(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-19
(45)【発行日】2024-02-28
(54)【発明の名称】車両室内ランプ用LED化キット
(51)【国際特許分類】
B60Q 3/51 20170101AFI20240220BHJP
【FI】
B60Q3/51
(21)【出願番号】P 2023147333
(22)【出願日】2023-09-12
【審査請求日】2023-09-12
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】507041353
【氏名又は名称】株式会社ジュナック
(74)【代理人】
【識別番号】100134050
【氏名又は名称】岩崎 博孝
(72)【発明者】
【氏名】荒井 直行
【審査官】當間 庸裕
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第04965457(US,A)
【文献】登録実用新案第3207701(JP,U)
【文献】韓国登録実用新案第20-0409283(KR,Y1)
【文献】特開平07-277072(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-0904211(KR,B1)
【文献】韓国公開特許第10-2009-0059273(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60Q 3/51
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両室内ランプのソケットに取付けるソケット側ベースとLEDチップが配置されたLED基板と
が分離可能に構成され、
前記ソケット側ベースは、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部と、当該口金部の外に配置され当該口金部のプラス側と電気的に接続されると共にネジ穴を有する第1の基板支持体と、当該口金部の外に配置され、当該口金部のマイナス側と電気的に接続されると共にネジ穴を有する第2の基板支持体と、これら第1、第2の基板支持体と前記口金部とを連結して固定する接続部と、を備え、
前記LED基板には、2つで1セットとなる貫通孔が前記2つのネジ穴に対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔の周りに前記LEDチップと電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部が形成されており、
2本のネジを前記2つの貫通孔に通した上で前記ネジ穴に螺
合することにより、前記LEDチップと前記口金部が電気的に導通すると同時に固定される
ことを特徴する車両室内ランプ用LED化キット。
【請求項2】
車両室内ランプのソケットに取付けるソケット側ベースとLEDチップが配置されたLED基板と
が分離可能に構成され、
前記ソケット側ベースは、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部と、当該口金部の外に配置され当該口金部のプラス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第1の基板支持体と、当該口金部の外に配置され、当該口金部のマイナス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第2の基板支持体と、これら第1、第2の基板支持体と前記口金部とを連結して固定する接続部と、を備え、
前記LED基板には、2つで1セットとなる貫通孔が前記2つのネジ部に対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔の周りに前記LEDチップと電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部が形成されており、
前記2つのネジ部を前記2つの貫通孔に通した上で前記ネジ部にナットを螺
合することにより、前記LEDチップと前記口金部が電気的に導通すると同時に固定される
ことを特徴する車両室内ランプ用LED化キット。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記LED基板に設けられた2つで1セットとなる貫通孔は、当該LED基板上の異なる位置に複数セット設けられている
ことを特徴する車両室内ランプ用LED化キット。
【請求項4】
請求項1または2において、
前記LED基板における露出部は基板の両面に設けられる
ことを特徴する車両室内ランプ用LED化キット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の室内ランプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザーの好みに応じて車両室内ランプをLED化することは広く行われており、それに向けた数多くの製品が発売されている。
【0003】
そういった製品の中で、例えば明るさを重視するユーザ向けに、車両室内ランプの面積を効率良く使って多数のLEDチップを基板上に配置し、その基板と車両側にもともと備わるソケット(金具)とをリード線で繋いでLED化する製品も多い(非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【文献】SPAREEウェブサイト 「ハイエース led 室内 ランプ トヨタ 200系 車種専用 マップランプ」のページhttps://suparee.jp/products/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9-led-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記非特許文献1記載の製品(LEDが多数搭載された基板と車両ソケットとをリード線で繋ぐ製品)には、次のような問題点があった。
