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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-29
(45)【発行日】2024-03-08
(54)【発明の名称】足用サポーター
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/06 20060101AFI20240301BHJP
   A41D 13/015 20060101ALI20240301BHJP
   A63B 71/12 20060101ALI20240301BHJP
【FI】
A41D13/06
A41D13/015
A63B71/12 C
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020040861
(22)【出願日】2020-03-10
(65)【公開番号】P2021143431
(43)【公開日】2021-09-24
【審査請求日】2023-03-08
(73)【特許権者】
【識別番号】518411648
【氏名又は名称】信武商事株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100135389
【弁理士】
【氏名又は名称】臼井 尚
(74)【代理人】
【識別番号】100086380
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 稔
(74)【代理人】
【識別番号】100103078
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 達也
(74)【代理人】
【識別番号】100130650
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 泰光
(74)【代理人】
【識別番号】100168099
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 伸太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100168044
【弁理士】
【氏名又は名称】小淵 景太
(74)【代理人】
【識別番号】100200609
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 智和
(74)【代理人】
【識別番号】100217467
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴崎 一磨
(72)【発明者】
【氏名】林 宗▲学▼
【審査官】山尾 宗弘
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2015/174059(WO,A1)
【文献】特開2007-190380(JP,A)
【文献】特開2017-046742(JP,A)
【文献】特開2010-013755(JP,A)
【文献】米国特許第04597395(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/06
A41D 13/015
A63B 71/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装着時に踵部位に位置する踵被覆部、および甲部位に位置する足背被覆部を含み、伸縮性を有する素材により構成されたサポーター本体を備え、
上記サポーター本体は、踝部位が露出した状態で装着され、
上記踵被覆部は、足裏部位に位置し、クッション材が設けられた足裏対応部と、当該足裏対応部の左右両側から後方に至る周縁から起立し、左右両側において上記足背被覆部とつながって筒状をなす周縁起立部と、を有し、
上記周縁起立部には、当該周縁起立部の後方端から左右両側に延びる範囲に重なり合うように配置され、伸縮性を有する素材からなる補助部材が設けられており、
上記周縁起立部は、その後方端である後方起立片と、上記後方起立片から左側前方に延びる左側起立片と、上記後方起立片から右側前方に延びる右側起立片と、を有し、
上記補助部材は、その後方端が上記後方起立片に固定されるとともに、当該固定部位から左側前方に延びて上記左側起立片に重ねられる左側補助片と、当該固定部位から右側前方に延びて上記右側起立片に重ねられる左側補助片と、を有し、
上記左側補助片の先端部位は、上記左側起立片に対して位置変更可能に取り付けられ、
上記右側補助片の先端部位は、上記右側起立片に対して位置変更可能に取り付けられる、足用サポーター。
【請求項2】
上記足背被覆部の左右方向の長さを調整する長さ調整手段が設けられている、請求項1に記載の足用サポーター。
【請求項3】
上記長さ調整手段は、面ファスナーによって構成される、請求項に記載の足用サポーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足用サポーターに関し、特に、剣道など運動する際に着用するのに適した足用サポーターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、剣道の練習等の際には、足を強く踏み込む動作を繰り返す。この踏み込み時には、足裏の踵部位に大きな衝撃がかかる傾向にある。このような運動時の踵部位への衝撃を緩和するために、足用サポーターが使用される。特許文献1,2には、そのような足用サポーターに関する技術が開示されている。
