特許7458571IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

養殖池用水質管理装置及び方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、養殖池の水質管理に関して、各水質変動値に基づいて池の環境状態を正確に把握し、池の水質悪化傾向の予測を行い、悪化することを事前に告知する装置又は方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明に係る養殖池用水質管理装置は、養殖池に設置された外部センサによって適宜の時間間隔で測定された水質に関する測定値を記憶する記憶部と、前記測定値の変動に基づき将来の予測値を算出し、前記予測値が水質の悪化を示す基準値を超える時期を判定する判定部と、前記基準値を超える時期を表示する表示部と、を具備し、前記時期は池の水の入れ替えが必要となる時期である。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、養殖池の悪化傾向を事前に告知することにより、養殖池のメンテナンスを無駄なく行うことができる。

本発明によれば、日常的に飼育に適正な水質を確保することにより、養殖魚のへい死を防止するほか、効果的かつ経済的に養殖魚の飼育を行うことができる。また、これまで職人の勘と経験に依存していた管理方法を水質の変動と照らし合わせて、養殖魚におけるノウハウである「最適な飼育方法」をデータで蓄積することもできる。

養殖池の清掃は濾過槽に堆積した残餌や排泄物などを取り除く作業である。水替えは常に行っているが、清掃を行うと濾過槽の水をほぼ抜くことになり、水を大量に消失してしまう。本発明によれば、この作業により、水質が大幅に悪化することを防ぐため、水の大量入れ替えによるエネルギー損失と経済損失を減らすことができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る水質管理装置及び養殖池の設備を含む全体構成を示す概略図である。
【図2】 本発明の前提となる、養殖池における水質変化の要因とその相互の関係性を示した模式図である。
【図3】 給餌後のpH及びDO(酸素濃度)の変動を示したグラフである。
【図4】 本発明の実施例1及び2に関連して、異なる飼育法における、pHの変動及びアンモニア濃度の変動を示したグラフである。
【図5】 本発明の実施例3に関連して、pHの変動及びORP(酸化還元電位)の変動を示したグラフである。
【図6】 本発明の実施例4に関連して、EC(導電率)の変動傾向と、水の入れ替え時期を示したグラフである。
【図7】 本発明の実施例5に関連して、養殖魚飼育の日常管理における酸素濃度制御を示したグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 水質管理装置 2 記憶部 3 判定部 4 表示部 11~15 外部センサ 21~25 養殖池用管理設備

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