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特許7447248リッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法、装置、機器及び媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-01
(45)【発行日】2024-03-11
(54)【発明の名称】リッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/0457 20230101AFI20240304BHJP
   H04W 16/14 20090101ALI20240304BHJP
   H04W 72/54 20230101ALI20240304BHJP
【FI】
H04W72/0457
H04W16/14
H04W72/54 110
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2022519329
(86)(22)【出願日】2020-09-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-29
(86)【国際出願番号】 CN2020116903
(87)【国際公開番号】W WO2021057733
(87)【国際公開日】2021-04-01
【審査請求日】2022-03-25
(31)【優先権主張番号】201910927231.X
(32)【優先日】2019-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【弁理士】
【氏名又は名称】三縄 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100204386
【弁理士】
【氏名又は名称】松村 啓
(72)【発明者】
【氏名】沈 ▲暁▼冬
【審査官】松野 吉宏
(56)【参考文献】
【文献】ETRI,Wideband operation for NR-U,3GPP TSG RAN WG1#98 R1-1908809,フランス,3GPP,2019年08月16日
【文献】MediaTek Inc.,Wideband operation for NR-U.,3GPP TSG RAN WG1#98 R1-1908389,フランス,3GPP,2019年08月17日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 - 7/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク側機器又は端末機器によって実行されるリッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法であって、
第一の情報を取得することであって、前記第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、前記ターゲットはキャリアを含むことと、
前記周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、前記ターゲットをLBTサブバンドに区分することとを含み、
前記第一の情報は、周波数領域分割位置情報をさらに含み、
前述した、前記周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、前記ターゲットをLBTサブバンドに区分することは、
前記ターゲットの周波数領域開始位置から、前記周波数領域分割位置に基づいて、前記ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分することを含み、
前記第一の情報は、BWPの周波数領域開始・終了位置情報をさらに含み、
前記方法は、
前記BWPの周波数領域開始位置がキャリアのLBTサブバンドの第一の位置に位置することを決定することと、
前記BWPの周波数領域終了位置がキャリアのLBTサブバンドの第二の位置に位置することを決定することと、
前記第一の位置と前記第二の位置に基づいて、前記BWPをR個のLBTサブバンドに区分することをさらに含む、ことを特徴とするリッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法。
【請求項2】
前記方法は、
周波数位置に従って、前記LBTサブバンドに対して番号付けを行うことをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
第二の情報を配置することをさらに含み、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、前記LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記LBTサブバンド指示ドメインは、リソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、いずれもキャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
リッスンビフォアトークLBTサブバンド区分装置であって、
第一の情報を取得するための取得モジュールであって、前記第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、前記ターゲットはキャリアを含む取得モジュールと、
前記周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、前記ターゲットをLBTサブバンドに区分するための区分モジュールとを含み、
前記第一の情報は、周波数領域分割位置情報をさらに含み、
前記区分モジュールは、具体的には、
前記ターゲットの周波数領域開始位置から、前記周波数領域分割位置に基づいて、前記ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分するために用いられ、
前記第一の情報は、BWPの周波数領域開始・終了位置情報をさらに含み、
前記区分モジュールは、さらに、
前記BWPの周波数領域開始位置がキャリアのLBTサブバンドの第一の位置に位置することを決定し、
前記BWPの周波数領域終了位置がキャリアのLBTサブバンドの第二の位置に位置することを決定し、
前記第一の位置と前記第二の位置に基づいて、前記BWPをR個のLBTサブバンドに区分するために用いられる、ことを特徴とするリッスンビフォアトークLBTサブバンド区分装置。
【請求項6】
前記装置は、
周波数位置に従って、前記LBTサブバンドに対して番号付けを行うための番号付けモジュールをさらに含む、ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記装置は、
第二の情報を配置するための配置モジュールをさらに含み、前記第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、前記LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する、ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記LBTサブバンド指示ドメインは、リソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、いずれもキャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する、ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
【請求項9】
コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、
第一の情報を取得することであって、前記第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、前記ターゲットはキャリアを含むことと、
