特許7450450IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

圧力調整装置を備えた吐出容器

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ただ、ピストンの摺動性が悪くなるなどにより、ガス容器から加圧剤が放出され、容器内の圧力と密閉室内の圧力が釣り合ってから加圧剤の放出が止まるまでに時間がかかると、必要以上に加圧剤が容器内に放出されて容器内の圧力が設定値よりも高くなりやすい。また、ガス容器が引っかかるなどして過剰な押し込み状態が維持されると、ガス容器から必要以上に加圧剤が放出され、容器内の圧力が不必要に高くなってしまう。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の吐出容器は、開口部10aを有する容器本体10と、容器本体10の開口部10aに取り付けられた、バルブ機構21を有するバルブアッセンブリ20と、容器本体10内に収容され、加圧剤Pが充填されたガス容器30と、ガス容器30内の加圧剤Pを容器本体10内に放出することで容器本体10内の圧力を保つ圧力調整装置40とを備えた吐出容器であって、容器本体10内の圧力が所定圧力を上回った時に、容器本体10・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の吐出容器は、容器本体内の圧力が所定圧力を上回った時に、容器本体内の加圧剤をバルブアッセンブリ内に導入するガス導入手段と、バルブアッセンブリ内に導入された加圧剤を外部に放出するガス放出手段を備えているため、容器本体内の圧力が過大になっても、容器本体内の加圧剤(ガス)を外部に放出して圧力を下げることができ、容器本体の破裂などを防止することができる。通常時(容器内の圧力が所定圧力内であるとき)は、バルブアッセンブリ内は原液で満たされており、ガス放出手段は作動しないが、容器内の圧力が所定圧力を上回り、バルブアッセンブリ内に加圧剤が導入されることで、ガス放出手段から加圧剤が放出されやすくなる。

圧力調整装置が、容器本体の開口部に取り付けられた、ガス容器を収容する、容器本体内と連通するホルダーと、ホルダーの下端に続く有底のシリンダと、シリンダの底部との間に密閉室を形成し、密閉室内と容器本体内の圧力差でシリンダ内を摺動し、摺動によりガス容器を開閉するピストンとを備え、ガス導入手段が、バルブアッセンブリを容器本体に取り付けた際にガス容器をピストン側に押し込む押し込み部と、押し込み部に設けられ、密閉室からの圧力を受けたガス容器によって塞がれる連通孔とを備えている場合、連通孔は、容器本体内の圧力が所定圧力を上回り、ピストンとガス容器が押し込まれた場合にのみ連通して容器本体内の加圧剤をバルブアッセンブリ内に導入することになるため、通常時は通路として機能せず、連通孔を通じての加圧剤の不要な排出を防止することができる。

ガス容器と押し込み部との間に、連通孔を塞ぐためのシール材を備えている場合、通常時に連通孔を安定して閉塞することができる。

バルブ機構が、ステムと、ステムのステム孔を閉じるステムラバーと、ステムを常時上方に付勢するバネとを備え、ガス放出手段が、ステムラバーの上方への撓みを許容する場合は、加圧剤が放出されやすい。

バルブアッセンブリが、バルブ機構を収容するバルブホルダーと、バルブホルダーからのステムの飛び出しを防止する押さえ部とを備え、押さえ部に設けられたステム挿通孔の内径がステム外径の1.05~1.2である場合は、ステムラバーの上方への撓みによりステムが抜け飛ぶことなく、加圧剤を放出しやすい。

バルブアッセンブリが、容器本体に取り付けるためのキャップを備えており、ガス放出手段が、キャップに加圧剤の排出路を設け、この排出路を液封シールによって塞ぐことで構成されている場合、具体的には、キャップが外キャップと内キャップとからなり、外キャップと内キャップの間に液封シールを備えている場合や液封シールが、排出路の開口を覆うようにしてキャップに液封キャップを被せるとともに、被せ合わせ面を粗面とすることで構成されている場合、ガス放出手段をバルブ機構と別にすることで汎用のバルブ機構を使用することができ、噴射性能が高い。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の吐出容器の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 バルブアッセンブリの分解断面図である。
【図3】 圧力調整装置の分解断面図である。
【図4】 図4Aは、ガス容器を容器本体に取り付ける状態を、図4Bは、ガス容器にバルブアッセンブリを取り付ける状態を示す断面図である。
【図5】 ピストンが過剰に押し込まれた状態を示す断面図である。
【図6】 本発明の異なる吐出容器を示す断面図である。
【図7】 ピストンが過剰に押し込まれた状態を示す断面図である。
【図8】 本発明のさらに異なる吐出容器を示す断面図である。
【図9】 ピストンが過剰に押し込まれた状態を示す断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 吐出容器 10 容器本体 10a 開口部 10b 胴部 10c 肩部 10d 首部 10e ネジ 20 バルブアッセンブリ 21 バルブ機構 21a ステム 21a1 凹部 21b ステム孔 21c ステムラバー 21d バネ 22 バルブホルダー 22a ハウジング 22a1 ラバー支持部 22a2 連通路 22a3 係合溝 22a4 押し込み部 22a5 連通孔 22b フランジ部 22b1 通路溝 23 キャップ 23a 上面部(押さえ部) 23a1 中心孔(ステム挿通孔) 23b 上筒部 23b1 係合突起 23c 拡径部 23d 下筒部 23d1 ネジ 30 ガス容器 31 耐圧容器 32 エアゾールバルブ 32a ステム 33 シール材 40 圧力調整装置 41 ホルダー 41a 本体部 41a1 シール突起 41a2 連通孔 41a3 拡径部 41a4 チューブ接続孔 41b フランジ部 41b1 連通溝 41c 接続筒 41d 縮径段部 42 シリンダ 42a 底部 43 ピストン 43a 摺動部 43a1 基部 43a2 摺動シール材 43a3 環状溝 43b 軸部 43c ステム挿入部 43c1 ステム挿入孔 43c2 スリット(放出路) 50 第1シール材 60 第2シール材 70 ディップチューブ P 加圧剤 C 原液 R 密閉室 S 抜け止め段部 E 抜け防止手段 V ガス放出手段 B ガス導入手段 D1 ステム挿通孔の径 D2 ステムの外径 1A 吐出容器 22A バルブホルダー 22a6 挿入筒部 23A キャップ 231 外キャップ 23c1 第1拡径部 23c2 第2拡径部 23e 排出路 232 内キャップ 23b2 延出部 41A ホルダー 51 環状シール 80 液封シール 1B 吐出容器 23B キャップ 23b3 係合溝 23b4 排出路 24 液封キャップ 24a 上底部 24a1 ステム挿通孔 24b 嵌着部 24b1 係合突部

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