(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-27
(45)【発行日】2024-03-06
(54)【発明の名称】フォールディング・ガード・ロック
(51)【国際特許分類】
B26B 1/02 20060101AFI20240228BHJP
【FI】
B26B1/02 A
(21)【出願番号】P 2022158922
(22)【出願日】2022-09-12
【審査請求日】2022-09-12
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】519315213
【氏名又は名称】藤沼 伊代子
(72)【発明者】
【氏名】金田 幸徳
【審査官】マキロイ 寛済
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第07533465(US,B1)
【文献】米国特許第05896665(US,A)
【文献】特開2021-084002(JP,A)
【文献】特開平09-122359(JP,A)
【文献】実開昭58-080968(JP,U)
【文献】中国実用新案第206899282(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26B 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
欠損部分を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と、
欠損部分を備えている「ブレードも含む工具」と、
「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」を備えているロック・リリース・ボタンと、
からなり、
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」は「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記
ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」が開かれている状態」において「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」と連続する空間を形成し、
「前記ロック・リリース・ボタン」は「前記「ブレードも含む工具」」と回転軸を共有しておらず、
「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に嵌合すると「前記「ブレードも含む工具」が
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックされ、
「ロックされている状態」において「前記ロック・リリース・ボタン」を回転させ「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」が「前記「ブレードも含む工具」」に近づくと同時に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱するとロックが解除さ
れる
ロック機構。
【請求項2】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
欠損部分を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と、
欠損部分を備えている「ブレードも含む工具」と、
「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」及び「フィンガー・ガード部分」を備えているロック・リリース・ボタンと、
からなり、
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」は「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」が開かれている状態」において「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」と連続する空間を形成し、
「前記ロック・リリース・ボタン」は「前記「ブレードも含む工具」」と回転軸を共有しておらず、
「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に嵌合すると「前記「ブレードも含む工具」が
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックされ、
「ロックされている状態」において「前記ロック・リリース・ボタン」を回転させ「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」が「前記「ブレードも含む工具」」に近づくと同時に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱するとロックが解除されるロック機構。
【請求項3】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
欠損部分を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と、
「2点の欠損部分」を備えている「ブレードも含む工具」と、
「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」を備えているロック・リリース・ボタンと、
からなり、
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の残りの1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」が開かれている状態及び閉じている状態」において「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」と「「「前記「ブレードも含む工具」」の2点の欠損部分」のどちらか1点」は連続する空間を形成し、
「前記ロック・リリース・ボタン」は「前記「ブレードも含む工具」」と回転軸を共有しておらず、
「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に嵌合すると「前記「ブレードも含む工具」が
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックされ、
「ロックされている状態」において「前記ロック・リリース・ボタン」を回転させ「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」が「前記「ブレードも含む工具」」に近づくと同時に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱するとロックが解除され、
「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」が2点あることによって「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態及び閉じている状態」の両状態において
「「前記「「ハ
ンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックできる
ロック機構。
【請求項4】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
欠損部分を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と、
「2点の欠損部分」を備えている「ブレードも含む工具」と、
「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「2点の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」及び「フィンガー・ガード部分」を備えているロック・リリース・ボタンと、
からなり、
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の残りの1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」が開かれている状態及び閉じている状態」において「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」と「「「前記「ブレードも含む工具」」の2点の欠損部分」のどちらか1点」は連続する空間を形成し、
「前記ロック・リリース・ボタン」は「前記「ブレードも含む工具」」と回転軸を共有しておらず、
「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に嵌合すると「前記「ブレードも含む工具」が
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックされ、
「ロックされている状態」において「前記ロック・リリース・ボタン」を回転させ「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」が「前記「ブレードも含む工具」」に近づくと同時に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱するとロックが解除され、
「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」も「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」も2点ずつあることによって「「「前記ロック・リリース・ボタン」のフィンガー・ガード部分」が閉じている状態」であっても「開いている状態の「前記「ブレードも含む工具」」」を
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックでき、「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」も「「前ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯
