(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-26
(45)【発行日】2024-03-05
(54)【発明の名称】情報処理システム、出力方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/482 20110101AFI20240227BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20240227BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240227BHJP
【FI】
H04N21/482
H04N21/431
G06F3/0484
(21)【出願番号】P 2023133714
(22)【出願日】2023-08-18
【審査請求日】2023-08-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】723011530
【氏名又は名称】岸 真太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100206405
【氏名又は名称】岸 真太郎
(72)【発明者】
【氏名】岸 真太郎
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-119286(JP,A)
【文献】特開2017-103743(JP,A)
【文献】特開2007-060060(JP,A)
【文献】特開2016-039612(JP,A)
【文献】特開2006-295753(JP,A)
【文献】特開2012-145984(JP,A)
【文献】特開2011-205439(JP,A)
【文献】特開2011-249940(JP,A)
【文献】特開2014-158257(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06F 3/0484
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
出力させるコンテンツの
選択を受け付け、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて
、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ
、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させ、
前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させ、
出力の順番が最後以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させ、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの前記特定の箇所からの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる、情報処理システム。
【請求項2】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
出力させるコンテンツの選択を受け付け、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させ、
前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させ、
出力の順番が最初以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させ、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの最初から前記特定の箇所までの出力に要する時間に関する情報を出力させる、情報処理システム。
【請求項3】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
出力させるコンテンツの選択を受け付け、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、
複数のコンテンツが順番に出力される場合において、当該複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して予め定められた条件を満たす場合、当該条件を満たすことを通知させる、情報処理システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記条件を満たす場合に、当該条件を満たさなくなることに関する情報を出力させる、請求項3記載の情報処理システム。
【請求項5】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
出力させるコンテンツの選択を受け付け、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける第1受付画像を表示させ、
出力中である第3コンテンツと、出力中ではない第4コンテンツと、出力中ではない第5コンテンツと、が順番に出力される場合において、
前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示せずに、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像および前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させ、
前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を受け付ける第2受付画像を表示させ、
前記第2受付画像が選択された場合、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像の表示は制限せずに前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を制限し、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる、情報処理システム。
【請求項6】
前記第4コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が後のコンテンツであり、
前記第5コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が前のコンテンツである、請求項5記載の情報処理システム。
【請求項7】
コンピュータに、
出力させるコンテンツの
選択を受け付ける機能と、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて
、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させる機能と、
前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させる機能と、
出力の順番が最後以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させる機能と、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの前記特定の箇所からの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる機能と、
を実現させるための、プログラム。
【請求項8】
コンピュータに、
出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させる機能と、
前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させる機能と、
出力の順番が最初以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させる機能と、
前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの最初から前記特定の箇所までの出力に要する時間に関する情報を出力させる機能と、
を実現させるための、プログラム。
【請求項9】
コンピュータに、
出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、
複数のコンテンツが順番に出力される場合において、当該複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して予め定められた条件を満たす場合、当該条件を満たすことを通知させる機能と、
を実現させるための、プログラム。
【請求項10】
コンピュータに、
前記条件を満たす場合、当該条件を満たさなくなることに関する情報を出力させる機能
をさらに実現させるための、請求項9記載のプログラム。
【請求項11】
コンピュータに、
出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、
コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける第1受付画像を表示させる機能と、
出力中である第3コンテンツと、出力中ではない第4コンテンツと、出力中ではない第5コンテンツと、が順番に出力される場合において、
前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示せずに、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像および前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる機能と、
前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を受け付ける第2受付画像を表示させる機能と、
前記第2受付画像が選択された場合、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像の表示は制限せずに前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を制限し、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる機能と、
を実現させるための、プログラム。
【請求項12】
前記第4コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が後のコンテンツであり、
前記第5コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が前のコンテンツである、請求項11記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、出力方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子機器は、第1コンテンツの再生完了時に第1レイヤと第2レイヤとを切り替えて第2コンテンツが第2レイヤで電子機器の画面に表示されるようにしてよいことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力されることがあるが、第2コンテンツが出力されているときのみ第2コンテンツの出力に関する設定が受け付けられる場合、ユーザに応じた第2コンテンツの出力の開始が実現されなかった。
本開示は、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合における、ユーザに応じた第2コンテンツの出力の開始を実現させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、出力させるコンテンツの選択を受け付け、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させ、前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させ、出力の順番が最後以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させ、前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの前記特定の箇所からの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる、情報処理システムである。
また、本開示の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、出力させるコンテンツの選択を受け付け、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させ、前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させ、出力の順番が最初以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させ、前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの最初から前記特定の箇所までの出力に要する時間に関する情報を出力させる、情報処理システムである。
また、本開示の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、出力させるコンテンツの選択を受け付け、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、複数のコンテンツが順番に出力される場合において、当該複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して予め定められた条件を満たす場合、当該条件を満たすことを通知させる、情報処理システムである。
ここで、前記プロセッサは、前記条件を満たす場合に、当該条件を満たさなくなることに関する情報を出力させてもよい。
また、本開示の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、出力させるコンテンツの選択を受け付け、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させ、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける第1受付画像を表示させ、出力中である第3コンテンツと、出力中ではない第4コンテンツと、出力中ではない第5コンテンツと、が順番に出力される場合において、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示せずに、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像および前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させ、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を受け付ける第2受付画像を表示させ、前記第2受付画像が選択された場合、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像の表示は制限せずに前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を制限し、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる、情報処理システムである。
ここで、前記第4コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が後のコンテンツであり、前記第5コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が前のコンテンツであってもよい。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させる機能と、前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させる機能と、出力の順番が最後以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させる機能と、前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの前記特定の箇所からの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる機能と、を実現させるための、プログラムである。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける画像を表示させる機能と、前記画像が選択された場合、当該画像のうちの選択された部分に応じた箇所から前記コンテンツを出力させる機能と、出力の順番が最初以外である特定のコンテンツを含む複数のコンテンツが順番に出力される場合において、前記特定のコンテンツに係る前記画像における特定の部分が指定されてから選択された場合、当該特定のコンテンツを途中の箇所である特定の箇所から出力させる機能と、前記特定のコンテンツに係る前記画像における前記特定の部分が指定された場合、前記複数のコンテンツのうちの最初から前記特定の箇所までの出力に要する時間に関する情報を出力させる機能と、を実現させるための、プログラムである。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、複数のコンテンツが順番に出力される場合において、当該複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して予め定められた条件を満たす場合、当該条件を満たすことを通知させる機能と、を実現させるための、プログラムである。
ここで、プログラムは、コンピュータに、前記条件を満たす場合、当該条件を満たさなくなることに関する情報を出力させる機能をさらに実現させてもよい。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、出力させるコンテンツの選択を受け付ける機能と、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、当該第2コンテンツの出力の開始前または当該第2コンテンツの出力の終了後における当該第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、当該第2コンテンツを途中の箇所から出力させる機能と、コンテンツが出力される場合、当該コンテンツのうちの出力を開始する箇所の選択を受け付ける第1受付画像を表示させる機能と、出力中である第3コンテンツと、出力中ではない第4コンテンツと、出力中ではない第5コンテンツと、が順番に出力される場合において、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示せずに、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像および前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる機能と、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を受け付ける第2受付画像を表示させる機能と、前記第2受付画像が選択された場合、前記第3コンテンツに係る前記第1受付画像の表示は制限せずに前記第4コンテンツに係る前記第1受付画像の表示を制限し、前記第5コンテンツに係る前記第1受付画像を表示させる機能と、を実現させるための、プログラムである。
ここで、前記第4コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が後のコンテンツであり、前記第5コンテンツは、前記第3コンテンツよりも出力の順番が前のコンテンツであってもよい。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合における、ユーザに応じた第2コンテンツの出力の開始を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】コンテンツ出力システムの全体構成例を示した図である。
【
図2】サーバの機能上の構成の例を示した図である。
【
図3】コンテンツ管理テーブルの一例を示した図である。
【
図71】選択中出力処理の流れを示したフローチャートである。
【
図72】出力箇所変更処理の流れを示したフローチャートである。
【
図73】経過出力処理の流れを示したフローチャートである。
【
図74】指示出力処理の流れを示したフローチャートである。
【
図75】指示出力処理の流れを示したフローチャートである。
【
図76】指示出力処理の流れを示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本開示について詳細に説明する。
図1は、コンテンツ出力システム1の全体構成例を示した図である。
情報処理システムの一例としてのコンテンツ出力システム1は、コンテンツを出力させるシステムである。
コンテンツとは、情報の内容である。コンテンツとしては、画像や音等が挙げられる。また、コンテンツとしての画像には、動画も含まれる。また、コンテンツとしての画像には、録画と、リアルタイムで撮影される画像とが含まれる。また、コンテンツとしての音には、録音と、リアルタイムで受信される音とが含まれる。また、コンテンツを出力させるとは、コンテンツを、ユーザが認識できる態様により出すことである。コンテンツを出力させることとしては、画像を表示させることや、音を出力させることが挙げられる。
コンテンツ出力システム1は、サーバ10と、機器20とを備える。サーバ10と機器20とは、ネットワーク30を介して接続されている。
【0009】
サーバ10は、コンテンツを機器20に出力させる。また、サーバ10は、複数のコンテンツを機器20に出力させる場合、複数のコンテンツを機器20に同時に出力させることなく、複数のコンテンツを一つずつ順番に機器20に出力させる。言い換えると、サーバ10は、複数のコンテンツを機器20に出力させる場合において、複数のコンテンツのうちの一のコンテンツを機器20に出力させているときには、出力させている一のコンテンツ以外のコンテンツを機器20に出力させない。そして、サーバ10は、複数のコンテンツを機器20に出力させる場合に、この複数のコンテンツの出力が終了する時刻を示す情報等を、機器20に出力させる。
また、サーバ10は、ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時間の長さや、ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時刻を設定する。ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時間の長さを、以下では、限度時間と称することがある。また、ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時刻を、以下では、限度時刻と称することがある。サーバ10は、ユーザがコンテンツを利用する時間や時刻が限度時間や限度時刻を超えないように、ユーザによるコンテンツの利用を管理する。コンテンツの利用とは、音声を含む画像としてのコンテンツのユーザによる視聴、音声を含まない画像としてのコンテンツのユーザによる視認、音声としてのコンテンツのユーザによる聴取等が挙げられる。
【0010】
また、サーバ10は、コンテンツの機器20への出力を開始させる前に、機器20を介して、コンテンツの出力に関する設定を受け付ける。コンテンツの出力に関する設定としては、コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の設定や、コンテンツの機器20への出力の速度の設定等が挙げられる。また、サーバ10は、コンテンツの出力に関する設定をコンテンツごとに受け付けることにより、コンテンツごとの設定に応じた態様によりコンテンツを機器20に出力させる。
サーバ10は、例えば、コンピュータにより実現される。サーバ10は、単一のコンピュータにより構成しても良いし、複数のコンピュータによる分散処理により実現しても良い。また、サーバ10は、クラウドコンピューティングにより提供される仮想的なハードウェア上にて実現してもよい。
【0011】
機器20は、サーバ10から提供されるコンテンツを出力する。より具体的には、機器20は、出力する対象のコンテンツの選択を受け付けると、選択されたコンテンツを機器20に送信することをサーバ10に指示し、指示に応じてサーバ10から送信されたコンテンツを出力する。また、機器20は、複数のコンテンツを出力する場合に、この複数のコンテンツの出力が終了する時刻を示す情報等をサーバ10から取得し、取得した情報を出力する。なお、機器20が出力する対象として選択されたコンテンツを、以下では、選択コンテンツと称することがある。
また、機器20は、コンテンツの出力に関する設定を受け付け、受け付けた設定をサーバ10に通知する。そして、機器20は、サーバ10から送信されたコンテンツを、受け付けた設定に応じた態様により出力する。
機器20としては、情報を出力する機器が挙げられる。より具体的には、機器20としては、コンピュータ、テレビジョンの受信機、ラジオの受信機、スピーカを有する機器等が挙げられる。また、コンピュータには、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォンが含まれる。また、スピーカを有する機器には、イヤフォンが取り付けられることでイヤフォンを介して音が出力される機器が含まれる。
【0012】
図示の例では、コンテンツ出力システム1に一つの機器20のみが設けられているが、これに限定されない。コンテンツ出力システム1に設けられる機器20の数は、何れの数であってもよい。また、コンテンツ出力システム1に複数の機器20が設けられる場合に、この複数の機器20の各々は、上述した何れの種類の機器であってもよい。
【0013】
サーバ10と機器20との接続に用いられるネットワーク30は、データの送受信が可能であれば、その種類は特に限定されない。ネットワーク30としては、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、4G(4th Generation Mobile Communication)や5G(5th Generation Mobile Communication)等の移動通信システムが挙げられる。また、ネットワーク30においてデータの送受信に用いられる通信回線は、有線であっても無線であっても良い。また、ネットワーク30は、複数の通信回線を介してサーバ10と機器20とを接続する構成であってもよい。
【0014】
<ハードウェア構成>
次に、サーバ10のハードウェア構成および機器20のハードウェア構成について説明する。
図1に示すように、サーバ10は、サーバ10全体の動作を制御するプロセッサ101と、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する記憶領域であるROM(Read Only Memory)102と、プロセッサ101の作業領域であるRAM(Random Access Memory)103とを有する。また、サーバ10は、補助記憶装置104と、外部との通信に用いられる通信インタフェース(通信IF)105とを有する。
【0015】
プロセッサ101は、プログラムの実行を通じて各種の機能を実現するデバイスである。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、およびDSP(Digital Signal Processor)を有する。プロセッサ101は、一のプロセッサにより構成されてもよいし、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサにより構成されてもよい。
ROM102は、プロセッサ101により実行されるプログラム等を記憶する。
補助記憶装置104は、プロセッサ101により実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。補助記憶装置104としては、揮発性のHDD(Hard Disk Drive)や半導体ストレージ等が挙げられる。また、プログラムとしては、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム等が挙げられる。
プロセッサ101と、各種のデバイス(ROM102、RAM103、補助記憶装置104、通信IF105)とは、バスやその他の信号線を通じて接続されている。
本開示では、プロセッサ101が、ROM102や補助記憶装置104に記憶されたプログラムを読み込むことによって、サーバ10にて行われる各種の処理が実行される。
【0016】
また、機器20は、機器20の全体の動作を制御するプロセッサ201と、BIOS等を記憶する記憶領域であるROM202と、プロセッサ201の作業領域であるRAM203と、補助記憶装置204とを有する。また、機器20は、情報を表示する表示ユニット205と、機器20の操作を受け付ける操作受付ユニット206と、音を出力するスピーカ207と、音の入力に用いられるマイク208と、外部との通信に用いられる通信IF209とを有する。
【0017】
プロセッサ201は、プログラムの実行を通じて各種の機能を実現するデバイスである。プロセッサ201は、例えば、CPU、MPU、GPU、およびDSPを有する。プロセッサ201は、一のプロセッサにより構成されてもよいし、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサにより構成されてもよい。
ROM202は、プロセッサ201により実行されるプログラム等を記憶する。
補助記憶装置204は、プロセッサ201により実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。補助記憶装置204としては、揮発性のHDDや半導体ストレージ等が挙げられる。
表示ユニット205としては、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)等が挙げられる。
【0018】
操作受付ユニット206としては、キーボード、マウス、静電容量式のタッチセンサ、スイッチ、リモコン(Remote Controller)等が挙げられる。機器20がコンピュータである場合、操作受付ユニット206としては、キーボード、マウス、静電容量式のタッチセンサ等が挙げられる。また、機器20がテレビジョンの受信機やラジオの受信機である場合、操作受付ユニット206としては、リモコンが等挙げられる。
ただし、機器20の種類と操作受付ユニット206の種類との組み合わせは、何れの組み合わせであってもよい。
また、操作受付ユニット206は、上述した例に限定されず、ユーザの意思、状態、感情等を機器20の操作に反映させるものであってもよい。
【0019】
マイク208は、入力された音をデジタルデータに変換する。
プロセッサ201と、各種のデバイス(ROM202、RAM203、補助記憶装置204、表示ユニット205、操作受付ユニット206、スピーカ207、マイク208、通信IF209)とは、バスやその他の信号線を通じて接続されている。
本開示では、プロセッサ201が、ROM202や補助記憶装置204に記憶されたプログラムを読み込むことによって、機器20にて行われる各種の処理が実行される。
【0020】
<サーバ10の機能構成>
図2は、サーバ10の機能上の構成の例を示した図である。
サーバ10は、取得部111と、記憶部112と、コンテンツ設定部113と、コンテンツ管理部114と、算出部115と、抽出部116と、時間管理部117と、情報作成部118と、送信部119とを有する。これらの機能部は、サーバ10のハードウェアと、プログラムとの協働により実現される。
なお、サーバ10が複数の機器により構成される場合には、上述した複数の機能部が、サーバ10を構成する複数の機器の協働により実現される。
【0021】
取得部111は、コンテンツに関する情報を機器20から取得する。取得部111が取得するコンテンツに関する情報としては、コンテンツに関する指示が挙げられる。また、コンテンツに関する指示としては、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示、コンテンツの機器20への出力の速度の指示、複数の選択コンテンツの機器20への出力の順番の指示、選択コンテンツの機器20への出力の開始または停止の指示、選択コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の指示、限度時間や限度時刻の指示等が挙げられる。また、コンテンツに関する指示は、機器20において操作受付ユニット206が操作されることにより生成される。
記憶部112は、コンテンツを記憶する。より具体的には、記憶部112は、コンテンツを、コンテンツの出力に要する時間を示す情報とともに、記憶する。なお、記憶部112に記憶される情報の内容については、後に詳述する。
【0022】
コンテンツ設定部113は、コンテンツに関する設定をする。
コンテンツ設定部113は、コンテンツの機器20への出力の速度を設定する。本開示では、コンテンツの機器20への出力の速度には、デフォルトの速度と、デフォルトとは異なる速度とを含む複数の速度がある。コンテンツの機器20への出力の速度の指示が取得部111に取得されると、コンテンツ設定部113は、コンテンツの機器20への出力の速度を、複数の速度のうちの、指示された速度に設定する。なお、機器20へのコンテンツの出力の速度として設定された速度を、以下では、設定速度と称することがある。
本開示では、コンテンツ設定部113は、複数の選択コンテンツが存在する場合、この複数の選択コンテンツの出力が開始される前に、複数の選択コンテンツの各々について、機器20への出力の速度を設定する。これにより、複数の選択コンテンツは、選択コンテンツごとの設定に応じた態様により出力される。
【0023】
また、コンテンツ設定部113は、複数の選択コンテンツの機器20への出力の順番を設定する。複数の選択コンテンツの機器20への出力の順番の指示が取得部111に取得されると、コンテンツ設定部113は、複数の選択コンテンツの出力の順番を、指示された順番に設定する。
また、コンテンツ設定部113は、限度時間や限度時刻の指示が取得部111に取得されると、指示された限度時間や限度時刻を設定する。
また、コンテンツ設定部113は、設定した内容を示す情報を、算出部115、時間管理部117、情報作成部118、および送信部119に送信する。
【0024】
なお、コンテンツに関する設定をする主体は、コンテンツ設定部113に限定されない。例えば、コンテンツ設定部113が行うものとして上述したコンテンツに関する設定が、機器20のプロセッサ201(
図1参照)により行われてもよい。
また、サーバ10から送信され機器20に取得されたコンテンツに関する設定は機器20のプロセッサ201により行われ、機器20に取得されていないコンテンツに関する設定はコンテンツ設定部113により行われてもよい。一例を挙げると、二つの選択コンテンツのうちの、最初に機器20に出力される選択コンテンツが機器20に取得され、2番目に機器20に出力される選択コンテンツが機器20に取得されていない場合、最初に出力される選択コンテンツの出力の速度は機器20のプロセッサ201に設定され、2番目に出力される選択コンテンツの出力の速度はコンテンツ設定部113に設定されてもよい。
【0025】
コンテンツ管理部114は、コンテンツの機器20への出力を管理する。
コンテンツ管理部114は、何れのコンテンツを選択コンテンツとするかの指示が取得部111に取得されると、記憶部112に記憶されているコンテンツのうちの指示された選択コンテンツを、送信部119を介して機器20に送信することで、指示された選択コンテンツを機器20に出力させる。また、コンテンツ管理部114は、選択コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の指示が取得部111に取得されると、選択コンテンツと、選択コンテンツのうちの指示された箇所を示す情報とを、送信部119を介して機器20に送信することで、指示された選択コンテンツを指示された箇所から機器20に出力させる。
本開示のサーバ10は、一の選択コンテンツが機器20に出力されているときに、出力されていない選択コンテンツの出力の指示を、選択コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の指示とともに受け付ける。そのため、コンテンツ管理部114は、一の選択コンテンツを機器20に出力させているときにおける、出力させている選択コンテンツとは異なる選択コンテンツの出力の指示の態様に応じて、出力されていなかった選択コンテンツの出力を、この選択コンテンツの途中の箇所から開始させる。
【0026】
また、選択コンテンツの機器20への出力の開始または停止の指示が取得部111に取得されると、コンテンツ管理部114は、取得された指示に応じて、選択コンテンツの機器20への出力を開始または停止させる。なおコンテンツ管理部114は、選択コンテンツの機器20への送信を開始または停止することで、選択コンテンツの機器20への出力の開始または停止を実現させてもよい。
また、コンテンツ管理部114は、選択コンテンツを機器20に出力させているときに、選択コンテンツのうちの出力させている箇所を特定し、特定した箇所を示す情報を、算出部115および時間管理部117へ送信する。
また、コンテンツ管理部114は、時間を計測し、計測した時間を示す情報を、算出部115および時間管理部117へ送信する。
【0027】
なお、コンテンツの機器20への出力を管理する主体は、コンテンツ管理部114に限定されない。例えば、コンテンツ管理部114が行うものとして上述した管理が、機器20のプロセッサ201により行われてもよい。
また、サーバ10から送信され機器20に取得されたコンテンツに関する出力の管理は機器20のプロセッサ201により行われ、機器20に取得されていないコンテンツに関する出力の管理はコンテンツ設定部113により行われてもよい。一例を挙げると、二つの選択コンテンツのうちの、最初に機器20に出力される選択コンテンツが機器20に取得され、2番目に機器20に出力される選択コンテンツが機器20に取得されていない場合、最初に出力される選択コンテンツについての出力の開始または停止や指示された箇所からの出力は機器20のプロセッサ201により行われ、2番目に出力される選択コンテンツについての出力の開始または停止や指示された箇所からの出力はコンテンツ管理部114により行われてもよい。また、例えば、出力に要する時間が20分である選択コンテンツのうちの、前半の10分に該当する部分が機器20に取得され、後半の10分に該当する部分が機器20に取得されていない場合、前半の10分に該当する部分についての出力の開始または停止や指示された箇所からの出力は機器20のプロセッサ201に行われ、後半の10分に該当する部分についての出力の開始または停止や指示された箇所からの出力はコンテンツ管理部114に行われてもよい。
【0028】
算出部115は、コンテンツの出力に関する時間や時刻を算出する。
算出部115は、コンテンツの機器20への出力に要する時間、および、コンテンツの機器20への出力が終了する時刻を算出する。また、選択コンテンツが複数存在する場合、算出部115は、この複数の選択コンテンツの出力に要する時間、および、複数の選択コンテンツの出力が終了する時刻を算出する。
また、算出部115は、コンテンツの最初から特定の箇所までの機器20への出力に要する時間、コンテンツの特定の箇所から最後までの機器20への出力に要する時間、および、コンテンツの特定の箇所から最後までの機器20への出力が終了する時刻を算出する。また、選択コンテンツが複数存在する場合、算出部115は、この複数のコンテンツの最初から特定の箇所までの出力に要する時間、複数のコンテンツのうちの特定の箇所から最後までの出力に要する時間、および、複数のコンテンツのうちの特定の箇所から最後までの出力が終了する時刻を算出する。特定の箇所としては、コンテンツのうちの機器20に出力されている箇所、コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所として指示された箇所等が挙げられる。また、算出部115は、取得部111やコンテンツ管理部114から取得した情報により、特定の箇所がコンテンツのうちの何れの箇所であるかを特定する。
【0029】
また、設定速度が、機器20へのコンテンツの出力の速度としてのデフォルトの速度とは異なる場合がある。この場合、算出部115は、コンテンツが設定速度により出力される場合と、コンテンツがデフォルトの速度により出力される場合とについて、上述した時間や時刻を算出する。なお、機器20へのコンテンツの出力の速度としてのデフォルトの速度を、以下では、デフォルト速度と称することがある。
また、算出部115は、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間と限度時間との差や、選択コンテンツの機器20への出力が終了する時刻と限度時刻との差を算出する。
算出部115は、算出した結果を示す情報を、抽出部116、時間管理部117、および情報作成部118へ送信する。
【0030】
抽出部116は、記憶部112に記憶されている複数のコンテンツから、特定のコンテンツを抽出する。より具体的には、抽出部116は、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間と限度時間との差や、選択コンテンツの機器20への出力が終了する時刻と限度時刻との差について算出部115に算出された結果に応じて、特定のコンテンツを抽出する。また、抽出部116は、抽出したコンテンツを示す情報を、情報作成部118に送信する。
【0031】
時間管理部117は、コンテンツの出力に関する時間や時刻を管理する。
時間管理部117は、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間や、選択コンテンツの機器20への出力が終了する時刻が、予め定められた条件を満たすか否かを判定する。予め定められた条件としては、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間が限度時間を超えることや、選択コンテンツの機器20への出力が終了する時刻が限度時刻を超えること等が挙げられる。
また、時間管理部117は、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間や、選択コンテンツの機器20への出力が終了する時刻が、予め定められた条件を満たす場合、この条件を満たさなくなる手段を特定する。
