(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-06
(45)【発行日】2024-03-14
(54)【発明の名称】半導体メモリ
(51)【国際特許分類】
G06F 11/10 20060101AFI20240307BHJP
【FI】
G06F11/10 608
(21)【出願番号】P 2022539688
(86)(22)【出願日】2021-06-17
(86)【国際出願番号】 CN2021100512
(87)【国際公開番号】W WO2022052549
(87)【国際公開日】2022-03-17
【審査請求日】2022-06-28
(31)【優先権主張番号】202010958693.0
(32)【優先日】2020-09-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】522246670
【氏名又は名称】チャンシン メモリー テクノロジーズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】CHANGXIN MEMORY TECHNOLOGIES,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100205659
【氏名又は名称】齋藤 拓也
(74)【代理人】
【識別番号】100185269
【氏名又は名称】小菅 一弘
(72)【発明者】
【氏名】ジー カンリン
(72)【発明者】
【氏名】リー ホンウェン
【審査官】田中 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0250985(US,A1)
【文献】特開2006-202467(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 11/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体メモリであって、
3つのメモリアレイと、
2つの検証モジュールであって、各前記検証モジュールは、複数の前記メモリアレイに対応し、前記検証モジュールは、対応する前記メモリアレイのデータ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成され、各前記検証モジュールには1組のグローバルデータバスが接続される、少なくとも1つの検証モジュールと、
複数のゲート回路であって、前記ゲート回路は、前記メモリアレイ及び前記グローバルデータバスにそれぞれ接続され、前記ゲート回路は、接続される前記グローバルデータバスと前記メモリアレイとの間のデータ伝送経路の導通・遮断を制御するように構成される、複数のゲート回路と、を含
み、
3つの前記メモリアレイは第1アレイ、第2アレイ及び第3アレイを含み、前記第2アレイには2つの第2ゲート回路が接続され、前記第2ゲート回路は前記グローバルデータバスと一対一に対応して接続される、半導体メモリ。
【請求項2】
前記第2アレイは第1ビット線及び第2ビット線を含み、前記第1ビット線は2つの前記第2ゲート回路のうちの一方に接続され、前記第2ビット線は2つの前記第2ゲート回路のうちの他方に接続される
請求項
1に記載の半導体メモリ。
【請求項3】
前記第1アレイには2つの第1ゲート回路が接続され、前記第1ゲート回路は前記グローバルデータバスと一対一に対応して接続され、
前記第3アレイには2つの第3ゲート回路が接続され、前記第3ゲート回路は前記グローバルデータバスと一対一に対応して接続され、
同一の前記グローバルデータバスに接続された前記第1ゲート回路、前記第2ゲート回路及び前記第3ゲート回路は時分割で導通される
請求項
1に記載の半導体メモリ。
【請求項4】
前記検証モジュールは、
前記メモリアレイに接続される符号化ユニットであって、入力されたデータ情報を受信し、前記データ情報を符号化して書き込み検証情報を生成し、前記データ情報及び前記書き込み検証情報を前記メモリアレイに送信するように構成される符号化ユニットと、
前記メモリアレイに接続されるエラー検出ユニットであって、前記メモリアレイから前記データ情報及び前記書き込み検証情報を同期的に読み取り、前記書き込み検証情報に基づいて、読み取られた前記データ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成されるエラー検出ユニットと、を含む
請求項1に記載の半導体メモリ。
【請求項5】
前記エラー検出ユニットは前記符号化ユニットに更に接続され、前記符号化ユニットは更に、読み取られた前記データ情報を符号化して読み取り検証情報を生成し、前記読み取り検証情報を前記エラー検出ユニットに送信するように構成され、
前記エラー検出ユニットは、前記書き込み検証情報及び前記読み取り検証情報を取得し、前記書き込み検証情報と前記読み取り検証情報とを照合して、読み取られた前記データ情報にエラーが発生したか否かを判断するように構成される
請求項
4に記載の半導体メモリ。
【請求項6】
前記検証モジュールは更に、前記エラー検出ユニットに接続されるエラー訂正ユニットであって、読み取られた前記データ情報及び前記エラー検出ユニットの照合結果情報を受信し、前記照合結果情報に基づいて前記データ情報を更新するように構成されるエラー訂正ユニットを含む
請求項
