(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-14
(45)【発行日】2024-03-25
(54)【発明の名称】コアページング処理
(51)【国際特許分類】
H04W 68/12 20090101AFI20240315BHJP
H04W 48/02 20090101ALI20240315BHJP
H04W 16/32 20090101ALI20240315BHJP
H04W 48/18 20090101ALI20240315BHJP
【FI】
H04W68/12
H04W48/02
H04W16/32
H04W48/18 111
(21)【出願番号】P 2021557656
(86)(22)【出願日】2020-03-30
(86)【国際出願番号】 US2020025675
(87)【国際公開番号】W WO2020198733
(87)【国際公開日】2020-10-01
【審査請求日】2023-03-03
(32)【優先日】2019-03-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】521357641
【氏名又は名称】ペキン シャオミ モバイル ソフトウェア カンパニー, リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】リュ, ジンスク
(72)【発明者】
【氏名】ディナン, エスマエル
(72)【発明者】
【氏名】パク, キュンミン
(72)【発明者】
【氏名】タレビ ファード, ペイマン
(72)【発明者】
【氏名】チャオ, ウェイファー
(72)【発明者】
【氏名】バラティア, ジェイシュリー
【審査官】望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2015/121501(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第101873543(CN,A)
【文献】Qualcomm Europe,Paging Optmization using CSG information[online], 3GPP TSG-SA WG2#74 S2-094894,フランス,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_74_Sophia_Antipolis/Docs/S2-094894.zip>,2009年07月10日,[検索日 2023.12.19]
【文献】Huawei,Paging optimization for CSG deployments[online], 3GPP TSG-CT WG1#55 C1-083436,フランス,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ct/WG1_mm-cc-sm_ex-CN1/TSGC1_55/Docs/C1-083436.zip>,2008年08月22日,[検索日 2023.12.19]
【文献】ZTE,Consideration on support CAG in NR[online],3GPP TSG RAN WG3 #103 R3-190262,フランス,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG3_Iu/TSGR3_103/Docs/R3-190262.zip>,2019年02月15日,[検索日 2023.12.19]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-H04W99/00
H04B7/24-H04B7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスへのページング伝送のための第1のページングメッセージを受信することであって、前記第1のページングメッセージが、
前記無線デバイスの1つ以上のクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、を含む、受信することと、
前記基地局によって、前記第1のページングメッセージに基づいて第2のページングメッセージを伝送するためのセルを決定することであって、前記決定することが、
前記セルが非CAGセルであることと、
前記パラメータが、前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すことと、に基づく、決定することと、
前記基地局によって、前記セルを介して前記無線デバイスに前記第2のページングメッセージを送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記基地局によって、前記第1のページングメッセージに基づいて第3のページングメッセージを伝送するための第2のセルを決定することであって、前記決定することが、前記第2のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づく、決定することと、
前記基地局によって、前記第2のセルを介して前記無線デバイスに前記第3のページングメッセージを送信することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2のセルが、CAGセルである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記CAGセルが、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記基地局によって、第3のセルで前記無線デバイスのためにページングしないと決定することであって、前記決定することが、
前記第3のセルがCAGセルであることと、
前記第3のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第4のページングメッセージを受信することであって、前記第4のページングメッセージが、前記第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示す第2のパラメータを含む、受信することと、
前記基地局によって、
前記セルが非CAGセルであることと、
前記第2のパラメータが、前記第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことを示すことと、に基づいて、前記セルで前記第2の無線デバイスのためにページングしないことを決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスのための第1のページングメッセージを受信することであって、前記第1のページングメッセージが、前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含む、受信することと、
セルを介して、前記第1のページングメッセージに基づく第2のページングメッセージを送信することと、を含み、
前記送信することが、前記パラメータに基づく、方法。
【請求項9】
前記送信することが、
前記パラメータが、前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すことと、
前記セルが非CAGセルであることと、にさらに基づく、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記非CAGセルが、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のページングメッセージが、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記基地局によって、第2のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づいて、前記第2のセルを介して、前記第1のページングメッセージに基づく第3のページングメッセージを送信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記基地局によって、第3のセルを介して前記無線デバイスをページングしないと決定することであって、前記決定することが、
前記第3のセルがCAGセルであることと、
前記第3のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことと、に基づく、決定することを、さらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、請求項8に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のページングメッセージが、
ユーザ機器(UE)アイデンティティ、
アクセスタイプ、
ページング間欠受信サイクル、
前記無線デバイスの追跡エリアアイデンティティリスト、
ページング優先度、または
ページングのためのUE無線能力、のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項16】
前記UEアイデンティティが、
システムアーキテクチャエボリューション-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、
国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、または
第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)のうちの少なくとも1つを示す、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記アクセスタイプが、
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、または
非3GPPアクセスのうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記アクセスタイプが、前記3GPPアクセスを示す、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記セルを介して前記送信することが、前記無線デバイスの前記追跡エリアアイデンティティリストにさらに基づく、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記基地局によって前記AMFに、セットアップ要求メッセージを送信することをさらに含み、前記セットアップ要求メッセージが、
前記基地局のアイデンティティ、
デフォルトのページング間欠受信サイクル、
サポートされるスライス情報を有するサポートされる追跡エリアリスト、
前記基地局に関連付けられている1つ以上のCAG識別子、または
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示、のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項21】
前記表示が、前記基地局が非CAGセルを含むことを示す、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記基地局によって前記AMFから、セットアップ応答メッセージを、前記セットアップ要求メッセージを送信することに応答して受信することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記基地局によって前記無線デバイスから、前記無線デバイスとの接続セットアップを要求する無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項24】
前記基地局が、関連付けられているCAGセルを介して1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、請求項8に記載の方法。
【請求項25】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記セットアップ要求メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子と、を含む、送信することと、
前記AMFによって前記無線デバイスから前記基地局を介して、前記無線デバイスとの接続セットアップを要求するサービス要求メッセージを受信することと、を含む、方法。
【請求項26】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記セットアップ要求メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、
前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子と、を含む、送信することと、を含む、方法。
【請求項27】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、メッセージを受信することと、
前記メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスのためのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含む、送信することと、を含む、方法。
【請求項28】
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記ページングメッセージが、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子をさらに含む、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記メッセージが、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータ、または
サポートされる追跡エリアアイデンティティリストのうちの少なくとも1つを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージであって、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータと、を含む、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、に基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記ページングメッセージを前記基地局に送信することと、を含む、方法。
【請求項32】
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記第2のページングメッセージを前記基地局に送信することと、をさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記AMFによって第2の基地局から、第2のセットアップ要求メッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のための前記ページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の前記リストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、請求項31に記載の方法。
【請求項36】
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記パラメータに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記ページングメッセージを前記基地局に送信することと、を含む、方法。
【請求項39】
前記決定することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記セットアップ要求メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、請求項38に記載の方法。
【請求項41】
前記決定することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づく、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記基地局の少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記第2のページングメッセージを前記基地局に送信することと、をさらに含む、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、請求項40に記載の方法。
【請求項44】
前記AMFによって第2の基地局から、第2のセットアップ要求メッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の前記リストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、請求項38に記載の方法。
【請求項45】
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、請求項38に記載の方法。
【請求項46】
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むメッセージを受信することと、
前記パラメータに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスのためのページングメッセージを送信することと、を含む、方法。
【請求項49】
前記送信することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
前記送信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づく、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信することであって、前記送信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、送信することをさらに含む、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、請求項50に記載の方法。
【請求項54】
前記AMFによって第2の基地局から、第2のメッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のメッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、請求項48に記載の方法。
【請求項55】
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、請求項48に記載の方法。
【請求項56】
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
前記メッセージが、次世代(NG)セットアップ要求メッセージである、請求項48に記載の方法。
【請求項59】
前記メッセージが、次世代(NG)構成更新メッセージである、請求項48に記載の方法。
【請求項60】
前記AMFによって、前記基地局との構成の成功を示す応答メッセージを送信することをさらに含む、請求項48に記載の方法。
【請求項61】
前記ページングメッセージが、コアネットワークによってトリガーされたページングメッセージである、請求項48に記載の方法。
【請求項62】
前記ページングメッセージが、
ユーザ機器(UE)アイデンティティ、
アクセスタイプ、
ページング間欠受信サイクル、
前記無線デバイスに関連付けられている追跡エリアアイデンティティリスト、
ページング優先度、
ページングのためのUE無線能力、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子、または
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータのうちの少なくとも1つを含む、請求項48に記載の方法。
【請求項63】
前記UEアイデンティティが、
システムアーキテクチャエンハンスメント-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、
国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、または
第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)のうちの少なくとも1つを示す、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記アクセスタイプが、
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、または
非3GPPアクセスのうちの少なくとも1つを含む、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記アクセスタイプが、前記3GPPアクセスを示す、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記非CAGセルが、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない、請求項48に記載の方法。
【請求項67】
CAGセルが、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に、セットアップ要求メッセージであって、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータと、を含む、セットアップ要求メッセージを送信することと、
前記基地局によって前記AMFから、無線デバイスのためのページングメッセージを受信することであって、前記受信することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、に基づく、受信することと、を含む、方法。
【請求項69】
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することをさらに含み、前記受信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むメッセージを送信することと、
前記パラメータに基づいて、前記基地局によって前記AMFから、ページングメッセージを受信することと、を含む、方法。
【請求項73】
前記ページングメッセージが、無線デバイスのためのものである、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
前記受信することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、請求項73に記載の方法。
【請求項76】
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、請求項72に記載の方法。
【請求項78】
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することをさらに含み、前記第2のページングメッセージを前記受信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにあることに基づく、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記基地局に、請求項1~24および68~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる、基地局。
【請求項80】
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記AMFに、請求項25~67のいずれか一項に記載の方法を実施させる、AMF。
【請求項81】
非一時的コンピュータ可読
記憶媒体であって、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに請求項1~
24および68~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読
記憶媒体。
【請求項82】
非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに請求項25~67のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項83】
システムであって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)と、
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記基地局に、請求項1~24および68~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる、基地局と、を備える、システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019/03/28に出願された米国仮出願第62/825,186号の利益を主張し、その特許仮出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本発明の例示的な実施形態は、4G/5Gシステムにおける強化された機能および機能性の実装を可能にする。本明細書に開示する技術の複数の実施形態を、4G/5Gシステムおよび通信システムのネットワークスライシングの技術分野に使用することができる。より具体的には、本明細書に開示する技術の実施形態は、通信システムにおけるネットワークスライシングのための5Gコアネットワークおよび5Gシステムに関係し得る。本開示を通して、UE、無線デバイス、およびモバイルデバイスは交換可能に使用される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスへのページング伝送のための第1のページングメッセージを受信することであって、前記第1のページングメッセージが、
前記無線デバイスの1つ以上のクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、を含む、受信することと、
前記基地局によって、前記第1のページングメッセージに基づいて第2のページングメッセージを伝送するためのセルを決定することであって、前記決定することが、
前記セルが非CAGセルであることと、
前記パラメータが、前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すことと、に基づく、決定することと、
前記基地局によって、前記セルを介して前記無線デバイスに前記第2のページングメッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目2)
前記基地局によって、前記第1のページングメッセージに基づいて第3のページングメッセージを伝送するための第2のセルを決定することであって、前記決定することが、前記第2のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づく、決定することと、
前記基地局によって、前記第2のセルを介して前記無線デバイスに前記第3のページングメッセージを送信することと、をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第2のセルが、CAGセルである、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記CAGセルが、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記基地局によって、第3のセルで前記無線デバイスのためにページングしないと決定することであって、前記決定することが、
前記第3のセルがCAGセルであることと、
前記第3のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第4のページングメッセージを受信することであって、前記第4のページングメッセージが、前記第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示す第2のパラメータを含む、受信することと、
前記基地局によって、
前記セルが非CAGセルであることと、
前記第2のパラメータが、前記第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことを示すことと、に基づいて、前記セルで前記第2の無線デバイスのためにページングしないことを決定することと、をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、項目1に記載の方法。
(項目8)
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスのための第1のページングメッセージを受信することであって、前記第1のページングメッセージが、前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含む、受信することと、
セルを介して、前記第1のページングメッセージに基づく第2のページングメッセージを送信することと、を含み、
前記送信することが、前記パラメータに基づく、方法。
(項目9)
前記送信することが、
前記パラメータが、前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すことと、
前記セルが非CAGセルであることと、にさらに基づく、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記非CAGセルが、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない、項目8に記載の方法。
(項目11)
前記第1のページングメッセージが、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子をさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目12)
前記基地局によって、第2のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づいて、前記第2のセルを介して、前記第1のページングメッセージに基づく第3のページングメッセージを送信することをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記基地局によって、第3のセルを介して前記無線デバイスをページングしないと決定することであって、前記決定することが、
前記第3のセルがCAGセルであることと、
前記第3のセルが前記無線デバイスの前記1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことと、に基づく、決定することを、さらに含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、項目8に記載の方法。
(項目15)
前記第1のページングメッセージが、
ユーザ機器(UE)アイデンティティ、
アクセスタイプ、
ページング間欠受信サイクル、
前記無線デバイスの追跡エリアアイデンティティリスト、
ページング優先度、または
ページングのためのUE無線能力、のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目16)
前記UEアイデンティティが、
システムアーキテクチャエボリューション-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、
国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、または
第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)のうちの少なくとも1つを示す、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記アクセスタイプが、
