第2の言語を表す双方向一覧を生成するステップと、
前記双方向一覧から前記第2の言語を選択するユーザからの入力を受信するステップと、
前記第1の言語の代わりに、前記ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うステップと、
をさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目7)
前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に含まれる、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記第1のユーザと関連付けられた加入プランを記憶デバイスから読み出すステップと、
表示のために前記表現を生成するのに先立って、前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プラン内に含まれるかどうかを判定するステップと、
前記識別されたコンテンツソースが前記加入プラン内に含まれない場合、前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するステップと、
表示のために、前記識別された第2のコンテンツソースの表現を生成するステップと、
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するステップと、
前記複数のコンテンツソース毎に、前記複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値を識別するステップと、
前記識別された人気度値に基づいて、表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を生成するステップと、
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
ある言語に対応するコンテンツを識別するためのシステムであって、
前記システムは、
制御回路であって、
自動的に、音声認識回路を用いて、第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第1のユーザによって話される言語を判定することと、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するためにコンテンツソースのデータベースを相互参照することであって、前記データベース内の言語フィールドは、前記関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、ことと、
表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を前記第1のユーザに生成することと、
を行うように構成される、制御回路
を備える、システム。
(項目12)
前記識別されたコンテンツソースの表現は、前記識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記制御回路はさらに、
所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するユーザ入力を受信することと、
前記所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツのディスプレイを生成することと、
前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドを識別することと、
前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかを判定することと、
を行うように構成され、前記識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される、項目11に記載のシステム。
(項目14)
前記第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であって、前記制御回路はさらに、自動的に、前記音声認識回路を用いて、前記第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第2のユーザによって話される第2の言語を判定するように構成され、前記第2のユーザは、前記第1のユーザと同一世帯である、項目11に記載のシステム。
(項目15)
前記制御回路はさらに、
前記音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信される口頭入力に基づいて、前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されるかどうかを判定することと、
前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、前記第1の言語の代わりに、前記第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うことと、
を行うように構成される、項目14に記載のシステム。
(項目16)
前記制御回路はさらに、
前記第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために、前記第1および第2の言語を表す双方向一覧を生成することと、
前記双方向一覧から前記第2の言語を選択するユーザからの入力を受信することと、
前記第1の言語の代わりに、前記ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うことと、
を行うように構成される、項目14に記載のシステム。
(項目17)
前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、項目11に記載のシステム。
(項目18)
前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に含まれる、項目11に記載のシステム。
(項目19)
前記制御回路はさらに、
前記第1のユーザと関連付けられた加入プランを記憶デバイスから読み出すことと、
表示のために前記表現を生成するのに先立って、前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プラン内に含まれるかどうかを判定することと、
前記識別されたコンテンツソースが前記加入プラン内に含まれない場合、前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照することと、
表示のために、前記識別された第2のコンテンツソースの表現を生成することと、
を行うように構成される、項目11に記載のシステム。
(項目20)
前記制御回路はさらに、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照することと、
前記複数のコンテンツソース毎に、前記複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値を識別することと、
前記識別された人気度値に基づいて、表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を生成することと、
を行うように構成される、項目11に記載のシステム。
(項目21)
ある言語に対応するコンテンツを識別するための装置であって、
自動的に、音声認識回路を用いて、前記第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第1のユーザによって話される言語を判定するための手段と、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するためにコンテンツソースのデータベースを相互参照するための手段であって、前記データベース内の言語フィールドは、前記関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、手段と、
表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を前記第1のユーザに生成するための手段と、
を備える、装置。
(項目22)
前記識別されたコンテンツソースの表現は、前記識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む、項目21に記載の装置。
(項目23)
所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するユーザ入力を受信するための手段と、
前記所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツのディスプレイを生成するための手段と、
前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドを識別するための手段と、
前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかを判定するための手段と、
をさらに備え、前記識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される、項目21に記載の装置。
(項目24)
前記第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であって、自動的に、前記音声認識回路を用いて、前記第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第2のユーザによって話される第2の言語を判定するための手段をさらに備え、前記第2のユーザは、前記第1のユーザと同一世帯である、項目21に記載の装置。
(項目25)
前記音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信される口頭入力に基づいて、前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されるかどうかを判定するための手段と、
前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、前記第1の言語の代わりに、前記第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うための手段と、をさらに備える、項目24に記載の装置。
(項目26)
前記第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために、前記第1および第2の言語を表す双方向一覧を生成するための手段と、
前記双方向一覧から前記第2の言語を選択するユーザからの入力を受信するための手段と、
前記第1の言語の代わりに、前記ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うための手段と、
をさらに備える、項目24に記載の装置。
(項目27)
前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、項目21に記載の装置。
(項目28)
前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に含まれる、項目21に記載の装置。
(項目29)
前記第1のユーザと関連付けられた加入プランを記憶デバイスから読み出すための手段と、
表示のために前記表現を生成するのに先立って、前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プラン内に含まれるかどうかを判定するための手段と、
前記識別されたコンテンツソースが前記加入プラン内に含まれない場合、前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するための手段と、
表示のために、前記識別された第2のコンテンツソースの表現を生成するための手段と、
をさらに備える、項目21に記載の装置。
(項目30)
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するための手段と、
前記複数のコンテンツソース毎に、前記複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値を識別するための手段と、
前記識別された人気度値に基づいて、表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を生成するための手段と、
をさらに備える、項目21に記載の装置。
(項目31)
ある言語に対応するコンテンツを識別するためのコンピュータ可読命令を備える、非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読命令は、
自動的に、音声認識回路を用いて、前記第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第1のユーザによって話される言語を判定するための命令と、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するためにコンテンツソースのデータベースを相互参照するための命令であって、前記データベース内の言語フィールドは、前記関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、命令と、
表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を前記第1のユーザに生成するための命令と、
を備える、非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目32)
前記識別されたコンテンツソースの表現は、前記識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目33)
所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するユーザ入力を受信するための命令と、
前記所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツのディスプレイを生成するための命令と、
前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドを識別するための命令と、
第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかを判定するための命令と、
をさらに備え、前記識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目34)
前記第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であって、自動的に、前記音声認識回路を用いて、前記第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第2のユーザによって話される第2の言語を判定する命令をさらに備え、前記第2のユーザは、前記第1のユーザと同一世帯である、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目35)
前記音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信される口頭入力に基づいて、前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されるかどうかを判定するための命令と、
