(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-22
(45)【発行日】2024-04-01
(54)【発明の名称】情報処理方法及び情報処理装置、機器、システム、媒体並びにプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 8/61 20180101AFI20240325BHJP
【FI】
G06F8/61
(21)【出願番号】P 2023515858
(86)(22)【出願日】2021-10-22
(86)【国際出願番号】 CN2021125740
(87)【国際公開番号】W WO2022095734
(87)【国際公開日】2022-05-12
【審査請求日】2023-03-13
(31)【優先権主張番号】202011215211.9
(32)【優先日】2020-11-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】522261237
【氏名又は名称】中移(蘇州) 軟件技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE (SUZHOU) SOFTWARE TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】CMSoft Park, Building 1, No.58, Kunlunshan Road, SND, Suzhou, Jiangsu 215163, China
(73)【特許権者】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE COMMUNICATIONS GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【氏名又は名称】岡部 英隆
(74)【代理人】
【識別番号】100227927
【氏名又は名称】中村 拓
(72)【発明者】
【氏名】陳 春秀
(72)【発明者】
【氏名】李 家楽
(72)【発明者】
【氏名】呉 静凱
(72)【発明者】
【氏名】胡 志凌
【審査官】円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-237881(JP,A)
【文献】特開2020-155073(JP,A)
【文献】特開2005-190373(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2021/0297410(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 8/60-8/658
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1エッジノードに適用される情報処理方法であって、
前記第1エッジノードの属性情報及び、前記第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、前記属性情報及び前記ノード数に基づいて登録要求情報を生成するステップであって、前記ノードグループは、前記属性情報が同じである前記第1エッジノードと第2エッジノードを含む、ステップと、
前記登録要求情報を管理プラットフォームに送信するステップと、
前記管理プラットフォームから送信された前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するステップは、
前記第2エッジノードにアクセスするためのアクセス情報を受信し、前記アクセス情報に基づいてアクセス方式を決定するステップと、
前記第1インストールパッケージを解析し、第2インストールパッケージを生成するステップと、
前記第2インストールパッケージを前記リモート制御モジュールにより、前記アクセス方式で前記第2エッジノードに送信し、前記第2インストールパッケージに基づいて前記第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するステップと、を含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて前記第1アプリケーションをインストールした後、前記情報処理方法は、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第1アクセス情報を前記管理プラットフォームに送信するステップをさらに含み、前記第1アクセス情報は、前記第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
管理プラットフォームに適用される情報処理方法であって、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するステップと、
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージを前記第1エッジノードに送信するステップと、
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップであって、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードは同じノードグループに属し、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードの属性情報は同じである、ステップと、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項5】
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップは、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第1エッジノードから送信された前記第1アクセス情報を受信するステップと、
前記識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第2エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第2エッジノードから送信された前記第2アクセス情報を受信するステップであって、前記第1エッジノード上の前記第1アプリケーションは第1機能及び第2機能を有し、前記第2エッジノード上の前記第1アプリケーションは前記第2機能を有する、ステップと、を含む、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するステップは、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報から、ノードグループ情報を取得するステップと、
前記ノードグループ情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するステップと、を含む、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記ノードの状態情報を更新した後、前記情報処理方法は、
ノードメッセージキューをオンにするステップと、
前記ノードメッセージキューに基づいて、第1予め設定された周期に従って、前記第1エッジノードから送信された第1キープアライブメッセージ及び前記第2エッジノードから送信された第2キープアライブメッセージを受信するステップと、を含む、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項8】
第2エッジノードに適用される情報処理方法であって、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するステップと、
前記アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、前記第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するステップであって、前記第2アクセス情報は、前記第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される、ステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項9】
情報処理装置であって、
第1エッジノードの属性情報及び、前記第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、前記属性情報及び前記ノード数に基づいて登録要求情報を生成するように構成される第1生成モジュールであって、前記ノードグループは、前記属性情報が同じである前記第1エッジノードと第2エッジノードを含む、第1生成モジュールと、
前記登録要求情報を管理プラットフォームに送信するように構成される第1送信モジュールと、
前記管理プラットフォームから送信された前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第1受信モジュールと、
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するように構成される制御モジュールと、を備える、情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置であって、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するように構成される第2生成モジュールと、
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージを前記第1エッジノードに送信するように構成される第2送信モジュールと、
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するように構成される第2受信モジュールであって、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードは同じノードグループに属し、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードの属性情報は同じである、第2受信モジュールと、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するように構成される更新モジュールと、を備える、情報処理装置。
【請求項11】
情報処理装置であって、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するように構成される第3送信モジュールと、
前記アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、前記第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第3受信モジュールと、を備え、
前記第3送信モジュールは、識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するように構成され、前記第2アクセス情報は、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される、情報処理装置。
【請求項12】
第1エッジノードであって、
第1プロセッサ、第1メモリ及び第1通信バスを含み、
前記第1通信バスは、前記第1プロセッサと前記第1メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第1プロセッサは、前記第1メモリ内のプログラムを実行して、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理方法を実現する、第1エッジノード。
【請求項13】
管理プラットフォームであって、
第2プロセッサ、第2メモリ及び第2通信バスを含み、
