(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-05
(45)【発行日】2024-03-13
(54)【発明の名称】指示装置
(51)【国際特許分類】
E02F 9/26 20060101AFI20240306BHJP
E02F 3/40 20060101ALI20240306BHJP
【FI】
E02F9/26 Z
E02F3/40 B
(21)【出願番号】P 2023090339
(22)【出願日】2023-05-31
【審査請求日】2023-06-21
(73)【特許権者】
【識別番号】523205636
【氏名又は名称】羽田 一昭
(74)【代理人】
【識別番号】100124811
【氏名又は名称】馬場 資博
(74)【代理人】
【識別番号】100187724
【氏名又は名称】唐鎌 睦
(72)【発明者】
【氏名】羽田 一昭
【審査官】五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-083089(JP,A)
【文献】特開平09-264701(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02F 1/00-9/28
G01B 3/00-5/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
重機のアーム先端に備えられたバケットに装着され、法面を切る際の角度を指示する指示装置であって、
装着対象となる
前記バケットの角度と連動して角度が変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、
前記筒状部の内部において前記筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、
前記錘部の外周面から径方向に向かって形成され、前記筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、
前記棒状部材に保持された指示板と、
を有し、
前記錘部は、重さに偏りを有することで、前記バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、
前記確認部は、
前記バケットを所定の角度に傾けることで前記指示板の位置と重なるよう形成されており、
所定の間隔を空けて、前記確認部と前記指示板との組み合わせを複数有している
指示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記筒状部は、開閉可能なように2つの円弧形状部材が連結された構造を有しており、2つの円弧形状部材が閉じた状態で円筒形状となる
指示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記確認部と前記指示板との組み合わせごとに色が異なっている
指示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記錘部は、前記筒状部の軸線を中心として回転自在なように前記筒状部に軸支されている
指示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は指示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ショベルカーなどの重機を用いて所定勾配で法面を切る際に用いられる技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バケットに対し、軸線を前記バケットの角度調整方向と交差する方向として不動状態で取付けされる固定軸と、固定軸に、バケットの角度調整方向に自由回動可能として軸支された回動板と、回動板に、該回動板の回動中心から径方向に沿って離間するように設けられた錘と、固定軸と回動板とに亘って設けられた角度指示器とを、備える角度指示装置が記載されている。また、特許文献1によると、角度指示器は、回動板に設けられた基準指示器と、固定軸に、回動板の回動中心と同心で回動するように軸支された調節指示器と、固定軸に螺合され、締め込みにより調節指示器を基準指示器と対面する部位で回動不能状態に押える押さえ部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
重機を用いて法面を切る場合、バケットの位置が操縦席よりも高くなったり低くなったりすることがある。このような場合、特許文献1に記載の技術では、バケットの側面に角度指示器が一つだけある状態であるため、バケットの位置などによって視認性が低下することがあった。このように、より容易に視認可能な指示装置を実現することが難しい、という課題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決することが可能な指示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態である指示装置は、
装着対象となるバケットの角度と連動して変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、
前記筒状部の内部において前記筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、
前記錘部の外周面から径方向に向かって形成され、前記筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、
前記棒状部材に保持された指示板と、
を有し、