前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、前記第1の言語の代わりに、前記第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うための命令と、
をさらに備える、項目34に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目36)
前記第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために、前記第1および第2の言語を表す双方向一覧を生成するための命令と、
前記双方向一覧から前記第2の言語を選択するユーザからの入力を受信するための命令と、
前記第1の言語の代わりに、前記ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うための命令と、
をさらに備える、項目34に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目37)
前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目38)
前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に含まれる、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目39)
前記第1のユーザと関連付けられた加入プランを記憶デバイスから読み出すための命令と、
表示のために前記表現を生成するのに先立って、前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プラン内に含まれるかどうかを判定するための命令と、
前記識別されたコンテンツソースが前記加入プラン内に含まれない場合、前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するための命令と、
表示のために、前記識別された第2のコンテンツソースの表現を生成するための命令と、
をさらに備える、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目40)
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するための命令と、
前記複数のコンテンツソース毎に、前記複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値を識別するための命令と、
前記識別された人気度値に基づいて、表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を生成するための命令と、
をさらに備える、項目31に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目41)
コンテンツを識別するための方法であって、
自動的に、音声認識回路を用いて、前記第1のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第1のユーザによって話される言語を判定するステップと、
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するためにコンテンツソースのデータベースを相互参照するステップであって、前記データベース内の言語フィールドは、前記関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、ステップと、
表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を前記第1のユーザに生成するステップと、
を含む、方法。
(項目42)
前記識別されたコンテンツソースの表現は、前記識別されたコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドのインジケーションを含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
所与のコンテンツソースへのアクセスを要求するユーザ入力を受信するステップと、
前記所与のコンテンツソースによって提供されるコンテンツのディスプレイを生成するステップと、
前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドを識別するステップと、
前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応するかどうかを判定するステップと、
をさらに含み、前記識別されたコンテンツソースの表現の生成されたディスプレイは、前記第1のユーザによって話される言語が前記所与のコンテンツソースと関連付けられた言語フィールドの値に対応しない場合、ディスプレイデバイスに提供される、項目41-42のいずれかに記載の方法。
(項目44)
前記第1のユーザによって話される言語は、第1の言語であって、自動的に、前記音声認識回路を用いて、前記第2のユーザから受信される口頭入力に基づいて、第2のユーザによって話される第2の言語を判定するステップをさらに含み、前記第2のユーザは、前記第1のユーザと同一世帯である、項目41-43のいずれかに記載の方法。
(項目45)
前記音声認識回路を用いて、閾値時間周期にわたって受信される口頭入力に基づいて、前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されるかどうかを判定するステップと、
前記第2の言語が前記第1の言語より頻繁に話されると判定される場合、前記第1の言語の代わりに、前記第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うステップと、
をさらに含む、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記第2のユーザによって話される第2の言語の自動判定に基づいて、表示のために、前記第1および第2の言語を表す双方向一覧を生成するステップと、
前記双方向一覧から前記第2の言語を選択するユーザからの入力を受信するステップと、
前記第1の言語の代わりに、前記ユーザ選択された第2の言語に対応する言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別するために前記相互参照を行うステップと、
をさらに含む、項目44に記載の方法。
(項目47)
前記表現は、前記識別されたコンテンツソースのチャンネル名または番号を含む、項目41-46のいずれかに記載の方法。
(項目48)
前記表現は、現在表示のために生成されているコンテンツの上部のオーバーレイ内に含まれる、項目41-47のいずれかに記載の方法。
(項目49)
前記第1のユーザと関連付けられた加入プランを記憶デバイスから読み出すステップと、
表示のために前記表現を生成するのに先立って、前記識別されたコンテンツソースが前記読み出された加入プラン内に含まれるかどうかを判定するステップと、
前記識別されたコンテンツソースが前記加入プラン内に含まれない場合、前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する言語フィールド値と関連付けられた第2のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するステップと、
表示のために、前記識別された第2のコンテンツソースの表現を生成するステップと、
をさらに含む、項目41-48のいずれかに記載の方法。
(項目50)
前記第1のユーザによって話されると判定された言語に対応する個別の言語フィールド値と関連付けられた複数のコンテンツソースを識別するために前記コンテンツソースのデータベースを相互参照するステップと、
前記複数のコンテンツソース毎に、前記複数のコンテンツソースのそれぞれと関連付けられた人気度値を識別するステップと、
前記識別された人気度値に基づいて、表示のために、前記識別されたコンテンツソースの表現を生成するステップと、
をさらに含む、項目41-49のいずれかに記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の上記および他の目的ならびに利点は、類似参照文字が全体を通して類似部品を指す、添付図面と併せて解釈される、以下の詳細な説明を考慮することによって明白となるであろう。
【0013】
図1図1および2は、本発明のある実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧を提供するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面を示す。
図2図1および2は、本発明のある実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧を提供するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面を示す。
図3図3は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的ユーザ機器デバイスのブロック図である。
図4図4は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的メディアシステムのブロック図である。
図5図5および6は、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面を示す。
図6図5および6は、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面を示す。
図7A図7Aおよび図7Bは、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するための例証的プロセスの流れ図である。
図7B図7Aおよび図7Bは、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するための例証的プロセスの流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
世帯内で話される言語に対応するコンテンツを識別するための方法およびシステムが、本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、世帯内の1人またはそれを上回るユーザからの口頭入力を監視してもよい。家族またはユーザは、多くの場合、世帯全体を通して設置されたユーザ機器デバイス(例えば、セットトップボックス)を有する。家族またはユーザの世帯はさらに、複数の家庭を含んでもよい。本明細書に参照されるように、用語「世帯」は、ユーザと関連付けられた家庭または複数の家庭を意味するものと理解されたい。
【0015】
メディアガイドアプリケーションは、世帯内の1人またはそれを上回るユーザによって話される口頭入力に対応する言語を判定する。メディアガイドアプリケーションは、1人またはそれを上回るユーザによって話される言語に対応する言語においてコンテンツを複数のユーザに伝送する、コンテンツソースを識別するためにデータベースを相互参照してもよい。メディアガイドアプリケーションは、識別されたコンテンツソースの表現をユーザに提供し、ユーザがコンテンツソースにアクセスすることを可能にしてもよい。
【0016】
メディアアセットまたはコンテンツを参照すると、任意の所与のコンテンツ配信システムでユーザに利用可能なコンテンツの量が、膨大であり得る。その結果、多くのユーザは、ユーザがコンテンツのオプションを効率的にナビゲートし、所望し得るコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイドの形態を所望している。そのようなガイドを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイドアプリケーションと称されるが、メディアガイドアプリケーションまたはガイドアプリケーションと称されることもある。
【0017】
双方向メディアガイドアプリケーションは、ガイドを提供するコンテンツに応じて、種々の形態をとってもよい。典型的なタイプのメディアガイドアプリケーションの1つは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(電子番組ガイドと称される場合もある)は、とりわけ、ユーザが、多くのタイプのコンテンツまたはメディアアセット間をナビゲートし、それを特定することが可能である、公知のガイドアプリケーションである。双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定および選択することを可能にする、グラフィカルユーザインターフェース画面を生成してもよい。本明細書で参照されるように、用語「メディアアセット」および「コンテンツ」とは、電子的に消費可能なユーザアセット、例えば、テレビ番組、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムにおけるような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングコンテンツ、ダウンロード可能コンテンツ、ウェブキャスト等)、ビデオクリップ、オーディオ、コンテンツ情報、写真、回転画像、ドキュメント、再生一覧、ウェブサイト、記事、書籍、電子書籍、ブログ、広告、チャットセッション、ソーシャルメディア、アプリケーション、ゲーム、および/または任意の他のメディアもしくはマルチメディア、および/またはそれらの組み合わせを意味することを理解されたい。ガイドアプリケーションはまた、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定することを可能にする。本明細書で参照されるように、用語「マルチメディア」とは、前述の少なくとも2つの異なるコンテンツ形態、例えば、テキスト、オーディオ、画像、ビデオ、または双方向コンテンツ形態を利用する、コンテンツを意味することを理解されたい。コンテンツは、ユーザ機器デバイスによって、録画、再生、表示、またはアクセスされてもよいが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。
【0018】
本明細書で論じられる実施形態のいずれかを行うためのメディアガイドアプリケーションおよび/または任意の命令は、コンピュータ可読媒体上にエンコードされてもよい。コンピュータ可読メディアは、データを記憶することが可能な任意のメディアまたは媒体を含む。コンピュータ可読メディアまたは媒体は、限定ではないが、電気または電磁信号の伝搬を含む、一過性であってもよく、または限定ではないが、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、USBドライブ、DVD、CD、メディアカード、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)等の揮発性および不揮発性コンピュータメモリまたは記憶デバイスを含む、非一過性であってもよい。
【0019】
