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  • 特許-液圧パワーパッケージ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-21
(45)【発行日】2024-03-29
(54)【発明の名称】液圧パワーパッケージ
(51)【国際特許分類】
   B60P 1/44 20060101AFI20240322BHJP
   F04B 49/06 20060101ALI20240322BHJP
   B60J 7/08 20060101ALN20240322BHJP
【FI】
B60P1/44
F04B49/06 311
B60J7/08 P
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021034135
(22)【出願日】2021-03-04
(65)【公開番号】P2022134761
(43)【公開日】2022-09-15
【審査請求日】2023-06-23
(73)【特許権者】
【識別番号】000001993
【氏名又は名称】株式会社島津製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100121441
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 竜平
(74)【代理人】
【識別番号】100154704
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 真大
(74)【代理人】
【識別番号】100129702
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 喜永
(74)【代理人】
【識別番号】100094248
【弁理士】
【氏名又は名称】楠本 高義
(72)【発明者】
【氏名】五島 代介
(72)【発明者】
【氏名】丹羽 宙潤
【審査官】林 政道
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-100778(JP,A)
【文献】特開2006-027576(JP,A)
【文献】特開2019-064447(JP,A)
【文献】特表2013-527097(JP,A)
【文献】特開2014-020433(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60P 1/00- 1/64
F04B 49/06
B60J 7/08
B65G 67/00-67/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと通信する通信装置を有する第1液圧パワーパッケージと、前記サーバと通信する通信装置を有さない1又は複数の第2液圧パワーパッケージと備える、液圧パワーパッケージであって、
前記第1液圧パワーパッケージが、
第1液圧装置
前記第1液圧装置の駆動状況を検知する第1センサ
前記第1センサの値が入力される第1制御装置
前記第1制御装置に設けられ、前記第1センサが接続された第1ポート
前記サーバと通信を行い、前記第1センサの値を前記サーバに送信して記憶させる前記通信装置と、を有し、
前記第2液圧パワーパッケージが、
第2液圧装置と、
前記第2液圧装置を駆動させる第2制御装置と、
前記第2液圧装置の駆動状況を検知する第2センサと、を有し、
前記第1液圧パワーパッケージが、前記第1制御装置に設けられ、前記第2センサを接続可能な第2ポートをさらに有し、
記通信装置が、さらに、前記第2センサの値を前記サーバに送信して記憶させる
液圧パワーパッケージ。
【請求項2】
前記第1液圧装置および第2液圧装置のそれぞれが少なくともモータ、ポンプおよびバルブを含む請求項1の液圧パワーパッケージ。
【請求項3】
前記第2センサが第2液圧装置のバルブに含まれるソレノイドの電圧を検知する電圧計を含む請求項2の液圧パワーパッケージ。
【請求項4】
前記第1センサが第1液圧装置のポンプの回転数を検知する回転数計、モータの電圧を検知する電圧計、バルブに含まれるソレノイドの電圧を検知する電圧計、配管の圧力を検知する圧力計を含む請求項2または3の液圧パワーパッケージ。
【請求項5】
前記通信装置がLTEで通信する無線通信装置を含む請求項1から4のいずれかの液圧パワーパッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液圧パワーパッケージに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、トラックの荷受台の昇降およびウイングルーフの開閉に液圧(油圧)パワーパッケージが使用されている。液圧パワーパッケージは荷受台およびウイングルーフにそれぞれ設けられる。液圧パワーパッケージは少なくともポンプ、モータおよびバルブを備える。液圧パワーパッケージによって荷受台のシリンダを駆動させたり、ウイングルーフのシリンダを駆動させたりする。それらのシリンダが駆動することで、荷受台が昇降したり、ウイングルーフが開閉したりする。
【0003】
