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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-19
(45)【発行日】2024-03-28
(54)【発明の名称】飲料容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 41/00 20060101AFI20240321BHJP
【FI】
B65D41/00
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020074479
(22)【出願日】2020-04-20
(65)【公開番号】P2021172341
(43)【公開日】2021-11-01
【審査請求日】2022-12-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000003702
【氏名又は名称】タイガー魔法瓶株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100136319
【弁理士】
【氏名又は名称】北原 宏修
(74)【代理人】
【識別番号】100148275
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100142745
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 世子
(74)【代理人】
【識別番号】100143498
【弁理士】
【氏名又は名称】中西 健
(72)【発明者】
【氏名】山内 美佳
【審査官】長谷川 一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-223207(JP,A)
【文献】特開平11-056613(JP,A)
【文献】特開2017-206269(JP,A)
【文献】特開2010-189037(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 41/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体と、
栓体と、を備える飲料容器であって、
前記栓体は、飲み口を密閉するためのパッキンと、基部および前記基部とは反対側に位置する自由端部を有すると共に前記パッキンを装着せずに前記栓体を閉じたときに前記飲み口と干渉する干渉部材と、を含み、
前記パッキンは、前記基部の大半部を覆うように前記栓体に装着可能であり、
前記パッキンが前記栓体に装着される際に、前記自由端部は、前記飲み口の上側から前記飲み口の内側へ移動する、飲料容器。
【請求項2】
前記栓体は、前記飲み口を形成する栓本体と、前記飲み口を閉じるための蓋体と、ヒンジ部と、を含み、
前記蓋体が前記ヒンジ部を軸に前記栓本体から離れることによって、前記飲み口が開放される、請求項1に記載の飲料容器。
【請求項3】
前記飲み口の前壁が後壁よりも高く形成され、
前記干渉部材は、前記パッキンを装着せずに前記栓体を閉じたときに前記飲み口の前記前壁と前記蓋体との間に挟まれるように構成されている、請求項2に記載の飲料容器。
【請求項4】
前記干渉部材は、前記自由端部の下面が前下方に向かうように形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の飲料容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料容器の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2017-206270号公報(特許文献1)には、「容器口部を備えた飲料容器本体と、当該飲料容器本体に装着される蓋体とを備え、この蓋体が、容器口部を密栓する中栓を備と、前記中栓を内部に固定可能な蓋本体とを備えた飲料容器を構成するに、前記蓋体は、蓋本体の内側と外側とを連通する連通孔を介してから中栓が蓋体の外部に露出する構成とする。」ということが開示されている。
【0003】
特開2011-235920号公報(特許文献2)には、「ボトル本体の上端にほぼ同径にて被さるように装着される栓体に、ヒンジ軸を中心に栓体の飲み口を開閉する片開き蓋が設けられ、栓体の側周に設けられて片開き蓋を閉じ位置にロックし、ロックを解除するロック機構が、片開き蓋を閉じ位置にロックするロック部材と、ボトル本体を把持した片手の親指で操作されてロック、ロック解除を行うロック解除部材と、を備え、ロック解除部材は、ロック部材をロック解除操作できない上動位置にてボトル本体側からの指掛かり域に操作部が及んで位置し、上動位置から下動してロック部材よりも下方に突出した操作部にてロック部材のロック解除操作するようにして、上記の目的を達成する。」ということが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-206270号公報
