(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-11
(45)【発行日】2024-03-19
(54)【発明の名称】複数の空間方向において接触するためのプラグコネクタ部
(51)【国際特許分類】
H01R 13/631 20060101AFI20240312BHJP
【FI】
H01R13/631
(21)【出願番号】P 2021533621
(86)(22)【出願日】2019-12-02
(86)【国際出願番号】 EP2019083242
(87)【国際公開番号】W WO2020120186
(87)【国際公開日】2020-06-18
【審査請求日】2021-08-10
(31)【優先権主張番号】102018132142.2
(32)【優先日】2018-12-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】504019733
【氏名又は名称】フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】フレードリク・ブラント
(72)【発明者】
【氏名】ベルント・ベーリング
【審査官】濱田 莉菜子
(56)【参考文献】
【文献】特表2010-514137(JP,A)
【文献】独国特許出願公開第102014102555(DE,A1)
【文献】特開2013-058381(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0047682(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R12/00-12/91
H01R13/56-13/72
H01R24/00-24/86
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
相手側プラグコネクタ部(2;2‘)と電気的に接続するためのプラグコネクタ部(1)と、角度アダプタ(3)と、を特徴とするプラグコネクタアセンブリであって、
ハウジング(10)と複数の接点(11)とを含んでおり、前記接点は、異なる差し込み方向(A、B、C)から、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の相手側接点(21)によって電気的に接触可能であるように、前記ハウジング(10)上に配置されている前記プラグコネクタ部(1)において、前記接点(11)の前記ハウジング(10)に対する角度位置が固定されており、前記ハウジング(10)は、接点ホルダ(102)を含んでおり、前記接点ホルダ(102)からは、前記接点(11)が、異なる前記差し込み方向(A、B、C)から、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の相手側接点(21)によって電気的に接触可能であるように突出していることを特徴とし、
前記角度アダプタ(3)は、前記プラグコネクタ部(1)の接点(11)が、正確に1つの差し込み方向(A、C)からのみ、相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の相手側接点(21)によって、電気的に接触可能であるように、前記プラグコネクタ部(1)のハウジング(10)上に取り付け可能であるか、又は、取り付けられていることを特徴とするプラグコネクタアセンブリ。
【請求項2】
前記角度アダプタ(3)が、選択的に、前記ハウジング(10)に対する複数の異なる方向付けの内の1つの方向付けにおいて、前記ハウジング(10)上に取り付け可能であり、前記方向付けは、いずれの差し込み方向(A、C)から、前記プラグコネクタ部(1)の前記接点(11)が、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の前記相手側接点(21)によって電気的に接触可能であるかを決定することを特徴とする、請求項1に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記角度アダプタ(3)がシール(31)を含んでおり、前記シール(31)は、取り付けられた状態において、前記角度アダプタ(3)を、前記プラグコネクタ部(1)の前記ハウジング(10)に対して密閉することを特徴とする、請求項1または2に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記角度アダプタ(3)が、相手側プラグコネクタ部(2;2‘)に関するガイド(30;35)を含んでいることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項5】
前記接点(11)がそれぞれ、ブレード接点の形状を有するように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項6】
前記接点(11)が、正確に3つの異なる前記差し込み方向(A、B、C)から、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の前記相手側接点(21)によって電気的に接触可能であるように前記ハウジング(10)上に配置されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項7】