時間管理部117は、予め定められた条件を満たすことを示す情報や、この条件を満たさなくなる手段を示す情報を、情報作成部118に送信する。
【0032】
情報作成部118は、機器20に出力させる情報を、画像や音声の情報として作成する。機器20に出力させる情報として情報作成部118に作成される情報としては、コンテンツ設定部113に設定された内容を示す情報、コンテンツの出力に関する時間や時刻として算出部115に算出された情報、抽出部116に抽出されたコンテンツを示す情報、時間管理部117から取得した情報等が挙げられる。
情報作成部118は、作成した情報を送信部119に送信する。
【0033】
送信部119は、コンテンツ設定部113に設定された内容を示す情報、コンテンツ管理部114から送信されたコンテンツ、および情報作成部118から送信された情報を、機器20に送信する。これにより、送信部119から送信されたコンテンツに関する設定が機器20に反映され、また、送信部119から送信されたコンテンツや情報が機器20に出力される。
なお、送信部119が機器20に送信するコンテンツや情報の内容、言い換えると、機器20に出力されるコンテンツや情報の内容については、後に詳述する。
【0034】
<コンテンツ管理テーブル>
図3は、コンテンツ管理テーブルの一例を示した図である。コンテンツ管理テーブルは、サーバ10がコンテンツに関する情報を管理するためのテーブルである。コンテンツ管理テーブルは、サーバ10の記憶部112に記憶されている。
コンテンツ管理テーブルでは、コンテンツごとに、「タイトル」、「コンテンツ時間(分)」、「付随コンテンツ時間(分)」および「スキップ可能時間(分)」が、それぞれ関連付けられて示されている。
【0035】
「タイトル」には、コンテンツのタイトルが示されている。なお、「タイトル」に示されたコンテンツを、以下では、主コンテンツと称することがある。
「コンテンツ時間(分)」には、主コンテンツの最初から最後までの機器20への出力に要する時間が、分単位により示されている。
「付随コンテンツ時間(分)」には、主コンテンツに付随するコンテンツの最初から最後までの機器20への出力に要する時間が、分単位により示されている。なお、主コンテンツに付随するコンテンツを、以下では、付随コンテンツと称することがある。付随コンテンツとしては、広告のために作成されたコンテンツ、主コンテンツに対する意見や評価の入力を受け付けるためのコンテンツ、主コンテンツを踏まえたテストに対する回答の入力を受け付けるためのコンテンツ等が挙げられる。また、主コンテンツおよび付随コンテンツを特に区別することなく説明する場合、単にコンテンツと称することがある。
【0036】
「スキップ可能時間(分)」には、主コンテンツおよび付随コンテンツの出力に要する時間のうちの、スキップにより短縮される時間が、分単位により示されている。本開示では、ユーザによる機器20の操作に応じて、コンテンツのうちの予め定められた箇所の機器20への出力がスキップされる。なお、コンテンツのうちのスキップにより短縮される箇所は、主コンテンツの箇所であってもよいし、付随コンテンツの箇所であってもよい。
また、「コンテンツ時間(分)」、「付随コンテンツ時間(分)」および「スキップ可能時間(分)」に示された時間は、何れも、コンテンツがデフォルト速度により機器20に出力される場合の時間である。
【0037】
コンテンツ管理テーブルに示された内容を具体的に説明する。
「タイトル」がAである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が10であり、「付随コンテンツ時間(分)」が1であり、「スキップ可能時間(分)」が1である。
「タイトル」がBである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が26であり、「付随コンテンツ時間(分)」が0であり、「スキップ可能時間(分)」が4である。
「タイトル」がCである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が30であり、「付随コンテンツ時間(分)」が0であり、「スキップ可能時間(分)」が0である。
「タイトル」がDである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が24であり、「付随コンテンツ時間(分)」が0であり、「スキップ可能時間(分)」が0である。
「タイトル」がEである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が6であり、「付随コンテンツ時間(分)」が0であり、「スキップ可能時間(分)」が0である。
「タイトル」がFである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が42であり、「付随コンテンツ時間(分)」が2であり、「スキップ可能時間(分)」が0である。
【0038】
「タイトル」がGである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が16であり、「付随コンテンツ時間(分)」が1であり、「スキップ可能時間(分)」が4である。
「タイトル」がHである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が22であり、「付随コンテンツ時間(分)」が1であり、「スキップ可能時間(分)」が1である。
「タイトル」がIである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が45であり、「付随コンテンツ時間(分)」が0であり、「スキップ可能時間(分)」が2である。
「タイトル」がJである主コンテンツは、「コンテンツ時間(分)」が18であり、「付随コンテンツ時間(分)」が1であり、「スキップ可能時間(分)」が1である。
【0039】
以上の通り、本開示では、各主コンテンツおよび各付随コンテンツは、機器20への出力に要する時間の長さが予め定められている。
なお、各主コンテンツおよび各付随コンテンツは、何れも、音声を含む動画であるものとする。
また、コンテンツ管理テーブルの「付随コンテンツ時間(分)」に示された「0」は、対応する主コンテンツに対する付随コンテンツが存在しないことを意味する。
また、コンテンツ管理テーブルの「スキップ可能時間(分)」に示された「0」は、対応する主コンテンツおよび付随コンテンツのうちのスキップにより短縮される箇所が存在しないことを意味する。
また、コンテンツ管理テーブルに示された「…」は、図示が省略されたコンテンツの情報がコンテンツ管理テーブルに設けられていることを意味する。
【0040】
<コンテンツ選択時に出力される情報例>
次に、ユーザが何れのコンテンツを機器20に出力させるかを選択するときに機器20に出力される情報の例について説明する。
図4乃至
図13は、選択受付画面40を示した図である。選択受付画面40は、機器20が出力するコンテンツの選択を受け付けるための画像である。選択受付画面40は、機器20の表示ユニット205(
図1参照)に表示される。また、選択受付画面40に表示される情報、および、選択受付画面40が表示されているときにスピーカ207から出力される音声は、サーバ10の情報作成部118(
図2参照)に作成された情報である。
【0041】
なお、
図4乃至
図13のうちの、
図4乃至
図8、
図10、
図11および
図13には、一つ前の図面に示された選択受付画面40から続く選択受付画面40の態様が示されている。
また、
図9には、
図7に示された選択受付画面40から続く選択受付画面40の態様が示されている。
また、
図12には、
図10に示された選択受付画面40から続く選択受付画面40の態様が示されている。
【0042】
図4に示すように、選択受付画面40には、コンテンツの機器20への出力の態様の設定を受け付ける態様受付画像41と、機器20が出力するコンテンツの選択を受け付ける選択受付画像42と、選択コンテンツに関する情報を示す選択コンテンツ画像43とが示されている。なお、
図4に示す選択受付画面40が機器20の表示ユニット205に表示されている時点の時刻は、15時00分である。
【0043】
態様受付画像41には、複数出力受付部411と、一括受付部412と、限度時刻表示部413と、限度時間表示部414と、抽出受付部415と、速度受付部416と、出力開始受付部417とが示されている。
複数出力受付部411は、機器20が出力するコンテンツの選択を複数受け付けるための画像である。複数出力受付部411が選択されると、選択受付画面40において、機器20が出力するコンテンツの選択を複数受け付けられるようになる。
一括受付部412は、選択コンテンツが機器20に出力されているときにおける、複数の選択コンテンツを一括したものに対する、選択コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の指定を受け付けるための画像である。一括受付部412が選択されると、選択コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所の指定が、複数の選択コンテンツを一括したものに対して受け付けられるようになる。
【0044】
限度時刻表示部413は、限度時刻を示す。限度時刻表示部413は、時刻の入力を受け付ける態様により表示されており、入力された時刻を限度時刻として表示する。図示の例では、限度時刻表示部413には、限度時刻が16時であることを意味する「視聴可能時刻16:00まで」のテキストが示されている。限度時刻表示部413に入力された時刻は、限度時刻としてコンテンツ設定部113(
図2参照)に設定される。
限度時間表示部414は、限度時間を示す。限度時間は、現時点の時刻と限度時刻との差の時間の長さである。本開示では、限度時刻表示部413に時刻が入力されることや、時刻が更新されることに応じて、限度時間表示部414に表示される内容が更新される。図示の例では、限度時間表示部414には、限度時間が60分であることを意味する「視聴可能時間:あと60分」のテキストが示されている。
【0045】
なお、限度時間表示部414は、時間の長さの入力を受け付ける態様により表示されてもよい。この場合、限度時間表示部414は、入力された時間の長さを限度時間として表示する。また、限度時間表示部414に入力された時間の長さは、限度時間としてコンテンツ設定部113に設定される。また、限度時間表示部414に時間が入力されると、現時点の時刻から、限度時間表示部414に表示されている時間が経過したときの時刻が、限度時刻表示部413に表示されてもよい。
また、限度時刻表示部413および限度時間表示部414は、何れも、情報の入力を受け付ける態様により表示されてもよい。そして、限度時刻表示部413および限度時間表示部414のうちの一方に情報が入力されると、他方に表示される内容が更新されてもよい。
【0046】
抽出受付部415は、機器20が出力する候補としてのコンテンツの抽出を受け付けるための画像である。抽出受付部415が選択された場合、サーバ10の記憶部102(
図1参照)に記憶されているコンテンツのうちの、機器20への設定速度による出力に要する時間が限度時間を超えないコンテンツが抽出部116に抽出され、抽出されたコンテンツを示す情報が選択受付画面40に表示される。
なお、機器20への設定速度による出力に要する時間が限度時間を超えないコンテンツは、機器20への設定速度による出力が終了する時刻が限度時刻を超えないコンテンツとしても捉えられる。
【0047】
速度受付部416は、コンテンツの機器20への出力の速度の設定を受け付けるための画像である。速度受付部416は、コンテンツの機器20への出力の速度として、デフォルト速度に対する速度の倍率の入力を受け付ける態様により表示されており、入力された倍率を、デフォルト速度に対する設定速度の倍率として表示する。なお、デフォルト速度に対する設定速度の倍率を、以下では、設定倍率と称することがある。図示の例では、速度受付部416には、設定倍率が1倍であること、すなわち、設定速度がデフォルト速度であることを意味する「速度:1.0倍」のテキストが示されている。速度受付部416に入力された速度の倍率は、設定倍率としてコンテンツ設定部113に設定される。
【0048】
出力開始受付部417は、選択コンテンツの機器20への出力の開始の指示を受け付けるための画像である。選択コンテンツが存在する状態において出力開始受付部417が選択されると、コンテンツ管理部114から送信部119を介して機器20に選択コンテンツが送信されることにより、選択コンテンツの機器20への出力が開始される。
本開示では、複数出力受付部411、一括受付部412および抽出受付部415は、何れも、外枠が太く表示されるか否かによって、選択されているか否かを示す。図示の例では、複数出力受付部411および一括受付部412が選択されており、抽出受付部415は選択されていない。
【0049】
選択受付画像42の表示領域には、選択受付部420と、合計時間表示部424と、終了時刻表示部425と、残り時間表示部426とが示されている。なお、選択受付画像42の表示領域は、選択受付部420と、合計時間表示部424と、終了時刻表示部425と、残り時間表示部426とを囲う枠線であって、態様受付画像41および選択コンテンツ画像43を囲まない枠線の内側の領域である。
選択受付部420は、機器20が出力する対象のコンテンツのユーザによる選択を受け付けるための画像である。選択受付部420が選択されると、選択された選択受付部420が対象とするコンテンツが、機器20に出力される対象のコンテンツとしてサーバ10のコンテンツ管理部114に受け付けられる。また、選択受付部420には、タイトル表示部421と、時間表示部422と、サムネイル表示部423とが示されている。
【0050】
タイトル表示部421には、選択受付部420の対象であるコンテンツのタイトルが示されている。
時間表示部422には、選択受付部420の対象であるコンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間が示されている。
図4に示す例では、設定速度がデフォルト速度であるため、時間表示部422に示されている時間は、選択受付部420の対象であるコンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。なお、コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、設定出力始終時間と称することがある。また、コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、デフォルト出力始終時間と称することがある。
サムネイル表示部423には、選択受付部420の対象であるコンテンツのサムネイルが示されている。
【0051】
本開示では、選択受付画像42の表示領域には、コンテンツごとに選択受付部420が表示される。図示の例では、選択受付画像42には、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」のコンテンツの各々を対象とする選択受付部420が表示されている。
選択受付部420に表示されている情報の一例を説明する。「A」のコンテンツを対象とする選択受付部420には、タイトル表示部421にタイトルである「A」のテキストが示され、時間表示部422に「A」のコンテンツの設定出力始終時間である「10分」のテキストが示され、サムネイル表示部423には「A」のコンテンツのサムネイルが示されている。
なお、以下では、「特定のタイトル」のコンテンツを対象とする選択受付部420を、単に、「特定のタイトル」の選択受付部420と称する。一例を挙げると、「A」のコンテンツを対象とする選択受付部420を、「A」の選択受付部420と称する。
本開示では、選択受付部420は、外枠が太く表示されるか否かによって、選択されているか否かを示す。図示の例では、何れの選択受付部420も選択されていない。
【0052】
合計時間表示部424は、選択コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間を示す。また、選択コンテンツが複数存在する場合、合計時間表示部424には、全ての選択コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間が示される。図示の例では、選択コンテンツが存在しないため、合計時間表示部424には「合計時間:0分」のテキストが示されている。
なお、全ての選択コンテンツの最初とは、全ての選択コンテンツのうちの機器20に一番目に出力される選択コンテンツの最初の箇所を意味する。また、全ての選択コンテンツの最後とは、全ての選択コンテンツのうちの機器20に出力される順番が最も遅い選択コンテンツの最後の箇所を意味する。また、全ての選択コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、全体設定始終時間と称することがある。
【0053】
終了時刻表示部425は、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を示す。また、選択コンテンツが複数存在する場合、終了時刻表示部425には、全ての選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻が示される。全ての選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とは、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻を意味する。また、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻を、以下では、全体始終設定時刻と称することがある。図示の例では、選択コンテンツが存在しないため、終了時刻表示部425には、現在の時刻である「終了予定時刻15:00」のテキストが示されている。
残り時間表示部426は、全体始終設定時刻から限度時刻に至るまでの残りの時間の長さを示す。全体始終設定時刻から限度時刻に至るまでの残りの時間の長さを、以下では、限度残り時間と称することがある。図示の例では、残り時間表示部426には、全体始終設定時刻から限度時刻に至るまでの残りの時間の長さが60分であることを意味する「あと60分選択可能」のテキストが示されている。
また、
図4に示す選択受付画面40が表示されている時点では、上述の通り、選択コンテンツが存在しないため、選択コンテンツ画像43には情報が示されていない。
【0054】
次に、15時において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206(
図1参照)を操作することにより、「A」の選択受付部420を選択すると、
図5に示すように、「A」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「A」のコンテンツが選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が10分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として10分が算出され、全体始終設定時刻として15時10分が算出され、限度残り時間として50分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
【0055】
合計時間表示部424には、全体設定始終時間が10分であることを意味する「合計時間:10分」のテキストが示されている。なお、「A」のコンテンツの設定速度がデフォルト速度であるため、合計時間表示部424に示された全体設定始終時間は、全ての選択コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間と同じ時間である。また、全ての選択コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、全体デフォルト始終時間と称することがある。
終了時刻表示部425には、全体始終設定時刻が15時10分であることを意味する「終了予定時刻15:10」のテキストが示されている。なお、終了時刻表示部425に示された全体始終設定時刻は、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20へのデフォルト速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻と同じである。また、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20へのデフォルト速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻を、以下では、全体始終デフォルト時刻と称することがある。
残り時間表示部426には、限度残り時間が50分であることを意味する「あと50分選択可能」のテキストが示されている。
【0056】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43に、「A」のコンテンツを対象とする選択コンテンツ表示部431が表示される。
選択コンテンツ表示部431は、選択コンテンツに関する情報を表示する。選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルと、選択コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間と、選択コンテンツの設定倍率と、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とが示されている。
【0057】
なお、「特定のタイトル」のコンテンツを対象とする選択コンテンツ表示部431を、以下では、単に、「特定のタイトル」の選択コンテンツ表示部431と称する。一例を挙げると、「A」のコンテンツを対象とする選択コンテンツ表示部431を、以下では、「A」の選択コンテンツ表示部431と称する。
また、選択コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、選択設定始終時間と称することがある。また、選択コンテンツの設定倍率を、以下では、選択設定倍率と称することがある。また、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とは、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、対象である選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻を意味する。また、選択コンテンツ表示部431に示す、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を、以下では、選択始終設定時刻と称することがある。
【0058】
図示の例では、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間が10分であることを意味する「10」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時10分であることを意味する「15:10終了」のテキストとが示されている。
なお、「A」の選択コンテンツ表示部431に示された選択設定始終時間は、選択コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間と同じである。また、選択コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、選択デフォルト始終時間と称することがある。
また、選択コンテンツ表示部431は、選択設定倍率の入力を受け付ける態様により表示されており、入力された倍率を、選択設定倍率として表示する。選択コンテンツ表示部431に入力された速度の倍率は、選択設定倍率としてコンテンツ設定部113に設定される。
【0059】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207(
図1参照)から、全体設定始終時間および全体始終設定時刻が、音声により出力される。より具体的には、スピーカ207から「選択コンテンツの合計時間は10分です」および「選択コンテンツの出力が終了する時刻は、15時10分です」の音声が出力される。
また、複数出力受付部411が選択されることなく選択受付部420が選択される場合には、一の選択受付部420が選択されたことに伴い、コンテンツ管理部114から一の選択コンテンツが機器20に送信され、送信された選択コンテンツの出力が開始される。
【0060】
次に、15時において、ユーザが、「B」の選択受付部420を選択すると、
図6に示すように、「B」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「B」のコンテンツが新たな選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「B」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が26分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として36分が算出され、全体始終設定時刻として15時36分が算出され、限度残り時間として24分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「36分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:36」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「24分」に更新される。
【0061】
また、「B」の選択受付部420が選択されると、「C」の選択受付部420および「F」の選択受付部420を対象として、超過予告部427が表示される。より具体的には、「C」の選択受付部420の表示領域に重なる領域と、「F」の選択受付部420の表示領域に重なる領域とに、それぞれ、超過予告部427が表示される。
超過予告部427は、対象のコンテンツが選択コンテンツに加えられる場合には、全ての選択コンテンツの最初から最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から行われる場合であっても、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻が限度時刻を超えることを予告する。
図6に示す例では、限度残り時間が24分であるため、設定出力始終時間が24分よりも長い「C」および「F」のコンテンツの選択受付部420を対象として、超過予告部427が表示される。また、図示の例では、超過予告部427には、「時間超過」のテキストが示されている。
【0062】
また、「B」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「A」の選択コンテンツ表示部431の下に、「B」の選択コンテンツ表示部431が表示される。本開示では、選択コンテンツが複数存在する場合、選択コンテンツ画像43において図中上側に表示されている選択コンテンツ表示部431が対象とする選択コンテンツほど、機器20に出力される順番が早い。
図示の例では、「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間が26分であることを意味する「26」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時36分であることを意味する「15:36終了」のテキストとが示されている。
【0063】
また、「B」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの合計時間は36分です」の音声、および、全体始終設定時刻を意味する「全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻は、15時36分です」の音声が出力される。
【0064】
次に、ユーザが選択受付画面40において操作をすることなく時間が経過して、時刻が15時1分になる。この場合、算出部115によって、限度時間として59分が算出され、全体始終設定時刻として15時37分が算出され、限度残り時間として23分が算出される。また、
図7に示すように、限度時間表示部414、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
限度時間表示部414においては、限度時間を示す情報が「59分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:37」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間「23分」に更新される。
【0065】
また、限度残り時間が23分であるため、設定出力始終時間が23分よりも長い「D」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
また、時間の経過に伴い、「A」の選択コンテンツ表示部431において、選択始終設定時刻を示す情報が「15:11終了」に更新され、「B」の選択コンテンツ表示部431において、選択始終設定時刻を示す情報が「15:37終了」に更新される。
また、時間の経過に伴い、機器20のスピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻は、15時37分です」の音声が出力される。
【0066】
次に、15時1分において、ユーザが、抽出受付部415を選択すると、
図8に示すように、「C」、「D」、「E」および「F」の各選択受付部420が非表示になり、「H」、「J」および「G」の各選択受付部420が表示される。
抽出受付部415が選択された場合、設定出力始終時間が限度残り時間以下であるコンテンツが抽出部116に抽出され、抽出されたコンテンツの選択受付部420が選択受付画像42に表示される。また、抽出受付部415が選択された場合、設定出始終時間と限度残り時間との差が小さいコンテンツの選択受付部420から優先的に、選択受付画像42に表示される。図示の例では、設定出始終時間と限度残り時間との差が小さい「H」、「J」、「G」のコンテンツの順に、選択受付部420が表示されており、この3つのコンテンツよりも設定出始終時間と限度残り時間との差が大きい「E」のコンテンツの選択受付部420(
図7参照)は表示されていない。
なお、選択受付画像42がスクロールされることで「E」のコンテンツの選択受付部420が表示されてもよい。また、抽出受付部415が選択された場合には、設定出力始終時間が限度残り時間以下であるコンテンツの選択受付部420が全て選択受付画像42に表示されてもよい。
【0067】
また、抽出受付部415が選択された場合において、設定出力始終時間が限度残り時間よりも長いコンテンツの選択受付部420であっても、選択受付画像42がスクロールされることで表示されてもよい。言い換えると、抽出受付部415が選択された場合に、抽出の対象ではないコンテンツよりも抽出の対象であるコンテンツの方が選択受付部420が選択受付画像42に優先して表示されればよく、抽出の対象ではないコンテンツの選択受付部420は、表示されてもよいし、表示されなくてもよい。
また、抽出受付部415が選択された場合であっても、選択コンテンツの選択受付部420は、表示され続ける。
また、図示の例では、抽出受付部415は、外枠が太く表示されることにより、選択されていることを示す。
【0068】
また、15時1分に、
図7に示した選択受付画面40が表示ユニット205に表示されている場合において、ユーザが、「D」の選択受付部420を選択すると、
図9に示すように、「D」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「D」のコンテンツが新たな選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が24分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として60分が算出され、全体始終設定時刻として16時1分が算出され、限度残り時間として1分の超過が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「60分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
残り時間表示部426には、「1分超過」のテキストが示されている。全体始終設定時刻が限度時刻を超過する場合、超過する時間の長さが、残り時間表示部426に示される。
【0069】
また、「D」の選択受付部420が選択されると、「E」の選択受付部420の表示領域に重なる領域に、超過予告部427が表示される。
また、「D」の選択受付部420が選択されると、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することに伴い、選択超過通知部428が選択受付画像42に表示される。選択超過通知部428は、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを通知する。図示の例では、選択超過通知部428には、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」のテキストが示されている。
【0070】
また、「D」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「B」の選択コンテンツ表示部431の下に、「D」の選択コンテンツ表示部431が表示される。図示の例では、「D」の選択コンテンツ表示部431には、コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「24」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が16時1分であることを意味する「16:01終了」のテキストとが示されている。
【0071】
また、「D」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの合計時間は60分です」の音声、および、全体始終設定時刻を意味する「全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻は、16時1分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。
【0072】
次に、15時1分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206(
図1参照)を操作することにより、
図10に示すように、「D」の選択コンテンツ表示部431を、選択コンテンツ画像43の表示領域において、「A」の選択コンテンツ表示部431と「B」の選択コンテンツ表示部431との間の位置に移動させる。この場合、コンテンツ設定部113により、選択コンテンツが機器20に出力される順番が、「A」のコンテンツ、「D」のコンテンツ、「B」のコンテンツの順に変更される。また、算出部115によって、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時35分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として16時1分が算出される。また、「D」および「B」の選択コンテンツ表示部431に表示される内容が更新される。なお、選択コンテンツ画像43の表示領域は、各選択コンテンツ表示部431を囲む枠線であって、態様受付画像41および選択受付画像42を囲まない枠線の内側の領域である。
「D」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:35終了」に更新される。
「B」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「16:01終了」に更新される。
【0073】
次に、15時1分において、ユーザが出力開始受付部417を選択すると、
図11に示すように、開始確認画像44が表示される。開始確認画像44は、選択コンテンツの機器20への出力の開始をユーザに再確認させる画像である。本開示では、全体始終設定時刻が限度時刻を超過した状態において出力開始受付部417が選択されると、開始確認画像44が表示される。また、開始確認画像44には、超過再通知部441と、開始確認部442と、肯定部443と、否定部444とが示されている。
【0074】
超過再通知部441は、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを再び通知する。図示の例では、超過再通知部441には、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」のテキストが示されている。
開始確認部442は、選択コンテンツの機器20への出力の開始をユーザに再確認させる。図示の例では、開始確認部442には、「視聴を開始しますか?」のテキストが示されている。
肯定部443は、選択コンテンツの機器20への出力の開始を受け付けるための画像である。肯定部443が選択されると、後述する出力画面50(
図34参照)が表示され、選択コンテンツの機器20への出力が開始される。
否定部444は、選択コンテンツの機器20への出力の開始を取り消すための画像である。否定部444が選択されると、開始確認画像44が非表示になり、選択受付画面40は
図10に示した表示内容に戻る。また、この場合、選択コンテンツの機器20への出力は開始されない。
【0075】
また、15時1分に、
図10に示した選択受付画面40が表示ユニット205に表示されている場合において、ユーザが、「E」の選択受付部420を選択すると、
図12に示すように、「E」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「E」のコンテンツが新たな選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「E」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が6分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として66分が算出され、全体始終設定時刻として16時7分が算出され、限度残り時間として7分の超過が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「66分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「16:07」に更新される。
残り時間表示部426には、「7分超過」のテキストが示されている。
【0076】
また、「E」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「B」の選択コンテンツ表示部431の下に、「E」の選択コンテンツ表示部431が表示される。図示の例では、「E」の選択コンテンツ表示部431には、コンテンツのタイトルである「E」のテキストと、選択設定始終時間が6分であることを意味する「6」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が16時7分であることを意味する「16:07終了」のテキストとが示されている。
【0077】
また、「E」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの合計時間は66分です」の音声、および、全体始終設定時刻を意味する「全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻は、16時7分です」の音声が出力される。
【0078】
次に、15時1分において、ユーザが、「A」の選択受付部420を再び選択すると、「A」の選択受付部420の選択が解除され、
図13に示すように、「A」の選択受付部420は、選択されていないことを示す態様により表示される。この場合、「A」のコンテンツが選択コンテンツから除外されたコンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、算出部115によって、全体設定始終時間として56分が算出され、全体始終設定時刻として15時57分が算出され、限度残り時間として3分が算出される。また、算出部115により、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時25分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時51分が算出され、「E」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時57分が算出される。
【0079】
また、「A」の選択受付部420の選択が解除されると、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新されるとともに、全体始終設定時刻が限度時刻を超えなくなることに伴い、選択超過通知部428が非表示になる。さらに、「A」の選択受付部420の表示領域に重なる領域に、超過予告部427が表示される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「56分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:57」に更新される。
残り時間表示部426には、限度残り時間が3分であることを意味する「あと3分選択可能」のテキストが示されている。
【0080】
また、「A」の選択受付部420の選択が解除されると、選択コンテンツ画像43において、「A」の選択コンテンツ表示部431が非表示になる。また、「D」、「B」および「E」の選択コンテンツ表示部431に表示される内容が更新される。
「D」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:25終了」に更新される。
「B」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:51終了」に更新される。
「E」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:57終了」に更新される。
【0081】
また、「A」の選択受付部420の選択が解除されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの合計時間は56分です」の音声、および、全体始終設定時刻を意味する「全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻は、15時57分です」の音声が出力される。
【0082】
次に、ユーザが何れのコンテンツを機器20に出力させるかを選択するときにおいて、設定速度がデフォルト速度ではない場合に機器20に出力される情報の例について説明する。