前記周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、前記ターゲットをLBTサブバンドに区分することとを実現させ、
前記第一の情報は、周波数領域分割位置情報をさらに含み、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、
前記ターゲットの周波数領域開始位置から、前記周波数領域分割位置に基づいて、前記ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分することをさらに実現させ、
前記第一の情報は、BWPの周波数領域開始・終了位置情報をさらに含み、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、
前記BWPの周波数領域開始位置がキャリアのLBTサブバンドの第一の位置に位置することを決定することと、
前記BWPの周波数領域終了位置がキャリアのLBTサブバンドの第二の位置に位置することを決定することと、
前記第一の位置と前記第二の位置に基づいて、前記BWPをR個のLBTサブバンドに区分することをさらに実現させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、周波数位置に従って、前記LBTサブバンドに対して番号付けを行うことをさらに実現させる、請求項9に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項11】
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、
第二の情報を配置することをさらに実現させ、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、前記LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる、請求項9に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
前記LBTサブバンド指示ドメインは、リソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、いずれもキャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する、請求項11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信技術分野に関し、特にリッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ニューラジオ(New Radio、NR)の非許可周波数バンドでは、情報を送信する前に、端末機器又はネットワーク機器は、クリアチャネルアセスメント(Clear Channel Assess、CCA)又は拡張クリアチャネルアセスメント(extended Clear Channel Assess、eCCA)を行ってチャネルをリスニングし、即ちエネルギー検出(Energy Detection、ED)を行う必要があり、検出したエネルギーが一定の閾値より低い場合、チャネルは空であると判断されれば、伝送を開始することができ、即ちリッスンビフォアトークの(listen before talk、LBT)である。
【0003】
非許可周波数バンドの広帯域キャリアについては、CCAは、規定されたLBTサブバンドにおいて行われる。多くのリソースの配置、スケジューリング又は指示は、いずれもLBTサブバンドの粒度で行われる。そのため、非許可周波数バンドについては、どのようにLBTサブバンドを区分するかは、早急な解決の待たれる問題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、LBTサブバンドを区分できるリッスンビフォアトークLBTサブバンド区分方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一方では、本開示の実施例は、LBTサブバンド区分方法を提供した。この方法は、
第一の情報を取得することであって、第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、ターゲットはキャリア又は帯域幅部分(Bandwidth part、BWP)を含むことと、
周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分することとを含む。
【0006】
他方では、本開示の実施例は、LBTサブバンド区分装置を提供した。この装置は、
第一の情報を取得するための取得モジュールであって、第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、ターゲットはキャリア又はBWPを含む取得モジュールと、
周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分するための区分モジュールとを含む。
【0007】
さらに他方では、本開示の実施例は、LBTサブバンド区分機器を提供する。この機器は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されており、且つプロセッサで運行できるコンピュータプログラムとを含み、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法を実現させる。
【0008】
さらに他方では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法を実現させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施例のLBTサブバンド区分方法、装置、機器及媒体は、キャリアの周波数領域開始・終了位置情報又はBWPの周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分することができる。
【0010】
本開示の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、以下は、本開示の実施例において使用される必要がある添付図面を簡単に紹介する。当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、それらの添付図面に基づき、他の添付図面を取得することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法のフローチャート概略図を示した。
図2】本開示のLBTサブバンド区分結果の第一の例の概略図を示した。
図3】本開示のLBTサブバンド区分結果の第二の例の概略図を示した。
図4】本開示のLBTサブバンド区分結果の第三の例の概略図を示した。
図5】本開示のLBTサブバンド区分結果の第四の例の概略図を示した。
図6】本開示のLBTサブバンド区分結果の第五の例の概略図を示した。
図7】本開示の周波数領域配置の第一の例の概略図を示した。
図8】本開示の周波数領域配置の第二の例の概略図を示した。
図9】本開示の周波数領域配置の第三の例の概略図を示した。
図10】本開示の実施例によるLBTサブバンド区分装置の構造概略図を示した。
図11】本開示のネットワーク側機器の例のハードウェア構造概略図を示した。
図12】本開示の端末機器の例のハードウェア構造概略図を示した。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術方案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0013】
本開示の実施例は、LBTサブバンド区分方法、装置、機器及び媒体を提供する。以下は、まず本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法を説明する。
【0014】