【文献】特開2011-235920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、パッキンを装着し忘れた状態で蓋を閉めてしまうことを防止できる飲料容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面においては、容器本体と、栓体と、を備える飲料容器であって、栓体は、飲み口を密閉するためのパッキンと、基部および前記基部とは反対側に位置する自由端部を有すると共にパッキンを装着せずに栓体を閉じたときに飲み口と干渉する干渉部材と、を含む、飲料容器が提供される。また、この飲料容器では、パッキンは、基部の大半部を覆うように栓体に装着可能であり、パッキンが栓体に装着される際に、自由端部は、飲み口の上側から飲み口の内側へ移動する。
【0007】
上記の構成によれば、パッキンを装着し忘れた状態で蓋を閉めてしまうことを防止することができる。
【0008】
好ましくは、栓体は、飲み口を形成する栓本体と、飲み口を閉じるための蓋体と、ヒンジ部と、を含み、蓋体がヒンジ部を軸に栓本体から離れることによって、飲み口が開放される。
【0009】
上記の構成によれば、パッキンを装着し忘れた状態で、ヒンジを介して蓋を閉めてしまう可能性を防止することができる。
【0010】
好ましくは、飲み口の前壁が後壁よりも高く形成され、干渉部材は、パッキンを装着せずに栓体を閉じたときに飲み口の前壁と蓋体との間に挟まれるように構成されている。
【0011】
上記の構成によれば、パッキンを装着し忘れた状態では、飲み口と蓋体の間に干渉部材が挟まれるため、そのままヒンジを介して蓋を閉めてしまう可能性を防止することができる。
【0012】
好ましくは、干渉部材は、自由端部の下面が前下方に向かうように形成されている。
【0013】
上記の構成によれば、パッキンを装着し忘れている状態において、無理やり干渉部材を押しのけて蓋が閉まってしまう可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】第1の実施の形態に係る飲料容器の外観を示す全体斜視図である。
図2】第1の実施の形態に係る栓体を示す側面断面図である。
図3】第1の実施の形態に係る、パッキンを装着していない栓体を示す側面断面図である。
図4】第2の実施の形態に係る栓体を示す側面断面図である。
図5】第3の実施の形態に係る栓体を示す側面断面図である。
図6】第3の実施の形態に係る、パッキンを装着していない栓体を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<飲料容器の全体構造>
【0016】
まず、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る飲料容器100の全体構造について説明する。本実施の形態にかかる飲料容器100は、主に、容器本体110と、栓体150とを含む。栓体150は、容器本体110の上部に螺合したり、取り外したりすることができる。
【0017】
(1)本体
本実施の形態にかかる容器本体110は、真空二重容器VDCである。真空二重容器VDCは、ステンレス鋼等の金属製の容器であって、主に、有底の内筒および有底の外筒から形成されている。具体的には、内筒と外筒との間に断熱空間が形成されるように内筒の開口端部と外筒の開口端部とが接合された後、断熱空間が真空状態とされることによって真空二重容器VDCが形成される。
【0018】
内筒は、主に、内筒側壁部、内筒底壁部および先端壁部から形成されている。内筒側壁部は、略円筒形状を呈している。内筒底壁部は、中央部が開口側に向かって球面状に盛り上がっており、隅部が凹円弧状を呈している。そして、この内筒底壁部は、内筒側壁部の下側に位置している。先端壁部は略円筒形状を呈しており、真空二重容器VDCの開口を形成している。
【0019】
外筒は、主に、外筒側壁部、外筒底壁部および雄ネジ部から形成されている。外筒側壁部は、内筒側壁部と同様に略円筒形状を呈している。外筒底壁部は、略円盤形状を呈しており、外筒側壁部の下端部分に接合されている。雄ネジ部は、外筒側壁部の上端部分の外周面に形成されている。
【0020】
なお、本実施の形態においては、容器本体110が、真空二重容器VDCであるが、真空構造に限られないし、2重容器に限られるものでもない。
【0021】
(2)栓体
図1および図2を参照して、栓体150は、主に、栓本体160と、ヒンジ部151を介して栓本体160に対して回動可能な蓋体170とを含む。
【0022】
栓本体160は、主に、栓基部161と、飲み口本体162と、環状パッキン163と、係止部材165と、巻きバネ166と、タッチ部材167とを含む。
【0023】
栓基部161の内側には、下方から、容器本体110の上端の外周の雄ネジ部が螺合される。栓基部161は、平面視においてその中央部に開口部が設けられて、略筒状に開放されている。栓基部161の後部の上端部はヒンジ部151を介して蓋体170の後部と連結される。ヒンジ部151には、巻きバネ等が内包され、蓋体170を持ち上げる方向に付勢している。
