(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-26
(45)【発行日】2024-03-05
(54)【発明の名称】エモーティコンの推薦方法及びエモーティコンの推薦を提供するユーザー端末
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0482 20130101AFI20240227BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240227BHJP
G06Q 50/00 20240101ALI20240227BHJP
G06F 16/583 20190101ALI20240227BHJP
【FI】
G06F3/0482
G06F3/0484
G06Q50/00 300
G06F16/583
(21)【出願番号】P 2022099782
(22)【出願日】2022-06-21
【審査請求日】2022-06-21
(31)【優先権主張番号】10-2021-0080449
(32)【優先日】2021-06-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】チャ スヒョク
(72)【発明者】
【氏名】キム ヒヒョン
【審査官】円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】特表2021-504803(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0075878(US,A1)
【文献】特開2014-170397(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0029639(KR,A)
【文献】中国特許出願公開第106021599(CN,A)
【文献】韓国公開特許第10-2016-0089152(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048-3/04895
G06Q 50/00
G06F 16/583
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザー端末が第1メタ情報と関連
付けられた第1エモーティコンを表示する
ステップと、
前記ユーザー端末が第1及び第2推薦グループを表示する
ステップ(但し、前記第1及び第
2推薦グループはそれぞれ
前記第1エモーティコンに対応
して応答可能な推薦エモーティコンを
少なくとも一
つ含む
。)と、を含
み、
前記第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは
、前記第
1メタ情報に対応
する少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連
付けられており、
前記第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは
、前記第
1メタ情報に対応
する少なくとも一つの第2対応メタ
情報と関連
付けられており、
前記第1対応メタ情報と前記第2対応メタ情報とは、互いに異なる対応メタ情報である、
エモーティコン推薦方法。
【請求項2】
前記ユーザー端末が
前記第1エモーティコンに対するユーザーのインタラクションの入力を受ける
ステップをさらに
含み、
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップは、
前記インタラクションに対応して行われ
る、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項3】
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップよりも前に行われる、前記ユーザー端末が
前記第1メタ情報と対応
する前記第1及び第2対応メタ情報を読み取る
ステップをさらに含む、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項4】
前記ユーザー端末が受信したエモーティコンのメタ情報及び
前記メタ情報と対応
する複数の対応メタ情報が保存されたデータベースを
含み、
前記読み取る
ステップでは、前記ユーザー端末は
前記データベースに
前記第1メタ情報を入力して
前記第1及び第2対応メタ情報を読み取る、
請求項3に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項5】
前記ユーザー端末が
前記第1及び第2対応メタ情報をサーバーに伝送する
ステップと、
前記ユーザー端末が
前記サーバーから
前記第1及び第2対応メタ情報と関連
付けられた複数の推薦エモーティコンを受信する
ステップと、をさらに
含み、
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップでは、
前記受信する
ステップで受信した推薦エモーティコンを
前記第1及び第2推薦グループに分類して表示する、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項6】
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップよりも前に行われる、前記ユーザー端末が
前記第1メタ情報をサーバーに伝送する
ステップと、
前記ユーザー端末が
前記サーバーから
前記第1及び第2対応メタ情報を受信する
ステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項7】
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップよりも前に行われる、
前記ユーザー端末が
前記第1エモーティコンに関する情報をサーバーに伝送する
ステップと、
前記ユーザー端末が
前記サーバーから
前記推薦エモーティコンを受信する
ステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項8】
前記第1エモーティコン及び
前記推薦エモーティコンのそれぞれと関連
付けられるメタ情報は複数のフィールドで区分される複数のメタ情報を
含み、
前記第1メタ情報と
前記第1対応メタ情報はお互いに同一なフィールドに該当するメタ情報である、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項9】
前記推薦エモーティコンのそれぞれと関連
付けられるメタ情報は複数のフィールドで区分される複数のメタ情報を
含み、
前記第1及び第2対応メタ情報はお互いに同一なフィールドに該当するメタ情報である、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項10】
前記第1対応メタ情報は複数のお互いに異なるメタ情報を含む、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項11】
前記第1メタ情報及び
前記第1及び第2対応メタ情報は関連
付けられるエモーティコンを検索するために用いられるキーワードである、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項12】
前記第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは予め定められた基準により整列されて表示される、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項13】
前記予め定められた
基準は、ユーザーの特性情報、ユーザーのエモーティコン使用の履歴及び
前記第1及び第2推薦グループが表示されるチャットルームの分類情報の中の少なくとも一つにより整列する
基準である、
請求項12に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項14】
前記第1エモーティコンを表示する
ステップで
は、
前記第1エモーティコンはチャットルームの画面の中の第1領域に表示されて、
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップで
は、
前記第1及び第2推薦グループは
前記画面の中の第1領域と他の第2領域に表示される、
請求項1に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項15】
前記第1領域は
前記ユーザーと
前記ユーザーのチャット相手がやり取りした対話が表示される領域であり、
前記第2領域は
チャットメッセージを入力することができるキーボードインターフェースが表示される領域であ
り、
前記第1及び第2推薦グループを表示する
ステップで
は、前記第1及び第2推薦グループを表示することに変更される領域である、
請求項14に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項16】
コンピューターに、請求項1
~1
5のいずれか一つ
に記載のエモーティコン推薦方法
の各ステップを実行させるため
の、
媒体に保存されたコンピュータープログラム。
【請求項17】
メモリ