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、または
非3GPPアクセスのうちの少なくとも1つを含む、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記アクセスタイプが、前記3GPPアクセスを示す、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記セルを介して前記送信することが、前記無線デバイスの前記追跡エリアアイデンティティリストにさらに基づく、項目15に記載の方法。
(項目20)
前記基地局によって前記AMFに、セットアップ要求メッセージを送信することをさらに含み、前記セットアップ要求メッセージが、
前記基地局のアイデンティティ、
デフォルトのページング間欠受信サイクル、
サポートされるスライス情報を有するサポートされる追跡エリアリスト、
前記基地局に関連付けられている1つ以上のCAG識別子、または
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示、のうちの少なくとも1つを含む、項目8に記載の方法。
(項目21)
前記表示が、前記基地局が非CAGセルを含むことを示す、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記基地局によって前記AMFから、セットアップ応答メッセージを、前記セットアップ要求メッセージを送信することに応答して受信することをさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記基地局によって前記無線デバイスから、前記無線デバイスとの接続セットアップを要求する無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目24)
前記基地局が、関連付けられているCAGセルを介して1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、項目8に記載の方法。
(項目25)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記セットアップ要求メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子と、を含む、送信することと、
前記AMFによって前記無線デバイスから前記基地局を介して、前記無線デバイスとの接続セットアップを要求するサービス要求メッセージを受信することと、を含む、方法。
(項目26)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記セットアップ要求メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、
前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータと、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子と、を含む、送信することと、を含む、方法。
(項目27)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、メッセージを受信することと、
前記メッセージに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスのためのページングメッセージを送信することであって、前記ページングメッセージが、前記無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含む、送信することと、を含む、方法。
(項目28)
前記パラメータが、CAG制限パラメータである、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記ページングメッセージが、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子をさらに含む、項目27に記載の方法。
(項目30)
前記メッセージが、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータ、または
サポートされる追跡エリアアイデンティティリストのうちの少なくとも1つを含む、項目27に記載の方法。
(項目31)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、セットアップ要求メッセージであって、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータと、を含む、セットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、に基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記ページングメッセージを前記基地局に送信することと、を含む、方法。
(項目32)
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記第2のページングメッセージを前記基地局に送信することと、をさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記AMFによって第2の基地局から、第2のセットアップ要求メッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のための前記ページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の前記リストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目35)
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、項目31に記載の方法。
(項目36)
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、項目35に記載の方法。
(項目38)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記パラメータに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記ページングメッセージを前記基地局に送信することと、を含む、方法。
(項目39)
前記決定することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記セットアップ要求メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目41)
前記決定することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づく、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信すると決定することであって、前記決定することが、前記基地局の少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、決定することと、
前記AMFによって、前記第2のページングメッセージを前記基地局に送信することと、をさらに含む、項目40に記載の方法。
(項目43)
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、項目40に記載の方法。
(項目44)
前記AMFによって第2の基地局から、第2のセットアップ要求メッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のセットアップ要求メッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の前記リストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目45)
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、項目38に記載の方法。
(項目46)
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、項目45に記載の方法。
(項目48)
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によって基地局から、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むメッセージを受信することと、
前記パラメータに基づいて、前記AMFによって前記基地局に、無線デバイスのためのページングメッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目49)
前記送信することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目51)
前記送信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づく、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記AMFによって、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第2のページングメッセージを前記基地局に送信することであって、前記送信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、送信することをさらに含む、項目50に記載の方法。
(項目53)
前記AMFによって、第3の無線デバイスへのページング伝送のための第3のページングメッセージを前記基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づく、決定することをさらに含む、項目50に記載の方法。
(項目54)
前記AMFによって第2の基地局から、第2のメッセージであって、
前記第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、
前記第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含む、第2のメッセージを受信することと、
前記AMFによって、前記無線デバイスへのページング伝送のためのページングメッセージを前記第2の基地局に送信しないと決定することであって、前記決定することが、
前記第2の基地局の前記少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記第2のパラメータが、前記第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づく、決定することと、をさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目55)
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、項目48に記載の方法。
(項目56)
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記AMFが、前記無線デバイスが前記登録エリアに配置されることを予想する、項目55に記載の方法。
(項目58)
前記メッセージが、次世代(NG)セットアップ要求メッセージである、項目48に記載の方法。
(項目59)
前記メッセージが、次世代(NG)構成更新メッセージである、項目48に記載の方法。
(項目60)
前記AMFによって、前記基地局との構成の成功を示す応答メッセージを送信することをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目61)
前記ページングメッセージが、コアネットワークによってトリガーされたページングメッセージである、項目48に記載の方法。
(項目62)
前記ページングメッセージが、
ユーザ機器(UE)アイデンティティ、
アクセスタイプ、
ページング間欠受信サイクル、
前記無線デバイスに関連付けられている追跡エリアアイデンティティリスト、
ページング優先度、
ページングのためのUE無線能力、
前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子、または
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータのうちの少なくとも1つを含む、項目48に記載の方法。
(項目63)
前記UEアイデンティティが、
システムアーキテクチャエンハンスメント-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、
国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、または
第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)のうちの少なくとも1つを示す、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記アクセスタイプが、
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、または
非3GPPアクセスのうちの少なくとも1つを含む、項目62に記載の方法。
(項目65)
前記アクセスタイプが、前記3GPPアクセスを示す、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記非CAGセルが、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない、項目48に記載の方法。
(項目67)
CAGセルが、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストする、項目66に記載の方法。
(項目68)
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に、セットアップ要求メッセージであって、
前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子と、
前記基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータと、を含む、セットアップ要求メッセージを送信することと、
前記基地局によって前記AMFから、無線デバイスのためのページングメッセージを受信することであって、前記受信することが、
前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、前記無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、に基づく、受信することと、を含む、方法。
(項目69)
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することをさらに含み、前記受信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づく、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、項目68に記載の方法。
(項目71)
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、項目70に記載の方法。
(項目72)
方法であって、
基地局によってアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に、前記基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むメッセージを送信することと、
前記パラメータに基づいて、前記基地局によって前記AMFから、ページングメッセージを受信することと、を含む、方法。
(項目73)
前記ページングメッセージが、無線デバイスのためのものである、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記受信することが、
前記パラメータが、前記基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、
前記無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づく、項目73に記載の方法。
(項目75)
前記無線デバイスが、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられている、項目73に記載の方法。
(項目76)
前記基地局が、前記登録エリアに関連付けられている、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記メッセージが、前記基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含む、項目72に記載の方法。
(項目78)
前記基地局によって前記AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することをさらに含み、前記第2のページングメッセージを前記受信することが、前記基地局の前記少なくとも1つのCAG識別子が前記第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにあることに基づく、項目77に記載の方法。
(項目79)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記基地局に、項目1~24および68~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる、基地局。
(項目80)
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記AMFに、項目25~67のいずれか一項に記載の方法を実施させる、AMF。
(項目81)
非一時的コンピュータ可読媒体であって、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目1~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目82)
システムであって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)と、
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令が、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記基地局に、項目1~24および68~78のいずれか一項に記載の方法を実施させる、基地局と、を備える、システム。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本発明の様々な実施形態のうちのいくつかの例が、図面を参照して本明細書に記載される。
【0004】
【
図1】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な5Gシステムアーキテクチャの略図である。
【
図2】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な5Gシステムアーキテクチャの略図である。
【
図3】本開示の実施形態の態様に基づく、5Gシステムにおける例示的な無線デバイスおよびネットワークノードのシステム図である。
【
図4】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な無線デバイスのシステム図である。
【
図5A】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの登録管理状態モデルを示す。
【
図5B】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの登録管理状態モデルを示す。
【
図6A】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの接続管理状態モデルを示す。
【
図6B】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの接続管理状態モデルを示す。
【
図7】本開示の実施形態の態様に基づく、分類およびトラフィックのマーキングのための図である。
【
図8】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図9】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図10】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図11】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図12】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図13】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図14】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な無線リソース制御(RRC)状態遷移の態様である。
【
図15】本開示の実施形態の態様に基づく、RRC状態遷移に対するコールフローの例である。
【
図16】本開示の実施形態の態様に基づく、ネットワークによってトリガーされるサービス要求手順の例示的なコールフローである。
【
図17A】クローズドアクセスグループ(CAG)の例示的な展開図である。
【
図17B】クローズドアクセスグループ(CAG)の別の例示的な展開図である。
【
図18】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図19】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図20A】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図20B】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図21】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図22】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図23】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図24】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図25】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図26】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図27】本開示の例示的な実施形態の態様の略図である。
【
図28】本開示の例示的な実施形態の態様のフロー図である。
【
図29】本開示の例示的な実施形態の態様のフロー図である。
【
図30】本開示の例示的な実施形態の態様のフロー図である。
【
図31】本開示の例示的な実施形態の態様のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
以下の頭字語は、本開示全体を通して使用される:
【0006】
5G 第5世代モバイルネットワーク
5GC 5Gコアネットワーク
5GS 5Gシステム
5G-AN 5Gアクセスネットワーク
5QI 5G QoSインジケータ
ACK 確認応答
AF アプリケーション機能
AMF アクセスおよびモビリティ管理機能
AN アクセスネットワーク
CDR 課金データレコード
CCNF 共通制御ネットワーク機能
CIoT セルラーIoT
CN コアネットワーク
CP 制御プレーン
DDN ダウンリンクデータ通知
DL ダウンリンク
DN データネットワーク
DNN データネットワーク名
DRX 間欠受信
F-TEID 完全認定TEID
gNB 次世代ノードB
GPSI ジェネリックパブリック加入識別子
GTP GPRSトンネリングプロトコル
GUTI グローバル一意一時識別子
HPLMN ホーム公衆陸上モバイルネットワーク
IMSI 国際モバイル加入者識別番号
LADN ローカルエリアデータネットワーク
LI 合法的傍受
MEI モバイル機器識別子
MICO モバイル開始接続専用
MME モビリティ管理エンティティ
MO モバイル起点
MSISDN モバイル加入者ISDN
MT モバイル終点
N3IWF 非3GPPインターワーキング機能
NAI ネットワークアクセス識別子
NAS 非アクセス層
NB-IoT 狭帯域IoT
NEF ネットワーク公開機能
NF ネットワーク機能
NGAP 次世代アプリケーションプロトコル
NR 新無線
NRF ネットワークリポジトリ機能
NSI ネットワークスライスインスタンス
NSSAI ネットワークスライス選択支援情報
NSSF ネットワークスライス選択機能
OCS オンライン課金システム
OFCS オフライン課金システム
PCF ポリシー制御機能
PDU パケット/プロトコルデータユニット
PEI 永久機器識別子
PLMN 公衆陸上モバイルネットワーク
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
RAN 無線アクセスネットワーク
QFI QoSフローアイデンティティ
RM 登録管理
S1-AP S1アプリケーションプロトコル
SBA サービスベースアーキテクチャ
SEA セキュリティアンカー機能
SCM セキュリティコンテキスト管理
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SMF セッション管理機能
SMS ショートメッセージサービス
SMSF SMS機能
S-NSSAI シングルネットワークスライス選択支援情報
SUCI サーブドユーザ相関ID
SUPI 加入者永久識別子
TEID トンネルエンドポイント識別子
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UL CL アップリンク分類子
UPF ユーザプレーン機能
VPLMN 訪問先公衆陸上モバイルネットワーク
【0007】
例示的な
図1および
図2は、アクセスネットワークおよび5Gコアネットワークを含む5Gシステムを示している。例示的な5Gアクセスネットワークは、5Gコアネットワークに接続するアクセスネットワークを含むことができる。アクセスネットワークは、NG-RAN 105および/または非3GPP AN 165を含むことができる。例示的な5Gコアネットワークは、1つ以上の5Gアクセスネットワーク5G-ANおよび/またはNG-RANに接続することができる。5Gコアネットワークは、インターフェースが機能要素および/またはネットワーク要素間の通信に使用され得る、例示的な
図1および例示的な
図2のように、機能要素またはネットワーク機能を備えることができる。
【0008】
一例では、ネットワーク機能は、機能的挙動および/またはインターフェースを有する、ネットワークにおける処理機能であり得る。ネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワーク要素および/もしくは
図3および
図4に示されるようなネットワークノードとして、または専用ハードウェアおよび/もしくは共有ハードウェア上で動くソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上でインスタンス化される仮想機能としてのいずれかで実装されてもよい。
【0009】
一例では、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)155は、以下の機能(AMF 155の機能性のいくつかは、AMF 155の単一のインスタンスでサポートされてもよい)を含むことができる:RAN 105のCPインターフェースの終端(N2)、NASの終端(N1)、NASの暗号化および完全性保護、登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、合法的傍受(AMF 155のイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、セッション管理にトランスポートを提供、UE 100とSMF 160との間のSMメッセージ、SMメッセージをルーティングするための透過プロキシ、アクセス認証、アクセス認可、UE 100とSMSFとの間のSMSメッセージにトランスポートを提供、セキュリティアンカー機能(SEA)、AUSF 150およびUE 100との相互作用、UE 100の認証プロセスの結果として確立された中間鍵の受信、ならびに/またはアクセスネットワーク固有鍵を導出するために使用する鍵をSEAから受信するセキュリティコンテキスト管理(SCM)など。
【0010】
一例では、AMF 155は、N3IWF 170によるN2インターフェースを通じた非3GPPアクセスネットワーク、N3IWF 170でのUE 100とのNASシグナリング、N3IWF 170で接続されるUEの認証、モビリティの管理、認証、ならびに非3GPPアクセス165を介して接続される、または同時に3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165を介して接続される、UE 100の別個のセキュリティコンテキスト状態、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165での協調した有効なRMコンテキストのサポート、ならびに/または非3GPPアクセスでの接続性のための、UE 100用のCM管理コンテキストのサポートなどに対応することができる。
【0011】
一例では、AMF 155領域は、1つまたは複数のAMF 155セットを含むことができる。AMF 155のセットは、所与のエリアおよび/またはネットワークスライスにサービスを提供する、一部のAMF 155を含むことができる。一例では、複数のAMF 155のセットは、AMF 155の領域および/またはネットワークスライスごとであってもよい。アプリケーション識別子は、特定のアプリケーショントラフィック検出規則にマッピングされ得る識別子であってもよい。構成されたNSSAIは、UE 100においてプロビジョニングされ得るNSSAIであってもよい。DNNの場合、DN 115アクセス識別子(DNAI)は、DN 115へのユーザプレーンアクセスの識別子であってもよい。初期登録は、RM-登録解除500、520の状態にある、UE 100の登録に関係していてもよい。N2AP UE 100の関連付けは、5G ANノードとAMF 155とのUE 100の関連付けごとの論理であってもよい。N2AP UE-TNLAバインディングは、N2AP UE 100関連付けと特定のトランスポートネットワーク層、所与のUE 100のTNL関連付けとの間のバインディングであってもよい。
【0012】
一例では、セッション管理機能(SMF)160は、以下の機能性(SMF 160の単一のインスタンスにおいて、SMF 160機能のうちの1つがサポートされてもよい)のうちの1つ以上を含むことができる:セッション管理(例えば、UPF 110とAN 105ノードとの間のトンネル維持を含む、セッションの確立、修正、および解放)、UE 100のIPアドレスの割り当ておよび管理(任意選択の認可を含む)、UP機能の選択および制御、適切な宛先へトラフィックをルーティングする、UPF 110でのトラフィック誘導の構成、インターフェースのポリシー制御機能への終端、ポリシー施行およびQoSの制御部分。合法的傍受(SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、NASメッセージのSM部分の終端、ダウンリンクデータ通知、AMF 155を介してN2上を(R)AN 105へ送信される、AN固有のSM情報の開始、セッションのSSCモードの決定、ローミング機能、QoS SLA(VPLMN)を適用するためのローカル施行の処理、課金データ収集および課金インターフェース(VPLMN)、合法的傍受(VPLMNにおいて、SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、ならびに/または外部DN 115によるPDUセッションの認可/認証のためのシグナリングのトランスポートのための外部DN 115との相互作用のサポートなど。