前記第2通信バスは、前記第2プロセッサと前記第2メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第2プロセッサは、前記第2メモリ内のプログラムを実行して、請求項4~7のいずれか一項に記載の情報処理方法を実現する、管理プラットフォーム。
【請求項14】
第2エッジノードであって、
第3プロセッサ、第3メモリ及び第3通信バスを含み、
前記第3通信バスは、前記第3プロセッサと前記第3メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第3プロセッサは、前記第3メモリ内のプログラムを実行して、請求項8に記載の情報処理方法を実現する、第2エッジノード。
【請求項15】
1つ又は複数のプロセッサに、請求項1~3、請求項4~7及び請求項8のいずれか一項に記載の情報処理方法を実行させるための1つ又は複数のプログラムを記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
請求項12に記載の第1エッジノードと、請求項13に記載の管理プラットフォームと、請求項14に記載の第2エッジノードと、を備える、情報処理システム。
【請求項17】
コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータ可読コードが第1エッジノード又は管理プラットフォーム又は第2エッジノードで実行される場合、前記第1エッジノードのプロセッサに請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理方法を実行させ、又は、前記管理プラットフォームのプロセッサに請求項4~7のいずれか一項に記載の情報処理方法を実行させ、又は、前記第2エッジノードのプロセッサに請求項8に記載の情報処理方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2020年11月04日で提出された、出願番号が202011215211.9であり、発明名称が「情報処理方法、機器及びシステム」である中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容が参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は、IoT(Internet of Things)分野に関し、特に情報処理方法及び情報処理装置、機器、システム、媒体並びにプログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
IoTでは、一般的にクラウドがエッジノードを管理するために統一的な管理プラットフォームを提供し、エッジノードによってマルチアプリケーション及び/又は機器を管理することにより、データ処理の最近接サービスを実現する。関連技術では、エッジノードがクラウドにアクセスする前にクラウドに登録され、クラウドにより関連アプリケーション及び/又は機器を管理するために関連ユーザソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要があり、これにより、エッジノードがクラウドにアクセスする前にクラウドに1つずつ逐次登録され、関連ユーザソフトウェアを逐次ダウンロードしてインストールする必要がある現象が発生しやすく、それによって、エッジノードがクラウドに登録され、関連アプリケーションをダウンロードするプロセスは煩雑で時間がかかる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の実施形態は、情報処理方法及び情報処理装置、機器、システム、媒体並びにプログラムを提供し、それは、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮する。
【0005】
本出願の技術案は、以下のように実現される。
【0006】
第1エッジノードに適用される情報処理方法であって、前記情報処理方法は、
前記第1エッジノードの属性情報及び、前記第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、前記属性情報及び前記ノード数に基づいて登録要求情報を生成するステップであって、前記ノードグループは、前記属性情報が同じである前記第1エッジノードと第2エッジノードを含む、ステップと、
前記登録要求情報を管理プラットフォームに送信するステップと、
前記管理プラットフォームから送信された前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するステップと、を含む。
【0007】
本出願のいくつかの実施形態では、前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するステップは、
前記第2エッジノードにアクセスするためのアクセス情報を受信し、前記アクセス情報に基づいてアクセス方式を決定するステップと、
前記第1インストールパッケージを解析し、第2インストールパッケージを生成するステップと、
前記第2インストールパッケージを前記リモート制御モジュールにより、前記アクセス方式で前記第2エッジノードに送信し、前記第2エッジノードを、前記第2インストールパッケージに基づいて前記第1アプリケーションをインストールするように制御するステップと、を含む。
【0008】
本出願のいくつかの実施形態では、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて前記第1アプリケーションをインストールした後、前記情報処理方法は、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第1アクセス情報を前記管理プラットフォームに送信するステップをさらに含み、ここで、前記第1アクセス情報は、前記第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される。
【0009】
本出願の実施形態は、管理プラットフォームに適用される情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するステップと、
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージを前記第1エッジノードに送信するステップと、
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップであって、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードは同じノードグループに属し、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードの属性情報は同じである、ステップと、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するステップと、を含む。
【0010】
本出願のいくつかの実施形態では、前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップは、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第1エッジノードから送信された前記第1アクセス情報を受信するステップと、
前記識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第2エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第2エッジノードから送信された前記第2アクセス情報を受信するステップであって、前記第1エッジノード上の前記第1アプリケーションは第1機能及び第2機能を有し、前記第2エッジノード上の前記第1アプリケーションは前記第2機能を有する、ステップと、を含む。
【0011】
本出願のいくつかの実施形態では、前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するステップは、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報から、ノードグループ情報を取得するステップと、
前記ノードグループ情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するステップと、を含む。
【0012】
本出願のいくつかの実施形態では、前記ノードの状態情報を更新した後、前記情報処理方法は、
ノードメッセージキューをオンにするステップと、
前記ノードメッセージキューに基づいて、第1予め設定された周期に従って、前記第1エッジノードから送信された第1キープアライブメッセージ及び前記第2エッジノードから送信された第2キープアライブメッセージを受信するステップと、を含む。
【0013】
本出願の実施形態は、第2エッジノードに適用される情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するステップと、
前記アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、前記第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するステップであって、前記第2アクセス情報は、前記第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される、ステップと、を含む。
【0014】
本出願の実施形態は、情報処理装置を提供し、該情報処理装置は、
第1エッジノードの属性情報及び、前記第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、前記属性情報及び前記ノード数に基づいて登録要求情報を生成するように構成される第1生成モジュールであって、前記ノードグループは、前記属性情報が同じである前記第1エッジノードと第2エッジノードを含む、第1生成モジュールと、
前記登録要求情報を管理プラットフォームに送信するように構成される第1送信モジュールと、
前記管理プラットフォームから送信された前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第1受信モジュールと、
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するように構成される制御モジュールと、を備える。
【0015】
本出願の実施形態は、情報処理装置をさらに提供し、該情報処理装置は、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するように構成される第2生成モジュールと、
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージを前記第1エッジノードに送信するように構成される第2送信モジュールと、
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するように構成される第2受信モジュールであって、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードは同じノードグループに属し、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードの属性情報は同じである、第2受信モジュールと、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するように構成される更新モジュールと、を備える。
【0016】
本出願の実施形態は、情報処理装置をさらに提供し、該情報処理装置は、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するように構成される第3送信モジュールと、
前記アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、前記第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第3受信モジュールと、を備え、
