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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】物置台用トレー及び物置台
(51)【国際特許分類】
   A47F 9/00 20060101AFI20240308BHJP
   A47F 5/00 20060101ALI20240308BHJP
【FI】
A47F9/00 Z
A47F5/00 Z
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2020161240
(22)【出願日】2020-09-25
(65)【公開番号】P2022054188
(43)【公開日】2022-04-06
【審査請求日】2023-09-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000139780
【氏名又は名称】株式会社イトーキ
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】川上 浩幸
(72)【発明者】
【氏名】岡田 和久
【審査官】東 勝之
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-019587(JP,A)
【文献】特開2016-019601(JP,A)
【文献】特開2016-116968(JP,A)
【文献】特開2017-038655(JP,A)
【文献】実開昭49-133085(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47F 9/00
A47F 5/00
A47B 13/00 - 13/16
A47B 96/00 - 97/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置面を有する載置部と、前記載置面の周囲を囲う周壁部と、を備え、
前記周壁部の高さ方向に沿って前記周壁部の頂点部から少なくとも前記載置面まで凹む凹部が、前記周壁部の周方向に沿った一部に形成されている、物置台用トレー。
【請求項2】
請求項1に記載の物置台用トレーであって、
前記凹部が、前記載置面において水平方向に沿って前記周壁部の内周面よりも内側に凹むように形成されている、物置台用トレー。
【請求項3】
請求項2に記載の物置台用トレーであって、
前記凹部の前記周壁部からの水平方向に沿った長さ寸法は、前記凹部の位置における前記周壁部と前記載置面の中央との間隔の半分以下である、物置台用トレー。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の物置台用トレーであって、
金型を用いた一体成形品であり、前記載置面と前記周壁部とが同一材料によって継ぎ目なく形成されている、物置台用トレー。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の物置台用トレーであって、
前記載置面及び前記周壁部が平面視において略矩形状に形成され、
前記凹部は、平面視で略矩形状の前記周壁部における少なくとも1つの辺の中間部分に部分的に形成されている、物置台用トレー。
【請求項6】
請求項5に記載の物置台用トレーであって、
前記載置面及び前記周壁部が平面視においてそれぞれ一対の長辺と一対の短辺を含み、
前記凹部は、前記周壁部における前記短辺の中間部分に形成されている、物置台用トレー。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の物置台用トレーであって、
一対の前記凹部が、前記周壁部の周方向に沿って対称な位置に形成されている、物置台用トレー。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の物置台用トレーであって、
前記凹部が長尺部材を支持可能に設けられる、物置台用トレー。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の物置台用トレーと、
前記物置台用トレーを支持する支持脚と、
を備える、物置台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、物置台用トレー及び物置台に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、陳列される商品を載置するために商店などに設置される商品陳列トレーを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2001-289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物置台としては、特許文献1に記載されたような商品陳列用のもののほか、応対相手との応対中に、応対相手の荷物を一時的に載置するための物置台などがある。係る物置台は、例えば、医療施設において診察室などに設置されて患者の荷物が一時的に載置されることが想定される。また例えば、物置台は、各種サービス業においてカウンターなどに設置されて客の荷物が一時的に載置されることが想定される。これらの物置台については、清掃性向上が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、第1の態様に係る物置台用トレーは、載置面を有する載置部と、前記載置面の周囲を囲う周壁部と、を備え、前記周壁部の高さ方向に沿って前記周壁部の頂点部から少なくとも前記載置面まで凹む凹部が、前記周壁部の周方向に沿った一部に形成されている。
