(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-21
(45)【発行日】2024-03-29
(54)【発明の名称】圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置組立体構造
(51)【国際特許分類】
F04B 39/00 20060101AFI20240322BHJP
【FI】
F04B39/00 106A
F04B39/00 106Z
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2019214949
(22)【出願日】2019-11-28
【審査請求日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】10 2018 074735 5
(32)【優先日】2018-11-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】BR
(73)【特許権者】
【識別番号】519115130
【氏名又は名称】エンブラコ インドゥストリア デ コンプレッソレス エー ソリューションズ エン レフリジラサン リミターダ
(74)【代理人】
【識別番号】100109380
【氏名又は名称】小西 恵
(74)【代理人】
【識別番号】100109036
【氏名又は名称】永岡 重幸
(72)【発明者】
【氏名】バギネル・ホベルト・マロン
(72)【発明者】
【氏名】マルセロ・アレッサンドロ・サントス
(72)【発明者】
【氏名】ハファエル・ブルグ・レッキ
【審査官】松浦 久夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-076719(JP,A)
【文献】特開昭63-029074(JP,A)
【文献】特開2004-293539(JP,A)
【文献】米国特許第05173057(US,A)
【文献】実開昭59-034467(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04B 39/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置組立体構造
であって、
圧縮機の動作に必要な少なくとも1つの電気的装置をその内部に収容することができる少なくとも1つの絶縁箱(1)であって、
前記電気的装置の電気端子(3)にアクセスするための少なくとも開口部(11)と、
前記開口部(11)の近傍に配置された少なくとも1つの
収容領域(12)とを備える前記絶縁箱(1)と、
圧縮機の密閉ハウジング(4)と前記絶縁箱(1)との間に介在し、圧縮機の密閉ハウジング(4)の外部領域に固定され、圧縮機の密閉ハウジング(4)の内部領域と外部領域との間の電気的インターフェース
の電気端子(5
)に近接した少なくとも1つのヒンジ要素(2)であって、
前記絶縁箱(1)の前記開口部(11)に重ね合わせられる孔(21)と、孔(21)の周囲の平板状の周縁部と、前記平板状の周縁部から前記孔(21)の反対側に向けて延びる少なくとも1つの
平板状の延長部とを備える前記ヒンジ要素(2)とを備え、
前記電気的インターフェースが、前記孔(21)の内部に配置され、
前記絶縁箱(1)の
前記収容領域(12)
に前記ヒンジ要素(2)の
前記平板状の延長部が収容され、前記絶縁箱(1)と前記ヒンジ要素(2)との間の角運動が可能であり、
前記絶縁箱(1)と前記ヒンジ要素(2)との間の前記角運動の終端が、前記電気的装置の前記電気端子(3)と、前記電気的インターフェースの前記電気端子(5)との間の電気的接続をもたらすことを特徴とする、電気的装置組立体構造。
【請求項2】
前記絶縁箱(1)の
前記電気的装置の
前記電気端子(3)にアクセスするための
前記開口部(11)が、
前記ヒンジ要素(2)の
前記孔(21)の形状および寸法に類似した形状および寸法を備えることを特徴とする、請求項1に記載の組立体構造。
【請求項3】
前記絶縁箱(1)
の開口部(11)および
前記電気的インターフェース
の間に設けられた少なくとも1つのシール手段
をさらに
備えることを特徴とする、請求項1に記載の組立体構造。
【請求項4】
前記シール手段がガスケット(6)を備え、
前記ガスケット(6)が、
前記絶縁箱(1)の
前記開口部(11)の輪郭壁
の接触面
に存在するチャネルに収容されることを特徴とする、請求項
3に記載の組立体構造。
【請求項5】
前記シール手段が、
前記絶縁箱(1)の
前記開口部(11)の輪郭壁
の接触面
上に配置された輪郭リブ(7)と
前記ヒンジ要素(2)との間の物理的接触によって画定されることを特徴とする、請求項
3に記載の組立体構造。
【請求項6】
