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  • 特許-自励式変換器 図1
  • 特許-自励式変換器 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-14
(45)【発行日】2024-03-25
(54)【発明の名称】自励式変換器
(51)【国際特許分類】
   H02M 7/48 20070101AFI20240315BHJP
【FI】
H02M7/48 E
H02M7/48 A
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020199360
(22)【出願日】2020-12-01
(65)【公開番号】P2022087433
(43)【公開日】2022-06-13
【審査請求日】2023-02-06
(73)【特許権者】
【識別番号】501137636
【氏名又は名称】東芝三菱電機産業システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108062
【弁理士】
【氏名又は名称】日向寺 雅彦
(74)【代理人】
【識別番号】100168332
【弁理士】
【氏名又は名称】小崎 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100146592
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100172188
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 敬人
(72)【発明者】
【氏名】菊池 亮介
【審査官】栗栖 正和
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2005/094138(WO,A1)
【文献】特開2010-239736(JP,A)
【文献】特公昭42-021092(JP,B1)
【文献】国際公開第2019/150443(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 7/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
オゾナイザの一対の電極間に交流電力を供給するオゾナイザ向けの自励式変換器であって、
電源から供給された電力をオゾナイザに対応した交流のオゾナイザ用電力に変換し、前記オゾナイザ用電力を前記オゾナイザに供給する主回路部と、
前記主回路部による電力変換の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記主回路部は、前記電源から供給された前記電力を交流電力に変換する複数の変換回路を有し、
前記複数の変換回路は、前記交流電力を出力する一対の交流出力端子を有し、
前記複数の変換回路の前記一対の交流出力端子は、それぞれ直列に接続され、
前記主回路部は、前記複数の変換回路の前記交流電力の合計により、前記オゾナイザ用電力を生成し、前記オゾナイザに供給し、
前記複数の変換回路は、前記一対の交流出力端子間の電圧を第1電圧に設定する第1状態と、前記一対の交流出力端子間の電圧を前記第1電圧よりも高い第2電圧に設定する第2状態と、を切り替え可能であり、
前記制御部は、前記複数の変換回路の前記第1状態及び前記第2状態を前記オゾナイザの動作周波数で切り替えるとともに、前記複数の変換回路の数をnとする時に、前記複数の変換回路の前記第1状態と前記第2状態との切り替えのタイミングをπ/nずつずらすことにより、前記主回路部に前記オゾナイザ用電力を生成させる自励式変換器。
【請求項2】
前記制御部は、前記複数の変換回路の前記第1状態及び前記第2状態を前記オゾナイザの動作周波数で切り替える際に、前記オゾナイザの前記動作周波数の半周期ずつ前記複数の変換回路の前記第1状態と前記第2状態とを切り替える請求項1記載の自励式変換器。
【請求項3】
前記主回路部は、誘導性負荷を介することなく、前記オゾナイザと直接的に接続される請求項1又は2に記載の自励式変換器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自励式変換器に関する。より詳しくは、オゾナイザ向けの自励式変換器に関する。
【背景技術】
【0002】
オゾナイザの一対の電極間に高周波高電圧の交流電力を供給し、一対の電極間に無声放電を発生させることにより、オゾナイザにオゾンを発生させるオゾナイザ向けの自励式変換器が知られている。
【0003】
オゾナイザは、容量性の負荷である。そこで、オゾナイザ向けの自励式変換器では、インバータの出力電圧を高周波トランスにて高電圧へ昇圧させるとともに、オゾナイザと共振リアクトルとで共振させることにより、高周波高電圧を発生させることが行われている。この場合、インバータのゲートには、負荷の共振周波数に応じたゲートパルスが入力される。
【0004】
