(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-07
(45)【発行日】2024-03-15
(54)【発明の名称】ウィンドウ制御方法及び装置
(51)【国際特許分類】
E05F 15/77 20150101AFI20240308BHJP
B60J 1/17 20060101ALI20240308BHJP
E05F 15/689 20150101ALI20240308BHJP
【FI】
E05F15/77
B60J1/17 A
E05F15/689
(21)【出願番号】P 2023515129
(86)(22)【出願日】2021-12-07
(86)【国際出願番号】 CN2021136047
(87)【国際公開番号】W WO2022237142
(87)【国際公開日】2022-11-17
【審査請求日】2023-03-03
(31)【優先権主張番号】202110528718.8
(32)【優先日】2021-05-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520150898
【氏名又は名称】シャンハイ コスタル-ホアヤン オートモーティブ エレクトリック カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】523078373
【氏名又は名称】コスタル (シャンハイ) メカトロニック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100130513
【氏名又は名称】鎌田 直也
(74)【代理人】
【識別番号】100074206
【氏名又は名称】鎌田 文二
(74)【代理人】
【識別番号】100130177
【氏名又は名称】中谷 弥一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100161746
【氏名又は名称】地代 信幸
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ フー
(72)【発明者】
【氏名】シェン グアンフェイ
【審査官】野尻 悠平
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-166240(JP,A)
【文献】特開2018-155069(JP,A)
【文献】特開2021-008756(JP,A)
【文献】特開2015-017360(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0167605(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0305176(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0187889(US,A1)
【文献】特開2005-145766(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0054089(KR,A)
【文献】中国特許出願公開第105625857(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 15/689-15/687
15/70-15/79
B60J 1/00-1/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置を制御して選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップと、を含
み、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネルにおいて第1所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネルにおいて第2所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して下降させ、フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップ、を含み、
前記第1所定数は、前記第2所定数と等しくなく、
又は、
前記ウィンドウ制御タッチパネルに第1制御タッチパッドと第2制御タッチパッドとが含まれる場合、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記第1制御タッチパッドを介して送信した、前記所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記第2制御タッチパッドを介して送信した、前記所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して下降させ、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップを含むことを特徴とするウィンドウ制御方法。
【請求項2】
前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、車両の各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含み、
ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーをタッチした有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したと判定し、ユーザの指が前記ウィンドウ選択タッチパネルから離れるときに最後に選択された前記ウィンドウ選択タッチキーに対応するウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウ制御方法。
【請求項3】
前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ全選択タッチキーをさらに含み、
前記ウィンドウ制御方法は、ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置を制御して現在前記所望のウィンドウを制御していることをユーザに提示するステップに進むステップと、
ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信しなかった場合、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のウィンドウ制御方法。
【請求項4】
前記フィードバック装置は、各前記ウィンドウ選択タッチキーと一対一で対応して設けられたウィンドウ選択指示ランプ、および/またはウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ、および/またはウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ、および/または表示装置、および/または音声提示装置および/または振動提示装置を含み、
