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特許7454680素材表示方法、装置、電子機器、および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-13
(45)【発行日】2024-03-22
(54)【発明の名称】素材表示方法、装置、電子機器、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/266 20110101AFI20240314BHJP
   H04N 21/239 20110101ALI20240314BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240314BHJP
【FI】
H04N21/266
H04N21/239
G06Q50/10
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2022541836
(86)(22)【出願日】2020-12-30
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-09
(86)【国際出願番号】 CN2020141381
(87)【国際公開番号】W WO2021139581
(87)【国際公開日】2021-07-15
【審査請求日】2022-07-06
(31)【優先権主張番号】202010011306.2
(32)【優先日】2020-01-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】劉帥
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-013667(JP,A)
【文献】特表2018-517195(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
素材表示方法であって、
クライアントから送信されたデータ更新要求を受信することと、
前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得することと、
前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することと、を含む、
方法。
【請求項2】
前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得することは、
前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定し、前記情報ストリーム表示識別子に基づいて、前記情報ストリーム表示素材を取得すること、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定することは、
前記スプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との間に予め確立された対応関係に基づいて、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定すること、を含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の素材内容が同じである場合、前記スプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子と前記情報ストリーム表示素材の情報ストリーム表示識別子との間の対応関係を確立すること、を更に含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することは、
取得された前記情報ストリーム表示素材に位置識別子を付加することと、
位置識別子が付加された前記情報ストリーム表示素材を前記情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記所定の表示位置は、先端位置を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の記憶位置は、異なる、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記情報ストリーム表示素材がスクリーン表示領域からロールアウトした場合、前記情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトする際の素材の表示時間を記録することと、
前記情報ストリーム表示素材がスクリーン表示領域にロールインした場合、前記素材の表示時間を取得し、前記素材の表示時間に基づいて前記クライアントに前記情報ストリーム表示素材を表示し続けることと、を更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
素材表示方法であって、
表示待ちスプラッシュ表示素材を受信することと、
受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信することと、
前記情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信することと、を含む、
方法。
【請求項10】
クライアントから送信されたデータ更新要求を受信するように構成されるデータ更新要求受信モジュールと、
前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するように構成される情報ストリーム表示素材取得モジュールと、
前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入するように構成される表示モジュールと、を備える、
素材表示装置。
【請求項11】
表示待ちスプラッシュ表示素材を受信するように構成されるスプラッシュ表示素材受信モジュールと、
受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信するように構成される、データ更新要求送信モジュールと、
前記情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信し、前記所定の表示位置に前記情報ストリーム表示素材を表示させるように構成される、情報ストリーム表示素材受信モジュールと、を備える、
素材表示装置。
【請求項12】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法を実施する、
電子機器。
【請求項13】
コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令が、コンピュータプロセッサにより実行されると、コンピュータに、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法を実施させる、
記憶媒体。
【請求項14】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項9に記載の方法を実施する、
電子機器。
【請求項15】
コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令が、コンピュータプロセッサにより実行されると、コンピュータに、請求項9に記載の方法を実施させる、
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、素材表示方法、装置、電子機器、および記憶媒体に関する。
【0002】
本願は、2020年01月06日に中国国家知的財産権局に提出された、出願番号が202010011306.2である中国特許出願について優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容が引用により本願に援用されている。
【背景技術】
【0003】
スマートフォンおよび無線ネットワークの登場は、両者または多者のコミュニケーションの面における問題を解決するだけでなく、ユーザの学習、仕事、および娯楽等の面においても、より多くの選択を提供する。例えば、携帯電話に様々なクライアントをインストールして、ビデオ等を視聴する。ユーザの個性化ニーズを満たすために、クライアントの開発者も、クライアントの複数の表示機能を最適化し続けている。
【0004】
クライアントに表示されるスプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材は、内容でも表示方式でも相互独立し、連動を実現することができないことにより、表示素材の表示効果は、好ましくなく、ユーザ体験に影響を及ぼしてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、情報ストリーム表示素材およびスプラッシュ表示素材が相互独立してランダムに設定されることに起因する、素材表示効果が好ましくないという問題を解決し、表示素材の表示効果およびユーザ体験を向上させるための素材表示方法、装置、電子機器、および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