インターネット、モバイルコンピューティング、および高速無線ネットワークの出現に伴って、ユーザは、従来は使用しなかったユーザ機器デバイス上でメディアにアクセスするようになっている。本明細書で参照されるように、語句「ユーザ機器デバイス」、「ユーザ機器」、「ユーザデバイス」、「電子デバイス」、「電子機器」、「メディア機器デバイス」、または「メディアデバイス」は、テレビ、スマートTV、セットトップボックス、衛星テレビに対応するための統合型受信機デコーダ(IRD)、デジタル記憶デバイス、デジタルメディア受信機(DMR)、デジタルメディアアダプタ(DMA)、ストリーミングメディアデバイス、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、接続型DVD、ローカルメディアサーバ、BLU-RAY(登録商標)プレーヤ、BLU-RAY(登録商標)レコーダ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェブTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンター、ハンドヘルドコンピュータ、固定電話、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ポータブルビデオプレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、ポータブルゲーム機、スマートフォン、または任意の他のテレビ機器、コンピューティング機器、もしくは無線デバイス、および/またはそれらの組み合わせ等の前述のコンテンツにアクセスするための任意のデバイスを意味することを理解されたい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面画面および裏面画面、複数の正面画面、または複数の角度付き画面を有してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面カメラおよび/または背面カメラを有してもよい。これらのユーザ機器デバイス上で、ユーザは、テレビを通して利用可能な同一のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定することが可能であってもよい。その結果として、メディアガイドは、これらのデバイス上でも利用可能であってもよい。提供されるガイドは、テレビのみを通して利用可能なコンテンツ、他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るもののみを通して利用可能なコンテンツ、またはテレビおよび他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るものの両方を通して利用可能なコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)、もしくは独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイドアプリケーションを実装し得る、種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0020】
メディアガイドアプリケーションの機能の1つは、メディアガイドデータをユーザに提供することである。本明細書で参照されるように、語句「メディアガイドデータ」または「ガイドデータ」は、コンテンツに関連する任意のデータ、またはガイドアプリケーションを動作させる際に使用されるデータを意味することを理解されたい。例えば、ガイドデータは、番組情報、コンテンツソースおよび関連付けられた言語フィールドのデータベースを生成するために使用されるデータ、言語への音素シーケンスマッピング、ガイドアプリケーション設定、ユーザ選好、ユーザプロファイル情報、メディア一覧、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、タイトル、内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、字幕、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度、3D等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、ブログ、ウェブサイト、およびユーザが所望のコンテンツオプション間をナビゲートし、それを特定するために役立つ、任意の他のタイプのガイドデータを含んでもよい。
【0021】
図1および2は、メディアガイドデータを提供するために使用され得る、例証的表示画面を示す。図1-2および5-6に示される表示画面は、任意の好適なユーザ機器デバイスまたはプラットフォーム上に実装されてもよい。図1-2および5-6の表示は、フル画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされてもよい。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、一覧オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、もしくはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、コンテンツ情報へのアクセス要望を指示してもよい。ユーザの指示に応答して、メディアガイドアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、ソース別、コンテンツタイプ別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または他の所定、ユーザ定義、もしくは他の編成基準等のいくつかの方法のうちの1つにおいて編成されたメディアガイド情報を伴う表示画面を提供してもよい。
【0022】
図1は、単一表示内の異なるタイプのコンテンツへのアクセスも可能にする、時間およびチャンネル別に配列された番組一覧表示100の例証的グリッドを示す。表示100は、以下を伴うグリッド102を含んでもよい:(1)各チャンネル/コンテンツタイプ識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはコンテンツのタイプを識別する、チャンネル/コンテンツタイプ識別子104の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子106の行。グリッド102はまた、番組一覧108等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間の上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力デバイスを用いて、ユーザは、ハイライト領域110を移動させることによって番組一覧を選択することができる。ハイライト領域110によって選択される番組一覧に関する情報が、番組情報領域112内に提供されてもよい。領域112は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含んでもよい。
【0023】
線形番組(例えば、所定の時間に複数のユーザ機器デバイスに伝送されるようにスケジューリングされ、スケジューリングに従って提供される、コンテンツ)へのアクセスの提供に加え、メディアガイドアプリケーションはまた、非線形番組(例えば、任意の時間においてユーザ機器デバイスにアクセス可能であって、スケジューリングに従って提供されない、コンテンツ)へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア等)、ローカルに記憶したコンテンツ(例えば、前述の任意のユーザ機器デバイスまたは他の記憶デバイス上に記憶されたコンテンツ)、または時間的制約のない他のコンテンツを含む、異なるコンテンツソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画または特定のコンテンツプロバイダ(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)によって提供される任意の他のコンテンツを含んでもよい。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャスト等のウェブイベント、もしくはインターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングコンテンツまたはダウンロード可能なコンテンツとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0024】
グリッド102は、オンデマンド一覧114、録画コンテンツ一覧116、およびインターネットコンテンツ一覧118を含む、非線形番組のメディアガイドデータを提供してもよい。異なるタイプのコンテンツソースからのコンテンツのためのメディアガイドデータを組み合わせる表示は、「混合メディア」表示と称されることもある。表示100とは異なる、表示され得るメディアガイドデータのタイプの種々の順列は、ユーザ選択またはガイドアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送一覧のみの表示、オンデマンドおよび放送一覧のみの表示等)。例証されるように、一覧114、116、および118は、これらの一覧の選択が、それぞれ、オンデマンド一覧、録画一覧、またはインターネット一覧専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド102内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。いくつかの実施形態では、これらのコンテンツタイプの一覧は、グリッド102に直接含まれてもよい。ユーザがナビゲーションアイコン120のうちの1つを選択することに応答して、付加的メディアガイドデータが表示されてもよい(ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押下することによって、ナビゲーションアイコン120を選択することと同様に表示に影響を及ぼしてもよい)。
【0025】
表示100はまた、ビデオ領域122、広告124、およびオプション領域126を含んでもよい。ビデオ領域122は、ユーザが、現在利用可能である、今後利用可能となる、またはユーザに利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にしてもよい。ビデオ領域122のコンテンツは、グリッド102に表示される一覧のうちの1つに対応するか、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、ピクチャインガイド(PIG)表示と称されることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0026】
広告124は、(例えば、加入番組または加入プランに対する)視聴者のアクセス権に応じて、現在視聴が利用可能である、将来視聴が利用可能となる、または決して視聴利用可能とはなり得ない、コンテンツの広告を提供してもよく、グリッド102内のコンテンツ一覧のうちの1つまたはそれを上回るものに対応するか、または無関係であってもよい。広告124はまた、グリッド102内で表示されるコンテンツに関係するか、または無関係である製品もしくはサービスに対するものであってもよい。広告124は、選択可能であってもよく、コンテンツに関するさらなる情報を提供する、製品またはサービスに関する情報を提供する、コンテンツ、製品、またはサービスの購入を可能にする、広告に関するコンテンツを提供する等を行ってもよい。広告124は、ユーザのプロファイル/選好、監視されたユーザ活動、世帯内で話される言語、提供される表示のタイプ、または他の好適な標的化された広告基盤に基づいて標的化されてもよい。
【0027】
広告124は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイドアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供されてもよい。例えば、広告124は、グリッド102に水平方向に隣接する長方形として提供されてもよい。これは、パネル広告と称されることもある。加えて、広告は、コンテンツまたはガイドアプリケーション表示上にオーバーレイされるか、または表示内に埋め込まれてもよい。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または前述の他のタイプのコンテンツを含んでもよい。広告は、ガイドアプリケーションを有するユーザ機器デバイス内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、もしくは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に記憶されてもよい。メディアガイドアプリケーションに広告を提供するステップは、例えば、それらの全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願第2003/0110499号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号で、さらに詳細に論じられている。広告は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれてもよいことが理解されるであろう。
【0028】
オプション領域126は、ユーザが、異なるタイプのコンテンツ、メディアガイドアプリケーション表示、および/またはメディアガイドアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域126は、ディプレイ100(および本明細書に説明される他の表示画面)の一部であってもよく、もしくは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、ユーザによって呼び出されてもよい。オプション領域126内の選択可能オプションは、グリッド102内の番組一覧に関連する特徴に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組一覧に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定する、または番組の購入、字幕設定、もしくは他の特徴を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、インターネットオプション、クラウドベースのオプション、デバイス同期オプション、第2の画面デバイスオプション、種々のタイプのメディアガイドデータ表示にアクセスするためのオプション、プレミアムサービスに加入するためのオプション、世帯内で話される1つまたはそれを上回る言語に対応するコンテンツを視聴するためのオプション、ユーザのプロファイルを編集するためのオプション、ブラウザオーバーレイにアクセスするためのオプション、または他のオプションを含んでもよい。
【0029】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザの選好に基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイドアプリケーションは、ユーザが、メディアガイドアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ選好を判定するようにメディアガイドアプリケーションがユーザ活動を監視することによって、生成されてもよい。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイドアプリケーションに対して自らを識別することによって、個人化されたガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイドアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って作成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示の色方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるコンテンツ一覧の態様(例えば、HDTV番組のみまたは3D番組のみ、お気に入りチャンネルオプションに基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨コンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画品質等)、ペアレンタルコントロール設定、インターネットコンテンツのカスタマイズされた提示(例えば、ソーシャルメディアコンテンツ、電子メール、電子的に配信された記事等の提示)、および他の所望のカスタマイズを変更させるステップを含んでもよい。
