(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-22
(45)【発行日】2024-04-01
(54)【発明の名称】ページ操作処理方法、装置、機器、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 67/02 20220101AFI20240325BHJP
H04L 51/046 20220101ALI20240325BHJP
【FI】
H04L67/02
H04L51/046
(21)【出願番号】P 2022549100
(86)(22)【出願日】2021-02-02
(86)【国際出願番号】 CN2021074854
(87)【国際公開番号】W WO2021164540
(87)【国際公開日】2021-08-26
【審査請求日】2022-08-15
(31)【優先権主張番号】202010106857.7
(32)【優先日】2020-02-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】寧遼原
(72)【発明者】
【氏名】劉洪澤
(72)【発明者】
【氏名】王聡
(72)【発明者】
【氏名】崔貴林
(72)【発明者】
【氏名】劉増産
【審査官】岩田 玲彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-150542(JP,A)
【文献】特開2019-023943(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/02
H04L 51/046
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出することと、
前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すことと、
前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することと、
前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成することと、を含
み、
前記連携プラットフォームの前記第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの前記連携操作を受信し、前記第2の操作結果を生成することは、
前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの前記連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する前記第2の操作結果を生成すること、又は、
前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの前記連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する前記第2の操作結果を生成することを含む、
ページ操作処理方法。
【請求項2】
前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、
前記ウェブページの所定のエリアにおいて前記第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいて前記ターゲットコンテンツを引用し、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成した後に、
前記第1の連携エリアの第1のエリアにおいて読取識別子を生成することと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新することと、をさらに含み、又は、
前記第1の連携エリアの第2のエリアにおいて読取識別子を生成することと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新することと、をさらに含み、又は、
前記第1の連携エリアの第1のエリア及び第2のエリアにおいて読取識別子を生成することと、
前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記第1のエリアの読取識別子の読取状態を更新することと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記第2のエリアの読取識別子の読取状態を更新することと、をさらに含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、
前記第1の連携エリアにおいて指向命令を受信した場合、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することを含み、
前記指向命令は、指向識別子と対象名称とを含
み、
前記指向識別子は、対象名称に指向することを示す識別子であり、
前記指向リンクコンテンツは、前記対象名称に対応する対象を指し示す、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称である場合、
前記ユーザ名称に対応するユーザが通知メッセージにより前記ウェブページにジャンプするために、前記ユーザに前記通知メッセージを送信することをさらに含み、
前記通知メッセージは、前記ターゲットコンテンツと前記第1の操作結果との少なくとも1つを含む、
請求項
4に記載の方法。
【請求項6】
前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、
前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称である場合、前記ユーザ名称に対応するユーザの連絡先カードを展示可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む、
請求項
4に記載の方法。
【請求項7】
前記連絡先カードに対するインタラクション命令を受信し、前記連携プラットフォームの、前記ユーザにメッセージを送信するための通信ウィンドウを呼び出すことをさらに含む、
請求項
6に記載
の方法。
【請求項8】
前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、
前記対象名称が文書名称である場合、前記文書名称に対応する文書にジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む、
請求項
4に記載の方法。
【請求項9】
連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出するように構成される操作イベント検出モジュールと、
前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すように構成される能力コンポーネント呼出モジュールと、
前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成するように構成される第1の操作結果生成モジュールと、
前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成するように構成される第2の操作結果生成モジュールと、を備
え、
前記第2の操作結果生成モジュールは、前記連携プラットフォームの前記第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの前記連携操作を受信し、前記第2の操作結果を生成することは、
前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの前記連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する前記第2の操作結果を生成すること、又は、
前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの前記連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する前記第2の操作結果を生成することを含む、
ページ操作処理装置
。
【請求項10】
少なくとも1つの処理装置と、少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成される記憶装置とを備える電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つの処理装置により実行されると、前記少なくとも1つの処理装置は、請求項1~3又は
5~
8のいずれか一項に記載のページ操作処理方法を実行する、
電子機器。
【請求項11】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読
記憶媒体であって、
該プログラムが処理装置により実行されると、請求項1~3又は
5~
8のいずれか一項に記載のページ操作処理方法を実行する、
コンピュータ可読