3つの前記差し込み方向(A、B、C)の内の2つ差し込み方向が、互いに対して逆平行に方向付けられており、3つの前記差し込み方向(A、B、C)の内の第3の差し込み方向が、残りの2つの差し込み方向に対して垂直に方向付けられていることを特徴とする、請求項6に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記差し込み方向(A、B、C)が、予め決定されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記ハウジング(10)が、接点保護(101)を含んでおり、前記接点保護(101)は、前記接点(11)を、接触から保護するために部分的に覆っていると共に、開口部を少なくとも部分的に画定しており、前記開口部を通って、前記接点(11)が、異なる前記差し込み方向(A、B、C)から、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の前記相手側接点(21)によって電気的に接触可能であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項10】
前記ハウジング(10)が、壁に取り付けるように構成されていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリ。
【請求項11】
プラグコネクタ部(1)と、前記プラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部(2;2‘)と、を有するプラグコネクタにおいて、前記プラグコネクタ部(1)が、請求項1から10のいずれか一項に従って構成されていることを特徴とするプラグコネクタ。
【請求項12】
前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)が、ハウジング(20)を有しており、前記ハウジング(20)は、相手側接点(21)に関して、複数の代替的な固定部分(200)を供給するので、前記相手側接点(21)は、選択的に、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の前記ハウジング(20)に対する複数の位置の内の1つの位置において、前記ハウジングに取り付け可能であるか、又は、取り付けられていることを特徴とする、請求項11に記載のプラグコネク
タ。
【請求項13】
前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)が、シール(22)を含んでおり、前記シール(22)は、前記プラグコネクタ部(1)が前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)に接続された状態において、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の前記ハウジング(20)を、前記プラグコネクタ部(1)のハウジング(10)に対して、又は、前記プラグコネクタ部(1)の前記ハウジング(10)に取り付けられた角度アダプタ(3)に対して密閉していることを特徴とする、
請求項12に記載のプラグコネク
タ。
【請求項14】
相手側プラグコネクタ部(2;2‘)と電気的に接続するためのプラグコネクタ部(1)、特に請求項1から10のいずれか一項に記載のプラグコネクタアセンブリのプラグコネクタ部(1)を取り付けるための方法であって、以下のステップ、すなわち
- ハウジング(12)と複数の接点(11)とを準備するステップであって、前記接点(11)は、異なる差し込み方向(A、B、C)から、前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)の相手側接点(21)によって電気的に接触可能であるように、前記ハウジング(10)上に配置されており、前記接点(11)の前記ハウジング(10)に対する角度位置が固定されているステップと、
- 異なる前記差し込み方向(A、B、C)から1つの差し込み方向を選択するステップと、
- 前記相手側プラグコネクタ部(2;2‘)を、選択された前記差し込み方向(A、B、C)において、前記プラグコネクタ部(1)に差し込むことによって、前記接点(11)を前記相手側接点(21)と電気的に接触させるステップと、
を有している方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のおいて書きに記載の、相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するためのプラグコネクタ部と、プラグコネクタアセンブリ(steckverbinderanordnung)と、当該プラグコネクタ部を有するプラグコネクタと、請求項16に記載のプラグコネクタ部を取り付けるための方法と、に関する。
【背景技術】
【0002】