【0006】
第2の態様に係る物置台用トレーは、第1の態様に係る物置台用トレーであって、前記凹部が、前記載置面において水平方向に沿って前記周壁部の内周面よりも内側に凹むように形成されている。
【0007】
第3の態様に係る物置台用トレーは、第2の態様に係る物置台用トレーであって、前記凹部の前記周壁部からの水平方向に沿った長さ寸法は、前記凹部の位置における前記周壁部と前記載置面の中央との間隔の半分以下である。
【0008】
第4の態様に係る物置台用トレーは、第1から第3のいずれか1つの態様に係る物置台用トレーであって、金型を用いた一体成形品であり、前記載置面と前記周壁部とが同一材料によって継ぎ目なく形成されている。
【0009】
第5の態様に係る物置台用トレーは、第1から第4のいずれか1つの態様に係る物置台用トレーであって、前記載置面及び前記周壁部が平面視において略矩形状に形成され、前記凹部は、平面視で略矩形状の前記周壁部における少なくとも1つの辺の中間部分に部分的に形成されている。なお、ここでの「略矩形」には、四隅が直角の場合のみならず、四隅の角が丸みを帯びている場合についても含まれる。また、四辺の長さがすべて等しい場合、対向する2辺の長さが等しい場合、および各辺の長さが互いに異なる場合についても含まれる。
【0010】
第6の態様に係る物置台用トレーは、第5の態様に係る物置台用トレーであって、前記載置面及び前記周壁部が平面視においてそれぞれ一対の長辺と一対の短辺を含み、前記凹部は、前記周壁部における前記短辺の中間部分に形成されている。
【0011】
第7の態様に係る物置台用トレーは、第1から第6のいずれか1つの態様に係る物置台用トレーであって、一対の前記凹部が、前記周壁部の周方向に沿って対称な位置に形成されている。
【0012】
第8の態様に係る物置台用トレーは、第1から第7のいずれか1つの態様に係る物置台用トレーであって、前記凹部が長尺部材を支持可能に設けられる。
【0013】
第9の態様に係る物置台は、第1から第8のいずれか1つの態様に係る物置台用トレーと、前記物置台用トレーを支持する支持脚と、を備える。
【発明の効果】
【0014】
各態様によると、載置面上のゴミを凹部から落とすことができ、物置台の清掃が簡易となり、清掃性が向上する。
【0015】
第2の態様によると、載置面上のゴミを周壁部に沿って移動させつつ、そのまま凹部を通じて落とすことが容易となる。
【0016】
第3の態様によると、水平方向に沿って凹部が長くなることが抑制され、載置機能の低下が抑制される。
【0017】
第4の態様によると、載置面と周壁部との境にゴミがたまりにくくなる。また、拭き掃除や塵埃などの除去等が行いやすく清掃性が向上する。
【0018】
第5の態様によると、凹部が、方形状の周壁部における角部に形成されたり、1つの辺全体にわたって形成される場合と比べて、物置台用トレーの剛性が低下しにくい。
【0019】
第6の態様によると、長辺方向に沿って凹部が形成されていない部分を広く使える。
【0020】
第7の態様によると、物置台用トレーを両側から利用しやすい。
【0021】
第8の態様によると、凹部を用いて長尺部材を物置台用トレーに支持させておくことができる。
【0022】
第9の態様によると、支持脚によって物置台用トレーが所望の高さに支持されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】実施形態に係る物置台用トレー及びこれを備える物置台を示す斜視図である。
図2】実施形態に係る物置台を示す分解斜視図である。
図3】実施形態に係る物置台を示す平面図である。
図4】実施形態に係る物置台を示す正面図である。
図5】実施形態に係る物置台を示す側面図である。
図6】実施形態に係る物置台用トレーを示す斜視図である。
図7図3のVII-VII線に沿った断面図である。
図8図3のVIII-VIII線に沿った断面図である。
図9図3のIX-IX線に沿った断面図である。
図10】第1変形例に係る物置台を示す側面図である。
図11】第1変形例に係る物置台を示す分解斜視図である。
図12】第2変形例に係る物置台を示す分解斜視図である。
図13】第2変形例に係る物置台を示す分解側面図である。
図14】第2変形例に係る物置台を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
{実施形態}
