(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-19
(45)【発行日】2024-03-28
(54)【発明の名称】巻締め装置
(51)【国際特許分類】
B21D 51/30 20060101AFI20240321BHJP
【ＦＩ】
B21D51/30 Z
B21D51/30 D
B21D51/30 B
【請求項の数】
6
(21)【出願番号】P 2020044202
(22)【出願日】2020-03-13
(65)【公開番号】P2021142558
(43)【公開日】2021-09-24
【審査請求日】2023-02-28
(73)【特許権者】
【識別番号】391035430
【氏名又は名称】東洋製罐グループエンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100153497
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 信男
(72)【発明者】
【氏名】畑沢 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】高橋 和樹
(72)【発明者】
【氏名】小幡 一元
【審査官】豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】特開２００３－２０５３３４（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２００３－１７０９９６（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２００３－１３７３９２（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開平１０－２２０７００（ＪＰ，Ａ）
【文献】国際公開第９４／２２６１４（ＷＯ，Ａ１）
(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)
Ｂ２１Ｄ ５１／３０
Ｂ６７Ｂ ３／０２
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のチャックユニット及び複数のシーミングユニットを備えたシーミングターレットと、前記チャックユニットのチャック及び前記シーミングユニットのシーミングロールを洗浄する洗浄ユニットとを備えた巻締め装置であって、前記洗浄ユニットは、洗浄時モードが選択されたときに、外方からシーミングターレットに向かう方向に沿って進退可能な清掃ブラシを有する洗浄部材を備え、さらに、前記シーミングターレットによる前記チャックユニットの公転を停止しながら当該チャックユニットに備えられたチャックを自転可能として前記清掃ブラシを前記シーミングターレットに向かって進出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構を有することを特徴とする巻締め装置。
【請求項2】
前記洗浄部材を複数備えることを特徴とする請求項１に記載の巻締め装置。
【請求項3】
前記洗浄部材が、隣接するシーミングロール間に挿入しチャックに当接可能なチャック清掃ブラシを有するチャック洗浄部材、及び／または、隣接するシーミングロールの両方に押圧可能な駆動ローラーとシーミングロールに当接可能なシーミングロール清掃ブラシを有するシーミングロール洗浄部材であることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の巻締め装置。
【請求項4】
前記洗浄制御機構は、前記シーミングターレットによる前記チャックユニットの公転の所定間隔毎に洗浄動作が行われるよう制御することを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の巻締め装置。
【請求項5】
前記洗浄制御機構は、チャックの１ピッチ毎に洗浄動作が行われるよう制御することを特徴とする請求項４に記載の巻締め装置。
【請求項6】
前記洗浄制御機構は、前記シーミングターレットによる前記チャックユニットの公転が停止されながら当該チャックユニットに備えられたチャックが自転可能とされたときに、前記清掃ブラシが自動的に前記シーミングターレットに向かって進出させることを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれかに記載の巻締め装置。【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋を缶に巻締めるチャック及びシーミングロールを洗浄する洗浄ユニットを備えた巻締め装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲料などが充填された缶を載置する缶載置ユニットと、缶載置ユニットに対向して設けられたチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングロールを備えた巻締め装置は公知である。
公知の巻締め装置は、例えば、特許文献１に示すように、缶と蓋の巻締め工程を行うシーミングターレット（１）と、シーミングターレットに巻締め前の缶を供給する搬入コンベア（供給コンベヤ７）と、蓋を供給する蓋供給ユニットの蓋搬送ターレット（供給ターレット３）と、巻締め後の缶をシーミングターレットから搬出するディスチャージターレット（排出ターレット５）と、缶をさらにディスチャージターレットから外部に搬出する搬出コンベア（排出コンベヤ８）を備えている。
