(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】システム、方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0203 20230101AFI20240308BHJP
G06Q 30/0601 20230101ALI20240308BHJP
【FI】
G06Q30/0203
G06Q30/0601
(21)【出願番号】P 2022119739
(22)【出願日】2022-07-27
【審査請求日】2022-07-27
(73)【特許権者】
【識別番号】514242442
【氏名又は名称】株式会社bodaijyu
(74)【代理人】
【識別番号】110001782
【氏名又は名称】弁理士法人ライトハウス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石原 雄三
【審査官】阿部 潤
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-096675(JP,A)
【文献】特開2015-036856(JP,A)
【文献】特開2015-191160(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、
少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信手段と、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢の選択を受け付ける購入意思選択手段と、
該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択手段と
を備える、システム。
【請求項2】
購入意思選択手段が、1の商品又はサービスに関する全ての投稿を通して、1のユーザにつき1回のみ選択
を受け付けることができるものであり、
肯定感情選択手段が、1の商品又はサービスに関するそれぞれの投稿に対して、選択
を受け付けることができるものである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
1の商品又はサービスについて、購入意思選択手段、及び/又は、肯定感情選択段にて受け付けた選択の回数が、所定の条件を満たすか否かを判定する判定手段と
を備える、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
1の商品又はサービスについて、購入に関する情報を1のユーザが操作するユーザ端末へ送信する購入情報送信手段とを備える、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項5】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信ステップと、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢の選択を受け付ける購入意思選択ステップと、
該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択ステップと
を有する、方法。
【請求項6】
少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、
コンピュータ装置を
少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信手段と、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢の選択を受け付ける購入意思選択手段と、
該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択手段
として機能させる、プログラム。
【請求項7】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、
受信した投稿を表示する投稿表示手段と、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢、及
び、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢を表示する選択肢表示手段と
を備える、システム。
【請求項8】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
受信した投稿を表示する投稿表示ステップと、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢、及
び、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢を表示する選択肢表示ステップと
を有する、方法。
【請求項9】
少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、
コンピュータ装置を
受信した投稿を表示する投稿表示手段と、
該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する
第1選択肢、及
び、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する
第2選択肢を表示する選択肢表示手段と
として機能させる、プログラム。
【請求項10】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示手段と、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段と
を備え、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、システム。
【請求項11】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信手段と、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段と
を備え、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、システム。
【請求項12】
前記商品又はサービスの購入に関する第2の意思情報の入力を受け付ける第2意思情報受付手段と
を備え、
第2意思情報受付手段が、
前記商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿において、前記商品又はサービスの購入に関する第2の意思情報の入力が可能である、請求項10又は11に記載のシステム。
【請求項13】
第1の意思情報が、第2の意思情報よりも、ユーザの商品又はサービスの購入意思の強さが強いことを示すものである、請求項10又は11に記載のシステム。
【請求項14】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示ステップと、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付ステップと
を有し、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、方法。
【請求項15】
少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信ステップと、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付ステップと
を有し、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、方法。
【請求項16】
少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、
コンピュータ装置を
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示手段と、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段
として機能させ、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、プログラム。
【請求項17】
少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、
コンピュータ装置を
少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信手段と、
前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段
として機能させ、
前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、プログラム。
【請求項18】
前記商品が被服、装飾品、及び/又は、雑貨である、請求項1、2、7、10又は
11に記載のシステム。
【請求項19】
商品又はサービスを販売するか否かを決定するための請求項1、2、7、10又は11に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、衣服をはじめとした商品の販売店は、多くの客層を取り込むため多種多様な商品を製造する必要があった。また、これらの商品は、大量生産を行うことでコストの削減が行われ、大量生産による商品の廉価販売や廃棄が問題となっていた。一方、消費者においては、アパレル商品に関する消費者の価値観が変わり始めてきており、商品を購入するうえで、つながりや思いの共感に価値を求めるようになってきている。
【0003】