以下、実施形態に係る物置台用トレー及びこれを備える物置台について説明する。図1は、実施形態に係る物置台用トレー10及びこれを備える物置台100を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る物置台100を示す分解斜視図である。図3は、実施形態に係る物置台100を示す平面図である。図4は、実施形態に係る物置台100を示す正面図である。図5は、実施形態に係る物置台100を示す側面図である。図6は、実施形態に係る物置台用トレー10を示す斜視図である。図7は、図3のVI-VI線に沿った断面図である。図8は、図3のVII-VII線に沿った断面図である。図9は、図3のVII-VII線に沿った断面図である。
【0025】
<物置台100>
物置台100は、物置台用トレー10と支持脚30とを備える。本例では、物置台用トレー10は、支持脚30によって所定の高さに支持されている。
【0026】
<物置台用トレー10>
物置台用トレー10(以下、単にトレー10と称する)は、載置部12と周壁部16とを備える。
【0027】
載置部12は載置面13を有する。載置部12において、載置面13の反対側の面が裏面14とされる。載置部12は、載置面13及び裏面14が共に平坦な平板状に形成されている。載置面13は、平面視において略矩形状に形成される。載置面13は、平面視において一対の長辺と一対の短辺を含む。載置面13は、平面視において角が丸められた長方形状に形成されている。
【0028】
周壁部16は載置面13の周囲を囲う。周壁部16は、平面視において載置面13に対応する形状(ここでは角が丸められた長方形状)に形成される。周壁部16は、平面視において一対の長辺と一対の短辺を含む。ここでは、周壁部16は、内側周壁部17と外側周壁部19とを有する。内側周壁部17は、載置部12の外縁につながる。内側周壁部17は、載置部12の外縁から上方に向けて延びる。外側周壁部19は、内側周壁部17よりも外側に設けられる。外側周壁部19は、内側周壁部17とつながる。外側周壁部19は、内側周壁部17の頂点部18から下方に向けて延びる。ここでは、外側周壁部19の下端部は、載置面13の裏面14よりも下方に突出している。
【0029】
内側周壁部17と外側周壁部19とは、間隔をあけて対向している。内側周壁部17のうち載置面13側を向く内周面17aは、載置面13から頂点部18に向けて外向きに傾斜する傾斜面とされている。外側周壁部19のうち載置面13側とは反対側を向く外周面19bは、頂点部18から下端部に向けて外向きに傾斜する傾斜面とされている。内側周壁部17の内周面17aと外側周壁部19の外周面19bとは互いに反対向きに傾斜している。
【0030】
内側周壁部17は、ほぼ一様な厚みで載置面13から突出している。このため、内側周壁部17の外周面17bは、内側周壁部17の内周面17aと同じ向きに傾斜している。同様に、外側周壁部19は、ほぼ一様な厚みで頂点部18から突出している。このため、外側周壁部19の内周面19aは、外側周壁部19の外周面19bと同じ向きに傾斜している。これらより、内側周壁部17と外側周壁部19との間隔は、頂点部18から外側周壁部19の下端部に向けて徐々に広がっている。
【0031】
載置部12及び周壁部16の寸法は如何なる寸法であってもよい。例えば、載置部12及び周壁部16の長辺の長さ寸法は短辺の長さ寸法の2倍よりも小さくてもよい。また例えば、長辺の長さ寸法は短辺の長さ寸法の2倍と同じかそれよりも大きくてもよい。また例えば、載置部12及び周壁部16の厚み寸法は、1ミリメートルから5ミリメートルの間の値であってもよい。また例えば、周壁部16の高さ寸法は、載置部12における短辺よりも短尺とされてもよい。また例えば、内側周壁部17と外側周壁部19との間隔は、載置部12の厚み寸法よりも大きくてもよい。
【0032】
周壁部16の周方向に沿った一部に凹部20が形成されている。凹部20は、周壁部16の高さ方向に沿って周壁部16の頂点部18から少なくとも載置面13まで凹むように形成されている。
【0033】
凹部20の形状に関し、凹部20の形状は如何なる形状であってもよい。ここでは凹部20は、載置面13を越えた位置まで凹み、周壁部16を完全に分断している。ここでは凹部20は、載置面13において水平方向に沿って周壁部16の内周面17aよりも内側に凹むように形成されている。凹部20のうち周壁部16の内周面19aよりも内側に凹む部分は、平面視半円状に形成されている。凹部20は、当該半円の直径と同じ幅寸法で、周壁部16の内周面17aから外周面19bまで達している。凹部20のうち周壁部16に形成された部分は、図5に示すように、周壁部16の頂点部18から載置面13に向けて、徐々に幅狭となるように形成されている。凹部20のうち周壁部16に形成された部分は、側面視において、等脚台形状に形成されている。
【0034】