図14乃至
図25は、選択受付画面40を示した図である。
図14に示すように、15時において、選択受付画面40が機器20の表示ユニット205に表示されている。
図14に示す選択受付画面40に表示されている内容は、
図4に示した選択受付画面40に表示されている内容と同じである。
【0083】
次に、15時において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図15に示すように、態様受付画像41の速度受付部416に「2.0」が入力される。この場合、コンテンツ設定部113によって設定倍率が2倍に設定される。また、速度受付部416に設定倍率が入力されたことに伴い、選択受付部420に表示される内容が更新される。より具体的には、選択受付部420の時間表示部422に、設定出力始終時間およびデフォルト出力始終時間が表示される。
【0084】
「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が5分であることを意味する「2倍:5分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が10分であることを意味する「等倍:10分」のテキストとが示されている。
「B」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が13分であることを意味する「2倍:13分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が26分であることを意味する「等倍:26分」のテキストとが示されている。
「C」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が15分であることを意味する「2倍:15分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が30分であることを意味する「等倍:30分」のテキストとが示されている。
「D」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が12分であることを意味する「2倍:12分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が24分であることを意味する「等倍:24分」のテキストとが示されている。
「E」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が3分であることを意味する「2倍:3分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が6分であることを意味する「等倍:6分」のテキストとが示されている。
「F」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が21分であることを意味する「2倍:21分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が42分であることを意味する「等倍:42分」のテキストとが示されている。
【0085】
次に、15時において、ユーザが、「A」の選択受付部420を選択すると、
図16に示すように、「A」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「A」のコンテンツが選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が5分であり、デフォルト出力始終時間が10分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として5分が算出され、全体デフォルト始終時間として10分が算出され、全体始終設定時刻として15時5分が算出され、全体始終デフォルト時刻として15時10分が算出され、限度残り時間として55分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
【0086】
合計時間表示部424には、全体設定始終時間が5分であることを意味する「合計時間:5分」のテキストと、全体デフォルト始終時間が10分であることを意味する「(等倍:10分)」のテキストが示されている。
終了時刻表示部425には、全体始終設定時刻が15時5分であることを意味する「終了予定時刻15:05」のテキストと、全体始終デフォルト時刻が15時10分であることを意味する「(等倍:15:10)」のテキストが示されている。
残り時間表示部426には、限度残り時間が55分であることを意味する「あと55分選択可能」のテキストが示されている。
【0087】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43に、「A」の選択コンテンツ表示部431が表示される。
「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間が5分であることを意味する「5」および選択デフォルト始終時間が10分であることを意味する「10」を含む「5-10」のテキストとが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率が2倍であることを意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時5分であることを意味する「15:05終了」のテキストとが示されている。
【0088】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は5分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は10分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時5分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、15時10分です」の音声が出力される。
【0089】
次に、15時において、ユーザが、「B」の選択受付部420を選択すると、
図17に示すように、「B」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「B」のコンテンツが新たな選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「B」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が13分であり、デフォルト出力始終時間が26分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として18分が算出され、全体デフォルト始終時間として36分が算出され、全体始終設定時刻として15時18分が算出され、全体始終デフォルト時刻として15時36分が算出され、限度残り時間として42分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「18分」に更新され、全体デフォルト始終時間を示す情報が「36分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:18」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「15:36」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「42分」に更新される。
【0090】
また、「B」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「A」の選択コンテンツ表示部431の下に、「B」の選択コンテンツ表示部431が表示される。「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間が13分であることを意味する「13」および選択デフォルト始終時間が26分であることを意味する「26」を含む「13-26」のテキストとが示されている。また、「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率が2倍であることを意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時18分であることを意味する「15:18終了」のテキストとが示されている。
【0091】
また、「B」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は18分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は36分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時18分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、15時36分です」の音声が出力される。
【0092】
次に、ユーザが選択受付画面40を操作することなく時間が経過して、時刻が15時1分になる。この場合、算出部115によって、限度時間として59分が算出され、全体始終設定時刻として15時19分が算出され、全体始終デフォルト時刻として15時37分が算出され、限度残り時間として41分が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時6分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時19分が算出される。また、
図18に示すように、限度時間表示部414、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
【0093】
限度時間表示部414においては、限度時間を示す情報が「59分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:19」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「15:37」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「41分」に更新される。
【0094】
また、時間の経過に伴い、「A」の選択コンテンツ表示部431において、選択始終設定時刻を示す情報が「15:06終了」に更新され、「B」の選択コンテンツ表示部431において、選択始終設定時刻を示す情報が「15:19終了」に更新される。
また、機器20のスピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時19分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、15時37分です」の音声が出力される。
【0095】
次に、15時1分において、ユーザが、
図19に示すように、態様受付画像41の速度受付部416に「1.0」を入力する。この場合、コンテンツ設定部113によって設定倍率が1倍に設定される。より具体的には、既に選択コンテンツである「A」および「B」のコンテンツの設定倍率は2倍に維持され、機器20が出力する対象として今後に選択されるコンテンツの設定倍率が1倍に設定される。また、設定倍率が1倍に変更されたことに伴い、選択コンテンツではないコンテンツの選択受付部420に表示される内容が更新される。より具体的には、選択コンテンツではないコンテンツの設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間のみが、選択受付部420の時間表示部422に表示される。
また、限度残り時間が41分であるため、設定出力始終時間が41分よりも長い「F」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
【0096】
次に、15時1分において、ユーザが、「D」の選択受付部420を選択すると、
図20に示すように、「D」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「D」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が24分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として42分が算出され、全体デフォルト始終時間として60分が算出され、全体始終設定時刻として15時43分が算出され、全体始終デフォルト時刻として16時1分が算出され、限度残り時間として17分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「42分」に更新され、全体デフォルト始終時間を示す情報が「60分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:43」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「17分」に更新される。
また、限度残り時間が17分であるため、設定出力始終時間が17分よりも長い「C」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
【0097】
また、「D」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「B」の選択コンテンツ表示部431の下に、「D」の選択コンテンツ表示部431が表示される。「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「24」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時43分であることを意味する「15:43終了」のテキストとが示されている。
【0098】
また、「D」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は42分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は60分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時43分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時1分です」の音声が出力される。
【0099】
次に、15時1分において、ユーザが、抽出受付部415を選択すると、
図21に示すように、「C」および「F」の各選択受付部420が非表示になり、設定出力始終時間が限度残り時間以下である「G」の選択受付部420が表示される。図示の例では、「G」の選択受付部420は、「E」の選択受付部420よりも優先して表示されている。
【0100】
次に、15時1分において、ユーザが、「G」の選択受付部420を選択すると、
図22に示すように、「G」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「G」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「G」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が16分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として58分が算出され、全体デフォルト始終時間として76分が算出され、全体始終設定時刻として15時59分が算出され、全体始終デフォルト時刻として16時17分が算出され、限度残り時間として1分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「58分」に更新され、全体デフォルト始終時間を示す情報が「76分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:59」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「16:17」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「1分」に更新される。
また、限度残り時間が1分であるため、設定出力始終時間が1分よりも長い「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
【0101】
また、「G」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43において、「D」の選択コンテンツ表示部431の下に、「G」の選択コンテンツ表示部431が表示される。「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「G」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「16」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時59分であることを意味する「15:59終了」のテキストとが示されている。
【0102】
また、「G」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は58分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は76分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時59分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時17分です」の音声が出力される。
【0103】
次に、15時1分において、ユーザが、
図23に示すように、「G」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」を「0.8」に変更する。この場合、コンテンツ設定部113によって「G」のコンテンツの選択設定倍率が0.8倍に設定される。また、算出部115によって、全体設定始終時間として62分が算出され、全体始終設定時刻として16時3分が算出され、限度残り時間として3分の超過が算出される。
また、この場合、「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が20分であることを意味する「20」および選択デフォルト始終時間が16分であることを意味する「16」を含む「20-16」のテキストが示されている。また、「G」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「16:03」に更新される。
【0104】
また、「G」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、「G」の選択受付部420、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
「G」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が20分であることを意味する「0.8倍:20分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が16分であることを意味する「等倍:16分」のテキストとが示されている。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「62分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「16:03」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「3分超過」に更新される。
【0105】
また、「G」のコンテンツの選択設定倍率の変更により、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することに伴い、選択超過通知部428および解消手段通知部429が選択受付画像42に表示される。
解消手段通知部429は、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段を通知する画像である。図示の例では、解消手段通知部429には、「G」のコンテンツの選択設定倍率を0.9倍にすることを意味する「Gの速度を0.9倍に設定すると視聴可能時刻に間に合います」のテキストが示されている。
また、解消手段通知部429が表示されることに伴い、「G」の選択コンテンツ表示部431において、選択設定倍率の変更の候補を示す情報が、破線で囲まれた態様により表示される。図示の例では、「G」の選択コンテンツ表示部431において、選択設定倍率の変更の候補としての「0.9倍」が示されている。
なお、選択コンテンツ表示部431に示された選択設定倍率の変更の候補として示された値が選択された場合には、選択された値が、新たな選択設定倍率としてコンテンツ設定部113に設定される。
【0106】
また、「G」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は62分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は76分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、16時3分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時17分です」の音声が出力される。
また、スピーカ207から、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段を意味する「Gの速度を0.9倍に設定すると視聴可能時刻に間に合います」の音声が出力される。
【0107】
次に、15時1分において、ユーザが、
図24に示すように、「D」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」を「2.0」に変更する。この場合、コンテンツ設定部113によって「D」のコンテンツの選択設定倍率が2倍に設定される。また、算出部115によって、全体設定始終時間として50分が算出され、全体始終設定時刻として15時51分が算出され、限度残り時間として9分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時31分が算出される。
また、この場合、「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が12分であることを意味する「12」および選択デフォルト始終時間が24分であることを意味する「24」を含む「12-24」のテキストが示されている。また、「D」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:31」に更新される。また、「G」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:51」に更新される。
【0108】
また、「D」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、「D」の選択受付部420、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
「D」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が12分であることを意味する「2倍:12分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が24分であることを意味する「等倍:24分」のテキストとが示されている。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「50分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:51」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「あと9分選択可能」に更新される。
【0109】
また、「D」のコンテンツの選択設定倍率の変更により、全体始終設定時刻が限度時刻を超えなくなることに伴い、選択超過通知部428および解消手段通知部429が非表示になる。
また、限度残り時間が9分であるため、設定出力始終時間が9分よりも短い「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として表示されていた超過予告部427が非表示になる。
【0110】
また、「D」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は50分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は76分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時51分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時17分です」の音声が出力される。
【0111】
次に、15時1分において、ユーザが、
図25に示すように、「A」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「2.0」を「1.0」に変更する。この場合、コンテンツ設定部113によって「A」のコンテンツの選択設定倍率が1倍に設定される。また、算出部115によって、全体設定始終時間として55分が算出され、全体始終設定時刻として15時56分が算出され、限度残り時間として4分が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時11分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時24分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時36分が算出され、「G」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時56分が算出される。
また、この場合、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が10分であることを意味する「10」のテキストが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:11」に更新される。また、「B」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:24」に更新される。また、「D」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:36」に更新される。また、「G」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:56」に更新される。
【0112】
また、「A」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、「A」の選択受付部420、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間である「10分」のテキストのみが示されている。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「55分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:56」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「あと4分選択可能」に更新される。
また、限度残り時間が4分であるため、設定出力始終時間が4分よりも長い「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
【0113】
また、「A」のコンテンツの選択設定倍率の変更に伴い、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は55分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は76分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時56分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時17分です」の音声が出力される。
【0114】
次に、ユーザが何れのコンテンツを機器20に出力させるかを選択するときにおいて、付随コンテンツを踏まえて機器20に出力される情報の例について説明する。
図26乃至
図29は、選択受付画面40を示した図である。
図26に示すように、15時において、選択受付画面40が機器20の表示ユニット205に表示されている。ここで、速度受付部416には、設定速度を意味する「速度:2.0倍」のテキストが示されている。また、選択受付画面40の態様受付画像41には、付随受付画像418が表示されている。
【0115】
付随受付画像418は、選択コンテンツの機器20への出力に要する時間に、選択コンテンツに対する付随コンテンツの機器20への出力に要する時間も含めることを受け付けるための画像である。付随受付画像418は、外枠が太く表示されるか否かによって、選択されているか否かを示す。図示の例では、付随受付画像418は、選択されていることを示す態様により表示されている。
付随受付画像418が選択されている場合、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、限度残り時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、および選択始終設定時刻は、何れも、付随コンテンツの機器20への出力を含む時間または時刻である。
【0116】
付随受付画像418が選択されている場合、付随コンテンツを伴う選択コンテンツの選択受付部420の時間表示部422には、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が示される。
「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が6分であることを意味する「2倍:6分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が11分であることを意味する「等倍:11分」のテキストと、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が1分であることを意味する「(付随:1分)」のテキストとが示されている。
「F」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が23分であることを意味する「2倍:23分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が44分であることを意味する「等倍:44分」のテキストと、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が2分であることを意味する「(付随:2分)」のテキストとが示されている。
また、「B」、「C」、「D」および「E」のコンテンツは付随コンテンツを伴わない(
図3参照)ため、「B」、「C」、「D」および「E」の選択受付部420の時間表示部422には、付随コンテンツの出力に要する時間は示されていない。
なお、付随コンテンツは、機器20への出力がデフォルト速度によってのみ行われるものとする。
【0117】
また、
図26に示した選択受付画面40は、付随受付画像418が表示されていることと、「A」および「F」の選択受付部420の時間表示部422に付随コンテンツに関する情報が示されていること以外、
図15に示した選択受付画面40と同じ内容である。
【0118】
次に、15時において、ユーザが、「A」の選択受付部420を選択すると、
図27に示すように、「A」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「A」のコンテンツが選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が6分であり、デフォルト出力始終時間が11分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として6分が算出され、全体デフォルト始終時間として11分が算出され、全体始終設定時刻として15時6分が算出され、全体始終デフォルト時刻として15時11分が算出され、限度残り時間として54分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
【0119】
合計時間表示部424には、全体設定始終時間が6分であることを意味する「合計時間:6分」のテキストと、全体デフォルト始終時間が11分であることを意味する「(等倍:11分)」のテキストが示されている。
終了時刻表示部425には、全体始終設定時刻が15時6分であることを意味する「終了予定時刻15:06」のテキストと、全体始終デフォルト時刻が15時11分であることを意味する「(等倍:15:11)」のテキストが示されている。
残り時間表示部426には、限度残り時間が54分であることを意味する「あと54分選択可能」のテキストが示されている。
【0120】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43に、「A」の選択コンテンツ表示部431が表示される。
「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間が6分であることを意味する「6」および選択デフォルト始終時間が11分であることを意味する「11」を含む「6-11」のテキストとが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率が2倍であることを意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時6分であることを意味する「15:06終了」のテキストとが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツの出力に要する時間に、付随コンテンツの出力に要する時間が含まれていることを意味する「a+」のテキストが示されている。
【0121】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は6分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は11分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時6分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、15時11分です」の音声が出力される。
【0122】
次に、
図17乃至
図22に示したものと同じ操作が行われる場合について説明する。言い換えると、15時において「B」の選択受付部420が選択され(
図17参照)、1分が経過し(
図18参照)、15時1分において、速度受付部416に「1.0」が入力され(
図19参照)、「D」の選択受付部420が選択され(
図20参照)、抽出受付部415が選択され(
図21参照)、「G」の選択受付部420が選択された(
図22参照)ものとする。
【0123】
この場合、
図28に示すように、「B」、「D」および「G」の選択受付部420が選択されたことを示す態様により表示される。また、「B」、「D」および「G」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「B」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が13分であり、デフォルト出力始終時間が26分である。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が24分である。また、「G」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が17分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として60分が算出され、全体デフォルト始終時間として78分が算出され、全体始終設定時刻として16時1分が算出され、全体始終デフォルト時刻として16時19分が算出され、限度残り時間として1分の超過が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時7分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時20分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時44分が算出され、「G」のコンテンツの選択始終設定時刻として16時1分が算出される。
【0124】
また、限度時間表示部414、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
限度時間表示部414においては、限度時間を示す情報が「59分」に更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「60分」に更新され、全体デフォルト始終時間を示す情報が「78分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「16:01」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「16:19」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「1分超過」に更新される。
【0125】
また、「D」および「G」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間が表示される。また、「G」の選択受付部420の時間表示部422には、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が1分であることを意味する「(付随:1分)」のテキストが示されている。
また、全体始終設定時刻が限度時刻を超過するため、「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として新たに超過予告部427が表示されるとともに、選択超過通知部428および解消手段通知部429が選択受付画像42の表示領域に表示される。図示の例では、解消手段通知部429には、「G」のコンテンツの選択設定倍率を1.1倍にすることを意味する「Gの速度を1.1倍に設定すると視聴可能時刻に間に合います」のテキストが示されている。
【0126】
また、選択コンテンツ画像43において、上から順に、「A」、「B」、「D」、「G」の選択コンテンツ表示部431が表示される。
「A」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:07」に更新される。
「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間が13分であることを意味する「13」および選択デフォルト始終時間が26分であることを意味する「26」を含む「13-26」のテキストが示されている。また、「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:20終了」のテキストとが示されている。
「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「24」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:44終了」のテキストとが示されている。
「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「G」のテキストと、選択設定始終時間が17分であることを意味する「17」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「16:01終了」のテキストと、「a+」のテキストとが示されている。また、解消手段通知部429が表示されることに伴い、「G」の選択コンテンツ表示部431において、選択設定倍率の変更の候補を示す情報である「1.1倍」のテキストが、破線で囲まれた態様により表示されている。
【0127】
また、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は60分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は78分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、16時1分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時19分です」の音声が出力される。
また、スピーカ207から、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段を意味する「Gの速度を1.1倍に設定すると視聴可能時刻に間に合います」の音声が出力される。
【0128】
次に、
図23乃至
図25に示したものと同じ操作が行われる場合について説明する。言い換えると、15時1分において、「G」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」が「0.8」に変更され(
図23参照)、「D」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」が「2.0」に変更され(
図24参照)、「A」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「2.0」が「1.0」に変更された(
図25参照)ものとする。
【0129】
この場合、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が11分である。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が12分であり、デフォルト出力始終時間が24分である。また、「G」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が0.8倍であり、設定出力始終時間が21分であり、デフォルト出力始終時間が17分である。そして、算出部115によって、全体設定始終時間として57分が算出され、全体デフォルト始終時間として78分が算出され、全体始終設定時刻として15時58分が算出され、全体始終デフォルト時刻として16時19分が算出され、限度残り時間として2分が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時12分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時25分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時37分が算出され、「G」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時58分が算出される。