たとえば、下記特許文献1のように車両からデータを収集する方法が開示されている。トラックの液圧パワーパッケージであれば、液圧パワーパッケージがポンプの回転数およびモータの電圧などをセンサで検知し、ネットワークを通じてサーバーに送信する。サーバーに荷受台の駆動状況およびウイングルーフの駆動状況を記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】国際公開番号WO2014/112149
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、トラックの仕様によっては、荷受台とウイングルーフの少なくとも一方にしか通信装置を備えた液圧パワーパッケージを用いない場合もある。たとえば、荷受台にだけ通信装置を備えた液圧パワーパッケージを使用し、ウイングルーフに通信装置を備えない液圧パワーパッケージを用いる場合がある。この場合、荷受台の駆動状況のみサーバーに記憶され、ウイングルーフの駆動状況はサーバーに記憶されない。両方の装置の駆動状況がサーバーに記憶されないとトラックの荷台の駆動状況が完璧に把握できない。片方の装置の駆動状況だけでは情報として不完全である。
【0006】
トラックにデジタルタコメータが備えられている場合がある。デジタルタコメータはトラックの速度および加速度などを記録する装置および通信装置を備えている。デジタルタコメータはトラックの走行記録をネットワークを通じてサーバーに送信する。このデジタルタコメータにはいくつかのポートがあり、そのポートに液圧パワーパッケージを接続する方法が考えられる。液圧パワーパッケージのポンプの回転数およびモータの電圧などをデジタルタコメータに入力し、ネットワークを通じてサーバーに記憶させる。
【0007】
しかし、通信装置を備えない液圧パワーパッケージのポンプなどに対して配線することは非常に難しい。通信装置を備えない液圧パワーパッケージをデジタルタコメータに組み合わせることは難しい。カーナビゲーションシステムについてもデジタルタコメータと同様に配線が非常に難しい。
【0008】
本発明の目的は、通信装置を備えていない液圧パワーパッケージの液圧装置の駆動状況を通信できる液圧パワーパッケージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の課題を解決すべく、本発明に係る液圧パワーパッケージは、以下に述べるような構成を有する。
【0010】
本発明の液圧パワーパッケージは、第1液圧装置、該第1液圧装置の駆動状況を検知する第1センサ、該第1センサの値が入力される制御装置、該制御装置に第1センサを接続するために該制御装置に備えられた第1ポート、および該第1センサの値を通信する通信装置を含む第1液圧パワーパッケージと、第2液圧装置を含む第2液圧パワーパッケージと、を含む液圧パワーパッケージであって、前記第2液圧装置の駆動状況を検知する第2センサと、前記制御装置に第2センサを接続するために該制御装置に備えられた第2ポートと、を含み、前記第1液圧パワーパッケージの通信装置が第2センサの値を通信する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、通信機能を備えない第2液圧パワーパッケージの第2液圧装置の駆動状況を第2センサで検知し、通信機能を備える第1液圧パワーパッケージで送信することができる。データの量が増え、データとしての価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本願の液圧パワーパッケージの構成を示す図である。
図2】液圧パワーパッケージが取り付けられた架装車両を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態に係るその液圧(油圧)パワーパッケージについて図面を用いて説明する。
【0014】
[実施形態1]
図1に示す本願の液圧パワーパッケージ10は、トラックなどの架装車両に備えられる。液圧パワーパッケージ10は、架装車両の荷受台を昇降させたり、ウイングルーフを開閉させたりする。
【0015】
液圧パワーパッケージ10は、第1液圧パワーパッケージ12と第2液圧パワーパッケージ14を備える。上記のように液圧パワーパッケージ10がトラック16に使用された場合に、たとえば第1液圧パワーパッケージ12が荷受台18の昇降に使用され、第2液圧パワーパッケージ14がウイングルーフ20の開閉に使用される(図2)。なお、第1液圧パワーパッケージ12がウイングルーフ20の開閉に使用され、第2液圧パワーパッケージ14が荷受台18の昇降に使用されてもよい。
【0016】
[第1液圧パワーパッケージ]
第1液圧パワーパッケージ12は、第1液圧装置22、第1センサ24、制御装置26、第1センサ24と制御装置26とを接続する第1ポート28、通信装置30を備える。第1パワーパッケージ12は第1センサ24で検知した値を通信する機能を備えており、IoT(Internet of Things)に対応している。
【0017】
[第1液圧装置]
