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特許7455091電動はさみの刃の双方向駆動機構及び電動はさみ
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  • 特許-電動はさみの刃の双方向駆動機構及び電動はさみ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-14
(45)【発行日】2024-03-25
(54)【発明の名称】電動はさみの刃の双方向駆動機構及び電動はさみ
(51)【国際特許分類】
   B26B 15/00 20060101AFI20240315BHJP
   A01G 3/02 20060101ALI20240315BHJP
【FI】
B26B15/00
A01G3/02 502C
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021117612
(22)【出願日】2021-07-16
(65)【公開番号】P2022101437
(43)【公開日】2022-07-06
【審査請求日】2021-07-16
(31)【優先権主張番号】202011553727.4
(32)【優先日】2020-12-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519195028
【氏名又は名称】東莞市嘉航実業有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】弁理士法人後藤特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100142804
【弁理士】
【氏名又は名称】大上 寛
(72)【発明者】
【氏名】馬先鵬
【審査官】山内 康明
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第112106542(CN,A)
【文献】欧州特許出願公開第02604106(EP,A1)
【文献】中国特許出願公開第111903365(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第103181300(CN,A)
【文献】特許第3537649(JP,B2)
【文献】特開平01-300978(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26B 15/00
A01G 3/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状の固定座、駆動アセンブリ、駆動アセンブリと動力的に接続された駆動ギア、回転軸部材、上刃部及び下刃部を含み、
駆動ギア及び回転軸部材は、これらの軸線が平行になるように固定座に設けられ、それぞれ、固定座の後部及び固定座の前部に位置し、
下刃部及び上刃部は回転軸部材を中心として回動し、
下刃部の後には、下刃部と一体に形成された下刃噛合ブロックが設けられており、
前記下刃噛合ブロックは、一端部が下刃部と接続され、
前記下刃噛合ブロックの他端部には、第1ラックが接続されており、
上刃部の後には、上刃部と一体又は別体に形成された上刃噛合ブロックが設けられており、
前記上刃噛合ブロックは、一端部が上刃部と接続され、
前記上刃噛合ブロックの他端部には、前記固定座側に向かって突出する第2ラックが接続されており、
第1ラックと第2ラックは、駆動ギアを挟み込むように駆動ギアと噛み合っており、
駆動ギア、第1ラック及び第2ラックは、固定座の片側に位置し、
駆動ギア及び第1ラックは、前記回転軸部材の軸方向において、固定座と前記上刃噛合ブロックとの間に挟まれている、
ことを特徴とする電動はさみ。
【請求項2】
回転軸部材は、止めねじ及びナットを含み、固定座には回転軸孔(D)が設けられており、止めねじは回転軸孔(D)を貫通してナットとねじ結合されることを特徴とする請求項1に記載の電動はさみ。
【請求項3】
止めねじは、連結ロッド及び頭部を含み、連結ロッドの一端は頭部に結合され、連結ロッドの他端にはねじ山が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動はさみ。
【請求項4】
固定座にはギア孔を設けられており、ギア孔内には深溝軸受が連結されており、駆動ギアのピン軸は深溝軸受と回動可能に結合されることを特徴とする請求項1に記載の電動はさみ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電動はさみの技術分野に関し、特に、電動はさみの刃の双方向駆動機構及び電動はさみに関する。
【背景技術】
【0002】
