(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】昇降収納装置
(51)【国際特許分類】
A47B 51/00 20060101AFI20240308BHJP
A47B 77/04 20060101ALI20240308BHJP
【FI】
A47B51/00 501C
A47B77/04 A
(21)【出願番号】P 2021205823
(22)【出願日】2021-12-20
【審査請求日】2022-09-14
(73)【特許権者】
【識別番号】390013321
【氏名又は名称】株式会社ダイドー
(74)【代理人】
【識別番号】100080746
【氏名又は名称】中谷 武嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100217881
【氏名又は名称】中谷 由美
(72)【発明者】
【氏名】山田 和義
(72)【発明者】
【氏名】北山 清英
【審査官】家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-262947(JP,A)
【文献】特開2008-069520(JP,A)
【文献】特開平09-238757(JP,A)
【文献】特許第5467776(JP,B2)
【文献】特許第3429216(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 51/00,77/04
E05D 7/10
F16C 11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前方開口状箱型固定部(1)と、
収納物を載置するための物品収納棚(10)と、
該物品収納棚(10)を常時水平姿勢を保ちつつ、昇降案内するための平行リンク機構(Z)と、
上記箱型固定部(1)の前方開口部(1P)の上辺(15)に枢着された扉(20)と、
上記扉(20)の裏面に上端(18A)が第1枢着点(P
1 )廻りに揺動自在として枢着されると共に、下端(18B)が上記平行リンク機構(Z)の上方リンク(12)に第2枢着点(P
2 )廻りに揺動自在として枢着された扉開閉用押上杆(18)と、
を具備した昇降収納装置に於て、
上記物品収納棚(10)を最も引き出した最大引下状態において、
上記上方リンク(12)を上記箱型固定部(1)へ枢着した第3枢着点(P
3 )と、上記第1枢着点(P
1 )とを結ぶ基準直線(L
0 )に対して、上記第2枢着点(P
2 )を側面視で前方下方位置になるように、設定して、
上記扉(20)の自重(W
20)によって、空荷状態の物品収納棚(10)が、不意に上方へ移動する阻止力を発揮するよう構成し
、
上記扉開閉用押上杆(18)の上端には、水平軸心(L
25
)廻りに回転自在な回転輪(25)が付設され、
上記扉(20)の裏面には、上記回転輪(25)が一側方(S
1
)から差込まれて保持される受け具(26)が固着され、
上記受け具(26)は、回転輪(25)が差込まれる上記一側方(S
1
)において、扉裏面近く及び遠くの各位置に、回転軸離脱防止用小幅突起片部(32)(33)が突設されていることを特徴とする昇降収納装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、本出願人は、かつて、
図8,
図9に示すような昇降収納装置を提案している(特許文献1参照)。
図8,
図9及び特許文献1に示した昇降収納装置は、次のような構成であった。
【0003】
即ち、前方開口状箱型固定部51と、収納物を載置するための物品収納棚52とを、備え、さらに、物品収納棚52を、常時水平姿勢を保ちつつ、昇降案内するために、平行リンク機構53を有する。
【0004】
そして、箱型固定部51の前方開口部54の上辺55の近傍位置には、扉56が、複雑な小型リンク機構57を介して矢印N1 ,N2 のように、開閉自在に取付けられている。
この小型リンク機構57の一つのアーム58に、第1枢着点P1 廻りに揺動自在に、扉開閉用押上杆60の上端が枢着される。この押上杆60の下端60Aは、平行リンク機構53の(上方リンク61・下方リンク62の内の)上方リンク61に、第2枢着点P2 廻りに揺動自在に枢着されている。
【0005】
そして、
図8の物品収納棚の格納状態から、
図9に示した物品収納棚を最も引き出した最大引下状態のように、平行リンク機構53が作動(変化)し、扉56が連動して上方へ開く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この
図8と
図9に示す昇降収納装置は、多くの優れた点を備えた発明ではあるが、以下のような問題点が残されている。
即ち、この昇降収納装置を初めて使用する場合、又は、物品収納棚52に全く収納物品が無い状態で、
図8の格納状態から、
