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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-28
(45)【発行日】2024-03-07
(54)【発明の名称】プラズマアクチュエータ
(51)【国際特許分類】
   H05H 1/24 20060101AFI20240229BHJP
   B62D 37/02 20060101ALN20240229BHJP
【FI】
H05H1/24
B62D37/02 Z
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020098322
(22)【出願日】2020-06-05
(65)【公開番号】P2021192334
(43)【公開日】2021-12-16
【審査請求日】2023-02-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】507308902
【氏名又は名称】ルノー エス.ア.エス.
【氏名又は名称原語表記】RENAULT S.A.S.
【住所又は居所原語表記】122-122 bis, avenue du General Leclerc, 92100 Boulogne-Billancourt, France
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】廣瀬 健一
(72)【発明者】
【氏名】川俣 英之
(72)【発明者】
【氏名】大島 宗彦
【審査官】藤本 加代子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0297634(US,A1)
【文献】特開2012-038587(JP,A)
【文献】特開2019-114505(JP,A)
【文献】特開2020-011543(JP,A)
【文献】特開2008-290711(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0193843(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2008/0290218(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05H 1/00-1/54
B62D 31/00-39/00
B64B 1/00-1/70
B64C 1/00-99/00
B64D 1/00-47/08
B64F 1/00-5/60
B64G 1/00-99/00
B64U 10/00-80/86
F15D 1/00-1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体の後方に配置されるプラズマアクチュエータであって、
誘電体と、
前記誘電体を挟む第1電極及び第2電極から形成される第1電極群と、
前記誘電体を挟む第3電極及び第4電極から形成される第2電極群と、
前記誘電体を挟む第5電極及び第6電極と、を備え、
前記第1電極は、前記第2電極より前記移動体の前方に配置され、かつ前記移動体の表面に対し前記第2電極より上側に配置され、
前記第3電極は、前記第4電極より前記移動体の後方に配置され、かつ前記移動体の表面に対し前記第4電極より上側に配置され、
前記第1電極群は、前記第2電極群より前記移動体の前方に配置され、かつ前記第2電極群から所定距離離れた位置で前記第2電極群に対向し
前記第5電極は、前記第6電極より前記移動体の後方に配置され、かつ前記移動体の表面に対し前記第6電極より上側に配置され、
前記第5電極は、前記第1電極より前記移動体の前方に配置される
ことを特徴とするプラズマアクチュエータ。
【請求項2】
前記第1電極を覆うカバーをさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマアクチュエータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマアクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、車両の表面にプラズマアクチュエータを取り付ける発明が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載された発明は、発生させたプラズマによって車両表面における気流(空気の流れ)の剥離を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-142025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、空気の流れはプラズマを発生させたポイントを通り過ぎると、車両表面から剥離して車両の後方近傍で空気の渦を形成する場合がある。この空気の渦により進行方向とは逆方向に空気抵抗が発生し、燃費が悪化するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、移動体の進行方向とは逆方向に発生する空気抵抗を低減することが可能なプラズマアクチュエータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプラズマアクチュエータは、誘電体と、誘電体を挟む第1電極及び第2電極から形成される第1電極群と、誘電体を挟む第3電極及び第4電極から形成される第2電極群と、を備え、第1電極群は、第2電極群から所定距離離れた位置で第2電極群に対向して配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、移動体の進行方向とは逆方向に発生する空気抵抗を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、本発明の第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1が取り付けられる部位の一例を示す図である。
図2図2は、本発明の第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略図である。
図3図3は、本発明の第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略断面図である。
図4図4は、本発明の第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の動作例を説明する図である。
図5図5は、本発明の第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の動作例を説明する図である。
図6図6は、本発明の第2実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略図である。
