(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-13
(45)【発行日】2024-03-22
(54)【発明の名称】レール締結装置
(51)【国際特許分類】
E01B 9/66 20060101AFI20240314BHJP
E01B 9/38 20060101ALI20240314BHJP
【FI】
E01B9/66
E01B9/38
(21)【出願番号】P 2020082950
(22)【出願日】2020-05-11
【審査請求日】2023-03-01
(73)【特許権者】
【識別番号】000221616
【氏名又は名称】東日本旅客鉄道株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】弁理士法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】安藤 洋次郎
(72)【発明者】
【氏名】堀 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】行澤 義弘
【審査官】松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】特開昭51-018004(JP,A)
【文献】特開2004-044100(JP,A)
【文献】実開昭52-088157(JP,U)
【文献】米国特許第04216904(US,A)
【文献】特開2013-068023(JP,A)
【文献】実開昭50-099602(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01B 9/66
E01B 9/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられ
、
前記支持手段は、一片が水平で他片が垂直の姿勢で水平な片が上になるようにして前記H形鋼のウェブの両側面にそれぞれ固着された一対の山形鋼により構成され、
前記フランジ延長手段は、前記山形鋼の水平な片上に載置された一対の平プレートであり、前記一対の平プレートの上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記一対の平プレートの厚みが設定されていることを特徴とするレール締結装置。
【請求項2】
レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられ、
前記フランジ延長手段は、前記H形鋼が載置される固定プレートより立設された一対の立上げ部材の上端間に横架された渡し部板であり、
前記渡し部板および前記一対の立上げ部材は前記H形鋼の両側方にそれぞれ設けられ、
前記渡し部板の上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記渡し部板の高さが設定されていることを特徴とす
るレール締結装置。
【請求項3】
前記渡し部板には、それぞれ前記押さえ具と前記締め付け手段が2組設けられていることを特徴とする請求項
2に記載のレール締結装置。
【請求項4】
前記押さえ具と前記レールの底部フランジの上面との間には、絶縁材が介挿されていることを特徴とする請求項
1~3のいずれか記載のレール締結装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、H形鋼の上にレールを固定するためのレール締結装置に関し、例えば車両検修施設に敷設されるレールの締結に使用して好適なレール締結装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両検修施設には、検修用ピットが設けられこのピットに沿ってレールが敷設されている。検修用ピットは、ピット内に検査員や作業員が立ち入ることを想定して深さが設定されているが、ピット上方の架線までの高さと車両高さが合わないことがある。
従来、車両検修施設において車両位置すなわちレールの高さを高くしたいような場合には、レールを支えるコンクリート製の土台(柱)の上にH形鋼を乗せ、その上にレールを敷設してレール締結装置によりレールを固定することが行われている。H形鋼用のレール締結装置としては、例えば特許文献1や2に開示されているものがある。
【0003】
特許文献1や2に開示されているレール締結装置は、通常の軌道用のレール締結装置に比べてかなり小型であるが、市販のH形鋼には規格があり、所望の高さのものを選択して設置すると、載置するレールの底部フランジに対してH形鋼の幅が充分でなく、レール締結装置を設置するスペースが足りなくなることがある。そのような場合、従来は、レールの底部フランジとH形鋼の上フランジにそれぞれボルト挿通孔を設けてボルトを挿通し、ナットを螺合してレールを固定することが行われていた。