このような相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するためのプラグコネクタ部は、ハウジングと複数の接点とを含んでおり、当該接点は、複数の異なる差し込み方向から、相手側プラグコネクタ部の対応する相手側接点によって電気的に接触可能であるように、ハウジング上に配置されている。
【0003】
プラグコネクタ部は、一般的に、特に固定側(コンセント)と可動側(プラグ)とを用いる場合、軸方向において接触される。2つの固定側の接触、例えばバッテリモジュール同士の接触、又は、ラック内での接触に関して、出願人の内部では、実践から、バスバーを用いたネジ接続による固定的な取り付けを通じた接触を実現すること、ここでも、プラグ及びコンセントを有する接続ケーブルを用いること、又は、モジュールを、2つの固定的なプラグコネクタを通じて、前面で互いに電気的に接続すること、が知られている。これらの場合、損傷すべきではない接触システムに関して、モジュール同士が斜めに差し込まれる可能性に基づく許容差の補償において、定期的に大きな挑戦が存在する。
【0004】
バッテリモジュールを用いる際、しかしまた、一般的な文脈においても、同じプラグコネクタ部を、可能な限り多くの異なる利用において使用可能にするためには、可能な限り柔軟に使用可能であるプラグイン接続を可能にすることが望ましい。
【0005】
特許文献1からは、プラグイン接触部分を有するプラグイン接触素子を含む電気装置が知られており、プラグイン接触素子は、絶縁材料ハウジング内にゆるく取り付けられた振り子接点として構成されており、プラグイン接触部分は、少なくとも2つの異なる差し込み方向を有している。異なる差し込み方向を供給することによって、電気装置を使用する際の柔軟性の増大が得られる。しかしながら、特許文献1から知られた解決法は、いくつかの利用においては、脆弱すぎる。
【0006】
特許文献2には、電気コネクタが記載されており、当該電気コネクタは、第1の本体と、相手側プラグコネクタ部に接続可能な第2の本体とを含んでおり、第2の本体は、第1の本体に対して旋回可能である。つまり、第2の本体に対して、相手側プラグコネクタの差し込み方向は、常に同じである。この解決法も、旋回ヒンジゆえに、いくつかの利用に関しては、脆弱すぎる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】独国特許発明第102014102555号明細書
【文献】米国特許第8246357号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、改善されたプラグコネクタ部を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本課題は、請求項1に記載の特徴を有する物体によって解決される。
【0010】
それによると、ハウジングに対する接点の角度位置が固定されている。
【0011】
これによって、複数の異なる差し込み方向の供給にもかかわらず、接点の特に堅固な取り付けが得られ、結果として、特に多くの利用における柔軟な使用に関して、プラグコネクタ部が改善され得る。加えて、プラグコネクタ部が改善され、特に単純な構造が可能になる。
【0012】
固定された角度位置は、一般的な製作公差に基づく、接点の無視可能な可動性を含んでいる。代替的に、完全に不動の接点のアセンブリが、ハウジング上に設けられている。一態様において、接点は、ハウジング内に固定して鋳造されている。
【0013】
任意で、接点はそれぞれ、ブレード接点の形状で構成されている。ブレード接点は、非常に堅固に形成され得る。
【0014】
ハウジングは、接点ホルダを含むことが可能であり、接点ホルダからは、特にブレード接点の形状における接点が、選択的に、複数の異なる差し込み方向の内の1つから、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって電気的に接触可能であるように突出している。このような方法で、特に単純な構造で、特に柔軟に使用可能であるプラグコネクタ部が供給される。
【0015】
接点は、一態様において、3つの差し込み方向、又は、正確に3つの異なる差し込み方向から、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって電気的に接触可能であるようにハウジング上に配置されている。これによって、使用可能性の柔軟性がさらに増大し得る。
【0016】
任意で、正確に3つの供給された差し込み方向の内の2つが、互いに対して逆平行である。代替的又は付加的に、これら3つの差し込み方向の内の第3の差し込み方向が、残りの2つの差し込み方向に対して垂直に方向付けられている。これら3つの差し込み方向は、例えば、「下から」、「前から」及び「上から」に対応する。従って、プラグコネクタ部は、特に多くの適用事例において使用され得る。
【0017】
差し込み方向が、特に可能な差し込み方向が全て、予め決定されていてよい。これによって、これらの差し込み方向に関する特に堅固な設計が可能になる。
【0018】