と、前記メモリと連結されて、
前記メモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサー
と、前記プロセッサーの制御により情報の入力を受ける入力部
と、前記プロセッサーの制御により情報を出力する出力部
と、前記プロセッサーの制御により情報を外部に伝送する通信部
と、を
含み、
前記プロセッサーは、
請求項1~15のいずれか一つに記載のエモーティコン推薦方法の各ステップを実行するように構成される、
エモーティコン推薦を提供するユーザー端末。
【請求項18】
サーバーが、ユーザー端末に第1メタ情報と関連
付けられる第1エモーティコンを提供する
ステップと、
前記サーバーが、
前記ユーザー端末に
前記第1エモーティコンに対応
して応答可能な複数の推薦エモーティコンを提供する
ステップ(但し、前記複数の推薦エモーティコンは第1及び第2推薦グループの中のいずれか一つに含まれる
。)と、
前記サーバーが、
前記ユーザー端末から
前記複数の推薦エモーティコンの中のいずれか一つを選択した情報を受信する
ステップと、
前記サーバーが、
前記ユーザー端末のチャット相手である相手端末に
前記選択した推薦エモーティコンを提供する
ステップと、を
含み、
前記第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは
前記第1メタ情報に対応
する少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連
付けられており、
前記第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは
前記第1メタ情報に対応されて
、第1対応メタ情報と他の
する少なくとも一つの第2対応メタ情報と関連
付けられており、
前記第1対応メタ情報と前記第2対応メタ情報とは、互いに異なる対応メタ情報である、
エモーティコン推薦方法。
【請求項19】
前記複数の推薦エモーティコンを提供する
ステップよりも前に行われる、
前記サーバーが、
前記ユーザー端末から
前記第1及び第2対応メタ情報を受信する
ステップと、
前記サーバーが、
前記第1及び第2対応メタ情報と関連
付けられた
前記複数の推薦エモーティコンを選定する
ステップと、をさらに含む、
請求項18に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項20】
前記複数の推薦エモーティコンを提供する
ステップよりも前に行われる、
前記サーバーが、
前記第1メタ情報に対応
する前記第1及び第2対応メタ情報を読み取る
ステップと、
前記サーバーが、
前記第1及び第2対応メタ情報と関連
付けられる
前記複数の推薦エモーティコンを選定する
ステップと、をさらに含む、
請求項18に記載のエモーティコン推薦方法。
【請求項21】
メモリ
と、前記メモリと連結されて、
前記メモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサー
と、を
含み、
前記プロセッサーは、
請求項18~20のいずれか一つに記載のエモーティコン推薦方法の各ステップを実行するように構成される、
エモーティコン推薦を提供するサーバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエモーティコンの推薦方法及びエモーティコン推薦を提供するユーザー端末に関するもので、より詳しくはユーザー端末がインスタントメッセージサービスを通じて受信したエモーティコンに対応されるエモーティコンを推薦する方法及びこのような方法を提供するユーザー端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
無線通信技術の向上とスマートフォンの普及により、インスタントメッセージサービスで送受信する情報がテキスト情報から様々な形態のマルチメディア情報へ拡張されている。その中、エモーティコンは面白い方式でユーザーの感情を容易に表示できるという長所によって、使用頻度がさらに増加している。
【0003】
過去のインスタントメッセージサービスで代表的ないくつかの感情を表現できる制限された個数のエモーティコンが提供されたことに対し、最近には様々な感情とテーマに関する数万個以上のエモーティコンを提供するインスタントメッセージサービスも登場した。したがって、ユーザーが用いるエモーティコンは自分の感情を単純に面白い方式で表現することを超えて、自分の個性を表現する方式として位置付けられている。
【0004】
提供されるエモーティコンの個数が増加することにより、ユーザーに脈絡や状況に合う適切なエモーティコンを推薦またはキュレーションする機能が重要になっている。このために、最近のインスタントメッセージサービスはエモーティコンにキーワードなどを付与して、ユーザーがキーワードを用いてエモーティコンを検索する機能を提供している。しかし、毎回ユーザーがキーワードをタイピングしてエモーティコンを検索し、検索結果の中で好むエモーティコンを探すのは面倒なのが事実である。
【0005】
したがって、さらに簡単かつ早い方法でユーザーの対話の脈絡や状況に合う適切なエモーティコンを推薦する方法に対する要求が高まっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
大韓民国公開特許公報 第10-2018-0029645号(2018年3月21日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はユーザー端末が受信したエモーティコンに対応される推薦エモーティコンを複数の推薦グループにまとめて提供し、ユーザーが便利に好むエモーティコンを選択できるようにすることを目的とする。
【0008】
本発明はユーザー端末が受信したエモーティコンに対応して対話の脈絡や状況により適切な推薦エモーティコンを提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための本発明のエモーティコン推薦方法はユーザー端末が第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを表示する段階及び上記のユーザー端末が第1及び第2推薦グループを表示する段階-上記の第1及び第2推薦グループはそれぞれの上記の第1エモーティコンに対応される推薦エモーティコンを少なくとも一つを含む‐を含めて、上記の第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応される少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連されて、上記の第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応されて、上記の第1対応メタ情報と他の少なくとも一つの第2対応メタ情報と関連される。
【0010】
本発明の一実施例において、上記のユーザー端末が上記の第1エモーティコンに対するユーザーのインタラクションの入力を受ける段階をさらに含めて、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階は、上記のインタラクションに対応して行われることであることができる。
【0011】
本発明の一実施例において、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階の以前に行われて、上記のユーザー端末が上記の第1メタ情報と対応される上記の第1及び第2対応メタ情報を読み取る段階をさらに含むことができる。
【0012】
本発明の一実施例において、上記のユーザー端末は受信したエモーティコンのメタ情報及び上記のメタ情報と対応される複数の対応メタ情報が保存されたデータベースを含めて、上記の読み取る段階で、上記のユーザー端末は上記のデータベースに上記の第1メタ情報を入力して上記の第1及び第2対応メタ情報を読み取ることができる。
【0013】
本発明の一実施例において、上記のユーザー端末が上記の第1及び第2対応メタ情報をサーバーに伝送する段階及び上記のユーザー端末が上記のサーバーから上記の第1及び第2対応メタ情報と関連される複数の推薦エモーティコンを受信する段階をさらに含めて、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階は、上記の受信した推薦エモーティコンを上記の第1及び第2推薦グループに分類して表示することができる。
【0014】
本発明の一実施例において、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階の以前に行われる、上記のユーザー端末が上記の第1メタ情報をサーバーに伝送する段階;及び上記のユーザー端末が上記のサーバーから上記の第1及び第2対応メタ情報を受信する段階をさらに含むことができる。
【0015】
本発明の一実施例において、 上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階の以前に行われる、上記のユーザー端末が上記の第1エモーティコンに関する情報をサーバーに伝送する段階;及び上記のユーザー端末が上記のサーバーから上記の推薦エモーティコンを受信する段階をさらに含むことができる。
