技術分野
負荷とモータの共振周波数での振動の抑制に用いられるフィルタ装置、及びそれを備えたモータの制御装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
電流指令信号のノッチフィルタへの通過に応じてフィルタ調整部によるノッチ周波数の調整が進み、ノッチ周波数が共振周波数にある程度近づいてくると、負荷及びモータの振動が収まるようになる。負荷及びモータの振動が収まると、ノッチフィルタに入力される電流指令信号に共振周波数の信号成分が含まれなくなる。このため、ノッチ周波数が共振周波数と一致していないにも関わらず、フィルタ調整部によるノッチ周波数の調整が進まなくなる。この結果、経年変化などによって負荷等の特性が少し変化しただけで、負荷及びモータが再び振動状態に陥る現象が生じ得る。つまり、負荷及びモータの振動を安定的に抑制することが困難である。また、フィルタ調整部が共振周波数と一致するようにノッチ周波数を調整しようとすると、そのフィルタ調整部の動作が暴走状態となる虞がある。この場合、フィルタ装置の挙動が不安定になる現象が生じ得る。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一の局面に係るフィルタ装置は、負荷を駆動するモータと前記負荷とが共振周波数で振動することの抑制に用いられる装置である。このフィルタ装置は、前記モータの回転速度の指令を示す速度指令信号と前記モータの回転速度の検出結果を示す速度検出信号との差に対応して、前記共振周波数の信号成分を有し得る電流指令信号が入力される入力端子と、信号を出力する出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に配置さ・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
以上説明したように、本発明によれば、負荷及びモータの振動を安定的に抑制することが可能なフィルタ装置及びモータの制御装置を提供することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の一フィルタ装置が適用されたモータ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】
フィルタ装置のブロック図であって、切替部が第1状態を維持した場合を示す図である。
【図3】
フィルタ装置のブロック図であって、切替部が第1状態から第2状態に切り替えた場合を示す図である。
【図4】
フィルタ装置に備えられるフィルタ調整部の構成を示すブロック図である。
【図5A】
フィルタ調整部のデータ保持部がカット処理を行わずに、振動データから循環データを生成するときの動作を説明するための図である。
【図5B】
フィルタ調整部のデータ保持部がカット処理を行って、振動データから循環データを生成するときの動作を説明するための図である。
【図6】
フィルタ装置に備えられる適応フィルタの構造を示すブロック図である。
【図7A】
フィルタ装置の出力端子から出力される信号の波形を示す図であって、適応フィルタの遅延器における遅延信号の初期値がゼロに設定されている場合の図である。
【図7B】
フィルタ装置の出力端子から出力される信号の波形を示す図であって、適応フィルタの遅延器における遅延信号の初期値が調整されている場合の図である。
1 モータ制御装置
2 位置制御部
3 速度制御部
4 速度検出部
5 フィルタ装置
51 入力端子
52 出力端子
53 適応フィルタ
54 フィルタ調整部
542 振動データ生成部
543 データ保持部
546 周波数演算部
548 係数算出部
55 切替部
6 電流制御部
7 位置検出部
8 モータ
9 負荷
CCS 補正電流指令信号
CD 循環データ
CS1 電流指令信号
DS 差分信号
FD 振動データ
MCS モータ電流信号
RF 共振周波数
SS1 速度指令信号
SS2 速度検出信号
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