凹部20の大きさに関し、凹部20の寸法は設計仕様や設置環境に応じて適宜選択可能である。例えば、図3に示すように、凹部20の周壁部16からの水平方向に沿った長さ寸法D1は、凹部20の位置における周壁部16と載置面13の中央との間隔D2の半分以下であってもよい。また例えば、凹部20の幅寸法(周壁部16の周方向に沿った寸法、半円の直径)は、外側周壁部19の高さ寸法よりも小さくてもよい。また例えば、凹部20の幅寸法は、内側周壁部17の高さ寸法よりも小さくてもよい。また例えば、凹部20の幅寸法は、載置部12の丸められた角部における半径より小さくてもよい。
【0035】
凹部20の位置に関し、ここでは凹部20は、平面視で略矩形状の周壁部16における少なくとも1つの辺の中間部分に部分的に形成されている。凹部20は、周壁部16における短辺の中間部分に形成されている。ここでは、凹部20は、短辺の中央に形成されているが、凹部20の位置については、設計仕様や設置環境に応じて適宜選択可能である。例えば、短辺の中央からいずれかの長辺側にずれた位置に形成されていてもよい。また、凹部20の形成位置は、短辺とともに、又は、短辺に代えて、長辺であってもよい。
【0036】
本実施形態においては、一対の凹部20が、周壁部16の周方向に沿って対称な位置に形成されている。対称な位置とは、平面視において載置面13の中心を通る線に線対称な位置である。又は対称な位置とは、平面視において載置面13の中心を回転中心として回転対称な位置であってもよい。ここでは、一対の凹部20が、一対の短辺の中央にそれぞれ形成されている。このため、一対の凹部20は、平面視において載置面13の中心を通り短辺に平行な線に線対称な位置に形成されている。また、一対の凹部20は、平面視において載置面13の中心を回転中心として回転対称な位置に形成されている。
【0037】
図5に示すように、凹部20は、長尺部材Lを支持可能に設けられる。例えば、長尺部材Lの中間部が凹部20に差し込まれつつ、凹部20の周縁部に支持されることができることによって、凹部20が長尺部材Lを支持可能とされる。又は、長尺部材Lの中間部が凹部20に差し込まれ、それよりも上端部が凹部20の周縁部に引っ掛かることができることによって、凹部20が長尺部材Lを支持可能とされる。長尺部材Lは、例えば傘又は杖などが想定される。凹部20は、傘又は杖などを差し込み可能な大きさに形成される。凹部20は、傘又は杖におけるハンドル部(グリップ部)を差し込み可能な大きさに形成されてもよい。凹部20は、傘における骨組み部を差し込み可能な大きさに形成されてもよい。凹部20は、杖におけるシャフト部を差し込み可能な大きさに形成されてもよい。長尺部材Lを支持可能な凹部20の幅寸法は、例えば、20ミリメートルから80ミリメートルとされてもよい。
【0038】
載置面13の裏面14のうち凹部20の縁部には、リブ22が設けられている。リブ22は、載置面13の裏面14から下方に突出する。リブ22は、裏面14において凹部20の縁部に沿って延びる。載置面13の裏面14を基準として、リブ22の下端部は、外側周壁部19の下端部と同程度の高さとされる。図7に示すように、リブ22は、載置部12から、なだらかに傾斜していてもよい。
【0039】
内側周壁部17は凹部20によって分断されている。同様に外側周壁部19も凹部20によって分断されている。凹部20の位置において、内側周壁部17と外側周壁部19との間の開口部を塞ぐように連結壁部24が設けられている。連結壁部24は、外側周壁部19と内側周壁部17とをつないでいる。連結壁部24の下側部分24aは、載置面13の裏面14よりも下方に突出している。連結壁部24の下側部分24aは、外側周壁部19の下端部とリブ22とをつないでいる。
【0040】
周壁部16は、上方周壁部と下方周壁部とを備えているととらえることもできる。上方周壁部は、載置面13の周囲を囲う。下方周壁部は、載置面13の裏面14よりも下方に突出するように設けられている。支持脚30によって下方から支持されたときに、下方周壁部が、支持脚30の少なくとも上部の周囲を囲うことが可能に設けられている。ここでは、内側周壁部17と、外側周壁部19の上側部分19cとが上方周壁部である。ここでは、内側周壁部17が上方周壁部の内壁部であり、外側周壁部19の上側部分19cが上方周壁部の外壁部である。以下では、内側周壁部17を内壁部17と称し、外側周壁部19の上側部分19cを外壁部19cと称することがある。またここでは、外側周壁部19の下側部分19dが下方周壁部である。ここでは、下方周壁部は、リブ22を含む。さらにここでは、下方周壁部は、連結壁部24の下側部分24aを含む。外側周壁部19が凹部20によって分断されつつも、下方周壁部が連結壁部24の下側部分24a及びリブ22を含むことによって、外側周壁部19が凹部20によって分断される位置で途切れることなく、ひとつながりに設けられている。下方周壁部は、平面視において、トレー10の外縁に沿って途切れることなく1周連続している。下方周壁部は、平面視におけるトレー10の外縁の輪郭を形成している。
【0041】
トレー10は、金型を用いた一体成形品である。トレー10において、載置面13と周壁部16とが同一材料によって継ぎ目なく形成されている。例えば、トレー10は、樹脂材料などによる一体成形品とされる。例えば、トレー10は、加熱されて軟化したシート状部材が真空成形、プレス成形又は圧空成形などによって金型に押し付けられて形成される。