する部分」」」も2点ずつあることによって「「前記「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」であっても「「前記楔」のフィンガー・ガード部分」を開き且つ「閉じている状態の「前記「ブレードも含む工具」」」を
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックできる
ロック機構。
【請求項5】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
欠損部分を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と、
「2点の欠損部分」を備えている「ブレードも含む工具」と、
「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「2点の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」及び「フィンガー・ガード部分」を備えているロック・リリース・ボタンと、
かさ歯車と、
からなり
、
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」は「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」の残りの1点」は「「前記「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にあり、
「「前記「ブレードも含む工具」」が開かれている状態及び閉じている状態」において「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」の欠損部分」と「「「前記「ブレードも含む工具」」の2点の欠損部分」のどちらか1点」は連続する空間を形成し、
「前記ロック・リリース・ボタン」は「前記「ブレードも含む工具」」と回転軸を共有しておらず、
「前記かさ歯車」によって「前記ロック・リリース・ボタン」と「前記「ブレードも含む工具」」とが連結されており、
「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に嵌合すると「前記「ブレードも含む工具」が
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックされ、
「ロックされている状態」において「前記ロック・リリース・ボタン」を回転させ「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯しない部分」」」が「前記「ブレードも含む工具」」に近づくと同時に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」を侵犯する部分」」」が「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱するとロックが解除され、
「前記かさ歯車」によって「「「前記ロック・リリース・ボタン」のフィンガー・ガード部分」が閉じている状態」において「開いている状態の「前記「ブレードも含む工具」」」を
「「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の背側ではなく腹側
」でロックできないが、
「「前記かさ歯車」によって「前記ロック・リリース・ボタン」と「前記「ブレードも含む工具」」とが連結されている」ことによって「「前記ロック・リリース・ボタン」のフィンガー・ガード部分」の回動に随伴して「前記「ブレードも含む工具」」が回動でき、「「前記かさ歯車」によって「前記ロック・リリース・ボタン」と「前記「ブレードも含む工具」」とが連結されている」ことによって「前記「ブレードも含む工具」」の回動に随伴して「「前記ロック・リリース・ボタン」のフィンガー・ガード部分」が回動できる上記請求項4に記載のロック機構が組み込まれている折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具。
【請求項6】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
「両端に突起部分を備えている「コイル型のスプリング」
」を備え、
ロック・リリース・ボタンの回転が「前記「コイル型のスプリング」」によって制御されている
上記請求項1又
は上記請求項
3に記載のロック機構。
【請求項7】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
ベアリングと、
「コイル型のスプリング」と、
を備え、
「前記ベアリング」は「前記「コイル型のスプリング」」によって押圧され、
「「前記「コイル型のスプリング」」によって押圧されている「前記ベアリング」」と「ロック・リリース・ボタンに設けられている窪み」とが嵌合することによって「前記ロック・リリース・ボタン」をロックできる
上記請求項4に記載のロック機構。
【請求項8】
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具において、
上記請求項1又は上記請求項2又は上記請求項3又は上記請求項4又は上記請求項6又は上記請求項7に記載のロック機構のいずれかが組み込まれている
折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折りたたみ式のナイフ又は折りたたみ式の工具又はブレードも持つ折りたたみ式の工具に関するものである。関連書籍を購入したり、セミナーに出席したりしたのだが、出願手続きに不明な点が残り、もんもんとした年月を送ってしまった。その結果、悔しい思いをした訳であるが、約30年前に当発明者が捻り出したフォールディング・ガード・システムの未提出分に関するものでもある。もしかしたらこれもまた当業者が容易に想到できるものであるかもしれないが、もしそうであるのならば特許庁に対し無駄な仕事をさせてしまったことに対し、お詫びする。
【0002】
補足説明1。「楔部分を備えているフォールディング・ガード」であるとか、「フォールディング・ガードと一体化している楔」であるとかという表現を回避し、「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」であるとか、「「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」であるとか、「「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」及び「フィンガー・ガード部分」を備えているロック・リリース・ボタン」であるとかと表現することにしたのは、「その方が伝達可能性を高められるだろう。」という独善的かもしれない判断がある。因みに、「独善的かも」と言うのは、「伝達可能性は共通前提に依存し、共通前提は時代や地域によって変化し、多様性や流動性が高まれば高まる程共通前提に関する推定が困難になり、幸せな相互誤解が生じる余地が増加する一方で、不幸せな相互理解及び不幸せな相互誤解が生じる余地も増大し、島宇宙化が進み、誰もが社会の構成員の全てに対して等しく独善的にならざるを得なくなることによる。言うまでもないことであると思われるが、「楔部分を備えているフォールディング・ガード」と「フォールディング・ガードと一体化している楔」と「フィンガー・ガード部分を備えている楔」と「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」と「「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」及び「フィンガー・ガード部分」を備えているロック・リリース・ボタン」は、少なくとも当件においては、表現のされ方が違うだけで、表現されているものは同じである。「水」と「酸素二つと水素一つからなる化合物」と「1気圧の下では、摂氏0度が凝固点で、摂氏100度が沸点で、液体時においては1リットルが1キログラムの化合物」のように。念のために、もし水が名詞としての符丁が与えられていない化合物であった場合、「酸素二つと水素一つからなる化合物」であるとか、「1気圧の下では、摂氏0度が凝固点で、摂氏100度が沸点で、液体時においては1リットルが1キログラムの化合物」であるとか、「アルコールじゃない方の飲める透明の液体」であるとか、「雨をためたやつ」であるとか、「雪が融けたやつ」であるとかと言うだろう。さらに、もし「周期表が共通前提になっている。」と思えたならば、喉が乾いた時、「最も伝達可能性が高いのは、「酸素二つと水素一つからなる化合物をくだざい。」だろうな。」と判断するであろう。
【0003】
補足説明2。当明細書における方向としての「前」「後」「左」「右」「腹」「背」は
図1及び
図6の符号25である0.2ミリメートルの点線の円内における「front」「rear」「left」「right」「abdomen」「back」であり、当明細書における方向成分としての「x」「y」「z」は
図1及び
図6の符号25である0.2ミリメートルの点線の円内における「x」「y」「z」と同じであるとする。尚、「「ブレードも含む工具」が開いている状態において「前記「ブレードも含む工具」」の先端」を前とし、「前記先端」の反対方向を後部又は尻部とし、ストップ・ピンがある側を背とするのが一般的であると思われ、前記一般的であると思われることに従った方が伝達可能性を高められるだろうと判断したことを踏まえ、「前」「後」「左」「右」「腹」「背」を決定した。故に、「腹側」については、「「ブレードも含む工具」が開いたり閉じたりする際に「前記「ブレードも含む工具」」が通過する側」であるとか、「「ブレードも含む工具」の収納スペース側」であるとかと換言できる。もしかしたら、「表側」と言うのかもしれないし、当明細書の作成者でもある当発明者の検索不足かもしれないが、折りたたみ式ナイフの構造等を解説するサイトを日本語のサイトだけではなく英語のサイトまで調べても「腹」の名称に辿り着けなかった。
【0004】
