(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-22
(45)【発行日】2024-04-01
(54)【発明の名称】通信方法、装置、およびシステム
(51)【国際特許分類】
H04W 72/23 20230101AFI20240325BHJP
H04W 56/00 20090101ALI20240325BHJP
【FI】
H04W72/23
H04W56/00 130
(21)【出願番号】P 2022549289
(86)(22)【出願日】2021-01-13
(86)【国際出願番号】 CN2021071468
(87)【国際公開番号】W WO2021164473
(87)【国際公開日】2021-08-26
【審査請求日】2022-10-06
(31)【優先権主張番号】202010097211.7
(32)【優先日】2020-02-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シュエ,イーファン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,クワンドーン
(72)【発明者】
【氏名】ウー,イエダン
【審査官】中元 淳二
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0245165(US,A1)
【文献】国際公開第2019/029488(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04W4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスによって実行される通信方法であって、
ブロードキャスト情報を受信するステップであって、前記ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、前記第1の情報は、N個の構成パラメータを示
し、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のM
i個の構成パラメータを示
す、ステップと、
前記第1の情報によって示された前記構成パラメータの一部又は全部及び前記第2の情報のi番目の部分によって示された前記M
i個の構成パラメータに基づいて、前記i番目の参照信号の構成情報を決定するステップであって、前記i番目の参照信号の前記構成情報は、Q
i個の構成パラメータを含む、ステップと、を含み、
Nは1以上の整数であり、M
iは0以上の整数であり、Q
iはN以上であり、Q
iはM
i以上であり、iは1以上の整数であ
り、
前記i番目の参照信号はトラッキング参照信号TRSであり、
前記第1の情報によって示された前記構成パラメータの一部又は全部及び前記第2の情報のi番目の部分によって示された前記M
i
個の構成パラメータに基づいて、前記i番目の参照信号の構成情報を決定する前記ステップは、
前記第1の情報に基づいて前記Q
i
個の構成パラメータ内の前記N個の構成パラメータを決定し、前記第2の情報のi番目の部分に基づいて前記Q
i
個の構成パラメータ内の残りの前記M
i
個の構成パラメータを決定するステップを含む、
通信方法。
【請求項2】
Q
iはNとM
iの和に等し
い、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の情報のi番目の部分は、前記M
i個の構成パラメータを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記Q
i個の構成パラメータは、前記N個の構成パラメータを含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有された直交周波数分割多重化、OFDM、シンボル位置、周波数ドメインリソースエレメントREオフセット、ポート数、コード分割多重化CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルアイデンティティID、マッピングされた開始リソースブロックRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の情報は、前記N個の構成パラメータを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
ネットワーク装置によって実行される通信方法であって、
ブロードキャスト情報を生成するステップであって、前記ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、前記第1の情報は、N個の構成パラメータを示
し、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のM
i個の構成パラメータを示
す、ステップと、
ブロードキャストを介して前記ブロードキャスト情報を送信するステップであって、前記i番目の参照信号の構成情報は、前記第1の情報によって示された前記構成パラメータの一部又は全部及び前記第2の情報のi番目の部分によって示された前記M
i個の構成パラメータとに関係し、前記i番目の参照信号の前記構成情報は、Q
i個の構成パラメータを含む、ステップと、を含み、
Nは1以上の整数であり、M
iは0以上の整数であり、Q
iはN以上であり、Q
iはM
i以上であり、iは1以上の整数であ
り、
前記i番目の参照信号はトラッキング参照信号TRSであり、
前記Q
i
個の構成パラメータ内の前記N個の構成パラメータは、前記第1の情報と関係し、前記Q
i
個の構成パラメータ内の残りの前記M
i
個の構成パラメータは、前記第2の情報のi番目の部分と関係する、
通信方法。
【請求項8】
Q
iはNとM
iの和に等し
い、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第2の情報のi番目の部分は、前記M
i個の構成パラメータを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記Q
i個の構成パラメータは、前記N個の構成パラメータを含む、請求項7又は8に記載の方法。
【請求項11】
前記N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有された直交周波数分割多重化、OFDM、シンボル位置、周波数ドメインリソースエレメントREオフセット、ポート数、コード分割多重化CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルアイデンティティID、マッピングされた開始リソースブロックRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の情報は、前記N個の構成パラメータを含む、請求項7~11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法または請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された通信装置。
【請求項14】
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された端末デバイスと、請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成されたネットワークデバイスと、を含む通信システム。
【請求項15】
メモリと、プロセッサと、トランシーバと、を含む通信装置であって、
前記メモリはプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記メモリ内の前記プログラム命令を呼び出して、請求項1~6のいずれか一項に記載の通信方法または請求項7~12のいずれか一項に記載の通信方法を実行するように構成された、通信装置。
【請求項16】
少なくとも1つのプロセッサと、通信インターフェースと、を含むチップであって、
前記通信インターフェースと前記少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、請求項1~6のいずれか一項に記載の通信方法または請求項7~12のいずれか一項に記載の通信方法を実行するように構成された、チップ。
【請求項17】
コンピュータ読み出し可能記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み出し可能記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、
前記コンピュータプログラムが実行されると、請求項1~6のいずれか一項に記載の通信方法または請求項7~12のいずれか一項に記載の通信方法が実施される、読み出し可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年2月17日に中国国家知識産権局に出願され、「通信方法、装置、およびシステム」と題された中国特許出願第202010097211.7号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本出願の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、装置およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
5G通信システムでは、参照信号(reference signal、RS)は、複数の目的のために使用されてもよく、例えば、ユーザ機器(user equipment、UE)が自動利得制御(Automatic Gain Control、AGC)調整、時間-周波数同期、ビーム測定、および無線リソース管理(Radio Resource Management、RRM)測定を実行するために使用されてもよい。ネットワークリソースのオーバヘッドを減らすために、設計の最初では過剰なセルレベルの参照信号の導入を避け、最終的に決定されたセルレベルの参照信号が同期信号ブロック(synchronization signal block、SSB)で送信される。SSBは周期的に送信され、いくつかのスロットで送信される(NRにおけるスロットは基本的なスケジューリングユニットであり、スロットの長さはサブキャリア間隔に関係する)。例えば、サブキャリア間隔が15kHzの場合、1スロットの長さは1msである。この場合、あり得る構成が
図1に示されている。4つのSSBは2ms以内に送信されるが、次の周期における4つのSSBは20ms後になって初めて送信される。
【0004】
UEが非アクティブ(INACTIVE)状態またはアイドル(IDLE)状態にある場合、UEはページング機会(paging occasion、PO)でネットワーク側が送信したページング(paging)を受信し、そしてUEはページングを受信する前にページングダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)を受信する必要がある。さらに、ページングDCIを受信する前に、UEは、ページングDCIを受信する性能が十分高いということを保証するために、あらかじめAGC調整や時間-周波数同期などの操作を実行する必要がある。上述のように、これらの操作には参照信号を使用する必要がある。
【0005】
現在、ブロードキャストメッセージを用いてUEに参照信号の構成情報を送信することができる。各参照信号の構成情報は、大量のビットを占有し、1つのブロードキャストメッセージは、限られた量の参照信号の構成情報を含む。その結果、より多くの参照信号の構成情報を送信することの要件を満たすことができない。
【発明の概要】
【0006】
本出願の実施形態は、より多くの参照信号の構成情報を送信することの要件を満たすために、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを低減する通信方法、装置、およびシステムを提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信方法を提供し、この方法は、まず、端末デバイスが、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。次いで、端末デバイスは、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全部と第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定し、ここで、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0008】
Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0009】
可能な実装形態では、QiはNとMiの和に等しい。端末デバイスが、第1の情報が示す構成パラメータ及び第2の情報のi番目の部分が示す構成パラメータの一部又は全部に基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定するということは、端末デバイスが、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータを決定するということであってもよい。
【0010】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0011】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0012】
可能な実装形態では、QiはNに等しく、第1の情報のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0013】
可能な実装形態では、端末デバイスが、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全部及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を取得するということは、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、次に、端末デバイスは、パラメータ名がN個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するということであってもよい。
【0014】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0015】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータの相対的なオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同一のパラメータ名のいずれか1つである。
【0016】
可能な実装形態では、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットおよびN個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するということであってもよい。
【0017】
可能な実装形態では、端末デバイスは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0018】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0019】
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、以下のステップを含む通信方法を提供する:
【0020】
ネットワークデバイスは、まずブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用され、次いで、ネットワークデバイスは、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信する。
【0021】
i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全部と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに関連し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0022】
可能な実装形態では、QiはNとMiの和に等しい。Qi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータは、第1の情報に関連し、Qi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi個の部分に関連する。
【0023】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0024】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0025】
可能な実装形態では、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0026】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータは第2の情報のi番目の部分に関係し、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、パラメータ名がN個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに関係する。
【0027】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0028】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のうちのいずれか1つである。
【0029】
可能な実装形態では、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分第1のパラメータ名を持つ構成パラメータと、N番目の構成パラメータの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関係する。
【0030】
可能な実装形態では、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0031】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0032】
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信方法を提供し、この方法では、端末デバイスは、まずネットワークデバイスが送信したブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。iが1である場合、端末デバイスは、第1の情報によって示された構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータの一部または全てに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。iが1でない場合、端末デバイスは、(i-1)番目の参照信号の構成情報および第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0033】
可能な実装形態では、QiはNに等しい。iが1に等しい場合、第1の情報のうちのN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0034】
可能な実装形態では、端末デバイスが、第1の情報が示す構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータの一部又は全部に基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定するということは、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定し、次いで、N番目の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するようであってもよい。そうすると、端末デバイスが、(i-1)番目の参照信号の構成情報と第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定するということは、以下のステップを含む:
【0035】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定する。
【0036】
端末デバイスは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0037】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0038】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0039】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のうちのいずれか1つである。
【0040】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0041】
可能な実装形態では、iが1に等しい場合、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定することは、以下のステップを含む:
【0042】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいて、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定する。
【0043】
iが1と等しくない場合、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定することは、以下のステップを含む:
【0044】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータと(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいて、i番目の参照信号のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定する。
【0045】
可能な実装形態では、端末デバイスは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0046】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0047】
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は、ネットワークデバイスがまずブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用され、次いで、ネットワークデバイスがブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信することを含む通信方法を提供する。
【0048】
iが1に等しい場合、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータのいくつかまたはすべておよび第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに関連する。iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の構成情報は、(i-1)番目の参照信号の構成情報と第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに関連する。i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0049】
可能な実装形態では、QiはNに等しい。iが1に等しい場合、第1の情報のうちのN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0050】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関係している。iが1に等しい場合、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに関係する。iが1と等しくない場合、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名の構成パラメータ以外の構成パラメータと関係する。
【0051】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0052】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0053】