【0130】
また、
図29に示すように、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「57分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:58」に更新される。
残り時間表示部426には、限度残り時間が2分であることを意味する「あと2分選択可能」のテキストが示されている。
【0131】
また、「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間が表示される。また、「D」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が12分であることを意味する「2倍:12分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が24分であることを意味する「等倍:24分」のテキストとが示されている。また、「G」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が21分であることを意味する「0.8倍:21分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が17分であることを意味する「等倍:17分」のテキストと、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が1分であることを意味する「(付随:1分)」のテキストとが示されている。
また、全体始終設定時刻が限度時刻を超えなくなることに伴い、選択超過通知部428および解消手段通知部429が非表示になる。
【0132】
また、選択コンテンツ表示部431に表示される内容が更新される。
「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が11分であることを意味する「11」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:12終了」のテキストとが示されている。
「B」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:25」に更新される。
「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が12分であることを意味する「12」および選択デフォルト始終時間が24分であることを意味する「24」を含む「12-24」のテキストと、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:37終了」のテキストとが示されている。
「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が21分であることを意味する「21」および選択デフォルト始終時間が17分であることを意味する「17」を含む「21-17」のテキストと、選択設定倍率を意味する「0.8倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:58終了」のテキストと、「a+」のテキストとが示されている。
【0133】
また、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は57分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は78分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時58分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時19分です」の音声が出力される。
【0134】
次に、ユーザが何れのコンテンツを機器20に出力させるかを選択するときにおいて、コンテンツの出力のスキップを踏まえて機器20に出力される情報の例について説明する。
図30乃至
図33は、選択受付画面40を示した図である。
図30に示すように、15時において、選択受付画面40が機器20の表示ユニット205に表示されている。ここで、速度受付部416には、設定倍率を意味する「速度:2.0倍」のテキストが示されている。また、選択受付画面40には、付随受付画像418が、選択されたことを示す態様により表示されている。また、選択受付画面40には、態様受付画像41の表示領域に、スキップ受付画像419が表示される。
【0135】
スキップ受付画像419は、コンテンツの機器20への出力に要する時間からの、コンテンツの一部の出力のスキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮分の除外を受け付けるための画像である。スキップ受付画像419は、外枠が太く表示されるか否かによって、選択されているか否かを示す。図示の例では、スキップ受付画像419は、選択されていることを示す態様により表示されている。
スキップ受付画像419が選択されている場合、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、限度残り時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、および選択始終設定時刻は、何れも、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮分の除外を踏まえた時間または時刻である。
【0136】
スキップ受付画像419が選択されている場合、コンテンツのうちのスキップにより短縮される箇所が存在する選択コンテンツの選択受付部420の時間表示部422には、選択コンテンツの出力に要する時間から、スキップにより短縮される時間が除外されることを意味する情報が示される。
「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が5分であることを意味する「2倍:5分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が10分であることを意味する「等倍:10分」のテキストと、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が1分であることを意味する「(付随:1分)」のテキストと、選択コンテンツの出力に要する時間からスキップにより短縮される時間が除外されていることを意味する「(スキップあり)」のテキストとが示されている。
「B」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が11分であることを意味する「2倍:11分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が22分であることを意味する「等倍:22分」のテキストと、選択コンテンツの出力に要する時間からスキップにより短縮される時間が除外されていることを意味する「(スキップあり)」のテキストとが示されている。
【0137】
なお、
図30に示した選択受付画面40は、スキップ受付画像419が表示されていることと、「A」および「B」の選択受付部420の時間表示部422にコンテンツのスキップに関する情報が示されていること以外、
図26に示した選択受付画面40と同じ表示内容である。
【0138】
次に、15時において、ユーザが、「A」の選択受付部420を選択すると、
図31に示すように、「A」の選択受付部420は、選択されたことを示す態様により表示される。この場合、「A」のコンテンツが選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が5分であり、デフォルト出力始終時間が10分である。この場合、算出部115によって、全体設定始終時間として5分が算出され、全体デフォルト始終時間として10分が算出され、全体始終設定時刻として15時5分が算出され、全体始終デフォルト時刻として15時10分が算出され、限度残り時間として55分が算出される。また、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
【0139】
合計時間表示部424には、全体設定始終時間が5分であることを意味する「合計時間:5分」のテキストと、全体デフォルト始終時間が10分であることを意味する「(等倍:10分)」のテキストが示されている。
終了時刻表示部425には、全体始終設定時刻が15時5分であることを意味する「終了予定時刻15:05」のテキストと、全体始終デフォルト時刻が15時10分であることを意味する「(等倍:15:10)」のテキストが示されている。
残り時間表示部426には、限度残り時間が55分であることを意味する「あと55分選択可能」のテキストが示されている。
【0140】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、選択コンテンツ画像43に、「A」の選択コンテンツ表示部431が表示される。
「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間が5分であることを意味する「5」および選択デフォルト始終時間が10分であることを意味する「10」を含む「5-10」のテキストとが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率が2倍であることを意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻が15時5分であることを意味する「15:05終了」のテキストと、「a+」のテキストとが示されている。また、「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツの出力に要する時間からスキップにより短縮される時間が除外されていることを意味する「s-」のテキストが示されている。
【0141】
また、「A」の選択受付部420が選択されると、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は5分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は10分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時5分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、15時10分です」の音声が出力される。
【0142】
次に、
図17乃至
図23に示したものと同じ操作が行われる場合について説明する。言い換えると、15時において「B」の選択受付部420が選択され(
図17参照)、1分が経過し(
図18参照)、15時1分において、速度受付部416に「1.0」が入力され(
図19参照)、「D」の選択受付部420が選択され(
図20参照)、抽出受付部415が選択され(
図21参照)、「G」の選択受付部420が選択され(
図22参照)、「G」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」が「0.8」に変更された(
図23参照)ものとする。
【0143】
この場合、
図32に示すように、「B」、「D」および「G」の選択受付部420が選択されたことを示す態様により表示される。また、「B」、「D」および「G」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「B」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が11分であり、デフォルト出力始終時間が22分である。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が24分である。また、「G」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が0.8倍であり、設定出力始終時間が16分であり、デフォルト出力始終時間が13分である。そして、算出部115によって、全体設定始終時間として56分が算出され、全体デフォルト始終時間として69分が算出され、全体始終設定時刻として15時57分が算出され、全体始終デフォルト時刻として16時10分が算出され、限度残り時間として3分が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時6分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時17分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時41分が算出され、「G」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時57分が算出される。
【0144】
また、限度時間表示部414、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
限度時間表示部414においては、限度時間を示す情報が「59分」に更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「56分」に更新され、全体デフォルト始終時間を示す情報が「69分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:57」に更新され、全体始終デフォルト時刻を示す情報が「16:10」に更新される。
残り時間表示部426においては、限度残り時間を示す情報が「3分」に更新される。
【0145】
また、「D」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間が表示される。
また、「G」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が16分であることを意味する「0.8倍:16分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が13分であることを意味する「等倍:13分」のテキストと、付随コンテンツの機器20への出力に要する時間が1分であることを意味する「(付随:1分)」のテキストと、選択コンテンツの出力に要する時間からスキップにより短縮される時間が除外されていることを意味する「(スキップあり)」のテキストとが示されている。
また、限度残り時間が3分であるため、設定出力始終時間が3分よりも長い「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として、新たに超過予告部427が表示される。
一方で、コンテンツの出力のスキップが踏まえられない場合(
図23参照)とは異なり、全体始終設定時刻が限度時刻を超えないため、選択超過通知部428および解消手段通知部429は表示されていない。
【0146】
また、選択コンテンツ画像43において、上から順に、「A」、「B」、「D」、「G」の選択コンテンツ表示部431が表示される。
「A」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:06」に更新される。
「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間が11分であることを意味する「11」および選択デフォルト始終時間が26分であることを意味する「22」を含む「11-22」のテキストが示されている。また、「B」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:17終了」のテキストと、「s-」のテキストとが示されている。
「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「24」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:41終了」のテキストとが示されている。
「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択コンテンツのタイトルである「G」のテキストと、選択設定始終時間が16分であることを意味する「16」および選択デフォルト始終時間が13分であることを意味する「13」を含む「16-13」のテキストが示されている。また、「G」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定倍率を意味する「0.8倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:57終了」のテキストと、「a+」のテキストと、「s-」のテキストとが示されている。
【0147】
また、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は56分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は69分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時57分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時10分です」の音声が出力される。
【0148】
次に、
図24乃至
図25に示したものと同じ操作が行われる場合について説明する。言い換えると、15時1分において、「D」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「1.0」が「2.0」に変更され(
図24参照)、「A」の選択コンテンツ表示部431に選択設定倍率として表示されていた「2.0」が「1.0」に変更された(
図25参照)ものとする。
【0149】
この場合、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、設定出力始終時間が10分である。また、「D」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が2倍であり、設定出力始終時間が12分であり、デフォルト出力始終時間が24分である。そして、算出部115によって、全体設定始終時間として49分が算出され、全体始終設定時刻として15時50分が算出され、限度残り時間として10分が算出される。また、算出部115によって、「A」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時11分が算出され、「B」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時22分が算出され、「D」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時34分が算出され、「G」のコンテンツの選択始終設定時刻として15時50分が算出される。
【0150】
また、
図33に示すように、合計時間表示部424、終了時刻表示部425、および残り時間表示部426に表示される内容が更新される。
合計時間表示部424においては、全体設定始終時間を示す情報が「49分」に更新される。
終了時刻表示部425においては、全体始終設定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
残り時間表示部426には、限度残り時間が2分であることを意味する「あと10分選択可能」のテキストが示されている。
【0151】
また、「A」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間とデフォルト出力始終時間とが共通の時間になることに伴い、この共通の時間が表示される。また、「D」の選択受付部420の時間表示部422には、設定出力始終時間が12分であることを意味する「2倍:12分」のテキストと、デフォルト出力始終時間が24分であることを意味する「等倍:24分」のテキストとが示されている。
また、限度残り時間が10分であるため、設定出力始終時間が10分よりも短い「E」のコンテンツの選択受付部420を対象として表示されていた超過予告部427が非表示になる。
【0152】
また、選択コンテンツ表示部431に表示される内容が更新される。
「A」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が10分であることを意味する「10」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:11終了」のテキストとが示されている。
「B」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:22」に更新される。
「D」の選択コンテンツ表示部431には、選択設定始終時間が12分であることを意味する「12」および選択デフォルト始終時間が24分であることを意味する「24」を含む「12-24」のテキストと、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択始終設定時刻を意味する「15:34終了」のテキストとが示されている。
「G」の選択コンテンツ表示部431においては、選択始終設定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
【0153】
また、機器20のスピーカ207から、全体設定始終時間を意味する「選択コンテンツの設定速度による合計時間は49分です」の音声、および、全体デフォルト始終時間を意味する「選択コンテンツの等倍速による合計時間は69分です」の音声が出力される。さらに、スピーカ207から、全体始終設定時刻を意味する「選択コンテンツの設定速度による出力が終了する時刻は、15時50分です」の音声、および、全体始終デフォルト時刻を意味する「選択コンテンツの等倍速による出力が終了する時刻は、16時10分です」の音声が出力される。
【0154】
<コンテンツ出力時に出力される情報例>
次に、コンテンツが機器20に出力されているときに機器20に出力される情報の例について説明する。
図34乃至
図48は、出力画面50を示した図である。出力画面50は、コンテンツが機器20に出力されるときに機器20に表示される画像である。出力画面50は、機器20の表示ユニット205(
図1参照)に表示される。また、出力画面50に表示される情報、および、出力画面50が表示されているときにスピーカ207から出力される音声は、サーバ10の情報作成部118(
図2参照)に作成された情報である。
なお、
図34に示す出力画面50は、
図13に示した選択受付画面40において出力開始受付部417が選択された場合に表示される画像である。言い換えると、
図34に示す出力画面50には、
図13に示した選択受付画面40が表示されているときのコンテンツに関する設定が反映されている。
【0155】
図34に示すように、出力画面50には、出力されているコンテンツの内容を示すコンテンツ画像51と、コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための箇所受付画像52と、コンテンツに関する設定を受け付けるための設定受付画像53とが表示されている。また、出力画面50には、コンテンツに係る時間に関する情報を示す時間表示画像54と、選択コンテンツの一覧を表示する一覧表示画像55と、選択コンテンツとは異なるコンテンツの選択を追加で受け付ける追加受付画像56とが表示されている。
なお、
図34に示す出力画面50が機器20に表示されている時点の時刻は、15時1分である。
【0156】
コンテンツ画像51は、出力されているコンテンツの内容を表示する。本開示では、コンテンツが画像である場合、コンテンツの内容が、コンテンツ画像51として表示される。言い換えると、コンテンツが画像である場合、コンテンツの機器20への出力は、コンテンツがコンテンツ画像51として出力画面50に表示されることによって実現される。また、コンテンツが動画である場合、コンテンツは、出力される箇所に応じた表示態様により、コンテンツ画像51として表示される。図示の例では、「D」のコンテンツが、コンテンツ画像51として表示されている。
なお、コンテンツ画像51として表示される対象のコンテンツを、以下では、対象コンテンツと称することがある。
図34に示す例では、対象コンテンツは、「D」のコンテンツである。
【0157】
箇所受付画像52には、出力箇所受付部521と、区切り表示部522と、出力箇所表示部523とが示されている。
出力箇所受付部521は、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。出力箇所受付部521は、図中左右方向を長手方向として棒状に形成されている。また、出力箇所受付部521は、左右方向における位置に応じて、選択コンテンツのうちの出力される箇所が対応付けられており、選択された位置に応じた箇所からの選択コンテンツの機器20への出力を受け付ける。また、図示の例では、出力箇所受付部521には、第1受付部5211と、第2受付部5212と、第3受付部5213とが示されている。
【0158】
第1受付部5211は、機器20に出力される順番が1番目である選択コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。図示の例では、第1受付部5211は、「D」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける。
第2受付部5212は、機器20に出力される順番が2番目である選択コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。図示の例では、第2受付部5212は、「B」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける。
第3受付部5213は、機器20に出力される順番が3番目である選択コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。図示の例では、第3受付部5213は、「E」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける。
【0159】
第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213は、何れも、異なる模様により表示されている。また、第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213は、何れも、左右方向の長さが異なっている。より具体的には、第1受付部5211は第3受付部5213よりも左右方向に長く、第2受付部5212は第1受付部5211よりも左右方向に長い。本開示では、出力箇所受付部521を構成する各受付部(図示の例では、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213)の左右方向における長さの割合は、各選択コンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しい。
また、第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213は、何れも、図中左側の先端が、出力される箇所としてのコンテンツの最初に対応付けられ、図中右側に向かうにしたがって出力される箇所がコンテンツの最後に近づくように、コンテンツのうちの出力される箇所が対応付けられている。
なお、出力箇所受付部521を構成する各受付部(図示の例では、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213)は、異なる模様により表示される構成に限定されない。各受付部は、表示色が異なってもよいし、形状が異なってもよい。言い換えると、各受付部は、表示態様が異なればよい。
【0160】
区切り表示部522は、星型に形成されており、出力箇所受付部521の区切りを示す。図示の例では、区切り表示部522は、第1受付部5211と第2受付部5212とを区切る位置と、第2受付部5212と第3受付部5213とを区切る位置とに、それぞれ表示されている。
出力箇所表示部523は、円状に形成されており、対象コンテンツのうちの機器20に出力されている箇所を示す。なお、対象コンテンツのうちの機器20に出力されている箇所を、以下では、対象箇所と称することがある。出力箇所表示部523は、出力箇所受付部521のうちの、対象箇所が対応づけられている箇所と重なる位置に表示されることで、対象箇所を示す。
【0161】
なお、選択受付画面40(
図13等参照)において複数出力受付部411が選択されていない状態でコンテンツが出力される場合、一の選択コンテンツの受付部(図示の例では第1受付部5211)のみが出力箇所受付部521の表示領域の全体に表示され、区切り表示部522は表示されない。
また、選択受付画面40において一括受付部412が選択されていない状態でコンテンツが出力される場合、対象コンテンツの受付部(図示の例では第1受付部5211)のみが出力箇所受付部521の表示領域の全体に表示され、区切り表示部522は表示されない。
また、出力箇所受付部521の表示領域は、
図34において、第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213が表示されている領域である。
【0162】
設定受付画像53には、対象コンテンツの出力の開始および対象コンテンツの出力の停止を受け付ける出力受付部531と、対象コンテンツの設定倍率の変更を受け付ける対象速度受付部532とが示されている。なお、対象コンテンツの設定倍率を、以下では、対象設定倍率と称することがある。
出力受付部531は、選択されるたびに、対象コンテンツの出力の開始と、対象コンテンツの出力の停止とを切り替える。図示の例では、出力受付部531は、コンテンツが出力されていることを示す。なお、出力受付部531の選択による対象コンテンツの出力の開始と停止とは、コンテンツ管理部114により行われる。
対象速度受付部532には、対象設定倍率が表示されている。図示の例では、対象速度受付部532には、対象設定倍率が1倍であることを意味する「D速度:1.0倍」のテキストが示されている。また、対象速度受付部532に値が入力されると、入力された値が新たな対象設定倍率として、コンテンツ設定部113に設定される。
【0163】
時間表示画像54には、対象進行表示部541と、全体進行表示部542と、対象終了表示部543と、全体終了表示部544と、限度時刻表示部545と、限度時間表示部546とが示されている。
【0164】
対象進行表示部541は、対象コンテンツの出力の進行状況を示す。対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する情報と、対象箇所に対応付けられた時間と、対象コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間と、対象コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とが表示される。
対象箇所に対応付けられた時間とは、対象コンテンツの最初から対象箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。また、対象コンテンツの最初から対象箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、対象箇所時間と称することがある。
また、対象コンテンツの最初から最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、対象始終時間と称することがある。
また、対象コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とは、対象箇所から対象コンテンツの最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間である。また、対象コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間を、以下では、対象設定残り時間と称することがある。
【0165】
図示の例では、対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「D」と、対象箇所時間を意味する「0分」と、対象始終時間を意味する「24分」と、対象設定残り時間を意味する「(残り24分)」とを含む、「D:0分/24分(残り24分)」のテキストが示されている。
なお、図示の例では、対象設定倍率が1倍であるため、対象設定残り時間は、対象コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間と同じである。対象コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間とは、対象箇所から対象コンテンツの最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。また、対象コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間を、以下では、対象デフォルト残り時間と称することがある。
【0166】
全体進行表示部542は、全ての選択コンテンツの出力の進行状況を示す。全体進行表示部542には、全ての選択コンテンツのうちの出力されている箇所に対応付けられた時間と、全体デフォルト始終時間と、全ての選択コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とが表示される。なお、全ての選択コンテンツのうちの出力されている箇所を、以下では、全体箇所と称することがある。
全体箇所に対応付けられた時間とは、全ての選択コンテンツの最初から全体箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。また、全ての選択コンテンツの最初から全体箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、全体箇所時間と称することがある。
また、全ての選択コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とは、全体箇所から全ての選択コンテンツの最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間である。また、全ての選択コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間を、以下では、全体設定残り時間と称することがある。
【0167】
図示の例では、全体進行表示部542には、全体箇所時間を意味する「0分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「56分」と、全体設定残り時間を意味する「56分」とを含む、「全:0分/56分(残り56分)」のテキストが示されている。
なお、全ての選択コンテンツの設定倍率が1倍であるため、図示の例では、全体設定残り時間は、全ての選択コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間と同じである。全ての選択コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間とは、全体箇所から全ての選択コンテンツの最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。また、全ての選択コンテンツのデフォルト速度による出力に要する残りの時間を、以下では、全体デフォルト残り時間と称することがある。
【0168】
対象終了表示部543は、対象コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を示す画像である。対象コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とは、対象箇所から対象コンテンツの最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から対象コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、対象コンテンツの最後までの出力が終了する時刻である。また、対象コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を、以下では、対象終了予定時刻と称することがある。図示の例では、対象終了表示部543には、対象終了予定時刻を意味する「コンテンツD終了予定時刻15:25」のテキストが示されている。
全体終了表示部544は、全ての選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を示す画像である。全ての選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とは、対象箇所から全ての選択コンテンツの最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻である。また、全ての選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を、以下では、全体設定終了時刻と称することがある。図示の例では、全体終了表示部544には、全体設定終了時刻を意味する「全コンテンツ終了予定時刻15:57」のテキストが示されている。
【0169】
限度時刻表示部545は、限度時刻を示す画像である。限度時刻表示部545には、選択受付画面40の限度時刻表示部413(
図4参照)と同じ情報が表示される。図示の例では、限度時刻表示部545には、限度時刻を意味する「視聴可能時刻16:00まで」のテキストが示されている。
限度時間表示部546は、限度時間を示す画像である。限度時間表示部546には、選択受付画面40の限度時間表示部414(
図4参照)と同じ情報が表示される。図示の例では、限度時間表示部546には、限度時間を意味する「視聴可能時間:あと59分」のテキストが示されている。
【0170】
一覧表示画像55には、内容表示部551と、対象識別部552とが表示される。
内容表示部551は、選択コンテンツに関する内容を示す。また、内容表示部551は、選択コンテンツごとに表示される。より具体的には、内容表示部551は、図中上側から、機器20に出力される選択コンテンツの順番に表示される。なお、「特定のタイトル」のコンテンツを対象とする内容表示部551を、以下では、単に、「特定のタイトル」の内容表示部551と称する。一例を挙げると、「D」のコンテンツを対象とする内容表示部551を、以下では、「D」の内容表示部551と称する。図示の例では、一覧表示画像55において、上から順に、「D」の内容表示部551、「B」の内容表示部551、「E」の内容表示部551が表示されている。
【0171】
また、内容表示部551には、選択コンテンツ表示部5511と、出力箇所受付画像5512と、サムネイル表示部5513と、除外受付部5514とが示されている。
選択コンテンツ表示部5511は、選択コンテンツに関する情報を表示する。選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルと、選択設定始終時間と、選択設定倍率と、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とが示されている。選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻とは、対象箇所から全ての選択コンテンツの最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、選択コンテンツの最後までの出力が終了する時刻である。また、選択コンテンツ表示部5511に示す、選択コンテンツの機器20への出力が終了する予定の時刻を、以下では、選択終了予定時刻と称することがある。
【0172】
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間が24分であることを意味する「24」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻が15時25分であることを意味する「15:25終了」のテキストとが示されている。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間が26分であることを意味する「26」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻が15時51分であることを意味する「15:51終了」のテキストとが示されている。
「E」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「E」のテキストと、選択設定始終時間が6分であることを意味する「6」のテキストと、選択設定倍率が1倍であることを意味する「1.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻が15時57分であることを意味する「15:57終了」のテキストとが示されている。
【0173】
出力箇所受付画像5512は、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。出力箇所受付画像5512は、図中左右方向を長手方向として棒状に形成されている。また、出力箇所受付画像5512は、図中左側の先端が、出力される箇所としてのコンテンツの最初に対応付けられ、図中右側に向かうにしたがって出力される箇所がコンテンツの最後に近づくように、コンテンツのうちの出力される箇所が対応付けられている。そして、出力箇所受付画像5512は、選択された箇所に応じた箇所からのコンテンツの機器20への出力を受け付ける。
【0174】
サムネイル表示部5513には、選択コンテンツのサムネイルが示されている。内容表示部551のサムネイル表示部5513には、選択受付部420のサムネイル表示部423(
図13参照)と同じ情報が表示される。
除外受付部5514は、機器20に出力されるコンテンツの対象から選択コンテンツを除外することを受け付けるための画像である。除外受付部5514が選択されると、選択された内容表示部551の対象である選択コンテンツは、機器20に出力されるコンテンツの対象から除外される。また、この場合、選択された内容表示部551は非表示になる。
【0175】
