(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-27
(45)【発行日】2024-03-06
(54)【発明の名称】インタフェース表示方法および電子デバイス
(51)【国際特許分類】
G09G 5/38 20060101AFI20240228BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20240228BHJP
G09G 5/02 20060101ALI20240228BHJP
G09G 5/10 20060101ALI20240228BHJP
【FI】
G09G5/38
G09G5/00 550C
G09G5/00 550X
G09G5/02 B
G09G5/10 B
(21)【出願番号】P 2022503814
(86)(22)【出願日】2020-07-30
(86)【国際出願番号】 CN2020105850
(87)【国際公開番号】W WO2021018248
(87)【国際公開日】2021-02-04
【審査請求日】2022-02-21
(31)【優先権主張番号】201910704755.2
(32)【優先日】2019-07-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】フ、ルハイ
(72)【発明者】
【氏名】ヘ、フ
(72)【発明者】
【氏名】ヘ、ハイミン
【審査官】橋本 直明
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2018/0017996(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0208241(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第103076943(CN,A)
【文献】特開2013-105468(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 5/38
G09G 5/00
G09G 5/02
G09G 5/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フルスクリーンディスプレイ電子デバイスに適用されるインタフェース表示方法であって、
フルスクリーンディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネン
トの位置を取得する段階であって、前
記位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含む、取得する段階と、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前
記位置に基づいて、前記正面センサインタラクションコンポーネン
トの前記位置に対応するターゲット機能アイコンを求めて構成ファイルを検索する段階であって、前記構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、前記フルスクリーンディスプレイ上の表示位置と、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含む前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの第2の表示位置とを含み、前記第2の幅範囲と前記第1の幅範囲との間の差および前記第2の高さ範囲と前記第1の高さ範囲との間の差の両方が、指定された範囲に含まれており、前記第2の表示位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前
記位置と同じか前
記位置に近い、検索する段階と、
前記ターゲット機能アイコンの表示形状を、前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記形状と同じである形状へ処理する段階と、
前記処理されたターゲット機能アイコンを前記フルスクリーンディスプレイ上に表示する段階であって、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は
、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記位置と同じか前
記位置に近く、前記処理されたターゲット機能アイコンは、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記第2の表示位置を占有し、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記形状と同じである、表示する段階と
を備える、方法。
【請求項2】
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、正面カメラと、受信機と、光センサと、距離センサとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、第1の機能を有し、前記ターゲット機能アイコンは、前記フルスクリーンディスプレイ電子デバイスの第2の機能に対応し、前記第2の機能は、前記第1の機能とは異なっている、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記構成ファイルを検索する段階は
、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記位置と、前記フルスクリーンディスプレイ電子デバイスの有効状態にある機能に対応する前記機能アイコンの表示位置とに基づいて前記ターゲット機能アイコンを求めて前記構成ファイルを検索する段階を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの正面センサインタラクションコンポーネントと、フルスクリーンディスプレイと、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを備える電子デバイスであって、
前記フルスクリーンディスプレイは、前記正面センサインタラクションコンポーネントの形状を前記フルスクリーンディスプレイ上に表示し、前記電子デバイスの各機能の機能アイコンおよび/またはテキストを表示するように構成され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、前記メモリに格納され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、命令を含み、前記命令が前記1つまたは複数のプロセッサにより呼び出されて実行された場合、前記電子デバイスは、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネン
トの位置を取得する段階であって、前
記位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含む、取得する段階と、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前
記位置に基づいて、前記正面センサインタラクションコンポーネン
トの前記位置に対応するターゲット機能アイコンを求めて構成ファイルを検索する段階であって、前記構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、前記フルスクリーンディスプレイ上の表示位置と、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含む前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの第2の表示位置とを含み、前記第2の幅範囲と前記第1の幅範囲との間の差および前記第2の高さ範囲と前記第1の高さ範囲との間の差の両方が、指定された範囲に含まれており、前記第2の表示位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前
記位置と同じか前
記位置に近い、検索する段階と、
前記ターゲット機能アイコンの表示形状を、前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記形状と同じである形状へ処理する段階と、
前記処理されたターゲット機能アイコンを前記フルスクリーンディスプレイ上に表示する段階であって、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は
、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記位置と同じか前
記位置に近く、前記処理されたターゲット機能アイコンは、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記第2の表示位置を占有し、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記形状と同じである、表示する段階と
を実行する、
電子デバイス。
【請求項6】
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、正面カメラと、受信機と、光センサと、距離センサとを含む、請求項5に記載の電子デバイス。
【請求項7】
前記電子デバイスは、
前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度を取得する段階と、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記位置における表示色および/または表示輝度を、前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されている前記ユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整する段階と
をさらに実行する、
請求項5または6に記載の電子デバイス。
【請求項8】
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、第1の機能を有し、前記ターゲット機能アイコンは、前記電子デバイスの第2の機能に対応し、前記第2の機能は、前記第1の機能とは異なっている、請求項5から7のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項9】
前記構成ファイルを検索する段階は
、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記位置と、前記電子デバイスの有効状態にある機能に対応する前記機能アイコンの表示位置とに基づいて前記ターゲット機能アイコンを求めて前記構成ファイルを検索する段階を含む、請求項5から8のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項10】