前記絶縁箱(1)は、前記開口部(11)を挟んで前記収容領域(12)の反対側に配置されて電気接地端子(14)を支持するハウジングクレードル(13)をさらに備え、前記ヒンジ要素(2)は、前記平板状の周縁部を挟んで前記平板状の延長部の反対側に配置されて前記電気接地端子(14)を支持する接地タブ(23)をさらに備え、前記ヒンジ要素(2)に対する前記絶縁箱(1)の配置は、前記ハウジングクレードル(13)と前記接地タブ(23)との協働により維持され、前記ハウジングクレードル(13)と前記接地タブ(23)との協働が、前記
接地タブ(23)および前記
ハウジングクレードル(13)を横断することができる固定要素(8)
によって達成されることを特徴とする、請求項
5に記載の組立体構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置組立体構造、好ましくは周波数インバータに関する。問題の本発明によれば、前記組立体構造は、一般的な目的として、圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置の迅速で単純化された安全な組み立てを可能にすることを目的とする。
【背景技術】
【0002】
当業者にとってよく知られているように、密閉型圧縮機、特に冷凍システムで使用される密閉型圧縮機は、他の構成要素の内、少なくとも1つの電気モータを含む少なくとも1つの圧縮機構が密閉された密閉ハウジングを備える。この意味で、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースが提供され、これは、通常、電気モータに通電する機能を有する。
【0003】
いくつかの特定の場合において、電気モータは、電気的保護回路、始動回路、または周波数インバータ回路を含むことができる電気的装置によって通電される。これらの場合、この電気的装置は、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースに近接して、圧縮機ハウジングの外部領域に結合されるのが一般的である。
【0004】
一般的に言えば、現在の最新技術に関連する解決策は、機械的結合を使用している。
【0005】
このシナリオでは、電気的装置は絶縁箱で密閉され、その電気端子のみが露出している。したがって、電気的装置の電気端子は、並進運動によって圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースに接続される。これは、この種の解決策(並進運動による電気端子の電気的接続を可能にする)が、接続される端子間の位置ずれを起こしやすいことを意味し、結局、電気的装置の電気端子は、前記電気的装置を保護する絶縁箱のために確認することが困難な位置にある。このように、手動で行われる場合、電気的装置の電気端子と、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースとの間の結合は、大抵の場合、繰り返し試行する必要がある。さらに、この種の解決策は、圧縮機の密閉ハウジングの外部領域に絶縁箱を固定するためにネジを使用する必要がさらにあり、これは、絶縁箱の組み立てをさらに困難にする。
【0006】
この種の解決策の例は、特許文献である国際公開第2016/167409号、国際公開第2012/035767号、国際公開第2014/136571号および国際公開第2010/101397号に見出すことができ、これらは、全て前述の特徴および問題に類似する特徴および問題を有する。
【0007】
既に説明した内容に加えて、原則として、現在の最新技術に属する絶縁箱(通常は周波数インバータである電気的装置の密閉を可能にする)がいくつかの構造的窪みを備えることも観察され、これは、電気的装置を完全に絶縁せず、さらに、昆虫や湿気が侵入することを可能にし、電気的装置の劣化を促進する可能性がある。
【0008】
このように、最新技術には、冷凍圧縮機の密閉ハウジングの外部領域に配置された電気的装置の組み立てを容易にし、昆虫に対するより大きな保護および物理的隔離も提供する解決策が欠けていることが明らかである。問題の本発明が生じるのは、このシナリオに基づいている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】国際公開第2016/167409号
【文献】国際公開第2012/035767号
【文献】国際公開第2014/136571号
【文献】国際公開第2010/101397号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
したがって、本発明は、基本的に、圧縮機の密閉ハウジングの外部領域に配置された電気的装置の組立体の問題を解決することを目的とし、より大きな構造的堅牢性、より大きな保護および隔離を有し、また、昆虫の望ましくない侵入を防止する、効率的で安全な技術的解決策を促進する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