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年02月20日に中国専利局に提出された、出願番号が202010106857.7である中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容は引用することにより本願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータの技術分野に関し、例えば、ページ操作処理方法、装置、機器、及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
通信技術の急速な発展に伴い、企業内においてより良いコミュニケーション及び連携が行われるように、より多くのインスタントメッセンジャーツール、及び連携創作類ツールが生まれている。例えば、インスタントメッセンジャーツールにはDing Talk(釘釘)、Wechat(微信)、Slackなどが含まれ、連携創作類ツールには石墨文档(shimo.im)、G-Suiteなどが含まれる。
【0004】
ユーザは、上記ツールを用いる過程においては、ウェブ(web)ページでの関連コンテンツに対して翻訳、コメント、検索、及び他のユーザとのシェアなどの関連操作を行う必要があるとき、webページから離脱し、操作に対応するアプリケーションを起動させる必要がある。例えば、ユーザは、重要なコンテンツを発見して、他のユーザとコミュニケーション又はシェアする必要があるとき、コピー又はスクリーンショットなどでwebページから関連情報を取得し、そして、インスタントメッセンジャーツールに基づいてコミュニケーション又はシェアすることしかできず、ユーザの操作効率が低く、且つユーザの体験が悪いことをもたらす。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、ユーザのウェブページでの操作効率を効果的に向上させ、ユーザの体験を向上させることができるページ操作処理方法、装置、機器、及び記憶媒体を提供する。
【0006】
本開示の実施例は、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出することと、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すことと、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することと、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成することとを含む、ページ操作処理方法を提供する。
【0007】
本開示の実施例は、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出するように構成される操作イベント検出モジュールと、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すように構成される能力コンポーネント呼出モジュールと、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成するように構成される第1の操作結果生成モジュールと、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成するように構成される第2の操作結果生成モジュールとを備える、ページ操作処理装置をさらに提供する。
【0008】
本開示の実施例は、1つ又は複数の処理装置と、1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置とを備える電子機器であって、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数の処理装置により実行されると、前記1つ又は複数の処理装置は、本開示の実施例に記載のページ操作処理方法を実現する、電子機器をさらに提供する。
【0009】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体であって、該プログラムが処理装置により実行されると、本開示の実施例に記載のページ操作処理方法を実現する、コンピュータ可読媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートである。
【
図2】本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例に係る、連携プラットフォームに基づいてページを操作した後の効果提示図である。
【
図4】本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートである。
【
図5】本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理装置の構成模式図である。
【
図6】本開示のもう1つの実施例に係る電子機器の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本開示の実施例を説明する。図面においては、本開示の幾つかの実施例が示されているが、本開示は、複数種類の形式で実現することができ、しかも、ここで述べる実施例に限定されると解釈してはならないことを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示の役割のみを果たし、本開示の保護範囲を制限するためのものではないことを理解すべきである。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順番で実行し、そして/又は並行で実行することができることを理解すべきである。また、方法の実施形態は、付加のステップを含み、そして/又は示されるステップを省略して実行することができる。本開示の範囲はこの点で制限されない。
【0013】
本明細書で使用される術語の「含む」及びその変形は、開放的な包含であり、すなわち、「含むが、限定されない」というものである。術語の「基づく」は、「少なくとも一部的に基づく」というものである。術語の「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」と表し、術語の「もう1つの実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」と表し、術語の「幾つかの実施例」は、「少なくとも幾つかの実施例」と表す。他の術語の関連定義は下記の説明において提供される。
【0014】
本開示に言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別することのみに用いられ、それらの装置、モジュール、又はユニットが実行する機能の順番又は相互依頼関係を限定するためのものではない。
【0015】
本開示に言及される「1つ」、「複数」の修飾は制限的ではなく模式的なものであり、前文及び後文において特に指摘されない限り、「1つ又は複数」と理解すべきであることを、当業者は理解すべきである。
【0016】
本開示の実施形態に係る複数の装置の間でインタラクトされるメッセージ又は情報の名称は、説明の目的のみに用いられ、それらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0017】
図1は、本開示の1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、複数種類のインスタントメッセンジャーツールを使用する際にウェブページにおけるターゲットコンテンツに基づいてコミュニケーション、シェア、翻訳などの操作を行う場合に適用することができ、当該方法は、ページ操作処理装置により実行することができ、当該装置は、ハードウェア及び/又はソフトウェアにより構成することができ、一般的には、ページ操作処理機能を有する機器に集積することができ、当該機器は、サーバ、モバイル端末、又はサーバクラスタなどの電子機器であってよい。
図1に示すように、当該方法は以下のようなステップを含む。
【0018】
ステップ110:連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出する。
【0019】
ウェブページは、連携プラットフォーム以外のページであり、すなわち、連携プラットフォームではないウェブページであり、ユーザがサービスとしてのソフトウェア(Software-as-a-Service、SaaS)を使用する過程において開かれるページであってもよく、ユーザがブラウザ又は他のアプリケーションプログラムを使用する過程において開かれるページであってもよい。
【0020】
好ましくは、ウェブページに連携プラットフォームプラグインを予め配置しておき、連携プラットフォームプラグインをウェブページに配置することにより、連携プラットフォームが配置されていないが、連携プラットフォームプラグインが配置されたウェブページも、連携プラットフォームに対応する機能を備えることができるようになる。
【0021】
