IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 旭ビルウォール株式会社の特許一覧

特許7441694SSG工法用コールドベンドガラスユニット
<>
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図1
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図2
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図3
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図4
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図5
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図6
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図7
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図8
  • 特許-SSG工法用コールドベンドガラスユニット 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-21
(45)【発行日】2024-03-01
(54)【発明の名称】SSG工法用コールドベンドガラスユニット
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/96 20060101AFI20240222BHJP
   E04B 2/72 20060101ALI20240222BHJP
【FI】
E04B2/96
E04B2/72 A
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020052923
(22)【出願日】2020-03-24
(65)【公開番号】P2021152287
(43)【公開日】2021-09-30
【審査請求日】2023-02-21
(73)【特許権者】
【識別番号】599093524
【氏名又は名称】旭ビルウォール株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100180415
【弁理士】
【氏名又は名称】荒井 滋人
(72)【発明者】
【氏名】伊勢谷 三郎
(72)【発明者】
【氏名】和久井 智
(72)【発明者】
【氏名】島田 大
(72)【発明者】
【氏名】野田 紗緒里
(72)【発明者】
【氏名】松田 耕史
(72)【発明者】
【氏名】東 克彦
【審査官】伊藤 昭治
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-124648(JP,A)
【文献】実開平03-123091(JP,U)
【文献】特開2017-179987(JP,A)
【文献】特開2007-039994(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/72 - 2/82
E04B 2/88 - 2/96
E06B 3/54 ー 3/88
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コールドベンド工法によりねじれあるいは曲げられるべきガラス板と、
該ガラス板の少なくとも一辺に沿って配されていてマリオンに固定された取付部材に係止されるべき金属製のホルダと、
該ホルダと前記ガラス板とを接着しているシーリング材とを備え、
前記ホルダは、その長手方向に沿って間隔を存して配されていて前記長手方向と交わる方向に形成されている切込み部を有していることを特徴とするSSG工法用コールドベンドガラスユニット。
【請求項2】
前記切込み部は、前記ホルダを分割するように周方向の全部に形成されていて、前記ホルダは複数個のホルダセグメントが長手方向に並んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のSSG工法用コールドベンドガラスユニット。
【請求項3】
前記切込み部は、所定の厚みを有して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のSSG工法用コールドベンドガラスユニット。
【請求項4】
前記ホルダは、横断面視にて前記ガラス板に平行な板形状の第1板及び第2板を有し、
前記第1板及び第2板は一方の端部にて板形状の連結板にて連結されていて、
前記第1板及び第2板の他方の端部は開口して開口部が形成されていて、
前記取付部材の係止片は前記開口部から挿入可能であり、且つ前記第1板及び第2板と前記連結板にて囲まれた係止空間に係止可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のSSG工法用コールドベンドガラスユニット。
【請求項5】