シーミングターレット、ディスチャージターレット及び蓋搬送ターレットには、それぞれ外周部に缶及び蓋を個別収容して搬送するポケット（嵌合凹部２、４、６）が設けられている。
シーミングターレットの各ポケットには、缶を載置する缶載置ユニット（リフター１７）と、缶載置ユニットに対向して設けられたチャックユニット（シーミングチャック装置１０）と、蓋を缶に巻締めるシーミングロール（１８、１９）が設けられている。
このように構成された巻締め装置では、各ターレット、各コンベアの速度及びタイミングをギヤ等で合わせ、各ポケットに配置された缶載置ユニット、チャックユニット及びシーミングユニットの動作を、ギヤ、カム機構等でシーミングターレットの回転と連動させることで、高速に搬送される缶及び蓋を受渡しながら連続的に巻締めることができる。
公知の巻締め装置は、例えば、特許文献１に示すように、缶と蓋の巻締め工程を行うシーミングターレット（１）と、シーミングターレットに巻締め前の缶を供給する搬入コンベア（供給コンベヤ７）と、蓋を供給する蓋供給ユニットの蓋搬送ターレット（供給ターレット３）と、巻締め後の缶をシーミングターレットから搬出するディスチャージターレット（排出ターレット５）と、缶をさらにディスチャージターレットから外部に搬出する搬出コンベア（排出コンベヤ８）を備えている。
シーミングターレット、ディスチャージターレット及び蓋搬送ターレットには、それぞれ外周部に缶及び蓋を個別収容して搬送するポケット（嵌合凹部２、４、６）が設けられている。
シーミングターレットの各ポケットには、缶を載置する缶載置ユニット（リフター１７）と、缶載置ユニットに対向して設けられたチャックユニット（シーミングチャック装置１０）と、蓋を缶に巻締めるシーミングロール（１８、１９）が設けられている。
このように構成された巻締め装置では、各ターレット、各コンベアの速度及びタイミングをギヤ等で合わせ、各ポケットに配置された缶載置ユニット、チャックユニット及びシーミングユニットの動作を、ギヤ、カム機構等でシーミングターレットの回転と連動させることで、高速に搬送される缶及び蓋を受渡しながら連続的に巻締めることができる。
【0003】
近年の缶飲料等の充填設備においては高速充填を行うことが普及しており、それに応じて巻締め処理の高速化が求められている。また、飲料缶等の内容物が充填された缶において、内容物の酸化による鮮度や風味の劣化を防ぐために、蓋が缶の開口部に被さる直前に隙間から置換ガスを吹き込んで缶内部の酸素ガスを除去することが行われている。これらのことから、巻締め前の缶から内容物が飛散してシーミングロールの側周面に汚れが付着してしまう。この汚れを長期間にわたって放置すると、雑菌が繁殖するなど衛生面で好ましくないために定期的な洗浄メンテナンスが必要とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開昭６２－２４４５３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
巻締め装置のシーミングロールは、シーミングターレットに従って公転されながら、同時に公転されるチャックユニットのチャックの自転に缶及び蓋を介して協働して自転される。そのため、チャックは缶及び蓋が存在しない場合には自転することができず、シーミングロールの洗浄や殺菌を行う際は、現状、巻締め装置の運転を停止した上で、シーミングロールを手作業で自転させて洗浄する必要が生じるために清掃の手間がかかる、という問題がある。また、チャックは外方から見てシーミングロールの更に奥側に位置しており清掃者の手が届き難く、かつ、チャックの全周側面を洗浄すべく自転させるためには、ギヤによって連結されているシーミングターレット自体を公転させなければならない、という問題がある。
なお、本発明において、シーミングターレットとは、缶に蓋を巻締める巻締め工程を行うものであり、当該工程において一体的に回転される、缶を載置する載置ユニットや缶に蓋を位置決めするチャックユニット、缶胴を支持するポケットを有する移動ターレット、蓋を缶に巻締めるシーミングユニット、さらにこれらを包含するハウジング等を有するものを概略的に指している。
なお、本発明において、シーミングターレットとは、缶に蓋を巻締める巻締め工程を行うものであり、当該工程において一体的に回転される、缶を載置する載置ユニットや缶に蓋を位置決めするチャックユニット、缶胴を支持するポケットを有する移動ターレット、蓋を缶に巻締めるシーミングユニット、さらにこれらを包含するハウジング等を有するものを概略的に指している。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、その目的は、チャック及び／またはシーミングロールの洗浄作業を容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、チャック及び／またはシーミングロールを効率的に清潔に保つことが可能な巻締め装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の巻締め装置は、複数のチャックユニット及び複数のシーミングユニットを備えたシーミングターレットと、前記チャックユニットのチャック及び前記シーミングユニットのシーミングロールを洗浄する洗浄ユニットとを備えた巻締め装置であって、
前記洗浄ユニットは、洗浄時モードが選択されたときに、外方からシーミングターレットに向かう方向に沿って進退可能な清掃ブラシを有する洗浄部材を備え、さらに、前記シーミングターレットによる前記チャックユニットの公転を停止しながら当該チャックユニットに備えられたチャックを自転可能として前記清掃ブラシを前記シーミングターレットに向かって進出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構を有することにより、前記課題を解決するものである。