【0030】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、ユーザプロファイル情報を提供することを可能にしてもよく、またはユーザプロファイル情報を自動的にコンパイルしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするコンテンツ、および/またはユーザがガイドアプリケーションと行ってもよい他の相互作用を監視してもよい。加えて、メディアガイドアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.allrovi.com等のユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイドアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザの別のユーザ機器デバイスから等)、および/またはメディアガイドアプリケーションがアクセスし得る他のソースから、ユーザに関する情報を取得してもよい。結果として、ユーザの異なるユーザ機器デバイスにわたって、統一されたガイドアプリケーション体験をユーザに提供することができる。このタイプのユーザ体験は、図4に関連して、以下でより詳細に説明される。付加的な個人化されたメディアガイドアプリケーション特徴は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第2005/0251827号、2007年1月16日出願のBoyerらの米国特許第7,165,098号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願第2002/0174430号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することにより本明細書に組み込まれる。
【0031】
メディアガイドを提供するための別の表示配列が、図2に示されている。ビデオモザイク表示200は、コンテンツのタイプ、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたコンテンツ情報のための選択可能オプション202を含む。オプション204の選択は、ユーザにグリッド102(図1)を返し得る。
【0032】
表示200では、一覧206、208、210、および212は、カバーアート、コンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、コンテンツからのライブビデオ、または一覧中のメディアガイドデータによって記述されているコンテンツをユーザに示す他のタイプのコンテンツを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック一覧のそれぞれはまた、一覧と関連付けられたコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを伴ってもよい。例えば、一覧208、210、および212は、メディア部分214およびテキスト部分216を含む、1つより多くの部分を含んでもよい。メディア部分214および/またはテキスト部分216は、コンテンツをフル画面で視聴するように、またはメディア部分214に表示されるコンテンツに関連する情報を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの一覧を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0033】
表示200中の一覧は、異なるサイズである(すなわち、一覧206は、一覧208、210、および212より大きい)が、所望の場合、全一覧が同一のサイズであってもよい。一覧は、コンテンツプロバイダの所望に応じて、またはユーザ選好に基づいて、ユーザが関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィックが強調されてもよい。コンテンツ一覧をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2005年12月29日出願のYatesの米国特許出願公開第2010/0153885号で論じられている。
【0034】
ユーザは、そのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るものから、コンテンツおよびメディアガイドアプリケーション(ならびに上記および下記で説明されるその表示画面)にアクセスしてもよい。図3は、例証的ユーザ機器デバイス300の汎用実施形態を示す。ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、図4に関連して以下で論じられる。ユーザ機器デバイス300は、入出力(以下「I/O」)パス302を介して、コンテンツおよびデータを受信してもよい。I/Oパス302は、処理回路306、検出回路320、および記憶308を含む制御回路304に、コンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を経由して利用可能なコンテンツ、および/または他のコンテンツ)およびデータを提供してもよい。制御回路304は、I/Oパス302を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/Oパス302は、制御回路304(具体的には、処理回路306)を1つまたはそれを上回る通信パス(以下で説明される)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信パスのうちの1つまたはそれを上回るものによって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、図3では単一パスとして示されている。
【0035】
制御回路304は、処理回路306等の任意の好適な処理回路に基づいてもよい。本明細書で参照されるように、処理回路とは、1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等に基づく回路を意味すると理解され、マルチコアプロセッサ(例えば、デュアルコア、クアドコア、ヘクサコア、または任意の好適な数のコア)またはスーパーコンピュータを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路は、複数の別個のプロセッサまたは処理ユニット、例えば、複数の同一のタイプの処理ユニット(例えば、2つのIntel Core i7プロセッサ)または複数の異なるプロセッサ(例えば、Intel Core i5プロセッサおよびIntel Core i7プロセッサ)にわたって分散されてもよい。いくつかの実施形態では、制御回路304は、メモリ(すなわち、記憶308)に記憶されたメディアガイドアプリケーションに対する命令を実行する。具体的には、制御回路304は、メディアガイドアプリケーションによって、前述および後述の機能を行うように命令されてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、制御回路304に、メディアガイド表示を生成するための命令を提供してもよい。いくつかの実装では、制御回路304によって行われるいかなるアクションも、メディアガイドアプリケーションから受信した命令に基づいてもよい。
【0036】
クライアントサーバに基づく実施形態では、制御回路304は、ガイドアプリケーションサーバもしくは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含んでもよい。前述の機能性を実施するための命令は、ガイドアプリケーションサーバ上に記憶されてもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、イーサネット(登録商標)カード、または他の機器との通信用無線モデム、または任意の他の好適な通信回路を含んでもよい。そのような通信は、インターネットもしくは任意の他の好適な通信ネットワークまたはパスを伴ってもよい(図4に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0037】
制御回路はまた、顔判定、脳波情報、体温判定、心拍数判定、臭い判定、香り判定、身体形状判定、音声判定、言語判定、挙動判定、任意の他の好適なバイオメトリック判定技法、または任意のそれらの組み合わせ等の任意の好適なバイオメトリック判定技法を使用することによって、ユーザまたは複数のユーザに任意の肯定アクションを行うことを要求せずに、ユーザまたは複数のユーザを検出および/または識別するために使用され得る、検出回路320に命令してもよい。
【0038】
検出回路320は、監視構成要素316および電力管理ユニット318を含んでもよい。監視構成要素316は、ユーザのアクティビティタイプ(例えば、バイオメトリック状態、場所、または脳波情報)を監視するために、1つまたはそれを上回る構成要素(例えば、EEG、EMG、パルスオキシメータ等)を含んでもよい。本明細書に参照されるように、「場所」は、地理的座標、方向のベクトル、所在地住所、建物の名前、または任意の他の好適な識別子等の位置の任意の相対的または絶対的識別子を指す。例えば、場所は、地理的座標系(例えば、緯度または経度)における座標または全地球測位システム(GPS)によって示されてもよい。
【0039】
監視構成要素316は、いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーション(および制御回路304)が実装されるデバイスと通信する、別個のデバイス上に位置してもよいことに留意されたい。例えば、いくつかの実施形態では、監視構成要素316は、通信ネットワーク(例えば、通信ネットワーク414(図4))を介して、デバイス300と通信してもよい。いくつかの実施形態では、監視構成要素316は、装着式デバイス(例えば、リストバンド、ヘッドバンド、腕時計等)であってもよい。
【0040】
マイクロホンおよび音声認識を使用して、制御回路304は、音声認識、言語判定、または音声識別を通して、その声道の物理的特性に基づいて、ユーザを検出または識別してもよい。音源およびマイクロホンのアレイを使用して、制御回路304は、IR光を参照して前述の飛行時間方法に類似する、音響局在化を通して、バイオメトリックデバイスを囲繞するエリアの形状についての情報を判定してもよい。例えば、音源は、マイクロホンのアレイの近傍に位置してもよい。音源から広まる音は、源から離れるような波面として伝搬し得る。波面が物体に衝突するにつれて、波面の一部は、音源およびマイクロホンのアレイに向かって反射され得る。物体の位置に応じて、反射された音は、異なる時間にマイクロホンに到達し得る。例えば、反射された音は、より遠いマイクロホンより短い時間でより近いマイクロホンに到着し得る。種々のマイクロホンにおける到着時間の時間または位相差異、音の総進行時間、およびマイクロホンの位置に基づいて、空間エリアマップを生成することが可能となり得る。物体の場所は、音響局在化を介して生成される空間エリアマップ、IR飛行時間、任意の他の好適なマッピング方法、または任意のそれらの組み合わせに基づいて判定されてもよい。種々のバイオメトリック技法およびデバイスは、単独で、または組み合わせて使用され、ユーザをより正確に識別または検出するために、相互に補足してもよいことを理解されたい。
【0041】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザから受信される口頭コマンドまたは口頭入力に応答してもよい。制御回路304は、ユーザからの口頭入力を処理するための音素エンコーダを伴う、音声認識エンジンまたは回路を含んでもよい。いくつかの実装では、ヒト言語音(例えば、発話)が、1つまたはそれを上回るマイクロホンを用いて、受信され、制御回路304の音素エンコーダに提供されてもよい。音素エンコーダは、音素表現を使用して、音を音の機械表現に変換してもよい。一実施形態では、機械表現は、音素の米国規格協会によって定められた情報交換用の標準コード(ASCII)表現として見なされる、または英数字値のシーケンスと見なされ得る同等物であってもよい。一実施形態では、機械表現は、国際音声記号(IPA)からの記号および/またはコンピュータデバイス内における使用のために適合された拡張セットを採用してもよい。
【0042】
本明細書で使用されるように、用語「音素」は、ヒト言語音または発話の物理的表現を指す。さらに、音素は、単語または語句内のその位置から独立した言語の音の表現である。したがって、音素は、可能性として考えられる最も中立的形態における音を指す。音素の種々の表記表現は、当技術分野において公知であって、したがって、事実上、任意の表現が、本開示によって使用されてもよい。例えば、一実施形態では、音素は、国際音声記号(IPA)、米国規格協会によって定められた情報交換用の標準コード(ASCII)フォーマット、または同等物において採用されるような英数字記号によって表されてもよい。しかしながら、前述のように、本開示は、本機構に限定されず、その他も、使用されてもよい。本明細書で使用されるように、用語「単語」は、1つまたはそれを上回る音素シーケンスに合致する、発話または表記の単一の固有の有意義要素を指す。
【0043】
制御回路304は、検出された音素シーケンスと、各音素シーケンスを対応する言語にマップするデータベース(図示せず)を相互参照してもよい。音素シーケンスとデータベースを相互参照するプロセスは、ユーザから受信された複数の発話と関連付けられた言語を判定するために使用されてもよい。発話がその対応する言語にマップされた後、出力は、さらなる処理のために、メディアガイドアプリケーションに提供されてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、識別された言語(受信された発話に対応する)を処理し、推奨を生成する、表示のために、識別された言語に対応する言語においてコンテンツを複数のユーザに伝送するコンテンツソースの表現を生成する、ユーザが加入するコンテンツソースのデータベースを相互参照して、識別された言語に対応する言語フィールドと関連付けられたコンテンツソースを識別する、広告を行う、検索クエリを行う、ウェブサイトをロードする、または識別された言語に対応する任意の他のコマンドを行ってもよい。
【0044】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、ユーザから複数の発話を含む口頭入力を受信してもよい。各発話は、ユーザによって話される特定の単語に対応し得る。典型的には、発話は、短い沈黙の瞬間によって相互から分離される。発話の受信に応答して、制御回路304は、発話を音素シーケンスにエンコードしてもよい。例えば、制御回路304は、IPAまたはある他の均等デジタル表現を使用して、各発話をエンコードしてもよい。制御回路304は、IPAを使用して各音素シーケンスを記憶308内に記憶してもよい。IPA音声学的エンコーディングの使用に加え、任意の他のタイプの音声学的エンコーディングまたは表現システムも、使用されることができる(例えば、SAMPA、X-SAMPA、Arpabet、extlPA、Kirshenbaum等)。