前記ウィンドウ制御方法は、ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、各前記ウィンドウ選択指示ランプ、および/または前記ウィンドウ上昇操作指示ランプ、および/または前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記表示装置がウィンドウの制御を開始することをユーザに提示する、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生する、および/または振動提示装置が振動するように制御し、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作する有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置を制御して選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示するステップは、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウに対応する前記ウィンドウ選択指示ランプが点灯し、前記所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプが消灯するように制御し、および/または前記ウィンドウ上昇操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記表示装置が選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示する、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生する、および/または振動提示装置が振動するように制御し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記所望のウィンドウに対応する前記ウィンドウ選択指示ランプが点灯し、前記所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプが消灯するように制御し、および/または、ウィンドウの上昇を制御する有効な指令を受信したときに前記ウィンドウ上昇操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または、ウィンドウの下降を制御する有効な指令を受信したときに前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または、前記表示装置が選択された前記所望のウィンドウの情報をユーザに提示し、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生し、および/または振動提示装置が振動するように制御するステップ、を含むことを特徴とする請求項2に記載のウィンドウ制御方法。
【請求項5】
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネル上の第1所定位置で操作するときに送信した、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが前記第1所定位置に対する操作を停止するまで、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネル上の第2所定位置で操作するときに送信された、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが前記第2所定位置に対する操作を停止するまで、前記所望のウィンドウを制御して下降させるステップを含む、ことを特徴とする請求項
1に記載のウィンドウ制御方法。
【請求項6】
ウィンドウ制御装置であって、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行するときに、請求項1から
5のいずれか1項に記載のウィンドウ制御方法のステップを実現するためのプロセッサと、を含む、ことを特徴とするウィンドウ制御装置。
【請求項7】
ユーザ操作タッチパネルをさらに含み、
前記ユーザ操作タッチパネルは、ウィンドウ選択タッチパネルと、ウィンドウ制御タッチパネルと、を含み、
前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含むことを特徴とする請求項
6に記載のウィンドウ制御装置。
【請求項8】
前記ユーザ操作タッチパネルは、矩形板であり、前記ウィンドウ選択タッチパネルの形状は、下向きに凹んだ円形であり、前記ウィンドウ初期選択タッチキーは、前記ウィンドウ選択タッチパネルの円心に設けられ、形状が円形であり、且つ上向きに突起し、各前記ウィンドウ選択タッチキーの形状は、扇形であり、且つ各前記ウィンドウ選択タッチキーからなる円環は、前記ウィンドウ初期選択タッチキーを取り囲み、
前記ウィンドウ制御タッチパネルは、第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドを含み、前記第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドの形状はいずれも下向きに凹んだ方形である、ことを特徴とする請求項
7に記載のウィンドウ制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年05月14日にて中国特許庁に提出された、出願番号が202110528718.8であり、発明名称が「ウィンドウ制御方法及び装置」である中国特許出願の優先権を主張し、その全内容は、援用により本出願に組み込まれる。
【0002】
本発明は、自動車制御の分野に関し、特にウィンドウ制御方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
従来技術では、ウィンドウを制御する場合、通常、ハンドクランクアームでギアを回動させることでウィンドウの上昇または下降を制御し、あるいは、複数のメカニカルキーを用いて複数のリレーと協働し、ユーザが異なるメカニカルキーを操作することで対応するリレーをオン・オフさせることにより、ウィンドウのモータの正転・逆転に対する制御を実現してウィンドウの上昇および下降を制御する。しかし、車両のインテリジェント化の発展により、ハンドクランクアームやメカニカルキーによるウィンドウの制御は、インテリジェント車両の理念と合わないので、如何にウィンドウ制御に対するインテリジェント化を実現するかという課題は早急に解決しなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ユーザがメカニカルキーによってウィンドウを制御することを回避することができるだけでなく、ユーザが所望のウィンドウを制御するときにユーザに提示することができ、ユーザのブラインド操作に便利であり、ユーザの運転のセキュリティ性を保証し、ウィンドウ制御に対するインテリジェント化を向上させる、ウィンドウ制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解決すさるために、本発明は、
ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置を制御して選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップと、を含むウィンドウ制御方法を提供する。
【0006】
好ましくは、前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、車両の各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含み、
ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーをタッチした有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したと判定し、ユーザの指が前記ウィンドウ選択タッチパネルから離れるときに最後に選択された前記ウィンドウ選択タッチキーに対応するウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択するステップと、を含む。
【0007】
好ましくは、前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ全選択タッチキーをさらに含み、
前記ウィンドウ制御方法は、ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置を制御して現在前記所望のウィンドウを制御していることをユーザに提示するステップに進むステップと、
ユーザが前記ウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを前記所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信しなかった場合、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップと、を含む。
【0008】
好ましくは、前記フィードバック装置は、各前記ウィンドウ選択タッチキーと一対一で対応して設けられたウィンドウ選択指示ランプ、および/またはウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ、および/またはウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ、および/または表示装置、および/または音声提示装置および/または振動提示装置を含み、
前記ウィンドウ制御方法は、ユーザが前記ウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、各前記ウィンドウ選択指示ランプ、および/または前記ウィンドウ上昇操作指示ランプ、および/または前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記表示装置がウィンドウの制御を開始することをユーザに提示する、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生する、および/または振動提示装置が振動するように制御し、ユーザが前記ウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置を制御して選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示するステップは、
前記所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウに対応する前記ウィンドウ選択指示ランプが点灯し、前記所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプが消灯するように制御し、および/または前記ウィンドウ上昇操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または前記表示装置が選択された前記所望のウィンドウをユーザに提示する、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生する、および/または振動提示装置が振動するように制御し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させ、前記所望のウィンドウに対応する前記ウィンドウ選択指示ランプが点灯し、前記所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプが消灯するように制御し、および/または、ウィンドウの上昇を制御する有効な指令を受信したときに前記ウィンドウ上昇操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または、ウィンドウの下降を制御する有効な指令を受信したときに前記ウィンドウ下降操作指示ランプが点灯するように制御し、および/または、前記表示装置が選択された前記所望のウィンドウの情報をユーザに提示し、および/または音声提示装置が予め設定されたオーディオを再生し、および/または振動提示装置が振動するように制御するステップ、を含む。
【0009】
好ましくは、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネルにおいて第1所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネルにおいて第2所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して下降させ、フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップ、を含み、
前記第1所定数は、前記第2所定数と等しくない。
【0010】
好ましくは、前記ウィンドウ制御タッチパネルは、第1制御タッチパッドと、第2制御タッチパッドと、を含み、
前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記第1制御タッチパッドを介して送信した、前記所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記第2制御タッチパッドを介して送信した、前記所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して下降させ、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップを含む。
【0011】
好ましくは、前記所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、前記所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、前記フィードバック装置を制御してユーザに前記所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネル上の第1所定位置で操作するときに送信された、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが前記第1所定位置に対する操作を停止するまで、前記所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが前記ウィンドウ制御タッチパネル上の第2所定位置で操作するときに送信した、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが前記第2所定位置に対する操作を停止するまで、前記所望のウィンドウを制御して下降させるステップを含む。
【0012】
上記技術的課題を解決するために、本発明は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行するときに、上記のウィンドウ制御方法のステップを実現するためのプロセッサと、を含むウィンドウ制御装置を提供する。
【0013】
好ましくは、ユーザ操作タッチパネルをさらに含み、
前記ユーザ操作タッチパネルは、ウィンドウ選択タッチパネルと、ウィンドウ制御タッチパネルと、を含み、