前記洗浄ユニットは、洗浄時モードが選択されたときに、外方からシーミングターレットに向かう方向に沿って進退可能な清掃ブラシを有する洗浄部材を備え、さらに、前記シーミングターレットによる前記チャックユニットの公転を停止しながら当該チャックユニットに備えられたチャックを自転可能として前記清掃ブラシを前記シーミングターレットに向かって進出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構を有することにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の巻締め装置によれば、シーミングターレットによるチャックユニットの公転を停止しながらチャックユニットに備えられたチャックを自転可能として洗浄部材の清掃ブラシをシーミングターレットに向かって進出させる洗浄動作を行うことにより、シーミングユニットを間欠的に公転させながら洗浄位置において停止させることによって洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、チャック及び／またはシーミングロールの洗浄作業を容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、チャック及び／またはシーミングロールを効率的に清潔に保つことができる。
本発明に係る洗浄部材が複数備えられた構成によれば、チャック洗浄部材及びシーミングロール洗浄部材の両方を備える構成にすることにより、チャック及びシーミングロールの両方を確実に清潔に保つことができる。また、シーミングロール（またはチャック）を洗浄する洗浄部材を複数備える構成によれば、１つのシーミングロール（またはチャック）に対して複数回の洗浄が行われるので、シーミングロール（またはチャック）の洗浄作業を高い作業品質で行うことができ、シーミングロール（またはチャック）をより清潔に保つことができる。
本発明に係る洗浄部材がチャック洗浄部材である構成によれば、チャックを自転させることによって確実に当該チャックの側周面を摺擦することができ、また、本発明に係る洗浄部材がシーミングロール洗浄部材である構成によれば、駆動ローラーによってシーミングロールを回転させることによって確実に当該シーミングロールの側周面を摺擦することができるので、チャック及び／またはシーミングロールの洗浄作業を高い作業品質で容易に行うことができる。
本発明に係る洗浄部材が複数備えられた構成によれば、チャック洗浄部材及びシーミングロール洗浄部材の両方を備える構成にすることにより、チャック及びシーミングロールの両方を確実に清潔に保つことができる。また、シーミングロール（またはチャック）を洗浄する洗浄部材を複数備える構成によれば、１つのシーミングロール（またはチャック）に対して複数回の洗浄が行われるので、シーミングロール（またはチャック）の洗浄作業を高い作業品質で行うことができ、シーミングロール（またはチャック）をより清潔に保つことができる。
本発明に係る洗浄部材がチャック洗浄部材である構成によれば、チャックを自転させることによって確実に当該チャックの側周面を摺擦することができ、また、本発明に係る洗浄部材がシーミングロール洗浄部材である構成によれば、駆動ローラーによってシーミングロールを回転させることによって確実に当該シーミングロールの側周面を摺擦することができるので、チャック及び／またはシーミングロールの洗浄作業を高い作業品質で容易に行うことができる。
【0009】
本発明に係る洗浄動作がシーミングターレットによるチャックユニットの公転の所定間隔毎に行われる構成によれば、洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、シーミングロールの洗浄作業を容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、シーミングロール及びチャックを効率的に清潔に保つことができる。
本発明に係る洗浄動作がチャックの１ピッチ毎に行われる構成によれば、より一層洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、シーミングロールの洗浄作業をより確実にかつ容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、シーミングロール及びチャックを効率的に清潔に保つことができる。
本発明に係るチャックユニットの公転が停止されてチャックが自転可能とされた洗浄位置において清掃ブラシを自動的にシーミングターレットに向かって進出させる構成によれば、シーミングユニットの洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、シーミングロールの洗浄作業を容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、シーミングロール及びチャックを効率的に清潔に保つことができる。
本発明に係る洗浄動作がチャックの１ピッチ毎に行われる構成によれば、より一層洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、シーミングロールの洗浄作業をより確実にかつ容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、シーミングロール及びチャックを効率的に清潔に保つことができる。