【0006】
第1に、取付け作業の際、最終的にリード線を室内ランプのカバー内に収める必要があるが、その際意図せずリード線の挟み込みが生じて断線する等のリスクがあった。
【0007】
第2に、多数のLEDチップが搭載された基板は、室内ランプのカバー内に両面テープ等で固定するといった仕上げとなっており、時間と共にこの固定が外れて不快な音が発生したり、発光が傾くといった問題もあった。
【0008】
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、断線の恐れのあるリード線を使わずに、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができる車両室内ランプ用LED化キットを提供する事をその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するべく、本願発明は、車両室内ランプのソケットに取付けるソケット側ベースとLEDチップが配置されたLED基板とが分離可能に構成され、前記ソケット側ベースは、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部と、当該口金部の外に配置され当該口金部のプラス側と電気的に接続されると共にネジ穴を有する第1の基板支持体と、当該口金部の外に配置され、当該口金部のマイナス側と電気的に接続されると共にネジ穴を有する第2の基板支持体と、これら第1、第2の基板支持体と前記口金部とを連結して固定する接続部と、を備え、前記LED基板には、2つで1セットとなる貫通孔が前記2つのネジ穴に対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔の周りに前記LEDチップと電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部が形成されており、2本のネジを前記2つの貫通孔に通した上で前記ネジ穴に螺合することにより、前記LEDチップと前記口金部が電気的に導通すると同時に固定されることを特徴する。
【0010】
若しくは、車両室内ランプのソケットに取付けるソケット側ベースとLEDチップが配置されたLED基板とが分離可能に構成され、前記ソケット側ベースは、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部と、当該口金部の外に配置され当該口金部のプラス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第1の基板支持体と、当該口金部の外に配置され、当該口金部のマイナス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第2の基板支持体と、これら第1、第2の基板支持体と前記口金部とを連結して固定する接続部と、を備え、前記LED基板には、2つで1セットとなる貫通孔が前記2つのネジ部に対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔の周りに前記LEDチップと電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部が形成されており、前記2つのネジ部を前記2つの貫通孔に通した上で前記ネジ部にナットを螺合することにより、前記LEDチップと前記口金部が電気的に導通すると同時に固定されることを特徴する。
【0011】
このような構成を採用したことによって、断線の恐れのあるリード線を使わずに、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができる。即ち、ソケット側ベースとLED基板とを分離可能に構成した上で、ネジとネジ穴を有する基板支持体(若しくはネジを有する基板支持体とナット)自体の導電性を利用して、電気的な接続と基板の固定を両立したのである。これにより断線の恐れのあるリード線を使う必要がなく、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができるようになっている。なお、本明細書における「車両室内ランプ」とは、例えばルームランプやマップランプと称されるような、人が乗る空間内に設置されるランプはもちろん、荷室に配置されるラゲッジランプといた物も含む概念である。
【0012】
また、前記LED基板に設けられた2つで1セットとなる貫通孔は、当該LED基板上の異なる位置に複数セット設けてもよい。
【0013】
このような構成を採用することによって、LED基盤の位置を変更することが可能となる。
【0014】
また、前記LED基板における露出部は基板の両面に設けることが望ましい。
【0015】
このような構成を採用することによって、LED基板と基板支持体との電気的接続をより確実なものとすることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明を適用することで、断線の恐れのあるリード線を使わずに、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができる車両室内ランプ用LED化キットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態の一例である車両室内ランプ用LED化キットの分解組立図である。