可能な実装形態では、iが1に等しい場合、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関係する。iが1と等しくない場合、i番目の参照信号のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータと、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関係する。
【0054】
可能な実装形態では、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0055】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0056】
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、端末デバイスがまずネットワークデバイスが送信するブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の部分の識別情報を含み、K個の部分の識別情報は、それぞれ、K個の参照信号の構成情報に対応し、Kは1以上の整数であり、端末デバイスが次にK個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定することを含む通信方法を提供する。
【0057】
可能な実装形態では、端末デバイスがK個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定することは、端末デバイスが、予め設定した識別情報と参照信号の構成情報との間の対応関係に基づいて、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定することであってもよい。
【0058】
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、ネットワークデバイスがまずブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号の全ての構成情報の識別情報を含み、ネットワークデバイスが次にブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信することを含む通信方法を提供する。
【0059】
可能な実装形態では、参照信号の構成情報と識別情報との間に予め設定した対応関係がある。
【0060】
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は、受信モジュールおよび処理モジュールを含む通信装置を提供する。
【0061】
受信モジュールは、ネットワークデバイスによって送信されるブロードキャスト情報を受信するように構成され、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0062】
処理モジュールは、第1の情報によって示された構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータの一部または全部に基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定するように構成され、ここで、i番目の参照信号の構成情報はQi個の構成パラメータを含む。
【0063】
Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0064】
可能な実装形態では、QiはNとMiの和に等しい。
【0065】
処理モジュールは、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータのうちのN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のうちの残りのMi個の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0066】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0067】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0068】
可能な実装形態では、QiはNに等しく、第1の情報のうちのN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0069】
可能な実装形態では、処理モジュールは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定し、N個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0070】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0071】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0072】
可能な実装形態では、処理モジュールは、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいて、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0073】
可能な実装形態では、処理モジュールは、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するようにさらに構成される。
【0074】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0075】
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は、処理モジュールおよび送信モジュールを含む通信装置を提供する。
【0076】
処理モジュールは、ブロードキャスト情報を生成するように構成され、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0077】
送信モジュールは、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように構成されている。
【0078】
i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータと第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとの一部又は全部と関連し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0079】
Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0080】
可能な実装形態では、QiはNとMiの和に等しい。
【0081】
Qi個の構成パラメータのうちのN個の構成パラメータは、第1の情報に関連し、Qi個の構成パラメータのうちの残りのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi個の部分に関連する。
【0082】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0083】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0084】
可能な実装形態では、QiはNに等しく、第1の情報のうちのN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0085】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関係し、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じであるパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに関係する。
【0086】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0087】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0088】
可能な実装形態では、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータと、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関係する。
【0089】
可能な実装形態では、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0090】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0091】
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、受信モジュールおよび処理モジュールを含む通信装置を提供する。
【0092】
受信モジュールは、ネットワークデバイスによって送信されるブロードキャスト情報を受信するように構成され、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0093】
処理モジュールは、iが1に等しい場合には、第1の情報によって示される構成パラメータと第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータの一部又は全てに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定するように、またはiが1に等しくない場合には、(i-1)番目の参照信号の構成情報と第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0094】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0095】
可能な実装形態では、QiはNに等しい。iが1に等しい場合、第1の情報のうちのN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0096】
可能な実装形態では、処理モジュールは、iが1に等しい場合には、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定し、N番目の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じであるパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように、またはiが1に等しくない場合には、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定し、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0097】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0098】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0099】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0100】
可能な実装形態では、処理モジュールは、iが1に等しい場合には、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいてi番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように、またはiが1に等しくない場合には、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータと(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいてi番目の参照信号のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0101】
可能な実装形態では、処理モジュールは、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するようにさらに構成される。
【0102】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0103】
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、処理モジュールおよび送信モジュールを含む通信装置を提供する。
【0104】
処理モジュールは、ブロードキャスト情報を生成するように構成され、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のうちのMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0105】
送信モジュールは、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように構成される。
【0106】
iが1に等しい場合、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータのいくつかまたはすべてに関連する。
【0107】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の構成情報は、(i-1)番目の参照信号の構成情報および第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに関連する。
【0108】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0109】
可能な実装形態では、QiはNに等しい。
【0110】
iが1に等しい場合、第1の情報のうちのN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0111】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0112】
可能な実装形態では、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関連する。
【0113】
iが1に等しい場合、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに関連する。
【0114】
iが1と等しくない場合、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータと関連する。
【0115】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0116】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0117】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0118】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0119】
可能な実装形態では、iが1に等しい場合、i番目の参照信号のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報の第1の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関連する。
【0120】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報の第1の部分のうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータと、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータのうちの第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに関連する。
【0121】
可能な実装形態では、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0122】
可能な実装形態では、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0123】
第11の態様によれば、本出願の一実施形態は、受信モジュールおよび処理モジュールを含む通信装置を提供する。
【0124】
受信モジュールは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信するように構成されており、ここで、ブロードキャスト情報は、識別情報のK個の部分を含み、識別情報のK個の部分は、それぞれ、K個の参照信号の構成情報に対応し、Kは1以上の整数である。
【0125】
処理モジュールは、識別情報のK個の部分にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0126】
可能な実施形態では、処理モジュールは、識別情報と参照信号の構成情報との間の予め設定された対応関係に基づいて、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように具体的に構成される。
【0127】
第12の態様によれば、本出願の一実施形態は、処理モジュールおよび送信モジュールを含む通信装置を提供する。
【0128】
処理モジュールは、ブロードキャスト情報を生成するように構成され、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号のすべての構成情報の識別情報を含む。
【0129】
送信モジュールは、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように設定されている。
【0130】
可能な実装形態では、参照信号の構成情報と識別情報との間の予め設定された対応関係がある。
【0131】
第1の態様から第4の態様、および第7の態様から第10の態様のいずれか1つに関して、可能な実装形態では、以下の説明をさらに含めることができる。
【0132】
可能な実装形態では、第1の情報は、参照構成情報の識別情報を含み、参照構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0133】
可能な実装形態では、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0134】
可能な実装形態では、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有された直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボル位置、周波数ドメインリソースエレメント(Resource Element、RE)オフセット、ポート数、コード分割多重化(code division multiplexing、CDM)タイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルアイデンティティ(Identity、ID)、マッピングされた開始リソースブロック(Resource Block、RB)、およびマッピングされたリソースブロックの数のうちの1つ以上を含む。
【0135】
第13の態様によれば、本出願の一実施形態は、メモリおよびプロセッサを含む通信装置を提供する。メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0136】
あるいは、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0137】
あるいは、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第3の態様または第3の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0138】
あるいは、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第4の態様または第4の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0139】
あるいは、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第5の態様または第5の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0140】
あるいは、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第6の態様または第6の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するように構成される。
【0141】
可能な実装形態では、1つ以上のプロセッサが存在する。可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0142】
第14の態様によれば、本出願の一実施形態は、チップまたはチップシステムを提供する。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行するように構成されて、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するか、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するか、第3の態様または第3の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するか、第4の態様または第4の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するか、第5の態様または第5の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行するか、あるいは第6の態様または第6の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う通信方法を実行する。
【0143】
チップ内の通信インターフェースは、入出力インターフェース、ピン、または回路などであってもよい。
【0144】
可能な実装形態では、本出願に記載のチップまたはチップシステムは、少なくとも1つのメモリをさらに含み、少なくとも1つのメモリは命令を記憶する。メモリは、チップの内側にある記憶ユニット、例えば、レジスタまたはキャッシュ、であってもよく、あるいはチップの記憶ユニット(例えば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
【0145】
第15の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路、第2の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路、第3の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路、第4の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路、第5の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路、あるいは第6の態様に従う通信方法を実施するように構成されたモジュール、構成要素、または回路を含む通信装置の提供する。
【0146】
第16の態様によれば、本出願の一実施形態は、1つ以上のプロセッサおよび通信ユニットを含む通信装置を提供する。1つ以上のプロセッサは、上記の方法において端末デバイスまたはネットワークデバイスの対応する機能を実行する際に装置をサポートするように構成される。通信ユニットは、装置が別の装置と通信する際にサポートして、受信機能および/または送信機能を実現するように構成される。
【0147】
可能な実装形態では、装置は、1つ以上のメモリをさらに含んでもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、対応する通信装置に必要なプログラム命令および/またはデータを記憶する。1つ以上のメモリは、プロセッサと一体化されてもよいし、またはプロセッサとは別個に配置されてもよい。これは、本出願において限定されない。
【0148】
通信ユニットは、トランシーバまたはトランシーバ回路であってもよい。可能な実装形態では、トランシーバは、代わりに、入力/出力回路またはインターフェースであってもよい。
【0149】
第17の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信システムを提供する。システムは、前述の端末デバイスおよび前述のネットワークデバイスを含む。