【0016】
本発明の一実施例において、上記の第1エモーティコン及び上記の推薦エモーティコンのそれぞれと関連されるメタ情報は複数のフィールドで区分される複数のメタ情報を含めて、上記の第1メタ情報と上記の第1対応メタ情報はお互いに同一なフィールドに該当するメタ情報であることができる。
【0017】
本発明の一実施例において、上記の推薦エモーティコンのそれぞれと関連されるメタ情報は複数のフィールドで区分される複数のメタ情報を含めて、上記の第1及び第2対応メタ情報はお互いに同一なフィールドに該当するメタ情報であることができる。
【0018】
本発明の一実施例において、上記の第1対応メタ情報は複数のお互いに異なるメタ情報を含むことができる。
【0019】
本発明の一実施例において、上記の第1メタ情報及び上記の第1及び第2対応メタ情報は関連されるエモーティコンを検索するために用いられるキーワードであることができる。
【0020】
本発明の一実施例において、上記の第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは予め定められた基準により整列されて表示されることができる。
【0021】
本発明の一実施例において、上記の予め定められた方法は、ユーザーの特性情報、ユーザーのエモーティコン使用の履歴及び上記の第1及び第2推薦グループが表示されるチャットルームの分類情報の中の少なくとも一つにより整列する方法であることができる。
【0022】
本発明の一実施例において、上記の第1エモーティコンを表示する段階で、上記の第1エモーティコンはチャットルームの画面の中の第1領域に表示されて、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階で、上記の第1及び第2推薦グループは上記の画面の中の第1領域と他の第2領域に表示されることができる。
【0023】
本発明の一実施例において、上記の第1領域は上記のユーザーと上記のユーザーのチャット相手がやり取りした対話が表示される領域であり、上記の第2領域はチャットメッセージを入力することができるキーボードインターフェースが表示される領域であったが、上記の第1及び第2推薦グループを表示する段階で上記の第1及び第2推薦グループを表示することに変更される領域であることができる。
【0024】
上記の課題を解決するための本発明のエモーティコンの推薦を提供するユーザー端末は、メモリ、上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサー、上記のプロセッサーの制御により情報の入力を受ける入力部、上記のプロセッサーの制御により情報を出力する出力部、及び上記のプロセッサーの制御により情報を外部に伝送する通信部を含めて、上記のプロセッサーは、上記の出力部を通じて第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを表示して、上記の出力部を通じて第1及び第2推薦グループを表示して‐上記の第1及び第2推薦グループはそれぞれ上記の第1エモーティコンに対応される推薦エモーティコンを少なくとも一つを含む。-、上記の第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応される少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連されて、上記の第2推薦グループに含まれて少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応されて、上記の第1対応メタ情報と他の少なくとも一つの第2対応メタ情報と関連される。
【0025】
上記の課題を解決するための本発明のエモーティコン推薦方法はサーバーが、ユーザー端末に第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを提供する段階、上記のサーバーが、上記のユーザー端末に上記の第1エモーティコンに対応される複数の推薦エモーティコンを提供する段階-上記の複数の推薦エモーティコンは第1及び第2推薦グループの中のいずれか一つに含まれる‐、及び上記のサーバーが、上記のユーザー端末から上記の複数の推薦エモーティコンの中のいずれか一つを選択した情報を受信する段階、及び上記のサーバーが、上記のユーザー端末のチャット相手である相手端末に上記の選択した推薦エモーティコンを提供する段階を含めて、上記の第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応される少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連されて、
上記の第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応されて、上記の第1対応メタ情報と他の少なくとも一つの第2対応メタ情報と関連される。
【0026】
本発明の一実施例において、上記の複数の推薦エモーティコンを提供する段階の以前に行われる、上記のサーバーが、上記のユーザー端末から上記の第1及び第2対応メタ情報を受信する段階;及び上記のサーバーが、上記の第1及び第2対応メタ情報と関連された上記の複数の推薦エモーティコンを選定する段階をさらに含むことができる。
【0027】
本発明の一実施例において、上記の複数の推薦エモーティコンを提供する段階の以前に行われる、上記のサーバーが、上記の第1メタ情報に対応される上記の第1及び第2対応メタ情報を読み取る段階、上記のサーバーが、上記の第1及び第2対応メタ情報と関連される上記の複数の推薦エモーティコンを選定する段階をさらに含むことができる。
【0028】
上記の課題を解決するための本発明のエモーティコン推薦を提供するサーバーはメモリおよび 上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサーを含めて、上記のプロセッサーは、ユーザー端末に第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを提供し、上記のユーザー端末に上記の第1エモーティコンに対応される複数の推薦エモーティコンを提供して‐上記の複数の推薦エモーティコンは第1及び第2推薦グループの中のいずれか一つに含まれる。‐、上記のユーザー端末から上記の複数の推薦エモーティコンの中のいずれか一つを選択した情報を受信して、上記のサーバーが、上記のユーザー端末のチャット相手である相手端末に上記の選択した推薦エモーティコンを提供し、上記の第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応される少なくとも一つの第1対応メタ情報と関連されて、上記の第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは上記の第1メタ情報に対応されて、上記の第1対応メタ情報と他の少なくとも一つの第2対応メタ情報と関連される。
【発明の効果】
【0029】
本発明のエモーティコン推薦方法はユーザー端末が受信したエモーティコンに対応される推薦エモーティコンを複数の推薦グループにまとめて提供して、ユーザーが便利に好むエモーティコンを選択できるようにする長所がある。
【0030】
また、本発明のエモーティコン推薦方法はユーザー端末が受信したエモーティコンに対応して対話の脈絡や状況により適切な推薦エモーティコンを提供することができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
【
図2】本発明の一実施例によるエモーティコンとそれと関連されたメタ情報に対する内容をまとめたものである。
【
図3】エモーティコン推薦方法の一実施例のフローチャートである。
【
図4】第1メタ情報と第1メタ情報に対応される対応メタ情報の例示を図示した表である。
【
図5】ユーザー端末でエモーティコン推薦方法が行われる例示画面を図示したものである。
【
図6】第1メタ情報と第1メタ情報に対応される対応メタ情報の他の例示を図示した表である。
【
図7】ユーザー端末でエモーティコン推薦方法が行われる他の例示画面を図示したものである。
【
図8】エモーティコン推薦方法の一実施例のフローチャートである。
【
図9】ユーザー端末でエモーティコン推薦方法が行われる例示画面を図示したものである。
【
図10-13】エモーティコン推薦方法においてユーザー端末とサーバーの間の情報フロー図である。
【
図14】エモーティコン推薦方法の一実施例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、添付された図面を参考にして本明細書に開示された実施例を詳細に説明し、図面符号に関係なく同一であるか、または類似の構成要素は同一な参考符号を付与して、これに対する重複される説明は省略するようにする。また、本明細書に開示された実施例を説明することにおいて、関連された公知技術について具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を不明瞭にすると判断される場合、その詳しい説明を省略する。
【0033】
第1、第2などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するのに用いることができるが、上記の構成要素は上記の用語により限定されない。上記の用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに用いられる。