補足説明3。「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」であるとか、「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」と表現するのは、次ぎの4点による。1点目、金属を素材とする部材と、熱伝導率が金属よりも低い合成樹脂を素材とする部材の両方に折りたたみ式の道具が挟持されているパターンがあること。2点目、金属を素材とする部材のみで折りたたみ式の道具が挟持され、熱伝導率が金属よりも低い合成樹脂又は木材又は鹿の角が前記金属を素材とする部材に接着されているパターンもあること。3点目、金属製を素材とする部材のみで折りたたみ式の道具が挟持され、熱伝導率が金属よりも低い合成樹脂等が接着されていないパターンもあること。4点目、金属を素材とする部材によって挟持されておらず、伝導率が金属よりも低い合成樹脂等を素材とする部材のみで折りたたみ式の道具が挟持されているパターンもあること。念のために、ハンドルとライナーとの接触面は必ずしも平面であるとは限らない。平面である場合よりもコストがかかるが、平面タイプよりも剥離し難くする目的で、凸凹させる場合もあるだろう。例えば、ハンドルとライナーとの接触面が凸凹している場合、例えば符号9や符号10や符号11の孔はもとより、符号3や符号4や符号33の孔まで「ハンドル及びライナー」に及ぶことはあり得ないことではない。
【0005】
補足説明4。「日本語がおかしい。地雷だ。」と思われてしまうことを知りながらもかぎかっこを多用したのは、他者から「係りうけがおかしい。」「日本語がおかしい。」と指摘されて以来、適当な名詞や形容詞がみあたらず複雑な名詞句や複雑な形容句を多用しなければならない際の句読点の打ち方に、全く自信がなくなってしまったことによる。句読点の打ち方に自信がなくなった当明細書の作成者でもある発明者の場合、何処から何処までが名詞句で何処から何処までが形容句なのかについて明確にするには、かぎかっこの力を借りるしかなくなっている。弁理士に依頼すればいいだけなのだろうが、それは顔の傷の問題により難しい。事情賢察の上、海容いただきたい。勿論、「地雷」の烙印を押されてしまうことについては甘受する。
【背景技術】
【0006】
当発明者が「ブレードも含む工具の回動に対しフォールディング・ガードが遅れて随伴回動するだけでなく、不用意なロック解除時であっても指がハンドルとブレードも含む工具との間に挟まれるリスクのないシステム」を捻り出したのは、約30年前のことであった。その際、「ロック解除時にも、指がハンドルとブレードも含む工具との間に挟まれるリスクのないロック機構を捻り出そう。」と、あれこれ脳内試行錯誤を繰り返し、大別すると2件のロック機構を捻り出した。内1件は捻り出した時点で既に登録済みのアイディアであったらしいが、残りの1件はインターネット出願ソフト・ダウンロード願いを提出し、それをダウンロード後インストールした時点から数年以内ならば登録されていた可能性があったアイディアである。己(発明者)の運命を呪ったこともあったが、先述の脳内試行錯誤の際に捻り出せたロック機構に関しては未出願分が複数あることから、前記未出願分のロック機構の一つを出願することにした次第である。従って、当発明は、技術的系統樹としては当発明者がこれまでに出願した折りたたみ式工具用のロック機構の続編にあたる。
【0007】
より独我論的な表現を慎むと、次のように換言できる。当発明は、「フォールディング・ガードでロックする方法はないだろうか?」「逆に、フォールディング・ガードの回動によってブレードも含む工具を回動する方法はないだろうか?」と問いながら脳内試行錯誤を繰り返すことによって捻り出されたものである。「未だ全然独我論的だ。」と思われてしまうであろうが、他者が捻り出したロック機構を理解する過程で前記ロック機構の欠点に気づき、その欠点を解消するために捻り出されたものではなく、当明細書等がインターネットに接続できる環境下で作成された訳でもなく、依然として弁理士の力を借りることが難しい境遇にあるのだから、背景技術の説明については、これ以上どうすることもできない。顔の傷が反社会勢力の記号になっている現代日本社会において顔に傷がある者が生きることは、統計的裏付けがないという意味で「自己循環論法的」であり「経済学で謂う所の美人投票的」であり「社会学で謂う所の得体の知れないもの」である世間や世間体と相俟って、おそらく顔に傷がない者が想像する以上に大変なことである。「「日本的な俗情との結託体系」とも「日本的なステレオ・タイプ体系」とも換言できるであろう現代日本社会の記号文化」によってもたらされている不利益は、顔の傷と小指の欠損が反社会勢力の記号になっていることに関してだけは、何故か日本の反差別を訴え巨額研究費も獲得している学者から差別・偏見と認知されていないこともあって。例えば、頬にあてた指をスッと引きながら「コレがさあ・・・」と言うと、多くの成人した日本人の間で、「ヤクザがさあ・・・」と脳内で自動変換されるはずである。21世紀になっても。例えば、地上波テレビの岡村隆史との対談番組で、ビートたけし氏は、頬にあてた指をスッと引きながら「(その男は)コレだったんだよ。」と言って、美人局に引っ掛かってしまった話を披露した。2015年のことである。暴力団員には被差別者が多いらしいが、一睨みすれば白眼視する者たちを蹴散らせる。しかし、暴力団等の反社会勢力とは無関係な顔に傷がある者の場合、ただただ平静を装うしかない。もし睨んだり抗議したりすれば、本物の暴力団等の反社会勢力ではないが故に、「怖い。あの噂は本当だったのね。」と言われてしまう。「アイツ、元ヤクザなんだよ。」と洒落にならない冗談を言うタイプは2~3割いる。冗談を真に受けるタイプも2~3割いる。特許登録されたアイディアが2022年5月時点で3件に達したことで、告発できるようになった。もし一件も特許登録されていない段階で告発したならば、「同情を買って、手心を加えてもらおう。卑怯なヤツだ。」であるとか、「能力があれば、差別されない。顔に傷がなくても、オマエは底辺だった。以上。」であるとかと言われてしまうからである。自由意志を否定する者や自己啓発本に影響され独我論者になった者まで援用したことによって、自己決定自己責任論は、小泉竹中構造改革の頃には自己還元論になり、さらに相関主義や水槽の中の脳や自己啓発本を根拠にすることで境地還元論になった。匿名掲示板では感情自己責任論と呼ばれていたりするようだが。そして、主観から独立しているものとしての客観・客観的実在が幻と化し、神戸北区では「哲学的ゾンビを殺しただけ。」と主張する者による殺人事件も発生した。「哲学的ゾンビを騙しただけ。」であるとか、「哲学的ゾンビにパワハラしただけ。」であるとか、「哲学的ゾンビをイジメただけ。」であるとかと思っている者は、実在していることであろう。それは言い過ぎであるとしても、岩波の縁故採用宣言や、世襲議員でありながら既得権益の打破を訴えている小泉進次郎氏が「水分を含んだ使い捨ての紙おむつを燃焼させるための燃料にもなるナフサを原料とするレジ袋を削減すること」に対し環境大臣として異を唱えなかったことに象徴されるように、現代日本社会の公平性は高くない。日本におけるリベラルの多くは、「他者の非リベラル・マインドを非難すれば「公平性を大事にしているリベラルな人」と思ってもらえるだろう。」と考えながら発言している似非リベラルではないのだろうか。それも言い過ぎであるとしても、親ガチャ外れ組でもある当発明者が出版社に原稿を持ち込んだところで、無駄骨に終わることであろう。現代日本社会の記号文化が持つ差別性を告発する箇所は、違法性が問われざるを得ないのであろう。しかし、公益性はある。法務省に出向くことも大事になる境遇に置かれてもいる。「「その場で問題にされざるを得ないこと」それ以外のことが問題にされること」を差別の定義とするのは間違っているのかもしれないが、より公正な社会を実現するための合理的配慮を請う。もし裁判沙汰になるのならば、体力が続く限り応じる。「日本人は国ガチャ当たり組。」と言われるたびに泣いていることであろう見たこともない仲間のためにも。おそらく見たこともない仲間の多くは、超々少数派であるが故に連帯する機会もなく、故に誰にも相談できず、40歳になる前に自殺していることであろう。少々恐怖感を覚えさせた方がいいのかもしれない。「反差別や差別解消を求める学者でありながら、「おそらく漫画及びコントの安易安直な技法によってもたらされたのであろう顔の傷が暴力団等の反社会勢力の記号になっている問題」を、構造的差別の一つとして問題にしない」という意味で破廉恥な学者に対しては特に。しかし、当発明者は、見たこともない仲間のためにも、テロリスト等にならないことを誓う。もし当発明者がテロリスト等になれば、「人は見た目が云々」というようなルッキズムを煽動した日本のマスメディアは、「顔に傷がある者たちの心の闇とは」というような差別と偏見を増長する特集を組むであろう。当明細書の作成者でもある当発明者は愚か者ではあるが、自分を苦しめている日本の破廉恥な学者及び破廉恥な学者に発言する機会を与えている日本のマスメディアに金儲けと暇つぶしのネタを提供する程ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
最終的に、「フォールディング・ガードの一種である「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」」の回動によって「ブレードも含む工具」が随伴回動し、その逆に「前記「ブレードも含む工具」」の回動によっても「前記「フォールディング・ガードの一種である「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」」」が随伴回動し、「前記回動」が終わると「前記「フォールディング・ガードの一種である「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」」」と「前記「ブレードも含む工具」」とが嵌合して「前記「ブレードも含む工具」」がロックされるロック機構を、提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0009】