連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを、リアルタイムで、又は予め設定された時間おきに検出し、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが検出されると、後続のステップを実行する。前記操作イベントは、インスタントメッセンジャーイベント、コメントイベント、翻訳イベント、検索イベント、文書生成イベント、名刺生成イベント、カレンダ作成イベント、及びメール編集イベントの少なくとも1つであってよい。例示的には、インスタントメッセンジャーイベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツ(例えば、1段落の文字又は1枚の写真など)について他の人とシェア又はコミュニケーションすると理解することができ、コメントイベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツについてコメントをして、自分の見方を発表すると理解することができ、翻訳イベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツを翻訳すると理解することができ、検索イベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツを検索して、ユーザが興味を持つ情報を集めると理解することができ、文書生成イベントとは、生成された文書を後続の使用時に直接閲覧できるように、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツを文書としてセーブすると理解することができ、名刺生成イベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツ、例えば1人の人物の関連情報(例えば、性別、年齢、職業なと)について名刺を生成すると理解することができ、カレンダ生成イベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツについてカレンダを生成し、例えば、○○年○○月○○日にウェブページにおけるターゲットコンテンツについて会議で討論するなどと理解することができ、メール編集イベントとは、ユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツをメールとして他のユーザのメールアドレスに送信すると理解することができる。
【0022】
ステップ120:前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出す。
【0023】
本開示の実施例において、連携プラットフォームには異なる能力コンポーネントが配置されており、これにより、連携プラットフォームは異なる機能を備えるようになる。例えば、連携プラットフォームが翻訳能力を有するときに、連携プラットフォームに翻訳能力コンポーネントが配置されており、また例えば、連携プラットフォームがコメント能力を有するときに、連携プラットフォームにコメント能力コンポーネントが配置されている。好ましくは、リンクアドレスによりウェブページを連携プラットフォームと関連させることができ、ここで、リンクアドレスは、連携プラットフォームコンポーネントのURL(Uniform Resource Locator)アドレスであってよい。連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが検出されると、リンクアドレスに応じて、連携プラットフォームにおける操作イベントに対応する能力コンポーネントを呼び出し、これにより、ウェブページは、連携プラットフォームの対応する機能を備えるようになる。例示的には、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが翻訳イベントであると検出されると、連携プラットフォームにおける対応する翻訳能力コンポーネントを呼び出し、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントがコメントイベントであると検出されると、連携プラットフォームにおける対応するコメント能力コンポーネントを呼び出し、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが文書生成イベントであると検出されると、連携プラットフォームにおける対応する文書生成能力コンポーネントを呼び出す。連携プラットフォームがインスタントメッセンジャー、コメント、翻訳、名刺生成、カレンダ生成、検索、文書生成、及びメール編集などの機能を備えるとき、連携プラットフォームの対応する能力コンポーネントを呼び出すことにより、ウェブページもインスタントメッセンジャー、コメント、翻訳、名刺生成、カレンダ生成、検索、文書生成、及びメール編集などの機能を有することができるようになり、これにより、ユーザは、ウェブページにおいてターゲットコンテンツに対して、対応する操作イベントを完成させることができることが直接に分かる。
【0024】
ステップ130:前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成する。
【0025】
能力コンポーネント及び操作イベントに基づいて、ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、第1の連携エリアにおいて操作イベントに応答して第1の操作結果を生成し、ここで、呼び出された能力コンポーネントは異なり、ウェブページにおいて生成される第1の連携エリアの大きさ、及びウェブページにおける第1の連携エリアの位置は、同じであってもよく、異なってもよく、本開示の実施例では限定されない。
【0026】
例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントがコメントイベントであるとき、すなわち、第1のユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツについてコメントをする必要があるとき、連携プラットフォームにおけるコメント能力コンポーネントを呼び出し、ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、ここで、第1の連携エリアとは、ユーザにコメント情報を提示するエリアと理解することができる。そして、コメント能力コンポーネントは、ユーザからのターゲットコンテンツに対するコメント情報を受信したことに基づいてコメント結果を生成し、コメント結果を第1の連携エリアに表示する。このように、ユーザは、ウェブページにおけるターゲットコンテンツについて直接コメントをすることができ、コメントコンテンツを直観的にウェブページにおける所定のエリアに表示することができ、ユーザの当時の本当の感じを直接記録することができる。コメント結果がその当時の感じを実際に反映できないと、第1のユーザが考えている場合、第1の連携エリアにおいてコメント結果(すなわち、第1の操作結果)に対して補正又は削除などの関連操作を直接行うことによりコメント結果を更新し、更新されたコメント結果を保存することができる。
【0027】
また例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが翻訳イベントであるとき、すなわち、第1のユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツを翻訳する必要があるとき、連携プラットフォームにおける翻訳能力コンポーネントを呼び出し、ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、ここで、第1の連携エリアとは、ユーザに翻訳結果を提示するエリアと理解することができる。そして、翻訳能力コンポーネントに基づいて、ターゲットコンテンツを翻訳して翻訳結果を生成し、翻訳結果を第1の連携エリアに表示する。このように、第1のユーザが、ウェブページでの翻訳が必要なこの段落の文字(ターゲットコンテンツ)をYoudaoDict(有道詞典)などの翻訳ソフトウェアにコピーして翻訳し、翻訳した後で再びウェブページに戻るなどの一連の煩雑な操作を効果的に回避することができる。翻訳結果が正確ではないと、第1のユーザが考えている場合、第1の連携エリアにおいて翻訳結果(すなわち、第1の操作結果)を直接補正して保存することができ、このように、第1のユーザは、企業知識ベースにより個性的な翻訳又は注釈をすることができ、翻訳結果を連携編集して、翻訳結果を正確にすることもできる。
【0028】
第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが、インスタントメッセンジャーイベント、検索イベント、文書生成イベント、名刺生成イベント、カレンダ作成イベント、及びメール編集イベントなどのイベントのいずれか1つであるとき、操作イベントに基づいて連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出し、そして、呼び出された能力コンポーネントに基づいて操作イベントに応答する過程は、上記した、連携プラットフォームに基づいてウェブページにおいて翻訳イベントに応答する過程に類似しており、ここでは説明を省略する。
【0029】
ステップ140:前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成する。
【0030】
