(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-18
(45)【発行日】2024-03-27
(54)【発明の名称】ソファ及びソファシステム
(51)【国際特許分類】
A47C 17/04 20060101AFI20240319BHJP
A47C 20/02 20060101ALI20240319BHJP
A47C 7/72 20060101ALI20240319BHJP
【FI】
A47C17/04 Z
A47C20/02
A47C7/72
(21)【出願番号】P 2019176068
(22)【出願日】2019-09-26
【審査請求日】2022-08-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000001351
【氏名又は名称】コクヨ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085338
【氏名又は名称】赤澤 一博
(72)【発明者】
【氏名】▲鶴▼▲崎▼ 健太郎
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】実公昭52-024086(JP,Y1)
【文献】特開2017-217399(JP,A)
【文献】特開2003-102583(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 17/00-86
A47C 20/02
A47C 7/72
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
座面と、外周起立面と、外縁部の近傍にアジャスタを備え当該アジャスタを介して床面上に近接配置される底面と、この底面の前記外縁部から前記外周起立面の下縁部に向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面とを具備してなり、
前記傾斜面と前記床面との間に、開口高さ寸法と奥行寸法とが略等しいテーパー空間が形成されるように構成され
、
前記傾斜面を有する袴部材が、前記外周起立面を有する周壁部材と別体をなし、周壁部材の下端に着脱可能に装着され、
前記外周起立面の高さ寸法が前記袴部材の高さ寸法よりも大きいソファ。
【請求項2】
前記座面が、平面視略四角形状をなすものであり、前記外周起立面が、正面、側面及び背面である請求項1記載のソファ。
【請求項3】
少なくとも請求項2記載のソファを2台備え、それらのソファを側面同士が当接又は近接するように配列させてなるソファシステム。
【請求項4】
隣接する前記ソファの両傾斜面と前記床面との間に、前記両傾斜面に係接する対をなす上向傾斜面を備えたオプション部材を配している請求項
3記載のソファシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等で好適に使用されるソファ、及びこのようなソファを用いたソファシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近時のオフィス等においては、リラックス、没頭、雑談・相談等に適した多様な姿勢のサポートを図るべく、通常の事務用椅子だけでなく、ワーク感を感じさせないボリューム感と暖かみのある種々の形態のソファが設置されることもある。
【0003】
ところで、このような態様で使用されるソファにおいては、着座者のみならずその着座者と会話する他の者もソファに接近することが考えられる。ところが、従来のソファ(例えば、特許文献1を参照)には周囲から人が打ち合わせ等のために近づくという使用状況が想定されておらず、周囲に蹴り込み空間を備えたものは見受けられない。そのため、着座者とその他の者とが接近して打ち合わせや雑談を行う際に不便なものになる。
【0004】
このような不具合の発生を抑制するには、家具の前面に設けられているような段状の蹴り込み空間をソファの周囲に設けることが考えられるが、一般に知られている段状の蹴り込み空間は、奥端の上部に外部から視認し難い入隅が存在しているため、清掃が難しくなるという問題が予想される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前述した課題を解消することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明に係るソファは、座面と、外周起立面と、外縁部の近傍にアジャスタを備え当該アジャスタを介して床面上に近接配置される底面と、この底面の前記外縁部から前記外周起立面の下縁部に向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面とを具備してなり、前記傾斜面と前記床面との間に、開口高さ寸法と奥行寸法とが略等しいテーパー空間が形成されるように構成され、前記傾斜面を有する袴部材が、前記外周起立面を有する周壁部材と別体をなし、周壁部材の下端に着脱可能に装着され、前記外周起立面の高さ寸法が前記袴部材の高さ寸法よりも大きいものである。
【0008】