【0042】
<支持脚30>
支持脚30は、トレー10を支持する。支持脚30の少なくとも上部の周囲が下方周壁部に囲われている。支持脚30は金属を材料に形成されるものとして説明されるが、支持脚30の材料は特に限定されず、樹脂などであってもよい。支持脚30は、棒状フレーム32と、板状フレーム40とを含む。
【0043】
棒状フレーム32は一対設けられる。各棒状フレーム32は、金属製の棒状部材が、横フレーム部分33a、33bと、縦フレーム部分34a、34bとを有する形状に曲げ加工されつつ、両端部が接合されて無端環状とされるなどして形成される。
【0044】
横フレーム部分33a、33bは、主として水平方向に延びる部分である。縦フレーム部分34a、34bは、主として鉛直方向に延びる部分である。横フレーム部分33aは、床面に支持される部分である。横フレーム部分33aは、凹部20の下を避けた位置に設けられる。横フレーム部分33aは、載置部12の長辺方向に延びる。これにより凹部20から下の床面に落ちたゴミを除く際、横フレーム部分33aが邪魔になりにくい。横フレーム部分33bは、載置部12の裏面14に接触して載置部12を支持している。横フレーム部分33bは、水平方向に曲がった形状に形成されている。これにより、トレー10がより安定して横フレーム部分33bに支持される。
【0045】
縦フレーム部分34aは、横フレーム部分33aの一端部と横フレーム部分33bの一端部とをつないでいる。縦フレーム部分34bは、横フレーム部分33aの他端部と横フレーム部分33bの他端部とをつないでいる。ここでは縦フレーム部分34a、34bは、鉛直方向に対して傾いている。
【0046】
一対の棒状フレーム32は、短辺方向に離れて設けられる。一対の棒状フレーム32は、同じ形状に形成されて、逆向きに配置されている。一対の棒状フレーム32は、板状フレーム40によって、連結されている。
【0047】
板状フレーム40は一対設けられる。各板状フレーム40は、取付部41と支持板部44とを有する。ここでは、板状フレーム40は、短辺方向に延びる。板状フレーム40は、金属製の平坦な板状部材の長手方向に沿った中間部分が両端部よりも上方に突出するように曲げ変形されて形成される。板状部材における両端部が取付部41とされ、中間部分が支持板部44とされる。取付部41は、棒状フレーム32に取付けられる。取付部41は横フレーム部分33bと接合(ここでは溶接)されて取付けられている。支持板部44は、載置部12の裏面14に接触して載置部12を支持している。一対の板状フレーム40は長辺方向に間隔をあけて配置される。
【0048】
横フレーム部分33aには、カバー36が取付けられている。カバー36は、横フレーム部分33aと床面との回転を抑制する。カバー36の上面には、溝37が形成されている。当該溝37に横フレーム部分33aが嵌合することによって、カバー36が横フレーム部分33aに取付けられる。カバー36の下面は平坦面とされる。カバー36の当該下面が床面と接することによって、円形外面を有する横フレーム部分33aが床面に対して回転することを抑制する。
【0049】
またカバー36は、支持脚30と床面との横滑りを抑制するものであってもよい。カバー36は、横フレーム部分33aよりも床面との摩擦係数が大きい材料によって形成されていてもよい。例えば、カバー36は、樹脂、ゴム、またはエラストマー等によって形成されていてもよい。
【0050】
物置台100において、支持脚30はトレー10とは別に成形される。別々に設けられたトレー10と支持脚30とが取付けられて物置台100とされる。支持脚30とトレー10とは着脱可能に取付けられているとよい。これにより、トレー10を支持脚30から取り外すことが可能となることによって、トレー10を洗うことも容易となり、清掃性が向上する。ここでは、トレー10と支持脚30とは、ねじ止めされることによって、着脱可能に取付けられている。
【0051】
より詳細には、トレー10には、ねじ受用の台座50が設けられる。台座50は、トレー10における載置部12の裏面14に設けられる。台座50は、載置部12に固定される。台座50は例えば直方体状又は円柱状などに形成される。台座50の上面が載置部12の裏面14に接した状態で例えば接着剤等によって固定されている。台座50のうち上面以外の面(ここでは下面)にねじ穴が形成されている。例えば、台座50は、金属製の雌ねじ部51の周囲に樹脂製の被覆部52が設けられたものであってもよい。被覆部52は雌ねじ部51をインサート部品としてインサート成形されて形成されていてもよい。
【0052】
板状フレーム40のうち台座50に面する部分に貫通孔42が形成されている。貫通孔42は台座50のねじ穴に対応する大きさに形成されている。ここでは、取付部41の一部が台座50に面している。取付部41に貫通孔42が形成されている。板状フレーム40の下面側からねじ54が貫通孔42及び雌ねじ部51に挿通される。そして、ねじ54の雄ねじ部55が雌ねじ部51に締められて、板状フレーム40が台座50とねじ54の頭部56との間に挟まれる。