しかしながら、容量性インピーダンスなどのオゾナイザの定数は、オゾナイザ毎に異なる。このため、上記のように高周波高電圧を発生させる方法では、オゾナイザの定数に合わせて高周波トランスと共振リアクトルとを都度設計する必要があり、設計費の増加やリードタイムの長時間化などの要因となってしまう可能性がある。
【0005】
このため、オゾナイザ向けの自励式変換器では、オゾナイザの定数の影響を受けることなく、高周波高電圧の交流電力をオゾナイザに供給できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特許第3540227号公報
【文献】特許第4228524号公報
【文献】特許第6068667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の実施形態は、オゾナイザの定数の影響を受けることなく、高周波高電圧の交流電力をオゾナイザに供給できる自励式変換器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態によれば、オゾナイザの一対の電極間に交流電力を供給するオゾナイザ向けの自励式変換器であって、電源から供給された電力をオゾナイザに対応した交流のオゾナイザ用電力に変換し、前記オゾナイザ用電力を前記オゾナイザに供給する主回路部と、前記主回路部による電力変換の動作を制御する制御部と、を備え、前記主回路部は、前記電源から供給された前記電力を交流電力に変換する複数の変換回路を有し、前記複数の変換回路は、前記交流電力を出力する一対の交流出力端子を有し、前記複数の変換回路の前記一対の交流出力端子は、それぞれ直列に接続され、前記主回路部は、前記複数の変換回路の前記交流電力の合計により、前記オゾナイザ用電力を生成し、前記オゾナイザに供給し、前記複数の変換回路は、前記一対の交流出力端子間の電圧を第1電圧に設定する第1状態と、前記一対の交流出力端子間の電圧を前記第1電圧よりも高い第2電圧に設定する第2状態と、を切り替え可能であり、前記制御部は、前記複数の変換回路の前記第1状態及び前記第2状態を前記オゾナイザの動作周波数で切り替えるとともに、前記複数の変換回路の数をnとする時に、前記複数の変換回路の前記第1状態と前記第2状態との切り替えのタイミングをπ/nずつずらすことにより、前記主回路部に前記オゾナイザ用電力を生成させる自励式変換器が提供される。
【発明の効果】
【0009】
オゾナイザの定数の影響を受けることなく、高周波高電圧の交流電力をオゾナイザに供給できる自励式変換器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施形態に係る自励式変換器を模式的に表すブロック図である。
図2図2(a)~図2(g)は、実施形態に係る自励式変換器の動作の一例を模式的に表すタイミングチャートである。
【0011】
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0012】
図1は、実施形態に係る自励式変換器を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、オゾナイザ向けの自励式変換器10は、主回路部12と、制御部14と、を備える。主回路部12は、電源2に接続されるとともに、負荷であるオゾナイザ4に接続される。主回路部12は、電源2から供給された電力をオゾナイザ4に対応した高周波高電圧の交流のオゾナイザ用電力に変換し、変換後のオゾナイザ用電力をオゾナイザ4に供給する。主回路部12は、オゾナイザ4の一対の電極間にオゾナイザ用電力を供給し、一対の電極間に無声放電を発生させる。これにより、オゾナイザ4において、オゾンの発生が可能となる。オゾナイザ4に供給するオゾナイザ用電力は、例えば、単相交流電力である。
【0013】
電源2は、例えば、交流電源である。この場合、主回路部12は、例えば、トランス3などを介して電源2と接続される。主回路部12は、電源2から供給された第1交流電力をオゾナイザ4に対応した第2交流電力に変換し、第2交流電力をオゾナイザ用電力としてオゾナイザ4に供給する。電源2の第1交流電力は、例えば、三相交流電力である。主回路部12は、例えば、電源2から供給された三相交流電力をオゾナイザ4に対応した単相交流電力に変換してオゾナイザ4に供給する。
【0014】
但し、電源2の交流電力は、単相交流電力などでもよい。また、電源2は、交流電源に限ることなく、直流電源などでもよい。主回路部12は、直流電力を交流電力に変換してオゾナイザ4に供給してもよい。主回路部12の構成は、電源2から供給された電力をオゾナイザ4に対応した交流のオゾナイザ用電力に変換可能な任意の構成でよい。
【0015】
制御部14は、主回路部12と接続されている。制御部14は、主回路部12による電力変換の動作を制御する。
【0016】