本開示の実施例では、第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成した後に、連携プラットフォームの第2のユーザによる第1の連携エリアでの連携操作を引き続き受信し、第2の操作結果を生成することができる。好ましくは、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成することは、前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する第2の操作結果を生成すること、又は、前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する第2の操作結果を生成することを含む。
【0031】
第2のユーザによる第1の連携エリアでの連携操作は、第1の操作結果に対する関連操作であってよく、例えば、補正、削減、及び追加などの関連操作である。例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが翻訳イベントであるとき、翻訳結果(すなわち、第1の操作結果)が正確ではないと、第2のユーザが考えている場合、第1の連携エリアにおいて直接に、翻訳結果(すなわち、第1の操作結果)に対して補正操作を行い、第2の操作結果を生成し、このように、第2のユーザは、翻訳結果を連携編集し、翻訳結果を正確にすることができる。例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントがコメントイベントであるとき、第1の連携エリアにおいて生成された第1の操作結果は、ターゲットコンテンツに対する第1のユーザのコメント情報であり、その際、第2のユーザは、第1の連携エリアにおいて第1の操作結果(第1のユーザのコメント情報)に返答し、第2の操作結果を生成することができ、このように、第1のユーザと第2のユーザとは、ウェブページでインタラクトすることができる。
【0032】
好ましくは、第2のユーザによる第1の連携エリアでの連携操作は、さらに、ターゲットコンテンツに対する操作であってもよい。好ましくは、連携操作がターゲットコンテンツに対する操作であるとき、連携操作の操作タイプは、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントの操作タイプと同じである。例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントが翻訳イベントであるとき、翻訳結果(すなわち、第1の操作結果)が正確ではないと、第2のユーザが考えている場合、ターゲットコンテンツを直接再び翻訳し、第2の操作結果を生成することができる。また例示的には、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントがコメントイベントであるとき、第1の連携エリアにおいて生成された第1の操作結果は、ターゲットコンテンツに対する第1のユーザのコメント情報であり、その際、第2のユーザは、第1の連携エリアにおいてターゲットコンテンツについて自分の見解を発表し、第2の操作結果(すなわち、ターゲットコンテンツに対する第2のユーザのコメント情報)を生成することもできる。
【0033】
本開示の実施例の技術案では、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出し、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出し、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成し、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成する。本開示の実施例に係るページ操作処理方法では、ウェブページに連携プラットフォームコンポーネントが配置されることにより、ウェブページは、連携プラットフォームの対応する機能を備えるようになり、これにより、ユーザがウェブページにおけるコンテンツに対して関連操作を行う際、ページ操作がウェブページ自身から離脱しないようにし、ユーザのページでの操作効率を向上させることができるのみならず、他のユーザが、直接にページにおいて連携操作することもでき、ユーザのウェブページでのインタラクション能力が向上する。
【0034】
幾つかの実施例では、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、前記ウェブページの所定のエリアにおいて前記第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいて前記ターゲットコンテンツを引用し、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成することを含む。例示的には、ウェブページの所定のエリアにおいて第1の連携エリアを生成することができ、例えば、ウェブページの左上、右下などのエリアにおいて第1の連携エリアを生成することができる。また例えば、ウェブページにおける空白のエリアにおいて第1の連携エリアを生成することができ、このように設置するメリットは、生成された第1の連携エリアがユーザによるウェブページでの他のコンテンツの閲読に影響しないようにすることができることにある。又は、ターゲットコンテンツにおいて隠れている第1の連携エリアを生成し、且つ、ターゲットコンテンツをハイライトにすることができ、マウスがこのエリアまで浮遊したり、このエリアをクリックしたりすると、第1の連携エリアが現れ、ユーザは、素早く位置を所定して閲覧できるようになる。
【0035】
好ましくは、ウェブページの所定のエリアにおいて第1の連携エリアが生成された後に、第1の操作結果は、第1のユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツを操作して生成されたものであるため、第1のユーザ又は他のユーザが第1の操作結果の対象をはっきりと、明らかに把握できるように、第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいてターゲットコンテンツを引用することができ、例えば、ターゲットコンテンツをハイライトとして第1の連携エリアにおける第1のエリアに表示する。
【0036】
幾つかの実施例では、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成した後に、前記第1の連携エリアの第1のエリア及び/又は第2のエリアにおいて読取識別子を生成することと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新することと、をさらに含む。このように設置するメリットは、第1の操作結果(例えば、1つのコメント情報又は翻訳結果)に対する1つ又は複数のユーザの既読状態又は未読状態を表示することができ、これにより、第1のユーザは、第1の操作結果が他のユーザに注目される状況を素早く把握することができることにある。
【0037】
例示的には、第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて第1の操作結果を生成した後に、第1の連携エリアの第1のエリア及び/又は第2のエリアにおいて読取識別子を生成し、ここで、前記読取識別子は、第1のエリアにおけるターゲットコンテンツ又は第2のエリアでの第1の操作結果に対する連携プラットフォームのユーザの読取状態を表すことに用いられる。連携プラットフォームのユーザが第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取っていない場合、第1のエリア及び/又は第2のエリアでの読取識別子は未読状態であり、連携プラットフォームのユーザが第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、第1のエリア及び/又は第2のエリアでの読取識別子を既読状態に更新することができることが分かる。
【0038】
幾つかの実施例では、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、前記第1の連携エリアにおいて指向命令を受信した場合、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することを含み、ここで、前記指向命令は、指向識別子と対象名称とを含む。このように設置するメリットは、他のユーザがリンクコンテンツにより素早くウェブページにアクセスし、ターゲットコンテンツに対する第1の操作結果を素早く閲覧できることにある。
【0039】