前記ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含む。
【0014】
好ましくは、前記ユーザ操作タッチパネルは、矩形板であり、前記ウィンドウ選択タッチパネルの形状は、下向きに凹んだ円形であり、前記ウィンドウ初期選択タッチキーは、前記ウィンドウ選択タッチパネルの円心に設けられ、形状が円形であり、且つ上向きに突起し、各前記ウィンドウ選択タッチキーの形状は、扇形であり、且つ各前記ウィンドウ選択タッチキーからなる円環は、前記ウィンドウ初期選択タッチキーを取り囲み、
前記ウィンドウ制御タッチパネルは、第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドを含み、前記第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドの形状はいずれも下向きに凹んだ方形である。
【0015】
本出願は、ウィンドウ制御方法及び装置を提供し、この方案では、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信した後、選択された所望のウィンドウをユーザに提示し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信した後、選択された所望のウィンドウを制御して上昇または下降させ、ユーザは、メカニカルキーによってウィンドウを制御する必要がなく、フィードバック装置を制御してユーザに現在所望のウィンドウを制御していることを提示することができる。このように、本出願では、ユーザがメカニカルキーによってウィンドウを制御することを回避することができるだけでなく、ユーザが所望のウィンドウを制御するときにユーザに提示することができ、ユーザのブラインド操作に便利であり、ユーザの運転のセキュリティ性を保証し、ウィンドウ制御に対するインテリジェント化を向上させる。
【0016】
本発明の実施例における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、従来技術および実施例に使用される必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の記載における図面は、本発明のいくつかの実施例のみであり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしない前提で、これらの図面に応じて他の図面を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明によるウィンドウ制御方法の概略フローチャートである。
【
図2】本発明によるウィンドウ制御装置の具体的な構造模式図である。
【
図3】本発明によるウィンドウ制御装置の構造模式図である。
【
図4】本発明によるユーザ操作タッチパネルの模式図である。
【
図5】本発明による別のユーザ操作タッチパネルの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、ユーザがメカニカルキーによってウィンドウを制御することを回避することができるだけでなく、ユーザが所望のウィンドウを制御するときにユーザに提示することができ、ユーザのブラインド操作に便利であり、ユーザの運転のセキュリティ性を保証し、ウィンドウ制御に対するインテリジェント化を向上させる、ウィンドウ制御方法及び装置を提供することを核心とする。
【0019】
本発明実施例の目的、技術案および利点をより明瞭にさせるために、以下、本発明実施例における図面を結合して本発明実施例における技術案を明瞭で完全に記載し、明らかに、記載された実施例は本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働をしない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0020】
本発明によるウィンドウ制御方法の概略フローチャートである
図1を参照し、当該方法は、以下のステップを含む。
ステップS11:ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断する。
本実施例では、出願人は、従来技術におけるハンドクランクアームおよびメカニカルキーを、ウィンドウ選択タッチパネルおよびウィンドウ制御タッチパネルに置き換え、ユーザは、ウィンドウ選択タッチパネルおよびウィンドウ制御タッチパネルをタッチすることで、所望のウィンドウを選択すること、および所望のウィンドウを制御することを実現し、ウィンドウ制御に対するインテリジェント化を実現することができる。
【0021】
具体的には、プロセッサ2はまず、ユーザが所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否か、即ち、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルをタッチしたか否かを判断し、これにより、制御したいウィンドウを選択する。プロセッサ2には、情報収集モジュール21、判断モジュール22、および中央処理モジュール23が設けられ、情報収集モジュール21は、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルをタッチするときにユーザのタッチによる信号を収集することができ、判断モジュール22は、情報収集モジュール21によって収集されたタッチ信号を判断し、これにより、ユーザが意図せずにウィンドウ選択タッチパネルをタッチしたのか、それともウィンドウを制御したいからウィンドウ選択タッチパネルをタッチしたのかを判定し、ユーザが誤ってタッチしたためにウィンドウを誤って制御することを回避し、ユーザによって送信された所望のウィンドウを選択する指令が有効な指令であると判断モジュール22によって判定された場合、中央プロセッサ2は、ユーザによるウィンドウ選択タッチパネルのタッチに基づいて、ユーザによって選択された所望のウィンドウを確定し、即ち、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したと判定することができる。
図2は、本発明によるウィンドウ制御装置の具体的な構造模式図である
図2を参照されたい。
【0022】
ステップS12:所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置3を制御して選択された所望のウィンドウをユーザに提示し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断する。
所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したと判定した後、まず、フィードバック装置3を制御して現在選択された所望のウィンドウをユーザに提示することにより、ユーザが運転位置にいるときに、ユーザは、視線を前方の路線からウィンドウ選択タッチパネルに移動する必要がなく、選択された所望のウィンドウが正確であるか否かを判定することができ、ユーザの運転のセキュリティが保証される。
【0023】