第1液圧装置12は荷受台18に備えられた液圧シリンダ32を駆動させるための装置である。第1液圧装置12は少なくともモータ、そのモータを駆動させる駆動回路、モータによって駆動されるポンプ、そのポンプで吐出された作動液(作動油)が流れる配管、作動液の流れを制御するバルブ、作動液を溜めるタンクを備える。モータを駆動させるための電源は架装車両に積載され、架装車両の駆動等に利用されるバッテリーを用いる。バルブは方向制御弁、圧力調整弁、流量調整弁、逆止弁などを含み、その数は限定されない。
【0018】
[第1センサ]
第1センサ24は第1液圧装置22の駆動状況を検知する装置である。第1センサ24はモータの端子間電圧を検知する第1電圧計、ポンプの回転数を検知する回転数計、配管の中の作動液の圧力を検知する圧力計、バルブに備えられたソレノイドの電圧を検知する第2電圧計、作動液の温度を計測する温度計の少なくとも1つを備える。第1センサ24の値が制御装置26に入力される。第1センサ24の中に、架装車両のバッテリーの電圧を検知する第3電圧計を備えてもよい。
【0019】
[制御装置]
制御装置26は基板にCPU(Central Processing Unit)またはPLC(Programmable Logic Controller)などを含む演算回路34を搭載した装置を含む。また制御装置26にはデータおよびプログラムを記憶する記憶装置36が備えられている。記憶装置36は、メモリ、HDD(Hard Disk Drive),SSD(Solid State Drive)などである。制御装置26は第1センサ24が検知した値を記憶装置36に記憶する。制御装置26が検知した値を記憶する際、必要な形式に変更することもできる。たとえば、第1センサ24の検知した値を所定のテーブル形式にして記憶する。なお、制御装置26の中に時計を備えておき、記憶装置36に記憶した値に時刻を追加してもよい。また、通信装置30を介してインターネット上のタイムサーバーから時刻を取得してもよい。
【0020】
制御装置26は第1液圧装置22の駆動を制御してもよい。制御装置26はモータの駆動回路および各バルブのソレノイドの電圧を制御する。制御装置26は第1センサ24の値を用いて第1液圧装置22を制御してもよい。たとえば、配管の中の作動液の圧力が所定値になるように制御する。
【0021】
制御装置26に第1ポート28が搭載されており、その第1ポート28に第1センサ24に設けられた配線が接続される。制御装置26に第1液圧装置22と制御装置26とを接続するためのポート38を搭載し、第1液圧装置22に設けられた配線が制御装置26に接続される。
【0022】
[通信装置]
通信装置30は無線通信するための装置である。通信装置30はLTE(Long Term Evolution)の規格で通信するための装置である。公衆の通信網40を通じて第1センサ24の値を送信する。第1センサ24の値は通信網40に接続されたサーバー42に記憶される。制御装置26と通信装置30とが別々の部品になっていることで、通信装置30のみで通信規格の認証を取得することができる。制御装置26の仕様が変更されても通信装置30に影響がない。
【0023】
通信装置30は記憶装置36に記憶されたデータを逐次送信してもよいし、所定時間に一括して送信してもよいし、データの容量が一定量になったときに送信してもよい。
【0024】
[第2液圧パワーパッケージ]
第2液圧パワーパッケージ14は第2液圧装置44を備える。第2液圧パワーパッケージ14は通信装置を備えない。第2液圧パワーパッケージ14は第1液圧パワーパッケージ12のようにIoTの機能を備えていない。
【0025】
[第2液圧装置]
第2液圧装置44は第1液圧装置22と同様に、少なくともモータ、そのモータを駆動させる駆動回路、モータによって駆動されるポンプ、そのポンプで吐出された作動液(作動油)が流れる配管、作動液の流れを制御するバルブ、作動液を溜めるタンクを備える。モータを駆動させるための電源は架装車両に積載され、架装車両の駆動等に利用されるバッテリーを用いる。バルブは方向制御弁、圧力調整弁、流量調整弁、逆止弁などを含み、その数は限定されない。
【0026】
[第2センサ]
本願は第2液圧装置44の駆動状況を検知する第2センサ46を備える。第2センサ46は第2液圧装置44のモータの電圧を検知する第4電圧計、バルブに備えられるソレノイドの電圧を検知する第5電圧計を備える。
【0027】
[第2ポート]
本願は制御装置26に第2ポート48を備える。第2ポート48は制御装置26と第2センサ46とを接続するためのポートであり、第2センサ46の配線が第2ポート48に接続される。第2センサ46で検知された値が制御装置26に入力される。
【0028】
制御装置26は入力された第2センサ46で検知された値を記憶装置36に記憶する。制御装置26は、第1センサ24で検知された値と同様に第2センサ46で検知された値を必要な形式に変更してもよい。通信装置30は第1センサ24で検知された値だけでなく、第2センサ46で検知された値も通信網40を介してサーバー42に送信する。サーバー42に第1センサ24と第2センサ46の値が記憶される。
【0029】
[その他]
第2液圧パワーパッケージ14は、第2液圧装置44を駆動させるための制御装置を備える。第2液圧パワーパッケージ14の制御装置は第1液圧パワーパッケージ12の制御装置26とは異なる。
【0030】
[データ収集]