【
図2】車両室内ランプのカバーを外した状態の図である。
【
図4】車両のソケットに、ソケット側ベースを取付けた状態を示した図である。
【
図5】LED基板を取付けてネジ止めした状態を示した図である。
【
図6】LED基板取付後にカバーを閉めた状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である車両室内ランプ用LED化キット100について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
【0019】
〈車両室内ランプ用LED化キットの構成〉
図1に示しているように、本発明の実施形態の一例として示す車両室内ランプ用LED化キット100は、LEDチップ112が配置されたLED基板110と車両室内ランプのソケット16(
図1においては図示されていない)に取付けるソケット側ベース120を主たる構成部品として成り立っている。LED基板110とソケット側ベース120とは、2本のネジ130(
図1においては1本しか図示していない)を利用して着脱する構成となっている。
【0020】
LED基板110は、矩形に形成されており、その上に複数のLEDチップ112が整列して配置されている。また、2つで1セットとなる貫通孔114が、基板の長手方向に位置を異ならせて合計3セット設けられている。これら貫通孔114の周りには各LEDチップ112と電気的に接続されると共に絶縁処理が施されていない露出部116がそれぞれ設けられている(露出部116は基板の両面に同じように設けられている)。
【0021】
この2つで1セットとなる貫通孔114の周囲に設けられた露出部116は、一方がプラス側、他方がマイナス側として機能するよう設計されており、複数のLEDチップ112とは基板上のパターン(図示していない)によって電気的に接続されている。即ち、2つの露出部116に所定の電力を印加すれば、LEDチップ112が発光するように構成されている。
【0022】
ソケット側ベース120は、口金部122、接続基板(接続部)124及び当該接続基板124上に立設された第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128で構成される。
【0023】
口金部122は、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用したり、若しくは、当該口金部品に相当する形状で構成したものであり、車両室内ランプのソケット16に純正バルブと同様に装着可能となっている。
【0024】
接続基板(接続部)124は、本実施形態においてはプリント基板を使って構成されており、一部が口金部122の中に入り込んで固定されている。接続基板124の上には、2つの円柱型の第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128が立設されており、それぞれの天面126b、128bの中央に、ネジ穴126a、128aが形成されている。なお、第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128はいずれも導電性を有する金属で構成されると共に、接続基板124に設けられたパターン(プリント基板のパターン)により、口金部122の2つの電極と電気的に接続される。即ち、口金部122の一方の電極が、接続基板124を介して第1の基板支持体126と電気的に接続され、且つ、口金部122の他方の電極が、接続基板124を介して第2の基板支持体128と電気的に接続されている。
【0025】
なお、2本のネジ130をLED基板110に形成された2つで1セットとなる貫通孔114を通した上で、第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128に形成されたネジ穴126a、128aに螺合することによって、LED基板110が、ソケット側ベース120に固定されると共に、電気的に接続される(導通する)構成となっている。
【0026】
〈車両室内ランプ用LED化キットの取付方法〉
次に、
図2~6を参照しつつ、車両室内ランプ用LED化キット100の取付方法について説明する。なお、
図2~
図6で図示している車両室内ランプの形状や構成はあくまで一例として図示しているに過ぎず、図示した形状や構成の車両室内ランプに限られないことを念のため付記しておく。
【0027】
まず車両に備わっている車両室内ランプ本体10から、カバー12を取り外して収納部14を露出させると共に、ソケット16に備わっている純正バルブ(図示していない)をソケット16から取り外す(
図2、
図3)。
【0028】
次に、ソケット側ベース120の口金部122をソケット16に取付ける。このとき、第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128に形成されたネジ穴126a、128aが取り外したカバー側(手前側)を向くように調整する(
図4)。
【0029】
ソケット側ベース120がソケット16に取付終わったら、LED基板110をソケット側ベース120の手前に配置し、LED基板110に形成された貫通孔114の位置を第1の基板支持体126及び第2の基板支持体128に形成されたネジ穴126a、128aの位置に合わせた上で、2本のネジ130を螺
合する。これによりLED基板110が、ソケット側ベース120と一体化して固定されると同時に両者が電気的に接続される(
図5)。
【0030】
必要に応じて、スイッチのON/OFFを行って点灯を確認した上で、カバー12を取付けて取付作業(交換作業)は終了となる(