クライアントから送信されたデータ更新要求を受信することと、
前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得することと、
前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することと、を含む、
素材表示方法を提供する。
【0007】
表示待ちスプラッシュ表示素材を受信することと、
受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信することと、
前記情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信することと、を含む、
素材表示方法を更に提供する。
【0008】
クライアントから送信されたデータ更新要求を受信するように構成されるデータ更新要求受信モジュールと、
前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するように構成される情報ストリーム表示素材取得モジュールと、
前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入するように構成される表示モジュールと、を備える、
素材表示装置を更に提供する。
【0009】
表示待ちスプラッシュ表示素材を受信するように構成されるスプラッシュ表示素材受信モジュールと、
受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信するように構成されるデータ更新要求送信モジュールと、
前記情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信し、前記所定の表示位置に前記情報ストリーム表示素材を表示させるように構成される情報ストリーム表示素材受信モジュールと、を備える、
素材表示装置を更に提供する。
【0010】
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサにより実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、上記素材表示方法を実現する、
電子機器を更に提供する。
【0011】
コンピュータ実行可能命令が含まれた記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサにより実行されることで、上記素材表示方法を実行することに用いられる、
記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本開示の実施例1に係る素材表示方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例2に係る素材表示方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例3に係る素材表示方法のフローチャートである。
図4A】本開示の実施例4に係る素材表示方法のフローチャートである。
図4B】本開示の実施例4に係る素材表示方法に対応するインタラクションのフローチャートである。
図5】本開示の実施例5に係る素材表示装置の構造模式図である。
図6】本開示の実施例6に係る素材表示装置の構造模式図である。
図7】本開示の実施例7に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例について説明する。図面に本開示のいくつかの実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現できる。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順序で実行されてもよいし、おかつ/あるいは、並行して実行されてもよい。また、方法の実施形態は、付加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点において限定されない。
【0015】
本開示で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」ことである。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
【0016】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」、等の概念は、異なる装置、モジュール、またはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール、またはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものでもない。
【0017】
本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであるが、限定的なものではなく、当業者であれば、文脈が明確に例外を示さない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきものである。
【実施例1】
【0018】
図1は、本開示の実施例1に係る素材表示方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、スプラッシュ表示素材の再生が終了した後、スプラッシュ表示素材に対応する情報ストリーム表示素材をプリセット位置に表示させる場合に適用される。該方法は、素材表示装置により実行でき、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの形式で実現することができ、好ましくは、電子機器により実現される。該電子機器は、サーバ、移動端末、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)、等であってもよい。
【0019】
図1に示すように、本実施例の方法は、以下のステップを含む。
【0020】
S110において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信する。
【0021】
移動端末に少なくとも1つのクライアントをインストールすることができる。ユーザがアプリケーションソフトウェア識別子をトリガしてクライアントを開く操作を行うと、即ち、アプリケーションプログラムを起動すると、クライアントに対応するサーバは、アプリケーションプログラムの起動に対応する要求情報を受信することができ、サーバがこの時に受信した要求情報をデータ更新要求とすることができる。または、アプリケーションソフトウェアのバックグラウンドで実行されている時間が所定の時間長を超えたと検出した場合、ユーザがアプリケーションプログラムをトリガすると、データ更新要求をトリガし、サーバは、該データ更新要求を受信することができる。
【0022】
ユーザが移動端末にインストールされたクライアントをトリガすると、クライアントに対応するサーバは、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信することができる。
【0023】
S120において、データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得する。
【0024】
一般的には、クライアントの実行の起動時にスプラッシュ表示素材を表示し、スプラッシュ表示素材の表示が終了すると、情報ストリームリストページに入る。素材表示方法において、情報ストリームリストページに表示される情報ストリーム表示素材が全てランダムに設定され、スプラッシュ表示素材と何の関連もなく、即ち、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動を実現することができないことに加え、表示素材の種類が多く、表示素材の表示時間も非常に限られているため、素材表示効果は好ましくなくなり、ユーザ体験に影響を及ぼしてしまう。
【0025】
ユーザがアプリケーションプログラムをトリガすると、アプリケーションプログラムのトップページに入る前に、表示スクリーンに画面を表示する過程をスプラッシュ表示と呼び、この時に表示スクリーンに表示される画面をスプラッシュ表示画面とする。該画面は、動画、ビデオおよび/またはピクチャであってもよい。例えば、1つのショートビデオアプリケーションソフトウェアを開くと、ショートビデオ推薦リストページに入る前に、アプリケーションソフトウェアに配信されたブランド情報または1つの商品のプロモーション情報を表示することができる。アプリケーションプログラムをトリガしてからプログラムのトップページに入るまで、画面を表示する過程をスプラッシュ表示と呼ぶ。表示されるブランド情報または1つの商品のプロモーション情報をスプラッシュ表示素材と理解し、即ち、スプラッシュ表示画面の内容をスプラッシュ表示素材と呼ぶ。スプラッシュ表示素材の数が1つだけでないため、クライアントが取得したスプラッシュ表示素材がどれであるか、サーバが取得する情報ストリーム表示素材が何であるかを確定するために、スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材に対してマークを付けることができる。スプラッシュ表示識別子は、スプラッシュ表示素材に対応する識別子として理解され得る。情報ストリーム表示素材は、情報ストリーム(例えば、情報ストリームのトップページ)に表示できるプロモーション情報、商品情報、等として理解され得る。