【0034】
単数の表現は文脈上に明白に異なる意味を持たない限り、複数の表現を含む。
【0035】
本出願で、説明される各段階は特別な因果関係により羅列された順番により行わなければならない場合を除いて、羅列された順番と関係なく行われることができる。
【0036】
本出願で、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせしたものが存在することを指定するものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0037】
以下添付された図面を参考にして本発明について説明する。
【0038】
図1は本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
図1に図示された本発明の一実施例によるネットワーク環境はユーザー端末10、サーバー20及び相手端末30を含むことができる。
【0039】
ネットワークは通信方式が制限されなく、ネットワークが含むことができる通信網(一例で、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式のみならず、近距離無線通信も含まれることができる。
【0040】
ユーザー端末10はコンピューター装置で具現される固定型端末または移動型端末であることができる。一例で、ユーザー端末10はスマートフォン(smart phone)、形態電話、タブレットPC、コンピューター、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)などを含むことができる。一例で、ユーザー端末10は無線または有線通信方式を用いてネットワークを通じてサーバー20と通信することができる。
【0041】
このようなユーザー端末10はユーザーによる用いることができる。ユーザーというのは、ユーザー端末10のユーザーであることもできるが、サーバー20が提供するインスタントメッセージサービスにユーザーとして登録されたアカウントを意味することができる。したがって、サーバー20がどのような情報をユーザーに伝送するという意味はサーバー20に登録されたユーザーのアカウントを通じてユーザー端末10に伝送することが意味することができる。
【0042】
ユーザー端末10は通信部11、入力部12、出力部13、メモリ14及びプロセッサー15を含むことができる。
【0043】
通信部11はサーバー20または他の端末30と有・無線方式で通信することができる。
【0044】
入力部12はユーザーの操作及び入力行為により様々な情報の入力を受けることができる。このような入力部12はタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、カメラ、スタイラス及びマイクロフォンなどになることができる。
【0045】
ユーザー端末10は入力部12を通じてユーザーのインタラクションの入力を受けることができる。インタラクションとは、ユーザーが入力部12を操作してユーザーの選択または意図などが反映された情報をユーザー端末10に入力することを意味する。
【0046】
出力部13は様々な情報を出力することができる。出力部13は、デイスプレイ装置、スピーカー、振動発生装置または触覚発生装置などであり得る。場合によっては、出力部13はユーザー端末10と有線または無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信)で連結されてシグナルの伝達を受けて出力する装置(例えば、ブルートゥース(登録商標)イヤホン)であることができる。
【0047】
メモリ14は保存媒体として機能を行って、ユーザー端末10で駆動される複数の応用プログラム、ユーザー端末10の動作のためのデータ及び命令を保存することができる。このようなメモリ14はハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードディスクなどのような様々な保存機器の形態で備えられたり、ウェブストリッジ(webstorage)の形態に備えられたりすることができる。
【0048】
一実施例で、メモリ14にはインスタントメッセージサービスと関連されるアプリケーション及びエモーティコン推薦方法と関連されるアプリケーションが保存されることができる。そして、メモリ13にはエモーティコン情報が保存されることができる。エモーティコン情報はエモーティコンのイメージ情報、グラフィック情報及びエモーティコンと関連されるメタ情報が含まれることができる。そして、メモリ14には複数のメタ情報がお互いに対応されているデータベース15が含まれることができる。このようなデータベース15については、以降でさらに詳しく説明するようにする。
【0049】
プロセッサー16は通信部11、入力部12、出力部13及びメモリ14の全般的な動作を制御してインスタントメッセージサービスと関連されるアプリケーション及びエモーティコン推薦方法と関連されるアプリケーションを実行することができる。
【0050】
サーバー20はユーザー端末10とネットワークを通じて通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピューター装置または複数のコンピューター装置で具現されることができる。
【0051】
サーバー20はエモーティコンデータベース23を含めたり、ネットワークを通じてエモーティコンデータベース23と連結されていたりすることができる。エモーティコンデータベース23はユーザー端末10にダウンロードされることができるエモーティコン情報を含むことができる。エモーティコン情報はエモーティコンのイメージ情報、グラフィック情報及びエモーティコンと関連されるメタ情報が含まれることができる。ここで、エモーティコン情報はユーザー端末10のメモリ14とサーバー20のエモーティコンデータベース23の中の少なくとも一つに保存されていることができる。
【0052】
相手端末30は上述したユーザー端末10と類似する。したがって、相手端末30の特徴の中のユーザー端末10と異なる点を中心に説明するようにする。
【0053】
相手端末30はサーバー20が提供するインスタントメッセージサービスに登録された他のユーザーにより用いることができる。ここで、他のユーザーはユーザー端末10のユーザーと区分される他の主体であることができる。他のユーザーはユーザーと同一のチャットルームに参加してメッセージを送受信するユーザーの対話の相手であることができる。
【0054】
ユーザー端末10と相手端末30はインスタントメッセージサービスを通じてお互いに情報を送受信することができる。場合によって、ユーザー端末10と相手端末30は直接に連結されたネットワークを通じてお互いに情報を送受信することもできる。
【0055】
本発明のユーザー端末10は通信部11を通じてサーバー20または相手端末30から第1エモーティコンを受信することができる。受信した第1エモーティコンは第1メタ情報と関連されることができる。ユーザー端末10はこのような第1メタ情報に基ついて、第1エモーティコンに対応される複数の推薦エモーティコンをユーザーに提供することができる。このような複数の推薦エモーティコンは少なくとも二つ以上の推薦グループで区分されてユーザー端末の出力部13に表示されることができる。ここで、推薦グループとは共通されたメタ情報、テーマ及び属性と関連される複数の推薦エモーティコンの束を意味する。
【0056】
詳しくは、第1メタ情報には複数の対応メタ情報が予め対応されるように定められている。ここで、対応メタ情報とは、ユーザー端末が第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを受信した際に、第1エモーティコンに対応して応答できるような推薦エモーティコンと関連されるメタ情報を意味する。
【0057】
例えば、ユーザー端末が「ご飯食べよう」といるキーワードと関連される第1エモーティコンを受信すると、普通の状況でユーザーは「そうしよう」、「タメ」、「何食べる?」程度のキーワードと関連されるエモーティコンを用いて答えることができる。そうするとここで、「ご飯たべよう」が第1メタ情報であり、「そうしよう」、「タメ」及び「何食べる?」が対応メタ情報である。
【0058】
ユーザー端末はこのような複数の対応メタ情報に基ついて、複数の推薦エモーティコンをユーザーに提供することができる。ユーザー端末はこのような複数の推薦エモーティコンを関連される対応メタ情報により複数の推薦グループに区分してユーザーに提供する。
【0059】
これによって、それぞれの推薦グループは少なくとも一つの推薦エモーティコンを含むようになる。一つの推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは予め定められた対応メタ情報と関連されるようになる。
【0060】
このようにユーザー端末がエモーティコンを推薦する方法により、ユーザーは受信した第1エモーティコンに対する答えとして用いられるような複数の推薦エモーティコンの提供を受けることができる。ユーザーはこのように複数の推薦グループに分けられた複数の推薦エモーティコンの中のいずれか一つを選択して簡単かつ便利に適切なエモーティコンを相手に伝送することができる。