前記第3送信モジュールは、さらに識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するように構成され、前記第2アクセス情報は、前記第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される。
【0017】
本出願の実施形態は、第1エッジノードをさらに提供し、該第1エッジノードは、
第1プロセッサ、第1メモリ及び第1通信バスを含み、
前記第1通信バスは、前記第1プロセッサと前記第1メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第1プロセッサは、前記第1メモリ内のプログラムを実行して、上記のいずれかの第1エッジノードに適用される情報処理方法を実現する。
【0018】
本出願の実施形態は、管理プラットフォームをさらに提供し、該管理プラットフォームは、
第2プロセッサ、第2メモリ及び第2通信バスを含み、
前記第2通信バスは、前記第2プロセッサと前記第2メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第2プロセッサは、前記第2メモリ内のプログラムを実行して、上記のいずれかの管理プラットフォームに適用される情報処理方法を実現する。
【0019】
本出願の実施形態は、第2エッジノードをさらに提供し、該第2エッジノードは、
第3プロセッサ、第3メモリ及び第3通信バスを含み、
前記第3通信バスは、前記第3プロセッサと前記第3メモリとの間の通信接続を実現するために使用され、
前記第3プロセッサは、前記第3メモリ内のプログラムを実行して、上記のいずれかの第2エッジノードに適用される情報処理方法を実現する
本出願の実施形態は、1つ又は複数のプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記1つ又は複数のプログラムは1つ又は複数のプロセッサに上記の情報処理方法を実行させる。
【0020】
本出願の実施形態は、上記の第1エッジノードと、管理プラットフォームと、第2エッジノードと、を備える情報処理システムをさらに提供する。
【0021】
本出願の実施形態は、コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータ可読コードが第1エッジノード又は管理プラットフォーム又は第2エッジノードで実行される場合、前記第1エッジノードのプロセッサに第1エッジノードに適用される情報処理方法を実行させ、又は、前記管理プラットフォームのプロセッサに管理プラットフォームに適用される情報処理方法を実行させ、又は、前記第2エッジノードのプロセッサに上記の第2エッジノードに適用される情報処理方法を実行させる。
【0022】
本出願の実施形態によって提供される情報処理方法及び情報処理装置、機器、システム、媒体並びにプログラムによれば、第1エッジノードの属性情報及び第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成し、ここで、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノードと第2エッジノードを含み、登録要求情報を管理プラットフォームに送信し、管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールし、ここで、第1エッジノード上の第1アプリケーションは、第1機能と第2機能を有し、第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御し、ここで、第2エッジノード上の第1アプリケーションは第2機能を有する。このようにして、関連技術のようにエッジノードがクラウドに1つずつ逐次登録され、関連ユーザソフトウェアをクラウドで逐次ダウンロードしてインストールする必要がなく、同じタイプのエッジノードを1つのグループに分けて管理プラットフォームでバッチ登録することにより、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮することができる。
【0023】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより分かりやすくするために、以下において、好適な実施形態を特に挙げ、添付図面を参照しながら詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本出願の実施形態による情報処理方法の概略フローチャートである。
【
図2】本出願の実施形態による別の情報処理方法の概略フローチャートである。
【
図3】本出願の実施形態による他の情報処理方法の概略フローチャートである。
【
図4】本出願の実施形態による他の情報処理方法の概略フローチャートである。
【
図5】本出願の実施形態によるノードグループ登録の概略フローチャートである。
【
図6】本出願の実施形態による、第1エッジノードが、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを遠隔的にバッチ制御する概略フローチャートである。
【
図7】本出願の実施形態によるエッジノード管理アーキテクチャの概略図である。
【
図8】本出願の実施形態によるエッジノードアクセス制御の概略フローチャートである。
【
図9】本出願の実施形態によるエッジノードグループ管理アーキテクチャの概略図である。
【
図10】本出願の実施形態による10つのエッジノードがあるノードグループのアクセスプロセスの概略図である。
【
図11】本出願の実施形態によるエッジノードアクセス管理プラットフォームの概略図である。
【
図12】本出願の実施形態による別のエッジノードアクセス管理プラットフォームの概略図である。
【
図13】本出願の実施形態による、エッジノードが除去された後のアプリケーション及び/又は機器のメッセージフローの概略図である。
【
図14】本出願の実施形態による情報処理装置の構造的概略図である。
【
図15】本出願の実施形態による別の情報処理装置の構造的概略図である。
【
図16】本出願の実施形態による他の情報処理装置の構造的概略図である。
【
図17】本出願の実施形態による第1エッジノードの構造的概略図である。
【
図18】本出願の実施形態による管理プラットフォームの構造的概略図である。
【
図19】本出願の実施形態による第2エッジノードの構造的概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本出願の実施例の技術的解決手段をより明瞭に説明するために、以上において、実施例に必要とされる図面について簡単に紹介し、ここでの図面は明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、これらの図面は本開示に合致する実施例を示し、明細書と共に本出願の技術的解決手段を説明するために用いられる。以上の図面は本出願のいくつかの実施例のみを示すため、範囲を限定するものと見なすべきではなく、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の関連する図面を取得することもできることを理解すべきである。
【0026】
以下は、本出願の実施形態の図面を参照して本出願の実施形態の技術案を明確且つ完全に説明する。
【0027】
明細書全体に記載された「本出願の実施形態」又は「前述の実施形態」は、実施形態に関連する特定の特徴、構造又は特性が本出願の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味することを理解すべきである。したがって、明細書全体の各所に見られる「本出願の実施形態では」又は「前述の実施形態では」は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施形態に任意の適切な方式で組み合わせられ得る。本出願の各実施形態では、上記の各プロセスのシーケンス番号の大きさは、実行順序の前後を意味するものではなく、各プロセスの実行順序は、本出願の実施形態の実施プロセスに対するいかなる制限を構成せず、その機能及び内部論理で確定されるべきである。上記した本出願の実施形態のシーケンス番号は、説明のためだけであり、実施形態の優劣を表すものではない。
【0028】
本出願の実施形態の特徴及び技術内容をより詳細に理解するために、以下に図面を参照して本出願の実施形態の実現について詳細に説明し、添付図面は、参照及び説明のためだけであり、本出願を限定するためのものではない。
【0029】
本出願の実施形態は、第1エッジノードに適用される情報処理方法を提供し、
図1に示すように、該方法は、以下のステップS101~S104を含む。
【0030】
ステップS101において、第1エッジノードの属性情報及び、第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成する。
【0031】
ここで、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノードと第2エッジノードを含む。
【0032】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードの属性情報は、第1エッジノードのインターネット相互接続プロトコル(IP:Internet Protocol)、オペレーティングシステム、カーネルバージョン、又は中央プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)などを含むことができるが、これらに限定されない。第1エッジノードの属性情報は、第1エッジノードにアクセスするユーザ機器の属性情報であってもよい。本出願では、第1エッジノードの属性情報の具体的な内容については何ら限定されない。
【0033】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードと第2エッジノードの属性情報が同じである場合、それらは、同じタイプのエッジノードに分類され、即ち同じノードグループに属する。1つのノードグループ内のエッジノードの数は、少なくとも1つを含むことができる。
【0034】
本出願のいくつかの実施形態では、登録要求情報の内容は、ノードグループ内のエッジノードの属性情報、及び第1エッジノードが存在するノードグループ内のエッジノードの数を含み得るが、これらに限定されない。同時に、登録要求情報の内容は、エッジノード間の位置関係等をさらに含み得る。
【0035】
ステップS102において、登録要求情報を管理プラットフォームに送信する。
【0036】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、第1エッジノード及び第2エッジノードに関連付けられたクラウドによって提供され、即ち、クラウドは、第1エッジノード及び第2エッジノードを管理するための管理プラットフォームを提供し、ここで、第1エッジノードが登録要求情報を送信する送信方式は、本出願で限定されない。同時に、登録要求情報は、テキスト形式、文字形式、画像形式などで表示され得、本出願は、登録要求情報の具体的な形式を限定しない。
【0037】
ステップS103において、管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールする。
【0038】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードがその対応するノードグループを表す登録要求情報を送信した後、クラウドの管理プラットフォームは、登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成する。第1インストールパッケージは、第1アプリケーション、即ち、ユーザ(Agent)ソフトウェアをインストールするための第1エッジノードに対応するインストールパッケージであってもよく、本出願の以下の実施形態では、Agentソフトウェアは、第1アプリケーションを指すために使用される。
【0039】