なお、さらにユーザが所望のウィンドウを制御するか否かを判断する必要があり、それに応じて、情報収集モジュール21は、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルをタッチするときにユーザのタッチによる信号を収集することができ、判断モジュール22は、情報収集モジュール21によって収集されたタッチ信号を判断し、これにより、ユーザが意図せずにウィンドウ選択タッチパネルをタッチしたのか、それともウィンドウを制御したいからウィンドウ選択タッチパネルをタッチしたのかを判定し、ユーザが誤ってタッチしたためにウィンドウを誤って制御することを回避し、ユーザによって送信された、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する指令が有効な指令であると判断モジュール22によって判定された場合、中央プロセッサ2は、ユーザによるウィンドウ制御タッチパネルのタッチに基づいて、ユーザが所望のウィンドウの上昇または下降を制御したいことを確定し、即ち、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したと判定することができる。
【0024】
S13:所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示する。
【0025】
ユーザによって送信された、所望のウィンドウの上昇を制御する有効な指令を受信したときに、所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザによって送信された、所望のウィンドウの下降を制御する有効な指令を受信したときに、所望のウィンドウを制御して下降させる。
【0026】
なお、さらにフィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示することにより、ユーザが運転位置にいるときに、視線を前方の道路からウィンドウ制御タッチパネルに移動する必要がなく、所望のウィンドウの制御が正確であるか否かを判定することができ、ユーザの運転のセキュリティが保証される。
【0027】
本出願では、所望のウィンドウの上昇または下降を制御するときに、いずれも所望のウィンドウに接続されたモータ4を順方向または逆方向に回転するように制御することによって、モータ4が所望のウィンドウを駆動して上昇または下降させることに注意すべきである。
【0028】
上述のように、本出願では、ユーザがメカニカルキーによってウィンドウを制御することを回避することができるだけでなく、ユーザが所望のウィンドウを制御するときにユーザに提示することができ、ユーザのブラインド操作に便利であり、ユーザの運転のセキュリティ性を保証し、ウィンドウ制御に対するインテリジェント化を向上させる。
【0029】
上記実施例を基礎とし、
好ましい実施例として、ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、車両の各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含み、
ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップは、
ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザがウィンドウ選択タッチキーをタッチした有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザがウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信したと判定し、ユーザの指がウィンドウ選択タッチパネルから離れるときに最後に選択されたウィンドウ選択タッチキーに対応するウィンドウを所望のウィンドウとして選択するステップと、を含む。
【0030】
出願人は、ユーザによるウィンドウ選択タッチキーの誤操作をさらに回避することを考慮し、本出願におけるウィンドウ選択タッチパネルにはウィンドウ初期選択タッチキーがさらに設けられ、ユーザは、まず、ウィンドウ初期選択タッチキーを操作することで、各ウィンドウ選択タッチキーをウェイクすることができ、ユーザはさらに所望のウィンドウに対応するウィンドウ選択タッチキーを操作することで、所望のウィンドウを選択できる。本出願では、ウィンドウ初期選択タッチキーに対する操作はタッチ、または押圧であってもよいが、これらに限定されず、ウィンドウ選択タッチキーに対する操作もタッチ、または押圧であってもよいが、これらに限定されない。
【0031】
なお、出願人は、ユーザがウィンドウを制御する場合、ユーザのブラインド操作を容易にさせる、即ち、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルを直視する必要がなく、ウィンドウ選択タッチパネルを操作することで所望のウィンドウを選択することができるようにすることを考慮し、ウィンドウ初期選択タッチキーについて、上向きに突起したタッチキーとして設計することができ、形状が扇形である各ウィンドウ選択タッチキーからなる円環は、ウィンドウ初期選択タッチキーを取り囲むことができ、ユーザは、ウィンドウ初期選択タッチキーをタッチすることで各ウィンドウ選択タッチキーの位置を確定することにより、所望のウィンドウを正確に選択することができ、例えば、ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを操作した後、ウィンドウ初期選択タッチキーから、制御したいウィンドウに対応するウィンドウ選択タッチキーの位置にスライドすることで、当該ウィンドウを所望のウィンドウとして選択することができる。
【0032】
なお、出願人は、ユーザが複数のウィンドウ選択タッチキーを同時に操作する可能性があることを考慮し、この場合、ユーザの指がウィンドウ選択タッチパネルから離れるときに最後に選択されたウィンドウ選択タッチキーに対応するウィンドウを所望のウィンドウとして選択することにより、その後でこの所望のウィンドウを制御する。即ち、ユーザが円環を構成する複数のウィンドウ選択タッチキーを時計回りまたは反時計回りにスライドするときに、最終的に停止する位置にあるウィンドウ選択タッチキーに対応するウィンドウが、所望のウィンドウである。
【0033】
好ましい実施例として、ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ全選択タッチキーをさらに含み、
ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに、
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、ユーザがウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信したか否かを判断するステップと、
ユーザがウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御して現在所望のウィンドウを制御していることをユーザに提示するステップに進みステップと、
ユーザがウィンドウ全選択タッチキーを介して送信した、全てのウィンドウを所望のウィンドウとして選択する有効な指令を受信しなかった場合、ユーザのウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップと、を含む。
【0034】
本出願におけるウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ全選択タッチキーをさらに含むと、ユーザが全てのウィンドウを同時に制御したい場合に、ウィンドウを選択するときに、ウィンドウ全選択タッチキーを操作するだけで、全てのウィンドウを制御することができる。例えば、押圧、またはタッチであり、本出願は、これを限定しない。