【0013】
一例では、ユーザプレーン機能(UPF)110は、以下の機能性(UPF 110の機能性のうちの一部は、UPF 110の単一インスタンスでサポートされてもよい)のうちの1つ以上を含むことができる:RAT内および/またはRAT間のモビリティのためのアンカーポイント(適用できる場合)、DN 115への相互接続の外部PDUセッションポイント、パケットルーティングおよび転送、パケット検査およびポリシー規則施行のユーザプレーン部分、合法的傍受(UP収集)、トラフィック使用量報告、トラフィックフローをデータネットワークへルーティングするのをサポートするアップリンク分類子、マルチホームのPDUセッションをサポートする分岐点、ユーザプレーン向けQoS対応、アップリンクトラフィック検証(SDFからQoSフローのマッピング)、アップリンクおよびダウンリンクにおけるトランスポートレベルのパケットマーキング、ならびに/またはダウンリンクパケットバッファリングおよびダウンリンクデータ通知のトリガーなど。
【0014】
一例では、UE 100のIPアドレス管理は、UE 100のIPアドレスの割り当ておよび解放、ならびに/または割り当てられたIPアドレスの更新を含むことができる。UE 100は、そのIPスタック能力および/または構成に基づいて、PDUセッション確立手順中に要求されたPDUタイプを設定することができる。一例では、SMF 160は、PDUセッションのPDUタイプを選択することができる。一例では、SMF 160は、PDUタイプがIPに設定された要求を受信した場合、SMF 160は、DNN構成および/または事業者ポリシーに基づいて、PDUタイプIPv4またはIPv6を選択することができる。一例では、SMF 160は、他のIPバージョンがDNN上でサポートされているかどうかを示すために、UE 100に原因値を提供することができる。一例では、SMF 160がPDUタイプIPv4またはIPv6の要求を受信し、要求されたIPバージョンがDNNによってサポートされている場合、SMF 160は要求されたPDUタイプを選択することができる。
【0015】
例示的な実施形態では、5GC要素およびUE 100は、以下のメカニズムをサポートすることができる:PDUセッション確立手順中に、SMF 160は、SM NASシグナリングを介してIPアドレスをUE 100に送信することができる。いったんPDUセッションを確立できると、DHCPv4を介するIPv4アドレス割り当ておよび/またはIPv4パラメータ構成を使用することができる。IPv6がサポートされている場合、IPv6プレフィックス割り当ては、IPv6ステートレス自動構成を介してサポートされてもよい。一例では、5GCネットワーク要素は、ステートレスDHCPv6を介するIPv6パラメータ構成をサポートしてもよい。
【0016】
5GCは、UDM 140の加入情報に基づいて、および/または加入者ごと、DNNごとの構成に基づいて、静的IPv4アドレスおよび/または静的IPv6プレフィックスの割り当てをサポートすることができる。
【0017】
ユーザプレーン機能(UPF 110)は、PDUセッションのユーザプレーンパスを処理することができる。データネットワークにインターフェースを提供するUPF 110は、PDUセッションアンカーの機能性をサポートすることができる。
【0018】
一例では、ポリシー制御機能(PCF)135は、ネットワーク挙動を管理するための統一ポリシーフレームワークをサポートすること、ポリシー規則を施行するためにプレーン機能にポリシー規則を提供すること、および/またはユーザデータリポジトリ(UDR)内のポリシー決定に関連する加入情報にアクセスするフロントエンドを実装することなどが可能である。
【0019】
ネットワーク公開機能(NEF)125は、3GPPネットワーク機能によって提供されるサービスおよび能力を安全に公開する手段を提供すること、AF 145と交換される情報と内部ネットワーク機能と交換される情報との間で変換すること、および/または他のネットワーク機能からの情報を受信することなどが可能である。
【0020】
一例では、ネットワークリポジトリ機能(NRF)130は、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、発見された(発見される)NFインスタンスに関する情報をNFインスタンスに提供し、かつ/または利用可能なNFインスタンスおよびそのサポートされるサービスに関する情報を維持するサービス発見機能などをサポートすることができる。
【0021】
一例では、NSSF 120は、UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのセットを選択することができ、許可されたNSSAIを決定することができる。一例では、NSSF 120は、UE 100にサービスを提供するために使用されるAMF 155セットを決定すること、および/または、構成に基づいて、NRF 130に問い合わせることによって、候補AMF 155 155のリストを決定することができる。
【0022】
一例では、UDRに記憶されたデータは、少なくとも加入識別子、セキュリティ認証情報、アクセスおよびモビリティ関連の加入データ、セッション関連の加入データ、ならびに/またはポリシーデータなどを含む、少なくともユーザ加入データを含むことができる。
【0023】
一例では、AUSF 150は認証サーバ機能(AUSF 150)をサポートすることができる。
【0024】
一例では、アプリケーション機能AF 145は、サービスを提供するために3GPPコアネットワークと相互作用することができる。一例では、事業者の展開に基づいて、アプリケーション機能は、関連するネットワーク機能と直接相互作用するために事業者によって信頼されてもよい。事業者がネットワーク機能に直接アクセスすることを許可しないアプリケーション機能は、外部公開フレームワークを使用して(例えば、NEF 125を介して)、関連するネットワーク機能と相互作用することができる。
【0025】
一例では、(R)AN 105と5Gコアとの間の制御プレーンインターフェースは、制御プレーンプロトコルを介する5GCへの複数の異なる種類のAN(例えば、3GPP RAN 105、信頼できないアクセス165のためのN3IWF 170)の接続をサポートすることができる。一例では、N2 APプロトコルは、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165の両方に使用することができる。一例では、(R)AN 105と5Gコアとの間の制御プレーンインターフェースは、AMF 155と、ANによってサポートされるサービスを制御する必要があり得るSMF 160などの他の機能(例えば、PDUセッションのためのAN 105内のUPリソースの制御)との間の切り離しをサポートすることができる。
【0026】
一例では、5GCは、PCF 135からUE 100にポリシー情報を提供することができる。一例では、ポリシー情報は、アクセスネットワーク発見および選択ポリシー、UE 100ルート選択ポリシー(URSP)、SSCモード選択ポリシー(SSCMSP)、ネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)、DNN選択ポリシー、および/または非シームレスオフロードポリシーなどを含むことができる。
【0027】
一例では、例示的な
図5Aおよび
図5Bに示すように、登録管理(RM)を使用して、UE/ユーザ100をネットワークに対して登録または登録解除し、ネットワーク内のユーザコンテキストを確立することができる。接続管理は、UE 100とAMF 155との間のシグナリング接続を確立および解放するために使用することができる。
【0028】
一例では、UE 100は、登録を必要とするサービスを受信するためにネットワークに登録することができる。一例では、UE 100は、到達可能な状態を維持するために(定期的な登録更新)、またはモビリティに応じて(例えば、モビリティ登録更新)、またはその能力を更新するために、もしくはプロトコルパラメータを再ネゴシエートするために、ネットワークとの登録を定期的に更新することができる。
【0029】
一例では、例示的な
図8および
図9の例に示す初期登録手順は、ネットワークアクセス制御機能(例えば、UDM 140の加入プロファイルに基づくユーザ認証およびアクセス認可)の実行を伴ってもよい。例示的な
図9は、
図8に示す初期登録手順の続きである。初期登録手順の結果として、サービングAMF 155のアイデンティティをUDM 140に登録することができる。
【0030】
一例では、登録管理、RM手順は、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165の両方に適用可能である。
【0031】
例示的な
図5Aは、UE 100およびAMF 155によって観察されるUE 100のRM状態を示すことができる。例示的な実施形態では、選択されたPLMNにおけるUE 100の登録ステータスを反映し得るUE 100およびAMF 155において、2つのRM状態、すなわち、RM-登録解除500およびRM-登録510が使用されてもよい。一例では、RM登録解除状態500において、UE 100はネットワークに登録されていない可能性がある。AMF 155内のUE 100コンテキストは、UE 100の有効な位置情報またはルーティング情報を保持しない可能性があるため、UE 100は、AMF 155によって到達できない可能性がある。一例では、UE 100のコンテキストは、UE 100およびAMF 155に記憶されてもよい。一例では、RM登録状態510において、UE 100はネットワークに登録されてもよい。RM-登録510状態では、UE 100は、ネットワークへの登録を必要とし得るサービスを受信することができる。
【0032】
例示的な実施形態では、選択されたPLMNにおけるUE 100の登録ステータスを反映し得るUE 100のAMF 155において、2つのRM状態、すなわち、RM-登録解除520およびRM-登録530が使用されてもよい。
【0033】
例示的な
図6Aおよび
図6Bに示すように、接続管理CMは、N1インターフェースを介してUE 100とAMF 155との間のシグナリング接続を確立および解放することを含むことができる。シグナリング接続は、UE 100とコアネットワークとの間のNASシグナリング交換を可能にするために使用されてもよい。UE 100とAMF 155との間のシグナリング接続は、UE 100と(R)AN 105との間のANシグナリング接続(例えば、3GPPアクセスを介するRRC接続)と、ANとAMF 155との間のUE 100のためのN2接続との両方を含むことができる。
【0034】
例示的な
図6Aおよび
図6Bに示すように、AMF 155、CM-アイドル600、620、およびCM-接続610、630とのUE 100のNASシグナリング接続のために、2つのCM状態が使用されてもよい。CM-アイドル600状態にあるUE 100は、RM-登録510状態にあり、N1上でAMF 155との確立されたNASシグナリング接続を有していない可能性がある。UE 100は、セル選択、セル再選択、および/またはPLMN選択などを実施することができる。CM-接続610状態のUE 100は、N1上でAMF 155とのNASシグナリング接続を有している可能性がある。
【0035】
例示的な実施形態では、AMF 155、CM-アイドル620、およびCM-接続630において、UE 100に対して2つのCM状態を使用することができる。
【0036】
一例では、RRC非アクティブ状態がNG-RANに適用されてもよい(例えば、5G CNに接続されたNRおよびE-UTRAに適用されてもよい)。AMF 155は、ネットワーク構成に基づいて、NG RAN 105に支援情報を提供して、UE 100がRRC非アクティブ状態に送信されるかどうかのNG RAN 105の決定を支援することができる。UE 100がRRCの非アクティブ状態とCM-接続610の状態であるとき、UE 100は、アップリンクデータの保留によって、モバイル開始シグナリング手順によって、RAN 105のページングへの応答として、および/またはUE 100がRAN 105の通知エリアを去ったとのネットワークへの通知によってなど、RRC接続を再開してもよい。
【0037】
一例では、NASシグナリング接続管理は、NASシグナリング接続の確立および解放を含むことができる。NASシグナリング接続確立機能は、UE 100およびAMF 155によって提供され、CM-アイドル600の状態で、UE 100に対するNASシグナリング接続を確立してもよい。NASシグナリング接続を解放する手順は、5G(R)AN 105ノードまたはAMF 155によって開始することができる。
【0038】
一例では、UE 100の到達可能性管理によって、UE 100が到達可能であり、ネットワークがUE 100に到達するUE 100の位置(例えば、アクセスノード)を提供しているかを検出することができる。到達可能性管理は、UE 100のページング、およびUE 100の位置追跡によって行うことができる。UE 100の位置追跡は、UE 100の登録エリア追跡およびUE 100の到達可能性追跡の両方を含むことができる。UE 100およびAMF 155は、登録および登録更新手順中に、CM-アイドル600、620の状態で、UE 100の到達可能性特性をネゴシエートしてもよい。
【0039】
一例では、2つのUE 100の到達可能性カテゴリが、CM-アイドル600、620状態に対して、UE 100とAMF 155との間でネゴシエートされ得る。1)UE 100がCM-アイドル600モードである間に、モバイルデバイスに終端データを与えるUE 100の到達可能性。2)モバイル開始接続専用(MICO)モード。5GCは、UE 100とDNNによって識別されるデータネットワークとの間のPDUの交換を提供するPDU接続サービスをサポートすることができる。PDU接続サービスは、UE 100からの要求に応じて確立されるPDUセッションを介してサポートされてもよい。
【0040】
一例では、PDUセッションは、1つ以上のPDUセッションタイプをサポートすることができる。PDUセッションは、N1上でUE 100とSMF 160との間で交換されるNAS SMシグナリングを使用して、確立(例えば、UE 100の要求時)、修正(例えば、UE 100および5GCの要求時)、および/または解放(例えば、UE 100および5GCの要求時)され得る。アプリケーションサーバからの要求に応じて、5GCはUE 100内の特定のアプリケーションをトリガーすることができる。UE 100は、そのトリガーを受信すると、それをUE 100内の識別されたアプリケーションに送信することができる。UE 100内の識別されたアプリケーションは、特定のDNNへのPDUセッションを確立することができる。
【0041】
一例では、5G QoSモデルは、例示的な
図7に示すようなQoSフローベースのフレームワークをサポートすることができる。5G QoSモデルは、保証されたフロービットレートを必要とするQoSフロー、および保証されたフロービットレートを必要としないQoSフローの両方をサポートすることができる。一例では、5G QoSモデルは、反射型QoSをサポートすることができる。QoSモデルは、UPF 110(CN_UP)110、AN 105および/もしくはUE 100におけるフローマッピングまたはパケットマーキングを含むことができる。一例では、パケットは、UE 100、UPF 110(CN_UP)110、および/もしくはAF 145のアプリケーション/サービス層730から到着する、ならびに/またはそれらに向けられてもよい。
【0042】
一例では、QoSフローは、PDUセッションにおけるQoS差別化の粒度とすることができる。5GシステムにおけるQoSフローを識別するために、QoSフローID(QFI)を使用することができる。一例では、PDUセッション内の同じQFIを有するユーザプレーントラフィックは、同じトラフィック転送処理を受信することができる。QFIは、N3および/またはN9のカプセル化ヘッダで(例えば、エンドツーエンドのパケットヘッダを変更することなく)運ばれてもよい。一例では、QFIは、異なるタイプのペイロードを有するPDUに適用することができる。QFIは、PDUセッション内で一意であり得る。
【0043】
一例では、QoSフローのQoSパラメータは、PDUセッション確立時に、QoSフロー確立時に、N2上でQoSプロファイルとして(R)AN 105へ提供されてもよく、またはNG-RANが使用されるときは毎回、ユーザプレーンがアクティブ化される。一例では、すべてのPDUセッションにデフォルトのQoS規則が必要になることがある。SMF 160は、QoSフローにQFIを割り当て、PCF 135によって提供される情報からQoSパラメータを導出することができる。一例では、SMF 160は、(R)AN 105へのQoSフローのQoSパラメータを含むQoSプロファイルと共にQFIを提供することができる。
【0044】
一例では、5G QoSフローは、5GシステムにおけるQoS転送処理に関する粒度とすることができる。同じ5G QoSフローにマッピングされたトラフィックは、同じ転送処理(例えば、スケジューリングポリシー、キュー管理ポリシー、レートシェーピングポリシー、および/またはRLC構成など)を受信することができる。一例では、異なるQoS転送処理を提供することは、別個の5G QoSフローを必要とする場合がある。
【0045】
一例では、5G QoSインジケータは、5G QoSフローに提供される特定のQoS転送挙動(例えば、パケット損失率、パケット遅延量)への参照として使用され得るスカラーであってもよい。一例では、5G QoSインジケータは、QoS転送処理(例えば、スケジューリングの加重値、アドミッション閾値、キュー管理閾値、および/またはリンク層プロトコル構成など)を制御し得る5QI参照ノード固有パラメータによってアクセスネットワークに実装することができる。
【0046】
一例では、5GCは、エッジコンピューティングをサポートしてもよく、事業者および第三者サービスを、UEが接着するアクセスポイントに近接してホストすることが可能になってもよい。5Gコアネットワークは、UE 100に近接するUPF 110を選択してもよく、UPF 110からN6インターフェースを介してローカルデータネットワークへ、トラフィック誘導を実行してもよい。一例では、選択およびトラフィック誘導は、UE 100の加入データ、UE 100の位置、アプリケーション機能AF 145からの情報、ポリシー、および/または他の関連するトラフィック規則などに基づくことができる。一例では、5Gコアネットワークは、ネットワーク情報および能力をエッジコンピューティングアプリケーション機能に公開することができる。エッジコンピューティングに対する機能性サポートは、ローカルルーティング(5GコアネットワークがUPF 110を選択して、ユーザトラフィックをローカルデータネットワークへルーティングする)、トラフィック誘導(5Gコアネットワークがトラフィックを選択して、ローカルデータネットワークの中のアプリケーションへルーティングされる)、UE 100およびアプリケーションモビリティを可能にするセッションおよびサービス継続性、例えば、アプリケーション機能からの入力に基づくユーザプレーンの選択および再選択、ネットワーク能力公開(5Gコアネットワークおよびアプリケーション機能が、NEf 125を介して互いへの情報を提供し得る)、QoSおよび課金(PCF 135が、ローカルデータネットワークへルーティングされるトラフィックに、QoS制御および課金の規則を提供し得る)、ならびに/またはローカルエリアデータネットワークのサポート(5Gコアネットワークが、アプリケーションを展開する特定のエリアに、LADNへ接続するようにサポートを提供し得る)などを含むことができる。
【0047】
例示的な5Gシステムは、5Gアクセスネットワーク105、ならびに/または5GコアネットワークおよびUE 100を備える3GPPシステムであってもよい。許可されたNSSAIは、例えば登録手順中にサービングPLMNから提供されるNSSAIであって、現在の登録エリアのサービングPLMNにおいてUE 100に対してネットワークが許可するNSSAIを示してもよい。
【0048】
一例では、PDU接続サービスは、UE 100とデータネットワークとの間でPDUの交換を提供することができる。PDUセッションは、UE 100と、PDU接続サービスを提供し得るデータネットワークDN 115との間の関連付けであってもよい。関連付けのタイプは、IP、イーサネット(登録商標)、および/または非構造化であってもよい。
【0049】
ネットワークスライスインスタンスを介するデータネットワークへのユーザプレーン接続の確立は、次のこと、すなわち、必要なネットワークスライスをサポートするAMF 155を選択するRM手順を実施すること、およびネットワークスライスインスタンスを介して必要なデータネットワークへの1つ以上のPDUセッションを確立することを含むことができる。
【0050】
一例では、UE 100のネットワークスライスのセットは、UE 100がネットワークに登録されている間、いつでも変更されてもよく、ネットワーク、またはUE 100によって開始されてもよい。
【0051】
一例では、定期的な登録更新は、定期的な登録タイマーの満了時の、UE 100の再登録であってもよい。要求されたNSSAIは、UE 100がネットワークに提供し得るNSSAIであってもよい。
【0052】
一例では、サービスベースのインターフェースは、サービスのセットが所与のNFによってどのように提供/公開されるかを表すことができる。
【0053】
一例では、サービス継続性は、IPアドレスおよび/またはアンカーポイントが変化する場合を含め、途切れないサービスをユーザが体験することであってもよい。一例では、セッション継続性は、PDUセッションの継続性を指すことがある。IPタイプのPDUセッションでは、セッション継続性は、PDUセッションのライフサイクルの間、IPアドレスが保存されることを意味してもよい。アップリンク分類子は、SMF 160によって提供されるフィルタ規則に基づいて、データネットワークDN 115に向けてアップリンクトラフィックを迂回させることを目的とするUPF 110の機能性であってもよい。
【0054】
一例では、5Gシステムアーキテクチャによって、例えば、ネットワーク機能仮想化および/またはソフトウェア定義ネットワーキングなどの技術を使用する展開を可能にする、データ接続性およびサービスをサポートしてもよい。5Gシステムアーキテクチャは、識別された制御プレーン(CP)ネットワーク機能間のサービスベースの相互作用を活用してもよい。5Gシステムアーキテクチャでは、ユーザプレーン(UP)機能と制御プレーン機能との分離が考慮されてもよい。5Gシステムによって、必要な場合には、ネットワーク機能が、他のNFと直接相互作用することが可能になってもよい。
【0055】
一例では、5Gシステムは、アクセスネットワーク(AN)とコアネットワーク(CN)との間の依存関係を低減させることができる。このアーキテクチャは、異なる3GPPおよび非3GPPアクセスタイプを統合することができる共通のAN-CNインターフェースを備えた、集中型アクセス独立コアネットワークを備えてもよい。
【0056】
一例では、5Gシステムは、統合認証フレームワーク、計算リソースが記憶リソースから切り離される、ステートレスNF、能力公開、ならびにローカルおよび集中型サービスへの同時アクセスをサポートすることができる。低レイテンシサービスおよびローカルデータネットワークへのアクセスをサポートするために、UP機能をアクセスネットワークの近くに展開することができる。
【0057】
一例では、5Gシステムは、訪問先PLMNにおけるホームルーティングトラフィックおよび/またはローカルブレイクアウトトラフィックの両方でのローミングをサポートすることができる。例示的な5Gアーキテクチャはサービスベースであってもよく、ネットワーク機能間の相互作用は2通りで表すことができる。(1)例示的なサービスベースの表現であり(例示的な
図1に示す)、この表現では、制御プレーン内のネットワーク機能により、他の認可されたネットワーク機能が、サービスにアクセスするのが可能になり得る。この表現には、必要に応じてポイントツーポイントの基準点を含んでもよい。(2)基準点の表現であり、任意の2つのネットワーク機能間のポイントツーポイントの基準点(例えば、N11)によって記載される、ネットワーク機能の中のNFサービス間における相互作用を示している。
【0058】
一例では、ネットワークスライスは、コアネットワーク制御プレーンおよびユーザプレーンネットワーク機能である、5G無線アクセスネットワークを含むことができる。N3IWFは、非3GPPアクセスネットワークなどに対して機能する。ネットワークスライスは、サポートされている機能およびネットワーク機能の実装によって異なる場合がある。事業者は、同じ機能を提供する複数のネットワークスライスインスタンスをUEの異なるグループに対して展開してもよく、これは例えば、それらが異なるコミットされたサービスを提供するため、および/またはそれらが顧客専用であるためである。NSSF 120は、スライスインスタンスIDとNF ID(またはNFアドレス)との間のマッピング情報を記憶することができる。
【0059】
一例では、UE 100は、5G-ANを介して1つ以上のネットワークスライスインスタンスによって同時にサービスを受けることができる。一例では、UE 100は、一度にk個のネットワークスライス(例えば、k=8、16など)によってサービスを受けることができる。UE 100にサービスを提供するAMF 155インスタンスは、UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスに論理的に属することができる。
【0060】
一例では、PDUセッションは、PLMNごとに1つの特定のネットワークスライスインスタンスに属することができる。一例では、異なるネットワークスライスインスタンスがPDUセッションを共有できない場合がある。異なるスライスには、同じDNNを使用するスライス固有のPDUセッションがある場合がある。
【0061】
S-NSSAI(単一ネットワークスライス選択支援情報)は、ネットワークスライスを識別することができる。S-NSSAIは、機能およびサービスの観点から予想されるネットワークスライスの挙動を参照することができるスライス/サービスタイプ(SST)、および/またはスライスディファレンシエータ(SD)を含んでもよい。スライスディファレンシエータは、スライス/サービスタイプを補完し得る任意選択の情報であり得、示されたスライス/サービスタイプに準拠し得る複数のネットワークスライスインスタンスから1つのネットワークスライスインスタンスを選択するためのさらなる差別化を可能にする。一例では、異なるS-NSSAIを使用して、同じネットワークスライスインスタンスを選択することができる。UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのCN部分は、CNによって選択され得る。
【0062】
一例では、加入データは、UE 100が加入するネットワークスライスのS-NSSAIを含むことができる。1つ以上のS-NSSAIがデフォルトのS-NSSAIとしてマークされてもよい。一例では、k S-NSSAIは、デフォルトS-NSSAI(例えば、k=8、16など)とマークされてもよい。一例では、UE 100は、8つより多くのS-NSSAIに加入することができる。
【0063】
一例では、UE 100は、PLMNごとに構成されたNSSAIを有するHPLMNによって構成されてもよい。UEの登録手順が正常に完了すると、UE 100は、AMF 155から、このPLMNの許可されたNSSAIを取得することができ、これは、1つ以上のS-NSSAIを含むことができる。
【0064】
一例では、許可されたNSSAIは、PLMNに対して構成されたNSSAIよりも優先される場合がある。UE 100は、サービングPLMNにおける後続のネットワークスライス選択関連手順のために、ネットワークスライスに対応する許可されたNSSAI内のS-NSSAIを使用することができる。
【0065】
一例では、ネットワークスライスインスタンスを介するデータネットワークへのユーザプレーン接続の確立は、必要なネットワークスライスをサポートし得るAMF 155を選択するRM手順を実施すること、および/またはネットワークスライスインスタンスを介して必要なデータネットワークへの1つ以上のPDUセッションを確立することなどを含むことができる。
【0066】
一例では、UE 100がPLMNに登録するとき、PLMNのUE 100が構成されたNSSAIまたは許可されたNSSAIを有する場合、UE 100は、RRCおよびNAS層において、UE 100が登録を試みるスライスに対応するS-NSSAI、および/または一時的なユーザID(UEに割り当てられている場合)などを含む要求されたNSSAIをネットワークに提供してもよい。要求されたNSSAIは、構成されたNSSAI、および/または許可されたNSSAIなどであり得る。
【0067】
一例では、UE 100がPLMNに登録するとき、PLMNに対してUE 100が、設定されたNSSAIまたは許可されたNSSAIを有しない場合、RAN 105は、UE 100から/へのNASシグナリングをデフォルトAMF 155へ/からルーティングすることができる。
【0068】
一例では、ネットワークは、ローカルポリシー、加入変更、および/またはUE 100のモビリティに基づいて、UE 100が登録されている許可されたネットワークスライスのセットを変更することができる。一例では、ネットワークは、登録手順中に変更を実施するか、またはRM手順(登録手順をトリガーすることができる)を使用して、サポートされているネットワークスライスの変更のUE 100への通知をトリガーすることができる。ネットワークは、新しい許可されたNSSAIおよび追跡エリアリストをUE 100に提供することができる。
【0069】
一例では、PLMNにおける登録手順中に、ネットワークが、ネットワークスライスの態様に基づいて、UE 100が異なるAMF 155によってサービスを受けるべきであると決定した場合、登録要求を最初に受信したAMF 155は、RAN 105を介して、または、初期のAMF 155と目標AMF 155との間の直接的なシグナリングを介して、登録要求を別のAMF 155にリダイレクトしてもよい。
【0070】
一例では、通信事業者は、UE 100にネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)をプロビジョニングすることができる。NSSPは、1つ以上のNSSP規則を含むことができる。
【0071】
一例では、UE 100が特定のS-NSSAIに対応して確立された1つ以上のPDUセッションを有する場合、UE 100における他の条件がPDUセッションの使用を禁止しない限り、UE 100は、PDUセッションのうちの1つでアプリケーションのユーザデータをルーティングしてもよい。アプリケーションがDNNを提供する場合、UE 100は、DNNを考慮して、使用するPDUセッションを決定することができる。一例では、UE 100が特定のS-NSSAIとの確立されたPDUセッションを有していない場合、UE 100は、アプリケーションによって提供され得るS-NSSAIおよびDNNに対応する新しいPDUセッションを要求することができる。一例では、RAN 105が、RAN 105におけるネットワークスライシングをサポートするための適切なリソースを選択するために、RAN 105は、UE 100によって使用されるネットワークスライスを認識することができる。