本出願のいくつかの実施形態では、Agentソフトウェアは、エッジアプリケーション管理モジュール、メッセージプロセッサモジュール、機器制御モジュール及びリモート制御モジュールの機能モジュールを含むことができるが、これらに限定されない。第1エッジノード上の第1アプリケーションは、第1機能と第2機能を有する。第1機能はメッセージ処理及び機器制御などの機能であってもよく、第2機能はリモート制御などの機能であってもよい。
【0040】
ステップS104において、第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御する。
【0041】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードは、内部にインストールされた第1アプリケーションにより第2エッジノードと情報インタラクションを行うことができる。ここで、第1エッジノードは、第1アプリケーションのリモート制御モジュールにより第2エッジノードとの情報インタラクションを実現することができる。第1エッジノードと第2エッジノードとの間には、情報インタラクションにより第2エッジノードの第1アプリケーションをインストールすることが実現される。
【0042】
本出願のいくつかの実施形態では、第2エッジノード上の第1アプリケーションは、機能実現に関して第1エッジノード上の第1アプリケーションとは異なり、ここで、第2エッジノード上の第1アプリケーションは、エッジアプリケーション管理モジュール、メッセージプロセッサモジュール及び機器制御モジュールなどを含むことができ、つまり、第2エッジノード上の第1アプリケーションは第2機能を有する。即ち、第2エッジノード上の第1アプリケーションは、エッジアプリケーション管理、メッセージ処理及び機器制御などの機能を有する。
【0043】
本出願の実施形態で提供される情報処理方法によれば、第1エッジノードの属性情報及び第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成し、ここで、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノードと第2エッジノードを含み、登録要求情報を管理プラットフォームに送信し、管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールし、ここで、第1エッジノード上の第1アプリケーションは、第1機能と第2機能を有し、第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御し、ここで、第2エッジノード上の第1アプリケーションは第2機能を有する。このようにして、関連技術のようにエッジノードがクラウドに1つずつ逐次登録され、関連ユーザソフトウェアをクラウドで逐次ダウンロードしてインストールする必要がなく、同じタイプのエッジノードを1つのグループに分けて管理プラットフォームでバッチ登録することにより、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮することができる。
【0044】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、管理プラットフォームに適用される情報処理方法を提供し、
図2に示すように、該方法は以下のステップS201~S204を含む。
【0045】
ステップS201において、第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成する。
【0046】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、第1エッジノードと情報インタラクションを行うクラウドによって提供される。管理プラットフォームは、それにアクセスする必要がある任意の1つのエッジノードから送信された登録要求情報を受信し、任意の1つのエッジノードがそれに登録された後に送信されたキープアライブメッセージ及び機器メッセージを受信する。
【0047】
ここで、管理プラットフォームは、内部の証明書管理モジュールにより登録要求情報に対応する認証証明書を生成することができるとともに、管理プラットフォームは、内部のノードソフトウェア管理モジュールにより登録要求情報に対応するAgentソフトウェアの第1インストールパッケージを生成し、ダウンロードする必要がある第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信する。
【0048】
ステップS202において、認証証明書及び第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信する。
【0049】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、第1エッジノードと情報インタラクションを行うことで、生成された認証証明書及び第1インストールパッケージを送信する。
【0050】
ステップS203において、第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信する。
【0051】
ここで、第1エッジノードと第2エッジノードは同じノードグループに属する。第1エッジノードと第2エッジノードの属性情報は同じである。
【0052】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、認証証明書及び第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信した後、第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジによって送信された第2アクセス情報を受信する。
【0053】
ここで、第1アクセス情報は、クラウドでの登録が成功した後に第1エッジノードから送信される情報であり、管理プラットフォームは、第1アクセス情報に基づいて、第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証する。第2アクセス情報は、クラウドでの登録が成功した後に第2エッジノードから送信される情報であり、管理プラットフォームは、第2アクセス情報に基づいて、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証する。第1アクセス情報及び第2アクセス情報は、それらに対応する第1エッジノード及び第2エッジノードの属性情報、登録順などを含むことができるが、これらに限定されない。
【0054】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、内部のアクセス制御モジュールにより第1アクセス情報及び第2アクセス情報を検証し、それによって、第1エッジノード及び第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証することができる。
【0055】
ステップS204において、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新する。
【0056】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームはまず、取得された第1アクセス情報及び第2アクセス情報を内部のアクセス制御モジュールにより解析し、ノードグループメッセージである解析結果を得る。該ノードグループメッセージは、第1エッジノード及び第2エッジノードに対応するノードグループ情報であることができる。次に、ノードグループ情報により、ノードグループ内のクラウドに成功裏にアクセスしたエッジノードの数が対応するノードグループによって許可されたアクセス数の上限に到達するかどうかを取得及び判断する。
【0057】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォーム内のアクセス制御モジュールは、取得された第1アクセス情報及び第2アクセス情報の数を判断し、その数が登録要求情報内のノード数以下であるかどうかを判断する。そうである場合、該ノードグループのアクセスが正常であると判断し、つまり、正当なアクセスに属し、アクセスが成功である。そうでない場合、不当なアクセスに属し、同時にクラウドは対応するエッジノードに通知するように警告を発する。
【0058】
本出願のいくつかの実施形態では、第1アクセス情報は、第1エッジノードが管理プラットフォームに成功裏にアクセスしたアクセス情報であり、第2アクセス情報は、管理プラットフォームに成功裏にアクセスしたアクセス数であってもよい。管理プラットフォームは、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、管理プラットフォームに成功裏にアクセスした第1エッジノードが存在するノードグループのエッジノードの数、即ち第1数量を決定し、次に管理プラットフォームは、第1数量と、第1エッジノードが送信する登録要求情報のうち、第1エッジノードが存在するノードグループのエッジノードを表す数とをマッチングし、マッチング結果に基づいて、ノードグループのアクセスが正常であるかどうかを判断する。
【0059】
第1エッジノードに対応するノードグループのアクセスが成功する場合、管理プラットフォームは、内部のノード管理モジュールにより第1エッジノードに対応するノードグループ内のエッジノードの状態情報を更新する。ここで、ノードの状態情報は、第1エッジノード及び第2エッジノードの対応するノード状態、IP及びカーネルバージョンなどを含む。
【0060】
本出願の実施形態で提供される情報処理方法によれば、第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成し、認証証明書及び第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信し、第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信し、ここで、第1エッジノードと第2エッジノードは同じノードグループに属し、第1エッジノードと第2エッジノードの属性情報は同じであり、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新する。このようにして、関連技術のようにエッジノードがクラウドに1つずつ逐次登録され、関連ユーザソフトウェアをクラウドで逐次ダウンロードしてインストールする必要がなく、同じタイプのエッジノードを1つのグループに分けて管理プラットフォームでバッチ登録することにより、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮することができる。
【0061】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、第2エッジノードに適用される情報処理方法を提供し、
図3に示すように、該方法は以下のステップS301~S303を含む。
【0062】
ステップS301において、アクセス情報を第1エッジノードに送信する。
【0063】
本出願のいくつかの実施形態では、アクセス情報は、第2エッジノードにアクセスするために第1エッジノードによって使用される情報である。
【0064】
本出願のいくつかの実施形態では、アクセス情報は、第1エッジノードが内部のリモート制御モジュールにより第2エッジノードに遠隔的にアクセスするアクセス方式を含む。
【0065】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードは、取得した第2エッジノードのアクセス情報を予め設定されたルールに従って記憶し、それを第1エッジノード内の特定のディレクトリに記憶する。
【0066】
ステップS302において、アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールする。
