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特許7454037サイドリンク情報の送信方法、受信方法、端末及び制御ノード
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-12
(45)【発行日】2024-03-21
(54)【発明の名称】サイドリンク情報の送信方法、受信方法、端末及び制御ノード
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/23 20230101AFI20240313BHJP
   H04W 76/14 20180101ALI20240313BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20240313BHJP
   H04L 1/16 20230101ALI20240313BHJP
【FI】
H04W72/23
H04W76/14
H04W28/04 110
H04L1/16
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2022504273
(86)(22)【出願日】2020-07-17
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-27
(86)【国際出願番号】 CN2020102698
(87)【国際公開番号】W WO2021013090
(87)【国際公開日】2021-01-28
【審査請求日】2022-01-21
(31)【優先権主張番号】201910673337.1
(32)【優先日】2019-07-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100117019
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100108903
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 和広
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 有一
(72)【発明者】
【氏名】劉 思▲チー▼
(72)【発明者】
【氏名】紀 子超
(72)【発明者】
【氏名】李 娜
(72)【発明者】
【氏名】劉 是梟
【審査官】谷岡 佳彦
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109792326(CN,A)
【文献】国際公開第2019/004883(WO,A1)
【文献】Fraunhofer HHI, Fraunhofer IIS,Physical Layer Procedures for Unicast and Groupcast[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1901 R1-1900355,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1901/Docs/R1-1900355.zip>,2019年01月
【文献】Fraunhofer HHI, Fraunhofer IIS,Physical Layer Procedures for NR V2X[online],3GPP TSG RAN WG1 #97 R1-1906653,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_97/Docs/R1-1906653.zip>,2019年05月
【文献】Huawei, HiSilicon,Bandwidth Parts and Resource Pools for V2X sidelink[online],3GPP TSG RAN WG1 #95 R1-1813555,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_95/Docs/R1-1813555.zip>,2018年11月
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
H04L 1/16
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に用いられるサイドリンク情報の送信方法であって、
コードブック情報に基づき、サイドリンク(sidelink)情報に対応するコードブックを取得することと、
前記コードブックを送信することとを含み、
前記コードブック情報は、
物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHのオケージョン(occasion)、又はsidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングとしてのsidelink DCIのオケージョン(occasion)を含む、前記コードブックに対応する位置のタイプを含み、
記位置は、オケージョン(occasion)と周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む、サイドリンク情報の送信方法。
【請求項2】
前記コードブック情報は、さらに、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
又は、
前記コードブックに対応する位置のタイプは、さらに、
sidelink伝送の位置と、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む、サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報(SCI)の位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分(BWP)情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含み、
前記比値は、1ターゲットリソースあたりのオケージョン(occasion)数の比値を含み、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロック(TB)数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループ(CBG)配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又
記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域周波数分割多重化FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む、請求項に記載の方法。
【請求項8】
制御ノードに用いられるサイドリンク情報の受信方法であって、
サイドリンク(sidelink)情報に対応するコードブックであるコードブックを受信することを含み、
前記制御ノードは、前記コードブックのコードブック情報を端末に配置するために用いられ、
前記コードブック情報は、
物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHのオケージョン(occasion)、又はsidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングとしてのsidelink DCIのオケージョン(occasion)を含む、前記コードブックに対応する位置のタイプを含み、
記位置は、オケージョン(occasion)と周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む、サイドリンク情報の受信方法。
【請求項9】
前記コードブック情報は、さらに、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
又は、
前記コードブックに対応する位置のタイプは、さらに、
sidelink伝送の位置と、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む、サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報(SCI)の位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分(BWP)情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含
前記比値は、1ターゲットリソースあたりのオケージョン(occasion)数の比値を含み、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得するための取得モジュールと、
前記コードブックを送信するための送信モジュールとを含み、
前記コードブック情報は、
物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHのオケージョン(occasion)、又はsidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングとしてのsidelink DCIのオケージョン(occasion)を含む、前記コードブックに対応する位置のタイプを含み、
記位置は、オケージョン(occasion)と周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む、端末。
【請求項13】
コードブックのコードブック情報を端末に配置するために用いられる制御ノードであって、
sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信するための受信モジュールを含み、
前記コードブック情報は、
物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHのオケージョン(occasion)、又はsidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングとしてのsidelink DCIのオケージョン(occasion)を含む、前記コードブックに対応する位置のタイプを含み、
記位置は、オケージョン(occasion)と周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む、制御ノード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年7月24日に中国で提出された中国特許出願番号No.201910673337.1の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術分野に関し、特にサイドリンク情報の送信方法、受信方法、端末及び制御ノードに関する。
【背景技術】
【0003】
いくつかの通信技術では、端末と端末との間は、PC5インターフェースによってsidelink(サイドリンクと訳されるか、又は直結リンク、サブリンク、側リンク、エッジリンクなどと訳される)が使用されて通信されてもよい。さらに、制御ノードと端末との間は、Uuインターフェースによって上り下りリンク(uplink and downlink)が使用されて通信されてもよい。制御ノードは、下りリンクによってスケジューリングシグナリングを送信して、sidelinkでの端末による伝送をスケジューリングしてもよいが、現在では、通信システムでは、sidelink情報を制御ノードにフィードバックすることは、サポートされていない。そのうち、sidelink情報は、sidelinkハイブリット自動再送要求確認(Hybrid Automatic Repeat Request Acknowledgement、HARQ-ACK)、sidelinkスケジューリング要求(Scheduling Request、SR)、sidelinkチャネル状態情報(Channel State Information、CSI)などの少なくとも一つを含む。sidelink情報の送信がサポートされていないため、異なる側(例えば、端末と制御ノード)の間でsidelink情報に対する理解が一致しなく、それによって制御ノードは、端末による伝送を正常にスケジューリングできず、sidelink伝送遅延などの方面の要求を満たすことができず、低いリソース利用率をもたらす可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、異なる側の間でサイドリンク(sidelink)情報に対する理解が一致しなく、それによって制御ノードは、端末による伝送を正常にスケジューリングできず、sidelink伝送遅延などの方面の要求を満たすことができず、低いリソース利用率をもたらす可能性があるという問題を解決するためのサイドリンク情報の送信方法、受信方法、端末及び制御ノードを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の方面によれば、本開示の実施例は、端末に用いられるサイドリンク情報の送信方法を提供する。前記方法は、
コードブック情報に基づき、サイドリンク(sidelink)情報に対応するコードブックを取得することと、
前記コードブックを送信することとを含む。
【0006】
第二の方面によれば、本開示の実施例は、制御ノードに用いられるサイドリンク情報の受信方法を提供する。前記方法は、
sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信することを含む。
【0007】
第三の方面によれば、本開示の実施例は、端末を提供する。前記端末は、
コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得するための取得モジュールと、
前記コードブックを送信するための送信モジュールとを含む。
【0008】
第四の方面によれば、本開示の実施例は、制御ノードを提供する。前記制御ノードは、
sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信するための受信モジュールを含む。
【0009】
第五の方面によれば、本開示の実施例は、端末を提供する。前記端末は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法におけるステップを実現させる。
【0010】
第六の方面によれば、本開示の実施例は、制御ノードを提供する。前記制御ノードは、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるサイドリンク情報の受信方法におけるステップを実現させる。
【0011】
第七の方面によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法におけるステップを実現させるか、又は、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるサイドリンク情報の受信方法におけるステップを実現させる。
【発明の効果】
【0012】
本開示の実施例では、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得し、前記コードブックを送信する。sidelink情報に対応するコードブックを送信するため、それによって異なる側の間でsidelink情報に対する理解を一致させることにより、制御ノードは、端末による伝送を正常にスケジューリングすることができ、sidelink伝送遅延などの方面の要求を満たし、さらにリソース利用率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本開示の実施例の応用可能なネットワークシステムの構造図である。
図2】本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例によるサイドリンク伝送の概略図である。
図4】本開示の実施例によるリソースプールの概略図である。
図5】本開示の実施例によるサイドリンク情報の受信方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例による端末の構造図である。
図7】本開示の実施例による制御ノードの構造図である。
図8】本開示の実施例による別の端末の構造図である。
図9】本開示の実施例による別の制御ノードの構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書と請求項における用語である「含む」及びその任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストアップされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はそれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。なお、明細書及び請求項において使用された「及び/又は」は、接続された対象の少なくともそのうちの一つを表し、例えばA及び/又はBは、単独のA、単独のB、及びAとBとの組み合わせの3つのケースを含むことを表す。
【0016】
本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すためのものである。本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案より選択的で、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な方式で示すことを意図する。
【0017】
以下では、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を紹介する。本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法、受信方法、端末及び制御ノードは、無線通信システムに用いることができる。この無線通信システムは、5Gシステム、又は進化型長期的進化(Evolved Long Term Evolution、eLTE)システム又は長期的進化(Long Term Evolution、LTE)システム、又は後続の進化通信システムなどであってもよい。
【0018】
図1を参照すると、図1は、本開示の実施例の応用可能なネットワークシステムの構造図である。図1に示すように、端末11と、端末12と制御ノード13とを含み、そのうち、端末11と端末12との間は、PC5インターフェースによってsidelinkが使用されて通信されてもよく、制御ノード13と端末(端末11と端末12とを含む)との間は、エアインターフェース(Uu)インターフェースによって上り下りリンク(uplink and downlink)が使用されて通信されてもよい。端末11と端末12は、ユーザ端末(User Equipment、UE)又は他の端末側機器、例えば、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートカー、車載機器又はロボットなどの端末側機器であってもよい。なお、本開示の実施例では、端末の具体的なタイプを限定しない。上記制御ノード13は、ネットワーク機器、例えば、4G基地局、又は5G基地局、又は以降のバージョンの基地局、又は他の通信システムにおける基地局であってもよく、又はノードB、進化ノードB、又はトランスミッションポイント(Transmission Reception Point、TRP)、又はアクセスポイント(Access Point、AP)、又は前記分野における他の用語と呼ばれてもよい。同じ技術的効果を達する限り、前記ネットワーク機器は、特定の技術用語に限定されない。又は、上記制御ノード13は、いくつかの集積アクセスバックホールノード(Integrated Access Backhaul、IAB)であってもよく、いくつかのsidelink端末、中継(relay)、ロードサイドユニット(Road Side Unit、RSU)であってもよく、無論、RSU又はIABのようないくつかの他のネットワーク施設であってもよい。さらに、いくつかの制御ノード13は、sidelink又はUuリンクをサポートする可能性があり、sidelinkとUuリンクを同時にサポートする可能性もあり、本開示の実施例では、これを限定しない。なお、本開示の実施例では、制御ノード13の具体的なタイプを限定しない。
【0019】
また、制御ノードが4G基地局又はLTE基地局である場合、制御ノードは、NR sidelink又はLTE sidelinkをスケジューリングすることができる。このような制御ノードがNR sidelinkをスケジューリングする時、コードブックを伝送するターゲットリソースは、LTE物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)又は物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)リソースであってもよい。
【0020】
また、制御ノードが5G又は以降のバージョンの基地局である場合、制御ノードは、NR sidelink又はLTE sidelinkをスケジューリングすることができる。
【0021】
図2を参照すると、図2は、本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法のフローチャートである。この方法は、端末に用いられる。図2に示すように、以下のステップを含む。
【0022】
ステップ201、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得する。
【0023】
そのうち、上記コードブック情報は、上記コードブックの配置を決定するための関連情報であってもよく、また、上記コードブック情報は、
制御ノードによる配置、プロトコルによる予め定義、他の端末による指示、端末間の協議と予め配置のうちの少なくとも一つの方式によって決定されてもよい。
【0024】
例えば、上記コードブック情報がコードブックに対応するサイズ、構成と位置情報を含む場合、これらの複数は、一つ又は複数の方式によって決定されてもよく、例えば、コードブックに対応するサイズは、制御ノードによって配置され、コードブックに対応する構成は、プロトコルによって予め定義され、コードブックに対応する位置情報は、予め配置される。
【0025】
しかし、上記sidelink情報は、sidelink伝送の関連情報であってもよい。例えば、上記sidelink情報は、
sidelink HARQ-ACK、sidelink SRとsidelink CSIのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0026】
本開示の実施例では、HARQ-ACK情報は、一つ又は複数の状態ビットを含み、各状態ビットは、NACK又はACKを指示する。
【0027】
なお、本開示の実施例では、主にsidelink情報をsidelink HARQ-ACKとして例示しているが、sidelink SRとsidelink CSIは、sidelink HARQ-ACKの相応な説明を参照してもよい。本開示の実施例では、これ以上説明しない。
【0028】
上述した、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得することは、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを生成するか、又は決定することであってもよい。且つ上記コードブックには、複数の伝送に対するSidelink情報が含まれてもよい。
【0029】
また、上記端末は、sidelink伝送の受信端末(RX UE)又は送信端末(TX UE)であってもよく、つまり、上記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含んでもよい。
【0030】