【0061】
本発明のエモーティコン推薦方法を説明する前に、エモーティコンとメタ情報について説明する。
【0062】
図2は本発明の一実施例によるエモーティコンとそれと関連されるメタ情報に対する内容をまとめたものである。
【0063】
一つのエモーティコンはそれと関連されるメタ情報を有することができる。ここで、エモーティコンのメタ情報とは、該当のエモーティコンに関する属性に対する情報を意味する。一つのエモーティコンは複数のメタ情報を有することができる。このような複数のメタ情報は複数のフィールドで区分されることができる。
【0064】
図2に図示されるように複数のフィールドはキーワード、キーワードの上位概念、類型、感情、キャラクター、カジュアルの程度、好み年齢層及び好み性別などがあることができる。
【0065】
例えば、メタ情報のフィールドの中のキーワードはユーザーが該当のエモーティコンを用いるために検索する情報であることができる。例えば、
図2に図示されるように中華料理屋エモーティコンIM104はユーザーが「中華料理屋」というキーワードを検索した場合に提供されるエモーティコンであることができる。
【0066】
場合によって、一つのエモーティコンは二つ以上のキーワードメタ情報を有することができる。例えば、
図2に図示するように、うんのエモーティコンIM101は「うん」というキーワードまたは「んん」というキーワードを検索した場合に提供されるエモーティコンであることができる。
【0067】
また、メタ情報のフィールドの中のキーワードの上位概念はそれぞれのキーワードが属する上位概念に対する情報であることができる。例えば、
図2に図示されるように中華料理屋エモーティコンIM104と豚カツエモーティコンIM105はすべて同じ「メニュー」というキーワードの上位概念をメタ情報として有することができる。これはそれぞれのキーワードのメタ情報である「中華料理屋」と「豚カツ・とんかつ」が「メニュー」という上位概念に属するものであるからである。
【0068】
ここでは、例示的にキーワードの上位概念についてのみに説明したが、場合によって異なるメタ情報のフィールドについて上位概念があることができる。例えば、感情フィールドの上位概念またはキャラクターの上位概念などもあることができる。
【0069】
また、メタ情報のフィールドの中の類型はエモーティコンが意味する内容を代表的ないくつかの類型に区分した情報であることができる。そしてメタ情報のフィールドの中の感情はエモーティコンが意味する感情に関する情報であることができる。そして、メタ情報のフィールドの中のキャラクターはエモーティコンが特定キャラクターを含む場合、そのキャラクターに関する情報であることができる。そしてメタ情報のフィールドの中のカジュアルの程度は該当のエモーティコンが用いられる環境または文脈がカジュアル(casual)かつ軽い雰囲気であるのが適切か、公的かつ硬い雰囲気であるのが適切かに関する情報であることができる。そしてメタ情報のフィールドには好み年齢層、好み性別など該当のエモーティコンをどのユーザーが好んで用いるかについてのフィールドがあることができる。
【0070】
上述した複数のフィールドは例示的なものに過ぎず、上述したもの以外にも様々なフィールドがメタ情報として追加されることができる。
【0071】
このようなメタ情報はエモーティコンと一緒にユーザー端末10に提供されることができる。また、場合によって、このようなメタ情報はユーザー端末10がエモーティコンと別にサーバー20から受信することもできる。また、場合によってこのようなメタ情報はユーザー端末10に予め保存されていることができる。また、場合によって、このようなメタ情報はサーバー20のみに保存されており、ユーザー端末10には提供されないこともある。
【0072】
本発明のエモーティコン推薦方法は、このようなエモーティコンが有するメタ情報を用いて推薦エモーティコンを提供することである。これについては以下でさらに詳しく説明する。
【0073】
以下、
図3ないし
図5を参考にして本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の一実施例について説明する。
【0074】
図3はエモーティコン推薦方法の一実施例のフローチャートである。
【0075】
段階S110でユーザー端末10は出力部13を通じて第1エモーティコンを表示する。第1エモーティコンは、ユーザーの対話相手の端末である相手端末が伝送したものであり得る。ユーザー端末10は第1エモーティコンをサーバー20または相手端末と直接連結されたネットワークを通じて受信することができる。
【0076】
第1エモーティコンは第1メタ情報と関連されることができる。場合によって、第1エモーティコンは複数のメタ情報を有することができ、第1メタ情報は複数のメタ情報の中の一つであることができる。
【0077】
このような第1メタ情報には複数の対応メタ情報が予め対応されるように定められている。ここで第1メタ情報には第1対応メタ情報と第2対応メタ情報が対応されると仮定して説明する。ユーザー端末10は後述する段階S130で第1及び第2対応メタ情報に基ついて推薦エモーティコンを表示するようになる。
【0078】
段階S120でユーザー端末10は第1エモーティコンに対するユーザーのインタラクションの入力を受ける。インタラクションはユーザーがユーザー端末10の入力部を通じて出力部に表示された第1エモーティコンの一部を選択するものであることができる。具体的に、ここでインタラクションはユーザーがタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、スタイラスなどを操作した結果であることができる。
【0079】
段階S130でユーザー端末10は、出力部13を通じて第1及び第2推薦グループを表示する。場合によって、第1及び第2推薦グループに加えて追加推薦グループが表示されることもできる。
【0080】
それぞれの推薦グループは第1エモーティコンに対応される推薦グループを少なくとも一つ含む。一つの推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは予め定められた対応メタ情報と関連される。
【0081】
具体的に、第1推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは第1対応メタ情報と関連される。そして、第2推薦グループに含まれる少なくとも一つの推薦エモーティコンは第2対応メタ情報と関連される。第1対応メタ情報と第2対応メタ情報は少なくとも一つのメタ情報を含むことができる。そして第1対応メタ情報と第2対応メタ情報はお互いに異なることが望ましい。
【0082】
図4は第1メタ情報と第1メタ情報に対応される対応メタ情報の例示を図示した表である。
【0083】
図4を参考にすれば、第1メタ情報がキーワードのフィールドの「ご飯食べよう」である場合、三つの対応メタ情報があることを示す。具多的に、第1対応メタ情報は「そうしよう」というキーワードフィールドのメタ情報であり、第2対応メタ情報は「ダメ」というキーワードフィールドのメタ情報であり、第3対応メタ情報は「何食べる?」というキーワードフィールドのメタ情報であることができる。
【0084】
また、第1メタ情報がキーワードフィールドの「苦しい」である場合に、二つの対応メタ情報があることを示す。具体的に、第1対応メタ情報は「とんとん」というキーワードフィールドのメタ情報であり、第2対応メタ情報は「ファイト」というキーワードフィールドのメタ情報であることができる。
【0085】
図5はユーザー端末10でエモーティコン推薦方法が行われる例示画面を図示したものである。
図5の例示画面は
図4のメタ情報対応表によりエモーティコン
を推薦することを図示したものである。
【0086】
ユーザー端末10は段階S110で、第1エモーティコン100をチャットルームの画面の中の第1領域A110に表示されることができる。第1領域A110はチャットメッセージが表示される部分であることができる。
【0087】
ここで、第1エモーティコン100と関連される第1メタ情報は「ご飯食べよう」というキーワードフィールドのメタ情報であることができる。そして
図4に図示されるように、これに対応される第1、第2、第3対応メタ情報は「そうしよう」、「ダメ」及び「何食べる?」というキーワードフィールドのメタ情報であることができる。
【0088】
ユーザー端末10は段階S120で第1エモーティコン100に対するユーザーのインタラクションの入力を受ける。インタラクションは、例えば、第1エモーティコン100を左側または右側の方向にスワイプ(swipe)することであるが、これに限定されない。
【0089】
ユーザー端末10は段階S130で複数の推薦エモーティコンは第1、第2、及び第3の推薦グループ310、320、330で区分して表示することができる。段階S130で推薦エモーティコンはチャットルームの画面の中の第1領域A110と異なる第2領域A120に表示されることができる。第2領域A120はチャットメッセージを入力することができるキーボードインターフェースが表示される領域であったが、段階S130で上記の複数の推薦グループを表示することに変更されることができる。
【0090】