対象識別部552は、複数のコンテンツから対象コンテンツを識別するための画像である。対象識別部552は、一覧表示画像55において、対象コンテンツを対象とする内容表示部551に関連付けられて表示される。図示の例では、対象コンテンツである「D」のコンテンツを対象とする内容表示部551の隣に、対象識別部552が表示されている。
【0176】
追加受付画像56には、選択受付部561が表示されている。
選択受付部561は、機器20に出力されるコンテンツのユーザによる選択を受け付けるための画像である。選択受付部561が選択されると、選択された選択受付部561が対象とするコンテンツが、選択コンテンツに追加される。選択受付部561に表示には、選択受付画面40の選択受付部420(タイトル表示部421、時間表示部422、サムネイル表示部423)と同じ情報が表示される。
なお、追加受付画像56には、選択コンテンツではないコンテンツを対象とする選択受付部561が表示される。
【0177】
また、機器20のスピーカ207から、出力されているコンテンツの内容が音声により出力されている。コンテンツが音声を含むコンテンツである場合、コンテンツのうちの出力される箇所に応じた態様の音声が、スピーカ207から出力される。
以上の通り、本開示では、コンテンツの機器20への出力が、コンテンツ画像51の表示とスピーカ207からの音声の出力とによって実現される。
【0178】
次に、「D」のコンテンツの出力が開始されてから1分が経過し、時刻が15時2分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間および全体箇所時間として1分が算出され、対象設定残り時間として23分が算出され、全体設定残り時間として55分が算出され、限度時間として58分が算出される。また、
図35に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第1受付部5211のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
なお、図面では、対象箇所に応じたコンテンツ画像51が表示されていることを、対象コンテンツのタイトルと、対象箇所時間とにより示す。
図35に示す例では、コンテンツ画像51には、対象コンテンツのタイトルである「D」と、対象箇所時間である「1m(minutes)」とを含む「D1m」の画像が示されている。また、
図34に示したように、対象箇所時間が0分である場合には、対象箇所に応じたコンテンツ画像51が表示されていることを、対象コンテンツのタイトルのみにより示す。
【0179】
また、対象コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「1分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「23分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「1分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「55分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「58分」に更新される。
【0180】
次に、「D」のコンテンツの出力が開始されてから24分が経過し、時刻が15時25分になる。この場合、「D」のコンテンツの最後までの出力が終了するとともに、「B」のコンテンツの最初からの出力が開始される。また、この場合、算出部115によって、対象箇所時間として0分が算出され、全体箇所時間として24分が算出され、対象設定残り時間として26分が算出され、全体設定残り時間として32分が算出され、限度時間として35分が算出される。また、
図36に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「B」のコンテンツの設定倍率が1倍であることを意味する「B速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0181】
また、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツのタイトルである「B」と、対象箇所時間を意味する「0分」と、対象始終時間を意味する「26分」と、対象設定残り時間を意味する「26分」とを含む、「B:0分/26分(残り26分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「24分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「32分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツの識別する情報が「B」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:51」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「35分」に更新される。
【0182】
また、「B」のコンテンツの出力の開始に応じて、対象識別部552は、「B」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
また、「D」のコンテンツの出力の終了に伴い、「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511における選択終了予定時刻を示す情報(
図35参照)が非表示になる。
【0183】
次に、15時25分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図37に示すように、ポインタPが、出力箇所受付部521の第1受付部5211と重なる位置に表示される。ポインタPは、表示ユニット205(
図1参照)に表示される画像において、ユーザによる操作受付ユニット206の操作に応じて移動する画像である。また、図示の例では、第1受付部5211のうちのポインタPが重なっている箇所は、「D」のコンテンツのうちの最初から22分の出力が経過したときの箇所が対応付けられている箇所である。この場合、出力画面50に、選択時間表示部571と、選択表示画像572とが表示される。
なお、出力箇所受付部521および出力箇所受付画像5512のうちのポインタPが重なっている箇所を、以下では、重畳箇所と称することがある。また、重畳箇所が対象とするコンテンツを、以下では、重畳コンテンツと称することがある。また、コンテンツのうちの重畳箇所に対応付けられた箇所を、以下では、対応箇所と称することがある。
【0184】
選択時間表示部571は、重畳箇所が選択された場合における、コンテンツの時間に関する情報を表示する画像である。
選択時間表示部571に表示される情報を具体的に説明する。選択時間表示部571には、対応箇所に対応付けられた時間と、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間と、重畳コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とが示されている。
対応箇所に対応付けられた時間とは、重畳コンテンツの最初から対応箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間である。また、対応箇所に対応付けられた時間を、以下では、対応箇所時間と称することがある。
また、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間を、以下では、重畳デフォルト始終時間と称することがある。
重畳コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間とは、対応箇所から重畳コンテンツの最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間である。また、重畳コンテンツの設定速度による出力に要する残りの時間を、以下では、重畳設定残り時間と称することがある。
図示の例では、選択時間表示部571には、重畳コンテンツを識別する「D」と、対応箇所時間を意味する「22分」と、重畳デフォルト始終時間を意味する「24分」と、重畳設定残り時間を意味する「2分」とを含む、「D22分/24分(残り2分)」のテキストが示されている。
【0185】
また、選択時間表示部571には、全ての選択コンテンツの最初から対応箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間と、全体デフォルト始終時間と、対応箇所から全ての選択コンテンツの最後までの設定速度による機器20への出力に要する残りの時間とが示されている。なお、全ての選択コンテンツの最初から対応箇所までのデフォルト速度による機器20への出力に要する時間を、以下では、全体対応箇所時間と称することがある。また、対応箇所から全ての選択コンテンツの最後までの設定速度による機器20への出力に要する残りの時間を、以下では、対応設定残り時間と称することがある。
図示の例では、選択時間表示部571には、全体対応箇所時間を意味する「22分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「56分」と、対応設定残り時間を意味する「34分」とを含む、「全22分/56分(残り34分)」のテキストが示されている。
なお、全ての選択コンテンツの設定倍率が1倍であるため、図示の例では、対応設定残り時間は、対応箇所から全ての選択コンテンツの最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する残りの時間と同じである。また、対応箇所から全ての選択コンテンツの最後までのデフォルト速度による機器20への出力に要する残りの時間を、以下では、対応デフォルト残り時間と称することがある。
【0186】
また、選択時間表示部571には、重畳コンテンツの出力が終了する予定の時刻が示されている。重畳コンテンツの出力が終了する予定の時刻とは、対応箇所から重畳コンテンツの最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から重畳コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、重畳コンテンツの最後までの出力が終了する時刻である。また、重畳コンテンツの出力が終了する予定の時刻を、以下では、重畳終了予定時刻と称することがある。図示の例では、選択時間表示部571には、重畳終了予定時刻を意味する「D終了予定時刻15:27」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳コンテンツから全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する予定の時刻が示されている。重畳コンテンツから全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する予定の時刻とは、対応箇所から全ての選択コンテンツの最後までの機器20への設定速度による出力が現時点から全ての選択コンテンツの最後の出力まで継続された場合における、全てのコンテンツの最後までの出力が終了する時刻である。また、重畳コンテンツから全ての選択コンテンツの最後までの出力が終了する予定の時刻を、以下では、重畳全体終了時刻と称することがある。図示の例では、選択時間表示部571には、重畳全体終了時刻を意味する「全終了予定時刻15:59」のテキストが示されている。
【0187】
選択表示画像572は、重畳箇所が選択された場合にコンテンツ画像51として表示される画像を表示する。図示の例では、選択表示画像572には、「D」のコンテンツのうちの最初から22分のデフォルト速度による出力が経過したときの箇所の内容が表示されている。
選択時間表示部571および選択表示画像572は、何れも、重畳箇所に応じた位置に表示される。より具体的には、選択時間表示部571および選択表示画像572は、何れも、図中左右方向において、重畳箇所と重なる位置に表示される。
また、出力箇所受付部521と重なる位置にポインタPが表示された場合における、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、重畳全体終了時刻の算出は、サーバ10の算出部115によって行われる。
【0188】
次に、15時25分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図37における重畳箇所が選択される。この場合、対象コンテンツが「B」のコンテンツから「D」のコンテンツに切り替わる。また、この場合、算出部115によって、対象箇所時間として22分が算出され、対象設定残り時間として2分が算出され、全体箇所時間として22分が算出され、全体設定残り時間として34分が算出され、対象終了予定時刻として15時27分が算出され、全体設定終了時刻として15時59分が算出される。また、算出部115によって、「D」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時27分が算出され、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時53分が算出され、「E」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時59分が算出される。
また、
図38に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第1受付部5211のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「D」のコンテンツの設定倍率が1倍であることを意味する「D速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0189】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「D」と、対象箇所時間を意味する「22分」と、対象始終時間を意味する「24分」と、対象設定残り時間を意味する「2分」とを含む「D:22分/24分(残り2分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「22分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「34分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを識別する情報が「D」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:27」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
【0190】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、「D」、「B」、「E」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「D」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:27」に更新される。
「B」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:53」に更新される。
「E」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
また、「D」のコンテンツが出力されることに応じて、対象識別部552は、「D」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
【0191】
次に、15時25分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図39に示すように、ポインタPが、出力箇所受付部521の第2受付部5212と重なる位置に表示される。図示の例では、第2受付部5212のうちのポインタPが重なっている箇所は、「B」のコンテンツのうちの最初から1分の出力が経過したときの箇所が対応付けられている箇所である。この場合、算出部115によって、対応箇所時間として1分が算出され、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間として26分が算出され、重畳設定残り時間として25分が算出され、全体対応箇所時間として25分が算出され、対応設定残り時間として31分が算出される。また、算出部115によって、重畳終了予定時刻として15時50分が算出され、重畳全体終了時刻として15時56分が算出される。
【0192】
また、選択時間表示部571および選択表示画像572が、重畳箇所に応じた位置に表示される。
選択時間表示部571には、重畳コンテンツを識別する「B」と、対応箇所時間を意味する「1分」と、選択デフォルト始終時間を意味する「26分」と、重畳設定残り時間を意味する「25分」とを含む、「B1分/26分(残り25分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、全体対応箇所時間を意味する「25分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「56分」と、対応設定残り時間を意味する「31分」とを含む、「全25分/56分(残り32分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳終了予定時刻を意味する「B終了予定時刻15:50」のテキストと、重畳全体終了時刻を意味する「全終了予定時刻15:56」のテキストとが示されている。
また、図示の例では、選択表示画像572には、「B」のコンテンツのうちの対応箇所の内容が表示されている。
【0193】
次に、15時25分において、
図39における重畳箇所が選択される。この場合、対象コンテンツが「D」のコンテンツから「B」のコンテンツに切り替わる。また、算出部115によって、対象箇所時間として1分が算出され、対象設定残り時間として25分が算出され、全体箇所時間として25分が算出され、全体設定残り時間として31分が算出され、対象終了予定時刻として15時50分が算出され、全体設定終了時刻として15時56分が算出される。また、算出部115によって、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時50分が算出され、「E」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時56分が算出される。
また、
図40に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「B」のコンテンツの設定倍率が1倍であることを意味する「B速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0194】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「B」と、対象箇所時間を意味する「1分」と、対象始終時間を意味する「26分」と、対象設定残り時間を意味する「25分」とを含む「B:1分/26分(残り25分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「25分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「31分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを識別する情報が「B」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:56」に更新される。
【0195】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、「D」、「B」、「E」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「D」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が非表示になる。
「B」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
「E」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:56」に更新される。
また、「B」のコンテンツが出力されることに応じて、対象識別部552は、「B」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
【0196】
次に、対象コンテンツが「B」のコンテンツに切り替えられてから1分が経過し、時刻が15時26分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として2分が算出され、対象設定残り時間として24分が算出され、全体箇所時間として26分が算出され、全体設定残り時間として30分が算出され、限度時間として34分が算出される。また、
図41に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0197】
また、対象コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「2分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「24分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「26分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「30分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「34分」に更新される。
【0198】
また、このとき、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、「A」の選択受付部561を、一覧表示画像55において「E」の内容表示部551の下側に移動させる。出力画面50における選択受付部561の移動は、ユーザが選択受付部561を選択した状態で操作受付ユニット206を動かすこと等によって実現される。
この場合、「A」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。また、「A」のコンテンツにおいては、選択設定倍率が1倍であり、選択設定始終時間が10分である。この場合、算出部115によって、全体デフォルト始終時間として66分が算出され、全体設定残り時間として40分が算出され、全体設定終了時刻および「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時6分が算出される。
【0199】
また、この場合、
図42に示すように、一覧表示画像55において、「E」の内容表示部551の下側に「A」の内容表示部551が表示される。図示の例では、「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「10」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「16:06終了」のテキストとが示されている。
【0200】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、出力箇所受付部521に、第4受付部5214が新たに表示される。第4受付部5214は、機器20に出力される順番が4番目である選択コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。図示の例では、第4受付部5214は、「A」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける。
また、第4受付部5214が表示されることに伴い、第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213の図中左右方向における長さが変化する。より具体的には、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214は、左右方向における長さの割合が、「D」、「B」、「E」、および「A」のコンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0201】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、全体進行表示部542および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
全体進行表示部542においては、全体デフォルト始終時間を示す情報が「66分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「40分」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:06」に更新される。
また、「A」のコンテンツが選択コンテンツに追加されることに伴い、追加受付画像56には、「A」の選択受付部561の代わりに、「C」の選択受付部561が表示される。
【0202】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、全体設定終了時刻が限度時刻を超える。この場合、超過通知画像573が表示される。超過通知画像573は、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを通知する画像である。図示の例では、超過通知画像573には、「注意」のテキストに関連付けられて、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」のテキストが示されている。
また、超過通知画像573には、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを解消するための手段が示される。図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所を、「B」のコンテンツのうちの最初から8分の出力が経過した箇所に変更することを意味する「コンテンツBの8分までスキップ」のテキストと、選択コンテンツから「E」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツEを削除」のテキストとが示されている。
【0203】
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。また、スピーカ207から、「解決策は、コンテンツBの8分までスキップすることやコンテンツEを削除することです」の音声が出力される。
【0204】
次に、15時26分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、「E」の内容表示部551の除外受付部5514を選択する。この場合、選択コンテンツから「E」のコンテンツが除外され、
図43に示すように、「E」の内容表示部551が非表示になる。また、この場合、算出部115によって、全体デフォルト始終時間として60分が算出され、全体設定残り時間として34分が算出され、全体設定終了時刻および「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時が算出される。
【0205】
また、選択コンテンツの数が減ることに伴い、第4受付部5214が非表示になる。この場合、第1受付部5211は「D」のコンテンツを対象とし、第2受付部5212は「B」のコンテンツを対象とし、第3受付部5213は「A」のコンテンツを対象とする。
また、第1受付部5211、第2受付部5212、および第3受付部5213は、左右方向における長さの割合が、「D」、「B」、および「A」のコンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0206】
また、「E」の内容表示部551の除外受付部5514が選択されたことに伴い、全体進行表示部542および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
全体進行表示部542においては、全体デフォルト始終時間を示す情報が「60分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「34分」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:00」に更新される。
【0207】
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えなることに伴い、超過通知画像573が非表示になる。
「E」の内容表示部551の除外受付部5514が選択されたことに伴い、「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511において、選択終了予定時刻を示す情報が「16:00」に更新される。
【0208】
次に、15時26分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、出力受付部531を選択する。この場合、対象コンテンツの機器20への出力が停止される。より具体的には、コンテンツ画像51においては、
図43に示されている内容から進行せず、スピーカ207からは、コンテンツの音声が出力されなくなる。また、
図44に示すように、出力受付部531は、対象コンテンツの出力が停止されていることを示す態様により表示される。
【0209】
次に、対象コンテンツの出力が停止してから1分が経過し、時刻が15時27分になる。この場合、算出部115によって、対象終了予定時刻および「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時51分が算出され、全体設定終了時刻および「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時1分が算出され、限度時間として33分が算出される。また、
図45に示すように、対象終了表示部543、全体終了表示部544および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:51」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「33分」に更新される。
【0210】
また、時間の経過に伴い、「B」および「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:51」に更新される。
「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
【0211】
また、時間の経過によって全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、超過通知画像573が表示される。
図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所を、「B」のコンテンツのうちの最初から3分の出力が経過した箇所に変更することを意味する「コンテンツBの3分までスキップ」のテキストと、選択コンテンツから「A」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツAを削除」のテキストとが示されている。
【0212】
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。また、スピーカ207から、「解決策は、コンテンツBの3分までスキップすることやコンテンツAを削除することです」の音声が出力される。
【0213】
次に、15時27分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、第2受付部5212が選択される。この例では、第2受付部5212のうちの選択された箇所は、「B」のコンテンツのうちの最初から3分の出力が経過した箇所が対応付けられている箇所である。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として3分が算出され、対象設定残り時間として23分が算出され、全体箇所時間として27分が算出され、全体設定残り時間として33分が算出され、対象終了予定時刻として15時50分が算出され、全体設定終了時刻として16時が算出される。また、算出部115によって、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時50分が算出され、「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時が算出される。
また、
図46に示すように、新たな対象箇所に応じたコンテンツ画像51が表示される。一方で、コンテンツの出力が停止した状態が継続されているため、コンテンツ画像51として表示される内容は進行せず、コンテンツに応じた音声は出力されていない。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの新たな対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0214】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「3分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「23分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「27分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「33分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:00」に更新される。
【0215】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、「B」および「A」の内容表示部551における選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:50」に更新される。
「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「16:00」に更新される。
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えなくなることに伴い、超過通知画像573が非表示になる。
【0216】
次に、15時27分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作して出力受付部531を選択することで対象コンテンツの出力が再開され、その後、対象コンテンツの出力が再開されてから22分が経過して、15時49分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として25分が算出され、対象設定残り時間として1分が算出され、全体箇所時間として49分が算出され、全体設定残り時間として11分が算出され、限度時間として11分が算出される。
また、
図47に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、出力受付部531は、対象コンテンツが出力されていることを示す態様により表示される。
【0217】
また、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「25分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「1分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「49分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「11分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「11分」に更新される。
【0218】
また、このとき、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、ポインタPが、「A」の内容表示部551の出力箇所受付画像5512を指す位置に表示される。図示の例では、出力箇所受付画像5512のうちのポインタPに指されている箇所は、「A」のコンテンツのうちの最初から1分の出力が経過したときの箇所が対応付けられている箇所である。この場合、算出部115によって、対応箇所時間として1分が算出され、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間として10分が算出され、重畳設定残り時間として9分が算出され、全体対応箇所時間として51分が算出され、対応設定残り時間として9分が算出される。また、算出部115によって、重畳終了予定時刻および重畳全体終了時刻として15時58分が算出される。また、この場合、選択時間表示部571および選択表示画像572が、一覧表示画像55において「A」の内容表示部551の上側に表示される。
【0219】
選択時間表示部571には、重畳コンテンツを識別する「A」と、対応箇所時間を意味する「1分」と、選択デフォルト始終時間を意味する「10分」と、重畳設定残り時間を意味する「9分」とを含む、「A1分/10分(残り9分)」のテキストが示されている。
選択時間表示部571には、全体対応箇所時間を意味する「51分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「60分」と、対応設定残り時間を意味する「9分」とを含む、「全51分/60分(残り9分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳終了予定時刻を意味する「A終了予定時刻15:58」のテキストと、重畳全体終了時刻を意味する「全終了予定時刻15:58」のテキストとが示されている。
また、図示の例では、選択表示画像572には、「A」のコンテンツのうちの対応箇所の内容が表示されている。
【0220】
次に、15時49分において、
図48における重畳箇所が選択される。この場合、対象コンテンツが「B」のコンテンツから「A」のコンテンツに切り替わる。また、算出部115によって、対象箇所時間として1分が算出され、対象設定残り時間として9分が算出され、全体箇所時間として51分が算出され、全体設定残り時間として9分が算出され、対象終了予定時刻、全体設定終了時刻、および「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時58分が算出される。
また、
図48に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第3受付部5213のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「A」のコンテンツの設定倍率が1倍であることを意味する「A速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0221】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「A」と、対象箇所時間を意味する「1分」と、対象始終時間を意味する「10分」と、対象設定残り時間を意味する「9分」とを含む「A:1分/10分(残り9分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「51分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「9分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを識別する情報が「A」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:58」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:58」に更新される。
【0222】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、「B」および「A」の内容表示部551における選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「B」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が非表示になる。
「A」の内容表示部551においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:58」に更新される。
また、対象コンテンツが「B」のコンテンツから「A」のコンテンツに切り替わることに伴い、対象識別部552は、「A」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
【0223】
なお、
図34乃至
図48に示した例では、何れの選択コンテンツの選択設定倍率も1倍である場合について説明した。
ここで、例えば、何れの選択コンテンツの選択設定倍率も2倍である場合には、全体設定残り時間、選択設定始終時間、および対象設定残り時間は、何れも、
図34乃至
図48に示した値の半分の値になる。また、何れの選択コンテンツの選択設定倍率も2倍である場合には、全体設定終了時刻、選択終了予定時刻、および対象終了予定時刻は、
図34乃至
図48に示した値よりも前の時刻になる。
【0224】
次に、デフォルト速度とは異なる速度によってコンテンツが機器20に出力される場合に機器20に出力される情報の例について説明する。
図49乃至
図70は、出力画面50を示した図である。なお、
図49に示す出力画面50は、
図33に示した選択受付画面40において出力開始受付部417が選択された場合に表示される画像である。言い換えると、
図49に示す出力画面50には、
図33に示した選択受付画面40が表示されているときのコンテンツに関する設定が反映されている。また、
図49に示す出力画面50が機器20に表示されている時点の時刻は、15時1分である。
【0225】
図49に示す出力画面50には、「A」のコンテンツの最初の内容がコンテンツ画像51として表示されている。また、このとき、「A」のコンテンツの最初の内容が音声としてスピーカ207から出力されている。