【0003】
特許文献1に記載された足用サポーターにおいて、装着時における足裏の踵部位に対応する位置に当て部材14(クッション材)が取り付けられており、当該当て部材が踵部位への衝撃を緩和する役割を担う。特許文献2に記載された足用サポーターにおいては、踵部位に対応する位置に設けられた第二の衝撃吸収材300(クッション材)に加えて、前方の土踏まず部位に対応する位置には第一の衝撃吸収材200が設けられている。
【0004】
上記の特許文献1,2に開示された足用サポーターは、装着時の位置ずれを防止するため、装着時において足背部位から踵部位を経て踝部位の上方まで覆うように一連の筒状とされている。しかしながら、このように足背部位から踝部位の上方まで筒状で包囲された構成では、足首周辺のスムーズな動きを阻害するおそれがあるとともに、踝部位ないし足背部位にかけて、着用時間が長くなると痛みが生ずることもあり、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開平6-29402号公報
【文献】国際公開WO2015/174059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような事情の下で考え出されたものであって、踵部位の衝撃を緩和するための足用サポーターにおいて、装着時の位置ずれを防止しつつ、長時間着用する場合においても足に痛みが生じない足用サポーターを提供することを主たる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本発明によって提供される足用サポーターは、装着時に踵部位に位置する踵被覆部、および甲部位に位置する足背被覆部を含み、伸縮性を有する素材により構成されたサポーター本体を備え、上記踵被覆部は、足裏部位に位置し、クッション材が設けられた足裏対応部と、当該足裏対応部の左右両側から後方に至る周縁から起立し、左右両側において上記足背被覆部とつながって筒状をなす周縁起立部と、を有し、上記周縁起立部には、当該周縁起立部の後方端から左右両側に延びる範囲に重なり合うように配置され、伸縮性を有する素材からなる補助部材が設けられている。
【0009】
好ましい実施の形態においては、上記補助部材は、左右両端の少なくとも一方が上記周縁起立部に対して位置変更可能に取り付けられている。
【0010】
好ましい実施の形態においては、上記補助部材は、後方端が上記周縁起立部に固定され、上記左右両端の双方が上記周縁起立部に対して位置変更可能に取り付けられている。
【0011】
好ましい実施の形態においては、上記足背被覆部の左右方向の長さを調整する長さ調整手段が設けられている。
【0012】
好ましい実施の形態においては、上記長さ調整手段は、面ファスナーによって構成される。
【0013】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る足用サポーターの一例を示す側面図である。
図2図1に示した足用サポーターを後方側から見た図である。
図3図1に示した足用サポーターの平面図である。
図4図3のIV-IV線に沿う断面図である。
図5図1に示した足用サポーターの装着時の状態を示す側面図である。
図6】本発明に係る足用サポーターの他の例を示す図2と同様の図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0016】
図1図4は、本発明に係る足用サポーターの一例を示している。本実施形態の足用サポーターA1は、サポーター本体1、クッション材41,42および補助部材5を備え、例えば剣道など運動をする際に足に装着して使用するのに適する。
【0017】
サポーター本体1は、伸縮性を有する素材によって構成されており、踵被覆部2および足背被覆部3を含む。本実施形態では、サポーター本体1は、例えば自然状態で3~5mm程度の適度な厚さを有し、適所が縫製によって接合されることで図1図4等に示した踵被覆部2および足背被覆部3を具備する形状とされている。本実施形態において、サポーター本体1の外側を向く面の全域には、面ファスナーのループが形成されている。
【0018】
踵被覆部2は、装着時に足の踵部位に密着して覆う部分であり、足裏対応部21および周縁起立部22を有する。足裏対応部21は、踵部位のうち足裏後方部位に密着して覆う部分である。
【0019】
周縁起立部22は、足裏対応部21の左右両側から後方に至る周縁から起立しており、踵部位のうち足裏部位につながって立ち上がる部位(後方端付近のアキレス腱部位からその左右前方側につながる部位)に密着して覆う部分である。本実施形態では、説明の便宜上、周縁起立部22について、後方起立片221、左側起立片222および右側起立片223に適宜区別して説明する。後方起立片221は、後方端付近のアキレス腱部位を覆う部分であり、左側起立片222は、後方起立片221から左側前方に延びる部分であり、右側起立片223は、後方起立片221から右側前方に延びる部分である。
