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  • 特許-金型用荷重分布測定装置及び加工機械 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】金型用荷重分布測定装置及び加工機械
(51)【国際特許分類】
   G01L 5/00 20060101AFI20240308BHJP
【FI】
G01L5/00 101Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021006111
(22)【出願日】2021-01-19
(65)【公開番号】P2022110606
(43)【公開日】2022-07-29
【審査請求日】2022-12-21
(73)【特許権者】
【識別番号】397031625
【氏名又は名称】株式会社J‐MAX
(73)【特許権者】
【識別番号】516356594
【氏名又は名称】株式会社アデック
(74)【代理人】
【識別番号】110002022
【氏名又は名称】弁理士法人コスモ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】垣田 幹雄
(72)【発明者】
【氏名】山北 卓治
(72)【発明者】
【氏名】今井 裕
(72)【発明者】
【氏名】久野 拓律
【審査官】櫻井 健太
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-164939(JP,A)
【文献】特許第6370005(JP,B2)
【文献】特開平08-090081(JP,A)
【文献】特開昭63-015131(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B30B 15/28
G01L 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
起歪体の伸縮を検出する検出部を備えるロードセルが、一方面に取り付けられた金型からの荷重を受けていない定常状態において伸長又は圧縮させ、かつ、この伸長又は圧縮を前記検出部により検出した状態でロードセル取付部に設けられた、前記金型からの荷重を受ける第1のプレートと、
前記第1のプレートの他方面側に設けられて前記第1のプレートと接続し、加工機械の取付面に取り付けられる第2のプレートと、
を有し、
前記第1のプレートの前記他方面側には複数の凹部が形成され、前記第1のプレートの前記他方面は平坦面状に形成される前記第2のプレートと当接し、
前記ロードセル取付部は、隣り合う前記凹部の間のリブの上面に、前記凹部を連絡するように形成される切欠き凹部に設けられる雌ねじ部を備え、
前記ロードセルは、前記雌ねじ部に螺合するボルトの軸部を前記起歪体として前記軸部に前記検出部が設けられている、
ことを特徴とする金型用荷重分布測定装置。
【請求項2】
前記第2のプレートの板厚は、前記第2のプレートが取り付けられる前記加工機械のT溝の呼び寸法よりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の金型用荷重分布測定装置を有する加工機械
【請求項3】
前記第1のプレートと前記第2のプレートは、ねじにより互いに固定され、
前記ねじは、複数設けられる前記ロードセル間に1個以上設けられることを特徴とする請求項1に記載の金型用荷重分布測定装置。
【請求項4】
前記第1のプレートと前記第2のプレートは、ねじにより互いに固定され、
前記ねじは、前記金型の金型エリア内に1個以上設けられることを特徴とする請求項1又は請求項3記載の金型用荷重分布測定装置。
【請求項5】
前記第1のプレートは、アルミ材料により形成され、
前記第2のプレートは、鋼材により形成されることを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項4の何れかに記載の金型用荷重分布測定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金型に掛かる荷重の分布を測定する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ロードセルを複数配置して金型の荷重分布を測定する装置が提案されている。例えば、特許文献1では、起歪体の伸縮を検出する検出部を備える複数のロードセルが、金型からの荷重を受けていない定常状態において伸長又は圧縮させ、かつ、この伸長又は圧縮を検出した状態でプレートに設けられた金型用荷重分布測定装置が開示される。この金型用荷重分布測定装置のプレートは、加工機械の金型取付面(例えば、プレス機械におけるスライドの下面)に直接取り付けられ、又は、該プレートを金型のダイセットプレートやバッキングプレートとすることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6370005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、プレス機械のスライドの下面等の加工機械における金型の取付面には、金型を取り付けるためのT溝やボルト孔等の加工が施されている。また、金型の取付面は、加工機械の使用により大きな荷重を受けたり、誤ってスクラップ等を金型の取付面と上型ダイセットプレート等との間に挟み込んでしまったりして、凹凸が形成されてしまうことがある。このような金型の取付面に、金型用荷重分布測定装置のロードセルが設けられたプレートを取り付けると、ロードセルの上方における、プレートと金型の取付面との間に空間が形成される場合がある。そうすると、上方に該空間が形成されるロードセルは、プレートが大きく変形するため適正な荷重が測定できないことがある。適正な荷重測定ができるようにロードセルの設定を調整することもできるが、他の加工機械に金型用荷重分布測定装置を取り付けた場合には、再度設定を調整する必要があり、煩雑である。