任意で、ハウジングは、接点保護を含んでおり、接点保護は、接点を、接触から保護するために部分的に覆っている。接点保護は、開口部を画定することが可能であり、当該開口部を通って、接点が、異なる差し込み方向から、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって電気的に接触可能である。例えば、接点保護は、各差し込み方向に関して少なくとも1つの開口部を画定している。従って、高い安全性と同時に、柔軟な使用可能性が可能になる。
【0019】
一態様において、当該ハウジングは、壁に取り付けるように、例えば電気装置のハウジング壁面に取り付けるように構成されている。
【0020】
一態様によると、任意の、本明細書に記載された態様に係るプラグコネクタ部を含むプラグコネクタアセンブリが供給される。プラグコネクタアセンブリは、さらに角度アダプタを含むことが可能であり、角度アダプタは、プラグコネクタ部の接点(それ自体、複数の、例えば3つの差し込み方向から接触可能である)が、正確に1つの差し込み方向からのみ、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって、電気的に接触可能であるように、プラグコネクタ部のハウジング上に取り付け可能であるか、又は、(特にリバーシブルに)取り付けられている。これによって、プラグコネクタ部の利用可能性の柔軟性を維持しつつ、例えば湿気及び汚染に対する防護を向上するといった、付加的な機能が可能になる。角度アダプタは、例えば2つの閉じられた壁を含んでおり、これらの壁は、互いに対して例えば90°の角度で延在している。
【0021】
さらなる発展形態では、角度アダプタは、選択的に、ハウジングに対して複数の異なる方向付けの内の1つにおいて、ハウジング上に取り付け可能であり、当該方向付けは、いずれの差し込み方向から、プラグコネクタ部の接点が、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって電気的に接触可能であるかを決定する。従って、複数の異なる可能な差し込み方向に関して、1つのみの角度アダプタが必要であり、これによって、部材の数が少なく維持される。
【0022】
任意で、角度アダプタは、シールを含んでいる、シールは、(プラグコネクタ部のハウジングに角度アダプタが)取り付けられた状態において、角度アダプタを、プラグコネクタ部のハウジングに対して密閉する、例えば液体及び/又は汚染に対して密閉するように配置されていてよい。
【0023】
一態様において、角度アダプタは、相手側プラグコネクタに関するガイドを含んでいる。これによって、特に確実な接触が可能になる。ガイドは、例えば対応する差し込み方向に対して平行に誘導する。
【0024】
一態様によると、プラグコネクタ部と、プラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部とを含むプラグコネクタが供給され、当該プラグコネクタ部は、任意の、本明細書に記載された態様に従って構成されていることが規定されている。任意で、プラグコネクタは、任意の、本明細書に記載された態様に係るプラグコネクタ部と角度アダプタとを有するプラグコネクタアセンブリを含んでいる。
【0025】
相手側プラグコネクタ部は、ハウジングを有することが可能であり、当該ハウジングは、相手側接点に関して、複数の代替的な固定部分を供給するので、相手側接点は、(特に相手側接点ホルダを用いて)選択的に、相手側プラグコネクタのハウジングに対する複数の位置の内の1つにおいて、ハウジングに取り付け可能である。これは、使用の際のさらなる変動性を可能にする。特に、相手側プラグコネクタ部のハウジングにおける相手側接点の第1の位置は、角度アダプタを用いた接触を可能にし、第2の位置は、角度アダプタを用いない接触を可能にする。
【0026】
相手側プラグコネクタ部は、シールを含むことが可能であり、シールは、プラグコネクタ部が相手側プラグコネクタ部に接続された状態において、相手側プラグコネクタ部のハウジングを、プラグコネクタ部のハウジングに対して、又は、任意でプラグコネクタ部のハウジングに取り付けられた角度アダプタに対して、密閉している。
【0027】
冒頭に記載された課題は、相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するためのプラグコネクタ部、特に任意の、本明細書に記載された態様に係るプラグコネクタ部を取り付けるための方法によっても解決され、当該方法は、以下のステップを有している:ハウジング及び複数の接点を準備するステップであって、当該接点は、異なる差し込み方向から、相手側プラグコネクタ部の相手側接点によって電気的に接触可能であるようにハウジング上に配置されており、ハウジングに対する接点の角度位置は固定されているステップ;異なる差し込み方向から1つの差し込み方向を選択するステップ;及び、選択された差し込み方向において、相手側プラグコネクタ部をプラグコネクタ部に差し込むことによって、接点が相手側接点と電気的に接触するステップ。
【0028】
当該方法では、任意の、本明細書に記載された態様に係るプラグコネクタ及び/又はプラグコネクタアセンブリが使用され得る。
【0029】