【0072】
一例では、AMF 155は、UE 100がPDUセッションの確立をトリガーしたときに、S-NSSAI、DNN、および/または他の情報、例えばUE 100の加入およびローカル事業者ポリシーなどに基づいて、ネットワークスライスインスタンス内のSMF160を選択してもよい。選択されたSMF 160は、S-NSSAIおよびDNNに基づいてPDUセッションを確立することができる。
【0073】
一例では、UE 100がアクセスできるスライスのスライス情報のネットワーク制御プライバシーをサポートするために、UE 100が、プライバシーに関する考慮事項がNSSAIに適用され得ることを認識しているか、またはそのように構成されている場合、UE 100がNASセキュリティコンテキストを有していない限り、UE 100はNASシグナリングにNSSAIを含まなくてもよく、UE 100は保護されていないRRCシグナリングにNSSAIを含まなくてもよい。
【0074】
一例では、ローミングシナリオの場合、VPLMNおよびHPLMNにおけるネットワークスライス固有のネットワーク機能は、PDU接続確立中にUE 100によって提供されるS-NSSAIに基づいて選択することができる。標準化されたS-NSSAIが使用される場合、スライス固有のNFインスタンスの選択は、提供されたS-NSSAIに基づいて各PLMNによって実行することができる。一例では、VPLMNは、ローミング合意に基づいて、HPLMNのS-NSSAIをVPLMNのS-NSSAIにマッピングすることができる(例えば、VPLMNのデフォルトのS-NSSAIへのマッピングを含む)。一例では、VPLMNにおけるスライス固有のNFインスタンスの選択は、VPLMNのS-NSSAIに基づいて行うことができる。一例では、HPLMNにおける任意のスライス固有のNFインスタンスの選択は、HPLMNのS-NSSAIに基づくことができる。
【0075】
例示的な
図8および
図9に示すように、登録手順は、サービスを受信すること、モビリティ追跡を可能にすること、および/または到達可能性を可能にすることなどの認可を受けるために、UE 100によって実施され得る。
【0076】
一例では、UE 100は、(R)AN 105に、ANメッセージ805(ANパラメータ、ならびに/またはRM-NAS登録要求(登録タイプ、SUCIまたはSUPIまたは5G-GUTI、最後に訪問したTAI(利用可能な場合)、セキュリティパラメータ、要求されたNSSAI、要求されたNSSAIのマッピング、UE 100の5GC能力、PDUセッションステータス、再アクティブ化されるPDUセッション、後続要求、および/またはMICOモードの優先順位など)などを含む)を送信してもよい。一例では、NG-RANの場合、ANパラメータは、例えばSUCIまたはSUPIまたは5G-GUTI、ならびに/または選択されたPLMN IDおよび要求されたNSSAIなどを含むことができる。一例では、ANパラメータは確立原因を含むことができる。確立原因は、RRC接続の確立を要求する理由を提供することができる。一例では、登録タイプは、UE 100が、初期登録(例えば、UE 100がRM-登録解除状態にある)、モビリティ登録更新(例えば、UE 100がRM-登録状態にあり、モビリティに起因して登録手順を開始する)、定期的な登録更新(例えば、UE 100が、RM-登録状態にあり、定期的な登録更新タイマーの満了により登録手順を開始することができる)、または緊急登録(例えば、UE 100が限定的なサービス状態にある)を実施したいかどうかを示すことができる。一例では、UE 100がまだ5G-GUTIを有していないPLMNへの初期登録(例えば、UE 100がRM-登録解除状態にある)を実施する場合、UE 100は、登録要求に自身のSUCIまたはSUPIを含めることができる。ホームネットワークがUEのSUPIを保護するために公開鍵をプロビジョニングした場合、SUCIを含めることができる。UE 100が再登録する必要があることを示すUE 100構成更新コマンドをUE 100が受信し、5G-GUTIが無効である場合、UE 100は、初期登録を実施することができ、SUPIを登録要求メッセージに含めることができる。緊急登録の場合、UE 100が有効な5G-GUTIを利用できない場合、SUPIを含めることができ、UE 100がSUPIも有効な5G-GUTIも有していない場合、PEIを含めることができる。他の場合には、5G-GUTIを含めてもよく、これは最後のサービングAMF 155を示してもよい。UE 100が、3GPPアクセスの新しいPLMN(例えば、登録されたPLMNまたは登録されたPLMNの同等のPLMNではない)とは異なるPLMNにおける非3GPPアクセスを介してすでに登録されている場合、UE 100は、非3GPPアクセスを介した登録手順中にAMF 155によって割り当てられた5G-GUTIを3GPPアクセスを介して提供しなくてもよい。UE 100が、非3GPPアクセスの新しいPLMN(例えば、登録されたPLMNまたは登録されたPLMNの同等のPLMNではない)とは異なり、PLMN(例えば、登録されたPLMN)において3GPPアクセスを介して既に登録されている場合、UE 100は、3GPPアクセスを介した登録手順中にAMF 155によって割り当てられた5G-GUTIを非3GPPアクセスを介して提供しなくてもよい。UE 100は、その構成に基づいてUEの使用設定を提供することができる。初期登録またはモビリティ登録更新の場合、UE 100は、要求されたNSSAIのマッピングを含むことができ、これは、要求されたNSSAIの各S-NSSAIの、HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピングであり得、要求されたNSSAI内のS-NSSAIが、加入したS-NSSAIに基づいて許可されているかどうかをネットワークが検証できるようにするためのものである。利用可能な場合、AMF 155がUEの登録エリアを生成するのを助けるために、最後に訪問されたTAIを含めることができる。一例では、セキュリティパラメータは、認証および完全性保護のために使用されてもよい。要求されたNSSAIは、ネットワークスライス選択支援情報を示すことができる。PDUセッションステータスは、UEにおいて以前に確立されたPDUセッションを示すことができる。UE 100が、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスを介して異なるPLMNに属する2つのAMF 155に接続されている場合、PDUセッションステータスは、UEにおける現在のPLMNの確立されたPDUセッションを示すことができる。再アクティブ化されるPDUセッションは、UE 100がUP接続をアクティブ化しようとするPDUセッションを示すために含まれてもよい。UE 100がLADNの利用可能エリア外にある場合、LADNに対応するPDUセッションは、再アクティブ化されるPDUセッションに含まれなくてもよい。UE 100が保留中のアップリンクシグナリングを有する可能性があり、UE 100が再アクティブ化されるPDUセッションを含まない可能性がある場合、または登録タイプがUE 100が緊急登録を実施することを望んでいる可能性があることを示す場合に、後続要求が含まれてもよい。
【0077】
一例では、SUPIが含まれているか、または5G-GUTIが有効なAMF 155を示さない場合、(R)AN 105は、(R)ATおよび要求されたNSSAI(利用可能な場合)に基づいて、AMF 155を選択してもよい(808)。UE 100がCM-接続状態にある場合、(R)AN 105は、UEのN2接続に基づいて、登録要求メッセージをAMF 155に転送することができる。(R)AN 105が適切なAMF 155を選択することができない場合、(R)AN 105において構成されているAMF 155に登録要求を転送して、AMF 155の選択(808)を実施することができる。
【0078】
一例では、(R)AN 105は、N2メッセージ810(N2パラメータ、ならびに/またはRM-NAS登録要求(登録タイプ、SUPIまたは5G-GUTI、最後に訪問したTAI(利用可能な場合)、セキュリティパラメータ、要求されたNSSAI、要求されたNSSAIのマッピング、UE 100の5GC能力、PDUセッションステータス、再アクティブ化されるPDUセッション、追加の要求、およびMICOモードの優先順位)などを含む)を新しいAMF 155に送信することができる。一例では、NG-RANが使用される場合、N2パラメータは、選択されたPLMN ID、位置情報、セル識別情報、およびUE 100がキャンプしているセルに関連するRATタイプを含むことができる。一例では、NG-RANが使用される場合、N2パラメータは確立原因を含むことができる。
【0079】
一例では、新しいAMF 155は、Namf_Communication_UEContextTransfer(完全な登録要求)815を古いAMF 155に送信することができる。一例では、UEの5G-GUTIが登録要求に含まれ、サービングAMF 155が最後の登録手順から変更された場合、新しいAMF 155は、完全性が保護され得る完全な登録要求IEを含む古いAMF 155上でNamf_Communication_UEContextTransferサービス動作815を呼び出して、UEのSUPIおよびMMコンテキストを要求することができる。古いAMF 155は、完全性が保護された完全な登録要求IEを使用して、コンテキスト転送サービス動作の呼び出しが、要求されたUE 100に対応するかどうかを検証することができる。一例では、古いAMF 155は、UEのための各NF消費者によるイベント加入情報を新しいAMF 155に転送することができる。一例では、UE 100がそれ自体をPEIで識別する場合、SUPI要求はスキップされてもよい。
【0080】
一例では、古いAMF 155は、Namf_Communication_UEContextTransfer(SUPI、MMコンテキスト、SMF 160情報、PCF ID)に対する応答815を新しいAMF 155に送信することができる。一例では、古いAMF 155は、UEのSUPIおよびMMコンテキストを含めることによって、Namf_Communication_UEContextTransferの呼び出しに対して新しいAMF 155に応答することができる。一例では、古いAMF 155が、確立されたPDUセッションに関する情報を保持している場合、古いAMF 155は、S-NSSAI、SMF 160のアイデンティティ、およびPDUセッションIDを含むSMF 160の情報を含むことができる。一例では、古いAMF 155が、N3IWFへのアクティブなNGAP UE-TNLAバインディングに関する情報を保持する場合、古いAMF 155は、NGAP UE-TNLAバインディングに関する情報を含むことができる。
【0081】
一例では、SUPIがUE 100によって提供されず、古いAMF 155から取り出されない場合、アイデンティティ要求手順820は、SUCIを要求するUE 100にアイデンティティ要求メッセージを送信するAMF 155によって開始され得る。
【0082】
一例では、UE 100は、SUCIを含むアイデンティティ応答メッセージ820で応答することができる。UE 100は、HPLMNのプロビジョニングされた公開鍵を使用することによってSUCIを導出することができる。
【0083】
一例では、AMF 155は、AUSF 150を呼び出すことによってUE 100認証825を開始することを決定することができる。AMF 155は、SUPIまたはSUCIに基づいてAUSF150を選択することができる。一例では、AMF 155が認証されていないSUPIの緊急登録をサポートするように構成されており、UE 100が登録タイプの緊急登録を示した場合、AMF 155は認証およびセキュリティセットアップをスキップしてもよく、AMF 155は認証が失敗し得ることを承諾し、登録手順を続行してもよい。
【0084】
一例では、認証830は、Nudm_UEAuthenticate_Get動作によって実施されてもよい。AUSF 150はUDM 140を発見してもよい。AMF 155がSUCIをAUSF 150に提供した場合、正常に認証した後、AUSF 150はSUPIをAMF 155に返すことができる。一例では、ネットワークスライシングが使用される場合、AMF 155は、初期のAMF 155がAMF 155を参照する場合に登録要求を再ルーティングする必要があるかどうかを決定することができる。一例では、AMF 155は、NASセキュリティ機能を開始することができる。一例では、NASセキュリティ機能のセットアップが完了すると、AMF 155は、NGAP手順を開始して、5G-ANがUEとの手順を保護するためにNGAP手順を使用できるようにすることができる。一例では、5G-ANはセキュリティコンテキストを記憶し、AMF 155に確認応答することができる。5G-ANは、セキュリティコンテキストを使用して、UEと交換されるメッセージを保護することができる。
【0085】
一例では、新しいAMF 155は、古いAMF 155にNamf_Communication_RegistrationCompleteNotify 835を送信することができる。AMF 155が変更された場合、新しいAMF 155は、Namf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことによって、新しいAMF 155におけるUE 100の登録が完了し得ることを古いAMF 155に通知することができる。認証/セキュリティ手順が失敗した場合、登録は拒否され、新しいAMF 155は、古いAMF 155に対する拒否指示理由コードを用いて、Namf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことができる。古いAMF 155は、あたかもUE 100コンテキスト転送サービス動作が受信されなかったかのように続行することができる。古い登録エリアで使用されるS-NSSAIのうちの1つ以上が目標登録エリアでサービスを受けられない可能性がある場合、新しいAMF 155は、どのPDUセッションが新しい登録エリアでサポートされない可能性があるかを決定することができる。新しいAMF 155は、古いAMF 155に向けて、拒否されたPDUセッションIDおよび拒否原因(例えば、S-NSSAIが利用できなくなる)を含むNamf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことができる。新しいAMF 155は、それに応じてPDUセッションステータスを修正することができる。古いAMF 155は、Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出すことにより、UEのSMコンテキストをローカルに解放するように対応するSMF 160に知らせることができる。
【0086】
一例では、新しいAMF 155は、アイデンティティ要求/応答840(例えば、PEI)をUE 100に送信することができる。PEIがUE 100によって提供されず、古いAMF 155から取り出されなかった場合、PEIを取り出すために、アイデンティティ要求手順は、AMF 155がUE 100にアイデンティティ要求メッセージを送信することによって開始され得る。UE 100が緊急登録を実施しない限り、PEIは暗号化されて転送され、認定されない可能性がある。緊急登録の場合、UE 100は登録要求にPEIを含めてもよい。
【0087】
一例では、新しいAMF 155は、N5g-eir_EquipmentIdentityCheck_Getサービス動作845を呼び出すことによって、MEアイデンティティチェック845を開始することができる。
【0088】
一例では、新しいAMF 155は、SUPIに基づいて、UDM 140を選択することができる(905)。UDM 140は、UDRインスタンスを選択することができる。一例では、AMF 155は、UDM 140を選択することができる。
【0089】
一例では、AMF 155が最後の登録手順以降に変更された場合、またはUE 100がAMF 155内の有効なコンテキストを参照し得ないSUPIを提供した場合、またはUE 100がすでに非3GPPアクセスに登録した同じAMF 155に登録した場合(例えば、UE 100は非3GPPアクセスを介して登録され、3GPPアクセスを追加するための登録手順を開始することができる)、新しいAMF 155は、Nudm_UECM_Registration 910を使用してUDM 140に登録することができ、UDM 140がAMF 155の登録を解除してもよいときに通知されるように加入してもよい。UDM 140は、アクセスタイプに関連付けられているAMF 155のアイデンティティを記憶することができ、他のアクセスタイプに関連付けられているAMF 155のアイデンティティを削除することはできない。UDM 140は、Nudr_UDM_更新により、UDRへの登録時に提供された情報を記憶することができる。一例では、AMF 155は、Nudm_SDM_Get 915を使用して、アクセスおよびモビリティ加入データならびにSMF 160選択加入データを取り出すことができる。UDM 140は、Nudr_UDM_Query(アクセスおよびモビリティ加入データ)によってUDRからこの情報を取り出すことができる。正常な応答が受信された後、AMF 155は、要求されたデータが修正され得るときに、Nudm_SDM_Subscribe 920を使用して通知を受けるように加入することができる。UDM 140は、Nudr_UDM_SubscribeによってUDRに加入することができる。GPSIがUE 100の加入データにおいて利用可能である場合、GPSIは、UDM 140からの加入データにおいてAMF 155に提供され得る。一例では、新しいAMF 155は、UE 100のためにサービスを提供するアクセスタイプをUDM 140に提供することができ、アクセスタイプは3GPPアクセスに設定されてもよい。UDM 140は、関連するアクセスタイプをサービングAMF 155と共にNudr_UDM_UpdateによってUDRに記憶することができる。新しいAMF 155は、UDM 140からモビリティ加入データを取得した後、UE 100のMMコンテキストを作成することができる。一例では、UDM 140が関連するアクセスタイプをサービングAMF 155と共に記憶するとき、UDM 140は、3GPPアクセスに対応する古いAMF 155へのNudm_UECM_DeregistrationNotification 921を開始することができる。古いAMF 155は、UEのMMコンテキストを削除することができる。UDM 140によって示されるサービングNF除去理由が初期登録である場合、古いAMF 155は、UE 100が古いAMF 155から登録解除されたことを通知するために、UE 100のすべての関連するSMF 160に対してNamf_EventExposure_Notifyサービス動作を呼び出すことができる。SMF 160は、この通知を受け取ると、PDUセッションを解除することができる。一例では、古いAMF 155は、Nudm_SDM_unsubscribe 922を使用して、加入データに対してUDM 140との加入を解除することができる。
【0090】
一例では、AMF 155がPCF 135通信を開始することを決定した場合、例えば、AMF 155がUE 100のアクセスおよびモビリティポリシーをまだ取得していない場合、またはAMF 155内のアクセスおよびモビリティポリシーがもはや有効でない場合、AMF 155はPCF 135の選択することができる(925)。新しいAMF 155が古いAMF 155からPCF IDを受信し、PCF IDによって識別されるPCF 135に正常に連絡した場合、AMF 155は、PCF IDによって識別される(V-)PCFを選択することができる。PCF IDによって識別されるPCF 135が使用されない場合(例えば、PCF 135からの応答がない場合)、または古いAMF 155からPCF IDが受信されない場合、AMF 155は、PCF 135を選択することができる(925)。
【0091】
一例では、新しいAMF 155は、登録手順中にポリシー関連付け確立930を実施することができる。新しいAMF 155が、AMF 155間の移動中に受信された(V-)PCF IDによって識別されるPCF 135に連絡する場合、新しいAMF 155は、Npcf_AMPolicyControl Get動作にPCF-IDを含めることができる。AMF 155が調整のためにモビリティ制限(例えばUE 100の位置)をPCF 135に通知する場合、またはPCF 135が何らかの条件(例えば、使用中のアプリケーション、時間および日付)に起因してモビリティ制限自体を更新した場合、PCF 135は更新されたモビリティ制限をAMF 155に提供することができる。
【0092】
一例では、PCF 135は、UE 100のイベント加入のためにNamf_EventExposure_Subscribeサービス動作935を呼び出すことができる。
【0093】
一例では、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext 936をSMF 160に送信することができる。一例では、再アクティブ化されるPDUセッションが登録要求に含まれる場合、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContextを呼び出すことができる。AMF 155は、PDUセッションのユーザプレーン接続をアクティブ化するために、PDUセッションに関連付けられているSMF 160にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することができる。SMF 160は、例えば、PSAの中間UPF 110の挿入、除去、または変更をトリガーすることを決定することができる。再アクティブ化されるPDUセッションに含まれないPDUセッションに対して、中間UPF 110の挿入、削除、または再配置が実施される場合、(R)AN 105と5GCとの間のN3ユーザプレーンを更新するために、N11およびN2の相互作用を伴わずに手順を実施してもよい。いずれかのPDUセッションステータスがUE 100で解放されたことを示す場合、AMF 155は、SMF 160に向けてNsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出してもよい。AMF 155は、PDUセッションに関連するいずれかのネットワークリソースを解放するために、SMF 160に向けてNsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出すことができる。
【0094】
一例では、新しいAMF 155は、N3IWFにN2 AMF 155モビリティ要求940を送信することができる。AMF 155が変更された場合、新しいAMF 155は、UE 100が接続されているN3IWFに向けてNGAP UE 100関連付けを作成することができる。一例では、N3IWFは、N2 AMF 155モビリティ応答940で新しいAMF 155に応答することができる。
【0095】
一例では、新しいAMF 155は、登録承諾955(5G-GUTI、登録エリア、モビリティ制限、PDUセッションステータス、許可されたNSSAI、[許可されたNSSAIのマッピング]、定期的な登録更新タイマー、LADN情報および承諾されたMICOモード、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示、および/または緊急サービスサポートインジケータなどを含む)をUE 100に送信することができる。一例では、AMF 155は、登録要求が承諾されたことを示す登録承諾メッセージをUE 100に送信することができる。AMF 155が新しい5G-GUTIを割り当てる場合、5G-GUTIが含まれてもよい。AMF 155が新しい登録エリアを割り当てる場合、AMF 155は、登録承諾メッセージ955を介して登録エリアをUE 100に送信することができる。登録承諾メッセージに登録エリアが含まれていない場合、UE 100は、古い登録エリアを有効とみなすことができる。一例では、モビリティ制限がUE 100に適用され、登録タイプが緊急登録でなくてもよい場合に、モビリティ制限が含まれてもよい。AMF 155は、PDUセッションステータスにおいて、確立されたPDUセッションをUE 100に示すことができる。UE 100は、受信されたPDUセッションステータスにおいて確立されたものとしてマークされていないPDUセッションに関連する任意の内部リソースをローカルに削除することができる。一例では、UE 100が、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスを介して異なるPLMNに属する2つのAMF 155に接続されている場合、UE 100は、受信したPDUセッションステータスにおいて確立されたものとしてマークされていない現在のPLMNのPDUセッションに関連する内部リソースをローカルに削除することができる。PDUセッションステータス情報が登録要求に含まれていた場合、AMF 155は、PDUセッションステータスをUEに示すことができる。許可されたNSSAIのマッピングは、許可されたNSSAIの各S-NSSAIの、HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピングとすることができる。AMF 155は、UEのAMF 155によって決定された登録エリア内で利用可能なLADNのLADN情報を登録承諾メッセージ955に含めることができる。UE 100が要求にMICOモードを含んでいた場合、AMF 155はMICOモードが使用されてもよいかどうかを応答することができる。AMF 155は、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示を設定することができる。一例では、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示を設定するために、AMF 155は、UE/RAN無線情報および互換性要求手順を実施して、UE 100の互換性およびIMSボイスオーバーPSに関連するRAN無線能力をチェックすることができる。一例では、緊急サービスサポートインジケータは、緊急サービスがサポートされていることをUE 100に知らせることができ、例えば、UE 100は、緊急サービスのためにPDUセッションを要求することができる。一例では、ハンドオーバー制限リストおよびUE-AMBRは、AMF 155によってNG-RANに提供されてもよい。
【0096】
一例では、UE 100は、新しいAMF 155に登録完了960メッセージを送信することができる。一例では、UE 100は、登録完了メッセージ960をAMF 155に送信して、新しい5G-GUTIが割り当てられてもよいことを確認応答することができる。一例では、再アクティブ化されるPDUセッションに関する情報が登録要求に含まれない場合、AMF 155は、UE 100とのシグナリング接続を解放することができる。一例では、後続要求が登録要求に含まれる場合、AMF 155は、登録手順の完了後にシグナリング接続を解放しなくてもよい。一例では、AMF 155が、AMF 155内またはUE 100と5GCとの間で何らかのシグナリングが保留中であることを認識している場合、AMF 155は、登録手順の完了後にシグナリング接続を解放しなくてもよい。
【0097】
例示的な
図10および
図11に示すように、サービス要求手順、例えば、UE 100によってトリガーされるサービス要求手順は、AMF 155への安全な接続の確立を要求するために、CM-アイドル状態にあるUE 100によって使用されてもよい。
図11は、サービス要求手順を示す
図10の続きである。サービス要求手順は、確立されたPDUセッションのユーザプレーン接続をアクティブ化するために使用することができる。サービス要求手順は、UE 100または5GCによってトリガーされ、UE 100がCM-アイドルおよび/またはCM-接続にあるときに使用され、確立されたPDUセッションの一部についてユーザプレーン接続を選択的にアクティブにすることができる。
【0098】
一例では、CMアイドル状態にあるUE 100は、ネットワークページング要求などに対する応答として、アップリンクシグナリングメッセージ、および/またはユーザデータなどを送信するサービス要求手順を開始することができる。一例では、サービス要求メッセージを受信した後、AMF 155は認証を実施することができる。一例では、AMF 155へのシグナリング接続の確立後、UE 100またはネットワークは、AMF 155を介して、シグナリングメッセージ、例えばPDUセッション確立をUE 100からSMF 160に送信することができる。
【0099】
一例では、任意のサービス要求に対して、AMF 155は、サービス承諾メッセージで応答して、UE 100とネットワークとの間のPDUセッションステータスを同期することができる。サービス要求がネットワークによって承諾されない可能性がある場合、AMF 155は、サービス拒否メッセージでUE 100に応答することができる。サービス拒否メッセージは、登録更新手順を実施することをUE 100に要求する指示または原因コードを含むことができる。一例では、ユーザデータに起因するサービス要求の場合、ユーザプレーン接続が正常にアクティブ化されない可能性がある場合、ネットワークはさらにアクションを実行することができる。例示的な
図10および
図11では、2つ以上のUPF、例えば、古いUPF 110-2およびPDUセッションアンカーPSA UPF 110-3が関与し得る。
【0100】
一例では、UE 100は、ANパラメータ、モビリティ管理、ならびに/またはMM NASサービス要求1005(例えば、アクティブ化されるPDUセッションのリスト、許可されるPDUセッションのリスト、セキュリティパラメータ、および/もしくはPDUセッションのステータスなど)などを含むANメッセージを、(R)AN 105に送信することができる。一例では、UE 100は、UE 100がPDUセッションを再アクティブ化することができるときに、アクティブ化されるPDUセッションのリストを提供することができる。許可されたPDUセッションのリストは、サービス要求がページングまたはNAS通知の応答である場合にUE 100によって提供されてもよく、サービス要求が送信され得るアクセスに転送または関連付けられ得るPDUセッションを識別することができる。一例では、NG-RANの場合、ANパラメータは、選択されたPLMN IDおよび確立原因を含むことができる。確立原因は、RRC接続の確立を要求する理由を提供することができる。UE 100は、RAN 105へのRRCメッセージにカプセル化されたNASサービス要求メッセージをAMF 155に送信することができる。
【0101】
一例では、ユーザデータのためにサービス要求がトリガーされ得る場合、UE 100は、アクティブ化されるPDUセッションのリストを使用して、NASサービス要求メッセージにおいてUP接続がアクティブ化されるPDUセッションを識別することができる。シグナリングのためにサービス要求がトリガーされ得る場合、UE 100は、いずれのPDUセッションも識別できなくてもよい。この手順がページング応答のためにトリガーされ得る場合、および/またはUE 100が転送されるユーザデータを同時に有し得る場合、UE 100は、MM NASサービス要求メッセージにおいてUP接続がアクティブ化され得るPDUセッションを、アクティブ化されるPDUセッションのリストによって識別することができる。
【0102】