【0045】
制御回路304は、発話毎に記憶されたIPAを音素データベースと相互参照し、対応する言語を識別してもよい。データベースは、ローカルデータベースまたは遠隔データベースであってもよい。データベースが遠隔にあるとき、制御回路304は、音素シーケンスまたはIPAをサーバに通信してもよく、これは、次いで、制御回路304に、音素シーケンスに合致する対応する言語を返してもよい。
【0046】
制御回路304は、継続的または周期的に、マイクロホンから受信される口頭入力を監視し、対応する言語を判定してもよい。制御回路304は、所与の言語に対応する口頭入力の持続時間を測定してもよい。制御回路304は、記憶308内に、所与の間隔(例えば、その寿命、数日、または数ヶ月)にわたって受信される全ての異なる言語の一覧を記憶してもよい。加えて、制御回路304は、言語毎に、口頭入力の総持続時間を示してもよい。故に、記憶308は、所与の世帯(例えば、ユーザの家庭)に関して、ある言語が別の言語と比較して話される頻度を識別してもよい。すなわち、記憶308内に記憶された第2の言語の第2の持続時間を上回る第1の持続時間を伴う、記憶308内に記憶された第1の言語は、第1の言語が第2の言語より頻繁に世帯内で話されることを示し得る。
【0047】
メモリは、制御回路304の一部である、記憶308として提供される、電子記憶デバイスであってもよい。本明細書で参照されるように、語句「電子記憶デバイス」または「記憶デバイス」とは、ランダム-アクセスメモリ、読取専用メモリ、ハードドライブ、光学ドライブ、デジタルビデオディスク(DVD)レコーダ、コンパクトディスク(CD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標)ディスク(BD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標) 3Dディスクレコーダ、デジタルビデオレコーダ(DVR(パーソナルビデオレコーダと呼ばれる場合もある)、またはPVR)、固体デバイス、量子記憶デバイス、ゲームコンソール、ゲームメディア、もしくは任意の他の好適な固定またはリムーバブル記憶デバイス、および/または任意のそれらの組み合わせ等の電子データ、コンピュータソフトウェア、またはファームウェアを記憶するための任意のデバイスを意味することを理解されたい。記憶308は、本明細書に説明される種々のタイプのコンテンツ、ならびに前述のメディアガイドデータを記憶するために使用されてもよい。例えば、記憶308は、音素と言語を関連付ける、音素データベースを記憶するために使用されてもよい。音素データベースは、複数のエントリを含んでもよい。各エントリは、音素シーケンスフィールドおよび対応する言語フィールドを含んでもよい。音素シーケンスフィールドは、受信される発話を表す音素のセットを識別してもよく、言語フィールドは、音素シーケンスに合致する言語を識別してもよい。非揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。図4に関連して説明される、クラウドベースの記憶が、記憶308を補完するために使用される、または記憶308の代わりに使用されてもよい。
【0048】
制御回路304は、1つまたはそれを上回るアナログチューナ、1つまたはそれを上回るMPEG-2デコーダ、または他のデジタル復号回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調もしくはビデオ回路、もしくはそのような回路の組み合わせ等のビデオ生成回路および同調回路を含んでもよい。符号化回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。制御回路304はまた、コンテンツをユーザ機器300の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーラ回路を含んでもよい。回路304はまた、デジタルおよびアナログ信号間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路およびアナログからデジタルへの変換回路を含んでもよい。同調および符号化回路は、コンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器デバイスによって使用されてもよい。同調および符号化回路はまた、ガイドデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、符号化、復号、暗号化、解読、スケーラ、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書に説明される回路は、1つまたはそれを上回る汎用または特殊プロセッサ上で起動するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶308が、ユーザ機器300とは別のデバイスとして提供される場合、同調および符号化回路(複数のチューナを含む)は、記憶308と関連付けられてもよい。
【0049】
ユーザは、ユーザ入力インターフェース310を使用して、命令を制御回路304に送信してもよい。ユーザ入力インターフェース310は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、マイクロホン、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。ディスプレイ312は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス300の他の要素と統合してもよい。例えば、ディスプレイ312は、タッチスクリーンまたはタッチセンサ式表示であってもよい。そのような状況では、ユーザ入力インターフェース312は、ディスプレイ312と統合される、または組み合わせられてもよい。ディスプレイ312は、モニタ、テレビ、モバイルデバイスのための液晶ディスプレイ(LCD)、非晶質シリコンディスプレイ、低温ポリシリコンディスプレイ、電子インクディスプレイ、電気泳動ディスプレイ、アクティブマトリクスディスプレイ、エレクトロウェッティングディスプレイ、電気流体ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、エレクトロルミネセントディスプレイ、プラズマ表示パネル、高性能アドレッシングディスプレイ、薄膜トランジスタディスプレイ、有機発光ダイオードディスプレイ、表面伝導型電子放出素子ディスプレイ(SED)、レーザテレビ、カーボンナノチューブ、量子ドットディスプレイ、干渉変調器ディスプレイ、または視覚的画像を表示するための任意の他の好適な機器のうちの1つまたはそれを上回るものであってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ312は、HDTV対応型であってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ312は、3D表示であってもよく、双方向メディアガイドアプリケーションおよび任意の好適なコンテンツは、3Dで表示されてもよい。ビデオカードまたはグラフィックカードは、出力をディスプレイ312に生成してもよい。ビデオカードは、3Dシーンおよび2Dグラフィックのレンダリング加速、MPEG-2/MPEG-4復号、TV出力、または複数のモニタを接続する能力等の種々の機能をもたらしてもよい。ビデオカードは、制御回路304に関連する前述の任意の処理回路であってもよい。ビデオカードは、制御回路304と統合されてもよい。スピーカ314は、ユーザ機器デバイス300の他の要素との統合として提供されてもよく、または独立型ユニットであってもよい。ディスプレイ312上に表示されるビデオおよび他のコンテンツのオーディオ構成要素は、スピーカ314を通して再生されてもよい。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ314を介して音声を処理および出力する、受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0050】
ガイドアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装されてもよい。例えば、それは、ユーザ機器デバイス300上で完全に実装される、独立型アプリケーションであってもよい。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され(例えば、記憶308内に)、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、帯域外フィードから、インターネットリソースから、または別の好適なアプローチを使用して)。制御回路304は、記憶308からアプリケーションの命令を読み出し、本明細書で論じられる表示のいずれかを生成するための命令を処理してもよい。処理された命令に基づいて、制御回路304は、入力が入力インターフェース310から受信されるときに行うアクションを判定してもよい。例えば、表示上のカーソルの上/下への移動は、入力インターフェース310が上/下ボタンが選択されたことを示すとき、処理された命令によって示されてもよい。
【0051】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアントサーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス300上に実装される、シックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス300の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアントサーバベースのガイドアプリケーションの一実施例では、制御回路304は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈する、ウェブブラウザを実行する。例えば、遠隔サーバは、記憶デバイス内にアプリケーションのための命令を記憶してもよい。遠隔サーバは、回路(例えば、制御回路304)を使用して、記憶された命令を処理し、前述および後述の表示を生成してもよい。クライアントデバイスは、遠隔サーバによって生成される表示を受信してもよく、表示のコンテンツを機器デバイス300上でローカルに表示してもよい。このように、命令の処理は、サーバによって遠隔で行われる一方、結果として生じる表示は、機器デバイス300上にローカルに提供される。機器デバイス300は、入力インターフェース310を介して、ユーザからの入力を受信し、対応する表示を処理および生成するために、それらの入力を遠隔サーバに伝送してもよい。例えば、機器デバイス300は、上/下ボタンが入力インターフェース310を介して選択されたことを示す、通信を遠隔サーバに伝送してもよい。遠隔サーバは、その入力に従って命令を処理し、入力に対応するアプリケーションの表示を生成してもよい(例えば、カーソルを上/下に移動させる表示)。生成された表示は、次いで、ユーザへの提示のために、機器デバイス300に伝送される。
【0052】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路304によって起動される)によって、ダウンロードされ、解釈または別様に起動される。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)で符号化され、好適なフィードの一部として制御回路304によって受信され、制御回路304上で起動するユーザエージェントによって解釈されてもよい。例えば、ガイドアプリケーションは、EBIFアプリケーションであってもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、制御回路304によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および起動される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義されてもよい。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG-2または他のデジタルメディア符号化スキームを採用するもの)では、ガイドアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG-2オブジェクトカルーセルにおいて符号化および伝送されてもよい。
【0053】
図3のユーザ機器デバイス300は、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線ユーザ通信デバイス406、または非携帯型ゲーム機等のコンテンツにアクセスするために好適な任意の他のタイプのユーザ機器として、図4のシステム400に実装することができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと称されてもよく、前述のユーザ機器デバイスに実質的に類似してもよい。メディアガイドアプリケーションが実装され得る、ユーザ機器デバイスは、独立型デバイス(例えば、集合的に、世帯の一部であってもよい)として機能してもよく、またはデバイスのネットワークの一部であってもよい。デバイスの種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に論じられる。
【0054】
図3に関連して前述のシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用する、ユーザ機器デバイスは、単に、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、または無線ユーザ通信デバイス406として分類されなくてもよい。例えば、ユーザテレビ機器402は、いくつかのユーザコンピュータ機器404のように、インターネットコンテンツへのアクセスを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器404は、いくつかのテレビ機器402のように、テレビ番組へのアクセスを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイドアプリケーションはまた、種々の異なるタイプのユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせられてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器404上では、ガイドアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の実施例では、ガイドアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス406用に縮小されてもよい。
【0055】
システム400では、典型的には、各タイプのユーザ機器デバイスが1つを上回って存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが図4に示されている。加えて、各ユーザは、1つを上回るタイプのユーザ機器デバイスと、また、各タイプのユーザ機器デバイスのうちの1つを上回るものとを利用してもよい。
【0056】
いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス(例えば、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線ユーザ通信デバイス406)は、「第2の画面デバイス」と称されてもよい。第2の画面デバイス上に提示されるコンテンツは、第1のデバイス上に提示されるコンテンツを補完する、任意の好適なコンテンツであってもよい。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、第1のデバイスの設定および表示選好を調節するためのインターフェースを提供する。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、他の第2の画面デバイスと相互作用する、またはソーシャルネットワークと相互作用するために構成される。第2の画面デバイスは、第1のデバイスと同一の部屋内に、第1のデバイスと異なる部屋であるが同一の家または建物内に、または第1のデバイスと異なる建物内に位置することができる。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、口頭入力を第1のデバイスに提供してもよい。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、音声認識またはASRを行うことができず、単に、ユーザから受信される発話を第1のデバイスに送信する、シンクライアントであってもよい。第1のデバイスは、ASRを第2の画面デバイスを用いて、受信される発話に行うための能力を含んでもよい。そのような場合、第1のデバイスは、ローカルまたは遠隔サーバであってもよい。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、ASRを受信される発話に行うための完全能力を含んでもよく、さらなる処理のために、対応する言語を第1のデバイスに伝送してもよい(必要に応じて)。
【0057】
ユーザはまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を設定してもよい。設定は、本明細書に説明される設定、ならびにお気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイドアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、言語、および他の望ましいガイド設定を含む。例えば、ユーザが、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.allrovi.comの上で、チャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望に応じて、同一のチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびにユーザのモバイルデバイス上でお気に入りとして表示される。したがって、同一のまたは異なるタイプのユーザ機器デバイスであるかどうかにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイド体験を変更することができる。さらに、行われる変更は、ユーザによる設定入力、ならびにガイドアプリケーションによって監視されるユーザ活動に基づいてもよい。
【0058】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414に結合されてもよい。すなわち、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線ユーザ通信デバイス406は、それぞれ、通信パス408、410、および412を介して、通信ネットワーク414に結合される。通信ネットワーク414は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルボイスまたはデータネットワーク(例えば、4G、XLTE、またはLTEネットワーク))、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他のタイプの通信ネットワーク、もしくは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つまたはそれを上回るネットワークであってもよい。パス408、410、412、および412は、別個または一緒に、衛星パス、光ファイバパス、ケーブルパス、インターネット通信をサポートするパス(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、もしくは任意の他の好適な有線または無線通信パス、もしくはそのようなパスの組み合わせ等、1つまたはそれを上回る通信パスを含んでもよい。パス412は、図4に示された例示的実施形態において、無線パスであることを示すように破線で描かれ、無線パス408および410は、有線パスであることを示すように実線で描かれている(しかし、これらのパスは、所望に応じて、無線パスであってもよい)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信パスのうちの1つまたはそれを上回るものによって提供されてもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。
【0059】
通信パスは、ユーザ機器デバイスの間には描かれていないが、これらのデバイスは、パス408、410、および412に関連して上記で説明されるもの、ならびにUSBケーブル、IEEE1394ケーブル、無線パス(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE802-11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信パス、もしくは有線または無線パスを介した他の短距離通信等の通信パスを介して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth(登録商標) SIG, INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク414を介した間接的パスを通して、直接相互に通信してもよい。
【0060】
システム400は、それぞれ、通信パス420および422を介して、通信ネットワーク414に結合される、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418を含む。パス420および422は、パス408、410、および412に関して上記で説明される通信パスのうちのいずれかを含んでもよい。コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418との通信は、1つまたはそれを上回る通信パスを介して交信されてもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。加えて、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418のそれぞれが1つを上回ってあってもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが示されている。(これらのソースのそれぞれの異なるタイプを以下で論じる)。所望に応じて、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418は、1つのソースデバイスとして統合されてもよい。ソース416および418と、ユーザ機器デバイス402、404、および406との間の通信は、通信ネットワーク414を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態では、ソース416および418は、パス408、410、および412に関連して上記で説明されるもの等の通信パス(図示せず)を介して、ユーザ機器デバイス402、404、および406と直接通信してもよい。
【0061】
コンテンツソース416は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のコンテンツプロバイダを含む、1つまたはそれを上回るタイプのコンテンツ配信機器を含んでもよい。NBCは、National Broadcasting Company, Inc.によって所有される商標であり、ABCは、American Broadcasting Company, INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。コンテンツソース416は、コンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のコンテンツのインターネットプロバイダ等)。コンテンツソース416は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、オーバーザトップコンテンツプロバイダ、または他のコンテンツのプロバイダを含んでもよい。コンテンツソース416はまた、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある、異なるタイプのコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。コンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2010年7月20日出願のEllisらの米国特許出願第7,761,892号に関連して、さらに詳細に論じられている。
【0062】
メディアガイドデータソース418は、前述のメディアガイドデータ等のメディアガイドデータを提供してもよい。メディアガイドデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、データフィード(例えば、継続フィードまたはトリクルフィード)を介して、番組ガイドデータを受信する、独立型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジューリングデータおよび他のガイドデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上で、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジューリングデータおよび他のメディアガイドデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。
【0063】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータソース418からのガイドデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザの機器に提供されてもよい。例えば、ユーザ機器デバイスは、メディアガイドデータをサーバからプルしてもよく、またはサーバは、メディアガイドデータをユーザ機器デバイスにプッシュしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの機器上に常駐するガイドアプリケーションクライアントは、必要に応じて、例えば、ガイドデータが、古くなっているとき、またはユーザ機器デバイスが、データを受信するための要求をユーザから受信するとき、ソース418とセッションを開始し、ガイドデータを取得してもよい。メディアガイドは、任意の好適な頻度で(例えば、継続的に、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応じて等)ユーザ機器に提供されてもよい。メディアガイドデータソース418は、ユーザ機器デバイス402、404、および406に、メディアガイドアプリケーション自体、またはメディアガイドアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0064】
メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶308内に記憶され、ユーザ機器デバイス300の制御回路304によって実行され得る、ソフトウェアまたはセットの実行可能命令として実装されてもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアント-サーバアプリケーションであってもよく、その場合、クライアントアプリケーションのみ、ユーザ機器デバイス上に常駐し、サーバアプリケーションは、遠隔サーバ上に常駐する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、部分的に、ユーザ機器デバイス300の制御回路304上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上で、遠隔サーバの制御回路上で起動するサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイドデータソース418)、実装されてもよい。遠隔サーバの制御回路(例えば、メディアガイドデータソース418)によって実行されると、メディアガイドアプリケーションは、制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成し、生成された表示をユーザ機器デバイスに伝送するように命令してもよい。サーバアプリケーションは、メディアガイドデータソース418の制御回路に、ユーザ機器上での記憶のためのデータを伝送するように命令してもよい。クライアントアプリケーションは、受信用ユーザ機器の制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成し、口頭入力を処理するように命令してもよい。
【0065】
ユーザ機器デバイス402、404、および406に配信されるコンテンツおよび/またはメディアガイドデータは、オーバーザトップ(OTT)コンテンツであってもよい。OTTコンテンツ配信は、前述の任意のユーザ機器デバイスを含む、インターネット対応型ユーザデバイスが、ケーブルまたは衛星接続を経由して受信されるコンテンツに加え、前述の任意のコンテンツを含む、インターネットを経由して転送されるコンテンツを受信することを可能にする。OTTコンテンツは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって提供されるインターネット接続を介して配信されるが、第三者も、コンテンツを配信する。ISPは、視聴能力、著作権、またはコンテンツの再配信に関与していなくてもよく、OTTコンテンツプロバイダによって提供されるIPパケットのみ転送してもよい。OTTコンテンツプロバイダの実施例として、IPパケットを介して、オーディオおよびビデオを提供する、YOUTUBE(登録商標)、NETFLIX、およびHULUが挙げられる。Youtubeは、Google Inc.によって所有される商標であり、Netflixは、Netflix, Inc.によって所有される商標であり、Huluは、Hulu, LLC.によって所有される商標である。OTTコンテンツプロバイダは、加えて、または代替として、前述のメディアガイドデータを提供してもよい。コンテンツおよび/またはメディアガイドデータに加え、OTTコンテンツのプロバイダは、メディアガイドアプリケーション(例えば、ウェブベースのアプリケーションまたはクラウドベースのアプリケーション)を配信することができ、またはコンテンツは、ユーザ機器デバイス上に記憶されるメディアガイドアプリケーションによって表示されることができる。
【0066】
メディアガイドシステム400は、いくつかのアプローチまたはネットワーク構成を例証することを意図しており、これによって、ユーザ機器デバイスならびにコンテンツおよびガイドデータのソースは、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを提供する目的で、相互に通信してもよい。本明細書に説明される実施形態は、これらのアプローチの任意の1つまたは一部において、またはコンテンツを配信し、メディアガイドを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の4つのアプローチは、図4の汎用実施例の具体的例証を提供する。