【0053】
なお、トレー10と支持脚30とは、ねじ止め以外の態様で取付けられていてもよい。例えば、トレー10と支持脚30とはリベットなどによって取付けられていてもよい。また、本例では、ねじ54が鉛直方向に挿入される例が説明されたが、ねじ、リベット等は、水平方向に挿入されてもよい。この場合、リブ22など、下方周壁部の一部に、ねじ、リベット等が挿入される貫通孔が形成されていてもよい。
【0054】
支持脚30は、トレー10を支持する支持部と、支持部から下方に向けて延びる脚部とを有する。支持脚30の支持部は、ここでは、棒状フレーム32における横フレーム部分33bと板状フレーム40における支持板部44である。また支持脚30の脚部は、ここでは、棒状フレーム32における縦フレーム部分34a、34bと横フレーム部分33aである。トレー10において、載置部12の裏面14よりも下方に突出する下方周壁部(ここでは、外側周壁部19の下側部分19d、連結壁部24の下側部分24a及びリブ22)は、少なくとも支持部を隠しているとよい。下方周壁部の下端は、支持部の下面と同じかそれよりも低いとよい。支持脚30における脚部から下の部分が下方周壁部に隠れておらず、見えてもよい。
【0055】
<実施形態の効果等>
以上のように構成された物置台用トレー10及びこれを備える物置台100によると、周壁部16に凹部20が設けられていることによって、載置面13上のゴミを凹部20から落とすことができる。これにより、物置台100の清掃が簡易となり、清掃性が向上する。
【0056】
また、凹部20が、載置面13において水平方向に沿って周壁部16の内周面17aよりも内側に凹むように形成されている。これにより、載置面13上のゴミを周壁部16に沿って移動させつつ、そのまま凹部20を通じて落とすことが容易となる。
【0057】
また、周壁部16からの水平方向に沿った凹部20の長さ寸法は、凹部20の位置における周壁部16と載置面13の中央との間隔の半分以下である。これにより、水平方向に沿って凹部20が長くなることが抑制され、載置機能の低下が抑制される。さらに、トレー10の剛性低下も抑制される。金属、木材などと比べて、剛性の低い樹脂材料で厚みを薄く作っても、凹部20が短い分、トレー10として必要な剛性を確保しやすい。
【0058】
また、トレー10は、金型を用いた一体成形品であり、載置面13と周壁部16とが同一材料によって継ぎ目なくシームレスに形成されている。これにより、載置面13と周壁部16との境にゴミがたまりにくくなる。また、拭き掃除や塵埃などの除去等が行いやすく清掃性に優れている。
【0059】
また、載置面13及び周壁部16が平面視において略矩形状に形成され、凹部20は、平面視で略矩形状の周壁部16における少なくとも1つの辺の中間部分に部分的に形成されている。これにより、凹部20が、略矩形状の周壁部16における角部に形成されたり、1つの辺全体にわたって形成されたりする場合と比べて、トレー10の剛性が低下しにくい。
【0060】
また、載置面13及び周壁部16が平面視においてそれぞれ一対の長辺と一対の短辺を含み、凹部20は、周壁部16における短辺の中間部分に形成されている。これにより、長辺方向に沿って凹部20が形成されていない部分を広く使える。荷物としては、一方に長尺なものも広く使用される。この場合に、載置面13及び周壁部16が平面視で長方形状であることによって、一方に長尺なものを安定して載置しやすい。
【0061】
また、一対の凹部20が、周壁部16の周方向に沿って対称な位置に形成されている。これにより、トレー10を両側から利用しやすい。例えば、物置台100を挟んで、異なる利用者が、自身に近いほうの凹部20を利用するような設置態様についても想定され、ユーザビリティが向上する。
【0062】
また、凹部20が長尺部材Lを支持可能に設けられる。これにより、凹部20を用いて長尺部材Lをトレー10に支持させておくことができる。
【0063】
また、物置台100によると、支持脚30によって、トレー10を所望の高さに支持することができる。なお、支持脚30によって支持されるトレー10の床面からの高さは、如何なる高さであってもよい。例えば、立っている人が利用しやすい高さとなるように、支持脚30によって支持されるトレー10の床面からの高さは、300ミリメートルから900ミリメートルの間のいずれかの値であってもよい。
【0064】
{変形例}
図10は、第1変形例に係る物置台200を示す側面図である。図11は、第1変形例に係る物置台200を示す斜視図である。
【0065】
第1変形例に係る物置台200は、支持脚130に支持脚側トレー46が設けられている点で、上記物置台100とは異なる。
【0066】