請求項2記載の発明に係るソファは、請求項1記載のものにおいて、前記座面が、平面視略四角形状をなすものであり、前記外周起立面が、正面、側面及び背面であるものである。
【0010】
請求項3記載の発明に係るソファシステムは、少なくとも請求項2記載のソファを2台備え、それらのソファを側面同士が当接又は近接するように配列させてなる。
【0011】
請求項4記載の発明に係るソファシステムは、請求項3記載のものにおいて、隣接する前記ソファの両傾斜面と床面との間に、前記両傾斜面に係接する対をなす上向傾斜面を備えたオプション部材を配しているものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、清掃が困難になるという問題を発生させることなく、ソファに着座している者とその他の者とが接近して打ち合わせや雑談等を行いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態に係るソファシステムを示す斜視図。
【
図2】同実施形態に係るソファシステムを示す底面図。
【
図3】同実施形態に係るソファシステムにおける要部を示す正面図。
【
図4】同実施形態に係るソファシステムを示す正面図。
【
図5】同実施形態に係るソファシステムを示す右側面図。
【
図6】同実施形態に係るソファシステムを示す背面図。
【
図7】同実施形態に係るソファシステムを示す平面図。
【
図8】同実施形態に係るソファシステムを示す底面図。
【
図12】同実施形態に係るオプション部材を示す斜視図。
【
図13】同実施形態に係るオプション部材の取付態様を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の一実施形態を、
図1~
図13を参照しつつ説明する。
【0015】
図1及び
図2は、本発明に係る第1~第4のソファ1~4を組み合わせたソファシステムSを示している。
【0016】
第1のソファ1は、
図1~
図10に示すように、前後二種類の座面1a、1bを有するソファ本体5と、このソファ本体5における前後の座面1a、1bの境界に配された境界部材たる背凭れ6とを備えてなり、背凭れ6が、前後に傾斜姿勢を変更可能に構成されている。また、この第1のソファ1は、前後の座面1a、1bと、外周起立面すなわち正面1c、側面1d及び背面1eと、底面1fと、この底面1fの外縁部から正面1c、側面1d及び背面1eの下縁部にそれぞれ向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面1gとを具備してなり、座面1a、1bが、平面視略四角形状をなす。前の座面1aと後の座面1bの高さ位置は、相対的に異ならせてある。ソファ本体5は、
図1、
図4、
図5及び
図7に示すように、後縁部に隆起部分5aを備えたものであり、この隆起部分5aの上面を後の座面1bとしている。この隆起部分5aの前向き面5a1が、背凭れ2の最後傾姿勢に対応した後傾面をなしている。
【0017】
詳述すれば、ソファ本体5は、
図1及び
図3~
図6に示すように、正面1c、側面1d及び背面1eを有する周壁部材51と、この周壁部材51と別体をなし傾斜面1gを有する袴部材52とを備えている。周壁部材51の後縁部には前述した隆起部分5aが形成されており、この隆起部分5aの上面が前述した後の座面1bをなしている。一方、隆起部分5aの前向き面5a1は、前述したように背凭れ2の最後傾姿勢に対応した後傾面をなしている。そして、周壁部材51の隆起部5aより前方の部分の上面が、前述した前の座面1aをなしている。一方、袴部材52は、周壁部材51の下端に着脱可能に装着され、
図1~
図6及び
図8に示すように、下端部に枠部材521を備えているとともに、この枠部材521の外周縁から傾斜面1gが斜め上方に向けて伸びている。そして、枠部材521の内側には目隠し布522が張設されているとともに、枠部材521の四隅部にはアジャスタ523が螺着されている。すなわち、このソファ1は底面1fにアジャスタ523を備えたものである。また、このソファ1の底面1fは、枠部材521の下面と目隠し布522の下面とにより形成されている。このアジャスタ523は、
図11に示すように、床面Fに設置するアジャスタ本体523aと、このアジャスタ本体523aの上面中心部に設けられた多角柱状のスペーサ523bと、このスペーサ523bの上面中心部から上方に突出する雄ネジ部523cとを備えたものであり、その雄ネジ部523bが前記枠部材521に設けられた図示しないナットに螺着されている。
【0018】
また、このソファ本体5には、前述した背凭れ6を傾動可能に支持するための背支桿53が設けられている。背支桿53は、
図9~
図11に示すように、周壁部材51を構成する構造材に固定された固定部531と、この固定部531に角度調整機構533を介して前後傾動可能に支持された可動部532とを備えたものである。固定部531及び角度調整機構533は、左右対をなして設けられている。可動部532は、