図6)。
【0031】
上記説明した通り、本願発明は、車両室内ランプのソケット16に取付けるソケット側ベース120とLEDチップ112が配置されたLED基板120とが分離可能に構成され、前記ソケット側ベース120は、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部122と、当該口金部122の外に配置され当該口金部122のプラス側(若しくはマイナス側)と電気的に接続されると共にネジ穴126aを有する第1の基板支持体126と、当該口金部122の外に配置され、当該口金部122のマイナス側(若しくはプラス側)と電気的に接続されると共にネジ穴128aを有する第2の基板支持体128と、これら第1、第2の基板支持体126、128と前記口金部122とを連結して固定する接続部(接続基板)124と、を備え、前記LED基板110には、2つで1セットとなる貫通孔114が前記2つのネジ穴126a、128aに対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔144の周りに前記LEDチップ112と電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部116が形成されており、2本のネジ130を前記2つの貫通孔144に通した上で前記ネジ穴126a、128aに螺合することにより、前記LEDチップ112と前記口金部122が電気的に導通すると同時に固定される構成となっていた。
【0032】
このような構成を採用したことによって、断線の恐れのあるリード線を使わずに、且つ、LED基板110を車両室内ランプのカバー12内に確実に固定することができる。即ち、ソケット側ベース120とLED基板110とを分離可能に構成した上で、ネジ130とネジ穴126a、128aを有する基板支持体126、128自体の導電性を利用して、電気的な接続と基板の固定を両立したのである。これにより断線の恐れのあるリード線を使う必要がなく、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができるようになっている。
【0033】
また、LED基板110に設けられた2つで1セットとなる貫通孔114は、当該LED基板110上の異なる位置に複数セット設けられていた。
【0034】
このような構成を採用することによって、LED基板110の位置(取付位置)を変更することが可能となる。
【0035】
また、LED基板110における露出部116は基板の両面に設けられていた。
【0036】
このような構成を採用することによって、LED基板110と基板支持体126、128との電気的接続をより確実なものとすることができる。
【0037】
〈その他の構成例〉
上記では、2つの基板支持体126、128の天面にネジ穴126a、128aを設け、それにネジ130を螺合することによってLED基板110とソケット側ベース120との固定及び電気的接続を図っていたが、例えば、基板支持体の天面からネジを立設させると共に、ナットを螺合して固定するといった方法を採用することも可能である。即ち、車両室内ランプのソケットに取付けるソケット側ベースとLEDチップが配置されたLED基板とが分離可能に構成され、前記ソケット側ベースは、車両室内ランプの電球に使われている口金部品をそのまま利用し若しくは当該口金部品に相当する形状で構成した口金部と、当該口金部の外に配置され当該口金部のプラス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第1の基板支持体と、当該口金部の外に配置され、当該口金部のマイナス側と電気的に接続されると共にネジ部を有する第2の基板支持体と、これら第1、第2の基板支持体と前記口金部とを連結して固定する接続部と、を備え、前記LED基板には、2つで1セットとなる貫通孔が前記2つのネジ部に対応する位置に設けられ、当該2つの貫通孔の周りに前記LEDチップと電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部が形成されており、前記2つのネジ部を前記2つの貫通孔に通した上で前記ネジ部にナットを螺合することにより、前記LEDチップと前記口金部が電気的に導通すると同時に固定されるといった構成である。
【符号の説明】
【0038】
10・・・車両室内ランプ本体
12・・・カバー
14・・・収容部
16・・・ソケット
100・・・車両室内ランプ用LED化キット
110・・・LED基板
112・・・LEDチップ
114・・・貫通孔
116・・・露出部
120・・・ソケット側ベース
122・・・口金部
124・・・接続基板(接続部)
126・・・第1の基板支持体
126a・・・ネジ穴
128・・・第2の基板支持体
128a・・・ネジ穴
130・・・ネジ
【要約】
【課題】
断線の恐れのあるリード線を使わずに、且つ、LED基板を車両室内ランプのカバー内に確実に固定することができる車両室内ランプ用LED化キットを提供する。
【解決手段】
ソケット側ベース120とLED基板120とか分離可能に構成し、ソケット側ベース120は、口金部122と、口金部122の外に配置され口金部122と電気的に接続され且つネジ穴を有する第1、第2の基板支持体126、128を備え、LED基板110には、2つで1セットとなる貫通孔114がネジ穴に対応する位置に設けられ、2つの貫通孔144の周りにLEDチップ112と電気的に接続され且つ絶縁処理されていない露出部116が形成され、2本のネジ130を2つの貫通孔144に通した上でネジ穴に螺号することにより、LEDチップ112と口金部122が電気的に導通すると同時に固定される。
【選択図】
図1