例えば、ある場合、TX UEは、sidelink伝送を送信し、RX UEは、sidelink伝送を受信し、対応するsidelink HARQ-ACKを決定し、RX UEは、物理サイドリンクフィードバックチャネル(Physical Sidelink Feedback Channel、PSFCH)又は物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel、PSSCH)によってsidelink HARQ-ACKをTX UEにフィードバックし、TX UEは、少なくとも一つのsidelink伝送に対応するsidelink HARQ-ACKを受信するか、又は少なくとも一つのRX UEからのsidelink HARQ-ACKを受信し、これらの情報は、sidelink情報であり、TX UEによってsidelink情報に対応するコードブックが送信される。
【0031】
別の場合、RX UEは、少なくとも一つのsidelink伝送を受信し、対応するsidelink HARQ-ACKを決定し、これらの情報は、sidelink情報であり、RX UEによってsidelink情報に対応するコードブックが送信される。
【0032】
ステップ202、前記コードブックを送信する。
【0033】
上述した、コードブックを送信することは、制御ノードにコードブックを送信することであってもよく、他の端末にコードブック情報を送信してから、他の端末によって制御ノードに転送することであってもよい。また、コードブックを送信することは、PUCCH、PUSCH、PSFCH又はPSSCHによって送信されることであってもよく、具体的には、これについて限定しない。
【0034】
本開示の実施例では、コードブックは、ターゲットリソース上で送信されてもよく、且つ異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で送信されてもよく、無論、これについて限定しない。例えば、同一のターゲットリソース上で複数のコードブックが送信されてもよく、例えば、複数のコードブックは、同一のターゲットリソース上で多重化される。なお、本開示の実施例では、ターゲットリソースは、コードブックを送信するリソースを指してもよく、且つターゲットリソース上でコードブックが他の情報と多重化されて送信されてもよい。
【0035】
例えば、端末がsidelink情報を送信するターゲットリソースが、端末がUuリンク伝送に対応するHARQ-ACK情報を送信するターゲットリソース(例えば、上りリンクリソースPUCCH又はPUSCH)と重なる場合、端末は、sidelink情報とUuリンク伝送に対応するHARQ-ACK情報を多重化し、ターゲットリソースによって基地局に送信するか、又は、端末がsidelink情報(このsidelink情報が第一のsidelink情報と呼ばれてもよい)を送信するターゲットリソースが、この端末とsidelink制御ノードとの間に対応するsidelink情報(このsidelink情報が第二のsidelink情報と呼ばれてもよい)を伝送するターゲットリソース(例えば、sidelinkリソースPSFCH又はPSSCH)と重なる時、この端末は、第一のsidelink情報と第二のsidelink情報を多重化し、ターゲットリソースによってsidelink制御ノードに送信する。
【0036】
例えば、図3に示すように、端末1がUuスロット(slot)nにおいて下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)1とDCI2を受信しており、そのうち、DCI1は、SidelinkスロットmにおいてSCI1とPSSCH1を伝送するように端末1をスケジューリングし、DCI2は、Sidelinkスロットm+1においてSCI2とPSSCH2を伝送するように端末1をスケジューリングし、且つSCI1とPSSCH1に対応するPSFCH1、及びSCI2とPSSCH2に対応するPSFCH2は、Sidelinkスロットm+2において重なり、これらの二つのsidelink伝送(SCI+PSSCH)を受信するユーザは、PSFCH1とPSFCH2上でこれらの二つの伝送に対応するsidelink HARQ-ACK情報をそれぞれフィードバックしてもよい。そして、これらの二つの伝送に対応するsidelink HARQ-ACK情報は、同一の物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)で多重化されてもよく、即ち送信端末1は、PSFCH1とPSFCH2においてsidelink HARQ-ACK情報を取得してPUCCH上で対応するコードブックを送信する。そのうち、PSFCH3は、アイドルのPSFCHであってもよい。
【0037】
なお、本開示の実施例では、sidelink伝送は、送信されてもよく、又は受信されてもよく、また、sidelink伝送は、サイドリンク制御情報(Sidelink Control Information、SCI)とデータのうちの少なくとも一つを伝送することであってもよい。
【0038】
本開示の実施例では、上述した、sidelink情報に対応するコードブックを送信することによって、異なる側の間でsidelink情報に対する理解を一致させることにより、制御ノードは、端末による伝送を正常にスケジューリングすることができ、sidelink伝送遅延などの方面の要求を満たし、さらにリソース利用率を向上させる。また、送信されたのがsidelink情報に対応するコードブックであるため、それによって、端末が制御ノードに送信したsidelink情報サイズ(size)が比較的に大きい時に必要なリソースを低減することができるとともに、制御ノードのスケジューリングが他のリンクに及ぼす影響を低減することができる。
【0039】
一選択的な実施の形態として、上記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョン(occasion)と周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0040】
本開示の実施例では、一つの位置は、sidelink情報における一つ又は複数のビット(bit)に対応してもよく、且つ異なる位置に対応するbit数は、同じであってもよく、又は異なってもよい。しかしステップ201におけるsidelink情報は、上記コードブックに対応する位置のsidelink情報のセットであってもよい。また、一つのターゲットリソース(又はこのターゲットリソース上で伝送されるコードブックに対して)の少なくとも一つは、対応する位置がある。
【0041】
また、一つのoccasionは、コードブックにおいて、一つ又は複数のHARQ-ACKビットに対応してもよい。
【0042】
上記コードブックに対応する位置のタイプは、上記コードブックがどれらのタイプの位置、例えば、occasionに対応するかを決定するためのものであってもよい。
【0043】
上記コードブックに対応する位置は、位置とコードブックとの対応関係であってもよく、端末は、この対応関係によって一つのターゲットリソース上のコードブックがどれらの位置、例えば、occasionに対応するかを推測する。
【0044】
上記コードブックの構成は、一つのコードブックであってもよいか、又は少なくとも二つのサブコードブックによって構成されてもよい。
【0045】
上記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、どのように配置するかのトラバースを配置するために用いられてもよく、即ちどのように位置を並び替えるか、それによってコードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定する。
【0046】
上記コードブックのサイズは、コードブックに含まれるsidelink情報のbit数サイズであってもよい。例えば、コードブックに対応するoccasion、及び各occasionに対応するsidelink情報(例えば、HARQ-ACK)bit数サイズを取得した後、コードブックのサイズを決定してもよい。また、一つのコードブックには、複数のsidelink伝送に対応するHARQ-ACK情報のカスケード接続であってもよい。
【0047】
この実施の形態では、上記コードブック情報が上記少なくとも一つを含むため、それによってこのコードブック情報に基づいて上記sidelink情報のコードブックを正確に決定することができる。なお、上記コードブック情報が上記複数のうちの一部のみを含む場合、上記コードブック情報に含まれない部分は、プロトコルにより定義されるものであってもよく、又は予め配置されるものなどであってもよい。これについて限定しない。
【0048】
なお、本開示の実施例では、主に位置をoccasionとして例示している。
【0049】
以下では、上記コードブック情報における内容についてそれぞれ詳細に説明する。
【0050】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0051】
そのうち、上記sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングは、ネットワークノードにより送信されたスケジューリングシグナリングであってもよく、例えば、制御ノードにより下りリンク(downlink)で送信された、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングであり、例えば基地局により送信されたスケジューリングシグナリングであり、このシグナリングは、sidelink DCIと呼ばれてもよく、又は、sidelink制御ノードによりsidelink上で送信された、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングであってもよく、例えば、ヘッダユーザ、モード2d(mode 2d)ユーザ、スケジューリング端末(scheduling UE)又はRSUなどにより送信されたスケジューリングシグナリングであり、このシグナリングは、SCIであってもよい。本開示の実施例は、これを限定しない。
【0052】
以下では、コードブックに対応する位置のタイプがsidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングのoccasionを含むことを例示する。
【0053】
一つのターゲットリソースに対し、端末は、制御ノードによる配置又は予め配置又はプロトコルによる定義又は他のユーザによる指示又は端末間の協議などによって対応関係を取得し、スケジューリングシグナリングoccasionと対応関係に応じてターゲットリソースに対応するスケジューリングシグナリングoccasionを決定してもよい。例えば、この対応関係の配置がスケジューリングシグナリングと、それによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の時間差K6を含んだ場合、この時、端末は、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K6に位置するスケジューリングシグナリングoccasionに関連関係が存在すると考える。
【0054】
さらに、端末は、このターゲットリソースと、時間n-K6に位置し且つスケジューリングシグナリングを実際に受信したoccasionに対応関係が存在すると決定することができる。
【0055】
その後、端末は、決定された各スケジューリングシグナリングoccasionについて、端末は、このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定し、例えば、端末は、occaisonの配置に従ってoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定する。端末は、異なるoccasionに対応するHARQ-ACK情報をカスケード接続してコードブックを得て、対応するターゲットリソース上でコードブックを送信し、例えば制御ノードに送信する。
【0056】
そのうち、上記sidelink伝送は、送信又は受信を含んでもよく、また、同一の端末は、なんらかの時刻に送信する可能性があり、他の時刻に受信する可能性がある。且つ上記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるSCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0057】
そのうち、上記sidelink伝送の位置がsidelink伝送におけるSCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置とを含む場合、SCIの位置とsidelinkデータの位置は、連続的なもの又は不連続的なものであってもよい。
【0058】
以下では、コードブックに対応する位置のタイプがsidelink伝送のoccasionを含むことを例示する。
【0059】
一つのターゲットリソースに対し、端末は、制御ノードによる配置又は予め配置又はプロトコルによる定義又は他のユーザによる指示又は端末間の協議などによって対応関係を取得し、sidelink伝送のoccasionと対応関係に応じてターゲットリソースに対応するsidelink伝送occasionを決定してもよい。例えば、この対応関係の配置がsidelink伝送とsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の時間差K7を含んだ場合、この時、端末は、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K7に位置するsidelink伝送occasionに関連関係が存在すると考える。
【0060】
さらに、端末は、このターゲットリソースと、時間n-K7に位置し且つsidelink伝送を実際に送信したか、又は受信したoccasionに対応関係が存在すると決定することができる。
【0061】
その後、決定された各sidelink伝送のoccasionについて、端末は、このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定し、例えば、端末は、occasionの配置に従ってoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定する。端末は、異なるoccasionに対応するHARQ-ACK情報をカスケード接続してコードブックを得て、対応するターゲットリソース上でコードブックを送信し、例えば制御ノードに送信する。
【0062】
しかし、上記sidelink情報の位置は、sidelink情報伝送のためのチャネルの位置、例えばPSFCHのoccasion又はPSSCHのoccasionであってもよく、又はsidelink情報フィードバックリソースのoccasionと呼ばれてもよく、又は、候補位置、例えば、候補occasion(candidate occasion)であってもよい。
【0063】
以下では、コードブックに対応する位置のタイプがsidelink情報のoccasionを含むことを例示する。
【0064】
一つのターゲットリソースに対し、端末は、制御ノードによる配置又は予め配置又はプロトコルによる定義又は他のユーザによる指示又は端末間の協議などによって対応関係を取得し、sidelink情報のoccasion(又はsidelink情報フィードバックリソースのoccasion)と対応関係に応じてターゲットリソースに対応するsidelink情報occasionを決定してもよく、例えば、対応関係の配置がsidelink情報(又はsidelink情報フィードバックリソース)とsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の時間差K8を含んだ場合、この時、端末は、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K8に位置するsidelink情報のoccasion(又はsidelink情報フィードバックリソースのoccasion)に関連関係が存在すると考える。
【0065】
さらに、端末は、このターゲットリソースと、時間n-K8に位置し且つsidelink情報を実際に送信したか、又は受信したoccasion(又はsidelink情報フィードバックリソースのoccasion)に対応関係が存在すると決定することができる。
【0066】
その後、決定された各sidelink情報のoccasion(又はsidelink情報フィードバックリソースのoccasion)について、ユーザは、このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定し、例えば、端末は、occasionの配置に従ってoccasionに対応するHARQ-ACK情報を決定する。端末は、異なるoccasionに対応するHARQ-ACK情報をカスケード接続してコードブックを得て、対応するターゲットリソース上でコードブックを送信し、例えば制御ノードに送信する。
【0067】
そのうち、上記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0068】
この実施の形態では、サブチャネルは、ある時間単位内のサブチャネルであってもよく、例えば一つのslot内の各サブチャネルは、いずれも一つのoccasionである。また、サブチャネルは、図4に示されてもよく、キャリア内帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)の各リソースプール(pool)に複数のサブチャネルがあってもよい。
【0069】
以下では、コードブックに対応する位置のタイプがsidelink伝送の開始サブチャネルを含むことを例示する。
【0070】
一つのターゲットリソースに対し、端末は、制御ノードによる配置又は予め配置又はプロトコルによる定義又は他のユーザによる指示又は端末間の協議などによって対応関係を取得し、サブチャネルと対応関係に応じてターゲットリソースに対応するサブチャネルを決定してもよく、各決定されたサブチャネルは、一つの(実際に発生したか、又は可能である)sidelink伝送の開始サブチャネルである。例えば、対応関係の配置がサブチャネルとターゲットリソースとの間の時間差K7を含んだ場合、この時、端末は、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K7に位置するサブチャネルに関連関係が存在すると考える。
【0071】
さらに、端末は、このターゲットリソースと、時間n-K7に位置し且つ実際に発生した(送信又は受信された)sidelink伝送の開始サブチャネルに対応関係が存在すると決定することができる。
【0072】
その後、決定された各開始サブチャネルについて、端末は、このサブチャネルに対応するsidelink伝送に対応するHARQ-ACK情報を決定し、例えば、ユーザは、開始サブチャネルの配置に従ってサブチャネルに対応するsidelink伝送に対応するHARQ-ACK情報を決定する。端末は、異なるsidelink伝送に対応するHARQ-ACK情報をカスケード接続してコードブックを得て、対応するターゲットリソース上でコードブックを送信し、例えば制御ノードに送信する。
【0073】
選択的に、上記コードブックに対応する位置のタイプは、制御ノードによる配置(指示)(例えば、SIB、RRCとスケジューリングシグナリングのうちの一つの配置)、プロトコルによる予め定義、他の端末による指示、又は予め配置などの方式のうちの少なくとも一つによって得られてもよい。
【0074】
なお、上記位置(例えば、occasion又はposition)は、対応する信号又はチャネルを実際に伝送したための位置であってもよく、候補(candidate)位置であってもよい。例えば、sidelink DCIのoccasionは、sidelink DCIを実際に送信したoccasionであってもよく、sidelink DCIが発生する可能性のあるcandidate occasionであってもよい。また、例えば、sidelink伝送のoccasionは、sidelink伝送が実際に発生したoccasionであってもよく、sidelink伝送が発生する可能性のあるcandidate occasionであってもよい。またoccasionの粒度は、対応するチャネルが位置するslot、subslot又は具体的に占有されるOFDMシンボルであってもよい。
【0075】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0076】
そのうち、上記対応関係は、コードブックと位置との対応関係であってもよく、この対応関係は、ターゲットリソースと位置との対応関係と呼ばれてもよい。且つこの対応関係は、制御ノードによる配置(指示)(例えば、SIB、RRC、他の上位層シグナリングとスケジューリングシグナリングのうちの少なくとも一つの配置)、プロトコルによる予め定義、他のユーザによる指示、端末間の協議、予め配置などの方式のうちの少なくとも一つによって得られてもよい。また、異なる端末は、異なる方式によって対応関係のうちの少なくとも一部を得る可能性があり、且つ異なる方式によって対応関係の異なる部分を得ることができ、得られたのが同じ部分である場合、ある端末から別の端末に送信してもよく、本開示の実施例では、これを限定しない。また、上記対応関係は、上記パラメータ情報のうちの少なくとも一つを含み、各パラメータ情報は、一グループの情報(例えば、値)又は一つの情報を含んでもよい。
【0077】
そのうち、上記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0078】
そのうち、上記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0079】
sidelinkサービス識別子は、Sidelinkサービス自体のサービス識別子であってもよく、sidelinkサービスに対応するQos識別子PQI(PC5 5G QoS Identifier)であってもよく、sidelinkサービスのデータレートは、対応するPC5フロービットレート(PC5 Flow Bit Rates)、PC5リンクアグリゲーションビットレート(PC5 Link Aggregated Bit Rates)、データレート(data rate)のうちの少なくとも一つであってもよい。
【0080】
sidelinkサービスの通信距離は、対応する最小通信距離(Communication range)要求であってもよく、sidelinkサービスの信頼性は、対応する伝送信頼性(relaibility)であってもよく、sidelinkサービスの遅延は、対応する最大エンドツーエンド遅延(max end-to-end latency)であってもよく、sidelinkサービスのデータ量は、対応するパケット又は伝送のbitサイズ(payload)であってもよい。
【0081】
且つ上記sidelinkサービスに対応する優先度は、sidelinkサービス自体に対応する優先度であってもよく、又は、sidelinkサービスに対応する伝送の優先度であってもよい。
【0082】
そのうち、上記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0083】
そのうち、上記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0084】
上記Uuキャリアは、sidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIを含むキャリアであってもよく、又は、sidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIのoccasionを含むキャリアと呼ばれる。例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、Uuプライマリキャリアユニット(Primary Component Carrier、PCC)上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink DCIであるoccasion)に対応し、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIを含んだ全てのキャリア上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink DCIであるoccasion)に対応する。
【0085】