以下において、本発明の基になる思想を、図面に示された実施例を用いて詳細に説明する。示されているのは以下の図である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1A】相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するための、複数の差し込み方向から接触可能であるプラグコネクタ部を示す図である。
【
図1B】相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するための、複数の差し込み方向から接触可能であるプラグコネクタ部を示す図である。
【
図1C】相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するための、複数の差し込み方向から接触可能であるプラグコネクタ部を示す図である。
【
図1D】相手側プラグコネクタ部と電気的に接続するための、複数の差し込み方向から接触可能であるプラグコネクタ部を示す図である。
【
図2A】
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部を示す図である。
【
図2B】
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部を示す図である。
【
図2C】
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部を示す図である。
【
図2D】
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部を示す図である。
【
図3A】第1の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図3B】第1の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図3C】第1の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図4A】第2の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図4B】第2の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図4C】第2の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図5A】第3の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図5B】第3の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図6A】第3の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、当該プラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図6B】第3の差し込み方向において差し込む際の、
図1A~
図1Dに係るプラグコネクタ部と、当該プラグコネクタ部に適合する相手側プラグコネクタ部とを示す図である。
【
図7A】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第1の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【
図7B】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第1の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【
図7C】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第1の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【
図8A】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第2の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【
図8B】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第2の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【
図8C】
図2A~
図2Dに係る相手側プラグコネクタ部を、ハウジング、及び、ハウジング上の第2の位置に取り付けられた相手側接点ホルダと共に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1A~
図1Dは、相手側プラグコネクタ部と、特に再び解除可能に電気的に接続するための、プラグコネクタ部1を示している。
【0032】