コンピュータ命令を備えるコンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータ命令が電子デバイス上で実行された場合、前記電子デバイスは、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ記憶媒体。
【請求項11】
コンピュータに、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、端末技術の分野に関し、特に、インタフェース表示方法および電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
フルスクリーン技術は、現在最も話題になっている技術のうちの1つである。フルスクリーン携帯電話は、ユーザの大部分に好まれ、求められている。ディスプレイ業界において、フルスクリーン技術は、超高画面対本体比を有する携帯電話の設計の比較的広い定義である。およそ100%の超高画面対本体比を求めて、文字通りに、携帯電話の前面全体が画面であり、携帯電話のディスプレイインタフェースが画面により完全に覆われ、携帯電話の4つのフレーム位置にはフレームが設計されていない。
【0003】
携帯電話の他の不可欠な基本的機能要件が、携帯電話、正面カメラ、携帯電話受信機、距離センサおよび光センサなど、正面センサインタラクションコンポーネントについて満たされる必要があるので、現在のフルスクリーン携帯電話を設計するプロセスにおいて、これらの正面センサインタラクションコンポーネントは、画面の下に隠され、ディスプレイ上のこれらの正面センサインタラクションコンポーネントに対応する表示領域は通常、画面上の別の領域とは異なる表示効果を有する。その結果、携帯電話の画面上に分断感が生じ得る。
図1に示されるように、現在のホールパンチスクリーン携帯電話を一例として挙げると、インタフェース100は、正面カメラが位置する表示領域101と、複数のアプリケーション等が位置する表示領域102とを含む。正面カメラが位置する表示領域101が原因で、フルスクリーン携帯電話のユーザインタフェースには分断感が生じ、これがユーザエクスペリエンスの低下につながる。
【0004】
結論として、フルスクリーン携帯電話の画面上に分断感が生じるという課題をどのように緩和するかが、現在早急に解決する必要がある技術的課題である。
【発明の概要】
【0005】
本願は、従来技術におけるフルスクリーンディスプレイの画面上の分断感という課題を解決するために、インタフェース表示方法および電子デバイスを提供する。
【0006】
第1の態様によれば、本願の一実施形態が、インタフェース表示方法を提供する。前記方法は、フルスクリーンディスプレイ技術における電子デバイスに適用され得る。フルスクリーンディスプレイは、およそ100%の超高画面対本体比を求めるために、電子デバイスの前面全体が画面であり、電子デバイスのディスプレイインタフェースが画面により完全にカバーされており、電子デバイスの4つのフレーム位置にはフレームが設計されていないことを意味する。前記方法は、具体的には、まず、フルスクリーンディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、次に、前記正面センサインタラクションコンポーネントに対応するターゲット機能アイコンを求めて構成ファイルを検索する段階であって、前記構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、前記フルスクリーンディスプレイ上の表示位置を含み、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの第2の表示位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近い、検索する段階と、次に、処理されたターゲット機能アイコンを前記フルスクリーンディスプレイ上に表示する段階であって、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は、前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近く、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状と同じか同様である、表示する段階とを備える。
【0007】
前述の技術的解決手段において、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面インタラクションコンポーネントの前記表示形状の前記第1の表示位置が取得され、前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近い前記第2の表示位置に対応する前記ターゲット機能アイコンを求めて、前記構成ファイルが検索され、前記ターゲット機能アイコンの前記形状は、前記第1の表示位置に対応する前記正面センサインタラクションコンポーネントと同じか同様である形状へ処理され、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの前記位置は、前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近い。このように、前記フルスクリーンディスプレイの分断感が緩和され得るので、フルスクリーン携帯電話のユーザインタフェースのユーザエクスペリエンスが向上し得る。
【0008】
可能な設計において、前記第1の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含んでよく、前記第2の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含み、前記第2の幅範囲と前記第1の幅範囲との間の差および前記第2の高さ範囲と前記第1の高さ範囲との間の差の両方が、指定された範囲に含まれる。
【0009】
前述の技術的解決手段において、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントに対応する前記表示位置(つまり、前記表示形状により占有される前記幅範囲および前記高さ範囲)は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの前記表示位置と同じか前記表示位置に近い。このように、前記正面センサインタラクションコンポーネントは、対応する表示位置において別々に表示される必要はない。前記ターゲット機能アイコンおよび前記正面センサインタラクションコンポーネントを同じ位置または近い位置に表示することにより、前記フルスクリーンディスプレイの分断感が緩和され得ると共に、ユーザエクスペリエンスが向上し得る。
【0010】
可能な設計において、前記正面センサインタラクションコンポーネントは、限定されるわけではないが、正面カメラと、受信機と、光センサと、距離センサとを含む。
【0011】
第2の態様によれば、本願の一実施形態が、インタフェース表示方法を提供する。前記方法は、フルスクリーンディスプレイ技術における電子デバイスに適用され得る。フルスクリーンディスプレイは、およそ100%の超高画面対本体比を求めるために、電子デバイスの前面全体が画面であり、電子デバイスのディスプレイインタフェースが画面により完全にカバーされており、電子デバイスの4つのフレーム位置にはフレームが設計されていないことを意味する。前記方法は、具体的には、フルスクリーンディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度を取得する段階と、前記第1の表示位置における表示色および/または表示輝度を、前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されている前記ユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整する段階とを備える。
【0012】
前述の技術的解決手段において、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状の前記第1の表示位置と、現在の前記ユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度とが取得され、前記第1の表示位置における前記色および/または前記輝度は、前記現在のユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整され、その結果、前記フルスクリーンディスプレイの分断感が緩和され得る。これにより、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0013】
第3の態様によれば、電子デバイスが提供される。前記電子デバイスは、少なくとも1つの正面センサインタラクションコンポーネントと、フルスクリーンディスプレイと、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを備える。前記フルスクリーンディスプレイは、前記正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状を前記フルスクリーンディスプレイ上に表示し、前記電子デバイスの各機能の機能アイコンおよび/またはテキストを表示するように構成され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、前記メモリに格納され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、命令を含み、前記命令が前記1つまたは複数のプロセッサにより呼び出されて実行された場合、前記電子デバイスは、第1の態様と、第1の態様または第2の態様の可能な設計とのいずれか1つにおいて説明された方法を実行できる。
【0014】
第4の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。前記コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納し、前記命令がコンピュータ上で実行された場合、前記コンピュータは、第1の態様、第1の態様の可能な設計または第2の態様の各実装のいずれか1つにおける方法を実行する。
【0015】
第5の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行された場合、前記コンピュータは、第1の態様および第1の態様の可能な設計または第2の態様の各実装のいずれか1つにおける方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本願の一実施形態によるホールパンチスクリーン携帯電話のインタフェースの概略図である。