図11に示すように、角度調整機構533にそれぞれ連設された可動ブラケットと532aと、これら可動ブラケット532aに左右を支持させた例えば門形をなすフレーム532bと、このフレームの532bの前面に架設した横架材532cとを備えたものである。角度調整機構533は、ラチェットヒンジと称される通常のもので、背凭れ6を
図9に示す最後傾位置(P)から
図10に示す最前傾位置(Q)に向けて回動させる場合に、複数箇所に設定した図示しない所定の中間位置に達する毎にその背凭れ6を後方に傾動しないようにロックできるとともに、最前傾位置(Q)を越えてさらに若干前方に傾動させることによってロック状態が一時的に解除され背凭れ6を一気に最後傾位置(P)にまで戻すことができるようになっている。このような作用を営むラチェットヒンジは、通常のものであるため詳細な説明は省略する。そして、背支桿53の可動部532に背凭れ6が上下遊動可能に支持されている。
【0019】
背凭れ6は、
図9及び
図10に示すように、ソファ本体5上に下端部6aを当接させて設けられ背支桿53に上下遊動を許容された状態で装着されたものである。この背凭れ6は、外装袋材61と、この外装袋材61の内部に配され下端部を外部に開放された内装袋材62と、これら内装袋材62と外装袋材61の間に充填されたクッション材63とを備えたものであり、前記内装袋材62内に前記背支桿53の可動部532が上下遊動可能に挿入されている。すなわち、背凭れ6と可動部532とは固定されておらず、背凭れ6は自重で下方に落ち込んでその下端部6aが常にソファ本体5の前の座面1aに接するようになっている。但し、背凭れ6の下部は図示しない線ファスナで固定されているので可動部532から抜けてしまうことはない。
【0020】
第2のソファ2は、
図1~
図2に示すように、第1のソファ1の2倍の幅寸法を有するソファ本体5と、このソファ本体に設けられた2つの背凭れ6とを備えたものであり、第1のソファ1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。但し、第2のソファ2の前の座面、後の座面、正面、側面、背面、底面及び傾斜面には、それぞれ順に符号2a、2b、2c、2d、2e、2f及び2gを付している。
【0021】
第3のソファ3は、
図1~
図2に示すように、第1、第2のソファ1、2の前の座面1aと同じ高さの座面3aを有するもので、隆起部や背凭れは備えていない。このソファ3も、座面3aと、外周起立面すなわち正面3c、側面3d及び背面3eと、底面3fと、この底面3fの外縁部から正面3c、側面3d及び背面3eの下縁部に向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面3gとを具備してなる。そして、この第3のソファ3も、周壁部材51と袴部材52とを備えたものであり、第1のソファ1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
第4のソファ4は、
図1~
図2に示すように、第1、第2のソファ1、2の後の座面1bよりも高い位置にある座面4aを有するもので、隆起部や背凭れは備えていない。このソファ4も、座面4aと、外周起立面すなわち正面4c、側面4d及び背面4eと、底面4fと、この底面4fの外縁部から正面4c、側面4d及び背面4eの下縁部に向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面4gとを具備してなる。そして、この第4のソファ4も、周壁部材51と袴部材52とを備えたものであり、第1のソファ1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】
本実施形態では、
図1、
図3及び
図13に示すように、互いに隣接する2台のソファ1~4の側面1d、2d、3d、4d同士が当接又は近接するように配列させている。そして、互いに隣接する第1のソファ1及び第3のソファ3の両傾斜面1g、3gと床面Fとの間に、前記両傾斜面1g、3gに係接する対をなす上向傾斜面9aを備えているとともに電源コンセント91を備えたオプション部材である電源オプション9を配している。
【0024】
この電源オプション9は、
図12に示すように、電源コンセント91と、この電源コンセント91の前端部を通過させるためのコンセント挿通孔92aを有する正面視略二等辺三角形状の前板92と、この前板92の斜辺からそれぞれ延出させた傾斜板93と、これら傾斜板93の下端近傍部からそれぞれ外側方に延出させた左右の取付板94とを備えたもので、各傾斜板93の外面が前述した上向傾斜面9aをなしている。一方の取付板、本実施形態では左の取付板94には、アジャスタ523のスペーサ部523bが遊嵌し外方に開放された切欠部94xが形成されている。他方の取付板すなわち右の取付板94には、アジャスタ523のスペーサ部523bが遊嵌する長孔94aが形成されている。これらの取付板94の厚さ寸法は、スペーサ部523bの厚さ寸法よりも小さく設定されており、アジャスタ523を目一杯締め付けてもこれらの取付板94は左右方向に遊動できるようになっている。
【0025】
この実施形態では、全てのソファ1~4が傾斜面1g~4gを備えているため、
図2及び