ここで、アパレル業界の販売企業が不得意とする商品の少量生産を補完することが可能な新しいビジネスモデルを実現するためのシステムとして、例えば、特許文献1が開示されている。特許文献1のコンピュータシステムは、商品の受注生産を仲介するためのコンピュータシステムであるが、商品の発注の判断はユーザの商品の注文総数に基づき、注文をした消費者以外の意思を反映できるものではなかった。また、消費者に提供される商品に関する情報は少なく、消費者に対して商品のつながりや思いの共感を行う態様については、何ら考慮されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、商品又はサービスの販売に関する新規なシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の課題は、
[1]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信手段と、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢の選択を受け付ける購入意思選択手段と、該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択手段とを備える、システム;
[2]購入意思選択手段が、1の商品又はサービスに関する全ての投稿を通して、1のユーザにつき1回のみ選択できるものであり、肯定感情選択手段が、1の商品又はサービスに関するそれぞれの投稿に対して、選択できるものである、前記[1]に記載のシステム;
[3]1の商品又はサービスについて、購入意思選択手段、及び/又は、肯定感情選択段にて受け付けた選択の回数が、所定の条件を満たすか否かを判定する判定手段とを備える、前記[1]又は[2]に記載のシステム;
[4]1の商品又はサービスについて、購入に関する情報を1のユーザが操作するユーザ端末へ送信する購入情報送信手段とを備える、前記[1]~[3]のいずれかに記載のシステム;
[5]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信ステップと、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢の選択を受け付ける購入意思選択ステップと、該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択ステップとを有する、方法;
[6]少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関する投稿を受信する投稿受信手段と、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢の選択を受け付ける購入意思選択手段と、該投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢の選択を受け付ける肯定感情選択手段として機能させる、プログラム;
[7]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、受信した投稿を表示する投稿表示手段と、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢、及び/又は、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を表示する選択肢表示手段とを備える、システム;
[8]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、受信した投稿を表示する投稿表示ステップと、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢、及び/又は、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を表示する選択肢表示ステップとを有する、方法;
[9]少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、受信した投稿を表示する投稿表示手段と、該投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢、及び/又は、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を表示する選択肢表示手段ととして機能させる、プログラム;
[10]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示手段と、第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段とを備え、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、システム;
[11]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信手段と、前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段とを備え、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、システム;
[12]前記商品又はサービスの購入に関する第2の意思情報の入力を受け付ける第2意思情報受付手段とを備え、第2意思情報受付手段が、商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿において、前記商品又はサービスの購入に関する第2の意思情報の入力が可能である、前記[10]又は[11]に記載のシステム;
[13]第1の意思情報が、第2の意思情報よりも、ユーザの商品又はサービスの購入意思の強さが強いことを示すものである、前記[10]~[12]のいずれかに記載のシステム;
[14]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示ステップと、前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付ステップとを有し、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、方法;
[15]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信ステップと、前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付ステップとを有し、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、方法;
[16]少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示する投稿表示手段と、前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段として機能させ、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、プログラム;
[17]少なくとも1のコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、少なくとも1の商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿をそれぞれ表示するための情報を送信する投稿送信手段と、前記商品又はサービスの購入に関する第1の意思情報の入力を受け付ける第1意思情報受付手段として機能させ、前記商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、前記商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にする、プログラム;
[18]前記商品が被服、装飾品、及び/又は、雑貨である、前記[1]~[4]、[7]及び[10]~[13]のいずれかに記載のシステム;
により達成することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、商品又はサービスの販売に関する新規なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の実施の形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【
図2】本発明の実施の形態に係る管理者端末の構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明の実施の形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【
図4】本発明の実施の形態に係る実行処理のフローチャートを示す図である。
【
図5】本発明の実施の形態に係るプロジェクト設定処理のフローチャートを示す図である。
【
図6】本発明の実施の形態に係るシステムにおける表示画面の一例を示す図である。
【
図7】本発明の実施の形態に係る商品登録処理のフローチャートを示す図である。
【
図8】本発明の実施の形態に係る投稿受付処理のフローチャートを示す図である。
【
図9】本発明の実施の形態に係る意思情報入力処理のフローチャートを示す図である。
【
図10】本発明の実施の形態に係る入力管理テーブルの一例を示す図である。
【
図11】本発明の実施の形態に係る意思情報管理テーブルの一例を示す図である。
【
図12】本発明の実施の形態に係るシステムにおける表示画面の一例を示す図である。
【
図13】本発明の実施の形態に係る応援ポイント付与処理のフローチャートを示す図である。
【