【0067】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードは、取得したアクセス情報により対応する第2エッジノードにアクセスし、Agentソフトウェアをインストールするための第2インストールパッケージを第2エッジノードに送信する。ここで、第2インストールパッケージは、第1エッジノードによって第1インストールパッケージを解析することで決定され、第1エッジノード上の第1アプリケーションは、機能実現に関して第2エッジノード上の第1アプリケーションとは異なる。
【0068】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノード上の第1アプリケーション及び第2エッジノード上の第1アプリケーションは、バージョンが異なってもよい。
【0069】
ステップS303において、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信する。
【0070】
ここで、第2アクセス情報は、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用される。
【0071】
本出願のいくつかの実施形態では、第2エッジノードは、その関連する情報を、インストールされた第1アプリケーションにより管理プラットフォームに送信する。ここで、第1アプリケーション内のメッセージプロセッサにより、その登録が成功したことを表す情報を管理プラットフォームに送信することができる。
【0072】
ここで、識別トランスポートプロトコルは、トランスポート層セキュリティプロトコル(TLS:Transport Layer Security)であってもよい。
【0073】
本出願のいくつかの実施形態では、第2アクセス情報は、第2エッジノードがクラウドによって提供される管理プラットフォームでの登録が成功した後に生成される情報である。ここで、管理プラットフォームは、第2アクセス情報を使用して、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証することができる。
【0074】
本出願の実施形態で提供される情報処理方法によれば、アクセス情報を第1エッジノードに送信し、アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールし、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信する。ここで、第2アクセス情報は、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用される。このようにして、関連技術のようにエッジノードがクラウドに1つずつ逐次登録され、関連ユーザソフトウェアをクラウドで逐次ダウンロードしてインストールする必要がなく、同じタイプのエッジノードを1つのグループに分けて管理プラットフォームでバッチ登録することにより、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮することができる。
【0075】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、情報処理方法を提供し、
図4に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0076】
ステップS401において、第1エッジノードは、第1エッジノードの属性情報及び第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成する。
【0077】
ここで、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノード及び第2エッジノードを含む。
【0078】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードが存在するノードグループのノード数は、第1エッジノードがノードグループ内の第2エッジノードのノード数を統計して1を加えた数であり得る。ここで、第2エッジノードは、ノードグループ内の第1エッジノード以外の任意のエッジノードであり、ノードグループ内の第2エッジノードの数は任意の正の整数であり得る。
【0079】
ステップS402において、第1エッジノードは、登録要求情報を管理プラットフォームに送信する。
【0080】
ステップS403において、管理プラットフォームは、第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成する。
【0081】
図5に示すように、ノードグループ登録の概略フローチャートが示される。ここで、開始ステップをスタートし、登録プロセスを実行するのは、2つのケース、即ち、ノードグループ内のエッジノードの数が1であり、1ではない2つのケースに分けられ、対応して、エッジノード又はエッジノードグループの登録を実行し、即ち、
図5に示すように、第1エッジノード及びノードグループを登録する。ここで、ノードを登録するのは、デフォルトでノードグループを生成し、ノードグループ内のノード数の上限が1であり、本出願の実施形態では、即ち、ノードグループには第1エッジノードのみがあることを表す。第1エッジノードは、登録要求情報を管理プラットフォームに送信し、管理プラットフォームは、登録要求情報に基づいて登録要求情報に対応する認証証明書及び第1アプリケーションのインストールパッケージを生成し、即ち、証明書とAgentソフトウェアパッケージを生成する。次に、管理プラットフォームは、生成された情報を第1エッジノードに送信し、登録ステップを完了する。即ち、登録ステップが終了する。
【0082】
ステップS404において、管理プラットフォームは、認証証明書及び第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信する。
【0083】
ステップS405において、第1エッジノードは、管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールする。
【0084】
ここで、第1エッジノード上の第1アプリケーションは、第1機能及び第2機能を有する。
【0085】
ステップS406において、第2エッジノードは、アクセス情報を第1エッジノードに送信する。
【0086】
ステップS407において、第1エッジノードは、第2エッジノードにアクセスするためのアクセス情報を受信し、アクセス情報に基づいてアクセス方式を決定する。
【0087】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードは、クラウドが提供する管理プラットフォームによって与えられたヒント収集命令に基づいて、第2エッジノードにアクセスするアクセス情報を取得することができ、ここで、ヒント収集命令は、第2エッジノードのアクセス情報の収集にヒントを与えるための命令である。
【0088】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードは、アクセス情報を解析することで、第2エッジノードにアクセスするためのアクセス方式を得る。ここで、アクセス方式は、リモートアクセス方式であってもよく、第1エッジノード内のアプリケーションプログラムによって生成されたリモート接続に基づいてリモートアクセスを実現するものであってもよく、第1エッジノードの内部システムに付随するリモートデスクトップ接続によりリモートアクセスを実現するものであってもよく、本出願は、それについて限定しない。
【0089】
ステップS408において、第1エッジノードは、第1インストールパッケージを解析し、第2インストールパッケージを生成する。
【0090】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードがステップS407及びステップS408を実行する順序は任意に変更することができ、第1エッジノードはステップS407及びステップS408を同時に実行することさえできる。
【0091】
ステップS409において、第1エッジノードは、第2インストールパッケージをリモート制御モジュールによりアクセス方式で第2エッジノードに送信し、第2エッジノードを、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように制御する。
【0092】
ここで、第2インストールパッケージは、第1インストールパッケージを解析することによって生成されたものである。
【0093】
本出願のいくつかの実施形態では、第2インストールパッケージは、第1エッジノードが管理プラットフォームから取得された第1インストールパッケージを解析することによって生成されたものであり、第2インストールパッケージ及び第1インストールパッケージは両方ともAgentソフトウェアに対応するインストールパッケージである。
【0094】
ステップS410において、第2エッジノードは、アクセス情報に基づいて第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールする。
【0095】
図6に示すように、第1エッジノードが、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを遠隔的にバッチ制御する概略フローチャートが示される。
【0096】
ステップ1において、ユーザ又は第1エッジノードは、インストールされるべきエッジノード、即ち第2エッジノードのリモートアクセス情報を事前に入力する。
【0097】
ステップ2において、インストールを実行する:第1エッジノードは、内部の第1アプリケーションのリモート制御モジュールにより、第2エッジノードと情報インタラクションを行う。ここで、第2エッジノードは、少なくとも1つがある。ステップ2は、次のステップ2.1~ステップ2.3によって実現され得る。ステップ2.1において、リモート制御モジュールがないAgentソフトウェアパッケージを第2エッジノードにコピーする。ステップ2.2において、遠隔的にログインする。ステップ2.3において、インストールを実行する。同時に、ノード1がノード2~Nを、対応するAgentソフトウェアをインストールするように制御する場合は、複数のスレッドがインストール操作を並行して実行することができる。
【0098】
ステップS411において、第1エッジノードは、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第1アクセス情報を管理プラットフォームに送信する。
【0099】
ここで、第1アクセス情報は、第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用される。
【0100】
ステップS412において、第2エッジノードは、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信する。
【0101】
ここで、第2アクセス情報は、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用される。
【0102】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノード及び第2エッジノードは、それぞれの対応する第1アクセス情報及び第2アクセス情報を管理プラットフォームに同時に送信し、管理プラットフォームは、内部のアクセス制御モジュールに基づいて、第1アクセス情報及び第2アクセス情報を解析し、第1エッジノードに対応するノードグループ内のエッジノードのアクセス数が上限に到達するかどうかを判断し、そうでない場合、第1エッジノードに対応するノードグループのアクセスが正当であり、アクセスが成功すると決定する。
【0103】
本出願のいくつかの実施形態では、第1エッジノードがステップS411を実行する時間と第2エッジノードがステップS412を実行する時間は同じであってもよく、ノードグループ内の第1エッジノード及び第2エッジノードの順序に従って順次実行することもできる。ここで、ノードグループは、エッジノードの物理的位置に従って第1エッジノード及び第2エッジノードをソートすることができ、エッジノードの生成時間に従ってソートすることもできる。