5に記載の半導体メモリ。
【請求項7】
前記半導体メモリは更に、複数のゲート信号を生成するように構成されるゲート制御モジュールを含み、
前記ゲート回路はスイッチトランジスタを含み、前記スイッチトランジスタの制御端子が前記ゲート制御モジュールに接続され、前記スイッチトランジスタの第1端子が前記グローバルデータバスに接続され、前記スイッチトランジスタの第2端子が前記メモリアレイに接続され、前記スイッチトランジスタは、前記ゲート信号の制御下で、前記第1端子と前記第2端子との間のデータ伝送経路を導通するか遮断するかを選択するように構成される
請求項1に記載の半導体メモリ。
【請求項8】
前記スイッチトランジスタは高圧スイッチトランジスタである
請求項
7に記載の半導体メモリ。
【請求項9】
前記スイッチトランジスタの制御端子がハイレベル信号を受信したときに、前記スイッチトランジスタが導通される
請求項
7に記載の半導体メモリ。
【請求項10】
前記半導体メモリは更に、前記検証モジュールと一対一に対応して接続される少なくとも1つのバイトデータポートを含み、前記バイトデータポートは、外部から入力された前記データ情報を受信したり、読み取られた前記データ情報を外部に出力したりするように構成される
請求項1に記載の半導体メモリ。
【請求項11】
前記半導体メモリは更に、前記検証モジュール及び前記グローバルデータバスにそれぞれ接続される読み書き制御モジュールを含み、前記読み書き制御モジュールは、読み書きイネーブル信号を受信し、前記読み書きイネーブル信号の制御下で、前記検証モジュールと対応する前記グローバルデータバスとの間のデータ伝送方向を選択するように構成される
請求項1に記載の半導体メモリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本願は2020年09月14日に提出された、発明の名称が「半導体メモリ」であり、出願番号が202010958693.0である中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容が参照によって本願に組み込まれる。
【0002】
本願は半導体メモリに関するものである。
【背景技術】
【0003】
半導体メモリは、半導体回路を使用してアクセスするメモリであり、ここで、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)は、記憶速度が速く、集積度が高いため、様々な分野に広く使われている。
【発明の概要】
【0004】
本願の複数の実施例によれば、本願は半導体メモリを提供する。前記半導体メモリは、
複数のメモリアレイと、
少なくとも1つの検証モジュールであって、各前記検証モジュールは、複数の前記メモリアレイに対応し、前記検証モジュールは、対応する前記メモリアレイのデータ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成され、各前記検証モジュールには1組のグローバルデータバスが接続される、少なくとも1つの検証モジュールと、
複数のゲート回路であって、前記ゲート回路は、前記メモリアレイ及び前記グローバルデータバスにそれぞれ接続され、前記ゲート回路は、接続される前記グローバルデータバスと前記メモリアレイとの間のデータ伝送経路の導通・遮断を制御するように構成される、複数のゲート回路と、を含む。
【0005】
本願の1つ以上の実施例の詳細は、以下の図面及び説明で提供されている。本願の他の特徴及び利点は明細書、図面及び特許請求の範囲から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】1つの実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図2】別の実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図3】更に別の実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図4】1つの実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図5】別の実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図6】更に別の実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図である。
【
図7】1つの実施例に係る、半導体メモリにおける検証モジュールの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本願の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以上では、本願実施例又は従来技術の説明に用いられる図面について簡単に説明したが、明らかに、上記の図面は単に本願の実施例の一部に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0008】
より高いデータの読み書き信頼性を得るために、半導体メモリにおいて検証モジュールを設置することで、読み取られるデータが正確であるか否かを検証する必要がある。現在、検証モジュールは半導体メモリ内の多くのスペースを占める必要があるため、メモリの体積を更に小さくすることができない。