【0020】
足背被覆部3は、装着時に足背部位(いわゆる足の甲)に密着して覆う部分である。本実施形態において、足背被覆部3は、左側帯状片31および右側帯状片32を含んで構成される。右側帯状片32の先端(左側端)にはファスナー部33が取り付けられている。ファスナー部33の内側を向く面には、面ファスナーのフックが形成されている。このファスナー部33は、左側帯状片31(外面に面ファスナーのループが形成)の適宜位置に着脱可能に貼り合わせることができる。足背被覆部3は、全体として左右に延びており、面ファスナーを構成する左側帯状片31およびファスナー部33によって左右方向の長さを調整することが可能とされている。
【0021】
足背被覆部3は、その左右両端(左側帯状片31の左端および右側帯状片32の右端)が周縁起立部22の左側起立片222および右側起立片223につながっている。これにより、踵被覆部2(足裏対応部21と周縁起立部22)および足背被覆部3はつながって全体として筒状をなしている。
【0022】
図4に示すように、クッション材41,42は、踵被覆部2の足裏対応部21に設けられている。具体的には、足裏対応部21の下面には、カバー材211が重ね合わされ、その周縁が足裏対応部21に縫合されており、足裏対応部21およびカバー材211の重なる部分が袋状にされている。クッション材41,42は、上記の足裏対応部21およびカバー材211からなる袋状部分に収容されており、足裏対応部21およびカバー材211に挟まれた状態でこれら足裏対応部21およびカバー材211と重なり合う。
【0023】
本実施形態において、クッション材41は例えばシリコーンゴムなどの衝撃吸収作用に優れた素材からなり、適度な厚さを有する。クッション材42は、伸縮性を有する素材からなり、衝撃吸収作用を有する。このクッション材42は、サポーター本体1(踵被覆部2や足背被覆部3)を構成する素材と同様の素材で構成してもよい。なお、クッション材41,42の素材や厚さは、適宜選択して種々変更することが可能である。また、2枚のクッション材41,42を備える構成に代えて、単一のクッション材を備える構成、あるいは3枚以上のクッション材を備える構成にしてもよい。
【0024】
補助部材5は、伸縮性を有する素材からなり、踵被覆部2の周縁起立部22に重なり合うように配置されている。具体的には、補助部材5は、周縁起立部22の後方端(後方起立片221)から左右両側に延びる範囲(左側起立片222および右側起立片223)に重なり合っている。本実施形態においては、補助部材5は、例えばゴムバンドからなり、サポーター本体1(踵被覆部2および足背被覆部3)よりも伸縮性に富む。また、本実施形態では、補助部材5は、長手方向中央の後方端が周縁起立部22の後方端(後方起立片221)に縫合により固定されており、その固定部位から左側に延びる左側補助片51、および右側に延びる右側補助片52を有する。
【0025】
本実施形態においては、左側補助片51の先端(補助部材5の左側端)にはファスナー部53が取り付けられている。また、右側補助片52(補助部材5の右側端)にはファスナー部54が取り付けられている。ファスナー部53は、周縁起立部22の左側起立片222(外面に面ファスナーのループが形成)の適宜位置に着脱可能に貼り合わせることができる。したがって、左側補助片51の先端部位(補助部材5の左側端)は、左側起立片222に対して位置変更可能に取り付けられる。また、ファスナー部54は、周縁起立部22の右側起立片223(外面に面ファスナーのループが形成)の適宜位置に着脱可能に貼り合わせることができる。したがって、右側補助片52の先端部位(補助部材5の右側端)は、右側起立片223に対して位置変更可能に取り付けられる。
【0026】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0027】
本実施形態の足用サポーターA1は、例えば剣道の練習を行う際に、足に装着して使用される。図5は、足用サポーターA1を足に装着した状態を示す側面図であり、足を仮想線で表している。
【0028】
足用サポーターA1は、踵被覆部2および足背被覆部3を含むサポーター本体1を備えており、踵被覆部2の足裏対応部21には、クッション材41,42が設けられている。これにより、足を踏み込んだ際の踵部位への衝撃を緩和することができる。
【0029】
サポーター本体1(踵被覆部2および足背被覆部3)は、伸縮性を有する素材からなる。踵被覆部2は、足裏対応部21の左右両側から後方に至る周縁から起立する周縁起立部22を有し、この周縁起立部22は、足背被覆部3と筒状をなしている。このような構成によれば、足用サポーターA1を足に装着した状態では、周縁起立部22および足背被覆部3が伸長させられる。これにより、周縁起立部22には図5において矢印N1で示すように収縮力が作用し、足背被覆部3には同図において矢印N2で示すように収縮力が作用するので、足用サポーターA1は踵部位から足背部位を包み込むようにフィットする。その一方、足の踝部位は、足用サポーターA1に覆われずに露出している。このため、足首周辺については支障なく動かすことができ、長時間着用しても足に痛みが生じない。