好ましくは、前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記方法は、さらに、前記ユーザ名称に対応するユーザが通知メッセージにより前記ウェブページにジャンプするために、前記ユーザに前記通知メッセージを送信することを含み、ここで、前記通知メッセージは、前記ターゲットコンテンツ及び/又は前記第1の操作結果を含む。例示的には、第1のユーザは、自分がウェブページでターゲットコンテンツの操作イベントに対して生成した第1の操作結果及び/又はターゲットコンテンツが、連携プラットフォームの他のユーザにより素早く見られることを望んでいる場合、第1の連携エリアに指向識別子及びユーザ名称を入力することができ、ここで、指向識別子は、@識別子であってよい。例示的には、第1のユーザによるウェブページでの操作イベントがコメントイベントであり、第1のユーザは、ウェブページにおけるターゲットコンテンツに対する自分のコメント情報及び/又はターゲットコンテンツが、連携プラットフォームの他のユーザにより見られることを望んでいる場合、ターゲットコンテンツ及び/又は第1の操作結果に基づいて通知メッセージを生成し、ユーザが通知メッセージによりウェブページにジャンプするために、前記ユーザに通知メッセージを送信することができ、これにより、ウェブページにおいて、ターゲットコンテンツ及び/又は第1のユーザがターゲットコンテンツに対してトリガした操作イベントで生成された第1の操作結果を直接閲覧することができる。
【0040】
好ましくは、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記ユーザ名称に対応するユーザの連絡先カードを提示可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む。例示的には、対象名称が連携プラットフォームのユーザ名称であるとき、当該ユーザの連絡先カードを提示可能な指向リンクコンテンツを生成し、ここで、連絡先カードには、ユーザ名称に対応するユーザの氏名、性別、年齢、連絡先、及び職業などの関連情報を含むことができる。連携プラットフォームの他のユーザは、当該指向リンクコンテンツをクリックすることにより、当該ユーザの連絡先カードを開くことができ、これにより、当該ユーザの基本的な情報が素早く把握される。
【0041】
好ましくは、前記方法は、さらに、前記連絡先カードに対するインタラクション命令を受信し、前記連携プラットフォームの、前記ユーザにメッセージを送信するための通信ウィンドウを呼び出すことを含む。例示的には、当該連絡先カードに対するインタラクション命令が受信されると、連携プラットフォームの通信ウィンドウを呼び出し、他のユーザは、当該通信ウィンドウにより連絡先カードに対応するユーザにメッセージを送信することができ、これにより、ユーザ間のインスタントメッセンジャーが実現される。
【0042】
好ましくは、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、前記対象名称が文書名称であるとき、前記文書名称に対応する文書にジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む。例示的には、第1のユーザ又は他の連携ユーザが連携エリアにターゲットコンテンツに関する参考文書を挿入する必要があるとき、ユーザが入力した@+文書名称又は@+文書アドレスの操作を受信し、当該文書にジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することができ、指向リンクは当該文書の実際の名称又は当該文書のアドレスリンクであってよい。当該文書は、オンライン文書又はコンピュータに記憶された文書であってよく、ユーザは、生成された指向リンクにより素早く文書を開いて閲覧できることが分かる。
【0043】
好ましくは、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、前記対象名称がメール名称であるとき、前記メール名称に対応するメールにジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む。例示的には、第1のユーザがウェブページにおけるターゲットコンテンツについてメールを送信する必要があるとき、すなわち、第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントがメール生成イベントであるとき、ユーザが入力したメール名称を受信し、当該メールにジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することができる。ユーザは、指向リンクコンテンツにより、メール名称で命名したメールの本文を素早く開くことができ、メールの本文にはウェブページにおけるターゲットコンテンツを含むことができ、ユーザに素早く閲覧させることができることが分かる。
【0044】
図2は、本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートであり、
図2に示すように、当該方法は以下のようなステップを含む。
【0045】
ステップ210:連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出する。
【0046】
本開示の実施例では、第1のユーザがウェブページで選んだターゲットコンテンツは、1つの文字段落であってもよく、1枚の写真であってもよく、1本の動画段落(パラグラフ)であってもよい。本開示の実施例はターゲットコンテンツを限定しない。
【0047】
ステップ220:前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出す。
【0048】
連携プラットフォームは複数種類の機能を有し、異なる機能は対応する能力コンポーネントにより実現することができる。操作イベントに応じて、連携プラットフォームにおける操作イベントに対応する能力コンポーネントを呼び出し、これにより、ウェブページは、対応する機能を起動させる。
【0049】
ステップ230:前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページの所定のエリアにおいて前記第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいて前記ターゲットコンテンツを引用し、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成する。
【0050】
ステップ240:前記第1の連携エリアの第1のエリア及び/又は第2のエリアにおいて読取識別子を生成する。
【0051】
ステップ250:前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新する。
【0052】
ステップ260:前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する第2の操作結果を生成し、又は、前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する第2の操作結果を生成する。
【0053】
図3は、本開示の実施例に係る、連携プラットフォームに基づいてページを操作した後の効果提示図である。
図3に示すように、操作イベントがコメントイベントであることを例として説明し、310は、ウェブページであり、320は、生成された第1の連携エリアであり、321は、第1の連携エリアにおける第1のエリアであり、第1のエリアにおいてターゲットコンテンツを引用することができ、322は、第1の連携エリアにおける第2のエリアであり、第2のエリアに、生成された第1の操作結果(すなわち、ユーザAのコメント情報)、及び第2の操作結果(すなわち、ユーザBのコメント情報)を提示できる。
【0054】
本開示の実施例の技術案では、ウェブページに連携プラットフォームコンポーネントが配置されることにより、ウェブページは、連携プラットフォームに対応する機能を備えるようになり、これにより、ユーザがウェブページにおけるコンテンツに対して関連操作を行う際、ページ操作がウェブページ自身から離脱しないようにし、ユーザのページでの操作効率を向上させることができるのみならず、他のユーザが、直接にページにおいて連携操作することもでき、ユーザのウェブページでのインタラクション能力が向上する。また、読取識別子を設置することにより、第1の操作結果に対する1つ又は複数のユーザの既読状態又は未読状態を表示することができ、これにより、第1のユーザは、第1の操作結果が他のユーザに注目される状況を素早く把握できる。
【0055】
図4は、本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理方法のフローチャートであり、ウェブページがwebページ、操作イベントがカレンダ作成イベントであることを例として上記実施例を説明し、
図4に示すように、当該方法は以下のようなステップを含む。
【0056】
ステップ410:第1のユーザがwebページで選んだ第2の目標対象を決定する。
【0057】
本開示の実施例では、第1のユーザがwebページで選んだ第2の目標対象は、1つの文字段落であってもよく、1枚の写真であってもよく、1本の動画段落(パラグラフ)であってもよい。なお、本開示の実施例は第2の目標対象を限定しない。
【0058】
ステップ420:第1のユーザが前記第2の目標対象に基づいて入力したカレンダ作成命令が検出されたとき、カレンダ作成イベントをトリガする。
【0059】
本開示の実施例では、カレンダ作成命令は、第1のユーザが入力したプリセット音声命令であってもよく、第1のユーザがクリックしたカレンダ生成ボタンであってもよく、第1のユーザが入力したプリセットジェスチャ又はプリセット動作であってもよく、本開示の実施例はカレンダ作成命令の形式を限定しない。