先ず、「フィンガー・ガード部分の追加が想定されている「楔部分を備えるロック・リリース・ボタン」」によって「ブレードも含む工具」をロックする方法から説明する。(1)ロック・リリース・ボタンが回転できるようにし、(2)「前記ロック・リリース・ボタン」と「ブレードも含む工具」との間で回転軸が共有されないようにし、(3)「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」にフィンガー・ガードを設置するのに適している箇所が含まれるようにし、(4)「前記ロック・リリース・ボタン」が「「前記ロック・リリース・ボタン」の回転の如何」によって「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯したり離脱したりするようにし、(5)前記(4)の目的を達成させるために「前記ロック・リリース・ボタン」に「「前記「ブレードも含む工具」にとって楔部分となる「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」」及び「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」を備えさせ、(6)「前記「ブレードも含む工具」」及び「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」に欠損部分を設け、(7)但し「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」と「前記「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の欠損部分」は「前記「ブレードも含む工具」」が開いている状態において連続する空間を形成するようにし、(8)「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」に「「前記ロック・リリース・ボタン」の「楔部分である「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」」が背側ではなく腹側で嵌合するようにする。言うまでもないことであると思われるが、「当段落の「連続する空間」」が形成されていなければ、「当段落のロック・リリース・ボタン」の回転が阻害される。換言すると、「当段落の「連続する空間」」と「「当段落のロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「当段落のロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」との間で重なる部分がなければ、当段落の(4)の目的は達成できない。尚、「「当段落のロック・リリース・ボタン」の「「「当段落の「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「当段落の「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」且つ「「「当段落の「ブレードも含む工具」」の欠損部分」と嵌合する部分」が楔部分である。念のために、言っておく。「当段落の」と表現せずに「上記」と表現した方がより正しいのかもしれないが、一連の発明を同時に申請する兼ね合いもあり、あえて「当段落の」と表現することにした訳だが、請求項では「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」であるとか、「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」であるとかと表現する。但し、拒絶理由通知書を受け手続補正書を提出しなければならない場合は、その限りではない。
【0010】
「「段落番号0009に記載のロック機構」が用いられている折りたたみ式のナイフ」に「コイル型のスプリング」を組み込み、「前記「コイル型のスプリング」」によって「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転」を制御する1実施例が、
図6の1実施例である。
【0011】
「「段落番号0009に記載の(4)」に関する図解」でもあるが、「
図6の1実施例に関する図解」が、
図7である。「符号23である0.2ミリメートルの円」は、「「「符号1であるロック・リリース・ボタン」を回転させた際」の「「「符号17であるブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない最大半径」」である。故に、「符号23である0.2ミリメートルの円の接線を侵犯していない部分」が、「段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」」であることになる。
【0012】
「符合26」がなければ、「符号1」は、楔としての機能を獲得できない。故に、これは言うまでもないことであると思われる。しかしながら、念のために説明しておく。「符号19及び符号20である2点の「「符号17であるブレードも含む工具」の欠損部分」のいずれか」と嵌合するのは、「符号26又は符号27のいずれか」であり、符号26も符号27も「段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」に属す。尚、当段落の「属す」という言葉は、符号1に「「段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」を持つフィンガー・ガード部分」を追加することを想定していることによる。例えば、
図1の1実施例の場合、「符号2であるフィンガー・ガード部分」は、「符号26又は符号27以外の「段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」を持つ構成要素」である。
【0013】
図6の1実施例の場合、「段落番号0009に記載の「「前記ロック・リリース・ボタン」の回転運動の角度の如何」」を90度にすると、「符号26でもある段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」が、「符号26でもある段落番号0009に記載の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」」から離脱する。
【0014】
(9)「「段落番号0009に記載の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」が「段落番号0009に記載の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」」から離脱するのに必要となる「段落番号0009に記載の「「前記ロック・リリース・ボタン」の回転運動の角度」」をαとし、(10)「段落番号0009に記載の「「前記ロック・リリース・ボタン」の「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の最大化し得る容積」をωとすると、「「段落番号0009に記載の欠損部分」の形状と大きさ」と「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸の設置場所」が同じである場合、「「前記α」を90度とする場合」よりも「「前記α」を45度とする場合」の方が「前記ω」は小さくなるが故に、「「前記α」を90度とする場合」よりも「「前記α」を45度とする場合」の方がより扱い易くなるかもしれない。しかし、もしロック力をより強くしたいのならば、「「前記α」を45度とする場合」ではなく、「「前記α」を90度とする場合」を選択すべきであろう。
【0015】
もし「「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の回転軸」をxy平面に対して垂直」とし「「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」をxy平面に対して平行、且つ、x軸及びy軸に対して45度」とすると、フィンガー・ガード部分を折りたたんだ際に、「前記フィンガー・ガード部分」を前記y軸に対して平行となる状態にした上で「「ハンドル」又は「ハンドル及びブレード」のいすれか」に収納できる。因みに、
図1の1実施例もそうだが、
図6の1実施例の場合、「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の回転軸」はxy平面に対して垂直であり、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」はxz平面に対して垂直である。
【0016】
図6の1実施例において「符号1であり「符号26である楔部分」を備えてもいるロック・リリース・ボタン」に「フィンガー・ガード部分」を追加する場合、「前記ロック・リリース・ボタン」と「前記フィンガー・ガード部分」を軸着するのでもない限り「前記フィンガー・ガード部分」は折りたためない。何故なら、「符号1であるロック・リリース・ボタン」が「符号29である「コイル型のスプリング」」によって0度に戻ろうとするからである。「符号34である0.2ミリメートルの円内」は「符号29である「コイル型のスプリング」」を拡大したものであり、「符号29である「コイル型のスプリング」」の両端には突起部分がある。「符号36である突起部分」は「符号1であるロック・リリース・ボタン」と嵌合し、「符号35である突起部分」は「符号15である「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転軸がある方の「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」」と嵌合し、しかも「前記2点の嵌号」は0度状態において「符号29である「コイル型のスプリング」」に「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する方向のストレス」が加わっていない状態になるように設置されている。因みに、「符号29である「コイル型のスプリング」」のy方向成分の復元力は、換言するとコイルの伸縮に関する復元力は、「符号35である突起部分」と「「符号15である「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」にある符号32である窪み部分」との嵌合、及び「符号36である突起部分」と「「符号1であるロック・リリース・ボタン」にある符号32である窪み部分」との嵌合を維持するために利用されている。
【0017】
図6の1実施例において「符号1であり「符号26である楔部分」を備えてもいるロック・リリース・ボタン」にフィンガー・ガード部分を追加する場合、フィンガー・ガード部分に「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」を備えさせようとすると、設計の自由度が低下する。上手く表現できないが、何故なら、迂回させるような感じにしないといけなかったりするからである。尚、当段落における比較対象は、フィンガー・ガード部分に「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」を備えさせようとしない場合である。