【0009】
本願の実施例を容易に理解するために、以下、関連図面を参照しながら本願の実施例をより全面的に説明する。図面において本願の実施例の好ましい実施例を示す。しかしながら、本願の実施例は多くの異なる形態で実現可能であり、本明細書で説明される実施例に限定されない。これに対して、これらの実施例を提供することは、本願実施例の開示される内容への理解をより十分且つ全面的にすることを目的とする。
【0010】
別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本願実施例が属する技術分野の当業者の通常の理解と同じ意味を有する。本明細書において本願実施例で使用される用語は、単に特定の実施例を説明するためのものに過ぎず、本願実施例を限定するものではない。本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、1つ又は複数の関連する列挙された項目の任意の全ての組み合わせを含む。
【0011】
図1は、1つの実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、
図1を参照すると、本実施例において、半導体メモリは、複数のメモリアレイ100、少なくとも1つの検証モジュール200、及び複数のゲート回路300を含む。
【0012】
複数のメモリアレイ100は、データを記憶し、半導体メモリの記憶機能を実現するように構成される。具体的には、メモリアレイ100は、ワード線、ビット線及び記憶ユニットを含み、記憶ユニットは更に、ストレージキャパシタ及びトランジスタを更に含み、トランジスタの制御端子はワード線に接続され、トランジスタの第1端子はストレージキャパシタに接続され、トランジスタの第2端子はビット線に接続される。ワード線の制御によりトランジスタが導通された場合、ストレージキャパシタとビット線が互いに導通され、これにより、データ情報の読み書きが実現され、即ち、データ情報の読み取りを行う場合、ストレージキャパシタは、記憶されたデータ情報をビット線に伝送する。データ情報の書き込みを行う場合、ビット線は、書き込み待ちデータ情報をストレージキャパシタに送信する。
【0013】
各検証モジュール200は、複数のメモリアレイ100に対応し、検証モジュール200は、対応するメモリアレイ100のデータ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成され、即ち、各検証モジュール200は、複数のメモリアレイ100のデータ情報を検証することで、検証モジュール200の数量の最適化を実現するように構成され、各検証モジュール200には1組のグローバルデータバス700が接続され、検証モジュール200は、グローバルデータバス700を介してデータ情報の送受信を実現する。
【0014】
ゲート回路300は、メモリアレイ100及びグローバルデータバス700にそれぞれ接続され、ゲート回路300は、接続されるグローバルデータバス700とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路の導通・遮断を制御するように構成される。具体的には、ゲート回路300は、同一時刻に、複数のメモリアレイ100のうちの多くとも1つと導通するようにグローバルデータバス700を制御する。本実施例において、グローバルデータバス700が検証モジュール200に接続されるため、グローバルデータバス700とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路の導通・遮断状態は、即ち検証モジュール200とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路の導通・遮断状態である。したがって、ゲート回路300が導通されると、グローバルデータバス700とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路が導通され、それに応じて、検証モジュール200とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路が導通される。ゲート回路300が遮断されると、グローバルデータバス700とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路が遮断され、それに応じて、検証モジュール200とメモリアレイ100との間のデータ伝送経路が遮断される。
【0015】
本実施例において、半導体メモリは、複数のメモリアレイ100と、少なくとも1つの検証モジュール200であって、各前記検証モジュール200は、複数の前記メモリアレイ100に対応し、前記検証モジュール200は、対応する前記メモリアレイ100のデータ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成され、各前記検証モジュール200には1組のグローバルデータバス700が接続される少なくとも1つの検証モジュール200と、複数のゲート回路300であって、前記ゲート回路300は、前記メモリアレイ100及び前記グローバルデータバス700にそれぞれ接続され、前記ゲート回路300は、接続される前記グローバルデータバス700と前記メモリアレイ100との間のデータ伝送経路の導通・遮断を制御するように構成される複数のゲート回路300と、を含む。本実施例では、同じ検証モジュール200に接続される複数のメモリアレイ100が時分割でデータ情報を読み取るように、ゲート回路300を制御することで、グローバルデータバス700と各メモリアレイ100との間のデータ伝送経路の導通・遮断を制御することができ、検証モジュール200は、リアルタイムで読み取られたメモリアレイ100のデータ情報を検証すればよい。したがって、本実施例の半導体メモリは、より少数の検証モジュール200を採用することで、毎回のデータ情報の読み取りへの効果的な検証を確保することができ、それにより、より少ないスペースを占める検証モジュール200を備える半導体メモリを提供する。