【0030】
踵被覆部2の周縁起立部22には、補助部材5が設けられている。補助部材5は、伸縮性を有する素材からなり、周縁起立部22の後方端から左右両側に延びる範囲に重なり合うように配置される。このような構成によれば、足用サポーターA1を足に装着した状態では、補助部材5は伸長させられ、補助部材5には図5において矢印N3で示すように収縮力が作用する。したがって、上記した周縁起立部22の収縮力(矢印N1)と補助部材5の収縮力(矢印N3)との協働により、周縁起立部22(踵被覆部2)が踵部位から脱げるのを防止するとともに、足用サポーターA1の位置ずれを防止することができる。
【0031】
本実施形態において、補助部材5は、左右両端(左側補助片51の先端部位および右側補助片52の先端部位)の少なくとも一方が周縁起立部22に対して位置変更可能に取り付けられている。このような構成によれば、足用サポーターA1を足に装着した状態での補助部材5の伸長の度合いおよび補助部材5に作用する収縮力を適宜調整することができる。
【0032】
本実施形態において、補助部材5は、後方端が周縁起立部22(後方起立片221)に固定され、左右両端の双方(左側補助片51および右側補助片52の双方の先端部位)が周縁起立部22(左側起立片222および右側起立片223)に対して位置変更可能に取り付けられている。このような構成によれば、補助部材5の周縁起立部22に対する取り付け位置を、左側(左側補助片51)と右側(右側補助片52)についてそれぞれ独立して変更することが可能である。したがって、補助部材5による収縮力について、左右両側においてきめ細かく調整することが可能である。
【0033】
本実施形態の足用サポーターA1においては、足背被覆部3の左右方向の長さを調整するための長さ調整手段が設けられている。このような構成によれば、使用者の足のサイズに合うように足背被覆部3の長さを調整可能であり、また、足背被覆部3による収縮力を調整することができる。
【0034】
足背被覆部3における長さ調整手段は、面ファスナーによって構成される。このような構成によれば、足用サポーターA1の足への装着、および、足用サポーターA1を足から外す操作を容易に行うことができ、使い勝手に優れている。
【0035】
図6は、本発明に係る足用サポーターの他の例を示している。本実施形態の足用サポーターA2において、補助部材5の構成が上記の足用サポーターA1と異なっている。なお、図6においては、上記実施形態と同一または類似の要素には同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
【0036】
足用サポーターA2において、補助部材5は、長手方向中央の後方端が周縁起立部22(後方起立片221)に固定されておらず、後方端から左右に両側に延びる一連の補助片55により構成される。補助片55の左側端は、周縁起立部22の左側起立片222に縫合により固定された固定部56とされている。補助片55の右側端にはファスナー部57が取り付けられている。ファスナー部57は、足用サポーターA1におけるファスナー部54と同様に、周縁起立部22の右側起立片223(外面に面ファスナーのループが形成)の適宜位置に着脱可能に貼り合わせることができる。周縁起立部22の後方起立片221にはループ部58が縫合により固定されており、このループ部58に補助部材5(補助片55)が通されている。
【0037】
本実施形態の足用サポーターA2においても、上記の足用サポーターA1と同様の作用効果を奏する。また、補助部材5は、右端(補助片55の右側端)が周縁起立部22(右側起立片223)に対して位置変更可能に取り付けられている。このような構成によれば、足用サポーターA1を足に装着した状態での補助部材5の伸長の度合いおよび補助部材5に作用する収縮力を適宜調整することができる。
【0038】
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る足用サポーターの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【0039】
上記実施形態では、サポーター本体1の外側を向く面の全域に面ファスナーのループを形成する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、サポーター本体1自体の外面にループを形成せずに、サポーター本体1の外面の必要な領域にループが形成されたファスナー部を取り付けた構成としてもよい。
【符号の説明】
【0040】
A1,A2 足用サポーター
1 サポーター本体
2 踵被覆部
21 足裏対応部
211 カバー材
22 周縁起立部
221 後方起立片
222 左側起立片
223 右側起立片
3 足背被覆部
31 左側帯状片
32 右側帯状片
33 ファスナー部
41,42 クッション材
5 補助部材
51 左側補助片
52 右側補助片
53,54 ファスナー部
55 補助片
56 固定部
57 ファスナー部
58 ループ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6