ユーザー端末10はそれぞれの推薦グループの対応メタ情報(キーワード)と一緒にそれぞれの推薦グループに属する少なくとも一つの推薦エモーティコンを表示することができる。ここで、推薦エモーティコンは予め定められた配列方式により配列されることができる。また、場合によって推薦エモーティコンの中の一部のみを表示して、残りの一部は「もっと見る」インターフェース301に対するインタラクションが入力されると、追加に表示することもできる。
【0091】
図5に図示されるように、ユーザー端末10は第1推薦グループ310の対応メタ情報311に「そうしよう」という情報を表示して、その下位に「そうしよう」というメタ情報をキーボードフィールドのメタ情報で有する推薦エモーティコン312を表示することができる。
【0092】
そして、ユーザー端末10は第2推薦グループ320の対応メタ情報321で「ダメ」という情報を表示して、その下位に「ダメ」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報を有する推薦エモーティコン322を表示することができる。
【0093】
ユーザー端末10は第3推薦グループ330の対応メタ情報331で「何食べる?」という情報を表示して、その下位に「何食べる」といるメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報で有する推薦エモーティコン332を表示することができる。
【0094】
以下、
図6ないし
図7を参考にして、本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の他の一実施例について説明する。
【0095】
図6は第1メタ情報と第1メタ情報に対応される対応メタ情報の他の例示を図示した表である。
【0096】
図4と比べて
図6を説明すれば、
図6の場合に、対応メタ情報が複数のメタ情報を含むことができる。一つの対応メタ情報に含まれる複数のメタ情報は類似する内容または意味を有するもので構成されることが望ましい。例えば、「そうしよう」と「オッケー」というキーワードフィールドのメタ情報と、「肯定」という類型フィールドのメタ情報を一つの対応メタ情報でまとめて構成されることである。
【0097】
一つの対応メタ情報に含まれる複数のメタ情報は同一なフィールドに該当するメタ情報であることもでき、お互いに異なるフィールドに該当するメタ情報であることができる。
【0098】
図6を参考にすれば、第1メタ情報がキーワードフィールドの「ご飯食べよう」である場合、三つの対応メタ情報があることを示す。具体的に、第1対応メタ情報は「そうしよう」と「オッケー」というキーワードフィールドのメタ情報と、「肯定」という類型フィールドフィールドのメタ情報を含むことができる。そして、第2対応メタ情報は「ダメ」と「忙しい」というキーワードフィールドのメタ情報と「否定」という類型フィールドのメタ情報と「困難」という感情フィールドのメタ情報を含むことができる。そして第3対応メタ情報は「何食べる?」、「豚カツ」及び「中華料理屋」というキーワードのメタ情報を含むことができる。
【0099】
そうすると、段階S130で表示される推薦グループに含まれる推薦エモーティコンは一つの対応メタ情報に含まれる複数のメタ情報と関連される推薦エモーティコンの組合せになることができる。例えば、
図6に図示された例示で第1対応メタ情報と関連される推薦エモーティコンを含む第1推薦グループには、「そうしよう」というメタ情報と関連された推薦エモーティコンの四つ、「オッケー」というメタ情報と関連された推薦エモーティコンの二つ及び「肯定」というメタ情報と関連された推薦エモーティコンの一つを含むことができる。
【0100】
図7はユーザー端末10でエモーティコン推薦方法が行われる他の例示画面を図示したものである。
図7の例示画面は
図6のメタ情報の対応表によりエモーティコンを推薦することを図示したものである。
【0101】
図7の例示画面を説明するのにおいて、
図5と対比して異なる点を中心に説明する。
【0102】
ユーザー端末10は段階S130でそれぞれ推薦グループの対応メタ情報に含まれる複数のメタ情報を表示して、これと一緒にそれぞれの推薦グループに属する少なくとも一つの推薦エモーティコンを表示することができる。
【0103】
図7に図示されるように、ユーザー端末10は第1推薦グループ310aの対応メタ情報311aで「そうしよう/オッケー/肯定」という三つのメタ情報を羅列して表示することができる。
【0104】
そして、その下位に三つのメタ情報に関連される推薦エモーティコンを表示することができる。具体的に、四つのエモーティコン312aは「そうしよう」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。その次、他の二つのエモーティコン312bは「オッケー」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。その次、他の一つのエモーティコン312cは「肯定」というメタ情報を類型フィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。
【0105】
図7に図示されるように、ユーザー端末10は第2推薦グループ320aも第1推薦グループを表示することと同じ方式に表示することができる。まず、ユーザー端末10は第2推薦グループの対応メタ情報321aで「ダメ/忙しい/否定/困難」という四つのメタ情報を羅列して表示することができる。
【0106】
そして、その下位に四つのエモーティコン322aは「ダメ」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。その次、他の一つのエモーティコン322bは「忙しい」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。その次、他の一つのエモーティコン322cは「否定」というメタ情報を類型フィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。その次、他の一つのエモーティコン322dは「困難」というメタ情報を感情フィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンである。
【0107】
図7に図示されるように、ユーザー端末10は第3推薦グループ330aの対応メタ情報331aで第3対応メタ情報が含むメタ情報である「何食べる?」、「豚カツ」、「中華料理屋」を順番に羅列することではなく、「何食べる?/メニュー」で表示することができる。このように、ユーザー端末10は推薦グループの対応メタ情報をしめすのにおいて、含むメタ情報の上位概念を表示することができる。第3推薦グループの場合、「メニュー」が「豚カツ」及び「中華料理屋」というキーワードの上位概念であるので、このように表示したものである。
【0108】
図7を参考にすれば、ユーザー端末10は第3推薦グループが含む推薦エモーティコンを表示しながら、五つのエモーティコン322aは「何食べる?」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンを表示した。そして、二つのエモーティコン322b、322cはそれぞれ「豚カツ」と「中華料理屋」というメタ情報をキーワードフィールドのメタ情報として有する推薦エモーティコンを表示した。
【0109】
ユーザー端末10は一つの推薦グループが含む推薦エモーティコンを表示しながら、複数の推薦エモーティコンの配列を様々な方式にすることができる。
【0110】
一例で、ユーザー端末10は同一なメタ情報を有する推薦エモーティコンを一つの場所に集めてまたは順次に配列することができる。具体的に
図7でユーザー端末10が第1推薦グループを表示することを見れば、「そうしよう」というメタ情報を有する推薦エモーティコン312aを一つ目の行に集めて配列したし、「オッケー」というメタ情報を有する推薦エモーティコン312bを二つ目の行に集めて配列して、「肯定」というメタ情報を有する推薦エモーティコン312cを二つ目に集めて配列することがわかる。同一の方式で
図7においてユーザー端末10が第2推薦グループを表示したものを見れば、同一なメタ情報を有する推薦エモーティコン322a、322b、322c、322dを一つのところに集めて配列したことがわかる。
【0111】
しかし、場合によって、ユーザー端末10は、同一なメタ情報を有する推薦エモーティコンを一つのところに集めて配列することではなく異なる方式で配列することもできる。具体的に、
図7でユーザー端末10が第3推薦グループの推薦エモーティコンを表示したものを見れば、「何食べる」というメタ情報を有する推薦エモーティコン322aを一つ目の行と二つ目の行に分散して配列したことが分る。
【0112】
ここで、異なる方式では、例えば、ユーザーの特性情報及びユーザーのエモーティコンの使用の履歴などを考慮して配列する方式がある。ここで、ユーザーの特性情報を考慮するということはユーザーの年齢及び性別などの特性情報に基ついて、該当の特性情報のユーザーが好むエモーティコンを優先的に(前に)表示することができる。