【0016】
更に、続けて
図1を参照すると、半導体メモリは更に、少なくとも1つのバイトデータポート600を含み、バイトデータポート600は、検証モジュール200と一対一に対応して接続され、バイトデータポート600は、外部から入力されたデータ情報を受信したり、読み取られたデータ情報を外部に出力したりするように構成される。
図1には、2つのバイトデータポート600及び2つのメモリブロック10が示されており、2つのバイトデータポート600は、具体的に、第1バイトデータポート610及び第2バイトデータポート620を含み、各メモリブロック10は複数のメモリアレイ100を含み、バイトデータポート600と、検証モジュール200とメモリブロック10とは一対一で接続され、即ち、各メモリブロック10内の複数のメモリアレイ100はいずれも同じ検証モジュール200に接続され、更に検証モジュール200を介して同じバイトデータポート600に接続される。上記バイトデータポート600及び検証モジュール200は、説明のためのものに過ぎず、本願実施例はこれに限定されないことに留意されたい。他の実施例では、バイトデータポート600は検証モジュール200と一対一に対応しなくてもよく、例えば、複数のバイトデータポート600は1つの検証モジュール200に対応してもよく、当業者は、必要に応じて選択することができる。また、本実施例におけるメモリブロック10は、完全なバンク(bank)、バンク(bank)の半分、又は他のものであってもよく、本実施例はこれを限定しない。
【0017】
各バイトデータポート600は、8ビットの入力データを伝送するために用いられてもよく、即ち、第1バイトデータポート610はDQ<0:7>を伝送するために用いられ、第1バイトデータポート610はDQ<8:15>を伝送するために用いられ、半導体メモリは、外部機器のパラメータ性能に応じて、データ情報を記憶するために、ハーフメモリブロック構造を採用してもよい。第1バイトデータポート610を例にとると、データ情報を書き込む場合、8ビットの書き込み待ちデータは、外部機器から出され、第1バイトデータポート610を介して、第1バイトデータポート610に接続された2つのメモリアレイ100のうちの一方に伝送される。データ情報を読み取る場合、第1バイトデータポート610に接続される2つのメモリアレイ100のうちの一方から8ビットのデータを読み取り、第1バイトデータポート610を介して当該8ビットのデータを外部機器に伝送する。第2バイトデータポート620のデータ伝送方式は、第1バイトデータポート610のデータ伝送方式と同じであり、ここでは説明を省略する。既存のメモリのプリフェッチ(又はバースト)機能の設計により、外部機器がメモリの各バイトデータポートと通信するたびに、8ビットのデータを複数回伝送することができるが、本願実施例はこれに限定されるものではないことに注意されたい。
【0018】
図2は、別の実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、説明すべきこととして、本実施例において、異なるバイトデータポート600に対応する検証モジュール200とメモリアレイ100との接続方式が同じであるため、図面を簡略化するために、
図2には、1つのバイトデータポート600に接続される検証モジュール200及びメモリアレイ100のみが示されており、他のバイトデータポート600の接続方式は、
図2を参照でき、他のハーフメモリブロック構造の実施例の図面でも同様な簡略化が行われており、そのため、他の実施例では詳細な説明を省略する。
【0019】
図2を参照すると、本実施例において、半導体メモリは、2つのメモリアレイ100及び1つの検証モジュール200を含み、メモリアレイ100はゲート回路300と一対一に対応し、メモリアレイ100は、対応するゲート回路300及びグローバルデータバス700を介して検証モジュール200に接続される。2つのメモリアレイ100は、それぞれ、第1アレイ110及び第2アレイ120であり、第1アレイ110は第1ゲート回路310を介してグローバルデータバス700に接続され、第2アレイ120は第2ゲート回路320を介してグローバルデータバス700に接続される。検証モジュール200は、複数のデータ伝送線を介してバイトデータポート600に接続される。
図2には、3つのデータ伝送線のみが示されているが、データ伝送線の数は3つに限定されず、例えば、データ伝送線の数は、1つ、8つなどであってもよいことを理解されたい。
【0020】
具体的には、同一時刻に、第1ゲート回路310及び第2ゲート回路320のうちの多くとも1つが導通される。即ち、