図9の最大引下状態まで、人の手で(空荷の)物品収納棚52を引き出す(引き下す)ことは、容易に行い得る。
【0008】
ところが、空荷の物品収納棚52内へ新たに収納物品を、両手を使って、収容せんとする際、物品収納棚52が、突然、上方移動(上昇)してしまうという問題が、残されている。
特に、
図9に示すように、扉56の重量(ベクトルW
56)が大きい場合に、物品収納棚52に、不意に急激な上昇を発生する点に、本発明者は着眼して、以下詳説する本発明を想到したものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで、本発明は、前方開口状箱型固定部と;収納物を載置するための物品収納棚と;該物品収納棚を常時水平姿勢を保ちつつ、昇降案内するための平行リンク機構と;上記箱型固定部の前方開口部の上辺に枢着された扉と;上記扉の裏面に上端が第1枢着点廻りに揺動自在として枢着されると共に、下端が上記平行リンク機構の上方リンクに第2枢着点廻りに揺動自在として枢着された扉開閉用押上杆と;を具備した昇降収納装置に於て;上記物品収納棚を最も引き出した最大引下状態において;上記上方リンクを上記箱型固定部へ枢着した第3枢着点と、上記第1枢着点とを結ぶ基準直線に対して、上記第2枢着点を側面視で前方下方位置になるように、設定して;上記扉の自重によって、空荷状態の物品収納棚が、不意に上方へ移動する阻止力を発揮するよう構成し;上記扉開閉用押上杆の上端には、水平軸心廻りに回転自在な回転輪が付設され;上記扉の裏面には、上記回転輪が一側方から差込まれて保持される受け具が固着され;上記受け具は、回転輪が差込まれる上記一側方において、扉裏面近く及び遠くの各位置に、回転軸離脱防止用小幅突起片部が突設されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、空荷の物品収納棚を、人の手で保持することなく、最も引き出した最大引下状態を、そのまま保持している。従って、人が両手で収納物品を持った状態でも、安心して、容易に積込みが可能であり、女性や身体弱者にとっても、収納物品の積込みがスムーズに行い得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】物品収納棚の収納状態であって、かつ、扉の閉状態を示す本発明の実施の一形態の断面側面図である。
【
図2】物品収納棚の最大引下状態を示す断面側面図である。
【
図3】
図2の最大引下状態におけるベクトルと回転モーメントの大きさと方向を示すベクトル線図である。
【
図5】受け具の一例を示す図であって、(A)は下方の一方向から見た斜視図、(B)は180°回転した下方の他方向から見た斜視図である。
【
図8】従来例の収納状態を示した断面側面図である。
【
図9】従来例の引出完了状態(最大引下状態)を示した断面側面図である。
【
図10】
図9の最大引下状態におけるベクトルと回転モーメントの大きさと方向を示すベクトル線図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1~
図3に於て、本発明の実施の一形態を示し、1は、前方開口状の箱型の固定部であり、図示省略の壁等に、固着される。箱型固定部1は、キャビネットと呼ばれる場合もある。
【0013】
10は、各種の収納物を載置(収納)することができる物品収納棚である。この物品収納棚10を、常時水平姿勢を保ちつつ、昇降案内するための平行リンク機構Zを備えている。即ち、
図2に示すように、この平行リンク機構Zは、上方リンク12と下方リンク11を、有する。本発明の説明では、
図2の物品収納棚10の最大引下状態において、「上方」及び「下方」に在るリンクを、各々、「上方リンク12」「下方リンク11」と呼ぶこととする。
【0014】
さらに、具体的に説明すれば、平行リンク機構Zの下方リンク11は、その基盤が一軸心O11廻りに揺動可能として、固定部1の左右側壁内面4に固着した基台6に、枢着されている。また、平行リンク機構Zの上方リンク12は、その基端が別の一軸心O12廻りに揺動可能として上記基台6に枢着されている。
【0015】
また、下方リンク11の先端は一軸心O21廻りに揺動可能として、かつ、上方リンク12の先端は一軸心O22廻りに揺動可能として、各々、物品収納棚10に枢着されている。
そして、上記箱型固定部1の前方開口部1Pの上辺(上端縁)15には、扉20が、枢着具16によって揺動開閉自在に、枢着保持されている。なお、枢着具16としては、揺動自在に枢着するのみならず、微小寸法だけ前後移動可能な(公知の)スライド式枢着具が望ましい。
【0016】
そして、18は扉開閉用押上杆である。この押上杆18は扉20の裏面に、上端18Aが連結される。即ち、扉開閉用押上杆18の上端18Aは、第1枢着点P