図1は、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法のフローチャート概略図を示した。LBTサブバンド区分方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0015】
S101、第一の情報を取得し、そのうち、第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、ターゲットはキャリア又はBWPを含む。理解できるように、周波数領域開始・終了位置情報は、周波数領域開始位置情報と周波数領域終了位置情報を含む。
【0016】
S102、周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分する。
【0017】
キャリアについては、システム情報ブロック(System Information Block、SIB)1からキャリアの周波数領域開始・終了位置情報を取得することができる。
【0018】
BWPについては、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージ(例えば配置Setupメッセージ、回復Resume情報と再確立Reestablishmentメッセージなど)を受信する前のBWPにおいて、その周波数領域開始・終了位置情報は、制御リソースセット(Control resource set、CORESET)#0の周波数領域開始・終了位置情報と同じであり、RRCメッセージを受信した後のBWPにおいて、その周波数領域開始・終了位置情報はSIB1における情報によって配置され、端末機器専用のBWPについては、このBWPのサブキャリア間隔(Subcarrier spacing、SCS)配置とSIB1におけるキャリア情報配置に基づいて、このBWPが属するリファレンス帯域幅範囲を得て、このリファレンス帯域幅範囲内で、位置と帯域幅(locationAndBandwidth)により指示されるリソース指示値(Resource indicator value、RIV)によって、このBWPの周波数領域開始・終了位置情報を得ることができる。
【0019】
本開示の実施例のLBTサブバンド区分方法は、ネットワーク側機器に適用してもよく、端末機器に適用してもよい。本開示のネットワーク側機器は、基地局であってもよく、この基地局は、通常使用される基地局であってもよく、進化型基地局(evolved node base station、eNB)であってもよく、さらに5Gシステムにおけるネットワーク側機器(例えば、次世代基地局(next generation node base station、gNB)又は後続の進化通信システムにおけるネットワーク側機器であってもよい。しかしながら、上記用語は、本開示の保護範囲を制限するものではない。端末機器の例は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0020】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTチャネル計画情報をさらに含んでもよい。そのうち、異なるLBTチャネル帯域幅は、異なるLBTチャネル計画情報に対応することができる。異なる位置(例えば、国又は地域)も、異なるLBTチャネル計画情報に対応することができる。例えば、中国のLBTチャネル計画情報は、5170メガヘルツ(MHz)~5330MHzの周波数範囲で、5170MHzから、20MHzごとに一つのLBTチャネルとすることであり、アメリカのLBTチャネル計画情報は、5170MHz~5330MHzの周波数範囲で、5170MHzから、40MHzごとに一つのLBTチャネルとすることである。
【0021】
ターゲットのLBTサブバンドを区分する場合、周波数領域開始・終了位置情報とLBTチャネル計画情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分することができる。いくつかの実施例では、周波数領域開始・終了位置情報とLBTチャネル計画情報に基づいて、ターゲットをL個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0022】
例示的に、LBTチャネル計画情報が5170MHz~5330MHzの周波数範囲で、5170MHzから20MHzごとに一つのLBTチャネルとすることであるとする。ターゲットの周波数領域開始位置は5210MHzであり、ターゲットの周波数領域終了位置は5290MHzである。ターゲットを4つのLBTサブバンドに区分することができる。LBTサブバンド区分結果は、図2に示されるとおりである。図2は、本開示のLBTサブバンド区分結果の第一の例の概略図を示した。
【0023】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTサブバンド区分粒度をさらに含んでもよい。ターゲットのLBTサブバンドを区分する場合、ターゲットの周波数領域開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをM個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0024】
例示的に、LBTサブバンド区分粒度が40MHzであり、ターゲットの周波数領域開始位置が5210MHzであり、ターゲットの周波数領域終了位置が5290MHzであるとする。
【0025】
ターゲットの周波数領域開始位置5210MHzから、40MHzごとに一つのLBTサブバンドに区分する。LBTサブバンド区分結果は、図3に示されるとおりである。図3は、本開示のLBTサブバンド区分結果の第二の例の概略図を示した。
【0026】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTサブバンド区分粒度と区分開始位置情報をさらに含んでもよい。ターゲットのLBTサブバンドを区分する場合、ターゲットの周波数領域開始位置から区分開始位置を、一つのLBTサブバンドに区分し、区分開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをN個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0027】
例示的に、LBTサブバンド区分粒度が20MHzであり、ターゲットの周波数領域開始位置が5210MHzであり、ターゲットの周波数領域終了位置が5290MHzであり、区分開始位置が5240MHzであるとする。
【0028】
ターゲットの周波数領域開始位置5210MHz~5240MHzをターゲットの一つのLBTサブバンドに区分し、5240MHzから、20MHzごとに一つのLBTサブバンドに区分し、即ち5240MHz~5260MHzを一つのLBTサブバンドに区分し、5260MHz~5280MHzを一つのLBTサブバンドに区分し、5280MHz~5290MHzを一つのLBTサブバンドに区分する。LBTサブバンド区分結果は、図4に示されるとおりである。図4は、本開示のLBTサブバンド区分結果の第三の例の概略図を示した。
【0029】
本開示の一実施例では、第一の情報は、周波数領域分割位置情報をさらに含む。ターゲットのLBTサブバンドを区分する場合、ターゲットの周波数領域開始位置から、周波数領域分割位置に基づいて、ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0030】
例示的に、ターゲットの周波数領域開始位置がFstartであり、ターゲットの周波数領域終了位置がFendであるとする。周波数領域分割位置情報は、5つの周波数領域分割点を含み、5つの周波数領域分割点は、それぞれF1、F2、F3、F4とF5であり、5つの周波数領域分割点が対応する周波数は、順に増加する。そうすると、ターゲットを6つのLBTサブバンドに区分し、6つのLBTサブバンドの周波数範囲は、それぞれFstart~F1、F1~F2、F2~F3、F3~F4、F4~F5とF5~Fendである。LBTサブバンド区分結果は、図5に示されるとおりである。図5は、本開示のLBTサブバンド区分結果の第四の例の概略図を示した。