前記係止片は、前記ホルダが傾いたとしてもその根元が前記開口部の幅内にて相対的に移動可能となるために、先端が幅広に形成されていて、この先端が前記第1板及び第2板に接していることを特徴とする請求項4に記載のSSG工法用コールドベンドガラスユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、SSG工法でコールドベンドガラスを支持するのに最適なSSG工法用コールドベンドガラスユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ガラス板をサッシ(枠体)ごと、あるいはガラス板のみを少しずつねじり(曲げ)ながら現場にて建物躯体に取り付けるコールドベンド工法が知られている。特に、ガラス板のみを曲げるものとしては、例えば特許文献1のようなものが知られている。一方で、カーテンウォールとしてサッシを用いずにガラス板を建物外壁の全域にわたって配設する場合のガラスの支持方法の一つとして、SSG工法が知られている。このSSG工法を用いると、サッシを用いないため建物外壁が平滑となる。このときガラス板は直線上に延びるホルダに対してシーリング材を介して接着され、ホルダがマリオンに接続されて支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-121804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、SSG工法にてガラス板をねじったり曲げたりしてコールドベンドガラスにした場合、上記ホルダはアルミ製であることが多く、ガラス板の辺に沿って配設されている直線上のアルミホルダはこれに追従して変形することが困難である。すなわち、ガラスはある程度の応力に耐えることができるのでねじれたり曲がったりするが、アルミホルダはアルミからなる金属製であるため、このねじれや曲げに追従することができず、アルミホルダが先に割れたり破損してしまったりする。アルミ以外の金属製のホルダを用いたとしても、この問題点は残ったままである。
【0005】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、SSG工法にてガラス板がコールドベンド工法によりねじれたり曲げられてコールドベンドガラスになったとしても、このねじれや曲げに追従してホルダが割れたり破損したりすることがないSSG工法用コールドベンドガラスユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明では、コールドベンド工法によりねじれあるいは曲げられるべきガラス板と、該ガラス板の少なくとも一辺に沿って配されていてマリオンに固定された取付部材に係止されるべき金属製のホルダと、該ホルダと前記ガラス板とを接着しているシーリング材とを備え、前記ホルダは、その長手方向に沿って間隔を存して配されていて前記長手方向と交わる方向に形成されている切込み部を有していることを特徴とするSSG工法用コールドベンドガラスユニットを提供する。
【0007】
好ましくは、前記切込み部は、前記ホルダを分割するように周方向の全部に形成されていて、前記ホルダは複数個のホルダセグメントが長手方向に並んで形成されている。
【0008】
好ましくは、前記切込み部は、所定の厚みを有して形成されている。
【0009】
好ましくは、前記ホルダは、横断面視にて前記ガラス板に平行な板形状の第1板及び第2板を有し、前記第1板及び第2板は一方の端部にて板形状の連結板にて連結されていて、前記第1板及び第2板の他方の端部は開口して開口部が形成されていて、前記取付部材の係止片は前記開口部から挿入可能であり、且つ前記第1板及び第2板と前記連結板にて囲まれた係止空間に係止可能である。
【0010】
好ましくは、前記係止片は、前記ホルダが傾いたとしてもその根元が前記開口部の幅内にて相対的に移動可能となるために、先端が幅広に形成されていて、この先端が前記前記第1板及び第2板に接している。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、金属製のホルダが切込み部を有しているため、ガラス板がコールドベンド工法によりねじられ(ひねられ)あるいは曲げられてホルダの長手方向に沿ってねじりの方向に力が働いたとしても、切込み部の部分にてホルダは容易に角度を少しずつねじりの方向に向くようにして、コールドベンドガラスの形状に追従することができる。このため、ホルダにねじり力が加わったとしても、ホルダが割れたり破損したりすることはない。また、ホルダを分割すれば、さらに追従させることができ、上記効果をさらに得ることができる。
【0012】
また、隣り合うホルダセグメントの間に間隙を設けることで、ホルダに対して曲げの方向に力が働いたとしても、この間隙が曲げによるホルダセグメントの角度の変更を受け入れることができる。すなわち、コールドベンドガラスの形状によりこのような曲げ方向に力が加わったとしても、ホルダが割れたり破損したりすることはない。
【0013】
また、取付部材の係止片が開口部から挿入されることで、ホルダがコールドベンドガラスに追従して角度が変わったとしても、ある程度の幅を有する開口部側にて係止片はその角度変更に対応することができる。したがって、マリオン側の取付部材も割れたり破損したりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係るSSG工法用コールドベンドガラスユニットの概略斜視図である。