【0035】
なお、ウィンドウ全選択タッチキーはウィンドウ初期選択タッチキーの再利用であってもよく、例えば、ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを操作する時間が3秒以上である場合、ユーザが全てのウィンドウを所望のウィンドウとして選択することが挙げられ、本出願は、具体的な操作方式を限定しない。
【0036】
好ましい実施例として、フィードバック装置3は、各ウィンドウ選択タッチキーと一対一で対応して設けられたウィンドウ選択指示ランプ31、および/またはウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ32、および/またはウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ33、および/または表示装置34、および/または音声提示装置35および/または振動提示装置36を含み、
ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを介して送信した、ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信したか否かを判断した後、さらに
ウィンドウの選択を開始する有効な指令を受信すると、各ウィンドウ選択指示ランプ31、および/またはウィンドウ上昇操作指示ランプ32、および/またはウィンドウ下降操作指示ランプ33が点灯するように制御し、および/または表示装置34がウィンドウに対する制御を開始することをユーザに提示し、および/または音声提示装置35がプリセットオーディオを再生し、および/または振動提示装置36が振動するように制御し、ユーザがウィンドウ選択タッチキーを操作した有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、フィードバック装置3を制御して選択された所望のウィンドウをユーザに提示するステップは、
所望のウィンドウを選択する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプ31が点灯し、所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプ31が消灯するように制御し、および/またはウィンドウ上昇操作指示ランプ32が点灯するように制御し、および/またはウィンドウ下降操作指示ランプ33が点灯するように制御し、および/または表示装置34が選択された所望のウィンドウをユーザに提示し、および/または音声提示装置35が予め設定されたオーディオを再生し、および/または振動提示装置36が振動するように制御し、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを介して送信した、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信したか否かを判断するステップに進むステップを含み、
所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させ、所望のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプ31が点灯し、所望のウィンドウ以外のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプ31が消灯するように制御し、および/またはウィンドウの上昇を制御する有効な指令を受信したときにウィンドウ上昇操作指示ランプ32が点灯するように制御し、および/またはウィンドウの下降を制御する有効な指令を受信したときにウィンドウ下降操作指示ランプ33が点灯するように制御し、および/または表示装置34が選択された所望のウィンドウの情報をユーザに提示し、および/または音声提示装置35が予め設定されたオーディオを再生し、および/または振動提示装置36が振動するように制御するステップを含む。
【0037】
本出願におけるフィードバック装置3は、各ウィンドウ選択タッチキーと一対一で対応して設けられたウィンドウ選択指示ランプ31、ウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ32、ウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ33、表示装置34、音声提示装置35および振動提示装置36の1つまたは複数の組み合わせが設けられてもよいが、これらに限定されない。
【0038】
例えば、各ウィンドウ選択指示ランプ31が、対応するウィンドウ選択タッチキーの下方に設けられてもよく、ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを操作した後、全てのウィンドウ選択指示ランプ31がいずれも点灯し、ウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ32、およびウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ33も点灯し、表示装置34が、ウィンドウに対する制御を開始することをユーザに提示し、音声提示装置35が予め設定されたオーディオを再生し、振動提示装置36が振動し、これにより、ユーザは、ウィンドウ初期選択タッチキーを直視する必要がなく、ウィンドウ初期選択タッチキーに対する現在の操作が有効であると判断することができる。
【0039】
ユーザがウィンドウ選択タッチキーを操作した後、当該所望のウィンドウに対応するウィンドウ指示ランプのみが点灯し、ウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ32、およびウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ33も点灯し、表示装置34が選択されたウィンドウをユーザに提示し、音声提示装置35が予め設定されたオーディオを再生し、振動提示装置36が振動し、これにより、ユーザは、ウィンドウ選択タッチキーを直視する必要がなく、ウィンドウ選択タッチキーに対する現在の操作が有効であると判断することができる。
【0040】
ユーザが所望のウィンドウの上昇を制御する場合、当該所望のウィンドウに対応するウィンドウ選択指示ランプ31が点灯し、ウィンドウ上昇操作指示ランプ32が点灯し、表示装置34が所望のウィンドウを制御していることをユーザに提示し、音声提示装置35が予め設定されたオーディオを再生し、振動提示装置36が振動し、これにより、ユーザは、ウィンドウ制御タッチパネルを直視する必要がなく、所望のウィンドウに対する現在の制御が有効であると判断することができ、ユーザの運転のセキュリティ性を向上させる。
【0041】
無論、本出願におけるウィンドウ選択指示ランプ31、ウィンドウの上昇制御に対応するウィンドウ上昇操作指示ランプ32、ウィンドウの下降制御に対応するウィンドウ下降操作指示ランプ33は、3つの原色を組み合わせて画像を形成するSmart RGB LED(smart-Red Green Blue-Light-Emitting Diode、スマートカラーシステム発光ダイオード)であってもよいが、これに限定されなく、異なる色を表示可能であり、且つユーザの設定に基づいてそれぞれの発光の色を変更することができる。プロセッサ2は、ユーザがウィンドウ初期選択タッチパネルを介して送信した有効な信号を受信した後、各ウィンドウ選択指示ランプ31を順番に点灯することで、マーキーの効果を示してもよいし、直接に各ウィンドウ選択指示ランプ31を同時に点灯してもよく、本出願はこれを限定しない。