1 廻りに揺動自在として、枢着される。しかも、押上杆18の下端18Bは、平行リンク機構Zの上方リンク12に、第2枢着点P
2 廻りに揺動自在として、枢着される(
図1,
図2の側面視参照)。
【0017】
ここで、上方リンク12を箱型固定部1(の基台6)へ枢着した点を、第3枢着点P
3 と呼ぶ。即ち、
図1,
図2における前述の一軸心O
12が、この第3枢着点P
3 に、該当する。
【0018】
図2に示す如く、物品収納棚10を最も引き出した最大引下状態において、上記第3枢着点P
3 と上記第1枢着点P
1 とを、結ぶ基準直線L
0 に対して、前記第2枢着点P
2 を、側面視で、前方下方位置になるように、各点P
1 ,P
2 ,P
3 の位置を、設定している。
このように設定すれば、
図2から明らかとなるように、扉20の自重W
20によって、空荷状態の物品収納棚10が、不意に、上方へ移動する阻止力を発揮する。
【0019】
具体的に説明すれば、
図2に於て、扉20は、その自重W
20によって、枢着具16の枢支点を中心として下方向への(押下げ)モーメントM
20を生ずる。
図2に示すように、下方向へのモーメントM
20は、第1枢着点P
1 を介して、押上杆18に伝達されて、押上杆18には、ベクトルF
18(にて示した力)を第2枢着点P
2 に伝達する。
【0020】
図2に示した第1枢着点P
1 と第3枢着点P
3 とを結んだ基準直線L
0 に対して、第2枢着点P
2 は前方下方の位置に存在するため、
図3に示したような(反時計廻りの)回転モーメントM
12が、第3枢着点P
3 廻りに生ずることとなる。
即ち、M
12=F
18×R
3 …(数式1)
【0021】
なお、上記数式1に於て、R3 は、第3枢着点P3 からベクトルF18へ(直角に)降ろした垂線の距離(腕の長さ)である。
このようにして、扉20の自重W20によって、空荷状態の物品収納棚10が、不意に上方へ移動(上昇)しようとした場合に、上記数式1の回転モーメントM12が、上昇を防ぐための阻止力として、働く。
【0022】
本発明のこのような作用(効果)及び利点を明確にするために、ここで、従来例を示した
図8~
図10に関して、既述の
図1~
図3と対比しつつ、補足説明すると、次の通りである。
【0023】
図9は、従来例における物品収納棚52が最大引下状態にある場合を示し、(既述の)第3枢着点P
3 と、第1枢着点P
1 とを、結ぶ基準直線L
0 に対して、第2枢着点P
2 が、側面視で、後方上方位置になるように、各点P
1 ,P
2 ,P
3 の位置が、設定されていた。
【0024】
従って、
図9から明らかとなるように、扉56の自重W
56によって、空荷状態の物品収納棚52が、不意に上昇───上方移動───することを、(阻止するどころか、逆に)助長する。さらに説明すると、
図9に於て、扉56は、その自重W
56によって、下方向への(押下げ)モーメントM
56を生ずる。
【0025】
図9に示すように、下方向へのモーメントM
56は、小型リンク機構57及び第1枢着点P
1 を介して、押上杆60に伝達されて、押上杆60は、ベクトルF
60(にて示した力)を第2枢着点P
2 に伝達する。
【0026】
図9に於て、第1枢着点P
1 と第3枢着点P
3 とを結んだ基準直線L
0 に対して、第2枢着点P
2 は後方上方の位置に存在するため、
図10に示したような(時計廻りの)回転モーメントM
53が、第3枢着点P
3 廻りに生ずることとなる。
即ち、M
53=F
60×R
4 …(数式2)
【0027】
なお、上記数式2に於て、R
4 は、第3枢着点P
3 からベクトルF
60へ(直角に)降ろした垂線の距離(腕の長さ)である。
このように、扉56の自重W
56によって、空荷状態の物品収納棚52が、本発明(
図2と
図3参照)と比較して逆方向に、作用する。即ち、
図9,
図10に示す従来例にあっては、空荷状態の物品収納棚52は、扉56の自重W
56によって、不意に上昇する虞れがある。
【0028】
このように、
図8~
図10に示した従来例にあっては、空荷状態で物品収納棚52が最大引出(最大引下)状態から、急に上昇して、収納物品の積込み作業が至難となり、使い勝手が良くない。
【0029】
次に、押上杆18の上端には、
図4,
図6に示す如く、水平軸心L
25廻りに回転自在として、プラスチック製等の回転輪25が、付設されている。
【0030】
また、
図4~
図7に示すように、扉20の裏面には、プラスチック製等の受け具26が、固着される。この受け具26は、ボルト又はネジ等を挿通する2個の孔27,27を有する取付片部28と、回転輪25を回転可能に収納・保持する収納空間29を有する保持部30とを、一体に有する。
しかも、回転輪25は、受け具26の一側方(矢印S
1 参照)からのみ差込自在である。つまり、回転輪25は、一側方S
1 から収納空間29内に差込まれて、保持される。