上記sidelinkキャリアは、sidelink伝送をスケジューリングするsidelinkスケジューリングシグナリングのoccasion又はsidelink伝送のoccasion又はSCIのoccasion又はsidelinkデータのoccasion又はsidelink情報のoccasionを含むキャリアであってもよい。例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink PCC(Primary Component Carrier)上のoccasion(例えば、occasionタイプがsidelink情報フィードバックリソースであるoccasion)に対応し、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink伝送を含んだ全てのキャリア上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応する。例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink情報のoccasionを含んだキャリア上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応する。
【0086】
なお、コードブックに対応するoccasionは、キャリアを決定するためのoccasionのタイプと同じであってもよく、又は異なってもよい。
【0087】
そのうち、上記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0088】
上記Uu BWPは、sidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIを含むBWPであってもよく、又はsidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIのoccasionを含むBWPと呼ばれる。
【0089】
例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、Uuアクティブ化(active)下りリンクBWP上のoccasion(例えばsidelink伝送occasion)に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、初期BWP上のoccasion(例えば、occasionタイプがsidelink DCIであるoccasion)に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink伝送をスケジューリングするsidelink DCIを含んだ全てのactive BWP上のoccasion(例えば、occasionタイプがsidelink DCIであるoccasion)に対応する。
【0090】
上記sidelink BWPは、sidelink伝送をスケジューリングするsidelinkスケジューリングシグナリングのoccasion又はsidelink伝送のoccasion又はSCIのoccasion又はsidelinkデータのoccasion又はsidelink情報のoccasionを含むsidelink BWPであってもよい。sidelink BWPは、アクティブ化(active)BWP又は非アクティブ化BWPであってもよい。
【0091】
例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、active Sidelink BWP上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、全てのsidelink BWP上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応する。ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、sidelink情報のoccasionを含んだsidelink BWP上のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応する。
【0092】
なお、コードブックに対応するoccasionは、BWPを決定するためのoccasionのタイプと同じであってもよく、又は異なってもよい。
【0093】
そのうち、上記リソースプール(resource pool)情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0094】
例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、一つ又は複数のresource pool内のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、全てのresource pool内のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、ある又はなんらかの所定リソースプール識別子のresource pool内のoccasion(例えばoccasionタイプがsidelink伝送であるoccasion)に対応する。リソースプールは、送信リソースプールであってもよく、受信リソースプールであってもよく、発見(discovery)リソースプールであってもよい。
【0095】
そのうち、上記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0096】
しかし、上記ターゲットサブチャネルは、始点サブチャネルであってもよく、終点サブチャネルであってもよく、この開始サブチャネルは、物理サイドリンク共有チャネルPSSCH又は物理サイドリンク制御チャネルPSCCH又は物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHにより占有される始点サブチャネルであってもよく、この終点サブチャネルは、PSSCH又はPSCCH又はPSFCHにより占有される終点サブチャネルであってもよく、又は上記ターゲットサブチャネルは、PSSCH又はPSCCH又はPSFCHにより占有される周波数領域におけるZ番目のサブチャネルであってもよい。
【0097】
上記サブチャネルオフセットは、サブチャネル識別子上のオフセットであってもよく、例えば、N個のidをオフセットするか、又は物理リソース上のオフセットであり、また、例えば、N個のRB又はN個のサブチャネルをオフセットするか、又はある周波数領域パターンに従ってオフセットし、例えばN個のcombをオフセットする。
【0098】
サブチャネルオフセットをチャネル識別子上のオフセットとして、且つサブチャネルオフセット=2を例示し、リファレンスサブチャネルがid=12のサブチャネルであり、この時サブチャネル情報がこれらの二つの情報を含んだ場合、id=12のリファレンスサブチャネルに対して2つのサブチャネルをオフセットしたサブチャネル(即ちid=14のサブチャネル)が一つのoccasionであることが表明されている。
【0099】
上記サブチャネル数は、N_Sで示されてもよい。且つサブチャネル数は、キャリアに含まれるサブチャネル数、リソースプールに含まれるサブチャネル数とチャネルに含まれるサブチャネル数を含んでもよく、そのうち、チャネルに含まれるサブチャネル数は、PSSCH又はPSCCH又はPSFCHにより占有されるサブチャネル数である。
【0100】
そのうち、上記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含んでもよい。
【0101】
例えば、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータは、Nであってもよく、N個のslotごとにPSFCHのoccasion又は時間領域リソースがあることを示してもよく、また、例えばsidelink情報フィードバックリソース配置パラメータは、同じ時間領域リソース上でFDMを行うsidelink情報フィードバックリソース数であってもよく、N_Fで示され、同一の時刻にN_F個のFDM PSFCHリソースがあることを示してもよい。
【0102】
そのうち、前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含んでもよい。
【0103】
例えば、前記ユーザ情報は、ユーザの識別子、ヘッダユーザの識別子(header UE)、グループリーダユーザの識別子(leader UE)、メンバーユーザの識別子(member UE)、スケジューリングユーザ(scheduling UE)の識別子、スケジューリングされるユーザ(scheduled UE)の識別子、中継ユーザ(relay UE)の識別子、リモートユーザ(remote UE)の識別子、ターゲットユーザ(target UE)の識別子、受信ユーザ(receiving/receiver UE)の識別子、送信ユーザ(transmitting/transmitter UE)の識別子、ソースユーザ(source UE)の識別子と目的地ユーザ(destination UE)の識別子のうちの少なくとも一つを含んでもよく、そのうち、前記受信ユーザは、sidelink伝送の受信ユーザであり、前記送信ユーザは、sidelink伝送の送信ユーザであり、ヘッダユーザは、一つの車隊の車ヘッダユーザであり、グループリーダユーザは、一つのユーザグループのグループリーダであり、メンバーユーザは、一つの車隊内の非車ヘッダユーザの他のユーザ又はユーザグループ内の非グループリーダユーザの他のユーザであり、スケジューリングユーザは、伝送するよう他のユーザをスケジューリングするユーザであり、スケジューリングされるユーザは、他のユーザにより伝送するようスケジューリングされるユーザであり、中継ユーザは、他のユーザにより送信されたメッセージを転送するユーザであり、リモートユーザは、送信されたメッセージが中継ユーザによって転送されるユーザであり、ターゲットユーザは、あるサービス/グループ/接続/スケジューリング/伝送に参加する指定ユーザであり、ソースユーザは、ある伝送の送信ユーザであり、目的地ユーザは、ある伝送の受信ユーザである。
【0104】
また、上記ユーザの識別子は、マルチキャストの場合にマルチキャストのグループ識別子であってもよい。
【0105】
例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、ある(又はなんらかの)識別子の端末により送信されたsidelink伝送に対応し、また、例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、ある(又はなんらかの)識別子の端末により受信されたsidelink伝送に対応する。
【0106】
なお、本開示の実施例では、上記様々なユーザの識別子は、具体的には、
制御ノードにより端末のために割り当てられるID、プロトコルにより予め定義される端末ID、メーカーにより予め配置される端末ID、端末により上位層情報(例えばアプリケーション層又はIP層のID、MAC層のIDなど)に基づいて生成されたID、端末により制御ノードによる配置又はプロトコルによる約定又は予め配置のなんらかの方式/ルールに基づいて生成されたID又は端末に関連付けられた一意の識別子のうちの識別子であってもよい。
【0107】
そのうち、上記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0108】
伝送タイプは、ユニキャスト又はマルチキャストであってもよく、伝送識別子は、ユニキャストに対応するid1、マルチキャストに対応するid2であってもよい。また、同一の伝送がユニキャストとマルチキャストを採用する時、同一の受信ユーザであっても、そのidが異なる可能性がある。
【0109】
上記マルチキャスト時に一つのグループ内のメンバー数は、M_NUMで示されてもよく、マルチキャスト時に一つのグループの最大メンバー数は、M_NUM_MAXで示されてもよい。
【0110】
そのうち、上記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング(static)、動的スケジューリングと半静的スケジューリング(又はセミパーシステントスケジューリング、semi-staticと呼ばれる)のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0111】
上記半静的スケジューリングタイプは、配置sidelink許可(Configured sidelink grant)であってもよい。
【0112】
また、配置sidelink許可は、異なるタイプ(type)又は異なるIDの配置sidelink許可を含んでもよく、且つ半静的スケジューリングにおいて異なるidに対応するConfigreud sidelink grantは、異なるリソースに対応するか、又は半静的スケジューリングにおいて異なるtypeに対応するConfigreud sidelink grantは、異なるリソースに対応し、無論、半静的スケジューリングにおいて全てのConfigreud sidelink grantは、一つのリソースに対応することであってもよい。
【0113】
上記半静的スケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つの識別子であってもよい。
【0114】
例えば、ターゲットリソース(又はターゲットリソース上のコードブック)は、ある(なんらかの)Configured sidelink grant識別子に対応するConfigured sidelink grant上のsidelink伝送に対応する。
【0115】
そのうち、上記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループ(Code block group、CBG)配置のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0116】
そのうち、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink TB数は、TB_Numで示されてもよい。また、TB_Num>1である場合、これらのTBに対応するフィードバックが多重化されるか否かに関連付けられる可能性がある。
【0117】
一つのsidelink TBに含まれるCBG個数は、CBG_NUMで示されてもよく、一つのTBに含まれる最大CBG数は、CBG_NUM_MAXで示される。
【0118】
そのうち、上記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含んでもよい。例えば、一つのターゲットリソースは、L個のoccasionに対応する。
【0119】
そのうち、上記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含んでもよい。例えば、ターゲットリソース配置には、occasion識別子が含まれ、occasion識別子によってoccasionとターゲットリソースを対応させる。
【0120】
そのうち、上記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含んでもよく、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有する。例えば、occasion配置には、ターゲットリソース識別子が含まれ、ターゲットリソース識別子によってoccasionとターゲットリソースを対応させる。
【0121】
そのうち、上記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0122】
上記遅延の単位は、スロット(slot)、サブスロット(subslot)、フレーム(frame)、サブフレーム(subframe)、ミリ秒(ms)、秒(s)などのうちの一つであってもよい。遅延は、遅延の存在する両方が位置するslot、始点シンボルと終了シンボルのうちの任意の組合せの時間差であってもよい。例えば、遅延は、前者が位置するslotの始点シンボルと後者が位置するslotの終了シンボルとの時間差であってもよく、又は遅延は、前者が位置するslotの始点シンボルと後者が位置するslotの始点シンボルとの時間差であってもよく、又は遅延は、両方が位置するslot間のslotオフセットなどであってもよい。
【0123】
上記遅延は、sidelink時間で計算されるか、又はUu時間で計算されてもよい。例えば、スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延を例にして、この遅延が20msのUu時間であり、スケジューリングシグナリングの位置がシステムフレーム番号SFN(system frame number)0であるとすると、ターゲットリソースは、SFN2に位置する。例えば、sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延を例にして、この遅延が20msのsidelink時間であり、sidelink情報フィードバックリソースの位置が直結フレーム番号DFN(direct frame number)0であるとすると、対応するターゲットリソースは、DFN2に位置する。
【0124】
そのうち、上記スケジューリングシグナリングと前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送との間の遅延は、K4で示されてもよく、例えば、DCIが位置するslotと、それによりスケジューリングされるsidelink伝送が位置するslotとの間の時間差は、開始シンボルの間の差であってもよい。また、DCIが位置するslotの末尾から遅延を計算してもよく、slotの先頭から計算してもよく、DCIにより占有される時間領域シンボルの末尾から計算してもよい。
【0125】
例えば、時間nに位置するsidelink伝送と時間n-K4に位置するスケジューリングシグナリングoccasionに関連関係が存在する。
【0126】
上記スケジューリングシグナリングと前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延は、K5で示されてもよい。例えば、時間nに位置するsidelink情報フィードバックリソースと時間n-K5に位置するスケジューリングシグナリングoccasionに関連関係が存在する。
【0127】
上記スケジューリングシグナリングと前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延は、K6で示されてもよい。例えば、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K6に位置するスケジューリングシグナリングoccasionに関連関係が存在する。
【0128】
上記sidelink伝送と対応するターゲットリソースとの間の遅延は、K7で示されてもよく、例えば、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K7に位置するsidelink伝送occasionに関連関係が存在する。
【0129】
上記sidelink情報フィードバックリソースと対応するターゲットリソースとの間の遅延は、K8で示されてもよく、例えば、時間nに位置するターゲットリソースと時間n-K8に位置するsidelink情報フィードバックリソースoccasionに関連関係が存在する。
【0130】
上記sidelink伝送と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延は、K9で示されてもよく、例えば、時間nに位置するsidelink情報フィードバックリソースと時間n-K9に位置するsidelink伝送occasionに関連関係が存在する。
【0131】
上記異なる遅延の間が互いに組み合わせられてもよく、それによっていくつかの位置とターゲットリソースの遅延を連携して決定する。例えばK4とK7に基づいてスケジューリングシグナリングの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延を推測し、スケジューリングシグナリングの位置とターゲットリソースとの対応関係を決定するよう支援することができる。
【0132】
例えばK9とK8に基づいてsidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延を推測し、sidelink伝送の位置とターゲットリソースとの対応関係を決定するよう支援することができる。
【0133】
例えばK4とK9とK8に基づいてスケジューリングシグナリングの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延を推測し、スケジューリングシグナリングの位置とターゲットリソースとの対応関係を決定するよう支援することができる。
【0134】
選択的に、一つのターゲットリソース上で伝送されるコードブックが複数のサブコードブックを含む場合、これらの異なるサブコードブックがカスケード接続されて最終的にターゲットリソース上で伝送されるコードブックが構成される。
【0135】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0136】
そのうち、上述した、少なくとも二つのサブコードブックを含む場合、これらの少なくとも二つのサブコードブックのカスケード接続又は補間値などであってもよい。
【0137】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0138】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置されてもよい伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0139】
上述した、CBGとして配置される伝送方式は、一回の伝送においてCBGの形式によって伝送されてもよい。
【0140】
この実施の形態では、単一sidelink TB伝送(一回に一つのsidelink TBを伝送する)として配置され、CBG(一回の伝送においてCBGの形式によって伝送される)として配置され、TB_Num個のsidelink TB伝送(一回TB_Num個のsidelink TBを伝送する)として配置される場合のうちの少なくとも両方が異なるサブコードブック又はコードブックにそれぞれ対応するか、又はこれらの三種類の伝送方式に対応するHARQ-ACK情報が異なるサブコードブック又はコードブックに属し、TB_Numが1よりも大きいことは、実現されることができる。
【0141】
選択的に、CBG伝送として配置される場合について、単一sidelink TB伝送として配置され、且つCBGの形式が採用されて伝送されることと、複数のsidelink TB伝送として配置され、且つCBGの形式が採用されて伝送されることは、異なるサブコードブック又はコードブックにそれぞれ対応するか、又は単一sidelink TB伝送と複数のsidelink TB伝送に対応するsidelink情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0142】
以下では、TB_Num=2を例示する。
【0143】
選択的に、単一sidelink TB伝送(一回に一つのsidelink TBを伝送する)として配置され、CBG(一回の伝送においてCBGの形式によって伝送される)として配置され、2 sidelink TB伝送(一回2つのsidelink TBを伝送する)として配置される場合のうちの少なくとも両方は、異なるサブコードブック又はコードブックにそれぞれ対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0144】
例えば、CBG伝送方式のoccasionについて、他の伝送方式のoccasionと異なるコードブック又はサブコードブックに対応し、端末は、CBG伝送と非CBG伝送のコードブック又はサブコードブックをそれぞれ決定し、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0145】
また、例えば、2 sidelink TB伝送方式のoccasionについて、1 sidelink TB伝送方式のoccasionと異なるコードブック又はサブコードブックに対応し、端末は、2 sidelink TB伝送と非1 sidelink TB伝送のコードブック又はサブコードブックをそれぞれ決定し、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0146】