図14】本発明の実施の形態に係る販売決定処理のフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、システムは、管理者端末1と、サーバ装置2と、創作者端末3と、閲覧者端末4と、通信ネットワーク5とから構成されている。管理者端末1と、サーバ装置2と、創作者端末3と、閲覧者端末4とは、通信ネットワーク5を介して互いに通信接続が可能である。また、システムは、複数の管理者端末1a~1z(不図示)、複数の創作者端末3a~3z、複数の閲覧者端末4a~4zから構成されていてもよい。
【0011】
本発明のシステムは、管理者により運営されるものである。また、創作者、及び閲覧者は、ユーザとしてシステムを利用することができる。本発明のシステムを利用することにより、ユーザは、自ら、情報を発信(以下、「投稿」ともいう)することができる。また、ユーザは、自己の、及び/又は、他のユーザの投稿を閲覧することができる。さらに、創作者は、自ら、商品又はサービスを企画し、該企画(以下、「プロジェクト」ともいう)について投稿を行うことができる。閲覧者は、プロジェクトを閲覧し、プロジェクトに係る商品又はサービスを購入したいという意思表示や、プロジェクトに係る商品若しくはサービス、又はプロジェクトに係る投稿に肯定的な意思表示を行うことができる。そして、管理者は、閲覧者からのプロジェクトに対する意思表示等を参考に、実際に販売を行う商品又はサービスを決定することが可能となる。
【0012】
管理者端末1は、システムを運営する管理者が操作する端末である。管理者には、実際に商品の試作品(サンプルともいう)の製作、並びに、商品の販売、製造、発注、発送、及び在庫の管理を担う者も含まれる。また、管理者は、商品の販売の可否や販売数を決定する権限を有する。管理者は、後述する、商品情報及び販売情報の設定登録を行うことができる。
【0013】
管理者端末1は、据え置き型で会社のオフィス等に設置されたものでもよく、携帯型で使用者が移動する際に携帯することができるものであってもよい。管理者端末1としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータなどが挙げられる。
【0014】
図2は、本発明の実施の形態に係る管理者端末の構成を示すブロック図である。管理者端末1は、制御部11、メインメモリ12、ストレージ部13、入力装置14、表示装置15及び通信インタフェース16を備え、それぞれバスにより接続されている。
【0015】
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、管理者端末1の制御を行う。メインメモリ12としては、例えばRAMが用いられる。メインメモリ12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部11は、メインメモリ12から読みだしたプログラム及びデータ、並びに、入力装置14にて入力されたデータをもとに、演算処理を行う。
【0016】
表示装置15は表示画面を有している。制御部11は、演算処理の結果に応じて、表示画面に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。ここで、表示画面はタッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。この場合、タッチパネルが入力装置14として機能する。
【0017】
通信インタフェース16は無線又は有線により通信ネットワーク5に接続が可能であり、通信ネットワーク5を介して、サーバ装置2、創作者端末3、又は閲覧者端末4とデータを送受信することが可能である。通信インタフェース16を介して受信したデータは、メインメモリ12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。
【0018】
創作者端末3及び閲覧者端末4としては、管理者端末1と同様の構成を有するものを用いることができる。創作者端末3及び閲覧者端末4は、例えば、制御部、メインメモリ、ストレージ部、入力装置、表示装置、通信インタフェースを備え、それぞれ内部バスにより接続されていてもよい。また、創作者端末3及び閲覧者端末4は、カメラを備え、カメラを入力装置14として機能させることができることとしてもよい。なお、本発明の一態様のシステムにおいては、創作者端末3及び閲覧者端末4として、専用のアプリケーションプログラムがインストールされたモバイル端末を用いることが好ましい。
【0019】
創作者端末3は、システムにおいて、商品又はサービスに係るプロジェクトを設定し、該プロジェクトに関連付けて投稿を送信する創作者が操作する端末である。また、創作者は、プロジェクトの推進、及び、商品の販売を行うこともできる。
【0020】
閲覧者端末4は、システムにおいて、投稿を閲覧する閲覧者が操作する端末である。閲覧者は、投稿に関連付けられたプロジェクトに係る商品又はサービスについて、購入意思を示す選択肢や、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を選択することができる。また、閲覧者は、システムを利用して、商品又はサービスを購入することもできる。
【0021】
なお、創作者は、他の創作者の投稿を閲覧し、プロジェクトに対する意思表示を行うこともできる。また、閲覧者は、システムにおいて創作者として登録することで、プロジェクトを設定し、プロジェクトに関する投稿を行うことができる。さらに、創作者、及び閲覧者は、共に、プロジェクトとは関係ない投稿を行うこともできる。そのため、同一の者が、創作者でもあり、同時に、閲覧者でもある場合があり得る。したがって、同一の者が操作する端末が、創作者端末3と閲覧者端末4のいずれの端末の役割を担ってもよい。つまり、創作者端末3を閲覧者端末4とみなすこともできる。
【0022】
サーバ装置2は、主に、商品又はサービスに係るプロジェクトに関する情報、投稿、意思情報、商品情報、販売情報、購入情報、及び、ユーザに関する情報を記憶する。サーバ装置2は、管理者端末1を操作する管理者によって管理されることが好ましい。
【0023】
図3は、本発明の実施の形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置2は、制御部21、メインメモリ22、ストレージ部23及び通信インタフェース24を備え、それぞれバスにより接続されている。
【0024】
制御部21は、CPUやROMから構成され、ストレージ部23に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置2の制御を行う。また、制御部21は時間を計時する内部タイマを備えている。メインメモリ22は、制御部21のワークエリアである。ストレージ部23は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部21は、プログラム及びデータをメインメモリ22から読み出し、管理者端末1、創作者端末3、又は、閲覧者端末4から受信した情報等をもとに、演算処理を行う。
【0025】
なお、本発明の実施の形態において、サーバ装置2にて、購入情報や各種情報の保存、応援ポイントの送信、及び、購入した商品に係る情報の送信等を実行する態様について説明するが、サーバ装置2にかえて、ブロックチェーンによる分散型台帳技術によって達成されてもよい。ブロックチェーンネットワークはプライベートネットワークとして構築してもよいし、パブリックネットワークとして構築してもよい。ブロックチェーンによって情報を管理することにより、セキュリティを保持し、ユーザに対してデジタル上の商品に関する所有権を担保できる。
【0026】
[システムの概要]
本発明の実施の形態に係るシステムの概要ついて説明する。以下では、主に、商品として「衣服」を扱う場合の態様についてのシステムの実行処理を説明する。なお、実行処理に含まれる各処理の順序は、特に限定されず、適宜設計可能である。また、以下のフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。また、実行処理に含まれる各処理の一部が実行されなくともよい。さらに、各処理に含まれる各ステップの順序は、特に限定されず、適宜設計可能である。また、各処理に含まれる各ステップの一部が実行されなくともよい。
【0027】
本実施の形態に係るシステムにおいては、システムを利用するユーザに関する情報が予めサーバ装置2に登録されていることとしてもよい。また、ユーザには、ユーザを識別するためのユーザIDが付与されていてもよい。
【0028】
ユーザの中で、創作者として登録されている者には、ユーザIDと併せて、創作者IDが付与されてもよい。創作者ID、及びユーザIDは、システムの備えるサーバ装置2において、互いに関連付けて記憶されてもよい。
【0029】
まず、創作者は、創作者端末3にダウンロードされたアプリケーションプログラム(以下、専用アプリという)を起動し、サーバ装置2にアクセスすることで、システムにログインする。あるいは、創作者端末3から、ウェブブラウザを経由してサーバ装置2にアクセスすることで、システムにログインしてもよい。
【0030】
システムにログインする際には、予め登録されているユーザID、及びパスワードの入力が要求されてもよい。あるいは、システムにログインする際には、予め登録したメールアドレスとパスワードの入力が要求されてもよい。なお、ユーザIDは、端末固有の識別番号を用いてもよいし、1のユーザIDについて、ユーザを識別可能な情報として、複数の端末にて利用できるものであってもよい。
【0031】
図4は、本発明の実施の形態に係る実行処理のフローチャートを示す図である。なお、フローチャートに含まれる各処理の詳細については後述する。
【0032】