【0026】
応答速度を加速するために、少なくとも1つのスプラッシュ表示素材を予めロードしてクライアントに記憶することができる。異なるユーザに対して、表示待ちスプラッシュ表示素材は、同じであってもよいし、異なってもよい。どのスプラッシュ表示素材を表示するかは、サーバに予め設定された素材表示ポリジーにより確定できる。好ましくは、素材表示ポリジーは、素材プッシュ計画等に応じて確定できる。
【0027】
サーバが受信したデータ更新要求にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、即ち、現在のクライアントがスプラッシュ表示をサポートする場合、スプラッシュ表示識別子に基づいて、記憶情報ストリーム表示素材のキャッシュ領域から、スプラッシュ表示識別子と関連するまたは対応関係がある情報ストリーム表示素材を探索することができる。
【0028】
ユーザがアプリケーションプログラムの起動操作をトリガすると、クライアントに設定されたソフトウェア開発ツールは、アプリケーションプログラムに対応するバージョンがスプラッシュ表示をサポートするか否かを確定することができる。アプリケーションプログラムに対応するバージョンがスプラッシュ表示をサポートする場合、クライアントは、スプラッシュ表示素材を取得し、スプラッシュ表示素材に対応する識別子を取得し、スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求をサーバに送信する。アプリケーションプログラムに対応するバージョンがスプラッシュ表示をサポートしない場合、サーバは、クライアントの情報ストリーム表示ページに該情報ストリーム表示素材を表示させるために、バックグラウンドに予め設定された表示ポリジーに応じて、予め確定された情報ストリーム表示素材をクライアントに送信することができる。
【0029】
S130において、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入する。
【0030】
情報ストリームリストページは、ショートビデオ推薦のリストページを含んでもよく、即ち、情報ストリームリストページには、少なくとも1つのショートビデオリストが含まれる。
【0031】
スプラッシュ表示識別子に基づいて、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得した場合、該情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することができる。好ましくは、所定の表示位置は、先端位置またはページの中央位置を含んでもよい。ここで、情報ストリームリストページ内の最初の位置を情報ストリームリストページの先端の表示位置とする。例示的には、情報ページの中央位置は、現在の表示スクリーン内の表示位置の数に応じて確定でき、情報ストリームリストページの先端および下端を除く位置として理解できる。例えば、現在の表示スクリーンに5つの表示位置がある場合、3つ目の表示位置に表示してもよいし、2つ目または4つ目の表示位置に表示してもよい。所定の表示位置は、下端位置であってもよい。所定の表示位置は、実際の必要に応じて設定することができ、ここで限定しない。
【0032】
例示的には、該情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの先端位置、即ち、最初の位置に挿入する。このような設定のメリットは、情報ストリームリストページの複数の表示位置の表示素材の表示順序を十分に考え、一般的には、上から下へ表示し、これにより、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動性を確立し、スプラッシュ表示素材の再生が終了した直後に、情報ストリームリストページの先端に情報ストリーム表示素材を表示して、表示素材の配信効果を向上させる。
【0033】
好ましくは、スプラッシュ表示素材は、情報ストリーム表示素材に対応する表示内容と同じである。スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材に対応する表示内容とが同じである場合、スプラッシュ表示素材の表示が終了した後に情報ストリーム表示素材の表示を続ける時、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の内容での連動を確立し、素材の表示時間を増加して、素材表示効果を向上させる。
【0034】
好ましくは、スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の記憶位置は異なる。スプラッシュ表示素材がクライアントを開いた直後に表示する必要があることを考え、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とを同じ記憶位置に記憶する。または、同じ表示素材を採用し、直ちに表示する必要があるスプラッシュ表示素材を取得する時、情報ストリームのアップストリーミングにより、ネットワーク品質の影響を受けてスプラッシュ表示素材の更新は間に合わない可能性があることを考えるため、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とを異なる位置に記憶することができる。情報ストリーム素材は、クライアントでスプラッシュ表示素材の表示が終了した後に、情報ストリームリストページに入ってから表示される必要があり、更に、情報ストリーム素材の表示内容が一般的にスプラッシュ表示素材により確定されるため、スプラッシュ表示素材の表示要求に応答する時、情報ストリームのアップストリーミングにより、情報ストリーム表示素材をリアルタイムに取得すれば良い。
【0035】
本実施例の技術案において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、即ち、スプラッシュ表示識別子により情報ストリーム表示素材を確定することで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動表示を実現し、更に、情報ストリームリストページに情報ストリーム表示素材の表示位置をランダムに設定せず、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの先端の所定の表示位置に挿入し、素材表示リソースは、通常、一定の制限があって限られたリソースであるため、スプラッシュ表示素材が占有した表示リソースと情報ストリーム表示素材が占有した表示リソースとを関連付けることで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とが相互独立してランダムに設定されて連動を実現できないことに起因する、素材の表示時間が短く、表示効果が好ましくなく、ユーザ体験に影響を及ぼすという問題を解決する。スプラッシュ表示素材の表示が終了した後、スプラッシュ表示素材に対応する情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入して表示し、素材表示効果を向上させ、ユーザ体験を向上させる。
【実施例2】
【0036】
図2は、本開示の実施例2に係る素材表示方法のフローチャートである。上記技術案に基づいて、好ましくは、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することは、取得された前記情報ストリーム表示素材に位置識別子を付加することと、前記情報ストリーム表示素材に前記位置識別子が担持されていると検出した場合、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することと、を含む。
【0037】
図2に示すように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0038】
S210において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信する。
【0039】
例示的には、アプリケーションプログラムがAであり、ユーザがアプリケーションプログラムAをトリガすると、アプリケーションプログラムAに対応するサーバは、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信することができる。