【0031】
本開示の一実施例では、第一の情報は、各LBTサブバンドの開始物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)情報と終了PRB情報をさらに含んでもよい。ターゲットのLBTサブバンドを区分する場合、周波数領域開始・終了位置情報、開始PRB情報と終了PRB情報に基づいて、ターゲットをQ個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0032】
そのうち、PRB情報は、PRBインデックス又はPRBオフセット含んでもよい。
【0033】
本開示の一実施例では、ターゲットがキャリアである場合、第一の情報は、BWPの周波数領域開始・終了位置情報をさらに含んでもよい。
【0034】
BWPのLBTサブバンドを区分する場合、BWPの周波数領域開始位置がキャリアのLBTサブバンドの第一の位置に位置することを決定し、BWPの周波数領域終了位置がキャリアのLBTサブバンドの第二の位置に位置することを決定し、第一の位置と第二の位置に基づいて、BWPをR個のLBTサブバンドに区分することができる。
【0035】
例示的に、BWPの周波数領域開始位置がキャリアのi番目のLBTサブバンドに位置することが決定され、BWPの周波数領域終了位置がキャリアのj番目のLBTサブバンドに位置することが決定されたとすれば、BWPをj-i+1個のLBTサブバンドに区分する。LBTサブバンド区分結果は、図6に示されるとおりである。図6は、本開示のLBTサブバンド区分結果の第五の例の概略図を示した。
【0036】
本開示の実施例のLBTサブバンド区分方法は、キャリアの周波数領域開始・終了位置情報又はBWPの周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分することができる。
【0037】
本開示の一実施例では、さらに周波数位置に従って、LBTサブバンドに対して番号付けを行うことができる。
【0038】
例示的に、LBTサブバンド周波数範囲が、それぞれFstart~F1、F1~F2、F2~F3、F3~F4、F4~F5とF5~Fendである六つのLBTサブバンドについては、
LBTサブバンド周波数範囲がFstart~F1であるLBTサブバンドを#0に番号付け、LBTサブバンド周波数範囲がF1~F2であるLBTサブバンドを#1に番号付け、LBTサブバンド周波数範囲がF2~F3であるLBTサブバンドを#2に番号付け、LBTサブバンド周波数範囲がF3~F4であるLBTサブバンドを#3に番号付け、LBTサブバンド周波数範囲がF4~F5であるLBTサブバンドを#4に番号付け、LBTサブバンド周波数範囲がF5~FendであるLBTサブバンドを#5に番号付ける。
【0039】
本開示の一実施例では、ネットワーク側機器は、さらに第二の情報を配置することができ、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる。
【0040】
そのうち、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式は、上述した、周波数領域開始・終了位置情報とLBTチャネル計画情報に基づいて、ターゲットをL個のLBTサブバンドに区分する区分方式、上述した、ターゲットの周波数領域開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをM個のLBTサブバンドに区分する区分方式、上述した、ターゲットの周波数領域開始位置から区分開始位置を、一つのLBTサブバンドに区分する区分方式、区分開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをN個のLBTサブバンドに区分する区分方式、上述した、ターゲットの周波数領域開始位置から、周波数領域分割位置に基づいて、ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分する区分方式、又は上述した、周波数領域開始・終了位置情報、開始PRB情報と終了PRB情報に基づいて、ターゲットをQ個のLBTサブバンドに区分する区分方式を含む。
【0041】
ターゲットLBTサブバンドを区分する方式は、ターゲットに基づくLBTサブバンド区分方式である。理解できるように、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式は、キャリアLBTサブバンドを区分する方式を指し、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式は、BWP LBTサブバンドを区分する方式を指す。
【0042】
例示的に、LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドのうちの4番目のサブバンドであることを指示する。キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたこのLBTサブバンドは6つある。6つのLBTサブバンドは、それぞれ番号が#0であり周波数範囲がFstart~F1であるLBTサブバンド、番号が#1であり周波数範囲がF1~F2であるLBTサブバンド、番号が#2であり周波数範囲がF2~F3であるLBTサブバンド、番号が#3であり周波数範囲がF3~F4であるLBTサブバンド、番号が#4であり周波数範囲がF4~F5であるLBTサブバンド、番号が#5であり周波数範囲がF5~FendであるLBTサブバンドである。LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、番号が#3であり周波数範囲がF3~F4であるLBTサブバンドであることを指示する。
【0043】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインのサイズは、区分されたLBTサブバンドの数によるものである。
【0044】
本開示の一実施例では、ビットマップ(bitmap)又はLBTサブバンドインデックスを利用して、使用されるLBTサブバンドを指示することができる。
【0045】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、リソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、いずれもキャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0046】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、異なるリソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、異なるLBTサブバンド区分方式に基づいて区分されたLBTサブバンドであることを指示することができ、そのうち、異なるLBTサブバンドの区分方式は、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式とBWPに基づくLBTサブバンド区分方式を含む。
【0047】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、BWPの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示することができる。
【0048】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、共通探索空間の下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)に使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、端末機器の探索空間のDCIに使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示することができる。
