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▶ 梶田 壽義の特許一覧

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  • 特許-Aピラー死角エリヤ確認用ミラー 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】Aピラー死角エリヤ確認用ミラー
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/04 20060101AFI20240308BHJP
【FI】
B60R1/04 H
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023135968
(22)【出願日】2023-08-24
【審査請求日】2023-08-24
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】久保田 信也
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-174063(JP,A)
【文献】実開平02-019640(JP,U)
【文献】特開平10-194044(JP,A)
【文献】実開昭48-035052(JP,U)
【文献】実開平03-078646(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 1/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
2個の焦点距離の異なる端を重ね横に並べ接着剤で固定した凸型球面鏡をフロントガラスの中央付近の上部に取付け取外しが可能で取付け後でもAピラー死角エリヤを捕らえる角度にナットの緩締で調節出来る仕組みのブラケットと吸盤の組み合わせで取付け
Aピラー死角エリヤの車の有無を捉え反射の法則により前記Aピラー死角エリヤの車の有無を反射光で前記2個の焦点距離の異なる端を重ね横に並べ接着剤で固定した凸型球面鏡に送り前記凸型球面鏡の鏡像から運転席で容易に確認出来る事を特徴とする
Aピラー死角エリヤ確認用ミラー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
交差点等で安全確認の為一旦停止しAピラーの死角エリヤを確認したい時Aピラー
死角エリヤの確認用ミラーが求められている。
【背景技術】
【0002】
Aピラー死角エリヤの確認用ミラー
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実登3033100号
【文献】特開2003-150038号
【文献】特開2000-6716号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
交差点等で安全確認の為一旦停止しAピラーの死角エリヤを確認したい時、容易に使用
出来るAピラー死角エリヤの確認用ミラーの提供が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
2個の焦点距離の異なる端を重ね横に並べ接着剤で固定した凸型球面鏡をフロントガラスの中央付近の上部に取付け取外しが可能で取付け後でもAピラー死角エリヤを捕らえる角度にナットの緩締で調節出来る仕組みのブラケットと吸盤の組み合わせで取付けAピラー死角エリヤの車の有無を捉え反射の法則により前記Aピラー死角エリヤの車の有無を反射光で前記2個の焦点距離の異なる端を重ね横に並べ接着剤で固定した凸型球面鏡に送り前記凸型球面鏡の鏡像から運転席で容易に確認出来る様にした。
【発明の効果】
【0006】
交差点で安全確認の為一旦停止しAピラーの死角エリヤを確認したい時、フロントガラス
の中央付近の上部に簡単に取り付け角度調整が可能なロック付き吸盤と2個の焦点距離の
異なる凸型球面鏡を組み合わせた形状のAピラー死角エリヤの確認用ミラーに目をやる事に
より死角エリヤの車の有無を確認できる様になった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は運転者の車が交差点で一旦停止して左右確認した時にAピラー死角エリヤが確認しにくい状況とAピラー死角エリヤの確認用ミラーとの関係を現した図
図2図2は運転者の車とAピラー死角エリヤの車の位置を上から見た時の配置関係を光学的に説明した図
図3図3はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態 の断面図
図4図4はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態 の側面図
図5図5はAピラー死角エリヤの確認用ミラーの試作品をフロントガラスに吸盤で取付けた状態の運転席からの写真
図6図6はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態 の側面詳細図
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態を図1図6に基づいて説明する。
【0009】
図1は運転者の車が交差点で一旦停止して左右確認した時にAピラー死角エリヤが
確認しにくい状況とAピラー死角エリヤの確認用ミラーで改善された事を示した図である。
【0010】
図2は運転者の車とAピラー死角エリヤの車両の位置を上から見た時の配置関係を
光学的に説明した図である。
【0011】
図3はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態の断面図
である。
【0012】
図4はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態の側面図
である。
【0013】
図5はAピラー死角エリヤの確認用ミラーの試作品をフロントガラスに吸盤で取付けた状態
の運転席からの写真である。
【0014】
図6はAピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付けた状態の
側面詳細図である。
【実施例
【0015】
図1は、本発明の代表図である。
【産業上の利用可能性】
【0016】
Aピラー死角エリヤの確認用ミラーをフロントガラスに吸盤で取付ける事に
より交差点等で安全確認の為一旦停止時Aピラー死角エリヤの車両の有無を運転席から
容易に確認できる様になった。
【符号の説明】
【0017】
1A 焦点距離の小さい凸型球面鏡
1B 焦点距離の大きい凸型球面鏡
2 吸盤
3 バックミラー
4 フロントガラス
5 Aピラー
6 左折時の死角エリヤを作る建物
7 交差点
8 運転者の手
9 Aピラー、左折時の死角エリヤを作る建物で死角対象の車
10 運転者の目
11 2個の凸型球面鏡と吸盤を接続する角度調整ブラケット
11A 符号11の角度調整範囲
12 右側のドア
13 フロントパネル
14 吸盤固定用押しボタン
15 サイドミラー
16A Aピラーの死角エリヤ内側の線
16B Aピラーの死角エリヤ外側の線
17A 凸型球面鏡に投影されるAピラーの死角エリヤの車の映像の外角の反射角の線
17B 凸型球面鏡に投影されるAピラーの死角エリヤの車の映像の内角の反射角の線
18A 凸型球面鏡に投影されるAピラーの死角エリヤの車の映像の外角の入射角の線
18B 凸型球面鏡に投影されるAピラーの死角エリヤの車の映像の内角の入射角の線
19 凸型球面鏡の焦点距離
20 符号1Aと符号1Bの凸型球面鏡を接着する接着剤
21 Aピラー死角エリヤの確認用ミラーに投影されるAピラー死角エリヤの車の映像
22 ハンドル
23 符号18Bの反射角
23C 符号18Aの反射角
24 符号18Bの入射角
24C 符号18Aの入射角
25 凸型球面鏡の半径
26 フロントガラスB
27 運転者の車
28 Aピラーの死角エリヤの車
29 左折時の死角エリヤを作る建物等:符号6と同じ位置
30 ライト
31A 焦点距離の小さい凸型球面鏡の半径
31B 焦点距離の大きい凸型球面鏡の半径
32 符号11の角度調整ブラケットの接続軸
32A符号32のブラケット接続軸固定ナット
33 吸盤の軸部
33A 吸盤側ブラケットの調整範囲
【要約】
【課題】
交差点で安全確認の為一旦停止しAピラーの死角エリヤを確認したい時容易に使用
出来るAピラー死角エリヤ確認用ミラーの提供。
【解決手段】
フロントガラスの中央付近の上部にロック付き吸盤と2個の凸型球面鏡を組み合わせた
形状を特徴とするAピラー死角エリヤ確認用ミラーを提供する。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6