前記錘部は、重さに偏りを有することで、前記バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、
前記確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで前記指示板の位置と重なるよう形成されており、
所定の間隔を空けて、前記確認部と前記指示板との組み合わせを複数有している
という構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
上述したような各構成によると、上述したような課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本開示の第1の実施形態における指示装置の概要を示す図である。
【
図6】筒状部を開いた際の指示装置の構成例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
指示装置100の構成例について
図1から
図6までを参照して説明する。
図1は、指示装置の概要を示す図である、
図2、
図3は、指示装置100の構成例を示す斜視図である。
図4は、指示装置の使用例を示す斜視図である。
図5は、指示装置100の構成例を示す斜視図である。
図6は、筒状部120を開いた際の指示装置の構成例を示す斜視図である。
【0011】
本開示の第1の実施形態では、重機が有するバケットに装着され、法面を切る際の角度を指示する指示装置100について説明する。後述するように、指示装置100は、バケットの角度によらず所定位置を保つように保持された指示板211と、バケットの角度と連動して変動する筒状部120に形成された確認部124と、を有している。このような構成によると、バケットの傾きに応じて、指示板211と確認部124の位置関係が変化する。その結果、例えば、ショベルカーなどの重機の操縦者は、指示板211と確認部124との位置が重なるようにバケットを操作することで、法面を切る際に適切な角度を容易に把握することができる。
【0012】
また、指示装置100は、上記のような組み合わせを複数有している。例えば、指示装置100は、指示板221と確認部125と有するとともに、指示板231と確認部126とを有している。このような構成の場合、指示板211と確認部124との位置が重なるようにバケットを操作した場合、指示板221と確認部125の位置が重なるとともに、指示板231と確認部126の位置も重なる。これにより、操縦者は、バケットの高さに応じた適切な組み合わせを確認することで、容易に適切な角度を把握することができる。例えば、
図1で例示するようなバケットが操縦者よりも上方に位置する場合と、バケットが操縦者よりも下方に位置する場合とでは、操縦者から見た際の指示装置100の見え方が異なる。本開示において説明する指示装置100は、指示板と確認部との組み合わせを複数有することで、バケットがどの位置にある場合でも、操縦者からみて容易に適切な角度を確認することができる。
【0013】
なお、指示装置100は、重機などのアーム先端に備えられたバケットに対して任意の手段を用いて装着してよい。例えば、指示装置100は、バケットの平坦部を挟み込んで把持すること、磁石などを用いてバケットに装着すること、溶接すること、ネジなどを締めることで固定することなど、任意の手段を用いてバケットに装着してよい。
【0014】
図2、
図3は、指示装置100の構成例を示す斜視図である。
図2、
図3を参照すると、指示装置100は、平板部110と、筒状部120と、錘部130と、を有している。
図2、
図3で例示するように、平板部110の上方に筒状部120が固定されており、筒状部120内部において錘部130が回転可能に軸時されている。また、錘部130の外側面には、指示板211を有する棒状部材210、指示板221を有する棒状部材220、指示板231を有する棒状部材230がそれぞれ螺合されており、棒状部材210、220、230それぞれは、筒状部120に形成されたスリット121を貫通している。以下、各構成についてより詳細に説明する。
【0015】
平板部110は、鉄などの金属製部材、そのほか任意の部材で構成された板状の部材である。例えば、平板部110は、平面視で長方形などの形状を有している。
図2、
図3で示すように、平板部110の上方所定箇所では、筒状部120が溶接などにより固定されている。また、平板部110の下方には、バケットに装着するための任意の部材を設けることができる。
【0016】
本開示の場合、平板部110は、任意の手段によりバケットに装着してよい。平板部110をバケットに装着した場合、バケットの傾き(角度)が変わると、バケットと連動して平板部110の傾き(角度)も変動する。
【0017】
筒状部120は、鉄などの金属製部材、そのほか任意の部材で構成された円筒状の部材である。例えば、筒状部120は、軸方向が平板部110の短手方向と平行になるような状態で平板部110上方に固定されている。筒状部120は、溶接など任意の方法を用いて平板部110に固定されてよい。
【0018】
図2、
図3で例示するように、筒状部120においては、当該筒状部120を厚み方向に貫通するスリット121が筒状部120の円周方向に沿って形成されている。例えば、スリット121は、横たわった円筒形状のうち上方側約半分にわたって形成されている。上述したように、筒状部120に形成されたスリット121を棒状部材210、220、230それぞれが貫通する。そのため、スリット121は、複数の棒状部材が貫通可能なよう形成されている、ということもできる。
【0019】