図7で第3推薦グループを表示することを例に挙げて説明する。ユーザー端末10のユーザーが20代男性であり、第3対応メタ情報と関連された推薦エモーティコンの中の20代男性が最も好むエモーティコンが豚カツエモーティコン332bである場合、該当の豚カツエモーティコン322bを最も優先的に表示することができる。
【0113】
類似に、ユーザーのエモーティコン使用履歴を考慮するということは、該当のユーザーがよくまたは最近に用いるエモーティコンを優先的に(前に)表示することができる。
図7で第3推薦グループを表示することを例に挙げて説明する。ユーザー端末10のユーザーが最近に豚カツエモーティコン332bをよく使った場合、該当の豚カツエモーティコン332bを最も優先的に表示することができる。
【0114】
また、他の方式では、該当の推薦グループが表示されるチャットルームの分類情報を考慮して配列する方式がある。チャットルームの分類情報とは、様々な情報を含むことができる。一例に、チャットルームのカジュアルの程度により分類して、分類情報を付与することができる。チャットルームのカジュアル程度は該当のチャットルームの環境、チャット責任者、対話の文脈がカジュアル(casual)して軽い雰囲気であることが適切か、公的かつ硬い雰囲気であるかがお適切なのかに関する情報であることができる。具体的に、チャットルームの名称(タイトル)、チャットの参加者、対話の脈絡、該当のチャットルームで既存に用いられたエモーティコンなどの情報を参考にして、該当のチャットルームが業務用のチャットルームと判断される場合、該当のチャットルームのカジュアル程度を低い段階と策定することができる。このような場合、エモーティコンのメタ情報の中のカジュアル程度を考慮してカジュアル程度が低いエモーティコンを優先的に表示することができる。
【0115】
例えば、
図7で第2推薦グループを表示することで、該当のチャットルームのカジュアル程度が低いのであれば、第2推薦グループに含まれる推薦エモーティコンの中の最もカジュアル程度が低い、今は無理ですエモーティコン322dを最も優先的に表示することができる。
【0116】
チャットルームの分類情報は上述したカジュアル程度の以外に様々な分類基準によって定められることができる。例えば、チャットルームをテーマによって分類して該当のテーマに合うエモーティコンを優先的に表示することができる。また、チャットルームを使用言語(韓国語、英語、日本語など)によって分類して、該当の言語に合うエモーティコンを優先的に表示することができる。
【0117】
以下、
図8ないし
図9を参考にして、本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の一実施例について説明する。
【0118】
図8はエモーティコン推薦方法の一実施例のフローチャートである。
【0119】
段階S110、段階S120及び段階S130は、前に説明したものと同一なので、説明を省力する。
【0120】
段階S140でユーザー端末10は推薦エモーティコンの中のいずれか一つを別に表示する。具体的に、ユーザー端末10は出力部を通じて上記のいずれか一つのエモーティコンをプレビューの形態に表示することができる。ユーザー端末10のチャットルームの画面の中の第2領域と区分される他の部分にプレビューを表示することができる。
【0121】
段階S140で別に表示されるエモーティコンは様々な方法で定められることができる。例えば、段階S130で表示される推薦エモーティコンの中のユーザーが選んだエモーティコンを段階S140で別に表示することができる。これのために、ユーザー端末10はユーザーのインタラクションの入力を受けることができる。また、段階S130で表示される第1推薦グループに含まれる推薦エモーティコンの中の一つ目に表示されたエモーティコンを段階S140で別に表示することができる。また、段階S130で表示される第1推薦グループに含まれる推薦エモーティコンの中の任意の一つを段階S140で別に表示することができる。また、場合によって段階S130で表示されるすべての推薦グループに含まれる推薦エモーティコンの中の任意の一つを段階S140で別に表示することもできる。
【0122】
段階S150でユーザー端末10はユーザーから別に表示エモーティコンを変更することと関連されるインタラクションの入力を受けることができる。ここで、インタラクションは上述した第2領域を予め定められた方向にスワイプ(swipe)することができるが、これに限定されない。
【0123】
段階S160でユーザー端末10は段階S150でのインタラクションに対応して推薦エモーティコンの中の他の一つを別に表示することができる。すなわち、別に表示されたエモーティコンを他のものに変更することである。
【0124】
段階S160で変更されるエモーティコンは様々な方法で定めることができる。例えば、変更されるエモーティコンは段階S140で別に表示されたエモーティコンと異なる推薦グループに含まれるエモーティコンであることができる。さらに具体的に、別に表示エモーティコン変更することと関連されるインタラクションの入力を受けることによって複数の推薦グループに含まれるエモーティコンが順次に別に表示されることができる。第1推薦グループに含まれるエモーティコンが別に表示されれば、その次には第2推薦グループに含まれるエモーティコンが別に表示されて、その次には第3推薦グループに含まれるエモーティコンが別に表示されるなどの方式である。
【0125】
このような方式により、ユーザーはインタラクションの入力を受けることで、自分が望む推薦グループに含まれるエモーティコンを選択することができるようになる。
【0126】
図9はユーザー端末10でエモーティコン推薦方法が行われる例示画面を図示したものである。
【0127】
ユーザー端末10は段階S140で、推薦エモーティコンの中のいずれか一つを別に表示する。ユーザー端末10は第2領域A120の上段に別の領域A130を割り当てていずれか一つのエモーティコンをプレビューの形態360で表示することができる。
【0128】
ユーザー端末10は段階S150で、ユーザーから予め定められたインタラクション350の入力を受けることができる。予め定められたインタラクションは別途表示エモーティコンを変更することと関連されることができる。予め定められたインタラクションは、例えば、第2領域A120を下方にスワイプすることができる。
【0129】
ユーザー端末10は段階S160でインタラクションに対応して、別に表示されたエモーティコンを変更することができる。
図9に図示されるように、現在第2推薦グループ320bに含まれたエモーティコンが別に表示されれば、インタラクションに対応して別に表示されたエモーティコンを第3推薦グループ330bに含まれたエモーティコンに変更することができる。その後、再びインタラクションの入力を受ければ、これに対応して、別に表示されたエモーティコンを第1推薦グループ310bに含まれたエモーティコンに変更することができる。
【0130】
以下、
図5と
図9を比べて、ユーザー端末10が推薦グループを配列する方法について説明する。
【0131】
ユーザー端末10は段階S130で、複数の推薦グループを表示しながら、福栖の推薦グループを様々な方法で配列することができる。まず、ユーザー端末10は段階S130で複数の推薦グループを予め定められた順番によって配列することができる。しかし、場合によって、ユーザー端末10は段階S130で他の要素を考慮して複数の推薦グループの配列順番を変更することもできる。
図5と
図9を比べて同一な第1メタ情報に対応して推薦グループを表示することであるが、推薦グループをお互いに異なる順番に配列することがわかる。
【0132】
具体的に、ユーザー端末10はユーザーのエモーティコン使用履歴などを考慮して推薦グループを配列することができる。例えば、ユーザーが「ご飯食べよう」というキーワードのエモーティコンについて、「そうしよう」というキーワードのエモーティコンをよく送った履歴があれば、
図5に図示されるように「そうしよう」というキーワードと関連されるエモーティコンが含まれた推薦グループ310が最上段に表示されるようにすることができる。一方、ユーザーが「ご飯食べよう」というキーワードのエモーティコンについて「何食べる?」というキーワードのエモーティコンをよく送った履歴があれば、
図9に図示されるように「何食べる?」というキーワードと関連されるエモーティコンが含まれた推薦グループ310bが最上段に表示されるようにすることができる。
【0133】
場合によって、ユーザー端末10はチャットルームの履歴または分類情報などを考慮して推薦グループを配列することができる。例えば、ユーザーが特定チャットルームでは「ご飯食べよう」というキーワードのエモーティコンについて「そうしよう」というキーワードのエモーティコンをよく送る履歴があれば
図5に図示されるように、「そうしよう」というキーワードと関連されるエモーティコンが含まれた推薦グループ310が最上段に表示されるようにすることができる。一方、ユーザーが他のチャットルームでは「ご飯食べよう」というキーワードのエモーティコンについて、「何食べる?」というキーワードのエモーティコンをよく送る履歴があれば、
図9に図示されるように、「何食べる?」というキーワードと関連されるエモーティコンが含まれた推薦グループ310bが最上段に表示されるようにすることができる。
【0134】
このような方式によって、第1エモーティコン100及び第1メタ情報が同一な状況であっても、ユーザー別にチャットルーム別に表示される推薦グループの順番が相違であることができる。