【0049】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、バックオフであるDCIに使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、非バックオフであるDCIに使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示することができる。
【0050】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、グループ共通物理下りリンク制御チャネルの指示周波数領域がアイドルである時に使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、端末機器の特定の物理下りリンク制御チャネルの指示周波数領域がアイドルである時に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示することができる。
【0051】
本開示の一実施例では、ネットワーク側機器は、第二の情報を上位層又は端末機器に送信することができる。上位層又は端末機器は、LBTサブバンド指示ドメインにより指示される、使用されるLBTサブバンドに基づいて、指示されるLBTサブバンドを使用する。
【0052】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインが、下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドの区分方式が、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式であることを指示する場合、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置と他の周波数領域により指示される周波数領域配置との積集合であることを指示するために用いられてもよい。
【0053】
例示的に、制御リソースセット(control resource set、CORESET)又は探索空間(search space)又はチャネル状態情報リファレンス信号(Channel state information reference signal、CSI-RS)又は位相トラッキングリファレンス信号(Phase-tracking reference signal、PT-RS)などの周波数領域配置が、複数のLBTサブバンドを跨る場合、周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置と他の周波数領域により指示される周波数領域配置との積集合であることを指示することができる。図7に示されるように、図7は、本開示の周波数領域配置の第一の例の概略図を示した。
【0054】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインが、下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する場合、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置により他の周波数領域により指示される周波数領域配置をコピーして得られるものであることを指示するために用いられてもよい。
【0055】
例示的に、CORESET又はsearch space又はCSI-RS又はPT-RSなどの周波数領域配置が、一つのLBTサブバンドに限定される場合、周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置により他の周波数領域により指示される周波数領域配置をコピーして得られるものであることを指示することができる。図8に示されるように、図8は、本開示の周波数領域配置の第二の例の概略図を示した。
【0056】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインが、上りリンクリソースの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する場合、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置にインターリーブされる周波数領域配置であることを指示するために用いられてもよい。
【0057】
例示的に、上りリンクリソースの周波数領域配置は、上りリンクインターリーブ(interlace)インデックス番号及びBWPのLBTサブバンド指示インデックスを含み、上りリンクインターリーブ番号により代表される物理リソースブロック(physical resource block、PRB)のLBTサブバンドにより指示される周波数領域範囲内でのPRBは、上りリンクリソースの伝送に使用されるPRBである。図9に示されるように、図9は、本開示の周波数領域配置の第三の例の概略図を示した。上りリンクリソース割り当てのinterlaceインデックス番号が0であり、LBTサブバンドの指示インデックスが0であれば、この上りリンクリソース配置のPRBインデックスは、PRB#0、PRB#5、PRB#10、……、PRB#50である。
【0058】
本開示の実施例は、LBTサブバンド区分装置をさらに提供する。図10に示されるように、図10は、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分装置の構造概略図を示した。LBTサブバンド区分装置100は、
第一の情報を取得するための取得モジュールであって、第一の情報はターゲットの周波数領域開始・終了位置情報を含み、ターゲットはキャリア又はBWPを含む取得モジュール101と、
周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分するための区分モジュール102とを含んでもよい。
【0059】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTチャネル計画情報をさらに含んでもよく、異なるLBTチャネル帯域幅及び/又は位置は、異なるLBTチャネル計画情報に対応する。それに応じて、区分モジュール102は、具体的には、周波数領域開始・終了位置情報とLBTチャネル計画情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0060】
本開示の一実施例では、区分モジュール102は、具体的には、
周波数領域開始・終了位置情報とLBTチャネル計画情報に基づいて、ターゲットをL個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0061】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTサブバンド区分粒度をさらに含んでもよく、それに応じて、区分モジュール102は、具体的には、
ターゲットの周波数領域開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをM個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0062】
本開示の一実施例では、第一の情報は、LBTサブバンド区分粒度と区分開始位置情報をさらに含んでもよく、それに応じて、区分モジュール102は、具体的には、
ターゲットの周波数領域開始位置から区分開始位置を、一つのターゲットのLBTサブバンドに区分し、
区分開始位置から、LBTサブバンド区分粒度に従って、ターゲットをN個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0063】
本開示の一実施例では、第一の情報は、周波数領域分割位置情報をさらに含んでもよく、それに応じて、区分モジュール102は、具体的には、
ターゲットの周波数領域開始位置から、周波数領域分割位置に基づいて、ターゲットをP個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0064】