【0042】
なお、表示装置34は、車両内の大画面であってもよく、本出願はこれを限定しない。
【0043】
本出願では、音声提示装置35から発生するオーディオは、ユーザの設定に応じて変更可能であり、振動提示装置36が振動する周波数、振幅または加速度もユーザの設定に基づいて変更可能である。
【0044】
なお、音声提示装置35および振動提示装置36は、ユーザがウィンドウ選択操作パネルおよびウィンドウ制御操作パネルをタッチするときに、ユーザがウィンドウ選択操作パネルおよびウィンドウ制御操作パネルから離れるまで、音声および振動の提示を持続することができる。
【0045】
表示装置34は、ユーザがウィンドウ選択操作パネルおよびウィンドウ制御操作パネルを操作するときに、ユーザが所望のウィンドウを操作している画面を持続的に表示し、ユーザがウィンドウ選択操作パネルおよびウィンドウ制御操作パネルから離れるまで、例えば、移動方向および現在位置などのウィンドウの現在の状態を更新してもよい。
【0046】
好ましい実施例として、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザのウィンドウ制御タッチパネルにおいて第1所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザのウィンドウ制御タッチパネルにおいて第2所定数の指で操作する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して下降させ、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップを含み、第1所定数は、第2所定数と等しくない。
【0047】
本実施例では、ユーザが第1所定数の指でウィンドウ制御タッチパネルにおいて操作すると、所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザは、第2所定数の指でウィンドウ制御タッチパネルにおいて操作すると、所望のウィンドウを制御して下降させる。例えば、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを2本の指で上から下へスライドするときに、所望のウィンドウを制御して最高点まで上昇させ、ユーザがウィンドウ制御タッチパネルを1本の指で上から下にスライドするときに、所望のウィンドウを制御して最低点まで下降させ、所望のウィンドウに対する制御を実現できる限り、本出願はこれを限定しない。
【0048】
なお、ウィンドウ制御タッチパネルには2つのスライド溝を設けてもよく、ユーザは1本または2本の指を2つのスライド溝においてスライドさせることで、所望のウィンドウに対する制御を実現することができる。
【0049】
好ましい実施例として、ウィンドウ制御タッチパネルは、第1制御タッチパッドと、第2制御タッチパッドと、を含み、
所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザが第1制御タッチパッドを介して送信した、所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザが第2制御タッチパッドを介して送信した、所望のウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して下降させ、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップを含む。
【0050】
本出願では、第1制御タッチパッドおよび第2制御タッチパッドを設け、且つ、第1制御タッチパッドが所望のウィンドウの上昇に対応し、第2制御タッチパッドが所望のウィンドウの下降に対応すると、ユーザは、第1制御タッチパッドにおいて操作するときに所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザは、第2制御タッチパッドにおいて操作するときに、所望のウィンドウを制御して下降させ、ユーザの操作を便利にさせる。
【0051】
具体的には、例えば、ユーザが第1制御タッチパッドにおいて下から上にスライドするときに、所望のウィンドウが最高点まで上昇するように制御し、ユーザが第2制御タッチパッドにおいて上から下にスライドするときに、所望のウィンドウが最低点まで下降するように制御することが挙げられ、本出願では、第1制御タッチパッド、第2制御タッチパッドにおける操作ジェスチャおよび操作方向を限定しない。
【0052】
なお、本出願における第1制御タッチパッド、第2制御タッチパッドにはそれぞれ、上向きを指示するビーコン、または下向きを指示するビーコンが設けられることができ、これにより、ユーザがウィンドウの上昇または下降を制御するのに便利である。
【0053】
なお、ユーザがウィンドウ選択タッチパネルをタッチした後、指を直接に第1制御タッチパッドまたは第2制御タッチパッドにスライドすることで、所望のウィンドウの上昇または下降を制御することができるようにしてもよい。
【0054】
好ましい実施例として、所望のウィンドウの上昇または下降を制御する有効な指令を受信すると、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させるとともに、フィードバック装置3を制御してユーザに所望のウィンドウを制御していることを提示するステップは、
ユーザがウィンドウ制御タッチパネル上の第1所定位置で操作するときに送信された、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが第1所定位置で操作を停止するまで、所望のウィンドウを制御して上昇させ、ユーザがウィンドウ制御タッチパネル上の第2所定位置で操作するときに送信された、ウィンドウを制御する有効な指令を受信すると、ユーザが第2所定位置で操作を停止するまで、所望のウィンドウを制御して下降させるステップを含む。
【0055】
本出願は、ユーザがウィンドウをさらに制御しやすくするために、ウィンドウ制御タッチパネル上に第1所定位置および第2所定位置が設定されているとよい。ユーザは、ウィンドウ制御タッチパネル上の第1所定位置で操作することで、ユーザが第1所定位置で操作を停止するまで、所望のウィンドウを制御して上昇させることができ、ユーザは、ウィンドウ制御タッチパネル上の第2所定位置で操作することで、ユーザが第2所定位置で操作を停止するまで、所望のウィンドウを制御して下降させることができる。
【0056】
例えば、ウィンドウ制御タッチパネルに2つのスライド溝を設けてもよく、ユーザは1本または2本の指で2つのスライド溝内をスライドすることで、所望のウィンドウに対する制御を実現することができ、各スライド溝の中間位置に1本の稜線を設け、稜線の上方が第1所定位置であり、稜線の下方が第2所定位置であることにより、ユーザが便利に操作できる。2つのスライド溝のそれぞれに矢印を示すビーコンを1つ設けてもよく、上方向、下方向をそれぞれ指示し、上方向を指示するビーコンがある位置は、第1所定位置であってもよく、下方向を指示するビーコンがある位置は、第2所定位置であってもよい。
【0057】
