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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-08
(45)【発行日】2024-03-18
(54)【発明の名称】発信機
(51)【国際特許分類】
   G08B 17/00 20060101AFI20240311BHJP
【FI】
G08B17/00 H
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019199552
(22)【出願日】2019-11-01
(65)【公開番号】P2021072013
(43)【公開日】2021-05-06
【審査請求日】2022-10-14
(73)【特許権者】
【識別番号】000003403
【氏名又は名称】ホーチキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079359
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 進
(72)【発明者】
【氏名】外村 賢昭
【審査官】石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-060580(JP,A)
【文献】特開2017-211910(JP,A)
【文献】登録実用新案第3166560(JP,U)
【文献】特開2011-165114(JP,A)
【文献】特開2012-108864(JP,A)
【文献】特開2009-075842(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護プレートの押し込み操作により押し釦スイッチがオンする発信機であって、
前記保護プレートの押圧操作面粘着層が設けられたことを特徴とする発信機。
【請求項2】
保護プレートの押し込み操作により押し釦スイッチがオンする発信機であって
前記保護プレートの押圧操作面に、操作者が異なる複数方向から見た場合に、異なった表示内容が見える表示部が設けられ、
前記表示部は、前記操作者が所定の第1方向から見た場合に、所定の操作ガイダンスが表示され前記操作者が前記第1方向とは異なる所定の第2方向から見た場合に、前記操作ガイダンスとは異なる画像が表示されるように構成されたことを特徴とする発信機。
【請求項3】
請求項記載の発信機であって、前記第1方向は、前記操作者が前記表示部を上側から略斜め下向きに見る方向とし、前記第2方向は、前記操作者が前記表示部を下側から略斜め上向きに見る方向とするように前記表示部が構成されたことを特徴とする発信機。
【請求項4】
請求項記載の発信機であって、前記表示部、前記操作者が前記第2方向から見た場合に、不快生物の画像が表示されことを特徴とする発信機。
【請求項5】
請求項2乃至4の何れかに記載の発信機であって、前記表示部は、レンチキュラーシートであることを特徴とする発信機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動火災報知設備に用いられる発信機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動火災報知設備にあっては、火災受信機から引き出された感知器回線に火災感知器を接続すると共に発信機を接続している。発信機は警戒区域の廊下等の壁面に設置されており、赤い円盤状の発信機本体に開口した取付穴に透明アクリル等で作られた保護プレートが配置されており、火災時には保護プレートの押し込みにより、その背後に配置した押し釦スイッチをオン操作し、これにより火災通報信号が火災受信機に送信され、火災警報を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-060580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の発信機を備えた自動火災報知設備にあっては、悪戯等により火災発信機が押されることが頻繁にあり、その度に安全を確認したり、消防機関に悪戯であることを説明したりするといった対処を必要とし、その対策に苦慮している状況にある。
【0005】
このような悪戯による発信機の操作を防止するため、悪戯防止カバー等を設けることが考えられているが、法令に定められている発信機の操作上支障となる障害物に該当する恐れがあるため、関係機関に特別な申請を行って、障害物にかかる規定の適用除外を受けなければならず、適用除外が受けられない場合には、悪戯防止カバー等を設けることができない問題がある。
【0006】
本発明は、操作機能を損なうことなく、簡単な構成により、悪戯等による操作を抑制防止可能とする発信機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(発信機:1)
本発明は、保護プレートの押し込み操作により押し釦スイッチがオンする発信機であって、
保護プレートの押圧操作面粘着層が設けられたことを特徴とする。

【0008】
(発信機:2)