システムにおいて、まず、管理者及び/又は創作者は、プロジェクト設定処理を行う(ステップS1)。次に、管理者及び/又は創作者により、商品登録処理が実行される(ステップS2)。そして、創作者により、プロジェクトに関連付けた投稿に関する、投稿受付処理が実行される(ステップS3)。次に、投稿を閲覧した閲覧者により、意思情報入力処理が実行される(ステップS4)。また、閲覧者により、プロジェクトに対して、応援ポイント付与処理が実行される(ステップS5)。次に、システムにおいて、販売決定処理が実行される(ステップS6)。そして、販売が決定した商品について、商品の購入処理が実行される(ステップS7)。ステップS1~S7により、実行処理は終了する。
【0033】
なお、ステップS3における投稿受付処理は、ステップS1におけるプロジェクト設定処理の実行後であれば、実行処理のどのタイミングで実行されてもよい。また、ステップS4における意思情報入力処理は、ステップS3における投稿受付処理の実行後であれば、実行処理のどのタイミングで実行されてもよい。さらに、ステップS5における応援ポイント付与処理は、ステップS1におけるプロジェクト設定処理の実行後であれば、実行処理のどのタイミングで実行されてもよい。また、ステップS3における投稿受付処理、S4における意思情報入力処理、及びステップS5における応援ポイント付与処理は、実行する回数に制限はない。
【0034】
また、ステップS6における販売決定処理は、ステップS1におけるプロジェクト設定処理の実行後であれば、どのタイミングで実行されてもよいが、ステップS1におけるプロジェクト設定処理の実行後、所定の期間を設けて実行されることが好ましい。投稿の数が少ないと、販売の決定について判断材料となる意思情報が、販売を決定できるほど収集できていないことが考えられるためである。また、ステップS2における商品登録処理を省略してもよい。なお、ステップS6における販売決定処理が、ステップS2における商品登録処理の実行前に実行された場合、サーバ装置2にて販売情報が記憶された後、ステップS2における商品登録処理が実行されるまでステップS7における購入処理は行わず、商品の仮予約に関する処理が実行されるとしてもよい。また、ステップS6における販売決定処理はステップS2における商品登録処理の実行後に、実行されるのが好ましい。
【0035】
なお、閲覧者であるユーザは、閲覧者端末4を操作して、プロジェクトを設定できる創作者になることを希望する旨をサーバ装置2に送信できる。サーバ装置2が希望の旨を受信すると、サーバ装置2から管理者端末1へ通知される。管理者が、管理者端末1の操作入力により、該閲覧者について、創作者の登録を実行すると、ユーザIDと併せて、創作者IDが付与される。該閲覧者は、創作者として活動できる。
【0036】
[プロジェクト設定処理]
次に、システムにおけるプロジェクト設定処理(ステップS1)について、説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係るプロジェクト設定処理のフローチャートを示す図である。
【0037】
まず、創作者は、創作者端末3を操作し、プロジェクト登録画面を表示するためのプロジェクト登録画面表示要求をサーバ装置2へ送信する(ステップS11)。サーバ装置2にて、プロジェクト登録画面表示要求を受信すると(ステップS12)、サーバ装置2から創作者端末3へプロジェクト登録画面を表示するためのプロジェクト登録画面表示情報が送信される(ステップS13)。創作者端末3にて、プロジェクト登録画面表示情報を受信すると(ステップS14)、プロジェクト登録画面が表示される(ステップS15)。創作者は、創作者端末3を操作し、プロジェクトを登録するためのプロジェクト登録情報を入力する(ステップS16)。プロジェクト登録情報としては、例えば、プロジェクトを進行する創作者、プロジェクト名、プロジェクトの説明、プロジェクトに係る商品の販売予定日等が挙げられる。入力したプロジェクト登録情報が、創作者端末3からサーバ装置2に送信され(ステップS17)、サーバ装置2において、入力したプロジェクト登録情報が受信される(ステップS18)。サーバ装置2にて、プロジェクトが登録される(ステップS19)。ステップS11~S19により、プロジェクト設定処理は終了する。
【0038】
なお、上記においては、創作者がプロジェクトの登録を行う態様について説明したが、プロジェクトの登録は、管理者により行われてもよい。管理者がプロジェクトの登録を行う場合には、上記処理において創作者端末3において行われるステップが、管理者端末1において行われることとしてもよい。
【0039】
ここで、本実施の形態において、創作者、及び/又は管理者による、商品又はサービスの販売に関する企画のことを、「プロジェクト」という。1のプロジェクトには、商品又はサービスが1つ以上含まれていればよい。例えば、1のプロジェクトにおいて、1つの商品が含まれていてもよく、サイズや色の異なる複数のバリエーションの商品が含まれていてもよく、同様のデザインが施された複数の商品のセットが含まれていてもよい。また、1のプロジェクトは、1以上の創作者、及び/又は管理者により企画されていればよい。創作者、及び/又は管理者は、具体的な商品が決定していない状態であっても、アイデアを企画した段階で、プロジェクトを設定することができる。プロジェクトの設定においては、プロジェクトと、プロジェクトを企画した創作者、及び/又は管理者が関連付けて記憶されることとしてもよい。
【0040】
サーバ装置2にてプロジェクトが登録されると、管理者端末1にプロジェクト登録情報が送信され、管理者端末1において、プロジェクト登録情報が受信される。プロジェクトの情報を受信した管理者は、プロジェクトを設定した創作者と連絡を取り、プロジェクトに係る商品の試作品の製作を開始する。管理者と創作者との連絡は、システムを介して連絡をしてもよいし、別のアプリケーションを用いて連絡をしてもよい。商品の製作に関して、管理者が創作者をサポートするため、商品の販売までのノウハウを有していない創作者であっても、アイデアがあれば商品を販売することができる。なお、プロジェクトの設定は、管理者端末1への操作入力により実行されてもよい。このとき、サーバ装置2にてプロジェクトが登録されると、プロジェクトを進行する創作者端末3へプロジェクト登録情報を通知することが好ましい。
【0041】
ここで、
図6は、本発明の実施の形態に係るシステムにおける表示画面の一例を示す図である。具体的には、ステップS15において表示される、創作者端末3又は管理者端末1の表示画面の一例を示す。プロジェクト登録画面30には、メンバー選択欄31、プロジェクト名入力欄32、販売予定日入力欄33、予約可能予定日入力欄34、発注期限入力欄35、商品の属性入力欄36、品番37、及び確認アイコン38等が表示されるが、その他の情報が表示されてもよい。
【0042】
メンバー選択欄31において、創作者は、プロジェクトを設定及び推進する創作者を選択することができる。創作者が創作者端末3を操作して入力する場合、創作者端末を操作する創作者の名称が表示され、該創作者を選択できるようにすることが好ましい。管理者が管理者端末1を操作して入力する場合、創作者として登録された創作者の名称が一覧で表示され、その中からプロジェクトに関連付ける創作者を選択できるようにすることが好ましい。
【0043】
プロジェクト名入力欄32においては、創作者は、プロジェクトの名称を記入することができる。販売予定日入力欄33においては、創作者は、プロジェクトに係る商品を販売する予定日を入力することができる。予約可能予定日入力欄34においては、創作者は、プロジェクトに係る商品の予約が可能な予定日を入力することができる。また、発注期限入力欄35においては、創作者は、販売が決定された商品について、管理者または創作者が発注できる期限を入力することができる。商品の属性入力欄36においては、創作者は、プロジェクトに係る商品の属性を入力することができる。商品の属性は、商品を使用する人の性別、商品のカテゴリ、サイズ展開、商品の販売金額である設定上代、及び/又は、商品説明等である。
【0044】
また、プロジェクト登録画面30には、プロジェクトごとに固有の品番37が表示される。品番37は、プロジェクト固有の識別番号であり、プロジェクトIDともいう。プロジェクトIDは、システムにより自動的に付与されることとしてもよい。創作者は、プロジェクト登録画面30に情報を入力し、問題がなければ確認アイコン38を押下することで、登録した情報をサーバ装置2に送信することができる。
【0045】
[商品登録処理]
次に、システムにおける商品登録処理(ステップS2)について、説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る商品登録処理のフローチャートを示す図である。商品登録処理は、ステップS1におけるプロジェクト設定処理の実行後、管理者と創作者によりプロジェクトに係る商品の試作品を製作し、試作品が完成した後に実行する。つまり、商品を販売できる状態になった後に実行する。商品登録処理が実行されると、本システムを利用する全てのユーザの端末において、販売が予定される具体的な商品の情報が閲覧可能となり、システムにおいて、プロジェクトに係る商品の予約が可能となる。なお、この時点で、プロジェクトに係る商品について、販売は決定していない状態である。
【0046】
まず、管理者は、管理者端末1を操作し、登録する商品に係るプロジェクトを選択する(ステップS21)。このとき、創作者を選択することで、創作者に関連付けられたプロジェクトが表示されるようにしてもよい。次に、管理者は、管理者端末1を操作し、販売する商品の情報を入力する(ステップS22)。
【0047】