【0150】
第18の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ読み出し可能記憶媒体を提供する。
【0151】
コンピュータプログラムは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0152】
あるいは、コンピュータプログラムは、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0153】
あるいは、コンピュータプログラムは、第3の態様または第3の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0154】
あるいは、コンピュータプログラムは、第4の態様または第4の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0155】
あるいは、コンピュータプログラムは、第5の態様または第5の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0156】
あるいは、コンピュータプログラムは、第6の態様または第6の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行するために使用される命令を含む。
【0157】
第19の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、第3の態様または第3の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、第4の態様または第4の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、第5の態様または第5の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法、あるいは第6の態様または第6の態様の可能な実装形態のいずれか1つに従う方法を実行することが可能になる。
【0158】
本出願の実施形態において提供される通信方法、装置及びシステムによれば、端末デバイスは、各参照信号の構成情報を直接受信するのではなく、各参照信号に対応する同一の第1の情報及び各参照信号に対応する第2の情報に基づいて各参照信号の構成情報を復元する。このように、ネットワークデバイスは、各参照信号の構成情報を端末デバイスに直接送信する必要がなく、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを削減する。さらに、端末デバイスは、同じブロードキャスト情報を用いて、より多くの参照信号の構成情報を取得する。
【図面の簡単な説明】
【0159】
【
図2】UEがあらかじめ目覚めてSSBを受信する概略図である。
【
図3】本出願の一実施形態による通信システムの概略図である。
【
図4】本出願の一実施形態によるネットワークデバイスのプロトコルスタックの概略図である。
【
図5】本出願の一実施形態による通信方法のフローチャートである。
【
図6】本出願の一実施形態による第1の情報及び第2の情報の概略図である。
【
図7】本出願の一実施形態による第1の情報及び第2の情報の別の概略図である。
【
図8】本出願の別の実施形態による通信方法のフローチャートである。
【
図9】本出願の別の実施形態による通信方法のフローチャートである。
【
図10】本出願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。
【
図11】本出願の別の実施形態による通信装置の構造の概略図である。
【
図12】本出願の別の実施形態による通信装置の構造の概略図である。
【
図13】本出願の一実施形態による端末デバイスの構造の概略図である。
【
図14】本出願の一実施形態による通信システムの構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0160】
図3は、本出願の一実施形態による通信システムの概略図である。
図3に示すように、通信システムは、ネットワークデバイスと端末デバイスとを含む。
【0161】
以下の説明では、当業者がよりよく理解できるように、本出願におけるいくつかの用語について説明する。
【0162】
ネットワークデバイス:ネットワークデバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)デバイスとも呼ばれ、端末デバイスを無線ネットワークに接続するデバイスであり、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)における進化したNodeB(Evolved NodeB、eNBまたはeNodeB)、中継局またはアクセスポイント、5Gネットワーク内の基地局、例えば送信受信ポイント(TransM
ission Reception Point、TRP)、またはコントローラであってもよい。これは、本明細書では限定されない。可能な様式では、アクセスネットワークデバイスは、CU-DU分割アーキテクチャにおける基地局(例えば、gNB)であってもよい。
図4は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイスのプロトコルスタックの概略図である。RANデバイスは、コアネットワークデバイス(例えば、LTEのコアネットワークまたは5Gのコアネットワーク)に接続されてもよい。基地局は、論理機能の観点からCUとDUに分割されることが理解されよう。CUとDUは物理的に分離されてもよいし、一緒に配置されてもよい。複数のDUが1つのCUを共有してもよい。あるいは、1つのDUが複数のCUに接続されてもよい(図には示されていない)。CUとDUは、インターフェース、例えばF1インターフェースを介して接続されてもよい。CUおよびDUは、無線ネットワークのプロトコル層に基づく分割によって取得することができる。例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)層、サービスデータ適応プロトコル(Service Data Adaptation Protocol、SDAP)層、およびパケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層の機能はCUに分配され、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、メディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)層、物理(physical、PHY)層などの機能はDUに分配される。プロトコル層に基づくCUおよびDUの処理機能への分割は、単なる一例であり、他の分割があってもよいことが理解され得る。例えば、CUまたはDUは、分割によってより多くのプロトコル層の機能を有してもよい。例えば、CUまたはDUは、あるいは、分割によりプロトコル層のいくつかの処理機能を有してもよい。ある設計では、RLC層のいくつかの機能と、RLC層の上のプロトコル層の機能とがCUに分配され、RLC層の他の機能と、RLC層の下のプロトコル層の機能とがDUに分配される。別の設計では、CUまたはDUの機能は、あるいは、サービスタイプまたは別のシステム要件に基づく分割によって取得され得る。例えば、分割は遅延に基づいて行われ、処理時間が遅延要件を満たす必要がある機能はDUに分配され、処理時間が遅延要件を満たす必要がない機能はCUに分配される。別の設計では、CUは、あるいは、コアネットワークの1つ以上の機能を有してもよい。一つ以上のCUは、集中的な方法で、または分離された方法で配置することができる。例えば、CUは、集中管理を容易にするためにネットワーク側に配置されてもよい。DUは、複数の無線周波数機能を有してもよいし、または、無線周波数機能が遠隔的に配置されてもよい。
【0163】
CUの機能は、1つのエンティティによって実装されてもよいし、または異なるエンティティによって実装されてもよい。例えば、CUの機能をさらに分割することができる。例えば、制御プレーン(CP)は、ユーザプレーン(UP)から分離される。言い換えると、CU制御プレーン(CU-CP)とCUユーザプレーン(CU-UP)が得られる。例えば、CU-CPおよびCU-UPは、異なる機能エンティティによって実装され得る。CU-CPおよびCU-UPは、DUに結合して、基地局の機能を共同で実装してもよい。可能な様式では、CU-CPは、制御プレーン機能の責任を負い、主にRRCおよびPDCP-Cを含む。PDCP-Cは、主に、制御プレーン上でのデータ暗号化および復号化、完全性保護、データ伝送などの責任を負う。CU-UPはユーザープレーン機能の責任を負い、主にSDAPおよびPDCP-Uを含む。SDAPは、主に、コアネットワークのデータを処理し、データフロー(flow)をベアラにマッピングすることの責任を負う。PDCP-Uは、主に、データプレーン上での暗号化および復号化、完全性保護、ヘッダ圧縮、シリアル番号メンテナンス、データ伝送などの責任を負う。CU-CPとCU-UPはE1インターフェースを介して接続されている。gNBに代わって、CU-CPはNgインターフェースを介してコアネットワークに接続され、F1-C(制御プレーン)を介してDUに接続される。CU-UPはF1-U(ユーザープレーン)を介してDUに接続される。もちろん、別の可能な実装形態では、PDCP-CもCU-UPの中にある。
【0164】
端末デバイス:端末デバイスは、無線端末デバイス又は有線端末デバイスであってもよい。無線端末デバイスは、無線トランシーバ機能を有するデバイスであってもよく、陸上に配備されて、屋内デバイス、屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、または車載デバイスを含んでもよく、または水面(例えば、船上)に配備されてもよく、または空中(例えば、航空機、気球、または人工衛星上)に配備されてもよい。端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、無線トランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality,VR)端末、拡張現実(Augmented Reality、AR)端末、産業用制御(industrial control)での無線端末、自動運転(self driving)での無線端末、遠隔医療(remote medical)での無線端末、スマートグリッド(smart grid)での無線端末、輸送安全(transportation safety)での無線端末、スマートシティ(smart city)での無線端末、スマートホーム(smart home)での無線端末等であり得る。これは、本明細書では限定されない。本出願の実施形態において、端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)とも呼ばれ得ることが理解され得る。
【0165】
5G移動通信システムでは、端末デバイスのステータスは、接続状態、アイドル状態、および非アクティブ(inactive)状態を含む。端末デバイスが接続状態にあるとき、端末デバイスは、ネットワークデバイスとのエアーインターフェース接続を確立し、エアーインターフェース接続に基づいてネットワークデバイスと通信する。端末デバイスがアイドル状態にあるとき、端末デバイスとネットワークデバイスとの間のエアインターフェース接続が切断され、端末デバイスは、もうコンテキスト情報を格納せず、ネットワークデバイスが送信するブロードキャスト情報しか受信できなくなる。端末デバイスが非アクティブ状態にあるとき、端末デバイスとネットワークデバイスの間のエアインターフェース接続は切断されるが、端末デバイスはコンテキスト情報を格納し続ける。端末デバイスが非アクティブ状態から接続状態になると、格納されたコンテキスト情報に基づいて、端末デバイスはすばやく接続状態に復帰することができる。
【0166】
端末デバイスが非アクティブ状態またはアイドル状態にある場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスが送信するページング(paging)メッセージを定期的に受信する。具体的には、非アクティブ状態またはアイドル状態にある端末デバイスがダウンリンクサービスを生成すると、ネットワークデバイスはダウンリンクサービスがあることを端末デバイスに通知し、端末デバイスが接続状態に移行することを可能にする必要がある。現在、ネットワークデバイスは、ダウンリンクサービスがあることを端末デバイスに通知するために、ページングメッセージを送信している。端末デバイスの消費電力が多すぎないように、ネットワークデバイスは定期的にページングメッセージを送信する。各サイクル(ページングDRXサイクル)で1回のページング機会(paging occasion、PO)が発生する。ネットワークデバイスは、POにおいてページングメッセージを配信することができ、端末デバイスは、ページングメッセージの有無を検出する。
【0167】
ページングメッセージを監視するとき、端末デバイスは、まず、ページングダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)を監視する必要がある。ページングDCIは、ページング無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)を使用して識別される。対応するページングRNTIが割り当てられたUEだけがページングDCIを検出することができる。ページングDCIを受信した後、端末デバイス(通常、複数の端末デバイス)は、ページングDCIの表示に従って、ページングメッセージを運ぶ物理ダウンリンク共用チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)を受信する。端末デバイスがページングメッセージ中にその端末デバイスのアイデンティティ(Identity、ID)を検出した場合、その端末デバイスは、接続状態に入るためのランダムアクセス手順を開始する。つまり、ページングDCIは、端末デバイスのグループに対して「端末デバイスが接続状態に入る必要があるかもしれない」とのページングメッセージを通知するために用いられ、さらに、端末デバイスのグループに対して実際に接続状態に入る必要がある特定の端末デバイスを通知する。
【0168】
POにおいてページングDCIを受信する前に、端末デバイスは、ページングDCIを受信する性能が十分高いことを保証するために、あらかじめAGC調整や時間周波数同期などの操作を行う必要がある。これらの操作には、ネットワークデバイスが送信する参照信号を使用する必要がある。現在、参照信号の構成情報は、システム情報ブロック(system information block、SIB)メッセージを用いてUEに送信されることができ、1つのSIBメッセージで最大2976ビットを送信することができる。各参照信号の構成情報は、約80ビット必要である。具体的には、最大37個の参照信号の構成情報を1つのSIBメッセージでブロードキャストできる。
【0169】
ネットワーク側がブロードキャストメッセージを使用して追加の(additional)参照信号の構成情報をブロードキャストするとき、できるだけ多くの利用可能なRSリソースがセル内のUEに提供されることが期待されるならば、セル内のUEがページングを受信する位置が時間的に均等に分布していることを考慮して、ネットワークは、異なるPOのUEをより良くサポートするために、複数のセットのTRS/CSI-RSをブロードキャストする必要があるかもしれない。
【0170】
さらに、ミリ波帯では、基地局は、最大64のビーム方向に信号を送信することができる。すべての方向でのUEを支援することが期待される場合、少なくとも64セットの構成情報が必要とされる。
【0171】
上述のように、NRでは、1つのSIBメッセージで最大37個の構成しかブロードキャストすることができず、これは明らかに不十分である。
【0172】
従って、どのようにして参照信号の構成情報の信号オーバヘッドを低減するかは、解決する必要がある問題である。
【0173】
これに基づいて、本出願は、ネットワークデバイスが、以下の4つの方法で、ブロードキャスト情報を使用して、参照信号リソースの構成情報をブロードキャストすることを提案する:
【0174】
第1の方法では、構成は2つのレベルで実行される。一方のレベルは、参照信号の構成情報における同一の部分(共通部分と呼ぶこともある)であり、他方のレベルは、参照信号の構成情報における共通部分以外の部分である。
【0175】
第2の方法では、構成は2つのレベルで実行される。一方のレベルは、参照構成情報であり、他方のレベルは、各参照信号の構成情報に含まれ、参照構成情報とは異なる部分である。
【0176】
第3の方法では、構成は2つのレベルで実行される。一方のレベルは、参照構成情報であり、他方のレベルは、各参照信号の構成情報に含まれ、参照構成情報の値と比較して参照構成情報とは異なる部分の増加分/減少分である。
【0177】
第4の方法では、参照信号の構成情報の一部が予め定義され、参照信号の構成情報の識別情報がブロードキャスト中にブロードキャストされる。
【0178】
本出願の実施形態における方法は、前述の問題を解決することができる。
【0179】
図5は、本出願の一実施形態による通信方法のフローチャートである。
図5に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含むことができる:
【0180】
S501:ネットワークデバイスがブロードキャスト情報を生成する。
【0181】
S502:ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、相応して、端末デバイスは、ネットワークデバイスから送信されたブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含む。
【0182】
S503:端末デバイスは、第1の情報によって示された構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータの一部または全部に基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0183】
この実施形態では、ネットワークデバイスは、複数の参照信号の各々の構成情報を決定する。複数の参照信号のうちのi番目の参照信号を例として用いる。ここで、iは1以上の整数である。i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。ネットワークデバイスは、N個の構成パラメータを決定し、複数の参照信号の構成情報に基づいてi番目の参照信号のMi個の構成パラメータを決定する。ネットワークデバイスは、N個の構成パラメータに基づいて第1の情報を生成する。ここで、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用される。ここで、Nは1以上の整数である。ネットワークデバイスは、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータに基づいて第2の情報のi番目の部分を生成する。ここで、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。ここで、Miは0以上の整数である。全体として複数の部分の第2の情報が生成される。複数の部分の第2の情報は、それぞれ、複数の参照信号に対応する。QiはN以上であり、QiはMi以上である。なお、Miの値はiの値によって変化することがある。
【0184】
ネットワークデバイスは、第1の情報と複数の部分の第2の情報とに基づいてブロードキャスト情報を生成する。ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含む。次いで、ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報をブロードキャストによって送信する。これに対応して、1つ以上の端末デバイスが、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信する。ブロードキャスト情報を受信した後に端末デバイスのうちの一つが処理を行う例を用いて以下に説明する。別の端末デバイスの処理は、その端末デバイスの処理と同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0185】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信した後、第1の情報によって示された構成情報及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータの一部又は全てに基づいて、i番目の参照信号の構成情報、すなわち、i番目の参照信号のQi個の構成パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、複数の参照信号の構成情報を決定することができる。
【0186】
任意に、参照信号は、1次同期信号(primary synchronization signal、PSS)、2次同期信号(secondary synchronization signal、SSS)、チャネル状態情報参照信号(channel state information reference signal、CSI-RS)、およびトラッキング参照信号(tracking reference signal、TRS)のうちの1つ以上であってもよい。
【0187】
任意に、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0188】
本実施形態の通信方法では、ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信する。ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。ブロードキャスト情報を受信した後、1つ以上の端末デバイスは、第1の情報によって示される構成パラメータおよび第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータの一部または全部に基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。ここで、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含み、QiはN以上であり、QiはMi以上である。したがって、端末デバイスは、各参照信号の構成情報を直接受信するのではなく、各参照信号に対応する同一の第1の情報及び各参照信号に対応する第2の情報に基づいて、各参照信号の構成情報を復元する。このように、ネットワークデバイスは、端末デバイスに各参照信号の構成情報を直接送信する必要がなく、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを減らす。加えて、端末デバイスは、同じブロードキャスト情報を用いて、より多くの参照信号の構成情報を取得する。
【0189】
以下では、いくつかの具体的な実施形態を用いることによって、上記の解決策を詳細に説明する。
【0190】
いくつかの実施形態では、N個の構成パラメータは、複数の参照信号の構成情報における同一の構成パラメータである。構成情報のN個の部分は、複数の参照信号の構成情報における全ての同一の構成パラメータであってもよいし、又は複数の参照信号の構成情報における一部の同一の構成パラメータであってもよい。
【0191】
S503の可能な実装形態は、以下の通りである:端末デバイスは、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータのうちのN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちの残りのMi個の構成パラメータを決定する。この実施形態では、端末デバイスは、第1の情報に基づいてN個の構成パラメータを取得し、i番目の参照信号のそのN個の構成パラメータをQi個の構成パラメータのうちのN個の構成パラメータとして決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてMi個の構成パラメータを取得し、そのMi個の構成パラメータをQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータとして決定して、i番目の参照信号のQi個の構成パラメータを取得する。換言すれば、i番目の参照信号のQi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの両方を含む。
【0192】
任意に、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。任意で、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0193】