【0040】
S220において、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定し、情報ストリーム表示識別子に基づいて、情報ストリーム表示素材を取得する。
【0041】
表示素材の表示効果を向上させるために、スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の表示インターフェースに表示される内容は、同じであってもよい。しかし、スプラッシュ表示の画面サイズと情報ストリーム表示素材の情報ストリームページに表示されるサイズとが異なり、且つ、スプラッシュ表示画面が予めロードされて記憶されるため、スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の記憶位置は、異なってもよく、また、識別子は、異なってもよい。
【0042】
スプラッシュ表示素材の内容と同じである情報ストリーム表示素材を迅速に取得するために、スプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との間の対応関係を予め確立することができる。好ましくは、スプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との間に予め確立された対応関係に基づき、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定する。
【0043】
スプラッシュ表示素材の画面と情報ストリーム素材に表示される画面の内容は同じであってもよい。スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の適用シーンが異なるため、データは異なってもよく、識別子は異なってもよい。スプラッシュ表示素材を取得する際に、情報ストリーム表示素材を取得することができるために、スプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との間の対応関係を予め確立する必要がある。
【0044】
例示的には、スプラッシュ表示素材を記憶する記憶空間がAであり、情報ストリーム表示素材を記憶する記憶空間がBであると仮定し、同じ表示内容を有する表示素材Cおよび表示素材Dを記憶空間Aおよび記憶空間Bにそれぞれ記憶し、表示素材Cと表示素材Dとの間の対応関係を確立し、即ち、スプラッシュ表示素材がCであると検出した場合、対応する情報ストリーム表示素材は、Dである。
【0045】
同じ表示内容を有する表示素材を同じグループの表示素材とし、同じグループの表示素材内のスプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材に、それぞれ同じ、または、対応するタグを付け、それぞれ記憶し、更に、表示素材のタグに基づいて、表示素材間の対応関係を確定する。この場合、情報ストリーム表示素材を取得することは、スプラッシュ表示識別子に基づいて、対応関係表からスプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を探索し、情報ストリーム表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得することであってもよい。
【0046】
スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の対応関係を確立するための他の方式があってもよい。実際の適用過程において、ユーザは、実際の状況に応じて、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の対応関係を確立することができる。対応関係の確立のメリットは、スプラッシュ表示素材に対応する情報ストリーム表示素材を迅速に確定し、情報ストリームリストページに表示し、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動性を確立し、表示素材の表示効果を向上させ、ユーザ体験を向上させることができることである。
【0047】
S230において、取得された情報ストリーム表示素材に位置識別子を付加する。
【0048】
スプラッシュ表示識別子に基づいて、複数の情報ストリーム表示素材を記憶する記憶領域またはキャッシュ領域からスプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得した場合、情報ストリーム表示素材において、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に表示させるタグである位置識別子を付加することができる。情報ストリーム表示素材に位置識別子を付加することのメリットは、スプラッシュ表示素材の表示が終了した場合、ユーザが表示素材で紹介された製品に興味があれば、情報ストリームリストページの所定の表示位置で該表示素材を見ることができ、スプラッシュ表示素材の表示が終了した場合に、ユーザがスプラッシュ表示素材を正確に探索することができないという問題を回避することである。
【0049】
S240において、情報ストリーム表示素材に前記位置識別子が担持されていると検出した場合、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入する。
【0050】
本実施例において、サーバは、異なる操作を実行し、サーバに機能モジュールを設けることに基づいて実現できる。好ましくは、サーバにストリームモジュールが設けられてもよく、ストリームモジュールが、情報ストリーム表示素材に位置識別子が担持されていると検出した場合、位置識別子が担持されている情報ストリーム表示素材を処理することで、情報ストリーム表示素材の内容を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することができる。
【0051】
本開示の実施例の技術案において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することにより、クライアントの実行の起動時に表示されるスプラッシュ表示素材、および、スプラッシュ表示素材の表示が終了してから情報ストリームリストページに入って表示される情報ストリーム表示素材が、全てランダムに設定され、何の関連もないことで、表示素材の表示効果が好ましくなくなり、ユーザ体験に影響を及ぼすという問題を解決する。スプラッシュ表示素材の表示が終了した後、スプラッシュ表示素材に対応する表示素材を強制的に情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することを実現し、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動性を確立し、ユーザが表示素材を見る時間を増加して、表示素材の表示効果およびユーザ体験を向上させる。
【実施例3】
【0052】
図3は、本開示の実施例3に係る素材表示方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、情報ストリーム表示素材が所定の位置に表示される場合に適用され、該方法は、素材表示装置により実行でき、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの形式で実現することができ、好ましくは、電子機器により実現される。該電子機器は、サーバ、移動端末、PC端末、等であってもよい。
【0053】
図3に示すように、本実施例の素材表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0054】
S310において、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信する。
【0055】
S320において、受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバからスプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を情報ストリームサーバに送信する。
【0056】
S330において、情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信する。
【0057】
