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  • 特許-画像読取装置 図1
  • 特許-画像読取装置 図2
  • 特許-画像読取装置 図3
  • 特許-画像読取装置 図4
  • 特許-画像読取装置 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-15
(45)【発行日】2024-03-26
(54)【発明の名称】画像読取装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/04 20060101AFI20240318BHJP
   H04N 1/10 20060101ALI20240318BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20240318BHJP
   G03B 27/50 20060101ALI20240318BHJP
【FI】
H04N1/04 105
H04N1/10
H04N1/00 567Q
G03B27/50 A
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2019216152
(22)【出願日】2019-11-29
(65)【公開番号】P2021087160
(43)【公開日】2021-06-03
【審査請求日】2022-11-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003133
【氏名又は名称】弁理士法人近島国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】瓜田 彰
【審査官】橘 高志
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-119421(JP,A)
【文献】特開2016-085432(JP,A)
【文献】特開2001-083624(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/04
H04N 1/10
H04N 1/00
G03B 27/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
副走査方向に延びるガイドシャフトと、
前記ガイドシャフトによって前記副走査方向に移動可能に支持され、シートの画像を読み取る読取部と、
前記ガイドシャフトの前記副走査方向における一端部を支持する第1支持部と、前記ガイドシャフトの前記副走査方向における他端部を支持する第2支持部と、前記ガイドシャフトの下方に配置される底面と、前記副走査方向において前記第1支持部と前記第2支持部との間に配置され、前記底面から上方に突出する第1突出部と、前記副走査方向において前記第1支持部と前記第2支持部との間、かつ前記第1突出部とは異なる位置に配置され、前記底面から上方に突出する第2突出部と、を有し、前記読取部を収容する筐体と、
弾性変形可能であり、前記第1突出部と前記ガイドシャフトとを接着する第1接着部と、
弾性変形可能であり、前記第2突出部と前記ガイドシャフトとを接着する第2接着部と、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記筐体は、前記副走査方向において前記第1支持部と前記第2支持部との間、かつ前記第1及び第2突出部とは異なる位置に配置され、前記底面から上方に突出する第3突出部を有し、
弾性変形可能であり、前記第3突出部と前記ガイドシャフトとを接着する第3接着部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記ガイドシャフトは、前記第1支持部、前記第2支持部、前記第1接着部、前記第2接着部及び前記第3接着部にのみ支持される、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第1接着部及び前記第2接着部は、鉛直方向において0.5mm~3.0mmの厚さを有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記第1接着部及び前記第2接着部は、前記筐体よりも剛度が低い、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記第1接着部及び前記第2接着部を含む、前記副走査方向に並設される複数の接着剤を有し、
前記複数の接着剤の前記副走査方向における合計の長さは、前記ガイドシャフトの長さの3分の1以下である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記第1接着部は、前記第1突出部の上面と前記ガイドシャフトとを接着する接着剤であり、