【0005】
一方で、ロードセルが金型のバッキングプレート等に設けられて、金型内にロードセルが組み込まれている場合には、ロードセルが設けられるプレートが直接、加工機械の金型取付面に取り付けられていないため、ロードセルの上方に空間が形成されないが、多数の金型毎に金型用荷重分布測定装置を設ける必要が生じてしまう。すると、金型用荷重分布測定装置は、測定が不要になった後も金型に取り付けられたままとなり、無駄である。
【0006】
本発明の目的は、異なる加工機械に取り付けても、加工機械毎の設定条件の調整が煩雑ではない金型用荷重分布測定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る金型用荷重分布測定装置は、起歪体の伸縮を検出する検出部を備えるロードセルが、一方面に取り付けられた金型からの荷重を受けていない定常状態において伸長又は圧縮させ、かつ、この伸長又は圧縮を前記検出部により検出した状態でロードセル取付部に設けられた、前記金型からの荷重を受ける第1のプレートと、前記第1のプレートの他方面側に設けられて前記第1のプレートと接続し、加工機械の取付面に取り付けられる第2のプレートと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異なる加工機械に取り付けても、加工機械毎の設定条件の調整が煩雑ではない金型用荷重分布測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係る金型用荷重分布測定装置が取り付けられるプレス機械の要部正面模式図である。
図2】本発明の実施形態に係る金型用荷重分布測定装置を下面から見た平面模式図である。
図3】本発明の実施形態に係る金型用荷重分布測定装置における、図2のQ2部の拡大平面模式図である。
図4】本発明の実施形態に係る金型用荷重分布測定装置における、図3のIV-IV断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、加工機械であるプレス機械1に金型用荷重分布測定装置10が取り付けられた状態を示す正面模式図である。プレス機械1は、トランスファプレスであり、図示しないフィードバー等を備える搬送装置にてブランク材を第1工程P1、第2工程P2・・・に順次搬送して多数の工程のプレス加工を行うことができる。金型用荷重分布測定装置10は、工程毎(すなわち金型50毎)に設けることができる。
【0011】
金型50は、上型51と、下型52とを有する。上型51は、図示しないパンチやバッキングプレート、ストリッパープレート等を備える上型本体51aと、上型本体51aが取り付けられる上型ダイセットプレート51bとを有する。上型51(上型ダイセットプレート51b)は、金型用荷重分布測定装置10を介してプレス機械1のスライド2に取り付けられる。一方、下型52は、図示しないダイやダイセットプレートを備える下型本体52aと、下型本体52aが取り付けられる下型ダイセットプレート52bとを有する。下型52(下型ダイセットプレート52b)は、プレス機械1のベッド3上に固定されるボルスタ4に取り付けられる。
【0012】
図2は、金型用荷重分布測定装置10を、図1の下側から見た平面模式図である。金型用荷重分布測定装置10は、第1のプレート100と、第2のプレート200とを有する。図2では、図2における上側が、図1におけるプレス機械の正面側である。金型用荷重分布測定装置10は、金型50に合わせて、プレス機械1の前後方向を長手方向とする略長矩形状に形成される。金型用荷重分布測定装置10は、第1のプレート100の前側面に、中継コネクタ150が3か所に設けられる。中継コネクタ150は、後述のロードセル20の検出部23に電源の配線や信号線等が接続される。第1のプレート100には、前後左右の側面から所定長さの溝151が設けられて、金型50との位置決めに利用される。また、第2のプレート200の前面側及び後面側には、吊り用フック250が固定される。前面側及び後面側の吊り用フック250間には、それぞれU字状に切り欠かれたスライド取付用溝251が第2のプレート200に形成される。第2のプレート200(金型用荷重分布測定装置10)は、スライド取付用溝251を介して、プレス機械1のスライド2のT溝2a(図1のQ1部拡大図参照)とTボルト(不図示)により締結される。
【0013】