図2における検証モジュール200に対応するバイトデータポート600がデータ伝送を実行する場合、データ伝送線を介してバイトデータポート600と検証モジュール200との間でデータ情報を伝送し、検証モジュール200がオンになり、第1ゲート回路310及び第2ゲート回路320のうちの一方が導通され、それにより、第1アレイ110又は第2アレイ120はデータ情報の読み書きを行う。対応するバイトデータポート600がデータ伝送を実行しない場合、データ伝送線はデータ情報を伝送するために用いられず、検証モジュール200がオフになり、第1ゲート回路310及び第2ゲート回路320は両方とも遮断され、それにより、第1アレイ110又は第2アレイ120はデータ情報の読み書きを行わず、待機状態になる。
【0021】
本実施例において、ゲート回路300によって、検証モジュール200と2つのメモリアレイ100のうちの一方とを導通するように選択することにより、異なるメモリアレイ100のデータ情報の読み書きを実現し、任意のメモリアレイ100は、データを読み書きする場合、いずれも当該メモリアレイ100に接続された同じ検証モジュール200によって検証を行い、それにより、検証モジュール200の使用率を向上させる方式によって、設置する必要がある検証モジュール200の数を減らし、半導体メモリにおいて検証モジュール200が占めるスペースを減らし、それにより、集積度がより高く、体積がより小さい半導体メモリを実現することができる。
【0022】
続けて
図2を参照すると、1つの実施例において、半導体メモリは更に、複数のゲート信号を生成するように構成されるゲート制御モジュール400を含む。ゲート回路300は、スイッチトランジスタを含み、スイッチトランジスタの制御端子がゲート制御モジュール400に接続され、スイッチトランジスタの第1端子がグローバルデータバス700に接続され、スイッチトランジスタの第2端子がメモリアレイ100に接続され、スイッチトランジスタは、ゲート信号の制御下で、第1端子と第2端子との間のデータ伝送経路を導通するか遮断するかを選択するように構成される。説明を容易にするために、第1ゲート回路310は第1スイッチトランジスタを含み、第2ゲート回路320は第2スイッチトランジスタを含むと定義する。
【0023】
例示的に、第1スイッチトランジスタ及び第2スイッチトランジスタは、同じ導通特性を有し得、例えば、2つのスイッチトランジスタの制御端子がハイレベル信号を受信すると、当該2つのスイッチトランジスタが導通され、ゲート制御モジュール400が第1スイッチトランジスタにハイレベル信号を出力し、第2スイッチトランジスタにローレベル信号を出力する場合、第1アレイ110と検証モジュール200との間のデータ伝送経路が導通され、第2アレイ120と検証モジュール200との間のデータ伝送経路が遮断され、それにより、第1アレイ110はデータ情報の読み書きを行い、検証モジュール200により、第1アレイ110によって読み書きされたデータ情報を検証する。この例は、スイッチトランジスタの制御ロジックをより簡単にするためのスイッチトランジスタの設置方式を提供し、そして、メモリブロック10にメモリアレイ100を続いて追加する必要がある場合、既存のスイッチトランジスタの設置方式に応じて対応する拡張を行うこともできる。
【0024】
例示的に、第1スイッチトランジスタ及び第2スイッチトランジスタは、互いに異なる導通特性を有し得、例えば、第1スイッチトランジスタの制御端子がハイレベル信号を受信すると、当該第1スイッチトランジスタが導通され、第2スイッチトランジスタの制御端子がローレベル信号を受信すると、当該第2スイッチトランジスタが導通され、ゲート制御モジュール400が第1スイッチトランジスタ及び第2スイッチトランジスタにハイレベル信号を同時に出力する場合、第1アレイ110と検証モジュール200との間のデータ伝送経路が導通され、第2アレイ120と検証モジュール200との間のデータ伝送経路が遮断され、それにより、第1アレイ110はデータ情報の読み書きを行い、検証モジュール200により、第1アレイ110によって読み書きされたデータ情報を検証する。この例は、スイッチトランジスタの別の設置方式を提供し、この例の設置方式は、各メモリブロック10に2つのメモリアレイ100が含まれる場合に適し、前の例と比較して、この例では、一方のゲート信号を省略でき、そのため、検証モジュール200とメモリアレイ100との間の配線を簡略化することができる。
【0025】
1つの実施例において、スイッチトランジスタは高圧スイッチトランジスタである。具体的には、スイッチトランジスタは、チップ内の比較的高電圧のトランジスタであってもよく、通常、厚いゲート酸化物層及び/又はより高い閾値電圧などを有するが、本願実施例はこれに限定されず、ここでの高圧スイッチトランジスタは、チップ内の他のトランジスタに対する相対的な概念に過ぎない。
【0026】
メモリアレイ100は、複数の記憶ユニットを含み、メモリアレイ100の各々に複数のワード線140(図におけるWL)、複数のビット線150(図におけるBL)及び複数の列選択線160(column select、図におけるCS)が接続され、ワード線140は、行方向に沿って複数の記憶ユニットに接続され、ビット線150は列方向に沿って複数の記憶ユニットに接続され、記憶ユニットに対応するワード線140がオンになると、記憶ユニットはデータの読み書きを実現でき、即ち、記憶ユニットは、対応するビット線150から書き込み待ちデータを取得したり、記憶されたデータを対応するビット線150に送信したりすることができる。説明すべきこととして、