前記第2接着部は、前記第2突出部の上面と前記ガイドシャフトとを接着する接着剤である、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記筐体は、金属材料によって構成される、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ケースと、ケースに支持されるガイドレールと、ガイドレールに案内されながら副走査方向に移動する画像読取ユニットと、を備えた画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。ケースには、1対の位置決め用リブと、接着用リブと、が形成されており、ガイドレールは、1対の位置決め用リブによって下支えされている。また、1対の位置決め用リブの間に配置された接着用リブの上面には、接着剤が塗布され、該接着剤によって、ガイドレールが接着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-119421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のケース及び1対の位置決め用リブは、合成樹脂によって一体成形されており、これらケース及び1対の位置決め用リブが、ガイドレールに近づく方向に変形することがある。
【0005】
ガイドレールは、1対の位置決め用リブに直接接触しているため、1対の位置決め用リブの変位がガイドレールに伝達し、ガイドレールが変形する虞がある。そして、ガイドレールが変形すると、ガイドレールに案内される画像読取ユニットが正しくシートの画像を読み取れず、読取画像が劣化することがあった。
【0006】
そこで、本発明は、読取画像の劣化を抑えた画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、画像読取装置において、副走査方向に延びるガイドシャフトと、前記ガイドシャフトによって前記副走査方向に移動可能に支持され、シートの画像を読み取る読取部と、前記ガイドシャフトの前記副走査方向における一端部を支持する第1支持部と、前記ガイドシャフトの前記副走査方向における他端部を支持する第2支持部と、前記ガイドシャフトの下方に配置される底面と、前記副走査方向において前記第1支持部と前記第2支持部との間に配置され、前記底面から上方に突出する第1突出部と、前記副走査方向において前記第1支持部と前記第2支持部との間、かつ前記第1突出部とは異なる位置に配置され、前記底面から上方に突出する第2突出部と、を有し、前記読取部を収容する筐体と、弾性変形可能であり、前記第1突出部と前記ガイドシャフトとを接着する第1接着部と、弾性変形可能であり、前記第2突出部と前記ガイドシャフトとを接着する第2接着部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、読取画像の劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本実施の形態に係る画像読取装置を示す斜視図。
図2】画像読取装置を示す平面図。
図3】ガイドシャフトの一端部を示す斜視図。
図4図3のA-A断面を示す断面図。
図5図2のB-B断面を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本実施の形態に係る画像読取装置について説明する。なお、本実施の形態においては、画像読取装置単独の状態で構成を説明する。しかしながら、画像読取装置はイメージスキャナーとして単独で用いられてもよいことは勿論のこと、複写機やプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を備えた複合機などの画像形成装置に設けられても良い。
【0011】
また、本実施の形態において、原稿とは、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものである。加えて、シートとしての原稿は、白紙でも片面又は両面に画像が形成されていても良いものとする。
【0012】
〔全体構成〕
本実施の形態に係る画像読取装置101は、図1及び図2に示すように、筐体1と、筐体1の上部に設けられる原稿台ガラス2と、を備えている。筐体1は、内部空間を有するように箱状に形成され、板金等の金属材料から構成されるフレームである。
【0013】
筐体1の内部空間には、軸方向AD、すなわち副走査方向に延びるガイドシャフト5と、ギヤプーリ7と、プーリ8a,8bと、ギヤプーリ7及びプーリ8a,8bに巻回される駆動ベルト9と、読取部3と、が収容されている。ギヤプーリ7は、筐体1に支持される駆動モータ4によって駆動され、駆動モータ4及びギヤプーリ7が駆動することで駆動ベルト9が回転する。
【0014】
読取部3は、駆動ベルト9及びガイドシャフト5に支持されると共に、ガイドシャフト5によって軸方向ADに案内される。また、筐体1の内部空間には、読取部3が非画像読取時に位置する待機位置に位置しているか否かを検知する不図示の検知部が配置されている。