本開示の一実施例では、第一の情報は、各LBTサブバンドの開始物理リソースブロック情報と終了物理リソースブロック情報をさらに含んでもよく、それに応じて、区分モジュール102は、具体的には、
周波数領域開始・終了位置情報、開始物理リソースブロック情報と終了物理リソースブロック情報に基づいて、ターゲットをQ個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0065】
本開示の一実施例では、ターゲットはキャリアであり、第一の情報は、BWPも周波数領域開始・終了位置情報をさらに含んでもよく、それに応じて、区分モジュール102は、さらに、
BWPの周波数領域開始位置がキャリアのLBTサブバンドの第一の位置に位置することを決定し、BWPの周波数領域終了位置がキャリアのLBTサブバンドの第二の位置に位置することを決定し、第一の位置と第二の位置に基づいて、BWPをR個のLBTサブバンドに区分するために用いられてもよい。
【0066】
本開示の一実施例では、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分装置100は、
周波数位置に従って、LBTサブバンドに対して番号付けを行うための番号付けモジュールをさらに含んでもよい。
【0067】
本開示の一実施例では、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分装置100は、
第二の情報を配置するための配置モジュールをさらに含んでもよく、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる。
【0068】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、リソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、いずれもキャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0069】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、異なるリソース配置、リソーススケジューリングとリソース指示に使用されるLBTサブバンドが、異なるLBTサブバンド区分方式に基づいて区分されたLBTサブバンドであることを指示し、そのうち、異なるLBTサブバンド区分方式は、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式とBWPに基づくLBTサブバンド区分方式を含んでもよい。
【0070】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、BWPの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0071】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに、
下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置と他の周波数領域により指示される周波数領域配置との積集合であることを指示するために用いられてもよい。
【0072】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに、
下りリンクリソース又は上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置により他の周波数領域により指示される周波数領域配置をコピーして得られるものであることを指示するために用いられてもよい。
【0073】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、さらに、
上りリンクリソースの周波数領域配置が、使用されるLBTサブバンドにより指示される周波数領域配置にインターリーブされる周波数領域配置であることを指示するために用いられてもよい。
【0074】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、共通探索空間の下りリンク制御情報DCIに使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、端末機器の探索空間のDCIに使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0075】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、バックオフであるDCIに使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、非バックオフであるDCIに使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0076】
本開示の一実施例では、LBTサブバンド指示ドメインは、グループ共通物理下りリンク制御チャネルの指示周波数領域がアイドルである時に使用されるLBTサブバンドが、キャリアに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであり、端末機器の特定の物理下りリンク制御チャネルの指示周波数領域がアイドルである時に使用されるLBTサブバンドが、BWPに基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示する。
【0077】
本開示の実施例は、LBTサブバンド区分機器をさらに提供する。このLBTサブバンド区分機器は、ネットワーク側機器であってもよく、端末機器であってもよい。
【0078】
図11は、本開示のネットワーク側機器の例のハードウェア構造概略図を示した。ネットワーク側機器200は、メモリ111と、プロセッサ112と、送受信機113と、メモリ111に記憶され、且つプロセッサ112上で運行できるコンピュータプログラムとを含む。
【0079】
そのうち、プロセッサ112は、第一の情報を取得し、第一の情報に含まれるターゲットの周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、ターゲットをLBTサブバンドに区分するために用いられてもよく、そのうち、ターゲットは、キャリア又はBWPを含む。
【0080】
本開示の一実施例では、プロセッサ112は、さらに第二の情報を配置するために用いられてもよく、そのうち、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる。
【0081】
送受信機113は、第二の情報を上位層又は端末機器に送信するために用いられてもよい。
【0082】
そのうち、図11では、バスアーキテクチャは、任意の数の互に接続されるバスとブリッジを含んでもよく、具体的にはプロセッサ112によって代表される一つまたは複数のプロセッサとメモリ111によって代表されるメモリの様々な回路でリンクされてもよい。バスアーキテクチャは、周辺機器と、電圧レギュレータと、パワー管理回路などのような様々な他の回路をリンクしてもよい。それらは、すべて当分野でよく知っているものであるため、本明細書では、これをさらに説明しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機113は、複数の素子であってもよく、即ち、送信機と送受信機を含み、伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供し、プロセッサ112の制御の下でデータを受信及び送信するために用いられる。プロセッサ112は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ111は、プロセッサ112の操作実行時に使用されるデータを記憶してもよい。
【0083】