支持脚側トレー46は、支持脚130における縦フレーム部分34a、34bの長手方向に沿った中間部分に取付けられている。支持脚130には、縦フレーム部分34a、34bをつなぐ横フレーム部分33cが設けられている。支持脚側トレー46は、横フレーム部分33cに支持されている。支持脚側トレー46は、上記トレー10とは別に設けられている。支持脚側トレー46は、上記トレー10とは異なる形状を有している。支持脚側トレー46は、例えば、金属板を折曲げ加工して形成されてもよい。
【0067】
支持脚側トレー46は、載置部47と下方壁部48と上方壁部49とを有する。載置部47は上記載置部12に対応する矩形状(ここでは一対の短辺及び一対の長辺を有する長方形状)に形成されている。トレー10と、支持脚側トレー46とは、載置部12、47同士が対応する向き(短辺同士が平行となる向き)に取付けられている。下方壁部48は、載置部47における短辺から下方に突出する。下方壁部48には、横フレーム部分33cに支持される溝48aが形成されている。溝48aに横フレーム部分33cが嵌る。上方壁部49は、載置部47の外縁から上方(ここでは斜め上方)に突出する。ここでは上方壁部49は載置部47の長辺のみに設けられている。支持脚側トレー46において、載置部47の短辺全体が凹部であるとみなすことができる。
【0068】
支持脚130における支持脚側トレー46の取付態様は、溝48aに横フレーム部分33cが嵌って支持されるのみであってもよい。支持脚側トレー46は、支持脚130にねじ止めされるなどして、着脱可能に取付けられていてもよい。支持脚側トレー46は、支持脚130に溶接されるなどして、着脱不能に取付けられていてもよい。
【0069】
図12は、第2変形例に係る物置台300を示す分解斜視図である。図13は、第2変形例に係る物置台300を示す分解側面図である。図14は、第2変形例に係る物置台300を示す断面図である。
【0070】
第2変形例に係る物置台300において、支持脚230によるトレー10の支持態様が、上記物置台100における支持脚30によるトレー10の支持態様とは異なる。
【0071】
支持脚230の上部が内側周壁部17と外側周壁部19との間に配置されている。これにより、支持脚230の上部が、下方周壁部に加え、外側周壁部19によっても隠される。従って、トレー10は、内側周壁部17と外側周壁部19との間に支持脚230の上部が配置可能に設けられている。
【0072】
より詳細には、本例の物置台300では、トレー10は支持脚230に載っているだけであり、トレー10と支持脚230とはねじ止め等によって固定されていない。この際、トレー10と支持脚230とは、以下のようにして、異なる2方向(ここでは短辺方向及び長辺方向)に位置決めされている。
【0073】
すなわち、支持脚230には、差込部が設けられている。本例では、差込部として、横フレーム部分33bから上方に突出する一対の縦フレーム部分34c、34dと、一対の縦フレーム部分34c、34dをつなぐ横フレーム部分33dとが設けられている。そして、長辺において、一対の縦フレーム部分34c、34dの上部及び横フレーム部分33dが、外側周壁部19と内側周壁部17との間に配置されている。これにより、トレー10と支持脚230とが短辺方向に位置決めされる。
【0074】
図14に示す例では、横フレーム部分33dが頂点部18まで達していない。つまり、縦フレーム部分34c、34dの高さ寸法が周壁部16の高さ寸法よりも小さく形成されている。そして、載置部12の裏面14が支持板部44に支持された状態で、横フレーム部分33dが周壁部16の高さ方向中間部に位置する。このとき、横フレーム部分33dが外側周壁部19及び内側周壁部17の両方に接しているとよい。これにより、トレー10と支持脚230とが、がたつきにくくなる。もっとも、横フレーム部分33dが外側周壁部19及び内側周壁部17の両方に接していなくてもよい。また、横フレーム部分33dが頂点部18まで達していてもよい。
【0075】
トレー10と支持脚230との長辺方向における位置決めは、板状フレーム40とリブ22とによってなされてもよい。すなわち、板状フレーム40における支持板部44の側端面がリブ22の内周面に接することによって、トレー10と支持脚230とが長辺方向に位置決めされることができる。
【0076】
また、トレー10と支持脚230との長辺方向における位置決めは、横フレーム部分33d又は縦フレーム部分34c、34dと、外側周壁部19とによってなされてもよい。すなわち、横フレーム部分33d又は縦フレーム部分34c、34dが、外側周壁部19のうち短辺の内面又は長辺から短辺に向けて曲がる部分の内面に接することによって、トレー10と支持脚230とが長辺方向に位置決めされることができる。
【0077】
もっとも、トレー10と支持脚230とは、ねじ止め等によって固定されていてもよい。
【0078】
このほか、これまで、凹部20が、載置面13において水平方向に沿って周壁部16の内周面17aよりも内側に凹むように形成されているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。凹部20が水平方向において周壁部16の位置のみに形成されて周壁部16の内側に形成されていなくてもよい。この場合、凹部が周壁部16を完全に分断していていてもよい。凹部が載置面13まで凹み、周壁部16における凹部の位置に載置面13と面一の部分が形成されていてもよい。