商品の情報の入力が完了すると、該商品情報を管理者端末1からサーバ装置2に送信する(ステップS23)。サーバ装置2にて、該商品情報を受信すると(ステップS24)、サーバ装置2にて、該商品情報が登録される(ステップS25)。ステップS21~S25により、商品登録処理は終了する。なお、商品登録処理は、管理者端末1に代えて、創作者端末3にて実行してもよい。創作者端末3にて実行する場合、ステップS21にて選択できるプロジェクトは、創作者自身に関連付けられたプロジェクトであることが好ましい。
【0048】
ここで、「商品」とは、例えば、商取引の対象となるものをいい、有体物に限らず無体物をも含む概念である。「サービス」とは、例えば、他人のために行う労務又は便益であって、独立して商取引の対象となるものをいう。なお、本発明の実施の形態において、取引には対価の支払いを伴わない無償の取引も含める。具体的な商品又はサービスとしては、例えば、衣服、装飾品、雑貨、美術品、手芸品、食料品、農作物、電化製品、音楽、動画、映画、ドラマ、電子書籍、画像、作品、レッスン、ハウスキーパー、アプリケーション等のウェブサービス等が挙げられる。なお、以下では、「商品又はサービス」のことを単に「商品」と表すことがある。
【0049】
本実施の形態において、「商品情報」とは、商品登録処理が実行され、商品の予約ができる状態にするために必要な情報のことをいう。入力する情報としては、例えば、商品の発送予定日、商品の発注期限、商品の画像、動画、商品のカテゴリ、カラー展開、サイズ展開、上代、サイズ詳細、商品説明、素材及び取扱注意事項等が挙げられる。商品の画像としては、サイズごとの着用イメージとして、複数選択することが好ましい。
【0050】
[投稿受付処理]
次に、システムにおける投稿受付処理(ステップS3)について、説明する。
図8は、本発明の実施の形態に係る投稿受付処理のフローチャートを示す図である。
【0051】
まず、創作者は、創作者端末3を操作し、投稿に関連付けるプロジェクトを選択する(ステップS31)。このとき、自身に関連付けられたプロジェクトが一覧で表示されることが好ましい。次に、創作者は、創作者端末3を操作し、投稿の内容を入力する(ステップS32)。投稿の内容として、創作者は、文章、画像、音声、及び/又は、動画を、任意に選択及び入力できる。
【0052】
投稿の内容の入力が完了すると、投稿に関する投稿情報を創作者端末3からサーバ装置2に送信する(ステップS33)。サーバ装置2にて、投稿情報を受信すると(ステップS34)、サーバ装置2にて、投稿情報が登録される(ステップS35)。ステップS31~S35により、投稿受付処理は終了する。ステップS35における投稿情報の登録後、該ユーザの端末、他の創作者端末、他の閲覧者端末、及び管理者端末等、本システムを利用する全てのユーザの端末において、投稿が閲覧可能となる。
【0053】
サーバ装置2に登録された投稿情報には、投稿したユーザ、選択されたプロジェクト、投稿の内容、及び、入力情報が送信された時間が、それぞれ関連付けて記憶されている。また、投稿情報は、投稿情報について管理するための投稿管理テーブルに記憶されていることが好ましい。
【0054】
なお、ステップS31の処理は省略することができる。このとき、ステップS32の投稿情報の入力において、ハッシュタグによるタグ付けにより、投稿とプロジェクトとを関連付けてもよい。サーバ装置2に登録された投稿情報には、投稿したユーザ、タグ付けしたプロジェクト、投稿の内容、及び、入力情報が送信された時間が、それぞれ関連付けて記憶されている。
【0055】
本実施の形態において、「投稿」とは、システムを利用するユーザが、それぞれのユーザの端末への操作入力により、サーバ装置に文章、画像、音声、及び/又は、動画を1つのまとまりとして、送信することをいう。また、プロジェクトを登録した創作者や管理者は、登録したプロジェクトに関連付けた投稿をすることができる。
【0056】
また、ユーザは、ユーザの端末の操作入力により、ステップS31を省略し、プロジェクトに関連付けずに投稿を登録することができる。プロジェクトに関連付けずに投稿する場合、ステップS3の実行時期は、特に制限されない。また、投稿の入力の際に、任意のユーザを選択して、投稿に該ユーザを関連付けてもよい。例えば、1の創作者を選択して、投稿に該創作者を関連付けると、該創作者宛のメッセージとして投稿が表示される。また、プロジェクトに関連付けない投稿の場合、管理者端末1、創作者端末3、又は閲覧者端末4の操作入力により、ステップS3における投稿受付処理を実行できる。このとき、プロジェクトに関連付けられた投稿と、プロジェクトに関連付けられない投稿とで、後述の意思情報入力処理にて表示される投稿の表示態様が異なることが好ましい。また、創作者による投稿と、それ以外のユーザによる投稿とで、投稿の表示態様が異なることが好ましい。表示態様として、例えば、投稿の背景色を異なるものとすることや、プロジェクトに関連付けられた投稿や創作者による投稿には、バッジ表示を行うことが挙げられる。
【0057】
創作者は、プロジェクトに関する思い、管理者との試作品の製作の過程、及び、商品になるまでの試行錯誤等について、ステップS3における投稿受付処理を実行し、適宜投稿することができる。さらに、創作者の投稿に対して、閲覧者は閲覧者端末4への操作入力により、コメントすることができる。コメントは、投稿に関連付けてサーバ装置2に記憶される。これにより、閲覧者は、プロジェクトに係る商品への思いや制作過程を知ることができる。また、商品に対する思い入れや共感により、購入意欲の動機付けとなる。また、購入した商品について、大切に長く使用するモチベーションにつながる。また、創作者と閲覧者とのやり取りにより、より需要に応じた商品を提供することができる。
【0058】
[意思情報入力処理]
次に、ステップS4の意思情報表示処理について、説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る意思情報表示処理のフローチャートを示す図である。
【0059】
まず、閲覧者が、閲覧者端末4を操作し、閲覧者端末4にダウンロードされた専用アプリを起動し、サーバ装置2にアクセスし、システムにログインする。閲覧者が、閲覧者端末4を操作し、投稿を表示するための投稿表示要求をサーバ装置2に送信すると(ステップS41)、サーバ装置2にて投稿表示要求を受信する(ステップS42)。サーバ装置2にて、投稿管理テーブル、入力管理テーブル及び意思情報管理テーブルを参照し、閲覧者端末4に表示する投稿及び投稿に関連付けられた意思情報を特定し、投稿を表示するための投稿表示情報を閲覧者端末4に送信する(ステップS43)。閲覧者端末4にて、投稿表示情報を受信し(ステップS44)、投稿を表示する(ステップS46)。
【0060】
次に、閲覧者は、閲覧者端末4を操作し、意思情報の選択肢を選択する(ステップS46)。具体的には、投稿に関連付けて表示された「いいね」及び/又は「ほしい」を選択する。次に、選択した意思情報を閲覧者端末4からサーバ装置2に送信し(ステップS47)、サーバ装置2にて意思情報を受信する(ステップS48)。サーバ装置2にて、意思情報を記憶する(ステップS49)。具体的には、後述の入力管理テーブル及び意思情報管理テーブルを更新する。また、更新した投稿表示情報を特定する。サーバ装置2から閲覧者端末4に、更新した投稿表示情報が送信され(ステップS50)、閲覧者端末4にて、更新した投稿表示情報を受信する(ステップS51)。閲覧者端末4にて、更新した投稿を表示する(ステップS52)。ステップS41~S52により、意思情報入力処理は終了する。
【0061】
ここで、本実施の形態において、「意思情報」とは、商品の購入意思に関する情報、及び/又は、商品又は投稿に対するユーザの肯定的な感情若しくは意見に関する情報を含んだ情報のことをいう。また、商品の予約に関する情報、及び/又は、商品を応援する意思に関する情報を含んでいてもよい。具体的には、ユーザにより商品の購入意思に関する選択肢の入力、ユーザによる商品又は投稿に対するユーザの肯定的な感情若しくは意見に関する選択肢の入力、商品の予約の実行、及び/又は、商品の応援ポイントの入力により、意思情報が入力される。
【0062】
また、本実施の形態において、ユーザの商品の購入意思に関する選択肢のことを「ほしい」と表す。また、ユーザの商品の購入意思に関する選択肢のことを「第1の意思情報」を示す選択肢ともいう。本実施の形態において、商品又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢のことを「いいね」と表す。また、商品又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢のことを「第2の意思情報」を示す選択肢ともいう。第1の意思情報は、第2の意思情報よりも、ユーザの商品又はサービスの購入意思の強さが強いことを示すものである。「ほしい」及び「いいね」は、それぞれの投稿に関連付けて表示される。
【0063】
さらに、本実施の形態において、プロジェクトに関連付けられた1の投稿について、1のユーザが商品の購入意思に関する選択肢を入力すると、該プロジェクトに関連付けられた他の投稿について、該ユーザが商品の購入意思に関する選択肢を入力することが不可となる。つまり、プロジェクトに関連付けられた1の投稿について「ほしい」を入力すると、該プロジェクトに関連付けられた他の投稿について、全て「ほしい」が入力された状態になるともいえる。また、プロジェクトに関連付けられた全ての投稿について、ユーザは、プロジェクトに係る商品又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を入力することができる。プロジェクトに関連付けられた1の投稿について「いいね」を入力したか否かに関わらず、該プロジェクトに関連付けられた他の投稿について、それぞれ「いいね」を入力することができる。
【0064】