【
図2】本願の一実施形態による可能な電子デバイスの構造の図である。
【
図3】本願の一実施形態によるユーザインタフェースの概略図である。
【
図4A】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図4B】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図4C】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図5A】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図5B】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図5C】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図6A】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図6B】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図6C】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図7A】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図7B】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図8A】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図8B】本願の一実施形態による一群のインタフェースの概略図である。
【
図9】本願の一実施形態によるインタフェース表示方法のフローチャートである。
【
図10】本願の一実施形態によるインタフェースの概略図である。
【
図11】本願の一実施形態による別のインタフェース表示方法のフローチャートである。
【
図12】本願の一実施形態による電子デバイスの構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、添付図面を参照して、本願の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0018】
本願の実施形態は、複数の電子デバイスに適用され得る。電子デバイスは、パーソナルデジタルアシスタント、音楽プレーヤおよび/または同様のものの機能を有するポータブル電子デバイス、例えば、無線通信機能を有する携帯電話、タブレットコンピュータまたはウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)であってよい。ポータブル電子デバイスの例示的な実施形態は、限定されるわけではないが、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Microsoft(登録商標)または別のオペレーティングシステムを用いたポータブル電子デバイスを含む。あるいは、ポータブル電子デバイスは、別のポータブル電子デバイス、例えば、タッチ感応面(例えば、タッチパネル)を有するラップトップ(laptop)コンピュータ、であってよい。本願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイスは代替的に、ポータブル電子デバイスではなく、タッチ感応面(例えば、タッチパネル)を有するデスクトップコンピュータであってよいことをさらに理解されたい。
【0019】
本願において、正面センサインタラクションコンポーネントは、限定されるわけではないが、正面カメラ、受信機、光センサおよび距離センサ等を含む。これらの正面センサインタラクションコンポーネントは、電子デバイスの前方の画像または音等を収集する機能を有するコンポーネントである。
【0020】
携帯電話の正面カメラを一例として挙げると、現在、電子デバイスは通常、例えば現在用いられているホールパンチスクリーンに穴を開けるという単純かつ粗い方式で正面カメラの位置を保持している。その結果、ユーザインタフェース(user interface、UI)のユーザエクスペリエンス効果が低くなり、強い分断感が生じてしまう。
図1に示されるように、フルスクリーン電子デバイスの表示処理では、いくつかの正面センサインタラクションコンポーネントが配置される場合にディスプレイの分断感という課題が生じるので、本願の実施形態では、表示される必要があるいくつかの従来のアイコン、例えば、バッテリレベルアイコンと、オペレータ信号アイコンと、横長モードでの表示が画面用に許容されている/許容されていないことを示すアイコンとを用いて、表示用のいくつかの正面センサインタラクションコンポーネントの表示領域をカバーしており、その結果、ユーザは、正面センサインタラクションコンポーネントと別の領域との間の分断感を感じることはできないが、全体的な表示効果に関していくつかの従来のディスプレイアイコンを見ることになり、これによりユーザエクスペリエンスが向上する。
【0021】
以下ではまず、本願の実施形態が適用され得る電子デバイスの構造を簡潔に説明する。その結果、当業者であれば、技術的解決手段を容易に理解できる。例えば、
図2に示されるように、以下では、本実施形態を具体的に説明するための一例として、電子デバイス100を用いる。
【0022】
電子デバイス100は、プロセッサ110、外部メモリインタフェース120、内部メモリ121、USBポート130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール151、無線通信モジュール152、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイク170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、SIMカードインタフェース195等を含み得る。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周辺光センサ180L、骨伝導センサ180M等を含み得る。
【0023】
本願の本実施形態において示される構造は電子デバイス100に関する特定の限定を構成しないことが理解され得る。本願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイス100は、図に示されるよりも多いか少ないコンポーネントを含んでもよく、いくつかのコンポーネントを組み合わせてもよく、いくつかのコンポーネントを分割してもよく、異なるコンポーネント配置を有してもよい。図に示されるコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実装され得る。
【0024】
プロセッサ110は、1つまたは複数の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、メモリ、映像コーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワーク処理ユニット(Neural-network Processing Unit、NPU)および/または同様のものを含み得る。異なる処理ユニットは、独立のコンポーネントであってもよく、1つまたは複数のプロセッサに統合されてもよい。
【0025】
コントローラは、電子デバイス100の中枢部および司令部であってよい。コントローラは、命令オペレーションコードと時系列信号とに基づきオペレーション制御信号を生成して、命令の読み取りおよび命令の実行の制御を完了し得る。
【0026】
メモリは、さらにプロセッサ110内に配置されてよく、命令およびデータを格納するように構成される。いくつかの実施形態において、プロセッサ110内のメモリは、キャッシュである。メモリは、プロセッサ110が用いたか繰り返し用いている命令またはデータを格納し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再び用いる必要がある場合、プロセッサ110は、命令またはデータを直接、またはメモリから呼び出し得る。これにより、アクセスの繰り返しが回避されてプロセッサ110の待機時間が低減することで、システム効率が向上する。
【0027】
プロセッサ110は、本願の実施形態において提供されるプロンプト情報表示方法を実行して、ユーザの偶発的タッチが原因でプロンプト情報が削除される確率を低減できる。異なるコンポーネントがプロセッサ110に統合される、例えば、CPUおよびGPUが統合される場合、CPUおよびGPUは、協働して、本願の実施形態において提供されるインタフェース表示方法を実行し得る。
【0028】
ディスプレイ194は、画像および映像等を表示するように構成される。ディスプレイ194は、表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリクス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flexible light-emitting diode、FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLEDまたは量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diode、QLED)等であってよい。いくつかの実施形態において、電子デバイス100は、1個またはN個のディスプレイ194を含み得る。Nは、1よりも大きい正の整数である。本願の本実施形態において、ディスプレイ194は、1つの統合フレキシブルディスプレイであってもよく、2つの強固な画面と、2つの強固な画面の間に位置する1つのフレキシブルスクリーンとを含むスプライスディスプレイであってもよい。本願の本実施形態におけるディスプレイ194は、フルスクリーンディスプレイである。言い換えると、およそ100%の超高画面対本体比を求めるために、電子デバイス100の前面全体が画面であり、電子デバイス100のディスプレイインタフェースが画面により完全にカバーされており、携帯電話の4つのフレーム位置にはフレームが設計されていない。ディスプレイ194を用いることにより、以下の実施形態を説明する。本明細書におけるディスプレイ194がフルスクリーンディスプレイであることを理解されたい。
【0029】
カメラ193(正面カメラ、背面カメラ、または正面カメラおよび背面カメラの両方として機能し得るカメラ)は、静止画像または映像を撮像するように構成される。通常、カメラ193は、レンズ群およびイメージセンサなどの感光素子を含み得る。レンズ群は、複数のレンズ(凸レンズまたは凹レンズ)を含んでおり、撮影対象物により反射される光信号を収集し、収集した光信号をイメージセンサへ転送するように構成される。イメージセンサは、光信号に基づいて、撮影対象物の元の画像を生成する。