プラグコネクタ部1は、ハウジング10と複数の接点11とを含んでいる。当該接点は、ハウジング10の接点ホルダ102に固定されている。そのハウジング10に対する角度位置は、固定されている。本図では、接点ホルダ102と接点とは、多数の接点11を有する接点レールを形成しており、当該接点は、図示された例では、一部が異なるように形成されているが、代替的に、同じに形成されていてよい。接点11は、ブレード接点の形状を有するように形成されている。特に、
図1Bを参照のこと。接点11はそれぞれ、平らなプレートの形状を有するように形成されている。
【0033】
接点11は、(プラグコネクタ部1の視点から)複数の、具体的には正確に3つの異なる差し込み方向A、B、Cから、適合する相手側プラグコネクタの対応する相手側接点によって、電気的に接触可能であるようにハウジング10に配置されている。特に、
図1Aを参照のこと。このために、接点11は、ハウジング10上(具体的には接点ホルダ102上)を、3つの差し込み方向A、B、Cの内の任意の差し込み方向から近づけられる、対応する相手側接点によって接触可能であり、これによって、確実な電気的接触が形成されるように誘導される。
【0034】
各接点11を互いから確実に分離するために、それぞれ2つの隣り合う接点11の間に、セパレータ106が配置されている。セパレータ106は、接点ホルダ102と一体的に形成されていてよい。
【0035】
ハウジング10は、本体100を含んでいる。接点ホルダ102は、本体100と一体的に形成されているか、代替的に、本体100上に取り付けられている。本体100は、複数の、本図では4つの固定部分103を、図示された例では、ネジ接続又はリベット接続のための穴の形状で含んでいる。固定部分103を用いて、基板100が、電気装置又は電子装置のハウジング壁面に固定され得る。
図1A~
図1Dはさらに、任意の取り付けアダプタ4を示しており、取り付けアダプタ4は、例えば事前の位置決めのために、又は、例えばハウジング壁面に固定するための代替的な固定手段として、ガイド107を通じて、基板100に差し込まれ得る。
【0036】
3つの差し込み方向A、B、Cの内、2つの差し込み方向A、Cは、互いに対して逆平行であり、第3の差し込み方向Bは、残りの2つの差し込み方向A、Cに対して垂直に延在している。プラグコネクタ部1が、接点11が水平線に沿って隣り合って配置されているように、略垂直な壁面に取り付けられる場合、差し込み方向A、B、Cは、「下に向かって垂直な」(差し込み方向A)、「水平な」(差し込み方向B)、「上に向かって垂直な」(差し込み方向C)差し込みに対応する。差し込み方向Bは、接点11の長手軸に対して平行に延在している。差し込み方向A及びCは、当該長手軸に対して垂直に、かつ、各接点11が隣り合って配置されている直線に対して垂直に延在している。
【0037】
プラグコネクタ部1は、さらに、(任意の)接点保護101を、本図ではケージの形状で含んでいる。接点保護101は、全ての3つの差し込み方向A、B、Cからの相手側接点に関して、開口部を画定している。差し込み方向Bにおいて差し込まれる相手側プラグコネクタに関しては、接点保護101のみで、開口部を画定している。差し込み方向A及びCに関しては、接点保護101とセパレータ106とが、共に開口部を画定している。任意で、接点11のいくつかは、負荷接点である。接点保護101は、接点11の接触から、特に負荷接点の接触から保護している。
【0038】
特に、当該開口部の配置によって、3つの差し込み方向A、B、Cは、予め決定されており、任意の他の差し込み方向は選択不可能である。
【0039】
特に
図1Aから認識されるように、プラグコネクタ部1は、相手側プラグコネクタの特定の方向付けを規定するための手段を、本図では、接点ホルダ102及び接点保護101の端部側部分における複数の露出部105の形状で、含んでいる。当該手段は、以下においてさらに詳述する相手側プラグコネクタ部上の突起と協働し、差し込みのエラーを防止する。
【0040】
図1Cは、さらに、任意の角度アダプタ3を示している。角度アダプタ3は、接点11(及び任意で接点保護101)を伴う接点ホルダ102に、具体的には差し込み方向Bにおいて差し込み可能である。差し込まれた位置において、角度アダプタ3は、ハウジング10の本体100から突出したラッチ要素104を用いてラッチされ、ハウジング10に固定されている。
【0041】
角度アダプタ3は、連続する平らな側壁と、連続する平らな底壁とを含んでおり、側壁と底壁とは、互いに対して直角を形成している。側壁に対して垂直かつ底壁に対して平行な面において、角度アダプタ3は、差し込み開口部34を画定しており、差し込み開口部34を通って、接点11と電気的に接触するために、相手側プラグコネクタが差し込み可能である。従って、角度アダプタ3の差し込みによって、相手側接点のための開口部が、2つの選択されていない差し込み方向に関して覆われる。
【0042】
角度アダプタ3は、さらに、本図では向かい合う長手方向端部に、相手側プラグコネクタ部を、プラグコネクタ部1との確実な接続に誘導するためのガイド30を含んでいる。ガイド30には、さらに、差し込まれる位置において、相手側プラグコネクタ部とラッチするためのラッチ要素32が形成されている。
【0043】
図2A~