なお、ステップS41~S45の処理は、ステップS3における投稿受付処理が実行された後であれば、単独で実行できる。また、ステップS41~S45における投稿の表示に関する処理は、閲覧者が閲覧者端末4から本実施の形態に係るシステムにログインすると、自動的に実行されることが好ましい。また、ステップS4における意思情報入力処理、及びステップS41~S45の処理について、実行回数は特に制限されない。
【0065】
また、閲覧者端末4に表示される投稿は、1の投稿でもよいし、複数の投稿でもよい。つまり、プロジェクトに関連付けられた投稿は、1つの画面で複数表示されても良いし、それぞれ個別で表示されてもよい。最初に閲覧者は、特定の創作者に係る投稿のみを表示させることができる。また、閲覧者は、特定のプロジェクトに関連付けられた投稿のみを表示させることができる。また、閲覧者は、「いいね」及び/又は「ほしい」を選択したプロジェクトに関連付けられた投稿や、予約をした商品に係るプロジェクトに関連付けられた投稿、応援ポイントを授与したプロジェクトに関連付けられた投稿を表示させることができる。さらに、本実施の形態に係るシステムにおいて、これらの閲覧者の意思情報の入力状況や閲覧する投稿の傾向を解析し、興味のありそうなプロジェクトに関連付けられた投稿を優先的に表示するようにしてもよい。
【0066】
次に、ステップS43及びS44における投稿表示情報について、具体的に説明する。
図10は、本発明の実施の形態に係る入力管理テーブルの一例を示す図である。サーバ装置2では、入力管理テーブル40を参照して、投稿表示要求を送信した閲覧者の閲覧者端末4にて表示させる、投稿に関連付けられた意思情報と意思情報の表示態様を特定する。
【0067】
入力管理テーブル40の情報は、サーバ装置2において、記憶されている。
図10に示す入力管理テーブル40には、ユーザ名41、時間42、プロジェクト名43、投稿番号44、内容45が、それぞれ関連付けて記憶されている。入力管理テーブル40には、その他の情報が記憶されていてもよい。なお、プロジェクトに関連付けられていない投稿の場合、入力管理テーブル40には、プロジェクト名43は、関連付けて記憶されない。
【0068】
入力管理テーブル40には、内容45として、ユーザ名41に示されるユーザが、時間42において、プロジェクト名43に関連付けられた投稿番号44の投稿に対して、行った処理が記載される。行った処理としては、具体的には、投稿への「いいね」、及び、「ほしい」といった選択肢の入力、選択中の「いいね」若しくは「ほしい」の選択の解除、又は、コメントの入力が記憶される。ステップS42において、閲覧者端末4からの投稿の表示要求を受信すると、サーバ装置2では、表示要求が受信された時刻までの、該閲覧者に関連付けて記憶された内容43を参照する。
【0069】
ここで、本実施の形態に係るシステムにおいて、閲覧者がプロジェクトに関連付けられた1の投稿について「ほしい」を入力すると、該プロジェクトに関連付けられた他の投稿について、全て「ほしい」が入力された場合と同様の態様の表示となる。例えば、閲覧者であるユーザ「X001」から、2022年6月9日のPM19時に投稿表示要求が送信されたとき、プロジェクト1の投稿3に「ほしい」が入力されていることから、プロジェクト1の投稿1、2及び4には、ユーザ「X001」が「ほしい」を入力したことが分かる態様で表示される。このとき、プロジェクト1の投稿1、2及び4の「ほしい」は、入力ができない。
【0070】
また、プロジェクト1の投稿4に「いいね」が入力されていることから、プロジェクト1の投稿4には、ユーザ「X001」が「いいね」を入力したことが分かる態様で表示される。また、プロジェクト1の投稿4について、自己の、及び、他の閲覧者が入力した内容43を参照し、投稿4に入力された「いいね」の合計の数と、プロジェクト1について入力された「ほしい」の合計数が表示されてもよいし、後述の意思情報管理テーブルを参照し、投稿4に入力された「いいね」の合計の数と、プロジェクト1について入力された「ほしい」の合計数が表示されてもよい。
【0071】
なお、表示した投稿において、「いいね」や「ほしい」を入力したことが分かる態様で表示された場合、閲覧者は、追加で「いいね」や「ほしい」を入力することができない。しかし、閲覧者は、閲覧者端末4を操作し、「いいね」や「ほしい」の選択を外せるようにしてもよい(選択の解除ともいう)。選択の解除の操作内容についても、ユーザ名、時間、プロジェクト名、及び、投稿番号と関連付けて内容が入力管理テーブルに記憶される。
【0072】
次に、意思情報管理テーブルについて説明する。
図11は、本発明の実施の形態に係る意思情報管理テーブルの一例を示す図である。サーバ装置2では、意思情報管理テーブル50を参照して、投稿表示要求を送信した閲覧者の閲覧者端末4にて表示させる、投稿に関連付けられた意思情報を特定する。また、ステップS49において、意思情報の記憶が実行されたときに、意思情報管理テーブル50を更新する。
【0073】
意思情報管理テーブル50の情報は、サーバ装置2において、記憶されている。
図11に示す意思情報管理テーブル50には、プロジェクト名51、投稿番号52、いいねの数53、ほしいの数54、プロジェクト毎のほしいの数の合計55、予約の数56、及び応援ポイント57が、それぞれ関連付けて記憶されている。意思情報管理テーブル50には、その他の情報が記憶されていてもよい。
【0074】
いいねの数53の欄には、プロジェクトの投稿毎に入力された「いいね」の数が表示される。ほしいの数54の欄には、プロジェクトの投稿毎に入力された「ほしい」の数が表示される。なお、プロジェクトに関連付けられた1の投稿について1のユーザが「ほしい」を入力すると、該ユーザの該プロジェクトに関連付けられた他の投稿について、全て「ほしい」が入力された状態になるが、意思情報管理テーブル50のほしいの数54の欄に表示される「ほしい」の数は、該プロジェクトにおいて、該ユーザが最初に「ほしい」を入力された投稿について、集計されるものとしてもよい。また、意思情報管理テーブル50のほしいの数54の欄に表示される「ほしい」の数は、プロジェクトについて、1のユーザが「ほしい」を選択していない状態から、該ユーザが「ほしい」の選択を入力した投稿について、集計されるものとしてもよい。
【0075】
プロジェクト毎のほしいの数の合計55の欄には、1のプロジェクトについて入力された「ほしい」の合計数が表示される。予約の数56の欄には、プロジェクトに係る商品について予約がなされた合計数が表示される。応援ポイント57の欄には、1のプロジェクトに付与された応援ポイントの合計数が表示される。
【0076】
ステップS43及びS44における投稿表示情報について、意思情報管理テーブル50を参照し、投稿に関連付けて表示する「コメント」、「いいね」及び「ほしい」の数を表示する。なお、投稿に関連付けて表示する「ほしい」の数は、ほしいの数54でもよいし、プロジェクト毎のほしいの数の合計55でもよい。ステップS49においては、いいねの数53、ほしいの数54、及び/又は、プロジェクト毎のほしいの数の合計55の情報が更新される。
【0077】
ここで、投稿に関連付けて表示する「ほしい」の数が、プロジェクト毎のほしいの数の合計55のとき、同じプロジェクトに関連付けられた投稿は、いずれの投稿においても同じ数の「ほしい」が表示される。投稿に関連付けて表示する「ほしい」の数は、同じプロジェクトに関連付けられた投稿において、同期しているともいう。例えば、1のユーザが、プロジェクトに関連付けられた1の投稿で「ほしい」を入力又は解除すると、意思情報管理テーブル50が更新され、プロジェクトに関連付けられた全ての投稿で表示される「ほしい」の数が変更される。これにより、本発明のシステムを利用するユーザは、プロジェクトに対して入力された「ほしい」の数の合計を把握することができる。
【0078】
なお、閲覧者は、ステップS2の商品登録処理が実行されたプロジェクトに係る商品について、予約をすることができる。具体的には、閲覧者が、閲覧者端末4を操作し、プロジェクトに係る商品を選択する。そして、商品について予約の入力をすると、予約情報がサーバ装置2に送信され、サーバ装置2にて、予約情報が受信される。このとき、サーバ装置2にて、意思情報管理テーブル50の予約の数56の情報が更新される。
【0079】
次に、本実施の形態に係るシステムにおける、閲覧者端末4の表示画面について説明する。
図12は、本発明の実施の形態に係るシステムにおける表示画面の一例を示す図である。
図12は、ステップS45において、投稿を表示した際の閲覧者端末4の表示画面を示している。
【0080】
図12においては、表示画面100には、投稿60及び投稿70が表示されている。また、表示画面をスクロール、又は、スワイプすることで、他の投稿を表示できる。投稿60は、プロジェクトと関連付けられた投稿であり、投稿70は、プロジェクトと関連付けられていない投稿である。なお、表示画面に表示される投稿は、ランダムに表示されてもよいし、1のプロジェクトに関連付けられた投稿が一覧して表示されてもよいし、1の創作者や予め選択したユーザ又はユーザ群に係る投稿が一覧して表示されてもよい。表示画面に表示される投稿は、閲覧者の閲覧者端末4の操作入力により、任意に変更できる。
【0081】
投稿60には、ユーザ名61、ステータス62、画像63、本文64、コメントアイコン65、ほしいアイコン66、いいねアイコン67、投稿日時68等が表示されているが、その他の情報が表示されていてもよい。
【0082】
ユーザ名61には、投稿60を投稿したユーザ名が表示される。ステータス62には、本実施の形態に係るシステムにおいて、投稿60を投稿したユーザと所定の関係にある(以下、「フォロー」という)しているか否かが表示される。フォロー中の状態であれば、ステップS46において投稿を表示させたとき、フォロー中のユーザの投稿が優先的に表示されることとしてもよい。閲覧者は、自分の趣味嗜好に合うユーザをフォローすることで、より、自分の好みに合うプロジェクトを見つけることができる。これにより、より、自分の好みに合った商品又はサービスを購入することができる。