また、例えば、伝送方式が2 sidelink TBであり、且つ2つのsidelink TBに対応するフィードバックbitが多重化されていない(例えば空間分割多重化されていない)occasionは、一つのコードブック又はサブコードブックに対応し、1TB伝送方式のoccasionと伝送方式が2 sidelink TBであり、且つ2つのsidelink TBに対応するフィードバックbitが多重化される(例えば空間分割多重化される)occasionは、同一のコードブック又はサブコードブックに対応し、端末は、これらの二つのコードブック又はサブコードブックをそれぞれ決定し、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0147】
異なるリソーススケジューリングタイプが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、半静的スケジューリング(例えばconfigured sidelink grant)と動的スケジューリングが異なるサブコードブック又はコードブックに対応すること、又は半静的スケジューリング(例えばconfigured sidelink grant)と動的スケジューリングに対応するHARQ-ACK情報が異なるサブコードブック又はコードブックに属することであってもよい。
【0148】
半静的スケジューリング(例えばconfigured sidelink grant)について、選択的に、異なる半静的スケジューリングタイプ(例えばconfigured sidelink grant type1とtype2)に対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。選択的に、異なる半静的スケジューリング識別子(例えばconfigured sidelink grant id1)に対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0149】
例えば、configured sidelink grant type1、configured sidelink grant type2と動的スケジューリングは、三つのコードブック又はサブコードブックにそれぞれ対応し、端末は、三つのコードブック又はサブコードブックを決定した後、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0150】
また、例えば、configured sidelink grant type1とconfigured sidelink grant type2は、一つのコードブック又はサブコードブックに対応し、動的スケジューリングは、別のコードブック又はサブコードブックに対応し、端末は、二つのコードブック又はサブコードブックを決定した後、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0151】
また、例えば、異なるconfigured sidelink grant識別子のconfigured sidelink grantは、異なるコードブック又はサブコードブックに対応し、端末は、各コードブック又はサブコードブックを決定した後、対応するターゲットリソース上で制御ノードに送信することができる。
【0152】
上記異なる伝送タイプ(cast type)が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、マルチキャストとユニキャストが異なるサブコードブック又はコードブックに対応すること、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報が異なるサブコードブック又はコードブックに属することであってもよい。
【0153】
また、ある可能な特別なケースでは、マルチキャストとユニキャストのHARQフィードバックをオフにした(disable/無効にした)場合、即ちこれらのマルチキャストとユニキャストに対して対応するHARQ-ACK情報を決定する必要がない場合、マルチキャストとユニキャストは、同じサブコードブック又はコードブックに対応してもよい。例えば、端末がマルチキャストとユニキャスト伝送に対していずれもHARQ-ACKフィードバックを行う必要がない場合、マルチキャストとユニキャストは、同じサブコードブック又はコードブックに対応してもよい。
【0154】
上述した、異なるフィードバックメカニズム(接続状態)が異なるサブコードブック又はコードブックに対応することは、異なる接続状態が異なるサブコードブック又はコードブックに対応することであってもよい。
【0155】
例えば、フィードバックメカニズム2(このメカニズムにおいてACK/NACKフィードバックを行ってもよく、又は接続ありメカニズム又は接続ベース(connection based)メカニズムと呼ばれてもよく、この方法が送受信側の間で接続が確立された場合に適用される)を使用するoccasionは、一つのサブコードブックに対応し、フィードバックメカニズム1(NACKフィードバックのみを行うか、又は、接続無し(connection-less)メカニズムと呼ばれてもよく、この方法が送受信側の間で接続が確立されていない場合に適用される)を使用するoccasionは、別のサブコードブックに対応し、そのうち、メカニズム1は、NACK-onlyフィードバックであり、このデータを受信したが、解くことができなければ、NACKをフィードバックし、他の場合にフィードバックしなく、メカニズム2は、ACK/NACKフィードバックであり、このデータを受信したが、解くことができなければ、又はSCIを受信したがデータを受信していなければ、NACKをフィードバックし、このデータを受信しており、且つ正確に解けば、ACKをフィードバックする。
【0156】
また、例えば、フィードバックメカニズム1を使用するoccasionとユニキャストのoccasionは、同一のサブコードブックに対応する。
【0157】
上述した、異なるユーザが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なる端末が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することであってもよい。
【0158】
さらに、異なるRX UEは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又は異なるRX UEに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0159】
例えば、異なるRX UEによりフィードバックされたHARQ-ACK情報を異なるコードブック又はサブコードブックに構成し、即ち、RX UE1のHARQ-ACK情報をコードブック又はサブコードブック1に構成し、RX UE2のHARQ-ACK情報をコードブック又はサブコードブック2に構成し…、RX UE RのHARQ-ACK情報をコードブック又はサブコードブックRに構成する。
【0160】
さらに具体的には、RX UE1が時間tにNACKをフィードバックし、RX UE2が時間t+1にACKをフィードバックし、RX UE1が時間t+2にNACKをフィードバックし、TXユーザが時間tとt+1とt+2にNACK、ACKとNACKをそれぞれ受信しており、RX UEに従って二つのサブコードブックを決定するとする。そのうち、サブコードブック1は、RX UE1に対応し、内容は、NACKとNACKであり、サブコードブック2は、RX UE2に対応し、内容は、ACKである。
【0161】
さらに、異なるRX UEのHARQ-ACK情報が異なるサブコードブックに対応する場合、TX UEは、これらのRX UEによりフィードバックされたHARQ-ACK情報を受信した後、これらのHARQ-ACK情報を対応するRX UEに従って異なるサブコードブックを決定し、これらのサブコードブックをコードブックとしてカスケード接続して制御ノードに送信することができる。
【0162】
また、例えば、異なるTX UEは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0163】
例えば、RX UE0は、R個の異なるTX UEにより送信されてきたsidelink伝送を受信しており、異なるTX UEにより送信されたsidelinkデータに対応するHARQ-ACK情報に対して異なるサブコードブックをそれぞれ構成し、TX UE1に対応するHARQ-ACK情報をサブコードブック1に構成し、TX UE2に対応するHARQ-ACK情報をサブコードブック2に構成し…、TX UE Rに対応するHARQ-ACK情報をサブコードブックRに構成する。
【0164】
即ち、同じ端末に対応するHARQ-ACK情報を並べて、一つのサブコードブック又はコードブックに構成する。
【0165】
上述した、異なるリソースプールが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なるリソースプールが異なるサブコードブック又はコードブックに対応することであってもよく、又は異なるリソースプールに対応するHARQ-ACK情報が異なるサブコードブック又はコードブックに属することであってもよい。例えば異なるリソースプールタイプ又は異なるリソースプール識別子のリソースプールは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応する。
【0166】
上述した、異なるキャリアが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なるタイプのキャリアが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することであってもよく、及び/又は、同じタイプにおける異なるキャリアが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することであってもよい。
【0167】
そのうち、キャリアは、
sidelink伝送が位置するキャリアをsidelink伝送キャリアと呼び、例えば、異なるsidelink伝送キャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又は異なるsidelink伝送キャリアに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属し、そのうち、この場合、伝送中のデータとSCIは、同じキャリアにあってもよく、無論、場合によって、データとSCIは、異なるキャリアにあってもよいことと、
sidelink伝送においてSCIが位置するキャリアをsidelink制御キャリアと呼び、例えば、異なるsidelink制御キャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属することと、
sidelink伝送においてデータ部分(PSSCH)が位置するキャリアをsidelinkデータキャリアと呼び、例えば異なるsidelinkデータキャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属することと、
sidelink伝送に対応するsidelink情報フィードバックリソースが位置するキャリアをsidelinkフィードバックキャリアと呼び、例えば異なるsidelinkフィードバックキャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属することと、
sidelink伝送をスケジューリングするスケジューリングシグナリングが位置するキャリアをスケジューリングキャリアと呼び、例えば異なるスケジューリングキャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属することと、のうちの少なくとも一つの方式によって定義されてもよい。
【0168】
例えば、コードブックに対応するoccasionがsidelink DCIのoccasionである場合、sidelink DCIを載せた異なるスケジューリングキャリアは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0169】
また、例えば、sidelink制御ノードは、スケジューリングシグナリングよってsidelink伝送をスケジューリングし、コードブックに対応するoccasionがスケジューリングシグナリングのoccasionである場合、この時、スケジューリングシグナリングがsidelink上で伝送され、スケジューリングシグナリングを載せた異なるスケジューリングキャリア(この時、sidelinkキャリアである)は、異なるサブコードブック又はコードブックに対応するか、又はそれらに対応するHARQ-ACK情報は、異なるサブコードブック又はコードブックに属する。
【0170】
それ以外、選択的に、プライマリキャリアPCCとセカンダリキャリア(secondary component carrier、SCC)は、異なるサブコードブック又はコードブックに対応する可能性もあり、そのうち、複数のSCCがある場合、PCCは、一つのサブコードブック又はコードブックに対応し、SCCは、一つ又は複数のサブコードブック又はコードブックに対応する可能性がある。
【0171】
上述した、異なるBWPが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なるタイプのBWPが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することであってもよく、又は、各BWPがそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0172】
上述した、異なるサブチャネルが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各サブチャネルがそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0173】
上述した、異なる遅延が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各遅延がそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0174】
上述した、異なるsidelink情報フィードバックリソース配置が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各sidelink情報フィードバックリソース配置がそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0175】
上述した、異なる比値が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各比値がそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0176】
上述した、異なるHARQプロセス(HARQ process)が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各HARQ processがそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。
【0177】
上述した、異なるサービスが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なるサービス情報が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することであってもよく、例えば前述した異なるサービス識別子又はタイプ又はサービス優先度が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応するか、又は、各サービスがそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応する。
【0178】
上述した、異なるsidelink情報サイズが異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、各sidelink情報ビットサイズ値がそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。例えばoccasionセット1に対し、各occasionに対応するsidelink情報は、P bitであり、別のoccasionセット2に対し、各occasionに対応するsidelink情報は、Q bitであり、この時、セット1とセット2は、二つの異なるコードブック又はサブコードブックに対応する。
【0179】
上述した、異なる接続が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することは、異なる接続(session、又はconnection)がそれぞれのコードブック又はサブコードブックに対応することであってもよい。例えばUE1により4つのsidelinkが確立されており、各接続においていずれもHARQ-ACKフィードバックがオンにされており、即ち各接続上の伝送には、いずれも対応するHARQ-ACK情報があり、この時、異なる接続上のHARQ-ACK情報は、異なるコードブック又はサブコードブックをそれぞれ構成する。
【0180】
なお、一つのターゲットリソースに対し、端末は、構成の配置に基づいてこのターゲットリソース上のコードブックのコードブックの構成を決定することができる。また、端末(又は制御ノード)は、各occasionに対してフィードバックされたsidelink情報サイズを決定することにより、対応するコードブック又はサブコードブックのサイズをさらに決定する。
【0181】
選択的に、制御ノードが異なるアクセス技術におけるsidelinkをスケジューリングする時、異なるアクセス技術におけるsidelinkは、異なるサブコードブック又はコードブックに対応する。例えば制御ノードがNR sidelinkとLTE sidelinkをスケジューリングするよう同時にサポートする時、NR sidelinkとLTE sidelinkは、異なるコードブックに対応し、且つ異なるターゲットリソース上で送信される。
【0182】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0183】
上記順序対応関係によって、上記コードブックにおける各bitに対応する位置、例えば各bitに対応するoccasionを決定することができる。
【0184】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域周波数分割多重化(Frequency-division multiplexing、FDM)数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0185】
なお、本開示の実施例では、上記複数の次元のトラバースの優先順位を限定しない。
【0186】
また、コードブックにおけるbitとoccasion(又はbitとsidelink伝送)の順序対応関係は、以下の少なくとも一つのケースを含み、
ケース一:一つ又は複数のリソースプールが存在し、且つターゲットリソースは、一つのリソースプール上のsidelink情報を送信するために用いられ、そのうち、ここでのリソースプールは、予め定義されるか、予め配置されるか、制御ノードにより配置されるか、ユーザ間により協議されるか、又は他のユーザにより指示されてもよい。
【0187】
ケース二:一つ又は複数のキャリアが存在し、且つターゲットリソースは、一つのsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するために用いられ、そのうち、ここでのキャリアは、予め定義されるか、予め配置されるか、制御ノードにより配置されるか、ユーザ間により協議されるか、又は他のユーザにより指示されてもよい。また、ターゲットリソースは、このキャリア上の一つのリソースプール又は複数のリソースプールに対応してもよい。
【0188】
ケース三:複数のキャリアが存在し、且つターゲットリソースは、少なくとも二つのsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するために用いられる。また、ターゲットリソースは、各キャリア上の一つのリソースプール又は複数のリソースプールに対応してもよい。
【0189】
さらに、ターゲットリソースは、一つの端末に対応するsidelink情報に対応するコードブックを送信するために用いられ、又は
ターゲットリソースは、一つの端末グループのうちの全ての端末又は全ての受信端末に対応するsidelink情報に対応するコードブックを送信するために用いられ、又は
ターゲットリソースは、一つのリソースプール上のsidelink情報に対応するコードブックを送信するために用いられ、又は
ターゲットリソースは、一つのsidelinkキャリア上のsidelink情報に対応するコードブックを送信するために用いられ、又は
ターゲットリソースは、少なくとも二つのsidelinkキャリア上のsidelink情報に対応するコードブックを送信するために用いられる。
【0190】
上記トラバース次元が接続を含む場合、接続のid又は接続確立の優先順位に従って各接続されたoccasionを順にトラバースしてもよく、例えば、idの小さい順で各接続をトラバースし、各接続におけるoccasionをトラバースする。
【0191】
トラバース次元が接続を含む場合、接続タイプ、接続識別子などによってトラバースしてもよい。
【0192】
トラバース次元が比値を含む場合、比値のサイズに従って各比値に対応するoccasionをトラバースしてもよい。例えば、比値のサイズによって小さい順でトラバースする。
【0193】
トラバース次元がサービスを含む場合、サービス情報に従ってサービスのoccasionをトラバースしてもよい。例えば、id又は優先度の小さい順でトラバースする。
【0194】
トラバース次元がHARQプロセスを含む場合、HARQプロセスidに従ってHARQプロセス上のoccasionをトラバースしてもよい。例えば、idの小さい順でトラバースする。
【0195】
トラバース次元がキャリアを含む場合、キャリア idに従ってキャリア上のoccasionをトラバースしてもよい。例えば、idの小さい順でトラバースする。
【0196】
トラバース次元がBWPを含む場合、BWP idに従ってBWP上のoccasionをトラバースしてもよい。
【0197】
トラバース次元が遅延を含む場合、遅延K値に従って各K値に対応するoccasionをトラバースしてもよい。例えば、K値に従って大きい順でトラバースする。
【0198】
トラバース次元がリソースプールを含む場合、リソースプールidに従ってリソースプール上のoccasionをトラバースしてもよい。
【0199】
トラバース次元がサブチャネルを含む場合、サブチャネルの周波数領域に従ってサブチャネル上のoccasionをトラバースしてもよい。例えば周波数領域に従って低い順でトラバースする。
【0200】
トラバース次元がsidelink情報フィードバックリソースを含む場合、対応するsidelink情報フィードバックリソースに従ってoccasionをトラバースしてもよい。例えば各sidelink情報フィードバックリソース上のoccasionを順にトラバースする。
【0201】
トラバース次元がスケジューリングを含む場合、スケジューリングの識別子、例えばconfigured sidelink grant id及び/又はスケジューリングシグナリングの識別子に従ってトラバースしてもよい。
【0202】
トラバース次元が位置を含む場合、位置識別子(occasion識別子)、時間領域、周波数領域のうちの少なくとも一つに従ってトラバースしてもよい。例えばoccasionの時間優先順位に従ってoccasionをトラバースする。
【0203】
トラバース次元が位置周波数領域FDM数を含む場合、FDMのoccasionの周波数領域に従ってoccasionをトラバースしてもよい。例えばoccasionの周波数領域の低い順でトラバースする。
【0204】
トラバース次元が伝送方式を含む場合、異なる伝送方式に従ってoccasionをトラバースしてもよい。例えば1 TB、マルチTB、CBGの順序に従ってトラバースする。