さらに、例えば、ウィンドウ制御タッチパネルに、第1制御タッチパッドおよび第2制御タッチパッドを設けてもよく、第1所定位置が第1制御タッチパッドに設けられ、第2所定位置が第2制御タッチパッドに設けられることにより、ユーザが便利に操作できる。
【0058】
具体的に、ユーザが第1所定位置または第2所定位置をクリックする場合、例えば、押圧時間が1秒未満である場合に、所望のウィンドウが予め設定された単位距離だけ上昇または下降するように制御し、ユーザが第1所定位置または第2所定位置を押圧する時間が1秒を超える場合、ユーザが第1所定位置または第2所定位置への押圧を停止するまで、所望のウィンドウを制御して上昇または下降させる。
【0059】
なお、本出願では、ユーザは、第1所定位置または第2所定位置で操作する場合、第1所定位置または第2所定位置を押圧、またはタッチすることができ、本出願は、具体的な操作方式を限定しない。
【0060】
本発明によるウィンドウ制御装置の構造模式図である
図3を参照し、当該装置は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ5と、
コンピュータプログラムを実行するときに、上記のようなウィンドウ制御方法のステップを実現するためのプロセッサ2と、を含む。
【0061】
本発明によって提供されるウィンドウ制御装置の紹介について、上記の方法実施例を参照されたい。本発明はここで贅言しない。
【0062】
好ましい実施例として、ユーザ操作タッチパネル1をさらに含み、
ユーザ操作タッチパネル1は、ウィンドウ選択タッチパネルと、ウィンドウ制御タッチパネルと、を含み、
ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーと、を含む。
【0063】
本実施例におけるユーザ操作タッチパネル1にはウィンドウ選択タッチパネルおよびウィンドウ制御タッチパネルが設けられ、ウィンドウ選択タッチパネルは、ウィンドウ初期選択タッチキーと、各ウィンドウと一対一で対応するウィンドウ選択タッチキーとを含むことにより、対応する指令を受信するのに便利であり、ユーザが操作するのに便利である。
【0064】
なお、本出願におけるユーザ操作タッチパネル1は、プロセッサ2に接続され、これにより、ユーザが対応する指令を受信して所望のウィンドウを制御するのに便利である。
【0065】
なお、ユーザ操作タッチパネル1の表面の色は、自動車の内部の装飾スタイルに応じて決められてもよく、ユーザ操作タッチパネル1の材質は実際の木材製であってもよいが、これに限定されない。本出願はこれを限定しない。
【0066】
好ましい実施例として、ユーザ操作タッチパネル1は、矩形板であり、ウィンドウ選択タッチパネルの形状は、下向きに凹んだ円形であり、ウィンドウ初期選択タッチキーは、ウィンドウ選択タッチパネルの円心に設けられ、形状が円形であり、且つ上向きに突起し、各ウィンドウ選択タッチキーの形状は扇形であり、且つ各ウィンドウ選択タッチキーからなる円環はウィンドウ初期選択タッチキーを取り囲み、
ウィンドウ制御タッチパネルは、第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドを含み、第1制御タッチパッドおよび/または第2制御タッチパッドの形状はいずれも下向きに凹んだ方形である。
【0067】
本実施例におけるユーザ操作タッチパネル1は、矩形板であり、ウィンドウ選択タッチパネルの形状は、下向きに凹んだ円形であり、ウィンドウ初期選択タッチキーは、ウィンドウ選択タッチパネルの円心に設けられ、形状が円形であり、且つ上向きに突起することにより、ユーザがウィンドウ初期選択タッチキーを容易にタッチし、ユーザがブラインド操作するのに便利であり、各ウィンドウ選択タッチキーの形状は扇形であり、各ウィンドウ選択タッチキーからなる円環はウィンドウ初期選択タッチキーを取り囲むことにより、ユーザが対応するウィンドウ選択タッチキーに指をスライドするのが便利になる。
【0068】
例えば、車両に4つのウィンドウがある場合、4つのウィンドウ選択タッチパネルはそれぞれ、ウィンドウ初期選択モジュールの左上方、即ち、運転者の位置に対応するウィンドウに位置し、ウィンドウ初期選択モジュールの右上方、即ち、助手席の位置に対するウィンドウに位置し、ウィンドウ初期選択モジュールの左下方、即ち、運転者の後ろの位置に対応するウィンドウに位置し、ウィンドウ初期選択モジュールの右下方、即ち、助手席の後ろの位置に対応するウィンドウに位置する。デザインはモダンで簡単であり、ユーザのニーズを満たす。
【0069】
図4および
図5を参照し、
図4は、本発明によるユーザ操作タッチパネルの模式図であり、
図5は、本発明による別のユーザ操作タッチパネルの模式図である。
【0070】
図4における上半分の円形は、ウィンドウ選択タッチパネルであり、破線で分割された4つの扇形はそれぞれ4つのウィンドウ選択タッチキーであり、4つのウィンドウ選択タッチキーからなる円環中心にある円形キーは、ウィンドウ初期選択タッチキーであり、
図4における下半分の方形は、ウィンドウ制御タッチパネルであり、破線で2つのスライド溝に分割されていると見なすことができ、ユーザは、1本または2本の指で2つのスライド溝においてスライドすることで、ウィンドウを制御することができる。
【0071】
図5における中間部分の円形は、ウィンドウ選択タッチパネルであり、破線で分割された4つの扇形はそれぞれ4つのウィンドウ選択タッチキーであり、4つのウィンドウ選択タッチキーからなる円環中心にある円形キーは、ウィンドウ初期選択タッチキーであり、
図5における上下の方形は、ウィンドウ制御タッチパネル、即ち、第1制御タッチパッドおよび第2制御タッチパッドであり、ユーザは、第1制御タッチパッドにおいてスライドすることで、ウィンドウを制御して上昇させ、第2制御タッチパッドにおいてスライドすることで、ウィンドウを制御して下降させることができる。
【0072】
なお、本明細書では、「第一」及び「第二」などの関係用語は、エンティティまたは動作を、別のエンティティまたは動作と区別するためにのみ使用されるものであり、必ずしも、これらのエンティティまたは動作の間にこのような実際の関係または順位が存在することを要求または暗示するものではない。さらに、「含む」、「包含する」という用語、またはそれらの他の任意の変形は、非排他的な包含を含むことを意味する。これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品またはデバイスは、それらの要素だけでなく、明示的にリストされていない他の要素、または、そのようなプロセス、方法、物品またはデバイス内に固有の要素を含む。さらなる制限なしに、「・・・を1つ含む」という文によって限定された要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品またはデバイスにおける追加の同一の要素の存在を排除しない。
【0073】
開示された実施例に対する上記の説明により、当業者が本発明を実現または使用することを可能にする。これらの実施例に対する様々な補正は、当業者にとって明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本発明の精神または範囲を逸脱することなく、他の実施例において実現することができる。したがって、本発明は、本明細書に示されたこれらの実施例に限定されず、本明細書に開示された原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が認められるべきである。