図2】本発明に係るSSG工法用コールドベンドガラスユニットの概略断面図である。
図3】ガラス板がコールドベンドガラスになった際の概略斜視図である。
図4】ガラス板がコールドベンドガラスになった際の概略断面図である。
図5】アルミホルダの別の例を示す概略図である。
図6】ガラス板が別のコールドベンドガラスになった際の概略斜視図である。
図7】アルミホルダのさらに別の例を示す概略図である。
図8図7の例をマリオンに取り付けた場合の概略図である。
図9図7の例でコールドベンドガラス工法を行った際の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1及び図2に示すように、本発明に係るSSG工法用コールドベンドガラスユニット1は、コールドベンド工法によりねじれあるいは曲げられるべきガラス板2と、このガラス板2の少なくとも一辺に沿って配されているアルミホルダ3とを備えている。なお、以下では本発明のホルダとしてアルミ製のアルミホルダ3を例にして説明するが、ホルダは金属製であればアルミ以外でもチタン、マグネシウム製の押し出し材や、あるいはステンレスや鉄製等の曲げ加工材を用いてもよい。図の例では、アルミホルダ3はガラス板2の左右側辺に対して鉛直方向に延びて配されている。本発明に用いるガラス板2としてはコールドベンド工法が適用されるガラス板であればどのようなものでもよく、図で示すようなペアガラスの他、単板ガラスや合わせガラスも適用可能である。図ではガラス板2としてペアガラスを示しているので、2枚の空気層4を介して単板ガラス2a、2bが配され、周囲にはスペーサ5及びシール材6が配されている。
【0016】
アルミホルダ3とガラス板2とは、シーリング材14により接着されている。このシーリング材14は接着剤としての役割を有し、原材料としては例えば構造用シリコーンシーラント等を利用できる。このシーリング材14はある程度変形可能であり、後述するガラス板2の変形にも追従可能である。
【0017】
アルミホルダ3は、横断面(長手方向に対して垂直な面)視にてガラス板2に平行な板形状の第1板3a及び第2板3bを有し、これら第1板3a及び第2板3bは一方の端部にて板形状の連結板3cにて連結されている。したがって、連結板3cが位置する端部に対して反対側に位置する他方の端部は開口して開口部3dが形成されている。シーリング材14は第1板3aとガラス板2とを接着している。このように、ガラス板2に対してシーリング材14を介してアルミホルダ3が取り付けられている状態のものが本発明に係るSSG工法用コールドベンドガラスユニット1として形成される。
【0018】
建物躯体、あるいはガラス板2を設置すべき任意の位置には、鉛直上方に延びるマリオン7が配されている。このマリオン7としては、木材や鉄骨材が利用できるが、ガラスからなるリブガラスも利用可能である。アルミホルダ3はこのマリオン7の突出端面に固定されている取付部材8に対して係止される。具体的には、取付部材8はマリオン7の突出端面にボルト9によって締結固定される固定部10を有し、さらにこの固定部10を左右方向からボルト11によって締結固定して挟持する一対の挟持部12を有している。一対の挟持部12はそれぞれ内側方向に向けて延びる係止片13を有している。
【0019】
この係止片13は上述したアルミホルダ3の開口部3dから挿入可能である。すなわち、アルミホルダ3を形成する第1板3a及び第2板3b、さらには連結板3cにて囲まれた空間は係止空間3eとして形成され、この係止空間3eに係止片13は挿入される。そして、係止片13の先端は幅広(図では断面略球形状)に広がっていて、これが第1板3aや第2板3bに圧接される等して係止空間3e内に係止される。すなわち、係止片13のうち、先端のみが第1板3a及び第2板3bに接している。なお、図示したように、第2板の開口部3d側端部に係止空間3e方向に突出する突起15を設け、係止片13が脱落しないような構造を採用することもできる。
【0020】
ここで、本発明に係るSSG工法用コールドベンドガラスユニット1に用いるアルミホルダ3は、切込み部18を有している。切込み部18は、アルミホルダ3の長手方向に沿って間隔を存して複数個配されている。そして、切込み部18は、アルミホルダ3の長手方向と交わる方向に形成されている。この例でのアルミホルダ3に形成されている切込み部18は、アルミホルダ3を長手方向に沿って複数個に分割するようにアルミホルダ3の周方向の全部に形成されている。すなわち、アルミホルダ3は縦方向(長手方向)に並ぶ複数個のホルダセグメント16で形成されている。このようなホルダセグメント16が連なることで、長尺のアルミホルダ3が形成されている。
【0021】
上述したようなSSG工法用コールドベンドガラスユニット1を用いれば、カーテンウォールとしてコールドベンド工法により変形するガラス板2を用いる場合であっても、アルミホルダ3が破損することなくその変形に追従する。図3を参照すれば明らかなように、例えばガラス板2(図の手前側のガラス板)がコールドベンド工法により一方の側辺(図の向かって右側の辺)が下方向に向かって徐々に手前側にねじられていったとする。つまり、ガラス板2の一方の側辺の上辺側は隣り合うガラス板2と同方向(マリオン7の突出方向に対して垂直)であるが、下辺側は外側方向(図の手前側方向)を向いている。このように、建物や外壁の施工時にコールドベンド工法を用いてガラス板2をねじってコールドベンドガラスにした際には、上辺と下辺では突出する向きが異なる場合が生じる。