【0018】
「符号1であり「符号26である楔部分」を備えてもいるロック・リリース・ボタン」フィンガー・ガード部分を追加する場合、
図6の1実施例のように「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の右隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が右回りである場合」と「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の左隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が左回りである場合」は、設計の自由度が低下する。何故なら、「段落番号0009に記載の欠損部分」をより大きくしなければならなくなるからである。尚、当段落における比較対象は
図1の1実施例のように「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の右隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が左回りである場合」と「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の左隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が右回りである場合」である。
【0019】
「段落番号0009に記載のロック機構」を利用して「複数の「ブレードも含む工具」」をロックできるようにする場合、「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の右隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が左回りである場合」と「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の左隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が右回りである場合」は、設計の自由度が低下する。何故なら、「段落番号0009に記載の欠損部分」をより大きくしなければならなくなるからである。尚、当段落における比較対象は「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の右隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が右回りである場合」と「「段落番号0009に記載の「ブレードも含む工具」」の左隣りに「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転軸」があり、且つ、「「段落番号0009に記載のロック・リリース・ボタン」の回転方向」が左回りである場合」である。
【0020】
ロック・リリース・ボタンにフィンガー・ガード部分が備わっていないタイプについては「右隣り、且つ、右回り」にし、ロック・リリース・ボタンにフィンガー・ガードが備わっているタイプについては「右隣り、且つ、左回り」にしたのは、「右隣り、且つ、右回り」と「右隣り、且つ、左回り」とで設計の自由度が変わることを図を比較しただけで理解してもらえるようにすることを目的にしていた訳であるが、もしかしたら失敗したかもしれない。
【0021】
図1の1実施例は、段落番号0008に記載の課題を解決するための手段の中段階である。「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」が、180度回転する。
【0022】
図1の1実施例と
図6の1実施例との間の相違点は、1点目として、「ロック・リリース・ボタンの回転の制御方法」と「ロック・リリース・ボタンが固定される角度」が挙げられる。
図6の1実施例が「コイル型のスプリング」によってロック・リリース・ボタンの回転を制御するのに対し、
図1の1実施例はベアリング及びスプリングによってロック・リリース・ボタンの回転を制御し、それ故に
図6の1実施例は外力を加えない限りロック・リリース・ボタンが固定される角度は0度となるが、
図1の1実施例の場合は「0度以上180度以下の領域、かつ、「「前記ベアリング」と嵌号する窪み」が設けられている角度」即ち0度及び90度及び180度の三箇所であれば固定できる。
【0023】
2点目としては、0度時点でのロックを解除する際のロック・リリース・ボタンの回転方向が挙げられる。
図6の1実施例が右回りであるのに対し、
図1の1実施例は左回りである。但し、当段落の違いは、段落番号0018及び段落番号0019に記載の設計の自由度がより高い方を選択した結果の違いであって、ロック機構の構造上の違いではない。
【0024】
3点目としては、ロック・リリース・ボタンにフィンガー・ガード部分を備えさせた場合の違いが挙げられる。
図6の1実施例がフィンガー・ガード部分を折りたためないが、
図1の1実施例はフィンガー・ガード部分を折りたためる。尚、段落番号0017において解説済みであるが、
図1の1実施例は、「ロック・リリース・ボタンとフィンガー・ガード部分を軸着する。」というコストをかければ、フィンガー・ガード部分を折りたためるようになる。段落番号0017において解説済みであるが故に、当段落においては、文脈上、「ロック・リリース・ボタンとフィンガー・ガード部分を軸着しない場合ではあるが」ということが暗黙の前提になっている。言うまでもないことであると思われるが、暗黙の前提を言語化することにした。
【0025】
4点目としては、段落番号0018及び段落番号0019において説明されていることでもあるが、「段落番号0009に記載の「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」」の大きさの違いが挙げられる。
図6においても
図1においても「符号20である「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」」は同じ形状及び大きさであるが、
図6の1実施例のロック・リリース・ボタンの回転を0度から90度までとする限り、
図6の1実施例は、
図1の1実施例より、「符号20である「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」」の大きさを小さくできる。
図6の1実施例の断面図である
図7と、
図1の実施例の断面図である
図3とを、比較していただきたい。
図6の1実施例のロック・リリース・ボタンの回転を0度から90度までとする限り、「楔部分が侵犯しない「符号20である「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」」」があることに気づくだろう。
【0026】
5点目としては、楔にある「段落番号0009に記載の「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」の数の違いである。
図6の1実施例が1点であるのに対し、
図1の1実施例は2点ある点。
【0027】
当一連の発明において最も単純なロック機構が、「段落番号0009に記載のロック機構」である。即ち、「「「前記「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」の数が1点、且つ、「「「前記「ブレードも含む工具」」の欠損部分」」が1点、且つ、ロック・リリース・ボタンの回転を制御する機構なし、且つ、ロック・リリース・ボタンがフィンガー・ガード部分を備えていない。
【0028】
図6の1実施例と
図1の1実施例との間の共通項は、ロック機構としては、「「ブレードも含む工具」の欠損部分」が2点あることが挙げられる。しかも、「2点ある「「ブレードも含む工具」の欠損部分」のいずれか」は、「ブレードも含む工具」が開いている状態又は閉じている状態において、「「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の欠損部分」と連続する空間を形成する。
【0029】
図1の1実施例のロック機構は、(11)符号15である「「符号24の欠損部分」を備えている「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」と、(12)符号17である「「「符号20の欠損部分」及び「符号19の欠損部分」の2点の欠損部分」を備えている「ブレードも含む工具」」と、(13)「符号28である「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」」及び「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」及び「符号2である「フィンガー・ガード部分」」及び「符号8である「符号8である3点の「符号7であるベアリング」と嵌合する窪み」」を備えている符号1であるロック・リリース・ボタンと、(14)「符号7のベアリング」及び「符号6のスプリング」と、からなり、(15)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号19の欠損部分」と「「符号24である「符号15である「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の欠損部分」が連続する空間を形成し、(16)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号20の欠損部分」と「「符号24である「符号15である「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」の欠損部分」が連続する空間を形成し、(17)「符号1であるロック・リリース・ボタン」は回転軸を「符号17である「ブレードも含む工具」」と共有しておらず、(18)「前記(15)の連続する空間」は「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