【0015】
本実施の形態では、図1及び図2における筐体1の内部空間の左端位置が待機位置となっており、読取部3は、待機位置において、原稿台ガラス2に載置された原稿の左端の画像を読み取る。読取部3は、原稿の画像を読み取る読取ジョブが入力する前の待機状態では、待機位置にて待機する。
【0016】
読取部3は、イメージセンサ及び内部部品を保持する不図示のキャリッジと、原稿に対して光を照射する不図示の光源と、を有している。イメージセンサは、図示しない帯状のFFC(フレキシブルフラットケーブル)によって不図示の制御部と電気的に接続されており、イメージセンサによって読み取られた画像情報は、制御部に送信される。
【0017】
原稿が原稿台ガラス2にセットされた状態でスキャンジョブが開始されると、駆動モータ4によって駆動ベルト9が駆動する。すると、駆動ベルト9に支持される読取部3は、ガイドシャフト5に沿って待機位置から軸方向ADに移動する。この時、原稿台ガラス2に載置された原稿は走査され、原稿の画像が読み取られる。
【0018】
読取部3が、原稿のサイズに応じた所定の位置まで移動すると、モータが逆転することで駆動ベルト9が逆転する。そして、読取部3は、待機位置まで戻り、読取動作が完了する。
【0019】
[ガイドシャフトの支持構成]
次に、ガイドシャフト5の支持構成について詳述する。図3は、ガイドシャフト5の軸方向ADにおける一端部51又は軸方向ADにおける他端部52を示す斜視図である。これら一端部51及び他端部52の支持構成は同様である。
【0020】
図4は、図3のA-A断面を示す断面図である。図5は、図2のB-B断面を示す断面図である。図3及び図4に示すように、筐体1の軸方向ADにおける一方側の側面1aには、孔部61が形成されており、第1支持部としての孔部61には、ガイドシャフト5の一端部51が嵌合して支持されている。同様に、筐体1の軸方向ADにおける他方側の側面1bには、孔部62が形成されており、第2支持部としての孔部62には、ガイドシャフト5の他端部52が嵌合して支持されている。
【0021】
一端部51及び他端部52は、それぞれ例えばE型の止め輪等の固定部材14,15によって軸方向ADにおいて抜け止めされている。なお、一端部51及び他端部52のうちの少なくとも一方を固定部材によって固定すればよい。このように、ガイドシャフト5は、筐体1の底面1cに対して隙間を持った状態で、筐体1に対して軸方向AD及び軸方向ADに直交する径方向に位置決めされている。
【0022】
一方、図1図2及び図5に示すように、ガイドシャフト5の下方に配置される底面1cには、ガイドシャフト5に近づくように上方に突出する複数(本実施の形態では3つ)の突出部16,17,18が設けられている。突出部16,17,18は、例えば絞り加工によって形成される。突出部16,17,18は、ガイドシャフト5の直下に配置されており、軸方向ADにおいて間隔を空けて並設されている。また、突出部16,17,18は、軸方向ADにおいて、孔部61,62の間に配置されており、孔部61,62の間におけるガイドシャフト5の長さを4分割するように略等間隔に配置されている。
【0023】
突出部16,17,18の上面(例えば上面16a(図5参照))には、それぞれ接着剤19,20,21が設けられており、これら接着剤19,20,21は、接着部25を構成している。接着剤19,20,21は、突出部16,17,18と同様に、ガイドシャフト5の直下に配置されており、軸方向ADにおいて間隔を空けて並設されている。例えば、第2の接着剤としての接着剤20は、軸方向ADにおいて第1の接着剤としての接着剤19と間隔を空けて配置されている。また、接着剤19,20,21は、軸方向ADにおいて、孔部61,62の間に配置されており、孔部61,62の間におけるガイドシャフト5の長さを4分割するように略等間隔に配置されている。
【0024】
接着剤19,20,21は、軸方向ADに直交する径方向のうちの鉛直方向VDにおいて、筐体1の一部である突出部16,17,18と、ガイドシャフト5と、の間に設けられ、突出部16,17,18とガイドシャフト5を弾性的に接着している。接着剤19,20,21は、弾性変形可能に構成されていればその材料や成分は限定されず、例えば空気中で硬化する一般的な接着剤や、UV光により硬化するUV接着剤、熱可塑性の接着剤などを適用可能である。
【0025】
なお、本実施の形態では、突出部16,17,18及び接着剤19,20,21をそれぞれ3つずつ設けたが、これに限定されず、1つ、2つ並びに4つ以上設けてもよい。
【0026】
このように、ガイドシャフト5は、孔部61,62以外では、筐体1に接触することなく、接着部25によって支持されている。言い換えれば、ガイドシャフト5は、孔部61,62及び接着部25にのみ支持されている。なお、ガイドシャフト5は、筐体1以外であって、弾性変形可能であれば、例えばバネやスポンジに支持されていてもよい。
【0027】
[接着剤の作用]