選択的に、本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供し、プロセッサ112と、メモリ111と、メモリ111に記憶されており、且つプロセッサ112上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ112によって実行されるとき、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0084】
図12は、本開示の端末機器の例のハードウェア構造概略図を示した。この端末機器120は、無線周波数ユニット121、ネットワークモジュール122、オーディオ出力ユニット123、入力ユニット124、センサ125、表示ユニット126、ユーザ入力ユニット127、インターフェースユニット128、メモリ129、プロセッサ130、及び電源131などの部品を含むが、それらに限らない。当業者であれば理解できるように、図12に示す端末機器の構造は、端末機器に対する限定を構成しなく、端末機器には、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又は何らかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置が含まれてもよい。本開示の実施例では、端末機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0085】
無線周波数ユニット121は、ネットワーク側機器により送信される第二の情報を受信するために用いられ、そのうち、第二の情報は、LBTサブバンド指示ドメインを含み、LBTサブバンド指示ドメインは、使用されるLBTサブバンドが、事前定義に基づくLBTサブバンド区分方式により区分されたLBTサブバンドであることを指示するために用いられる。
【0086】
プロセッサ130は、LBTサブバンド指示ドメインにより指示されるLBTサブバンドに基づいて、第一の情報を取得し、第一の情報に含まれる周波数領域開始・終了位置情報に基づいて、LBTサブバンドを区分し、指示されるLBTサブバンドを使用するために用いられてもよい。
【0087】
本開示の実施例によって、ターゲットをLBTサブバンドに区分することができる。
【0088】
なお、本開示の実施例では、無線周波数ユニット121は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。いくつかの実施例では、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ130に処理させてもよい。また、上りリンクのデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット121は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット121は、さらに無線通信システムやネットワークを介して、他の機器と通信することができる。
【0089】
端末機器は、ネットワークモジュール122によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0090】
オーディオ出力ユニット123は、無線周波数ユニット121又はネットワークモジュール122によって受信された又はメモリ129に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換するとともに、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット123は、さらに端末機器120によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット123は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0091】
入力ユニット124は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット124は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1241及びマイクロホン1242を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1241は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)により得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット126に表示することができる。グラフィックスプロセッサ1241によって処理された画像フレームは、メモリ129(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット121又はネットワークモジュール122を介して送信されてもよい。マイクロホン1242は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードの場合に、無線周波数ユニット121を介して移動通信基地局に送信できるフォーマットに変換して出力することができる。
【0092】
端末機器120は、少なくとも一つのセンサ125、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル1261の輝度を調整することができ、接近センサは、端末機器120が耳元に移動したとき、表示パネル1261及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、クアクセラレーション計センサは、各方向(一般的には、三軸)でのクアクセラレーションの大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、端末機器の姿勢(例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正)の識別、振動識別関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに用いられてもよい。センサ125は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。これ以上説明しない。
【0093】
表示ユニット126は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット126は、表示パネル1261を含んでもよい。液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル1261を配置してもよい。
【0094】
ユーザ入力ユニット127は、入力された数字又はキャラクタ情報の受信、及び端末機器のユーザによる設定及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット127は、タッチパネル1271及び他の入力機器1272を含む。タッチパネル1271は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えば、ユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル1271上又はタッチパネル1271付近で行う操作)を収集することができる。タッチパネル1271は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、且つタッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ130に送信し、プロセッサ130によって送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル1271を実現させてもよい。タッチパネル1271以外、ユーザ入力ユニット127は、他の入力機器1272をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器1272は、物理的なキーボードと、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)と、トラックボールと、マウスと、操作レバーとを含んでもよいが、それらに限らない。これ以上説明しない。