図7図7は、本発明の第2実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略断面図である。
図8図8は、本発明の第2実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の動作例を説明する図である。
図9図9は、本発明の第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略図である。
図10図10は、本発明の第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略断面図である。
図11図11は、本発明の第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の動作例を説明する図である。
図12図12は、本発明の第4実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略図である。
図13図13は、その他の実施形態に係るプラズマアクチュエータ1の構成を説明する概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
図1に示すように第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1は、車両100(移動体)の表面2に複数取り付けられる。表面2とは具体的には車両100の後方の表面を指す。プラズマアクチュエータ1が取り付けられる部位は一例として、トランクの上側部分、最終ピラーの上側部分、リヤコンビネーションランプの上側部分、リヤフェンダの上側部分、及びリヤバンパの上側部分が挙げられる。
【0011】
他の取り付け例として、プラズマアクチュエータ1はルーフ(もしくはルーフスポイラ)の上側部分などに取り付けられてもよい。また、取り付けられるプラズマアクチュエータ1の数は複数でもよく一つでもよい。図1に示す例ではプラズマアクチュエータ1は左側の表面に取り付けられているがこれに限定されず、右側の表面に取り付けられてもよく、左右両方の表面に取り付けられてもよい。本実施形態ではプラズマアクチュエータ1は左右両方の表面に取り付けられているものとして説明する。
【0012】
次に図2~3を参照して、プラズマアクチュエータ1の構成について説明する。
【0013】
図2に示すようにプラズマアクチュエータ1は誘電体10と、誘電体10を挟む2枚の電極(第1電極11a、第2電極12a)から形成される。誘電体10は、周知の誘電材料で構成される。誘電体10を構成する誘電材料として具体的には、電気的絶縁材料であるアルミナ、ガラス、マイカなどの無機絶縁物、ポリイミド、ガラスエポキシ、ゴムなどの有機絶縁物などが挙げられる。ただし、誘電体10を構成する誘電材料はこれらに限られるものではなく、プラズマアクチュエータ1が使用される環境に応じて周知の誘電材料から適宜選択されればよい。プラズマアクチュエータ1が使用される環境とは車両100が走行しているときを指す。
【0014】
図2に示すように第1電極11a、第2電極12aは、周知の導電性材料からなり、薄板状に形成される。導電性材料は、プラズマアクチュエータ1が使用される環境に応じて周知の導電性材料から適宜選択されればよい。第1電極11aは表面2に対し第2電極12aより上側に配置される。
【0015】
第1電極11aと第2電極12aとの間(以下単に電極間とよぶ場合がある)に高電圧のパルス電圧を印加すると、図3に示すように第1電極11aから第2電極12aに向けて誘電体10の表面に沿ってプラズマ15aが発生する。印加するパルス電圧の電圧及び周波数は、一例として1kV~10kV、1kHz~10kHzである。ただしこれらに限定されず、車両100の速度に応じて適宜変更可能である。プラズマが発生する原理については周知であるためここでの説明は省略する。
【0016】
第1実施形態では誘電体10を挟む電極は2組ある。1組は上述したように第1電極11aと第2電極12aである。もう1組は図2及び図3に示すように、第1電極11b(第3電極)と第2電極12b(第4電極)である。第1電極11b及び第2電極12bの導電性材料は第1電極11a及び第2電極12aと同じである。第1電極11bは表面2に対し第2電極12bより上側に配置される。
【0017】
第1電極11bと第2電極12bとの間に高電圧のパルス電圧を印加すると、図3に示すように第1電極11bから第2電極12bに向けて誘電体10の表面に沿ってプラズマ15bが発生する。第1電極11aは第2電極12aより車両前方に配置される。第1電極11bは第2電極12bより車両後方に配置される。
【0018】
プラズマアクチュエータ1の構成において、誘電体10を挟む第1電極11a及び第2電極12aから形成される部位を第1電極群20aとよび、誘電体10を挟む第1電極11b及び第2電極12bから形成される部位を第2電極群20bとよぶ。図3に示すように第1電極群20aと第2電極群20bは所定距離離れて配置される。また、第1電極群20aと第2電極群20bは表面2に沿って対向して配置される。この配置により、プラズマ15a及びプラズマ15bが表面2に沿って対向して発生する。これにより図3に示すように表面2の垂直方向に流れる気流30が発生する。
【0019】
次に図4及び図5を参照して車両100を走行させた場合の空気の流れについて説明する。説明はプラズマアクチュエータ1が取り付けられた場合と取り付けられていない場合に分けて説明するが、どちらのケースにおいても共通する事象として車両100を走行させた場合は、図4に示すように車両100の表面2に沿った空気の流れ41(以下、気流41とよぶ)が発生する。
【0020】
この前提においてまずはプラズマアクチュエータ1が取り付けられていない場合を説明する。気流41は図5に示すように車両100の後方近傍で空気の渦51を形成する。この場合、空気の渦51の負圧により車両100には進行方向と逆向きの空気抵抗が加わる。これにより燃費が悪化するおそれがある。
【0021】
これに対し、プラズマアクチュエータ1が取り付けられた場合を説明する。なお車両100が走行している間、プラズマアクチュエータ1に上述のパルス電圧が印加されていることが前提となる。この場合、プラズマアクチュエータ1が取り付けられたそれぞれの部位において、プラズマアクチュエータ1による誘導気流(気流30)が生じる。この気流30によって気流41は図4に示すように持ち上げられ気流40となる。つまり気流30によって気流41の剥離(表面2からの剥離)が促進される。この剥離促進により図5に示すように、剥離促進がない気流41と比較して、車両100の後方から離れた位置で空気の渦50が形成される。これにより剥離促進がない気流41と比較して、車両100の進行方向とは逆方向に発生する空気抵抗は低減する。よって第1実施形態によれば燃費向上に寄与する。
【0022】
(作用効果)