【0205】
トラバース次元がリソーススケジューリングタイプを含む場合、異なるリソーススケジューリングタイプに従ってoccasionをトラバースしてもよい。動的スケジューリング、configured sidelink grantと静的スケジューリングの順序に従ってトラバースし、動的をトラバースしてからconfigured sidelink grantをトラバースし、最後に静的スケジューリングをトラバースしてもよい。さらに、異なるリソース識別子(例えばconfigured sidelink grant id1とconfigured sidelink grant id2)は、異なるトラバース優先順位に対応する。なお、一つのconfigured sidelink grantが複数のoccasionを含む可能性があり、無論、これについて限定しない。例えば、一つのconfigured sidelink grantは、一つだけのoccasionを含む可能性がある。
【0206】
トラバース次元が伝送タイプ(cast type)を含む場合、異なる伝送タイプに従ってoccasionをトラバースしてもよい。
【0207】
トラバース次元がフィードバックメカニズムを含む場合、異なるフィードバックメカニズムに従ってoccasionをトラバースしてもよい。
【0208】
トラバース次元がユーザを含む場合、異なるユーザがトラバースしてもよい。例えば、TX UEに対し、異なるTX UEに従ってoccasionをトラバースしてもよく、例えばTX UE idの小さい順でトラバースする。さらに具体的には、TX UE1は、t+1 t+4時刻にRX UEに2つのsidelink伝送を送信しており、RX UEは、これらの二つの伝送に対するHARQ-ACK情報を決定し、それぞれは、ACK NACKである。TX UE2は、t+3時刻にこのRX UEに一つのsidelink伝送を送信しており、RX UEは、この伝送に対するHARQ-ACK情報を決定し、それは、ACKである。RX UEは、トラバースする時、まずTX UE1に対応する二つのoccasion(即ちt+1 t+4時刻上のsidelink伝送occasion)をトラバースし、それからTX UE2に対応する一つのoccasion(即ちt+3時刻上のsidelink伝送occasion)をトラバースする。さらに選択的に、コードブックにおいてこの3つのoccasionに対応するHARQ-ACK bitは、ACK NACK ACKを指示し、それぞれt+1 t+4 t+3時刻のoccasionに対応する。例えば、RX UEに対し、異なるRX UEに従ってoccasionをトラバースしてもよく、例えばRX UE idの小さい順でトラバースする。さらに具体的には、一つのTX UEは、2つのRX UEに2つのsidelink伝送を送信しており、RX UE1は、t+1 t+4時刻にこれらの二つの伝送に対するHARQ-ACK情報をそれぞれフィードバックしており、それぞれは、ACK ACKであり、RX UE2は、t+2 t+5時刻にこれらの二つの伝送に対するHARQ-ACK情報をそれぞれフィードバックしており、それぞれは、NACK NACKであり、TX UEは、トラバースする時に、まずRX UE1に対応する二つのoccasion(即ちt+1 t+4時刻上のsidelink情報occasion)をトラバースし、それから、RX UE2に対応する二つのoccasion(即ちt+2 t+5時刻上のsidelink情報occasion)をトラバースする。さらに選択的に、コードブックにおいて、これらの4つのoccasionに対応するHARQ-ACK bitは、ACK ACK NACK NACKを指示し、t+1 t+4 t+2 t+5時刻のoccasionにそれぞれ対応する。
【0209】
選択的に、上記トラバース次元及び/又はトラバース順序に従ってoccasionを番号付けてもよい。
【0210】
以下では、上記の3つのケースを例示する。
【0211】
上記ケース一に一つ又は複数のリソースプールが存在し、しかしターゲットリソースが一つのリソースプール上のsidelink情報のみを送信するために用いられることを例示する。
【0212】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K6に位置するsidelink DCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0213】
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースし(スケジューリングシグナリングが位置するcarrierをトラバースし)、
n-K6の値に従ってoccasionをトラバースする(即ちK6をトラバースする)。
【0214】
なお、本開示の実施例では、Kxは、一グループの値であってもよく、例えば、上記K6は、一グループの値であってもよく、無論、一つの値であってもよい。
【0215】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するsidelink伝送のoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0216】
このリソースプール内のサブチャネルをトラバースし、
n-K7の値に従ってsidelink伝送のoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0217】
なお、SCIとPSSCHは、同一のslotに位置してもよいが、SCIとPSSCHが異なるslotに位置する可能性は排除されず、そして遅延により計算されたのはシンボルレベルの例である場合、SCI PSSCHの遅延K7も異なる。
【0218】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するSCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0219】
このリソースプール内のサブチャネルをトラバースし、
n-K7の値に従ってSCIのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0220】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するPSSCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0221】
このリソースプール内のサブチャネルをトラバースし、
n-K7の値に従ってPSSCHのoccasionをトラバースし(即ちK7をトラバースし)、
各n-K7に対応する時間領域に対して一つ又は複数のPSSCH occasionが存在する可能性があり、各n-K7に対応する時間領域内に複数のPSSCH occasionが存在する可能性がある場合、これらのoccaisonを異なる重ねているoccasionグループに分ける。
【0222】
なお、例二、三と四に対し、K7の値は、異なってもよく、又は同じであってもよい。
【0223】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するPSFCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0224】
FDMのPSFCHリソースのoccasionをトラバースし(即ちN_Fをトラバースし)、
n-K8の値に従ってPSFCHのoccasionをトラバースする(即ちK8をトラバースする)。
【0225】
六、occasionがサブチャネル又はPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するサブチャネル、又は、それに対応する、時間n-K8時刻に位置するPSFCHの属するサブチャネルは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0226】
FDMのサブチャネルをトラバースし(即ちN_Sをトラバースし)、
n-K8の値に従ってトラバースする(即ちK8をトラバースする)。
【0227】
なお、上記方式においてサブチャネルをトラバースすることは、各サブチャネルをトラバースすることであるか、又はN個のサブチャネルごとにトラバースすることであってもよい。
【0228】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、このoccasionが実際に伝送に用いられない場合、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACK情報をいずれも固定状態として設定し、例えば固定状態、例えばNACKであり、このoccasionが実際に伝送に用いられる場合、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定する。なお、一つのoccasionは、コードブックにおいて、一つ又は複数のHARQ-ACKビットに対応してもよい。
【0229】
さらに、上記ケース一に一つ又は複数のリソースプールが存在し、しかしターゲットリソースは、一つのリソースプール上のsidelink情報を送信するためのみに用いられることを例示する。
【0230】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0231】
このターゲットリソースに対応する、sidelink DCIを実際に伝送した各occasionをトラバースし、
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースする(スケジューリングシグナリングが位置するcarrierをトラバースする)。
【0232】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0233】
このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースする。
【0234】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0235】
このターゲットリソースに対応する、SCIの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースする。
【0236】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0237】
このターゲットリソースに対応する、PSSCHの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースする。
【0238】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0239】
このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられるsidelink伝送occasionに対応するPSFCH occasionをトラバースし、
このターゲットリソースに対応する、sidelink情報伝送に実際に用いられるPSFCH occasionをトラバースする。
【0240】
選択的に、マルチキャストに対し、一つのPSSCHがM個のPSFCHに対応する場合、これらのPSFCHをトラバースしてもよく、そのうち、Mは、1以上の整数である。
【0241】
六、occasionがサブチャネル又はPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0242】
occasionがサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうちsidelink伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースし、
occasionがPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうちsidelink情報伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースする。
【0243】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、コードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定してもよい。
【0244】
上記ケース二に一つ又は複数のキャリアが存在し、しかしターゲットリソースは、一つのsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するためのみに用いられることを例示する。
【0245】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K6に位置するsidelink DCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0246】
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースし、
n-K6の値に従ってoccasionをトラバースする(即ちK6をトラバースする)。
【0247】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するsidelink伝送のoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0248】
リソースプールをトラバースし、
n-K7の値に従ってSCIのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0249】
なお、本開示の実施例では、ターゲットリソースがこのキャリア上の複数のリソースプールに対応し、一つのリソースプールのみに対応する場合、リソースプールをトラバースしなくてもよい。
【0250】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するSCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0251】
resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、n-K7の値に従ってSCIのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0252】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するPSSCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0253】
resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、n-K7の値に従ってPSSCHのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0254】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するPSFCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0255】
resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、FDMのPSFCHリソースのoccasionをトラバースし(即ちN_Fをトラバースし)、
n-K8の値に従ってPSFCHのoccasionをトラバースする(即ちK8をトラバースする)。
【0256】
六、occasionがサブチャネルのoccasion又はPSFCHの位置するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するPSFCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0257】
resource poolをトラバースし、
FDMのサブチャネルのoccasionをトラバースし(即ちN_Sをトラバースし)、
n-K8の値に従ってPSFCHのoccasionをトラバースする(即ちK8をトラバースする)。
【0258】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、このoccasionが実際に伝送に用いられない場合、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACK情報をいずれも固定状態として設定し、例えばNACKであり、このoccasionが実際に伝送に用いられる場合、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定する。
【0259】
さらに、上記ケース二に一つ又は複数のキャリアが存在し、しかしターゲットリソースは、一つのsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するためのみに用いられることを例示する。
【0260】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングが位置するoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0261】
このターゲットリソースに対応する、sidelink DCIの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースする(スケジューリングシグナリングが位置するcarrierをトラバースする)。
【0262】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0263】
このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
sidelink伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースする。
【0264】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0265】
このターゲットリソースに対応する、SCIの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
SCIの伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースする。
【0266】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0267】
このターゲットリソースに対応する、PSSCHの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
PSSCHの伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースする。
【0268】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0269】
このターゲットリソースに対応するPSFCH occasionをトラバースし、
各上記occasionに対し、各resource poolをトラバースし、
そのうち、PSFCH occasionをトラバースすることは、
sidelink伝送に実際に用いられるsidelink伝送occasionに対応するPSFCH occasionをトラバースすること、
又は、sidelink情報伝送に実際に用いられるPSFCH occasionをトラバースすることを含んでもよい。
【0270】
なお、選択的に、ある種のoccasionを統計する場合、このocccasionタイプを含む次元のみをトラバースしてもよく、例えばoccasiosnタイプがPSFCHoccasionである場合、PSFCH occasionを含むresource poolのみをトラバースする。
【0271】
六、occasionがサブチャネル又はPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0272】
occasionがサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうち、このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースし、
occasionがPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうち、このターゲットリソースに対応する、sidelink情報伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースし、
各resource poolをトラバースする。
【0273】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定してもよい。
【0274】
上記ケース三に複数のキャリアが存在し、ターゲットリソースが複数のsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するために用いられることを例示する。
【0275】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングが位置するoccasionの場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K6に位置するsidelink DCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0276】
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースし(スケジューリングシグナリングが位置するcarrierをトラバースし)、
各sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierに対し、n-K6の値に従ってoccasionをトラバースする(即ちK6をトラバースする)。
【0277】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するsidelink伝送のoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0278】
各sidelinkキャリアをトラバースし、
各キャリアに対し、resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、n-K7の値に従ってSCIのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0279】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するSCIのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0280】
各sidelinkキャリアをトラバースし、
各キャリアに対し、resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、n-K7の値に従ってSCIのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0281】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K7に位置するPSSCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0282】
各sidelinkキャリアをトラバースし、
各キャリアに対し、resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、n-K7の値に従ってPSSCHのoccasionをトラバースする(即ちK7をトラバースする)。
【0283】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するPSSCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0284】