【0083】
画像63には、投稿に含まれる画像が表示される。画像は、複数表示されてもよいし、動画が表示されてもよい。本文64には、投稿に含まれるテキストが表示される。
【0084】
コメントアイコン65では、コメントアイコン65を押下することにより、コメント入力欄が表示され、投稿60に対して閲覧者がコメントを入力できる。また、コメントアイコン65を押下することにより、投稿に対して閲覧者又は創作者が入力したコメントを表示することができる。また、投稿に対して入力されたコメントの数が表示される。コメント機能により、投稿したユーザである創作者は、閲覧者の希望を確認することや、閲覧者とのコミュニケーションを図ることができる。
【0085】
ほしいアイコン66の近傍には、投稿60に関連付けられたプロジェクトに対して「ほしい」を選択した閲覧者の人数が表示される。また、ほしいアイコン66を押下すると、「ほしい」の選択又は選択の解除が入力される。また、「ほしい」の文字部分を押下すると、「ほしい」を入力した閲覧者のユーザ名が閲覧できるようにしてもよい。いいねアイコン67の近傍には、投稿60に対して「いいね」を選択した閲覧者の人数が表示される。また、いいねアイコン67を押下すると、「いいね」の選択又は選択の解除が入力される。また、「いいね」の文字部分を押下すると、「いいね」を入力した閲覧者のユーザ名が閲覧できるようにしてもよい。例えば、閲覧者端末4にて表示されたプロジェクト1の投稿に、自身が「いいね」を入力したことが分かる態様で表示されていたとき、「いいね」の選択肢を押下すると、投稿について、「いいね」の選択を外したことが入力される。また、閲覧者端末4にて表示されたプロジェクト1の投稿に、自身が「ほしい」を入力したことが分かる態様で表示されていたとき、「ほしい」の選択肢を押下すると、プロジェクト1について、「ほしい」の選択を外したことが入力される。
【0086】
投稿70には、投稿60と同様に、ユーザ名、ステータス、画像、本文、コメントアイコン、いいねアイコン、投稿日時等が表示されているが、その他の情報が表示されていてもよい。また、プロジェクトと関連付けられていないため、「ほしいアイコン」は表示されない。また、投稿には、創作者名71が表示されている。創作者名71により、投稿70が、表示された創作者と関連付けられていることがわかる。創作者名71を押下すると、表示された創作者の投稿が一覧できる画面が表示される。
【0087】
[応援ポイント付与処理]
次に、システムにおける応援ポイント付与処理(ステップS5)について、説明する。応援ポイントは、商品を応援する意思に関する情報を示し、システム内において利用できるポイントを、閲覧者端末への操作入力を通じて、プロジェクトに対して付与することができる。
図13は、本発明の実施の形態に係る応援ポイント付与処理のフローチャートを示す図である。
【0088】
閲覧者は、閲覧者端末4を操作し、システムにおいて利用できる応援ポイントを購入する。そして、応援したいプロジェクトを選択する(ステップS61)。また、該プロジェクトに付与する応援ポイントの数を入力する(ステップS62)。これらの入力した応援ポイント情報を、閲覧者端末4からサーバ装置2に送信し(ステップS63)、サーバ装置2にて入力した応援ポイントに関する応援ポイント情報を受信する(ステップS64)。サーバ装置2では、応援ポイント情報が記憶される(ステップS65)。具体的には、意思情報管理テーブル50の応援ポイント57が更新される。ステップS61~S65により、応援ポイント付与処理は終了する。これらの処理により、応援ポイントを特定のプロジェクトに付与することができる。
【0089】
「応援ポイント」は、商品を応援する意思に関する情報を示す。閲覧者は、閲覧者が有するシステム内において利用できるポイントを、閲覧者端末への操作入力を通じて、プロジェクトに対して付与することができる。閲覧者は、応援ポイントを予め購入することで、プロジェクトの応援やプロジェクトの商品の購入について、応援ポイントを実際の通貨のように利用することができる。応援ポイントの付与は、プロジェクトに係る商品の購入の有無に関わらず実行することができる。プロジェクトに対して付与された応援ポイントは、プロジェクトの商品の原資とすることができる。
【0090】
なお、応援ポイントは、プロジェクトに係る商品を購入する際に、通貨と同様に使用できる。これにより、応援ポイントを用いて商品の購入処理を実行することもできるし、プロジェクトに係る商品を購入しなくとも、該プロジェクトに共感したときは、該プロジェクトに投資として、応援ポイントを付与することができる。付与された応援ポイントは、付与されたプロジェクトの運営資金として活用できる。
【0091】
[販売決定処理]
次に、ステップS6の販売決定処理について、説明する。
図14は、本発明の実施の形態に係る販売決定処理のフローチャートを示す図である。本発明の一態様において、所定の条件を満たすことで、商品又はサービスの販売を決定することができる。
【0092】
まず、管理者は、管理者端末1を操作し、プロジェクトを選択し、販売の有無の決定を判定するための判定要求を、サーバ装置2に送信する(ステップS71)。サーバ装置2にて、判定要求を受信すると(ステップS72)、意思情報管理テーブル50を参照する(ステップS73)。サーバ装置2では、意思情報管理テーブル50を参照し、判定要求に係るプロジェクトの意思情報を特定する。次に、プロジェクトの意思情報が、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS74)。
【0093】
所定の条件を満たさない場合(ステップS74でNO)、販売を中止する旨が登録され、サーバ装置2にて通知処理が実行される(ステップS75)。販売を中止する旨が登録されると、本実施の形態に係るシステムにおいて、販売が中止された旨が表示される。また、ステップS75では、管理者端末1、プロジェクトに関連付けられた創作者端末3、及び、商品の予約を申込んだ閲覧者の閲覧者端末4に、プロジェクトに係る商品について、販売を中止する旨を送信する。
【0094】
所定の条件を満たす場合(ステップS74でYES)、販売決定を管理者端末1に送信する(ステップS76)。販売決定を受信すると(ステップS77)、管理者は、管理者端末1を操作し、販売に関する販売情報を入力する(ステップS78)。管理者端末1から、販売情報をサーバ装置2に送信し(ステップS79)、サーバ装置2にて、販売情報を受信する(ステップS80)。サーバ装置にて、販売情報が登録され(ステップS81)、通知処理が実行される(ステップS82)。販売情報が登録されると、本実施の形態に係るシステムにおいて、販売が決定した旨が表示される。また、ステップS82では、管理者端末1、プロジェクトに関連付けられた創作者端末3、及び、商品の予約を申込んだ閲覧者の閲覧者端末4に、プロジェクトに係る商品について、販売を決定した旨を送信する。ステップS71~S82により、販売決定処理は終了する。
【0095】
ステップS74の所定の条件は、予めサーバ装置2又は管理者端末1に登録されていることが好ましい。例えば、予約数が50以上登録されていれば、販売を決定するという条件を登録することができる。また、「ほしい」は、5で予約数の「1」に対応し、「いいね」は15で予約数の「1」に対応すると記憶させた場合、プロジェクトに係る意思情報について、プロジェクトに係る投稿全体の「いいね」の合計の数が48、プロジェクトに係る「ほしい」の合計の数が36、プロジェクトに係る「予約数」の合計の数が41のときには、予約数が合計で51と換算される。そのため、管理者端末1又はサーバ装置2にて、販売することを決定できる。また、応援ポイントを販売の決定のための条件に含ませてもよい。所定の条件は、創作者やプロジェクト毎に、任意に決定できる。
【0096】
なお、販売の決定は、システムでの処理ではなく、管理者の総合的な判断によって決定してもよい。この場合、管理者は、プロジェクトに係る意思情報を適宜参照して、販売の有無を決定することが好ましい。管理者は、管理者端末1を操作し、販売を決定又は中止する旨をサーバ装置2に送信する。サーバ装置2にて、その旨を受信すると、その旨が記憶され、本実施の形態に係るシステムにおいて、販売が決定又は中止された旨が表示される。販売決定の場合、ステップS78~S82の処理が実行され、販売中止の場合、ステップS75の処理を実行することが好ましい。
【0097】
意思情報の参照は以下の処理により実行する。まず、管理者は、管理者端末1を操作して、プロジェクトを選択する。このとき、創作者を選択することで、創作者に関連付けられたプロジェクトを表示するようにしてもよい。また、複数のプロジェクトを選択してもよいし、複数の創作者を選択してもよい。そして、該プロジェクトに係る意思情報の送信要求をサーバ装置2に送信する。次に、サーバ装置2にて、意思情報の送信要求が受信される。サーバ装置2にて、該プロジェクトに係る意思情報管理テーブル50を参照し、管理者端末1にて表示するプロジェクトに係る意思情報を特定する。サーバ装置2より、意思情報を管理者端末1に送信する。管理者端末1にて、意思情報を受信し、受信した意思情報を表示する。これらの処理により、意思情報が、管理者端末1において表示される。
【0098】
意思情報の参照について、実施する回数は特に制限されない。また、意思情報の参照は、創作者端末3において、実行することができるとしてもよい。このとき、創作者が選択できるプロジェクトは自己のプロジェクトに限定されることが好ましい。また、意思情報の参照は、創作者端末3において、実行することができないとしてもよい。また、販売を決定するための条件を設定していた場合、管理者端末1及び/又は創作者端末3において、販売の決定までに必要な予約数を確認できるようにしてもよい。例えば、1のプロジェクトについて、所定の条件の予約数が50の場合、意思情報管理テーブル50の予約数が41であれば、必要な予約数として9を表示する。また、該プロジェクトに関連付けられた投稿に、販売の決定までに必要な予約数を表示してもよい。また、必要な予約数と同数とみなす「いいね」や「ほしい」の数を表示してもよい。