一例では、3GPPアクセスを介したサービス要求が、非3GPPアクセスを示すページングに応答してトリガーされ得る場合、NASサービス要求メッセージは、許可されたPDUセッションのリストにおいて、3GPPを介して再アクティブ化され得る非3GPPアクセスに関連付けられているPDUセッションのリストを識別することができる。一例では、PDUセッションのステータスは、UE 100において利用可能なPDUセッションを示すことができる。一例では、UE 100がLADNの利用可能エリア外にある可能性がある場合、UE 100は、LADNに対応するPDUセッションのサービス要求手順をトリガーしなくてもよい。UE 100は、サービス要求が他の理由のためにトリガーされ得る場合、アクティブ化されるPDUセッションのリスト内のそのようなPDUセッションを識別しなくてもよい。
【0103】
一例では、(R)AN 105は、N2パラメータ、および/またはMM NASサービス要求などを含むN2メッセージ1010(例えば、サービス要求)をAMF 155に送信することができる。AMF 155は、サービス要求を処理できない場合、N2メッセージを拒否することができる。一例では、NG-RANが使用され得る場合、N2パラメータは、5G-GUTI、選択されたPLMN ID、位置情報、RATタイプ、および/または確立原因などを含むことができる。一例では、RRC手順で5G-GUTIを取得することができ、(R)AN 105は、5G-GUTIに従ってAMF 155を選択することができる。一例では、位置情報およびRATタイプは、UE 100がキャンプしている可能性のあるセルに関連し得る。一例では、PDUセッションステータスに基づいて、AMF 155は、PDUセッションIDがUE 100によって利用不可と示され得るPDUセッションのために、ネットワークにおいてPDUセッション解放手順を開始することができる。
【0104】
一例では、サービス要求が完全性保護で送信されなかった場合、または完全性保護での検証が失敗した場合、AMF 155はNAS認証/セキュリティ手順1015を開始することができる。
【0105】
一例では、UE 100がシグナリング接続を確立するためにサービス要求をトリガーする場合、シグナリング接続が正常に確立されると、UE 100およびネットワークはNASシグナリングを交換することができる。
【0106】
一例では、AMF 155は、PDUセッションID、原因、UE 100の位置情報、および/またはアクセスタイプなどを含むPDUセッション更新コンテキスト要求1020、例えば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求をSMF 160に送信することができる。
【0107】
一例では、UE 100がNASサービス要求メッセージにおいてアクティブ化されるPDUセッションを識別し得る場合、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求はAMF 155によって呼び出されてもよい。一例では、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求は、SMF 160によってトリガーされてもよく、UE 100によって識別されるPDUセッションは、手順をトリガーするもの以外のPDUセッションIDに相関することができる。一例では、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求は、SMF 160によってトリガーされてもよく、現在のUE 100の位置は、ネットワークによってトリガーされるサービス要求手順中にSMF 160によって提供されるN2情報の有効エリア外にあってもよい。AMF 155は、ネットワークトリガーサービス要求手順中にSMF 160によって提供されるN2情報を送信しなくてもよい。
【0108】
一例では、AMF 155は、アクティブ化されるPDUセッションを決定することができ、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を、そのPDUセッションに対するユーザプレーンリソースの確立を示す原因セットと共にPDUセッションに関連付けられているSMF 160に送信することができる。
【0109】
一例では、非3GPPアクセスを示すページングに応答して手順がトリガーされ、UE 100によって提供される許可されたPDUセッションのリストが、UE 100がページングされたPDUセッションを含まない可能性がある場合、AMF 155は、PDUセッションのユーザプレーンが再アクティブ化されない可能性があることをSMF 160に通知することができる。サービス要求手順は、PDUセッションのユーザプレーンを再アクティブ化することなく正常に行うことができ、AMF 155はUE 100に通知することができる。
【0110】
一例では、PDUセッションIDがLADNに対応し、SMF 160が、AMF 155からのUE 100の位置報告に基づいて、UE 100がLADNの利用可能エリア外にあり得ると決定できる場合、SMF 160は、(ローカルポリシーに基づいて)PDUセッションを維持することを決定することができ、PDUセッションのユーザプレーン接続のアクティブ化を拒否することができ、AMF 155に知らせることができる。一例では、手順がネットワークトリガーサービス要求によってトリガーされ得る場合、SMF 160は、データ通知を発信したUPF 110に、PDUセッションのダウンリンクデータを破棄するように、および/またはさらなるデータ通知メッセージを提供しないように通知することができる。SMF 160は、適切な拒否原因でAMF 155に応答することができ、PDUセッションのユーザプレーンアクティブ化を停止することができる。
【0111】
一例では、PDUセッションIDがLADNに対応し得、SMF 160が、AMF 155からのUE 100の位置報告に基づいてUE 100がLADNの利用可能性エリア外にあると決定し得る場合、SMF 160は、(ローカルポリシーに基づいて)PDUセッションを解放することを決定することができる。SMF 160は、PDUセッションをローカルに解放することができ、PDUセッションが解放され得ることをAMF 155に知らせることができる。SMF 160は、適切な拒否原因でAMF 155に応答することができ、PDUセッションのユーザプレーンアクティブ化が停止されてもよい。
【0112】
一例では、AMF 155から受信した位置情報に基づいて、PDUセッションのUPアクティブ化がSMF 160によって承諾されてもよい場合、SMF 160は、UPF 110選択(1025)基準(例えば、スライス分離要件、スライス共存要件、UPFの110の動的負荷、同じDNNをサポートするUPF間のUPFの110の相対的静的容量、SMF 160において利用可能なUPF 110の位置、UE 100の位置情報、UPF 110の能力、および特定のUE 100のセッションに必要な機能性をチェックすることができる。一例では、適切なUPF 110は、UE 100、DNN、PDUセッションタイプ(例えば、IPv4、IPv6、イーサネット(登録商標)タイプ、または非構造化タイプ)に必要な機能性および機能、ならびに静的IPアドレス/プレフィックス、PDUセッションのために選択されたSSCモード、UDM 140におけるUE 100加入プロファイル、PCC規則に含まれるようなDNAI、ローカル事業者ポリシー、S-NSSAI、UE 100によって使用されているアクセス技術、UPF 110論理トポロジなど(該当する場合))を一致させることによって選択することができ、また以下のことのうちの1つ以上を実施すると決定することができる:現在のUPFの使用を継続する、UE 100が、(R)AN 105に以前接続していたUPF 110のサービスエリアから移動した場合、PDUセッションアンカーとして機能するUPFを維持しながら、新しい中間UPF 110を選択する(または中間UPF 110を追加/除去する)ことができる、PDUセッションの再確立をトリガーして、PDUセッションアンカーとして機能するUPF 110(例えば、UE 100は、RAN 105に接続しているアンカーUPF 110のサービスエリアの外に移動している)の再配置/再割り当てを実施する。
【0113】
一例では、SMF 160は、UPF 110(例えば、新しい中間UPF 110)にN4セッション確立要求1030を送信することができる。一例では、SMF 160がPDUセッションのための中間UPF 110-2として動作するために新しいUPF 110を選択することができ、またはSMF160が中間UPF 110-2を有していない可能性があるPDUセッションのために中間UPF 110を挿入することを選択してもよい場合、N4セッション確立要求(1030)メッセージが新しいUPF 110に送信されてもよく、新しい中間UPFにインストールされるパケット検出、データ転送、施行、および報告規則を提供する。このPDUセッションのPDUセッションアンカーアドレス指定情報(N9上)は、中間UPF 110-2に提供されてもよい。
【0114】
一例では、古い(中間)UPF 110-2を置き換えるために新しいUPF 110がSMF 160によって選択される場合、SMF 160は、データ転送指示を含むことができる。データ転送指示は、第2のトンネルエンドポイントが古いI-UPFからのバッファリングされたDLデータのために予約されてもよいことをUPF 110に示すことができる。
【0115】
一例では、新しいUPF 110(中間)は、N4セッション確立応答メッセージ1030をSMF 160に送信することができる。UPF 110がCNトンネル情報を割り当てることができる場合、UPF 110は、PDUセッションアンカーとして機能するUPF 110のためのUL CNトンネル情報およびSMF 160へのDL CNトンネル情報(例えば、CN N3トンネル情報)を提供することができる。データ転送指示が受信され得る場合、N3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110は、古い(中間)UPF 110-2のDL CNトンネル情報をSMF 160に送信することができる。SMF 160は、古い中間UPF 110-2内のリソースを解放するために、タイマーを開始することができる。
【0116】
一例では、SMF 160がPDUセッションのために新しい中間UPF 110を選択し得るか、または古いI-UPF 110-2を削除し得る場合、SMF 160は新しい中間UPF 110からのデータ転送指示およびDLトンネル情報を提供して、N4セッション修正要求メッセージ1035をPDUセッションアンカー、PSA UPF 110-3に送信することができる。
【0117】
一例では、新しい中間UPF 110がPDUセッションに追加され得る場合、(PSA)UPF 110-3は、DLトンネル情報に示されるように、DLデータを新しいI-UPF 110に送信し始めることができる。
【0118】
一例では、サービス要求がネットワークによってトリガーされ得、SMF 160が古いI-UPF 110-2を削除し得、古いI-UPF 110-2を新しいI-UPF 110と交換し得ない場合、SMF 160は、要求にデータ転送指示を含めることができる。データ転送指示は、第2のトンネルエンドポイントが古いI-UPF 110-2からのバッファリングされたDLデータのために予約されてもよいことを(PSA)UPF 110-3に示すことができる。この場合、PSA UPF 110-3は、N6インターフェースから同時に受信することができるDLデータのバッファリングを開始することができる。
【0119】
一例では、PSA UPF 110-3(PSA)は、N4セッション修正応答1035をSMF 160に送信することができる。一例では、データ転送指示が受信され得る場合、PSA UPF 110-3はN3終端点となることができ、古い(中間)UPF 110-2のCN DLトンネル情報をSMF 160に送信することができる。SMF 160は、古い中間UPF 110-2にリソースがあればそれを解放するために、タイマーを開始することができる。
【0120】
一例では、SMF 160は、N4セッション修正要求1045を古いUPF 110-2に送信することができる(例えば、新しいUPF 110アドレス、および/または新しいUPF 110のDLトンネルIDなどを含むことができる)。一例では、サービス要求がネットワークによってトリガーされ得る場合、および/またはSMF 160が古い(中間)UPF 110-2を削除し得る場合、SMF 160は、N4セッション修正要求メッセージを古い(中間)UPF 110-2に送信することができ、バッファリングされたDLデータのDLトンネル情報を提供することができる。SMF 160が新しいI-UPF 110を割り当て得る場合、DLトンネル情報は新しい(中間)UPF 110からのものであり、N3終端点として機能することができる。SMF 160が新しいI-UPF 110を割り当てない可能性がある場合、DLトンネル情報は、N3終端点として機能する新しいUPF 110(PSA)110-3からのものであり得る。SMF 160は、転送トンネルを監視するためにタイマーを開始することができる。一例では、古い(中間)UPF 110-2は、N4セッション修正応答メッセージをSMF 160に送信することができる。
【0121】
一例では、I-UPF 110-2が再配置され得、新しいI-UPF 110への転送トンネルが確立された場合、古い(中間)UPF 110-2は、そのバッファリングされたデータをN3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110に転送することができる。一例では、古いI-UPF 110-2が削除され得、新しいI-UPF 110がPDUセッションに割り当てられ得ず、転送トンネルがUPF 110(PSA)110-3に確立され得る場合、古い(中間)UPF 110-2は、そのバッファリングされたデータを、N3終端点として機能するUPF 110(PSA)110-3に転送することができる。
【0122】
一例では、SMF 160は、AMF 155に、N11メッセージ1060、例えば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答(N1 SMコンテナ(PDUセッションID、PDUセッション再確立指示)、N2 SM情報(PDUセッションID、QoSプロファイル、CN N3トンネル情報、S-NSSAI)、原因を含む)を、例えば、ユーザプレーンリソースの確立を含む原因を有するNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求の受信時に送信してもよい。SMF 160は、UE 100の位置情報、UPF 110のサービスエリア、および事業者ポリシーに基づいて、UPF 110の再割り当てが実施され得るかどうかを決定することができる。一例では、SMF 160が、現在のUPF 110、例えば、PDUセッションアンカーまたは中間UPFからサービスを受けると決定し得るPDUセッションに対して、SMF160は、N2 SM情報を生成することができ、ユーザプレーンを確立するために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1060をAMF 155に送信することができる。N2 SM情報は、AMF 155がRAN 105に提供し得る情報を含むことができる。一例では、SMF 160がPDUセッションアンカーUPFに対するUPF 110の再配置を必要とすると決定し得るPDUセッションに対して、SMF 160は、N1 SMコンテナを含むことができるNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答をAMF 155を介してUE 100に送信することによって、PDUセッションのUPのアクティブ化を拒否することができる。N1 SMコンテナは、対応するPDUセッションIDおよびPDUセッション再確立指示を含むことができる。
【0123】
AMF 155からSMF 160へのNamf_EventExposure_Notifyの受信時に、UE 100が到達可能であることを示す指示と共に、SMF 160が保留中のDLデータを有し得る場合、SMF 160は、AMF 155に対してNamf_Communication_N1N2MessageTransferサービス動作を呼び出して、PDUセッションのためのユーザプレーンを確立することができる。一例では、SMF 160は、DLデータの場合、AMF 155へのDLデータ通知の送信を再開することができる。
【0124】
一例では、SMF 160は、PDUセッションがLADNに対応し得、かつUE 100がLADNの利用可能エリア外にあり得る場合、もしくはAMF 155が、UE 100が規制優先サービスに到達可能であり得ることをSMF 160に通知し得、アクティブ化されるPDUセッションが規制優先サービスに対するものではあり得ない場合、または、SMF 160が、要求されたPDUセッションに対してPSA UPF 110-3再配置を実施することを決定し得る場合、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答に原因を含めることによって、PDUセッションのUPのアクティブ化を拒否するメッセージをAMF 155に送信することができる。
【0125】
一例では、AMF 155は、N2要求メッセージ1065(例えば、SMF 160から受信したN2 SM情報、セキュリティコンテキスト、AMF 155シグナリング接続ID、ハンドオーバー制限リスト、MM NASサービス承諾、推奨セル/TA/NG-RANノード識別子のリスト)を(R)AN 105に送信することができる。一例では、RAN 105は、セキュリティコンテキスト、AMF 155シグナリング接続ID、アクティブ化され得るPDUセッションのQoSフローに関するQoS情報、およびUE 100のRAN 105コンテキスト内のN3トンネルIDを記憶することができる。一例では、MM NASサービス承諾は、AMF 155にPDUセッションステータスを含むことができる。PDUセッションのUPのアクティブ化がSMF 160によって拒否され得る場合、MM NASサービス承諾は、PDUセッションIDおよびユーザプレーンリソースがアクティブ化されない理由(例えば、LADNが利用不可)を含むことができる。セッション要求手順中のローカルPDUセッション解放は、セッションステータスを介してUE 100に示されてもよい。
【0126】
一例では、複数のSMF 160を含む複数のPDUセッションがある場合、AMF 155は、N2 SM情報をUE 100に送信する前に、すべてのSMF 160からの応答を待たなくてもよい。AMF 155は、MM NASサービス承諾メッセージをUE 100に送信することができる前に、SMF 160からのすべての応答を待つことができる。
【0127】
一例では、AMF 155は、手順がPDUセッションユーザプレーンアクティブ化のためにトリガーされ得る場合、SMF160からの少なくとも1つのN2 SM情報を含むことができる。AMF 155は、SMF 160からの追加のN2 SM情報があれば、別のN2メッセージ(例えば、N2トンネルセットアップ要求)で送信することができる。あるいは、複数のSMF 160が関与し得る場合、AMF 155は、UE 100に関連付けられているすべてのSMF 160からのすべてのNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答サービス動作が受信された後、1つのN2要求メッセージを(R)AN 105に送信することができる。このような場合、N2要求メッセージは、AMF 155が関連するSMF 160に応答を関連付けることを可能にするために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答およびPDUセッションIDの各々で受信されたN2 SM情報を含むことができる。
【0128】
一例では、RAN 105(例えば、NG RAN)ノードが、AN解放手順中に推奨セル/TA/NG-RANノード識別子のリストを提供し得る場合、AMF 155は、N2要求にリストからの情報を含めることができる。RAN 105は、RAN 105がUE 100に対してRRC非アクティブ状態を有効にすることを決定し得るときに、この情報を使用してRAN 105通知エリアを割り当てることができる。
【0129】
AMF 155が、PDUセッション確立手順中にSMF 160から、UE 100およびAMF 155のために確立されたPDUセッションのいずれかに対して、UE 100がレイテンシ依存サービスに関連するPDUセッションを使用している可能性があり、AMF 155がRRC非アクティブ状態でCM-接続をサポートし得るUE 100からの指示を受信した場合、AMF 155は、UEのRRC非アクティブ支援情報を含むことができる。一例では、ネットワーク構成に基づくAMF 155は、UEのRRC非アクティブ支援情報を含むことができる。
【0130】
一例では、(R)AN 105は、UP接続がアクティブ化され得るPDUセッションのすべてのQoSフローのQoS情報、およびデータ無線ベアラに応じて、UE 100とのRRC接続再構成1070を実施するメッセージをUE 100に送信することができる。一例では、ユーザプレーンセキュリティが確立されてもよい。
【0131】
一例では、N2要求がMM NASサービス承諾メッセージを含み得る場合、RAN 105は、MM NASサービス承諾をUE 100に転送することができる。UE 100は、5GCで利用できない可能性のあるPDUセッションのコンテキストをローカルに削除することができる。
【0132】
一例では、N1 SM情報がUE 100に伝送され、いくつかのPDUセッションが再確立され得ることを示し得る場合、UE 100は、サービス要求手順が完了し得る後に再確立され得るPDUセッションに対して、PDUセッションの再確立を開始することができる。
【0133】
一例では、ユーザプレーン無線リソースがセットアップされた後、UE 100からのアップリンクデータはRAN 105に転送されてもよい。RAN 105(例えば、NG-RAN)は、提供されたUPF 110のアドレスおよびトンネルIDにアップリンクデータを送信することができる。
【0134】
一例では、(R)AN 105は、AMF 155にN2要求Ack 1105(例えば、N2 SM情報(ANトンネル情報、UP接続がアクティブ化されたPDUセッションの承諾されたQoSフローのリスト、UP接続がアクティブ化されたPDUセッションの拒否されたQoSフローのリストを含む))を送信することができる。一例では、N2要求メッセージは、N2 SM情報、例えば、ANトンネル情報を含むことができる。RAN 105は、別個のN2メッセージ(例えば、N2トンネルセットアップ応答)でN2 SM情報に応答することができる。一例では、複数のN2 SM情報がN2要求メッセージに含まれる場合、N2要求Ackは、複数のN2 SM情報、およびAMF 155が応答を関連するSMF 160に関連付けることを可能にする情報を含むことができる。
【0135】
一例では、AMF 155は、PDUセッションごとにNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求1110(N2 SM情報(ANトンネル情報)、RATタイプ)をSMF 160に送信することができる。AMF 155がRAN 105からN2 SM情報(1つまたは複数)を受信し得る場合、AMF 155はN2 SM情報を関連するSMF 160に転送することができる。UE 100のタイムゾーンが、最後に報告されたUE 100のタイムゾーンと比較して変化する可能性がある場合、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求メッセージにUE 100のタイムゾーンIEを含めることができる。
【0136】
一例では、動的PCCが展開される場合、SMF 160は、イベント公開通知動作(例えば、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作)を呼び出すことによって、PCF 135(加入されている場合)への新しい位置情報についての通知を開始することができる。PCF 135は、ポリシー制御更新通知メッセージ1115(例えば、Npcf_SMPolicyControl_UpdateNotify動作)を呼び出すことによって、更新されたポリシーを提供することができる。
【0137】
一例では、SMF 160がPDUセッションの中間UPF 110として機能する新しいUPF 110を選択し得る場合、SMF 160は、N4セッション修正手順1120を新しいI-UPF 110に対して開始し、ANトンネル情報を提供することができる。新しいI-UPF 110からのダウンリンクデータは、RAN 105およびUE 100に転送されてもよい。一例では、UPF 110は、N4セッション修正応答1120をSMF 160に送信することができる。一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1140を送信することができる。
【0138】
一例では、新しいI-UPF 110への転送トンネルが確立され得、転送トンネルのために設定されたSMF 160のタイマーが満了し得る場合、SMF 160は、転送トンネルを解放するために、N4セッション修正要求1145を、N3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110に送信することができる。一例では、新しい(中間)UPF 110は、N4セッション修正応答1145をSMF 160に送信することができる。一例では、SMF 160は、PSA UPF 110-3にN4セッション修正要求1150、またはN4セッション解放要求を送信することができる。一例では、SMF 160が古いUPF 110-2を使用し続け得る場合、SMF 160は、ANトンネル情報を提供するN4セッション修正要求1155を送信することができる。一例では、SMF 160が中間UPF 110として機能する新しいUPF 110を選択することができ、古いUPF 110-2がPSA UPF 110-3でない可能性がある場合、SMF 160は、タイマーが満了した後、古い中間UPF 110-2にN4セッション解放要求(解放原因)を送信することによって、リソース解放を開始することができる。
【0139】
一例では、古い中間UPF 110-2は、N4セッション修正応答またはN4セッション解放応答1155をSMF 160に送信することができる。古いUPF 110-2は、リソースの修正または解放を確認するために、N4セッション修正応答またはN4セッション解放応答メッセージで確認応答することができる。AMF 155は、Namf_EventExposure_Notifyサービス動作を呼び出して、この手順が完了できた後、イベントに加入した可能性のあるNFに向けて、モビリティ関連イベントを通知することができる。一例では、SMF 160がUE 100の関心エリア内への移動もしくは関心エリア外への移動を加入していた場合、およびUEの現在の位置が加入した関心エリア内への移動もしくは関心エリア外への移動を示し得る場合、またはSMF 160がLADN DNNに加入していた場合、ならびにUE 100がLADNが利用可能なエリア内への移動またはそのエリア外への移動を示し得る場合、またはUE 100がMICOモードであり、AMF 155がSMF 160にUE 100が到達不能であること、およびそのSMF 160がAMF 155にDLデータ通知を送信していない可能性があることを通知していた場合、ならびにAMF 155がSMF 160にUE 100が到達可能であることを知らせ得る場合、またはSMF 160がUE 100の到達可能ステータスを加入していて、AMF 155がUE 100の到達可能性を通知し得る場合、AMF 155は、SMF160に向けてNamf_EventExposure_Notifyを呼び出すことができる。
【0140】
図12および
図13に示される例示的なPDUセッション確立手順。例示的な実施形態では、PDUセッション確立手順が使用され得る場合、UE 100は、NSSAI、S-NSSAI(例えば、要求されたS-NSSAI、許可されたS-NSSAI、および/または加入されたS-NSSAIなど)、DNN、PDUセッションID、要求タイプ、古いPDUセッションID、および/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)などを含むNASメッセージ1205(またはSM NASメッセージ)をAMF 155に送信することができる。一例では、UE 100は、新しいPDUセッションを確立するために、新しいPDUセッションIDを生成することができる。一例では、緊急サービスが必要であり得、緊急PDUセッションがまだ確立されていない場合、UE 100は、緊急要求を示す要求タイプでUE 100要求PDUセッション確立手順を開始することができる。一例では、UE 100は、N1 SMコンテナ内のPDUセッション確立要求を含むNASメッセージの伝送によって、UE 100が要求するPDUセッション確立手順を開始することができる。PDUセッション確立要求は、PDUタイプ、SSCモード、および/またはプロトコル構成オプションなどを含むことができる。一例では、要求タイプは、PDUセッションの確立が新しいPDUセッションを確立する要求である場合、初期要求を示すことができ、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間の既存のPDUセッションまたはEPCの既存のPDN接続を参照する場合、既存のPDUセッションを示すことができる。一例では、PDUセッション確立が緊急サービスのためのPDUセッションを確立する要求であり得る場合、要求タイプは緊急要求を示すことができる。要求タイプは、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間の緊急サービスの既存のPDUセッションを参照する場合、既存の緊急PDUセッションを示すことができる。一例では、UE 100によって送信されるNASメッセージは、ANによって、ユーザ位置情報およびアクセス技術タイプ情報を含み得るAMF 155へのN2メッセージ内にカプセル化されてもよい。一例では、PDUセッション確立要求メッセージは、外部DNによるPDUセッション認可のための情報を含むSM PDU DN要求コンテナを含むことができる。一例では、手順がSSCモード3動作のためにトリガーされ得る場合、UE 100は、NASメッセージに、解放される進行中のPDUセッションのPDUセッションIDを示す古いPDUセッションIDを含めることができる。古いPDUセッションIDは、この場合に含まれる任意選択のパラメータであってもよい。一例では、AMF 155は、NASメッセージ(例えば、NAS SMメッセージ)を、ユーザ位置情報(例えば、RAN 105の場合、セルID)と共にANから受信することができる。一例では、UE 100は、UE 100がLADNの利用可能エリア外にあるとき、LADNに対応するPDUセッションのためのPDUセッション確立をトリガーしなくてもよい。
【0141】
一例では、AMF 155は、要求タイプが初期要求を示すこと、およびPDUセッションIDがUE 100のいかなる既存のPDUセッションにも使用されない可能性があることに基づいて、NASメッセージまたはSM NASメッセージが新しいPDUセッションの要求に対応できることを決定することができる。NASメッセージがS-NSSAIを含まない場合、AMF 155は、UE 100が1つだけのデフォルトS-NSSAIを含み得る場合、UE 100の加入に従って、または事業者ポリシーに基づいて、要求されたPDUセッションのデフォルトS-NSSAIを決定することができる。一例では、AMF 155は、SMF 160選択(1210)を実施し、SMF 160を選択することができる。要求タイプが初期要求を示し得る場合、または要求がEPSからのハンドオーバーに起因するものである場合、AMF 155はS-NSSAI、PDUセッションID、およびSMF 160 IDの関連付けを記憶することができる。一例では、要求タイプが初期要求であり、既存のPDUセッションを示す古いPDUセッションIDがメッセージに含まれ得る場合、AMF 155はSMF 160を選択し、新しいPDUセッションIDおよび選択したSMF 160 IDの関連付けを記憶することができる。