」と重なる領域を持っており、(19)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が閉じている状態」である0度」にすると「「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の符号26の方」と「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号19の欠損部分」とが嵌合してロックされ、(20)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が閉じている状態」において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が開いている状態」である180度」にすると「「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の符号27の方」と「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号19の欠損部分」とが嵌合してロックされ、(21)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が閉じている状態」である0度」にすると「「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の符号26の方」と「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号20の欠損部分」とが嵌合してロックされ、(22)「「符号17である「ブレードも含む工具」」が開いている状態」において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が開いている状態」である180度」にすると「「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の符号27の方」と「「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」の内の符号20の欠損部分」とが嵌合してロックされ、(23)「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が閉じている状態」である0度」時のロック状態において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を90度にすると「符号28である「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」」が「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」に近づくと同時に「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の内の符号26の方が「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱してロックが解除され、(24)「「「符号2である「フィンガー・ガード部分」」が開いている状態」である180度」時のロック状態において「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転角度」を90度にすると「符号28である「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」」が「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」に近づくと同時に「符号26及び符号27である2点の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」の内の符号27の方が「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」から離脱してロックが解除さ
れる。
【0030】
段落番号0029の(19)のロック状態が「
図3の(a)」であり「
図4の(a)」である。段落番号0029の(20)のロック状態が「
図4の(b)」である。段落番号0029の(21)のロック状態が「
図4の(d)」である。段落番号0029の(22)のロック状態が「
図3の(c)」であり「
図4の(c)」である。段落番号0029の(23)及び(24)のロックが解除されている状態が「
図3の(b)」であり「
図4の(e)」である。
【0031】
「
図1の1実施例」において、「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」と「ブレードも含む工具」とをかさ歯車によって連結すると、「段落番号0008に記載の課題」が解決される。但し、「楔部分及びフィンガー・ガード部分を備えているロック・リリース・ボタン」と「ブレードも含む工具」とをかさ歯車によって連結すると、「
図4の(b)である段落番号0029の(20)のロック状態」及び「
図4の(d)である段落番号0029の(21)のロック状態」は、あり得ない状態になる。180度回転し切る前から嵌合しようとするため、精度が同じである場合、「
図1の実施例にかさ歯車を追加したもの」は、「
図1の1実施例」よりも、ロックされている状態において緩みが生じる。「同軸上にある「ブレードも含む工具」」を2点以上ロックすることができなくなる。
【0032】
単に
図1及び
図6及び
図10の1実施例の側面図を重ねただけであるが、
図9は、「符号24である「「符号15である「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」にある2点の欠損部分」」と「符号19及び符号20である「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある2点の欠損部分」」との間の関係が「符号17である「ブレードも含む工具」」の回転運動の如何によって変化する様を、示したものである。
図9から、「符号17である「ブレードも含む工具」」の回転軸から放射状に伸びる直線上に欠損部分があると、「前記欠損部分」を3点以上に増やすことが容易であることも理解できるであろう。尚、当段落における比較対象は、「符号17である「ブレードも含む工具」」の回転軸から放射状に伸びる直線上に欠損部分がない
図1及び
図6及び
図10の1実施例である。もし「「楔部分及びフィンガー・ガード・部分を備えるロック・リリース・ボタン」がxz平面に対して並行に回転するタイプであり、且つ、「前記フィンガー・ガード・部分」が「符号15である「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」のより前方にあるタイプであり、且つ、「「符号17である「ブレードも含む工具」」にある欠損部分」が3点以上あるタイプ」にする場合には、最低でも「前記ロック・リリース・ボタン」の形状を「側面から見た際にTとLとが縦軸を共有する形で合体している創作文字のような形状」にする必要がある。故に、「側面から見た際に「楔部分及びフィンガー・ガード・部分を備えるロック・リリース・ボタン」の形状が‐(ハイフン)状をしているタイプであり、且つ、「前記フィンガー・ガード・部分」が「符号15である「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」のより前方にあるタイプ」にする場合には、欠損部分を回転軸から放射状に伸びる直線上に設けられなくなり、「符号17である「ブレードも含む工具」」に3点以上の欠損部分を設けて「「符号17である「ブレードも含む工具」を固定できる箇所」を増やすことが、難しくなる。「符号17である「ブレードも含む工具」」に3点以上の欠損部分を設けて「「符号17である「ブレードも含む工具」を固定できる箇所」を増やす方法も、想定済みであることを、ご理解いただきたい。
【0033】
図6の1実施例において、「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」を四角錐状にする等の「「「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動に起因するy方向成分の力」が作用した際に垂直抗力が生じる面」を備えている形状にすると、「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動によって、「「符号17の「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」においてかかっているロックを、解除できる。何故なら、当ロック機構が壊れない限り、「「四角錐状の形状をしている楔部分」に対して働く「「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動に起因する垂直抗力」」にはz方向成分の力も含まれ、かつ、「「四角錐状の形状をしている楔部分」に対して働く「「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動に起因する垂直抗力」」のy方向成分は「符号15である「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」」からの反作用によって打ち消されるからである。当ロック機構が壊れない限り、「「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動に起因する垂直抗力」によって「四角錐状の形状をしている楔部分」だけがy方向に運動することはない。但し、単に「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」を四角錐状の形状にするだけでは不十分である。(25)「「符号26である楔部分」の後方の面積」が「「符号26である楔部分」の前方の面積」より小さくなっていること、(26)「「符号26である楔部分」の断面積」が「「符号1であるロック・リリース・ボタン」の回転軸」に近づくにつれて小さくなっていること、前記(25)及び(26)の2点の条件を満たす必要がある。脳内試行錯誤しかできない境遇に置かれている故に現物を以て示せないのが残念だが、もしイメージし難い場合は、もしかしたら単純化された逆断層の図解が役に立つかもしれない。探してもないかもしれないが、「抵抗ゼロの床に置かれた三角錐の物体の斜面を、「前記床」に対して垂直に押すとどうなるか?」という理科又は物理学の練習問題の模範解答も役に立つかもしれない。