【0024】
本実施の形態においては、栓本体160の前部には、係止部材165を介してワンプッシュで蓋体170の前端部を栓本体160側にロックしたり、ワンプッシュでロック解除したりする構成が設けられている。
【0025】
より詳細には、栓基部161の前部には、巻きバネ166を介して係止部材165が取り付けられる。係止部材165は、上下中央部が巻きバネ166を介して栓基部161の前部に回動可能に取り付けられて、その上端部165Aが、蓋本体171の前端部の係止部171Aに係止される。係止部材165には、外側に、上下スライド可能にタッチ部材167が取り付けられる。タッチ部材167は、蓋のロック時には、その下端部167Bが、栓基部161に当接して、これ以上プッシュできないように構成されている。ユーザは、タッチ部材167を下方にスライドさせて栓基部161との当接を解除してから、タッチ部材167の下部を奥に向けてプッシュする。これによって、係止部材165が回動されて、その上端部165Aが蓋本体171から離れる。その結果、蓋体170の前部が栓本体160から解放されて上方に持ち上がり、その結果、蓋体170が開放される。すなわち、飲み口が開放される。
【0026】
栓基部161の、平面視において中央部には、環状パッキン163を介して飲み口本体162が嵌合される。本実施の形態においては、飲み口本体162の、平面視においてその中央部に開口部162Xが形成される。つまり、容器本体110の内部に向けて開放されている。飲み口本体162の下部は、栓基部161に固定される。飲み口本体162の上部は、略円柱状に形成されて、円周上に壁面が形成される。特に本実施の形態においては、飲み口となる前部の壁面162Aが後部の壁面162Bよりも高くなるように形成されている。
【0027】
蓋体170は、主に、蓋本体171と、パッキン172と、干渉部材173とを含む。
【0028】
上述した通り、蓋本体171は、後部がヒンジ部151を介して栓基部161の後部に回動可能に連結される。また上述した通り、蓋本体171の前端は、係止部材165を介して栓本体160にロックされたりロック解除されたりする。
【0029】
本実施の形態においては、蓋体170を栓本体160に対して閉じた場合、すなわち蓋体170をロックした場合、飲み口本体162の上端部の、少なくとも前部の壁面162Aの上端と蓋本体171の底面との隙間は、後述する干渉部材が入り込めない程度の距離に形成される。
【0030】
蓋本体171の、平面視において略中央部、換言すれば飲み口本体162の開口部162Xと相対する部分に、筒状の突起171Xが形成される。
【0031】
突起171Xには、突起171Xの下端部全体と、突起171Xの周囲を覆うパッキン172が取り付けられる。パッキン172は、側面断面視において略U字状に形成される。そして、栓本体160に対して蓋体170が閉じられた際に、パッキン172によって、栓本体160すなわち飲み口本体162と、蓋体170と、の間から容器本体110内の飲料がこぼれ出ることを防止することができる。
【0032】
(3)パッキン付け忘れ防止機構
特に、本実施の形態においては、栓体150にパッキン172を付け忘れないように、すなわち蓋体170にパッキン172を付け忘れないように、蓋体170に干渉部材173が設けられる。干渉部材173は、突起171Xの前側の壁面に取り付けられる。干渉部材173は、側面視において、U字状に形成されて、突起171Xの前側の壁面を挟み込むことによって取り付けられる。干渉部材173の前側の上部は、前方に折れ曲がって、前端部173Aが形成される。
【0033】
そして、図3に示すように、干渉部材173は、上部が開くように付勢されている。すなわち、側面視において、V字状になるように付勢されている。そのため、パッキン172を取り付けない状態では、干渉部材173の前端部173Aが飲み口本体162の前側の壁面162Aの上方にまで達し、蓋体170を閉じようとしても、飲み口本体162の前側の壁面162Aの上端と蓋本体171の底面との間に、干渉部材173の前端部173Aが挟まれて、蓋体170が閉じられないように構成されている。
【0034】
一方、図2に示すように、干渉部材173を取り付けた状態で突起171Xにパッキン172を取り付けると、干渉部材173の付勢力に抗して、パッキン172が干渉部材173を突起171Xの側壁に押し付ける。この状態では、干渉部材173の前端部173Aが飲み口本体162の上部よりも後方に引っ込んで位置するようになり、飲み口本体162の前部の壁面162Aの上端と蓋本体171の底面との間に、干渉部材173が挟まらないようになり、蓋体170を閉じたりロックしたりすることができる。
【0035】