図2に示されるワード線140、列選択線160、ビット線150は単なる例示であり、各々の間の接続関係を表すものではなく、三者間の関係については、メモリにおける一般的な設定を参照してもよい。
【0027】
1つの実施例において、半導体メモリは更に、検証モジュール200及びグローバルデータバス700にそれぞれ接続される読み書き制御モジュール500を含み、読み書き制御モジュール500は、読み書きイネーブル信号(読み取りイネーブル信号RdEn及び書き込みイネーブル信号WrEn)を受信し、読み書きイネーブル信号の制御下で、検証モジュール200と、対応するグローバルデータバス700との間のデータ伝送方向を選択するように構成される。具体的には、読み書き制御モジュール500は、複数の読み書き制御ユニットを含んでもよく、読み書き制御ユニットの数は、読み書き待ちデータ情報のビット数と一致し、例えば、各検証モジュール200は、8つの読み書き制御ユニットに対応して接続されてもよい。
【0028】
更に、読み書き制御ユニットは双方向ドライバであってもよく、検証モジュール200からグローバルデータバス700へのデータフロー方向は書き込み方向であり、グローバルデータバス700から検証モジュール200へのデータフロー方向は読み取り方向である。書き込み方向の出力伝送経路には1つの書き込み制御ユニットが設置され、読み取り方向の出力伝送経路には1つの読み取り制御ユニットが設置され、書き込み制御ユニット及び読み取り制御ユニットは同時にオンにならない。書き込み制御ユニットは、書き込みイネーブル信号WrEnを受信し、書き込みイネーブル信号WrEnの制御下で書き込み方向のデータ伝送経路を導通することにより、検証モジュール200がグローバルデータバス700に書き込み待ちデータ情報を送信するようにする。読み取り制御ユニットは、読み取りイネーブル信号RdEnを受信し、読み取りイネーブル信号RdEnの制御下で読み取り方向のデータ伝送経路を導通することにより、検証モジュール200がグローバルデータバス700から読み取られたデータ情報を取得するようにする、。
【0029】
図3は、更に別の実施例に係るハーフメモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、
図3を参照すると、本実施例において、半導体メモリは、3つのメモリアレイ100及び1つの検証モジュール200を含み、メモリアレイ100はゲート回路300と一対一に対応し、メモリアレイ100は、対応するゲート回路300及びグローバルデータバス700を介して検証モジュール200に接続される。ここで、3つのメモリアレイ100は、それぞれ、第1アレイ110、第2アレイ120及び第3アレイ130であり、3つのゲート回路300は、それぞれ、第1ゲート回路310、第2ゲート回路320及び第3ゲート回路330である。
【0030】
具体的には、同一時刻に、第1ゲート回路310、第2ゲート回路320及び第3ゲート回路330のうちの多くとも1つが導通される。即ち、
図3における検証モジュール200に対応するバイトデータポート600がデータ伝送を実行する場合、データ伝送線を介してバイトデータポート600と検証モジュール200との間でデータ情報を伝送し、検証モジュール200がオンになり、第1ゲート回路310、第2ゲート回路320及び第3ゲート回路330のうちの1つが導通され、それにより、導通されるゲート回路300に対応するメモリアレイ100がデータ情報の読み書きを行うようになる。対応するバイトデータポート600がデータ伝送を実行しない場合、データ伝送線はデータ情報を伝送するために用いられず、検証モジュール200がオフになり、第1ゲート回路310、第2ゲート回路320及び第3ゲート回路330はいずれも遮断され、それにより、3つのメモリアレイ100はデータ情報の読み書きを行わず、いずれも待機状態になる。
【0031】
本実施例において、より最適な記憶性能を得るために、各メモリブロック10には3つのメモリアレイ100が設置され、そして、ゲート回路300を介して、検証モジュール200と3つのメモリアレイ100のうちの1つが導通されるように選択することにより、異なるメモリアレイ100のデータ情報の読み書きを実現し、更に、任意のメモリアレイ100は、データの読み書きを実行する場合、メモリアレイ100に接続された同じ検証モジュール200によって検証され、それにより、検証モジュール200の使用率を向上させる方式で、設置する必要がある検証モジュール200の数を減らし、半導体メモリにおいて検証モジュール200が占めるスペースを減らし、それにより、集積度がより高く、体積がより小さい半導体メモリを実現することができる。
【0032】
図4は、1つの実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、