【0022】
しかし本発明によれば、アルミホルダ3が長手方向に沿って切込み部18により複数個に分割されてホルダセグメント16が連なることで形成されている。このため、ガラス板2がコールドベンド工法によりねじられ(ひねられ)てアルミホルダ3の長手方向に沿ってねじりの方向に力が働いたとしても、分割された部分すなわちホルダセグメント16はガラス板2のねじれの方向に追従してその向きに回転する。したがって、アルミホルダ3全体としては容易に角度を少しずつねじりの方向に向くようにして、コールドベンドガラスの形状に追従することができるようになる。このため、アルミホルダ3にねじり力が加わったとしても、アルミホルダ3が割れたり破損したりすることが防止される。なお、このときのもう一方のマリオン7は、他方の側辺のアルミホルダ3の追従が最小限になるような角度に傾斜あるいは前後方向に位置ずれして設置される。
【0023】
上述したように、ホルダセグメント16がそれぞれの位置にてガラス板2のそれぞれのねじれ角度に追従して回転してアルミホルダ3の破損を防止するが、このときシーリング材14は上述したように弾性を有しているのでやはりその変形には追従可能である。そしてさらに、アルミホルダ3と係止片13とを上述したような挿入による係止という構造にしたため、図4に示すように、ホルダセグメント16が外側方向に傾いたとしても、係止片13の根元は開口部3dの幅内にて相対的に移動可能であるため、この係止片13に無理な力が働くことはない。したがって、この点からも係止片13はガラス板2の変形に追従可能である。すなわち、取付部材8の係止片13が開口部3dから挿入されることで、アルミホルダ3(ホルダセグメント16)がコールドベンドガラスに追従して角度が変わったとしても、ある程度の幅を有する開口部3d側にて係止片13はその角度変更に対応することができる。したがって、マリオン7側の取付部材8も割れたり破損したりすることはない。
【0024】
一方で、ホルダセグメント16は、隣り合うホルダセグメント16との間に間隙17が設けられていてもよい。すなわち、切込み部18は間隙17を形成するように所定厚みを有して形成されている。例えば、図5に示すように、一方の側(第2板3b側)にのみ隙間17を設けてもよい。このとき、隙間17は側面視にていわゆるくさび形状となる。このようにすると、図6に示すように、外側に曲げるようなコールドベンド工法を用いた場合にも対応可能である。すなわち、隣り合うホルダセグメント16の間に間隙17を設けることで、アルミホルダ3に対して曲げの方向(ガラス板2の外側又は内側方向)に力が働いたとしても、この間隙17が曲げによるホルダセグメント16の角度の変更を受け入れることができる。これにより、コールドベンドガラスの形状によりこのような曲げ方向に力が加わったとしても、アルミホルダ3が割れたり破損したりすることはない。隙間17を前後の両方の側(第1板3a及び第2板3b)に満遍なく設ければ、ガラス板2が前後方向にうねるように変形したとしても、これに追従することができる。
【0025】
要は、コールドベンド工法によりガラス板2がねじれた場合はホルダセグメント16が回転することでこれに追従し、曲げられた場合は隙間17が縮むことでこれに追従する。このように本発明は、コールドベンド工法を用いたコールドベンドガラスによりカーテンウォールや様々な建築物を施工する際に大変有用な技術である。
【0026】
上述まではアルミホルダ3の全部(全周)に亘って形成してアルミホルダ3を分割する例を示したが、図7及び図8に示すように、切込み部18をアルミホルダ3の一部にのみ形成してもよい。図の例では、切込み部18はアルミホルダ3の第2板3bを横断し、さらに連結板3cの途中まで連続して切り込まれている。このように、完全にアルミホルダ3を上述したアルミセグメント16のように分割せずとも、コールドベンドガラス工法を行った場合にも対応することができる。例えば図9のように、ガラス板2にひねりが加わったとしても、切込み部18の部分でアルミホルダ3が回転方向にねじれて追従し、アルミホルダ3が割れたり破損したりすることが防止される。この例では第1板3aは分割されていないが、シーリング材14が弾性によりねじれるので、第1板3aの変形量は少なく、ある程度のガラス板2の曲げには対応することができる。このとき、切込み部18にある程度の厚みを設けることで、上述した隙間17の役割も果たさせることができる。
【符号の説明】
【0027】
1:SSG工法用コールドベンドガラスユニット、2:ガラス板、2a:単板ガラス、2b:単板ガラス、3:アルミホルダ(ホルダ)、3a:第1板、3b:第2板、3c:連結板、3d:開口部、3e:係止空間、4:空気層、5:スペーサ、6:シール材、7:マリオン、8:取付部材、9:ボルト、10:固定部、11:ボルト、12:挟持部、13:係止片、14:シーリング材、15:突起、16:ホルダセグメント、17:隙間、18:切込み部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9