また、筒状部120は、蝶番122を用いて2つの円弧形状部材が連結された構造を有しており、蝶番122を用いることで開閉可能に形成されている。例えば、筒状部120は、2つの円弧形状部材が閉じた状態で円筒形状となる。一方で、
図6を参照して後述するように、筒状部120のうちスリット121が形成されている側の円弧形状部材を開くことができる。例えば、筒状部120を開いた状態にすることで、後述する錘部130に対するメンテナンスなどを行う際に容易に錘部130を取り外すことができる。
【0020】
また、筒状部120の内周面所定箇所では、一対の板状部材123が筒状部120の軸方向に向かって形成されている。例えば、板状部材123は、長方形状を有する金属製などの板状部材である。板状部材123は、筒状部120を構成する下方側の円弧形状部材内周面のうち下方側所定箇所において筒状部120に溶接されている。また、一対の板状部材123は、一対の板状部材123の間に錘部130が位置する状態で当該錘部130を軸支可能なよう、所定の間隔をあけて筒状部120の一方の端部側と他方の端部側に溶接されている。一例として、一対の板状部材123には、支持棒140が貫通しており、支持棒140を用いて錘部130を回転自在に軸支している。例えば、支持棒140は、筒状部120の軸線と重なるような位置で板状部材123を貫通している。これにより、錘部130は、筒状部120の軸線を中心として回転することができる。
【0021】
上述したように、筒状部120は、平板部110に固定されている。そのため、筒状部120は、バケットや平板部110と連動して傾き(角度)が変動する。
【0022】
錘部130は、外周側と内周側に略円弧形状または平面形状を有する扇形の部材である。例えば、錘部130は、外周側の方が内周側よりも長くなるよう形成されている。錘部130は、鉄などの金属製部材、そのほか任意の部材で構成されてよい。
【0023】
上述したように、錘部130は、筒状部120の内部において筒状部120に対して回転自在に軸支されている。また、錘部130は、内周側の方が外周側よりもより重くなるよう構成されているなど、重さに偏りが生じるよう構成されている。このような構成により、錘部130は、バケットに連動して平板部110や筒状部120の傾き(角度)が変動する場合でも、より重い内周側が常に下方に位置する。そのため、錘部130は、バケットの角度によらず所定位置を保つように保持されている、ということもできる。なお、重さに偏りを生じさせる構成は、外周側に空洞を設ける、素材を変えるなど任意の手段で実現してよい。
【0024】
また、錘部130のうち外周面所定箇所では、所定の間隔を空けて棒状部材がねじ込まれている。例えば、錘部130のうち外周面所定箇所において、棒状部材210、棒状部材220、棒状部材230がそれぞれ所定の間隔をあけてねじ込まれている。一例として、棒状部材210の傾きと棒状部材220の傾きとが30~50度ほどずれ、棒状部材220の傾きと棒状部材230の傾きとが30~50度ほどずれるように、棒状部材210、棒状部材220、棒状部材230がそれぞれ所定の間隔をあけて錘部130にねじ込まれている。例えば、錘部130の外周面上に複数の雌ネジ部が形成されており、棒状部材210、220、230は、錘部130の外周面上に形成された任意の雌ネジ部にねじ込むことができる。なお、棒状部材210、220、230は、溶接など上記例示した以外の方法により、錘部130の外周面から径方向に形成されてもよい。
【0025】
図2、
図3で示すように、各棒状部材210、220、230は略長方形状を有する指示板211、221、231をそれぞれ保持している。例えば、
図2、
図3で示すように、棒状部材210が指示板211を保持しており、棒状部材220が指示板221を保持しており、棒状部材230が指示板231を保持している。ここで、確認をより容易とするため、各指示板211、221、231の色などが異なっていることが望ましい。例えば、指示板211が赤色に着色されており、指示板221が青色に着色されており、指示板231が黒色に着色されている。各指示板211、221、231は、色などを変更するほか、指示板ごとに形状などを変更してもよい。
【0026】
また、各指示板211、221、231は、棒状部材210、220、230をそれぞれ錘部130にねじ込んだ状態で筒状部120よりも外部に位置するように棒状部材210、220、230に保持されている。また、各指示板211、221、231は、バケットの角度確認時などにおいて、長辺が筒状部120の周方向と直交するような状態で各棒状部材210、220、230に保持される。このように保持することで、より容易な確認を実現することができる。
【0027】
例えば、以上のような構成により、平板部110と筒状部120は、バケットに連動して傾き(角度)が変動する。一方、錘部130や錘部130にねじ込まれた指示板211、221、231は、バケットと連動せず一定位置に保たれる。このような関係により、筒状部120の外周面における任意の位置と、指示板211、221、231と、の間の位置関係は、バケットの傾き(角度)に応じて変動することになる。
【0028】
また、筒状部120の外周面には、確認部124、125、126を形成することができる。例えば、確認部124は、筒状部120の外周面のうち、法面を削る角度にバケットを傾けた際に指示板211と重なる位置に形成することができる。確認部124は、指示板211と同じ色で筒状部120を着色することなどにより実現してもよいし、同色のテープなどを貼ることなどにより実現してもよい。同様に、確認部125は、筒状部120の外周面のうち、法面を削る角度にバケットを傾けた際に指示板221と重なる位置に形成することができる。また、確認部126は、筒状部120の外周面のうち、法面を削る角度にバケットを傾けた際に指示板231と重なる位置に形成することができる。例えば、以上のように、指示板211と確認部124、指示板221と確認部125、指示板231と確認部126の組合せごとに、着色する色が異なっている。なお、確認部124、125、126の位置は、法面を切る際の勾配などに応じて変動してよい。