本発明の液圧パワーパッケージ10を用いたデータ収集について説明する。架装車両の荷受台18を昇降またはウイングルーフ20を開閉するために、第1液圧装置22または第2液圧装置44が駆動される。その際、第1センサ24が第1液圧装置22の駆動状況を検知し、第2センサ46が第2液圧装置44の駆動状況を検知する。制御装置26は検知された値を所定のデータ形式に変換し、記憶装置36に記憶する。通信装置30が記憶装置36に記憶されたデータを通信網40を介してサーバー42に送信し、サーバー42でデータが記憶される。
【0031】
以上のように、本発明の液圧パワーパッケージ10は通信機能を有する第1液圧パワーパッケージ12と通信機能を有しない第2液圧パワーパッケージ14を組み合わせて使用する場合に、通信機能を備えていない第2液圧パワーパッケージ14の液圧装置44の駆動状況を検知し、そのデータを送信することができる。従来であればサーバー42に記憶されたデータが不足していたが、本願は記憶されるデータの種類を増やすことができ、データを有効利用できるようになる。
【0032】
[実施形態2]
第1センサ24は第1液圧装置22の駆動状況を検知する装置に限定されない。架装車両の走行状況を検知する装置が含まれていてもい。たとえば、第1センサ24にGPS(Global Positioning System)を備える。記憶装置36に記憶されるデータの中に架装車両の位置情報が含まれる。
【0033】
[実施形態3]
本発明は第1液圧パワーパッケージ12と第2液圧パワーパッケージ14の2つに限定されず、さらに他の液圧パワーパッケージを備えてもよい。第1液圧パワーパッケージ12が通信装置30を備えているため、通信装置を備えていない液圧パワーパッケージが追加されても第1液圧パワーパッケージ12の通信装置30を利用して通信することができる。
【0034】
[実施形態4]
本発明の液圧パワーパッケージ10は架装車両で使用される場合に限定されない。工場設備で複数の液圧パワーパッケージ10を使用する場合に、少なくとも1つの液圧パワーパッケージに通信装置30が備えられ、他の液圧パワーパッケージに通信装置が備えられなければ、本発明を適用することができる。工場設備にWiFiなどの近距離で無線通信を行う装置があれば、通信装置30はWiFiなどの装置であってもよい。液圧パワーパッケージ10が工場設備に使用されるのであれば、通信装置30は有線によって通信網40に接続されてもよい。
【0035】
(第1項)本願の液圧パワーパッケージは、第1液圧装置、該第1液圧装置の駆動状況を検知する第1センサ、該第1センサの値が入力される制御装置、該制御装置に第1センサを接続するために該制御装置に備えられた第1ポート、および該第1センサの値を通信する通信装置を含む第1液圧パワーパッケージと、第2液圧装置を含む第2液圧パワーパッケージと、を含む液圧パワーパッケージであって、前記第2液圧装置の駆動状況を検知する第2センサと、前記制御装置に第2センサを接続するために該制御装置に備えられた第2ポートと、を含み、前記第1液圧パワーパッケージの通信装置が第2センサの値を通信する。
【0036】
第1項に記載する液圧パワーパッケージによると、通信装置を備えていない第2液圧パワーパッケージの第2センサが検知した値を第1液圧パワーパッケージの通信装置を用いて送信することができる。第1センサと第2センサの値を収集することが可能になる。データ量が増えるため、データとしての価値が向上する。
【0037】
(第2項)前記第1液圧装置および第2液圧装置のそれぞれが少なくともモータ、ポンプおよびバルブを含む。
【0038】
第2項に記載する液圧パワーパッケージによると、モータ、ポンプおよびバルブの駆動状況を収集することができ、液圧パワーパッケージの駆動状況を監視することができる。
【0039】
(第3項)前記第2センサが第2液圧装置のバルブに含まれるソレノイドの電圧を検知する電圧計を含む。
【0040】
第3項に記載する液圧パワーパッケージによると、第2液圧装置のバルブの駆動状況を監視することができる。
【0041】
(第4項)前記第1センサが第1液圧装置のポンプの回転数を検知する回転数計、モータの電圧を検知する電圧計、バルブに含まれるソレノイドの電圧を検知する電圧計、配管の圧力を検知する圧力計を含む。
【0042】
第4項に記載する液圧パワーパッケージによると、第1液圧装置の製造時に第1センサを組み込むことができるため、第2センサでは検知できないポンプの回転数なども検知することが可能である。
【0043】
(第5項)前記通信装置がLTEで通信する無線通信装置を含む。
【0044】
第5項に記載する液圧パワーパッケージによると、広く普及している通信網を利用してデータを収集することができる。
【0045】
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
【符号の説明】
【0046】
10:液圧パワーパッケージ
12:第1液圧パワーパッケージ
14:第2液圧パワーパッケージ
16:トラック
18:荷受台
20:ウイングルーフ
22:第1液圧装置
24:第1センサ
26:制御装置
28:第1ポート
30:通信装置
32:液圧シリンダ
34:演算回路
36:記憶装置
40:通信網
42:サーバー
44:第2液圧装置
46:第2センサ
48:第2ポート
図1
図2