図4には、2つのバイトデータポート600及び1つのメモリブロック10が示されており、2つのバイトデータポート600は、具体的に、第1バイトデータポート610及び第2バイトデータポート620を含み、各メモリブロック10は複数のメモリアレイ100を含み、且つメモリアレイ100の少なくとも一部は、対応するゲート回路300を介して2つの検証モジュール200にそれぞれ接続される。即ち、完全メモリブロック構造の半導体メモリにおいて、各メモリブロック10は2つのバイトデータポート600に対応可能であり、例えば、各バイトデータポート600が8ビットのデータを伝送できる場合、各メモリブロック10は、16ビットのデータ情報を同期的に読み書きすることができ、それにより、より良い記憶性能を実現する。
【0033】
図5は、別の実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、
図5を参照すると、本実施例において、半導体メモリは、3つのメモリアレイ100及び2つの検証モジュール200を含み、3つのメモリアレイ100は、第1アレイ110、第2アレイ120及び第3アレイ130を含み、第2アレイ120には2つの第2ゲート回路320が接続され、第2ゲート回路320はグローバルデータバス700と一対一に対応して接続される。
【0034】
各検証モジュール200は、1つのグローバルデータバス700に対応して接続され、第2アレイ120は第1ビット線151及び第2ビット線152を含み、第1ビット線151は、2つの第2ゲート回路320のうちの一方に接続され、第2ビット線152は、2つの第2ゲート回路320のうちの他方に接続される。説明すべきこととして、第1ビット線151と第2ゲート回路320との間の接続は直接接続であってもよく、即ち、第1ビット線151と第2ゲート回路320は、配線を介して互いに接続されてもよく、又は第1ビット線151と第2ゲート回路320との間の接続は間接接続であってもよく、例えば、第1ビット線151と第2ゲート回路320との間に他の制御手段又は処理手段を増設し、前記増設された手段を介して第1ビット線151と第2ゲート回路320を接続することにより、より多様な制御機能又は信号処理機能を実現することができる。同様に、第2ビット線152と第2ゲート回路320との間の接続は、直接接続又は間接接続であってもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0035】
第2アレイ120は更に、列選択線160、第1ワード線141及び第2ワード線142を含む。データを書き込む場合、検証モジュール200は、対応するグローバルデータバス700にデータ情報を同期的に伝送する。データを読み取る場合、2つの検証モジュール200は、対応するグローバルデータバス700からデータ情報を同期的に取得する。例えば、
図5に示される実施例において、第1アレイ110のワード線140及び列選択線160がイネーブルされ、第3アレイ130のワード線140及び列選択線160がイネーブルされ、第2アレイ120の第1ワード線141、第2ワード線142及び列選択線160がすべてディセーブルされる(点線で示すとおり)場合、1つの検証モジュール200と第1アレイ110との間のデータ伝送経路が導通され、もう1つの検証モジュール200と第3アレイ130との間のデータ伝送経路が導通され、各メモリアレイ100は8ビットのデータ情報の読み書きを行うことができ、それにより、各メモリブロック10は16ビットのデータ情報の読み書きを同期的に行うことができ、より優れた性能が実現される。
【0036】
図6は、更に別の実施例に係る完全メモリブロック構造の半導体メモリの概略構造図であり、
図6を参照すると、1つの実施例において、第1アレイ110には2つの第1ゲート回路310が接続され、第1ゲート回路310はグローバルデータバス700と一対一に対応して接続される。第3アレイ130には2つの第3ゲート回路330が接続され、第3ゲート回路330はグローバルデータバス700と一対一に対応して接続される。ここで、同じグローバルデータバス700に接続された第1ゲート回路310、第2ゲート回路320及び第
3ゲート回路
330は時分割で導通される。
【0037】
具体的には、各メモリアレイ100は、それぞれ、独自の第1ワード線141、第2ワード線142、第1ビット線151、第2ビット線152及び列選択線160を備え、第1ビット線151は1つのゲート回路300を介して1つのグローバルデータバス700に接続され、第2ビット線152は別の1つのゲート回路300を介して別のグローバルデータバス700に接続される。データの読み書きを実行するたびに、各検証モジュール200は、3つのメモリアレイ100のうちの1つとともにデータ情報を伝送することができ、2つの検証モジュール200は、同じメモリアレイ100とともにデータ情報伝送を同期的に行ってもよい。例えば、
図6に示される実施例において、第1アレイ110の第1ワード線141、第2ワード線142及び列選択線160がイネーブルされ、第2アレイ120の第1ワード線141、第2ワード線142及び列選択線160がいずれもディセーブルされ(点線で示すとおり)、且つ第3アレイ130の第1ワード線141、第2ワード線142及び列選択線160がいずれもディセーブルされる場合、2つの検証モジュール200と第1アレイ110との間のデータ伝送経路は両方とも導通され、それにより、データ情報の伝送が実現される。図面から分かるように、同じセットの列選択信号CSを異なるバイトデータポートに使用でき、異なるバイトデータポートに対応するワード線がすべてオンになる場合、列選択信号CSがオンになると、各ワード線に対応するデータはそれぞれ、異なるバイトデータポートに対応するグローバルデータバスに接続され、それにより、同じセットの列選択信号CSを共用することで、オンになる列選択信号CSの数を節約し、列選択信号CSをオンすることによる消費電力を節約する。