また、出力画面50において、箇所受付画像52には、第1受付部5211と、第2受付部5212と、第3受付部5213と、第4受付部5214とからなる出力箇所受付部521が表示されている。第1受付部5211は「A」のコンテンツを対象とし、第2受付部5212は「B」のコンテンツを対象とし、第3受付部5213は「D」のコンテンツを対象とし、第4受付部5214は「G」のコンテンツを対象とする。第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214は、図中左右方向における長さの割合が、「A」、「B」、「D」、および「G」のコンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示されている。
また、出力受付部531が、コンテンツが出力されていることを示す態様により表示されている。また、対象速度受付部532には、対象設定倍率が1倍であることを意味する「A速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0226】
また、対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「A」と、対象箇所時間を意味する「0分」と、対象始終時間を意味する「10分」と、対象設定残り時間を意味する「10分」とを含む、「A:0分/10分(残り10分)」のテキストが示されている。
また、全体進行表示部542には、全体箇所時間を意味する「0分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「69分」と、全体設定残り時間を意味する「49分」と、全体デフォルト残り時間を意味する「69分」とを含む、「全:0分/69分(残り49分‐等倍69分)」のテキストが示されている。
また、対象終了表示部543には、対象終了予定時刻を意味する「コンテンツA終了予定時刻15:11」のテキストが示されている。
また、全体終了表示部544には、全体設定終了時刻を意味する「全コンテンツ終了予定時刻15:50」のテキストが示されている。
また、限度時刻表示部545には、限度時刻を意味する「視聴可能時刻16:00まで」のテキストが示されている。
また、限度時間表示部546には、限度時間を意味する「視聴可能時間:あと59分」のテキストが示されている。
【0227】
また、一覧表示画像55には、上から順に、「A」の内容表示部551、「B」の内容表示部551、「D」の内容表示部551、「G」の内容表示部551が表示されている。
「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「A」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「10」のテキストと、選択設定倍率を意味する「1.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「15:11終了」のテキストと、「a+」のテキストと、「s-」のテキストとが示されている。選択コンテンツ表示部5511に示されている「a+」および「s-」は、選択受付画面40の選択コンテンツ表示部431(
図31等参照)に示されている「a+」および「s-」と同じ意味を示す。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「B」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「11」と、選択デフォルト始終時間を意味する「22」とを含む「11-22」のテキストと、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「15:22終了」のテキストと、「s-」のテキストとが示されている。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「D」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「12」と、選択デフォルト始終時間を意味する「24」とを含む「12-24」のテキストと、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「15:34終了」のテキストとが示されている。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「G」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「16」と、選択デフォルト始終時間を意味する「13」とを含む「16-13」のテキストと、選択設定倍率を意味する「0.8倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「15:50終了」のテキストと、「a+」のテキストと、「s-」のテキストとが示されている。
また、対象識別部552は、「A」の内容表示部551に関連付けられて表示されている。
また、追加受付画像56には、「E」の選択受付部561が表示されている。
【0228】
次に、「A」のコンテンツの出力が開始されてから1分が経過し、時刻が15時2分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間および全体箇所時間として1分が算出され、対象設定残り時間として9分が算出され、全体設定残り時間として48分が算出され、全体デフォルト残り時間として68分が算出され、限度時間として58分が算出される。また、
図50に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第1受付部5211のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0229】
また、コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「1分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「9分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「1分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「48分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「68分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「58分」に更新されている。
【0230】
次に、15時2分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、出力受付部531を選択する。この場合、対象コンテンツの機器20への出力が停止される。また、
図51に示すように、出力受付部531は、対象コンテンツの出力が停止されていることを示す態様により表示される。
【0231】
次に、対象コンテンツの出力が停止してから1分が経過し、時刻が15時3分になる。この場合、算出部115によって、対象終了予定時刻として15時12分が算出され、全体設定終了時刻として15時51分が算出され、限度時間として57分が算出される。また、「A」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時12分が算出され、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時23分が算出され、「D」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時35分が算出され、「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時51分が算出される。
【0232】
また、時間の経過に伴い、
図52に示すように、対象終了表示部543、全体終了表示部544、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:12」に更新されている。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:51」に更新されている。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「57分」に更新されている。
【0233】
また、時間の経過に伴い、内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:12」に更新されている。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:23」に更新されている。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:35」に更新されている。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:51」に更新されている。
【0234】
次に、15時3分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作して出力受付部531を選択することで対象コンテンツの出力が再開される。この場合、コンテンツ画像51として表示される内容の進行が再開されるとともに、スピーカ207からコンテンツの音声が出力される。また、
図53に示すように、出力受付部531は、対象コンテンツが出力されていることを示す態様により表示される。
【0235】
次に、コンテンツの出力が再開されてから9分が経過し、時刻が15時12分になる。この場合、「A」のコンテンツの最後までの出力が終了するとともに、「B」のコンテンツの最初からの出力が開始される。また、この場合、算出部115によって、対象箇所時間として0分が算出され、対象設定残り時間として11分が算出され、対象デフォルト残り時間として22分が算出され、全体箇所時間として10分が算出され、全体設定残り時間として39分が算出され、全体デフォルト残り時間として59分が算出される。また、対象終了予定時刻として15時23分が算出され、限度時間として48分が算出される。また、
図54に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「B」のコンテンツの設定倍率が2倍であることを意味する「B速度:2.0倍」のテキストが示されている。
【0236】
また、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「B」と、対象箇所時間を意味する「0分」と、対象始終時間を意味する「22分」と、対象設定残り時間を意味する「11分」と、対象デフォルト残り時間を意味する「22分」とを含む「B:0分/22分(残り11分‐等倍22分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「10分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「39分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「59分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを示す情報が「B」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:23」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「48分」に更新される。
【0237】
また、「B」のコンテンツの出力の開始に応じて、対象識別部552は、「B」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
また、「A」のコンテンツの出力の終了に伴い、「A」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511における選択終了予定時刻を示す情報が非表示になる。
【0238】
次に、「B」のコンテンツの出力が開始されてから1分が経過し、時刻が15時13分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として2分が算出され、対象設定残り時間として10分が算出され、対象デフォルト残り時間として20分が算出され、全体箇所時間として12分が算出され、全体設定残り時間として38分が算出され、全体デフォルト残り時間として57分が算出され、限度時間として47分が算出される。また、
図55に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0239】
また、コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「2分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「10分」に更新され、対象デフォルト残り時間を示す情報が「20分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「12分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「38分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「57分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「47分」に更新される。
【0240】
次に、15時13分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図56に示すように、対象速度受付部532に「1.0」が入力される。この場合、コンテンツ設定部113によって対象設定倍率が1倍に設定される。また、算出部115によって、対象設定残り時間として20分が算出され、全体設定残り時間として48分が算出され、対象終了予定時刻として15時33分が算出され、全体設定終了時刻として16時1分が算出される。また、「B」のコンテンツの選択設定始終時間として22分が算出され、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時33分が算出され、「D」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時45分が算出され、「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時1分が算出される。
【0241】
また、対象設定倍率が変更されることに伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象設定残り時間および対象デフォルト残り時間を意味する「(残り20分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体設定残り時間を示す情報が「48分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:33」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
【0242】
また、対象設定倍率が変更されることに伴い、内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択設定始終時間および選択デフォルト始終時間を意味する「22」のテキストが示され、選択設定倍率を示す情報が「1.0倍」に更新され、選択終了予定時刻を示す情報が「15:33」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:45」に更新されている。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「16:01」に更新されている。
【0243】
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、超過通知画像573が表示される。
図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所を、「B」のコンテンツのうちの最初から3分の出力が経過した箇所に変更することを意味する「コンテンツBの3分までスキップ」のテキストと、選択コンテンツから「D」または「G」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツDまたはGを削除」のテキストと、「G」のコンテンツの選択設定倍率を0.9倍以上に変更することを意味する「コンテンツGの速度を0.9倍以上に変更」のテキストとが示されている。
【0244】
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。また、スピーカ207から、「解決策は、コンテンツBの3分までスキップすること、コンテンツDまたはGを削除すること、コンテンツGの速度を0.9倍以上に変更することです」の音声が出力される。
【0245】
次に、15時13分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図57に示すように、ポインタPが、出力箇所受付部521の第1受付部5211と重なる位置に表示される。
図57に示す例では、第1受付部5211のうちのポインタPが重なっている箇所は、「A」のコンテンツのうちの最初から9分の出力が経過したときの箇所が対応付けられている箇所である。この場合、算出部115によって、対応箇所時間として9分が算出され、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間として10分が算出され、重畳設定残り時間として1分が算出され、全体対応箇所時間として9分が算出され、対応設定残り時間として51分が算出され、対応デフォルト残り時間として60分が算出される。また、算出部115によって、重畳終了予定時刻として15時14分が算出され、重畳全体終了時刻として16時4分が算出される。また、この場合、選択時間表示部571および選択表示画像572が表示される。
【0246】
選択時間表示部571には、対応箇所時間である「9分」と、重畳コンテンツの選択デフォルト始終時間である「10分」と、重畳設定残り時間である「1分」とを含む「A9分/10分(残り1分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、全体対応箇所時間である「9分」と、全体デフォルト始終時間である「69分」と、対応設定残り時間である「51分」と、対応デフォルト残り時間である「60分」とを含む「全9分/69分(残り51分‐等倍60分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳終了予定時刻を意味する「A終了予定時刻15:14」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳全体終了時刻を意味する「全終了予定時刻16:04」のテキストが示されている。
【0247】
また、選択表示画像572には、対応箇所の内容が表示されている。
また、超過通知画像573は、時間の経過に伴い、非表示になっている。本開示では、超過通知画像573は、表示されてから予め定められた時間(例えば5秒)が経過すると、非表示になる。
【0248】
次に、15時13分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図58に示すように、ポインタPが、出力箇所受付部521の第2受付部5212と重なる位置に表示される。図示の例では、第2受付部5212のうちのポインタPが重なっている箇所は、「B」のコンテンツのうちの最初から4分の出力が経過したときの箇所に対応付けられた箇所である。この場合、算出部115によって、対応箇所時間として4分が算出され、重畳コンテンツを対象とする選択デフォルト始終時間として22分が算出され、重畳設定残り時間として18分が算出され、全体対応箇所時間として14分が算出され、対応設定残り時間として46分が算出され、対応デフォルト残り時間として55分が算出される。また、算出部115によって、重畳終了予定時刻として15時31分が算出され、重畳全体終了時刻として15時59分が算出される。また、この場合、選択時間表示部571および選択表示画像572が表示される。
【0249】
選択時間表示部571には、対応箇所時間を意味する「4分」と、重畳コンテンツの選択デフォルト始終時間を意味する「22分」と、重畳設定残り時間を意味する「18分」とを含む「B4分/22分(残り18分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、全体対応箇所時間を意味する「14分」と、全体デフォルト始終時間を意味する「69分」と、対応設定残り時間を意味する「46分」と、対応デフォルト残り時間を意味する「55分」とを含む「全14分/69分(残り46分‐等倍55分)」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳終了予定時刻を意味する「B終了予定時刻15:31」のテキストが示されている。
また、選択時間表示部571には、重畳全体終了時刻を意味する「全終了予定時刻16:04」のテキストが示されている。
また、選択表示画像572には、対応箇所の内容が表示されている。
【0250】
次に、15時13分において、
図58における重畳箇所が選択される。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として4分が算出され、対象設定残り時間として18分が算出され、全体箇所時間として14分が算出され、全体設定残り時間として46分が算出され、全体デフォルト残り時間として55分が算出され、対象終了予定時刻として15時31分が算出され、全体設定終了時刻として15時59分が算出される。また、算出部115によって、「B」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時31分が算出され、「D」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時43分が算出され、「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時59分が算出される。
また、
図59に示すように、対応箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示される。
【0251】
また、対象コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「4分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「18分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「14分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「46分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「55分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:31」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
【0252】
また、対象コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「B」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:31」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:43」に更新される。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
【0253】
次に、対象コンテンツのうちの出力される箇所が変更されてから17分が経過し、時刻が15時30分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として21分が算出され、対象設定残り時間として1分が算出され、全体箇所時間として31分が算出され、全体設定残り時間として29分が算出され、全体デフォルト残り時間として38分が算出され、限度時間として30分が算出される。また、
図60に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第2受付部5212のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0254】
また、コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「21分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「1分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「31分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「29分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「38分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「30分」に更新される。
【0255】
また、このとき、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、「G」の内容表示部551を、一覧表示画像55における「B」の内容表示部551と「D」の内容表示部551との間に移動させる。
この場合、コンテンツ設定部113は、選択コンテンツが機器20に出力される順番を、「A」のコンテンツ、「B」のコンテンツ、「G」のコンテンツ、「D」のコンテンツの順に設定する。また、この場合、算出部115によって、「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時47分が算出され、「D」の選択終了予定時刻として15時59分が算出される。
【0256】
また、選択コンテンツが出力される順番の変更に伴い、
図61に示すように、第3受付部5213は、「G」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける画像になり、第4受付部5214は、「D」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける画像になる。また、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214は、図中左右方向における長さの割合が、「A」、「B」、「G」、および「D」の選択コンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0257】
また、選択コンテンツが出力される順番の変更に伴い、「G」および「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:47終了」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:59終了」に更新される。
【0258】
また、このとき、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、第3受付部5213のうちの、「G」のコンテンツの最初に対応する箇所が選択される。この場合、対象コンテンツが「B」のコンテンツから「G」のコンテンツに切り替わる。また、この場合、算出部115によって、対象箇所時間として0分が算出され、対象設定残り時間として16分が算出され、対象デフォルト残り時間として13分が算出され、全体箇所時間として32分が算出され、全体設定残り時間として28分が算出され、全体デフォルト残り時間として37分が算出される。また、対象終了予定時刻として15時46分が算出され、全体設定終了時刻として15時58分が算出される。
また、
図62に示すように、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第3受付部5213のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、「G」のコンテンツの設定倍率が0.8倍であることを意味する「G速度:0.8倍」のテキストが示されている。
【0259】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「G」と、対象箇所時間である「0分」と、対象始終時間である「13分」と、対象設定残り時間である「16分」と、対象デフォルト残り時間である「13分」とを含む「G:0分/13分(残り16分‐等倍13分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「32分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「28分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「37分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを識別する情報が「G」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「15:46」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:58」に更新される。
【0260】
また、選択コンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い、「G」および「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:46終了」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:58終了」に更新される。
また、「G」のコンテンツが出力されることに応じて、対象識別部552は、「G」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
【0261】
次に、「G」のコンテンツの出力が開始されてから5分が経過し、時刻が15時35分になる。この場合、算出部115によって、対象箇所時間として4分が算出され、対象設定残り時間として11分が算出され、対象デフォルト残り時間として9分が算出され、全体箇所時間として36分が算出され、全体設定残り時間として23分が算出され、全体デフォルト残り時間として33分が算出され、限度時間として25分が算出される。また、
図63に示すように、対象進行表示部541、全体進行表示部542、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象箇所時間を示す情報が「4分」に更新され、対象設定残り時間を示す情報が「11分」に更新され、対象デフォルト残り時間を示す情報が「9分」に更新される。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「36分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「23分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「33分」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「25分」に更新される。
【0262】
また、対象コンテンツの出力の進行に伴い、スキップ箇所の出力が開始され、スキップ箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされる。スキップ箇所とは、コンテンツのうちのスキップによる短縮が可能な箇所である。言い換えると、スキップ箇所は、コンテンツのうちの、コンテンツ管理テーブル(
図3参照)における「スキップ可能時間(分)」に対応付けられた箇所である。
また、スキップ箇所の出力が開始されることに伴い、スキップ受付画像574が表示される。スキップ受付画像574が選択されると、スキップ箇所がスキップされ、「G」のコンテンツのうちのスキップ箇所の直後の箇所からの出力が開始される。
【0263】
また、スキップ箇所の出力が開始されることに伴い、出力箇所受付部521は、スキップ箇所の選択を受け付けるための態様により表示される。本開示では、スキップ箇所が出力されているときには、出力箇所受付部521は、スキップ箇所の選択のみを受け付ける態様により表示される。ただし、スキップ箇所が出力されているときであっても、出力箇所受付部521は、コンテンツのうちのスキップ箇所とは異なる箇所の選択を受け付ける態様により表示されてもよい。
また、出力箇所表示部523は、出力箇所受付部521のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0264】
次に、スキップ箇所の出力が開始されてから、スキップ箇所がスキップされることなく3分が経過し、時刻が15時38分になる。この場合、算出部115によって、対象終了予定時刻および「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時49分が算出され、全体設定終了時刻および「D」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時1分が算出され、限度時間として22分が算出される。
また、
図64に示すように、出力箇所表示部523は、出力箇所受付部521のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。
【0265】
また、対象終了表示部543、全体終了表示部544、および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:49」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:01」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「22分」に更新される。
【0266】
また、「G」および「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:49終了」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「16:01終了」に更新される。
【0267】
また、スキップ箇所がスキップされることなく時間が経過することに伴い、全体設定終了時刻が限度時刻を超える。この場合、超過通知画像573が表示される。図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、「G」のコンテンツの対象設定倍率を0.9倍以上に変更することを意味する「コンテンツGの速度を0.9倍以上に変更」のテキストと、選択コンテンツから「D」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツDを削除」のテキストとが示されている。
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。また、スピーカ207から、「解決策は、コンテンツGの速度を0.9倍以上に変更すること、コンテンツDを削除することです」の音声が出力される。
【0268】
次に、15時38分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、スキップ受付画像574が選択されると、スキップ箇所がスキップされ、
図65に示すように、「G」のコンテンツの対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされる。この場合、再び、第1受付部5211と、第2受付部5212と、第3受付部5213と、第4受付部5214とからなる出力箇所受付部521が表示される。また、超過通知画像573は、表示されてから予め定められた時間が経過することに伴い、非表示になっている。
【0269】
次に、15時38分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図66に示すように、対象速度受付部532に「1.0」が入力される。この場合、コンテンツ設定部113によって対象設定倍率が1倍に設定される。また、算出部115によって、対象設定残り時間として9分が算出され、全体設定残り時間として21分が算出され、対象終了予定時刻および「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時47分が算出され、全体設定終了時刻および「G」のコンテンツの選択終了予定時刻として15時59分が算出される。
【0270】
また、対象設定倍率が変更されることに伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543、および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象設定残り時間および対象デフォルト残り時間を意味する「(残り9分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体設定残り時間を示す情報が「21分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象終了予定時刻を示す情報が「15:47」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
【0271】
また、対象設定倍率が変更されることに伴い、「G」および「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511に表示される内容が更新される。
「G」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:47」に更新される。
「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511においては、選択終了予定時刻を示す情報が「15:59」に更新される。
【0272】
次に、15時38分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、「E」の選択受付部561を、一覧表示画像55において「D」の内容表示部551の下側に移動させる。この場合、
図67に示すように、「E」の選択受付部561と重なる位置に、追加速度受付部575が表示される。
追加速度受付部575は、新たに選択コンテンツに追加されるコンテンツの設定倍率の入力を受け付けるための画像である。追加速度受付部575に設定倍率が入力されると、入力された設定倍率が、新たに選択コンテンツに追加されるコンテンツの設定倍率として設定される。図示の例では、追加速度受付部575に、設定倍率が2倍であることを意味する「E速度:2.0倍」のテキストが示されている。この場合、コンテンツ設定部113によって「E」のコンテンツの設定倍率が2倍に設定されるとともに、「E」のコンテンツが新たに選択コンテンツとしてコンテンツ管理部114に管理される。
【0273】
また、この場合、算出部115によって、全体デフォルト始終時間として75分が算出され、全体設定残り時間として24分が算出され、全体デフォルト残り時間として39分が算出され、全体設定終了時刻および「E」のコンテンツの選択終了予定時刻として16時2分が算出される。
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、
図68に示すように、「E」の内容表示部551が、一覧表示画像55において「D」の内容表示部551の下側に表示される。「E」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511には、選択コンテンツのタイトルである「E」のテキストと、選択設定始終時間を意味する「3」と選択デフォルト始終時間を意味する「6」とを含む「3-6」のテキストと、選択設定倍率を意味する「2.0倍」のテキストと、選択終了予定時刻を意味する「16:02終了」のテキストとが示されている。
なお、「E」の内容表示部551が表示されることに伴い、「A」の内容表示部551が非表示になっている。この場合に、一覧表示画像55がスクロールされることで「A」の内容表示部551が表示されてもよい。
【0274】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、出力箇所受付部521に、第5受付部5215が新たに表示される。第5受付部5215は、機器20に出力される順番が5番目である選択コンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。図示の例では、第5受付部5215は、「E」のコンテンツのうちの出力される箇所の選択を受け付ける。
また、第5受付部5215が表示されることに伴い、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213、第4受付部5214、および、第5受付部5215は、図中左右方向における長さの割合が、「A」、「B」、「G」、「D」、および「E」のコンテンツの選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0275】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、全体進行表示部542および全体終了表示部544に表示される内容が更新される。
全体進行表示部542においては、全体デフォルト始終時間を示す情報が「75分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「24分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「39分」に更新される。
全体終了表示部544においては、全体設定終了時刻を示す情報が「16:02」に更新される。
また、「E」のコンテンツが選択コンテンツに追加されることに伴い、追加受付画像56には、「E」の選択受付部561の代わりに、「C」の選択受付部561が表示される。
【0276】
また、選択コンテンツが追加されることに伴い、全体設定終了時刻が限度時刻を超える。この場合、超過通知画像573が表示される。図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、選択コンテンツから「D」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツDを削除」のテキストが示されている。
また、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声、および、「解決策は、コンテンツDを削除することです」の音声が出力される。
【0277】