以上説明したように、第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1によれば、以下の作用効果が得られる。
【0023】
プラズマアクチュエータ1は、誘電体10を挟む第1電極11a及び第2電極12aから形成される第1電極群20aと、誘電体10を挟む第1電極11b及び第2電極12bから形成される第2電極群20bとを備える。第1電極群20aは、第2電極群20bから所定距離離れた位置で第2電極群20bに対向して配置される。この配置により表面2の垂直方向に流れる気流30が発生する(図3参照)。この気流30によって走行中における気流41の剥離が促進される(図4参照)。この剥離促進により、剥離促進がない気流41と比較して(プラズマアクチュエータ1が取り付けられていない場合比較して)、車両100の後方から離れた位置で空気の渦50が形成される(図5参照)。これによりプラズマアクチュエータ1が取り付けられていない場合比較して、車両100の進行方向とは逆方向に発生する空気抵抗は低減する。よって第1実施形態に係るプラズマアクチュエータ1によれば燃費向上に寄与する。
【0024】
(第2実施形態)
次に図6~8を参照して第2実施形態について説明する。ただし第1実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略する。
【0025】
図6に示すようにプラズマアクチュエータ1は誘電体10と、誘電体10を挟む2枚の電極(第1電極11c、第2電極12c)から形成される。第1電極11c及び第2電極12cの導電性材料は第1電極11a及び第2電極12aと同じである。第2実施形態が第1実施形態と異なる部分は、第1実施形態では誘電体10を挟む電極が2組あるのに対し、第2実施形態では誘電体10を挟む電極は1組である点である。
【0026】
第1電極11c(第5電極)は表面2に対し第2電極12c(第6電極)より上側に配置される。第1電極11cは第2電極12cより車両後方に配置される。第1電極11cと第2電極12cとの間にパルス電圧を印加すると、図7に示すように第1電極11cから第2電極12cに向けて誘電体10の表面に沿ってプラズマ15cが車両100の進行方向に発生する。このプラズマ15cにより誘導気流(気流60)が生じる。そして図8に示すように気流60により走行中における気流41の剥離が促進される。この剥離促進による空気の渦の形成については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。以上のとおり、第2実施形態に係るプラズマアクチュエータ1も第1実施形態と同様に燃費向上に寄与する。
【0027】
(第3実施形態)
次に図9~11を参照して第3実施形態について説明する。ただし第1実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略する。
【0028】
第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1は第1実施形態と第2実施形態を組み合わせたものである。図9に示すように、プラズマアクチュエータ1は誘電体10と、誘電体10を挟む電極から形成される。誘電体10を挟む電極は、第1電極11a及び第2電極12a、第1電極11b及び第2電極12b、第1電極11c及び第2電極12cである。図10に示すように第1実施形態と同様にプラズマアクチュエータ1は第1電極11a及び第2電極12aから形成される第1電極群20aと第1電極11b及び第2電極12bから形成される第2電極群20bとを備える。第1電極11cは第1電極11aより車両前方に配置される。
【0029】
第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1によれば、気流30(プラズマ15a及びプラズマ15bの誘導気流)による気流41の剥離と、気流60(プラズマ15cの誘導気流)による気流41の剥離が促進される。この2つの剥離促進により、第1実施形態と比較して車両100の後方からより離れた位置で空気の渦50が形成される。これにより第1実施形態よりも車両100の進行方向とは逆方向に発生する空気抵抗は低減する。よって第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1によれば燃費向上に寄与する。
【0030】
(第4実施形態)
次に図12を参照して第4実施形態について説明する。ただし第1実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略する。
【0031】
図12に示すように第4実施形態に係るプラズマアクチュエータ1は第1電極11a及び第1電極11bを覆うカバー13を備える。カバー13は周知の誘電材料で構成される。カバー13を構成する誘電材料として具体的には、電気的絶縁材料であるアルミナ、ガラス、マイカなどの無機絶縁物、ポリイミド、ガラスエポキシ、ゴムなどの有機絶縁物などが挙げられる。ただし、カバー13を構成する誘電材料はこれらに限られるものではなく、プラズマアクチュエータ1が使用される環境に応じて周知の誘電材料から適宜選択されればよい。
【0032】
第4実施形態に係るプラズマアクチュエータ1によれば第1電極11a及び第1電極11bがカバー13で覆われるため、プラズマアクチュエータ1の耐久性が向上する。
【0033】
なおカバー13は第2実施形態及び第3実施形態に係るプラズマアクチュエータ1に用いられてもよい。
【0034】
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0035】
例えば図3に示すプラズマアクチュエータを複数利用して、図13に示すプラズマアクチュエータ1を構成してもよい。図13の右側部分は図3を同様のため説明を省略する。図13の左側部分について第1電極11d及び第2電極12dから形成される第1電極群20dと第1電極11e及び第2電極12eから形成される第2電極群20eとが、所定距離離れた位置で対向して配置される。第1電極11dと第2電極12dとの間にパルス電圧を印加すると、第1電極11dから第2電極12dに向けて誘電体10の表面に沿ってプラズマ15dが発生する。同様に第1電極11eと第2電極12eとの間にパルス電圧を印加すると、第1電極11eから第2電極12eに向けて誘電体10の表面に沿ってプラズマ15eが発生する。これにより表面2の垂直方向により多くの気流30が発生し、この気流30によって走行中における気流41の剥離が促進される。
【符号の説明】
【0036】
1 プラズマアクチュエータ
2 表面
10 誘電体
11a、11b、11c、11d、11e 第1電極
12a、12b、12c、12d、12e 第2電極
13 カバー
15a、15b、15c、15d、15e プラズマ
20a、20d 第1電極群
20b、20e 第2電極群
100 車両
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13