本開示の実施例の技術案において、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信し、受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を情報ストリームサーバに送信し、即ち、スプラッシュ表示識別子により情報ストリーム表示素材を確定することで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動表示を実現する。更に、情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信し、前記所定の表示位置に前記情報ストリーム表示素材を表示し、情報ストリームリストページに情報ストリーム表示素材の表示位置をランダムに設定せず、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入する。素材表示リソースは、通常、一定の制限があって限られたリソースであるため、スプラッシュ表示素材が占有した表示リソースと情報ストリーム表示素材が占有した表示リソースとを関連付けることで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とが相互独立してランダムに設定されて連動を実現できないことに起因する、素材の表示時間が短く、表示効果が好ましくないという問題を解決し、素材表示効果を向上させて、ユーザ体験を向上させる。
【実施例4】
【0058】
本開示の実施例は、素材表示システムを更に提供し、該素材表示システムは、情報ストリームサーバを備え、該情報ストリームサーバは、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入するように構成される。
【0059】
上記技術案に基づいて、該素材表示システムは、クライアントを備え、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信する。受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信する。クライアントは、情報ストリームサーバから送信された情報ストリーム表示素材を受信し、前記スプラッシュ表示素材を表示する。更に、前記スプラッシュ表示素材を表示した後、情報ストリーム表示素材を表示する。
【0060】
クライアントは、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信する前に、クライアントがスプラッシュサーバにスプラッシュ表示素材を要求し、該クライアントがインストールされた端末の所定のキャッシュ領域またはスプラッシュサーバから送信されたスプラッシュ表示素材を受信する、ことを更に含んでもよい。所定のキャッシュ領域におけるスプラッシュ表示素材は、クライアントがスプラッシュサーバにスプラッシュ表示素材を要求する前に、前記スプラッシュサーバから予め送信される。ここで、情報ストリームサーバおよびスプラッシュサーバは、同じ物理サーバに集積され得る。
【0061】
図4Aは、本開示の実施例4に係る素材表示方法のフローチャートであり、図4Aに示すように、スプラッシュから送信されたスプラッシュ表示素材が横長のビデオデータであることを例とし、本実施例に係る素材表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0062】
S410において、起動する。
【0063】
起動は、クライアントがアプリケーションプログラムをトリガするものとして理解できる。
【0064】
S420において、クライアントは、上面図(Topview)の表示が許可されるか否かを判断し、Topviewの表示が許可される場合、S430を実行し、Topviewの表示が許可されない場合、S440を実行する。
【0065】
Topviewが許可されるか否かは、クライアントにインストールされたスプラッシュソフトウェア開発キット(Software Development Kit、SDK)により判断される。本開示の実施例において、Topviewは、スプラッシュ表示素材として理解でき、例えば、予め設定された動画効果を持つスプラッシュ表示素材として理解できる。
【0066】
アプリケーションプログラムの起動をトリガしたと検出した場合、SDKは、現在の表示環境がスプラッシュ表示素材のTopviewをスプラッシュ表示することを許可するか否か、即ち、クライアントがスプラッシュ表示をサポートするか否かを判断する必要がある。許可する場合、クライアントは、スプラッシュ表示識別子を含むデータ更新要求をサーバに送信することができる。許可しない場合、好ましくは、現在のクライアントバージョンが低く、スプラッシュ表示をサポートすることができず、スプラッシュ表示画面のTopviewを表示しなくなる。スペアスプラッシュ画面を表示することができる。
【0067】
つまり、サーバがデータ更新要求(フィード(feed)要求)を受信する前に、クライアントは、まず、スプラッシュソフトウェア開発キット(スプラッシュSDK)とのインタラクションを完了し、スプラッシュSDKにより、表示するスプラッシュ表示素材のTopviewを表示するか否かを確定する。
【0068】
SDKは、クライアントがTopviewのスプラッシュ表示をサポートすると判断した場合、スプラッシュ表示識別子およびスプラッシュ表示素材データをクライアントに送信し、クライアントがスプラッシュ表示をサポートしない場合、表示ポリジーに基づいて表示し、スプラッシュ表示素材を表示しない。
【0069】
S430において、クライアントは、スプラッシュ表示識別子およびスプラッシュ表示素材データを取得する。
【0070】
クライアントがスプラッシュ表示をサポートする場合、スプラッシュ段階でスプラッシュ表示素材を表示するために、スプラッシュ表示素材およびスプラッシュ表示素材データをクライアントに送信することができる。
【0071】
スプラッシュ表示素材は、所定のキャッシュ領域から取得されてもよいし、サーバから取得されてもよい。ここで、所定のキャッシュ領域は、クライアントがインストールされた端末に設定され得る。該所定のキャッシュ領域には、少なくとも1つのスプラッシュ表示素材が記憶され得る。スプラッシュ表示素材の取得効率を向上させるために、サーバから少なくとも1つのスプラッシュ表示素材を前記所定のキャッシュ領域に予めロードし、更に、クライアントは、前記所定のキャッシュ領域から、スプラッシュ表示識別子およびスプラッシュ表示素材データを取得することができる。所定のキャッシュ領域に記憶されたキャッシュ素材は、サーバから定期的または不定期的に送信されてもよいし、クライアントが能動的にサーバに要求されてもよい。例えば、ユーザが所定の期間内にクライアントを初めて開く時、クライアントは、サーバにスプラッシュ素材の取得要求を送信することができる。更に、サーバは、少なくとも1つのスプラッシュ表示素材を前記所定のキャッシュ領域にロードする。このような予めロードするロジックにより、スプラッシュ表示素材を先に所定のキャッシュ領域に記憶し、表示時になると、直接表示し、応答速度が速くて、遅延が小さい。
【0072】
例示的には、所定のキャッシュ領域におけるスプラッシュ表示素材は、サーバから定期的に送信される。例えば、スプラッシュ表示トラフィックを担当するスプラッシュサーバから定期的に送信され、スプラッシュサーバが一般的に複数の該クライアントがインストールされた端末とインタラクションするため、サーバは、スプラッシュ表示素材の表示方式、表示順序、および表示頻度、等の表示情報を全体的に制御しやすくなり、クライアントの要求にリアルタイムに応答する際に、ネットワーク等の原因によるラグ等の状況の発生を防止することもでき、応答遅延が小さくて、更に、表示がよりスムーズとなる。
【0073】
例示的には、毎日の午前8時から10時まで、アプリケーションソフトウェアにより配信されたスプラッシュ表示素材がAであると確定すると、スプラッシュ表示時に直接使用するように、該時点で少なくとも1つのスプラッシュ表示素材を予めロードすることができる。例えば、ユーザは、午前8時半にアプリケーションプログラムを初めてトリガし、スプラッシュサーバは、少なくとも1つのスプラッシュ表示素材を所定のキャッシュ領域に伝送し、更に、クライアントが、スプラッシュ表示をサポートすると確定した場合、現在スプラッシュ表示素材Aを表示しようとすると、所定のキャッシュ領域からスプラッシュ表示素材Aを取得して、クライアントに表示させ、スプラッシュ表示素材Aに対応するスプラッシュ表示識別子を確定する。
【0074】
S440において、クライアントは、スプラッシュ表示素材を表示しない。
【0075】
クライアントがスプラッシュ表示をサポートしない場合、クライアントは、スプラッシュ表示素材を表示せずに、スペア表示素材を表示してもよいし、直接情報ストリームページに入ってもよい。
【0076】
クライアントがスプラッシュ表示をサポートしないと検出したが、スプラッシュ表示素材が存在する場合、スプラッシュ表示素材に基づいて、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に表示させることができる。
【0077】
S450において、クライアントは、スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求をサーバにおける処理モジュールに送信する。
【0078】