【0031】
図5(A)のように、一側面は大きく開口状であり、
図5(B)のように他側面は、大半部分が、閉鎖壁部31にて閉じられている。
具体例では、収納空間29は、競技場トラックを短軸にて切断した半トラック型であり、この半トラック型の収納空間29の横寸法W
29は、回転輪25の外径寸法Dより、僅かに大きく設定されている。
【0032】
しかし、
図4~
図7に於ける収納空間29の上下方向寸法Hは、回転輪25の外径寸法Dよりも十分に大きく、
図6に示すように(上下方向の)十分な遊び代ΔHがある。
【0033】
そして、受け具26は、回転輪25が(やり送り状として)差込まれる一側方S
1 においては、扉20の裏面近く及び遠くの各位置───即ち、
図4の上位置・下位置───に、小幅突起片部32,33が突設されている。
この一側方S
1 側の上下の小幅突起片部32,33は、
図4と
図7から明らかなように、回転輪25が収納空間29から外側方へ、離脱するのを防止する機能を発揮する。
【0034】
しかも、
図2の状態に於て、(図示省略するが)扉20と、押上杆18とを、分離した状態下で、主要部材を、箱型固定部1内にセット(取付)を完了できる。そのような主要部材を箱型固定部1内にセット完了の後に、(
図4からも明らかに理解できるように、)回転軸25付の押上杆18の上端18Aを、僅かに傾斜姿勢で収納空間29内へ差込めば、
図4の如く、回転軸25を収納でき、連結・接続を容易に行い得ると共に、小幅突起片部32,33によって、離脱しないように、維持可能である。
要するに、前記主要部材の箱型固定部1内へのセット(設置)作業が、著しく容易に行い得る利点がある。
【0035】
本発明は、以上詳述したように、前方開口状箱型固定部1と;収納物を載置するための物品収納棚10と;該物品収納棚10を常時水平姿勢を保ちつつ、昇降案内するための平行リンク機構Zと;上記箱型固定部1の前方開口部1Pの上辺15に枢着された扉20と;上記扉20の裏面に上端18Aが第1枢着点P
1 廻りに揺動自在として枢着されると共に、下端18Bが上記平行リンク機構Zの上方リンク12に第2枢着点P
2 廻りに揺動自在として枢着された扉開閉用押上杆18と;を具備した昇降収納装置に於て;上記物品収納棚10を最も引き出した最大引下状態において;上記上方リンク12を上記箱型固定部1へ枢着した第3枢着点P
3 と、上記第1枢着点P
1 とを結ぶ基準直線L
0 に対して、上記第2枢着点P
2 を側面視で前方下方位置になるように、設定して;上記扉20の自重W
20によって、空荷状態の物品収納棚10が、不意に上方へ移動する阻止力を発揮するよう構成したので、初めて昇降収納装置を使用する際、又は、全く収納物品が無い状態となった場合に、最大引下(引出)状態下で、人の手を物品収納棚10に当てることなく、収納物品を両手で持って、容易に、かつ、安全に、物品収納棚10に積込む(収容する)ことが、可能である。特に、女性や身体弱者にとっては、安全かつスムーズに、空荷状態かつ最大引下状態の物品収納棚10に、収納物品を積込むことが可能となって、安全かつ使い勝手が良い。また、従来では、
図9に示したナックルキャッチ64を付設して、上方リンク61が不意に上方へ揺動することを防止せねばならなかったが、本発明ではこれを省略できる(
図1,
図2参照)。
【0036】
また、本発明は、上記扉開閉用押上杆18の上端には、水平軸心L25廻りに回転自在な回転輪25が付設され;上記扉20の裏面には、上記回転輪25が一側方S1 から差込まれて保持される受け具26が固着されているので、扉20の裏面と扉開閉押上杆18とを非連結状態のままで、扉20を大きく上方へ開放して、箱型固定部1の内部に、平行リンク機構Z等の「主要部材」を、セット(設定)し、その後に、回転輪25を、受け具26の一側方から差込んで扉開閉用押上杆18を、取付ける作業手順となり、上記「主要部材」の設置作業が著しく容易となり、作業能率が改善される。
【0037】
また、上記受け具26は、回転輪25が差込まれる上記一側方S1 において、扉裏面近く及び遠くの各位置に、回転軸離脱防止用小幅突起片部32,33が突設されているので、前述の「主要部材」を箱型固定部1の内部に設置した後に、扉開閉用押上杆18の上端を一側方S1 からスムーズに差込みできる。しかも、一旦、差込んだ後は、不意に離脱せずに、扉20の開閉作動は確実かつスムーズに行われる。
【符号の説明】
【0038】
1 固定部
1P 前方開口部
10 物品収納棚
11 下方リンク
12 上方リンク
15 上辺
18 押上杆
18A 上端
18B 下端
20 扉
25 回転輪
26 受け具
32 小幅突起片部
33 小幅突起片部
L0 基準直線
L25 水平軸心
P1 第1枢着点
P2 第2枢着点
P3 第3枢着点
S1 一側方
W20 自重
Z 平行リンク機構