【0104】
ステップS413において、管理プラットフォームは、第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び、第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信する。
【0105】
ここで、第1エッジノードと第2エッジノードは同じノードグループに属し、第1エッジノードと第2エッジノードの属性情報は同じである。
【0106】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームによるステップS413の実行も、以下のステップ413a及び413bによって実現され得る。
【0107】
ステップ413aにおいて、管理プラットフォームは、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションを介して第1エッジノードから送信された第1アクセス情報を受信する。
【0108】
ステップ413bにおいて、管理プラットフォームは、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションを介して第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信する。
【0109】
ここで、第1エッジノード上の第1アプリケーションは第1機能及び第2機能を有し、第2エッジノード上の第1アプリケーションは第2機能を有する。
【0110】
ステップS414において、管理プラットフォームが、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新する。
【0111】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームが、ステップS414における、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定したことを実行するとき、以下のステップ414a~414bによって実現され得る。
【0112】
ステップ414aにおいて、管理プラットフォームは、第1アクセス情報及び第2アクセス情報からノードグループ情報を取得する。
【0113】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、内部のアクセス制御モジュールにより、第1エッジノードに対応するノードグループ情報、即ち、ノードグループ情報に対応するノード数を統計して取得する。ここで、ノード数は、同時に第1エッジノードによって管理プラットフォームに送信された登録要求情報に存在する。
【0114】
ステップ414bにおいて、管理プラットフォームは、ノードグループ情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定する。
【0115】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、取得されたノード数を統計して、第1エッジノードから送信された登録要求情報内のノード数と比較することにより、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であるかどうかを決定する。統計されたノード数が登録要求情報内のノード数以下の場合、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定する。それ以外の場合は、不当なアクセスに属する。
【0116】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、ステップS414を実行した後、以下のステップS415及びS416を実行することもできる。
【0117】
ステップS415において、管理プラットフォームは、ノードメッセージキューをオンにする。
【0118】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームが内部のアクセス制御モジュールに基づいて、ノードグループ内の各エッジノードのアクセスが成功したと判断した後、アクセス制御モジュールはノードメッセージキューをオンにする。ここで、ノードメッセージキューは、管理プラットフォームにアクセスし、成功裏にアクセスした各エッジノードのアプリケーション及び/又は機器によって報告されたメッセージを受信するために使用される。
【0119】
ステップS416において、管理プラットフォームは、ノードメッセージキューに基づいて、第1予め設定された周期に従って、第1エッジノードから送信された第1キープアライブメッセージ及び第2エッジノードから送信された第2キープアライブメッセージを受信する
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、ノードメッセージキューに従って、一定の予め設定されたルールに従って、第1キープアライブメッセージ及び第2キープアライブメッセージを受信するためのパスをオン及びオフにすることができる。管理プラットフォームは、キープアライブメッセージを使用して対応するエッジノードの状態を監視し、該キープアライブメッセージに基づいて、ノードメッセージキューを同期的にオン及びオフにする。
【0120】
本出願のいくつかの実施形態では、管理プラットフォームは、第1エッジノード、第2エッジノードと情報インタラクションを行う過程、即ち、第1アクセスメッセージ、第2アクセスメッセージ、第1キープアライブメッセージ、及び第2キープアライブメッセージを受信することは、TLSを使用して暗号化及び認証を行うことができる。
【0121】
図7に示すように、エッジノード管理アーキテクチャの概略図が示される。エッジノードはクラウド管理に接続される、即ち、
図7のクラウドはエッジに接続され、ここで、クラウド管理は管理プラットフォームである。機器側、即ちエッジノードアクセス機器は、
図7に示される、産業製造、セキュリティ監視、及びスマートホームに関連する端末、拡張現実(AR:Augmented Reality)/仮想現実(VR:Virtual Reality)端末、モバイル端末などを含むことができるが、これらに限定されない。同時に、エッジノードは、内部のエッジアプリケーションによりそれにアクセスする機器を管理し、クラウドは、クラウド管理プラットフォームによりクラウドによるエッジノードの統一管理を実現する。
【0122】
図8に示すように、エッジノードアクセス制御の概略フローチャートが示される。開始ステップを実行し、管理プラットフォームはエッジノードから送信されたノードメッセージを受信し、即ち、情報を受信する。該ノードメッセージがキープアライブメッセージであるかどうかを判断し、そうである場合、該ノードキープアライブメッセージを受信し、該キープアライブメッセージに対してタイムアウト判定を行い、該キープアライブメッセージがタイムアウトした場合、エッジノードに対応するノード状態をオフラインに更新し、このとき、該エッジノードはノードグループにアクセスしたノード数に計上されない。該キープアライブメッセージがタイムアウトしない場合、対応する操作を正常に実行し、例えば、対応する情報チャネルをオンにして、ノードキープアライブメッセージ監視チャネルをオンにし、操作を終了する。該ノードメッセージがキープアライブメッセージではない場合、該メッセージにノードグループ情報が含まれるかどうかを判断し、そうである場合、該メッセージを受信し、内部のアクセス制御モジュールに基づいて、該ノードグループ内にアクセスしたノード数が上限に到達するかどうかを判断し、そうである場合、アラーム情報を生成し、対応するエッジノードであるユーザに通知する。そうでない場合、即ちノードグループ内のアクセスしたノード数が上限に到達しない場合、ノード管理モジュールに通知して以下の2つのことを処理する:1)ノードグループ内のアクセスノード数を更新する。2)エッジノード情報、即ちエッジノードに対応するIP、カーネルバージョン、状態情報などを更新し、次にノードメッセージキューをオンにし、エッジノードに対応するエッジアプリケーション及び/又は機器メッセージを受信し、さらにノードキープアライブメッセージ監視チャネルをオンにし、操作を終了する。
【0123】
本実施形態における他の実施形態と同じステップ及び内容の説明については、他の実施形態における説明を参照することができる。
【0124】
本出願の実施形態によって提供される情報処理方法は、同じタイプのエッジノードを1つのグループに分けて管理プラットフォームでバッチ登録するとともに、管理プラットフォームがエッジノードと情報インタラクションを行うときに暗号化及び認証を実行し、ノードグループ内のノード数を確認することにより、同じタイプのエッジノードのクラウドでの登録プロセスを簡略化するとともに、登録時間を短縮することができ、クラウドがエッジノードを管理するセキュリティを向上させることができる。
【0125】
図9に示すように、エッジノードグループ管理アーキテクチャの概略図が示される。機器側は、産業製造、セキュリティ監視、スマートホームに関連する端末、AR/VR端末、及びモバイル端末を含む。エッジ側、即ち第1エッジノードは、既存のエッジアプリケーション、管理プラットフォームからダウンロードされたAgentソフトウェアを含む。同時に、Agentソフトウェア内には、エッジアプリケーション管理、メッセージプロセッサ、機器制御、及びリモート制御などのモジュールが含まれる。ここで、エッジアプリケーション管理は、既存のエッジアプリケーションと情報インタラクションを行い、エッジアプリケーション及び/又はエッジ機器を管理するために使用される。メッセージプロセッサは、情報交換のためにエッジアプリケーション管理及び機器制御によって使用される。機器制御は、第1エッジノードにアクセスする機器側のユーザ機器を管理し、メッセージプロセッサと情報インタラクションを行うために使用される。リモート制御は、第2エッジノードを、対応するAgentソフトウェアを遠隔的にインストールするように制御するために使用され、ユーザによって操作されてもよく、機器によって自動的に制御して操作されてもよい。
【0126】
クラウドのクラウド管理プラットフォームには、ノード管理、証明書管理、ノードソフトウェア管理、エッジアプリケーション/機器管理、アクセス制御、メッセージプロセッサ、ノードメッセージキューなどのモジュールがある。ここで、クラウド管理のメッセージプロセッサとエッジノード内のメッセージプロセッサは、TLS暗号化により情報インタラクションを行うとともに、メッセージプロセッサは、エッジノードから送信されたノードアクセスメッセージとキープアライブメッセージ、及びエッジノードに対応するアプリケーション及び/又は機器のデータの報告と送信を転送する。エッジアプリケーション及び/又は機器のデータは、エッジノードが管理プラットフォームに成功裏にアクセスした後、アクセス制御モジュールがノードメッセージキューをオンにした後にのみ、エッジノードからクラウド管理、即ち管理プラットフォームに送信され得る。アクセス制御モジュールは、ノードアクセスメッセージ、即ち、報告されたアクセスメッセージで運ばれるノードグループメッセージに基づいて、クラウドアクセスのセキュリティを保証するために、該エッジノードのアクセスを許可するかどうかを決定するとともに、アクセス制御モジュールは、エッジノードから送信されたキープアライブメッセージ内のノード状態に基づいて、ノードメッセージキューをオンにするかどうかを決定し、エッジノードがクラウドにアクセスしない場合、ノードメッセージキューをオンにしなく、クラウド管理、即ち管理プラットフォームは、該エッジノードに関連アプリケーション及び/又は機器によって報告されたデータを処理しなく、それによって、クラウド管理機能がクラウド管理プラットフォームにアクセスしたエッジノードにのみ提供されることを確保する。クラウド管理は、ノード管理、証明書管理及びノードソフトウェア管理により、ノードソフトウェア、即ちAgentソフトウェアの統一ダウンロードプラットフォームと、エッジノード及びノードグループのためのライフ周期管理と、ノードグループに対応する全てのエッジノードの状態管理とをエッジノードに提供することで、ノードグループの登録機能、即ちノード活性化を実現する。同時に、アクセス制御モジュールに基づいて、エッジノード登録メッセージ及びエッジノードのキープアライブメッセージと、ノードによって制御されたユーザ機器に対応するアプリケーションデータとの分流(シャント)を実現することができる。また、