【0030】
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを格納するように構成され得る。実行可能プログラムコードは、命令を含む。プロセッサ110は、内部メモリ121に格納された命令を実行して、電子デバイス100の様々な機能アプリケーションとデータ処理とを実行する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、およびアプリケーション(例えば、カメラアプリケーションまたはWeChat(登録商標)アプリケーション)のコード等を格納し得る。データ記憶領域は、電子デバイス100の使用中に作成されるデータ(例えば、カメラアプリケーションにより収集される画像または映像)等を格納し得る。内部メモリ121はさらに、本願の実施形態における構成ファイルに格納された位置情報等を格納し得る。
【0031】
加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリおよび汎用フラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)をさらに含んでよい。
【0032】
当然ながら、本願の本実施形態において提供されるアルゴリズムのコードは、代替的に、外部メモリに格納され得る。この場合、プロセッサ110は、外部メモリインタフェース120を用いることにより、アルゴリズムの、外部メモリに格納されたコードを実行して、偶発的タッチ防止処理をタッチ操作に対して実行し得る。以下では、センサモジュール180の機能を説明する。
【0033】
ジャイロセンサ180Aは、電子デバイス100の動作姿勢を判定するように構成され得る。いくつかの実施形態において、3つの軸(つまり、x軸、y軸およびz軸)を中心とした、電子デバイス100の角速度は、ジャイロセンサ180Aを用いることにより判定され得る。言い換えると、ジャイロセンサ180Aは、電子デバイス100の現在の動作状態、例えば、揺れ状態または静止状態を検出するように構成され得る。
【0034】
加速度センサ180Bは、電子デバイス100の様々な方向(通常は3つの軸)における加速度を検出し得る。言い換えると、ジャイロセンサ180Aは、電子デバイス100の現在の動作状態、例えば、揺れ状態または静止状態を検出するように構成され得る。
【0035】
光学式近接センサ180Gは、例えば、発光ダイオード(LED)と、フォトダイオードなどの光検出器とを含み得る。発光ダイオードは、赤外線発光ダイオードであってよい。携帯電話は、発光ダイオードを用いることにより、赤外光を発する。携帯電話は、フォトダイオードを用いることにより、近くの物体から反射した赤外光を検出する。十分な反射光が検出された場合、携帯電話は、携帯電話の近くに物体が存在していると判定し得る。不十分な反射光が検出された場合、携帯電話は、携帯電話の近くに物体が存在していないと判定し得る。
【0036】
ジャイロセンサ180A(または加速度センサ180B)は、検出された動作ステータス情報(例えば、角速度)をプロセッサ110へ送信し得る。プロセッサ110は、動作ステータス情報に基づいて、電子デバイス100が現在ハンドヘルド状態にあるか三脚状態にあるかを判定する(例えば、角速度が0ではない場合、これは、電子デバイス100がハンドヘルド状態にあることを示している)。
【0037】
指紋センサ180Hは、指紋を収集するように構成される。電子デバイス100は、収集された指紋の特徴を用いて、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックアクセス、指紋ベースの撮影および指紋ベースの通話応答等を実装し得る。
【0038】
タッチセンサ180Kは、「タッチパネル」とも称される。タッチセンサ180Kは、ディスプレイ194上に配置されてよく、タッチセンサ180Kおよびディスプレイ194は、タッチスクリーンを形成する。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上またはタッチセンサ180Kの近くで実行されるタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、タッチイベントのタイプを判定するために、検出したタッチ操作をアプリケーションプロセッサへ転送し得る。ディスプレイ194を用いることにより、タッチ操作に関連する視覚的出力が提供され得る。いくつかの他の実施形態において、タッチセンサ180Kは、代替的に、ディスプレイ194の位置とは異なる位置において電子デバイス100の表面上に配置され得る。
【0039】
例えば、電子デバイス100のディスプレイ194は、ホーム画面を表示し、ホーム画面は、複数のアプリケーション(例えば、カメラアプリケーションおよびWeChatアプリケーション)のアイコンを含む。ユーザは、タッチセンサ180Kを用いることによりホーム画面上のカメラアプリケーションのアイコンをタップすることで、カメラアプリケーションを開いてカメラ193をオンにするようプロセッサ110をトリガする。ディスプレイ194は、カメラアプリケーションのインタフェース、例えば、ビューファインダインタフェースを表示する。本願の本実施形態において、ディスプレイ194がプロンプト情報を表示する場合、プロセッサ110は、タッチセンサ180Kが受信するタッチ操作に対して偶発的タッチ防止処理を実行する。
【0040】
電子デバイス100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール151、無線通信モジュール152、モデムプロセッサおよびベースバンドプロセッサ等を通じて実装され得る。
【0041】
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するように構成される。電子デバイス100内の各アンテナは、1つまたは複数の通信帯域をカバーするように構成され得る。さらに、異なるアンテナを多重化して、アンテナの利用率を向上させ得る。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワーク内のダイバーシティアンテナとして多重化され得る。いくつかの他の実施形態において、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて用いられ得る。
【0042】
モバイル通信モジュール151は、2G、3G、4Gまたは5G等を含み、かつ、電子デバイス100に適用される、無線通信の解決手段を提供し得る。モバイル通信モジュール151は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器および低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)等を含み得る。モバイル通信モジュール151は、アンテナ1を通じて電磁波を受信し、受信した電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、処理した電磁波を復調のためにモデムプロセッサへ送信し得る。モバイル通信モジュール151はさらに、モデムプロセッサにより変調された信号を増幅し、アンテナ1を通じた放射のためにこの信号を電磁波に変換し得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール151の少なくともいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110内に配置され得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール151の少なくともいくつかの機能モジュールと、プロセッサ110の少なくともいくつかのモジュールとは、同じデバイス内に配置され得る。
【0043】
モデムプロセッサは、変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信対象の低周波数ベースバンド信号を中間周波数/高周波数の信号に変調するように構成される。復調器は、受信した電磁波信号を低周波数ベースバンド信号に復調するように構成される。次に、復調器は、復調を通じて取得された低周波数ベースバンド信号を処理のためにベースバンドプロセッサへ転送する。低周波数ベースバンド信号は、ベースバンドプロセッサにより処理され、次に、アプリケーションプロセッサへ転送される。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス(スピーカ170Aまたは受信機170B等に限定されない)を用いることにより音響信号を出力するか、ディスプレイ194を用いることにより画像または映像を表示する。いくつかの実施形態において、モデムプロセッサは、独立のデバイスであってよい。いくつかの他の実施形態において、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立していてよく、モバイル通信モジュール151と同じデバイスまたは別の機能モジュール内に配置される。
【0044】
無線通信モジュール152は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi(登録商標))ネットワーク)、Bluetooth(登録商標)(Bluetooth、BT)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術または赤外線(infrared、IR)技術等を含み、かつ、電子デバイス100に適用される、無線通信の解決手段を提供し得る。無線通信モジュール152は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合した1つまたは複数のデバイスであってよい。無線通信モジュール152は、アンテナ2を通じて電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を実行し、処理した信号をプロセッサ110へ送信する。無線通信モジュール152はさらに、送信対象の信号をプロセッサ110から受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を通じた放射のために信号を電磁波に変換し得る。
【0045】