各sidelinkキャリアをトラバースし、
各キャリアに対し、resource poolをトラバースし、
各resource poolに対し、FDMのPSFCHリソースのoccasionをトラバースし(即ちN_Fをトラバースし)、
n-K8の値に従ってPSFCHのoccasionをトラバースする(即ちK8をトラバースする)。
【0285】
六、occasionがサブチャネル又はPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、それに対応する、時間n-K8に位置するPSFCHのoccasionは、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0286】
各sidelinkキャリアをトラバースし、
各キャリアに対し、resource poolをトラバースし、
FDMのサブチャネルのoccasionをトラバースし(即ちN_Sをトラバースし)、
n-K8の値に従ってPSFCHのoccasionをトラバースする(即ちトラバースk8)。
【0287】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、このoccasionが実際に伝送に用いられない場合、設置HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACK情報をいずれも固定状態として設定し、例えばNACKであり、このoccasionが実際に伝送に用いられる場合、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定する。
【0288】
上記ケース三に複数のキャリアが存在し、ターゲットリソースが複数のsidelinkキャリア上のsidelinkフィードバック情報を送信するために用いられることを例示する。
【0289】
一、sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングが位置するoccasionの場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0290】
このターゲットリソースに対応する、sidelink DCIの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
sidelink DCI/PDCCHが位置するcarrierをトラバースする(スケジューリングシグナリングが位置するcarrierをトラバースする)。
【0291】
二、occasionがsidelink伝送のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0292】
このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースし、
各sidelinkキャリアをトラバースする。
【0293】
三、occasionがSCI(PSCCH)のoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0294】
このターゲットリソースに対応する、SCIの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
このターゲットリソースに対応する、SCIの伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースし、
各sidelinkキャリアをトラバースする。
【0295】
四、occasionがPSSCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0296】
このターゲットリソースに対応する、PSSCHの伝送に実際に用いられる各occasionをトラバースし、
このターゲットリソースに対応する、PSSCHの伝送に実際に用いられる各occasionに対し、各resource poolをトラバースし、
各sidelinkキャリアをトラバースする。
【0297】
五、occasionがPSFCHのoccasionである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0298】
PSFCH occasionをトラバースし、
このターゲットリソースに対応する各occasionに対し、各resource poolをトラバースし、
各sidelinkキャリアをトラバースし、
そのうち、上述した、PSFCH occasionをトラバースすることは、
sidelink伝送に実際に用いられるsidelink伝送occasionに対応するPSFCH occasionをトラバースすること、
又は、sidelink情報伝送に実際に用いられるPSFCH occasionをトラバースすることを含んでもよい。
【0299】
六、occasionがサブチャネル又はPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、
時間nに位置する一つのターゲットリソースに対し、以下の方法のうちの少なくとも一部によってコードブックにおける対応するoccasionを決定する。
【0300】
occasionがサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうち、このターゲットリソースに対応する、sidelink伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースし、
occasionがPSFCH occasionの属するサブチャネルである場合、FDMのサブチャネルのうち、このターゲットリソースに対応する、sidelink情報伝送に実際に用いられるサブチャネルをトラバースし、
各resource poolをトラバースし、
各sidelinkキャリアをトラバースする。
【0301】
なお、上記方式により決定されたコードブックに対応する各occasionに対し、HARQ-ACKコードブックにおける、それに対応するHARQ-ACKビット=このoccasionに対応するHARQ-ACK情報を設定してもよい。
【0302】
選択的に、制御ノードが5G又は以降のバージョンの基地局である場合、制御ノードは、NR sidelink又はLTE sidelinkをスケジューリングしてもよい。コードブックを決定する時、制御ノードによりスケジューリングされたLTE sidelink伝送のスケジューリングシグナリングの位置(例えば、occasion)及び/又は制御ノードによりスケジューリングされたLTE sidelink伝送の位置(例えば、occasion)を考慮しなくてもよく、即ちこれらの位置(例えば、occasion)がコードブックに対応すると考えられなく、又は位置(例えば、occasion)をトラバースする時にこれらの位置(例えば、occasion)をスキップしてもよい。又は選択的に、別の態様では、コードブックを決定する時、これらの位置(例えば、occasion)を考慮するが、これらの位置(例えば、occasion)に対して固定状態をフィードバックし、例えばこれらの位置(例えば、occasion)に対応するHARQ-ACKビットは、いずれもNACKを指示する。又は、別の態様では、コードブックを決定する時、制御ノードによりスケジューリングされたLTE sidelink伝送のスケジューリングシグナリングの位置(例えば、occasion)を考慮し、このような位置(例えば、occasion)は、一つの個別のコードブック又はサブコードブックに対応する。そのうち、制御ノードは、前記スケジューリングシグナリングによって、LTE sidelinkに配置されたconfigured sidelink grantリソース又はセミパーシステントスケジューリング(Semi-Persistent Scheduling、SPS)リソースをアクティブ化又は非アクティブ化してもよく、選択的に、コードブックには、このアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングに対する確認が含まれ、例えばアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングを受信し、有効性が検証された場合、対応するHARQ-ACKビットは、ACKを指示する。
【0303】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0304】
上記第一のリソース、第二のリソース、第三のリソースと第四のリソースは、キャリア、BWP又はリソースプールにおける一部又は全てのリソースであってもよい。
【0305】
第一のリソース、第二のリソース、第三のリソースと第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、第一のリソース、第二のリソース、第三のリソースと第四のリソースの全て又は一部の位置であってもよい。
【0306】
また、第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、これについて限定しない。
【0307】
また、上述した、第一のリソース上の少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて1bitに対応することは、第一のリソース上の少なくとも一つの位置のうちの各位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応することを指し、残りのリソース上の少なくとも一つの位置のbit数は、第一のリソースの相応な説明を参照して、これ以上説明しない。
【0308】
上述した、第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて1bitに対応することは、第二のリソースの少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて1つのbitに対応する場合、残りのリソース上のこの少なくとも一つの位置は、コードブックにおいても1つのbitに対応することであってもよく、又は、第二のリソースの少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて1つのbitに対応する場合、残りのリソース上の全ての位置は、コードブックにおいても1つのbitに対応することであってもよい。
【0309】
上述した、第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて複数のbitに対応することは、第二のリソースの少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて複数のbitに対応する場合、残りのリソース上のこの少なくとも一つの位置は、コードブックにおいても複数のbitに対応することであってもよく、又は、第二のリソースの少なくとも一つの位置が前記コードブックにおいて複数のbitに対応する場合、この残りのリソース上の全ての位置は、コードブックにおいても複数のbitに対応し、且つbit数が同じであることであってもよい。
【0310】
例えば、一つのリソースプールでは、第一のリソースにおける位置1がコードブックにおいて1bitに対応し、且つこのリソースプールにおける第二のリソースにおける位置2がコードブックにおいて複数のbitに対応する場合、残りのリソース上の位置1は、コードブックにおいて1bitに対応し、残りのリソース上の位置2は、コードブックにおいて複数のbitに対応するか、又は、残りのリソース上の全ての位置は、コードブックにおいて複数のbitに対応する。
【0311】
なお、異なるリソースに対し、上記複数のbitは、異なる複数のbitを示してもよく、即ちコードブックが複数のbitに対応する場合、異なるリソース上の位置がコードブックにおけるbit数は、異なってもよく、無論、同じ複数のbitも排除されない。また、上記条件は、フィードバックメカニズムがメカニズム1である場合に実現されてもよく、例えば、マルチキャストの場合にメカニズム1を採用してフィードバックする。又は、上記条件は、ユニキャストの場合に実現されてもよい。
【0312】
また、ここに記述されるリソースは、キャリア、BWP又はリソースプールであってもよい。
【0313】
以下では、あるoccasionに対応する伝送方式をユニキャストとして例示する。
【0314】
一、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で1つのTBを伝送することである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKに対応する。
【0315】
二、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で2つのTBを伝送することである場合、
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化される場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKに対応するか、又は選択的に、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化されていない場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2bit HARQ-ACKに対応し、さらに、この場合のHARQ-ACK情報は、一つの個別のサブコードブック又は個別のコードブックに対応する(即ち他のコードブックと多重化されていないか、又は他のコードブックとは異なるターゲットリソースに対応する)か、又は、これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化されていない場合、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2bit HARQ-ACKにそれぞれ対応する。
【0316】
三、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上でCBGを伝送することである場合、
伝送されたのが1つのTBのCBGである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、
伝送されたのが2つのTBのCBGである場合、このキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKにそれぞれ対応する。
【0317】
以下では、あるoccasionに対応する伝送方式がマルチキャストであり、M個の受信端末があり、且つメカニズム1を採用して例示する。
【0318】
一、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で1つのTBを伝送することである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKに対応し、
二、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で2つのTBを伝送することである場合、
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化される場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいてコードブックにおける1bitにそれぞれ対応する。
【0319】
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化されていない場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば、4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいてコードブックにおける2 bitにそれぞれ対応する。
【0320】
三、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上でCBGを伝送することである場合、
伝送されたのが1つのTBのCBGである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば、4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおけるCBG_NUM_MAX bitにそれぞれ対応し、
伝送されたのが2つのTBのCBGである場合、このキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおける2*CBG_NUM_MAX bitにそれぞれ対応する。
【0321】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0322】
なお、第五のリソース、第六のリソース、第七のリソースと第八のリソースは、以上の第一のリソース、第二のリソース、第三のリソースと第四のリソースの相応な説明を参照してもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0323】
第五のリソース、第六のリソース、第七のリソースと第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、第五のリソース、第六のリソース、第七のリソースと第八のリソースの全て又は一部の位置であってもよい。
【0324】
また、第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置と第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよく、これについて限定しない。
【0325】
なお、本開示の実施例では、*は、乗算を示す。
【0326】
また、上記条件は、フィードバックメカニズムがメカニズム2である場合に実現されてもよく、例えば、マルチキャストの場合にメカニズム2を採用する。
【0327】
以下では、あるoccasionに対応する伝送方式がマルチキャストであり、M個の受信端末があり、且つメカニズム2を採用してフィードバックすることを例示する。
【0328】
一、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で1つのTBを伝送することである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1*M bit HARQ-ACKに対応する。
【0329】
二、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上で2つのTBを伝送することである場合、
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化される場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1*M bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける1*M bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば、4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおける1*M bitにそれぞれ対応し、
これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化されていない場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*M bit HARQ-ACKに対応し、さらに、この場合のHARQ-ACK情報は、一つの個別のサブコードブック又は個別のコードブックに対応し、
又は、これらの二つのTBに対応するHARQ-ACK情報が多重化されていない場合、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*M bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおける2*M bitにそれぞれ対応する。
【0330】
三、ユーザが、あるキャリア/bwp/resource poolにおいて対応する伝送方式が一つのPSSCH上でCBGを伝送することである場合、
伝送されたのが1つのTBのCBGである場合、このキャリア/bwp/resource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX *M bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおけるCBG_NUM_MAX*M bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば、4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおけるCBG_NUM_MAX*M bitにそれぞれ対応し、
伝送されたのが2つのTBのCBGである場合、このキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX*M bit HARQ-ACKに対応するか、又は、全てのキャリア/全てのbwp/全てのresource pool上のこのoccasionは、コードブックにおける2*CBG_NUM_MAX*M bit HARQ-ACKにそれぞれ対応し、例えば、4つのキャリアがあり、occasion mに対し、各キャリアは、occasion mにおいていずれもコードブックにおける2*CBG_NUM_MAX*M bitにそれぞれ対応し、
さらに、本開示の実施例では、上記マルチキャストのHARQ-ACKコードブックは、一つの個別のサブコードブック又は個別のコードブックであってもよい。
【0331】
なお、上記マルチキャストのHARQ-ACKコードブックは、一つの個別のサブコードブック又は個別のコードブックであってもよい。
【0332】
また、上記全てのキャリア/全てのbwpとは、この端末に配置された全てのキャリア/全てのbwpであり、全てのresource poolとは、このresource pool(即ち上記記述されたあるresource poolであり、例えば、上記リソースがresource poolである場合、このresource poolは、上記第一のリソースから第八のリソースのresource poolであってもよい)と同じbwp/キャリア/キャリアグループに属する全てのresource poolである。
【0333】
また、本開示の実施例では、端末は、複数のsidelink伝送のHARQ-ACK情報に対して論理積を求め、得られた結果をコードブックにおいてこれらの伝送に対応するHARQ-ACKビットとしてもよい。前記複数のsidelink伝送は、同一の次元上のsidelink伝送である可能性があり、次元は、接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、帯域幅部分BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、ユーザ、伝送タイプ、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置とリソースのうちの少なくとも一つを含む可能性がある。例えば同一のリソースプール上の複数のsidelink伝送のHARQ-ACK情報に対して論理積を求める。
【0334】