【0135】
以下、
図10ないし
図13を参考にして、エモーティコン推薦方法において、ゆーザー端末10とサーバー20の間の情報フローについて説明する。説明の便宜のために実施例を説明するのにおいて、
図3ないし
図5の実施例の説明と重複される内容を一部、省略する。
【0136】
まず、
図10を参考にして本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の一実施例について説明する。本実施例では、エモーティコン推薦方法において、ユーザー端末10とサーバー20の間の情報の流れを中心に説明する。
【0137】
図10はエモーティコン推薦方法において、ユーザー端末10とサーバー2-の間の情報のフロー図示したものである。
【0138】
段階S110でユーザー端末10はサーバー20から第1エモーティコン100及び第1メタ情報を受信する。ユーザー端末10は第1メタ情報を通じて、相手が第1エモーティコンをどのような意味で用いたのかを推定することができる。そして、これに基について、第1エモーティコンの答えとして用いるために適切なエモーティコンを推薦することができるようになる。
【0139】
段階S120でユーザー端末10はユーザーから第1エモーティコンに対するインタラクションの入力を受ける。
【0140】
段階S121でユーザー端末10はデータベースに第1メタ情報を入力して、これに対応される複数の対応メタ情報を読み取る。これのために、ユーザー端末10は、第1メタ情報とこれに対応される複数の対応メタ情報が保存されたデータベースとをメモリ14に直接保存したり、これに接近できたりするべきである。
【0141】
ユーザー端末10がこのようなデータベースをメモリ14に直接保存している場合、このようなデータベースは本発明のエモーティコン推薦方法と関連されるアプリケーションに含まれて保存されることができる。このようなデータベースはユーザー端末10がサーバー20を通じて情報を受信してアップデートすることができる。ユーザー端末10がこのようなデータベースを自分のメモリ14に直接保存していることは、ユーザー端末10が外部のサーバー20を通じてこのようなデータベースに接近することより、さらに早い処理ができるという長所がある。
【0142】
段階S121でユーザー端末10が複数の対応メタ情報を読み取れば、その後にゆーざー端末10は複数の対応メタ情報と関連される推薦エモーティコンに対する情報が必要である。もし、ユーザー端末10がこのような推薦エモーティコンに対する情報を自分のメモリに保存している場合であれば、このような推薦エモーティコンをメモリから読み取ればできるが、そうではない場合にはサーバー20から受信しなければならない。
【0143】
これのために、段階S122で、ユーザー端末10は複数の対応メタ情報をサーバー20に伝送する。そして段階S123で、ユーザー端末10は複数の対応メタ情報と関連された推薦エモーティコンをサーバー20から受信するようになる。
【0144】
この後、段階S130でユーザー端末10は推薦エモーティコンを複数の推薦グループに分けて表示するようになる。そして、複数の推薦グループはそれぞれの対応メタ情報と関連される推薦エモーティコンを少なくとも一つは含むようになる。
【0145】
以下、
図11を参考にして、本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の一実施例について説明する。本実施例では、エモーティコン推薦方法において、ユーザー端末10とサーバー20の間の情報のフローを中心に、
図10を参考にして上述したものと異なる点を中心に説明する。
【0146】
図11で説明する実施例では、ユーザー端末10が第1メタ情報とこれに対応される複数の対応メタ情報が保存されたデータベースをメモリに直接保存していない場合に関するものである。このような場合、データベースはサーバー20に保存されておりユーザー端末10がサーバー20に要請して、複数の対応メタ情報を受信することができる。
【0147】
まず、段階S124で、ユーザー端末20は第1メタ情報をサーバー20に伝送する。これに対応して段階S125で、サーバー20は第1メタ情報をデータベースに入力して、複数の対応メタ情報を読み取る。そして段階S126で、ユーザー端末10は複数の対応メタ情報を読み取る。そして、段階S126で、ユーザー端末10は複数の対応メタ情報およびこれと関連される推薦エモーティコンを受信するようになる。この後、段階S130でユーザー端末10は推薦エモーティコンを複数の推薦グループに分けて表示するようになる。
【0148】
以下、
図12及び
図13を参考にして、本発明のユーザー端末10がエモーティコンを推薦する方法の一実施例について説明する。本実施例では、エモーティコン推薦方法において、ユーザー端末10とサーバー20の間の情報のフローを中心に、
図10及び
図11を参考にして、上述したものと異なる点を中心に説明する。
【0149】
図12及び
図13で説明する実施例ではユーザー端末10が段階S110で第1エモーティコン100のみを受信して、第1メタ情報は受信していない場合である。
【0150】
まず、
図12で説明する実施例について説明する。
図12の実施例で、ユーザー端末10は段階S121で第1エモーティコン100の情報を入力して、複数の対応メタ情報を読み取ることができる。これは
図10の実施例で、ユーザー端末10が段階S121でデータベースに第1メタ情報を入力して複数の対応メタ情報を読み取ることとは異なる。
【0151】
具体的に
図12の実施例で、ユーザー端末10は第1エモーティコン100に関連されたメタ情報に関するデータベースを直接保存したり、これに接近できたりする。したがって、ユーザー端末10はまず第1エモーティコン100の識別情報(ID、固有番号など)のみを用いて第1メタ情報を読み取って、この後、読み取った第1メタ情報をデータベースに入力して複数の対応メタ情報を読み取ることができる。
【0152】
この後の段階S122、段階S123及び段階S130は
図10を参考にして、上述したものと同じなので、説明を省略する。
【0153】
以下
図13で説明する実施例について説明する。
図13の実施例で、ユーザー端末10は段階S124で第1エモーティコン100の情報をサーバー20に伝送する。これは
図11の実施例で、ユーザー端末10が段階S124で第1メタ情報をサーバー20に伝送することと異なる。
【0154】
具体的に
図13の実施例で、サーバー20は第1エモーティコン100に関連されるメタ情報に関するデータベースを直接保存していても良いし、これに接近ができる。したがって、サーバー20は段階S125でデータベースに第1エモーティコン100を入力して複数の対応メタ情報を読み取ることができる。具体的に、サーバー20、まず第1エモーティコン100の識別情報(ID、固有番号など)のみを用いて、第1メタ情報をデータベースに入力して複数の対応メタ情報を読み取ることができる。
【0155】
この後の段階S126及び段階S130を参考にして上述したものと同じなので説明を省略する。
【0156】
以下、
図14を参考にして本発明のサーバー20がエモーティコンを推薦する方法について説明する。
【0157】
図14を参考にして説明するサーバー20は上述したユーザー端末10とネットワークを通じて連結されて動作することである。したがって、サーバー20がエモーティコンを推薦する方法を説明しながら、上述した内容と重複される内容は詳しい説明を省略する。
【0158】
まず、段階S210で、サーバー20はユーザー端末10に第1メタ情報と関連される第1エモーティコンを提供する。段階S210の後に、サーバー20はユーザー端末10から推薦エモーティコンの提供を求めるインタラクションの入力情報を受信することができる。
【0159】
そして、段階S220で、サーバー20はユーザー端末10で第1エモーティコンに対応される複数の推薦エモーティコンを提供する。ここで複数の推薦エモーティコンは第1及び第2推薦グループの中のいずれか一つに含まれることになる。
【0160】
そして、段階S230で、サーバー20はユーザー端末10から複数の推薦エモーティコンの中のいずれか一つを選んだ情報を受信する。
【0161】
そして、段階S240でサーバー20はユーザー端末10のチャット相手である相手端末30に選んだ推薦エモーティコンを提供する。
【0162】
本発明の各実施例に開示された技術的な特徴は該当の実施例のみに限定されるものではなく、お互いに両立不可能ではない限り、各実施例に開示された技術的な特徴はお互いに異なる実施例に併合されて適用されることができる。
【0163】
したがって、各実施例ではそれぞれの技術的な特徴を中心に説明するが、各技術的な特徴がお互いに両立不可能ではない限り、お互いに併合され適用されることができる。
【0164】
本発明は上述した実施例及び添付した図面に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者の観点から様々な修正及び変更ができるであろう。したがって、本発明の範囲は本明細書の請求範囲のみならず、この請求範囲と均等なものにより定められるべきである。
【符号の説明】
【0165】
10 ユーザー端末
20 サーバー
30 相手端末