(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-22
(45)【発行日】2024-03-04
(54)【発明の名称】除湿装置
(51)【国際特許分類】
B01D 53/26 20060101AFI20240226BHJP
F24F 1/0358 20190101ALI20240226BHJP
F24F 3/14 20060101ALI20240226BHJP
【FI】
B01D53/26 220
F24F1/0358
F24F3/14
(21)【出願番号】P 2020039435
(22)【出願日】2020-03-09
【審査請求日】2023-01-16
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】堀 達也
(72)【発明者】
【氏名】下田 博樹
(72)【発明者】
【氏名】河本 亮太
【審査官】宮部 裕一
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-121655(JP,A)
【文献】特開2013-173141(JP,A)
【文献】特開2009-090261(JP,A)
【文献】特開2004-111332(JP,A)
【文献】特開昭57-111982(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01D 53/26
F24F 1/0358
F24F 3/14
H05B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸湿部と放湿部を有する円板状の除湿ロータと、前記除湿ロータを回転させる駆動部と、
前記除湿ロータを加熱する発熱部と、
前記除湿ロータが水分を吸着する風路である吸湿風路と、
前記除湿ロータが吸着した水分を放出する風路である放湿風路と、を備え、
前記吸湿風路には、前記除湿ロータの前記吸湿部を有し、
前記放湿風路には、前記除湿ロータの前記放湿部と、前記発熱部とを設け、
前記発熱部は、
空気を取り込む空気入口部と前記除湿ロータの前記放湿部に対向した開口部とを有する箱体と、
前記箱体内に固定されたヒータ線装着部と、
前記ヒータ線装着部に装着されたヒータ線と、を備え、
前記ヒータ線は、
螺旋状の第1螺旋ヒータ部と、
第2螺旋ヒータ部と、
前記第1螺旋ヒータ部と第2螺旋ヒータ部とを連結する直線状の直線ヒータ部と、を有し、前記第1螺旋ヒータ部は、前記除湿ロータの前記放湿部の風上側に配置され、
前記第2螺旋ヒータ部は、前記第1螺旋ヒータ部の風上側に配置され
、
前記第1螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第1の円形孔部内を通して装着され、前記第2螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第2の円形孔部内を通して装着され、
前記直線ヒータ部は、前記第1の円形孔部と前記第2の円形孔部との間の前記ヒータ線装着部の面に沿うように設けられることを特徴とする除湿装置。
【請求項2】
前記直線ヒータ部は、前記第1螺旋部、および前記第2螺旋部の螺旋状における接線方向に延び、前記直線ヒータ部の寸法は、前記第1螺旋部と前記第2螺旋部との距離と実質的に同じであることを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記直線ヒータ部は、ヒータ線装着部に設定された位置に固定することを特徴とする請求項1または
2に記載の除湿装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内空気を除湿する除湿装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の除湿装置は、吸湿部と放湿部を有する円板状の除湿ロータと、この除湿ロータを回転させる駆動部と、除湿ロータを加熱する発熱部と、吸湿風路と、放湿風路とを備えている。吸湿風路には、除湿ロータの吸湿部を設け、放湿風路には、除湿ロータの放湿部と、放湿部の風上側に設けた発熱部とを備えている。発熱部は、空気を取り込む空気入口部と除湿ロータの放湿部に対向した開口部とを有する箱体と、この箱体内に固定された複数のヒータ線装着部と、このヒータ線装着部に装着された第1のヒータ線と第2のヒータ線とを有している。ヒータ線装着部は、板形状で除湿ロータの回転軸方向と平行に設けられ、除湿ロータ側であるヒータ線装着部の一方側の辺側に円形状の第1の円形孔部と、ヒータ線装着部の他方側の辺側に円形状の第2の円形孔部とを有している。