【0060】
ステップ430:前記連携プラットフォームプラグインに関連する連携プラットフォームにおけるカレンダ作成コンポーネントを呼び出す。
【0061】
連携プラットフォームプラグインに関連する連携プラットフォームは複数種類の機能を有し、異なる機能は、対応する機能コンポーネントにより実現することができる。第1のユーザがwebページでトリガしたカレンダ作成イベントが検出されたとき、連携プラットフォームにおけるカレンダ作成コンポーネントを呼び出し、これにより、webページは、カレンダ作成機能を起動させる。
【0062】
ステップ440:前記連携プラットフォームにおけるカレンダ作成コンポーネントに基づいて、前記webページにおいてカレンダカードを作成する。
【0063】
連携プラットフォームにおけるコメントコンポーネントに基づいて、webページのプリセット位置においてカレンダカードを作成し、ここで、カレンダカードには、第1のユーザにより入力される一連のサブカードのエリアを含むことができる。
【0064】
ステップ450:第1のユーザがカレンダカードに入力したカレンダ情報を受信し、カレンダ情報に基づいて、目標カレンダカードを生成する。
【0065】
例示的には、カレンダ情報は、カレンダテーマ、カレンダに係るメンバー、カレンダに係るコンテンツが実行される時間及び場所などの情報を含むことができる。第1のユーザが入力したカレンダ情報に基づいて、目標カレンダカードを生成する。好ましくは、目標カレンダカードに他のユーザ情報が含まれるときに、当該目標カレンダカードに基づいて通知メッセージを生成し、通知メッセージ、及びカレンダカードを他のユーザに送信することができる。
【0066】
ステップ460:前記目標カレンダカードを前記webページに表示する。
【0067】
本開示の実施例の技術案では、第1のユーザがwebページでトリガしたカレンダ作成イベントが検出されたとき、連携プラットフォームプラグインに関連する連携プラットフォームにおけるカレンダ作成コンポーネントを呼び出し、カレンダ作成コンポーネントに基づいて、webページにおいてカレンダカードを作成し、第1のユーザがカレンダカードに入力したカレンダ情報を受信して表示する。本開示の実施例に係るページ操作処理方法では、webページに連携プラットフォームプラグインが配置されることにより、webページは、連携プラットフォームでのカレンダ作成機能を備えるようになり、これにより、ユーザがwebページにおけるコンテンツについてカレンダを作成するとき、ページコメントがwebページから離脱しないようにし、ユーザの体験を向上させることができる。
【0068】
幾つかの実施例では、ウェブページがwebページであることを例とし、前記連携プラットフォームに基づいて第1の連携エリアにおいて前記操作イベントに応答した(すなわち、第1の操作結果を生成した)後に、前記webページに前記操作イベントに対応する操作識別を追加することをさらに含む。このように設置するメリットは、webページに操作イベントに対応する操作識別を追加することにより、第1のユーザ又は第1のユーザ以外の他のユーザは、直接的に、操作識別により、第1のユーザによるwebページでの操作イベントのタイプを素早く判断できることにある。例示的には、操作イベンに対応する操作識別として、異なる操作イベントに係るwebページのコンテンツに異なる色のマークを付けることができる。例えば、第1のユーザがwebページの1段落の文字についてコメントをする場合、当該段落の文字を黄色いハイライトにすることができ、第1のユーザがwebページの1段落の文字を翻訳する場合、当該段落の文字を赤くすることができる。webページに追加する、操作イベントに対応する操作識別は文字であってもよいことが当然であり、なお、本開示の実施例は、操作イベントに対応する操作識別の表現形式を限定しない。
【0069】
幾つかの実施例では、ウェブページがwebページであることを例とし、第1のユーザがトリガした操作イベントに、連携プラットフォームに基づいてwebページにおいて応答した後に、webページは、さらに、当該操作イベントに対応する操作行為を連携プラットフォームにフィードバックすることができ、連携プラットフォームは、複数のユーザの操作行為を集約するようになる。例えば、連携プラットフォームAは、全てのユーザがwebページにおいて連携プラットフォームAに基づいてユーザ操作に応答する関連情報を取得し、人工知能(Artificial Intelligence、AI)アルゴリズムと協働してユーザ操作の関連情報を纏めて組み分けし、連携プラットフォームAのページに表示する。例えば、AIアルゴリズムによりユーザ操作の関連情報を集約した後に、ユーザは、連携プラットフォームAのページにおいて、複数のユーザによる複数のwebページでの操作、例えばユーザが参加するコメントページ、コメントコンテンツ、翻訳情報、検索コンテンツなどの関連データを見られるようになる。
【0070】
図5は、本開示のもう1つの実施例に係るページ操作処理装置の構成模式図である。
図5に示すように、当該装置は、操作イベント検出モジュール510と、能力コンポーネント呼出モジュール520と、第1の操作結果生成モジュール530と、第2の操作結果生成モジュール540と、を含む。
【0071】
操作イベント検出モジュール510は、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出するように構成され、能力コンポーネント呼出モジュール520は、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すように構成され、第1の操作結果生成モジュール530は、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成するように構成され、第2の操作結果生成モジュール540は、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成するように構成される。
【0072】
本開示の実施例では、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出し、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出し、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成し、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成する。本開示の実施例に係るページ操作処理方法では、ウェブページに連携プラットフォームコンポーネントが配置されることにより、ウェブページは、連携プラットフォームに対応する機能を備えるようになり、これにより、ユーザがウェブページにおけるコンテンツに対して関連操作を行う際、ページ操作がウェブページ自身から離脱しないようにし、ユーザのページでの操作効率を向上させることができるのみならず、他のユーザが、直接、ページにおいて連携操作することもでき、ユーザのウェブページでのインタラクション能力が向上する。
【0073】
好ましくは、前記第1の操作結果生成モジュールは、前記ウェブページの所定のエリアにおいて前記第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいて前記ターゲットコンテンツを引用し、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成するように構成される。
【0074】
好ましくは、前記装置は、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成した後に、前記第1の連携エリアの第1のエリア及び/又は第2のエリアにおいて読取識別子を生成するように構成される読取識別子生成モジュールと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新するように構成される読取状態更新モジュールと、をさらに備える。
【0075】
好ましくは、前記第2の操作結果生成モジュールは、前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する第2の操作結果を生成し、又は、前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する第2の操作結果を生成するように構成される。
【0076】
好ましくは、前記第1の操作結果生成モジュールは、前記第1の連携エリアにおいて指向命令を受信した場合、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成するように構成されるリンクコンテンツ生成ユニットを含み、ここで、前記指向命令は、指向識別子と対象名称とを含む。
【0077】
好ましくは、前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記装置は、さらに、前記ユーザ名称に対応するユーザが通知メッセージにより前記ウェブページにジャンプするために、前記ユーザに前記通知メッセージを送信するように構成される通知メッセージ送信モジュールを含み、ここで、前記通知メッセージは、前記ターゲットコンテンツ及び/又は前記第1の操作結果を含む。