加えて、電子デバイス100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイク170C、ヘッドセットジャック170Dおよびアプリケーションプロセッサ等を用いることにより、オーディオ機能、例えば、音楽の再生および記録を実装し得る。電子デバイス100は、ボタン190の入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成し得る。電子デバイス100は、モータ191を用いることにより、振動プロンプト(例えば、着信振動プロンプト)を生成し得る。電子デバイス100内のインジケータ192は、インジケータライトであってよく、充電ステータスと電力の変化とを示すように構成されてよく、メッセージ、不在着信および通知等を示すようにも構成されてよい。電子デバイス100内のSIMカードインタフェース195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、電子デバイス100との接触または電子デバイス100からの分離を実装するために、SIMカードインタフェース195に挿入されてもよく、SIMカードインタフェース195から取り外されてもよい。
【0046】
本願の実施形態において提供されるインタフェース表示方法は、
図2に示される前述の電子デバイス、または
図2におけるものと同様の機能および構造を有する電子デバイスに適用され得る。言い換えると、方法は、対応するソフトウェアプログラムとの組み合わせで、電子デバイスの各ハードウェア部分により、実行され得る。
【0047】
本願の実施形態の説明において、「第1の」および「第2の」という用語は、説明を意図しているに過ぎず、相対的な重要性の示唆または含意とも、示される技術的特徴の数についての黙示的な示唆とも理解されないものとする。したがって、「第1の」または「第2の」により限定される特徴が、1つまたは複数の特徴を明示的または黙示的に含み得る。本願の実施形態の説明において、別段の記載がない限り、「複数の」は、2つまたはそれよりも多くを意味する。
【0048】
本願の実施形態の以下の説明において、正面カメラは一例として説明されることに留意されたい。これは、本願において限定されない。例えば、センサなどの別の正面センサインタラクションコンポーネントが用いられ得る。
【0049】
図3に示されるように、電子デバイス100のディスプレイ194は、ユーザインタフェース200を表示する。ユーザインタフェースは、ステータスバー201およびナビゲーションバー202を含み得る。ステータスバー201は、事業者名(例えば、China Mobile)アイコン、モバイルネットワーク(例えば、4G)アイコン、Bluetoothアイコン、時間アイコンおよび残り電力アイコン等をさらに含み得る。加えて、いくつかの他の実施形態において、ステータスバー201は、Wi-Fiアイコンおよび外部デバイスアイコン等をさらに含み得ることが理解され得る。ナビゲーションバー202は、戻るボタン(back button)アイコン、ホームボタン(home button)アイコンおよびメニューボタン(menu button)アイコン等を含み得る。ナビゲーションバー202は、隠せる領域であり、仮想ボタン領域とも称され得ることに留意されたい。本願の本実施形態において、電子デバイス100のディスプレイ194に表示されるユーザインタフェース200に含まれるステータスバー201およびナビゲーションバー202は、ユーザインタフェース200内の機能独立領域として理解され得る。
【0050】
本願の実施形態におけるフルスクリーン携帯電話は、正面センサインタラクションコンポーネントが画面よりも下にある、言い換えると、画面上の正面センサインタラクションコンポーネントに対応する領域が表示可能領域であるフルスクリーン携帯電話である。
【0051】
例えば、電子デバイスは携帯電話であり、カメラは正面カメラである。現在のフルスクリーン携帯電話では、正面カメラは一般的に、ホールパンチスクリーンを用いることにより画面構造内に配置される。ハードウェア構造のこの設計では、ユーザに提供される知覚効果が比較的低い。本願の実施形態では、画面上の正面カメラの表示領域と、画面上の機能独立領域とに対して多重化が実行されてよく、これは、正面カメラに対応する表示領域が画面上の機能独立領域に表示され得るように携帯電話のハードウェア構造が設計されていることも意味し得る。
【0052】
実際の用途では、正面センサインタラクションコンポーネントの位置は通常、ユーザインタフェース内の機能アイコンまたはテキストの位置を一致させることにより調整される必要があることに留意されたい。
【0053】
いくつかの実施形態において、正面カメラに対応する表示領域がステータスバー領域内に表示され、かつ、携帯電話が縦長モードである場合、
図4A、
図4Bおよび
図4Cに示されるように、ユーザインタフェース300は、ステータスバー301と、カメラアイコン302などのアプリケーションアイコンと、他のアプリケーションアイコンとを含み、ステータスバー領域は、事業者名(China Mobileなど)アイコン、モバイルネットワーク信号アイコンおよび電力情報アイコン等を含む。この場合、携帯電話の正面カメラは、ポップアップカメラを用いることにより実装され得る。一例において、ユーザが撮影を実行する必要があると仮定すると、ユーザがカメラアイコン302をタップした場合、携帯電話は、ユーザの第1の操作(例えば、タップ操作)に応答して、携帯電話の内部から、下部から上部へ上がるよう、正面カメラ311を制御してよく、次に、フレームインタフェース310が、携帯電話のディスプレイ上に表示されてよい。加えて、ユーザが撮影操作を完了した後に、ユーザがカメラアプリケーションから抜け出る第2の操作を実行すると仮定すると、携帯電話は、ユーザの第2の操作に応答して、携帯電話の内部へ、上部から下部へ降下して隠れるよう、正面カメラ311を有効にしてよく、携帯電話は、ユーザインタフェース300へ戻る。
【0054】
図5A、
図5Bおよび
図5Cに示されるように、携帯電話が横長モードである場合、ユーザインタフェース400は、携帯電話のディスプレイ上に表示され得る。ユーザインタフェース400は、ステータスバー401およびアプリケーションアイコン領域を含んでよく、アプリケーションアイコン領域は、カメラアイコン402を含む。ユーザが撮影を実行する必要があると仮定すると、ユーザは、横長モードでカメラアイコン402をタップすることがあり、携帯電話は、ユーザのタップ操作に応答して、携帯電話の内部から、右から左へ突出するよう、正面カメラ411を制御してよく、フレームインタフェース410が、携帯電話のディスプレイ上に表示されてよい。ユーザが撮影操作を完了した後に、携帯電話は、ユーザにより実行されるカメラアプリケーションを抜け出る操作に応答して、携帯電話の内部へ、左から右へ後退して隠れるよう、正面カメラ411を有効にしてよく、携帯電話は、ユーザインタフェース400へ戻る。
【0055】
前述の実施形態において、電子デバイスでは、横長モードおよび縦長モードにおけるユーザインタフェースは同じであり、横長モードおよび縦長モードにおける正面カメラのポップアップ方向のみが異なることが理解され得る。
【0056】
正面カメラ、携帯電話、受信機、距離センサおよび光センサなど、正面センサインタラクションコンポーネントについての、前述の実施形態における説明に基づいて、これらの正面センサインタラクションコンポーネントは、本願の実施形態における携帯電話の内部の空間に配置され得る。正面センサインタラクションコンポーネントが用いられる必要がある場合、携帯電話から出てくるよう、対応する正面センサインタラクションコンポーネントをトリガするために、携帯電話上のアイコンがそれに応じて制御されてもよく、別の命令形式が用いられてもよい。正面センサインタラクションコンポーネントが用いられた後に、携帯電話の内部に後退するか隠れるよう、対応する正面センサインタラクションコンポーネントをトリガするために、携帯電話上のアイコンがそれに応じて制御されてもよく、別の命令形式が用いられてもよい。このように、これらの正面センサインタラクションコンポーネントが配置される位置は、フルスクリーンディスプレイインタフェースにおいて回避される必要がない。その結果、フルスクリーン携帯電話のユーザインタフェースのユーザエクスペリエンスが向上し、分断感が緩和される。
【0057】
当然ながら、前述の実施形態は、ステータスバーを一例として用いることにより説明されているに過ぎないことが理解され得る。代替的に、本願では、タスクバーまたは仮想ボタン領域等に基づき、対応する調整が行われ得る。ここでは詳細を説明しない。
【0058】
本願の別の実施形態では、電子デバイスの前述の説明されたハードウェア設計に加え、機能独立領域内に表示されるアイコンまたはテキスト等も、ソフトウェア内に設計され得る。その結果、正面センサインタラクションコンポーネントに対応する表示領域が、機能独立領域内のいくつかの既存のアイコンまたはテキストに表示され得る。これにより、画面の分断感が緩和され、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0059】
説明を容易にするために、正面インタラクションコンポーネントに対応する表示領域は、以下の特別表示領域として示される。本願の実施形態には、指定された機能のアイコンおよびテキストの複数の表示方式があるので、指定された機能のアイコンおよびテキストは、特別表示領域の形状および性能など、特徴に基づいて再設計され得る。
【0060】
本願のいくつかの実施形態において、電子デバイス100は、電子デバイス100のディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントに対応する表示領域の位置に基づいて、ステータスバーに表示されるアイコンの表示方式を設定し得る。一例において、正面センサインタラクションコンポーネントが正面カメラであり、かつ、携帯電話が縦長モードである例を用いることにより、説明を行う。
図6A、
図6Bおよび
図6Cに示されるように、携帯電話が現在のホールパンチスクリーン携帯電話であり、ユーザが携帯電話上の1つのSIMカードを用いており、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)が接続されていないと仮定すると、
図6Aに示される携帯電話のユーザインタフェース500はステータスバー領域内のアイコンを含み得る。例えば、これらのアイコンは、左から右へ順に表示される事業者名(China Mobile)アイコン501、正面カメラアイコン502、時間情報アイコン503および電力情報アイコン504であってよい。
【0061】
電子デバイス100は、まず、画面上の正面カメラに対応する位置情報を取得し、次に、有効状態および/または無効状態にある電子デバイスの異なる機能に対応する、画面上の正面カメラに対応する位置情報およびステータスバー上の機能アイコンの位置情報に基づいて、ステータスバー上にあり、かつ、画面上の正面カメラに対応する位置情報に対応する、対応するアイコンを求めて、電子デバイス100の構成ファイルを検索し得る。画面上の正面カメラに対応する位置情報がWi-Fi有効状態における画面上のステータスバーのWi-Fi信号アイコンの位置情報であると仮定すると、本願の本実施形態において、Wi-Fiが有効化された後に、電子デバイス100は、