【0079】
またこれまで、凹部20の周壁部16からの水平方向に沿った長さ寸法D1は、凹部20の位置における周壁部16と載置面13の中央との間隔D2の半分以下であるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。凹部20の周壁部16からの水平方向に沿った長さ寸法D1は、凹部20の位置における周壁部16と載置面13の中央との間隔D2の半分より大きくてもよい。この場合でも、凹部20は、載置面13の中央まで達していないことが好ましい。
【0080】
またこれまで、載置面13及び周壁部16が平面視において略矩形状に形成され、凹部20は、平面視で略矩形状の周壁部16における少なくとも1つの辺の中間部分に部分的に形成されているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。例えば、上記例では、矩形状が方形状であったが、矩形状は、平行四辺形状や台形状などであってもよい。また例えば、載置面13及び周壁部16が平面視において円形状又は楕円形状などに形成されていてもよい。また例えば、凹部20は、平面視で略矩形状の周壁部16における少なくとも1つの角部に部分的に形成されていてもよい。また、載置面13及び周壁部16の一方又は双方は、平面視において角が丸められている場合に限定されず、角が直角となるように構成されてもよい。
【0081】
またこれまで、載置面13及び周壁部16が平面視においてそれぞれ一対の長辺と一対の短辺を含み、凹部20は、周壁部16における短辺の中間部分に形成されているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。例えば、凹部20は、周壁部16における長辺の中間部分に形成されていてもよい。
【0082】
またこれまで、一対の凹部20が、周壁部16の周方向に沿って対称な位置に形成されているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。例えば、一対の凹部20が周壁部16の周方向に沿って対称でない位置に形成されていてもよい。例えば、長辺に1つの凹部20が形成されると共に、短辺に1つの凹部20が形成されていてもよい。また例えば、凹部20は1つのみ形成されていてもよい。また例えば、凹部20は、3つ以上形成されていてもよい。
【0083】
またこれまで、凹部20が長尺部材Lを支持可能に設けられるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。凹部20は、長尺部材Lを支持不可に設けられてもよい。
【0084】
またこれまで、トレー10が金型を用いた一体成形品であり、載置面13と周壁部16とが同一材料によって継ぎ目なく形成されているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。例えば、載置部12と周壁部16とが別々に成形されて、接着剤、ねじ止め、溶着などによって、接合されていてもよい。
【0085】
またこれまで、物置台100における支持脚30は、床面に静止するものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。支持脚30は、床面を移動可能に設けられていてもよい。この場合、支持脚30は、キャスターなどを含んでいてもよい。またこの場合、物置台100は、カートとして用いられてもよい。
【0086】
またこれまで、物置台100における支持脚30は、床面に対してトレー10を所定の高さに支持するものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。支持脚30は、トレー10の高さを可変に支持可能であってもよい。
【0087】
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
【0088】
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
【符号の説明】
【0089】
10 物置台用トレー
12 載置部
13 載置面
14 裏面
16 周壁部
17 内側周壁部(上方周壁部、内壁部)
18 頂点部
19 外側周壁部
19c 上側部分(上方周壁部、外壁部)
19d 下側部分(下方周壁部)
20 凹部
22 リブ(下方周壁部)
24 連結壁部
24a 下側部分(下方周壁部)
30、130、230 支持脚
32 棒状フレーム
33a、33b 横フレーム部分
34a、34b 縦フレーム部分
36 カバー
40 板状フレーム
46 支持脚側トレー
50 台座
54 ねじ
100、200、300 物置台
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14