主回路部12は、複数の変換回路20を有する。複数の変換回路20は、それぞれ電源2と接続されている。換言すれば、複数の変換回路20は、電源2に対して並列的に接続される。これにより、電源2の電力が、複数の変換回路20のそれぞれに入力される。複数の変換回路20は、電源2から供給された電力を交流電力に変換する。この例において、複数の変換回路20は、電源2から供給された交流電力を別の交流電力に変換する。複数の変換回路20は、より詳しくは、電源2から供給された電力を単相交流電力に変換する。
【0017】
複数の変換回路20は、交流電力を出力する一対の交流出力端子20a、20bを有する。複数の変換回路20の一対の交流出力端子20a、20bは、それぞれ直列に接続されている。換言すれば、複数の変換回路20の出力側は、直列に接続されている。例えば、1つの変換回路20の一方の交流出力端子20aが、次の変換回路20の他方の交流出力端子20bと接続される。これにより、複数の変換回路20の出力側が、直列に接続される。そして、直列に接続された複数の変換回路20の一端側の交流出力端子20a、及び他端側の交流出力端子20bが、オゾナイザ4に接続される。
【0018】
主回路部12は、高周波トランスや共振リアクトルなどの誘導性負荷を介することなく、直列に接続された複数の変換回路20の出力側がオゾナイザ4と直接的に接続される。これにより、主回路部12では、複数の変換回路20の出力の合計が、主回路部12の出力となる。主回路部12は、複数の変換回路20の交流電力の合計により、オゾナイザ用電力を生成し、オゾナイザ4に供給する。主回路部12は、換言すれば、直列多重構成の複数の変換回路20を有する。
【0019】
この例において、主回路部12は、U1~U6の6つの変換回路20を有している。この例において、複数の変換回路20の直列接続数は、6である。但し、主回路部12における変換回路20の数は、6つに限ることなく、任意の数でよい。変換回路20の数は、例えば、オゾナイザ4で必要となる電圧の大きさなどに応じて適宜設定すればよい。
【0020】
複数の変換回路20のそれぞれは、コンバータ21と、インバータ22と、を有する。コンバータ21は、電源2から供給された交流電力を直流電力に変換する。インバータ22は、コンバータ21によって変換された直流電力を交流電力に変換する。
【0021】
コンバータ21は、整流器23と、直流コンデンサ24と、を有する。整流器23は、ブリッジ接続された複数の整流素子30を有し、電源2から供給された交流電力を複数の整流素子30によって脈流電力に変換する。直流コンデンサ24は、整流器23によって変換された脈流電力を直流電力に変換する。これにより、電源2から供給された交流電力を直流電力に変換することができる。
【0022】
インバータ22は、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子31を有し、複数のスイッチング素子31のスイッチングにより、直流電力を交流電力に変換する。インバータ22は、例えば、4つのスイッチング素子31をブリッジ接続したフルブリッジ回路である。この場合、変換回路20では、インバータ22の2つのスイッチング素子31の直列接続点が、変換回路20の交流出力端子20a、20bとなる。インバータ22の複数のスイッチング素子31には、例えば、IEGT(Injection Enhanced Gate Transistor)、GCT(Gate Commutated Turn off thyristor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの自励式のスイッチング素子が用いられる。
【0023】
インバータ22は、直流コンデンサ24の電圧をVとするとき、複数のスイッチング素子31のスイッチングにより、交流出力端子20a、20bに正側の電圧+Vを出力する状態、負側の電圧-Vを出力する状態、及び、電圧を出力しない状態(交流出力端子20a、20b間の電圧が実質的に0Vの状態)を切り替えることができる。インバータ22は、いわゆる2レベルインバータである。
【0024】
このように、複数の変換回路20は、交流出力端子20a、20b間の電圧を第1電圧に設定する第1状態と、交流出力端子20a、20b間の電圧を第1電圧よりも高い第2電圧に設定する第2状態と、を切り替え可能である。第1状態は、例えば、交流出力端子20a、20b間に-Vを出力する状態である。第1状態は、例えば、交流出力端子20a、20b間の電圧を実質的に0Vにする状態でもよい。第2状態は、例えば、交流出力端子20a、20b間に+Vを出力する状態である。
【0025】
変換回路20は、例えば、リアクトル25、26をさらに有する。リアクトル25は、交流出力端子20aに接続されている。リアクトル26は、交流出力端子20bに接続されている。リアクトル25、26は、例えば、インバータ22から出力される交流電力に重畳するノイズを抑制する。
【0026】
但し、複数の変換回路20の構成は、上記に限定されるものではない。例えば、電源2の電力が、直流電力である場合には、コンバータ21は、省略してもよい。リアクトル25、26は、必要に応じて設けられ、省略可能である。インバータ22は、フルブリッジ回路に限ることなく、ハーフブリッジ回路などでもよい。複数の変換回路20の構成は、電源2から供給された電力を交流電力に変換可能な任意の構成でよい。