【0099】
管理者端末1に表示される意思情報は、
図11に示した意思情報管理テーブル50に含まれる情報が表示される。具体的には、プロジェクト名51、投稿番号52、いいねの数53、ほしいの数54、プロジェクト毎のほしいの数の合計55、予約の数56、及び応援ポイント57等が表示されるが、その他の情報が表示されてもよい。
【0100】
予約の数56により、プロジェクトに係る商品を必ず購入する人数がわかる。また、プロジェクト毎のほしいの数の合計55により、予約をするまでではないが、プロジェクトに係る商品の購入を悩んでいる人数がわかる。これにより、管理者は、プロジェクトに係る意思情報を確認することができ、プロジェクトに係る商品について、販売の有無を決定することができる。また、商品について、販売予測を精密に立てることができる。さらに、売り切れる量の商品の数に限って生産を行うことから、過剰な在庫を抱えるリスクや値下げによる安売りを回避することができる。また、どの投稿が、ユーザの意思情報を入力するきっかけになったかを把握することができるので、今後の販売促進に活用できる。
【0101】
なお、ステップS81において登録される「販売情報」とは、販売が決定した商品に関して、商品を販売するために必要な情報のことをいう。販売情報には、例えば、商品の販売価格、発注枚数、仕入れ価格、製品納期、生産工場等が含まれてもよい。1の商品に関する商品情報と販売情報とは、同様の情報を含むものであってもよいし、販売情報は、商品情報よりも、商品に関する情報を多く含むものであってもよい。
【0102】
販売を決定すると、管理者又は創作者は、管理者端末1又は創作者端末3を操作し、プロジェクトに係る商品の発注処理を行う。発注処理は、商品登録処理にて、入力した商品の発注期限までに入力する。管理者又は創作者は、プロジェクトに係る商品の色やサイズ等のバリエーション毎に、予約数、及び/又は、「ほしい」の合計数を確認し、発注枚数を入力する。また、仕入れ価格、製品納期、生産工場等を入力してもよい。入力した情報は、サーバ装置2に送信し、サーバ装置2にて記憶される。
【0103】
また、商品の販売期間は、販売の決定から所定の期間に限られることが好ましい。また、上述の発注枚数を全て販売すると、ステップS7の購入処理を実行できないようにするのが好ましい。つまり、商品の完売により、商品の販売を終了するとしてもよい。これにより、プロジェクトに係る商品の必要量のみを発注することができ、多量の在庫を抱えるリスクを軽減することができる。一方、販売が終了したプロジェクトに係る商品について、閲覧者が購入を希望する場合、再入荷の希望をサーバ装置2に送信することができる。再入荷の希望は、プロジェクトに係る商品の販売情報の表示画面に表示される。再入荷の希望をサーバ装置2が受信すると、サーバ装置2にて記憶される。また、再入荷の希望が所定の数に達した場合、管理者端末1又は創作者端末3に通知するとしてもよい。
【0104】
[購入処理]
ステップS7の購入処理においては、まず、閲覧者が、閲覧者端末4を操作し、商品の販売に関する情報の送信要求(以下、販売情報送信要求という)をサーバ装置2に送信する。サーバ装置2にて販売情報送信要求を受信すると、サーバ装置2より、閲覧者端末4に商品の販売に関する販売情報が送信される。閲覧者は、販売情報を閲覧者端末4に表示させ、販売情報を閲覧する。販売情報には、商品の支払に関する情報や、商品の購入できるサイトのURLが含まれていてもよい。閲覧者が、購入を希望する場合、閲覧者端末4を操作し、プロジェクトに係る商品の購入処理を実行する。具体的には、閲覧者が、購入を希望する商品を選択し、決済方法について入力を行う。決済方法としては、クレジットカードによる決済、又は、銀行振り込みやコンビニエンスストアでの振り込み等があげられる。
【0105】
購入処理が実行されると、サーバ装置2に購入に関する購入情報が記憶される。購入情報が記憶されると、サーバ装置2から閲覧者端末4に購入完了に関する情報が送信され、購入完了画面が、閲覧者端末4に表示される。また、購入情報が記憶されると、サーバ装置2から管理者端末1に通知される。また、創作者端末3に通知するとしてもよい。管理者の管理者端末1の操作により、商品の発送処理が実行され、商品を購入した閲覧者が商品を受領する。商品が衣服の場合、保管場所から購入者の住所まで、所定の配送方法によって商品が届けられる。なお、商品が無体物であり、オンライン上の商品の場合、サーバ装置2から購入した商品の情報を、閲覧者端末4に送信してもよいし、商品をダウンロードできるサイトのURLを通知する構成としてもよい。
【0106】
[商品・売上管理]
本発明の実施の形態において、専用アプリには、ユーザの情報として、氏名、生年月日、居住都道府県、性別等の個人情報を登録することができる。また、商品の予約数、「いいね」及び/又は「ほしい」の選択、商品の購入数や購入日、応援ポイントの付与等は、プロジェクト、投稿、及び/又は、創作者毎に、サーバ装置2にて記憶される。そのため、管理者又は創作者は、管理者端末1又は創作者端末3において、商品に関する各種情報を集約して表示させることができる。
【0107】
例えば、商品全体の予約数、販売数、商品の購入日、購入したユーザの年齢、性別、居住地等の情報を管理することができる。これにより、管理者又は創作者は、管理者端末1又は創作者端末3の操作入力により、販売状況を容易に管理することができる。また、管理者又は創作者はプロジェクト、投稿、及び/又は、創作者と上述の販売数等の情報との相関を容易に確認することができる。さらに、管理者又は創作者は、プロジェクト、品番、又は、保管場所別に在庫数を確認することができる。
【0108】
本発明によれば、投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢の選択を受け付け、また、投稿に関連付けて、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢の選択を受け付けることができるので、商品又はサービスに対するユーザの購買意欲の高さを予測することができる
【0109】
また、本発明によれば、購入意思について、1の商品又はサービスに関する投稿を通して、1のユーザにつき1回のみ選択できるものであり、肯定感情について、1の商品又はサービスに関するそれぞれの投稿に対して、選択できるものであることで、商品又はサービスの購入意思のあるユーザの数を把握するとともに、投稿に対して肯定感情をもったユーザの数を把握することができる。
【0110】
本発明によれば、1の商品又はサービスについて、購入意思や肯定感情の選択を受け付けた回数が、所定の条件を満たすか否かを判定することで、商品又はサービスの販売を決定することができる。また、本発明によれば、1の商品又はサービスについて、購入に関する情報を1のユーザが操作するユーザ端末へ送信することで、投稿をきっかけに、ユーザが商品又はサービスを購入することができる。また、中間の卸業者を介さないことから、高品質な商品を低価格で提供することができる。
【0111】
本発明によれば、ユーザ端末において、投稿に関連付けて、ユーザの商品又はサービスの購入意思に関する選択肢、及び/又は、商品若しくはサービス又は投稿に対するユーザの肯定的な感情又は意見に関する選択肢を表示することで、ユーザは、購入意思や肯定感情を入力することができる。また、受信した投稿を表示することができるため、創作者による投稿を通して、商品又はサービスに関する思いやコンセプト、製作過程を、一般消費者である閲覧者が、共有することができる。これにより、閲覧者は購入した商品を大切に扱うことができ、結果的に、環境に負荷をかけない商品を提供することができる。
【0112】
本発明によれば、商品又はサービスに関連付けられた1の投稿において、1のユーザから第1の意思情報の入力を受け付けると、商品又はサービスに関連付けられた他の投稿において、該1のユーザからの第1の意思情報の入力を不可にすることで、商品又はサービスに対する第1の意思を有するユーザの数を把握することができる。また、本発明によれば、商品又はサービスに関連付けられた複数の投稿において、前記商品又はサービスの購入に関する第2の意思情報の入力が可能であるため、投稿に対する第2の意思を有する延べユーザ数を把握することができる。
【符号の説明】
【0113】
1:管理者端末 2:サーバ装置 3、3a~3z:投稿者端末
4、4a~4z:閲覧者端末 5:通信ネットワーク
11:制御部 12:メインメモリ 13:ストレージ部
14:入力装置 15:表示装置 16:通信インタフェース
21:制御部 22:メインメモリ 23:ストレージ部 23:通信インタフェース
30:プロジェクト登録画面 31:メンバー選択欄 32:プロジェクト名入力欄
33:販売予定日入力欄 34:予約可能予定日入力欄 35:発注期限入力欄
36:商品の属性入力欄 37:品番 38:確認アイコン
40:入力管理テーブル 41:ユーザ名 42:時間
43:プロジェクト名 44:投稿番号 45:内容
50:意思情報管理テーブル 51:プロジェクト名 52:投稿番号
53:いいねの数 54:ほしいの数 55:プロジェクト毎のほしいの数の合計
56:予約の数 57:応援ポイント
60、70:投稿 61:ユーザ名 62:ステータス
63:画像 64:本文 65:コメントアイコン 66:ほしいアイコン
67:いいねアイコン 68:投稿日時 71:創作者名 100:表示画面