第1のプレート100は、アルミ材料により形成される。第1のプレート100の一方面である下面101は、平坦面状に形成されて、金型50(上型51)の上型ダイセットプレート51bの上面と当接する。第1のプレート100の他方面側である上面102側には、平面視において矩形(正矩形や長矩形)の多数の凹部110が形成される(図4も参照)。凹部110は、12行8列に配列して設けられる。第1のプレート100の上面102は、平坦面状に形成される第2のプレート200の下面201と当接する。
【0014】
左右方向及び上下方向における隣り合う凹部110間は、リブ113とされる。換言すれば、凹部110間は、リブ状に形成される。このリブ113の上面は、第1のプレート100の上面102の一部を構成する。リブ113の上面には、隣り合う凹部110を連絡するように切欠き凹部114が形成される。換言すれば、図2の平面視においては、切欠き凹部114は、矩形の凹部110の辺同士を連結するように形成される。なお、切欠き凹部114の深さは、後述のロードセル20の頭部が突出しない程度であれば良く、凹部110よりも浅く形成される(図4参照)。
【0015】
複数の切欠き凹部114のうちの所定数の切欠き凹部114には、雌ねじ部120aが形成されて、後述するロードセル20が取り付け可能なロードセル取付部120が設けられる。ここで、第1のプレート100に形成される長孔104と図2の上下方向に同列の凹部110における切欠き凹部114は、凹部110の中心からオフセットした位置に形成される。同様に、溝151の近傍の切欠き凹部114も、凹部110の中心からオフセットした位置に形成される。
【0016】
また、複数の凹部110のうち、斜め方向に隣り合う凹部110同士は、凹部110の平面視における矩形の頂部を連結するように、上面102から凹状に切り欠かれた斜め方向の切欠き凹部115が形成される。切欠き凹部115にも、ロードセル20を取り付け可能な雌ねじ部120aが形成されるロードセル取付部120が設けられる。
【0017】
また、複数個所の凹部110の頂部からは、凹部110の平面視の矩形の頂部から斜めに延設されて、一部の凹部110では途中で屈曲して左右方向に向けて形成されて、上面102に溝状に形成される凹溝116が形成される。凹溝116にも、ロードセル20を取り付け可能な雌ねじ部120aが形成されるロードセル取付部120が設けられる。
【0018】
また、各中継コネクタ150と、各中継コネクタ150に近い凹部110とを図2の上下方向に連結する凹溝117が形成される。凹溝117にも、凹部110の近傍に雌ねじ部120aが形成されてロードセル取付部120が設けられる。
【0019】
ロードセル取付部120における上面高さh120(図4参照)は、切欠き凹部114,115及び凹溝116,117の何れにおいても同一高さに設定される。
【0020】
ここで、ロードセル20は、図4に示すように、本実施形態においてはボルト21の軸部22に検出部23(本実施形態においてはひずみゲージ)を設けたものである。従って、ロードセル20は、軸状の軸部22が起歪体とされる。このロードセル20を、ロードセル取付部120に形成した雌ねじ部120aにねじ込んでセットする。このようにして、ロードセル20は、無負荷(すなわち、金型50からの荷重を金型用荷重分布測定装置10が受けていない状態)である定常状態において軸部を伸長させ、かつ、この伸長を検出部23で検出した状態でロードセル取付部120に設けられている。
【0021】
なお、切欠き凹部114,115及び凹溝116,117には、適宜、電源供給用の配線や、信号用の配線が通される。
【0022】
また、ロードセル20は、種々の形態のとすることができ、例えばボルトにより圧縮されたナットを起歪体とするロードセルとすることもできるし、検出部23もひずみゲージだけでなく、ピエゾ素子等の種々のセンサ素子を用いた検出部とすることができる。そして、このように取り付けられたロードセル20によれば、第1のプレート100が圧縮荷重を受ける箇所だけではなく、例えば金型50(上型ダイセットプレート51b)の縁部近傍では引張荷重を受ける場合があり、金型50に生じる圧縮荷重や引張荷重を精度よく検出することができる。
【0023】
一方、鋼材により形成される第2のプレート200は、下面201及び上面202共に平坦面状に形成される。第2のプレート200の下面201は、第1のプレート100の上面102と当接する。第2のプレート200の上面202は、スライド2の下面2b(金型取付面)と当接する。第1のプレート100と第2のプレート200との接続は、長手方向に左右4個ずつ設けられる締結部18aと、中央に2個配置される締結部18bにより接続される。締結部18a,18bは、第1のプレート100に、締結用のボルト(不図示)が挿通される座繰り部を有する孔部が形成される。この孔部に挿通される締結用のボルトは、孔部に対応して第2のプレート200に形成される雌ねじ部205に螺合する。
【0024】
一方、金型50と金型用荷重分布測定装置10との固定は、図4に示すように、第1のプレート100に形成された4か所の長孔104(図2も参照)に対して金型50の上型ダイセットプレート51bの下面側から締結用のボルト55が挿通される。このボルト55は、長孔104に対応して第2のプレート200に形成された6個の雌ねじ部210と螺合する。このように、金型50(上型51)は、第1のプレート100を挟んで第2のプレート200と締結される。
【0025】
