特許7442795IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

歩留まりが高く、揚げ伸びの安定性や肌理の細かさにおいて苦汁を用いたものに劣らない油揚げ類の製造方法、さらに、かかる油揚げ類を連続的に大量生産できる製造法と、それらの製造方法により製造される油揚げ類

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで本発明は、歩留まりが高く、揚げ伸びの安定性や肌理の細かさにおいて苦汁を用いたものに劣ることなく、また、苦汁を用いたもののように2~3日後に硬くならず、さらに、水切りのためのプレスが速やかに行うことができる油揚げ類の製造方法、さらに、かかる油揚げ類を連続的に大量生産できる製造方法、および、それらの製造方法で製造された油揚げ類の提供をその課題とするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、課題を解決するものであり、乳化剤を含まない遅効性を有する油中水型乳化にがりである豆腐用の凝固剤と豆乳を低剪断遠心撹拌体により撹拌分散する工程を含む油揚げ類の製造方法である。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明にかかる油揚げ類の製造方法によると、遠心力を利用する撹拌体により豆乳と凝固剤を攪拌分散するため、せん断力の強いローターステーター等を用いる場合に比べて攪拌分散力のある低せん断が可能となる。その結果、凝固反応が進む前に凝固剤が豆乳中に均一に分散し、これにより、揚げ伸びが安定し、肌理の細かな油揚げ類の生産が可能となる。

また、本発明にかかる油揚げ類の製造方法によると、凝固剤として乳化剤を含まない遅効性を有する油中水型乳化にがりである豆腐用凝固剤を用いることにより、歩留まりも高く、排水処理の負担を軽減することができる。

また、本発明にかかる油揚げ類の製造方法によると、凝固剤として乳化剤を含まない遅効性を有する油中水型乳化にがりである豆腐用凝固剤を用いることにより、凝固後の水分の除去が容易であり、その結果、水切りのためのプレス作業が速やかにできる。

また、本発明にかかる油揚げ類の連続製造方法によると、遠心力を利用する撹拌体により豆乳と凝固剤を攪拌分散するため、せん断力の強いローターステーター等を用いる場合に比べて、攪拌分散力のあるインライン低せん断が可能となる。その結果、乳化にがりの分散と同時に乳化にがりの油性被膜が破れることがなく、溶出した速効性の無機塩とタンパクが部分的に凝固反応し、形成が始まったタンパク膜を高回転のローターステーターで破断してしまうこともないため、風味を損なうことなく、連続の大量生産が可能となる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される攪拌体の正面図。
【図2】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される攪拌体の平面図。
【図3】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される攪拌体の断面図。
【図4】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される攪拌体の断面図で羽根を備えたものの断面図。
【図5】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される製造装置について模式的に表した図。
【図6】 本発明にかかる油揚げ類の製造方法に使用される撹拌機の一部切り欠き正面図。
【図7】 図6の撹拌機に備えられた攪拌体の斜視図。

代表図 図1本件の代表的な図

1 … … 攪拌体 2 … … 豆乳タンク 3 … … 凝固剤タンク 4 … … 攪拌機 5 … … 成型ベルト 6 … … フライヤー 7a、7b、7c … … 供給ライン 8a、8b … … 供給ポンプ 10 … … 攪拌体 11a … … 天面 11b … … 底面 11c … … 周壁面 12 … … 吸入口 13 … … 吐出口 14 … … 流路 15 … … 羽根 16 … … シャフト 41 … … シャフト 42 … … ケーシング 43 … … 駆動部 44 … … 軸受部材 45 … … 台座 111a … … 天面 111b … … 底面 112 … … 吸入口 113 … … 吐出口 114 … … 流路 115 … … 孔部 461 … … 孔部 462 … … 開口部 L1 … … 回転軸 L2 … … 吐出口の中心から吸入口の中心を結ぶ直線

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