【0095】
さらに、タッチパネル1271は、表示パネル1261上に覆われてもよい。タッチパネル1271は、その上又は付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ130に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ130は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1261で相応な視覚出力を提供する。図12では、タッチパネル1271と表示パネル1261は、二つの独立した部品として端末機器の入力と出力機能を実現させるものであるが、何らかの実施例では、タッチパネル1271と表示パネル1261を集積して端末機器の入力と出力機能を実現させてもよい。具体的には、ここでは限定しない。
【0096】
インターフェースユニット128は、外部装置と端末機器120との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置と接続するためのポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット128は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を端末機器120における一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は端末機器120と外部装置との間でのデータ伝送に用いられてもよい。
【0097】
メモリ129は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ129は、主に記憶プログラム領域と記憶データ領域とを含んでもよい。そのうち、記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ129は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0098】
プロセッサ130は、端末機器の制御センターであり、様々なインターフェースと線路を介して端末機器全体の各部分に接続され、メモリ129に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ129に記憶されているデータを呼び出し、端末機器の様々な機能を実行し、データを処理することにより、端末機器に対して全体的にモニタリングを行う。プロセッサ130は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ130は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースおよびアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ130に集積されなくてもよい。
【0099】
端末機器120はさらに、各部品に電力を供給する電源131(例えば、電池)を含んでもよい。選択的に、電源131は、電源管理システムを介してプロセッサ130にロジック的に接続されることにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0100】
また、端末機器120は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここではこれ以上説明しない。
【0101】
選択的に、本開示の実施例は、端末機器をさらに提供し、プロセッサ130と、メモリ129と、メモリ129に記憶されており、且つプロセッサ130上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ130によって実行されるとき、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0102】
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、このコンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラム指令が記憶されており、このコンピュータプログラム指令がプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例によるLBTサブバンド区分方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体の例は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0103】
以上では、本開示の実施例による方法、装置(システム)とコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して本開示の各方面を記述した。なお、フローチャート及び/又はブロック図における各ブロック及びフローチャート及び/又はブロック図における各ブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム指令によって実現されることができる。これらのコンピュータプログラム指令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング装置のプロセッサに提供されて、一つのマシンを生成することができ、それによって、コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング装置のプロセッサによって実行されるこれらの指令は、フローチャート及び/又はブロック図における一つ又は複数のブロックにおいて指定された機能/動作を実現させることができる。このようなプロセッサは、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、特殊アプリケーションプロセッサ、又はフィールドプログラマブル論理回路であってもよいが、これらに限定されない。さらに理解できるように、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行する専用ハードウェアによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせによって実現してもよい。
【0104】
なお、本明細書において、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を一つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
【0105】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合に、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本発明の技術案は、実質にはまたは従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、またはネットワーク機器などであってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。
【0106】
以上は、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述したが、本開示は、上記具体的な実施の形態に限らず、上記具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示による示唆を基にして、本開示の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式の変更を行うことができ、それらはいずれも本開示の保護範囲に入っている。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12