図2Dは、上述のプラグコネクタ部1に適合するように構成された相手側プラグコネクタ部2を示している。プラグコネクタ部1と相手側プラグコネクタ部2とは、共にコネクタを形成している。この際、
図2Bは、
図2Aに示された部分を拡大して示している。一方での
図2A及び
図2B、及び、他方での
図2C及び
図2Dは、相手側プラグコネクタ部2の、2つの異なる構造を示しており、当該構造については、以下において詳述する。
【0044】
相手側プラグコネクタ部2は、相手側接点ホルダ204を備えたハウジング20を含んでおり、相手側接点ホルダ204には、複数の相手側接点21が取り付けられている。相手側接点21は、それぞれ、ブレード接点を確実に接触させるように、例えばブレード接点が力接続によって差し込まれるように構成されている。相手側接点ホルダ204は、本図ではネジ26を用いて、残りのハウジング20に固定されているが、他の固定手段も考えられる。
【0045】
このために、ハウジング20の壁面には、固定部分202のセットが複数形成されており、相手側接点ホルダ204は、選択的に、固定部分202の一方のセット又は他方のセットに固定され得る。
図1A及び
図1Bに係る構成では、相手側接点ホルダ204は、ハウジング20の壁面によって画定された開口部201に近い位置に取り付けられているが、
図2C及び
図2Dに係る構成では、開口部201に対して間隔を置いて、内側空間に引込んだ位置に取り付けられている。従って、相手側接点ホルダ204は、少なくとも2つの異なる位置において、残りのハウジング20に取り付け可能である。
【0046】
ハウジング20は、さらに、フックの形状を有するラッチ要素200を含んでおり、ラッチ要素200は、プラグコネクタ部1のハウジング10のラッチ要素104と、又は、角度アダプタ3のラッチ要素32とラッチされ得る。本図では、ラッチ要素200は、手動で操作可能なバネ要素上に配置されているので、ラッチ接続は解除可能である。
【0047】
相手側接点21に背向する側において、相手側プラグコネクタ2は、1つ又は複数の、本図では2つのケーブル出口203を含んでいる。相手側プラグコネクタ部2は、可動部材であり、ハウジング壁面等には取り付けられていない。
【0048】
特に
図2A及び
図2Bから認識されることに、相手側プラグコネクタ部2の外側の接点21に隣接して、それぞれ突起206が形成されており、突起206は、接触エラーを回避するために、相手側プラグコネクタ部2が(各差し込み方向A、B、Cにおいて)、所定の1つの方向においてのみ差し込み可能であるように、非対称に構成されている。本図では、突起206は、それぞれリブを形成している。
【0049】
図3A~
図3Cは、差し込み方向Aにおける、相手側プラグコネクタ部2のプラグコネクタ部1への差し込みを示している。このために、角度アダプタ3は、プラグコネクタ部1のハウジング10に、3つの所定の差し込み方向A、B、Cの内、1つの差し込み方向Aのみが利用可能であるように取り付けられている。
【0050】
この差し込み方向Aにおいて、相手側接点ホルダ204は、相手側接点21が、残りのハウジング20(本図では相手側プラグコネクタ部2の差込口)から突出するように、特に、ハウジング20の開口部201によって画定される内側空間内には配置されていない、又は、完全には配置されていないように取り付けられる。相手側プラグコネクタ部2の差し込みの際、相手側プラグコネクタ部2は、角度アダプタ3のガイド30上で誘導される。相手側プラグコネクタ部2は、この際、角度アダプタ3によって画定された差し込み開口部34に差し込まれる。この際、角度アダプタ3は、相手側プラグコネクタ部2の一部を受容している。
【0051】
特に、
図3Bに記された面A-Aによる横断面を示している
図3Cから認識されることに、角度アダプタ3は、接点11を伴う接点ホルダ102を通って差し込まれており、本図では周方向のシールの形状を有しているシール31で、ハウジング10に対して、液密かつ防塵に密閉されている。
【0052】
角度アダプタ3は、必ずしも必要ではないが、差し込みの際の誘導を改善し、密閉を供給することが可能である。プラグコネクタ部1と共に、角度アダプタ3は、アセンブリ又はセットを形成している。
【0053】
図4A~
図4Cは、差し込み方向Bにおける、相手側プラグコネクタ部2のプラグコネクタ部1への差し込みを示している。この差し込み方向Bでは、角度アダプタ3は用いられず、相手側プラグコネクタ部2は、接点11(及び接点11上に差し込まれた接点保護101)を伴う接点ホルダ102上に直接差し込まれ、ハウジング10のラッチ要素104とラッチされる。
【0054】
この差し込み方向Bでは、相手側接点ホルダ204は、相手側接点21が、ハウジング20の開口部201によって画定された内側空間内に完全に配置されているように取り付けられる。特に
図4Cを参照のこと。相手側プラグコネクタ部2の、外側を取り巻くシール22は、相手側プラグコネクタ部2のハウジング20を、プラグコネクタ部1のハウジング10に対して密閉している。
【0055】
図5A及び