電動はさみは、果樹園、庭園、つる性植物などで枝や幹を剪定するための道具である。従来の電動はさみの刃の双方向駆動機構は、一つの駆動ギアが2つのベベルギアを駆動した後、ベベルギアを通じてラックを有する2つのスイングアームに噛み合うことにより、はさみの2つの刃を駆動して剪定操作を行う。このような構造の電動はさみは、その構造において、部品数が多くて組み立てが難しく、また、このような複雑な構造を用いると取り外しが難しいとともに、一部の部品だけ交換することが難しいので、電動はさみが損傷された場合、全体を交換するしかない。この問題を解決するために、申請人は中国特許番号202020466816.4にて発明の名称「新型電動はさみの刃の双方向駆動機構」の発明の提案し、この発明は、モーターに連結されたギアでラックを有する2つの刃を直接駆動することにより、はさみの2つの刃を直接駆動して剪定操作を行うことで、ベベルギアが省略され、部品数が減少されたが、このような構造の設計には次のような問題があった。
【0003】
まず、電動はさみの厚さは、ギアの直径と2つの刃の厚さを考慮しなければならず、駆動ギアとラックとの噛み合いを確保するために、刃の後部の厚さを厚くする必要があり、複雑なつる性植物、枝を切る時に、厚さが厚くて刃が阻害されてしまい、正確に剪定することができなくなる。
【0004】
第二に、2つの刃の後部が最大限に動いた場合には、駆動ギアと歯との間の噛合度がある程度影響を受けるため、比較的粗いつる性植物や枝を切る時、刃が外側へ開かれる現象が発生して、電動はさみに損傷を与え、使用寿命が短縮される。
【0005】
これに対して、上記の問題を解決するための改善された解決手段をさらに提案する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記問題点に鑑みて、本発明の主な目的は、電動はさみの刃の双方向の駆動機構を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明で採用する技術的手段は以下の通りである。
電動はさみの刃の双方向駆動機構において、固定座、駆動ギア、回転軸部材、上刃群及び下刃を含み、駆動ギア及び回転軸部材は固定座に設けられ、下刃及び上刃群は回転軸部材を中心として回動し、下刃の後部には外側ラックが設けられており、上刃群の前部は上刃であり、上刃群の後部は噛合ブロックであり、噛合ブロックの後部に内側ラックが設けられており、内側ラックと外側ラックはそれぞれ駆動ギアの両側に噛み合っている。
【0008】
好ましくは、回転軸部材は、止めねじ及びナットを含み、固定座には回転軸孔Dが設けられており、止めねじは回転軸孔Dを貫通してナットとねじ結合される。
【0009】
好ましくは、止めねじは、連結ロッド及び頭部を含み、連結ロッドの一端は頭部に結合され、連結ロッドの他端にはねじ山が設けられている。
【0010】
好ましくは、噛合ブロックの前部には回転軸孔Aが設けられ、上刃の後部には回転軸孔Bが設けられ、下刃の中部には回転軸孔Cが設けられ、回転軸孔A、回転軸孔B及び回転軸孔Cはいずれも回転軸部材を中心として回動し、噛合ブロックの前部にはピン穴Eがさらに設けられ、上刃の後部にはピン穴Fが設けられ、ピン穴E及びピン穴F内にはピンが共に連結されている。
【0011】
好ましくは、噛合ブロックの前部には第1凸起部が設けられており、ピン穴Eは第1凸起部に位置し、上刃の後部には第2凸起部が設けられており、ピン穴Fは第2凸起部に位置する。
【0012】
好ましくは、第1凸起部は、回転軸孔Aの前上方位置に設けられ、第2凸起部は、回転軸孔Bの前上方位置に設けられる。
【0013】
好ましくは、外側ラック及び内側ラックが円弧状構造である。
【0014】
好ましくは、固定座にはギア孔を設けられており、ギア孔内には深溝軸受が連結されており、駆動ギアのピン軸は深溝軸受と回動可能に結合される。
【0015】
電動はさみにおいて、駆動アセンブリを含み、駆動アセンブリの出力端は、駆動ギアを回動させるように駆動ギアのピン軸と動的に連結される。
【0016】
従来技術に比べて、本出願の有益な効果は以下の通りである:
固定座に駆動ギア及び回転軸部材を設け、回転軸部材は上刃群と下刃が回転軸部材を中心として回動するようにし、その後、噛合ブロックを設け、噛合ブロックの後部に内側ラックを設け、内側ラックは刃の後部の外側ラックに向かって、駆動ギアの両側がそれぞれ内側ラックと外側ラックに噛み合うようにし、このような構造に設置することにより、内側ラックと駆動ギアが外側ラックの後方に位置され、上刃と下刃との間に駆動ギアを取り付けるための部位を設置する必要がないので、その厚さが減少される。
【0017】