【0067】
あるアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似デバイスを通した間接パスを介して、もしくは通信ネットワーク414を介して、直接相互に通信することができる。1つの家庭内の複数の個人のそれぞれが、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作してもよい。結果として、種々のメディアガイド情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましくあり得る。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、ユーザが一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持することが望ましくあり得る。ホームネットワーク内の異なるタイプのユーザ機器デバイスがまた、相互に通信し、コンテンツを伝送してもよい。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにコンテンツを伝送してもよい。
【0068】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数のタイプのユーザ機器を有してもよく、これによって、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。ユーザは、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイドアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御してもよい。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、もしくはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイドアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、またはユーザの家庭内機器上のメディアガイドアプリケーションと通信することによって、ユーザの機器を制御してもよい。ユーザ機器デバイスが相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、Ellisらの2011年10月25日発行の米国特許第8,046,801号で論じられている。
【0069】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスのユーザは、コンテンツソース416と直接通信し、コンテンツにアクセスするために、そのメディアガイドアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器402およびユーザコンピュータ機器404のユーザは、メディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。ユーザはまた、無線ユーザ通信デバイス406を使用して、家庭外のメディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。
【0070】
第4のアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、クラウドコンピューティング環境内で操作し、クラウドサービスにアクセスしてもよい。クラウドコンピューティング環境では、コンテンツ共有、記憶、または配信のための種々のタイプのコンピューティングサービス(例えば、ビデオ共有サイトまたはソーシャルネットワーキングサイト)が、「クラウド」と称される、ネットワーク-アクセス可能コンピューティングおよび記憶リソースの集合によって提供される。例えば、クラウドは、ネットワークを介して接続される、種々のタイプのユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービス、例えば、通信ネットワーク414を介したインターネットを提供する、中央または分散場所に位置し得る、サーバコンピューティングデバイスの集合を含むことができる。これらのクラウドリソースは、1つまたはそれを上回るコンテンツソース416および1つまたはそれを上回るメディアガイドデータソース418を含んでもよい。加えて、または代替として、遠隔コンピューティングサイトは、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線ユーザ通信デバイス406等の他のユーザ機器デバイスを含んでもよい。例えば、他のユーザ機器デバイスは、ビデオの記憶されたコピーまたはストリーミングされたビデオへのアクセスを提供してもよい。そのような実施形態では、ユーザ機器デバイスは、中心サーバと通信せずに、ピアツーピア様式で操作してもよい。
【0071】
クラウドは、ユーザ機器デバイスのために、他の実施例の中でもとりわけ、コンテンツ記憶、コンテンツ共有、またはソーシャルネットワーキングサービス等のサービスへのアクセス、ならびに前述の任意のコンテンツへのアクセスを提供する。サービスは、クラウドコンピューティングサービスプロバイダを通して、またはオンラインサービスの他のプロバイダを通して、クラウド内で提供されることができる。例えば、クラウドベースのサービスは、コンテンツ記憶サービス、コンテンツ共有サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、または他のサービスを含むことができ、それを介して、ユーザ供給コンテンツは、接続されたデバイス上の他者によって視聴するために配信される。これらのクラウドベースのサービスは、ユーザ機器デバイスが、コンテンツをローカルに記憶し、ローカルに記憶されたコンテンツにアクセスするのではなく、コンテンツをクラウドに記憶し、コンテンツをクラウドから受信することを可能にしてもよい。
【0072】
ユーザは、カムコーダ、ビデオモード付きデジタルカメラ、オーディオレコーダ、携帯電話、およびハンドヘルドコンピューティングデバイス等の種々のコンテンツ捕捉デバイスを使用して、コンテンツを録画してもよい。ユーザは、直接、例えば、ユーザコンピュータ機器404から、またはコンテンツ捕捉特徴を有する、無線ユーザ通信デバイス406からのいずれかにおいて、クラウド上のコンテンツ記憶サービスにコンテンツをアップロードすることができる。代替として、ユーザは、最初に、コンテンツをユーザコンピュータ機器404等のユーザ機器デバイスに転送することができる。コンテンツを記憶するユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414上のデータ伝送サービスを使用して、コンテンツをクラウドにアップロードしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス自体が、クラウドリソースであって、他のユーザ機器デバイスが、直接、ユーザがコンテンツを記憶したユーザ機器デバイスから、コンテンツにアクセスすることができる。
【0073】
クラウドリソースは、例えば、ウェブブラウザ、メディアガイドアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、および/またはそれらのアクセスアプリケーションの任意の組み合わせを使用して、ユーザ機器デバイスによってアクセスされてもよい。ユーザ機器デバイスは、アプリケーション配信のために、クラウドコンピューティングに依拠する、クラウドクライアントであってもよく、またはユーザ機器デバイスは、クラウドリソースにアクセスせずに、いくつかの機能性を有してもよい。例えば、ユーザ機器デバイス上で起動するいくつかのアプリケーションは、クラウドアプリケーション、すなわち、インターネットを経由して、サービスとして配信されるアプリケーションであってもよい一方、他のアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上に記憶され、起動されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザデバイスは、コンテンツを複数のクラウドリソースから同時に受信してもよい。例えば、ユーザデバイスは、オーディオを1つのクラウドリソースからストリーミングする一方、コンテンツを第2のクラウドリソースからダウンロードすることができる。または、ユーザデバイスは、より効率的ダウンロードのために、コンテンツを複数のクラウドリソースからダウンロードすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、図3に関連して説明される処理回路によって行われる処理操作等の処理操作のために、クラウドリソースを使用することができる。
【0074】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、記憶308内に記憶された言語を処理し、その言語に対応するコンテンツを識別してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、所与の時間フレーム内の世帯内で話される全言語を識別してもよい。メディアガイドアプリケーションは、世帯内で話される言語または複数の言語におけるコンテンツを含む、コンテンツおよび/またはコンテンツソースを検索してもよい。メディアガイドアプリケーションは、言語のうちの所与の1つのユーザ選択に基づいて、または、世帯内で最も頻繁に話される言語に基づいて自動的に、世帯内で話される言語に対応するコンテンツを提示してもよい。
【0075】
図5は、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面500を示す。画面500は、現在ユーザ機器300によってアクセスされているメディアアセット510と、世帯内で話されている言語のオーバーレイ520とを含む。
【0076】
メディアガイドアプリケーションは、世帯内で話される言語の一覧を閲覧するためのユーザ要求を受信してもよい。ユーザに要求に応答して、メディアガイドアプリケーションは、記憶308から、世帯内で話される言語の一覧を読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、言語が話される頻度に基づいて、一覧をソートしてもよい。具体的には、メディアガイドアプリケーションは、対応する持続時間フィールドに基づいて、言語の一覧をソートしてもよい。その結果、最も頻繁に話される、または最長持続時間を伴う、言語は、一覧の上位に置かれてもよい。メディアガイドアプリケーションは、言語の一覧を言語の双方向一覧522として提示してもよい。
【0077】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、3つの異なる言語が世帯内で経時的に話されていることを判定し、故に、全3つの言語の言語の双方向一覧522において表現を表示してもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、現在提示されているメディアアセット510の言語フィールドを読み出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセット510と関連付けられたメディアガイドデータから、メディアアセット510が第1の言語(例えば、英語)で受信および提示されていることのインジケーションを読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、第1の言語が世帯内で話される言語の一覧内に含まれるかどうかを判定してもよい。第1の言語が世帯内で話される言語の一覧に含まれることの判定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、第1の言語をオーバーレイ520内でユーザに提示される言語の一覧から除外してもよい。これは、ユーザが、現在受信されているコンテンツの言語と異なり、世帯内で話される言語である、言語を選択することを可能にする。
【0078】
世帯内で話される言語を判定するためのプロセスは、制御回路304による1人またはそれを上回るユーザからの口頭入力の経時的(例えば、その寿命、数週間、数ヶ月、数年等)処理に基づいて行われてもよい。制御回路304は、口頭入力の音素を処理し、口頭入力の対応する言語および持続時間を識別してもよい。制御回路304は、記憶304内に記憶された言語の一覧内の言語および持続時間を記憶してもよい。いくつかの実装では、所与の言語が記憶308内に記憶された言語の一覧内にすでに含まれる場合、制御回路304は、言語の対応する持続時間フィールドを最近算出された持続時間だけインクリメントしてもよい。
【0079】
例えば、3つの言語(例えば、ヒンディー語、スペイン語、およびフランス語)が、世帯内で互換的に話されている場合、制御回路304は、最初に、全3つの言語に関する言語および持続時間を有し得る。後のある時点で、ユーザからの口頭入力が、受信され、以前に判定された言語のうちの1つ(例えば、ヒンディー語)に対応すると判定される場合、制御回路304は、最近の口頭入力の持続時間を算出し、以前に記憶された言語の持続時間を最近算出された量だけインクリメントしてもよい。具体的には、言語「ヒンディー語」は、35分の持続時間と関連付けられ得る。最近、制御回路304は、5分の持続時間を有し、言語「ヒンディー語」に対応する口頭入力が受信されたことを判定し得る。その結果、制御回路304は、記憶308内の言語「ヒンディー語」の持続時間を40分までインクリメントし得る。
【0080】
メディアガイドアプリケーションは、双方向一覧522の言語のうちの1つのユーザ選択を受信してもよい。例えば、ユーザは、ディスプレイ上の一覧522内に表示される所与の言語を物理的にタップしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、次いで、ユーザが一覧をタップした領域に対応する言語を選択してもよい。代替として、ハイライト領域またはカーソル(図示せず)が、一覧522内の所与の言語上に提示されてもよい。ハイライト領域を移動させるユーザコマンド(例えば、上または下)の受信に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ハイライト領域(またはカーソル)を示される方向にナビゲートし、一覧522内の別の言語(例えば、ヒンディー語)をハイライトしてもよい。ユーザが(例えば、遠隔制御上の)OKボタンを選択すると、メディアガイドアプリケーションは、一覧522内のハイライトされた言語のユーザ選択を受信してもよい。一覧522内の所与の言語のユーザ選択の受信に応答して、メディアガイドアプリケーションは、選択された言語に対応するコンテンツまたはコンテンツソースの一覧を提示してもよい。
【0081】
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するために使用され得る、例証的ディスプレイ画面600を示す。画面600は、ユーザ機器300によって現在アクセスされているメディアアセット510と、世帯内で話される言語のうちの選択された1つに対応するコンテンツのオーバーレイ610とを含む。
【0082】