本発明に係るチャックユニットの公転が停止されてチャックが自転可能とされた洗浄位置において清掃ブラシを自動的にシーミングターレットに向かって進出させる構成によれば、シーミングユニットの洗浄動作の自動化を容易に図ることができるので、シーミングロールの洗浄作業を容易に行うことができて高いメンテナンス性を有し、シーミングロール及びチャックを効率的に清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る巻締め装置の構成の一例を示す模式図。
【図2】本発明の一実施形態に係る巻締め装置の構成の一例を示す断面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る巻締め装置の洗浄装置の構成の一例をシーミングターレットの下面から見た説明図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る巻締め装置１００は、図１に示すように、缶Ｃと蓋Ｆの巻締め工程を行うシーミングターレット１０１と、シーミングターレット１０１に巻締め前の缶Ｃを未回転の状態で搬送供給する搬入コンベア１０２と、蓋Ｆを供給する蓋分離ユニット２１０及び蓋搬送ターレット２５０からなる蓋供給装置１０４と、巻締め後の缶ＣＭをシーミングターレット１０１から搬出するディスチャージターレット１０７と、缶ＣＭをさらにディスチャージターレット１０７から外部に搬出する搬出コンベア１０８を備えている。
シーミングターレット１０１、ディスチャージターレット１０７及び蓋搬送ターレット２５０には、それぞれ外周部に缶Ｃ、缶ＣＭ及び蓋Ｆを個別収容して搬送するポケットＰが設けられており、搬入コンベア１０２には、缶Ｃと個別に係合して搬送するアタッチメント１０３が設けられている。
シーミングターレット１０１、ディスチャージターレット１０７及び蓋搬送ターレット２５０の回転速度、搬入コンベア１０２のアタッチメント１０３の移動速度、及び、各ポケットＰ、アタッチメント１０３の連動タイミングは、各ターレット、コンベア間で缶Ｃ、缶ＣＭ及び蓋Ｆが円滑に受け渡されるように調整可能に設計されている。
本発明の一実施形態に係る巻締め装置１００は、図１に示すように、缶Ｃと蓋Ｆの巻締め工程を行うシーミングターレット１０１と、シーミングターレット１０１に巻締め前の缶Ｃを未回転の状態で搬送供給する搬入コンベア１０２と、蓋Ｆを供給する蓋分離ユニット２１０及び蓋搬送ターレット２５０からなる蓋供給装置１０４と、巻締め後の缶ＣＭをシーミングターレット１０１から搬出するディスチャージターレット１０７と、缶ＣＭをさらにディスチャージターレット１０７から外部に搬出する搬出コンベア１０８を備えている。
シーミングターレット１０１、ディスチャージターレット１０７及び蓋搬送ターレット２５０には、それぞれ外周部に缶Ｃ、缶ＣＭ及び蓋Ｆを個別収容して搬送するポケットＰが設けられており、搬入コンベア１０２には、缶Ｃと個別に係合して搬送するアタッチメント１０３が設けられている。
シーミングターレット１０１、ディスチャージターレット１０７及び蓋搬送ターレット２５０の回転速度、搬入コンベア１０２のアタッチメント１０３の移動速度、及び、各ポケットＰ、アタッチメント１０３の連動タイミングは、各ターレット、コンベア間で缶Ｃ、缶ＣＭ及び蓋Ｆが円滑に受け渡されるように調整可能に設計されている。
【0012】
缶Ｃと蓋Ｆの巻締め工程を行うシーミングターレット１０１は、図２に示すように、各ポケットＰにそれぞれ、缶Ｃを載置して回転させる缶載置ユニット３５０と、缶載置ユニット３５０に対向して設けられた、缶Ｃの上部に載置された蓋Ｆを位置決めするチャック３２１及び缶Ｃの上部に載置された蓋Ｆを押圧すべくチャック３２１内に上下動可能に嵌合しているノックアウトパッド３２２を有するチャックユニット３２０と、蓋Ｆを缶Ｃに巻締めるシーミングロール４５１，４５２を有するシーミングユニット４１０とを備えている。
【0013】
シーミングターレット１０１は、センターシャフト１０９の周囲に中心軸Ｘが上下方向に伸びる状態で回転可能に配置され、シーミングターレット１０１の駆動機構１５１により回転駆動される。
蓋分離ユニット２１０、蓋搬送ターレット２５０、搬入コンベア１０２は、シーミングターレット１０１の駆動機構１５１から機械的に伝動機構を介して駆動される。
蓋分離ユニット２１０、蓋搬送ターレット２５０、搬入コンベア１０２は、シーミングターレット１０１の駆動機構１５１から機械的に伝動機構を介して駆動される。
【0014】
チャックユニット３２０は、センターシャフト１０９の周囲に中心軸Ｘが上下方向に伸びる状態で回転可能に等角度間隔に缶載置ユニットに対向して配置され、チャック３２１を下端に支持する回転軸の外面ギヤ３２３がセンターシャフト１０９に支持したサンギヤ３２４に噛合する。チャックユニット３２０は、センターシャフト１０９とセンターコラムの回転によって公転し、また、チャック３２１は、サンギヤ３２４と外面ギヤ３２３との噛合により自転する。
チャック３２１は上下方向に固定的かつ回転可能に設けられており、図２の中心軸Ｘの右側に示すように、缶載置ユニット３５０を上昇させて蓋Ｆを載置させた缶Ｃを、ノックアウトパッド３２２と缶載置ユニット３５０とによって挟持しながら、チャック３２１の下端外周面を嵌合させることにより、蓋Ｆのセンターリングを行なう。
チャック３２１は上下方向に固定的かつ回転可能に設けられており、図２の中心軸Ｘの右側に示すように、缶載置ユニット３５０を上昇させて蓋Ｆを載置させた缶Ｃを、ノックアウトパッド３２２と缶載置ユニット３５０とによって挟持しながら、チャック３２１の下端外周面を嵌合させることにより、蓋Ｆのセンターリングを行なう。
【0015】
シーミングユニット４１０は、公転するロール揺動軸１３２の下端に中央部を固定したシーミングレバー４５０の両端に夫々回転するよう枢着されたシーミングロール４５１，４５２によって二重巻締を行なう。