図13に示すように、各傾斜面1g~4gと床面Fとの間には外方に向かって漸次拡開するテーパー空間T、換言すれば奥に行くほど上下幅が連続して小さくなるテーパー空間Tが底面視グリッド状に形成されることになる。
傾斜面1g~4gと床面Fとの間に形成されるテーパー空間Tは、その開口高さ寸法Hと奥行寸法Dとが略等しい。そして、隣接するソファ1~4間には、左右のテーパー空間Tが合わさって前述した電源オプション9等を収容することができるトンネルが形成されている。
【0026】
以上に述べたように、本実施形態の構成によれば、底面1f~4fの外縁部から正面1c~4c、側面1d~4d及び背面1e~4eの下縁部に向かって漸次上昇するようにそれぞれ設けられた傾斜面1gを備えているので、その傾斜面1g~4gと床面Fとの間に形成されるテーパー空間Tが蹴り込み空間としての空間をなすため、ソファ1~4に接近する者のつま先がソファ1~4に干渉するという不具合の発生を抑制することができる。そのため、着座者とソファ1~4に接近して着座者と打ち合わせ等を行う者との相対姿勢をより自由なものにすることができる。しかも、蹴り込み空間としての機能をなすテーパー空間Tは、奥端の上部に段状の入隅が存在しないため、清掃も容易になる。
【0027】
傾斜面1g~4gを有する袴部材52と、外周起立面すなわち正面1c~4c、側面1d~4d及び背面1e~4eを有する周壁部材51とを別体としているので、袴部材52を汚れに強い素材や、傷つきにくい強度のある素材とすることができ、メンテナンス性も向上する。また、傾斜面1g~4gと正面1c~4c、側面1d~4d及び背面1e~4eとを色違いにすることや、傾斜面1g~4gが傷ついた際に袴部材52を交換することも容易となる。
【0028】
隣接するソファ1、3の両傾斜面1g、3gと床面Fとの間に配する電源オプション9が、両傾斜面1g、3gに係接する対をなす上向傾斜面9aを備えているので、隣接するソファ1、3の接近度合いを調節することにより傾斜面1g、3gと電源オプション9の上向傾斜面9aとを密着させることが可能となり、電源オプション9をがたつきなく安定した状態で設置しておくことができる。特に本実施形態では、電源オプション9に上向傾斜面9aを有する傾斜板93から左右の取付板94をそれぞれ外側方に延出させて設け、電源オプション9がソファ1、3に対して左右方向に遊動できるようにすべく、これらの取付板94に切欠部94x、長孔94aをそれぞれ形成してアジャスタ523のスペーサ部523bを遊嵌させるようにしているので、電源オプションのソファ1、3に対する位置決めを容易に行うことができる。ここで、左右の取付板94の双方にアジャスタ523のスペーサ部523bが遊嵌する長孔94aを設けるようにしてもよい。但し、本実施形態では一方の取付板94に外方に開放された切欠部94xを設けているので、この電源オプション9のソファ1、3への装着が容易である。
【0029】
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
【0030】
例えば、上述した実施形態では、互いに隣接する第1のソファと第3のソファとの間に電源オプションを設けているが、互いに隣接する第2のソファと第3のソファとの間にも電源オプションを設けるようにしてももちろんよい。
【0031】
オプション部材は、電源オプションに限らず、例えばソファの前に配置して使用するテーブルであってもよい。その場合、テーブルの脚羽根を隣接するソファの両傾斜面と床面との間に配するようにすればテーブルをソファにより近接させることができるのでなおよい。この場合も、脚羽根の一部が上向傾斜面を有するものとし、その上向傾斜面を互いに隣接するソファの両傾斜面にそれぞれ係接可能なものとすれば、テーブルのソファに対する位置決めを容易に行うことができる。もちろん、電源オプションやテーブル以外のオプション部材を設けるようにしてもよく、オプション部材をすべて省略してもよい。
【0032】
さらに、座面の平面視における形状が円形状や三角形状等、略四角形状以外であるソファに本発明を適用してもよい。
【0033】
加えて、上述した実施形態では、ソファ本体が、周壁部材の下端に袴部材を着脱可能に設け、袴部材が、底面の外縁部から前記外周起立面の下縁部に向かって漸次上昇するように設けられた傾斜面を有しているが、周壁部材と袴部材とを一体に形成したソファに本発明を適用してもよい。すなわち、周壁部材と袴部材とを一体に形成したソファであっても、その底面から外周起立面の下縁部に向かって漸次上昇するように傾斜面を設けたものであれば、本発明の最も主要な効果を得ることはできる。
【0034】
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
【符号の説明】
【0035】
S…ソファシステム
1~4…ソファ
1a~4a、1b、2b…座面
1c~4c…外周起立面(正面)
1d~4d…外周起立面(側面)
1e~4e…外周起立面(背面)
1f~4f…底面
1g~4g…傾斜面
51…周壁部材
52…袴部材
9…オプション部材(電源オプション)
9a…上向傾斜面
F…床面