問題の本発明の全ての目的は、圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置組立体構造において、圧縮機の動作に必要である少なくとも1つの電気的装置をその内部に収容することができる少なくとも1つの絶縁箱と、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースの電気端子に近接して、圧縮機の密閉ハウジングの外部領域に固定された少なくとも1つのヒンジ要素とを備える、電気的装置組立体構造によって達成される。
【0012】
本発明によれば、前記絶縁箱は、電気的装置の電気端子へのアクセスのための少なくとも開口部と、少なくとも1つの収容領域とを備える。前記ヒンジ要素は、少なくとも1つの延長部を備える。したがって、絶縁箱の収容領域およびヒンジ要素の延長部は、前記絶縁箱と前記ヒンジ要素との間の角運動を可能にするために互いに協働する。
【0013】
したがって、絶縁箱とヒンジ要素との間の角運動の終端は、電気的装置の電気端子と、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースの電気端子との間の電気的接続をもたらす。
【0014】
本発明の好ましい実施形態によれば、ヒンジ要素は孔を備え、圧縮機の密閉ハウジングの内部領域と外部領域との間の電気的インターフェースは、前記孔の内部に配置される。絶縁箱の電気的装置の電気端子へのアクセス開口部は、ヒンジ要素の孔の形状および寸法に類似した形状および寸法を備える。
【0015】
また、少なくとも1つのシール手段、絶縁箱の開口部、および電気的インターフェースが設けられる。
【0016】
可能な実施形態として、シール手段は、絶縁箱の開口部の輪郭壁の接触面に存在するチャネルに収容されるガスケットを備える。
【0017】
他の可能な実施形態では、シール手段は、絶縁箱の開口部の輪郭壁の接触面に配置された輪郭リブとヒンジ要素との間の物理的接触によって画定される。
【0018】
好ましくは、ヒンジ要素に対する絶縁箱の位置の維持は、ヒンジ要素の接地タブと絶縁箱のハウジングクレードルとの間の協働によって維持され、必要に応じて、この協働はまた、前記接地タブおよび前記ハウジングクレードルを横断することができる固定要素も有する。
【0019】
本発明の好ましい実施形態は、図面に基づいて詳細に説明されるが、これらは、それにより問題の本発明の一般的な範囲から逸脱することなく適応および変更が行われることができるため、単に例示であり、限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明に係る電気的装置組立体構造を示している。
【
図3】電気的装置組立体構造と係合するためのヒンジ要素の回動運動を静的な方法で示すことを意図している。
【
図4】圧縮機の密閉ハウジングの外部領域に適切に結合された電気的装置組立体構造を拡大して詳細に示している。
【
図5】
図1に示されている電気的装置組立体構造と
図2に示されているヒンジ要素との間の物理的な協働を示している(この図では、理解を容易にするために、圧縮機は示されていない)。
【
図6】
図1に示されている電気的装置組立体構造と
図2に示されているヒンジ要素との間の物理的な協働を示している(この図では、理解を容易にするために、圧縮機は示されていない)。
【
図7】本発明に係る電気的装置シール手段の可能な実施形態を示している。
【
図8】電気的装置シール手段の可能な実施形態の詳細を拡大断面で示している。
【
図9】本発明に係る電気的装置シール手段の可能な実施形態を示している。
【
図10】電気的装置シール手段の可能な実施形態の詳細を拡大断面で示している。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図に示されるように、本発明は、基本的に絶縁箱1とヒンジ要素2とによって一体化された、冷凍圧縮機の密閉ハウジングの外部領域における電気的装置組立体構造に関する。
【0022】
絶縁箱1とヒンジ要素2との間の協働は、
図3に示すように、回動運動によって生じるように、電気的装置の電気端子3(絶縁箱1の内部にある)と圧縮機の密閉ハウジング4において利用可能な電気端子5との間の電気的接続を可能にする。
【0023】
図1に示されるように、電気的装置(図示せず)を密閉するのに特に適した絶縁箱1は、電気絶縁材料から構成され、電気的装置の電気端子3を露出するための専用の開口部11、ヒンジ要素2の一部を収容するための専用のハウジング領域12および、電気接地端子14のためのハウジングクレードル13を備える本体を備える。
【0024】
前記開口部11は、圧縮機の電気端子5を支持する電気的インターフェースに特に適した円形の輪郭を備える。
【0025】
図2に示されるように、ヒンジ要素2は、孔21、回動
部22、および接地タブ23を備えた剛性プレートを備える。
【0026】