任意に、N個の構成パラメータのパラメータ名をあらかじめ指定してもよい。例えば、第1の情報は、パラメータ名1、パラメータ名2、及びパラメータ名3を持つ構成パラメータを含んでいてもよいと予め指定する。ネットワークデバイスは、複数の参照信号の構成情報において、パラメータ名1に対応する構成パラメータが同一であるかどうか、パラメータ名2に対応する構成パラメータが同一であるかどうか、およびパラメータ名3に対応する構成パラメータが同一であるかどうかを判定することができる。ネットワークデバイスが複数の参照信号の構成情報においてパラメータ名2に対応する構成パラメータが同一であると判断した場合、同一のパラメータ名2に対応する構成パラメータがN個の構成パラメータであると判断する。任意に、複数の参照信号の構成パラメータのうちのパラメータ名4に対応する構成パラメータが同一である場合、N個の構成パラメータは、パラメータ名4に対応する構成パラメータを含まない。
【0194】
任意に、N個の構成パラメータのパラメータ名は、複数の参照信号において同一の構成パラメータを示してもよい。例えば、各参照信号の構成情報は、パラメータ名1、パラメータ名2、パラメータ名3、およびパラメータ名4を持つ構成パラメータを含んでもよい。ネットワークデバイスは、複数の参照信号の構成情報において、パラメータ名1に対応する構成パラメータが同一であるかどうか、パラメータ名2に対応する構成パラメータが同一であるかどうか、パラメータ名3に対応する構成パラメータが同一であるかどうか、及びパラメータ名4に対応する構成パラメータが同一であるかどうかを判定することができる。ネットワークデバイスが、複数の参照信号の構成情報において、パラメータ名2に対応する構成パラメータが同一であり、かつ、パラメータ名4に対応する構成パラメータが同一であると判断した場合、ネットワークデバイスは、同一のパラメータ名2に対応する構成パラメータ及び同一のパラメータ名4に対応する構成パラメータをN個の構成パラメータと判断する。
【0195】
以下に、2つの参照信号を例に説明する。
【0196】
2つの参照信号の構成情報が周期性及びスロットオフセットを含み、参照信号1の構成情報及び参照信号2の構成情報が同一の周期性を含む場合、第1の情報はその同一の周期性を含む。
図6に示すように、その同一の周期性は5スロットであり、参照信号1の第2の情報は参照信号1のスロットオフセット(0スロット)を含み、参照信号2の第2の情報は参照信号2のスロットオフセット(3スロット)を含む。これに対応して、端末デバイスは、参照信号1の第1の情報及び第2の情報に基づいて、参照信号1の構成情報が5スロットの周期性及び0スロットのスロットオフセットを含んでいると判断し、参照信号2の第1の情報及び第2の情報に基づいて、参照信号2の構成情報が5スロットの周期性及び3スロットのスロットオフセットを含んでいると判断することができる。
【0197】
2つの参照信号の構成情報が、周期性、スロットオフセット、および占有周波数ドメインリソース位置を含み、参照信号1の構成情報および参照信号2の構成情報が、同一の占有周波数ドメインリソース位置を含む場合、第1の情報は、その同一の占有周波数ドメインリソース位置を含む。
図7に示すように、占有周波数ドメインリソース位置は、RB 0からRB 100までであり、参照信号1の第2の情報は、周期性(20スロット)及びスロットオフセット(0スロット)を含み、参照信号2の第2の情報は、周期性(40スロット)及びスロットオフセット(5スロット)を含む。これに対応して、端末デバイスは、参照信号1の第1の情報及び第2の情報に基づいて、参照信号1の構成情報がRB 0からRB 100までの占有周波数ドメインリソース位置、20スロットの周期性、及び0スロットのスロットオフセットを含んでいると判断し、参照信号2の第1の情報及び第2の情報に基づいて、参照信号2の構成情報がRB 0からRB 100までの占有周波数ドメインリソース位置、40スロットの周期性、及び5スロットのスロットオフセットを含んでいると判断する。
【0198】
例えば、参照信号はCSI-RSである。関連技術では、NZP-CSI-RS-Resourceを用いてCSI-RSの構成情報を構成する。以下に詳細を示す:
【表1】
【0199】
例えば、参照信号はCSI-RSである。関連技術では、CSI-RS-ResourceConfigMobilityを用いてCSI-RSの構成情報を設定する。以下に詳細を示す
【表2】
【0200】
この実施形態では、第1の情報は、複数の参照信号における同じ構成パラメータを示すために使用される。このように、第2の情報の各部分は、別の参照信号の構成情報と同じ構成パラメータを示す必要はない。従って、同一の構成パラメータは、1つの部分の情報を使用することによって示され、複数の部分の情報を使用することによって示される必要はなく、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを低減する。
【0201】
いくつかの実施形態において、N個の構成パラメータは、参照構成パラメータであり、Mi個の構成パラメータは、i番目の参照信号の構成情報内にあり、N個の構成パラメータとは異なる構成パラメータである。
【0202】
Qiの値はNの値に等しく、第1の情報における構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。例えば、N個の構成パラメータは周期性を含み、Mi個の構成パラメータもまた周期性を含み、N個の構成パラメータの周期性(例えば、20スロット)は、Mi個の構成パラメータの周期性(例えば、40スロット)とは異なる。
【0203】
任意に、S503の可能な実装形態は、以下の通りである:端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定し、そしてパラメータ名がN個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0204】
この実施形態では、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてMi個の構成パラメータを決定し、そのMi個の構成パラメータをi番目の参照信号のMi個の構成パラメータとして決定する。端末デバイスは、第1の情報に基づいてN個の構成パラメータを決定する。N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含み、N個の構成パラメータのうちの構成パラメータは、i番目の参照信号の構成情報に属さないため、端末デバイスは、パラメータ名がN個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータのパラメータ名と同じである構成パラメータ以外の構成パラメータは、i番目の参照信号の構成情報におけるMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータであると判断する。
【0205】
なお、Miが0の場合、第2の情報のi番目の部分は空の情報であり、このことは、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータであることを示す。Miの値がNの値に等しい場合、このことは、i番目の参照信号の構成情報は、Mi個の構成パラメータを含み、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータのいずれも含まないことを示す。
【0206】
この実施形態では、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータが参照構成パラメータとして使用され、第2の情報は、参照信号の構成情報内にあり、N個の構成パラメータとは異なる構成パラメータを示すために使用される。このようにして、第2の情報の各部分は、参照構成パラメータと同じ構成パラメータを示す必要はなく、ブロードキャスト情報の信号オーバーヘッドを低減することができる。
【0207】
任意に、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0208】
任意に、第1の情報は参照構成情報の識別情報を含み、参照構成情報はN個の構成パラメータを含む。この実施形態では、識別情報と構成情報との間に対応関係がある。対応関係は、あらかじめ設定することができる。端末デバイスは、第1の情報を受信した後、第1の情報の識別情報に基づいて、識別情報に対応する構成情報を決定し、その構成情報を参照構成情報として使用し、構成情報の中の構成パラメータをN個の構成パラメータとして決定する。識別情報は、例えば、インデックス番号である。
【0209】
従って、この実施形態では、N個の構成パラメータは、識別情報を使用することによって示され、識別情報は、より少ないビットしか占めないので、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドをさらに低減する。
【0210】
第2の情報のi番目の部分は、以下の2つの可能な実装形態でMi個の構成パラメータを示すことができる。
【0211】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。これに対応して、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に含まれるMi個の構成パラメータをQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータとして決定するということであってもよい。
【0212】
ブロードキャスト情報は、以下の例を含むことができる:
【表3】
【0213】
referenceConfigurationは第1の情報として表される。「Resources」は、複数の部分の第2の情報を含む。
【0214】
Resources内のNZP-CSI-RS-Resource(第2の情報の内容)が空の場合、参照信号の構成情報であり、かつ第2の情報に対応する構成情報が、referenceConfiguration内の構成パラメータを完全に再利用することを示す。Resources内のNZP-CSI-RS-Resourceが構成パラメータを含み、構成パラメータの値がreferenceConfiguration内のパラメータの値と異なる場合、リソースはResources内のNZP-CSI-RS-Resource内に設定された値を使用する。
【0215】
例えば、各参照信号の構成情報は、周期性およびスロットオフセットを含む。第1の情報は、20スロットの周期性および0スロットのスロットオフセットを含む。1番目の参照信号の第2の情報が5スロットのスロットオフセットを含む場合、それは、1番目の参照信号の構成情報が20スロットの周期性と5スロットのスロットオフセットとを含むことを意味する。
【0216】
また、この実施形態では、端末デバイスが、まず第1の情報に基づいて参照構成情報を決定し、次に、参照構成情報内の同じパラメータ名を持つ構成パラメータを第2の情報のi番目の部分によって示される構成パラメータで置き換える/上書きする(replaces/overrides/overwrites)ことで、i番目の参照信号の構成情報を得ることも理解されよう。上記の例は、依然として、例として使用される。第1の情報は、20スロットの周期性および0スロットのスロットオフセットを含む。第1の参照信号の第2の情報は、5スロットのスロットオフセットを含む。端末デバイスは、まず、参照構成が「周期性が20スロットであり、スロットオフセットが0スロットである」と決定し、次いで参照構成情報内の「スロットオフセットが0スロットである」を、1番目の参照信号の構成情報内に含まれる「スロットオフセットが5スロットである」で置き換え、最後に、1番目の参照信号の構成情報が「周期性が20スロットであり、スロットオフセットが5スロットである」と決定する。
【0217】
別の可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれかである。たとえば、第1のパラメータ名は周期性である。N個の構成パラメータのうちの周期性が20スロットであり、Mi個の構成パラメータのうちの周期性が40スロットである場合、対応して、第2の情報のi番目の部分は、周期性の20スロットオフセットを含む。
【0218】
これに対応して、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータのうちのMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分のうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとN個の構成パラメータのうちの第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとのオフセットに基づいてi番目の参照信号の第1パラメータ名を持つ構成パラメータを決定するということであってもよい。
【0219】
Mi個の構成パラメータとN個の構成パラメータとのうちの構成パラメータの同一のパラメータ名が周期性およびスロットオフセットである場合、例えば、N個の構成パラメータにおいて、周期性が20スロットであり、スロットオフセットが0スロットであって、第2の情報は、周期性の20スロットオフセットおよびスロットオフセットの5スロットオフセットを含む。これに対応して、端末デバイスによって得られるMi個の構成パラメータでは、周期性は40スロットであり、スロットオフセットは5スロットである。
【0220】
この実施形態では、構成パラメータは、構成パラメータのオフセットを使用して示される。構成パラメータと比較して、オフセットは、より少ないビットしか占めず、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドをさらに低減する。例えば、「スロットオフセット」の値域が0~19であると仮定すると、表示には5ビットが必要となる。オフセットを表示に使用し、参照信号のスロットオフセットと「N個の構成パラメータ内のスロットオフセット」との間の差が±5スロットを超えないと考えられる場合、表示に4ビットしか必要でなく、1ビット節約する。
【0221】
この実施形態では、同一のパラメータ名とは、名前が完全に同じであることを意味してもよいし、または名前が完全に同じではないが同じパラメータの値を示すために使用されることを意味してもよい。例えば、第1の情報内のパラメータの名前はperiodicity(すなわち、周期性)であり、第2の情報内のパラメータの名前はperiodicityOffsetまたはperiodicityDelta(すなわち、周期性のオフセット)である。2つのパラメータのパラメータ名は完全に同じではないが、同一のパラメータ(すなわち、周期性)を決定するために使用されるので、同一のパラメータ名と見なすこともできる。
【0222】
なお、Miが0に等しい場合、第2の情報のi番目の部分は空の情報であり、これは、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータと全く同じであることを示す。
【0223】
いくつかの実施形態では、Qiの値がNの値に等しい場合、ネットワークデバイスは、複数の参照信号の構成情報から、1つの参照信号の構成情報における構成パラメータがN個の構成パラメータであると決定することができ、ここで、残りの参照信号の構成情報は、それぞれ、対応する第2の情報を生成するために使用される。これに対応して、端末デバイスは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定することができる。具体的には、端末デバイスは、第1の情報に基づいてN個の構成パラメータを決定し、次に、N個の構成パラメータに基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0224】
任意に、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。例えば、端末デバイスは、(K+1)番目の参照信号の構成情報として、N個の構成パラメータを決定する。
【0225】
従って、このようにして、参照信号の構成情報で、ネットワークデバイスによってブロードキャストされる構成情報の量をさらに増加させることができる。
【0226】
図8は、本出願の別の実施形態による通信方法のフローチャートである。
図8に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含み得る:
【0227】
S801:ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成する。
【0228】
S802:ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、それに対応して、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信する。ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含む。
【0229】
S803:iが1である場合には、端末デバイスは、第1の情報が示す構成パラメータの一部又は全部と、第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定し、またiが1でない場合には、(i-1)番目の参照信号の構成情報と、第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0230】
この実施形態では、ネットワークデバイスは、複数の参照信号の各々の構成情報を決定する。複数の参照信号内のi番目の参照信号が、例として用いられる。ここで、iは1以上の整数である。i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。ネットワークデバイスは、さらに、N個の構成パラメータを決定することができ、ネットワークデバイスは、そのN個の構成パラメータに基づいて第1の情報を生成し、ここで、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、Nは1以上の整数である。ネットワークデバイスは、N個の構成パラメータおよび1番目の参照信号の構成情報に基づいてM1個の構成パラメータを決定し、M1個の構成パラメータに基づいて第2の情報の1番目の部分を決定する。ネットワークデバイスは、1番目の参照信号の構成情報及び2番目の参照信号の構成情報に基づいてM2個の構成パラメータを決定し、M2個の構成パラメータに基づいて第2の構成情報の2番目の部分を決定する。類推により、複数の部分の第2の情報が全体として生成され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。複数の部分の第2の情報は、それぞれ、複数の参照信号に対応する。QiはN以上であり、QiはMi以上である。なお、Miの値はiの値によって変化することがある。
【0231】
ネットワークデバイスは、第1の情報と複数の部分の第2の情報とに基づいてブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含む。次に、ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報をブロードキャストを介して送信する。これに対応して、1つ以上の端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信する。以下に、端末デバイスの1つがブロードキャスト情報を受信した後に処理を行う例を用いて説明する。別の端末デバイスの処理は、その端末デバイスの処理と同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0232】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信した後、第1の情報が示す構成パラメータの一部または全部と第2の情報の1番目の部分が示すM1個の構成パラメータとに基づいて、1番目の参照信号の構成情報を決定する。すなわち、iが1である。
【0233】
端末デバイスは、第2の情報の2番目の部分が示すM2個の構成パラメータと1番目の参照信号の構成情報とに基づいて、2番目の参照信号の構成情報を決定する。すなわち、iが2である。
【0234】
端末デバイスは、第2の情報の3番目の部分が示すM3個の構成パラメータと2番目の参照信号の構成情報とに基づいて、3番目の参照信号の構成情報を決定する。すなわち、iが2である。
【0235】
端末デバイスは、類推により、複数の参照信号の構成情報を得ることができる。
【0236】
任意に、参照信号は、PSS、SSS、CSI-RS、およびTRSのうちの1つ以上であってもよい。
【0237】
任意に、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0238】
本実施形態の通信方法では、ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示し、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示す。1つ以上の端末デバイスがブロードキャスト情報を受信した後、iが1である場合には、第1の情報が示す構成パラメータの一部又は全部と第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定し、iが1でない場合には、(i-1)番目の参照信号の構成情報と第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含み、QiはN以上であり、QiはMi以上である。したがって、端末デバイスは、各参照信号の構成情報を直接受信するのではなく、各参照信号の第2の情報と対応する構成パラメータとに基づいて、各参照信号の構成情報を復元する。このように、ネットワークデバイスは、各参照信号の構成情報を端末デバイスに直接送信する必要がなく、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを削減する。また、端末デバイスは、同一のブロードキャスト情報を用いて、より多くの参照信号の構成情報を取得する。
【0239】
いくつかの実施形態では、N個の構成パラメータは、1番目の参照信号の参照構成パラメータであり、1番目の参照信号のM1個の構成パラメータは、1番目の参照信号の構成情報内にあり、N個の構成パラメータとは異なる構成パラメータである。(i-1)番目の参照信号のMi-1個の構成パラメータは、i番目の参照信号の参照構成パラメータであり、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータは、i番目の参照信号の構成情報内にあり、i番目の参照信号の構成情報とは異なる構成パラメータである。
【0240】
Qiの値はNの値に等しい。iが1の場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。例えば、N個の構成パラメータは周期性を含み、1番目の参照信号のM1個の構成パラメータもまた周期性を含み、N個の構成パラメータ内の周期性(例えば、20スロット)はM1個の構成パラメータ内の周期性(例えば、40スロット)とは異なる。例えば、1番目の参照信号の構成情報は、スロットオフセットを含み、2番目の参照信号のM2個の構成パラメータは、スロットオフセットを含み、1番目の参照信号の構成情報内のスロットオフセット(例えば、0スロット)は、2番目の参照信号のM2個の構成パラメータ内のスロットオフセット(例えば、5スロット)とは異なる。
【0241】
任意に、S803の可能な実装形態は、以下の通りである:iが1である場合、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、N個の構成パラメータ内でパラメータ名がMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。iが1に等しくない場合、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内でパラメータ名がMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0242】
本実施形態では、iが1である場合、端末デバイスは、第2の情報の1番目の部分に基づいてM1個の構成パラメータを決定し、M1個の構成パラメータを1番目の参照信号のM1個の構成パラメータとして決定する。端末デバイスは、第1の情報に基づいてN個の構成パラメータを決定する。N個の構成パラメータとM1個の構成パラメータとは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含み、N個の構成パラメータ内の構成パラメータは、1番目の参照信号の構成情報に属さないため、端末デバイスは、N個の構成パラメータ内でパラメータ名がM1個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータは、1番目の参照信号の構成情報内のM1個の構成パラメータ以外の構成パラメータであると判断する。したがって、端末デバイスは、Q1個の構成パラメータを含む1番目の参照信号の構成情報を取得する。