図5Bは、差し込み方向Cにおける、相手側プラグコネクタ部2のプラグコネクタ部1への差し込みを示している。このために、角度アダプタ3は、プラグコネクタ部1のハウジング10上に、3つの所定の差し込み方向A、B、Cの内、1つの差し込み方向Cのみが利用可能であるように取り付けられている。具体的には、角度アダプタ3は、差し込み方向Aに関する配置と比較して、ハウジング10に対して180°回転して、ハウジング10上に取り付けられている。残りの機能は、差し込み方向Aにおける差し込みに略対応している。
【0056】
図5Bは、さらに、複数の内側接点12を備えたプラグコネクタ部1の背面、例えば内面を示している。
【0057】
従って、角度アダプタ3を、プラグコネクタ部1のハウジング10に取り付けることによって、3つのあり得る差し込み方向A、B、Cの内の1つの差し込み方向が予め決定され得る。さらに、角度アダプタ3は、相手側プラグコネクタ部2をプラグコネクタ部1に固定するように構成されている。
【0058】
図6A及び
図6Bは、代替的に構成された相手側プラグコネクタ部2‘に差し込む際の、差し込み方向Cに関して取り付けられた角度アダプタ3を伴うコネクタ1を示している。
図6A及び
図6Bに係る相手側プラグコネクタ部2‘は、電気装置又は電子装置のハウジング壁面に取り付けるために設けられた壁板5を含んでいる。プラグコネクタ部1及び相手側プラグコネクタ部2‘を有する電気装置又は電子装置は、プラグコネクタ部1の視点から、相手側プラグコネクタ部2‘が差し込み方向Cにおいて差し込まれるように、互いに対して動かされる。
【0059】
角度アダプタ3は、外側面にガイド35を含んでおり、ガイド35は、壁板5の適合するレール50と係合可能である。ガイド35は、例えば目違い継ぎを形成するように構成されている。代替的に、ガイド35は、あり継ぎを形成する傾向を有している。これによって、特に多くの重さを、ガイド内に受容することが可能である。
【0060】
【0061】
特に認識されることに、相手側プラグコネクタ部2のハウジング20は、異なる長さのネジボスを有しており、当該ネジボスは、その開放端においてそれぞれ、選択可能な固定部分202を供給している。
図8Aは、例えば、引込んだ構造の場合、より長いネジボスが使用されないままであるということを示している。
【0062】
図9A~
図9Cは、特に、角度アダプタ3と、その周方向のシール31とを示している。
図9Cは、横断面において、角度アダプタ3が、ハウジング10の本体における周方向の溝に差し込み可能であり、当該溝には、シール31も密閉するように当接可能であることを示している。
【0063】
特に
図9A及び
図9Bにおいて、さらに認識されることに、角度アダプタ3の長手方向端部には、ラッチ要素33が、ラッチノーズの形状において設けられており、ラッチ要素33は、ハウジング10のラッチ要素204と、ラッチによって係合可能である。
【0064】
さらに認識されることに、角度アダプタ3のガイド30は、各差し込み方向A、Cとは反対の方向に突出しており、これによって、相手側プラグコネクタ部2、2‘は、確実に、電気的に接触するように係合する。ガイド30はそれぞれ、互いに対して平行な案内壁を含んでいる。
【0065】
従って、相手側プラグコネクタ部2;2‘と電気的に接続するために、プラグコネクタ部1を取り付ける際、以下のように進行する。
【0066】
まず、プラグコネクタ部1を準備する(特に
図1Aを参照)。
【0067】
次に、異なる差し込み方向A、B、Cの内から1つの差し込み方向を選択する(特に
図1Aを参照)。
【0068】
次に、任意で、角度アダプタ3を取り付ける(特に
図9C及び
図1Cを参照)。
【0069】
次に、接点11を、相手側プラグコネクタ部2;2‘を、選択された差し込み方向A、B、Cにおいて、プラグコネクタ部1に差し込むことによって、相手側接点21と電気的に接触させる(特に
図3A~
図5Bを参照)。
【0070】
従って、プラグコネクタ部1は、3つの自由度において電気的に接触可能であり、特に柔軟な使用を可能にする。プラグコネクタ部1と相手側プラグコネクタ部2、2‘とは、特にバッテリモジュールでの使用に適している。
図9Aは、バッテリモジュールを破線で概略的に示している。一態様によると、プラグコネクタ部1を有するバッテリモジュールが準備される。プラグコネクタ部1は、例えば、バッテリモジュールの側面に配置されている。これによって、バッテリモジュールは、上から、下から、及び側面(端面)から接触可能であり、従って、特に柔軟に、別のバッテリモジュールと電気的に接続され得る。
【符号の説明】
【0071】
1 プラグコネクタ部
10 ハウジング
100 本体
101 接点保護
102 接点ホルダ
103 固定部分
104 ラッチ要素
105 露出部
106 セパレータ
107 ガイド
11 接点
12 内側接点
2、2‘ 相手側プラグコネクタ部
20 ハウジング
200 ラッチ要素
201 開口部
202 固定部分
203 ケーブル出口
204 相手側接点ホルダ
205 固定部分
206 突起
21 相手側接点
22 シール
26 ネジ
3 角度アダプタ
30 ガイド
31 シール
32 ラッチ要素
33 ラッチ要素
34 差し込み開口部
35 ガイド
4 取り付けアダプタ
5 壁板
50 レール
A、B、C 差し込み方向