本発明は、保護プレートの押し込み操作により押し釦スイッチをオン操作がオンする発信機であって、
保護プレートの押圧操作面に、操作者が異なる複数方向から見た場合に、異なった表示内容が見える表示部が設けられ、
前記表示部は、前記操作者が所定の第1方向から見た場合に、所定の操作ガイダンスが表示され、前記操作者が前記第1方向とは異なる所定の第2方向から見た場合に、前記操作ガイダンスとは異なる画像が表示されるように構成されたことを特徴とする。
【0009】
(表示部を見る方向)
第1方向は、操作者が表示部を上側から略斜め下向きに見る方向とし、第2方向は、操作者が表示部を下側から略斜め上向きに見る方向とするように表示部が構成される。

【0010】
(第2方向から見た表示部)
表示部は、操作者が第2方向から見た場合に、不快生物の画像が表示される。
【0011】
(レンチキュラーシート)
表示部は、レンチキュラーシートである。
【発明の効果】
【0013】
(基本的な効果)
本発明は、保護プレートの押し込みにより押し釦スイッチをオン操作する発信機に於いて、保護プレートの押圧操作面に、触覚及び又は視覚により操作者に違和感を想起させる形態が設けられたため、発信機を悪戯により操作しようすると、保護プレートの感触や表示から通常の操作では予測できない違和感があり、悪戯による操作を躊躇させることが可能となり、従来の悪戯防止カバーのように発信機を覆う必要がないことから操作性は何ら妨げられず、不審者や子供等による悪戯による操作を思いとどまらせて抑制防止することを可能とする。
【0014】
また、視覚により操作者に違和感を想起させる形態は、保護プレートの押圧操作面に、操作者が指で押すことを躊躇させる形態が表示されているため、保護プレートの表示から強い違和感を受けることで、悪戯による操作を思いとどまらせることを可能とする。特に、子供が悪戯しようとする場合には、強い不安感を与えることで、悪戯による操作を思いとどまらせることを可能とする。
【0015】
(立体視の形態による効果)
また、保護プレートの押圧操作面に、視覚により操作者に違和感を想起させる形態が立体視されるように表示されているため、悪戯により操作しようとした場合、例えば、立体表示されたゴキブリやクモ等を見て本物と勘違いして驚き、本物でないことがわかっても強い違和感や不安感が残ることで、それ以上操作しようとする気持ちを失わせ、悪戯による操作を抑制可能とする。
【0016】
(レンチキュラーシートによる効果)
また、保護プレートの押圧操作面に、異なる複数方向から見た場合に、異なった表示内容が見えるレンチキュラーシートが設けられ、レンチキュラーシートは、所定の第1方向から見た場合に、所定の操作ガイダンスが見え、第1方向とは異なる所定の第2方向から見た場合に、視覚により操作者に違和感を想起させる形態が見えるように構成されたため、発信機を見る方向により保護プレートに表示している「強く押す」といった操作ガイダンスが見え、また、別の方向から見ると視覚により操作者に違和感を想起させる形態が見え、発信機の操作機能を損なうことなく悪戯による操作を抑制可能とする。
【0017】
(レンチキュラーシートを見る方向による効果)
また、第1方向はレンチキュラーシートを上側から略斜め下向きに見る方向とし、第2方向はレンチキュラーシートを下側から略斜め上向きに見る方向とするようにレンチキュラーシートが構成されたため、身長のある大人は発信機の上側から斜め下向きに見ることで、保護プレートの操作ガイダンスを見ることができ、一方、身長の低い子供たちは発信機を下側から斜め上向きに見ることで、保護プレートの操作者に違和感を想起させる形態が見え、子供による悪戯を抑制可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明による発信機の概要を示した説明図
図2】押圧操作面に多数の円錐突起が形成された発信機の保護プレートを取出して示した説明図
図3】押圧操作面に粘着性軟質シートが配置された発信機の保護プレートを取出して示した説明図
図4】押圧操作面に虫類や爬虫類が表示された発信機の保護プレートを取出して示した説明図
図5】押圧操作面にレンチキュラーシートが設けられた発信機の保護プレートを取出して示した説明図
図6】レンチキュラーシートの構造を示した説明図
【発明を実施するための形態】
【0019】
[発信機の概要]
図1は本発明による発信機の概要を示した説明図である。図1に示すように、発信機10は円盤状の本体12と裏側に設けられたスイッチ収納部18で構成される。本体12には、前面に開口した取付穴に保護プレート14が配置されて保持されており、保護プレート14の背後の本体12内に押し釦スイッチ16が配置されている。
【0020】
保護プレート14の表面には、操作ガイダンスとして例えば「強く押す」が印刷又は刻設されており、また、保護プレート14の上側には銘板15が設けられている。
【0021】
発信機10は監視区域の廊下等の壁面に直接埋込設置されるか、機器収納箱に取付られた状態で監視区域の壁面等に埋込み設置され、スイッチ収納部18の外側に設けた端子台20に火災受信機から引き出された感知器回線を接続している。
【0022】