第1のヒータ線および第2のヒータ線は、螺旋状で、第1のヒータ線は、複数のヒータ線装着部の第1の円形孔部内を通して装着され、第2のヒータ線は、複数のヒータ線装着部の第2の円形孔部内を通して装着される構成としたものが知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来の除湿装置においては、第1のヒータ線と第2のヒータ線とを一体化し1本のヒータとした場合、第1の円形孔部に装着されるヒータ線と第2の円形孔部に装着されるヒータ線は組み付け作業のばらつきによって、その発熱量のバランスが機器ごとにばらつくため、除湿ロータの放湿性能が安定しないという課題を有していた。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、第1の円形孔部に装着されるヒータ線と第2の円形孔部に装着されるヒータ線の発熱量のバランスの機器ごとのばらつきを抑制し、除湿ロータの放湿性能が安定する除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、吸湿部と放湿部を有する円板状の除湿ロータと、前記除湿ロータを回転させる駆動部と、前記除湿ロータを加熱する発熱部と、前記除湿ロータが水分を吸着する風路である吸湿風路と、前記除湿ロータが吸着した水分を放出する風路である放湿風路と、を備え、前記吸湿風路には、前記除湿ロータの前記吸湿部を有し、前記放湿風路には、前記除湿ロータの前記放湿部と、前記発熱部とを設け、前記発熱部は、空気を取り込む空気入口部と前記除湿ロータの前記放湿部に対向した開口部とを有する箱体と、前記箱体内に固定されたヒータ線装着部と、前記ヒータ線装着部に装着されたヒータ線と、を備え、前記ヒータ線は、螺旋状の第1螺旋ヒータ部と、第2螺旋ヒータ部と、前記第1螺旋ヒータ部と第2螺旋ヒータ部とを連結する直線状の直線ヒータ部と、を有し、前記第1螺旋ヒータ部は、前記除湿ロータの前記放湿部の風上側に配置され、前記第2螺旋ヒータ部は、前記第1螺旋ヒータ部の風上側に配置され、前記第1螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第1の円形孔部内を通して装着され、前記第2螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第2の円形孔部内を通して装着され、前記直線ヒータ部は、前記第1の円形孔部と前記第2の円形孔部との間の前記ヒータ線装着部の面に沿うように設けられるものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、螺旋状の第1螺旋ヒータ部と第2螺旋ヒータ部と、前記第1螺旋ヒータ部と第2螺旋ヒータ部とを連結する直線状の直線ヒータ部と、を有し、前記第1螺旋ヒータ部は、前記除湿ロータの前記放湿部の風上側に配置され、前記第2螺旋ヒータ部は、前記第1螺旋ヒータ部の風上側に配置し、前記第1螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第1の円形孔部内を通して装着され、前記第2螺旋ヒータ部は、複数の前記ヒータ線装着部の前記第2の円形孔部内を通して装着され、前記直線ヒータ部は、前記第1の円形孔部と前記第2の円形孔部との間の前記ヒータ線装着部の面に沿うように設けられる構成にしたことにより、ヒータ装着部に組み付けるときに、直線ヒータ部があるため目視での位置決めが容易になるため、除湿ロータの前記放湿部の風上側に配置される第1螺旋ヒータ部と、第1螺旋ヒータ部の風上に配置される第2螺旋ヒータ部とのそれぞれの加熱出力のばらつきが規制されることとなるので、除湿ロータの前記放湿部の風上側のヒータ部分とさらに風上側のヒータ部分の発熱量のバランスが機器ごとにばらつきことを抑制し、除湿ロータの放湿性能が安定するという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図4】同、ヒータ線とヒータ線装着部の関係を示す要部拡大図
【
図7】本発明の実施の形態2のヒータ線とヒータ線装着部の関係を示す要部拡大図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態について添付図面を用いて説明する。
【0010】
図1から
図3に示すように、吸気口2と排気口3を有する本体1内部に、除湿ロータ4と、駆動手段5と、発熱手段6と、吸湿風路7と、放湿風路8とを備えている。
【0011】
除湿ロータ4は、空気中の水分を吸着する円板状で、吸湿部4aと放湿部4bを有する。
【0012】