【0078】
好ましくは、前記リンクコンテンツ生成ユニットは、前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記ユーザ名称に対応するユーザの連絡先カードを提示可能な指向リンクコンテンツを生成するように構成される。
【0079】
好ましくは、前記装置は、さらに、前記連絡先カードに対するインタラクション命令を受信し、前記連携プラットフォームの、前記ユーザにメッセージを送信するための通信ウィンドウを呼び出すように構成される通信ウィンドウ呼出モジュールを含む。
【0080】
好ましくは、前記リンクコンテンツ生成ユニットは、前記対象名称が文書名称であるとき、前記文書名称に対応する文書にジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成するように構成される。
【0081】
上記装置は、本開示の前述した全ての実施例に係る方法を実行することができ、上記方法の実行に対応する機能モジュールを備える。本開示の実施例に記載されていない技術の詳細は、本開示の前述した全ての実施例に係る方法を参照することができる。
【0082】
以下、
図6を参照し、その
図6には、本開示の実施例を実現することに好適な電子機器300の構成模式図が示されている。本開示の実施例に係る電子機器は、携帯電話、ラップトップ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット型コンピュータ(Portable Android Device、PAD)、携帯型のマルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、カーナビゲーション端末)などのようなモバイル端末、及び、デジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップコンピュータなどのような据え置き型の端末、又は単独サーバ若しくはサーバクラスタなどの複数種類の形式のサーバを含むことができるが、それらに限定されない。
図6に示される電子機器は例示的なものに過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を制限すべきではない。
【0083】
図6に示すように、電子機器300は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)301を含むことができ、処理装置301は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)302に記憶されたプログラム、又は記憶装置308からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)303にロードされたプログラムに応じて、複数種類の適宜の動作及び処理を実行することができる。RAM303には、さらに、電子機器300の操作に必要な複数種類のプログラム及びデータが記憶されている。処理装置301と、ROM302と、RAM303とはバス304を介して互いに繋がっている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース305もバス304に接続されている。
【0084】
例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置306と、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置307と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置308と、通信装置309とは、I/Oインターフェース305に接続することができる。通信装置309は、テータを交換するために、電子機器300と他の機器との無線又は有線通信を許可することができる。
図6には複数種類の装置を有する電子機器300が示されているが、示される全ての装置を実施又は具備しなくてもよく、代替的に、より多く又はより僅かの装置を実施又は具備してもよいことを理解すべきである。
【0085】
本開示の実施例によれば、前文においてフローチャートを参照して説明された過程は、コンピュータソフトウェアプログラムのように実現されることが可能である。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に載せたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、言葉の推薦方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置309を介してネットワークからダウロードまたインストールされたり、記憶装置308からインストールされたり、ROM302からインストールされたりすることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置301により実行されるとき、本開示の実施例の方法において限定される上記機能が実行される。
【0086】
本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又はコンピュータ可読記憶媒体、又は両者の任意の組み合わせであってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、若しくは半導体的なシステム、装置、若しくは機器、又は上記コンテンツの任意の組み合わせであってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体としては、1つ又は複数の導電線を有する電気的な接続、携帯型のコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ((Electrically Programmable Read-Only-Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯式のコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光学的な記憶機器、磁気的な記憶機器、又は上記コンテンツの任意の適切な組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含んだり記憶したりする任意の有形の媒体であってよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置、若しくは機器により使用されたり、それらと組み合わせて使用されたりすることができる。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて又はキャリア波の一部として伝搬されるデータ信号を含むことができ、コンピュータ可読プログラムコードが載せられている。このように伝搬されるデータ信号は、複数種類の形式を採用することができ、電磁信号、光信号、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行系統、装置、若しくは機器が使用するため、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝搬、又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適宜の媒体を用いて伝送することができ、その媒体は、電線、光ファイバ、ラジオ波(Radio Frequency、RF)など、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。
【0087】
幾つかの実施形態では、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のような、現在既知又は将来開発の任意のネットワークプロトコルを用いて通信することができ、且つ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信網)と互いに繋がることができる。通信網としては、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、インターネットワーク(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、マルチホップ(ad hoc)エンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知又は将来開発の任意のネットワークが挙げられるが、それらに限定されない。
【0088】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、個別に存在して、当該電子機器に取り込まれていないものであってもよい。
【0089】