【0142】
一例では、AMF 155は、SMF 160に、N11メッセージ1215、例えば、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求(SUPIまたはPEI、DNN、S-NSSAI、PDUセッションID、AMF 155 ID、要求タイプ、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、PEI、GPSI)、またはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求(SUPI、DNN、S-NSSAI、PDUセッションID、AMF 155 ID、要求タイプ、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、RATタイプ、PEIを含む)を送信することができる。一例では、AMF 155が、UE 100によって提供されたPDUセッションIDに対するSMF 160との関連付けを有していない可能性がある場合(例えば、要求タイプが初期要求を示す場合)、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求を呼び出すことができるが、AMF 155が、UE 100によって提供されたPDUセッションIDに対するSMF 160との関連付けをすでに有している場合(例えば、要求タイプが既存のPDUセッションを示す場合)、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を呼び出すことができる。一例では、AMF 155 IDは、UE 100にサービスを提供するAMF 155を一意に識別するUEのGUAMIであってもよい。AMF 155は、UE 100から受信したPDUセッション確立要求を含むN1 SMコンテナと共にPDUセッションIDを転送することができる。UE 100がSUPIを提供せずに緊急サービスに登録した場合、AMF 155はSUPIの代わりにPEIを提供することができる。UE 100が緊急サービスに登録しているが認証されていない場合、AMF 155はSUPIが認証されていないことを示すことができる。
【0143】
一例では、要求タイプが緊急要求も既存の緊急PDUセッションも示さない可能性があり、SMF160がまだ登録しておらず、加入データが利用できない可能性がある場合、SMF160は、UDM140に登録することができ、加入データ1225を取り出し、加入データが修正される可能性があるときに通知されるように加入することができる。一例では、要求タイプが既存のPDUセッションまたは既存の緊急PDUセッションを示し得る場合、SMF 160は、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間のハンドオーバーに起因するものであるか、またはEPSからのハンドオーバーに起因するものであると決定することができる。SMF 160は、PDUセッションIDに基づいて既存のPDUセッションを識別することができる。SMF 160は、新しいSMコンテキストを作成しなくてもよく、代わりに既存のSMコンテキストを更新することができ、更新されたSMコンテキストの表現を応答においてAMF 155に提供することができる。要求タイプが初期要求であり得、古いPDUセッションIDがNsmf_PDUSession_CreateSMContext要求に含まれ得る場合、SMF 160は、古いPDUセッションIDに基づいて解放される既存のPDUセッションを識別することができる。
【0144】
一例では、SMF 160は、N11メッセージ応答(1220)、例えば、PDUセッション作成/更新応答、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext応答1220(原因、SMコンテキストID、もしくはN1 SMコンテナ(PDUセッション拒否(原因)))またはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答のいずれかを、AMF 155に送信することができる。
【0145】
一例では、DN-AAAサーバによるPDUセッションの確立中にSMF 160が二次認可/認証1230を実施することができる場合、SMF 160はUPF 110を選択することができ、PDUセッション確立認証/認可をトリガーすることができる。
【0146】
一例では、要求タイプが初期要求を示し得る場合、SMF 160は、PDUセッションに対してSSCモードを選択することができる。SMF 160は、必要に応じて1つ以上のUPFを選択することができる。PDUタイプがIPv4またはIPv6の場合、SMF 160は、PDUセッションにIPアドレス/プレフィックスを割り当てることができる。PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、UE 100がそのリンクローカルアドレスを構築するために、UE 100にインターフェース識別子を割り当てることができる。非構造化PDUタイプの場合、SMF 160は、PDUセッションおよびN6ポイントツーポイントトンネリング(UDP/IPv6に基づく)にIPv6プレフィックスを割り当てることができる。
【0147】
一例では、動的PCCが展開される場合、メイのSMF 160はPCF 135の選択1235を実施する。要求タイプが既存のPDUセッションまたは既存の緊急PDUセッションを示す場合、SMF 160は、PDUセッションのためにすでに選択されたPCF 135を使用することができる。動的PCCが展開されていない場合、SMF 160はローカルポリシーを適用することができる。
【0148】
一例では、SMF 160は、セッション管理ポリシー確立手順1240を実施して、PCF 135とのPDUセッションを確立することができ、PDUセッションのデフォルトPCC規則を取得することができる。SMF 160において利用可能な場合、GPSIを含めることができる。1215における要求タイプが既存のPDUセッションを示す場合、SMF 160は、セッション管理ポリシー修正手順によってPCF 135によって以前に加入されたイベントを通知することができ、PCF 135はSMF 160内のポリシー情報を更新することができる。PCF 135は、認可されたセッションAMBR、ならびに認可された5QIおよびARPをSMF 160に提供することができる。PCF 135は、SMF 160内のIP割り当て/解放イベントに加入することができる(および他のイベントに加入することができる)。
【0149】
一例では、PCF 135は、緊急DNNに基づいて、PCC規則のARPを、緊急サービスのために予約され得る値に設定することができる。
【0150】
一例では、1215における要求タイプが初期要求を示す場合、SMF 160は、PDUセッションに対してSSCモードを選択することができる。SMF 160は、必要に応じて1つ以上のUPFを選択(1245)することができる。PDUタイプがIPv4またはIPv6の場合、SMF 160は、PDUセッションにIPアドレス/プレフィックスを割り当てることができる。PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、UE 100がそのリンクローカルアドレスを構築するために、UE 100にインターフェース識別子を割り当てることができる。非構造化PDUタイプの場合、SMF 160は、PDUセッションおよびN6ポイントツーポイントトンネリング(例えば、UDP/IPv6に基づく)にIPv6プレフィックスを割り当てることができる。一例では、イーサネット(登録商標)PDUタイプのPDUセッションの場合、MACアドレスもIPアドレスも、このPDUセッションのためにSMF 160によってUE 100に割り当てられなくてもよい。
【0151】
一例では、1215における要求タイプが既存のPDUセッションである場合、SMF 160は、ソースネットワークにおいてUE 100に割り当てられ得る同じIPアドレス/プレフィックスを維持することができる。
【0152】
一例では、1215における要求タイプが、3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間で移動された既存のPDUセッションを参照する既存のPDUセッションを示す場合、SMF160は、PDUセッションのSSCモード、例えば、現在のPDUセッションアンカーおよびIPアドレスを維持することができる。一例では、SMF 160は、例えば、新しい中間UPF 110の挿入または新しいUPF 110の割り当てをトリガーすることができる。一例では、要求タイプが緊急要求を示す場合、SMF 160はUPF 110を選択することができ(1245)、SSCモード1を選択することができる。
【0153】
一例では、SMF 160は、セッション管理ポリシー修正(1250)手順を実施して、以前に加入したPCF 135に何らかのイベントを報告することができる。要求タイプが初期要求であり、動的PCCが展開され、PDUタイプがIPv4またはIPv6である場合、SMF 160は、割り当てられたUE 100のIPアドレス/プレフィックスで(以前に加入した)PCF 135に通知することができる。
【0154】
一例では、PCF 135は、更新されたポリシーをSMF 160に提供することができる。PCF 135は、認可されたセッションAMBR、ならびに認可された5QIおよびARPをSMF 160に提供することができる。
【0155】
一例では、要求タイプが初期要求を示す場合、SMF 160は、選択されたUPF 110でN4セッション確立手順1255を開始することができる。SMF 160は、選択されたUPF 110でN4セッション修正手順を開始することができる。一例では、SMF 160は、N4セッション確立/修正要求1255をUPF 110に送信することができ、このPDUセッションのためにUPF 110にインストールされるパケット検出、施行、および/または報告規則などを提供することができる。CNトンネル情報がSMF 160によって割り当てられる場合、CNトンネル情報はUPF 110に提供されてもよい。このPDUセッションに選択的ユーザプレーン非アクティブ化が必要な場合、SMF 160は非アクティブタイマーを決定することができ、それをUPF 110に提供することができる。一例では、UPF 110は、N4セッション確立/修正応答1255を送信することによって確認応答することができる。CNトンネル情報がUPFによって割り当てられている場合、CNトンネル情報はSMF 160に提供されてもよい。一例では、PDUセッションに対して複数のUPFが選択される場合、SMF 160は、PDUセッションの各UPF 110でN4セッション確立/修正手順1255を開始することができる。
【0156】
一例では、SMF 160は、AMF 155に、Namf_Communication_N1N2MessageTransfer 1305メッセージ(PDUセッションID、アクセスタイプ、N2 SM情報(PDUセッションID、QFI、QoSプロファイル、CNトンネル情報、S-NSSAI、セッション-AMBR、および/またはPDUセッションタイプなど)、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾(QoS規則、選択されたSSCモード、S-NSSAI、割り当てられたIPv4アドレス、インターフェース識別子、セッション-AMBR、および/または選択されたPDUセッションタイプなど))を送信することができる。PDUセッションに複数のUPFが使用される場合、CNトンネル情報は、N3を終端するUPF 110に関連するトンネル情報を含むことができる。一例では、N2 SM情報は、AMF 155が(R)AN 105に転送することができる情報(例えば、PDUセッションに対応するN3トンネルのコアネットワークアドレスに対応するCNトンネル情報、1つまたは複数のQoSプロファイル、および対応するQFIが(R)AN 105に提供されてもよく、ならびに/またはPDUセッションIDがUE 100とのANシグナリングによって、UE 100に対するANリソースとPDUセッションとの間の関連付けをUE 100に示すために使用されてもよい、など)を運ぶことができる。一例では、PDUセッションは、S-NSSAIおよびDNNに関連付けられてもよい。一例では、N1 SMコンテナは、AMF 155がUE 100に提供することができるPDUセッション確立承諾を含むことができる。一例では、複数のQoS規則およびQoSプロファイルが、N1 SM内のPDUセッション確立承諾およびN2 SM情報に含まれてもよい。一例では、Namf_Communication_N1N2MessageTransfer 1305は、PDUセッションID、およびAMF 155がUE 100に向けてどのアクセスを使用するかを知ることができる情報をさらに含んでもよい。
【0157】
一例では、AMF 155は、(R)AN 105に、N2 PDUセッション要求1310(N2 SM情報、NASメッセージ(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾など))を含む)を送信することができる。一例では、AMF 155は、UE 100を目標とするPDUセッションIDおよびPDUセッション確立承諾、およびN2 PDUセッション要求1310内のSMF 160から受信したN2 SM情報を含むNASメッセージ1310を(R)AN 105に送信することができる。
【0158】
一例では、(R)AN 105は、SMF 160から受信した情報に関連し得るAN固有シグナリング交換1315をUE 100との間で発行することができる。一例では、3GPP RAN 105の場合、RRC接続再構成手順は、PDUセッション要求1310のためのQoS規則に関連する必要なRAN 105リソースを確立するためにUE 100で行われ得る。一例では、(R)AN 105は、PDUセッションのために(R)AN 105のN3トンネル情報を割り当てることができる。二重接続の場合、マスタRAN 105ノードは、セットアップされるいくつかの(ゼロ以上の)QFIをマスタRAN 105ノードに割り当て、他のQFIを二次RAN 105ノードに割り当ててもよい。ANトンネル情報は、各関与するRAN 105ノードのトンネルエンドポイント、および各トンネルエンドポイントに割り当てられたQFIを含むことができる。QFIは、マスタRAN 105ノードまたは二次RAN 105ノードのいずれかに割り当てられてもよい。一例では、(R)AN 105は、NASメッセージ1310(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾))をUE 100に転送することができる。(R)AN 105は、必要なRAN 105リソースが確立され、(R)AN 105トンネル情報の割り当てが成功した場合、NASメッセージをUE 100に提供することができる。
【0159】
一例では、N2 PDUセッション応答1320は、PDUセッションID、原因、N2 SM情報(PDUセッションID、ANトンネル情報、および/または承諾/拒否されたQFIのリスト)などを含むことができる。一例では、ANトンネル情報は、PDUセッションに対応するN3トンネルのアクセスネットワークアドレスに対応することができる。
【0160】
一例では、AMF 155は、(R)AN 105から受信したN2 SM情報を、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求1330(N2 SM情報、および/または要求タイプなどを含む)を介してSMF 160に転送することができる。一例では、拒否されたQFIのリストがN2 SM情報に含まれる場合、SMF 160は、拒否されたQFI関連するQoSプロファイルを解放することができる。
【0161】
一例では、SMF 160は、UPF 110でN4セッション修正手順1335を開始することができる。SMF 160は、対応する転送規則と同様に、UPF 110にANトンネル情報を提供することができる。一例では、UPF 110は、N4セッション修正応答1335をSMF 160160に提供することができる。
【0162】
一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1340(原因)を送信することができる。一例では、SMF 160は、このステップの後に、Namf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出すことによって、AMF 155からのUE 100のモビリティイベント通知(例えば、位置報告、対象エリアに出入りするUE 100)に加入することができる。LADNの場合、SMF 160は、対象エリアのインジケータとしてLADN DNNを提供することによって、UE 100がLADNサービスエリアに出入りするイベント通知に加入することができる。AMF 155は、SMF 160によって加入した関連イベントを転送することができる。
【0163】
一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)1345を送信することができる。一例では、手順中に、いずれのPDUセッションの確立が成功しなかった場合、SMF 160は、Nsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)1345を呼び出すことによって、AMF 155に知らせることができる。SMF 160は、いずれかの作成されたN4セッション、いずれかのPDUセッションアドレス(例えば、IPアドレス)(割り当てられている場合)を解放することができ、PCF 135との関連付けを解放することができる。
【0164】
一例では、PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、IPv6ルータ広告1350を生成し、これをN4およびUPF 110を介してUE 100に送信することができる。
【0165】
一例では、PDUセッションが確立されない可能性がある場合、SMF 160は、SMF160がこの(DNN、S-NSSAI)のためのUE 100のPDUセッションをこれ以上取り扱わない場合、Nudm_SDM_Unsubscribe(SUPI、DNN、S-NSSAI)を使用して、対応する(SUPI、DNN、S-NSSAI)のためのセッション管理加入データの修正に対して加入解除することができる(1360)。一例では、PDUセッションが確立できない場合、SMF 160は、Nudm_UECM_Deregistration(SUPI、DNN、PDUセッションID)を使用して、所与のPDUセッションに対して登録解除することができる(1360)。
【0166】
図14に示されるように、接続管理(CM)状態は、無線リソース制御(RRC)状態に関連し得る。RRC-非アクティブ(例えば、RRC非アクティブ)は、UE(例えば、無線デバイス、デバイス)がCM-接続(例えば、CM接続)のままである状態であってもよい。一例では、UEは、RAN通知エリア(RNA)と呼ばれる、RAN(例えば、NG-RAN)によって構成されたエリア内を、RANに通知することなく移動することができる。RRC_非アクティブ状態では、UEにサービスを提供するRANの最後の基地局(例えば、gNB)は、UEコンテキストと、サービングAMFおよびUPFとのUE-関連接続(例えば、N2接続、N3接続)とを維持してもよい。一例では、CM-アイドルにあるUEは、RRC-アイドルにあってもよい。一例では、CM-接続にあるUEは、RRC-接続にあってもよい。RRC-非アクティブにあるUEのモビリティ挙動は、RRC-アイドル状態の挙動と類似していてもよく(例えば、サービングセルの品質、ページング監視、定期的なシステム情報取得に基づくセルの再選択)、RRC-アイドルおよびRRC-非アクティブに異なるパラメータを適用してもよい。
【0167】
図15は、本開示の実施形態による4つのRRC状態遷移の例示的なコールフローを示している。4つのRRC状態遷移には次のものが含まれる。RRC-アイドルからRRC-接続、RRC-接続からRRC-非アクティブ、RRC-非アクティブからRRC-接続、およびRRC_接続からRRC-アイドル。4つのRRC状態遷移は単一のコールフロー図の一部として示されているが、各RRC状態遷移コールフローは互いに独立して実施することができることに留意されたい。
【0168】
RRC-アイドルからRRC-接続へのRRC状態遷移から開始して、RRC-アイドルにあるUEは、RRCセットアップ要求メッセージをNG-RANノード(例えば、gNB)に送信して、NG-RANとのRRC接続セットアップを要求することができる。UEは、RRCセットアップ要求メッセージに応答して、NG-RANノードからRRCセットアップメッセージを受信することができる。UEは、NG-RANノードからのRRCセットアップメッセージに応答して、RRC-アイドルからRRC-接続に遷移することができる。UEにおいて維持されているRRC状態は、状態遷移後にUEの現在のRRC状態がRRC-接続であることを反映するように更新されてもよい。UEは、RRCセットアップ完了メッセージをNG-RANに送信することによって、RRCセットアップメッセージに応答することができる。NG-RANノードにおいて維持されるRRC状態は、RRCセットアップ完了メッセージを受信した後、UEの現在のRRC状態がRRC-接続であることを反映するように更新されてもよい。
【0169】
RRC-接続からRRC-非アクティブへのRRC状態遷移の場合、NG-RANノードはRRC解放メッセージをUEに送信して、RRC接続の一時停止を要求することができる。一例では、RRC解放メッセージは、RRC解放メッセージがRRC接続を解放する代わりに一時停止するためのものであることをUEに示す一時停止情報を含むことができる。一時停止情報は、無線ネットワーク一時的アイデンティティ(RNTI)値、無線アクセスネットワーク(RAN)ページングサイクル、および/またはRAN通知エリア情報などを含むことができる。UEは、NG-RANノードからのRRC解放メッセージに応答して、RRC-接続からRRC-非アクティブに遷移することができる。UEおよびNG-RANノードの両方において維持されるRRC状態は、UEの現在のRRC状態がRRC-非アクティブであることを反映するように更新されてもよい。
【0170】
RRC-非アクティブからRRC-接続へのRRC状態遷移の場合、UEは、RRC再開要求メッセージをNG-RANノードに送信して、一時停止されたRRC接続の再開を要求することができる。UEは、RRC再開要求メッセージに応答して、NG-RANノードからRRC再開メッセージを受信することができる。NG-RANノードからのRRC再開メッセージに応答して、UEは、RRC-非アクティブからRRC-接続状態に遷移することができ、RRC再開完了メッセージをNG-RANノードに送信することができる。UEにおいて維持されているRRC状態は、状態遷移後にUEの現在のRRC状態がRRC-接続であることを反映するように更新されてもよい。NG-RANノードにおいて維持されるRRC状態は、UEからのRRC再開完了メッセージを受信した後、UEの現在のRRC状態がRRC-接続であることを反映するように更新されてもよい。
【0171】
最後に、RRC-接続からRRC-アイドルへのRRC状態遷移の場合、NG-RANノードは、RRC解放メッセージをUEに送信して、RRC接続の解放を要求することができる。UEは、NG-RANノードからRRC解放メッセージを受信した後、RRC-接続からRRC-アイドルに遷移することができる。UEおよびNG-RANノードの両方において維持されるRRC状態は、UEの現在のRRC状態がRRC-アイドルであることを反映するように更新されてもよい。
【0172】
一例では、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス技術は、3GPPによって定義/開発された無線アクセス技術であり得、GPRS、UMTS、EDGE、HSPA、LTE、LTE Advanced、新無線などを含み得る。
【0173】
一例では、非3GPPアクセス技術は、3GPP以外の他の標準化団体(例えば、IEEE、3GPP2)によって定義/開発された無線アクセス技術であり得、CDMA2000、Wi-Fi、固定ネットワークなどを含み得る。
【0174】
ネットワーク側から、
図16に示すように、CM-アイドル状態にある無線デバイスへの着信呼がある場合、AMFは、N2インターフェースを介して、無線デバイスが配置されると予想される追跡エリアに属する関連する基地局(gNB、NG-RAN)に第1のページングメッセージを送信することができる。一例では、UPFは、PDUセッションのダウンリンクデータを受信することができ、PDUセッションのUPFに記憶されたANトンネル情報はない。UPFは、ダウンリンクデータの受信に応答してSMFにデータ通知メッセージを送信し、無線デバイスとのPDUセッションのためのユーザプレーン接続セットアップを要求することができる。一例では、SMFは、UPFからのデータ通知の受信に応答して、通信要求メッセージをAMFに送信し、無線デバイスとの通信セットアップを要求することができる。通信要求メッセージは、Namf_Communication_N1N2MessageTransferであってもよい。通信要求メッセージは、無線デバイスアイデンティティ、PDUセッションアイデンティティ、セッション管理コンテナ、QFI、QoSプロファイル、5QI、ARP、PPI、N1メッセージなどを含むことができる。一例では、第1のページングメッセージは、ページングされた無線デバイスのページングアイデンティティ、およびページングされた無線デバイスが位置することが予想される追跡エリアを含み得る。一例では、第1のページングメッセージは、AMFと基地局との間のN2ページング要求メッセージであり得る。ページングアイデンティティは、5G-TMSI/S-TMSIまたはIMSIのいずれかの形態で表される無線デバイスアイデンティティを示すことができる。一例では、基地局は、第1のページングメッセージで示される追跡エリアに属するセル上で第2のページングメッセージを送信することによって、無線インターフェースを介して無線デバイスのページングを実施することができる。一例では、第2のページングメッセージは、ページングレコードのリストを含み得、各ページングレコードは、ページングされた無線デバイスのページングアイデンティティを含む。
【0175】
無線デバイス側から、第2のページングメッセージを受信するために、CM-アイドル状態にある無線デバイスは、ページング無線ネットワーク一時的アイデンティティ(P-RNTI)によってマスクされた、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と呼ばれる物理制御チャネルを監視して、ページングメッセージにアドレスすることが必要とされ得る。一例では、無線デバイスは、ページング受信のための特定のページング機会(PO)にPDCCHを監視することができる。ページングメッセージを無線デバイスに伝送することができるサブフレームは、ページングフレーム(PF)、およびPF内のページング機会(PO)によって定義され得る。PFは、1つ以上のPOを含むことができる。割り当てPOは、POが異なる無線デバイスに割り当てられるように、ページングされる無線デバイスのIMSIまたは5G-S-TMSIを利用することによるものであり得る。CM-アイドル状態にある無線デバイスは、DRX動作を使用することができ、この無線デバイスは、ページングDRXサイクル中に少なくとも1つのPOを監視する必要があり得る。
【0176】
非パブリックネットワーク(NPN)は、企業などのプライベートエンティティの使用を目的としている場合があり、仮想要素および物理要素の両方を利用して、多様な構成で展開され得る。NPNは、スタンドアロンネットワーク(例えば、スタンドアロンの非パブリックネットワーク(SNPN))として展開され得る。実装の代替案として、NPNは、PLMNによってホストされてもよく、PLMNのスライスとして提供されてもよい(例えば、パブリックネットワーク統合型NPN)。
【0177】
パブリックネットワーク統合型(PNI)-NPNは、PLMNを介して、例えば専用のDNNによって、またはNPNに割り当てられた1つ(または複数)のネットワークスライスインスタンスによって利用可能になるNPNである。NPNがPLMNを介して利用可能になると、無線デバイスは、PLMNに加入することができる。ネットワークスライシングは、無線デバイスがNPNに割り当てられたネットワークスライスの使用を許可されていないエリアで無線デバイスがネットワークにアクセスしようとすることを防止する可能性を可能にしない場合があるため、アクセス制御を適用するためのネットワークスライシングに加えて、クローズドアクセスグループ(CAG)が使用され得る。
【0178】
CAGは、CAGに関連付けられている1つ以上のセルにアクセスすることを許可されている加入者のグループを識別することができる。一例では、PNI-NPNにCAGを使用して、関連付けられているセルを介してNPNにアクセスすることを許可されていない無線デバイスが、関連付けられているセルを自動的に選択してアクセスすることを防止する。
【0179】
一例では、CAGは、PLMN IDの範囲内で一意であるCAG識別子(またはCAGアイデンティティ)によって識別される。CAGセルは、PLMNごとに1つ以上のCAG識別子をブロードキャストすることができる。基地局(例えば、NG-RAN)は、合計12個のCAG識別子のブロードキャストをサポートするものとする。さらに、CAGセルは、CAG識別子ごとに人間が読めるネットワーク名をブロードキャストすることができる。一例では、人間が読めるネットワーク名は、企業名であり、ユーザが手動のCAG選択を要求するときにユーザに提示するために使用され得る。
【0180】
CAGをサポートするために、モビリティ制限の一部として加入に含まれる、CAG情報を伴うアクセスおよびモビリティ管理関連パラメータのための無線デバイス構成更新手順を使用して、無線デバイスを構成することができる。CAG情報は、許可されたCAGリスト(例えば、無線デバイスがアクセスすることを許可されるCAG識別子のリスト)、無線デバイスがCAGセルを介してのみ5GSにアクセスすることを許可されるかどうかの表示などを含み得る。一例では、表示は、CAG制限インジケータである。CAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されている無線デバイスは、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない非CAGセルにアクセスしない場合がある。無線デバイスのCAG制限インジケータが正の値である場合、無線デバイスは、CAGセルを介してのみ5GSにアクセスすることを許可されている。無線デバイスのCAG制限インジケータが負の値である場合、無線デバイスは、非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されている。一例では、CAG制限インジケータの負および正の意味は、変更され得る。
【0181】
CAGをサポートするために、基地局は、セルを介してCAG関連情報をブロードキャストすることができる。一例では、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストするセルは、CAGセルであり得る。一例では、セルは、いかなるCAG識別子もブロードキャストせず、非CAGセルであり得る。一例では、CAG関連情報は、CAGをサポートする無線デバイスのみがアクセスを許可されるという表示を含み得る。CAGセルおよび非CAGセルは、表示をブロードキャストすることができる。CAGセルの表示は、正の値であり得、非CAGセルの表示は、負の値であり得る。一例では、無線デバイスは、ブロードキャストされたCAG関連情報および無線デバイスのCAG情報に基づいて、セルにアクセスするかどうかを決定することができる。無線デバイスのモビリティ(例えば、キャンピングのためのセル再選択、ハンドオーバー)は、無線デバイスのCAG情報および基地局/セルのCAG関連情報によって制御/制限され得る。