放湿風路8には、除湿ロータ4の放湿部4bと、発熱手段6と、熱交換器9と、第1送風手段11とを有している。除湿ロータ4の放湿部4bの風上側には発熱手段6を備え、除湿ロータ4の放湿部4bの風下側には熱交換器9を設けている。この熱交換器9と発熱手段6との間には、第1送風手段11を有している。第1送風手段11によって、発熱手段6、除湿ロータ4、熱交換器9の順序に通過する空気を閉循環させる。
【0013】
吸湿風路7には、吸気口2と、熱交換器9と、除湿ロータ4の吸湿部4aと、第2送風手段12と、排気口3とを有している。
【0014】
吸気口2の風下側には、第2送風手段12を有し、第2送風手段12の風下側には、排気口3を備えている。
【0015】
吸気口2と第2送風手段12との間には、熱交換器9、または除湿ロータ4の吸湿部4aとを備えている。
【0016】
第2送風手段12によって、吸気口2から吸い込まれた室内空気は、熱交換器9または除湿ロータ4の吸湿部4aを通過し、排気口3から本体1外へ送風される。
【0017】
以上の構成における除湿動作について説明する。除湿運転を行なうときは、第2送風手段12の送風運転により室内空気を吸引し、除湿ロータ4の吸湿部4aに水分を吸着させるとともに、熱交換器9を冷却して排気口3から乾燥空気を送出する。このとき第1送風手段11により発熱手段6、除湿ロータ4、熱交換器9、ダクト10の順序に通過する空気を閉循環させ、除湿ロータ4の放湿部4bを加熱再生するとともに、熱交換器9にて高湿空気から結露水を回収している。
【0018】
更に詳しく説明すると、まず、放湿風路8では、第1送風手段11によって、発熱手段6へ送風された空気および除湿ロータ4の放湿部4bは、発熱手段6により加熱される。
【0019】
この加熱された空気が、除湿ロータ4の放湿部4bへ送風され、この加熱された高温空気によって、除湿ロータ4の湿気が放出され、高温高湿空気となる。ここで、除湿ロータ4の放湿部4bが、空気中の湿気を吸湿可能な状態に再生される。この高温高湿空気は、熱交換器9で冷やされ、結露することにより除湿される。この除湿された空気が、再び発熱手段6へ送風される。駆動手段5が除湿ロータ4を回転させ、再生された放湿部4bは吸湿部4aとなる。
【0020】
次に、吸湿風路7では、第2送風手段12によって、吸気口2から吸い込まれた室内空気は、熱交換器9または除湿ロータ4の吸湿部4aを通過する。熱交換器9を通過することにより、熱交換器9が冷やされ、熱交換器9内で結露が発生する。一方、除湿ロータ4の吸湿部4aを通過することにより、空気中の湿気が吸湿され、除湿された空気となり、排気口3から本体1外へ送風される。これにより、室内の空気が除湿される。
【0021】
発熱手段6は、箱体15と、ヒータ線装着部16と、ヒータ線23とから構成している。
【0022】
箱体15は、お椀形状で、側面には空気を取り込む長方形の空気入口部13と、除湿ロータ4の放湿部4bに対向した略台形の開口部14とを有する。第1送風手段11によって、発熱手段6へ送風された空気は、空気入口部13から箱体15に入り、開口部14から除湿ロータ4の放湿部4bへ送風される。
【0023】
ヒータ線装着部16は、略長方形の板形状で除湿ロータ4の回転軸方向と平行に、この箱体15内に複数固定されている。ヒータ線装着部16は、除湿ロータ4の回転中心側の短辺側を扇形状の中心とし、複数枚並んでいる。
【0024】
図3から
図6に示すように、除湿ロータ4側であるヒータ線装着部16の一方側の辺側に円形状の孔である第1の円形孔部19と、ヒータ線装着部16の他方側の辺側に円形状の孔である第2の円形孔部20とを複数有している。隣り合ったヒータ線装着部16の第1の円形孔部19は、複数の半径における円弧方向に並んでいる。
【0025】
第2の円形孔部20も同様に、隣り合ったヒータ線装着部16に、複数の半径における円弧方向に並んでいる。
【0026】
第1の円形孔部19からヒータ線装着部の他方側の辺へ伸びた四角形状の第1の四角切欠部21を設けている。つまり、丸形状の孔である第1の円形孔部19と四角形状の切欠である第1の四角切欠部21とが連結し、鍵穴形状の切欠きとなっている。
【0027】
第2の円形孔部20からヒータ線装着部の他方側の辺へ伸びた四角形状の第2の四角切欠部22を設けている。つまり、丸形状の孔である第2の円形孔部20と四角形状の切欠である第2の四角切欠部22とが連結し、鍵穴形状の切欠きとなっている。
【0028】
ヒータ線装着部16の第1の円形孔部19と第2の円形孔部20とに、ヒータ線23が装着されている。
【0029】
放湿風路8に設けた発熱手段6は、ヒータ線23を備えた箱体15の開口部14から加熱空気と輻射熱を除湿ロータ4へと供給される。
【0030】
ヒータ線23は、
図4、