絶縁箱1の開口部11と同様に、ヒンジ要素2の孔21もまた、円形の輪郭を備え、これは、圧縮機の電気端子5を支持する電気的インターフェースに特に適している。絶縁箱1の収容領域12に収容されるのに適した回動部22は、ヒンジ要素2と同じ全体平面に配置された延長部を備える。ハウジングクレードル13(および電気接地端子14)と協働するのに適した接地タブ23は、ヒンジ要素2の全体平面に対して垂直な延長部を備える。
【0027】
記述的な充足の目的のために、これに限定されるものではないが、好ましくは、冷凍システムに適した圧縮機は、内部にシリンダ-ピストン機構および電気モータによって基本的に一体化された機能的圧縮機構が配置された密閉ハウジング4を備える。前記圧縮機は、密閉ハウジング4の内部領域と外部領域との間に電気的インターフェースをさらに備え、前記電気的インターフェースは、密閉ハウジング4の内部に配置されたモータとの電気的接続を有する圧縮機の電気端子5を支持する。
【0028】
図5および
図6に示されるように、ヒンジ要素2は、その孔21が電気的インターフェースの周りに収容されるように、密閉ハウジング4の外部領域に固定されることに留意されたい。この固定は水密であり、ヒンジ要素2および密閉ハウジング4は、それらの間のいかなる種類の相対運動も行わない。ヒンジ要素2の回動
部22は、絶縁箱1の
収容領域12に収容されている。この
収容は、絶縁箱1が、ヒンジ要素2に関して、
ひいては密閉ハウジング4に関して、制御された角運動を生じさせることを可能にする。ヒンジ要素2の回動
部22と絶縁箱1の
収容領域12との間の嵌合の物理的な実施形態は、これらの2つの結合点間の角(および回動)運動を可能にする任意のものとすることができる。当然のことながら、ヒンジ要素2の回動
部22の長さおよび絶縁箱1の
収容領域12の配置は、絶縁箱1の内部に収容される電気的装置の電気端子3と圧縮機の電気端子5との間の最終
接続位置において、それらが絶縁箱1の開口部11と電気的インターフェースとの間の位置合わせを可能にするようなものである。
【0029】
したがって、問題の本発明の利点の1つは、絶縁箱1内に収容される電気的装置の電気端子3と圧縮機の電気端子5との間を接続するための一種の移動ガイド(角運動)を形成することであり、この移動ガイドは、ヒンジ要素2の回動部22および絶縁箱1の収容領域12の寸法および配置の詳細によって画定される。絶縁箱1と密閉ハウジング4との間の回動手段を画定するこの構造は、現在の最新技術を統合する解決策において以前に引用されて提示された全ての組立体問題を最適化することを確実に担う。
【0030】
問題の本発明の他の利点は、
図7、
図8、
図9および
図10に示されるように、絶縁箱1の開口部11と電気的インターフェース
との間に存在するシール手段の可能性によって達成される。
【0031】
図7および
図8では、絶縁箱1の開口部11と電気的インターフェースとの間のシール手段の可能性の1つは、絶縁箱1の開口部11の接触領域と電気的インターフェース
との間のガスケット6の、好ましくはOリングタイプの適用であることに留意されたい。この目的のために、絶縁箱1の開口部11は、その接触面がガスケット6を保持するのに特に適したチャネルを有する輪郭壁を有する。終端位置
(絶縁箱1内に収容される電気的装置の電気端子3と圧縮機の電気端子5と
が接続される)では、ヒンジ要素2と接触するガスケット6は、絶縁箱1の内部への(例えば、昆虫などの)アクセスを防止する。
【0032】
図9および
図10では、絶縁箱1の開口部11と電気インターフェースとの間のシール手段の可能
なものの1つは、絶縁箱1の開口部11が、その接触面がヒンジ要素2の孔21の直径よりも僅かに小さい直径の輪郭リブ7を有する輪郭壁を有し、且つ終端位置
(絶縁箱1内に収容される電気的装置の電気端子3と圧縮機の電気端子5との間
が接続される)では、ヒンジ要素2と組み合わされた輪郭リブ7が絶縁箱1の内部への(例えば、昆虫などの)アクセスを防止する「迷路」の概念の適用であることに留意されたい。
【0033】
ヒンジ要素2に関する、ひいては密閉ハウジング4に関する絶縁箱1の配置は、絶縁箱1のハウジングクレードル13(およびその電気接地端子14)とヒンジ要素2の接地タブ23との協働により維持される。これらの要素間の物理的および電気的接続は、例えば金属ネジ8を挿入することによって最適化されることができる。
【0034】
上記の説明は、問題の本発明の特定の実施形態を例示的に説明することのみを意図していることを強調することが重要である。したがって、同じ結果を達成するために、実質的に同じ方法で同じ機能を遂行する要素の変更、変形および構成的な組み合わせが、添付の特許請求の範囲によって定められる保護の範囲内にあることは明らかである。
【符号の説明】
【0035】
1 絶縁箱
2 ヒンジ要素
3 電気端子
4 密閉ハウジング
5 電気端子
6 ガスケット
7 輪郭リブ
8 金属ネジ
11 開口部
12 収容領域
13 ハウジングクレードル
14 電気接地端子
21 孔
22 回動部
23 接地タブ