駆動する時に、駆動ギア、上刃及び下刃がいずれも同一平面内の円周方向に回動することにより、ギアの円周方向の回動が上刃と下刃の円周方向の回動と互いに垂直することで上刃と下刃が外側へ開かれる現象が発生しないので、電動はさみの刃の双方向駆動機構の安定性が向上され、電動はさみの刃の双方向駆動機構がより耐久性を有するようにする。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施例1における構造を示す図である。
図2】本発明の実施例1における構造を示す分解図である。
図3】本発明の実施例2における構造を示す図である。
図4】本発明の実施例2における構造を示す分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、実施例及び図面を参照して本発明について詳しく説明する。
図1図4に示すように、本発明は、固定座10、駆動ギア50、回転軸部材40、上刃群30及び下刃20を含み、駆動ギア50及び回転軸部材40は固定座10上に設けられ、下刃20と上刃群30は回転軸部材40を中心として回動し、下刃20の後部には外側ラック21が設けられており、上刃群30の前部は上刃32であり、上刃群30の後部は噛合ブロック33であり、噛合ブロック33の後部には内側ラック31が設けられており、内側ラック31及び外側ラック21は、それぞれ駆動ギア50の両側に噛み合っている電動はさみの刃の双方向駆動機構を提供した。
【0020】
固定座10上に駆動ギア50及び回転軸部材40を設け、回転軸部材40は、上刃群30及び下刃20が回転軸部材を中心として回転するようにし、さらに、噛合ブロック33を設け、噛合ブロック33の後部に内側ラック31を設け、内側ラック31が刃20の後部の外側ラック21に向かうようにすることにより、駆動ギア50の両側がそれぞれ内側ラック及び外側ラック21と噛み合うようにし、このような構造に設置することにより、内側ラック31と駆動ギア50は外側ラック21の後方に位置し、上刃32と下刃20との間に駆動ギアを取り付けるための部位を設置する必要がないので、その厚さが減少され、また、駆動する時に、駆動ギア50、上刃32及び下刃20がいずれも同一平面内の円周方向に回動するので、ギアの円周方向の回動が上刃32と下刃20の円周方向の回動と互いに垂直することで上刃32と下刃20が外側へ開かれる現象が発生しないので、電動はさみの刃の双方向駆動機構の安定性が向上され、電動はさみの刃の双方向駆動機構がより耐久性を有するようにする。
【0021】
さらに、図2及び図4に示すように、回転軸部材40は、止めねじ41及びナット42を含み、固定座10には回転軸孔Dが設けられており、止めねじ41は回転軸孔Dを貫通してナット42とねじ結合される。
【0022】
さらに、図2及び4に示すように、止めねじ41は、連結ロッド(図示せず)及び頭部(図示せず)を含み、連結ロッドの一端は頭部に結合され、連結ロッドの他端にはねじ山が設けられている。止めねじ41及びナット42を設け、止めねじ41が連結ロッド及び頭部を含むことにより、取り外し可能な作用を実現することができる。
【0023】
さらに、図3~4に示すように、噛合ブロック33の前部には回転軸孔Aが設けられ、上刃32の後部には回転軸孔Bが設けられ、下刃20の中央部には回転軸孔Cが設けられ、回転軸孔A、回転軸孔B及び回転軸孔Cはいずれも回転軸部材40を中心として回動する。噛合ブロック33の前部にはピン穴Eがさらに設けられ、上刃32の後部にはピン穴Fが設けられ、ピン穴E及びピン穴F内にはピン34が共に連結されている。このように設置することにより、噛合ブロック33と上刃32は取り外し可能な構造になり、噛合部上の内側ラック31を長期間使用したり、または上刃32を長期間使用して精度が低下したとき、取り外して独立的に交換することができ、交換が容易になる。また、ピン34を設け、回転軸部材40を結合して噛合ブロック33と上刃32との相互位置決め結合を実現して、噛合ブロック33が上刃32を回動させて剪定操作を実現することができるようにする。
【0024】
さらに、図3~4に示すように、噛合ブロック33の前部には第1凸起部331が設けられており、ピン穴Eは第1凸起部331に位置する。上刃32の後部には第2凸起部321が設けられており、ピン穴Fは第2凸起部321に位置し、ピン穴に適切な位置を提供する。
【0025】
さらに、図3~4に示すように、第1凸起部331は回転軸孔Aの前上方位置に設けられ、第2凸起部321は回転軸孔Bの前上方位置に設けられる。このような位置構造に設置することにより、噛合ブロック33がピン34を動作させる時に、ピン34の軌跡もちょうど上刃32の回転軸孔からピン穴の連結線に向かうようになり、この過程で、ピン34は上刃32を垂直に支持して揺れ動くようにし、このように設置することにより、ピン34とピン穴との間の摩耗程度を最小限に低減することができ、剪断の安定性を向上させることができ、電動はさみの刃の双方向駆動機構の使用寿命を向上させることができる。
【0026】