発信機10を操作する場合には、保護プレート14を指で強く押し込むと、取付穴から保護プレート14が外れて内部に押し込まれ、これにより押し釦スイッチ16のスイッチノブを押し込んでオン操作し、このオン操作により火災通報信号を火災受信機に送信して火災警報を出力させる。
【0023】
[触覚的な違和感を与える保護プレートの実施形態]
図2は押圧操作面に多数の円錐突起が形成された発信機の保護プレートを取出して示した説明図であり、図2(A)に正面を示し、図2(B)に縦断面を示す。
【0024】
図2に示すように、本実施形態の保護プレート14は、透明なアクリル樹脂を用いたプレート本体14aの表側となる押圧操作面に、触覚により操作者に違和感を想起させる形態として、多数の円錐突起22が起立されている。
【0025】
このように押圧操作面に多数の円錐突起22が起立された保護プレート14が図1の発信機10に設けられた場合、発信機10を操作しようとして保護プレート14を指で押すと、押圧操作面に形成された多数の円錐突起22により、操作者は例えば、ごつごつ、ごりごり、ごわごわ、じょりじょり、とげとげ、がさがさ、けばけば、及び又は、ざらざらといった操作感覚を受ける。
【0026】
このような保護プレート14のごつごつ、ごりごり、ごわごわ、じょりじょり、とげとげ、がさがさ、けばけば、及び又は、ざらざらといった操作感覚は、悪戯で操作しようとする者にとっては、通常では予想されない強い違和感を受けることとなり、悪戯による操作を思いとどまらせることを可能とする。
【0027】
また、保護プレート14の押圧操作面に多数の円錐突起22が起立されていることから、従来の悪戯防止カバーのように発信機10を覆う必要がなく、発信機10の操作性は何ら妨げられず、不審者や子供等による悪戯による操作を思いとどまらせることを可能とする。
【0028】
なお、保護プレート14の押圧操作面に、触覚により操作者に違和感を想起させる形態として、多数の円錐突起22が起立されているが、これ以外に、多数の角錐突起、断面三角形の突状やスリット等、指で押した場合にごつごつ、ごりごり、ごわごわ、じょりじょり、とげとげ、がさがさ、けばけば、及び又は、ざらざらといった操作感覚を与える適宜の表面加工としても良い。
【0029】
[触覚的な違和感を与える保護プレートの他の実施形態]
図3は押圧操作面に粘着性軟質シートが配置された発信機の保護プレートを取出して示した説明図であり、図3(A)に正面を示し、図3(B)に縦断面を示す。
【0030】
図3に示すように、本実施形態の保護プレート14は、透明なアクリル樹脂を用いたプレート本体14aの表側となる押圧操作面に、粘着性軟質シート24が配置されている。粘着性軟質シート24としては、柔らかなシリコンゴムシートやゲルシート等を用いることができる。
【0031】
このようにプレート本体14aの表側となる押圧操作面に粘着性軟質シート24が配置された保護プレート14が図1の発信機10に設けられた場合、発信機10を操作しようとして保護プレート14を指で押すと、押圧操作面に形成された粘着性軟質シート24を最初に押すこととなり、これにより操作者は、べとべと、べちゃべちゃ、ねばねば、及び又は、ねちょねちょ等を含む操作感を操作者に与えることができ、通常の操作では予想できない違和感のある感触を受けることで、悪戯による操作を思い留まらせることを可能とする。
【0032】
[視覚的な違和感を想起させる表示形態]
図4は押圧操作面に虫類や爬虫類が表示された発信機の保護プレートを取出して示した説明図である。
【0033】
図4(A)は保護プレート14の押圧操作面に虫類画像としてゴキブリ画像26を表示し、図4(B)は保護プレート14の押圧操作面に虫類画像としてクモ画像28を表示し、更に、図4(C)は保護プレート14の押圧操作面に爬虫類画像としてトカゲ画像30を表示している。
【0034】
このようなゴキブリ画像26、クモ画像28、トカゲ画像30は、一般的に嫌われている生物であり、リアルな感じを出すために、写真画像を用いることが望ましい。
【0035】
また、嫌われている虫類としては、ゴキブリやクモ以外に、毛虫、ハチ、カマキリ等でも良く、また、嫌われている爬虫類としては、トカゲ以外に、ヘビ、サソリ等でも良い。
【0036】
更に、保護プレート14は直径50ミリメートル程度のサイズであることから、実物の大きさが保護プレート14内に収まる虫類や爬虫類の画像を表示させることが、リアル感を高めるために望ましい。
【0037】
このような図4に示したゴキブリ画像26、クモ画像28、トカゲ画像30等が押圧表示面に表示された保護プレート14が図1の発信機10に設けられた場合、発信機10を操作しようとして保護プレート14を指で押そうとした場合に、強い違和感や不安感を受け、悪戯による操作を思いとどまらせることを可能とする。
【0038】
特に、子供が悪戯しようとする場合には、強い違和感に加えて強い不安感を受けて、保護プレート14に触ろうとしなくなることが期待でき、悪戯による操作を抑制可能とする。
【0039】
[レンチキュラーシートを設けた保護プレート]