【0034】
尚、「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」を四角錐状の形状にしなくても、「「符号17である「ブレードも含む道具」」の「「符号17である「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「「符号17である「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「符号17の「ブレードも含む道具」」が「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」を四角錐状の形状にすれば、「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動によって、「「符号17の「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」においてかかっているロックを、解除できる場合がある。分散する故に「生じる」と表現するのは物理学的に不正確なのであろうが、何故なら、「「符号17である「ブレードも含む道具」」の「「符号17である「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「「符号17である「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「符号17の「ブレードも含む道具」」が「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」が四角錘状をしていれば、「符号17である「ブレードも含む道具」」と「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」との接触場所に、y方向成分の力だけでなく、z方向成分の力も生じ得るからである。言うまでもないことであると思われるが、「「符号17である「ブレードも含む道具」」の「「符号17である「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「「符号17である「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「符号17の「ブレードも含む道具」」が「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」が四角錘状をしていても、「「「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」の後部」がxz平面に対し平行になっており、且つ、「前記xz平面に対し平行になっている楔部分の後部」に「前記四角錘状部分」があたる場合」は、「前記楔部分」が切断され始めるのでもない限り、「前記楔部分」に「符号17である「ブレードも含む道具」」の回動に起因する力が働いてもz方向成分の力が生じることはない。最低でも、「四角錐状をしている「「符号17である「ブレードも含む道具」」の「「符号17である「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「「符号17である「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「符号17の「ブレードも含む道具」」が「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」」と接触するのは、(27)0度時点において「符号17である「ブレードも含む道具」」と嵌合している側の「「「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」の後部」のxz平面及びに対し平行になっている面」と「「「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」の後部」のxy平面に対し平行になっている面」との間の境界線、(28)0度時点において「符号17である「ブレードも含む道具」」と嵌合している側の「「「符号26である「符号1であるロック・リリース・ボタン」の楔部分」の後部」のxy平面に対し平行になっている面」、前記(27)又は(28)のいずれかである必要がある。念のために、当段落は「「
図6の1実施例」の派生型である段落番号0033の1実施例」の派生型に関するものであるが故に、「当段落の「「符号1であるロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」における「ロック・リリース・ボタン」」は、「
図6の1実施例のロック・リリース・ボタン」のことである。
【0035】
「段落番号0033及び0034に記載の楔部分の四角錐状部分」が符号37であり、「段落番号0034に記載の「符号17の「ブレードも含む道具」」の四角錐状部分」が符号38であり、「符号17の「ブレードも含む道具」」の回動によって「「符号17の「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」においてかかっているロックを解除できるタイプの1実施例が
図10である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】
図1は、「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」と「「2点の欠損部分」を備えているブレードも含む工具」とからなるロック機構が組み込まれている折りたたみ式工具の1実施例の分解図である。念のために、
図1においては、「ブレードも含む工具」としてブレードが選択されている。故に、「折りたたみ式の工具」とも言えるが、「折りたたみ式のナイフ」とも言える。
【
図2】
図2は、
図1の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の死角部分を可視化したものである。(a)は、
図1のそれである。(b)は、
図1の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の裏側である。(c)は、
図1の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」を90度回転させたものである。
【
図3】
図3は、
図1の1実施例のロック機構部分の断面図である。(a)は、段落番号0029の(19)のロック状態の断面図である。(b)は、段落番号0029の(23)及び(24)のロックが解除されている状態の断面図である。(c)は、段落番号0029の(22)のロック状態の断面図である。
【
図4】
図4は、
図1の部材を組み合わせたものである。(a)は、段落番号0029の(19)のロック状態にある
図1の1実施例である。(b)は、段落番号0029の(20)のロック状態にある
図1の1実施例である。(c)は、段落番号0029の(22)のロック状態にある
図1の1実施例である。(d)は、段落番号0029の(21)のロック状態にある
図1の1実施例である。(e)は、段落番号0029の(23)及び(24)のロックが解除され、且つ、「ブレードも含む工具」が90度回転している状態にある
図1の1実施例である。
【
図5】
図5は、「
図1の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の「「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」に、0.2ミリメートルの斜線を加え、「
図1の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の「「ブレードも含む工具」の欠損部分」と嵌合する部分」に逆方向の0.2ミリメートルの斜線を加えたものである。故に、「2点の楔部分」はメッシュ状になっている。(a)は、0度時の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」である。(b)は、90度時の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」である。(c)は、180時の「フィンガー・ガード部分及び「2点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」である。
【
図6】
図6は、「「1点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」と「「2点の欠損部分」を備えているブレードも含む工具」とからなるロック機構が組み込まれている折りたたみ式工具の1実施例の分解図である。
【
図7】
図7は、
図6の1実施例のロック機構部分の断面図である。(a)は、「ブレードも含む工具」が閉じている状態においてロックされている状態にある
図6の1実施例である。(b)は、「ブレードも含む工具」が閉じている状態においてロックが解除されている状態にある
図6の1実施例である。(c)は、「ブレードも含む工具」が開いている状態においてロックされている状態にある
図6の1実施例である。
【
図8】
図8は、「
図6の「「1点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の「「符号17である「ブレードも含む工具」」が回転する際に「「符号17である「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」に0.2ミリメートルの斜線を加え、さらに「
図6の「「1点の楔部分」を備えているロック・リリース・ボタン」の「「ブレードも含む工具」の欠損部分」と嵌合する部分」に逆方向の0.2ミリメートルの斜線を加えたものである。故に、「1点の楔部分」はメッシュ状になっている。
【
図9】単に1実施例の側面図を重ねただけであるが、