【0182】
図18および
図19は、本開示の実施形態による、CM-アイドルからCM-接続への遷移中の無線デバイスのCAGに関する、例示的なアクセス制御/モビリティ制限/メンバーシップ検証を示す。
図18は、5Gシステム(5GS)が、CAGセルにアクセスする無線デバイスをどのように制御するかを示す。
図19は、5Gシステム/ネットワークが、非CAGセルにアクセスする無線デバイスをどのように制御するかを示す。
【0183】
図18に示すように、無線デバイスは、CAG識別子1(CAG1)として構成され、CAG1、CAG2をブロードキャストするセルを介して基地局にアクセスしている。無線デバイスは、基地局とのRRC接続セットアップの完了後に無線リソース制御(RRC)メッセージを送信して、CM-アイドルからCM-接続への接続遷移を要求することができる。一例では、RRCメッセージは、RRC接続セットアップ完了メッセージである。一例では、RRCメッセージは、NAS要求メッセージおよびアクセスネットワーク(AN)パラメータを含み得る。一例では、NAS要求メッセージは、登録要求メッセージまたはサービス要求メッセージであり得る。ANパラメータは、CAG識別子(CAG 1)を含むことができる。基地局は、無線デバイスからのRRCメッセージを受信することに応答して、ANパラメータのCAG識別子がセルによってサポートされているかどうかをチェックすることができる。一例では、無線デバイスによって提供されるCAG識別子は、適切なAMFを選択するために基地局によって使用され得る。基地局は、CAG識別子(CAG 1)に基づいて、適切なAMFを選択することができる。一例では、2つ以上のAMFが、基地局に接続され得、いくつかのAMFは、CAG 1またはCAG 1に対応するスライスをサポートしない場合がある。基地局は、RRCメッセージからのNASメッセージおよびCAG識別子(CAG 1)を含むN2メッセージを、AMFに送信することができる。
【0184】
一例では、AMFは、許可されたCAGリスト(CAGホワイトリスト)を含む無線デバイスのコンテキスト情報を有し得る。許可されたCAGリストは、CAG 1を含むことができる。この場合、AMFは、無線デバイスが、CAG 1を有して基地局を介して5GSにアクセスすることを許可されていると決定し、決定することに応答して、NAS承諾メッセージを無線デバイスに送信することができる。
【0185】
一例では、AMFは、無線デバイスのコンテキスト情報を有し得るが、無線デバイスの許可されたCAGリストを有していないか、または許可されたCAGリストにCAG 1を有していない。この場合、AMFは、無線デバイスがCAG 1を含むセルにアクセスすることを許可されているかどうかをUDMでチェックすることができる。無線デバイスがCAG 1を使用してセルにアクセスすることを許可されている場合、AMFは、CAG 1を無線デバイスの許可されたCAGリストに含め、NAS承諾メッセージを無線デバイスに送信することができる。無線デバイスがCAG 1を有してセルにアクセスすることを許可されていない場合、AMFは、適切な原因値を有するNAS拒否メッセージを送信することによって、無線デバイスを拒否することができる。
【0186】
一例では、AMFが無線デバイスのコンテキスト情報を有していない場合(これは、初期登録の場合であり得る)、AMFは、UDMと相互作用して登録手順を実施することができる。登録手順中に、AMFは、無線デバイスがCAG 1を有してセルにアクセスすることを許可されているかどうかをチェックすることができる。無線デバイスがCAG 1を有してセルにアクセスすることを許可されている場合、AMFは、許可されたCAGリストを生成し、無線デバイスの許可されたCAGリストにCAG 1を含めることができる。一例では、AMFは、許可に応答して、NAS承諾メッセージ(例えば、登録承諾)を無線デバイスに送信することができる。無線デバイスがCAG 1を有してセルにアクセスすることを許可されていない場合、AMFは、適切な原因値を有するNAS拒否メッセージ(例えば、登録拒否)を送信することによって、無線デバイスを拒否することができる。
【0187】
図19では、無線デバイスは、非CAGセルを介して基地局にアクセスしている。無線デバイスは、基地局とのRRC接続セットアップの完了後に無線リソース制御(RRC)メッセージを送信して、CM-アイドルからCM-接続への接続遷移を要求することができる。一例では、RRCメッセージは、RRC接続セットアップ完了メッセージである。RRCメッセージは、NAS要求メッセージおよびアクセスネットワーク(AN)パラメータを含み得る。非CAGセルにアクセスしている間、無線デバイスは、いかなるCAG識別子も含まない場合がある。一例では、NAS要求メッセージは、登録要求メッセージまたはサービス要求メッセージである。基地局は、RRCメッセージ内のNASメッセージを含むN2メッセージをAMFに送信することができる。一例では、N2メッセージは、いかなるCAG識別子も含まない場合がある。
【0188】
一例では、AMFは、CAG制限インジケータを含む無線デバイスのコンテキスト情報を有し得る。AMFは、無線デバイスのCAG制限インジケータに基づいて、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されているかどうかを決定することができる。一例では、AMFは、CAG制限インジケータが負の値である(例えば、CAG制限インジケータが、無線デバイスがCAGセルを介してのみ5GSにアクセスするように制限されていないことを示す)ことに応答して、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されていると決定することができる。AMFは、決定に応答して、NAS承諾メッセージを無線デバイスに送信することができる。一例では、AMFは、CAG制限インジケータが正の値である(例えば、CAG制限インジケータが、無線デバイスがCAGセルのみを介して5GSにアクセスするように制限されていることを示す)ことに応答して、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されていないと決定することができる。AMFは、決定することに応じて、適切な原因値を有するNAS拒否メッセージを無線デバイスに送信することができる。一例では、原因値は、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスしているために要求が拒否されたことを示し得る。一例では、原因値は、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されていないために要求が拒否されたことを示し得る。
【0189】
一例では、AMFが無線デバイスのコンテキスト情報を有していない場合(例えば、初期登録の場合)、AMFは、登録手順を実施することができる。登録手順中に、AMFは、UDMと相互作用し、無線デバイスのCAG制限インジケータに基づいて、無線デバイスが非CAGセルを介して5GSにアクセスすることを許可されているかどうかをチェックすることができる。AMFの挙動は、無線デバイスのCAG制限インジケータに基づいて、上述した先の説明と同じであり得る。
【0190】
例示的な実施形態では、AMFは、無線デバイスを用いてページング手順を実施して、CM-アイドル状態からCM-接続状態に遷移することができる。CM-アイドル状態にある無線デバイスの場合、AMFは、登録エリア(1つ以上の追跡エリアのリスト)の粒度内の無線デバイスの位置を認識し得る。AMFは、無線デバイスが配置されることが予想される登録エリアに属する関連する基地局に第1のページングメッセージを送信することができる。第1のページングメッセージに応答して、基地局は、第2のページングメッセージを、登録エリアに属する関連する目標セルを介して無線デバイスに送信することができる。登録エリアのサイズは、無線デバイスによって登録エリアの更新を実施する頻度と、ネットワークのページングリソース負荷と、の間のトレードオフであり得る。頻繁な登録エリア更新の実施は、無線デバイスの消費電力の増加をもたらし得る。一例では、登録エリアが小さい場合(例えば、セル)、ページング伝送エリアのサイズは小さいが、登録エリア更新を実施する頻度が増加し得、例えば、無線デバイスがセルの外に移動するときはいつでも、無線デバイスは、登録エリア更新を実施する必要がある。一例では、登録エリアが大きい場合(例えば、数十セル)、登録エリア更新の頻度は、先の場合(例えば、セル)に比べて減少し得るが、ページング伝送のエリアは、大きくなる。したがって、登録エリアが小さい場合と比較して、登録エリアが大きい場合、コアおよび無線インターフェースの両方に対するページングリソース使用の負荷が、増加し得る。
【0191】
クローズドアクセスグループ(CAG)は、無線デバイスおよび5GネットワークがPNI-NPNをサポートしている場合など、無線デバイスのアクセス制御に使用される。CAGエリアの粒度は、一セルから数百セルまでであり得、いかなるサイズのエリアにも限定されない。一例では、CAGエリアは、
図17Aおよび
図17Bに示されるものと同じPLMN内で分散し得るか、または分離され得る。したがって、CAGエリアに基づいて登録エリアを決定することは、そのことが登録エリア更新の頻度を増加させ、かつ動作の複雑さを増加させ得るため、非効率的であり得る。したがって、5Gシステムの有線および無線インターフェースのリソース効率を高めるために、CAGに関する拡張されたページングメカニズムが必要である。
【0192】
本開示の実施形態は、上述のリソースの浪費を低減することができる。一例では、AMFおよび基地局は、無線デバイスにアクセスすることが許可されていないエリアでページングメッセージを送信しない場合がある。本開示の実施形態では、AMFは、第1のページングメッセージを基地局に送信することができる。第1のページングメッセージは、無線デバイスのCAG識別子のリスト(許可されたCAGリスト)およびCAG制限インジケータを含み得る。基地局は、CAG識別子のリストおよびCAG制限インジケータに基づいて、第1のページングメッセージを提供するための目標セルを決定することができる。一例では、基地局は、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことを示すCAG制限インジケータに応答して、非CAGセルを選択しないことができる。一例では、基地局は、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すCAG制限インジケータに応答して、非CAGセルを選択することができる。
【0193】
既存の無線技術では、コアネットワーク(例えば、MME)は、基地局識別子に基づいて基地局とホームタイプの基地局とを区別することができる。無線デバイスがホームタイプの基地局のメンバーでない場合、コアネットワークは、ホームタイプの基地局にページングメッセージを送信することを回避することができる。PNI-NPNの場合、基地局は、非CAGセルおよびCAGセルを同時に含むことができ、基地局識別子に基づいて区別できない場合がある。そのため、コアネットワークは、無線デバイスが位置していない基地局をページングし、ページングリソースが浪費され得る。
【0194】
本開示の実施形態では、1つ以上のCAGセルを含む基地局は、基地局が何らかの非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータを、AMFに送信することができる。AMFは、パラメータに基づいて、無線デバイスへのページング伝送のための基地局を決定することができる。一例では、AMFは、第2の基地局のそれぞれのパラメータに基づいて、第2の基地局にページングメッセージを送信しないと決定することができる。これにより、ページングリソースでの上述の浪費を低減することができる。
【0195】
図20Aおよび
図20Bは、本開示の実施形態による、基地局とAMFとの間のクローズドアクセスグループ(CAG)をサポートするための例示的な構成手順を示す。この手順は、基地局(例えば、次世代(NG)無線アクセスネットワーク)とAMFとが正しく共働するために必要なアプリケーションレベルのデータを交換することであり得る。
【0196】
図20Aは、例えば、TNL(トランスポートネットワーク層)関連付けが動作可能になった後にトリガーされる第1のNGAP手順を示す。基地局は、NGセットアップ要求メッセージをAMFに送信することによって、手順を開始することができる。NGセットアップ要求メッセージは、基地局のアイデンティティ、デフォルトのページング間欠受信(DRX)サイクル、サポートされたスライス情報を有するサポートされた追跡エリアリスト、CAG識別子のリスト、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示などを含むことができる。表示は、CAGのみの基地局インジケータと同じである。一例では、基地局は、非CAGセルを含まず、CAGのみの基地局である。
【0197】
一例では、AMFがCAGのみの基地局インジケータを使用して、ページング手順中に第1のページングメッセージ(N2ページングメッセージ)を送信するための目標基地局を決定することができる。一例では、ページング手順は、非CAGセルにアクセスすることが許可されている無線デバイスのためのものであり得る。この場合、基地局が無線デバイスの許可されたCAGリストでCAG識別子をサポートしていなくても、AMFは、非CAGセルを含む基地局(例えば、CAGのみの基地局)にN2ページングメッセージを送信することができる。
【0198】
AMFは、NGセットアップ要求メッセージを受信することに応答して、NGセットアップ応答メッセージを基地局に送信することができる。NGセットアップ応答メッセージは、AMF名、提供されるグローバルに一意のAMF識別子(GUAMI)リスト、PLMNサポートリストなどを含み得る。PLMNサポートリストは、追跡エリアごとにPLMNアイデンティティおよびサポートされるS-NSSAIを含み得る。
【0199】
図20Bは、例えば、基地局(NG-RAN)およびAMFがNG-Cインターフェース上で正しく共働するために必要なアプリケーションレベルの構成データへの更新を示す。基地局は、RAN構成更新メッセージをAMFに送信することができる。RAN構成更新メッセージは、基地局のアイデンティティ、デフォルトのページング間欠受信(DRX)サイクル、サポートされるスライス情報を有するサポートされる追跡エリアリスト、CAG識別子のリスト、基地局が非CAGセル(例えば、CAGのみの基地局)を含むかどうかを示す表示などを含み得る。表示は、
図20Aで説明したのと同じように使用され得る。AMFは、RAN構成更新メッセージを受信することに応答して、RAN構成更新確認応答メッセージを基地局に送信することができる。
【0200】
ネットワーク側から、
図16に示すように、CM-アイドル状態にある無線デバイスへの着信呼がある場合、AMFは、無線デバイスへのページング手順をトリガーすることができる。AMFは、無線デバイスのための第1のページングメッセージ(N2ページング)を提供/送信するための目標基地局を決定することができる。
図21は、AMFからの第1のページングメッセージを受信することに応答して、目標基地局が第2のページングメッセージを送信/提供するための目標セルをどのように選択/決定し得るかを示す表を示す。
【0201】
図22は、本開示の実施形態による、AMF、基地局、および無線デバイス間のページング手順を示す。CM-アイドル状態にある無線デバイスへの着信呼がある場合、AMFは、CM-接続状態への遷移を要求するためのページングメッセージを無線デバイスに送信すると決定することができる。AMFは、無線デバイスのための第1のページングメッセージ(N2ページング)を提供/送信するための目標基地局を決定することができる。一例では、決定することは、AMF内の無線デバイスの許可されたCAGリスト(例えば、無線デバイスのCAGホワイトリスト)、AMF内の無線デバイスのCAG制限インジケータ、無線デバイスの登録エリア(追跡エリアリスト)、基地局のCAG識別子のリスト、基地局が非CAGセル(CAGのみの基地局インジケータ)を含むかどうかを示す表示などに基づくことができる。
【0202】
CAG制限インジケータは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示し得る。一例では、無線デバイスは、CAG制限インジケータが負の値であることに応答して、非CAGセルにアクセスすることを許可される。一例では、無線デバイスは、CAG制限インジケータが正の値であることに応答して、非CAGセルにアクセスすることを許可されない。一例では、CAG制限インジケータの負および正の意味は、変更され得る。
【0203】
登録エリアは、登録更新手順を介した、無線デバイスとAMFとの間の共有エリア情報である。登録エリアは、無線デバイスが配置されることが予想されるエリアである。登録エリアは、無線デバイスがアクセスすることを許可されていないCAGセルを含め得る。
【0204】
基地局のCAG識別子のリスト、および基地局が非CAGセル(例えば、CAGのみの基地局)を含む/含めるかどうかを示す表示は、図.20Aおよび
図20Bで説明するように、AMFと基地局との間の構成手順中に交換され得る。AMFは、構成手順を介して各基地局のCAGサポート情報を認識する。
【0205】
一例では、基地局の1つ以上のCAG識別子が、無線デバイスの許可されたCAGリスト内のCAG識別子と一致する場合、基地局は、目標基地局として選択され得る。この場合、基地局は、非CAGセルを含める/含むことができる。
【0206】
一例では、無線デバイスが非CAGにアクセスすることを許可されている場合、CAGのみの基地局(基地局は非CAGセルを含まない/含まない)を、ページング提供のための目標基地局として選択しないことができる。
【0207】
一例では、無線デバイスが非-CAGセルにアクセスすることを許可されている場合、非CAGのみの基地局(基地局は、非CAGセルを含めない/含まない)を、ページング提供のための目標基地局として選択することができる。
【0208】
AMFは、ページング提供のための目標基地局を決定することに応答して、第1のページングメッセージを送信することができる。一例では、第1のページングメッセージは、N2ページングメッセージである。第1のページングメッセージは、ページングされた無線デバイスのページングアイデンティティ、アクセスタイプ、ページング間欠受信サイクル(DRX)、ページングされた無線デバイスが位置することが予想される登録エリア(追跡エリアリスト)、ページング優先度、ページングのための無線デバイス無線能力、無線デバイスの許可されたCAGリスト、CAG制限インジケータなどを含むことができる。一例では、ページングアイデンティティは、無線デバイスアイデンティティであり得る。ページングアイデンティティは、S-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)、I-RNTIなどを含むことができる。アクセスタイプは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、非3GPPアクセスなどを示し得る。
【0209】
一例では、目標基地局として選択された基地局は、第1のページングメッセージを受信することができる。基地局は、第1のページングメッセージを受信することに応答して目標セルを決定することができる。一例では、決定することは、CAG識別子のリスト、CAG制限インジケータ、ページングされた無線デバイスの第1のページングメッセージ内の登録エリア(追跡エリア識別リスト)、各セルのサポートされているCAG識別子などに基づくことができる。
【0210】
一例では、無線デバイスのCAG識別子のリスト内の1つ以上のCAG識別子を含むセルを、目標セルとして選択することができる。
【0211】
一例では、無線デバイスが無線デバイスのCAG制限インジケータに基づいて非CAGセルにアクセスすることを許可されている場合、非CAGセルが、目標セルとして選択される。
【0212】
一例では、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていない場合、非CAGセルが、目標セルから除外される。CAG制限インジケータは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示す。
【0213】
基地局は、第2のページングメッセージを提供/送信するための目標セルを決定することに応答して、目標セルを介して第2のページングメッセージを送信することができる。第2のページングメッセージは、第1のページングメッセージに基づくことができる。一例では、第2のページングメッセージは、ページングアイデンティティ、アクセスタイプなどを含むことができる。
【0214】
図23は、本開示の実施形態による、基地局の中央ユニット(CU)と基地局の分散ユニット(DU)との間のページング手順を示す。CUの基地局は、CAG識別子に基づいて決定され得る。
【0215】
図24は、本開示の実施形態による、AMF、無線デバイス、および3つの基地局(BS 1、BS 2、BS 3)の間の異なるCAG構成に関する例示的な目標基地局および目標セル選択シナリオを示す。一例では、無線デバイスは、許可されたCAGリスト(CAG 1)を有して構成され、非CAGセルにアクセスすることを許可されている(CAG制限インジケータ:負/CAGに制限されていない)。基地局1(BS 1)は、セル1およびセル2を含み、セル1は、CAG 1をブロードキャストし、セル2は、非CAGセルである。BS 1は、CAGのみの基地局ではない。基地局2(BS 2)は、セル3およびセル4を含む。セル3は、CAG 2をブロードキャストし、セル4は、CAG 3をブロードキャストする。BS 2は、CAGのみの基地局である。最後に、基地局3(BS 3)は、セル5、セル6、およびセル7を含む。セル5およびセル6は、CAG 3をブロードキャストし、セル7は、非CAGセルである。BS 3は、CAGのみの基地局ではない。
【0216】
第1に、AMFは、BS 1およびBS 3を第1のページングメッセージを送信するための目標基地局として決定する。BS 2は、無線デバイスの許可されたCAGリスト(CAG 1)内のCAG識別子をブロードキャストせず/含まず、BS 2は、CAGのみの基地局である。したがって、BS 2のエリアが無線デバイスの登録エリアの一部を含み得る場合でも、BS 2は、目標基地局から除外される。
【0217】
第2に、目標基地局(BS 1、BS 3)は、第1のページングメッセージを提供するための目標セルを決定することができる。BS 1は、セル1およびセル2を目標セルとして決定し、セル1およびセル2を介して第2のページングメッセージを無線デバイスに送信する。セル1のCAG 1が無線デバイスの許可されたCAGリストにあるため、セル1が選択される。無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されており、かつセル2が非CAGセルであるため、セル2が選択される。BS 3は、BS 1によってセル2を選択するのと同じ論理としてセル7を選択することができる。セル5およびセル6は、無線デバイスのCAG識別子と一致しないCAG識別子に応答して、目標セルから除外される。最後に、無線デバイスは、セル7を介して第2のページングメッセージを受信する。無線デバイスは、ネットワークとの接続セットアップを要求するNAS要求メッセージを、BS 3を介してAMFに送信することができる。
【0218】
図25は、本開示の実施形態による、AMFおよび基地局が、異なるCAGの組み合わせに基づいて、目標基地局および目標セルをどのように決定するかの例示的なページング手順を示す。
【0219】
無線デバイスは、CAGリスト(CAG 1)を許可しており、無線デバイスは、非CAGセルにアクセスすることを許可されている。基地局1(BS 1)は、CAGのみの基地局であり、CAG 1をサポートする。基地局2(BS 2)は、CAGのみの基地局であり、CAG 2をサポートする。基地局3(BS 3)は、CAGのみの基地局ではなく、CAG 2をサポートする。AMFは、BS 1およびBS 3を目標基地局および第1のページングメッセージとして決定する。第1のページングメッセージは、UE id、許可されたCAGリスト(CAG 1)、およびCAG制限インジケータ(CAGのみ:いいえ)を含む。BS 1およびBS 3は、第2のページングメッセージを無線デバイスに送信する。無線デバイスは、BS 3のエリアに位置し、BS 3を介してRRCセットアップ要求メッセージをAMFに送信する。
【0220】
図26は、本開示の実施形態による、AMFがページング手順のために目標基地局をどのように選択するかを示す例示的なフローチャートである。
図27は、本開示の実施形態による、基地局がページング手順のために目標セルをどのように選択するかを示す例示的なフローチャートである。
【0221】
一例では、基地局は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスに関連付けられている第1のページングメッセージを受信することができる。第1のページングメッセージは、クローズドアクセスグループ(CAG)識別子のリストおよびCAG制限インジケータを含み得る。
【0222】
一例では、基地局は、CAG識別子のリスト、CAG制限インジケータなどに基づいて、第1のページングメッセージを提供するための目標セルを決定することができる。
【0223】
一例では、基地局は、目標セルを介して第2のページングメッセージを無線デバイスに送信することができる。一例では、第2のページングメッセージは、第1のページングメッセージに基づく。
【0224】
一例では、第1のページングメッセージは、UEアイデンティティ、アクセスタイプ、ページング間欠受信サイクル(DRX)、無線デバイスに関連付けられている追跡エリアアイデンティティリスト、ページング優先度、ページングのためのUE無線能力などのうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0225】
一例では、UEアイデンティティは、S-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)、国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)、第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)、I-RNTIのうちの少なくとも1つを示す。
【0226】
一例では、アクセスタイプは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセス、非3GPPアクセスなどのうちの少なくとも1つを含む。
【0227】
一例では、目標セルの決定は、無線デバイスに関連付けられている追跡エリアアイデンティティリストにさらに基づくことができる。
【0228】
一例では、CAG識別子を含まない/ブロードキャストしないセルは、負の値であるCAG制限インジケータに応答して、目標セルとして選択され得る。
【0229】
一例では、CAG識別子を含まない/ブロードキャストしないセルは、正の値であるCAG制限インジケータに応答して、目標セルとして除外され得る。
【0230】
一例では、CAG識別子を含まない/ブロードキャストしないセルは、非CAGセルであり得る。
【0231】
一例では、非CAGセルは、正の値であるCAG制限インジケータに応答して、目標セルから除外され得る。
【0232】
一例では、CAG識別子のリスト内の1つ以上のCAG識別子を含むセルは、目標セルとして選択され得る。
【0233】
一例では、CAG識別子のリストにCAG識別子を含まないセルは、目標セルとして除外され得る。
【0234】
一例では、CAG制限インジケータは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示し得る。
【0235】
一例では、CAG制限インジケータは、無線デバイスが非CAGセルを介して第5世代コアネットワークにアクセスすることを許可されているかどうかを示し得る。
【0236】
一例では、基地局は、次世代(NG)構成要求メッセージをAMFに送信することができる。一例では、NG構成要求メッセージは、基地局のアイデンティティ、デフォルトのページング間欠受信(DRX)サイクル、サポートされるスライス情報を有するサポートされる追跡エリアリスト、CAG識別子のリスト、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示などのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0237】
一例では、AMFがこの表示を使用して、第1のページングメッセージを送信するための目標基地局を選択することができる。
【0238】
一例では、NG構成要求メッセージは、NGセットアップ要求メッセージであり得る。
【0239】
一例では、NG構成要求メッセージは、無線アクセスネットワーク(RAN)構成更新メッセージであり得る。
【0240】
一例では、基地局は、AMFから、AMFとの構成の成功を示すNG構成応答メッセージを受信することができる。
【0241】
一例では、基地局は、無線デバイスから、無線デバイスの接続セットアップを要求する無線リソース制御(RRC)セットアップ要求メッセージを受信することができる。
【0242】
一例では、基地局は、関連付けられているCAGセルを介して1つ以上のCAG識別子をブロードキャストすることができる。
【0243】
一例では、CAGは、PLMNの1つ以上のスライスに関連付けられ得る。
【0244】
一例では、CAG識別子のリストは、無線デバイスがCAGのメンバーであるCAGを示し得る。
【0245】
一例では、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、無線デバイスの第1のページングメッセージを提供/送信するための目標基地局を決定することができる。
【0246】
一例では、AMFは、目標基地局に、無線デバイスのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子のリストおよびCAG制限インジケータを含む第1のページングメッセージを送信することができる。
【0247】
一例では、AMFは、目標基地局のうちの基地局を介して無線デバイスから、無線デバイスによるコンテキストセットアップを要求するサービス要求メッセージを受信することができる。
【0248】
一例では、決定することは、無線デバイスのCAG識別子のリスト、無線デバイスのCAG制限インジケータ、無線デバイスの登録エリア、基地局のCAG識別子のリスト、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示などのうちの少なくとも1つに基づくことができる。
【0249】
一例では、AMFは、無線デバイスのCAG制限インジケータが正であり、かつその表示が、基地局が非CAGセルを含まないことを意味することに応答して、基地局をページング提供のための目標基地局として選択しないことができる。
【0250】
一例では、AMFは、無線デバイスのCAG識別子のうちの1つが基地局のCAG識別子のリストに含まれることに応答して、基地局をページング提供のための目標基地局として選択することができる。
【0251】
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、ネットワークデバイス、基地局などのデバイスは、1つ以上のプロセッサおよびメモリを備えることができる。メモリは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに一連のアクションを実施させる命令を記憶し得る。例示的なアクションの実施形態は、添付の図および明細書に示されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせてさらなる実施形態を作り出すことができる。