また、図2および図3に示すように、本実施の形態においては、少なくともパッキン172を取り付けていない状態において、干渉部材173の前端部173Aの下面173Cが、斜め方向に形成されている。より詳細には、干渉部材173の前端部173Aの下面が、前方に向かうほど、下降するように形成されている。これによって、パッキン172を取り付けていない場合には、勢いよく蓋体170を閉めても、干渉部材173が後方に押しのけられてしまう可能性を低減している。その結果、パッキン172を取りつけていない状態で、蓋体170を閉じてしまう可能性を低減することができる。
[第2の実施の形態]
【0036】
なお、図2および図3に示すように、本実施の形態においては、干渉部材173の前端部173Aの下面が、側面視において、円弧上に形成されることによって、飲み口本体162の前側の壁面162Aの上端部によって、干渉部材173の前端部173Aを後方に押しのけてしまう可能性を低減するものであった。しかしながら、図4に示すように、干渉部材173の前端部173Aの下面173Dは、斜め下方に向けて平らに形成することによって、飲み口本体162の前側の壁面162Aの上端部によって、干渉部材173の前端部173Aを後方に押しのけてしまう可能性を低減する形態であってもよい。
[第3の実施の形態]
【0037】
上記の実施の形態においては、干渉部材173として、側面視において略U字状に形成されて、V字状に上方が開く方向に付勢される部材を利用するものであったが、このような構成には限られない。たとえば、図5および図6に示すように、干渉部材273が前後方向に移動可能に構成されて、バネ274などの付勢部材によって、干渉部材273を飲み口本体162の壁面162Aに向けて付勢するものであってもよい。
【0038】
これによって、図6に示すように、干渉部材273は、パッキン172を取り付けない状態では、バネ274の付勢力によって、前方に移動する。そして、干渉部材273の前端部273Aが飲み口本体162の壁面162Aの上方にまで達し、蓋体170を閉じようとしても、飲み口本体162の壁面162Aの上端部と蓋本体171の底面との間に、干渉部材273の前端部273Aが挟まれて、蓋体170が閉じられないように構成されている。
【0039】
一方、図5に示すように、突起171Xにパッキン172を忘れずに取り付けると、バネ274の付勢力に抗して、干渉部材273が突起171Xの壁面に押し付けられる。この状態では、干渉部材273の前端部273Aが飲み口本体162の壁面162Aよりも後方に位置するようになり、飲み口本体162の壁面162Aの上端と蓋本体171の底面との間に、干渉部材273が挟まれなくなり、蓋体170を閉じたりロックしたりすることができる。
[第4の実施の形態]
【0040】
上記の実施の形態においては、干渉部材173が、突起171Xのうちの前壁に取り付けられるものであった。しかしながら、干渉部材173が、突起171Xのうちの別の位置に取り付けられてもよい。この場合は、本実施の形態においては、蓋体170を栓本体160に対して閉じる場合、すなわち蓋体170をロックする場合、飲み口本体162の、少なくとも干渉部材173が取り付けられる位置に対応する部分における上端と、蓋本体171の底面との隙間が、干渉部材173が入り込めない程度の距離に形成される。
[第5の実施の形態]
【0041】
上記の実施の形態においては、飲料容器100は、係止部材165や巻きバネ166やタッチ部材167を含むものであって、ワンプッシュで蓋体170を開けたり閉めたりすることができるものであった。しかしながら、このような形態には限られず、2つのステップで蓋体を開けたり閉めたりする飲料容器に関しても、干渉部材をパッキンで抑える構成にすることができる。そして、パッキンを取り付けていない状態では、干渉部材が、蓋体の底面と飲み口の上端部との間に挟まれて、蓋体を閉じられない構成にすることができる。
【0042】
また、上記の実施の形態においては、飲料容器100は、ヒンジ部151を介して栓本体160に対して蓋体170を回動可能に連結するものであったが、上記のパッキン付け忘れ防止機構は、単に蓋体を本体に螺合するだけの飲料容器にも適用することができるものである。すなわち、蓋体と飲み口との隙間を密閉するためのパッキンによって、干渉部材を抑え込む構成にするのである。そして、当該パッキンを取り付けていない状態では、干渉部材が、蓋体の底面と飲み口の上端部との間に挟まれて、蓋体が閉じられない構成にするのである。
【0043】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
100 :飲料容器
110 :容器本体
150 :栓体
151 :ヒンジ部
160 :栓本体
161 :栓基部
162 :飲み口本体
162A :壁面
162B :壁面
162X :開口部
163 :環状パッキン
165 :係止部材
165A :上端部
166 :巻きバネ
167 :タッチ部材
167B :下端部
170 :蓋体
171 :蓋本体
171A :係止部
171X :突起
172 :パッキン
173 :干渉部材
173A :前端部
173C :下面
173D :下面
273 :干渉部材
273A :前端部
274 :バネ
図1
図2
図3
図4
図5
図6