【0243】
iが1でない場合、端末デバイスは、第2の情報の第2の部分に基づいてM2個の構成パラメータを決定し、そのM2個の構成パラメータを2番目の参照信号のM2個の構成パラメータとして決定する。1番目の参照信号の構成情報とM2個の構成パラメータとは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含み、1番目の参照信号の構成情報内の構成パラメータは、2番目の参照信号の構成情報に属さないため、端末デバイスは、1番目の参照信号の構成情報内でパラメータ名がM2個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータは、2番目の参照信号の構成情報内のM2個の構成パラメータ以外の構成パラメータであると判断する。したがって、端末デバイスは、Q2個の構成パラメータを含む2番目の参照信号の構成情報を取得する。
【0244】
類推により、端末デバイスは、全ての参照信号の構成情報を取得する。
【0245】
この実施形態では、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータは、参照構成パラメータとして使用され、第2の情報の1番目の部分は、1番目の参照信号の構成情報内にあり、N個の構成パラメータとは異なる構成パラメータを示すために使用される。また、(i-1)番目の参照信号の構成情報は、参照構成パラメータとして使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号の構成情報に含まれ、(i-1)番目の参照信号の構成情報とは異なる構成パラメータを示すために使用される。このようにして、第2の情報の各部分は、対応する参照構成パラメータと同一の構成パラメータを示す必要はなくてもよく、ブロードキャスト情報の信号オーバーヘッドを低減する。
【0246】
任意に、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0247】
任意に、第1の情報は、参照構成情報の識別情報を含み、参照構成情報は、N個の構成パラメータを含む。この実施形態では、識別情報と構成情報との間に対応関係がある。対応関係は、あらかじめ設定することができる。端末デバイスは、第1の情報を受信した後、第1の情報内の識別情報に基づいて、識別情報に対応する構成情報を決定し、その構成情報を参照構成情報として使用し、構成情報内の構成パラメータをN個の構成パラメータとして決定する。識別情報は、例えば、インデックス番号である。
【0248】
従って、この実施形態では、N個の構成パラメータは、識別情報を使用することによって示され、識別情報は、より少ないビットを占めるので、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドをさらに低減する。
【0249】
第2の情報のi番目の部分は、以下の2つの可能な実装形態でMi個の構成パラメータを示すことができる。
【0250】
可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。従って、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分内のMi個の構成パラメータをQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータとして決定するということであってもよい。。
【0251】
例えば、各参照信号の構成情報は、周期性およびスロットオフセットを含む。第1の情報は、20スロットの周期性および0スロットのスロットオフセットを含む。第2の情報の1番目の部分が、5スロットのスロットオフセットを含む場合、それは、1番目の参照信号の構成情報は、20スロットの周期性および5スロットのスロットオフセットを含むことを意味する。第2の情報の2番目の部分が40スロットの周期性を含む場合、それは、2番目の参照信号の構成情報が40スロットの周期性と5スロットのスロットオフセットとを含むことを意味する。
【0252】
本実施形態では、端末デバイスが、まず、第1の情報に基づいて参照構成情報を決定し、次に、参照構成情報内の同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを第2の情報の1番目の部分によって示される構成パラメータで置き換えて/上書きして(replaces/overrides/overwrites)、1番目の参照信号の構成情報を得ることもまた理解することができる。端末デバイスは、1番目の参照信号の構成情報を参照構成情報として決定し、参照構成情報内の同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを第2の情報の2番目の部分によって示される構成パラメータで置き換えて/上書きして(replaces/overrides/overwrites)、2番目の参照信号の構成情報を得る。端末デバイスは、2番目の参照信号の構成情報を参照構成情報として決定し、参照構成情報内の同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを第2の情報の3番目の部分によって示される構成パラメータで置き換えて/上書きして(replaces/overrides/overwrites)、3番目の参照信号の構成情報を得る。類推により、詳細はここでは再度説明しない。
【0253】
別の可能な実装形態では、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0254】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同一のパラメータ名のいずれか1つである。
【0255】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同一のパラメータ名のいずれか1つである。
【0256】
第1のパラメータ名と第2のパラメータ名は、異なる参照信号に対応する同一のパラメータ名が必ずしも同一ではないことを示すために使用される。たとえば、第1のパラメータ名は周期性である。N個の構成パラメータ内の周期性が20スロットであり、かつM1個の構成パラメータ内の周期性が40スロットである場合、それに対応して、第2の情報の第1の部分は、周期性の20スロットオフセットを含む。
【0257】
たとえば、第2のパラメータ名はスロットオフセットである。(i-1)番目の参照信号の構成情報内のスロットオフセットが0スロットであり、Mi個の構成パラメータ内のスロットオフセットが5スロットである場合、それに対応して、第2の情報のi番目の部分は、スロットオフセットの5スロットオフセットを含む。
【0258】
これに対応して、iが1の場合、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットとN個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいてi番目の参照信号の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するということであってもよい。具体的な実施プロセスについては、前述の実施形態の関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0259】
これに対応して、iが1と等しくない場合には、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定するということは、端末デバイスが第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと(i―1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいてi番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するということであってもよい。
【0260】
2番目の参照信号のM2個の構成パラメータ内の構成パラメータと1番目の参照信号の構成情報との同一のパラメータ名が1番目の参照信号の構成情報内の、例えば、周期性であり、周期性が20スロットであり、スロットオフセットが0スロットである場合、第2の情報の2番目の部分は、周期性の20スロットオフセットを含む。これに対応して、端末デバイスによって取得される2番目の参照信号のM2個の構成パラメータ内では、周期性は40スロットである。次に、端末デバイスは、2番目の参照信号の構成情報が40スロットの周期性および0スロットのスロットオフセットを含むことを知ることができる。3番目の参照信号のM3個の構成パラメータ内の構成パラメータと2番目の参照信号の構成情報との同一のパラメータ名がスロットオフセットである場合、第2の情報の3番目の部分は、スロットオフセットの5スロットオフセットを含む。これに対応して、端末デバイスによって取得される3番目の参照信号のM3個の構成パラメータ内では、スロットオフセットは5スロットである。次に、端末デバイスは、3番目の参照信号の構成情報が40スロットの周期性と5スロットのスロットオフセットとを含むことを知ることができる。
【0261】
この実施形態では、構成パラメータは、構成パラメータのオフセットを使用して示される。構成パラメータと比較して、オフセットは、より少ないビットを占めるため、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドをさらに低減する。例えば、「スロットオフセット」の値域が0~19であると仮定すると、表示には5ビットが必要となる。オフセットを表示に使用し、参照信号のスロットオフセットと「N個の構成パラメータ内のスロットオフセット」との差が±5スロットを超えないと考えられる場合、表示に4ビットが必要であり、1ビット節約できる。
【0262】
この実施形態では、同一のパラメータ名とは、名前が完全に同じであることを意味してもよいし、または名前が完全に同じではないが同一のパラメータの値を示すために使用されることを意味してもよい。例えば、第1の情報内のパラメータの名前はperiodicity(すなわち、周期性)であり、第2の情報内のパラメータの名前はperiodicityOffsetまたはperiodicityDelta(すなわち、周期性のオフセット)である。2つのパラメータのパラメータ名は完全に同じではないが、同一のパラメータ(すなわち、周期性)を決定するために使用されるので、同一のパラメータ名と見なすこともできる。
【0263】
なお、Miが0の場合、第2の情報のi番目の部分は空の情報であり、これは、i番目の参照信号の構成情報が、第1の情報によって示されるN個の構成パラメータと完全に同じであることを示す。
【0264】
いくつかの実施形態では、Qiの値がNの値に等しい場合、ネットワークデバイスは、複数の参照信号の構成情報から、1つの参照信号の構成情報内の構成パラメータがN個の構成パラメータであることを決定することができ、ここで、残りの参照信号の構成情報は、それぞれ、対応する第2の情報を生成するために使用される。これに対応して、端末デバイスは、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報をさらに決定することができる。具体的には、端末デバイスは、第1の情報に基づいてN個の構成パラメータを決定し、次に、N個の構成パラメータに基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0265】
任意に、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。例えば、端末デバイスは、(K+1)番目の参照信号の構成情報として、N個の構成パラメータを決定する。
【0266】
従って、このようにして、参照信号の構成情報であり、ネットワークデバイスによってブロードキャストされる構成情報の量をさらに増加させることができる。
【0267】
図9は、本出願の別の実施形態による通信方法のフローチャートである。
図9に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0268】
S901:ネットワークデバイスが、ブロードキャスト情報を生成する。
【0269】
S902:ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、それに対応して、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号の構成情報の識別情報を含む。
【0270】
S903:端末デバイスは、K個の部分の識別情報に基づいて、K個の参照信号の対応する構成情報をそれぞれ決定する。
【0271】
この実施形態では、ネットワークデバイスは、K個の参照信号全部の構成情報を決定する。ここで、Kは1以上の整数である。ネットワークデバイスは、K個の参照信号の構成情報に基づいて、それぞれK個の部分の識別情報を取得する。ここで、識別情報の各部分は、1個の参照信号の構成情報に対応する。ネットワークデバイスは、K個の部分の識別情報に基づいてブロードキャスト情報を生成する。ここで、ブロードキャスト情報は、K個の部分の識別情報を含む。これに対応して、1つ以上の端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信する。以下に、それら端末デバイスのうちの1つがブロードキャスト情報を受信した後に処理を行う例を用いて説明する。別の端末デバイスの処理は、その端末デバイスの処理と同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0272】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信した後、K個の部分の識別情報に基づいて、それぞれK個の参照信号の対応する構成情報を決定する。
【0273】
任意に、参照信号は、PSS、SSS、CSI-RS、およびTRSのうちの1つ以上であってもよい。
【0274】
任意に、各参照信号の構成情報は、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0275】
いくつかの実装態様では、端末デバイス及びネットワークデバイスは、参照信号の構成情報と識別情報とのあいだの対応関係を事前設定する。すなわち、複数の参照信号の構成情報を事前定義し、各参照信号のその構成情報に識別情報を割り当てる。したがって、ネットワークデバイスは、複数の参照信号の事前定義された構成情報からK個の参照信号の構成情報を決定し、次いで、参照信号の構成情報と識別情報との間の事前設定された対応関係に基づいて、K個の参照信号の構成情報にそれぞれ対応する識別情報を決定する。これに対応して、端末デバイスは、ブロードキャスト情報からK個の部分の識別情報を取得した後、参照信号の構成情報と識別情報との間に事前設定された対応関係に基づいて、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応する参照信号の構成情報を決定する。
【0276】
任意に、識別情報はインデックス番号である。
【0277】
この実施形態での通信方法において、ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の部分の識別情報を含む。ブロードキャスト情報を受信した後、1つ以上の端末デバイスは、それぞれ、K個の部分の識別情報に基づいて、K個の参照信号の対応する構成情報を決定する。したがって、端末デバイスは、各参照信号の構成情報を直接受信するのではなく、受信した識別情報に基づいて各参照信号の構成情報を決定する。このように、ネットワークデバイスは、各参照信号の構成情報を端末デバイスに直接送信する必要がなく、ブロードキャスト情報の信号オーバヘッドを減らす。さらに、端末デバイスは、ブロードキャスト情報を利用して、より多くの参照信号の構成情報を取得することができる。
【0278】
前述の実施形態のうちのいずれか1つを独立して実施してもよいし、または前述の実施形態のうちの少なくとも2つの任意の組み合わせを実施してもよいことに留意されたい。これについて限定はされない。
【0279】
前述の実施形態において、端末デバイスによって実施される動作およびステップは、代替的に、端末デバイスにおいて使用され得る構成要素(例えば、チップまたは回路)によって実施されてもよいと理解されてもよい。これは、本出願の実施態様において限定されない。ネットワークデバイスによって実施される動作およびステップは、代替的に、ネットワークデバイスにおいて使用され得る構成要素(例えば、チップまたは回路)によって実施されてもよい。これは、本出願の実施形態において限定されない。
【0280】
任意に、前述の実施形態のいずれか1つにおいて、ブロードキャスト情報は、ブロードキャストを介してネットワークデバイスによって送信されるSIBメッセージに含まれる。
【0281】
特定の実装形態では、例えば、本出願の前述の実施形態は、以下のシナリオに適用され得る:
【0282】
利用者が携帯電話を利用する。携帯電話の電源が入ると、携帯電話は、ランダムアクセスを開始して、ネットワークにアクセスし(すなわち、接続状態に入り)、接続状態において、ネットワークデバイスによって配信される参照信号構成情報を受信する。ここで、参照構成情報は、いくつかの参照信号リソースを構成するために使用される。携帯電話の電源が入った後、一定の期間サービスが伝送されない場合、ネットワークデバイスは、非接続状態(例えば、非アクティブ状態、またはアイドル状態)になるように携帯電話に指示する。次に、携帯電話はPOの位置でページングメッセージを受信する必要がある。携帯電話は、携帯電話の消費電力を低減するために、非接続状態に入る際に、まだ参照信号構成情報を記憶しておき、その参照信号構成情報に基づいてネットワークデバイスから対応する参照信号を受信し、時周波数同期、AGC調整等を行ってもよい。対応する参照信号の構成情報を受信するとき、携帯電話は、信号オーバヘッドを低減するために、本発明の解決策のうちの実施形態の解決策を使用してもよい。
【0283】
図10は、本出願の一実施形態に係る通信装置の構造の概略図である。
図10に示すように、通信装置は、端末デバイスであってもよく、端末デバイスの構成要素(例えば、集積回路またはチップ)であってもよく、または別の通信モジュールであってもよく、前述の実施形態のいずれか1つにおいて、端末デバイスに対応する動作を実施するように構成される。本実施形態での通信装置1000は、受信モジュール1001および処理モジュール1002を含む。本実施形態での通信装置1000は、受信モジュール1001および処理モジュール1002を用いることにより、上記実施形態のいずれか1つでの端末デバイスの解決策を実現することができる。通信装置1000の実装原理及び技術的効果は、端末デバイスのものと同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0284】
図11は、本出願の別の実施形態に係る通信装置の構造の概略図である。
図11に示すように、通信装置は、ネットワークデバイスであってもよく、ネットワークデバイスの構成要素(例えば、集積回路またはチップ)であってもよく、または別の通信モジュールであってもよく、前述の実施形態のいずれか1つにおいてネットワークデバイスに対応する動作を実施するように構成される。この実施形態での通信装置1100は、処理モジュール1101および送信モジュール1102を含む。本実施形態での通信装置1100は、処理モジュール1101および送信モジュール1102を使用することによって、前述の実施形態のいずれか1つでのネットワークデバイスの解決策を実現することができる。通信装置1100の実装原理および技術的効果は、ネットワークデバイスのものと同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0285】
図12は、本出願の別の実施形態による通信装置の構造の概略図である。
図12に示すように、本実施形態での通信装置1200は、前述の方法実施形態で言及した端末デバイス(または、端末デバイスで使用可能な構成要素)またはネットワークデバイス(または、ネットワークデバイスで使用可能な構成要素)であってもよい。通信装置は、端末デバイスまたはネットワークデバイスに対応し、方法の方法実施形態に記載されている方法を実現するように構成されてもよい。詳細については、前述の方法実施形態の説明を参照されたい。
【0286】
通信装置1200は、1つ以上のプロセッサ1201を含んでもよい。プロセッサ1201は、処理ユニットと呼ばれてもよく、特定の制御または処理機能を実現してもよい。プロセッサ1201は、汎用プロセッサ、専用プロセッサなどであってもよい。例えば、プロセッサ1201は、ベースバンドプロセッサまたは中央処理ユニットであってもよい。ベースバンドプロセッサは、通信プロトコルおよび通信データを処理するように構成されてもよい。中央処理ユニットは、通信装置を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成することができる。
【0287】
可能な設計では、プロセッサ1201はまた、命令1203またはデータ(例えば、中間データ)を記憶してもよい。命令1203は、プロセッサによって実行されて、通信装置1200は、端末デバイスまたはネットワークデバイスに対応し、前述の方法実施形態に記載される方法を実行してもよい。
【0288】
別の可能な設計では、通信装置1200は、回路を含んでもよく、回路は、前述の方法実施形態において、送信、受信、または通信機能を実現してもよい。
【0289】
可能な実装形態では、通信装置1200は、1つ以上のメモリ1202を含んでもよく、メモリ1202は、命令1204を記憶してもよい。命令は、プロセッサによって実行されて、通信装置1200は、前述の方法実施形態に記載される方法を実行してもよい。
【0290】
可能な実装形態では、メモリはまた、データを格納してもよい。プロセッサおよびメモリは、別々に配置されてもよく、または一緒に統合されてもよい。
【0291】
可能な実装形態では、通信装置1200はさらに、トランシーバ1205および/またはアンテナ1206を含んでもよい。プロセッサ1201は、処理ユニットとも称することができ、通信装置(端末デバイス、コアネットワークデバイス、または無線アクセスネットワークデバイス)を制御する。トランシーバ1205は、トランシーバユニット、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバ等とも呼ばれ、通信装置のトランシーバ機能を実装するように構成される。
【0292】
設計において、通信装置1200が、前述の実施形態における端末デバイスに対応する動作を実現するように構成されている場合、例えば、トランシーバ1205は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信してもよい。プロセッサ1201は、i番目の参照信号の構成情報を、第1の情報によって示される構成パラメータの一部または全部と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに基づいて決定する。
【0293】
別の例では、トランシーバ1205は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信することができ、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。iが1に等しい場合、プロセッサ1201は、第1の情報によって示された構成パラメータの一部または全て、および第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定することができる。iが1と等しくない場合、プロセッサ1201は、(i-1)番目の参照信号の構成情報と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定することができる。
【0294】
別の例として、トランシーバ1205は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信することができる。プロセッサ1201は、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定することができる。
【0295】
プロセッサ1201およびトランシーバ1205の特定の実装形態の処理については、前述の実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない
【0296】
別の設計では、通信装置が、前述の実施形態におけるネットワークデバイスに対応する動作を実現するように構成されている場合、詳細は以下の通りである:
【0297】
例えば、プロセッサ1201は、ブロードキャスト情報を生成することができ、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。トランシーバ1205は、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信することができる。i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全部と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに関連し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0298】
別の例では、プロセッサ1201は、ブロードキャスト情報を生成することができ、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。トランシーバ1205は、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信する。iが1に等しい場合、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全部および第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに関連する。iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の構成情報は、(i-1)番目の参照信号の構成情報と、第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに関連付けられる。
【0299】
別の例では、プロセッサ1201は、ブロードキャスト情報を生成することができ、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号ずべての構成情報の識別情報を含む。トランシーバ1205は、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信することができる。
【0300】
プロセッサ1201およびトランシーバ1205の特定の実装形態の処理については、前述の実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0301】
本出願に記載のプロセッサ1201およびトランシーバ1205は、集積回路(integrated circuit、IC)、アナログIC、無線周波数集積回路(radio frequency integrated circuit、RFIC)、混合信号IC、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、プリント回路基板(printed circuit board、PCB)、電子デバイスなどで実現することができる。プロセッサおよびトランシーバはまた、種々の1Cプロセス技術、例えば、相補型金属酸化物半導体(complementary metal oxide semiconductor、CMOS)、n型金属酸化物半導体(n-type metal oxide semiconductor、NMOS)、p型金属酸化物半導体(p-type metal oxide semiconductor、PMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(Bipolar Junction Transistor、BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、およびガリウムヒ素(GaAs)を使用して製造されてもよい。
【0302】
通信装置1200については、前述の実施形態の説明において、端末デバイスまたはネットワークデバイスを例として説明したが、本願に記載する通信装置の範囲は、前述の端末デバイスまたはネットワークデバイスに限定されるものではなく、また通信装置の構造を
図12に限定するものではない。通信装置1200は、独立したデバイスであってもよく、または大きなデバイスの一部であってもよい。例えば、デバイスは、(1)独立した集積回路IC、チップもしくはチップのシステムまたはサブシステム、(2)1つ以上のICのセットであって、可能な実装形態では、ICのセットは、データおよび/または命令を記憶するように構成された記憶構成要素をさらに含むことができる、ICのセット、(3)ASIC、例えばモデム(MSM)、(4)別のデバイスに埋め込むことができるモジュール、(5)受信機、無線デバイス、移動体ユニット、ネットワークデバイス等、または(6)別のデバイス等であってもよい。
【0303】
図13は、本出願の一実施形態に係る端末デバイスの構造の概略図である。端末デバイスは、本願の上記実施形態に記載される端末デバイスに適用可能である。説明を容易にするために、
図13は、端末デバイスの主要な構成要素のみを示す。
図13に示すように、端末デバイス1300は、プロセッサ、メモリ、制御回路、アンテナ、および入出力装置を含む。プロセッサは、主に、通信プロトコルおよび通信データを処理し、端末全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラムとデータとを記憶するように構成される。無線周波数回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を行い、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主に、電磁波の形態で無線周波数信号を受信し、送信するように構成される。入出力装置、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ、またはキーボードは、主に、ユーザによって入力されたデータを受信し、ユーザにデータを出力するように構成される。
【0304】
端末デバイスの電源がオンになった後、プロセッサは、記憶ユニット内のソフトウェアプログラムを読み出し、ソフトウェアプログラムの命令を解釈して実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理することができる。データを無線送信する必要がある場合、送信対象のデータに対してベースバンド処理を行った後、プロセッサは、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。ベースバンド信号に対して無線周波数処理を行った後、無線周波数回路はアンテナを介して電磁波の形態で無線周波数信号を送信する。データが端末に送信されると、無線周波数回路は、アンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
【0305】
当業者は、説明を容易にするために、
図13が1つのメモリと1つのプロセッサのみを示していることを理解するであろう。実際には、端末は、複数のプロセッサおよび複数のメモリを含んでもよい。メモリは、記憶媒体、記憶デバイスなどとも呼ばれる。これは、本出願のこの実施態様において限定されない。
【0306】
可能な実装形態では、プロセッサは、ベースバンドプロセッサおよび中央処理ユニットを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコルおよび通信データを処理するように構成され、中央処理ユニットは、主に、端末全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。
図13のプロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットの機能を統合する。当業者であれば、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットは、あるいは、独立したプロセッサであってもよく、バスのような技術を使用することによって相互接続されることを理解することができる。当業者であれば、端末デバイスは、異なるネットワーク規格に適合するように複数のベースバンドプロセッサを備えることができ、端末デバイスは、端末デバイスの処理能力を高めるために複数の中央処理ユニットを備えることができ、端末デバイスの構成要素は、様々なバスを介して接続することができることを理解するであろう。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド処理回路またはベースバンド処理チップとして表現することもできる。中央処理ユニットは、中央処理回路または中央処理チップとして表すこともできる。通信プロトコルおよび通信データを処理する機能は、プロセッサ内に構築されてもよく、またはソフトウェアプログラムの形態で記憶ユニット内に記憶されてもよい。プロセッサは、ベースバンド処理機能を実現するためにソフトウェアプログラムを実行する。
【0307】
一例では、トランシーバ機能を有するアンテナおよび制御回路は、端末デバイス1300のトランシーバモジュール1301として考えられ、処理機能を有するプロセッサは、端末デバイス1300の処理モジュール1302として考えられてもよい。
図13に示すように、端末デバイス1300は、トランシーバモジュール1301および処理モジュール1302を含む。トランシーバモジュールは、トランシーバ、トランシーバマシン、トランシーバ装置などとも呼ばれる。可能な実装形態では、トランシーバモジュール1301内にあり、受信機能を実装するように構成される構成要素は、受信モジュールとみなされてもよく、トランシーバモジュール1301内にあり、送信機能を実装するように構成される構成要素は、送信モジュールとみなされてもよい。すなわち、トランシーバモジュール1301は、受信モジュールおよび送信モジュールを含む。例えば、受信モジュールは、受信機、受信機マシン、受信機回路などとも呼ばれ、送信モジュールは、送信機、送信機マシン、送信機回路などとも呼ばれる。
【0308】
図14は、本出願の一実施形態による通信システムの構造の概略図である。
図14に示すように、この実施形態での通信システム1400は、ネットワークデバイス1401および1つ以上の端末デバイス1402を含んでもよい。図では、一例として、2つの端末デバイス1402が使用される。端末デバイス1402は、
図10、
図12、または
図13に示す装置実施形態での構造を使用することができ、前述の方法実施形態のいずれかに1つでの端末デバイスに関連する技術的解決策を対応して実行することができる。端末デバイス1402の実装原理および技術的効果は、前述の端末デバイスのものと同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。ネットワークデバイス1401は、
図11または
図12に示される装置実施形態での構造を使用することができ、前述の方法実施形態のいずれか1つでのネットワークデバイスに関連する技術的解決策を対応して実行することができる。ネットワークデバイス1401の実装原理および技術的効果は、前述のネットワークデバイスのものと同様である。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0309】
前述の説明に関し、本出願は、さらに以下の実施形態を提供する。
【0310】
実施形態1:通信方法を提供する。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0311】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と第2の情報の複数の部分とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0312】
端末デバイスは、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全てと、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。ここで、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0313】
Nは1以上の整数であり、Miは0以上の整数であり、QiはN以上であり、QiはMi以上であり、iは1以上の整数である。
【0314】
実施形態2:実施形態1の方法に従い、QiはNとMiの和に等しい。
【0315】
端末デバイスは、第1の情報が示す全ての構成パラメータ及び第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定することは、以下のステップを含む:
【0316】
端末デバイスは、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータを決定する。
【0317】
実施形態3:実施形態2の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0318】
実施形態4:実施形態2または実施形態3の方法に従い、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0319】
実施形態5:実施形態1の方法に従い、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同一のパラメータ名を持つ構成パラメータを含む。
【0320】
実施形態6:実施形態5の方法に従い、端末デバイスが、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全て、及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を取得することは、以下のステップを含む:
【0321】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定する。
【0322】
端末デバイスは、N個の構成パラメータ内の構成パラメータ名がMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0323】
実施形態7:実施形態6の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0324】
実施例8:実施例6の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0325】
実施形態9:実施形態8の方法に従い、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定することは、以下のステップを含む:
【0326】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1パラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいて、i番目参照信号の第1パラメータ名を持つ構成パラメータを決定する。
【0327】
実施形態10:実施形態5~実施形態9のいずれか1つに従い、本方法は、さらに、以下のステップを含む:
【0328】
端末デバイスは、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0329】
実施形態11:実施形態10の方法に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0330】
実施形態12:実施形態5~実施形態11のいずれか1つの方法に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0331】
実施形態13:実施形態1~実施形態11のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0332】
実施形態14:実施形態1から実施形態13のいずれか1つの方法に従い、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有OFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブルID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0333】
実施形態15:通信方法を提供する。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0334】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0335】
ネットワークデバイスは、ブロードキャストによりブロードキャスト情報を送信する。
【0336】
i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全部と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに関連し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0337】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0338】
実施形態16:実施形態15の方法に従い、QiはNとMiの和に等しい。
【0339】
Qi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータは、第1の情報に関連し、Qi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi個に関連する。
【0340】
実施形態17:実施形態16の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0341】
実施形態18:実施形態16または実施形態17の方法に従い、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0342】
実施形態19:実施形態15の方法に従い、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0343】
実施形態20:実施形態19の方法に従い、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関係し、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、パラメータ名がN個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名と同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに関係する。
【0344】
実施形態21:実施形態20の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0345】
実施形態22:実施形態20の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0346】
実施形態23:実施形態22の方法に従い、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を有する構成パラメータは、第2の情報の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータとに関連付けられる。
【0347】
実施形態24:実施形態19~実施形態23のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0348】
実施形態25:実施形態24の方法に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0349】
実施形態26:実施形態19~実施形態25のいずれか1つの方法に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0350】
実施形態27:実施形態15~実施形態25のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0351】
実施形態28:実施形態15から実施形態27のいずれか1つの方法に従い、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有OFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0352】
実施形態29:通信方法が提供される。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0353】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と第2の情報の複数の部分とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0354】
iが1である場合、端末デバイスは、第1の情報によって示された構成パラメータの一部または全ておよび第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0355】
iが1でない場合、端末デバイスは、(i-1)番目の参照信号の構成情報と、第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0356】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0357】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0358】
実施形態30:実施形態29の方法に従い、QiはNに等しい。
【0359】
iが1に等しい場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0360】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0361】
実施形態31:実施形態29の方法に従い、端末デバイスが、第1の情報によって示された構成パラメータの一部またはすべて、および第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定することは、以下のステップを含む:
【0362】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定する。
【0363】
端末デバイスは、構成パラメータのパラメータ名がN番目の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0364】
端末デバイスが、(i-1)番目の参照信号と第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定することは、以下のステップを含む:
【0365】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定する。
【0366】
端末デバイスは、パラメータ名が(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定する。
【0367】
実施形態32:実施形態31の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0368】
実施形態33:実施形態31の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0369】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの同じパラメータ名の任意の1つである。
【0370】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の構成パラメータとMi個の構成パラメータ内の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0371】
実施形態34:実施形態33の方法に従い、iが1の場合、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定することは、以下のステップを含む:
【0372】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分内の第1パラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットとN個の構成パラメータ内の第1パラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の第1パラメータ名を持つ構成パラメータを決定する。
【0373】
iが1と等しくない場合、端末デバイスが、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定することは、以下のステップを含む:
【0374】
端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータ名とに基づいて、i番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定する。
【0375】
実施形態35:実施形態29~実施形態34のいずれか1つの方法に従い、本方法は、さらに、以下のステップを含む:
【0376】
端末デバイスは、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定する。
【0377】
実施形態36:実施形態35の方法に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0378】
実施形態37:実施形態29から実施形態36のいずれか1つの方法に従い、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0379】
実施形態38:実施形態29~実施形態37のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0380】
実施形態39:実施形態29~実施形態37のいずれか1つの方法に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0381】
実施形態40:通信方法が提供される。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0382】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0383】
ネットワークデバイスは、ブロードキャストによりブロードキャスト情報を送信する。
【0384】
iが1に等しい場合、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータのいくつかまたはすべておよび第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに関連する。
【0385】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の構成情報は、(i-1)番目の参照信号の構成情報と、第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに関連付けられる。
【0386】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0387】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0388】
実施形態41:実施形態40の方法に従い、QiはNに等しい。
【0389】
iが1に等しい場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0390】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0391】
実施形態42:実施形態40の方法に従い、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関連する。
【0392】
iが1に等しい場合、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに関連する。
【0393】
iが1と等しくない場合、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名の構成パラメータ以外のパラメータと関連する。
【0394】
実施形態43:実施形態42の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0395】
実施形態44:実施形態42の方法に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0396】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの同じパラメータ名の任意の1つである。
【0397】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0398】
実施形態45:実施形態44の方法に従い、iが1の場合、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとに関連付けられる。
【0399】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとに関連付けられる。
【0400】
実施形態46:実施形態40~実施形態45のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0401】
実施形態47:実施形態46の方法に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0402】
実施形態48:実施形態40から実施形態47のいずれか1つの方法に従い、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0403】
実施形態49:実施形態40~実施形態48のいずれか1つの方法に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0404】
実施形態50:実施形態40~実施形態48のいずれか1つの方法に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0405】
実施形態51:通信方法が提供される。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0406】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報には、K個の部分の識別情報が含まれ、K個の部分の識別情報は、それぞれK個の参照信号の構成情報に対応し、Kは、1以上の整数である。
【0407】
端末デバイスは、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定する。
【0408】
実施形態52:実施形態51の方法に従い、端末デバイスが、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定することは、以下を含む:
【0409】
端末デバイスは、識別情報と参照信号の構成情報とのあらかじめ設定された対応に基づき、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定する。
【0410】
実施形態53:通信方法が提供される。この方法には、以下のステップが含まれる:
【0411】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ここで、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号全ての構成情報の識別情報を含む。
【0412】
ネットワークデバイスは、ブロードキャストによりブロードキャスト情報を送信する。
【0413】
実施形態54:実施形態53の方法に従い、参照信号の構成情報と識別情報との間にあらかじめ設定された対応関係がある。
【0414】
実施形態55:通信装置が提供される。装置は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信するように構成された受信モジュールであって、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される、受信モジュールと、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全て、及び第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される処理モジュールであって、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む、処理モジュールとを含む。
【0415】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0416】
実施形態56:実施形態55の装置に従い、QiはNとMiの和に等しい。
【0417】
処理モジュールは、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0418】
実施形態57:実施形態56の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0419】
実施形態58:実施形態56または実施形態57の装置に従い、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0420】
実施形態59:実施形態55の装置に従い、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0421】
実施形態60:実施形態59の装置に従い、処理モジュールは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを、パラメータ名がN個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて決定するように具体的に構成される。
【0422】
実施形態61:実施形態60の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0423】
実施形態62:実施形態60の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0424】
実施形態63:実施形態62の装置に従い、処理モジュールは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を有する構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0425】
実施形態64:実施形態59から実施形態63のいずれか1つの装置に従い、処理モジュールは、さらに、端末デバイスによって、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0426】
実施形態65:実施形態64の装置に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0427】
実施形態66:実施形態59~実施形態65のいずれか1つの装置に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0428】
実施形態67:実施形態55~実施形態66のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0429】
実施形態68:実施形態55から実施形態66のいずれか1つの装置に従い、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0430】
実施形態69:通信装置が提供される。方法には、ブロードキャスト情報を生成するように構成された処理モジュールであって、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される、処理モジュールと、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように設定された送信モジュールと、が含まれる。
【0431】
i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータの一部又は全部と、第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータとに関連し、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0432】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0433】
実施形態70:実施形態69の装置に従い、QiはNとMiの和に等しい。
【0434】
Qi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータは、第1の情報に関連し、Qi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータは、第2の情報のi個に関連する。
【0435】
実施形態71:実施形態70の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0436】
実施形態72:実施形態70または実施形態71の装置に従い、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0437】
実施形態73:実施形態69の装置に従い、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0438】
実施形態74:実施形態73の装置に従い、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関係し、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのいずれか1つのパラメータ名と同じパラメータ名である構成パラメータ以外の構成パラメータに関係する。
【0439】
実施形態75:実施形態74の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0440】
実施形態76:実施形態74の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0441】
実施形態77:実施形態76の装置に従い、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を有する構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータとに関連付けられる。
【0442】
実施形態78:実施形態73~実施形態77のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0443】
実施形態79:実施形態78の装置に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0444】
実施形態80:実施形態73~実施形態79のいずれか1つの装置に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0445】
実施形態81:実施形態69~実施形態80のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0446】
実施形態82:実施形態69から実施形態81のいずれか1つの装置に従い、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有OFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0447】
実施形態83:通信装置が提供される。装置は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信するように構成された受信モジュールであって、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される、受信モジュールと、処理モジュールであって、iが1に等しい場合、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全部および第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定し、iが1でない場合、(i-1)番目の参照信号の構成情報および第2の情報のi番目の部分で示されるMi個の構成パラメータに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定するように構成された処理モジュールと、を含む。
【0448】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0449】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0450】
実施形態84:実施形態83の装置に従い、QiはNに等しい。
【0451】
iが1に等しい場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0452】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0453】
実施形態85:実施形態83の装置に従い、処理モジュールは、iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、N番目の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定し、iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0454】
実施形態86:実施形態85の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0455】
実施形態87:実施形態85の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0456】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの同じパラメータ名の任意の1つである。
【0457】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の構成パラメータとMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0458】
実施形態88:実施形態87の装置に従い、処理モジュールは、iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1パラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットとと、N個の構成パラメータ内の第1パラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の第1パラメータ名を持つ構成パラメータを決定し、または、iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいてi番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0459】
実施形態89:実施形態83~実施形態88のいずれか1つの装置に従い、処理モジュールは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0460】
実施形態90:実施形態89の装置に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0461】
実施形態91:実施形態83~実施形態90のいずれか1つの装置に従い、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有OFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0462】
実施形態92:実施形態83~実施形態91のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0463】
実施形態93:実施形態83~実施形態91のいずれか1つの装置に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0464】
実施形態94:通信装置が提供される。装置は、ブロードキャスト情報を生成するように構成された処理モジュールであって、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される、処理モジュールと、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように構成された送信モジュールと、を含む。
【0465】
iが1に等しい場合、i番目の参照信号の構成情報は、第1の情報によって示される構成パラメータのいくつかまたはすべておよび第2の情報のi番目の部分によって示されるMi個の構成パラメータに関連する。
【0466】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の構成情報は、(i-1)番目の参照信号の構成情報と第2の情報のi番目の部分が示すMi個の構成パラメータとに関連する。
【0467】
i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0468】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0469】
実施形態95:実施形態94の装置に従い、QiはNに等しい。
【0470】
iが1に等しい場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0471】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0472】
実施形態96:実施形態94の装置に従い、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分に関連する。
【0473】
iが1に等しい場合、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、N個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名を持つ構成パラメータ以外の構成パラメータに関連する。
【0474】
iが1と等しくない場合、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名の構成パラメータ以外のパラメータと関連する。
【0475】
実施形態97:実施形態96の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0476】
実施形態98:実施形態96の装置に従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0477】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの同じパラメータ名の任意の1つである。
【0478】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個およびMi個の構成パラメータ内の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0479】
実施形態99:実施形態98の装置に従い、iが1の場合、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとに関連する。
【0480】
iが1と等しくない場合、i番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータは、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとに関連付けられる。
【0481】
実施形態100:実施形態94~実施形態99のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するために使用される。
【0482】
実施形態101:実施形態100の装置に従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0483】
実施形態102:実施形態94から実施形態101のいずれか1つの装置に従い、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有OFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0484】
実施形態103:実施形態94~実施形態102のいずれか1つの装置に従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0485】
実施形態104:実施形態94~実施形態102のいずれか1つの装置に従い、第1の情報には、参照構成情報の識別情報が含まれ、参照構成情報には、N個の構成パラメータが含まれる。
【0486】