さらに、図1~4に示すように、外側ラック21及び内側ラック31は円弧状の構造であり、外側ラック21及び内側ラック31の円弧線に対応する円心と回転軸部材40の中心線が対応するようにして、駆動ギア50との緊密な噛み合いを実現する。
【0027】
さらに、図2及び図4に示すように、固定座10にはギア孔11が設けられており、ギア孔11の内部には深溝軸受12が連結されており、駆動ギア50のピン軸は深溝軸受12と回動可能に結合されて、駆動ギア50の回動を実現する。
【0028】
電動はさみにおいて、駆動アセンブリを含み、駆動アセンブリの出力端は駆動ギア50のピン軸と動的に連結されて、駆動ギア50を回動させる。駆動ギア50の回動は、外側ラック21と内側ラック31が同期的に回動するように駆動して、上刃32及び下刃20を上下に動かして剪定動作を完成する。
【0029】
上記の技術的手段において、電動はさみの刃の双方向駆動機構の動作原理をより明確に説明するために、以下の2つの実施形態を通じてさらに説明する。
【実施例1】
【0030】
図1~2に示すように、電動はさみの刃の双方向駆動機構は、固定座10、駆動ギア50、回転軸部材40、上刃群30及び下刃20を含み、駆動ギア50及び回転軸部材40は固定座10上に設けられ、下刃20及び上刃群30は回転軸部材40を中心として回動し、下刃20の後部には外側ラック21が設けられており、上刃群30の前部は上刃32であり、上刃群30の後部は噛合ブロック33であり、噛合ブロック33の後部に内側ラック31が設けられており、内側ラック31及び外側ラック21は、それぞれ駆動ギア50の両側に噛み合っている。回転軸部材40は、止めねじ41及びナット42を含み、固定座10には回転軸孔Dが設けられており、止めねじ41は回転軸孔Dを貫通してナット42とねじ結合される。止めねじ41は、連結ロッド及び頭部を含み、連結ロッドの一端は頭部に結合され、連結ロッドの他端にはねじ山が設けられている。実際の応用において、駆動アセンブリは駆動ギア50を回動させ、電動はさみの刃の双方向駆動機構は、駆動ギア50の回動により、内側ラック31及び外側ラック21を動かして、上刃32及び下刃20が剪定操作をするようにする。また、部品の一部が損傷された場合、ナット42を緩めて全体を取り外して損傷された部品を交換することができる。
【実施例2】
【0031】
図3~4に示すように、電動はさみの刃の双方向駆動機構は、固定座10、駆動ギア50、回転軸部材40、上刃群30及び下刃20を含み、駆動ギア50及び回転軸部材40は固定座10上に設けられ、下刃20及び上刃群30は回転軸部材40を中心として回動し、下刃20の後部には外側ラック21が設けられており、上刃群30の前部は上刃32であり、上刃群30の後部は噛合ブロック33であり、噛合ブロック33の後部には内側ラック31が設けられており、内側ラック31及び外側ラック21は、それぞれ駆動ギア50の両側に噛み合っている。回転軸部材40は、止めねじ41及びナット42を含み、固定座10には回転軸孔Dが設けられており、止めねじ41は回転軸孔Dを貫通してナット42とねじ結合される。止めねじ41は、連結ロッド及び頭部を含み、連結ロッドの一端は頭部に結合され、連結ロッドの他端にはねじ山が設けられている。内側ラック31及び外側ラック21は、それぞれ駆動ギア50の両側に噛み合っている。噛合ブロック33の前部には回転軸孔Aが設けられ、上刃32の後部には回転軸孔Bが設けられ、下刃20の中央部には回転軸孔Cが設けられており、回転軸孔A、回転軸孔B及び回転軸孔Cはいずれも回転軸部材40を中心として回動する。噛合ブロック33の前部にはピン穴Eがさらに設けられ、上刃32の後部にはピン穴Fが設けられ、ピン穴E及びピン穴F内にはピン34が共に連結されている。実際の応用において、駆動アセンブリが駆動ギア50を回動させ、電動はさみの刃の双方向駆動機構は、駆動ギア50の回動により、内側ラック31及び外側ラック21を動かして上刃32及び下刃20が剪定操作をするようにする。また、部品の一部が損傷された場合、ナット42を緩めて全体を取り外して損傷された部品を交換することができる。噛合ブロック33または上刃32が損傷される場合、釘などの類似する工具を利用してピン34を打つことにより、噛合ブロック33または上刃32を交換する。
【0032】
当業者にとって、本発明は、上記の例示的な実施例の詳細に制限されず、本発明の主旨又は基本的な特徴を逸脱することなくその他の形態に本発明を具現できることが明らかなことである。従って、いずれにしても、実施例は例示的なものに過ぎず、非限定的であり、本発明の範囲は上記説明ではなく添付している請求項により限定され、従って、請求項の同等要件を満たす意味及び範囲内の全ての変化は本発明内に含まれる。請求項における任意の図面符号を、係る請求項を制限するものと見なしてはならない。

図1
図2
図3
図4