【0029】
例えば、以上のような構成とすることで、
図2、
図3で例示するように、平板部110などが傾いていないなど適切な角度でない場合、指示板211と確認部124などが重ならない。これにより、重機などの操縦者は、バケットが適切な角度でないことを確認することができる。一方、
図4で例示するように、法面を切る際の適切な角度にバケットを調整して平板部110なども連動して傾けることで、指示板211と確認部124などが重なる。これにより、重機などの操縦者は、バケットが適切な角度であることを確認することができる。
【0030】
また、重機などの操縦者は、指示板211と確認部124の組み合わせ、指示板221と確認部125の組み合わせ、指示板231と確認部126の組み合わせのうちのいずれの組み合わせを確認することでも、適切な角度を確認することができる。上述したように、バケットの位置に応じて指示装置100の見え方が変わるため、上記例示した組み合わせのうち見えやすい組み合わせもバケットの位置に応じて変動する。指示装置100が、上記のような組み合わせを複数有することで、バケットの位置が様々であっても視認性を向上させることができる。
【0031】
なお、上述したように、筒状部120のうちスリット121が形成されている側の円弧形状部材は開くことができる。筒状部120を開く場合、
図5で例示するように、各指示板211、221、231の長辺が筒状部120の周方向と平行になるように調整する。このように調整することで、
図6で例示するように、筒状部120のうちスリット121が形成されている側の円弧形状部材を容易にひらくことができる。例えば、筒状部120は、錘部130などに対するメンテナンスなどを実行する際など任意のタイミングで開いた状態とすることができる。
【0032】
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における指示装置の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
【0033】
(付記1)
装着対象となるバケットの角度と連動して角度が変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、
前記筒状部の内部において前記筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、
前記錘部の外周面から径方向に向かって形成され、前記筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、
前記棒状部材に保持された指示板と、
を有し、
前記錘部は、重さに偏りを有することで、前記バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、
前記確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで前記指示板の位置と重なるよう形成されており、
所定の間隔を空けて、前記確認部と前記指示板との組み合わせを複数有している
指示装置。
(付記2)
付記1に記載の指示装置であって、
前記筒状部は、開閉可能なように2つの円弧形状部材が連結された構造を有しており、2つの円弧形状部材が閉じた状態で円筒形状となる
指示装置。
(付記3)
付記1に記載の指示装置であって、
前記確認部と前記指示板との組み合わせごとに色が異なっている
指示装置。
(付記4)
付記1に記載の指示装置であって、
前記錘部は、前記筒状部の軸線を中心として回転自在なように前記筒状部に軸支されている
指示装置。
【0034】
以上、上記実施形態を参照して本開示を説明したが、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。例えば、錘部130や指示板211、221、231などの指示装置100を構成する各部材の形状は、適切に動作可能であれば本開示で例示した以外の形状であってもよい。
【符号の説明】
【0035】
100 指示装置
110 平板部
120 筒状部
121 スリット
122 蝶番
123 板状部材
124 確認部
125 確認部
126 確認部
130 錘部
140 支持棒
210 棒状部材
211 指示板
220 棒状部材
221 指示板
230 棒状部材
231 指示板
【要約】
【課題】容易に視認可能な指示装置を実現することが難しい。
【解決手段】指示装置は、装着対象となるバケットの角度と連動して角度が変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、筒状部の内部において筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、錘部の外周面から径方向に向かって形成され、筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、棒状部材に保持された指示板と、を有し、錘部は、重さに偏りを有することで、バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで指示板の位置と重なるよう形成されており、所定の間隔を空けて、確認部と指示板との組み合わせを複数有している。
【選択図】
図2