図9において、ノードグループの登録、ソフトウェアのインストール、ソフトウェアのダウンロード、リモートインストール及び証明書/ソフトウェアの生成のステップは、ユーザの操作によって実現され得る。
【0127】
図10は、本出願によって提供される10つのエッジノードがあるノードグループのアクセスプロセスの概略図である。10つのオペレーティングシステムを管理するのが、コミュニティエンタープライズオペレーティングシステム7であり、CPUタイプがx86_64であるエッジノードを例として、第1エッジノードは、開始操作を実行し、ノードグループの登録操作を実行する(1つのノードグループは1回だけ登録する必要がある)。
図9に示されたクラウドの管理プラットフォームにノードグループの登録を行い、対応するAgentソフトウェアをダウンロードし、第1エッジノードを、Agentソフトウェアをインストールように選択し、第1エッジノードのリモート制御モジュールは他の第2エッジノードのアクセス方式を入力し、リモート制御モジュールをスタートして残りの9つの第2エッジノードを遠隔的にインストールし、即ち登録プロセスを完了し、それらは、同時に実行及び処理することができる。ここで、第1エッジノードと第2エッジノードは、Agentソフトウェアのダウンロードを完了した後、アクセス情報をクラウドに送信して、第1エッジノードと第2エッジノードをエッジノードグループのアクセスプロセスを完了ように活性化する。
【0128】
図11は、本出願の実施形態によるエッジノードアクセス管理プラットフォームの概略図である。ノードグループAの最大ノード数が10であり、ノードグループ内の9つのエッジノードのアクセスが成功した場合、即ち、第1エッジノードA1~第2エッジノードA9が既にクラウドにアクセスした場合、ノードアクセス操作を実行する結果は次のとおりである:ユーザが自分のノードにAgentソフトウェアを手動でインストールすると、該第2エッジノードが成功裏にアクセスすることができ、即ち、第2エッジノードA10がクラウドに成功裏にアクセスする。
【0129】
図12は、本出願の実施形態による別のエッジノードアクセス管理プラットフォームの概略図である。ユーザが既存のエッジノードのリモート制御モジュールにより他の2つの第2エッジノードをバッチインストールした場合、1つの第2エッジノードのみが管理プラットフォームに成功裏にアクセスことができ、もう1つの第2エッジノードは、ノードグループの最大管理数を超えるため、成功裏にアクセスすることができず、ユーザは、成功裏に計上できないというアラーム通知を受信することができる。
【0130】
図13は、本出願の実施形態による、エッジノードが除去された後のアプリケーション及び/又は機器のメッセージフローの概略図である。ノードグループA内の最大ノード数が10であり、ノードグループ内に既に1つの第1エッジノード及び9つの第2エッジノードが成功裏にアクセスする場合、このとき、そのうちの1つの第2ノードA10がネットワークから切断され、クラウドでA10が除去され、クラウドがA10を管理しなくなる。次に、別の第2エッジノードA11が管理プラットフォームであるクラウドにアクセスし、このとき、ノード数が上限に達する。上記の条件で第2エッジノードA10のネットワークを復旧する場合、第2エッジノードA10内のアプリケーション又は機器によって報告されたデータは、第2エッジノードA10がクラウドから除去されたため、クラウドによって処理されなくなり、対応するノードメッセージキューがオフになり、対応するアプリケーション又は機器によって報告されたデータは、対応するノードメッセージキューがないため、メッセージプロセッサを通過した後に廃棄される。
【0131】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、情報処理装置14を提供し、本出願の実施形態による情報処理装置の構造的概略図である
図14に示すように、情報処理装置14は、
第1エッジノードの属性情報及び、前記第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、前記属性情報及び前記ノード数に基づいて登録要求情報を生成するように構成される第1生成モジュール1401であって、前記ノードグループは、前記属性情報が同じである前記第1エッジノードと第2エッジノードを含む、第1生成モジュール1401と、
前記登録要求情報を管理プラットフォームに送信するように構成される第1送信モジュール1402と、
前記管理プラットフォームから送信された前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第1受信モジュール1403と、
前記第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように前記第2エッジノードを制御するように構成される制御モジュール1404と、を備える。
【0132】
本出願のいくつかの実施形態では、前記制御モジュール1404は、前記第2エッジノードにアクセスするためのアクセス情報を受信し、前記アクセス情報に基づいてアクセス方式を決定し、前記第1インストールパッケージを解析し、第2インストールパッケージを生成し、前記第2インストールパッケージを前記リモート制御モジュールにより、前記アクセス方式で前記第2エッジノードに送信し、前記第2エッジノードを、前記第2インストールパッケージに基づいて前記第1アプリケーションをインストールするように制御するように構成される。
【0133】
本出願のいくつかの実施形態では、前記第1送信モジュール1402は、識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第1アクセス情報を前記管理プラットフォームに送信するように構成され、ここで、前記第1アクセス情報は、前記第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される。
【0134】
本出願の実施形態は、情報処理装置15を提供し、本出願の実施形態による情報処理装置の構造的概略図である
図15に示すように、情報処理装置15は、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、前記登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するように構成される第2生成モジュール1501と、
前記認証証明書及び前記第1インストールパッケージを前記第1エッジノードに送信するように構成される第2送信モジュール1502と、
前記第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するように構成される第2受信モジュール1503であって、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードは同じノードグループに属し、前記第1エッジノードと前記第2エッジノードの属性情報は同じである、第2受信モジュール1503と、
前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するように構成される更新モジュール1504と、を備える。
【0135】
本出願のいくつかの実施形態では、前記第2受信モジュール1503は、識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第1エッジノードから送信された前記第1アクセス情報を受信し、前記識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第2エッジノード上の第1アプリケーションを介して前記第2エッジノードから送信された前記第2アクセス情報を受信ように構成され、ここで、前記第1エッジノード上の前記第1アプリケーションは第1機能及び第2機能を有し、前記第2エッジノード上の前記第1アプリケーションは前記第2機能を有する。
【0136】
本出願のいくつかの実施形態では、情報処理装置15は、前記第1アクセス情報及び前記第2アクセス情報から、ノードグループ情報を取得し、前記ノードグループ情報に基づいて、前記ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するように構成される決定モジュールをさらに含む。
【0137】
本出願のいくつかの実施形態では、情報処理装置15は、ノードメッセージキューをオンにし、前記ノードメッセージキューに基づいて、第1予め設定された周期に従って、前記第1エッジノードから送信された第1キープアライブメッセージ及び前記第2エッジノードから送信された第2キープアライブメッセージを受信するように構成されるオープニングモジュールをさらに含む。
【0138】
本出願の実施形態は、情報処理装置16をさらに提供し、本出願の実施形態による情報処理装置の構造的概略図である
図16に示すように、情報処理装置16は、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するように構成される第3送信モジュール1601と、
前記アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、前記第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように構成される第3受信モジュール1602と、を含む。
【0139】
第3送信モジュール1601は、識別トランスポートプロトコルに基づいて、前記第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するように構成され、ここで、前記第2アクセス情報は、前記第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために前記管理プラットフォームによって使用される。
【0140】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、第1エッジノード170を提供し、該第1エッジノードは、
図1及び
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法に適用され得る。
図14に示すように、該第1エッジノード170は、第1プロセッサ1701、第1メモリ1702及び第1通信バス1703を含み得る。
【0141】
第1通信バス1703は、第1プロセッサ1701と第1メモリ1702との間の通信接続を実現するために使用される。
【0142】
第1プロセッサ1701は、第1メモリ1702に記憶された情報処理プログラムを実行することにより、
第1エッジノードの属性情報及び、第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成するステップであって、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノードと第2エッジノードを含む、ステップと、
登録要求情報を管理プラットフォームに送信するステップと、
管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御するステップと、を実現する。
【0143】