図6Cに示されるユーザインタフェース510内のアイコン511を用いることにより、Wi-Fi信号アイコンを表示し得る。画面上に表示される、正面カメラの形状が、通常は円なので、Wi-Fi信号アイコンも、同じか同様の形状で表示され得る。言い換えると、既存のWi-Fi信号アイコンが、画面上に表示される、正面カメラの形状に基づき修正または調整されることで、特別表示領域内のアイコン511が取得される。周辺表示領域内のアイコン511と他のアイコンとの間の分断感は、全体として比較的わずかであり、その結果、ユーザエクスペリエンスが向上することが分かる。
【0062】
別の例において、ユーザが携帯電話上の1つのSIMカードを用いており、Wi-Fiが接続されていると仮定すると、携帯電話のユーザインタフェース500は、
図6Bに示されてよく、言い換えると、ステータスバー上に含まれるアイコンは、左から右へ順に、事業者名(China Mobile)アイコン501、正面カメラアイコン502、Wi-Fi信号アイコン503、時間情報アイコン504および電力情報アイコン505である。本願の本実施形態において、電子デバイス100は、まず、画面上の正面カメラに対応する位置情報を取得し、次に、画面上の正面カメラに対応する位置情報と、ステータスバー上にあり、かつ、電子デバイスの現在有効な機能に対応する機能アイコンの位置情報とに基づいて、画面上の正面カメラに対応する位置情報に隣接しているか近い機能アイコンを求めて、電子デバイス100の構成ファイルを検索し得る。画面上の正面カメラに対応する位置情報が画面のWi-Fi信号アイコンに対応する位置情報に隣接していると仮定すると、本願の本実施形態において、Wi-Fi信号アイコン503も、
図6Cに示されるユーザインタフェース510内のアイコン511、すなわち、
図6A、
図6Bおよび
図6Cに示されるユーザインタフェース510内のWi-Fi信号アイコン511を用いることにより表示され得る。
【0063】
位置情報は座標領域情報として理解され得ることが理解され得る。したがって、画面上の正面カメラに対応する位置領域は、画面上のWi-Fi信号アイコンに対応する位置領域よりも小さいかそれに等しくてよい。
【0064】
電子デバイス100の構成ファイルは、電子デバイス100の各機能に対応するアイコンを表示する、画面上の位置情報を、機能が有効状態にある場合に格納してよく、位置情報は、有効状態における固定された機能の位置情報、例えば、時間情報および電力情報を含んでよく、また、少なくとも1つの機能が有効である場合、画面上の各機能を表示する、対応する位置情報を含んでよく、Bluetoothが有効化されており、Wi-Fiが無効化されている場合、例えば、ステータスバーに表示されるアイコンの位置情報を含んでよく、BluetoothおよびWi-Fiが有効化されている場合、ステータスバーに表示される機能アイコンの位置情報を含んでよいことに留意されたい。位置情報はリストの形態で構成ファイルに格納され得ることが理解され得る。これは、本願において限定されない。
【0065】
別の例において、ユーザが携帯電話上の1つのSIMカードを用いており、Wi-Fiが接続されており、全地球測位システム(global positioning system、GPS)が有効化されていると仮定すると、
図7Aおよび
図7Bに示されるユーザインタフェース600がステータスバーを含んでよく、具体的には、ステータスバーは、事業者名(China Mobile)アイコン601、正面カメラアイコン602、GPSアイコン603、Wi-Fi信号アイコン604、時間情報アイコン605および電力情報アイコン606を左から右へ順に表示し得る。電子デバイス100は、まず、画面上の正面カメラに対応する位置情報を取得し、次に、画面上の正面カメラに対応する位置情報と、電子デバイスの現在有効な各機能に対応する機能アイコンの、画面上の位置情報とに基づいて、画面上の正面カメラに対応する位置情報に隣接しているか近い機能アイコンを求めて、電子デバイス100の構成ファイルを検索し得る。画面上の正面カメラに対応する位置情報が画面上のGPSアイコン603に対応する位置情報に隣接していると仮定すると、GPSアイコン603は、
図7Aおよび
図7Bに示されるユーザインタフェース610内のGPSアイコン611を用いることにより表示され得る。画面上に表示される、正面カメラの形状が、通常は円なので、既存の表示されているGPSアイコンも、円と同じか同様である形状へ処理されてよく、画面上に表示される、正面カメラのアイコン602の位置に表示されてよい。その結果、特別表示領域内のアイコン611と周辺表示領域内の他のアイコンとの間の分断感は、全体として比較的わずかであり、これにより、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0066】
当然ながら、代替的に、電子デバイス100は、まず、画面上の正面カメラに対応する位置情報を取得し、次に、画面上の正面カメラに対応する位置情報と、有効状態にある電子デバイスの各機能に対応する機能アイコンの位置情報とに基づいて、画面上の正面カメラに対応する位置情報内の機能アイコンを求めて、電子デバイス100の構成ファイルを検索し得ることが理解され得る。例えば、GPSが携帯電話上で有効ではない場合において、正面カメラの位置情報が、GPSが有効状態にあるときのステータスバーに表示されている位置情報であることが分かったときは、本願の本実施形態において、GPSが有効化された後に、
図7Aおよび
図7Bに示されるユーザインタフェース610内のGPSアイコン611が表示されてよく、その結果、ユーザインタフェース600内のアイコン602により引き起こされる、ディスプレイの分断感が回避され、ユーザエクスペリエンスがより良くなる。
【0067】
本願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイス100はまた、正面センサインタラクションコンポーネントの形状情報を取得し、正面センサインタラクションコンポーネントの形状情報に基づいて、ステータスバーに表示されるアイコンの表示方式を設定し得る。
図8Aおよび
図8Bに示されるように、ユーザが携帯電話上の1つのSIMカードを用いており、Wi-Fiが接続されていると仮定すると、ユーザインタフェース700が、携帯電話のディスプレイ上に表示され得る。ユーザインタフェース700内のステータスバーは、事業者名(China Mobile)アイコン701、正面カメラアイコン702、Wi-Fi信号アイコン703、受信機アイコン704、時間情報アイコン705および電力アイコン706を左から右へ順に表示し得る。正面カメラアイコン702の形状は通常、円であり、受信機アイコン704の形状は、矩形と理解され得る。Wi-Fi信号アイコン703は、円形状で表示されてよく、バッテリレベルアイコン706は、矩形形状で表示されてよい。したがって、本願の本実施形態において、円形のWi-Fi信号アイコン703は、正面カメラの位置に表示されてよく、矩形の電力アイコン706は、受信機の位置に表示されてよい。例えば、
図8Aおよび
図8Bに示されるユーザインタフェース710を参照すると、事業者名(China Mobile)アイコン701、Wi-Fi信号アイコン711、電力アイコン712、時間情報アイコン705および電力情報アイコン713が、ユーザインタフェース710のステータスバーに左から右へ順に表示される。当然ながら、代替的に、電力情報アイコン713は表示されなくてよいことが理解され得る。
図8Aおよび
図8Bに示されるユーザインタフェース710内の電力アイコン712に示される空白領域は消費電力であり、黒色領域(黒色領域は、代替的に、実際の使用において、緑色領域または黄色領域等であってよく、これは本願の本実施形態において限定されない)は電子デバイスの現在の残り電力であることに留意されたい。
【0068】
前述の実施形態に基づいて、本願の一実施形態が、インタフェース表示方法を提供する。この方法における電子デバイスの構造は、
図2に示される電子デバイス100の構造の図であってよい。
図9に示されるように、この方法は、以下の段階を含む。
【0069】
段階901:電子デバイス100が、ディスプレイ194上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する。本願の本実施形態において、ディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置は、ディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含む。具体的には、正面センサインタラクションコンポーネントは、正面カメラ、受信機、光センサおよび距離センサ等を含み得る。正面センサインタラクションコンポーネントは、前述のコンポーネントに限定されない。これは、本願において限定されない。
【0070】
段階902:電子デバイス100が、正面センサインタラクションコンポーネントに対応するターゲット機能アイコンを求めて、内部構成ファイルを検索する。ディスプレイ194上のターゲット機能アイコンの第2の表示位置は、ディスプレイ194上の正面センサインタラクションコンポーネントの第1の表示位置と同じかそれに近くてよい。構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、ディスプレイ上の表示位置を含む。
【0071】
第2の表示位置は、ディスプレイ上のターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含む。第2の幅範囲と第1の幅範囲との間の差および第2の高さ範囲と第1の高さ範囲との間の差の両方は、指定された範囲に含まれる。段階903:電子デバイス100がディスプレイ194上の処理されたターゲット機能アイコンを表示する。
【0072】
可能な実装において、電子デバイス100は、ターゲット機能アイコンを処理し得る。処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は、第1の表示位置と同じかそれに近く、処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、ディスプレイ194上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状と同じか同様である。
【0073】
さらに、本願の本実施形態において、特別表示領域と周辺領域との間の分断感を緩和するために、機能独立領域に表示されるアイコンまたはテキストの輝度が調整されてもよく、機能アイコンの色が調整されてもよく、機能アイコンの輝度および色の両方が調整されてもよい。
【0074】