スプラッシュ表示識別子splash_ad_idは、クライアントがスプラッシュ段階にある時のスプラッシュ表示素材を表すことに用いられる。配信モジュール(engine)は、情報ストリーム表示素材を記憶するモジュールと理解できる。処理モジュールは、ユーザの属性情報に基づいて、スプラッシュ表示素材に対応するユーザを処理し、スプラッシュ開始素材および情報ストリーム表示素材を対応するクライアントに表示するか否かを選択的に確定することができる。表示素材の表示効率を向上させるために、表示素材を目標ソフトウェアがインストールされた全てのユーザに配信してもよい。処理モジュールは、受信したスプラッシュ表示識別子(splash_ad_id)に基づいて、予め確立されたスプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との対応関係表から、スプラッシュ表示識別子splash_ad_idに対応する情報ストリーム表示素材、即ち、情報ストリームリストページに表示される表示素材を探索することができる。
【0079】
処理モジュールをsatiと記すことができ、クライアントは、スプラッシュ表示識別子splash_ad_idが担持されているデータ更新要求(feed要求)を、情報ストリームサーバのストリームモジュール(stream)により情報ストリームサーバにおけるsatiにパススルーし、更に、satiにより、スプラッシュ表示識別子splash_ad_idが担持されているfeed要求をengineにパススルーすることで、engineに、スプラッシュ表示識別子および予め確立されたスプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との対応関係表に基づいてスプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得させ、該情報ストリーム表示素材をsatiに配信させる。
【0080】
S460において、情報ストリームサーバは、情報ストリーム表示素材を取得し、処理モジュールにより、位置識別子を情報ストリームリスト素材に付加する。
【0081】
satiは、位置識別子を情報表示素材に付加することができる。
【0082】
engineから配信されたスプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を受信すると、satiは、該情報ストリーム表示素材に、位置識別子を付加することができる。
【0083】
S470において、情報ストリームサーバは、位置識別子に基づいて、情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの先端の表示位置に挿入する。
【0084】
位置識別子が担持されているか否かを検出するモジュールは、サーバに設定されたstreamであってもよい。
【0085】
streamは、情報ストリーム表示素材に位置識別子が存在すると検出した場合、情報ストリーム表示素材を強制的にアプリケーションプログラムのトップページの所定の表示位置に挿入することができる。
【0086】
これに基づいて、スプラッシュ表示素材の表示が終了した後、プログラムのトップページ、即ち、情報ストリームリストページに戻ることができる。情報ストリーム表示素材は、情報ストリームリストページの所定の表示位置に表示され、情報ストリーム表示素材を自動的に再生することができる。ユーザがプログラムのトップページをロールし、且つ、他の情報がロードされていない前に、情報ストリーム表示素材は、自動的に再生することができる。前記情報ストリーム表示素材が現在のスクリーン表示領域からロールアウトした場合、前記情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトする際の素材の表示時間を記録し、前記情報ストリーム表示素材が現在のスクリーン表示領域にロールインした場合、前記素材の表示時間を取得し、前記素材の表示時間に基づいて前記情報ストリーム表示素材を表示し続ける。
【0087】
ユーザが、プログラムのトップページをロールして現在ロードされたページ内容を見ているが、新しいページ内容のロードが要求されていないと検出した場合、情報ストリーム表示素材が現在のスクリーン表示領域からロールアウトすると、情報ストリームサーバにおける記録モジュール(go_mario、該記録モジュールが後述の図4Bに示される)により、情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトする際の素材の表示時間、即ち、ビデオストリーム表示素材がどの時点まで再生したかを記録することができる。これにより、ユーザは、トップページの先端に戻ると、再生を一時停止した位置から再生し続けることができ、情報ストリーム表示素材の一貫性を向上させる。
【0088】
情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトしたことを確定する方式は、情報ストリーム表示素材の表示画面が現在のスクリーン表示領域から完全にロールアウトした場合、情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトしたと確定するという方式、または、現在のスクリーン表示領域における情報ストリーム表示素材の表示画面の占めた割合が所定の割合よりも小さい場合、情報ストリーム表示素材がスクリーンから出たと確定するという方式、等を含む。
【0089】
図4Bは、本開示の実施例4に係る素材表示方法に対応するインタラクションのフローチャートである。図4Bに示すように、ユーザが、アプリケーションプログラムをトリガすると、スプラッシュ表示素材を正常に送信し、スプラッシュSDKは、クライアントとインタラクションし、スプラッシュSDKは、クライアントがTopviewをスプラッシュ表示する表示素材の表示条件を満たすと判断した場合、スプラッシュSDKは、スプラッシュ表示識別子splash_ad_idおよびスプラッシュ表示素材データをクライアントに伝達する。Topview表示素材の表示条件を満たさない場合、スプラッシュSDKは、その後のポリジーを決定し、他の素材を表示してもよい。クライアントは、スプラッシュSDKから送信されたスプラッシュ表示識別子splash_ad_idを受信し、現在のデータ更新要求(feed要求)においてスプラッシュ表示識別子およびTopview識別子を情報ストリームサーバのストリームモジュールに送信する。情報ストリームサーバのストリームモジュールは、情報ストリームサーバの処理モジュール(satiにパススルーされ、satiは、配信モジュール(engineにパススルーされる。engineは、予め確立されたスプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の対応関係に基づいて、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得してsatiに送信し、即ち、engineは、splash_ad_idに基づいて、Topviewの情報ストリーム表示素材をリアルタイムに送信する。satiは、キュー選別時にTopview表示素材を特別に処理し、受信した情報表示素材に、先頭に表示する位置識別子を付加し、streamは、先頭表示識別子を検出すると、情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの第1位に挿入する。


【0090】
streamがパラメータの追加を要求する場合、即ち、streamが、satiにスプラッシュ表示識別子に基づいて、情報ストリーム表示素材を探索するように要求する場合、クライアントのTopview計画パラメータをパススルーしてengineに送信し、feed要求が情報ストリーム表示素材を返す場合、streamは、要求付加情報feed_extraにおける情報ストリーム表示識別子awesome_adフィールドを検査し、Topviewに対応する情報ストリーム表示素材であれば、情報ストリーム表示素材を表示する必要がある位置に調整する。即ち、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入して表示させる必要がある。ここで、所定の表示位置は、先端位置であってもよい。ここで、go_marioは、ユーザが情報ストリームリストページで視聴しているビデオの現在の再生位置を記録することができる。トップページに戻ると、go_marioに記録された再生位置を読み取り、再生位置をクライアントに送信することができ、これにより、クライアントは、一時停止の位置から情報ストリーム表示素材を再生し続ける。ここで、再生位置は、再生時間長または再生時点により確定できる。
【0091】
本実施例の技術案において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、更に、付加された位置識別子により情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入することで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動性を確立し、ユーザが表示素材を見る時間を増加し、表示素材の表示効果を向上させて、ユーザ体験を向上させる。