本出願のいくつかの実施形態では、第1プロセッサ1701は、第1メモリ1702に記憶されたプログラムにおける、第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御するステップを実行して、第2エッジノードにアクセスするためのアクセス情報を受信し、アクセス情報に基づいてアクセス方式を決定するステップと、第1インストールパッケージを解析し、第2インストールパッケージを生成するステップと、第2インストールパッケージをリモート制御モジュールにより、アクセス方式で第2エッジノードに送信し、第2エッジノードを、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするように制御するステップと、を実現することができる。ここで、第2インストールパッケージは、第1インストールパッケージを解析することによって生成される。
【0144】
本出願のいくつかの実施形態では、第1プロセッサ1701は、第1メモリ1702に記憶された、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップを実行した後、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第1アクセス情報を管理プラットフォームに送信するステップを実現することができる。ここで、第1アクセス情報は、第1エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用される。
【0145】
本実施形態における第1プロセッサによって実行されるステップの具体的な実現プロセスについては、
図1又は
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法における実現プロセスを参照することができる。
【0146】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、管理プラットフォーム180を提供し、該管理プラットフォームは、
図2及び
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法に適用され得る。
図18に示すように、該管理プラットフォーム180は、第2プロセッサ1801、第2メモリ1802、及び第2通信バス1803を含むことができる。
【0147】
第2通信バス1803は、第2プロセッサ1801と第2メモリ1802との間の通信接続を実現するために使用される。
【0148】
第2プロセッサ1801は、第2メモリ1802に記憶された情報処理プログラムを実行することにより、
第1エッジノードから送信された登録要求情報を受信し、登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを生成するステップと、
認証証明書及び第1インストールパッケージを第1エッジノードに送信するステップと、
第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップであって、第1エッジノードと第2エッジノードは同じノードグループに属し、第1エッジノードと第2エッジノードの属性情報は同じであるステップと、
第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定した場合、ノードの状態情報を更新するステップと、を実現する。
【0149】
本出願のいくつかの実施形態では、第2プロセッサ1801は、第2メモリ1802に記憶された情報処理プログラムにおける、第1エッジノードから送信された第1アクセス情報及び第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップを実行して、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1エッジノード上の第1アプリケーションを介して第1エッジノードから送信された第1アクセス情報を受信するステップと、識別トランスポートプロトコルに基づいて、第2エッジノード上の第1アプリケーションを介して第2エッジノードから送信された第2アクセス情報を受信するステップと、を実現することができる。ここで、第1エッジノード上の第1アプリケーションは第1機能及び第2機能を有し、第2エッジノード上の第1アプリケーションは第2機能を有する。
【0150】
本出願のいくつかの実施形態では、第2プロセッサ1801は、第2メモリ1802に記憶された情報処理プログラムにおける、第1アクセス情報及び第2アクセス情報に基づいて、ノードグループのアクセスが正常であると決定するステップを実行して、第1アクセス情報及び第2アクセス情報から、ノードグループ情報を取得するステップと、ノードグループ情報に基づいて、ノードグループ内のエッジノードのアクセスが正常であると決定するステップと、を実現することができる。
【0151】
本出願のいくつかの実施形態では、第2プロセッサ1801は、第2メモリ1802に記憶された情報処理プログラムにおける、ノードの状態情報を更新するステップを実行した後、ノードメッセージキューをオンにするステップと、ノードメッセージキューに基づいて、第1予め設定された周期に従って、第1エッジノードから送信された第1キープアライブメッセージ及び第2エッジノードから送信された第2キープアライブメッセージを受信するステップと、を実現することができる。
【0152】
本実施形態における第2プロセッサによって実行されるステップの具体的な実現プロセスについては、
図2又は
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法における実現プロセスを参照することができる。
【0153】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、第2エッジノード190を提供し、該第2エッジノードは、
図3及び
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法に適用され得る。
図19に示すように、該第2エッジノード190は、第3プロセッサ1901、第3メモリ1902及び第3通信バス1903を含み得る。
【0154】
第3通信バス1903は、第3プロセッサ1901と第3メモリ1902との間の通信接続を実現するために使用される。
【0155】
第3プロセッサ1901は、第3メモリ1902に記憶された情報処理プログラムを実行することにより、
アクセス情報を第1エッジノードに送信するステップと、
アクセス情報に基づいて、第1エッジノードから送信された第2インストールパッケージを受信し、第2インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、
識別トランスポートプロトコルに基づいて、第1アプリケーションにより第2アクセス情報を管理プラットフォームに送信するステップであって、第2アクセス情報は、第2エッジノードのアクセスが正常であるかどうかを検証するために管理プラットフォームによって使用されるステップと、を実現する。
【0156】
本実施形態における第3プロセッサによって実行されるステップの具体的な実現プロセスについては、
図3又は
図4に対応する実施形態によって提供される情報処理方法における実現プロセスを参照することができる。
【0157】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は情報処理システムを提供し、該情報処理システムは、前述の実施形態によって提供される第1エッジノード、管理プラットフォーム、及び第2エッジノードを含む。
【0158】
本開示の実施形態は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上述方法の実施形態に記載の情報処理方法を実行する。ここで、該記憶媒体は、揮発性又は不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
【0159】
本出願の実施形態は、コンピュータプログラムをさらに提供し、該コンピュータプログラムはコンピュータ可読コードを含み、コンピュータ可読コードが第1エッジノード又は管理プラットフォーム又は第2エッジノードで実行される場合、第1エッジノードのプロセッサに第1エッジノードに適用される情報処理方法を実行させ、又は、管理プラットフォームのプロセッサに管理プラットフォームに適用される情報処理方法を実行させ、又は、第2エッジノードのプロセッサに第2エッジノードに適用される情報処理方法を実行させる。
【0160】
当業者は、本出願の実施形態が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解すべきである。したがって、本出願は、ハードウェアの実施形態、ソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態の形態を採用することができる。さらに、本出願は、コンピュータで使用可能なプログラムコードが含まれる1つ又は複数のコンピュータで使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置及び光記憶装置などを含むが、これらに限定されない)上で実施されたコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
【0161】
本出願は、本出願の実施形態の方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート及び/又はブロック図における各プロセス及び/又はブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実現され得ることを理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供され、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令がフローチャートの1つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するための装置を生じるようにデバイスが製造される。
【0162】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置を特定の方式で動作させることができるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、これにより、該コンピュータ可読メモリに記憶された命令が命令装置を含む製品を生成し、該命令装置は、フローチャートの1つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現する。
【0163】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードすることもでき、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブル装置で一連の操作ステップを実行し、コンピュータで実現される処理が生成され、それによってコンピュータ又は他のプログラマブル装置で実行される命令により、フローチャートの1つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0164】
以上の説明は、本出願の好ましい実施形態だけであり、本出願の保護範囲を限定するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0165】
本出願の実施形態は、情報処理方法及び情報処理装置、機器、媒体、並びにプログラムを開示する。情報処理方法は、第1エッジノードに適用され、前記第1エッジノードの属性情報及び、第1エッジノードが存在するノードグループのノード数を取得し、属性情報及びノード数に基づいて登録要求情報を生成するステップであって、ノードグループは、属性情報が同じである第1エッジノードと第2エッジノードを含むステップと、登録要求情報を管理プラットフォームに送信するステップと、管理プラットフォームから送信された登録要求情報に対応する認証証明書及び第1インストールパッケージを受信し、認証証明書及び第1インストールパッケージに基づいて第1アプリケーションをインストールするステップと、第1アプリケーション内のリモート制御モジュールにより、第1アプリケーションをインストールするように第2エッジノードを制御するステップと、を含む。