本願のいくつかの実施形態において、信号アイコンまたはテキストの色および/または輝度が調整される場合、電子デバイスの画面上の背景色および/または背景輝度に基づいて、調整が行われ得る。例えば、特定の調整範囲が、携帯電話の画面上の背景色および/または背景輝度に基づいて設定されてよく、次に、指定された調整範囲内で調整が行われる。当然ながら、調整方式が前述の方式に限定されないことが理解され得る。これは、本願において限定されない。
【0075】
電子デバイスが縦長モードである場合、一例において、Wi-Fiが有効化された後に、画面上の正面カメラに対応する位置情報が、Wi-Fi信号アイコンが位置する位置範囲に含まれていると仮定すると、特別表示領域と周辺領域との間の分断感を緩和するために、本願の本実施形態において、Wi-Fi信号アイコンの輝度が調整されてもよく、Wi-Fi信号アイコンの色が調整されてもよく、Wi-Fi信号アイコンの輝度および色の両方が調整されてもよい。
図6A、
図6Bおよび
図6Cは、一例として用いられている。ユーザインタフェース510内のWi-Fi信号アイコン511が白であり、携帯電話の現在の背景色が青色であると仮定すると、Wi-Fi信号アイコン511の色は、白から青色へ、または青色に比較的類似した色へ調整され得る。このように、ユーザは、画面の全体的な効果に関して、わずかな分断感を感じ得る。
【0076】
電子デバイスが横長モードである場合、
図10に示されるように、ユーザインタフェース800内に含まれるステータスバーは、正面カメラアイコン801、事業者名(China Mobile)アイコン802、モバイルネットワークアイコン803、時間情報アイコン804および電力アイコン805を左から右へ順に表示し得る。正面カメラの位置が横長モードにおける左上隅の位置(すなわち、縦長モードにおける右上隅の位置)であると仮定する。一例において、画面上の正面カメラに対応する位置情報が事業者名(例えば、China Mobile)アイコンの位置に隣接していると仮定すると、特別表示領域と周辺領域との間の分断感を緩和するために、本願の本実施形態において、正面カメラアイコン801の輝度およびChina Mobileアイコン802等が調整されてもよく、正面カメラアイコン801およびChina Mobileアイコン802の色が調整されてもよく、China Mobileアイコン802の輝度および色の両方が調整されてもよい。例えば、携帯電話の現在の背景色が緑色である場合、正面カメラに対応する表示領域の違和感を緩和するために、正面カメラアイコン801の色と、China Mobileという2語とが、緑色へ、または緑色と比較的類似した色へ調整されてよく、正面カメラアイコン801の輝度と、China Mobileという2語とが拡張されてよい。
【0077】
本願のいくつかの他の実施形態において、正面カメラに対応する表示領域の輝度および/または色が調整され得る。
図6A、
図6Bおよび
図6Cに示されるユーザインタフェース500内の正面カメラ502は、一例として用いられている。正面カメラ502に対応する表示領域は、携帯電話の画面上で黒である。携帯電話の背景色が黄色であると仮定すると、正面カメラ502に対応する表示領域の色は、黄色へ、または類似の色へ調整され得る。
【0078】
さらに、可能な設計において、ステータスバーが一例として用いられる。特別表示領域がステータスバー領域内に表示される場合、本願の本実施形態において、ステータスバー領域内のアイコンまたはテキストが、アイコンの順序に基づくカラーグラデーション方式において対応する色で表示されてもよく、例えばステータスバー上のテキストが暗から明へ表示され得る。
図7Aおよび
図7Bは、一例として用いられている。ユーザインタフェース610の背景色が、左から右へ向かって暗から明へ徐々に変化する勾配色であると仮定すると、China Mobileアイコン601の色が最も暗く設定されてよく、GPSアイコン611の色が2番目に暗く設定されてよく、類推により、バッテリ情報アイコン606の色が最も明るい。このように、画面上の全体的な効果に関して、分断感はわずかであり、その結果、ユーザエクスペリエンスがより良くなる。
【0079】
別の可能な設計において、ステータスバー領域内のアイコンまたはテキストは、代替的に、輝度勾配方式で表示され得る。例えば、
図7Aおよび
図7Bに示されるユーザインタフェース610内に含まれるステータスバー領域内のアイコンの輝度は、低から高へ徐々に変化し得る。このように、別の領域に対する、正面カメラに対応する表示領域の違和感が、緩和され得る。
【0080】
さらに別の可能な設計において、ステータスバー領域内のアイコンまたはテキストは、代替的に、色および輝度勾配方式で表示され得る。
図7Aおよび
図7Bを一例として挙げると、ユーザインタフェース610内に含まれる事業者名(China Mobile)アイコン601、GPSアイコン611、Wi-Fi信号アイコン614、時間情報アイコン605およびバッテリレベルアイコン606の対応する色および輝度は、左から右へ調整され得る。例えば、これらの色は、暗から明へ徐々に変化するように設定されてよく、輝度は、低から高へ徐々に変化するように設定されてよい。
【0081】
当然ながら、前述の実施形態における輝度調整方式および色調整方式の両方は例を用いることにより説明されていることが理解され得る。本願において、調整は、別の方式で行われ得る。これは、本明細書において限定されない。加えて、前述の実施形態における表示方式は、正面カメラに対応する表示領域の一例を用いることにより説明されているに過ぎない。別の正面センサインタラクションコンポーネントの表示領域の表示処理プロセスは、正面カメラに対応する表示領域の処理プロセスと同様であり、ここでは詳細を再び説明しない。
【0082】
さらに、本願の一実施形態が、インタフェース表示方法を提供する。この方法における電子デバイスの構造は、
図2に示される電子デバイス100の構造の図であってよい。
図11に示されるように、この方法は、以下の段階を含む。
【0083】
段階1101:電子デバイス100が、ディスプレイ194上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する。
【0084】
段階1102:電子デバイス100が、ディスプレイ194上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度を取得する。段階1101および段階1102を実行する際の順序はない。本願の本実施形態において、段階1101が段階1102の前に実行されてもよく、段階1102が段階1101の前に実行されてもよく、段階1101および段階1102が同時に実行されてもよい。
【0085】
段階1103:電子デバイス100が、第1の表示位置における表示色および/または表示輝度を、ディスプレイ上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整する。
【0086】
前述の実施形態に基づいて、本願の一実施形態がさらに電子デバイスを提供し、電子デバイスは、これらの図におけるインタフェース表示方法を実装するように構成される。
図12に示されるように、電子デバイス1200は、1つまたは複数のプロセッサ1201、1つまたは複数のメモリ1202、ディスプレイ1203、少なくとも1つの正面センサインタラクションコンポーネント1204および1つまたは複数のコンピュータプログラムを含み得る。1つまたは複数のコンピュータプログラムは、1つまたは複数のメモリ1202(図には示されていない)に格納されており、前述のコンポーネントは、1つまたは複数の通信バス1206を用いることにより結合され得る。ディスプレイ1203は、正面センサインタラクションコンポーネント1204の表示形状をフルスクリーンディスプレイ上に表示し、電子デバイスの各機能の機能アイコンおよび/またはテキストを表示するように構成されたフルスクリーンディスプレイである。当然ながら、ディスプレイ1203はさらに、電子デバイスにインストールされた各アプリケーションのアイコン、またはアプリケーションが開かれた場合のユーザインタフェース等を表示し得る。
【0087】
メモリ1202は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを格納し、1つまたは複数のコンピュータプログラムは、命令を含む。プロセッサ1201は、メモリ1202に格納された命令を呼び出し、その結果、電子デバイス1200は、
図4Aと、
図4Bと、
図4Cから
図11とに示される前述の方法の実施形態を実行できる。
【0088】
本願の本実施形態において、プロセッサ1201は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイスまたは個別のハードウェアコンポーネントであってよく、本願の実施形態において開示された方法、段階および論理ブロック図を実装または実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサ等であってよい。本願の実施形態を参照して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサを用いることにより直接実行され得るか、またはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることにより実行され得る。ソフトウェアモジュールは、メモリ1202内に位置してよく、プロセッサ1201は、メモリ1202内のプログラム命令を読み取り、プロセッサ1201のハードウェアとの組み合わせで、前述の方法における段階を完了させる。
【0089】
本願の本実施形態において、メモリ1202は、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)などの不揮発性メモリであってもよく、RAMなどの揮発性メモリ(volatile memory)であってもよい。メモリは、代替的に、期待されるプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で保持または格納するように構成されてよく、かつ、コンピュータによりアクセスされ得る任意の他の媒体であってよいが、これに限定されない。本願の本実施形態におけるメモリは、代替的に、回路、または格納機能を実装できる任意の他の装置であってよく、命令および/またはデータを格納するように構成される。
【0090】
説明の利便性および簡潔性のために、本発明の実施形態が実装された後の、
図12に示される電子デバイス1200の特定の動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照すべきこと、およびここでは詳細が再び説明されないことが、当業者には明確に理解され得る。電子デバイス1200のより詳細な構造および機能については、
図2に示される実施形態において説明された前述の詳細を参照されたい。
【0091】