二重巻締工程においては、シーミングロール４５１により蓋Ｆのカール部分を缶Ｃのフランジ部分に巻き込む一次巻締を行なった後、シーミングロール４５２による締め付けによって圧着・接合し、密封を維持する二次巻締を行なう。
二重巻締工程においては、シーミングロール４５１により蓋Ｆのカール部分を缶Ｃのフランジ部分に巻き込む一次巻締を行なった後、シーミングロール４５２による締め付けによって圧着・接合し、密封を維持する二次巻締を行なう。
【0016】
本発明の巻締め装置１００においては、図３に示すように、チャックユニット３２０のチャック３２１及びシーミングユニット４１０のシーミングロール４５１，４５２を洗浄する洗浄ユニット５００を備えている。
洗浄ユニット５００は、外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に沿って進退可能な清掃ブラシを有する洗浄部材としてチャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０を有する。本発明において、「清掃ブラシ」とは、ブラシ様の清掃機能を発揮することができる清掃部品をいい、必ずしも多数の繊維や針金などを生やした形態のものに限定されず、後述する様々な形態のものを含むものとする。
洗浄ユニット５００は、外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に沿って進退可能な清掃ブラシを有する洗浄部材としてチャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０を有する。本発明において、「清掃ブラシ」とは、ブラシ様の清掃機能を発揮することができる清掃部品をいい、必ずしも多数の繊維や針金などを生やした形態のものに限定されず、後述する様々な形態のものを含むものとする。
【0017】
チャック洗浄部材５１０は、隣接するシーミングロール４５１，４５２間に挿入しチャック３２１の周側面に当接可能なチャック清掃ブラシ５１１を有するものである。ここで、隣接するシーミングロール４５１，４５２とは、１つのチャックユニット３２０に位置決めされた１つの缶Ｃ及び蓋Ｆと協働する、１次巻締め用、２次巻締め用の２つのシーミングロール４５１，４５２の組をいう。チャック洗浄部材５１０は、図４に示すように、先端にチャック清掃ブラシ５１１が固定されたアーム５１７を有する。チャック清掃ブラシ５１１は、チャック清掃ブラシ５１１の進退方向及び上下方向に伸び、周方向に圧縮された、扁平な略直方体形状を有し、隣接するシーミングロール４５１，４５２間に挿入可能であって先端部がチャックユニット３２０のチャック３２１まで到達する長さを有する。アーム５１７は、固定部である機内ハウジングにボルト５１５によってその上部が固定される支持部５１６の下部に、洗浄部材の進退方向に沿って伸縮自在に設けられている。アーム５１７の先端のチャック清掃ブラシ５１１の上側には、洗浄剤を洗浄部位に噴射するノズル５１８が設けられている。
チャック洗浄部材５１０においては、チャック清掃ブラシ５１１及びノズル５１８がアーム５１７によって一体的に進退可能な可動ユニットとされている。チャック洗浄部材５１０の可動ユニットは、シーミングターレット１０１の中心軸Ｘの径方向に沿って、具体的には外方から隣接するシーミングロール４５１，４５２間に向かう方向に沿って進退可能とされる。
チャック洗浄部材５１０においては、チャック清掃ブラシ５１１及びノズル５１８がアーム５１７によって一体的に進退可能な可動ユニットとされている。チャック洗浄部材５１０の可動ユニットは、シーミングターレット１０１の中心軸Ｘの径方向に沿って、具体的には外方から隣接するシーミングロール４５１，４５２間に向かう方向に沿って進退可能とされる。
【0018】
シーミングロール洗浄部材５２０は、隣接するシーミングロール４５１，４５２の両方に押圧可能な駆動ローラー５２９と２つのシーミングロール４５１，４５２の各々に当接可能なシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２とを有するものである。シーミングロール洗浄部材５２０は、図５に示すように、先端にロールブラシやゴムローラー等による駆動ローラー５２９が固定されたアーム５２７を有する。駆動ローラー５２９は、図６に示すように、電動または空気圧駆動のモータ５２３によりシーミングロール４５１，４５２の回転軸と平行な軸を中心に回転するよう設けられている。アーム５２７は、固定部である機内ハウジングにボルト５２５によってその上部が固定される支持部５２６の下部に、可動ユニットの進退方向に沿って伸縮自在に設けられている。シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２は、駆動ローラー５２９によって回転するシーミングロール４５１、４５２の周側面に当接するものであり、チャック洗浄部材５１０のチャック清掃ブラシ５１１と同様の扁平な略直方体形状を有し、可動ユニットの進退方向に対して斜め方向に伸びる姿勢で設けられている。また、シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の側方には洗浄剤を洗浄部位に噴射するノズル５２８が設けられている。
シーミングロール洗浄部材５２０においては、シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２、ノズル５２８，５２８及び駆動ローラー５２９が、アーム５２７によって一体的に進退可能な可動ユニットとされている。シーミングロール洗浄部材５２０の可動ユニットは、シーミングターレット１０１の中心軸Ｘの径方向に沿って、具体的には外方から隣接するシーミングロール４５１，４５２間に向かう方向に沿って進退可能とされる。