【実施例5】
【0092】
図5は、本開示の実施例5に係る素材表示装置の構造模式図である。図5に示すように、前記装置は、データ更新要求受信モジュール510と、情報ストリーム表示素材取得モジュール520と、表示モジュール530とを備える。
【0093】
データ更新要求受信モジュール510は、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信するように構成され、情報ストリーム表示素材取得モジュール520は、前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するように構成され、表示モジュール530は、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入するように構成される。
【0094】
本開示の実施例の技術案において、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、即ち、スプラッシュ表示識別子により情報ストリーム表示素材を確定することで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動表示を実現する。更に、情報ストリームリストページに情報ストリーム表示素材の表示位置をランダムに設定せず、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入し、素材表示リソースは、通常、一定の制限があって限られたリソースであるため、スプラッシュ表示素材が占有した表示リソースと情報ストリーム表示素材が占有した表示リソースとを関連付けることで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とが相互独立してランダムに設定されて連動を実現できないことに起因する、素材の表示時間が短く、表示効果が好ましくないという問題を解決し、スプラッシュ表示素材の表示が終了した後、スプラッシュ表示素材に対応する情報ストリーム表示素材を強制的に情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入して表示し、素材表示効果を向上させて、ユーザ体験を向上させる。
【0095】
上記技術案に基づいて、前記情報ストリーム表示素材取得モジュール520は、
前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定し、前記情報ストリーム表示識別子に基づいて、情報ストリーム表示素材を取得するように構成される情報ストリーム表示素材取得ユニットを備える。
【0096】
上記技術案に基づいて、前記情報ストリーム表示素材取得ユニットは、更に、前記スプラッシュ表示識別子と情報ストリーム表示識別子との間に予め確立された対応関係に基づき、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示識別子を確定するように構成される。
【0097】
上記技術案に基づいて、前記装置は、更に以下を含む。
【0098】
スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の素材内容が同じである場合、前記スプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子と前記情報ストリーム表示素材の情報ストリーム表示識別子との間の対応関係を確立する。
【0099】
上記技術案に基づいて、前記表示モジュール530は、更に、取得された前記情報ストリーム表示素材に位置識別子を付加し、前記情報ストリーム表示素材に前記位置識別子が担持されていると検出した場合、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入するように構成される。
【0100】
上記技術案に基づいて、前記所定の表示位置は、先端位置を含む。
【0101】
上記技術案に基づいて、スプラッシュ表示素材および情報ストリーム表示素材の記憶位置は、異なる。
【0102】
上記技術案に基づいて、前記装置は、更に以下を含む。
【0103】
前記情報ストリーム表示素材がスクリーン表示領域からロールアウトした場合、前記情報ストリーム表示素材がスクリーンからロールアウトする際の素材の表示時間を記録し、前記情報ストリーム表示素材がスクリーン表示領域にロールインした場合、前記素材の表示時間を取得し、前記素材の表示時間に基づいて、前記情報ストリーム表示素材を表示し続ける。
【0104】
上記装置が備える各ユニットおよびモジュールは、機能ロジックに従って分割されたものに過ぎず、上記分割に限定されるものではなく、対応する機能を実現できれば良い。また、各機能ユニットの名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を制限するものではない。
【実施例6】
【0105】
図6は、本開示の実施例6に係る素材表示装置の構造模式図であり、図6に示すように、前記装置は、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信するように構成されるスプラッシュ表示素材受信モジュール610と、受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信するように構成されるデータ更新要求送信モジュール620と、情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信し、前記所定の表示位置に前記情報ストリーム表示素材を表示させるように構成される情報ストリーム表示素材受信モジュール630とを備える。
【0106】
本開示の実施例の技術案において、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信し、受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を情報ストリームサーバに送信する。即ち、スプラッシュ表示識別子により情報ストリーム表示素材を確定することで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材との間の連動表示を実現する。更に、情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信し、前記所定の表示位置に前記情報ストリーム表示素材を表示し、情報ストリームリストページに情報ストリーム表示素材の表示位置をランダムに設定せず、情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入する。素材表示リソースは、通常、一定の制限があって限られたリソースであるため、スプラッシュ表示素材が占有した表示リソースと情報ストリーム表示素材が占有した表示リソースとを関連付けることで、スプラッシュ表示素材と情報ストリーム表示素材とが相互独立してランダムに設定されて連動を実現できないことに起因する、素材の表示時間が短く、表示効果が好ましくないという問題を解決し、素材表示効果を向上させて、ユーザ体験を向上させる技術的効果を実現する。
【0107】
本開示の実施例に係る素材表示装置は、本開示のいずれかの実施例に係る素材表示方法を実現することができ、方法の実行に対応する機能モジュールおよび効果を備える。
【0108】
上記装置が備える複数のユニットおよびモジュールは、機能ロジックに従って分割されたものに過ぎず、上記分割に限定されるものではなく、対応する機能を実現できれば良い。また、各機能ユニットの名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を制限するものではない。
【実施例7】
【0109】
以下、図7を参照すると、本開示の実施例を実現するために適した電子機器(例えば、図7における端末機器またはサーバ)700の構造模式図を示している。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、等のようなモバイル端末、および、デジタルテレビジョン(television、TV)、デスクトップ型コンピュータ、等のような固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。図7に示す端末機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何らかの制限を与えるものではない。
【0110】