前述の実施形態に基づいて、本願はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムがコンピュータにより実行された場合、コンピュータは、
図4Aと、
図4Bと、
図4Cから
図11とに示される前述の方法の実施形態を実行する。
【0092】
本願の一実施形態がさらに、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行された場合、コンピュータは、
図4Aと、
図4Bと、
図4Cから
図11とに示される前述の方法の実施形態を実行する。
【0093】
本願の実施形態は、本願の実施形態による方法、デバイス(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。命令を用いて、フローチャートおよび/またはブロック図における各処理および/または各ブロックならびにフローチャートおよび/またはブロック図における処理および/またはブロックの組み合わせを実装し得ることを理解されたい。これらの命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または、機械を生成し、その結果、コンピュータ、または別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令によりフローチャート内および/またはブロック図における1つまたは複数のブロック内の1つまたは複数の処理における特定の機能を実装するための装置が生成される別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサのために提供され得る。
【0094】
これらのコンピュータプログラム命令は、代替的に、特定の方式で動作するようコンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスに指示でき、その結果、コンピュータ可読メモリに格納された命令によって命令装置を含むアーティファクトが生成されるコンピュータ可読メモリに格納され得る。命令装置は、フローチャートの1つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
【0095】
これらのコンピュータプログラム命令は、代替的に、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされてよく、その結果、一連の操作および段階がコンピュータまたは別のプログラム可能なデバイス上で実行されることで、コンピュータ実装処理が生成される。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能なデバイスで実行される命令は、フローチャートの1つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための段階を提供する。
[他の考えられる項目]
(項目1)
フルスクリーンディスプレイ電子デバイスに適用されるインタフェース表示方法であって、
フルスクリーンディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、
前記正面センサインタラクションコンポーネントに対応するターゲット機能アイコンを求めて構成ファイルを検索する段階であって、前記構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、前記フルスクリーンディスプレイ上の表示位置を含み、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの第2の表示位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近い、検索する段階と、
処理されたターゲット機能アイコンを前記フルスクリーンディスプレイ上に表示する段階であって、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は、前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近く、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状と同じか同様である、表示する段階と
を備える、方法。
(項目2)
前記第1の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含み、
前記第2の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含み、
前記第2の幅範囲と前記第1の幅範囲との間の差および前記第2の高さ範囲と前記第1の高さ範囲との間の差の両方が、指定された範囲に含まれる、
項目1に記載の方法。
(項目3)
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、正面カメラと、受信機と、光センサと、距離センサとを含む、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
フルスクリーンディスプレイ電子デバイスに適用されるインタフェース表示方法であって、
フルスクリーンディスプレイ上の正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、
前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度を取得する段階と、
前記第1の表示位置における表示色および/または表示輝度を、前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されている前記ユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整する段階と
を備える、方法。
(項目5)
少なくとも1つの正面センサインタラクションコンポーネントと、フルスクリーンディスプレイと、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを備える電子デバイスであって、
前記フルスクリーンディスプレイは、前記正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状を前記フルスクリーンディスプレイ上に表示し、前記電子デバイスの各機能の機能アイコンおよび/またはテキストを表示するように構成され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、前記メモリに格納され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、命令を含み、前記命令が前記1つまたは複数のプロセッサにより呼び出されて実行された場合、前記電子デバイスは、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、
前記正面センサインタラクションコンポーネントに対応するターゲット機能アイコンを求めて構成ファイルを検索する段階であって、前記構成ファイルは、有効状態における少なくとも1つの機能に対応する機能アイコンの、前記フルスクリーンディスプレイ上の表示位置を含み、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンの第2の表示位置は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近い、検索する段階と、
処理されたターゲット機能アイコンを前記フルスクリーンディスプレイ上に表示する段階であって、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示位置は、前記第1の表示位置と同じか前記第1の表示位置に近く、前記処理されたターゲット機能アイコンの表示形状は、前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状と同じか同様である、表示する段階と
を実行する、
電子デバイス。
(項目6)
前記第1の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状により占有される第1の幅範囲および第1の高さ範囲を含み、
前記第2の表示位置は、前記ディスプレイ上の前記ターゲット機能アイコンにより占有される第2の幅範囲および第2の高さ範囲を含み、
前記第2の幅範囲と前記第1の幅範囲との間の差および前記第2の高さ範囲と前記第1の高さ範囲との間の差の両方が、指定された範囲に含まれる、
項目5に記載の電子デバイス。
(項目7)
前記正面センサインタラクションコンポーネントは、正面カメラと、受信機と、光センサと、距離センサとを含む、項目5または6に記載の電子デバイス。
(項目8)
少なくとも1つの正面センサインタラクションコンポーネントと、フルスクリーンディスプレイと、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを備える電子デバイスであって、
前記フルスクリーンディスプレイは、前記正面センサインタラクションコンポーネントの表示形状を前記フルスクリーンディスプレイ上に表示し、前記電子デバイスの各機能の機能アイコンおよび/またはテキストを表示するように構成され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、前記メモリに格納され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムは、命令を含み、前記命令が前記1つまたは複数のプロセッサにより呼び出されて実行された場合、前記電子デバイスは、
前記フルスクリーンディスプレイ上の前記正面センサインタラクションコンポーネントの前記表示形状の第1の表示位置を取得する段階と、
前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されているユーザインタフェースの色および/または輝度を取得する段階と、
前記第1の表示位置における表示色および/または表示輝度を、前記フルスクリーンディスプレイ上に現在表示されている前記ユーザインタフェースの前記色および/または前記輝度と同じか同様である色および/または輝度へ調整する段階と
を実行する、
電子デバイス。
(項目9)
コンピュータ命令を備えるコンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータ命令が電子デバイス上で実行された場合、前記電子デバイスは、項目1から4のいずれか一項に記載のインタフェース表示方法を実行することが可能になる、コンピュータ記憶媒体。
(項目10)
プログラム製品であって、前記プログラム製品がコンピュータ上で実行された場合、前記コンピュータは、項目1から4のいずれか一項に記載のインタフェース表示方法を実行することが可能になる、プログラム製品。