シーミングロール洗浄部材５２０においては、シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２、ノズル５２８，５２８及び駆動ローラー５２９が、アーム５２７によって一体的に進退可能な可動ユニットとされている。シーミングロール洗浄部材５２０の可動ユニットは、シーミングターレット１０１の中心軸Ｘの径方向に沿って、具体的には外方から隣接するシーミングロール４５１，４５２間に向かう方向に沿って進退可能とされる。
【0019】
チャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０は、それぞれ、シーミングターレット１０１によるチャックユニット３２０の公転ピッチで、隣接するピッチ位置に配置されている。
チャック清掃ブラシ５１１やシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の形態としては、多数の繊維や針金などを生やしたブラシ形態、固形シートの形態、スポンジの形態などを挙げることができる。
チャック清掃ブラシ５１１やシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の材料としては、ナイロン、ポリプロピレン、棕櫚（シュロ）、椰子（パーム）、麻、ゴム、不織布などを挙げることができる。
また、ノズル５１８，５２８内に充填される洗浄剤としては、過酸化水素水、オゾン水などの殺菌剤を含有するものとすることができる。また、洗浄剤としては、高温の蒸気を用いることもできる。
チャック清掃ブラシ５１１やシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の形態としては、多数の繊維や針金などを生やしたブラシ形態、固形シートの形態、スポンジの形態などを挙げることができる。
チャック清掃ブラシ５１１やシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の材料としては、ナイロン、ポリプロピレン、棕櫚（シュロ）、椰子（パーム）、麻、ゴム、不織布などを挙げることができる。
また、ノズル５１８，５２８内に充填される洗浄剤としては、過酸化水素水、オゾン水などの殺菌剤を含有するものとすることができる。また、洗浄剤としては、高温の蒸気を用いることもできる。
【0020】
本発明の巻締め装置１００は、洗浄時モードが選択されたときに、シーミングターレット１０１によるチャックユニット３２０の公転が停止されながらこのチャックユニット３２０に備えられたチャック３２１を自転可能とされたときに、自動的に洗浄部材の進退方向に沿ってチャック洗浄部材５１０のチャック清掃ブラシ５１１を含む可動ユニット及びシーミングロール洗浄部材５２０のシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２を含む可動ユニットをシーミングターレット１０１に向かって進出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構を有する。
洗浄制御機構においては、シーミングターレット１０１によるチャックユニット３２０の公転の所定間隔毎に洗浄動作が行われるよう制御し、具体的には、チャック３２１を自転させるサーボモータによって、チャック３２１の１ピッチ毎に洗浄動作が行われるよう制御する。
洗浄制御機構においては、シーミングターレット１０１によるチャックユニット３２０の公転の所定間隔毎に洗浄動作が行われるよう制御し、具体的には、チャック３２１を自転させるサーボモータによって、チャック３２１の１ピッチ毎に洗浄動作が行われるよう制御する。
【0021】
本実施形態においては、洗浄部材を２つ（チャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０）有する例について説明したが、本発明は、チャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０の一方のみを備えた例を除外するものではない。また、チャック洗浄部材５１０を複数有する構成や、シーミングロール洗浄部材５２０を複数有する構成などであってもよい。さらに、チャック洗浄部材５１０の複数及びシーミングロール洗浄部材５２０の複数を有する構成であってもよい。
【0022】
以上のように構成された巻締め装置１００の基本的な動作について説明する。
蓋Ｆを巻締める前の缶Ｃは、搬入コンベア１０２の各アタッチメント１０３に係合して搬送され、シーミングターレット１０１の駆動機構１５１によって回転されるシーミングターレット１０１に向かう。
一方、蓋Ｆは、蓋分離ユニット２１０から１枚ずつ切り出されて蓋搬送ターレット２５０の各ポケットＰに受け渡され、蓋搬送ターレット２５０の回転により、シーミングターレット１０１に向かう（図１参照）。
搬入コンベア１０２、蓋搬送ターレット２５０の速度、タイミングは、缶Ｃと蓋Ｆの中心が合流点Ｇで一致するように、シーミングターレット１０１の速度、タイミングに合わせて調整されており、図示しない駆動源から動力が付与された駆動機構１５１から適宜のギヤ、カム機構等を介して回転が制御された缶載置ユニット３５０を合流点Ｇで上昇させることで、プレート３６０上に載置された缶Ｃに蓋Ｆを載置する。