ここで、第1のプレート100は、第2のプレート200よりも厚く形成される。また、図1のQ1部拡大図に示すように、第2のプレート200の板厚T200は、第2のプレート200が取り付けられるプレス機械1のスライド2のT溝2aの呼び寸法Aよりも厚く形成される(T200>A)。
【0026】
このように形成される金型用荷重分布測定装置10によれば、第1のプレート100の上面102と、第2のプレート200の下面201とが当接するので、ロードセル20の取り付け状態(上方空間の有無等)は変化しない。従って、異なるプレス機械に金型用荷重分布測定装置10を取り付けても、スライド2の下面2bの状態(すなわち、プレス機械毎に、凹凸が形成されていたりT溝の配置が異なっていたりする状態)に関わらず、金型用荷重分布測定装置10のロードセル20をプレス機械毎に調整することなく荷重分布の測定を行うことができる。
【0027】
なお、第1のプレート100と第2のプレート200との間に、1又は複数枚のプレートを設けてもよい。すなわち、金型用荷重分布測定装置10は、一方面(下面101)に金型50が取り付けられて、ロードセル20が取り付けられた第1のプレート100と、第1のプレート100の他方面(上面102)側に設けられてプレス機械1の取付面(スライド2の下面2b)に取り付けられる第2のプレート200と、を備えていればよい。換言すれば、第2のプレート200は、本実施形態のように第1のプレート100の上面102と直接接していてもよいし、他のプレート等の部材を介して第1のプレート100と接続していてもよい。
【0028】
また、第1のプレート100において、左右又は上下方向に隣り合う凹部110間は、リブ113が形成される。リブ113には、ロードセル取付部120が設けられる。リブ113の上面は、第1のプレート100の上面102とされて、第2のプレート200の下面201と当接している。これにより、金型50の荷重点から荷重伝達範囲外に位置するロードセル20であっても、金型50の荷重点からリブ113に荷重が伝達される。従って、荷重伝達範囲外に位置するロードセル20であっても荷重を検出することができ、より精度よく荷重分布の測定を行うことができる。
【0029】
また、第2のプレート200の板厚が薄いと、特にスライド2のT溝2aの部分で第2のプレート200が変形する恐れがある。従って、第2のプレート200の板厚は、本実施形態では、T溝2aの呼び寸法Aよりも厚く形成した。
【0030】
また、第1のプレート100と、第2のプレート200は、締結部18a,18bにおいてねじ締結されて互いに固定される。そして、締結部18aは、第1のプレート100及び第2のプレート200の縁部側に設けられる。締結部18bは、ロードセル20の間に設けられる。例えば、図2の上側の締結部18bに着目すれば、ねじ(締結部18b)は、プレス機械1の前後方向においてはロードセル20-1とロードセル20-2,20-3との間に設けられ、左右方向においてはロードセル20-4とロードセル20-5との間に設けられる。換言すれば、締結部18bのねじは、金型50のエリア内(図2における上型ダイセットプレート51bを示す二点鎖線の範囲内)に1個以上設けられる。これにより、第1のプレート100の上面102と第2のプレート200の下面101とを離間しないよう常に当接させておくことができる。
【0031】
また、第1のプレート100はアルミ材料により形成し、第2のプレート200は鋼材により形成される。これにより、金型用荷重分布測定装置10を軽量化して、プレス機械1のスライド2の上型懸垂能力への影響を低減することができると共に、第1のプレート100を金型50の上型ダイセットプレート51bと第2のプレート200との間で挟み込むようにして、硬度の高い第2のプレート200と金型50とをボルト55により締結することができる。
【0032】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、金型用荷重分布測定装置10は、下型52の下型ダイセットプレート52bに第1のプレート100を取り付けて、第2のプレート200をボルスタ4に取り付けて、下型52からの荷重を測定するようにしてもよい。また、加工機械は、本実施形態においてはプレス機械1としたが、これに限定されることは無く、例えば射出成型機に金型用荷重分布測定装置10を取り付けてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 プレス機械 2 スライド
2a T溝 2b 下面
3 ベッド 4 ボルスタ
10 金型用荷重分布測定装置 18a 締結部
18b 締結部 20 ロードセル
21 ボルト 22 軸部
23 検出部 50 金型
51 上型 51a 上型本体
51b 上型ダイセットプレート 52 下型
52a 下型本体 52b 下型ダイセットプレート
55 ボルト 100 第1のプレート
101 下面 102 上面
104 長孔 110 凹部
113 リブ 114 切欠き凹部
115 切欠き凹部 116 凹溝
117 凹溝 120 ロードセル取付部
120a 雌ねじ部 150 中継コネクタ
151 溝 200 第2のプレート
201 下面 202 上面
205 雌ねじ部 210 雌ねじ部
250 吊り用フック 251 スライド取付用溝
図1
図2
図3
図4