メディアガイドアプリケーションは、コンテンツソースデータベース内の言語フィールドを検索し、ユーザ選択された言語に対応する言語フィールドを有するコンテンツソースを識別してもよい。具体的には、メディアガイドアプリケーションは、一覧522(図5)からの言語のユーザ選択の受信に応答して、ユーザによって選択された言語を記憶してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザによって選択された記憶された言語とコンテンツソースデータベースを相互参照し、ユーザ選択に対応する言語フィールドと関連付けられたコンテンツソースを識別してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザによって選択された記憶された言語とコンテンツソースデータベースを相互参照し、ユーザ選択された言語と同一である言語フィールド値と関連付けられたコンテンツソースを識別してもよい。データベース内に記憶されたコンテンツソース毎の言語フィールドは、コンテンツソースによって提供されるコンテンツの言語を示してもよい。いくつかの実施形態では、コンテンツソースは、コンテンツを複数の言語で経時的に提供してもよい(例えば、朝はスペイン語で、夜は英語で)。そのような状況では、言語フィールドは、コンテンツが対応する言語で提供される時のインジケーションとともに両言語を含んでもよい。メディアガイドアプリケーションは、所与のコンテンツソースのための現在の時間と関連付けられた言語フィールドがユーザ選択された言語に対応するかどうかを判定するために現在の時間を使用してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ選択された言語に対応する言語フィールドを有するコンテンツソースの一覧を生成および記憶してもよい。
【0083】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、世帯またはユーザと関連付けられた加入プランを読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、世帯またはユーザと関連付けられた加入プランに基づいて、一覧内に記憶されたコンテンツソースの一部を選択してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶されたコンテンツソース一覧から、ユーザまたは世帯の加入プラン内に同様に含まれない任意のコンテンツソースを除外してもよい。代替として、メディアガイドアプリケーションは、記憶されたコンテンツソース一覧から、ユーザまたは世帯の加入プラン内に同様に含まれる任意のコンテンツソースを除外してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ選択された言語に対応する言語フィールドを有し、ユーザが加入されていない、コンテンツソースを広告してもよい。
【0084】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、一覧内に記憶された各コンテンツソースと関連付けられた人気度値を読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、各コンテンツソースと関連付けられた人気度値に基づいて、一覧内に記憶されたコンテンツソースの一部を選択してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶されたコンテンツソース一覧から、所定の閾値未満の人気度値を有する任意のコンテンツソースを除外してもよい。代替として、メディアガイドアプリケーションは、記憶されたコンテンツソース一覧から、所定の閾値を超える人気度値を有する任意のコンテンツソースを除外してもよい。メディアガイドアプリケーションは、コンテンツソースと関連付けられた人気度値に基づいて、コンテンツソースの一覧をソートしてもよい。例えば、より高い人気度値と関連付けられたコンテンツソースは、一覧の上位に置かれてもよい一方、より低い人気度値と関連付けられたコンテンツソースは、一覧の下位に置かれてもよい。
【0085】
オーバーレイ610は、ユーザに、(例えば、画面500から)ユーザが選択した言語を示してもよい。オーバーレイ610は、コンテンツソース領域と、現在の番組領域620とを含んでもよい。コンテンツソース領域は、コンテンツソースロゴ612と、コンテンツソース名614とを含んでもよい。コンテンツソース領域は、ユーザ選択された言語に対応する言語フィールドを有するコンテンツソースに関するデータベースの相互参照または検索の結果に基づいて、メディアガイドアプリケーションによってポピュレートされてもよい。具体的には、コンテンツソース領域は、コンテンツソースの記憶および/またはソートされた一覧を使用して、メディアガイドアプリケーションによってポピュレートされてもよい。コンテンツソース領域内のコンテンツソースは、対応するコンテンツソースが世帯またはユーザと関連付けられた加入プラン内にあるかどうかのインジケーションを含んでもよい。いくつかの実装では、インジケーションは、コンテンツソースが世帯またはユーザと関連付けられた加入プラン内に含まれない場合、コンテンツソースへのアクセスと関連付けられたコストを含んでもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、世帯またはユーザと関連付けられた加入プラン内に含まれるコンテンツソース領域内のコンテンツソースと、世帯またはユーザと関連付けられた加入プラン内に含まれないコンテンツソース領域内のコンテンツソースを視覚的に区別してもよい。
【0086】
現在の番組領域620は、現在複数のユーザに伝送(例えば、放送)されているメディアアセットの名称を含んでもよい。コンテンツソース領域および現在の番組領域620は、双方向であって、ユーザが、所与のコンテンツソースまたは番組を選択し、コンテンツソースまたは番組にアクセスすることを可能にしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ入力(例えば、下向き矢印キーの選択)を受信してもよい。それに応答して、メディアガイドアプリケーションは、カーソルをあるコンテンツソースから別のコンテンツソース(例えば、コンテンツソース「Colors」からコンテンツコンテンツソース「Starplus」)にナビゲートしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、カーソルによってハイライトされた所与のコンテンツソースを選択するための「OK」ボタンのユーザ選択を受信してもよい。それに応答して、メディアガイドアプリケーションは、選択されたコンテンツソースにアクセスし(例えば、個別のチャンネルに同調し)、現在そのコンテンツソースユーザに伝送されているコンテンツを提示してもよい。
【0087】
いくつかの実装では、メディアガイドアプリケーションは、カーソルを現在の番組領域620にナビゲートするためのユーザ要求または入力を受信してもよい。それに応答して、メディアガイドアプリケーションは、カーソルを所与のコンテンツソースのハイライトから領域620内に提示される対応する番組一覧にナビゲートしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、番組一覧のユーザ選択を受信してもよい。それに応答して、メディアガイドアプリケーションは、対応するメディアアセットについての付加的情報を提供してもよい。代替として、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが番組一覧を選択したことに応答して、対応するメディアアセットにアクセスしてもよい。
【0088】
図7Aおよび7Bは、本開示のいくつかの実施形態による、話される言語に対応するコンテンツを識別するための例証的プロセス700の流れ図である。ステップ710では、口頭入力が、世帯内のユーザから受信される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、継続的または周期的に、ユーザ間の会話を監視し、世帯内のユーザから口頭入力を受信してもよい。メディアガイドアプリケーションは、制御回路304の音声認識エンジンが、ユーザからの音声を検出し、口頭入力を受信する度に、トリガを受信してもよい。
【0089】
ステップ720では、口頭入力は、ユーザによって話される言語を判定するために処理される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザから受信される口頭入力を表す音素を生成し、生成された音素と音素データベースを相互参照し、受信された口頭入力に対応する言語を判定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、一覧内の言語を記憶308内に記憶してもよい。
【0090】
ステップ730では、判定された言語が世帯内で話された時間を表す値が、記憶される。メディアガイドアプリケーションは、言語が世帯内で話される頻度を表す、口頭入力の持続時間を測定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、関連付けられた言語に関する任意の以前に記憶された持続時間値を最近測定された持続時間だけインクリメントしてもよい。
【0091】
ステップ740では、付加的口頭入力が受信されたかどうか判定が行われる。付加的口頭入力が受信されたことの判定に応答して、プロセスは、ステップ720に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ742に進む。
【0092】
ステップ742では、世帯内で話される1つまたはそれを上回る言語が、識別される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶308から、世帯内で話される全言語の一覧を読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、識別された言語が世帯内で最も話される言語であることを示し得る、最大持続時間値を有する言語のうちの1つを自動的に識別してもよい。代替として、メディアガイドアプリケーションは、世帯内で話される全言語の双方向一覧522(図5)をユーザに提示してもよい。メディアガイドアプリケーションは、一覧522内の言語の1つを識別された言語として選択するユーザ入力を受信してもよい。
【0093】
ステップ750では、世帯と関連付けられた加入プランが、識別される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶308から、世帯またはユーザが加入する全コンテンツソースの一覧を含む、世帯またはユーザの加入プランを読み出してもよい。
【0094】
ステップ760では、関連付けられたコンテンツソースがコンテンツを複数のユーザに伝送する言語を識別する、関連付けられた言語フィールド値が、コンテンツソースの一覧のデータベースから読み出される。
【0095】
ステップ770では、次のコンテンツソースが、コンテンツソースの一覧から選択される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、第1のコンテンツソースから開始するように、データベース内に記憶された各コンテンツソースを処理してもよい。
【0096】
ステップ780では、選択されたコンテンツソースの言語フィールド値が世帯内で話される1つまたはそれを上回る言語のうちの1つに対応するかどうかの判定が、行われる。例えば、メディアガイドアプリケーションは、選択されたコンテンツソースに関する言語フィールドの値と識別された言語を比較し、それらが同一言語に対応するかどうかを判定してもよい。選択されたコンテンツソースの言語フィールド値が世帯内で話される1つまたはそれを上回る言語のうちの1つに対応することの判定に応答して、プロセスは、ステップ781に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ790に進む。
【0097】
ステップ781では、選択されたコンテンツソースが識別された加入プラン内に含まれるかどうかの判定が、行われる。選択されたコンテンツソースが識別された加入プラン内に含まれることの判定に応答して、プロセスは、ステップ782に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ784に進む。
【0098】
ステップ782では、選択されたコンテンツソースの表現は、ソースが識別された加入プラン内に含まれることのインジケーションとともに、世帯内で話される所与の言語に合致するコンテンツソースの一覧内に記憶される。
【0099】
ステップ784では、選択されたコンテンツソースの表現はソースが識別された加入プラン内に含まれないことのインジケーションとともに、世帯内で話される所与の言語に合致するコンテンツソースの一覧内に記憶される。
【0100】
ステップ790では、付加的コンテンツソースが残っているかどうかの判定が、行われる。付加的コンテンツソースが残っていることの判定に応答して、プロセスは、ステップ770に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ792に進む。
【0101】
ステップ792では、世帯内で話される所与の言語に合致するコンテンツソースの一覧内に記憶されたコンテンツソースの表現が、表示のために生成される。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザまたは世帯加入プラン内に含まれるコンテンツソースの一覧内に記憶されたそれらのコンテンツソースの表現を選択してもよい。代替として、または加えて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザまたは世帯加入プラン内に含まれないコンテンツソースの一覧内に記憶されたそれらのコンテンツソースの表現を選択してもよい(例えば、ユーザまたは世帯が加入していないが、世帯内で話される識別された言語に合致する、コンテンツソースを宣伝または広告するために)。メディアガイドアプリケーションは、コンテンツソース領域と、コンテンツソースの選択された表現を伴う番組領域620とを含む、オーバーレイ610を提示してもよい(図6)。メディアガイドアプリケーションは、オーバーレイ610内のコンテンツソースまたは番組のうちの1つのユーザ選択を受信し、対応するソースにアクセスしてもよい。
【0102】
本開示の前述の実施形態は、限定ではなく、例証目的のために提示され、本開示は、以下の請求項によってのみ限定される。さらに、いずれか1つの実施形態で説明される特徴および制限は、本明細書の任意の他の実施形態に適用され得、一実施形態に関するフローチャートまたは実施例は、好適な様式で任意の他の実施形態と組み合わせられ、異なる順序で行われ、または並行して行われ得ることに留意されたい。加えて、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、リアルタイムで行われてもよい。さらに、本明細書で参照されるように、用語「~に応答して」とは、その結果として開始されることを指す。例えば、別のアクションに応答して行われる第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含んでもよい。本明細書で参照されるように、用語「~に直接応答して」とは、それによって生じることを指す。例えば、別のアクションに直接応答して行われる第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含まなくてもよい。加えて、本明細書に説明されるシステムおよび方法は、リアルタイムで行われてもよい。また、上記で説明されるシステムおよび/または方法は、他のシステムおよび/または方法に適用され、またはそれらに従って使用され得ることにも留意されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B