また、車両検修施設に敷設されるレールは軌道回路が接続されるため、H形鋼上にレールを敷設する場合、絶縁が必要である。そこで、締結装置の部品とレールとの間やレールとH形鋼との間にゴム製の絶縁材や軌道パッドを介挿して絶縁をとっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開昭51-18004号公報
【文献】実開昭52-88157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、車両検修施設においては、検修のために進入して来た車両がブレーキをかけて停止したり、検修後に発進したりするので、停止や発車の際にレールにふく進力が作用する。しかし、従来の車両検修施設におけるレール締結装置は、上述したように小型であり、ボルトの軸力が充分に発揮できないため、レールのふく進を抑えることができず、締結装置の部品とレールやH形鋼との間に介挿されているゴム製の絶縁材が破損して落下するという課題があった。
【0006】
本発明は上記のような課題に着目したなされたもので、その目的とするところは、H形鋼の上にレールを敷設する車両検修施設等において、レールのふく進による絶縁材の破損、落下を防止することができるレール締結装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、レールや車両検修施設等の土台に対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができるレール締結装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、この発明は、
レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられているようにしたものである。
【0008】
上記した手段によれば、H形鋼の上フランジが外側方へ延長され、その延長部に押さえ具および締め付け手段が装着され、押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられているので、締結ボルトとレールやH形鋼との間にゴム製の絶縁材を介挿することなく、比較的幅の狭いH形鋼上に載置されたレールを固定することができ、それによってレールのふく進による絶縁材の破損、落下を防止することができる。
【0009】
ここで、望ましくは、前記押さえ具と前記レールの底部フランジの上面との間には、絶縁材が介挿されるように構成する。
かかる構成によれば、レールと該レールが載置されるH形鋼との間をより確実に絶縁することができる。
【0010】
また、望ましくは、前記支持手段は、一片が水平で他片が垂直の姿勢で水平な片が上になるようにして前記H形鋼のウェブの両側面にそれぞれ固着された一対の山形鋼により構成され、
前記フランジ延長手段は、前記山形鋼の水平な片上に載置された一対の平プレートであり、前記一対の平プレートの上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記一対の平プレートの厚みが設定されているように構成する。
かかる構成によれば、市販の部材を用いてフランジ延長手段と支え部材を構成することができ、コストアップを回避することができる。また、既存の車両検修施設の土台に対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができる
【0011】
また、望ましくは、前記フランジ延長手段は、前記H形鋼が載置される固定プレートより立設された一対の立上げ部材の上端間に横架された渡し部板であり、
前記渡し部板および前記一対の立上げ部材は前記H形鋼の両側方にそれぞれ設けられ、
前記渡し部板の上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記渡し部板の高さが設定されているように構成する。
かかる構成によれば、敷設するレールに対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができる。
【0012】
さらに、望ましくは、前記渡し部板には、それぞれ前記押さえ具と前記締め付け手段が2組設けられているようにする。
かかる構成によれば、より強固にレールを締結することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のレール締結装置によれば、H形鋼の上にレールを敷設する車両検修施設等において、レールのふく進による絶縁材の破損、落下を防止することができる。また、レールや車両検修施設等の土台に対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】第1の実施形態に係るレール締結装置の構成を示す一部断面正面図である。
【
図2】第1の実施形態のレール締結装置の構成を示す平面図である。
【