【0038】
図7は、1つの実施例に係る、半導体メモリにおける検証モジュール200の概略構造図であり、
図7に示すように、1つの実施例において、検証モジュール200は、符号化ユニット210及びエラー検出ユニット220を含む。
【0039】
符号化ユニット210は、メモリアレイ100に接続され、入力されたデータ情報を受信し、データ情報を符号化して書き込み検証情報を生成し、データ情報及び書き込み検証情報をメモリアレイ100に送信するように構成される。
【0040】
エラー検出ユニット220は、メモリアレイ100に接続され、メモリアレイ100からデータ情報及び書き込み検証情報を同期的に読み取り、書き込み検証情報に基づいて、読み取られたデータ情報にエラーが発生したか否かを検証するように構成される。
【0041】
符号化ユニット210は、所定のルールに従ってデータ情報を符号化するため、生成された書き込み検証情報はデータ情報と一対一に対応することが理解可能であり、データを読み取る際に、読み取られたデータ情報が書き込み検証情報と一致しないことを検出した場合、これは、データ情報の読み書き過程でのデータ情報の変化により、データ情報にエラーが発生したことを示す。したがって、本実施例は、符号化ユニット210及びエラー検出ユニット220によって、読み取られたデータ情報にエラーが発生したか否かを正確に検出することができ、それにより、読み取られたデータ情報の正確性を向上させることができる。
【0042】
続けて
図7を参照すると、エラー検出ユニット220は符号化ユニット210に更に接続され、符号化ユニット210は更に、読み取られたデータ情報を符号化して読み取り検証情報を生成し、読み取り検証情報をエラー検出ユニット220に送信するように構成される。エラー検出ユニット220は、書き込み検証情報和及び読み取り検証情報を取得し、書き込み検証情報と読み取り検証情報とを照合して、読み取られたデータ情報にエラーが発生したか否かを判断するように構成される。
【0043】
1つの実施例において、検証モジュール200は更に、エラー訂正ユニット230を含み、エラー訂正ユニット230は、エラー検出ユニット220に接続され、読み取られたデータ情報及びエラー検出ユニット220の照合結果情報を受信し、照合結果情報に基づいてデータ情報を更新するように構成される。
【0044】
具体的には、照合結果情報は、読み取られたデータ情報と書き込まれたデータ情報とが同じであるか否かを含み、両者が異なる場合、照合結果情報は、具体的なエラーデータビットを更に含み、例えば、書き込まれたデータ情報が10000000であり、読み取られたデータ情報が11000000である場合、エラーデータビットは第2ビットである。エラー訂正ユニット230は、照合結果情報を受信し、照合結果情報に基づいてエラーを直接訂正するように構成される。例えば、読み取られたデータ情報が11000000であり、照合結果情報において第2ビットがエラーデータビットとしてマークされた場合、書き込まれたデータ情報は必然的に10000000であり、この場合、エラー訂正ユニット230は、データ情報を更新してエラー訂正を完了することができる。本実施例は、エラー訂正ユニット230を設置することで、読み取られたエラーのあるデータ情報を訂正して、正しい読み取られたデータ情報を出力することができる。
【0045】
以上の実施例の各技術的特徴は任意に組み合わせてもよく、説明を簡潔にするために、上記の実施例における各技術的特徴の全ての可能な組み合わせについて説明していないが、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、これらの技術的特徴の組み合わせは全て本明細書の範囲に含まれると見なされるべきである。
【0046】
以上の実施例は、本願実施例のいくつかの実施形態を表すものに過ぎず、その説明は具体的且つ詳細であるが、本願の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。留意されたいこととして、当業者であれば、本願の実施例の構想から逸脱することなく、様々な変形及び改善を行ってもよく、それらの変形及び改善はすべて本願実施例の保護範囲に含まれる。したがって、本願実施例の保護範囲は、添付された特許請求の範囲に準ずるものとする。
【符号の説明】
【0047】
10:メモリブロック
100:メモリアレイ
110:第1アレイ
120:第2アレイ
130:第3アレイ
140:ワード線
141:第1ワード線
142:第2ワード線
150:ビット線
151:第1ビット線
152:第2ビット線
160:列選択線
200:検証モジュール
210:符号化ユニット
220:エラー検出ユニット
230:エラー訂正ユニット
300:ゲート回路
310:第1ゲート回路
320:第2ゲート回路
330:第3ゲート回路
400:ゲート制御モジュール
500:読み書き制御モジュール
600:バイトデータポート
610:第1バイトデータポート
620:第2バイトデータポート
700:グローバルデータバス