次に、「E」のコンテンツが選択コンテンツに追加されてから22分が経過し、時刻が16時になる。この場合、「G」のコンテンツの最後までの出力が終了するとともに「D」のコンテンツの出力が開始されてから、「D」のコンテンツの最後までの出力が終了するとともに「E」のコンテンツの出力が開始され、その後、「E」のコンテンツの出力が開始されてから1分が経過している。また、この場合、算出部115によって、対象箇所時間として2分が算出され、対象設定残り時間として2分が算出され、対象デフォルト残り時間として4分が算出され、全体箇所時間として71分が算出され、全体設定残り時間として2分が算出され、全体デフォルト残り時間として4分が算出され、限度時間として0分が算出される。
また、
図69に示すように、「E」のコンテンツの対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。また、出力箇所表示部523は、第5受付部5215のうちの対象箇所が対応付けられている箇所と重なる位置に表示されている。また、対象速度受付部532には、対象設定倍率を示す「E速度:2.0倍」のテキストが示されている。
【0278】
また、コンテンツの出力の進行に伴い、対象進行表示部541、全体進行表示部542、対象終了表示部543および限度時間表示部546に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541においては、対象コンテンツを識別する「E」と、対象箇所時間を意味する「2分」と、対象始終時間を意味する「6分」と、対象設定残り時間を意味する「2分」と、対象デフォルト残り時間を意味する「4分」とを含む「E:2分/6分(残り2分‐等倍4分)」のテキストが示されている。
全体進行表示部542においては、全体箇所時間を示す情報が「71分」に更新され、全体設定残り時間を示す情報が「2分」に更新され、全体デフォルト残り時間を示す情報が「4分」に更新される。
対象終了表示部543においては、対象コンテンツを識別する情報が「E」に更新され、対象終了予定時刻を示す情報が「16:02」に更新される。
限度時間表示部546においては、限度時間を示す情報が「0分」に更新される。
また、「E」のコンテンツが出力されることに応じて、対象識別部552は、「E」の内容表示部551に関連付けられて表示される。
また、「G」および「D」のコンテンツの出力の終了に伴い、「G」および「D」の内容表示部551の選択コンテンツ表示部5511における選択終了予定時刻を示す情報が非表示になっている。
【0279】
次に、対象コンテンツの出力が進行し、時刻が16時1分になる。すなわち、時刻が、限度時刻を超える。この場合、
図70に示すように、超過画像576が表示される。超過画像576は、時刻が限度時刻を超えたことを示す画像である。図示の例では、超過画像576には、「視聴可能時刻を超過しました」のテキストが示されている。また、超過画像576が表示されているときには、コンテンツ画像51は表示されない。
また、時刻が限度時刻を超えたことに伴い、スピーカ207から「視聴可能時刻を超過しました」の音声が出力される。一方で、コンテンツの音声は出力されていない。
【0280】
なお、サーバ10は、時刻が限度時刻を超えた以降は、コンテンツを機器20に出力させないようにしてもよい。また、サーバ10は、時刻が限度時刻を超えた以降であっても、コンテンツの機器20への出力を継続してもよい。
また、時刻が限度時刻を超えた以降において、超過画像576はコンテンツ画像51の表示領域とは異なる領域に表示され、且つ、コンテンツの機器20への出力が継続されてもよい。
【0281】
図71は、選択中出力処理の流れを示したフローチャートである。選択中出力処理は、サーバ10が、選択受付画面40(
図4等参照)が表示されているときに、時間に関する情報を出力させる処理である。
本開示では、選択受付画面40が表示されているときに開始条件が満たされる場合に、選択中出力処理が開始される。開始条件としては、特定の情報が取得部111に取得されたこと、および、前回の選択中出力処理が終了してから予め定められた時間が経過したことが挙げられる。特定の情報としては、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示、選択設定倍率の変更の指示、機器20に選択コンテンツが出力される順番の変更の指示が挙げられる。また、予め定められた時間は、何れの時間であってもよいが、例えば1分である。
【0282】
サーバ10のコンテンツ設定部113およびコンテンツ管理部114は、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(ステップ101)。なお、以下では、ステップを、単に「S」と称することがある。
何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得された場合(S101にてYES)、算出部115は、全ての選択コンテンツについての、始終時間、終了時刻を算出する(S102)。全ての選択コンテンツについての始終時間とは、合計時間表示部424(
図16等参照)に表示される全体設定始終時間および全体デフォルト始終時間である。また、全ての選択コンテンツについての始終時刻とは、終了時刻表示部425(
図16等参照)に表示される全体始終設定時刻および全体始終デフォルト時刻である。
算出部115は、限度残り時間を算出する(S103)。
算出部115は、全ての選択コンテンツのうちの、機器20に出力される順番が、追加された選択コンテンツまたは除外される選択コンテンツ以降である選択コンテンツの各々の選択始終設定時刻を算出する(S104)。
【0283】
コンテンツ設定部113およびコンテンツ管理部114は、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得されていない場合(S101にてNO)、選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(S105)。
選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得された場合、コンテンツ設定部113は、変更の対象である選択コンテンツの選択設定倍率を、指示された設定倍率に変更する(S106)。
算出部115は、全ての選択コンテンツについての、始終時間、終了時刻を算出する(S107)。全ての選択コンテンツについての始終時間とは、合計時間表示部424に表示される全体設定始終時間および全体デフォルト始終時間である。また、全ての選択コンテンツについての始終時刻とは、終了時刻表示部425に表示される全体始終設定時刻および全体始終デフォルト時刻である。
算出部115は、限度残り時間を算出する(S108)。
算出部115は、全ての選択コンテンツのうちの、機器20に出力される順番が、選択設定倍率が変更された選択コンテンツ以降である選択コンテンツの各々の選択始終設定時刻を算出する(S109)。
【0284】
選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得されていない場合(S105にてNO)、コンテンツ設定部113およびコンテンツ管理部114は、機器20に選択コンテンツが出力される順番の変更の指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(S110)。
機器20に選択コンテンツが出力される順番の変更の指示が取得部111に取得された場合(S110にてYES)、コンテンツ設定部113は、機器20に選択コンテンツが出力される順番を、指示された順番に変更する(S111)。
算出部115は、全ての選択コンテンツのうちの、機器20に出力される順番が変更された選択コンテンツ以降の出力の順番である選択コンテンツの各々の選択始終設定時刻を算出する(S112)。
【0285】
機器20に選択コンテンツが出力される順番の変更の指示が取得部111に取得されていない場合(S110にてNO)、前回の選択中出力処理が終了してから予め定められた時間が経過したことにより開始条件が満たされている。
算出部115は、始終時刻、限度時間、および限度残り時間を算出する(S113)。この始終時刻は、終了時刻表示部425に表示される全体始終設定時刻および全体始終デフォルト時刻、各選択コンテンツの選択始終設定時刻を意味する。
【0286】
時間管理部117は、始終条件が満たされるか否かを判定する(S114)。始終条件は、選択コンテンツの最初から最後までの機器20への出力が終了する時刻が、ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時刻を超えるか否かの判定に用いられる条件である。始終条件は、全体始終設定時刻と、限度時刻との関係について定められている。より具体的には、始終条件は、全体始終設定時刻が限度時刻を超えることである。言い換えると、始終条件は、全体設定始終時間が限度時間を超えることである。
始終条件が満たされる場合(S114にてYES)、時間管理部117は、選択中超過通知をすることを、情報作成部118に指示する(S115)。選択中超過通知とは、選択受付画面40が表示されているときにおける、全体始終設定時刻が限度時刻を超えることの機器20への通知である。選択中超過通知としては、選択超過通知部428(
図9等参照)の表示や、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する音声等が挙げられる。
【0287】
情報作成部118は、送信部119に送信させる対象の情報を作成する(S116)。より具体的には、情報作成部118は、S102乃至S104、S106乃至S109、S111乃至S113、および、S115のうちの、今回の選択中出力処理において実行された処理の結果を示す情報を、画像や音声として作成する。一例を挙げると、S103が実行された場合、情報作成部118は、算出部115に算出された限度残り時間を示す画像を作成する。
送信部119は、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を、機器20に出力させる(S117)。より具体的には、送信部119が、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を機器20に送信することで、機器20に送信された情報が機器20に出力される。
【0288】
図72は、出力箇所変更処理の流れを示したフローチャートである。出力箇所変更処理は、サーバ10のコンテンツ管理部114が、コンテンツのうちの機器20に出力させる箇所を変更する処理である。本開示では、出力画面50(
図34等参照)が表示されているときに、出力箇所受付部521または内容表示部551の出力箇所受付画像5512が選択された場合に、出力箇所変更処理が開始される。
【0289】
サーバ10のコンテンツ管理部114は、選択箇所が対象コンテンツとは異なる選択コンテンツが対応付けられた箇所であるか否かを判定する(S201)。選択箇所とは、出力箇所受付部521および出力箇所受付画像5512のうちの選択された箇所が対応付けられた選択コンテンツの箇所である。
選択箇所が対象コンテンツとは異なる選択コンテンツが対応付けられた箇所である場合(S201にてYES)、コンテンツ管理部114は、対象コンテンツを、選択箇所に対応付けられた選択コンテンツに切り替える(S202)。なお、出力箇所受付部521または出力箇所受付画像5512の選択に応じてコンテンツ管理部114に新たに設定された対象コンテンツを、以下では、最新の対象コンテンツと称することがある。また、最新の対象コンテンツが設定される直前の対象コンテンツを、以下では、直前の対象コンテンツと称することがある。直前の対象コンテンツおよび最新の対象コンテンツは、第1コンテンツおよび第2コンテンツの一例である。
【0290】
コンテンツ設定部113は、最新の対象コンテンツの設定倍率が、最新の対象コンテンツが設定されるまでの直前の対象コンテンツの設定倍率とは異なるか否かを判定する(S203)。
最新の対象コンテンツの設定倍率が、最新の対象コンテンツが設定されるまでの直前の対象コンテンツの設定倍率とは異なる場合(S203にてYES)、コンテンツ設定部113は、対象設定倍率を、最新の対象コンテンツの設定倍率に切り替えることを機器20に指示する(S204)。
【0291】
S201において否定結果が得られた場合(S201にてNO)、S203において否定結果が得られた場合(S203にてNO)、若しくは、S204が行われた場合、コンテンツ管理部114は、選択箇所に対応付けられた対象コンテンツの箇所を、機器20への出力を開始する箇所として指定する(S205)。
コンテンツ管理部114は、今回の出力箇所変更処理が開始されるときに、コンテンツの機器20への出力を停止していたか否かを判定する(S206)。コンテンツの機器20への出力が停止されていた場合(S206にてYES)、対象コンテンツの出力が開始されることなく、出力箇所変更処理が終了する。
また、今回の出力箇所変更処理が開始されるときに、コンテンツが機器20に出力されていた場合(S206にてNO)、コンテンツ管理部114は、対象コンテンツを、S205において指定した箇所から機器20に出力させる(S207)。
【0292】
図73は、経過出力処理の流れを示したフローチャートである。経過出力処理は、サーバ10が、出力画面50(
図34等参照)が表示されているときに、時間の経過に伴い時間に関する情報を出力させる処理である。本開示では、出力画面50が表示されているときに予め定められた時間が経過するたびに、経過出力処理が開始される。この予め定められた時間は、何れの時間であってもよいが、例えば0.1秒である。
【0293】
サーバ10のコンテンツ管理部114は、時刻が分単位で経過したか否かを判定する(S301)。S301の具体的な例を説明する。15時00分00秒に経過出力処理が行われた場合において、その後、15時00分59秒に経過出力処理が開始された場合、コンテンツ管理部114は、時刻が分単位で経過していないと判定する。さらにその後、15時01分00秒に経過出力処理が開始された場合、コンテンツ管理部114は、時刻が分単位で経過したと判定する。
時刻が分単位で経過していない場合(S301にてNO)、経過出力処理が終了する。
【0294】
時刻が分単位で経過した場合(S301にてYES)、コンテンツ管理部114は、コンテンツを機器20に出力させているか否かを判定する(S302)。
コンテンツが出力されていない場合(S302にてNO)、算出部115は、終了時刻および限度時間を算出する(S303)。この終了時刻は、対象終了予定時刻、全体設定終了時刻、および、全ての選択コンテンツのうちの機器20に出力される順番が対象コンテンツ以降である選択コンテンツの各々の選択終了予定時刻を意味する。
【0295】
時間管理部117は、時間条件が満たされるか否かを判定する(S304)。時間条件は、全ての選択コンテンツの出力が終了する時刻が、ユーザによるコンテンツの利用が可能である限度としての時刻を超えるか否かの判定に用いられる条件である。時間条件は、全体設定終了時刻と、限度時刻との関係について定められている。より具体的には、時間条件は、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることである。言い換えると、時間条件は、全体設定残り時間が限度時間を超えることである。
時間条件が満たされる場合(S304にてYES)、時間管理部117は、出力中超過通知をすることを、情報作成部118に指示する(S305)。出力中超過通知とは、出力画面50が表示されているときにおける、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることの機器20への通知である。
【0296】
また、コンテンツ管理部114は、コンテンツを機器20に出力させている場合(S302にてYES)、対象コンテンツの最後までの出力を終えたか否かを判定する(S306)。
コンテンツ管理部114は、対象コンテンツの最後までの出力を終えた場合(S306にてYES)、出力を終えた対象コンテンツの次の出力の順番である選択コンテンツが存在するか否かを判定する(S307)。
コンテンツ管理部114は、出力を終えた対象コンテンツの次の出力の順番である選択コンテンツが存在する場合(S307にてYES)、次の出力の順番である選択コンテンツを、新たな対象コンテンツに設定する(S308)。
算出部115は、新たな対象コンテンツについて、対象始終時間および対象終了予定時刻を算出する(S309)。
【0297】
S306において否定結果が得られた場合(S306にてNO)、または、S309の処理が行われた場合、算出部115は、箇所時間、残り時間および限度時間を算出する(S310)。この箇所時間は、対象箇所時間および全体箇所時間を意味する。また、残り時間は、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体設定残り時間、および全体デフォルト残り時間を意味する。
S304において否定結果が得られた場合(S304にてNO)、S305の処理が行われた場合、若しくは、S310の処理が行われた場合、情報作成部118は、送信部119に送信させる対象の情報を作成する(S311)。より具体的には、情報作成部118は、S303、S305、S309、およびS310うちの、今回の経過出力処理において実行された処理の結果を示す情報を、画像や音声として作成する。一例を挙げると、S309が実行された場合、情報作成部118は、算出部115に算出された対象始終時間を示す画像および対象終了予定時刻を示す画像を作成する。
送信部119は、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を、機器20に出力させる(S312)。より具体的には、送信部119が、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を機器20に送信することで、機器20に送信された情報が機器20に出力される。
【0298】
図74乃至
図76は、指示出力処理の流れを示したフローチャートである。指示出力処理は、サーバ10が、出力画面50を機器20に表示させているときに、コンテンツに関する特定の指示を受けたことに伴い時間に関する情報を出力させる処理である。本開示では、出力画面50が表示されているときにコンテンツに関する特定の指示が取得部111に取得された場合に、指示出力処理が開始される。コンテンツに関する特定の指示としては、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示、選択設定倍率の変更の指示、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の変更の指示、選択コンテンツの機器20への出力の順番の変更の指示が挙げられる。
【0299】
コンテンツ設定部113およびコンテンツ管理部114は、何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(S401)。
何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得された場合(S401にてYES)、コンテンツ管理部114は、取得部111に取得された指示が、対象コンテンツを選択コンテンツから除外することの指示であるか否かを判定する(S402)。
取得部111に取得された指示が、対象コンテンツを選択コンテンツから除外することの指示である場合(S402にてYES)、コンテンツ管理部114は、対象コンテンツを選択コンテンツから除外するとともに、選択コンテンツから除外されたコンテンツの次の出力の順番である選択コンテンツを、新たな対象コンテンツに設定する(S403)。
算出部115は、新たに設定された対象コンテンツについて、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、および対象終了予定時刻を算出する(S404)。
【0300】
S402で否定結果が得られた場合(S402にてNO)、または、S405が行われた場合、算出部115は、全体箇所時間、全体デフォルト始終時間、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、および全体設定終了時刻を算出する(S405)。
算出部115は、追加された選択コンテンツまたは選択コンテンツから除外されたコンテンツ以降の出力の順番である選択コンテンツの各々の選択終了予定時刻を算出する(S406)。
算出部115は、限度時間を算出する(S407)。
【0301】
何れのコンテンツを選択コンテンツとして追加し又は選択コンテンツから除外するかの指示が取得部111に取得されていない場合(S401にてNO)、コンテンツ設定部113およびコンテンツ管理部114は、選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(S408)。
選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得された場合(S408にてYES)、コンテンツ設定部113は、取得部111に取得された指示が、対象設定倍率の変更の指示であるか否かを判定する(S409)。
取得部111に取得された指示が対象設定倍率の変更の指示である場合(S409にてYES)、コンテンツ設定部113は、対象設定倍率を指示された設定倍率に変更するとともに、変更後の対象設定倍率による対象コンテンツの出力を機器20に指示する。また、算出部115は、対象コンテンツについて、変更された対象設定倍率に基づいて、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、および対象終了予定時刻を算出する(S410)。
【0302】
S409で否定結果が得られた場合(S409にてNO)、コンテンツ設定部113は、設定倍率の変更の対象である選択設定倍率を、指示された設定倍率に変更する。また、算出部115は、選択設定倍率が変更された選択コンテンツについて、変更された選択設定倍率に基づいて、選択設定始終時間および選択デフォルト始終時間を算出する(S411)。
【0303】
S410またはS411が行われた場合、算出部115は、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、および全体設定終了時刻を算出する(S412)。
算出部115は、選択設定倍率が変更された選択コンテンツ以降の出力の順番である選択コンテンツの各々の選択終了予定時刻を算出する(S413)。
【0304】
選択設定倍率の変更の指示が取得部111に取得されていない場合(S408にてNO)、
図75に示すように、コンテンツ管理部114は、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の変更の指示が取得部111に取得されたか否かを判定する(S414)。
選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の変更の指示が取得部111に取得された場合(S414にてYES)、コンテンツ管理部114は、指示のあった変更の対象の箇所が、対象コンテンツの箇所であるか否かを判定する(S415)。なお、指示のあった変更の対象の箇所は、選択箇所を意味する。
【0305】
選択箇所が対象コンテンツの箇所ではない場合(S415にてNO)、コンテンツ管理部114は、選択箇所の対象である選択コンテンツを新たな対象コンテンツに設定することに伴い、選択箇所を、新たな対象コンテンツについての対象箇所に設定する(S416)。
算出部115は、新たに設定された対象コンテンツについて、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、対象終了予定時刻を算出する(S417)。
選択箇所が対象コンテンツの箇所である場合(S415にてYES)、コンテンツ設定部113は、選択箇所を新たな対象箇所に設定する。また、算出部115は、対象箇所時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、および対象終了予定時刻を算出する(S418)。
【0306】
S417またはS418が行われた場合、算出部115は、全体箇所時間、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、および全体設定終了時刻を算出する(S419)。
算出部115は、対象コンテンツ以降の出力の順番である選択コンテンツの各々の選択終了予定時刻を算出する(S420)。
【0307】
選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の変更の指示が取得部111に取得されていない場合(S414にてNO)、選択コンテンツの機器20への出力の順番の変更の指示が取得部111に取得されている。この場合、コンテンツ設定部113は、選択コンテンツの機器20への出力の順番を、指示された順番に変更する。また、算出部115は、機器20に出力される順番が変更された選択コンテンツ以降の出力の順番である選択コンテンツの各々の選択終了予定時刻を算出する(S421)。
【0308】
S407、S413、S420、若しくはS421が行われた場合、
図76に示すように、時間管理部117は、時間条件が満たされるか否かを判定する(S422)。S422における判定に用いられる時間条件は、経過出力処理(
図73参照)のS304における判定に用いられる時間条件と同じ条件である。
時間条件が満たされる場合(S422にてYES)、時間管理部117は、出力中超過通知をすることを、情報作成部118に指示する(S423)。
【0309】
S422において否定結果が得られた場合(S422にてNO)、または、S423が行われた場合、情報作成部118は、送信部119に送信させる対象の情報を作成する(S424)。より具体的には、情報作成部118は、S404乃至S407、S410乃至S413、S417乃至S421、およびS423うちの、今回の指示出力処理において実行された処理の結果を示す情報を、画像や音声として作成する。一例を挙げると、S423が実行された場合、情報作成部118は、出力中超過通知をするための画像および音声を作成する。出力中超過通知をするための画像とは、超過通知画像573(
図42等参照)である。また、出力中超過通知をするための音声とは、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを意味する音声である。
送信部119は、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を、機器20に出力させる(S425)。より具体的には、送信部119が、情報作成部118に作成された画像や音声としての情報を機器20に送信することで、機器20に送信された情報が機器20に出力される。
【0310】
以上の通り、サーバ10のプロセッサ101は、出力させるコンテンツとして選択されていないコンテンツの選択を受け付ける受付画像を表示させ、複数のコンテンツが選択された場合、受付画像が表示されているとき及び/又は選択された複数のコンテンツのうちの出力の順番が最後以外のコンテンツが出力されているときに、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる。受付画像としては、選択受付部420、選択受付部561等が挙げられる。また、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関する情報としては、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻等が挙げられる。
この場合、単独のコンテンツの出力に要する時間を示す情報のみが出力される場合に比べて、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安がユーザに把握され易くなる。
【0311】
また、プロセッサ101は、複数のコンテンツが選択されている場合において、出力させるコンテンツが追加された場合に、選択されていた複数のコンテンツおよび追加されたコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる(
図9、
図42等参照)。
この場合、出力させる対象として追加されたコンテンツを含む、出力の対象である全てのコンテンツの出力が終了する時間の目安がユーザに把握される。
【0312】
また、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関する情報は、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力が終了する終了時刻に関する情報である。選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力が終了する終了時刻に関する情報としては、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定終了時刻等が挙げられる。また、終了時刻としては、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定終了時刻等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時刻の目安がユーザに把握される。
【0313】
また、プロセッサ101は、コンテンツが出力されていない状態における時間の経過に伴い終了時刻が変わる場合に、変わった後の終了時刻に関する情報を出力させる(
図7、
図45等参照)。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が、コンテンツが出力されていない状態における時間の経過を踏まえた目安としてユーザに把握される。
【0314】
また、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間は、コンテンツの出力の速度としての複数の速度のうちの設定された速度に応じた残りの出力に要する時間である。コンテンツの出力の速度としての複数の速度のうちの設定された速度としては、設定速度、設定倍率等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が、コンテンツの出力の速度としての複数の速度のうちの設定された速度を踏まえた目安としてユーザに把握される。
【0315】
また、プロセッサ101は、選択された複数のコンテンツのうちの残りに複数のコンテンツが含まれる場合に、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力が開始される前に複数のコンテンツごとに設定された出力の速度による残りの出力に要する時間に関する情報を出力させる(
図25、
図49等参照)。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が、複数のコンテンツごとに設定された出力の速度を踏まえた目安として、複数のコンテンツが出力される前にユーザに把握される。
【0316】
また、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関する情報は、選択された複数のコンテンツのうちの残りの一部を除いたものの出力に要する時間に関する情報、及び/又は、選択された複数のコンテンツとは異なるコンテンツの出力と残りの出力とに要する時間に関する情報である。複数のコンテンツのうちの残りの一部を除いたものの出力に要する時間としては、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮分の除外を踏まえた、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻等が挙げられる。また、選択された複数のコンテンツとは異なるコンテンツとしては、付随コンテンツ等が挙げられる。また、選択された複数のコンテンツとは異なるコンテンツの出力と残りの出力とに要する時間に関する情報としては、付随コンテンツの出力に要する時間が含まれた、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が、出力が終了する時間の短縮及び/又は出力が終了する時間の長期化を踏まえた目安としてユーザに把握される。
【0317】
また、プロセッサ101は、選択された複数のコンテンツのうちの出力される箇所の変更に伴い残りの出力に要する時間が変わる場合に、変わった後の時間に関する情報を出力させる(
図38等参照)。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が、選択された複数のコンテンツのうちの出力される箇所の変更を踏まえた目安としてユーザに把握される。
【0318】
また、プロセッサ101は、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して定められた条件を満たす場合、条件を満たすことに関する情報を出力させる(
図23、
図42等参照)。選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して定められた条件としては、始終条件、時間条件等が挙げられる。また、条件を満たすことに関する情報としては、選択中超過通知、出力中超過通知等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が条件を満たすことがユーザに把握される。
【0319】
また、プロセッサ101は、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に関して定められた条件を満たす場合に、条件を満たさなくなることに関する情報を出力する(
図23、
図42等参照)。条件を満たさなくなることに関する情報としては、解消手段通知部429、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段を意味する音声、超過通知画像573、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを解消するための手段を意味する音声等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツの出力が終了する時間の目安が条件を満たさなくなるための手段がユーザに把握される。
【0320】
また、プロセッサ101は、受付画像を、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に応じた態様により表示させる。残りの出力に要する時間に応じた態様としては、抽出受付部415が選択されたことに応じた、選択受付画像42の表示領域における選択受付部420の配置の態様や、選択受付部420が超過予告部427とともに表示される態様等が挙げられる。
この場合、選択された複数のコンテンツのうちの残りの出力に要する時間に応じた態様により、ユーザにコンテンツの選択を行わせられる。
【0321】
また、選択された複数のコンテンツには、少なくとも、第1コンテンツと、第2コンテンツと、第3コンテンツとが含まれ、プロセッサ101は、第1コンテンツの後に第2コンテンツが出力され、第2コンテンツの後に第3コンテンツが出力される場合において、第2コンテンツの出力が開始される前に、第2コンテンツの出力が終了する時刻に関する情報を出力させる(
図13、
図34等参照)。第2コンテンツの出力が終了する時刻に関する情報としては、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻等が挙げられる。
この場合、出力の順番が最初よりも後であって最後よりも前のコンテンツの出力が終了する時刻の目安が事前にユーザに把握される。
【0322】
(出力画面50の変形例)
次に、出力画面50の変形例について説明する。
図77は、出力画面50の変形例1を示した図である。なお、
図77に示した出力画面50の説明においては、
図36に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図36に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
【0323】
図77に示すように、出力画面50には、対象コンテンツである「B」のコンテンツの対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。この場合において、出力箇所受付部521には、第2受付部5212と第3受付部5213とが表示されている一方で、第1受付部5211(
図36参照)は表示されていない。付言すると、変形例1では、出力箇所受付部521のうちの、機器20に出力される順番が対象コンテンツよりも前である選択コンテンツに対応する箇所は、非表示になる。図示の例では、対象コンテンツよりも出力の順番が前である「D」のコンテンツに対応する第1受付部5211が非表示になっている。なお、第1受付部5211や第2受付部5212等の、出力箇所受付部521に表示される受付部を特に区別することなく説明する場合、単に、受付部と称することがある。
また、第1受付部5211が非表示になることに伴い、第2受付部5212および第3受付部5213の図中左右方向の長さが変化する。より具体的には、第2受付部5212および第3受付部5213は、左右方向における長さの割合が、「B」および「E」のコンテンツの各々の選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0324】
また、出力画面50の設定受付画像53には、受付表示部533が表示されている。受付表示部533は、出力箇所受付部521のうちの非表示になっている受付部の表示を受け付けるための画像である。図示の例において、受付表示部533が選択される場合、非表示になっていた第1受付部5211が再び表示される。この場合には、第1受付部5211、第2受付部5212および第3受付部5213の図中左右方向の長さは、
図36に示した例と同じ長さになる。
【0325】
図78は、出力画面50の変形例2を示した図である。なお、
図78に示した出力画面50の説明においては、
図34に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図34に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
図78に示すように、出力画面50には、対象コンテンツである「D」のコンテンツの対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。この場合において、出力箇所受付部521には、第1受付部5211のみが表示されており、第2受付部5212(
図34参照)および第3受付部5213は表示されていない。付言すると、変形例2では、出力箇所受付部521のうちの、対象コンテンツとは異なる選択コンテンツに対応する受付部は、非表示になる。図示の例では、対象コンテンツとは異なる「B」および「E」のコンテンツに対応する、第2受付部5212および第3受付部5213が非表示になっている。また、第1受付部5211は、出力箇所受付部521の表示領域の全体に表示されている。
【0326】
また、箇所受付画像52には、受付変更部524が表示されている。受付変更部524は、出力箇所受付部521に表示される受付部の変更を受け付けるための画像である。受付変更部524には、前変更部5241と、後変更部5242とが表示されている。
前変更部5241は、現在表示されている受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ前の選択コンテンツに対応する受付部の出力箇所受付部521への表示を受け付ける。
後変更部5242は、現在表示されている受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ後の選択コンテンツに対応する受付部の出力箇所受付部521への表示を受け付ける。
【0327】
図79乃至
図81は、出力画面50の変形例2を示した図である。なお、
図79に示した出力画面50の説明においては、
図60に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図60に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
図79に示すように、15時30分において、対象コンテンツである「B」のコンテンツの対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。この場合において、「B」のコンテンツに対応する第2受付部5212が出力箇所受付部521の表示領域の全体に表示されており、第1受付部5211、第3受付部5213、および第4受付部5214は表示されていない。また、箇所受付画像52には、受付変更部524が表示されている。
【0328】
次に、15時30分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、後変更部5242を選択する。この場合、
図80に示すように、第2受付部5212が非表示になり、「G」のコンテンツに対応する第3受付部5213が出力箇所受付部521の表示領域の全体に表示される。一方で、対象コンテンツである「B」のコンテンツの対応箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力が継続されている。なお、第2受付部5212が非表示になることに伴い、出力箇所表示部523も非表示になる。
【0329】
次に、15時30分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、第3受付部5213のうちの、「G」のコンテンツの最初に対応する箇所が選択される。この場合、
図81に示すように、「G」のコンテンツの最初に対応するコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされる。また、出力箇所表示部523が、第3受付部5213のうちの、「G」のコンテンツの最初に対応する箇所と重なる位置に表示される。
なお、
図81に示した出力画面50のうちの、上述した部分以外の構成は、
図62に示した出力画面50と同じ構成である。
【0330】
図82乃至
図83は、出力画面50の変形例3を示した図である。なお、
図82に示した出力画面50の説明においては、
図49に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図49に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
【0331】
図82に示すように、出力画面50の箇所受付画像52には、第1受付部5211と、第2受付部5212と、第3受付部5213と、第4受付部5214とからなる出力箇所受付部521が表示されている。また、第1受付部5211、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214のうちの、第1受付部5211が、図中左右方向に最も長く表示されている。付言すると、変形例3では、各選択コンテンツの選択デフォルト始終時間の長さに関わらず、出力箇所受付部521に表示される受付部のうち、対象コンテンツに対応する受付部が、図中左右方向に最も長く表示される。