上記コンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが載せられており、上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出し、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出し、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成し、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成するようになる。
【0090】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせでプログラミングすることができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++といったオブジェクト指向プログラミング言語を含み、さらに、C言語又は類似のプログラミング言語といった一般的な手続き型プログラミング言語を含むが、それらに限定されない。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータにおいて実行されてもよく、一部的にユーザのコンピュータにおいて実行されてもよく、単独なソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部的にユーザのコンピュータにおいて実行され一部的にリモートコンピュータにおいて実行されてもよく、又は、完全にリモートコンピュータ若しくはサーバにおいて実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合は、リモートコンピュータは、LAN又はWANが含まれる任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、又は、外部のコンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0091】
図面におけるフローチャート及びブロック図には、本開示の複数種類の実施例に従ったシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作が示されている。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムのブロック、又はコードの一部を代表することができ、当該モジュール、プログラムのブロック、又はコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。代替としての幾つかの実現においては、ブロックに表記される機能は、図面に表記される順番と異なるもので発生してもよいことも注意すべきである。例えば、相次いで示されている2つのブロックは、実際、並行で実行されたもよく、時には逆の順番で実行されてもよく、それは係る機能による。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、並びにびブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用の、ハードウェアによるシステムにより実現されてもよく、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせにより実現されてもよい。
【0092】
本開示の実施例に記載された係るユニットは、ソフトウェアにより実現されてもよく、ハードウェアにより実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合において、当該ユニット自身の限定とはならない。
【0093】
本文において、上記の機能は、少なくとも一部的に1つ又は複数のハードウェアロジック部品により実行することができる。例えば、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gata Array、FPGA)、所定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、アプリケーション固有の標準製品(Application Specific Standard Product、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含むが、それらに限定されない。
【0094】
本開示の前文及び後文において、機械可読媒体は有形の媒体であってよく、その機械可読媒体は、命令実行システム、装置、若しくは機器が使用するため、又は命令実行システム、装置、若しくは機器と組み合わせて使用するためのプログラムを含んだり記憶したりすることができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外的、若しくは半導体的なシステム、装置、若しくは機器、又は上記コンテンツの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。機械可読媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のラインに基づく電気的な接続、携帯型のコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM(又は、フラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型のCD-ROM、光学的な記憶機器、磁気的な記憶機器、又は上記コンテンツの任意の適切な組み合わせを含む。
【0095】
本開示の実施例の1つ又は複数によれば、本開示の実施例は、ページ操作処理方法を提供し、そのページ操作処理方法は、連携プラットフォームの第1のユーザによってウェブページにおけるターゲットコンテンツをトリガした操作イベントを検出することと、前記操作イベントに基づいて、前記連携プラットフォームにおける対応する能力コンポーネントを呼び出すことと、前記能力コンポーネント及び前記操作イベントに基づいて、前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することと、前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成することと、を含む。
【0096】
前記ウェブページにおいて第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、前記ウェブページの所定のエリアにおいて前記第1の連携エリアを生成し、前記第1の連携エリアにおける第1のエリアにおいて前記ターゲットコンテンツを引用し、前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成することを含む。
【0097】
前記第1の連携エリアにおける第2のエリアにおいて前記第1の操作結果を生成した後に、前記第1の連携エリアの第1のエリア及び/又は第2のエリアにおいて読取識別子を生成することと、前記連携プラットフォームのユーザが前記第1のエリア及び/又は第2のエリアにおけるコンテンツを読み取った後に、前記読取識別子の読取状態を更新することと、をさらに含む。
【0098】
前記連携プラットフォームの第2のユーザによる前記第1の連携エリアでの連携操作を受信し、第2の操作結果を生成することは、前記ターゲットコンテンツに対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記ターゲットコンテンツに対する第2の操作結果を生成すること、又は、前記第1の操作結果に対する前記第2のユーザの連携操作を受信し、前記第1の操作結果に対する第2の操作結果を生成することを含む。
【0099】
前記第1の連携エリアにおいて第1の操作結果を生成することは、前記第1の連携エリアにおいて指向命令を受信した場合、前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することを含み、ここで、前記指向命令は、指向識別子と対象名称とを含む。
【0100】
前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記方法は、さらに、前記ユーザ名称に対応するユーザが通知メッセージにより前記ウェブページにジャンプするために、前記ユーザに前記通知メッセージを送信することを含み、ここで、前記通知メッセージは前記ターゲットコンテンツ及び/又は前記第1の操作結果を含む。
【0101】
前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、前記対象名称が前記連携プラットフォームでのユーザ名称であるとき、前記ユーザ名称に対応するユーザの連絡先カードを提示可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む。
【0102】
前記方法は、さらに、前記連絡先カードに対するインタラクション命令を受信し、前記連携プラットフォームの、前記ユーザにメッセージを送信するための通信ウィンドウを呼び出すことを含む。
【0103】
前記指向命令に従って指向リンクコンテンツを生成することは、前記対象名称が文書名称であるとき、前記文書名称に対応する文書にジャンプ可能な指向リンクコンテンツを生成することを含む。