例えば、端末は、同一のターゲットリソースに対応する複数のsidelink伝送(スケジューリングタイプ、伝送タイプ、伝送方式などにかかわらず)のHARQ-ACK情報に対して論理積を求め、得られた結果をコードブックにおいてこれらのsidelink伝送に対応するHARQ-ACKビットとしてもよく、さらに具体的には、ターゲットリソースは、4つのsidelink伝送に対応し、4つの伝送のうちの二つは、スケジューリングシグナリングが動的スケジューリングを行うsidelink伝送であり、残りの二つは、configured sidelink grant上のsidelink伝送であり、各伝送にそれぞれ1bitのHARQ-ACK情報があり、指示された状態は、NACK、NACK、ACK、ACK(0がNACK、1がACKを示すとすると、対応する数値は0、0、1、1)であり、ユーザは、これらのbitに対して論理積を求め、得られた結果は、1bitの0、即ちNACKであり、それによってコードブックにおいて1bitは、これらの4つの伝送に対応し、且つこのbitは、NACKを指示する。また、例えばターゲットリソースは、4つのsidelink伝送に対応し、4つの伝送のうちの二つは、ユニキャストであり、残りの二つは、マルチキャストであり、各伝送にそれぞれ1bitのHARQ-ACK情報があり、指示された状態は、NACK、NACK、ACK、ACK(0がNACK、1がACKを示すとすると、対応する数値は0、0、1、1)であり、ユーザは、これらのbitに対して論理積を求め、得られた結果は、1bitの0、即ちNACKであり、それによってコードブックにおいて1bitは、これらの4つの伝送に対応し、且つこのbitは、NACKを指示する。
【0335】
端末は、異なる端末によりフィードバックされたHARQ-ACK情報に対して論理積を求め、得られた結果をコードブックにおいてこれらの伝送に対応するHARQ-ACKビットとしてもよく、例えばマルチキャストに対し、端末は、全てのRX UEによりフィードバックされたHARQ-ACK情報に対して論理積を求め、得られた結果をコードブックにおいてこのマルチキャスト伝送に対応するHARQ-ACKビットとしてもよく、例えばTX UEは、一つのマルチキャスト伝送を送信し、4つのRX UEがあり、且つフィードバックされたHARQ-ACK情報は、NACK、NACK、ACK、ACK(0がNACK、1がACKを示すとすると、対応する数値は0、0、1、1)であり、TX UEは、これらのbitに対して論理積を求め、得られた結果は、1bitの0、即ちNACKであり、それによってコードブックにおいて1bitは、このマルチキャスト伝送に対応し、且つこのbitは、NACKを指示する。
【0336】
同じターゲットリソースに対応する少なくとも二つの伝送に対し、端末は、対応するHARQ-ACKに対して論理積を求め、得られた結果をコードブックにおいてこれらの伝送に対応するHARQ-ACKビットとしてよく、
上記少なくとも二つの伝送は、configured sidelink grant上の伝送と動的スケジューリングであってもよく、又は上記少なくとも二つの伝送は、マルチキャスト伝送とユニキャスト伝送であってもよい。
【0337】
また、選択的に、フィードバックメカニズム1を採用する場合に対し、ターゲットリソースに対応するoccasionのsidelink情報がNACK又は不連続送信(Discontinuous Transmission、DTX)として指示される時、対応するコードブックのこのoccasionに対応するHARQ-ACKビットは、NACK又はDTXを必ずしも指示しなく、TX UEは、フィードバックされた内容を自分で判断してもよい。
【0338】
一つのoccasionは、コードブックにおいて一つ又は複数のHARQ-ACKビットに対応する可能性がある。
【0339】
本開示の実施例では、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得し、前記コードブックを送信する。sidelink情報に対応するコードブックを送信するため、それによって異なる側の間でsidelink情報に対する理解を一致させることにより、制御ノードは、端末による伝送を正常にスケジューリングすることができ、sidelink伝送遅延などの方面の要求を満たし、さらにリソース利用率を向上させる。
【0340】
図5を参照すると、図5は、本開示の実施例によるsidelink情報の受信方法のフローチャートである。この方法は、制御ノードに用いられる。図5に示すように、以下のステップを含む。
【0341】
ステップ501、sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信する。
【0342】
なお、上記コードブックは、一つのリソース上で個別に伝送されてもよく、コードブックが他の情報と一つのリソース上で多重化され伝送されてもよく、それによって上述した、コードブックを受信することは、リソース上で上記コードブックを個別に伝送する場合にこのコードブックを受信することであってもよく、コードブックが他の情報と一つのリソース上で多重化され伝送される場合にこのコードブックを受信することであってもよい。
【0343】
選択的に、前記制御ノードは、前記コードブックのコードブック情報を配置するために用いられ、そのうち、前記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョンoccasionと周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0344】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0345】
選択的に、前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報SCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0346】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報、のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0347】
選択的に、前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループCBG配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含み、及び/又は
前記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0348】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0349】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0350】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置される伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0351】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0352】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0353】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0354】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0355】
選択的に、前記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含む。
【0356】
選択的に、前記sidelink情報は、
sidelink HARQ-ACK、sidelink SRとsidelinkチャネル状態情報CSIのうちの少なくとも一つを含む。
【0357】
選択的に、異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で受信される。
【0358】
なお、本実施例は、図2に示される実施例において対応する制御ノード側の実施の形態として、その具体的な実施の形態は、図2に示される実施例の関連説明を参照してもよく、説明の繰り返しを回避するために、本実施例は、これ以上説明しない。本実施例では、同様に、リソース利用率を向上させることができる。
【0359】
図6を参照すると、図6は、本開示の実施例による端末の構造図である。図6に示すように、端末600は、
コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得するための取得モジュール601と、
前記コードブックを送信するための送信モジュール602とを含む。
【0360】
選択的に、前記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョンoccasionと周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0361】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0362】
選択的に、前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報SCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0363】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0364】
選択的に、前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループCBG配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含み、及び/又は
前記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0365】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0366】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0367】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置される伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0368】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0369】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域周波数分割多重化FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0370】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0371】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0372】
選択的に、前記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含む。
【0373】
選択的に、前記sidelink情報は、
sidelinkハイブリット自動再送要求確認HARQ-ACK、sidelinkスケジューリング要求SRとsidelinkチャネル状態情報CSIのうちの少なくとも一つを含む。
【0374】
選択的に、前記コードブック情報は、
制御ノードによる配置、プロトコルによる予め定義、他の端末による指示、端末間の協議と予め配置のうちの少なくとも一つの方式によって決定される。
【0375】
選択的に、異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で送信される。
【0376】
本開示の実施例による端末は、図2の方法の実施例において端末によって実現された各プロセスを実現させることができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。且つ、リソース利用率を向上させることができる。
【0377】
図7を参照すると、図7は、本開示の実施例による制御ノードの構造図である。図7に示すように、制御ノード700は、
sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信するための受信モジュール701を含む。
【0378】
選択的に、前記制御ノードは、前記コードブックのコードブック情報を配置するために用いられ、そのうち、前記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョンoccasionと周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0379】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0380】
選択的に、前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報SCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0381】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0382】
選択的に、前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループCBG配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含み、及び/又は
前記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0383】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0384】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0385】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置される伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0386】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0387】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0388】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0389】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0390】
選択的に、前記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含む。
【0391】
選択的に、前記sidelink情報は、
sidelink HARQ-ACK、sidelink SRとsidelinkチャネル状態情報CSIのうちの少なくとも一つを含む。
【0392】
選択的に、異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で受信される。
【0393】
本開示の実施例による制御ノードは、図5の方法の実施例において制御ノードによって実現された各プロセスを実現させることができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。且つ、リソース利用率を向上させることができる。
【0394】
図8は、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。
【0395】
この端末800は、無線周波数ユニット801、ネットワークモジュール802、オーディオ出力ユニット803、入力ユニット804、センサ805、表示ユニット806、ユーザ入力ユニット807、インターフェースユニット808、メモリ809、プロセッサ810、及び電源811などの部品を含むが、それらに限らない。当業者であれば理解できるように、図8に示す端末の構造は、端末に対する限定を構成しなく、端末は、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組合せ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。本開示の実施例では、端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ロボット、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0396】
プロセッサ810は、コードブック情報に基づき、sidelink情報に対応するコードブックを取得するために用いられ、
無線周波数ユニット801は、前記コードブックを送信するために用いられる。
【0397】
選択的に、前記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョンoccasionと周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0398】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0399】
選択的に、前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報SCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0400】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0401】
選択的に、前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループCBG配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含み、及び/又は
前記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0402】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0403】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0404】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置される伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0405】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0406】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域周波数分割多重化FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0407】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0408】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるリソースであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるリソースであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるリソースであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0409】
選択的に、前記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含む。
【0410】
選択的に、前記sidelink情報は
sidelinkハイブリット自動再送要求確認HARQ-ACK、sidelinkスケジューリング要求SRとsidelinkチャネル状態情報CSIのうちの少なくとも一つを含む。
【0411】
選択的に、前記コードブック情報は、
制御ノードによる配置、プロトコルによる予め定義、他の端末による指示、端末間の協議と予め配置のうちの少なくとも一つの方式によって決定される。
【0412】
選択的に、異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で送信される。
【0413】
上記端末は、リソース利用率を向上させることができる。
【0414】
なお、本開示の実施例では、無線周波数ユニット801は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的には、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ810に処理させてもよい。また、上りリンクのデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット801は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット801は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
【0415】
端末は、ネットワークモジュール802によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0416】
オーディオ出力ユニット803は、無線周波数ユニット801又はネットワークモジュール802によって受信された又はメモリ809に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット803はさらに、端末800によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号着信音、メッセージ着信音など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット803は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0417】
入力ユニット804は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット804は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)8041とマイクロホン8042を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ8041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット806に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ8041によって処理された画像フレームは、メモリ809(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット801又はネットワークモジュール802を介して送信されてもよい。マイクロホン8042は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット801を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
【0418】
端末800は、少なくとも一つのセンサ805、例えば光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル8061の輝度を調整することができ、接近センサは、端末800が耳元に移動した時、表示パネル8061及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、端末姿勢(例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正)の識別、振動識別関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに用いることができる。センサ805は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでこれ以上説明しない。
【0419】
表示ユニット806は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられている。表示ユニット806は、表示パネル8061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル8061が配置されてもよい。