図示の例では、出力箇所受付部521の表示領域の半分が第1受付部5211によって占められ、出力箇所受付部521の表示領域の残りの半分が、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214によって占められている。また、第2受付部5212、第3受付部5213、および第4受付部5214は、図中左右方向における長さの割合が、「B」、「D」、および「G」のコンテンツの各々の選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0332】
次に、
図50乃至
図54に示したものと同じ状況が発生した場合について説明する。言い換えると、15時1分に「A」のコンテンツの出力が開始されてから1分が経過し(
図50参照)、15時2分に「A」のコンテンツの出力が停止され(
図51参照)、「A」のコンテンツの出力が停止されてから1分が経過した(
図52参照)ものとする。さらに、15時3分に「A」のコンテンツの出力が再開され(
図53参照)、「A」のコンテンツの出力が再開されてから9分が経過した(
図54参照)ものとする。
【0333】
この場合、「A」のコンテンツの最後までの出力が終了するとともに、「B」のコンテンツの最初からの出力が開始され、
図83に示すように、「B」のコンテンツの最初に対応するコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされる。また、第1受付部5211(
図82参照)が非表示になっている。付言すると、変形例3では、機器20に出力される順番が対象コンテンツよりも前である選択コンテンツに対応する受付部は、非表示になる。また、出力箇所受付部521の表示領域の半分が第2受付部5212によって占められ、出力箇所受付部521の表示領域の残りの半分が、第3受付部5213および第4受付部5214によって占められている。また、第3受付部5213および第4受付部5214は、図中左右方向における長さの割合が、「D」および「G」のコンテンツの各々の選択デフォルト始終時間の割合と等しくなるように表示される。
【0334】
また、出力画面50の設定受付画像53には、受付表示部533が表示されている。図示の例において、受付表示部533が選択される場合、非表示になっていた第1受付部5211が再び表示される。また、第1受付部5211が再び表示される場合、第2受付部5212の表示領域は変わらずに、出力箇所受付部521の表示領域の残りの半分が、第1受付部5211、第3受付部5213および第4受付部5214によって占められる。
なお、
図83に示した出力画面50のうちの、上述した部分以外の構成は、
図54に示した出力画面50と同じ構成である。
【0335】
図84乃至
図85は、出力画面50の変形例4を示した図である。なお、
図84に示した出力画面50の説明においては、
図83に示した出力画面50と異なる点を説明し、
図83に示した出力画面50と共通する点については説明を省略する。
図84に示す出力画面50には、第2受付部5212と第3受付部5213とからなる出力箇所受付部521が表示されており、第1受付部5211(
図82参照)および第4受付部5214は表示されていない。付言すると、変形例4では、各選択コンテンツの選択デフォルト始終時間の長さに関わらず、対象コンテンツに対応する受付部が、出力箇所受付部521の表示領域において最も大きい割合を占める。また、対象コンテンツの次に出力される選択コンテンツに対応する受付部が、出力箇所受付部521の表示領域において残りの割合を占める。図示の例では、出力箇所受付部521の表示領域の4分の3が第2受付部5212によって占められ、出力箇所受付部521の表示領域の残りが第3受付部5213によって占められている。なお、変形例4において、出力箇所受付部521に表示される領域が最も大きい受付部を、以下では、主受付部と称することがある。また、変形例4において、出力箇所受付部521に主受付部とともに表示される受付部であって、出力箇所受付部521に表示される領域が主受付部よりも小さい受付部を、以下では、副受付部と称することがある。
【0336】
また、出力画面50の箇所受付画像52には、受付変更部524が表示されている。受付変更部524の前変更部5241が選択される場合、現在表示されている副受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ前の選択コンテンツに対応する受付部が、新たな副受付部として表示される。なお、前変更部5241が選択された場合において、現在表示されている副受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ前の選択コンテンツが対象コンテンツである場合、対象コンテンツよりも出力の順番が一つ前の選択コンテンツに対応する受付部が、新たな副受付部として表示される。
また、受付変更部524の後変更部5242が選択される場合、現在表示されている副受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ後の選択コンテンツに対応する受付部が、新たな副受付部として表示される。なお、後変更部5241が選択された場合において、現在表示されている副受付部に対応する選択コンテンツよりも出力の順番が一つ後の選択コンテンツが対象コンテンツである場合、対象コンテンツよりも出力の順番が一つ後の選択コンテンツに対応する受付部が、新たな副受付部として表示される。
【0337】
受付変更部524が選択される場合の処理の一例を説明する。
15時12分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、後変更部5242が選択される。この場合、副受付部として、第3受付部5213の代わりに、
図85に示すように、第4受付部5214が表示される。
【0338】
図86は、出力画面50の変形例5を示した図である。なお、
図86に示した出力画面50の説明においては、
図36に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図36に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
図86に示す出力画面50の箇所受付画像52には、限度箇所表示部525が表示されている。限度箇所表示部525は、出力箇所受付部521のうちの特定の箇所を示す画像である。特定の箇所とは、選択された場合に新たな全体設定終了時刻が限度時刻と同じ時刻になる選択コンテンツの箇所に対応する出力箇所受付部521の箇所である。なお、選択された場合に新たな全体設定終了時刻が限度時刻と同じ時刻になる選択コンテンツの箇所に対応する出力箇所受付部521の箇所を、以下では、限度箇所と称することがある。
図示の例では、「A」のコンテンツの最初から21分の出力が経過したときの箇所が対応付けられた出力箇所受付部521の箇所と重なる位置に、限度箇所表示部525が表示されている。そして、出力箇所受付部521のうちの、限度箇所表示部525と重なる箇所が選択された場合、「A」のコンテンツの最初から21分の出力が経過したときの箇所が新たな対象箇所になることに伴い、全体設定終了時刻は、限度時刻と同じ16時になる。
【0339】
図87は、出力画面50の変形例5を示した図である。なお、
図87に示した出力画面50の説明においては、
図42に示した出力画面50と異なる点を主に説明し、
図42に示した出力画面50と共通する点については説明を省略することがある。
図87に示す出力画面50には、超過通知画像573が表示されている。超過通知画像573には、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを解消するための手段として、対象箇所を「B」のコンテンツの最初から8分の出力が経過したときの箇所に変更することを意味する「コンテンツBの8分までスキップ」のテキストと、選択コンテンツから「E」のコンテンツを除外することを意味する「コンテンツEを削除」のテキストとが示されている。
【0340】
また、限度箇所表示部525が限度箇所と重なる位置に表示されている。図示の例では、「B」のコンテンツの最初から8分の出力が経過したときの箇所が対応付けられた第2受付部5212の箇所と重なる位置に限度箇所表示部525が表示されている。そして、限度箇所が選択された場合、「B」のコンテンツの最初から8分の出力が経過したときの箇所が新たな対象箇所になることに伴い、全体設定終了時刻が限度時刻と同じ16時になり、時間条件が満たされなくなり、超過通知画像573が非表示になる。
なお、限度箇所が対象コンテンツよりも出力の順番が後の選択コンテンツの箇所である場合、対象コンテンツよりも出力の順番が後の選択コンテンツに対応する受付部に、限度箇所表示部525が表示される。
【0341】
図88乃至
図90は、出力画面50の変形例6を示した図である。変形例6では、15時50において、選択コンテンツが「D」のコンテンツのみであり、対象設定倍率が1倍であり、対象箇所時間が15分であり、対象設定残り時間が9分であり、対象終了予定時刻が15時59分であり、限度時刻が16時であり、限度時間が10分であるものとする。
【0342】
図88に示す出力画面50には、対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされている。
また、箇所受付画像52には、「D」のコンテンツに対応する出力箇所受付部521が表示されている。
また、設定受付画像53には、対象速度受付部532に、対象設定倍率を意味する「D速度:1.0倍」のテキストが示されている。
【0343】
また、時間表示画像54には、対象進行表示部541と、対象終了表示部543と、限度時刻表示部545と、限度時間表示部546とが示されている。なお、変形例6では、選択コンテンツが一つのコンテンツのみであるため、全体進行表示部542(
図34等参照)および全体終了表示部544は表示されていない。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「D」と、対象箇所時間を意味する「15分」と、対象始終時間を意味する「24分」と、対象設定残り時間を意味する「9分」とを含む、「D:15分/24分(残り9分)」のテキストが示されている。
対象終了表示部543には、対象終了予定時刻を意味する「コンテンツD終了予定時刻15:59」のテキストが示されている。
限度時刻表示部545には、限度時刻を意味する「視聴可能時刻16:00まで」のテキストが示されている。
限度時間表示部546には、限度時間を意味する「視聴可能時間:あと10分」のテキストが示されている。
【0344】
追加受付画像56には、選択受付部561が表示されている。選択受付部561には、タイトル表示部5611と、時間表示部5612と、サムネイル表示部5613と、出力箇所受付画像5614とが示されている。
タイトル表示部5611には、選択受付部561の対象であるコンテンツのタイトルが示されている。
時間表示部5612には、選択受付部561の対象であるコンテンツの設定始終時間が示されている。設定始終時間とは、コンテンツの最初から最後までの設定速度による機器20への出力に要する時間である。
出力箇所受付画像5614は、選択コンテンツのうちの機器20に出力される箇所の選択を受け付けるための画像である。出力箇所受付画像5614が選択されると、選択された出力箇所受付画像5614が対象とするコンテンツが新たな対象コンテンツになるとともに、選択された出力箇所受付画像5614の箇所に対応付けられたコンテンツの箇所からの出力が開始される。なお、出力箇所受付画像5614は、一覧表示画像55(
図34等参照)の出力箇所受付画像5512と同じ構成である。
図示の例では、「A」および「B」の選択受付部561が表示されている。
また、変形例6では、一覧表示画像55(
図34等参照)は表示されていない。
【0345】
次に、15時50分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図89に示すように、ポインタPが、「B」のコンテンツの最初から11分の出力が経過したときの箇所に対応する出力箇所受付画像5614の箇所と重なる位置に表示されている。この場合、選択時間表示部571と、選択表示画像572とが表示される。
なお、出力箇所受付画像5614のうちのポインタPが重なっている箇所を、以下では、受付重畳箇所と称することがある。
【0346】
選択時間表示部571には、受付重畳箇所が選択された場合における新たな対象箇所時間を意味する「11分」と、受付重畳箇所が選択された場合における新たな対象始終時間を意味する「22分」と、受付重畳箇所が選択された場合における新たな対象設定残り時間を意味する「11分」とを含む「B11分/22分(残り11分)」のテキストが示されている。また、選択時間表示部571には、受付重畳箇所が選択された場合における新たな対象終了予定時刻を意味する「B終了予定時刻16:01」のテキストが示されている。
選択表示画像572には、受付重畳箇所が選択された場合における新たな対象箇所に応じた画像が表示されている。
選択時間表示部571および選択表示画像572は、何れも、図中左右方向において、受付重畳箇所と重なる位置に表示される。
【0347】
次に、15時50分において、ユーザが、機器20の操作受付ユニット206を操作することにより、
図89における受付重畳箇所が選択される。この場合、対象コンテンツが「D」のコンテンツから「B」のコンテンツに切り替わる。また、算出部115によって、対象箇所時間として11分が算出され、対象設定残り時間として11分が算出され、対象終了予定時刻として16時1分が算出される。
また、
図90に示すように新たな対象箇所に応じたコンテンツ画像51の表示および音声の出力がなされる。また、出力箇所表示部523は、新たな対象箇所が対応付けられている出力箇所受付部521の箇所と重なる位置に表示されている。
【0348】
また、対象コンテンツの変更に伴い、対象進行表示部541および対象終了表示部543に表示される内容が更新される。
対象進行表示部541には、対象コンテンツを識別する「B」と、対象箇所時間を意味する「11分」と、対象始終時間を意味する「22分」と、対象設定残り時間を意味する「11分」とを含む、「B:11分/22分(残り11分)」のテキストが示されている。
対象終了表示部543には、対象終了予定時刻を意味する「コンテンツB終了予定時刻16:01」のテキストが示されている。
【0349】
また、対象終了予定時刻が限度時刻を超えることに伴い、超過通知画像573が表示される。なお、選択コンテンツが一つの場合、対象終了予定時刻は、全体設定終了時刻として捉えられる。また、選択コンテンツが一つの場合における時間条件は、対象終了予定時刻が限度時刻を超えることである。
図示の例では、超過通知画像573には、「解決策」のテキストに関連付けられて、対象箇所を「B」のコンテンツの最初から12分の出力が経過したときの箇所に変更することを意味する「コンテンツBの12分までスキップ」のテキストと、対象設定倍率を1.1倍以上に変更することを意味する「コンテンツBの速度を1.1倍以上に変更」のテキストとが示されている。
【0350】
また、対象設定終了時刻が限度時刻を超えることに伴い、スピーカ207から、「選択済コンテンツを全て視聴すると視聴可能時刻を超過します」の音声が出力される。また、スピーカ207から、「解決策は、コンテンツBの12分までスキップすること、コンテンツBの速度を1.1倍以上に変更することです」の音声が出力される。
【0351】
以上の通り、プロセッサ101は、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後における第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、第1コンテンツとは異なる出力の態様により第2コンテンツを出力させ又は第2コンテンツを途中の箇所から出力させる。第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合としては、第1コンテンツに続いて第2コンテンツが出力される場合、第2コンテンツに続いて第1コンテンツが出力される場合が挙げられる。また、第1コンテンツとは異なる出力の態様としては、第1コンテンツとは異なる設定倍率等が挙げられる。
この場合、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合における、ユーザに応じた第2コンテンツの出力の開始が実現される。
【0352】
また、プロセッサ101は、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後における第2コンテンツの設定に応じて、第2コンテンツを途中の箇所から出力させる(
図38、
図40、
図48、
図90等参照)。
この場合、第2コンテンツが必ず最初から出力される場合に比べて、ユーザに適した第2コンテンツの箇所からの出力の開始が実現される。
【0353】
また、プロセッサ101は、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後に、第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する画像を表示させる。第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する画像としては、出力箇所受付部521、出力箇所受付画像5512、出力箇所受付画像5614等が挙げられる。
この場合、第2コンテンツうちのユーザに応じた箇所からの出力の開始が実現される。
【0354】
また、プロセッサ101は、コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する箇所受付画像を表示させ、箇所受付画像には、少なくとも、第1コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する第1箇所受付画像と、第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する第2箇所受付画像とがあり、プロセッサは、出力させるコンテンツとして第1コンテンツのみが指定された場合、第1箇所受付画像を予め定められた特定領域に表示させ、出力させるコンテンツとして第1コンテンツおよび第2コンテンツが指定された場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後に、第2箇所受付画像を特定領域の少なくとも一部に表示させる(
図34、
図48、
図77、
図80、
図82、
図84等参照)。箇所受付画像としては、出力箇所受付部521が挙げられる。また、予め定められた特定領域としては、出力箇所受付部521の表示領域が挙げられる。
この場合、第2コンテンツの出力の開始前および第2コンテンツの出力の終了後に第2箇所受付画像が特定領域とは異なる領域に表示される場合に比べて、第2箇所受付画像がコンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する画像であることがユーザに把握され易くなる。
【0355】
また、特定領域には、少なくとも、第1領域と、第1領域とは異なる第2領域とがあり、プロセッサ101は、出力させるコンテンツとして第1コンテンツおよび第2コンテンツが指定された場合において、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後に、第1箇所受付画像を第1領域に表示させるとともに第2箇所受付画像を第2領域に表示させる(
図34、
図48、
図77、
図82、
図84等参照)。
この場合、第2コンテンツの出力の開始前および第2コンテンツの出力の終了後に第1箇所受付画像および第2箇所受付画像の一方のみが特定領域に表示される場合に比べて、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後において、第1コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定と第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定とを行うユーザの利便性が向上する。
【0356】
また、プロセッサ101は、第1領域に表示させる第1箇所受付画像の表示態様と、第2領域に表示させる第2箇所受付画像の表示態様とを異ならせる。第1箇所受付画像や第2箇所受付画像の表示態様としては、第1箇所受付画像や第2箇所受付画像についての、色、模様、形状、表示領域の大きさ等が挙げられる。
この場合、第1箇所受付画像の表示態様と第2箇所受付画像の表示態様が同一である場合に比べて、第1箇所受付画像と第2箇所受付画像とがユーザに区別され易くなる。
【0357】
また、プロセッサ101は、第1領域に表示させる第1箇所受付画像と第2領域に表示させる第2箇所受付画像とを区切る画像を、第1箇所受付画像の表示態様および第2箇所受付画像の表示態様とは異なる表示態様により表示させる。第1領域に表示させる第1箇所受付画像と第2領域に表示させる第2箇所受付画像とを区切る画像としては、区切り表示部522が挙げられる。
この場合、第1領域に表示させる第1箇所受付画像と第2領域に表示させる第2箇所受付画像とを区切る画像の表示態様が第1箇所受付画像の表示態様または第2箇所受付画像の表示態様と同じである場合に比べて、第1箇所受付画像と第2箇所受付画像とがユーザに区別され易くなる。
【0358】
また、プロセッサ101は、第2コンテンツの出力を開始する場合に、第1箇所受付画像の特定領域への表示を制限する(
図77、
図79、
図83、
図84等参照)。第1箇所受付画像の特定領域への表示を制限することには、第1箇所受付画像が特定領域に表示されないこと、および、第2コンテンツが出力されない場合に比べて、第2コンテンツの出力を開始する場合の特定領域における第1箇所受付画像の表示領域が小さくなることが含まれる。
この場合、第2コンテンツの出力を開始する場合に第1箇所受付画像の特定領域への表示が制限されない場合に比べて、第1コンテンツとは異なるコンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定のユーザによる操作が行われ易くなる。
【0359】
また、プロセッサ101は、出力させるコンテンツとして第1コンテンツおよび第2コンテンツが指定された場合において、第1コンテンツを出力する場合、第2箇所受付画像よりも第1箇所受付画像を優先して特定領域に表示させる(
図77、
図78、
図82、
図84等参照)。第2箇所受付画像よりも第1箇所受付画像を優先して特定領域に表示させることには、第2箇所受付画像を特定領域に表示させずに第1箇所受付画像を特定領域に表示させること、および、第2箇所受付画像よりも第1箇所受付画像の方が特定領域における表示領域が大きいことが含まれる。
この場合、第1コンテンツを出力する場合に第1箇所受付画像よりも第2箇所受付画像が優先して特定領域に表示される場合に比べて、出力させるコンテンツとして第1コンテンツおよび第2コンテンツが指定された場合において、出力されているコンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定のユーザによる操作が行われ易くなる。
【0360】
また、プロセッサ101は、出力させるコンテンツとして第1コンテンツおよび第2コンテンツが指定された場合において、第1コンテンツを出力する場合、第2箇所受付画像を特定領域に表示せず、第1コンテンツを出力させている場合において、第2箇所受付画像を表示させていないときに、第2箇所受付画像の特定領域の少なくとも一部への表示の指示の受け付けに関する表示受付画像を表示させ、表示受付画像が選択された場合、第1コンテンツの出力を継続させた状態で第2箇所受付画像を特定領域の少なくとも一部に表示させる。表示受付画像としては、受付表示部533、受付変更部524等が挙げられる。
この場合、第2箇所受付画像が特定領域に表示されていないときであっても、第1コンテンツの出力が停止されずに第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定が実現される。
【0361】
なお、本開示では、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合があることを説明した。
ここで、「第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される」には、一方のコンテンツの最後までの出力の終了後に続いて他方のコンテンツの出力が開始されること、および、一方のコンテンツの出力の途中で他方のコンテンツの出力に切り替わることが含まれる。また、「第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される」には、第1コンテンツの出力と第2コンテンツの出力とが、付随コンテンツの出力を介して続くことが含まれる。また、「第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される」には、第1コンテンツの出力と第2コンテンツの出力とが、サーバ10と機器20との通信の関係等によって何れのコンテンツも機器20に出力されない時間を経て、続くことが含まれる。また、「第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される」には、第1コンテンツおよび第2コンテンツのうちの一方のコンテンツの最後までの機器20への出力が終了する前に、他方のコンテンツの機器20への出力の指示がプロセッサ101に受け付けられることにより、一方のコンテンツの出力が終了すると他方のコンテンツの出力が開始されることが含まれる。
【0362】
また、本開示では、プロセッサ101が、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後における第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、第1コンテンツとは異なる出力の態様により第2コンテンツを出力させることを説明した。また、第1コンテンツとは異なる出力の態様は、第1コンテンツとは異なる設定倍率であることを説明したが、これに限定されない。
プロセッサ101は、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後に、第2コンテンツの音量、第2コンテンツのコンテンツ画像51の画質、および、第2コンテンツのコンテンツ画像51における字幕の有無のユーザによる設定を受け付けてもよい。そして、受け付けた設定に応じて、第2コンテンツを機器20に出力させてもよい。そのため、第1コンテンツとは異なる出力の態様には、第1コンテンツとは異なるコンテンツの出力の音量、第1コンテンツとは異なるコンテンツ画像51の画質、およびコンテンツ画像51における字幕の有無が第1コンテンツとは異なることも含まれる。
【0363】
また、コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定の受け付けに関する画像は、出力箇所受付部521、出力箇所受付画像5512、出力箇所受付画像5614に限定されない。
例えば、プロセッサ101は、内容表示部551が選択される態様に応じて、選択された内容表示部551の対象であるコンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定を受け付けてもよい。一例を挙げると、操作受付ユニット206が静電容量式のタッチセンサである場合において、プロセッサ101は、内容表示部551が押され続けた時間が長いほど、押された内容表示部551の対象であるコンテンツの出力を開始する箇所を、コンテンツの最後に近づけるようにしてもよい。
また、例えば、内容表示部551は、コンテンツのうちの出力を開始する箇所に対応付けられた時間の入力を受け付ける態様により表示されてもよい。そして、プロセッサ101は、時間が入力された内容表示部551の対象であるコンテンツを、入力された時間に対応する箇所から出力させてもよい。
【0364】
また、本開示では、プロセッサ101は、コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定が受け付けられたときに、指定された箇所からのコンテンツの出力を開始しているが、これに限定されない。
プロセッサ101は、コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定を受け付けた場合であっても、機器20に出力させるコンテンツの順番を変更しなくてもよい。一例を挙げると、プロセッサ101は、第1コンテンツに続いて第2コンテンツが出力される場合において、第1コンテンツが出力されているときに、第2コンテンツのうちの出力を開始する箇所の指定を受け付けた場合であっても、第1コンテンツの機器20への出力を継続してもよい。そして、プロセッサ101は、第1コンテンツの最後までの出力を終えると、第2コンテンツの出力を、指定を受け付けた箇所から開始してもよい。
【0365】
また、サーバ10は、複数のコンテンツを機器20に同時には出力させないことを説明したが、これに限定されない。
サーバ10は、複数のコンテンツを続けて機器20に出力させているときに、この複数のコンテンツとは異なる他のコンテンツも並行して機器20に出力させてもよい。一例を挙げると、サーバ10は、第1コンテンツに続けて第2コンテンツを機器20に出力させる場合において、第1コンテンツまたは第2コンテンツを機器20に出力させているときに、第3コンテンツも機器20に出力させてもよい。
【0366】
また、本開示では、付随コンテンツは、機器20への出力がデフォルト速度によってのみ行われるものとすることを説明したが、これに限定されない。
付随コンテンツは、主コンテンツと同様に、機器20に出力される速度がユーザの指定によって設定されるものであってもよい。
【0367】
また、本開示では、付随コンテンツは、機器20への出力に要する時間の長さが予め定められている(
図3参照)ことを説明したが、これに限定されない。
付随コンテンツは、機器20への出力に要する時間の長さが予め定められていなくてもよい。また、例えば、付随コンテンツは、機器20への出力に要する時間の長さが「1分以上」であるように、機器20への出力に要する最低限の時間のみが予め定められてもよい。
【0368】
また、付随コンテンツは、付随する主コンテンツが予め定められていることを説明したが、これに限定されない。
付随コンテンツは、何れかの主コンテンツが機器20に出力されることに伴って出力されるコンテンツであればよく、付随する主コンテンツが予め定められていなくてもよい。
【0369】
また、本開示では、スキップに伴いコンテンツの機器20への出力が短縮される時間が予め定められている(
図3参照)ことを説明したが、これに限定されない。
スキップに伴いコンテンツの機器20への出力が短縮される時間は、予め定められていなくてもよい。また、例えば、スキップに伴いコンテンツの機器20への出力が短縮される時間が「1分以上」や「1分以下」であるように、短縮される最低限の時間や最大限の時間のみが予め定められてもよい。
【0370】
また、本開示では、始終条件は、全体始終設定時刻が限度時刻を超えることであることを説明したが、これに限定されない。始動条件は、全体始終設定時刻が、限度時刻に対して予め定められた期間内であることであってもよい。この予め定められた期間は、何れの期間であってもよいが、例えば、1分間である。
また、本開示では、時間条件は、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることであることを説明したが、これに限定されない。時間条件は、全体設定終了時刻が、限度時刻に対して予め定められた期間内であることであってもよい。この予め定められた期間は、何れの期間であってもよいが、例えば、1分間である。
【0371】
また、本開示では、限度残り時間よりも設定出力始終時間が長い選択受付部420を対象として、超過予告部427が表示されることを説明したが、これに限定されない。
限度残り時間よりも設定出力始終時間が長い選択受付部420は、設定出力始終時間が限度残り時間以下である選択受付部420とは異なる表示態様により表示されてもよい。異なる表示態様としては、異なる色、異なる模様、異なる形状等が挙げられる。また、限度残り時間よりも設定出力始終時間が長い選択受付部420を対象として超過予告部427が表示されることもまた、限度残り時間よりも設定出力始終時間が長い選択受付部420が、設定出力始終時間が限度残り時間以下である選択受付部420とは異なる表示態様により表示されることの一例である。
【0372】
また、超過通知画像573は、表示された場合に、全体設定終了時刻が限度時刻を超えなくなるまで、継続して表示されてもよい。
また、超過通知画像573は、コンテンツ画像51が表示される領域とは異なる領域に表示されてもよい。
【0373】
また、本開示では、選択受付画面40にのみ抽出受付部415が表示されているが、これに限定されない。
例えば、出力画面50に抽出受付部415が表示されてもよい。そして、抽出受付部415が選択された場合には、抽出受付部415に抽出されたコンテンツを対象とする選択受付部561が追加受付画像56に表示されてもよい。
【0374】
また、
図34乃至
図70および
図77乃至
図90に示した例では、機器20に出力されるコンテンツが音を含む動画であることを説明したが、これに限定されない。
図34乃至
図70および
図77乃至
図90に示した例において、機器20に出力されるコンテンツは、音を含まない画像であってもよいし、画像を含まない音であってもよい。
【0375】
また、本開示では、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、限度時刻、限度時間、限度残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、分単位の時間であったが、これに限定されない。
全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、限度時刻、限度時間、限度残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、秒単位など、何れの単位の時間であってもよい。
【0376】
また、
図26乃至
図33、
図49乃至
図70、および
図79乃至
図85に示した例では、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、付随コンテンツの機器20への出力を含む時間または時刻であった。
ここで、
図4乃至
図25、
図34乃至
図48、
図77、
図78、および
図86乃至
図90に示した例においても、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、付随コンテンツの機器20への出力を含む時間または時刻であってもよい。
また、
図4乃至
図25、
図34乃至
図48、
図77、
図78、および
図86乃至
図90に示した例においては、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、付随コンテンツの機器20への出力を含まない時間または時刻であってもよい。
また、
図26乃至
図33、
図49乃至
図70、および
図79乃至
図85に示した例において、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、付随コンテンツの機器20への出力を含まない時間または時刻であってもよい。
【0377】
また、
図30乃至
図33、
図49乃至
図70、および
図79乃至
図85に示した例では、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮を踏まえた時間または時刻であった。
ここで、
図4乃至
図29、
図34乃至
図48、
図77、
図78、および
図86乃至
図90に示した例においても、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮を踏まえた時間または時刻であってもよい。
また、
図4乃至
図29、
図34乃至
図48、
図77、
図78、および
図86乃至
図90に示した例においては、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮を踏まえない時間または時刻であってもよい。
また、
図30乃至
図33、
図49乃至
図70、および
図79乃至
図85に示した例においても、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、スキップに伴うコンテンツの出力に要する時間の短縮を踏まえない時間または時刻であってもよい。
【0378】
また、本開示では、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、一の時点を示す情報であったが、これに限定されない。
全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、全体設定終了時刻、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、対応デフォルト残り時間、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、期間を示す情報であってもよい。
例えば、全体始終設定時刻、全体始終デフォルト時刻、全体設定終了時刻、選択始終設定時刻、選択終了予定時刻、対象終了予定時刻、重畳終了予定時刻、および重畳全体終了時刻は、何れも、図示した時刻以降の期間を示す情報であってもよい。一例を挙げると、
図34等に全体終了表示部544として表示される全体設定終了時刻は、「全コンテンツ終了予定時刻15:57以降」という期間であってもよい。
また、全体設定始終時間、全体デフォルト始終時間、全体設定残り時間、全体デフォルト残り時間、設定出力始終時間、デフォルト出力始終時間、選択設定始終時間、選択デフォルト始終時間、対象箇所時間、対象始終時間、対象設定残り時間、対象デフォルト残り時間、全体箇所時間、対応箇所時間、重畳デフォルト始終時間、重畳設定残り時間、全体対応箇所時間、対応設定残り時間、および対応デフォルト残り時間は、何れも、図示した時間以上の期間を示す情報であってもよい。一例を挙げると、
図34等に全体進行表示部542として表示される全体設定残り時間は、「残り56分以上」という期間であってもよい。
【0379】
また、本開示では、サーバ10のプロセッサ101は、全体設定始終時間、全体始終設定時刻、全体デフォルト始終時間、全体始終デフォルト時刻、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する情報、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段の通知、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることの通知、および、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを解消するための手段の通知が、何れも、画像および音により機器20に出力させているが、これに限定されない。
プロセッサ101は、全体設定始終時間、全体始終設定時刻、全体デフォルト始終時間、全体始終デフォルト時刻、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを意味する情報、全体始終設定時刻が限度時刻を超過することを解消するための手段の通知、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることの通知、および、全体設定終了時刻が限度時刻を超えることを解消するための手段の通知を、何れも、画像および音のうちの何れか一方により機器20に出力させればよい。
【0380】
また、本開示では、限度時刻や限度時間は、選択受付画面40に限度時刻や限度時間が機器20のユーザによって入力されることで設定されることを説明したが、これに限定されない。
限度時刻および限度時間は、機器20に入力されるユーザの属性に応じて定められてもよい。ユーザの属性としては、ユーザの年齢、ユーザの居住地等が挙げられる。
また、限度時刻および限度時間は、コンテンツが利用される時間帯、時期、平日および休日の何れであるか等に応じて定められてもよい。
また、限度時刻および限度時間は、機器20が位置する国や都道府県等の場所に応じて定められてもよい。
また、本開示のコンテンツ出力システム1が、機器20のユーザによる課金を条件として利用される場合において、限度時刻および限度時間は、ユーザによる課金の額に応じて定められてもよい。
【0381】
また、本開示では、何れのコンテンツが機器20に出力されるか、選択設定倍率、および、選択コンテンツが機器20に出力される順番が、ユーザによる機器20の操作によって設定されているが、これに限定されない。
何れのコンテンツが機器20に出力されるか、選択設定倍率、および、選択コンテンツは、ユーザによる機器20の操作によらず設定されてもよい。
【0382】
また、本開示では、サーバ10が、機器20にコンテンツを含む情報を出力させる構成としたが、これに限定されない。
例えば、機器20がサーバ10の機能を有してもよい。言い換えると、機器20が、サーバ10の、取得部111、記憶部112、コンテンツ設定部113、コンテンツ管理部114、算出部115、抽出部116、時間管理部117、情報作成部118、および送信部120等の機能を備えることとしてもよい。
【0383】
また、本開示を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、プログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて提供することも可能である。
【符号の説明】
【0384】
1…コンテンツ出力システム、10…サーバ、20…機器、40…選択受付画面、50…出力画面、101…プロセッサ
【要約】
【課題】第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合における、ユーザに応じた第2コンテンツの出力の開始を実現させる。
【解決手段】情報処理システムは、第1コンテンツと第2コンテンツとが続けて出力される場合に、第2コンテンツの出力の開始前または第2コンテンツの出力の終了後における第2コンテンツの出力に関する設定に応じて、第1コンテンツとは異なる出力の態様により第2コンテンツを出力させ又は第2コンテンツを途中の箇所から出力させる。
【選択図】
図72