図5は押圧操作面にレンチキュラーシートが設けられた発信機の保護プレートを取出して示した説明図であり、図5(A)にレンチキュラーシートを設けた保護プレートと視線方向を示し、図5(B)(C)に異なる2方向からの保護プレートの見え方を示す。
【0040】
図5(A)に示すように、本実施形態の保護プレート14は、プレート本体14aの押圧操作面に、レンチキュラーシート32が配置されている。レンチキュラーシート32は、異なる複数方向から見た場合に、異なった表示内容が見ることができる。
【0041】
本実施形態にあっては、図5(A)に示すように、レンチキュラーシート32を視点34aのように、第1方向として上側から略斜め下向きに見た場合、図5(B)に示すように、保護プレート14には「強く押す」となる操作ガイダンス画像36が見える。
【0042】
また、図5(A)に示すように、レンチキュラーシート32を視点34bのように、第2方向として下側から略斜め上向きに見た場合、図5(C)に示すように、保護プレート14には例えばゴキブリ画像26が見える。
【0043】
図6はレンチキュラーシートの構造を示した説明図であり、図6(A)に平面を示し、図6(B)に断面を示す。
【0044】
図6に示すように、レンチキュラーシート32は、図5(B)(C)に示した操作ガイダンス画像36とゴキブリ画像26を幅の狭いストライプ画像26a,36aに分割して交互に並べており、その表面にストライプ画像26a,36aをペアとして複数のレンチキュラーレンズ38を配置した薄いシート構造を構成している。
【0045】
このようなレンチキュラーシート32に対し、図6(B)に示すように、視点34aから見ると、レンチキュラーレンズ38によりストライプ画像36aによる画像として図5(B)に示した操作ガイダンス画像36が見え、一方、視点34bから見ると、レンチキュラーレンズ38によりストライプ26aによる画像として図5(C)に示したゴキブリ画像26が見える。
【0046】
また、発信機10の保護プレート14に設けたレンチキュラーシート32を、身長のある大人が見た場合、図5(A)に示した視点34aにより上側から略斜め下向きに見ることとなり、これにより図5(B)に示す保護プレート14の操作ガイダンス画像36を見ることができ、発信機10の確実な操作が可能となる。
【0047】
これに対し発信機10の保護プレート14に設けたレンチキュラーシート32を、身長の低い子供が見た場合、図5(A)に示した視点34bにより下側から斜め上向きに見上げることとなり、これにより図5(C)に示す、保護プレート14のゴキブリ画像26を見ることになり、強い違和感に加えて強い不安感を与えて、保護プレート14に触ろうとしなくなることが期待でき、子供の悪戯による操作を抑制可能とする。
【0048】
[立体視の表示の実施形態]
図4に示した保護プレート14にゴキブリ画像26、クモ画像28、トカゲ画像30等を表示させる場合、図6に示したレンチキュラーシート32により両眼視差に対応した2方向から見たゴキブリ画像26、クモ画像28、トカゲ画像30の各2画像のストライプ画像を交互に配置させることにより、ゴキブリ、クモ、トカゲが立体視されるように表示させる。
【0049】
このような保護プレート14の立体表示されたゴキブリ、クモ、トカゲ等を見て本物と勘違いして驚き、本物でないことがわかっても強い違和感や不安感が残ることで、それ以上操作しようとする気持ちを失わせ、悪戯による操作を抑制可能とする。
【0050】
[本発明の変形例]
上記の実施形態は、自動火災報知設備に使用される発信機を例にとっているが、これ限定されない。例えば、トンネル消火栓設備や他の防災設備に使用される発信機に同様に設けることができる。
【0051】
また、上記の形態は、保護プレートの押圧操作面に表示する視覚により操作者に嫌悪感を想起させる形態として、虫類、爬虫類を例にとっているが、これに限定されない。例えば保護プレートを見た場合に強い違和感を与えることが可能な模様や色彩等を表示しても良い。
【0052】
また、上記の実施形態は、保護プレートの押圧操作面に、図2及び図3に示した触覚により操作者に嫌悪感を想起させる形態と、図4に示した視覚により操作者に嫌悪感を想起させる形態を個別に設けているが、これに限定されない。例えば、図2の多数の円錐突起が形成された保護プレートや図3の粘着性軟質シートが設けられた保護プレートに、図4に示したゴキブリ画像、クモ画像、トカゲ画像の表示を組み合わせるようにしても良い。
【0053】
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。また本発明は上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
【符号の説明】
【0054】
10:発信機
12:本体
14:保護プレート
14a:プレート本体
15:銘板
16:押し釦スイッチ
18:スイッチ収納部
20:端子台
22:円錐突起
24:粘着性軟質シート
26:ゴキブリ画像
26a,36a:ストライプ画像
28:クモ画像
30:トカゲ画像
32:レンチキュラーシート
34a,34b:視点
36:操作ガイダンス画像
38:レンチキュラーレンズ
図1
図2
図3
図4
図5
図6