その後、さらに缶載置ユニット３５０が上昇し、チャック３２１内のノックアウトパッド３２２が蓋Ｆを押さえ、駆動機構１５１から適宜のギヤ、カム機構等を介して回転が制御されたチャック３２１が蓋Ｆに嵌合して蓋Ｆのセンターリングが行われ、蓋Ｆが載置された缶Ｃは、巻締めに必要な一定の軸荷重でプレート３６０とチャック３２１及びノックアウトパッド３２２に挟持される。
そして、シーミングターレット１０１がさらに回転し、挟持された蓋Ｆと缶Ｃが図１に示す巻締め区間Ｅに達する前に、プレート３６０とチャック３２１が巻締めに必要な回転数まで加速する。
巻締め区間Ｅを通過中に、シーミングユニット４１０のロール揺動軸１３２の下端に固定したシーミングレバー４５０を揺動させて、両端に夫々回転するよう枢着された１次巻締め用、２次巻締め用の２つのシーミングロール４５１、４５２を缶Ｃとその上部に載置された蓋Ｆのフランジに対して側方からチャック３２１に向けて順次押し付けて二重巻締めが行われる。
巻締めが完了した缶ＣＭは、シーミングターレット１０１からディスチャージターレット１０７に受け渡され、さらに、ディスチャージターレット１０７から搬出コンベア１０８に受け渡されて、検査、梱包等の次工程に搬出される。
蓋Ｆを巻締める前の缶Ｃは、搬入コンベア１０２の各アタッチメント１０３に係合して搬送され、シーミングターレット１０１の駆動機構１５１によって回転されるシーミングターレット１０１に向かう。
一方、蓋Ｆは、蓋分離ユニット２１０から１枚ずつ切り出されて蓋搬送ターレット２５０の各ポケットＰに受け渡され、蓋搬送ターレット２５０の回転により、シーミングターレット１０１に向かう（図１参照）。
搬入コンベア１０２、蓋搬送ターレット２５０の速度、タイミングは、缶Ｃと蓋Ｆの中心が合流点Ｇで一致するように、シーミングターレット１０１の速度、タイミングに合わせて調整されており、図示しない駆動源から動力が付与された駆動機構１５１から適宜のギヤ、カム機構等を介して回転が制御された缶載置ユニット３５０を合流点Ｇで上昇させることで、プレート３６０上に載置された缶Ｃに蓋Ｆを載置する。
その後、さらに缶載置ユニット３５０が上昇し、チャック３２１内のノックアウトパッド３２２が蓋Ｆを押さえ、駆動機構１５１から適宜のギヤ、カム機構等を介して回転が制御されたチャック３２１が蓋Ｆに嵌合して蓋Ｆのセンターリングが行われ、蓋Ｆが載置された缶Ｃは、巻締めに必要な一定の軸荷重でプレート３６０とチャック３２１及びノックアウトパッド３２２に挟持される。
そして、シーミングターレット１０１がさらに回転し、挟持された蓋Ｆと缶Ｃが図１に示す巻締め区間Ｅに達する前に、プレート３６０とチャック３２１が巻締めに必要な回転数まで加速する。
巻締め区間Ｅを通過中に、シーミングユニット４１０のロール揺動軸１３２の下端に固定したシーミングレバー４５０を揺動させて、両端に夫々回転するよう枢着された１次巻締め用、２次巻締め用の２つのシーミングロール４５１、４５２を缶Ｃとその上部に載置された蓋Ｆのフランジに対して側方からチャック３２１に向けて順次押し付けて二重巻締めが行われる。
巻締めが完了した缶ＣＭは、シーミングターレット１０１からディスチャージターレット１０７に受け渡され、さらに、ディスチャージターレット１０７から搬出コンベア１０８に受け渡されて、検査、梱包等の次工程に搬出される。
【0023】
本発明の洗浄ユニット５００においては、洗浄時モードが選択されたときに、チャック３２１を自転させるサーボモータの動きに基づいてシーミングターレット１０１の駆動機構１５１によるチャックユニット３２０の公転が所定間隔毎（１ピッチ毎）に停止される。このとき１つのチャックユニット３２０のチャック３２１がチャック洗浄部材５１０に相対して最も近接する第１の固定洗浄位置に停止されるとともに、隣接するチャックユニット３２０に対応するシーミングユニット４１０のシーミングロール４５１，４５２がシーミングロール洗浄部材５２０に相対して最も近接する第２の固定洗浄位置に停止される。
第１の固定洗浄位置において公転が停止されたチャックユニット３２０においては、チャック洗浄部材５１０のアーム５１７が伸長し、チャック清掃ブラシ５１１を含む可動ユニットが外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に進出する。これにより、チャック清掃ブラシ５１１が、このチャックユニット３２０に係る２つのシーミングロール４５１，４５２間に挿入してその先端部がチャック３２１の周側面に押し当てられる。その後、ノズル５１８から洗浄剤が噴射されながら、チャック３２１がチャックユニット３２０の駆動機構１５１によって公転を伴わずに自転され、チャック３２１の周側面がチャック清掃ブラシ５１１に摺擦されることによって洗浄される。
第２の固定洗浄位置において公転が停止されたシーミングユニット４１０においては、シーミングロール洗浄部材５２０のアーム５２７が伸長し、シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２を含む可動ユニットが外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に進出する。そして、駆動ローラー５２９がこれらのシーミングロール４５１，４５２を同時に押圧するとともにシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の先端部がシーミングロール４５１，４５２の各々の周側面に押し当てられる。その後、ノズル５２８，５２８から洗浄剤が噴射されながら、駆動ローラー５２９を回転させることによってシーミングロール４５１，４５２が従動されて、両シーミングロール４５１，４５２の周側面がシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２に摺擦されることによって洗浄される。