図3】第2の実施形態に係るレール締結装置の構成を示す一部断面正面図である。
【
図4】第2の実施形態のレール締結装置の構成を示す平面図である。
【
図5】第2の実施形態のレール締結装置の構成を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して、車両検修施設等に敷設されるレールの締結に使用して好適な本発明に係るレール締結装置の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は第1の実施形態に係るレール締結装置の構成を示す一部断面正面図であり、H形鋼11上にレールRを載置して固定した状態を示している。また、
図2はその平面図である。
【0016】
図1に示すように、H形鋼11は、下フランジに形成した左右一対のボルト挿通穴にボルト13A,13Bを挿通させ、コンクリート製の土台12に予め埋設された一対の埋込栓14A,14Bに螺合させることによって固定されている。ボルト13A,13Bの頭部とH形鋼11の下フランジとの間には、平座金やワッシャーを介挿され、H形鋼11と土台12との間には、床板15および絶縁パッド16が介挿されている。なお、土台12は、柱状のものが車両検修施設等のピット内に所定の間隔で列をなして設けられている。
【0017】
本実施形態のレール締結装置20は、H形鋼11の上フランジからウェブ側面にかけて接するように配設された断面L字型の一対の山形鋼21A,21Bと、この山形鋼21A,21BをH形鋼11のウェブ側面に固定するための固定用ボルト22Aと、固定用ナット22Bとを備える。また、H形鋼11のアール部により山形鋼21A,21BとH形鋼11の表面との間に隙間が生じるのを回避するため、山形鋼21A,21BとH形鋼11のウェブ側面との間に鋼製の平プレート23A,23Bが介挿され、ボルト22Aおよびナット22Bによって山形鋼21A,21Bと一体に固定されている。
【0018】
また、山形鋼21A,21Bには、一方の片が他方の片よりも長いものが使用されており、長い片が水平になるように固定されている。そして、水平片はそれぞれH形鋼11の上フランジよりも外側に突出しており、その突出部分にH形鋼11の上フランジと同じ厚みを有するH形鋼のフランジ延長手段としての平プレート24A,24Bが設置され、この平プレート24A,24Bの上に熱膨張係数の小さなセラミック製のゲージブロック25A,25Bが載置されている。
一方、H形鋼11の上フランジの上面にはレールRが絶縁性の軌道パッド26を介して載置され、レールRの底部フランジの側面と上記ゲージブロック25Aとの間に間隔材27が介挿され、レール幅方向の寸法バラツキを吸収できるように構成されている。
【0019】
また、ゲージブロック25A,25Bの上には、圧延鋼材などからなる「へ」字状をなすレールクリップ28A,28Bが載置されている。さらに、このレールクリップ28A,28Bの先端は、レールRの底部フランジの上面に延設され、剛性ゴムなど絶縁材29A,29Bを介して底部フランジに当接されている。そして、レールクリップ28A,28Bおよびゲージブロック25A,25Bと平プレート24A,24Bを貫通するように締結用ボルト30A,30Bが下方から挿通され、上端に締結用ナット31A,31Bを螺合させて締め付けることでレールRの底部フランジをH形鋼11に締結するように構成されている。
【0020】
なお、レールクリップ28A,28Bは、表面全体が硬質ゴム膜で覆われることで絶縁性を有するように構成されているものを使用している。また、締結用ボルト30A,30Bの頭部と山形鋼21A,21Bとの間には絶縁ワッシャー32A,32Bが介挿されているとともに、山形鋼21A,21Bに形成されているボルト挿通穴には絶縁材からなるリング状のカラー33がそれぞれ挿入され、締結用ボルト30A,30BとH形鋼11との間が絶縁されている。
【0021】
上記のように、本実施形態のレール締結装置において、山形鋼21A,21Bと、H形鋼11のフランジ延長手段としての平プレート24A,24Bとを設けて、H形鋼11の見かけ上の幅を大きくしているため、上フランジ幅が充分でないH形鋼を使用する場合においても、レールRをH形鋼に締結することができる。また、山形鋼21A,21Bと平プレート24A,24Bは、H形鋼11の長手方向のどこにでも取り付けることができるため、レール締結装置を設ける位置を自由に設定することができるという利点がある。
【0022】
さらに、本実施形態を適用することにより、簡単にレール締結装置の数を増やすことができるため、締結強度が不足する場合に容易に対応することができる。しかも、従前の土台12に設けられている埋込栓を利用してH形鋼11を固定する構成であるため、H形鋼を載置する土台に対して何ら改造を加えることなく、幅が充分でないH形鋼の上に載置したレールを締結することができる。
【0023】
(第2実施形態)
図3~