図9は、「「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」にある2点の欠損部分」と「「ブレードも含む工具」にある2点の欠損部分」との間の関係が「前記「ブレードも含む工具」」の回転運動の如何によって変化する様を、示したものである。(a)は180度時の関係である。(b)は135度時の関係である。(c)は90度時の関係である。(d)は45度時の関係である。(d)は0度時の関係である。
【
図10】
図10は、
図6の1実施例において、「「ロック・リリース・ボタンの楔部分」を四角錐状の形状にし、且つ、「「ブレードも含む道具」の「「前記「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「前記「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「前記「ブレードも含む道具」」が「「前記ロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」を四角錐状の形状にする」ことによって、「前記「ブレードも含む道具」」の回動によって「「符号17の「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」においてかかっているロックを解除できる1実施例の分解図である。
【符号の説明】
【0037】
1 「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン
2 「(1)ドライバー、(2)ビット・ドライバー・ソケット、(3)ホイッスル、、(4)ライト、前記(1)~(4)のいずれかの一つの組み込み」が想定されている「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のフィンガー・ガード部分
3 「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のピポットピン用の孔
4 ベアリング及び「前記ベアリングを押圧するためのばね」を収納するための孔
5 「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のピポットピン
6 ベアリングを押圧するための「コイル型のスプリング」
7 ベアリング
8 ベアリングと嵌合する窪み
9 「ブレードも含む道具」のピポットピン用の孔
10 符号11と対照させると「開き過ぎを防ぐためのストップ・ピン用の孔」と換言されるが、ストップ・ピン用の孔
11 符号10と対照させると「閉じ過ぎを防ぐためのストップ・ピン用の孔」と換言されるが、「「ブレードも含む道具」を閉じる際の回転し過ぎを防ぐためのストップ・ピン」用の孔
12 「ブレードも含む道具」用のピポットピン
13 符号14と対照させると「閉じ過ぎを防ぐためのストップ・ピン」と換言されるが、「ブレードも含む道具」を閉じる際の回転し過ぎを防ぐためのストップ・ピン
14 符号13と対照させると「開き過ぎを防ぐためのストップ・ピン」と換言されるが、ストップ・ピン
15 「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のピポットピン用の孔」がある方の「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか
16 「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のピポットピン用の孔」がない方の「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか
17 当件は折りたたみ式の「ブレードも含む道具」を最終的には「フォールディング・ガード」と換言できる「「楔部分及びフィンガー・ガード部分」と一体化しているロック・リリース・ボタン」を用いてロックするものであるが故に必ずしも折りたたみ式のナイフを限定しておらず、単に図面化されている2点の1実施例においてブレードが選択されているだけに過ぎないが、欠損部分を備えている「ブレードも含む工具」
18 「ブレードも含む道具」にある「開き過ぎを防ぐためのストップ・ピン」と接触する部分
19 「後記楔部分」は「「後記ロック・リリース・ボタン」にある「「「ブレードも含む工具」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」」と換言できるが、「前記ブレードも含む道具」が閉じている状態において「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」のいずれか」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」と嵌合する「前記「ブレードも含む道具」」にある欠損部分
20 「後記楔部分」は「「後記ロック・リリース・ボタン」にある「「「ブレードも含む工具」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」と換言できるが、「前記ブレードも含む道具」が開いている状態において「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」のいずれか」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の楔部分」と嵌合する「前記「ブレードも含む道具」」にある欠損部分
21 符号を入れるスペースの確保に難儀したことと、より視認し易くする必要性を感じたこと、前記2点を理由とする「符号6である「ベアリングを押圧するためのばね」」及び「符号7である「ベアリング」」を拡大するための0.2ミリメートルの点線の円
22 ビット・ドライバー・ソケット
23 「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」のいずれか」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の「「「符号17であるブレードも含む工具」」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない最大半径」」を示すためのお0.2ミリメートルの点線
24 「ブレードも含む工具」の回転角度如何によっては、「「前記「ブレードも含む工具」」にある欠損部分」と連続する空間を形成し得る欠損部分
25 当件における前(front)後(rear)左(left)右(right)背(back)腹(abdomen)x軸y軸z軸を示すための0.2ミリメートルの点線の円
26 「「「ブレードも含む工具」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」であり、
図1及び
図6の1実施例において「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の回転角度が0度時において「「「前記「ブレードも含む工具」」にある欠損部分」と嵌合する部分」」
27 「「「ブレードも含む工具」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯する部分」であり、
図1の1実施例において「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の回転角度が180度時において「「「前記「ブレードも含む工具」」にある欠損部分」と嵌合する部分」」
28 「「「ブレードも含む工具」が回転する際に「「前記「ブレードも含む工具」」が移動する領域」」を侵犯しない部分」であり、
図1及び
図6の1実施例においては「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の回転角度が90度時において「「前記「ブレードも含む工具」」に最も近づく部分」」
29 「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」を制御するために、突起部分を備えている「コイル型のスプリング」
30 「「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」のピボットピン用の孔」及び「「前記孔」の周囲に設けられている窪み部分」を拡大した上で示すための0.2ミリメートルの点線の円
31 「「2点ある「「両端に突起部分を備えている「コイル型スプリング」」の突起部分」」の内の1点」と嵌合する窪み部分
32 「「両端に突起部分を備えている「コイル型スプリング」」のコイル部分」と嵌合する窪み部分
33 「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」の「コイル型のスプリングで回転を制御するタイプ」の1実施例の死角部分を拡大しながら示すための0.2ミリメートルの点線の円
35 「「ハンドル」又は「ライナー」又は「ハンドル及びライナー」のいずれか」にある窪みと嵌合する方の「「2点ある「「両端に突起部分を備えている「コイル型スプリング」」の突起部分」」の内の1点」
36 「「「ブレードも含む道具」の回転軸」と異なる回転軸を持ち、且つ、「楔部分」又は「楔部分及びフィンガー・ガード部分」との一体化が想定されているロック・リリース・ボタン」にある窪みと嵌合する方の「「2点ある「「両端に突起部分を備えている「コイル型スプリング」」の突起部分」」の内の1点」
37 後部が四角錐状の形状をしている「ロック・リリース・ボタンの楔部分」
38 四角錐状の形状をしている「「ブレードも含む道具」の「「前記「ブレードも含む道具」」が閉じている状態」から「前記「ブレードも含む道具」」が回動し始める際において「前記「ブレードも含む道具」」が「「
図10ではなく
図6の1実施例のロック・リリース・ボタン」が回転する際に「「前記ロック・リリース・ボタン」が移動する領域」」を侵犯する部分」
【要約】
【課題】最終的に、「フォールディング・ガードの回動によって「ブレードも含む工具」が随伴回動し、その逆に「前記「ブレードも含む工具」」の回動によっても「前記フォールディング・ガード」が随伴回動し、「前記回動」が終わるとロックされる」ロック機構を、提供すること。
【解決手段】ロック・リリース・ボタンに2点の楔部分と1点のフィンガー・ガード部分を追加し、「ブレードも含む工具」に2点の欠損部分を設け、「前記ロック・リリース・ボタン」と「前記「ブレードも含む工具」」とをかさ歯車によって連結させる。
【選択図】
図1