上記の２種の洗浄動作をシーミングターレット１０１の公転１周にわたって繰り返すことにより、各チャックユニット３２０に係るチャック３２１及びシーミングユニット４１０のシーミングロール４５１、４５２がチャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０によって順次に洗浄される。
第１の固定洗浄位置において公転が停止されたチャックユニット３２０においては、チャック洗浄部材５１０のアーム５１７が伸長し、チャック清掃ブラシ５１１を含む可動ユニットが外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に進出する。これにより、チャック清掃ブラシ５１１が、このチャックユニット３２０に係る２つのシーミングロール４５１，４５２間に挿入してその先端部がチャック３２１の周側面に押し当てられる。その後、ノズル５１８から洗浄剤が噴射されながら、チャック３２１がチャックユニット３２０の駆動機構１５１によって公転を伴わずに自転され、チャック３２１の周側面がチャック清掃ブラシ５１１に摺擦されることによって洗浄される。
第２の固定洗浄位置において公転が停止されたシーミングユニット４１０においては、シーミングロール洗浄部材５２０のアーム５２７が伸長し、シーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２を含む可動ユニットが外方からシーミングターレット１０１に向かう方向に進出する。そして、駆動ローラー５２９がこれらのシーミングロール４５１，４５２を同時に押圧するとともにシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２の先端部がシーミングロール４５１，４５２の各々の周側面に押し当てられる。その後、ノズル５２８，５２８から洗浄剤が噴射されながら、駆動ローラー５２９を回転させることによってシーミングロール４５１，４５２が従動されて、両シーミングロール４５１，４５２の周側面がシーミングロール清掃ブラシ５２１，５２２に摺擦されることによって洗浄される。
上記の２種の洗浄動作をシーミングターレット１０１の公転１周にわたって繰り返すことにより、各チャックユニット３２０に係るチャック３２１及びシーミングユニット４１０のシーミングロール４５１、４５２がチャック洗浄部材５１０及びシーミングロール洗浄部材５２０によって順次に洗浄される。
【符号の説明】
【0024】
１００ ・・・ 巻締め装置
１０１ ・・・ シーミングターレット
１０２ ・・・ 搬入コンベア
１０３ ・・・ アタッチメント
１０４ ・・・ 蓋供給装置
１０７ ・・・ ディスチャージターレット
１０８ ・・・ 搬出コンベア
１０９ ・・・ センターシャフト
１３２ ・・・ ロール揺動軸
１５１ ・・・ 駆動機構
２１０ ・・・ 蓋分離ユニット
２５０ ・・・ 蓋搬送ターレット
３２０ ・・・ チャックユニット
３２１ ・・・ チャック
３２２ ・・・ ノックアウトパッド
３２３ ・・・ 外面ギヤ
３２４ ・・・ サンギヤ
３５０ ・・・ 缶載置ユニット
３６０ ・・・ プレート
４１０ ・・・ シーミングユニット
４５０ ・・・ シーミングレバー
４５１ ・・・ シーミングロール（一次巻締）
４５２ ・・・ シーミングロール（二次巻締）
５００ ・・・ 洗浄ユニット
５１０ ・・・ チャック洗浄部材
５１１ ・・・ チャック清掃ブラシ
５１５ ・・・ ボルト
５１６ ・・・ 支持部
５１７ ・・・ アーム
５１８ ・・・ ノズル
５２０ ・・・ シーミングロール洗浄部材
５２１ ・・・ シーミングロール清掃ブラシ
５２２ ・・・ シーミングロール清掃ブラシ
５２３ ・・・ モータ
５２５ ・・・ ボルト
５２６ ・・・ 支持部
５２７ ・・・ アーム
５２８ ・・・ ノズル
５２９ ・・・ 駆動ローラー
Ｃ ・・・ 缶（蓋巻締前）
Ｆ ・・・ 蓋
ＣＭ ・・・ 缶（蓋巻締後）
Ｐ ・・・ ポケット
Ｅ ・・・ 巻締区間
Ｘ ・・・ 中心軸
１０１ ・・・ シーミングターレット
１０２ ・・・ 搬入コンベア
１０３ ・・・ アタッチメント
１０４ ・・・ 蓋供給装置
１０７ ・・・ ディスチャージターレット
１０８ ・・・ 搬出コンベア
１０９ ・・・ センターシャフト
１３２ ・・・ ロール揺動軸
１５１ ・・・ 駆動機構
２１０ ・・・ 蓋分離ユニット
２５０ ・・・ 蓋搬送ターレット
３２０ ・・・ チャックユニット
３２１ ・・・ チャック
３２２ ・・・ ノックアウトパッド
３２３ ・・・ 外面ギヤ
３２４ ・・・ サンギヤ
３５０ ・・・ 缶載置ユニット
３６０ ・・・ プレート
４１０ ・・・ シーミングユニット
４５０ ・・・ シーミングレバー
４５１ ・・・ シーミングロール（一次巻締）
４５２ ・・・ シーミングロール（二次巻締）
５００ ・・・ 洗浄ユニット
５１０ ・・・ チャック洗浄部材
５１１ ・・・ チャック清掃ブラシ
５１５ ・・・ ボルト
５１６ ・・・ 支持部
５１７ ・・・ アーム
５１８ ・・・ ノズル
５２０ ・・・ シーミングロール洗浄部材
５２１ ・・・ シーミングロール清掃ブラシ
５２２ ・・・ シーミングロール清掃ブラシ
５２３ ・・・ モータ
５２５ ・・・ ボルト
５２６ ・・・ 支持部
５２７ ・・・ アーム
５２８ ・・・ ノズル
５２９ ・・・ 駆動ローラー
Ｃ ・・・ 缶（蓋巻締前）
Ｆ ・・・ 蓋
ＣＭ ・・・ 缶（蓋巻締後）
Ｐ ・・・ ポケット
Ｅ ・・・ 巻締区間
Ｘ ・・・ 中心軸
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】