図5は第2の実施形態に係るレール締結装置20の構成を示すもので、
図3は一部断面正面図、
図4は平面図、
図5は側面図である。
本実施形態のレール締結装置20は、
図3に示すように、土台12に載置された床板15と、該床板15上に載置されたH形鋼11の下フランジを床板15へ押圧して固定するクランプ部材17A,17Bと、床板15に立設された一対の立上げ板18A,18Bと、立上げ板18A,18Bの上部間に横架された渡し板18Cとを備える。立上げ板18A,18Bの下端は床板15に溶接で固着され、渡し板18Cは両端が立上げ板18A,18Bの上部に溶接で固着されている。床板15は中央で左右に2分割されていても良い。
【0024】
上記クランプ部材17A,17Bは、土台12に予め埋設された一対の埋込栓14A,14Bに固定用ボルト13A,13Bを螺合させて締め付けると、H形鋼11の下フランジを床板15へ押圧して床板15と共に土台12に固定するように構成されている。
なお、前記第1実施形態では、固定用ボルト13A,13BによってH形鋼11の下フランジを土台12に直接固定する構成であり、固定用ボルト13A,13Bは一対すなわち2本である。
【0025】
一方、本実施形態においては、クランプ部材17A,17BによってH形鋼11の下フランジを床板15へ押圧して固定する構成であるため、
図4に示すように、固定用ボルト13A,13Bは2対すなわち4本設けられており、クランプ部材17A,17Bも1つの土台当り合計4個設けられている。なお、クランプ部材17A,17Bは、立上げ板18A,18Bの外側(
図3では前後)に設けられている。
【0026】
また、本実施形態においては、渡し板18Cの上面がH形鋼11の上フランジの上面と同じ高さであって、外側に延設されるように配設されており、渡し板18CがH形鋼11のフランジ延長手段として機能するように構成されている。
渡し板18Cに装着されてH形鋼11の上面に載置されているレールRを締結するレール締結装置20の構成は、第1の実施形態のものとほぼ同じであるので、
図1に示されている部材と同一の部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。ただし、第1の実施形態では、締結用ボルト30A,30Bおよびレールクリップ28A,28Bは一対すなわち2個ずつであるが、本実施形態においては、締結用ボルト30A,30Bは2対すなわち4個であり、レールクリップ28A,28Bも4個設けられている。
【0027】
上記のように第2の実施形態は、H形鋼11のフランジ延長手段として機能する渡し板18Cを、H形鋼11を載置する床板15より立設した立上げ板18A,18Bにより支える構成であるため、H形鋼11に固着した山形鋼21A,21Bと平プレート24A,24Bによってレール締結装置を支える第1実施形態に比べて、H形鋼11にかかる荷重を減らすことができるという利点がある。
また、第2の実施形態は、土台12がある箇所にレール締結装置を設けてレールを締結する構成であるため、土台以外の箇所ではレールの側方へ張り出す部材がないため、本来の検修作業に何ら支障をきたすことがないという利点がある。
【0028】
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記第1実施形態では、山形鋼21A,21Bによって、フランジ延長手段として機能する平プレート24A,24Bを支えるように構成したものを示したが、山形鋼(アングル材)の代わりに断面コの字状をなす鋼材(チャンネル鋼)を使用するようにしても良い。
また、前記実施形態のレール締結装置では、レールクリップ(押さえ具)28A,28Bとして「へ」の字状のものを使用しているが、板バネあるいはパンドロール(登録商標)のような棒状のバネおよびバネを保持するショルダーを使用したものであっても良い。
【0029】
さらに、前記第2実施形態では、渡し板18Cを一対の立上げ板18A,18Bで支えるように構成したものを示したが、立上げ板18Aと18Bとの間に渡し板18Cの中央部を支える部材を立設するようにしても良い。また、第2実施形態では、H形鋼11の下フランジを床板15へ押圧して固定するクランプ部材17A,17Bを設けているが、第1の実施形態と同様に、固定用ボルト13A,13BによってH形鋼11の下フランジを直接土台12に固定するように構成しても良い。
【符号の説明】
【0030】
11 H形鋼
12 土台
13A,13B 固定用ボルト
14A,14B 埋込栓
15 床板
16 絶縁パッド
17A,17B クランプ部材
18A,18B 立上げ板(支持手段)
18C 渡し板(フランジ延長手段)
21A,21B 山形鋼(支持手段)
24A,24B 平プレート(フランジ延長手段)
25A,25B 絶縁部材
28A,28B レールクリップ(押さえ具)
30A,30B 締結用ボルト(締め付け手段)
31A,31B 締結用ナット(締め付け手段)