【0252】
図28は、本開示の例示的な実施形態の態様によるフロー図である。2810で、基地局は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスのための第1のページングメッセージを受信する。第1のページングメッセージは、無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含む。2820で、第1のページングメッセージに基づく第2のページングメッセージが、セルを介して送信される。送信することは、パラメータに基づく。
【0253】
実施形態によれば、送信することは、パラメータが、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すこと、およびセルが非CAGセルであることにさらに基づく。実施形態によれば、非CAGセルは、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない。実施形態によれば、第1のページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子をさらに含む。実施形態によれば、基地局は、第2のセルが無線デバイスの1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づいて、第2のセルを介して、第1のページングメッセージに基づく第3のページングメッセージを送信することができる。実施形態によれば、基地局は、第3のセルがCAGセルであること、および第3のセルが無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことに基づいて、第3のセルを介して無線デバイスをページングしないと決定することができる。
【0254】
実施形態によれば、パラメータは、CAG制限パラメータであり得る。実施形態によれば、第1のページングメッセージは、ユーザ機器(UE)アイデンティティを含むことができる。第1のページングメッセージは、アクセスタイプを含むことができる。第1のページングメッセージは、ページング間欠受信サイクルを含むことができる。第1のページングメッセージは、無線デバイスの追跡エリアアイデンティティリストを含むことができる。第1のページングメッセージは、ページング優先度を含むことができる。第1のページングメッセージは、ページングのためのUE無線能力を含むことができる。
【0255】
実施形態によれば、UEアイデンティティは、システムアーキテクチャエボリューション-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)を示すことができる。UEアイデンティティは、国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)を示すことができる。UEアイデンティティは、第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)を示すことができる。
【0256】
実施形態によれば、UEアイデンティティは、アクセスタイプが第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスを含むことを示すことができる。UEアイデンティティは、アクセスタイプが非3GPPアクセスを含むことを示すことができる。実施形態によれば、アクセスタイプは、3GPPアクセスを示すことができる。実施形態によれば、セルを介した送信は、無線デバイスの追跡エリアアイデンティティリストにさらに基づくことができる。実施形態によれば、基地局は、AMFにセットアップ要求メッセージを送信することができる。セットアップ要求メッセージは、基地局のアイデンティティを含むことができる。セットアップ要求メッセージは、デフォルトのページング間欠受信サイクルを含むことができる。セットアップ要求メッセージは、サポートされるスライス情報を有するサポートされる追跡エリアリストを含むことができる。セットアップ要求メッセージは、基地局に関連付けられている1つ以上のCAG識別子を含むことができる。セットアップ要求メッセージは、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す表示を含むことができる。実施形態によれば、表示は、基地局が非CAGセルを含むことを示すことができる。実施形態によれば、基地局は、AMFから、セットアップ要求メッセージの送信に応答してセットアップ応答メッセージを受信することができる。実施形態によれば、基地局は、無線デバイスから、無線デバイスとの接続セットアップを要求する無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することができる。実施形態によれば、基地局は、関連付けられているCAGセルを介して1つ以上のCAG識別子をブロードキャストすることができる。
【0257】
実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からセットアップ要求メッセージを受信することができる。セットアップ要求メッセージに基づいて、AMFは、基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することができる。ページングメッセージは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含むことができる。ページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子を含むことができる。AMFは、無線デバイスから基地局を介して、無線デバイスとの接続セットアップを要求するサービス要求メッセージを受信することができる。
【0258】
実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からセットアップ要求メッセージを受信することができる。セットアップ要求メッセージに基づいて、AMFは、基地局に、無線デバイスへのページングメッセージを送信することができる。ページングメッセージは、無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含むことができる。ページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子を含むことができる。
【0259】
実施形態によれば、基地局は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線デバイスへのページング伝送のための第1のページングメッセージを受信することができる。第1のページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のクローズドアクセスグループ(CAG)識別子を含むことができる。第1のページングメッセージは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含むことができる。基地局は、第1のページングメッセージに基づいて第2のページングメッセージを伝送するためのセルを決定することができる。決定することは、セルが非CAGセルであること、およびパラメータが、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることを示すことに基づくことができる。基地局は、セルを介して第2のページングメッセージを無線デバイスに送信することができる。
【0260】
2.実施形態によれば、基地局は、第1のページングメッセージに基づいて第3のページングメッセージを伝送するための第2のセルを決定することができる。決定することは、第2のセルが無線デバイスの1つ以上のCAG識別子に関連付けられていることに基づくことができる。基地局は、第2のセルを介して第3のページングメッセージを無線デバイスに送信することができる。実施形態によれば、第2のセルは、CAGセルであり得る。実施形態によれば、CAGセルは、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストすることができる。
【0261】
実施形態によれば、基地局は、第3のセルで無線デバイスのためにページングしないと決定することができる。決定することは、第3のセルがCAGセルであること、および第3のセルが無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のいずれにも関連付けられていないことに基づくことができる。
【0262】
実施形態によれば、基地局は、AMFから、第2の無線デバイスへのページング伝送のための第4のページングメッセージを受信することができる。第4のページングメッセージは、第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示す第2のパラメータを含むことができる。基地局は、セルが非CAGセルであること、および第2のパラメータが、第2の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことを示すことと、に基づいて、このセルで第2の無線デバイスのためにページングしないと決定することができる。実施形態によれば、パラメータは、CAG制限パラメータであり得る。
【0263】
[0002]
図29は、本開示の例示的な実施形態の態様によるフロー図である。2910で、nアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からメッセージを受信することができる。2920で、メッセージに基づいて、AMFは、基地局に、無線デバイスのページングメッセージを送信することができる。ページングメッセージは、無線デバイスが非クローズドアクセスグループ(CAG)セルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含むことができる。実施形態によれば、パラメータは、CAG制限パラメータであり得る。実施形態によれば、ページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子を含むことができる。実施形態によれば、メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子を含むことができる。メッセージは、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。メッセージは、サポートされる追跡エリアアイデンティティリストを含むことができる。
【0264】
実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からセットアップ要求メッセージを受信することができる。セットアップ要求メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子を含むことができる。セットアップ要求メッセージは、基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。AMFは、無線デバイスへのページング伝送のために、基地局にページングメッセージを送信すると決定することができる。決定することは、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、に基づくことができる。AMFは、ページングメッセージを基地局に送信することができる。
【0265】
実施形態によれば、AMFは、第2の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第2のページングメッセージを送信すると決定することができる。決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子が第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づくことができる。AMFは、第2のページングメッセージを基地局に送信することができる。
【0266】
実施形態によれば、AMFは、第2の基地局から第2のセットアップ要求メッセージを受信することができる。第2のセットアップ要求メッセージは、第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子、および第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータを含むことができる。AMFは、無線デバイスへのページング伝送のために、第2の基地局にページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、第2の基地局の少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、第2のパラメータが、第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づくことができる。
【0267】
実施形態によれば、AMFは、第3の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第3のページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づくことができる。
【0268】
実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、基地局は、登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、AMFは、無線デバイスが登録エリアに配置されることを予想することができる。
【0269】
実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からセットアップ要求メッセージを受信することができる。セットアップ要求メッセージは、基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。AMFは、無線デバイスへのページング伝送のために、基地局にページングメッセージを送信すると決定することができる。決定は、パラメータに基づくことができる。AMFは、ページングメッセージを基地局に送信することができる。実施形態によれば、決定は、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、に基づくことができる。実施形態によれば、セットアップ要求メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子を含むことができる。実施形態によれば、決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づくことができる。
【0270】
実施形態によれば、AMFは、第2の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第2のページングメッセージを送信すると決定することができる。決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子が第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づくことができる。AMFは、第2のページングメッセージを基地局に送信することができる。
【0271】
実施形態によれば、AMFは、第3の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第3のページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づくことができる。
【0272】
実施形態によれば、AMFは、第2の基地局から第2のセットアップ要求メッセージを受信することができる。第2のセットアップ要求メッセージは、第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含むことができる。AMFは、無線デバイスへのページング伝送のために、第2の基地局にページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、第2の基地局の少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、第2のパラメータが、第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づくことができる。
【0273】
実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、基地局は、登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、AMFは、無線デバイスが登録エリアに配置されることを予想することができる。
【0274】
図30は、本開示の例示的な実施形態の態様によるフロー図である。3010で、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、基地局からメッセージを受信することができる。メッセージは、基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。3020で、パラメータに基づいて、AMFは、基地局に、無線デバイスのページングメッセージを送信することができる。実施形態によれば、送信は、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、に基づくことができる。実施形態によれば、メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子を含むことができる。実施形態によれば、送信することは、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことにさらに基づくことができる。
【0275】
実施形態によれば、AMFは、第2の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第2のページングメッセージを送信することができる。送信することは、基地局の少なくとも1つのCAG識別子が第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づくことができる。
【0276】
実施形態によれば、AMFは、第3の無線デバイスへのページング伝送のために、基地局に第3のページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、第3の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第3のリストにないことと、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、第3の無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていないことと、に基づくことができる。
【0277】
実施形態によれば、AMFは、第2の基地局から第2のメッセージを受信することができる。第2のメッセージは、第2の基地局に関連付けられている少なくとも1つの第2のCAG識別子と、第2の基地局が非CAGセルを含むかどうかを示す第2のパラメータと、を含むことができる。AMFは、無線デバイスへのページング伝送のために、第2の基地局にページングメッセージを送信しないと決定することができる。決定は、第2の基地局の少なくとも1つの第2のCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、第2のパラメータが、第2の基地局が非CAGセルを含まないことを示すことと、に基づくことができる。
【0278】
実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、基地局は、登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、AMFは、無線デバイスが登録エリアに配置されることを予想することができる。
【0279】
実施形態によれば、メッセージは、次世代(NG)セットアップ要求メッセージであり得る。実施形態によれば、メッセージは、次世代(NG)構成更新メッセージであり得る。
【0280】
実施形態によれば、AMFは、基地局との構成の成功を示す応答メッセージを送信することができる。
【0281】
実施形態によれば、ページングメッセージは、コアネットワークによってトリガーされるページングメッセージであり得る。実施形態によれば、ページングメッセージは、ユーザ機器(UE)アイデンティティを含むことができる。ページングメッセージは、アクセスタイプを含むことができる。ページングメッセージは、ページング間欠受信サイクルを含むことができる。ページングメッセージは、無線デバイスに関連付けられている追跡エリアアイデンティティリストを含むことができる。ページングメッセージは、ページング優先度を含むことができる。ページングメッセージは、ページングのためのUE無線能力を含むことができる。ページングメッセージは、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子を含むことができる。ページングメッセージは、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されているかどうかを示すパラメータを含むことができる。
【0282】
実施形態によれば、UEアイデンティティは、システムアーキテクチャエンハンスメント(system architecture enhancement)-一時的モバイル加入者アイデンティティ(S-TMSI)を示すことができる。UEアイデンティティは、国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)を示すことができる。UEアイデンティティは、第5世代S-TMSI(5G-S-TMSI)を示すことができる。
【0283】
実施形態によれば、アクセスタイプは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスまたは非3GPPアクセスのうちの少なくとも1つを含むことができる。実施形態によれば、アクセスタイプは、3GPPアクセスを示すことができる。実施形態によれば、非CAGセルは、いかなるCAG識別子もブロードキャストしない。実施形態によれば、CAGセルは、1つ以上のCAG識別子をブロードキャストすることができる。
【0284】
実施形態によれば、基地局は、セットアップ要求メッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に送信することができる。セットアップ要求メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのクローズドアクセスグループ(CAG)識別子、および基地局が非CAGセルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。基地局は、AMFから、無線デバイスのためのページングメッセージを受信することができる。受信は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子のいずれも、無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにないことと、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、に基づくことができる。実施形態によれば、基地局は、AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することができる。受信は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子が第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子の第2のリストにあることに基づくことができる。実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、基地局は、登録エリアに関連付けられ得る。
【0285】
[0002]
図31は、本開示の例示的な実施形態の態様によるフロー図である。3110で、基地局は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)にメッセージを送信することができる。メッセージは、基地局が非クローズドアクセスグループ(CAG)セルを含むかどうかを示すパラメータを含むことができる。3120で、パラメータに基づいて、基地局は、AMFからページングメッセージを受信することができる。実施形態によれば、ページングメッセージは、無線デバイスのためのものであり得る。
【0286】
実施形態によれば、受信は、パラメータが、基地局が非CAGセルを含むことを示すことと、無線デバイスが非CAGセルにアクセスすることを許可されていることと、にさらに基づくことができる。実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上の追跡エリアアイデンティティ(TAI)を含む登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、基地局は、登録エリアに関連付けられ得る。実施形態によれば、メッセージは、基地局に関連付けられている少なくとも1つのCAG識別子をさらに含むことができる。実施形態によれば、基地局は、AMFから、第2の無線デバイスのための第2のページングメッセージを受信することができる。第2のページングメッセージの受信は、基地局の少なくとも1つのCAG識別子が第2の無線デバイスの1つ以上のCAG識別子のリストにあることに基づくことができる。
【0287】
本明細書では、「a」および「an」ならびに同様の語句は「少なくとも1つ」及び「1つ以上」として解釈される。本明細書では、用語「may」は「例えば、~であってもよい」として解釈される。言い換えると、用語「may」は、用語「may」に続く語句が複数の適切な可能性の1つの例であり、種々の実施形態の1つ以上に対して用いられても用いられなくてもよいことを示す。AおよびBがセットであり、Aのあらゆる要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bのサブセットと呼ばれる。本明細書では、空でないセットおよびサブセットのみが考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能なサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。
【0288】
この仕様では、パラメータ(情報要素:IE)は1つ以上のオブジェクトで構成され、それらのオブジェクトのそれぞれは1つ以上の他のオブジェクトで構成される。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的な実施形態では、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータのうちの1つのパラメータが、1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つに含まれるが、1つ以上のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
【0289】
開示される実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、本明細書では、定義された機能を実施し、他の要素への定義されたインターフェースを有する分離可能な要素として定義されている。本開示に記載されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせで実装され得、それらは動作的に等価である。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlabなど)もしくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されたコンピュータ言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装されてもよい。さらに、ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成するVHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。最後に、上記の技術は機能モジュールの結果を達成するためにしばしば組み合わせて使用されることを強調しておく必要がある。
【0290】
本発明の例示的な実施形態は、様々な物理および/または仮想ネットワーク要素、ソフトウェア定義ネットワーキング、仮想ネットワーク機能を使用して実装することができる。
【0291】
この特許文書の開示には、著作権保護の対象となる資料が組み込まれている。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイルまたは記録にあるように、法律で要求される限られた目的のために、特許文書または特許開示の誰しもによるファクシミリ複製に異議を唱えないが、それ以外はあらゆるすべての著作権を留保する。
【0292】
様々な実施形態が上記で説明されてきたが、それらは例として提示されており、限定ではないことを理解されたい。当業者には、趣旨および範囲を逸脱することなく。形態および詳細の様々な変更をなし得ることが明らかであろう。実際、上記の説明を読んだ後、代替的な実施形態をどのように実装するかは当業者には明らかであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。特に、例示の目的のために、上記の説明は、5G ANを使用する例に焦点を合わせていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本開示の実施形態が1つ以上のレガシーシステムまたはLTEを含むシステムにおいても実装可能であることを認識するであろう。開示された方法およびシステムは、無線または有線システムで実装されてもよい。本開示に提示された種々の実施形態の特徴は組み合わされてもよい。一実施形態の1つまたは多くの特徴(方法またはシステム)は、他の実施形態で実装されてもよい。強化された伝送および受信システムおよび方法を作成するために様々な実施形態で組み合わせられ得る特徴の可能性を当業者に示すために、限られた数の例示的な組み合わせが示される。
【0293】
さらに、機能性および利点を強調する図は、いずれも例示目的のために提示されていることを理解されたい。開示されたアーキテクチャは、示される以外の方式で利用することができるように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いくつかの実施形態では、任意のフローチャートに列挙された動作は、並べ替えられてもよく、または任意選択で使用されてもよい。
【0294】
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許または法的用語または専門語に精通していない当該技術分野の科学者、技術者および実務家が、一瞥して本出願の技術的な開示の性質と本質を迅速に判断できるようにすることである。本開示の要約は、多少なりとも範囲を限定することを意図するものではない。
【0295】
最後に、「する手段」または「するステップ」という明示的な用語を含む請求項のみが、35 U.S.C.112の下で解釈されることが出願人の意図である。「する手段」または「するステップ」という語句を明示的に含まない請求項は、35 U.S.C.112の下で解釈されるべきでない。