特許7446816IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

好中球機能評価システム等を用いたアルツハイマー病指標表示装置及び方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

好中球は、生体防御に関わる免疫担当細胞であり、生体内異物を認識すると、酵素NADPH(nicotinamide adenine dinucleotide phosphate)オキシダーゼにより、活性酸素種であるスーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド、O2 ・-)を産生する。さらに、スーパーオキシド代謝産物である過酸化水素を基質として、酵素ミエロペルオキシダーゼ(MPO)は次亜塩素酸を生成する。このような活性酸素種は生理的な濃度において様々な生体内反応(例えば、細胞周期、貪食反応)を制御しているが、過剰に産生されると、組織における炎症反応を惹起することから、脳内の特定の部位における好中球活性等はアルツハイマー症を始めとする酸化ストレス関連疾患の発症に関与していることが指摘されている。これに対して、血液脳関門によって隔てられている脳内とは独立の末梢血中の好中球活性等がアルツハイマー病と関連するとすれば、この末梢血中の好中球活性等を測定することによって簡便にアルツハイマー症の病態指標を評価することができる。ところで、數村らは、蛍光及び化学発光のリアルタイム測定システムを用いて、簡便な操作で、血液のMPO活性及びスーパーオキシド産生活性を同時に評価する方法を開発しており(特許文献1、3)、また、好中球等の食細胞の貪食能を評価する方法も開示されている(特許文献2)。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のアルツハイマー症指標表示装置は、末梢血中の、好中球活性としてのスーパーオキシド産生活性、ミエロペルオキシダーゼ活性、酸化LDL量、食細胞貪食能、トリグリセリド、空腹時血中グルコース、総コレステロール、ヘモグロビンA1c、及びインスリン、からなる群よりスーパーオキシド産生活性が選ばれる1つ以上を測定する測定手段と、該測定手段によって測定された指標をアルツハイマー病の病態指標として表示す・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、簡便、かつ、高精度にアルツハイマー病の病態指標を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 水迷路試験との相関を示す図。

代表図 図1本件の代表的な図

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