図5に示すように、螺旋状の第1螺旋ヒータ部24と第2螺旋ヒータ部25と、第1螺旋ヒータ部24と第2螺旋ヒータ部25とを連結する直線状の直線ヒータ部26を有している。第1螺旋ヒータ部24は、除湿ロータ4の放湿部4bの放湿風路8の風上側に配置され、第2螺旋ヒータ部25は、第1螺旋ヒータ部24よりさらに風上側に配置される。具体的には、第1螺旋ヒータ部24は、複数のヒータ線装着部16の第1の円形孔部19内を通して装着され、第2螺旋ヒータ部25は、複数のヒータ線装着部16の第2の円形孔部20内を通して装着される。
【0031】
なお、第1螺旋ヒータ部24と第2螺旋ヒータ部25と直線ヒータ部26とは、一体で形成され、一本のヒータ線である。ヒータ線23は、第1螺旋ヒータ部24の中心軸と、第2螺旋ヒータ部25の中心軸とが、同一直線上に成形されている。
【0032】
この状態のヒータ線23を、ヒータ線装着部16に組み付けるときに、直線ヒータ部26があるので、目視での位置決めが容易になる。具体的には、直線ヒータ部26は、第1の円形孔部19と第2の円形孔部20との間のヒータ線装着部16の面に沿うように組み付けられる。これにより、除湿ロータ4の放湿部4bの風上側に配置される第1螺旋ヒータ部24と、第1螺旋ヒータ部24の風上に配置される第2螺旋ヒータ部25がそれぞれ正しく設置される。
【0033】
結果として、加熱出力のばらつきが規制されることとなるので、除湿ロータ4の放湿部4bの風上側のヒータ部分とさらに風上側のヒータ部分の発熱量のバランスが機器ごとにばらつきことが抑制される。除湿ロータ4の放湿性能は空気の温度だけでなくヒータ輻射の影響で性能が異なるので、除湿ロータ4に近い方のヒータのばらつきは放湿性能をばらつかせる要因になっているため、除湿ロータ4の放湿性能が安定することとなる。
【0034】
また、直線ヒータ部26の寸法は、第1螺旋ヒータ部と第2螺旋ヒータ部との距離より短い。具体的には、直線ヒータ部26の寸法Aを図示する寸法Bより短くしている。
【0035】
これは、ヒータ線23を配線したときに直線ヒータ部26の寸法Aが寸法Bより長いと、ヒータ線23がヒータ線装着部16から浮いてしまい、周辺部位との空間距離がばらつくという不具合が発生するためである。
【0036】
また、本実施の形態ではヒータ線の螺旋ヒータ部を直線ヒータ部で2分割して出力のバランスを管理したが、複数個所に増やして、より細かくそれぞれの部分でのばらつきを管理できるようにすることで、さらに放湿性能のばらつきを抑制できる。
【0037】
なお、本実施の形態では除湿ロータのみを利用した除湿装置で説明したが、除湿ロータと冷凍サイクルを組み合わせた除湿装置でも同様の効果が得られる。
【0038】
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施形態2の除湿装置のヒータ線とヒータ線装着部の関係を示す図である。
図8は、本発明の実施形態2の除湿装置のヒータ線を示す図である。実施の形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0039】
図7、
図8に示すように、実施の形態1と相違する点は、ヒータ線23の形状である。直線ヒータ部26は、第1螺旋ヒータ部24、および第2螺旋ヒータ部25の螺旋状における接線方向に延び、直線ヒータ部26の寸法Aは、図示する寸法Bと実質的に同じにしている。なお、ヒータ線23は、第1螺旋ヒータ部24の中心軸と、第2螺旋ヒータ部25の中心軸とは、平行に配置されている。第1螺旋ヒータ部24の中心軸と、直線ヒータ部26とは、直角に配置され、第2螺旋ヒータ部25の中心軸と、直線ヒータ部26とは、直角に配置されている。
【0040】
この状態のヒータ線23を配線したときに、直線ヒータ部26は、第1の円形孔部19と第2の円形孔部20との間のヒータ線装着部16の面に沿うように組み付けられるので、直線ヒータ部26の収まりが良くヒータ線23がヒータ線装着部16から浮くことなく組み付けしやすい。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明に係る除湿装置は、ヒータ線の組付けによるばらつきを抑えることを可能とするものであるので、衣類乾燥や除湿用に使用される除湿装置等として有用である。
【符号の説明】
【0042】
1 本体
2 吸気口
3 排気口
4 除湿ロータ
4a 吸湿部
4b 放湿部
5 駆動手段
6 発熱手段
7 吸湿風路
8 放湿風路
9 熱交換器
10 ダクト
11 第1送風手段
12 第2送風手段
13 空気入口部
15 箱体
16 ヒータ線装着部
19 第1の円形孔部
20 第2の円形孔部
21 第1の四角切欠部
22 第2の四角切欠部
23 ヒータ線
24 第1螺旋ヒータ部
25 第2螺旋ヒータ部
26 直線ヒータ部