ところで、読取部3は、搭載される装置の仕様などにより、縮小光学系や密着光学系などのいくつかの種類のものが考えられる。縮小光学系の読取部は、多数の光学ミラー、光学レンズ、撮像素子及び多数の光源からなる照明装置などを搭載する。密着光学系の読取部は、縮小光学系に比べて小さなパッケージにレンズアッセンブリ、撮像素子及び照明装置を搭載する。このように、読取部3は、装置の仕様により使用される部品の大きさや部品数が異なり、大きさや重量も様々である。
【0028】
図5に示すように、読取部3は、保持部10を有しており、保持部10は、ガイドシャフト5に軸方向ADに移動可能に支持されている。保持部10は、ガイドシャフト5に対して凡そ嵌合しているため、ガイドシャフト5の真直度によって読取部3によって読み取られる画像の品質が変わってしまう。言い換えれば、ガイドシャフト5が変形すると、読取部3によって読み取られる画像が劣化してしまう。
【0029】
読取部3は、その種類によって大きさや重量が異なるが、スキャンジョブの開始に伴って軸方向ADに移動する時に発生するモーメント力による振動や読取部3の重量によって、ガイドシャフト5に荷重がかかる。このガイドシャフト5にかかった荷重は、図1乃至図5に示すように、孔部61,62の間において、接着剤19,20,21によって受けられる。このため、ガイドシャフト5の下方への撓み等の変形が抑制され、読取画像の劣化を抑えることができる。
【0030】
また、筐体1の底面1cが変形したり、ユーザから筐体1に振動などが与えられたりした場合には、弾性変形可能に構成された接着剤19,20,21がこれらの変形や振動を吸収する。例えば、筐体1の底面1cが上方に膨らむように変形した場合、底面1cに設けられた突出部16,17,18も上方に変位し、ガイドシャフト5に近づく。しかしながら、突出部16,17,18とガイドシャフト5との間に設けられた接着剤19,20,21が突出部16,17,18の変位を吸収するため、ガイドシャフト5の変形が抑制され、読取画像の劣化を抑えることができる。
【0031】
本実施の形態では、接着剤19,20,21は、それぞれ軸方向ADにおいて長さL1,L2,L3を有している。そして、これら接着剤19,20,21の軸方向ADにおける合計の長さ(L1+L2+L3)は、ガイドシャフト5の長さL4(図2参照)の3分の1以下に設定されている。
【0032】
これにより、軸方向ADにおいて、孔部61,62の間でガイドシャフト5が接着剤19,20,21に支持されず宙に浮いている領域R1,R2,R3,R4を設けることができる。この領域R1,R2,R3,R4では、筐体1の変形や振動をガイドシャフト5が受けることはないため、ガイドシャフト5の変形を効果的に抑制し、読取画像の劣化を抑えることができる。
【0033】
また、接着剤19,20,21は、鉛直方向VDにおいて0.5mm~3.0mmの厚さを有している。更に好ましくは、接着剤19,20,21は、鉛直方向VDにおいて1.0mm~2.5mmの厚さを有し、例えば本実施の形態では1.7mmの厚さを有している。また、接着剤19,20,21は、金属材料から構成される筐体1よりも剛度が低い。これらにより、接着剤19,20,21は、突出部16,17,18の変位を効果的に吸収することができ、読取画像の劣化を抑えることができる。
【0034】
このように、接着剤19,20,21によって、読取部3の自重や振動に起因するガイドシャフト5の上方から下方への撓みを抑制すると共に、筐体1の変形や振動に起因する突出部16,17,18の下方から上方への変位を吸収することができる。これにより、ガイドシャフト5の変形が抑制され、読取画像の劣化を抑えることができる。
【0035】
また、ガイドシャフト5を筐体1に組み付ける際には、突出部16,17,18に接着剤19,20,21に塗布した状態で孔部61,62にガイドシャフト5を嵌合させるのみであるため、組付け性を向上できる。また、ガイドシャフト5を太くしたり、ガイドシャフト5と筐体1の底面1cとの間に接着剤19,20,21以外の板バネやスポンジ等の弾性部材を設けたりせずとも、ガイドシャフト5の変形を低減できるので、コストダウン及び小型化できる。
【0036】
<その他の実施形態>
なお、本実施の形態では、筐体1は金属材料から構成されていたが、これに限定されず、例えば樹脂材料から構成されてもよい。また、本実施の形態では、ガイドシャフト5は円柱形状に形成されていたが、これに限定されず、例えば楕円柱形状や多角柱形状に形成してもよい。
【符号の説明】
【0037】
1:筐体/1c:底面/3:読取部/5:ガイドシャフト/16,17,18:突出部/16a:上面/19:複数の接着剤、第1の接着剤/20:複数の接着剤、第2の接着剤/21:複数の接着剤/25:接着部/51:一端部/52:他端部/61:第1支持部(孔部)/62:第2支持部(孔部)/101:画像読取装置/AD:軸方向/L1,L2,L3,L4:長さ/VD:鉛直方向
図1
図2
図3
図4
図5