実施形態105:通信装置が提供される。装置は、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信するように構成された受信モジュールであって、ブロードキャスト情報はK個の部分の識別情報を含み、K個の部分の識別情報はそれぞれK個の参照信号の構成情報に対応し、Kは1以上の整数である、受信モジュールと、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように構成された処理モジュールと、を含む。
【0487】
実施形態106:実施形態105の装置に従い、処理モジュールは、識別情報と参照信号の構成情報との間のあらかじめ設定された対応関係に基づいて、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように具体的に構成される。
【0488】
実施形態107:通信装置が提供される。装置は、ブロードキャスト情報を生成するように構成された処理モジュールであって、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号すべての構成情報の識別情報を含む、処理モジュールと、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように設定された送信モジュールと、を含む。
【0489】
実施形態108:実施形態107の装置に従い、参照信号の構成情報と識別情報との間にあらかじめ設定された対応関係がある。
【0490】
実施形態109:通信システムが提供される。システムは、端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。
【0491】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように構成され、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0492】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全て及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の構成情報を決定するように構成され、ここで、i番目の参照信号の構成情報はQi個の構成パラメータを含む。
【0493】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0494】
実施形態110:実施形態109のシステムに従い、QiはNとMiの和に等しい。
【0495】
端末デバイスは、第1の情報に基づいてQi個の構成パラメータ内のN個の構成パラメータを決定し、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内の残りのMi個の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0496】
実施形態111:実施形態110のシステムに従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0497】
実施形態112:実施形態110または実施形態111のシステムに従い、Qi個の構成パラメータは、N個の構成パラメータを含む。
【0498】
実施形態113:実施形態109のシステムに従い、QiはNに等しく、第1の情報内のN個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0499】
実施形態114:実施形態113のシステムに従い、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、パラメータ名がN個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同一である構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0500】
実施形態115:実施形態114のシステムに従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0501】
実施形態116:実施形態114のシステムに従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含み、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を有する構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータとの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0502】
実施形態117:実施形態116のシステムに従い、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットとN個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の第1パラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0503】
実施形態118:実施形態113~実施形態117のいずれか1つのシステムに従い、端末デバイスは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0504】
実施形態119:実施形態118のシステムに従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0505】
実施形態120:実施形態113~実施形態119のいずれか1つのシステムに従い、第1の情報は、参照構成情報の識別情報を含み、参照構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0506】
実施形態121:実施形態114~実施形態119のいずれか1つのシステムに従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0507】
実施形態122:実施形態109~実施形態121のいずれか1つのシステムに従い、N個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0508】
実施形態123:通信システムが提供される。システムは、端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。
【0509】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ブロードキャストを介してブロードキャスト情報を送信するように構成され、ブロードキャスト情報は、第1の情報と複数の部分の第2の情報とを含み、第1の情報は、N個の構成パラメータを示すために使用され、第2の情報のi番目の部分は、i番目の参照信号のMi個の構成パラメータを示すために使用される。
【0510】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、iが1に等しい場合には、第1の情報によって示された構成パラメータの一部又は全部及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定し、iが1に等しくない場合には、(i-1)番目の参照信号の構成情報及び第2の情報のi番目の部分によって示されたMi個の構成パラメータに基づいてi番目の参照信号の構成情報を決定するように構成され、i番目の参照信号の構成情報は、Qi個の構成パラメータを含む。
【0511】
Nは1以上の整数、Miは0以上の整数、QiはN以上、QiはMi以上、iは1以上の整数である。
【0512】
実施形態124:実施形態123のシステムに従い、QiはNに等しい。
【0513】
iが1に等しい場合、第1の情報内のN個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0514】
iが1と等しくない場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータとMi個の構成パラメータは、同じパラメータ名の構成パラメータを含む。
【0515】
実施形態125:実施形態123のシステムに従い、端末デバイスは、第2の情報のi番目の部分に基づいてQi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータを決定し、iが1に等しい場合、パラメータ名がN番目の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じである構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定し、または、iが2に等しい場合、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータのパラメータ名のいずれかと同じパラメータ名の構成パラメータ以外の構成パラメータに基づいて、Qi個の構成パラメータ内のMi個の構成パラメータ以外の構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0516】
実施形態126:実施形態125のシステムに従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータを含む。
【0517】
実施形態127:実施形態125のシステムに従い、第2の情報のi番目の部分は、Mi個の構成パラメータのオフセットを含む。
【0518】
iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第1のパラメータ名は、N個の構成パラメータとMi個の構成パラメータの同じパラメータ名の任意の1つである。
【0519】
iが1に等しくない場合、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットは、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータに対するQi個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットであり、第2のパラメータ名は、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータおよびMi個の構成パラメータ内の構成パラメータの同じパラメータ名のいずれか1つである。
【0520】
実施形態128:実施形態127のシステムに従い、iが1である場合、端末デバイスは、iが1に等しい場合、第2の情報のi番目の部分内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、N個の構成パラメータ内の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータに基づいて、i番目の参照信号の第1のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定し、または、iが1に等しくない場合は、第2の情報のi番目の部分内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータのオフセットと、(i-1)番目の参照信号のQi-1個の構成パラメータ内の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータとに基づいて、i番目の参照信号の第2のパラメータ名を持つ構成パラメータを決定するように具体的に構成される。
【0521】
実施形態129:実施形態123~実施形態128のいずれか1つのシステムに従い、端末デバイスは、さらに、第1の情報に基づいて(K+1)番目の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0522】
実施形態130:実施形態129のシステムに従い、(K+1)番目の参照信号の構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0523】
実施形態131:実施形態123から実施形態130のいずれか1つのシステムに従い、Mi個の構成パラメータは、周期性、スロットオフセット、占有されたOFDMシンボル位置、周波数ドメインREオフセット、ポート数、CDMタイプ、周波数ドメイン密度、スクランブリングID、マッピングされたスタートRB、およびマッピングされたRBの数のうちの1つ以上を含む。
【0524】
実施形態132:実施形態123~実施形態131のいずれか1つのシステムに従い、第1の情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0525】
実施形態133:実施形態123~実施形態131のいずれか1つのシステムに従い、第1の情報は、参照構成情報の識別情報を含み、参照構成情報は、N個の構成パラメータを含む。
【0526】
実施形態134:通信システムが提供される。システムは、端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。
【0527】
ネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を生成し、ブロードキャストによりブロードキャスト情報を送信するように構成されており、ブロードキャスト情報は、K個の参照信号の全ての構成情報の識別情報を含み、Kは1以上の整数である。
【0528】
端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたブロードキャスト情報を受信し、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように構成される。
【0529】
実施形態135:実施形態134のシステムに従い、端末デバイスは、識別情報と参照信号の構成情報との間のあらかじめ設定された対応関係に基づいて、K個の部分の識別情報にそれぞれ対応するK個の参照信号の構成情報を決定するように、具体的に構成される。
【0530】
実施形態136:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態1~実施形態14のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0531】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0532】
実施形態137:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態15~実施形態28のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0533】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0534】
実施形態138:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態29~実施形態39のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0535】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0536】
実施形態139:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態40~実施形態50のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0537】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0538】
実施形態140:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態51または実施形態52の通信方法を実行するように構成される。
【0539】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0540】
実施形態141:通信装置が提供される。通信装置は、メモリおよびプロセッサを含み、メモリは、プロセッサに結合される。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、実施形態53または実施形態54の通信方法を実行するように構成される。
【0541】
可能な実装形態では、通信装置は、トランシーバをさらに含んでもよく、プロセッサは、信号を受信および送信するようにトランシーバを制御するように構成される。
【0542】
実施形態142:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態1~実施形態14のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0543】
実施形態143:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態14~実施形態28のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0544】
実施形態144:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態29~実施形態39のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0545】
実施形態145:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態40~実施形態50のいずれか1つの通信方法を実行するように構成される。
【0546】
実施形態146:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態51~実施形態52の通信方法を実行するように構成される。
【0547】
実施形態147:チップまたはチップシステムが提供される。チップまたはチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含み、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサは、ラインを介して相互接続され、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、実施形態53~実施形態54の通信方法を実行するように構成される。
【0548】
実施形態148:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0549】
コンピュータプログラムは、実施形態1~実施形態14のいずれか1つの通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0550】
実施形態149:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0551】
コンピュータプログラムは、実施形態15~実施形態28のいずれか1つの通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0552】
実施形態150:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0553】
コンピュータプログラムは、実施形態29~実施形態39のいずれか1つの通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0554】
実施形態151:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0555】
コンピュータプログラムは、実施形態40~実施形態50のいずれか1つの通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0556】
実施形態152:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0557】
コンピュータプログラムは、実施形態51または実施形態52の通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0558】
実施形態153:コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。
【0559】
コンピュータプログラムは、実施形態53または実施形態54の通信方法を実行するために使用される命令を含む。
【0560】
実施形態154:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態1~実施形態14のいずれか1つの通信方法を実行することが可能になる。
【0561】
実施形態155:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態15~実施形態28のいずれか1つの通信方法を実行することが可能になる。
【0562】
実施形態156:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態29~実施形態39のいずれか1つの通信方法を実行することが可能になる。
【0563】
実施形態157:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態40~実施形態50のいずれか1つの通信方法を実行することが可能になる。
【0564】
実施形態158:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態51または実施形態52の通信方法を実行することが可能になる。
【0565】
実施形態159:コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態53または実施形態54の通信方法を実行することが可能になる。
【0566】
本出願の実施形態において、モジュールへの分割は、例示であり、単なる論理的機能分割に過ぎず、実際の実装において他の分割であってもよいことに留意されたい。本出願の実施形態における機能モジュールは、1つの処理モジュールに統合されてもよく、または各モジュールは、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のモジュールが1つのモジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。
【0567】
統合モジュールがソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、統合モジュールは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本出願の技術的解決策は、本質的に、又は従来技術に寄与する部分を、又は技術的解決策の全部若しくは一部を、ソフトウェア製品の形態で実施することができる。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態の方法のステップの全部または一部を実行するように指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのようなプログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
【0568】
前述の実施形態の全てまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実施することができる。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用される場合、実施形態は、完全にまたは部分的に、コンピュータプログラム製品の形態で実装することができる。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行される場合、本出願の実施形態の手順または機能は、全部または部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されてもよいし、あるコンピュータ読取可能な記憶媒体から別のコンピュータ読取可能な記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(DSL))または無線(例えば、赤外線、無線、またはマイクロ波)方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つ以上の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータ記憶デバイスであってもよい。利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(Solid-State Drive、SSD))などである。