【0420】
ユーザ入力ユニット807は、入力された数字又はキャラクタ情報の受信、端末のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット807は、タッチパネル8071及び他の入力機器8072を含む。タッチパネル8071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えばユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル8071上又はタッチパネル8071付近で行う操作)を収集することができる。タッチパネル8071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ810に送信し、プロセッサ810から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを用いてタッチパネル8071を実現してもよい。タッチパネル8071以外、ユーザ入力ユニット807は、他の入力機器8072をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器8072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここでこれ以上説明しない。
【0421】
さらに、タッチパネル8071は、表示パネル8061上で覆われてもよい。タッチパネル8071は、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作を検出すると、プロセッサ810に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ810は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル8061上で相応な視覚出力を提供する。図8では、タッチパネル8071と表示パネル8061は、二つの独立した部品として端末の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例では、タッチパネル8071と表示パネル8061を集積して端末の入力と出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。
【0422】
インターフェースユニット808は、外部装置と端末800との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット808は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を端末800内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は端末800と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
【0423】
メモリ809は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ809は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ809は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0424】
プロセッサ810は、端末の制御センターであり、様々なインターフェースと線路によって端末全体の各部分に接続され、メモリ809内に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ809内に記憶されたデータを呼び出し、端末の様々な機能を実行し、データを処理することにより、端末全体をモニタリングする。プロセッサ810は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ810は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ810に集積されなくてもよい。
【0425】
端末800は、各部品に電力を供給する電源811(例えば電池)をさらに含んでもよい。選択的に、電源811は、電源管理システムによってプロセッサ810にロジック的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0426】
また、端末800は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでこれ以上説明しない。
【0427】
選択的に、本開示の実施例は、端末をさらに提供する。この端末は、プロセッサ810と、メモリ809と、メモリ809で記憶され、且つ前記プロセッサ810上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ810によって実行される時、上記サイドリンク情報の送信方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0428】
図9を参照すると、図9は、本開示の実施例による別の制御ノードの構造図である。図9に示すように、この制御ノード900は、プロセッサ901と、送受信機902と、メモリ903とバスインターフェースとを含み、そのうち、
送受信機902は、sidelink情報に対応するコードブックであるコードブックを受信するために用いられる。
【0429】
選択的に、前記制御ノードは、前記コードブックのコードブック情報を配置するために用いられ、そのうち、前記コードブック情報は、
前記コードブックに対応する位置のタイプと、
前記コードブックに対応する位置と、
前記コードブックの構成と、
前記コードブックに対応する位置のトラバース情報と、
前記コードブックのサイズと、のうちの少なくとも一つの情報を含み、
そのうち、前記位置は、オケージョンoccasionと周波数領域位置のうちの少なくとも一つを含む。
【0430】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のタイプは、
sidelink伝送をスケジューリングするためのスケジューリングシグナリングの位置と、
sidelink伝送の位置と、
sidelink情報の位置と、
サブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0431】
選択的に、前記sidelink伝送の位置は、
sidelink伝送におけるサイドリンク制御情報SCIの位置とsidelink伝送におけるsidelinkデータの位置のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記サブチャネルは、
sidelink伝送の開始サブチャネル、sidelink伝送の終了サブチャネル、sidelink伝送により占有される周波数領域中心サブチャネルとsidelink伝送により占有される周波数領域におけるZ番目(Zが1よりも大きい整数である)のサブチャネルと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0432】
選択的に、前記コードブックに対応する位置は、対応関係に応じて決定され、そのうち、前記対応関係は、前記コードブックと、
接続、サービス情報、HARQプロセス情報、キャリア情報、帯域幅部分BWP情報、リソースプール情報、サブチャネル情報、sidelink情報フィードバックリソース情報、ユーザ情報、伝送タイプ情報、リソーススケジューリングタイプ情報、伝送方式情報、遅延情報、比値、位置情報、リソース情報のうちの少なくとも一つとの対応関係を含む。
【0433】
選択的に、前記接続は、接続タイプ、接続数と接続識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サービス情報は、sidelinkサービス識別子、sidelinkサービスの周期性、sidelinkサービスに対応する優先度、sidelinkサービスデータレート、sidelinkサービスの通信距離、sidelinkサービスの信頼性、sidelinkサービスの遅延要求とsidelinkサービスのデータ量のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記HARQプロセス情報は、sidelink HARQプロセス数、sidelink HARQプロセス識別子、エアインターフェースUu HARQプロセスとUu HARQプロセス識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記キャリア情報は、sidelinkキャリア数、sidelinkキャリア識別子、Uuキャリア数とUuキャリア識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は、
前記BWP情報は、sidelink BWP数、sidelink BWP識別子、Uu BWP数とUu BWP識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソースプール情報は、リソースプール数、リソースプールタイプとリソースプール識別子のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記サブチャネル情報は、サブチャネルオフセット、リファレンスサブチャネル、ターゲットサブチャネルとサブチャネル数のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記sidelink情報フィードバックリソース情報は、sidelink情報フィードバックリソース配置パラメータを含み、及び/又は
前記ユーザ情報は、ユーザの識別子を含み、及び/又は
前記伝送タイプ情報は、伝送タイプ、伝送識別子、マルチキャスト時の一つのグループ内のメンバー数、マルチキャスト時の一つのグループの最大メンバー数とマルチキャストフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記リソーススケジューリングタイプ情報は、静的スケジューリング、動的スケジューリングと半静的スケジューリングのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記伝送方式情報は、一つのsidelink伝送において付帯されるsidelink伝送ブロックTB数、一つのsidelink伝送において付帯される複数のsidelink TBに対応するsidelink情報が多重化されるか否か、及び一つのsidelink伝送におけるコードブロックグループCBG配置のうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記比値は、前記コードブックを送信するリソースであるターゲットリソースと位置との間の比値を含み、及び/又は
前記位置情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースに対応する位置の識別子を含み、及び/又は
前記リソース情報は、前記コードブックを送信するターゲットリソースの識別子を含み、且つ前記ターゲットリソースの識別子は、位置と対応関係を有し、及び/又は
前記遅延情報は、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送の位置に対応するsidelink情報フィードバックリソースの位置との間の遅延と、
スケジューリングシグナリングの位置と前記スケジューリングシグナリングによりスケジューリングされるsidelink伝送に対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink情報フィードバックリソースの位置と対応するターゲットリソースとの間の遅延であって、前記ターゲットリソースは、前記コードブックを送信するリソースである遅延と、
sidelink伝送の位置と対応するsidelink情報フィードバックリソースとの間の遅延と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0434】
選択的に、前記コードブックの構成は、一つのコードブックであるか、又は、前記コードブックの構成は、少なくとも二つのサブコードブックを含む。
【0435】
選択的に、前記コードブックの構成は、
異なる伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソーススケジューリングタイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる伝送タイプは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるフィードバックメカニズムは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるユーザは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるリソースプールは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるキャリアは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるBWPは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサブチャネルは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる遅延は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報フィードバックリソース配置は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる比値は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるHARQ processは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるサービスは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なるsidelink情報サイズは、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、
異なる接続は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応することと、のうちの少なくとも一つの特徴を有する。
【0436】
選択的に、前記異なる伝送方式が異なるコードブック又は異なるサブコードブックに対応する場合、単一sidelink TBとして配置される伝送方式、CBGとして配置される伝送方式、及び複数のsidelink TBとして配置される伝送方式のうちの少なくとも二種類の伝送方式は、異なるコードブック又は異なるサブコードブックにそれぞれ対応する。
【0437】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、前記コードブックにおけるbitと位置との順序対応関係を決定するために用いられる。
【0438】
選択的に、前記コードブックに対応する位置のトラバース情報は、トラバースされる位置の次元を含み、そのうち、前記次元は、
接続、サービス、HARQプロセス、キャリア、BWP、リソースプール、サブチャネル、sidelink情報フィードバックリソース、スケジューリング、ユーザ、伝送タイプ、リソース識別子、リソーススケジューリングタイプ、伝送方式、遅延、比値、位置、位置周波数領域FDM数とフィードバックメカニズムのうちの少なくとも一つを含む。
【0439】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第一のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第一のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて1bitに対応し、前記複数のリソースは、複数のキャリア、複数のBWP又は複数のリソースプールであり、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第二のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第二のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記複数のリソースは、複数のキャリア、複数のBWP又は複数のリソースプールであり、且つ前記第二のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第三のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第三のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第三のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第四のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第四のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいて複数のbitに対応し、前記第四のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有する。
【0440】
選択的に、前記コードブックのbitサイズは、
第五のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第五のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてM bitに対応し、前記複数のリソースは、複数のキャリア、複数のBWP又は複数のリソースプールであり、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されることと、
第六のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第六のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてA*M bitに対応し、前記複数のリソースは、複数のキャリア、複数のBWP又は複数のリソースプールであり、且つ前記第六のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであり、且つ前記複数のsidelink TBに対応するsidelink情報は、多重化されていないことと、
第七のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第七のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてB*M bitに対応し、前記第七のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において一つのsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第八のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、
第八のリソースを含む複数のリソース上の少なくとも一つの位置は、前記コードブックにおいてC*M bitに対応し、前記第八のリソースは、伝送方式が一つのsidelink伝送において複数のsidelink TBのCBGが付帯されることであるキャリア、BWP又はリソースプールであることと、のうちの少なくとも一つの条件を有し、
そのうち、Aは、1よりも大きい整数であり、Bは、1よりも大きい整数であり、Cは、1よりも大きい整数であり、Mは、1よりも大きい整数である。
【0441】
選択的に、前記sidelink情報は、
受信されるユーザによりフィードバックされるsidelink情報、又は
sidelink伝送を受信する受信状況に応じて決定されるsidelink情報を含む。
【0442】
選択的に、前記sidelink情報は、
sidelink HARQ-ACK、sidelink SRとsidelinkチャネル状態情報CSIのうちの少なくとも一つを含む。
【0443】
選択的に、異なるコードブックは、異なるターゲットリソース上で受信される。
【0444】
上記制御ノードは、リソース利用率を向上させることができる。
【0445】
そのうち、送受信機902は、プロセッサ901の制御でデータの受信と送信に用いられ、前記送受信機902は、少なくとも二つのアンテナポートを含む。
【0446】
図9では、バスアーキテクチャは、任意の数の互いに接続されたバスとブリッジとを含んでもよく、具体的には、プロセッサ901によって代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ903によって代表されるメモリの各種の回路でリンクされてもよい。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータとパワー管理回路などのような各種の他の回路をリンクしてもよい。それらは、すべて当技術分野でよく知っているものであるため、本明細書では、それをさらに記述しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機902は、複数の素子であってもよく、即ち、送信機と受信機とを含み、伝送媒体で各種の他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるユーザ機器について、ユーザインターフェース904は、必要な機器に外接や内接することができるインターフェースであってもよい。接続された機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限らない。
【0447】
プロセッサ901は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ903は、プロセッサ901の操作実行時に使用されるデータを記憶してもよい。
【0448】
選択的に、本開示の実施例は、制御ノードをさらに提供する。この制御ノードは、プロセッサ901と、メモリ903と、メモリ903で記憶され、且つ前記プロセッサ901上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行される時、上記sidelink情報の受信方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0449】
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるサイドリンク情報の送信方法を実現させるか、又は、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本開示の実施例によるsidelink情報の受信方法を実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0450】
なお、本明細書では、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
【0451】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本開示の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0452】
以上は、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述していたが、本開示は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示による示唆を基にして、本開示の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式の変更を行うことができ、それらは、いずれも本開示の保護範囲に入っている。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9