図7に示すように、電子機器700は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)701を備えてもよく、処理装置は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)702に記憶されたプログラム、または、記憶装置708からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)703にロードされたプログラムに基づいて、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM 703には、電子機器700の操作に必要な様々なプログラムおよびデータが更に記憶されている。処理装置701、ROM 702、およびRAM 703は、バス704を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース705もバス704に接続されている。
【0111】
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ、等を含む入力装置706、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータ、等を含む出力装置707、例えば、磁気テープ、ハードディスク、等を含む記憶装置708、および、通信装置709は、I/Oインターフェース705に接続することができる。通信装置709は、電子機器700が他の機器と無線または有線通信して、データを交換することを可能にする。図7は、様々な装置を備える電子機器700を示しているが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多い、または、より少ない装置を実施または具備してもよい。
【0112】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置709により、ネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置708からインストールされてもよいし、ROM 702からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置701により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0113】
本開示の実施例に係る端末は、本開示の実施例に係る素材表示方法と同じ思想に属し、本開示の実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、上記実施例を参照することができ、且つ、本開示の実施例は、上記実施例と同じ効果を有する。
【実施例8】
【0114】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、該プログラムがプロセッサにより実行されると、上記実施例に係る素材表示方法を実現する。
【0115】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体システム、装置、またはデバイス、あるいは、以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc-ROM、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用され得る、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または、搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用される、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0116】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような、任意の現在知られている、または、将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、ネットワークオフネットワーク(例えば、インターネット)、およびピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、並びに、任意の現在知られている、または、将来研究開発されるネットワークを含む。
【0117】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0118】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、クライアントから送信されたデータ更新要求を受信し、前記データ更新要求にスプラッシュ表示素材のスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得し、前記情報ストリーム表示素材を情報ストリームリストページの所定の表示位置に挿入する。
【0119】
または、該電子機器は、表示待ちスプラッシュ表示素材を受信し、受信された表示待ちスプラッシュ表示素材にスプラッシュ表示識別子が担持されている場合、情報ストリームサーバから前記スプラッシュ表示識別子に対応する情報ストリーム表示素材を取得するために、前記スプラッシュ表示識別子が担持されているデータ更新要求を前記情報ストリームサーバに送信し、情報ストリームサーバから送信された、情報ストリームリストページの所定の表示位置が担持されている情報ストリーム表示素材を受信する。
【0120】
前記サブスコープのコンテナに前記サブページサービスが存在する場合、前記サブページサービスに戻ることは、1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができる。上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のような、オブジェクト指向プログラミング言語を含むが、これらに限定されず、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたはサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、LANまたはWANを含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0121】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、並びに、ブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0122】
本開示の実施例に係るモジュールまたはユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合、ユニット自体を限定するものではなく、例えば、表示モジュールは、「素材表示モジュール」と記述されてもよい。
【0123】
本発明に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップのシステム(System-on-a-Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(ComplexProgrammable Logic Device、CPLD)、等を含む。
【0124】
本発明の明細書において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用される、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有または記憶できる有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体システム、装置、またはデバイス、もしくは、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0125】
特定の順番で各操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討には複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは、本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて、または、単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または、任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
【0126】
構造的特徴および/または方法論理動作に特定された言語を用いて本主題を記述したが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも、上述した特定の特徴または動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上述した特定の特徴および動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7