【0027】
主回路部12は、例えば、リアクトル25、26などのように、交流のオゾナイザ用電力に重畳するノイズを抑制するためのリアクトルなどを介してオゾナイザ4と接続してもよい。主回路部12は、少なくとも容量性負荷であるオゾナイザ4と共振を起こすための誘導性負荷を介することなく、オゾナイザ4と接続されていればよい。
【0028】
制御部14は、複数の変換回路20のインバータ22の複数のスイッチング素子31それぞれと接続され、各インバータ22の複数のスイッチング素子31のスイッチングを制御することにより、主回路部12による電力変換の動作を制御する。制御部14は、例えば、各インバータ22の複数のスイッチング素子31のスイッチングを制御することにより、複数の変換回路20のそれぞれの第1状態及び第2状態の切り替えを制御する。
【0029】
図2(a)~図2(g)は、実施形態に係る自励式変換器の動作の一例を模式的に表すタイミングチャートである。
図2(a)~図2(f)は、制御部14からU1~U6の6つの変換回路20(インバータ22)のそれぞれに入力する制御信号の一例を模式的に表す。
図2(g)は、主回路部12から出力される出力電圧の一例を模式的に表す。
【0030】
図2(a)~図2(f)の制御信号のLoは、変換回路20を第1状態に設定する状態を表す。図2(a)~図2(f)の制御信号のHiは、変換回路20を第2状態に設定する状態を表す。制御信号がLoに設定されている時は、変換回路20から第1電圧(例えば、-V)が出力され、制御信号がHiに設定されている時は、変換回路20から第2電圧(例えば、+V)が出力される。但し、制御信号と変換回路20の第1状態及び第2状態との関係は、上記に限定されるものではない。制御信号は、変換回路20の第1状態と第2状態とを切り替えることができる任意の信号でよい。
【0031】
図2(a)~図2(f)に表したように、制御部14は、複数の変換回路20の第1状態及び第2状態をオゾナイザ4の動作周波数fで切り替える。この際、制御部14は、例えば、変換回路20の第1状態及び第2状態の切り替えのデューティ比を50%とする。換言すれば、制御部14は、オゾナイザ4の動作周波数fの半周期ずつ複数の変換回路20の第1状態と第2状態とを切り替える。そして、制御部14は、複数の変換回路20の数をnとする時に、複数の変換回路20の第1状態と第2状態との切り替えのタイミングをπ/nずつずらす。この例では、複数の変換回路20の数が6であるから、制御部14は、複数の変換回路20の第1状態と第2状態との切り替えのタイミングをπ/6ずつずらしている。これにより、制御部14は、主回路部12にオゾナイザ用電力を生成させる。
【0032】
主回路部12の出力電圧(オゾナイザ用電力の電圧)は、複数の変換回路20の出力電圧の合計である。従って、上記のように複数の変換回路20の第1状態と第2状態とを切り替えた場合には、図2(g)に表したように、主回路部12の出力電圧は、オゾナイザ4の動作周波数fにおいて、複数の変換回路20の数n+1の段階に電圧の大きさを変化させる高周波高電圧の交流電圧となる。主回路部12の出力電圧の周波数(オゾナイザ4の動作周波数f)は、例えば、0.5kHz以上20kHz以下程度である。主回路部12の出力電圧の大きさ(最大値)は、例えば、1kV以上10kV以下程度である。
【0033】
このように、本実施形態に係る自励式変換器10では、主回路部12が、複数の変換回路20を有し、複数の変換回路20の出力側を直列に接続した直列多重構成としている。これにより、自励式変換器10では、高周波トランスや共振リアクトルなどを必要とすることなく、オゾナイザ4で必要となる高周波高電圧の交流のオゾナイザ用電力を主回路部12で生成することができる。従って、自励式変換器10では、オゾナイザ4の定数に合わせて高周波トランスや共振リアクトルなどを都度設計する必要がなく、これらの都度設計による設計費の増加やリードタイムの長時間化などを抑制することができる。
【0034】
また、オゾナイザ4の定数の影響を受ける用品が不要となったことにより、例えば、定数の異なる複数のオゾナイザ4などに対して自励式変換器10を共通に用いることが可能となる。高周波トランスや共振リアクトルなどを用いる負荷共振型の構成と比べて、自励式変換器10の汎用性を高めることができる。
【0035】
このように、本実施形態に係る自励式変換器10では、オゾナイザ4の定数の影響を受けることなく、高周波高電圧の交流電力をオゾナイザ4に供給することができる。
【0036】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0037】
2…電源、 3…トランス、 4…オゾナイザ、 10…自励式変換器、 12…主回路部、 14…制御部、 20…変換回路、 20a、20b…交流出力端子、 21…コンバータ、 22…インバータ、 23…整流器、 24…直流コンデンサ、 25、26…リアクトル、 30…整流素子、 31…スイッチング素子
図1
図2